第1話 : 聖戦士降臨!



〜目次〜

PREPLAY
OPENING PHASE
MIDDLE PHASE
CLIMAX PHASE
ENDING PHASE



PREPLAY


GM:…はい、いくで。まずは…次回予告ならぬ、今回予告っていうのがあるから。

プレイヤー3:こ、今回予告…。(笑)

プレイヤー1:この会社のには、よくあることや。(笑)

GM:じゃあいきますよー。





<今回予告>

世界と世界を繋ぐ神秘の力、生命の泉…それはヴィンラントの首都、ヴィースリーグの地下に眠る神話時代の遺跡である。
強大なダスクフレア、メタルオード、メディウスに脅かされたヴィンラントの指導者、美少女キリンは生命の泉縋って“界渡りの勇者”を呼び込んだ。
カオスフレアの力を振るって、メディウスを倒す戦士達…。
だが、生命の泉を狙うネフィール武者の陰謀は、メディウスに更なる力を与えて最悪の元凶となる。
生命の泉を取り込み、周囲を機械化していくメディウスに立ち向かうカオスフレア達…。
今、世界の運命を分けた決戦が始まる…!

異界戦記カオスフレア!聖戦士降臨!

「人よ!未来を侵略せよ!!」




GM:と、(ルールブックに)書かれています。

プレイヤー2:全然分からん…固有名詞多すぎやねん。(汗)

GM:うん、そうやと思う。(笑)

プレイヤー1:すでにカオス。(笑)何となくやけど…自分がこっそり呼ばれたんは分かった。

GM:まぁそういうことやな。(笑)じゃあ次はハンドアウトやな…あ、いや、まずはキャラへのシナリオパスか。プレイヤー1は『“キリン”への“慈しみ”』と書いてください。んで、ハンドアウトな。


◆Opening 00-1◆非日常への移行  Scene Player―プレイヤー1

シナリオパス:“キリン”への“慈しみ”


夕暮れの帰り道、君は光の中へと包まれた。
気がつくと、目の前には救いを求めて祈るキリンという名のお姫様と、街を破壊して迫り来る巨大な機械のドラゴンの姿…。
君の手に握られた不思議な武器だけが、アレを倒せるのだとキリンは言う…。

君は、涙目で縋る彼女のため、武器を握り締めて、怪物目掛けて駆け出した!


GM:…すげぇな、コイツ。(笑)

プレイヤー3:思い切りが半端ない。(笑)

プレイヤー2:まぁ、頑張って。(笑)

プレイヤー1:ど、どうなるんやろ…。(汗)

GM:じゃあ次の人、PC2な。パスは『“キリン”への“友情”』。

プレイヤー2:友情〜?愛にしといてや。

GM:別に愛でもいいけど…キリン、眼鏡かけてんで?

プレイヤー2:(即)あ、じゃあいらん。

プレイヤー1:ひどい話や。(笑)

GM:じゃあ読むで。



◆Opening 00-2◆奇跡への立会い  Scene Player―プレイヤー2

シナリオパス:“キリン”への“友情”


ヴィンラントの国家元首であるキリン姫は、君の大事な友人の一人だ。
いつも明るい彼女と、平穏なヴィンラントは、君にとっては無くてはならない存在なのだ。
だが、そんなヴィンラントに強大なダスクフレアが迫っているという…。


プレイヤー2:ダ●キンに任せたらいいねん…。

プレイヤー3:だ、ダ●キン…。(笑)


生命の泉の力で勇者を呼び出そうとするキリンに、君は協力することにした。


プレイヤー2:そうなんや…じゃあ協力するわ。

プレイヤー1:うん、してしてー♪

GM:じゃあ次〜、PC3。シナリオパスは『“イルルヤンカシュ”への“忠誠”』。

プレイヤー3:“感服”受けて、“忠誠”を誓う、と…。

GM:どんだけ好きやねん、イルルヤンカシュ。(笑)


◆Opening 00-3◆誇り高き竜騎士  Scene Player―プレイヤー3

シナリオパス:“イルルヤンカシュ”への“忠誠”


君は冥龍后イルルヤンカシュに仕える、龍族の中の勇者だ!


