外伝/第三話 : アップル・ポップル・ハニーV
〜滋藤の逆襲〜



〜目次〜

前夜祭・初日
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
選考日
本番と打ち上げ
卒業式
雌雄決する時



〜前夜祭・初日〜


GM:…『アップル・ポップル・ハニーV』でいいよな?

犬神:あぁ、いいよ。

GM:はい、じゃあ始めます。

彩音:じゃあ、って。(笑)

GM:副題は…何やっけ?

犬神:Uの最後で『〜滋藤の逆襲〜』やなって言ってたな。

GM:あぁ、そやったっけ。

彩音:……え、副題?…何ぃ?逆襲〜?

GM:すでに神羅は負けること確定ですね。(笑)

犬神:ま、ここで頑張って剣道部取り返さんと、第V部の〔護校衆〕の中の剣道部に繋がらんしな。

GM:ん〜、いや、もうこの世界は完璧に第V部と繋がらんようになったからな。

犬神:あ、そうなんや。ま、どっちにせよ、頑張って剣道部取り返さんと……スポチャンなんていう超マイナー部活に乗っ取られたままで終われるか。(笑)

彩音:え、別に乗っ取ってないやろ?

犬神:あれ?乗っ取ったようなもんじゃなかった?

GM:うん、乗っ取ったようなもんやな。少なくとも、練習場所とかは全部奪ったからな。

犬神:この盗賊共め…。

彩音:ま、いいやん。(笑)

GM:はい、そんなわけで、年も明けました。

犬神:はい。

彩音:え、年明けたん?

GM:うん、明けたよ。

彩音:アカンやん。

GM:え、何で?

彩音:……クリスマスイブはどないなったんや…。

犬神:え、そっから?!(笑)

GM:そこはそれぞれの脳内妄想でお願いします。(笑)ま、色々あったんやろ?

犬神:色々あったおかげで、ラブ・ラブ・フィンガーが撃てるようになった。(笑)

GM:すげー。(笑)

犬神:「人の恋路を邪魔する奴は!平良暮須先輩に斬られて死んじまえー!」

GM:それは死ぬわ。(笑)ま、そういうわけで年も明けまして…1月も終わり、2月になりました。

彩音:初詣イベントすらスルーですか…。

GM:初詣イベント、何するん?

犬神:年に一回の振袖姿を見てドキドキするシーンやな。(笑)

彩音:…デモパラでは絶対やったろ…。(誓い)

GM:話進まんやん、どんな細かいねん。(笑)じゃあいいよ、初詣はどこ行く?

彩音:五条神社。

GM:どこ?

彩音:近所の神社。(笑)

犬神:じゃ、俺等は伊勢神宮くらいまで行こうかな。御伊勢参りや。

彩音:五条参りやー。

GM:じゃあ行ってらっしゃい。あ、折角やからおみくじ引こうか。「運」判定してみてや。

彩音:(コロコロ)ピッタリ成功や。

犬神:(コロコロ)7成功、かな。

GM:じゃあ彩音が小吉、犬神が中吉やな。彩音は1000円札落とした。

彩音:落としたらアカンやん…。

犬神:じゃあ俺がそれを拾った。

GM:どんだけ飛ばされたんや。(笑)で、もう2月でいいよな?

犬神&彩音:うん。

GM:はい、じゃあもう2月になりました。もうあと2週間くらいで卒業式です。

彩音:やぁっと卒業できるかー。

GM&犬神:長かったぁー。(笑)

GM:2月の14日がこの学校の卒業式な。

犬神:バレンタインやん。

GM:うん。で、卒業式間近なんですが……『3年生を送る会』というものがありまして。

彩音:それ、マリ●てちゃうん?

GM:マリ●てなんですけどね。(笑)

犬神:そうなんや。(笑)

GM:とりあえず、『3年生を送る会』があんねんやん。どうするよ、アンタら?

犬神:そう言われても…。

彩音:踊らせるしかない。

犬神:じゃあ剣道部と飲み会でもしよか。

GM:あ〜実はまだ2週間くらいあんねんけど、今はまだ企画の段階やねん。会は12日にしよう。で、『3年生を送る会』とはいいますが、別に3年生が何かしたらアカンわけじゃない。むしろ3年生もやるし、在校生もやるし、っていうことやねん。何かするん?

犬神&彩音:……………………。

GM:何もないんやったら…じゃあ理事長室に来てもらおか。

犬神&彩音:はい。

犬神:「てぃーっす!てぃーっす!」(笑)

GM:じゃあすっかりホクホク顔の理事長がおんで。

犬神:こいつ、絶対私腹肥やしやがったー!(笑)

GM:敵おらんようになったからな、寝首かかれることもなくなった。(笑)

犬神:その油断がいかんのですよ!!(笑)

彩音:第2、第3の敵が…。(笑)

GM:まぁ、もう校長は退職したからな。

犬神:でもまた次の校長が来るやろー。

GM:まぁそうやけどな。とりあえず、今期で校長は終わりやから。

永倉(GM):「いやぁ、良かった良かった」

犬神:「あのダッチワイフは使ってますか?」

永倉(GM):「何の話?!」(笑)

犬神:「元々、滝夜叉姫という名前のダッチワイフです。理事長の部屋に置いて帰ったんですが」(笑)

GM:さ、最悪やー。(笑)ていうか、それなら静姉に返したれよ、元々静姉の物やねんから。

犬神:静姉の物やっけ?

GM:正確には静姉の物の物、やな。

犬神:「じゃあ静姉にこのダッチワイフ返しとくわー」

GM:受け取った静姉は…とりあえず、御祓いしとくわ。

犬神:御祓い…消毒もやろ、使用済みやし。

GM:し、使用済み…。(汗)

彩音:ニヤッ…チクったろ、メモしとこー。(メモメモ)

GM:『ダッチワイフ使った疑惑』。(笑)

彩音:これで先に弱味握っといたろ。(笑)

犬神:うわぁぁ〜!(笑)

GM:ま、正直今回は裏切り推奨ですよ、ここまできて仲良くしても仕方ないやろ。

彩音:そうやな。

犬神:むしろ、ここまできて、裏切り…。(汗)

GM:恨み骨髄まで達してるやろ、お互い。(笑)

永倉(GM):「ま、来てもらったのは他でもない。今度の『3年生を送る会』のことなんだが、実はこの『3年生を送る会』は一大イベントがあってな、毎年毎年劇をやるわけですよ」

犬神:「演劇?」

永倉(GM):「うむ、演劇だ。ただ、今回は色々とドタバタがあったから、まだ準備がロクにできていない状況だ。そこで“何でも係”である君達に、『劇を成功させてくれ』という依頼が舞い込んだのだよ」

彩音:それは、3年全員でやるわけ?

GM:いや、もう好きなようにやってくれたらいいねん。

犬神:で、それが演劇、と。

GM:うん、毎年文科系のクラブが結集して主導でやんねんけど、その総指揮をやってほしい、と。そういう依頼が舞い込んだわけですよ。

永倉(GM):「最後の花道を飾ってくれるかな?」

犬神:「いいともー!」

彩音:「……まぁ、了解、かな?」

GM:何でそんな嫌そうやねん。(笑)

彩音:いやぁ、どうせ出て行くのに、そんなんやっても、っていうのが…。

犬神:後輩に何か残していくって考えたらいいねん。

GM:そうそう、その熱い想いをな。要はお祭り騒ぎやからな。

犬神:送って、送られて、やな。

GM:うん、抜きつ抜かれつや。

犬神:…え?(笑)

GM:(笑)じゃあ詳しい話は生徒会の方で聞いてもらおか。

犬神:生徒会…一条さんや。

彩音:じゃあ生徒会室に行こか。ガラガラガラ…。

犬神:「失礼しまーす」

GM:何がガラガラって、生徒会室がガラガラやねんけどな。(笑)

犬神:村田君、入院中?

GM:いや、さすがに村田はもう復帰したで。

犬神:そか…まぁ会計の桜ヶ丘がおらんからな。(笑)

GM:そうそう。(笑)ま、とりあえず一条が迎えてくれるわ。

一条(GM):「あ、先輩達!来てくれたんですか!」

犬神:「あぁ、話は聞いたよ」

??(GM):「じゃあ他でもない、手伝ってくれ」

彩音:急に偉そうになったな〜。(笑)

GM:って言うたのは他でもない…。

犬神:園寺か!(笑)

GM:そうそう、園寺がしゃしゃり出てくるわ。

彩音:「あ、オンジー」

園寺(GM):「まぁ君達とも色々あったが…これも最後の腐れ縁だ」

犬神:「ちっ、仕方ねぇなぁ」

GM:何でそんなキライやねん。(笑)

犬神:いや?俺、結構園寺のこと好きやで?

彩音:何か園寺でコウダのイメージあんねんなぁ。

GM:いや、違うで。もっと怜悧な感じの青年やで。

犬神:デモパラの牧野みたいなイメージがある。

GM:あぁ、俺の中のイメージとしてはFateの生徒会長やねんけど。

彩音:一成か、渇。

犬神:(胸の前で手を立て)「渇」

GM:そんなん言うんや。(笑)

犬神:…あかんやん、じゃあ男と喋ってたら急に顔が赤くなるタイプやん。(笑)

GM:え、どういうこと?(笑)

犬神:あの作品内で一番ゲイ疑惑の高い男やねん。(笑)

GM:うわぁ〜…でもどっちかというと、バイ(両刀)かな?

犬神:あらぁ〜…まぁ、寺の息子やしな。男ばっかやし…。

GM:…え、ちょ、それはえらい偏見やな。(笑)

彩音:…じゃあ惣二郎(のプレイヤー)もゲイやな…。

犬神:ミチルも…?

GM:いや、ミチルは巫女見てるからセーフや。

犬神:あ、そっか。神社やな、あっちは。(笑)

GM:まぁそういうわけで…やってくれんねんな。一応今のところ企画書が何通か来てんねんやん。で、その企画書を神羅が見て、

神羅(GM):「私がやる」って。

彩音:「…え?何で?何でそんなやる気に…?」

神羅(GM):「私以上に主役になれる人材はいないから。ねぇ、彩音?」

彩音:「そうですわね」

犬神:…っ…っ…っ…っ…っ…!!(舌打ち連打)

彩音:めっちゃ舌打ちしてるし。(笑)

犬神:「しゃしゃり出てんじゃねぇよ!」

GM:うわぁ。(笑)でもやる劇は凄い…。

彩音:どんなんやんの?

GM:「オスカルー!」「アンドレー!」みたいな感じのやつ。まぁそういうわけで、神羅は自分が主役のやつをやりたい、と。

彩音:じゃ、それでいいやん。(あっさり)

犬神:いやいやいやいや…。

GM:でも他にもいくつか企画書があって…。

彩音:捨てたったらいいやん。

犬神:他のに目を通す!

GM:じゃあ見てみたら、他には滋藤を主人公にして冒険活劇をしようってのもある。

犬神:あ、じゃあそれやな。

彩音:…誰や〜?こんな企画書持ってきたんは〜…。

GM:(笑)で、今のとこ2人共結構人気あるから、どっちにしようかって揉めてんねん。

犬神:千鶴のを推すさ。「あ、俺こっちがいいなぁ〜」

彩音:「いやいやいや、神羅様の方が…」

GM:まぁ言ってしまえば、和物になるか、洋物になるかやな。別に逆やってもいいけどな。要はどっちを主人公にするかで揉めてるわけや。

一条(GM):「これは、どうしたらいいのかしら…」

犬神:「これは〜ひ…」

彩音:「神羅様の方でしょう」

犬神:「ちょっ、俺は一応『票を取ればいいんじゃない?』という民主的な意見を出そうとしたのに?!」(笑)

GM:ほんまや。(笑)でや!園寺としましては〜…『面白ければそれでいい!どっちが主役やろうと別に関係ない!面白くしてくれた方を主役にしよう』ってことやねん。

犬神:…いっそ、両方やればいいんじゃない?

GM:それも一つの方法ではある。ま、でも現段階ではどっちか一つってことになってるからな。時間とか場所の都合もあるやろうし…。

犬神:前日に急に団員が怪我して出れないとかもあるやろうし…。

彩音:…何、それ?(汗)

犬神:さぁ?(惚け)

園寺(GM):「ま、御2人に任せるから…いい企画書を出してくれるのを、待っているよ」(メガネをクイッと)

犬神:め、メガネが光った…!(笑)「ま、期待しておけ」

彩音:「じゃ、頑張ろか」

GM:OK。じゃあ神羅が彩音を引っ張るで。

神羅(GM):「こっち、こっち、こっち…!」

彩音:「何ですか、お姉様?」

神羅(GM):「分かってるでしょうね?!」

彩音:「わかってますよ〜」(笑)

神羅(GM):「滋藤にだけは、負けられないのよ…!!」

彩音:「もちろんですわ…!」

GM:っていう感じで。んで、アンタはアンタで千鶴の所行く?

犬神:行くよ、剣道部。

GM:ん、じゃあ剣道部です。あ、千鶴自身は知らんから。

犬神:あぁ、そうなんや。「おぃ、千鶴ー」

滋藤(GM):「ん〜?」

犬神:「何かお前が主役の演劇の企画が来てるんだけど」

滋藤(GM):「な!?ななななな…なんだってぇぇー?!」(笑)

犬神:おぉ、驚いとる。(笑)

GM:うん、凄い驚いてるわ。(笑)

犬神:「まぁ何より……神羅にだけは、負けられねぇよな?」

滋藤(GM):「(ピキーン!)」

犬神:とりあえずキーワード出しておくか。(笑)

GM:ちなみに今、剣道部は体育館裏でジメジメした所で竹刀振ってるわ。道場追い出されて場所がないからな。

犬神:「野郎共!考えてみろ!俺達がこんな所で練習するハメになったのは、一体誰のせいだ?!」

GM:剣道部員達の神羅に対する闘志がメラメラと燃え上がったわ。(爆笑)

剣道部員(GM):「ガンホー!ガンホー!ガンホー!」

犬神:「もっと声を上げろ!気合い入れろー!」(笑)

GM:『打倒、神羅』部隊が結集されたわ。(笑)

犬神:「というわけで!今回の演劇、必ず成功させるぞ!!」

GM:さぁ〜、最後に笑うのは一体どっちなんや〜?(笑)

犬神&彩音:(含み笑い)



〜1日目〜


GM:さぁさぁ。でや、こっから具体的に何をしてもらいたいかっていうと、企画書を作ってもらいたいねん。で、もちろん君達だけでは作れませんので、@色んな人材に声をかける、A予算を集める、B練習をするをしてください。

彩音:予算〜??

GM:当たり前やん、劇をやるのにお金が必要やん。

彩音:…お姉様ならいくらでも出せるやろうに…。

GM:そら神羅使ったらいくらでも出るけど、それやったら面白くないやん。(苦笑)自力で集めてください。あと、練習もちゃんとしてください。まったく練習せんかったら本番で面白くないからな。とりあえず、してほしいのはこの3つくらい。

犬神:なるほどね〜…。

GM:まず企画書を作って、その企画書通りに人とお金を集めて、最後に練習やな。この3つのフェイズで進めていきます。んで、最終的に2つの劇を見比べて面白い方を採用ということで。全校生徒による投票…は多いから、有識者による投票やな。

彩音:何やそれ、有識者て。(笑)

犬神:よしよし、OKOK。

GM:はい。で、リミットがあります。7日間な。

犬神:じゃあ今は…2月の頭くらいかな?

GM:うん、そうやな。じゃ、はい、始めてください。

犬神&彩音:え、何を?(笑)

GM:え〜っとな……あ、こっからの行動は全て紙に書いてほしいねん。書いて、お互い何をするか分からんようにしてほしねん。俺にだけこそっと教えて。

犬神:…またリプレイにするの難しそうやなぁ〜。(汗)

GM:まぁ毎ターンの頭に発表するから。

彩音:とはいえ…何からすればいいんかなぁ…。

GM:そうやなぁ、簡単に企画書作れとは言ったけど、内容をどんなんにするかも考えてもらわなアカンし、それに対してかかってくるお金も変わってくるし…。

犬神:え、演劇のシナリオとかも考えなアカンの?