プレイヤー3:またいきなりやな!(笑)

プレイヤー2:まだ何もしてへん。(笑)


今日も君に、龍族の世界征服のため、新たな使命が与えられた。
調和機械軍グレズの作り出した機械竜メディウス、よりによって誇り高き竜を模して作られたあの憎むべきメタビーストを許しておけば、アムルタートの名誉は地に落ちる。
何としても奴を倒さねば…!



**********************************************

GM:以上がハンドアウトでした。

プレイヤー3:はいよ。

プレイヤー1:道歩いてたらいきなりアブダクションされてんな?

GM:まぁ、そういうことやな。(笑)

プレイヤー2:「我々ハ、宇宙人ダー」

GM:そこから始まる出会い。(笑)

プレイヤー2:実際宇宙人やから仕方ない。(笑)

プレイヤー3:いや、こっちからしたら向こうが宇宙人や。(笑)

▲PC1

GM:では次にPCの自己紹介をし、その後でPC同士の関係パスを結びソフィアを決めましょう。自己紹介はプレイヤー1から。

プレイヤー1:え〜っと、何を言えばいいのかな…。

プレイヤー3:確かここに例が…(手元のリプレイ本を開く)…まずは名前。

プレイヤー1:名前は広川 幽(ひろかわ ゆう)。

プレイヤー3:コロナ。

プレイヤー1(以下 幽):コロナは「星詠み」。

プレイヤー3:ミーム。

幽:ミームは「フォーリナー」。

プレイヤー3:ブランチ。

幽:ブランチは「協力者」。

キリン(GM):「「フォーリナー」なのに「星詠み」とは…珍しいですね」(笑)

プレイヤー2:そうなんや。(笑)

幽:前には立たない勇者。(笑)

プレイヤー2:「フォーリナー」って何?

GM:地球から呼ばれた存在のこと。

プレイヤー3:俺らは「オリジン」や。

幽:前列には立てない、後列タイプの勇者で〜す。(笑)

プレイヤー3:………でもさっきのハンドアウトで、敵に向かって走り出したって…。

プレイヤー2:無茶しやがって。ていうか、順応性高すぎやろ。(笑)

幽:至って普通の一般学生やねんけどな。

プレイヤー2:ていうことは…オタクで引きこもりでニートやねんな!

幽:それのどこが一般やねん。(笑)

GM:それが一般化される世の中…。

幽:恐ろしい…。あ、あとは何ができるかくらいは言うとくわ。

プレイヤー2:うどんを鼻から食える、とか?

幽:それは特殊能力じゃなくて、ただの特技やろ。(笑)

GM:ほらほら、フレア1枚あげるからちょっと黙っときー。(笑)

プレイヤー2:そういう扱いか!(笑)

幽:主に得意とするのは、範囲内の味方の回復と、いざという時の切り札として時間を操作して相手の攻撃を失敗させたりができるかな。

プレイヤー3:ザ・ワールド。(笑)

GM:嫌がらせや。(笑)

幽:一応攻撃手段も一つだけあるけどね。

GM:はい、分かりましたー。

▲PC2

GM:ではお次、プレイヤー2。

プレイヤー2:はいはい。北辰土佐守龍馬(ほくしんとさのかみりょうま)と申す!…申すとか言ってんで、コイツ。(笑)

GM:格好いいー!ほら、フレアあげるわ。(笑)

プレイヤー2(以下 龍馬):どうせシーン終わったら返さなアカンやん!(笑)え〜っと…コロナは「聖戦士」で、ミームは「富嶽」、ブランチは「武士」!……以上。何でここにいるかは正直分かりません。

幽:ハンドアウトで言うてたやん!キリンと友達って…。

龍馬:眼鏡っ子と仲良くなるわけがない!

幽:知らんがなー!(汗)

GM:友達ならいいやん…しかし、支配する場所が全然違うねんけどな…自分は「富嶽」の中でも流れなんかな。

龍馬:さすらい?