GM:ん〜、考えてくれてもいいし、別に全部一人でやらんでもいいし。これはヒントな。

犬神:なるほどね〜…。

GM:あ、書き方は『1日目:午前』『1日目:午後』っていう感じで書いてってな。午前で一個、大きな行動が取れるっていう感じで。お金集めとか、企画を考える、とか。だから計14ターンと思っといて。

犬神:はいはい。



〜PC2人、カリカリと計画中〜


GM:………む、無言が…。(笑)ちゃんと何回練習するとか計画的にな、練習回数とかも大事やし。でも練習するためには、内容ができてないとアカンからな?その辺も考えてな。

犬神:…お金って…セットとかいくらくらいするんやろ…。

GM:別にそこまで常識に囚われることもないで。そのまま着の身着のままでやることもできるし、めっちゃお金かけて超豪華セットを作るのもいいし。ただ、どっちか面白いかは人それぞれ…段ボールで張りぼて作っても仕方ないからなぁ…。

犬神:ま、それは確かに。

GM:資金集めは色んな所から集めてくれていいからな?思いつくかぎり。ただ、神羅が100万払うとかはナシな、何か思い切りいい理由とかがあれば別やけど。

彩音:は〜い。

犬神:何か思い切りいい理由…か…。

彩音:とは言われても…金とか、周りから掻き集めるくらいしか思いつかん…。こう、町とかで、「おらぁ、出せよ…おらぁ…ジャンプしてみぃ?」

GM:100円、200円しか集まらへんやん!(笑)あ、悪魔を襲うとかもやめてな?マグネタイトを換金して、とか。(笑)

犬神:悪魔をカツアゲ…。(笑)

GM:あくまで常識内でお願いします。(笑)ていうか、悪魔をカツアゲて…。

犬神:「おらぁ、とっととマグネタイト出せよ〜」(笑)

GM:マグネタイト出したら存在消えてまうやん、むしろ宝石出させた方が早いわ。(笑)あ、もう使わへんから装備品売るとかもナシな。

犬神:そこまで身包み売り払うかいな!(笑)

GM:…さて、そろそろ1日目の行動くらいはできたかな?

彩音:今まで出会った人たちを思いつくかぎり思い出してんねんけど…。

GM:うん、それも大切やな。そういうの好きやで。

彩音:しかし、まったく思い出されへん!

GM:絆の力や!今こそコミュニティを使うんや!6年間の総決算を見せてくれ!

彩音:リアルは6年、内容は1年。(笑)

GM:そやな。(笑)6年…普段、いかにリプレイを読み直してるかが鍵やな。

彩音:え、ちょ、それ、明らかにこの人得じゃないですか?!(笑)

犬神:一字一句全て俺の手で書かれてますからね?!(笑)

GM:まぁそのくらいのアドバンテージは仕方ないやろ〜。(笑)

犬神:こっちはその分、体と時間を払ってるんや。(笑)

GM:ほんまや。(笑)

彩音:…こうなったら、カキタイ先生を使うしか…。(笑)

GM:あぁ、全部英語の劇にするのもアリやな。

犬神:和風でいきたいから…書道の藤原先生、辞めてもてるやん…!追い詰めやんかったら良かった…。

GM:そういや、校長派の先生って今、何してるんやろなぁ…。

犬神:ナリを潜めてるんちゃう?

GM:あぁ、そうやなぁ…。あ、とりあえず二人共、主目的はそれぞれのヒロインを主役に持っていくかやからな?

犬神&彩音:はいはい。

GM:あと、分かってると思うけど……取り合い、やからな?裏切りと密告を奨励すんで。

犬神:うわぁ〜…。(汗)

GM:あ、んで色んな部活あるから、いざとなったら適当に作ってくれていいからな?


〜Thinking Time〜


犬神:…OK,こんな感じかな?

彩音:ん〜…まったく思いつかん…。(汗)

GM:とりあえず1日目だけでも考えてな。さぁ、どんな策がそれぞれ出てくるのか…。

犬神:上演直前にそっちの幹部一人〔誘惑〕して指揮系統壊す、とかな。(ニヤリ)

GM:な、何という…!(汗)

彩音:セコイ…こっちそういう技無いのに…力で落とすしかない…。(笑)

GM:何という…いつも通りのプレイ。(笑)

彩音:いや!こっちにはこっちにしかない技があるはずや…!

犬神:……結局力技ちゃう?(笑)俺の武器は素早さと魅力やな〜。

GM:素早さ…フットワークの軽さも必要やな…。まだ彩音かかりそうやな…、じゃあ小話でも一つ。


+++++++++++++++++++++

<GMのちょっと小話1>

ある所に、大男がおってん。
大男が酒場に来て、酒を飲み始めてん。
で、その大男は酒を飲み続けて、仕舞いには酒を飲みつくしてん。
そしてとうとう、「酒を持ってこーい!」と暴れだしてん。
んで、警察にしょっぴかれた男が警察に、
「お前、何でこんなことしたんやー?」
って聞かれて、何て答えたか。
「実は警察さん、俺は白熊なんです。今は毛皮を着ていませんが、本当は白熊なんです」
で、警察が「まぁ、白熊か何だか知らないが、お前を逮捕する!」
すると白熊の男は何と言ったかというと……

「それでも私は、シロなんです」



+++++++++++++++++++++

全員:………………………。

GM:…あれ?俺、この小話ちょっと好きやねんけど。(笑)

犬神:白熊…じゃあツキノワグマやったら、何もしてなくてもクロやな。(笑)


〜Thinking Time〜


GM:そろそろいいかな?

彩音:ん〜…まぁ、こう、かな?(紙を見せる)

GM:どれどれ……あぁ、こういくか…なるほど、へぇ〜…面白いな、これ。

彩音:じゃあ、とりあえずこれで。

GM:…あ、あぁ、これが月曜の午前か…あぁ〜!なるほどなるほど、確かにこれは彩音ならでは、やな。でもいいん?これやって?

彩音:ええよ。

GM:…大人になったなぁ〜…これは劇員を集めるってこと?

彩音:も、あるし、お金も集まるかなぁ、と。必要な時は頭を下げるよ。

GM:うわぁ〜…すげぇ〜…プライド捨てた。

犬神:俺はとりあえずこれで。

GM:…ん〜、なるほどね。OK,じゃあ一日目の行動を発表しますね。

犬神&彩音:はい。


1日目 : 午前

犬神
彩音
<人>武道系部活に声をかける
<人(金)>“神羅親衛隊”の募集


GM:OK,じゃあこれでいきましょか。まずは1日目の午前の行動な。どっちからか、イニシアティブやろか。

犬神:(いっコロ)3。

彩音:(いっコロ)4。


<1日目午前:彩音>

GM:じゃあ彩音からやな。あ、これは神羅はやらんからな?神羅は椅子にふんぞり返って座ってるわ。彩音はどうするん?ビラ配り?

彩音:ビラ配り…いや、皆の前で演説しよか。

GM:おぉ、じゃあ演説して。

彩音:「…今、私達は、卒業します…。そして、この神羅様が、まさにあの劇の主演をやろうとしているのです…!それに貴方達は……協力したくないですか?!!」

犬神:おぉ、熱演や…。(汗)

GM:ん、じゃあ「会話」+20%判定してみて。(あっさり)

彩音:頑張って言ったのにぃ〜!(涙)(コロコロ)あかん、無理〜!ここは<命運>使って(コロコロ)成功した!

GM:成功度は?

彩音:えっと…28、かな?

GM:じゃあ28人の女の子が「きゃー!!」って言ってるわ。選ばれし乙女達や。中等部も高等部も合わせてな。「是非、協力させてもらいます!!」っていう女の子軍団が来たわ。他にすることは?

彩音:ん〜、ソイツらから広げることは無理?

GM:今現在で集まったのが、これやからな。この段階ではこの28人やわ。

彩音:そっか、じゃあここはこれまでやな。

GM:はいはい。


<1日目午前:犬神>

GM:ん、じゃあ犬神。

犬神:まぁ剣道部はいいとして、元いってた弓道部にでも。

GM:弓道部は仇敵じゃない?

犬神:え、別にやめてないで?掛け持ちやったし、あんまり行ってなかったけど。

GM:ん〜、じゃあいいか。では弓道部の主将こと…名前は何にしよか…。

犬神:じゃあ適当に…雨宮とでも。

GM:はいはい、雨宮さんな。

雨宮(GM):「あら、犬神君じゃない」

犬神:あ、女性やったんや。(笑)「あ、お久しぶりです部長」同じ歳やけど、敢えて敬語で。

雨宮(GM):「何?どうしたの?」

犬神:「すみませんが、部員を皆、集めて頂けませんか?」

雨宮(GM):「はいはい〜」

GM:じゃあ朝練中やったから、皆集まったわ。

犬神:「え〜…12日、卒業パーティがあるわけですが、今そこの企画として、2つ上がっております。そのうちの一つが、我々武道系のマドンナ的存在である、滋藤が主役としたものです。是非ともその協力をして頂きたい…!」

GM:OK,じゃあアンタも+10%で「会話」判定してみな。

犬神:俺は+10%なんや…(コロコロ)あ、01でクリティカル。(笑)

彩音:な、何という〜?!!(汗)

犬神:+10やから、41成功やな。(笑)

GM:じゃあ実はこの雨宮が凄い滋藤と仲が良くて、

雨宮(GM):「そういうことなら、是非協力させてもらう!!弓道部の総力をあげて!」

犬神:「よろしくお願いします…!」

雨宮(GM):「剣道部、色々と大変みたいじゃない…道場追い出されて、あんなカビの生えた所で練習させられて…」

犬神:「そうなんですよ〜、それでこの機会に取り返したいんですよ〜、後輩達のためにも」

GM:ということで、弓道部は総力あげての協力となったわ。

犬神:ありがたい!


<1日目午前:終了>

GM:じゃあ午後いこか、次は内容かぶってるから、イニシアティブ高いほうが有利やで。

犬神:(いっコロ)また3か。

彩音:(いっコロ)5。

犬神:イニシアティブが取れない…。(汗)

GM:OK,じゃあ彩音からやな。あ、ちなみに行動は…。


1日目 : 午後

犬神
彩音
<金>●●から予算徴収
<金>予算の徴収



<1日目午後:彩音>

GM:犬神の誰か(●●)はナイショにしとくわ。

犬神:サンキュ。ま、彩音からや。

GM:ん、誰から徴収するん?

彩音:そら集めた28人の親衛隊から。

GM:えぇ〜?!そっから?!(汗)

彩音:そっから…まぁそこが一番徴収しやすいと思ったから。

GM:徴収しやすいとは思うけど、額は微々たるもんやと思うで?所詮学生やし。一人1000円としても、2万8000円…。

犬神:ほんまに微々たるもんやな。(笑)

彩音:え、そんなもん?

GM:どんだけ高校生から取るつもりやねん!(笑)

彩音:え〜一人1000円ってことはないやろ〜。

GM:いや、高校生から一人1万円は無理やで〜。(笑)

彩音:1万出せとは言わん、でもせめて5000円くらいは出せるやろ〜。

GM:それは酷いわ、さすがに〜。

犬神:まだそこまで心酔してへんねんやろ。

彩音:愛があれば…!

GM:小道具の手伝いとかなら分かるけど、金出せとなると…それは宗教ですよ?!(笑)

彩音:そう言われると…難しいなぁ〜…。

GM:せっかく先攻取ってんから、有利な所から取っていきぃや。

彩音:有利なところ…とか言われても、レジとかしか思いつかへんねんけど〜?!(汗)

GM&犬神:そこでレジ?!(笑)

犬神:え、それはレジ打ちのバイトですよね?(笑)

GM:それともまさか、強盗?(笑)

彩音:……もう、悪事しか思いつきません。

GM:もう、体売った方が早いんちゃう?

彩音:…それでもいいかなぁ…。

犬神:全てを捨ててる。(笑)そういや俺、大学受験どうなってんやろ…。

GM:まだ結果は出てへんおんちゃう?

彩音:…つまり、金持ってそうな所に行けってことかぁ〜?

GM:そういうこっちゃ。

彩音:となると、あの人しかおらん……品川さんくらいしか思いつかん…。

犬神:………………。

GM:おっと〜?詩子の所に行く?

彩音:うん、そうやなぁ。確か詩子は神羅と仲良かったし、じゃあ詩子の所で。

GM:ん、面白いな…同時攻撃や。はい、じゃあ詩子の邸宅に着きました。

彩音:は〜い。じゃあ……。(急にめっちゃ低姿勢になって揉み手しだす)

GM:うわぁ〜…。(笑)

彩音:「あの〜…まことに申し訳ございませんが…ちょっとですね……私のお姉様がですね、あの〜…舞台の方で主演をされるので、少〜し少しで結構でございますので、あのお金の方を補助して頂けたらな〜と思いまして…」

GM:……何ていうか…政治資金集める人もこんな感じなんやろなぁ…。

犬神:大変やなぁ…。

彩音:「あのですね…一口、20万円から…」(笑)

GM:一口20万?!(笑)

詩子(GM):「あら、彩音さんじゃない」

彩音:「あの…足も舐めます!」(笑)

詩子(GM):「私に何かメリットあるのかしら?」

彩音:「メリットですか?じゃあ、もしよければ…貴方に…………いや、あの、ありますよ、きっと」

詩子(GM):「具体的には?!」(笑)

彩音:「具体的には……………………………いつか、返すから。お、おっちゃんが倍にして返したるから」(笑)

犬神:それはパチンコとか競馬に行くおっさんが、子供から金取る言い方や。(笑)

GM:ダメだ、こりゃ。(笑)じゃあ犬神も来よか。


<1日目午後:犬神>

彩音:え、そんなすぐ来れるん?

犬神:俺は予定の中に(●●)詩子を名指しで書いてたからな、コネもあるし。「あ、長瀬さんもお久しぶりです〜」

詩子(GM):「あら、犬神君じゃない」

犬神:「あ、お久しぶりです、品川さん」

詩子(GM):「ええ、どうしたの?」

犬神:「まぁ…多分同じような内容ですけど、ただ別企画の方でですね、お話をさせて頂こうかと。是非とも今回、御融資頂けましたらと思いまして…」

詩子(GM):「じゃ、貴方にも聞くけど、私に何かメリットあるの?」

犬神:「そのパーティに関してはメリットないかもしれませんけど……この先、私を小間使いのように扱って頂いて結構です!」(笑)

GM:自分売ったー!!(笑)ていうか、2人共先払いかよ。

犬神:あぁ、それもそうやな…。「あ〜では…どこでも換金できないんで…この炎を自在に操れる『炎のルビー』を差し上げます」

GM:あぁあぁ、それできたか!!

彩音:ちょ、何それ?!!(汗)

犬神:第5話で手に入れた、炎の結界破ったやつや。(笑)

彩音:じゃあこっちは『宝玉』あげます!!(笑)

GM:『宝玉』とか、どこでも買えるし。(笑)

犬神:「これをどうぞ、お納めください」

詩子(GM):「なかなかいい物を持ってきたじゃない…」

彩音:ちょっ、じゃあ私はこの剣あげます!!

GM:それは装備品やからアカンってば。

彩音:異議アリ!それも装備品と変わらんと思います!

GM:でも第5話から使わんのに残してたのが偉いわ、一回限りのイベントアイテムやのに。

彩音:悪魔カードならあります!ガシャドクロが!

GM:悪魔カードかぁ〜…じゃあ「会話」判定、犬神が+20%で彩音が+10%な。

彩音:(コロコロ)あっか〜ん!92出よった!

GM:ガシャドクロじゃアカンかったわ。(笑)

犬神:(コロコロ)ん〜、+20%やから…28成功。

彩音:何でそんな低い目ばっか出んねん〜!(涙)

犬神:愛の力や。(笑)

GM:はいはい、じゃあ犬神に、

詩子(GM):「ま、貴方には色々と世話にもなってるしね、貴方に融資してあげるわ。はい、10万円」

犬神:「あ、ありがとうございます〜…!」(平伏)…10万Getだぜ!

詩子(GM):「で、彩音ちゃん!」

彩音:「……………(どよんとした目で見る)」

詩子(GM):「え〜………あ、まぁ、ガシャドクロ有難うね…?(汗)あんまり趣味じゃないけど…ま、5万円で」

彩音:「!!5万もくれんの?!ありがと〜!!てぃーす!てぃーす!」

GM:しかし、すでにこの時点で5万円の差が出たな…。

犬神:まぁまだ1日目やけどな。

GM:そうやな、じゃあここで1日目終わり、と。


<1日目午後:終了>



〜2日目〜


GM:…しかし二人共、いきなり金の方にきたけど、企画の方は大丈夫なん?

犬神:あ、そか、それがあるか。

GM:うん、いきなりお金にきたけど、使い道はあるん?

犬神:……まぁ、何をするにせよ、先立つものは必要やけどな。(笑)

彩音:そやし、一応簡単には頭の中に構想はあるけどな。

GM:そか、じゃあ2日目の行動を書いてください。

犬神&彩音:は〜い。

GM:あ、それと犬神の方の剣道部と弓道部で集まったのが何人集まったか決めとくわ、5Dくらいで…(コロコロ)…合わせて30人が協力してくれるわ。これは表立った協力者で、裏方合わせればまだいるやろうけど、とりあえず30人で把握しといて。

犬神:30人ね、了解。

GM:…ということは、彩音は現時点では人数で2人負け、お金も5万負けてる状態か…。

彩音:え、でも元々の親衛隊がいるから合わせれば…。

GM:いや、アンタが『アップル・ポップル・ハニーU』で解散させましたやん。(笑)

彩音:あれ?そやっけ?!

犬神:うん、アンタが解散って言ったら、それを神羅が受諾してん。(笑)

彩音:うわぁ〜…。(汗)

GM:何て言ったっけ、親衛隊の隊長。第V部で捕まってた…。

犬神:え〜っと…大河……じゃない!藤村さんや!

GM:そうや、藤村さんや!まぁ負けてるから、そういう人もいるっていうヒントも与えつつ…。

犬神:企画、かぁ〜…。

GM:…時間かかりそうやな…じゃあまた小話でも一つ。


+++++++++++++++++++++

<GMのちょっと小話2>

昔々ある所に、安寿と厨子王っていう二人の兄弟がいました。
詳しくは覚えてへんねんけど、色々あって安寿と厨子王が乗ってる船が、お母さんの乗ってる船と離れ離れになってしまいました。


終わり。


これ、小話じゃなくて、子離しやー!



+++++++++++++++++++++

犬神:こ、子離れとも少し違う気もするけど…。(汗)

GM:ごめん、何が言いたいか俺にも分からん…。(汗)あかんなぁ…今のは不発やったなぁ〜…。

犬神:逆にちょっと面白かったけどな。(笑)


〜Thinking Time(やや難航中)〜


GM:…また同時攻撃の予感…うまいこと人を選んでな?早い者勝ちですからね?

犬神:……つまり、こういうこと?(紙を見せる)

GM:…おぉ!これはアリやな!……しかしまた、渋い所ついたな。(笑)

犬神:やろ、なるべくカブる可能性の低い所をな。(笑)

GM:なるほどなるほど…彩音さんはどんな感じですか?

彩音:ん〜…じゃあこんな感じで…この人に頼んでもいい?(紙を見せる)

GM:どれどれ……おぉ、これはこれで面白いな!…ただ、この人はこんな能力あったっけ?

彩音:多分、知ってる限りで一番賢いと思うねん。

GM:賢いとは思うけど…具体的にそういった能力もあったかと言われるとちょっと疑問が…。

彩音:あ〜…そう言われると、ちょっと難しいかなぁ〜…。

GM:うん、ちょっと考え直してみて。

犬神:ん〜…色々と思い浮かぶなぁ…楽しくなってきた。(笑)

GM:これぞ、TRPGの醍醐味!…しかし、俺が暇や。(笑)

彩音:……(色々と案を出した結果)…じゃ、この人ならどぉ?

GM:あ〜、そっちにいくか…まぁできんくはないかな?これでいい?

彩音:そっちがいいなら、それで。

GM:ん、じゃあ先にイニシアティブいこか。

彩音:(いっコロ)4。

犬神:(いっコロ)1…イニシアティブは勝てへんねんなぁ…。

GM:彩音からやな。はい、じゃあ2日目の行動発表にいきま〜す。


2日目 : 午前

犬神
彩音
<台本>暦さんに依頼
<台本>麻美に依頼


GM:と、なりま〜す。

犬神:おぉ、麻美にいったか…。

彩音:暦さん…上手いな、さすがシルヴィア君やな…。

GM:シルヴィア…。(笑)はい、じゃあ先攻取った彩音の方から行きましょう。


<2日目午前:彩音>

GM:あの一件(最終話『曙』参照)以来、すっかり元気になった麻美です。

犬神:…妨害で、話の途中で『どこでも麻美』使ったろかな…。

GM:ひでぇ〜!(笑)でも今彩音が麻美の所にいってることは知らんからな。

犬神:ま、そうやな。

GM:で、麻美な。

麻美(GM):「あら、何?」

彩音:「“あら、何?”って…」(汗)

GM:あ、今は理事長室な。

麻美(GM):「何だか最近、色々動き回ってるらしいじゃない」

彩音:「そうなのよ〜大変なのよ、もぉ〜…」

麻美(GM):「うんうん…で?」

彩音:「で、よければなんだけどぉ〜…私…●●っていう劇をしたいから…」

GM:ん〜…麻美か……ん、よし!アリにしよう!

麻美(GM):「よくぞ私に声をこかけてくれたわね、彩音ちゃん!是非、私に任せておきなさい!」

彩音:「ほ、本当ですか?!」

麻美(GM):「もぅ、千年前に紫式部と友達だった私に任せておきなさい!チョチョイのチョイよ!」

彩音:「あ〜、じゃあこれの台本、お願いしてもいいかしら?」

麻美(GM):「もちろんよ!任せてちょうだい!じゃ、1日だけ待ってもらえるかしら?」

彩音:「うん、分かりました」

麻美(GM):「もう、幽霊組合総動員で…書かせるから」

犬神:書かすんかい!(笑)

GM:口実筆記で。(笑)ま、そういうことで、<3日目の午前>に取りに来てください。

彩音:はいはい、分かりました。ついでに生徒会にも、『これこれこういう企画』ってのを出しておくね。

GM:はいはい、じゃあ企画書としては『承認』ってことで。

彩音:ん、じゃあここで。

犬神:じゃ、俺か。


<2日目午前:犬神>

犬神:じゃ、暦さんに会いに図書室に行くか。

暦(GM):「あら、犬神君じゃな〜い?」

犬神:「暦さん、お久しぶりです。え〜…暦さんを無類の本好きだと信用しまして!こういった台本を書いて頂きたいんですが!」

暦(GM):「ふんふん…元・文芸部主将のこの私に声をかけるとは……」

犬神:「一度は自分の書いた本を誰かに読ませ、演じさせたいと…考えたことはあるでしょう?」

暦(GM):「でも……伊勢での恨み、忘れてないわよ?」

犬神:ってあれ、何か恨まれるようなことしたか〜?!(汗)「これは、霊界探偵部とは一切関係ないんです」(笑)

GM:言い切ったな。(笑)

犬神:「もうどうせ、僕等もうすぐ卒業しますから。最後に一回、華飾りたいんですよ!」

暦(GM):「うん…ま、よろしいでしょう」

犬神:「良かった…よろしくお願い致します」

暦(GM):「では、明日の朝にでも取りに来て頂戴」

犬神:「あ、分かりました〜」じゃ、そのままの足で生徒会に企画書出しに行くか。「一条さん、これでよろしく〜」

一条(GM):「はい、分かりました。じゃあ御二人共、台本ができたら一回生徒会室に持ってきてくださいね」

犬神&彩音:「「はい、分かりました」」

GM:ってことで、2日目午前が終了。


<2日目午前:終了>

GM:じゃ、午後にいこうか。またイニシアティブどうぞ。

彩音:(いっコロ)5。

犬神:イニシアティブいいなぁ…(いっコロ)あかん、4。

GM:ダメだ、こりゃ。(笑)


2日目 : 午後

犬神
彩音
<金>彩姫(カパ)のツテでヴィクトルから徴収
<人>『霊界探偵部』を召集



<2日目午後:彩音>

GM:まず彩音やけど…どうやって集めるん?

彩音:え、どうやってって…普通に…。

GM:いつも召集かけてたん、むしろこっち(犬神)やん。メーリングリスト作ったんも…。

彩音:ず、ずるいぞ!!(汗)

犬神:そ、そう言われても!!(笑)

彩音:…じゃあ一人一人回っていくわ。

GM:あぁ、偉いな。じゃあ「会話」+30%やってや。

彩音:(コロコロ)ピッタシ成功やな。

GM:あぁ、じゃあ犬神を覗いて『霊界探偵部』全員来てくれたで。

犬神:ハブられたぁ〜…。(笑)

GM:特に雪兎がウダウダ言ってるわ。

雪兎(GM):「ちょっと〜!今が追い込みの時期なんだよ!!」

彩音:「この時期に追い込んでる時点で絶対無理よ!それより私を手伝いなさい!」

犬神:それは確かに。(笑)

彩音:「どうせ後期も受からないから、もう」

GM&犬神:ひでぇ〜…。(笑)

犬神:ていうか、あのメンツで素直に聞いてんのって天狼くらいちゃうか?

GM:確かに。天狼は「是非喜んで!」って言ってるけど、番長はクッチャクッチャ言わせてるわ。(笑)

犬神:惣二郎はソファに座って雑誌読んでるわ。(笑)

GM:ほんまや、やる気ない所に声かけたで、これ。(笑)

彩音:いやぁ〜、味方にしといたら色々特殊能力あるから便利やと思ってん。(苦笑)

GM:あ〜、なるほどね〜。妨害工作とかね…で、何をコイツらにさせるん?

彩音:「まさに…妨害工作をしてもらおうと思うのよ」

GM:引き込みやな。(笑)OKOK,犬神は知らんことにしといてな。

犬神:はいはい。

GM:じゃあ引き込まれるわ。代償は何を払うん?

彩音:…ん?…こう、皆でドッキリを楽しんでもらうというか…。

GM:あぁ、なるほどね。

探偵部員(GM):「ま〜確かにいつも部長、真面目だしなぁ〜」

犬神:何じゃ、そりゃ。(笑)

彩音:「ちょっと一泡拭かせてやろうや」って感じで。

GM:なるほど、ある意味サプライズパーティやな。なるほどなるほど…。

犬神:俺にはいいけど、他の部員を巻き込むなよって話やな…。

GM:どうやろ…コイツら程度を知らなさそうやからな…。

犬神:うん、サプライズどころか、ただの事故…下手したら事件になりそうな…。(汗)

GM:この場にいたら、絶対「やろう!」って話になってそうやからなぁ…。(笑)

犬神:ハザード(災害)レベルやな…。

彩音:「へっへっへっへっ…貶めてやろうぜ…?」

GM:すげぇ〜…。(汗)まぁ、裏切りを奨励してるから仕方ないか。OK,分かりました。そう言われたからには何かしたるわ。ま、とりあえず仲間に引き入れた、と。

彩音:はい。


<2日目午後:犬神>

GM:んじゃ、犬神。

犬神:1年の教室に行って、カパ…こっちじゃ彩姫って名乗ってたってっけ?

GM:うん、彩姫やな。

犬神:じゃ、そっちで。「彩姫さん、ちょっといいかい?」

彩姫(GM):「あら、犬神先輩」

犬神:「実は今度、卒業パーティがあるんだけど、それで…ちょっと…非常に言いにくいんだけども!…資金面で、君のお父様とお話させてもらいたいんだけど」

GM:ほんま、そうきたかーって感じやわ。(笑)でもヴィクトルと知り合いやっけ?

犬神:『受け身からの脱出』で携帯の番号交換した仲やで。(笑)

GM:…しかし、それだけでは少し繋がりが薄い気も…。

犬神:体で払うさ。

GM:え、働くん?

犬神:それでもいいし…いや、むしろ…俺の体で造魔実験してくれていいよ!!

GM:そこまでする?!!(笑)

犬神:俺は今回のためなら全てを売るよ!!

GM:ほんまに?!いいん?!

犬神:「男に二言はねぇ!俺の体を好きにしてくれていい!ドリー・カドモンでも何でも使ってくれ!!」

GM:じゃあこの先、犬神で続けることがあったら…3つ目のクラスは『デモノイド』で決定やで?

犬神:別に構わんよ。

GM:まぁ、あくまで第V部で出てきたら、の話やけどな。

犬神:うん、実は俺、犬神で第V部出るための設定考えてて、『機会兵士』になるのが前提やねん。(笑)

彩音:うわぁー!ズルイぞ、こいつー!!(笑)

犬神:実は全てが計画済み。(笑)

GM:OKOK,そこまで言うなら。(笑)

ヴィクトル(GM):「なるほど、君自らが検体になろうというのか…」

犬神:「まぁ、そういうことだ」

ヴィクトル(GM):「そうか…その心意気、気に入った」

GM:はい、10万円。

犬神:…俺の体は10万かよ!!(笑)

GM:しゃーないやん、あんまりあげすぎるとバランス取れんようになってまう。(笑)

犬神:それもそうか。(笑)まぁ以後色々世話になるからいいわ、それで。「有難く頂戴いたします。では…全てが終わった時に」

ヴィクトル(GM):「くくっ、待っているよ…」

犬神:契約書交わしておくわ。

GM:魂売ったな。

犬神:あぁ、売れるものは体でも魂でも売るわ。

GM:すげ〜…しかしまさかヴィクトルから金を取るとは…。

犬神:何せ富豪やからな。(笑)

GM:そうやけども、な。でもその発想がなかったわ…。あ、別に正当な理由があれば、金持ちのNPC作ってくれてもいいからな?

彩音:そう言われても…巻き上げるくらいしか思いつかんわ。「さぁ、ジャンプせぇ!」(笑)

犬神:あ〜、まぁ言われてみてばアソコからも取れそうやな…。(メモメモ)

彩音:くっそ〜、金ばっかり取りやがって…練習不足でやられちまえ!

犬神:そのへんは計画してるさ。(笑)

GM:って感じで2日目終了かな。


<2日目午後:終了>



〜3日目〜


GM:じゃあ3日目の行動決めてくださ〜い。

彩音:とりあえず台本取りに行かなアカンかってんな。それプラス何かしていいの?

GM:うん、いいよ。


〜Thinking Time〜


GM:…まぁ考えながら聞いといてな。まず、2人それぞれ台本を取りに行ったことにしよか。まず彩音から。

彩音:はいはい。

GM:どんな台本になったかというと…超豪華絢爛、登場人物は100人は出てくるっていうもの。最低予算は50万円。

彩音:100人?!50万?!ちょっと…無理ですよ!!(汗)

GM:その代わり、凄い面白そうではあったな。で、次に犬神の方。

犬神:はい。

GM:手堅い、堅実な和風のもの。そこそこ面白そう。登場人物は20人。

犬神:人はすでにオーバーしとる。大分裏方に回せる余裕があるなぁ。(笑)

GM:予算は30万あったら事足りるでしょ。

犬神:残り10万、っと♪

彩音:…こぉれはどっかで一発逆転しなな〜…。(汗)

GM:麻美って凄い派手好きそうやから。(笑)だから金もかかる…その代わり、当たったら宝塚もビックリのものができるわ。

彩音:……………。(汗)

犬神:…とりあえず3日目は、こういう感じでいこうかな。(紙を見せる)

GM:どんなん?(見る)……あ〜なるほど、確かにそろそろこっちもいかんとなぁ。

犬神:うん、人手はOKやし、資金も目処がつき始めてるからな。

GM:どんな劇するん?

犬神:えっと、これこれこういう…。(ゴニョゴニョ)

GM:………あぁ〜、なるほどな!ちょっとそれは見てみたい気がするわ!面白そうやな!(笑)

犬神:やろ〜。(笑)

GM:よぉ、こんなん思いつくわ。(笑)

彩音:じゃ、私はこれね!(紙を渡す)

GM:……ふんふん、なるほど。え、でもまだ人数揃ってないのに、コレするん?

彩音:…100人なんて!集まるわけ!ないやろがぁぁぁぁ!!!!

GM:ん〜、そやなぁ…100人は可哀想やな、50人にするわ。

彩音:50人…でも多いなぁ〜…。(汗)

GM:何度も言ってるけど、別にNPCでも部活でも好きに作ってくれていいからな?

彩音:あ、いいん?!