幽:流浪人やな。

龍馬:まぁ、結局はニートやねんな。

幽:何でニート?(笑)

▲PC3

GM:はい、ではお次にプレイヤー3。

プレイヤー3:私の名前はシルヴァーナ・ピースクラフト、今年で御歳1000歳になる。

GM:格好いい〜、ほらフレア。(笑)

プレイヤー3(以下 シルヴァーナ):あ、貰えた。(笑)コロナが「光翼騎士」、ミームが「アムルタート」、ブランチが「プレデター」です。普段は人間の姿してるけど、戦闘とか感情高ぶるとドラゴンの姿になる。

龍馬:どっちが真の姿なん?

シルヴァーナ:ドラゴンの方、人間の姿は擬態やな。立場としては、冥龍后イルルヤンカシュ様へ“忠誠”を誓い、同時に“感服”も受けています。

GM:…色んな意味でさすがやな…。

シルヴァーナ:役割としては、完全防御型ですね。

GM:は〜い、分かりました〜。


**********************************************

GM:では次はPC同士のパスを結びましょう。ここで一回フレア調整してください。

龍馬:2枚捨てやんと…。(汗)

幽:すでに捨て札。(笑)

シルヴァーナ:俺も1枚捨てやんとな…。

▲幽⇒龍馬

GM:じゃあ幽から1Dを2回ずつ振ってって、これは龍馬に対してのものやな。

幽:(いっコロ)4と(いっコロ)5。

GM:“龍馬”への“借り”……来たばっかりで借りは無理があるなぁ。(汗)

龍馬:実は前世からの因縁が…。(笑)

GM:やり直し〜。(笑)

幽:(いっコロ)2の(いっコロ)1。

GM:“龍馬”への“信頼”。

悠:信頼か、まぁそれっぽいかな。

GM:うん、呼ばれた時に目の前にいた一人やからな。

シルヴァーナ:今のところは、この世界で世話してくれる人って感じやな。

GM:そうやな。

龍馬:くっくっくっ…そんな簡単に人を信頼しやがって…。(笑)

幽:ちゃんと世話してください。(笑)

▲龍馬⇒シルヴァーナ

GM:じゃあ次は龍馬からシルヴァーナへ。

龍馬:(いっコロ)2の(いっコロ)6。

GM:“シルヴァーナ”への“共感”。

龍馬:一緒に世界取ろか。(笑)

シルヴァーナ:それに俺は共感してんの?(笑)

GM:“共感”は…『貴方は彼の考えに共感している。貴方の思いは彼の思いなのだ!』

龍馬:うん、一緒に世界取ろう!

幽:そんなこと考えてるんや。(笑)

シルヴァーナ:まぁ、頑張ろう。(笑)世界取ったらイルルヤンカシュ様も俺のもの…。

▲シルヴァーナ⇒幽

GM:じゃあ次はシルヴァーナから幽へ。

シルヴァーナ:(いっコロ)1の(いっコロ)4。

GM:“幽”への“親近感”。

シルヴァーナ:「この少年には私に似たものを感じる…」

幽:自分のことより、まず周りを守るところ、とかかな。

シルヴァーナ:そうかもな。

GM:じゃあパスはこんな感じで。この次はOpeningPhaseやな。


**********************************************



OPENING PHASE



◆Opening 01-1◆冥龍后からの命  Scene Player―シルヴァーナ・ピースクラフト

GM:いきましょか、まずシーンプレイヤーはシルヴァーナから。

シルヴァーナ:あ、俺からなんや。

GM:うん、今回他PCは登場不可。

龍馬:禁止されてしまった…。

GM:冥龍后イルルヤンカシュから命令を受けるシーン。状況説明するな。


北天に聳える冥龍后イルルヤンカシュの空中宮殿。
居並ぶ龍将軍の中、君の敬愛する主君イルルヤンカシュの凛とした声が響く。


イルルヤンカシュ(GM):「よし、皆揃っているな。結構、結構」

龍馬:全然凛としてへん。(笑)

シルヴァーナ:まぁ見た目からして女の子やからな。

龍馬:そうなん?!ゴッツイおっさん思い浮かべてた…。

GM:ちなみにこの子。(イラストを見せる)

龍馬:!!い、いいなぁ…いいなぁ…。

シルヴァーナ:でも自分のとこの信長も大概可愛かったで?

龍馬:信長…女の子なん?!