GM:って言いましたやん!好きに作って、使ってくれていいで。あんまり無茶なんはアカンけど。

犬神:ふむ…じゃあ『首狩り族部』に「ちょっとあっちの重役の首、全部獲ってきて〜」って。(笑)

GM:(爆笑)お、恐ろしい…かつての仲間が…。(笑)

犬神:これで人を減らすねん。(笑)

GM:そこまでするか…。(笑)彩音さん、できた?

彩音:ん〜…じゃあこんな感じで。

GM:…あぁ、はいはい。じゃあイニシアティブ、そろそろ大切になってくるで〜。

犬神:(いっコロ)3。

彩音:(いっコロ)4!

犬神:何でこんなイニシアティブ勝てへんねんやろ…。

彩音:別にここで勝っても仕方ないねんけどなぁ…。

GM:まぁ一応有利不利が分かれるからなぁ…じゃあ行動な。


3日目 : 午前

犬神
彩音
<物>家庭科部に衣装依頼
<人>“千歳”メンバーに声をかける


彩音:あぁ、衣装か…なるほどね。

犬神:そろそろ必要やろ。家庭科部は作ったというより…第V部の〔護校衆〕の一人が家庭科部やたから、かな。

彩音:プレイしてへんのに、よぉ覚えてんなぁ!(汗)

犬神:リプレイ起こしたら全部覚えますよ。(笑)

GM:すげぇ〜。(笑)


<3日目午前:彩音>

GM:はい、じゃあまずは彩音。学校サボって“千歳”に行きました。

犬神:サボり…。

GM:まぁ3年生がこの時期学校行っても仕方ないからな。(苦笑)皆自宅学習やな。

彩音:じゃあ行きました。

GM:はいはい…誰出す?

彩音:じゃあ瞳で、お友達やし。

GM:はいはい。

瞳(GM):「あら彩音さん、どうなさったんですか?」

彩音:「いやぁ〜、こないだ(『アップル・ポップル・ハニーU』)学校に来てもらったじゃないですか〜。で、瞳ちゃんの絵がすっごい大人気でぇ〜…」

瞳(GM):「そ、そんな…私の絵なんて…」

彩音:「すっごい皆に評価されてたんだぁ〜」

GM:うわぁ〜…。(笑)

瞳(GM):「はぁ…」

彩音:「そこでぇ、お願いなんだけどぉ…瞳ちゃんの絵の才能を見込んでぇ…卒業のパーティで皆で劇をやるから、その背景とかを手伝ってほしいのよ」

GM:はいはい。じゃあ実は、その話を千歳がこっそり聞いててん。

千歳(GM):「そういうことなら、私に任せておきなさい!!」

彩音:しゃしゃり出てきたぁー!(笑)

千歳(GM):「そんな面白そうな企画、私が逃すと思って?“千歳”が総力をもってお手伝いするわ」

彩音:「うぉ〜!本当ですか!?」

犬神:…果たして、それがプラスと働くか、マイナスと働くか…。(笑)

彩音:「こんな忙しい時期に…!」(笑)

GM:忙しい、んかな?

犬神:11月の時点で巴が腹貫かれたって言ってたから…その3ヵ月後、百鬼夜翔(第13話)の未来やな、今は。

GM:なるほど。

千歳(GM):「ま、何でも言って?瞳でも何でも使いなさい。背景だろうが、書割りだろうが…」

犬神:(どこぞの月組隊長)「海はいいなぁ〜大神ぃ〜…書割りだけど」(笑)

千歳(GM):「小道具もジェイソンに作らせるから。アイツ、器用だから」

小金井(彩音):「俺はそんなことのために…チェーンソーを持ってるんじゃない!」(笑)

犬神:ドゥルルン!ドッドッドッドッ…!(笑)

GM:チェーンソー、エンジン入りましたー。(笑)

彩音:「他にはほら、妖術使って特殊効果も欲しいわけよ」

GM:じゃあシルヴィアが…何できる?

彩音:手品とか…DX18でめっちゃ器用やん。(笑)

GM:じゃあ敵役として出そう。(笑)

シルヴィア:「て、敵役?!」(笑)

千歳(GM):「あらシルヴィア、丁度いい所に。アンタも敵役として出てきなさい」

シルヴィア:「ちっ、メンドくせぇなぁ…でもその女ぁ、可愛いのか?」

千歳(GM):「貴方、あの学校に縁があるでしょ!」

シルヴィア:「え、縁…?」

GM:色々あるやん。(笑)

彩音:熱血教師シルヴィアの復活や。(笑)

シルヴィア:「生徒達のためにも、俺が一肌脱いでやらぁ!!…忘れられないパーティにしてやるぜ」(笑)

GM:逆にちょっと怖いわ。(笑)まぁここで背景とか小道具はOKと思って。あと…ここって何人くらいいたっけ?

彩音:まぁ、10人くらいかなぁ。

GM:じゃあ6人が協力すると思っといて。

彩音:はいはい、+6人、と。

GM:巴は出ぇへんけど、千歳は出るわ。

彩音:あぁ、嬉しいな。

千歳(GM):「その代わり!…いいポジション、用意しておきなさいよ?」

彩音:いいポジション…難しいな〜!(汗)

犬神:ぶっちゃけ、神羅と千歳ってポジション似てない?(笑)

GM:あぁ、張り合うかもなぁ。(笑)

彩音:どこ置いたらいいね〜ん!!(汗)

GM:難しいなぁ。(笑)じゃ、犬神いこか。


<3日目午前:犬神>

犬神:ん、じゃあ家庭科部に行くわ。

GM:はいはい、これは簡単やわ。

犬神:「…というわけで、お願いします」

家庭科部主将(GM):「えぇ、分かったわ。私達に任せておきなさい」

犬神:「はい、期待してます」

GM:まぁ、そこまで難しい服でもないしな。

犬神:うん、着物やからな。

GM:あ、言っちゃっていいんや?

犬神:ま、和風テイストって言ってるからな。

GM:じゃあ5万円…あ、これはさっきの30万に入ってることにしよか。

犬神:了解〜、経費で落としといて〜。

GM:はいはい。

彩音:…あれ?さっきの『霊界探偵部』は人数に数えていいん?

GM:いや、あれはあくまで妨害工作専門やからカウントはせぇへんよ。

彩音:あ、そっか。

犬神:…俺、正当にやりすぎかな…もう少し妨害とかも考えた方がいいんかなぁ…。

GM:かもなぁ…。あ、でもまぁ今の貴方は、まさか妨害されるとは露程にも思ってないけどな。

犬神:あ、そか。

GM:まさかなぁ、かつての仲間が陰険なことを…。(笑)

犬神:するはずがない!(笑)

彩音:(乾笑)


<3日目午前:終了>

GM:ほんじゃ、3日目の午後です。

犬神:イニシアティブか(いっコロ)5!

彩音:(いっコロ)あかん、3。

GM:また、どうでもいい時に勝ったなぁ〜。(笑)

犬神:もっと重要な所で勝てよ!(笑)


3日目 : 午後

犬神
彩音
<人>椎作に出演依頼
<人>藤村始め、元親衛隊に声をかける



<3日目午後:犬神>

GM:はい、じゃあ犬神君は小等部にきました。

犬神:ん、じゃあ出てくんのを待とうかな。

彩音:え〜、そっちに行くの…。(汗)

GM:じゃあ放課後、グラウンドでサッカーしてるわ。

犬神:「おぅい、椎作〜!」

椎作(GM):「あ、兄ちゃん!」(寄ってくる)

犬神:「おぅ、今は良かったか?」

椎作(GM):「うん!」

犬神:「そか。いや実はな、今度俺等の卒業パーティがあるんだけど、そこで劇やるんだけど…お前、ちょっと出てみないか?」

GM:小等部…ま、アリにしよか。

椎作(GM):「え、でも、俺なんかでいいの?」

犬神:「適役がお前しかいないんだ!」

GM:あ、じゃあそれを聞いててあの子、有夏がしゃしゃり出てくるわ。

有夏(GM):「私も出てい〜い?」

犬神:「おぅ、来い来い!」(笑)

有夏(GM):「面白そうだしぃ〜…まぁ、私って生まれついての女優だからぁ〜」

犬神:「それはどうかは分からんが…じゃあ是非ともその力を発揮してくれ!」

有夏(GM):「うん、任せといて!」

犬神:ってことで、小学生2人を味方に引き込んだ、と。

GM:ん、まぁこんなとこかな。


<3日目午後:彩音>

GM:じゃあ次彩音は…これはまず藤村に声をかけるってことでいいんかな?

彩音:うん、そうやな。

GM:藤村って、今何年なんやろ…。

彩音:え〜っと……。

犬神:第V部の時点では、高校生やったん?

GM:うん、そうやで。

犬神:あれがこっから5年後の話やったから、少なくとも今は中等部かな?中1か2くらい。

GM:ん〜…中学生が声かけてもなぁ…あんまり集まらん気が…。

犬神:じゃあ先代の親衛隊隊長…藤村のお姉さんとかでいいんちゃう?

GM:あ、そうやな!じゃあ藤村(姉)にしよう!

彩音:はいはい。

藤村(姉):「むっ、貴方は……きぃぃぃ〜!!」

犬神:うわぁ、ハンカチとか噛んでそう。(笑)

彩音:「え〜…今までの不遜な言動や行動……誠に申し訳ございませんでしたぁぁー!!」(土下座)

GM&犬神:(爆笑)

GM:まさかの薩長同盟やー!(笑)

犬神:何か今回、頭下げまくってんなぁ。(笑)

藤村(姉):「あ、あのプライドの高い彩音が…!?」

彩音:「お姉様のために、是非力を…!貴方しか…貴方しかいないんです!!貴方の力を貸してほしいの!!」

藤村(姉):「む……そ、そう言われると、心が…」

GM:もう一言、何かないん?

彩音:「もし、貴方がこれに出てきてくれるなら……お、お姉様を……その…い、一日くらい、好きにしてくれていいわよ!!」

GM:うわぁ〜…。(笑)まぁそこまで言われたら仕方ない。

藤村(姉):「そこまで言うなら…声をかけるしかないわね……親衛隊!(パンパン!と手を叩く)」

親衛隊(犬神):ザッ!(すぐさま後ろに並ぶ)

藤村(姉):「貴方達、分かっているわね?!」

親衛隊(犬神):「はい!!」

藤村(姉):「私達は何のために生きているの!?」

親衛隊(犬神):「すべては神羅様のために!!」

彩音:(爆笑)

藤村(姉):「よろしい…神楽坂さん」

彩音:「は、はい!」

藤村(姉):「貴方自身は気に食わない…ただし!お姉様が私達を必要としているのならば!話は別です」

彩音:「あ、ありがとうございます…」

藤村(姉):「何でも言ってちょうだい」

彩音:「恩に着ます…」

GM:ってことで(コロコロ)16人集まりました!

彩音:…ピッタシ50人!

犬神:おぉ、計ったように。(笑)

GM:でも失念してほしくないのは…劇っていうのは、何も出演者だけでできるものじゃないからな?それも忘れやんといてな?

犬神:もちろん。

GM:人手も金も、有るにこしたことはないからな。


<3日目午後:終了>



〜4日目〜


GM:はい、じゃあ4日目〜。さぁ、ボツボツ練習も考えてかんとなぁ〜…。

犬神:さぁって、どうしたもんかなぁ〜…。

彩音:ちょ〜っとそろそろ厳しくなってきたなぁ〜…。


〜Thinking Time〜


GM:どぉ?

犬神:ま、こんな感じで。(紙を渡す)

GM:…あぁ、はいはい。もっと早くこうするかと思ったけど…。

犬神:敢えて残しててん。

GM:なるほど…。

犬神:一応、現時点での7日目までも考えてみた、また変わるかもしれんけどな。

GM:どれどれ……ふんふん…6日目が気になるなぁ…7日目がもっと気になるわ!一体何が起こるんや…。

犬神:それはまだ秘密や。(笑)

GM:…恐ろしい子!!(汗)

彩音:……まぁ、とりあえずはこんな感じでどうですかねぇ〜?(紙を渡す)

GM:ん?………。(爆笑)いいん?!こんなこと言って!?

彩音:ん〜…まぁいいよ。

GM:はい、じゃあイニシアティブかな。

犬神:(いっコロ)2…。

彩音:(いっコロ)4。

GM:相変わらず彩音からか。行動は…こうやな。


4日目 : 午前

犬神
彩音
<物>商店街
<金>鶴橋



<4日目午前:彩音>

GM:しかし…行く所間違えてませんか?

彩音:え、いいよ別に。

GM:はぁ、じゃあ彩音は鶴橋へ旅立ちました、と。

犬神:鶴橋って…。(汗)

彩音:ん?商店街?何があったっけ…?

犬神:それは秘密や。(笑)

GM:…あかんなぁ…犬神があらゆる点で有利やなぁ…どんだけ計画しっかりしてんねんっていうくらい…。

犬神:かなり本気で、今までの話全て織り混ぜて計画してるからな。

彩音:……止め!これ、止め!

GM:え、この午前中の行動?

彩音:うん、止める!

GM:え〜…キムチールは無しのようです。(笑)

犬神:ドタキャン、アリかい。(笑)

GM:まぁ確かにキムチールはなぁ…。(笑)

彩音:ちょっと考え直すわぁ〜…。

犬神:じゃあ先に俺やっていい?絶対内容カブらんし。

GM:それもそうやな。

彩音:うん、いいよ。


<4日目午前:犬神>

犬神:じゃ、商店街のいつも武防具売ってくれる店に行くわ。

彩音:何でそういうのが思いつくかなぁ〜…。

GM:お、いつもの店やな。

店主(GM):「ちぃーっす!」

犬神:「ちぃーっす!」

GM:あ、じゃあ千鶴も一緒に来るわ。

犬神:はいはい…思えば、ここから千鶴と仲良くなってんなぁ…。

GM:そんやん!思い出の場所やねんなぁ!うわぁ〜、エロいなぁ〜…ちゃっかりそういう所も出してくるっていう、このエロさ!(笑)

犬神:こういうのも、いいだろ?(笑)「実はですね〜、今度演劇を和風テイストでやろうということになったんですけど〜、リアリティを出すためにもちょっと小道具貸して頂けたらなぁ〜と思いまして!」

店主(GM):「はいはい…もぉ、ね、大のお得意様である、剣道部でもあり弓道部でもある君のためなら仕方ない!いくらでも持っていくといい!」

犬神:「ありがとうございますぅ〜!」

店主(GM):「はい、棒手裏剣。はい、クナイ。はい、八角」

犬神:また小物ばっかな上に飛び道具ばっかやなぁ〜!「ありがたくお借りします!」これで道具は問題ないな。リアリティは必要や。

GM:OK,まぁいくらかお金は必要やけど…それも経費から出るか。

犬神:おぅ、残り10万の目処もついてるから、大丈夫。

GM:うん、そうやな。まぁこの調子でいけば問題なくいけるかな。

犬神:だな。

彩音:…………。

GM:で、彩音は決まった?

彩音:…もぅ、全然お金の取り方が思いつかへん!(汗)もう、これでいいわ!

GM:…はいはい、俺はもっと早くこっちに来ると思ってたわ。

彩音:頑張ってこれやわ…。


<4日目午前:(改めて)彩音>

GM:はい、じゃあ彩音は生徒会に来ました。

彩音:「園寺君…ちょっと、いいかな?」

園寺(GM):「何かな?神楽坂君。計画の方はどうなんだい?」

彩音:「あ〜計画はね〜、なかなか良好に進んでるよ」

GM:ほんまに?!(笑)

犬神:あと45万必要やのに。(笑)

園寺(GM):「君には期待しているからね…」

彩音:「人は集まったんだけど…ちょっと、お金が足りないんだけどぉ〜…………」(手招きする)

園寺(GM):「……何かな?」

彩音:「裏金とか、持ってたよねぇ〜?」

犬神:強請りだした!(笑)

園寺(GM):「ほぅ、私を強請るというのかい?」

彩音:「強請るなんて言ってないよぉ〜?ちょっと援助っていうかぁ〜……まぁまぁまぁ…何年か先には返ってくるんじゃないかなぁ〜?」

GM:何やねん、その常に先払い先払いで。(笑)もうちょっと園寺の心を動かす言葉言ってや、園寺に対するキーワードあったやん。

彩音:キーワードぉ…?

GM:園寺は何のために、あんな事件を起こしたん?