GM:うん、この子。(再びイラストを見せる)

龍馬:「死ぬまでお仕え致しますー!!!」(笑)

幽:ちなみにキリンは…。

GM:ん〜っと、この子。(三度見せる)

龍馬:あ、こりゃないわ。(冷)

幽:そこまで駄目か、眼鏡は。(汗)

GM:ていうか何か、国家の主が女の子ばっかりやねんなぁ。(笑)

シルヴァーナ:その方が仕える男が集まりやすいんやろ。(笑)でもイルルヤンカシュ様、あんな顔してても自分の母親のティアマト殺して国獲ってんねんな、確か。

GM:そうそう。

幽:やるなぁ…。

GM:ってとこで続けるで。

イルルヤンカシュ(GM):「皆揃っておるな、結構結構。さて、お主らを集めたのは他でもない。調和機械軍グレズとかいう機械人形共が、よりにもよって我ら龍族を模したメディウスなるメタルオードを作り出したそうな!」

龍将軍A(幽):「何ですとー?!」

龍将軍B(龍馬):「何だってー?!」

GM:あぁ、龍将軍2人がやって。(笑)

龍将軍B(龍馬):「それは本当か、木林?!」

幽:何で木林。(笑)

GM:ほら、フレアあげよ。(笑)

龍馬:木林で貰えたー!!(笑)

シルヴァーナ:じゃあ進み出ようか。「姫様!その様な不埒な輩…この私めが全て討伐して参りましょう!」

GM:おぉ!はい、フレア。

龍馬:よくまぁそんな台詞をポンポンと…地か。

シルヴァーナ:うん、ほとんど地やで。(笑)

龍将軍A(幽):「えぇい、貴様のような新参者に任せておけるか!ここは私が…!」(笑)

イルルヤンカシュ(GM):「まぁ落ち着け。奴らめ…破壊を繰り返しながらヴィンラントなる人間の街の国へと向かっておる。このような挑発を許しておけば…わらわの栄光に傷がつく!」

シルヴァーナ:「まったくにございます!」

イルルヤンカシュ(GM):「そこで…勇者の中の勇者、シルヴァーナに命ず!ただちに現地に赴き、奴を討って参れ!!」

シルヴァーナ:「はっ!すぐさま姫様の御前に、奴らの首を並べてさしあげまよう!」

イルルヤンカシュ(GM):「うむ、さすがだな!」

GM:いや、ほんとに。はい、フレア。

幽:うん、上手いと思うで。(フレアを渡す)

龍馬:俺、そんなプレイは無理だよパトラッシュ。(笑:フレアを渡す)

シルヴァーナ:どんどん貰えた…でもシーン終わったら、大分返さなアカン。(笑)

イルルヤンカシュ(GM):「ただ、今回は人間共の相手はせずとも良い。あくまで今回はメディウスの討伐ぞ!」

シルヴァーナ:「畏まりましてございます!」

GM:じゃあシーン終了時にパス1個増えるけど…誰にしようかな…。

シルヴァーナ:ここは直属の上司のラハブかな。

龍馬:ラハブなんや。

シルヴァーナ:今の俺は地属性やから、地属性の将軍はラハブやったはず。

GM:ラハブ…結構残酷な将軍やったな。

シルヴァーナ:うん、そんな上司に不信感抱いてることにしてるから。

GM:じゃあ因縁は何にする?

龍馬:親近感とか、感服とか?(笑)

シルヴァーナ:「隊長のやり方はまだ優しいくらいです!」って?(笑)

GM:別に自分で考えてくれてもいいで?

シルヴァーナ:じゃあ“ラハブ”への“嫌悪感”とでもしとこうか。

幽:奴のやり方はどうも好かん、って?

シルヴァーナ:うん、人間を家畜としか見てないからな。

龍馬:いや、それはただのツンデレやで、きっと。

ラハブ(GM):「に、人間なんて、狩ってやるんだからー」

シルヴァーナ:そんな奴じゃないだろ!(笑)

龍馬:ラハブも女の子なん?