彩音:……お金欲しいんちゃうん?

犬神:ダメだ、こりゃ。(笑)

彩音:…………あ!分かった!「これが成功したら…学校がより良くなると思うよ?」

GM:そうそう、そういう生徒の自治会とか自立性に関することを言ってほしかってん。

彩音:「こうやって、皆が集まってきてくれたわけよ。そのためには…アンタがお金を持ってるっていうなら、ちょっとください、ってことでね?」

園寺(GM):「ふむ、なるほど…そう言われれば、仕方ないな…。では…実はこの間のプールの更にプールがあって…」

犬神:すっげぇ、園寺…!完全に学校の金を好き放題してる。(笑)

GM:プールした金で株とかやって、そっからまた金を得て〜…っていう感じで。(笑)

犬神:結局裏金やん。(笑)

園寺(GM):「では君を見込んで…これを渡そう」

GM:20万円くれたわ。

彩音:「あ、ありがとうございます〜」

犬神:でっか…!

彩音:「有効に使わせてもらうわ」

園寺(GM):「期待しているよ。ただ、もし劇が失敗するようなことがあれば…わかっているな?」

彩音:「うん、分かってる、分かってる」

園寺(GM):「…ま、よろしい」

GM:ってとこかな。

彩音:はいはい…残り25万か…。

犬神:ってとこで、午前終了か。


<4日目午前:終了>

犬神:で、午後はさっきも言ったこれやから。

彩音:私もこれやね。


4日目 : 午後

犬神
彩音
練習
練習


GM:そやな、同時攻撃や。イニシアティブ重要やで、これは…。

彩音:(いっコロ)あかん、1!

犬神:(いっコロ)っしゃぁ!4!

GM:はいはい、剣道部からやな。


<4日目午後:犬神&彩音>

GM:じゃあ犬神達…剣道部と弓道部が舞台で稽古をしてたら、そこに彩音軍団がやってきました。

彩音:「あら…」

犬神:「入ってくんな!見てんじゃねーよ!とっとと出ていけ!」(笑)

彩音:「う、ウザい…!(笑)何て奴や…」

犬神:「暮須先輩、お願いします!」(笑)

暮須(GM):「ゆら〜り…」(笑)

彩音:「うわぁ〜…。(汗)でもなぁ、そんなこと言われても困るなぁ…」

GM:こればっかりはイニシアティブ勝ちやからなぁ。

犬神:「お前等は校舎裏でやってこい、あのジメジメした所で!」

GM:日ごろの恨みがー!(笑)じゃあ暮須もやってくるわ。

暮須(GM):「おぅ、嬢ちゃん。悪いなぁ…」

彩音:「…使ってるの?」

暮須(GM):「使ってる」

彩音:「使うたって…こんな広い場所全部は使わないでしょ〜?」

GM:あ、ちなみにここは500人が収容できるホールやからな。

彩音:全然使えるじゃないですか!(笑)

GM:でも舞台は使われてんで?

彩音:あぁ、別に舞台はいいよ。まずは台本読みからや!そんないきなり舞台に立ったらアカン。

犬神:何事も実践重視だ!ていうか、時間ないのにそんなノンビリしてられるか。(笑)台本片手に立ち位置くらい決めてかんと。

GM:OK,まぁ彩音が引き下がったってことで、2人とも練習ができましたわ。特に喧嘩することもなく…。

彩音:しかし…今ので怒りを勝ったかもしれんで?(笑)

犬神:早い者勝ちだ。(笑)


<4日目午後:終了>



〜5日目〜


GM:はい、じゃあ…5日目かな?

犬神:そやで。

GM:あと3日を大事に使ってな。

犬神:あ、俺はこれでいくから。

GM:……?この午後の『ハイム部』って何?

犬神:ん〜、正確には建築部ともいうけど…。

GM:あぁ〜、ハイムってそういうことか!(笑)

犬神:そういうことです。(笑)

GM:すでに暗号を用いだしたか。(笑)

彩音:ん〜……これで。

GM:……まぁこうなるわあぁ〜。はい、このイニシアティブめっちゃ大事。(笑)

犬神&彩音:(笑)

GM:むしろめっちゃ早く来ると思ったのに。

彩音:頼む!(いっコロ)よっしゃ、6!

犬神:(いっコロ)ダメか、3…!

GM:はい、じゃあ分かってると思うけど…二人共理事長室に来ました。(笑)


5日目 : 午前

犬神
彩音
<金>理事長
<金>理事長


犬神:俺、なんでこんなイニシアティブ勝てへんねんやろ…。

GM:ほんまになぁ…ま、彩音からやな。

永倉(GM):「おぉ、彩音君じゃないか」

彩音:「あ、理事長さん……いやぁ〜……こないだのボス強かったなぁ〜…」

GM&犬神:(爆笑)

彩音:「何ていったかな?確か…将門、っていったかなぁ〜?すっごい痛い思いしたんだよねぇ〜…」

犬神:ほとんどダメージくらってへんくせに。(笑)俺なんか後半ほとんどHP3やったのに…。

永倉(GM):「もちろん、その恩は忘れてないよ。この学園があるのも、君達『霊界探偵部』あってこそだ!」

犬神:そういうことは部長に言ってあげて!(笑)

彩音:「ま〜、校長派もいなくなってスッキリしたところで、これからは学園の方にも力を入れていかなきゃダメじゃないですか!」

永倉(GM):「ふむ…まぁ、ね…」

彩音:「学園活性化!学園活性化といえば…やっぱまず、第一に卒業式がありましてね…卒業式、卒業式といえば?…あ、あ〜送別会!あれは大事な行事ですよねぇ〜?」

GM:OK.(笑)そこまで言うなら+30%で「会話」ふってくれていいよ。

彩音:よっしゃ!(コロコロ)あぁぁ!93?!<命運>2個目!

犬神:「幸運」か何かで打ち消してぇ〜!(笑)

彩音:(コロコロ)ひぃあぁぁぁ〜!98!もっかいぃぃぃ〜!

GM:<命運>がどんどん減っていく。(笑)

彩音:それでもここは〜!(コロコロ)いぃえぇぇぇ〜!94て…どないなっとんのやぁぁ!

犬神:もうここは諦めろって神様が言ってんねん。(笑)何で+30%で3回失敗しとんねん。

彩音:そ、そんな…。(汗)でもここは絶対負けられへん!(コロコロ)あぁ〜、ようやく成功したけど…何てこった、代償がデカすぎる…。(涙)

犬神:俺まだ6個まるまる残ってまっせ。(笑)

GM:OK。(笑)じゃあそうこうしてたら犬神もやって来ていいで。

犬神:「ちぃーっす………何か悶え苦しみながら説得してる彩音がいる」(笑)

彩音:「必死で苦労して説得してたわけよ」(苦笑)

犬神:「そ、そうか…大変だったな…。え〜理事長、言う内容は分かってるとは思いますけど…」

GM:キラーン!ってグラサン光らせるわ。

犬神:グラサンなんや。(笑)「卒業する側も見送る側も、最後にいい思い出が残せるように…華やかなことしたいんです」

GM:+30%でやっていいよ。

犬神:(コロコロ)…あれ?89は失敗…理事長、どんだけ金出したくないねん!(笑)

彩音:ほんまやで。(笑)

GM:シブチンやから。(笑)

犬神:62%…(コロコロ)ん、14成功。

GM:はいはい。

永倉(GM):「よし、分かった。これまでの君達の活躍ぶりを考えてみまして…」

犬神:完全無報酬やったからな…。

彩音:ほんまや…。

永倉(GM):「彩音には15万、犬神には5万あげよう」

犬神&彩音:…微妙に足りない〜!

犬神:ってことは…先の予定変わって、まだ金策に走らな!これで決めるつもりやったのに…。

彩音:同じくやわ〜…。

GM:まぁここは、これまでやな。


<5日目:午後>

GM:じゃ、午後のイニシアティブどうぞ。

犬神:まぁ、これは勝っても負けてもどうでもいいとこやわ。

彩音:(いっコロ)3。

犬神:(いっコロ)4、こういう時だけ勝つ、と…。

GM:ほんまになぁ…。


5日目 : 午後

犬神
彩音
<物>ハイム(建築)部にセット依頼
<物>“千歳”に依頼



<5日目午後:犬神>

犬神:じゃ、隣のハイムさんの所に行くよ。

GM:ん、建築部に来ました〜。

犬神:「ちぃーっす!」

ハイム部主将(GM):「おぅ、犬神じゃないか」

犬神:「久しぶり。悪いんだけどさー、今度演劇やるんだけど…」

ハイム部主将(GM):「おぉ、聞いてる聞いてる」

犬神:「で、悪いんだけど、セットの製作頼んでいいか?」

ハイム部主将(GM):「お、俺達に声をかけるとは…俺達に任せておいてくれ!」

犬神:「何でもそっちの業界の偉い人も見にくるらしいから…アピールしてやってくれ」

GM:キラーン!て目光るわ。

ハイム部主将(GM):「俺達の大工魂にかけて、良い物を作ろう…」

犬神:「よろしく頼む」(平伏)

ハイム部主将(GM):「あぁ、任せておいてくれ」

GM:トントントン…ガン。(金槌音)

ハイム部員(GM):「あ、いてぇ!」

GM:ギーコギーコギーコ…。(鋸音)

ハイム部員(GM):「ち、血がぁ!」

犬神:…ダメだ、コイツら…。(汗)

GM:ま、こんなとこかな。(笑)


<5日目午後:彩音>

GM:はい、じゃあ彩音。彩音は再び大阪、難波にやってきました。じゃあ千歳が出迎えてくれんで。

彩音:「いやぁ〜…どうもどうも…」

GM:今回、ずっと腰低いなぁ。(笑)

彩音:人にもの頼むときは、めっちゃ腰低くしなアカンねんで。「すみません、もぉ〜…いつも練習来て頂いてありがとうございます〜」

GM:あ、そっか。一回練習してんねんな。

千歳(GM):「様子はどぉ?」

彩音:「えぇえぇ!いいところ用意してますよぉ〜!」

犬神:どんなとこやろ…。

GM:いいところ…主人公の親友の役とかかな。

彩音:まぁそうやな、王妃とか。

犬神:…完全女ばっかか…ミュージカルやな。

GM:あ、いいとこ気づいた!…って、何で貴方が気づいて貴方が気づかんかな〜。(笑)

彩音:あぁ、確かにコンセプトとしては楽しそうやな〜。

GM:うん、で?

彩音:「え〜、セットとか色々お手伝いして頂いて有難いんですけど〜…や、どうもね、ウチの学校でも衣装作れるところはあるんですけど…ここはやっぱり、貴方方なら素晴らしいものを作れると思いまして〜…」

GM:そんな技能持ってる奴、おったっけ?

彩音:“千歳”におらんでも、そっからの繋がりで何かおるやろ。衣服妖怪とか。

GM:そんなん、おるん?

犬神:ていうか、何でも“千歳”頼みかい。(苦笑)お手伝いの妖怪…ブラウニーとか?

GM:キキーモラとか?

彩音:…西洋の妖怪はなぁ〜…。

GM&犬神:あかんねんや。(笑)

彩音:西洋のは認めん。

シルヴィア:…ヴァンパイアは西洋なんですけど…。(汗)

彩音:一応、ハタヒロとかおんねん、マニアックやけど。鶴の恩返しの鶴とか。

GM:和風…それって、劇の内容に合ったもの作れるん?

犬神:どっちかというと、こっちに合ったもの作れそうやけど…。

彩音:…現代に適用してるから、できるやろ!

GM:あ〜……まぁ、資料とか渡してできるってことにしよかぁ〜…。

犬神:パッと見、資料通りやねんけど…生地が木綿とかな。(笑)

GM:そうやな。(笑)

千歳(GM):「まぁ、いいでしょう。他には?」

彩音:「他には…え〜、私がいない間も練習しててくれたら嬉しいです」

犬神:それは俺も思う。

GM:あぁ、そこはしてるという前提やから大丈夫やで。じゃ、衣装はこれでOKです。


<5日目午後:終了>



〜6日目〜


GM:さぁ、残すところあと2日…。

犬神:さて、金はどうするかなぁ〜…持ってて、パッと出せそうなんは…。

彩音:そか、お金がなぁ〜…。

GM:あぁ、まだ二人共足りへんのか。

犬神:……あ、GM、ちょっと相談が…。

GM:ん?何?

犬神:えーっと…筆談で。(笑)

GM:はいはい。(笑)


〜筆談中〜


犬神:…ん、了解です。さて、どうするかな…。

彩音:何でもいいって言われると逆に悩むわ…。

GM:そうかなぁ…俺は何個は思いつくけどなぁ…。

彩音:そうは言われても…。

GM:最初にも言ったけど、最後の10万だけ自分で払うとかはナシな。(笑)

犬神:俺みたいに、体まで売れ!(笑)…しかも10万…。

GM:たった10万のために…。(笑)

犬神:これで機械の体になって、体育大学に行ったら、走ってるように見えて実はホバー移動してるとか。(笑)

体育大生(GM):「すげぇ!アイツ、足が動いてねぇ!?」(笑)

犬神:「違う!動いてるように見えないほど、小刻みに動かしてるんだ!」(笑)

GM:水の上を歩く原理やな。(笑)

犬神:そうそう、片足が沈む前にもう片足出せる速度やねん。(笑)

GM:すげぇ〜…。(笑)


〜Thinking Time〜


GM:さてさて、どうですかぁ〜?

彩音:…こんなんしか思いつきません!

GM:どんなん?………あ、アンタ…これはヒドすぎへん…?(汗)

彩音:え、でもこのために伏線は張ったやろ?

犬神:まさか…来るのか?!(汗)

GM:しかも…微妙にインパクト弱いしなぁ…それなら、まだこうやって…。


〜筆談中〜


彩音:…これも大概ヒドイ気もするけど…まぁ、これでいいや。(汗)

GM:これもいいけど、あと10万貯めることも考えや?

彩音:あ〜…もう何も思いつかん…ちょっと考えさせて…。

GM:ダメだこりゃ…先に犬神いこか。

犬神:あいよ。(笑)


6日目 : 午前

犬神
彩音
<金>鶴橋へ
〜Thinking Time〜



<6日目午前:犬神>

GM:じゃあ犬神君は…鶴橋に来ました。

犬神:はいよ。じゃ、キムチール行くか。(笑)

GM:着きました〜。(笑)

犬神:「ちぃっす」

キムチール店主(GM):「オォ、犬神さんアルネー」

犬神:「お久しぶりっす」

キムチール店主(GM):「今日は何しに来たアルカ?」

犬神:「いや〜、実は今度、とうとう卒業することになったんですけど」(笑)

キムチール店主(GM):「おぉ、そうアルカ!……そうかー、もう6年も…あ、あれ?」(笑)

犬神:「いえいえいえ、ノンノンノン。3年で卒業ですよ〜、貴方と出会ってまだ1年経ってないですからね?」(笑)

キムチール店主(GM):「あれ?おかしいアルナー。私の記憶が確かならば…」

犬神:「それ、多分デジャブですよ」(笑)

キムチール店主(GM):「あぁ、デジャブアルカー。(笑)で、今日は何しに来たアルカ?」

犬神:「えぇ、それで卒業パーティに関する協力金というものを回収に」

キムチール店主(GM):「協力金?…銭、アルカ?」

犬神:「銭ですね〜」

キムチール店主(GM):「…何で私がそんな銭を払わないといけないアル?」

犬神:「……(携帯をカパッと開いて)実は…貴方のキムチの製造方法が、ここにデータ残ってるんですよ〜」

GM:結局脅しかい!!(笑)

犬神:「このデータ、5万くらいで買ってもらえませんかねぇ?」(笑)

キムチール店主(GM):「お、脅しアルカ?!」

犬神:「違いますよー、ただのデータの販売です」

キムチール店主(GM):「……じゃあ、ユー達の劇する所の前で、ワタシ店出してもいいアルカ?」

犬神:「あぁ、じゃあ生徒会の方に言っておきますよ」

キムチール店主(GM):「それならばワタシ、出資金出すアルヨ」

犬神:「うん、よろしく〜」

キムチール店主(GM):「5万でいいアルカ?」

犬神:「あ、じゃあ10万」(笑)

GM:跳ねやがった!(笑)

キムチール店主(GM):「10万アルネ……じゃ、これがショバ代」

犬神:「ん、確かに」

キムチール店主(GM):「……ちっ、これだから日本のヤクザはよぉ〜…」

犬神:「データ代5万のショバ代5万、妥当だろ?」(笑)

GM:どうかなぁ〜…。(汗)

犬神:よっしゃ、これで5万オーバーだ!人も金額も達成〜♪


<6日目午前:彩音>

GM:…で、できた?

彩音:ん〜……まぁ、これもどうかなぁ〜って感じやけどな…。(紙渡す)

GM:………ま、アリとしましょう。(苦笑)あ、ただこれじゃ10万は出せんかなぁ〜…5万かなぁ〜…。

彩音:うん、それは自分でも思う。(笑)引き出し少ないねんから、ちょっと待ってや〜…。(考え直す)

GM:色々あると思うねんけどなぁ………で、犬神さんは何一生懸命書いてはるん?

犬神:ん?劇の題名。(見せる)

GM:……うわ、それ見たいなぁ〜!公開はいつですか?(笑)

犬神:パーティの時やろ。(笑)

GM:そか。(笑)あとはポスターとかなぁ…あ、言ってもた。

犬神:あぁ、それも必要やな。じゃ、午後変更するか…。

彩音:…もう、こんなんしか思いつかん!はい!(紙を渡す)

GM:…………(突っ伏してまで爆笑)あぁ…そう…まぁ、いいけどねぇ〜…。誰に?

彩音:え、それは藤村とか…まぁ色々おるやろ、欲しいのは。

GM:…鬼やな、アンタ。(笑)

彩音:やる気なんやったら、本人にもこのくらいは我慢してもらわんと!こっちも涙飲んでんねんから!

GM:OK,じゃあこれでいこか。


6日目 : 午前

犬神
彩音
<金>鶴橋へ
<金>親衛隊から


GM:はい、じゃあ6日目の午前、親衛隊を集めた彩音さんはこんな発言をしました!

彩音:「お姉様との1日デート券を今から販売します」

GM&犬神:(爆笑)

GM:ハンマープライス!(笑)

彩音:あ、ハンマープライスにしよか。

犬神:数じゃなくて、1枚を高額に釣り上げるんや!(笑)

GM:何という鬼…。

司会者(犬神):「え〜、それではまず、1万円からスタートしたいと思います」

親衛隊A(GM):「2万!」

親衛隊B(犬神):「3万!」

親衛隊C(GM):「3万5000!」

親衛隊D(犬神):「〜〜〜3万6000!」

親衛隊E(彩音):「4万!」

他全員:「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

親衛隊F(犬神):「…5万!」

司会者(GM):「おぉーっと、5万が出ましたー!5万!」

彩音:いや、まだ上がるでしょ〜?!

親衛隊G(GM):「5万5000!」

親衛隊H(犬神):「う〜……ご、5万7000!」

親衛隊I(犬神):「5万7500!」

GM:じゃあここで藤村が颯爽と、

藤村(GM):「ふっ…7万円」

犬神:皆、必死や。(笑)

GM:ほんまやで。(笑)

全員:………………。(不意に訪れた沈黙)

犬神:……あ、もう誰も出てこやんようになった。(笑)

彩音:ちょっ…!(汗)「え〜、一回きり!一回きりのチャンスですよ!?これを逃したら、果たして次があるのか…しかも、これだって必死で頼み込んで了承得てるんで!」(汗)

GM:……まぁでも、1日デート券やったら…。

犬神:こんなもん、かなぁ?

GM:かなぁ?

犬神:むしろ、5万よりまだ2万超えたくらいやな。

司会者(犬神):「では、7万円でハンマープライス!(カン!)」

彩音:…何だよ〜…。(ヤサグレ)

GM:え、これだけ?もっと別に出せばいいのに…。

彩音:え〜…あるけど…あ〜、いいですよ〜?出しましょかぁ〜?

犬神:コレやったら、20万くら出す人おるかもしれんで。(彩音のロザリオを指差す)

彩音:こ、これだけはアカン!!これだけは!これだけはぁ〜!!

親衛隊J(犬神):「私ぃ、そのロザリオだったら20万で買っちゃうな」(笑)

彩音:〜〜〜〜〜〜!!!!

GM:めっちゃ耐えてる!(笑)まぁそれ売ってしまったら、この劇やる意味ないやん!っていうな。(笑)

彩音:ほんまやで〜…。こぉれは売られへん!「……じゃ、じゃあパンツでどぉ?!」

GM&犬神:(爆笑)

GM:パンツきたぁー!(笑)

犬神:え、それは神羅の?

彩音:うん。

犬神:どっから持ってきたんや!それはほんまに本人了承したんか?!(笑)

GM:どこのブルセラやねん。(笑)……でもな?実は俺、その一言を待っててん。

犬神:い?マジで?!(汗)

親衛隊K(GM):「お姉様のパンツ?!…10万」(笑)

犬神:…今更やけど…何てアホな学校なんや…。(汗)

GM:まぁ、しゃーないって。世の中そんなもんや。(笑)

犬神:え、だって、持ち主も買ったのも女やろ?

GM:うん。

犬神:……………理解できん…。(汗)

GM:その買った子は、額に入れて家に飾るわ。(笑)

犬神:親見たら絶対泣くぞ、それ…。

GM:はい、じゃあこれで17万円Getです。あ〜あ、お姉様のパンツを売った妹…。(笑)

犬神:最低やな。(笑)

彩音:…もう、色んなもんを失ったわ…。

犬神:いや、まだ体があるやん!(笑)

GM:だ、大事なものがドンドン失われていくぅ〜!(笑)

彩音:何でこんな全てを投げ出してんねんやろ。(笑)

犬神:このシナリオでスッテンテンになってまうわ。(笑)

GM:さすが最終話…恐ろしい…ある意味、将門戦より恐ろしいわ…。(汗)じゃ、これで6日目の午前は終わりです。

彩音:おっしゃ、これで57万円や!


<6日目午前:終了>

GM:では午後です。

犬神:やることは決まってるよ。

彩音:こっちも。

GM:はいはい、じゃあイニシアティブどうぞ〜。

犬神:(いっコロ)…1…どんどんイニシアティブ悪くなってってる…。

彩音:(いっコロ)3、でもここで勝ってもなぁ…。

GM:うん、そうやなぁ。今回はこんなんやからなぁ…。


6日目 : 午後
犬神
彩音
<物>静姉にポスター依頼
<練習>



<6日目午後:彩音>

GM:ん、じゃあ今回はちゃんと舞台取れたで。

彩音:今度こそ、ちゃんと舞台でやろか。めっちゃ檄飛ばして。

GM:何か言ってや、親衛隊の子達に。何か言うことある?

彩音:そらまぁ…50人もいるからなぁ…こういう時は何て言えばいいんかな…。

GM:まぁこういう場面を思い浮かべて…。

彩音:「ちょっとそこ!何やってんの?!」

GM:左舷?!(笑)

犬神:左舷!弾幕薄いぞ!何やってんの!(笑)

彩音:「もっと声張って!声張って!……感情が篭ってなーい!!」

GM:じゃあ神羅がそれを見てて、

神羅(GM):「なかなかやるじゃない、彩音も」

彩音:「あ、ありがとうございます〜」

神羅(GM):「まぁ、私が主演だからね」

彩音:「もぉ〜ほんとに、お姉様はいつ見ても素晴らしい演技ですわ!」

GM:っていうところに、千歳がやってきたわ。

彩音:「あ、千歳さんじゃないですかぁ〜。(超揉み手)もう何から何までお世話になりまして申し訳ございません〜…。ちゃんと千歳さんにはいいポジションがありますので…」

千歳(犬神):「どんなポジションなのかしら?」

彩音:「え〜…高貴なお姫様役、という感じかなぁ…」

千歳(GM):「う〜ん、お姫様…ま、私元々姫だからねぇ」(笑)

GM:じゃあ神羅が出てくるわ。

神羅(GM):「あら、貴方が千歳様?」

千歳(犬神):「あぁ、貴方が件の…」

神羅(GM):「いつも彩音がお世話になってるらしいわね」

千歳(犬神):「まぁ、お世話してないこともないかしらね?」

GM:…どういう関係にしてほしい、この2人?(笑)

犬神:お姉様系2人、頂上決戦。(笑)

彩音:しかし、年齢が違いすぎ…。

GM:そやな、さすがの神羅も千歳の前ではなぁ…。

彩音:さすがに無理でしょ〜。

GM:じゃあ千歳が一枚上手な感じで。

神羅(GM):「…貴方からは、とても強い力を感じる…」

犬神:あ、神羅も分かるんや。

GM:髪の毛がピーンと立ってるわ。(笑)

千歳(犬神):「早くそのアンテナをしまいなさい!」(笑)

GM:ペトッ。(笑)神羅て縦巻きロール?

彩音:いや、金髪ウェーブやで。

GM:じゃあ髪がメドゥーサみたいにワサワサワサ…ってしてるわ。(笑)

千歳(犬神):「ふ、まぁいいわ。さ、練習を始めましょう」

彩音:「あ、そうですね。じゃあ…」

千歳(犬神):「ふん、私に台本なんていらないわ!」(笑)

彩音:あれぇ?!ま、まぁいいけどね?(汗)

GM:確かにそんな感じっぽい。(笑)

彩音:「もう自由にしてください…」

GM:ま、そんな感じで練習はできました、と。


<6日目午後:犬神>

犬神:じゃ、俺は静姉の古墳に行くかな。

GM:じゃ、ガラガラガラ〜っと引き戸を開けて。(笑)

犬神:「失礼しま〜す…あ、門番の埴輪君、久しぶり〜」(笑)

GM:前は殺されかけたのに。(笑:『静姉と麻美の秘密』参照)

犬神:で、奥に行くわ。

GM:はいはい、じゃあ静姉のプライベートルームに行きました。

犬神:「お邪魔しま〜す。え〜…静姉って、多趣味だよね、色々と。手先器用だし」

静姉(GM):「まぁそうですね」

犬神:「でね、丁度時代劇するもんで…和風タッチの絵と字を書いてほしいんです」

GM:あぁ、そういうのを頼みにきたんや!

犬神:そうそうそう。

静姉(GM):「そういうことなら、いいわよ」

犬神:「宜しくお願いします〜。一枚でっかいの描いてくださったら、あとはカラーコピーで配りますので」

静姉(GM):「分かったわ。私の…娘をオイタした貴方だけど」

犬神:「息子の娘…孫娘みたいなものですよね?」(笑)

GM:造魔に手出すとか…恐ろしい子やわ〜。(笑)

犬神:斉の時から変わりません。(笑)

静姉(GM):「ま、いいでしょ。貴方のおかげで将門も浮かばれたしね」

犬神:「あ、そう言って頂けますと…ありがとうございます」

静姉(GM):「えぇ、任せておいて。幽霊組合総出でやらせるから」

犬神:「はい、お願いします」…相変わらずやらせんねんな。(笑)

GM:まぁ結集させて、学校中色んなところにポスター張る所までやったるわ。

犬神:「あ、じゃあ題名はこれなんで」(紙を見せる)

GM:はいはい。(笑)じゃあこんな…バクザン先生が使うようなデッカイ筆で…うわぁぁぁ〜!って書くわ、静姉が。(笑)

犬神:し、静姉?!鬼気迫るものが…!(笑)

GM:10m×10mくらいのデッカイやつ。(笑)

静姉(GM):「はい、これ」パサッ。(渡す)

犬神:「あざーっす!じゃ、屋上から吊るすか、『12日公開!』て書いて」

GM:はいはい。(笑)


<6日目午後:終了>

GM:じゃあ残り1日……あ、ちょっと待って!せっかく彩音半日潰してるし…そろそろアレいこかな…。ごめん、じゃあ6日目の夜になりました。

犬神:ん?

GM:犬神が小道具箱とかのある所を見に来てんけど…そこに…ジャック・フロストがおる。

犬神:……ん。「お前、何やってんだよ、こんな所で…」

ジャック・フロスト(GM):「ヒーホー♪」

GM:〔氷のブレス〕。

犬神:いきなりやな!回避を…。

GM:いや、違うよ。

犬神:え?

GM:小道具とか衣装に。

犬神:(淡々と)あ、殺すわ。〔三連の矢〕(コロコロ)99、<命運>で振りなおす(コロコロ)成功した。

GM:はいはい、じゃあその矢でジャック・フロストは貫かれた。

犬神:貫いて消える前にガッ!と首掴むわ。(ドスをきかせて)「誰の差し金だ…」

ジャック・フロスト(GM):「ヒ…ヒホ〜…」

犬神:「おらぁ!とっとと吐け、らぁ!誰や!!」

ジャック・フロスト(GM):「……れ、れい……」(笑)

犬神:「……彩音のことかぁぁー!!」

彩音:な、何も言ってへんよ〜!!(汗)

犬神:グシャッ!(潰した)

GM:さぁさぁ、倉庫全体が凍り付いてしまったで〜。小道具も衣装も全部。

犬神:はぁ〜…まぁまだ風通し良くしといたら一日で大体溶けそうやけど…。

GM:いやでも、霊的エネルギーやしなぁ。

犬神:あぁ、そうか…。

GM:まぁそんなこんなで6日目終わりです。

犬神:ちっ…面倒な妨害を…。


<6日目夜:終了>



〜7日目〜


GM:はい、これで7日目です。この日は日曜やから、3回行動できることにしよう。

彩音:アレ、活かしてくれてんなぁ。

GM:まぁ行動一回消費したからな。

犬神:大分予定変更や…!(汗)


〜Thinking Time〜


GM:さぁ〜、犬神がヤバいぞぉ〜。

犬神:…いや、これをこうする。

GM:……あぁ、なるほどね〜…。

犬神:さすがに正攻法ではやってられんからな…。

GM:……あ〜……先に手出したの、貴方ですからね?彩音さん。(笑)

彩音:何も言ってへんやん〜!!(汗)

GM:いや、『霊界探偵部』けしかけたやん。(笑)

彩音:うぅ〜…弱ったなぁ〜…。(汗)

犬神:あ、一個目も行動はこれな。(図説)

GM:…。(爆笑)こ、これ、ほんまにするん?!

犬神:もちろん、これをこう…。(図説力説)

GM:す、すげぇ〜…宜しい、ならば戦争だ。(笑)

彩音:えぇ〜…?!(汗)

GM:どうやら…(犬神プレイヤーの)逆鱗に触れてしまったようや…。でも面白いかもしれん…園寺は怒るかもしれんけど。(笑)

犬神:そんなの関係ねぇ…世の中勝つか負けるかじゃねぇ…生きるか死ぬかだ!

GM:うわぁ〜…え、もっかい説明して?

犬神:えっとな?


〜犬神、暗黒面放出中〜


GM:…あぁ…なるほどね…よぉそんなん思いつくわ…恐ろしい子…!!(汗)

犬神:くすくすくす…楽しいなぁ〜♪

GM:まぁ、アリですね。(笑)

彩音:や、やりずれぇ〜…。(汗)

GM:目には目を、歯に歯を!(笑)

犬神:対抗に対する対抗!(笑)

彩音:いや、あれは鉄砲玉の暴走です!(笑)


〜Thinking Time〜


彩音:ま、こんな感じで。

GM:ん、いいでしょ。最初にイニシアティブしたら、後は交互にいきましょか。

犬神:OK(いっコロ)4!

彩音:(いっコロ)6!