シルヴァーナ:いや、おっさんのうえに見た目100%トカゲやで。

龍馬:あぁ、じゃあいつか殺っちゃえ。

シルヴァーナ:それが目的さ。

GM:んじゃ、ここで一回シーン切ろか。


◆Opening 01-2◆祈り、天に届いて  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:じゃあ次は、龍馬のシーンや。

龍馬:眼鏡っ子と仲良くなった覚えがないねんけどなぁ…。

幽:まだ言うとんのか。(笑)

GM:今いるのはヴィンラントのヴィースリーグ城、そこの地下にある生命の泉の前にいるわ。

幽:キリンさんのお城。

GM:そうやな。そこでキリンと並んで竜馬も一緒に祈りを捧げています。

龍馬:…何で俺も祈らなアカンねん…。(汗)

GM:ほら、祈れよ〜。

龍馬:…じゃあ「正直腹減った…」って思いながら祈っとこ。

幽:何というやる気の無さ…。(汗)

GM:キリンは、“界渡りの勇者”を呼んだら、その後はソイツを助けるように龍馬に頼みます。

龍馬:……まぁ、結局世界を取るのは俺やからー、ここでとりあえず借りを作っといて……よし、やるで!

シルヴァーナ:うん、その考えに共感できるわ。(笑:フレアを渡す)

龍馬:共感貰えた!(笑)

シルヴァーナ:手駒を増やすっていうな。(笑)

龍馬:そうそう。(笑)

幽:こ、こんな人を信頼せなアカンのか…。(汗)

龍馬:表向きは良い人にしとく。(笑)

GM:上辺だけ、上辺だけ。(笑)じゃあシーン読むな。


ヴィースリーグ城の地下深く、その泉は凛と静まり返っていた。
キリンは泉の水に手を浸し、いつになく真剣な顔で祈りを捧げ……。


龍馬:「へっくしゅ!」(くしゃみ)

キリン(GM):「ちょっと、何をしてるんですか?!」

幽:すべて台無し…だが、それがいい。(笑:フレアを渡す)


ふと君の目を見て、キリンは言葉を紡ぎ始めた。

「ねぇ、龍馬……私、本当は不安なのです…。その勇者様が現れてくれればきっと、あの恐ろしいメディウスにも勝てる……でも…でも…現れたフォーリナーを、元の世界に戻してあげれるかどうかが、私にも分からないんです!!」


龍馬:「そういうのはな?黙っといたらいいねん、黙っといたら。あわよくばそのまま戦わせたったらいいねん」(笑)

幽:いらん、入れ知恵をー!!(笑)

キリン(GM):「そ、そのようなことでいいのでしょうか?!…本当に、私にこんなことをする資格があるのでしょうか?!」

龍馬:「むしろ、無いって誰が決めたんさ?」

キリン(GM):「………」

龍馬:「だからな?上手いこと言って使ったったらいいねん、使ったったら」

幽:大人って汚い…。(涙)

GM&シルヴァーナ:でも上手いこと言った。(笑:フレアを渡す)

キリン(GM):「そうですね…どちらにせよ、責めは私が負うことです…。一緒に祈ってください、龍馬!貴方と私のフレアで、門を開けましょう!」

龍馬:あ〜…じゃあ、祈ろか?

GM:うん、まぁダルダルで祈っといて。

龍馬:しゃーないなぁ…。

シルヴァーナ:どうせ来るなら、可愛い女の子で!って?(笑)

龍馬:そうそうそうそう!(笑)「可愛い女の子!可愛い女の子!ハーレム!ハーレム!ハーレム!」

幽:しかし、現実はそんなに優しくなかった。(笑)

GM:まぁシーンとしてはここまでやな。あとはパスやけど、どうする?

龍馬:ハーレムで!

GM:そ、それでどう結ぶん?(汗)

龍馬:じゃあ…“ハーレム”への“憧れ”で。(笑)

GM:OK。(笑)じゃあフレア調整しといてな。


◆Opening 01-3◆日常との別離  Scene Player―広川 幽

GM:じゃあ次が…シーンプレイヤーはもちろん、フォーリナーね。まずは元の世界での日常風景から。他PCは登場付加、適当に他の誰かになっといて。確か高校生やったな?