犬神:俺イニシアティブ勝ったん、2回だけじゃね?(笑)

GM:勝てんなぁ〜。(笑)


<7日目午前:彩音>

彩音:じゃ、前々から言ってたけど、瞳に言ってた絵を…。

GM:あぁ、じゃあ瞳が持ってくるわ。

瞳(GM):「彩音さん、完成しました!」

彩音:「あぁ〜、また素敵な絵を描いてくれたわねぇ〜」

GM:すっごい、中世ヨーロッパ的な街並みの絵がバーン!!て描かれてるわ。

瞳(GM):「こんなので、どうかしら?」

彩音:「あぁ〜、もう素晴らしいです!」

GM:じゃ、それを至るところにペタペタ貼って終わりかな。

彩音:はいはい。


<7日目午前:犬神>

GM:じゃあ…はい、犬神君です。(笑)

犬神:(小声で)「暮須先輩!今のうちです…!」

GM:きたー!まさかの妨害工作!!(笑)

犬神:「そこをちょっとそういう感じに…そうそう、そうです!じゃ、俺はコレ結んでおきますんで、端っこをこっちに……っと、人が来た!早く逃げましょう!!」(笑)

彩音:…一体、何が…。(汗)

GM:それは後でのお楽しみや。(笑)


<7日目午後:彩音>

GM:はい、もっかい彩音。

彩音:つっても、ここは練習やなぁ〜。ちなみに、悪魔召還もしての練習です。

犬神:結局どんな劇なんや…?(汗)

GM:はいはい。(笑)


<7日目午後:犬神>

犬神:……あ、もう俺か。(笑)じゃあ詩子に小道具部屋に来てもらおうか。

GM:ん、来たで。

犬神:「申し訳ありませんが、先日お渡しした『炎のルビー』でここの氷を溶かしてもらえませんか?」

詩子(GM):「もぉ〜、仕方ないわねぇ〜。誰、こんなことしたの…あ、冷た!」

犬神:「まぁ、敵は一人だ。(笑)寒い?じゃあ上着を貸すよ。じゃ、お願いします」

GM:ボッ、ジュ〜…はい、溶けた。

犬神:「あ、ありがとうございます〜。すみませんねぇ〜、まさか俺もそのルビーをさっそく使うことになるとは思いませんでした」(笑)

GM:確かに。(笑)


<7日目夜:彩音&犬神>

GM:じゃ…これが最後や。

彩音:まぁ、もっかい練習。「クオリティ高いものを目指していきますよー!」

犬神:俺も練習や。「野郎共、気合い入れていけー!!」

GM:はい、ではこれで終わりです!


<7日目:終了>



〜選考日〜


GM:では!いよいよ、明けまして月曜日、一条さんや園寺を始めとする生徒会のメンバーがやってきました。カッカッカッカッ…。(足音)

園寺(GM):「…それでは君達の演劇、見せてもらおうか」

彩音:これはリハーサル?

犬神:リハーサルというか…これで良いほうが採用されるんやろ?

GM:そうそう。

一条(GM):「それじゃ、始めてください」

犬神:(即)「では、ウチから」

GM:あ、じゃあ題名も一緒に紹介してください!

犬神:(紙を見せながら)『必殺!子連れ用心棒!!』(笑)

GM:必殺仕事人+子連れ狼+用心棒、3つを混ぜるというこのアイデア。(爆笑)

一条(GM):「主演は?」

犬神:「もちろん、滋藤です」

一条(GM):「ふんふん…それから?」

犬神:「その滋藤の子供役に、この椎作君を」

一条(GM):「なるほど…」

GM:あ、簡単にストーリーも言ってもらおか。

犬神:ストーリー……え〜…実はこの椎作は実の子供じゃなくて、上司の隠し子を実の子供として逃がす旅に出ている、と。で、それに気づいた敵が刺客を送ってくる……子連れと見せかけた、実は用心棒だった、というストーリー。(即興)

GM:なるほどなるほど…必殺はどこいったん?敵は殺すん?(笑)

犬神:無論、“必ず殺す”と書いて必殺や!(笑)

GM:結構ヒドイ主人公やなぁ〜!(笑)……暦さん、凄いシナリオ考えたなぁ〜…。

一条(GM):「OK,分かりました。では劇を始めてもらいましょうか」

犬神:「はいはい」

GM:え〜、では今までの得点を計算しまして、発表します。


+++++++++++++++++++++

練習回数:2回=30pt
人材集め:衣装、舞台セット、小道具、ポスター=20pt
予算:30万+5万=20pt

計:70pt



+++++++++++++++++++++

一条(GM):「ということで、70pt獲得しました〜」

犬神:「あざーっす!」

一条(GM):「では、次に彩音さん、発表お願いします」

彩音:「はい!え〜、舞台は『ロミオとジュリエット』です!主演、ジュリエットは神羅、ロミオは私、彩音です!」

GM:ストーリーは?

彩音:ストーリー…実はよく知らんねんなぁ…。まぁ他には千歳とかが王妃様やってたりするから。

GM:はいはい…まぁストーリーはいいや。で、得点やけど…。


+++++++++++++++++++++

練習回数:4回=40pt
人材集め:衣装、舞台セット、ポスター(“千歳”+5pt)=20pt
予算:50万+7万=15pt

計:75pt



+++++++++++++++++++++

彩音:実は小道具系は全て“千歳”任せです!(笑)

GM:楽したなぁ〜!(笑)え〜、ということで、彩音さん側が5pt上回ったわけですが…?(笑)

犬神:……。(黙って手を挙げる)

暮須(犬神):……。(紐を引く)

GM:ここで紐をシュッ!と引いたぁぁぁぁ!!(爆笑)

彩音:…え、何?(汗)

GM:え〜……神羅が熱演している所…急に…足元に穴が空きました。(笑)

犬神:カパッ…ドシ〜ン!(笑)

GM:全員唖然としてるわ。(笑)

彩音:…特に…対抗は、ないからなぁ…。

GM:まさかの…妨害!(笑)

(黒)犬神:「はっは〜!重すぎたんじゃね〜?」(野次)

GM:うわぁぁぁ〜…。(汗)

彩音:…具体的には、何したん?

犬神:床を切って、下をつっかえ棒しといて、その棒に紐結んで引っ張ったら落ちるようにしといた。

彩音:…つまり、床を切ったん?!!

犬神:おぅ!

彩音:アンタ…ここで床に穴空けたら本番、どうやって演技すんのよ〜?!!(汗)

犬神:本番までの2日間に直せばいい!というか、とにかく今、この瞬間に落ちてくれたらそれでいい!!

GM:あ〜……じゃあ神羅…の代わりに彩音、「運」判定してみていいで。

彩音:「運」判定(いっコロ)きた!0!(いっコロ)はい、0!……って……。

GM:ファンブル〜〜〜!!!!!!!!(爆笑)

彩音:00か!!ここにきて00かよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!(血涙)

犬神:やったぁぁぁぁ!!綺麗にハマったぁぁぁ!!(狂喜)

GM:終わった、な。(笑)

彩音:何でやねん、もぉ〜…。orz

GM:じゃあ…残念ながら、それで神羅は怪我したわ。

彩音:「…最っ低やなぁー!」(笑)

犬神:「先に手を出したのはそっちだ」(笑)

彩音:「違う…!何も言ってないんやー!」

犬神:「ま、全ては手遅れさ…」

GM:はい、じゃあ劇自体はロミジュリの方が5pt分評価高かってんけど……肝心の主役が足挫いてしまったから、ちょっと劇はできそうにないな…。

彩音:はいはい、分かりましたよ…。

GM:試合に勝って…。

彩音:勝負に負けたな…。

GM:ということで!栄えある劇の上演権は…犬神君側になりました。

犬神:ありがとうございます〜。(笑)

GM:神羅が「きぃぃぃっ!!」って怒ってるわ。(笑)

犬神:滋藤が「ふふん…」って笑って見下してるわ。(笑)

彩音:わ、笑うなぁー!!

GM:決定的な溝ができてしまったな。(笑)もう、和解の道は閉ざされたな。

犬神:そんなもん、元からないさ。じゃあ、滋藤と暮須先輩を胴上げでもしとこ。(笑)

彩音:……………。


<終了>



〜本番と打ち上げ〜


GM:OK,じゃあエンディングいこか。

犬神:はい。

GM:ではでは…色々ありましたが、2月の12日、卒業式を前にして劇が上映されました。70ptやからな、拍手喝采を浴びれましたよ。

犬神:やった♪

GM:特に椎作の子役っぷりといたら、ジャニーズからスカウト来るくらいのものや。また特に千鶴の演技も光りました、あのポニーテール姿が…。

犬神:そうそうそう…♪

GM:ファンの子達が歓喜してるわ。「ブラボー!ブラボー!」って。

犬神:じゃあ、最後に全員で手繋いでカーテンコールまでしちゃうわ。(笑)



^)人(^▽^)人(^▽^)人(^▽^)人(^▽^)人(^▽^)人(^▽^)人(^▽^)人(^▽


GM:そうやな。(笑)で、それを神羅が松葉杖つきながら、「きぃぃぃっ!」ってやってるわ。

彩音:あぁ、足挫いたからか…。

犬神:「あ、千鶴。その辺の足元、気をつけろよ?まだ直したてだからな?」(笑)

彩音:「まだだ…!」

GM&犬神:え??

彩音:「まだ終わりませんよ、お姉様!」

GM:まだ何かやるん?

彩音:ん?…ま、とりあえず進めてくれていいよ。

GM:はいはい。じゃあ劇は無事成功して、幕を閉じました。で、皆で打ち上げのパーティに行こう!って話になって、それぞれがお疲れ会をすることになりまして……同じ会場?(笑)

彩音:絶対嫌やわ!(笑)

犬神:間違いなく楽しくない!(笑)

GM:そか。(笑)じゃあ神羅側は神羅の邸宅、滋藤側はいつもの定食屋で。どっちからいく?

犬神:そっち、お先にどうぞ。

GM:ん、じゃあ神羅邸。50人の信者達と神羅がいるわ。神羅の顔は鬼気迫るものがあるわ。

犬神:しかも、無駄に親衛隊復活させてもたしな。

彩音:ほんまやで…何がしたかったんや…。パンツも売った…プライドも売った…デート一日させることになった…。

GM:結局、藤村一人がホクホクやな。(笑)

犬神:ほんまや。(笑)

神羅(GM):「これで第U部が終わってしまうけど…まだ、私達は負けたわけじゃないわ!」

彩音:「そうです、負けてないです……何故なら…私は…何をするためのキャラ?」

GM:こ、ここにきて彩音が…。(汗)

犬神:核心ついてきた…?(汗)

彩音:「それはね…?私は…戦うキャラでしょ!」

GM&犬神:そこにいったかぁぁぁぁ!!(爆笑)

GM:闇討ち部隊が編成された!(笑)

彩音:「卒業式の日、式が終わったら、皆、校門前に、集合」

犬神:ヤバイヤバイヤバイ…!(汗)あ、でも…こっちのグループは滋藤中心に武道系グループやから、平均戦闘能力は多分こっちが高いぞ?

GM:その分、勢いがな。(笑)一大決戦や…。ま、とりあえず神羅の豪邸でパーティです。

彩音:うん、まぁ宥めながら…今は、一時の屈辱を……。

GM:爪を研いで…。女の恨みは怖いです!トゥーシューズに画鋲入れんねんで。(汗)

彩音:こっちには“千歳”がおんねんぞ〜?

犬神:ちょ、こっちは東京の<結社>に協力求めやんと…!(汗)

GM:大内池さん…。(笑)はい、じゃあ犬神側いこか、いつもの定食屋や。

犬神:「おばちゃーん!Hランチ一つ!」(笑)

GM:出ました、Hランチ!(笑)ABC…そしてかっ飛ばして、H。(笑)

彩音:あの間は何なん、ほんまに。(笑)

犬神:恋のABC,すっ飛ばしてH。(笑)

GM:ほんまに…。(笑)じゃあ相変わらず、ドーン!!ガーン!!バーン!!ていう感じの料理がくるわ。

犬神:「あ、おばちゃん、あのキムチはもうやめたんだね〜?」(笑)

おばちゃん(GM):「あぁ、キムチは止めたんだけど、今度はチヂミをね…」

犬神:(即)「止めたほうがいいっていうか止めて止めて!」(汗)

おばちゃん(GM):「チヂミを入荷しようかと…」

犬神:「おばちゃん、俺、もっと別のものを食べたいなぁ」(笑)

おばちゃん(GM):「じゃ、チヂミは止めておくかぁ」

犬神:「うん、そうして、そうして」(笑)

GM:まぁそんなこんなで、パーティです。何せ、剣道部と弓道部が集まってるからな。あ、他にも…。

犬神:ハイム部、家庭科部…あと、暦さんも呼ばな。「いやぁ〜、暦さんのシナリオのおかげっすよ〜」(笑)

GM:ほんまや、暦さんも頑張ったで。(笑)

暦(GM):「今更気づいたの?!ほら、はい!」(空の杯を差し出す)

犬神:「あ〜、グイッといっちゃってください」(笑:注ぐ)

暦(GM):「ゴッゴッゴッ…ちょっと、シルヴィアさんは?!シルヴィアさんはどこ?!!」

彩音:こちら側です。(笑)

犬神:じゃあそこを離れて、隅っこの方で千鶴と話そうかな。「いやぁ…今日は、光ってたよ」(笑)

千鶴(GM):「ははっ、何言ってんだ。アンタのお陰さ!」

犬神:「いやいや、俺なんて影でチョコチョコやってただけさ」

千鶴(GM):「でも…最後…あれ、アンタかい?」

犬神:「……俺にはよく分からないなー、きっと勝利の女神が君に微笑んだのさー」(超棒読み)

千鶴(GM):「…本音を言うと私、正々堂々と戦いたかったんだ…」

犬神:「ん〜…その気持ちは分からんでもないが…それでも俺はあのパーティで、皆に君を見てもらいたかった…」

千鶴(GM):「ふっ……あとでちゃんと彩音さんに謝っておきなよ?」

犬神:「あ、彩音に、か…?ま、まぁ、考えておこう」(笑)

彩音:考えるんかい!(笑)

犬神:「でもな、千鶴…これだけは聞いてくれ。……先に、手を出したのは、向こうだ」(笑)

千鶴(GM):「目には目を、か…」(笑)

犬神:「そういうことだ。世の中、やられっぱなしはいけない。やられたらやり返す、等価交換の時代だ」(笑)

GM:すっげぇ〜…。(笑)

千鶴(GM):「じゃ…抜け出そっか♪」

犬神:「そだな♪」コソコソっと…。

GM:イヤラしいなぁ〜。(笑)2人は夜の街へと消えていきました、と。平良暮須が一人でグワー!グワー!てやってるわ。

暮須(犬神):「ガハハ!あの舞台、実は俺がなー…!!」(笑)

彩音:お前かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!

暮須(GM):「ちょっと紐を引いてやっただけなのになぁ〜!」(笑)

犬神:何せ行動決めの内容が『暮須先輩と妨害工作』やからな。(笑)

暮須(GM):「軽いもんだったぜ、ガハハハハッ!」

千葉(犬神):「く、暮須さん、さすがです!俺達にはとてもそんなことは…!」(笑)

GM:暮須、実はずっと舞台下に潜んでたからな。(笑)

彩音:体入ったんか?!!

犬神:そこはギュウギュウに。(笑)



〜卒業式〜


GM:はい、では卒業式です!

犬神&彩音:はい!!

校長(GM):『では、3年生入場!皆様、拍手でお迎えください』

3人:パチパチパチパチ…!!

理事長(GM):『では、3年生代表…犬神良比古!』

犬神:代表なんや!(笑)「はい!!」

理事長(GM):「貴方はこの3年間…よくもまぁ続けました。色々とありました…その功績に敬意を評して、ここに卒業証書を授与します」(賞状を渡す)

犬神:(両手で受け取る)

理事長(GM):「卒業、おめでとう!!」

犬神:「ありがとうございます!!」

3人:パチパチパチパチ…!!

彩音:本当は6年間ですよー。(笑)

犬神:ほんまに…どんだけ高校生やってんねん。(笑)

GM:長かったなぁ〜…。じゃあ、送辞を…。

彩音:そうじ…惣二郎がやればいいんちゃう?(笑)

GM:そうやな。(笑)

理事長(GM):「送辞、東雲惣二郎君」

惣二郎(彩音):「……あぃ…」

犬神:メンドそ〜!(笑)

惣二郎(GM):「え〜送辞…在校生代表〜。…僕達は、先輩達がいたおかげで…」

犬神&彩音:めっちゃ棒読みやー!!(爆笑)

惣二郎(GM):「とてもとても楽しかったですー。先輩達がいなくなって、凄く不安なんだけどぉ〜…」

犬神:な、何で惣二郎にやらせた?天狼にやらせろよ。(笑)

GM:ほんまやな。(笑)まぁそんなこんなで送辞が終わりました。

惣二郎(GM):「先輩達、これから先も…良かったら学校、来いやぁ。待ってますからね〜」

犬神:ただの呼び出しやん。(笑)

GM:じゃあ答辞は彩音にしてもらおか。

理事長(GM):「卒業生答辞。卒業生代表、神楽坂彩音」

彩音:「はい!」…で、何を言えばいいん?