幽:うん、高校生〜。


夕暮れの校門前、いつもの同じ帰り道。
クラスメイト達が…。


不良A(龍馬):「オラ、金出せよ、金ぇ!」

幽:いきなりカツアゲくらったー!!(笑)

龍馬:ほら、イジメられっ子が異世界でヒーローになるのはお約束やろ。(笑)

幽:だが断る!(汗)

龍馬:断られた…じゃあ違う子イジメとこ。「オラ、金出せよ〜!」

不良B(シルヴァーナ):「……お前がな」

龍馬:ヤバイのに声かけちゃったぁー!!(笑)

不良B(シルヴァーナ):「てめぇ…俺が3年だと分かって声かけたのか?見ねぇ顔だな…1年かぁ?」

幽:北●の拳みたいな世界になっとる。(笑)

GM:じゃあ1年の不良が3年の不良に狩られました、と。(笑)幽はどうする?

幽:下校時間なんやな?じゃあ敢えて一人で帰るわ。

GM:一人かい!じゃあ何か女の子が…。

シルヴァーナ:幼馴染の子のパターンやな。(笑)

幼馴染(シルヴァーナ):「ちょっとユウく〜ん!一人で帰らないでよ、待ってたのにぃ〜」

龍馬:唯きたー!(笑)

GM:また別のユイ…優衣、としよか。

優衣(GM):「ユウ君、明日のクラス当番はサボっちゃ駄目だよ?」

幽:ん〜、そうやなぁ…一応勇者やしなぁ…。

シルヴァーナ:この世界で勇者名乗るん?!

GM:「俺、勇者なんだぜ!!」(笑)

龍馬:ただの痛い子やー!!それで日直なんかやってられるか!って?(笑)

幽:いやいや、違う違う!(汗)いや、何か勇者っぽい性格の行動って取れるかなぁって。

GM:あ〜、じゃあ雨に打たれる猫がおったわ。

シルヴァーナ:急に雨降り出した。(笑)

龍馬:そこで大利の出番やろ!

シルヴァーナ:大利が猫に傘あげて、走って帰るんやな。(笑)

幽:それ、俺いらんやん!(笑)じゃあしばらくジ〜っと見て去ろうとするけど、結局「しょうがないなぁ…」って言って戻って拾うんやな。…でも、そうしたら猫も一緒に世界飛んでまうなぁ。

龍馬:食われるんちゃう?

GM:メディウスにな。

龍馬:機械が食うん?(笑)

GM:じゃあ猫が機械化されんねん。(笑)じゃあ、帰る?

幽:うん、猫抱えて傘さしながら歩くわ。「あ〜、もうすぐ2年かぁ〜…」

GM:OKOK。


突然、幽の周囲の空間が虹色に変わった!


龍馬:光化学スモッグちゃうん?(笑)

幽:そんなん嫌すぎる。(笑)


空中に投げ出された君の周囲を、無数の世界の幻影が取り囲む!


幽:呆然とするしかない。

シルヴァーナ:黒歴史の映像ちゃう?(笑)

龍馬:きたきたきたきたー!って思わへん?やっときたー!って。(笑)

幽:この退屈な毎日から抜け出せる!ってな。(笑)

シルヴァーナ:ただの中2病やん。(笑)

龍馬:どれだけこの時を待ったか!

シルヴァーナ:まぁ思春期の青年は、ふとした時に異世界への旅立ちを強く望む生き物やからな。

GM:格好いいこと言った!フレアあげよ!

龍馬:さすが1000年生きてるだけあるな…あげたいけど、今はあげれへんわ。

GM:まぁ色々な世界が見えたわけや。機械の世界、龍の世界、戦艦の世界…。で、そのままグニョ〜ン!と飲み込まれていきました。

幽:で、意識を失う?

シルヴァーナ:むしろ酔うんちゃう?ワープ酔い。

龍馬:出てきた瞬間、ゲロゲロやねんな。(笑)


生命の泉は、ゲロまみれになった。(笑)


幽:そんなダメ勇者にはなりたくない!!(笑)

龍馬:「そ、それが挨拶なのか!!…じゃあ俺もちょっと…」

幽:「ノーサンキュー」(笑)

シルヴァーナ:それ、ただの貰いゲロや。(笑)


気がつくと、君の手の中には一振りの不思議な武器があった。


GM:って、武器使わんのやっけ?(汗)

幽:うん、星詠みだし。(笑)

龍馬:何かの飾りでいいんちゃう?