GM:まぁ適当に。(笑)

彩音:「楽しかった、運動会!」

GM:小学生か!(笑)

彩音:「面白かった、修学旅行ー!」

卒業生(GM&犬神):「修学旅行ー!」(笑)

彩音:「皆で行った、肝試しー!」

GM:何に皆で行ってるんですか?!(笑)

彩音:「答辞…これから私たちは、未来に向かって羽ばたきます」

犬神:美鶴やん!(笑:ペル3)

彩音:「これから先、社会に出る人もいれば、大学に行く人もいて、不安もいっぱいでしょうが…私たちは、諦めません!諦めません!そして…何よりも…!」(腕で目を覆う)

GM:ここで泣きが入った。(笑)

彩音:「…ぐすっ…うぅ…!ごの学校が……だ、だのじかったでずぅ!!」(号泣)

GM:じゃあここで皆が貰い泣きしよか。(笑)

理事長(GM):「では、仰げば尊し、斉唱」

3人:『あ〜お〜げば〜と〜と〜し〜…♪』

GM:何や、これ?!(爆笑)実はよく知らんしな〜。

犬神:……じゃあ、こっちにする?(笑:手元の資料裏の落書きを見せる)

GM:あぁ、じゃあ最後、全校生徒揃って言おうか。

犬神:…え、これ全部歌うん?

彩音:最初の語りの部分でいいんちゃう?

GM:そやな。

犬神:「…花の命は 短くて…夢見る月日は 駆け足で過ぎ行く…あぁ、残酷なる時よ 無慈悲なるもの…だが、我が胸に咲き誇る…君よ 花よ…」

3人:パチパチパチパチ…!!

犬神:まさかこれで締めくくるとは思わんかった。(笑)

GM:もう皆、大号泣ですよ。(笑)あの楽しかった伊勢の長島の旅を思い出してみたり…。(第4話参照)

犬神:一番初めは、小等部に出る椎作の幼馴染やったな…。

GM:そうそう、3本足のリカちゃん…えぇ戦いやった…。

犬神:で、次は…ビジョンガーか。

GM:あぁ、それで詩子と知り合い…。

犬神:第3話で静姉と麻美の秘密を探り…。

GM:古墳で死に掛け〜…。

犬神:伊勢で烏賊斎と一緒に戦い〜…。

彩音:魔王、やったな。

犬神:『氷雪のブラッドペイン』で…。

GM:イマイチ影の薄い…。

犬神:朝倉とかいう女に静姉を封印されて…。

GM:やたらと嫌われたヒロインやったなぁ…。

犬神:で、次が…『花散る里』や……あの、最後に人間の心の醜さを露わにした。(笑)

GM:あっこで女2人が裏切ったからなぁ!(笑)あ、花散るの前に『アップル・ポップル・ハニー』のTがあって…。

犬神:あ、そやな…そこで千鶴と神羅と出会い…で、その次が学祭前夜、『受け身からの脱出』やったな。

GM:あ〜そやったなぁ〜…。

犬神:で、アップルUがあり、『曙』があり…。

GM:で、このアップルVで最後かぁ〜……『霊界探偵部』6年間の活動記録…。

犬神:長いようで短い…ようで、やっぱり長い6年間やったなぁ〜。(笑)

GM:しかも高3の1年間がどんだけ長いねん!ていうな。(笑)

犬神:……と、まぁそんなわけで…。

GM:そやな、第U部もとうとう終わり〜…。




〜Fi……



〜雌雄決する時〜


GM:で、終わらないのが、この人やねんな。(笑)

彩音:〜〜♪〜♪〜〜〜♪(ハミング)

GM:何で『メビウスの輪』やねん?(笑)

犬神:………(汗)……あ、じゃ、じゃあ理事長室に行こうかな。

GM:あぁ、じゃあ最後に『霊界探偵部』で集まろか。

彩音:あ、そやな。

犬神:「あ〜皆、お疲れ様でーす」

GM&彩音:「お疲れ様でーす!」

犬神:「理事長、今日は飲みましょう!」

理事長(GM):「お、そうだねぇ。ではさっそく…」

GM:パンパン!と手を叩くと、グワーッ!と豪勢な料理が並べられるわ。

理事長(GM):「さぁさぁ、今日は飲めや歌えや!」

犬神:「ぐわー!ぐわー!」(飲んで食ってる)

彩音:……ニヤリ……。

理事長(GM):「あれ?彩音君、飲まないのかい?」

彩音:「いや、今日はちょっと遠慮しておきま…」

犬神:「何だよー!飲めよー!!」(笑:酒を押し付ける)

彩音:「飲まないよ!(汗)…い、いやぁ〜…実はこの後、免許取りに行かないといけなくて…」

犬神:「何だよ〜まだ取ってないのかよ〜。俺、1月下旬に取ったぞぉ〜?」

彩音:「うん、まだなの…」

GM:じゃあ麻美が声かけてくるわ。

麻美(GM):「ちょっと!何で私の劇が上演されなかったのよ?!」

彩音:(とても静かな声で)「…ん?…それはですねぇ………穴が…空いたんです……まさに…穴が空いたんです…」

GM&犬神:(笑)

彩音:「劇場にも…役員にも…穴が空いたんです…」

GM&犬神:(爆笑)

麻美(GM):「ど、どういうこと?」

彩音:「つまり……いや、あのね?何か急に、舞台が割れて〜…穴が空いて、落ちた」(笑)

麻美(GM):「…誰がやったの…?」

彩音:「それは……」

犬神:(遮る)「麻美ー、麻美ー!一緒に写真撮ろうぜぇ〜!」(笑)

麻美(GM):「で、でも、心霊写真になっちゃうよ?」(笑)

犬神:「いいじゃねぇかよぉ〜!ほら、笑って笑って!」(笑)

GM:じゃ、手だけ、とか。(笑)

犬神:「いやぁ、逆に思い出深いわ、この写真〜!」(笑)

麻美(GM):「いいよねぇ、貴方達は歳を取れて…」

犬神:「まぁまぁ、まだ人として死ねたからいいじゃないか。俺なんか…果たして人として死ねるかどうかも分からないんだから…!」

GM:(爆笑)

犬神:「俺さー、実は来週ちょっと手術受けるんだよねー」

GM&彩音:(爆笑)

GM:な、何ていうフラグ…。(笑)

犬神:「はぁ…生身の体もあと一週間、か…」

GM:切ねぇ〜!(笑)

彩音:何か逆に可哀想になってきたわ。(笑)

犬神:「いや、でも俺は後悔はない!すべては千鶴のためだ!」

GM:その根性に乾杯や…。

犬神:「乾杯〜!ほらほら惣二郎、もっと食え〜。どうせ普段、橋の下でオニギリしか食ってねぇだろ〜?」 (笑)

GM:阿国のオニギリが…。(笑)ところで彩音は、いつ決行するん?

彩音:決行…それよりも!あの暴発した奴等はどないなっとんねん!

GM:あぁ、じゃあ惣二郎が笑ってるわ。

惣二郎(GM):「ジャック・フロスト、良かっただろ〜?俺の差し金なんだけど」(笑)

彩音:あ、言っちゃったよ。(笑)

犬神:「てめぇかぁぁぁぁぁぁぁ!!」(殴る)

惣二郎(GM):「ぐほぉぉぉっ…!!」(吹っ飛ぶ)

犬神:「ったく、いらねぇ手間増やさせやがって…!!」

惣二郎(GM):「ギャグだった、のに…」(ガクッ)

犬神:まぁ仕方ない…体も火照ったし…最後に屋上で体冷やすか。で、学校全体を見渡すわ。「あ〜この学校とも今日でサヨナラかぁ〜…」

GM:あぁ、じゃあ今は夜の8時くらいと思ってな。

犬神:「…?何だ、あの校門辺りの人だかり…」

彩音:あ、集まってる…!(笑)

犬神:「アイツら、まだ卒業式の後で騒いでんのか…?何か皆、手に獲物持ってるけど…」(笑)

GM:じゃあ滋藤がそこに現れるわ。

千鶴(GM):「やっぱりここにいたんだ…」

犬神:「千鶴……あぁ、屋上に来るのもこれが最後だからなぁ…」

千鶴(GM):「…長いようで、短かったよね…」

犬神:「あぁ…そうだな。こっから橋のボルトの数を数えれるのも、今日が最後か…」

GM:知り合って何ヶ月くらいかなぁ?

犬神:確か、夏の大会前に知り合ったから、半年くらいかな。

千鶴(GM):「そうか…もう半年か…まさか、ここまで…」

犬神:ほんまに…まさかここまで、組んづ解れつの仲になるとは…。(笑)

GM:誰が予想したであろうか。(笑)

犬神:「ま、大学でも一緒じゃないか」

千鶴(GM):「もう…バカ…」

犬神:「へへっ…」じゃあ、こっからはちょっとお楽しみタイムで。(笑)

GM:はいはい。(笑)で、そっちは?

彩音:〜〜♪〜〜〜♪〜♪〜♪

GM:何でロンド・ベル隊?!(笑)

彩音:じゃあ校門に行くわ。

GM:ん、じゃ、神羅が出てくるわ。

神羅(GM):「……何で私、ここにいるの?」

犬神:知らされてないんかい。(笑)

彩音:「何故かと申されますと……それは…今から出てくる人と…戦うためです」

神羅(GM):「……なるほど…」

犬神:ちょ、俺今、屋上で別の意味の戦いの最中…。

彩音:「疲れきったところを狙うんです…」(笑)

GM:とかいう彩音も、前の晩にえらい事になってたんちゃう?(笑)

彩音:うん、ミミズ腫れとかできてるかもしれん。

GM&犬神:あくまでそっち?!(笑)

彩音:あくまでそっちやねん。(笑)

GM:OK、じゃあ2人が降りてきたわ。

犬神:「な、何だぁ?この人だかりは…?やっぱさっきから上から見たのは…!?」

彩音:いいんかなぁ、最後がこんなんで。(笑)

GM:まさかのPC対決。(笑)

犬神:「あ、彩音?何やってんだ、こんな所で?」

彩音:「……よくも、やってくれたわね?」

犬神:「先に仕掛けてきたのは、そっちだろ?」

彩音:「あれは…彼が勝手にやったことよ」

犬神:切り捨てた?!尻尾切りかよ!(笑)「そうか…でもな?結果的にウチの邪魔にはなったから…連帯責任だ」

彩音:「それはないわ……それはない!!あれはないよ?!!」

犬神:「…ま、俺を怒らせると、えらい目にあうってことさ。あ、正確には、俺と暮須先輩を、かな?」(笑)

GM:確かにな。(笑)よし、じゃあ最後はタイマンで勝負つけよか。

犬神&彩音:………え??(汗)

GM:今のキャラのままでいいからさ。

彩音:え、いいん?(笑)

犬神:か、勝てるかぁー!弓キャラのままやぞ?!(汗)

GM:え、無理?

彩音:だって…後列キャラやろ?

犬神:うん、後列やで。

GM:避けたらいいねん!

犬神:んな、無茶な…。

彩音:え、じゃあ、悪魔出すで?

GM:そこはタイマンやから、禁止やなぁ。まぁそれくらいでトントンやろ。

彩音:そか…まぁ、恒例の行事ってことで。

犬神:な、なんつー恒例行事…。(汗)…まぁいいや、じゃあやろうか?

GM:これに勝った方が真の勝者や!

彩音:じゃあ最初からこれでよかったやん!(笑)

GM:決着をつける時がきてん!(笑)

彩音:何か微妙に逆恨みみたいで、格好悪いねんけど…。

犬神:いや、完全に逆恨みやろ。(笑)

GM:これに勝ったほうが、この第U部の主人公として決まるんや。(笑)


<最後の戦い:犬神良比古v.s.神楽坂彩音>


<1ターン目>

犬神:はぁ…ま、じゃあイニシアティブいこか(いっコロ)2出たから…30。

彩音:(いっコロ)20、絶対そっちやわ。15+1Dやし。

犬神:あぁ、俺28+1Dやからな。じゃ、俺からってことで。じゃ……何やっても通る気がしない…何か魔法攻撃あったかな………あ、〔心眼の矢〕するわ(コロコロ)普通成功、当たったら魔法ダメージな。相性は「精神」。

彩音:(コロコロ)避け無理、当たったわ。

犬神:ダメージ低いなぁ〜、「精神」で82点。

彩音:MPにダメージ?!(汗)

犬神:肉弾で長引かせたら不利やからな、サクッと精神を削り取ることにした。

彩音:なるほどな…。

GM:弱点を突いてきたなぁ…。

犬神:そら第1話から戦うとこ見てたもん、弱点くらい知ってますよ。(笑)

GM:そらそうだ。(笑)

犬神:しかもこの攻撃は矢を消費しない!経済的〜!(笑)

彩音:…いきなりMP2になってもた!?(汗)どういうこっちゃ……困ったなぁ…〔連続技〕で攻撃ね(コロコロ)あ〜、2回共普通成功やな。

犬神:(コロコロ)一回目避けれた、2回目は当たったな。

彩音:ダメージは100点な。

犬神:えっとなぁ〜…『覇王の鎧』で「剣・ガン/半減」やから、50点にしたらカキンやねん。

彩音:なんじゃそりゃ?!(汗)

犬神:「俺をただの後列キャラと思うなよ?!」(笑)

GM:どんな後列や。(笑)


<2ターン目>

犬神:じゃ、イニシアティブ(いっコロ)33。

彩音:(いっコロ)あかん、18やわ。ていうか、イニシアティブもういいやろ。

犬神:分かった。もっかい〔心眼の矢〕(コロコロ)はい、成功。

彩音:避けたらいいねん!(コロコロ)ほら、避けた!で、こっち、普通に攻撃(コロコロ)成功。

犬神:(コロコロ)あ、当たったわ。

彩音:しかしダメージが…105点。

犬神:半減して53点、カキンやな。

彩音:ちょっと…!サモナー能力出さないと勝てないんですけど?!(汗)

GM:物理攻撃しかないからなぁ…。


<3ターン目>

犬神:ん、〔心眼の矢〕(コロコロ)成功。

彩音:(コロコロ)ダメだ!(汗)

犬神:「精神」に83点ダメージ。

彩音:83点……。

GM:終わったかな?

彩音:<命運>…何でこんな少ないねん…残り2個て…。(汗)

GM:理事長の所のが響いてんなぁ〜。(笑)

彩音:<命運>使っても……あかん、2点は越えるか…無理やな…。

GM&犬神:………………………。(動向を見守る)

彩音:……………惨めに死ねばいいんやろ?!!!!(涙)

GM&犬神:(笑)


<最後の戦闘:終了>

GM:終わったか…。(笑)

犬神:「結局…何だったんだろう…」(笑)

GM:〜滋藤の逆襲〜でした。(笑)

犬神:「さぁ千鶴、帰ろうか」(笑)

彩音:ちょ、ちょっと待って?!…何?何これ?(汗)

犬神:「さぁ、あの屍を越えて、俺達は俺達の道を行こう」(笑)

千鶴(GM):「あぁ、あの夕日に向かって…!」

犬神:「駆けよう!!」たったったったったった…!

GM:駆けてった。(笑)

犬神:「俺達には大学生活という明るい未来が待ってるんだ!」(笑)

GM:じゃあ、神羅が彩音の気絶した体を引きずっていくわ。

神羅(GM):「まったく…世話の焼ける…!」

彩音:まぁ…傷の舐めあいやぁ…。

犬神:一応外傷は付けんかってんから、勘弁しろよ…。(苦笑)

彩音:〜〜〜違うんやぁ!V部の彩音なら勝てるんやぁ!覚えとけよぉ!(涙)

犬神:V部の時の犬神は、『機械兵士』やけどな。(笑)

彩音:この恨み…いつか晴らしたる…!

3人:(爆笑)




GM:ではでは、長いことやりましたが……これで、第U部…。

犬神:本当の意味で…。

GM:おしまいです。

犬神:完結です!

彩音:はぁい!

犬神:名残惜しいものがあるけどな…。

GM:まぁな…では!お疲れ様です!!

犬神&彩音:お疲れ様です!!

3人:パチパチパチパチ…!!!!




〜Special Thanks!!〜