GM:あぁ、そうしよか。じゃあ何か…普段から持ってる物で…。

龍馬:ドクロのゴテゴテした飾りとか…。

幽:そんなん持つなよ〜。(笑)何やろ…扇子なら持ってるけど…。

シルヴァーナ:俺、普段から鞄に警棒とナイフ入れてたで。

幽:そんなん、アンタだけや!(笑)あ、あの幼馴染の何かにしよかな。

龍馬:パンツ?

幽:何でそんなん持ってんねん!!(笑)

GM:ん〜、ペンダントとかにしよか。

幽:あぁ、んじゃペンダントで。

GM:ん、じゃあいつも持ってるペンダントが光り輝いてるわ。周囲はどこかの古いお城の地下室。澄み切った泉の前、眼鏡をかけた不思議な女の子が、君を見て目を輝かせている。

キリン(GM):「よくぞおいでくださいました、勇者様!」

龍馬:…ほんまに呼んじまったで、こいつ…。どーすんの、これ…?

シルヴァーナ:…じゃあ俺、キリンの側近やろか。(笑)

GM:まぁおってもおかしくはないかなぁ。

シルヴァーナ:龍馬は一応他国の人間やからな、身内も一人いてもいいやろ。

幽:それもそうやな、護衛も兼ねて。

側近:(ボソボソ)「ちょ、ほんとに来ちゃいましたね…」

龍馬:(ボソボソ)「うん、来てしもたで…」

GM:めっちゃ噂してる。(笑)

幽:辺り見回して、自分見て、猫見て…「あ、夢か…」(寝る)

キリン(GM):「ゆ、夢じゃないですよ!勇者様!お助けください!」

側近:(ボソボソ)「あれが…勇者、なんですか?」

龍馬:(ボソボソ)「さぁ…そもそも、何なん、勇者って?」

側近:(ボソボソ)「いや私にもちょっと…どう見てもそこらの子供にしか…」

GM:フォーリナーですよ、フォーリナー!

幽:「ふぉー、りなー?………夢か」(寝る)

GM:じゃあそこで一回シーン切ろか。(笑)パス取ろか、何がいい?

幽:キリンはもうあるし…龍馬はむしろ“不信感”になりそうやし…側近ってのも何やし…猫ってのも結びにくい……あ、優衣があるか。

GM:そうやな、優衣で、何にする?

龍馬:優衣への痴漢。

シルヴァーナ:ただの罪の告白やん。(笑)

幽:何でやねん。(笑)“優衣”への…“懐旧”?

龍馬:懐かしむのは早すぎやろ〜。さっき来たばっかやん。(笑)

GM:「あの頃がもう、懐かしい…」

龍馬:早!(笑)

幽:“優衣”への“心配”とかにしよかな。

シルヴァーナ:あぁ、「まさか巻き込まれなかっただろうな」って感じやな。

幽:そうそう。まぁ、こんな感じかな……普通、夢と思うでしょ。

龍馬:「嘘みたいだろ…」

シルヴァーナ:「これ…」

幽:死んでもてるやん!(笑)

GM:じゃあフレア枚数調整してくださーい。


**********************************************



MIDDLE PHASE



◆Middle 01◆ヴィースリング激震  Scene Player―広川 幽

GM:OK、じゃあMiddlePhaseに入ろうか。ここは幽と龍馬、あとキリンのシーン。他PCが入りたい場合は<魂魄>8が必要です。

シルヴァーナ:いや、ここは様子を見とこう。というわけで、もうしばらく側近やな。

GM:OK、じゃあキリンから幽は簡単な説明を受けた。

幽:「いや、そう言われても…夢と思うでしょ、普通」

側近:「少年!姫様の前で何だ、その態度は!!」

龍馬:「まぁまぁまぁまぁ、ここは私が話そう」

側近:「そうか…すまない」

龍馬:「よくぞ来てくれたね、少年よ」

幽:何この人達、っていう目で見とく。

龍馬:こっちは凄い爽やかに話しかけるわ。

幽:でも格好は武士なんやろ?

龍馬:武士やで。

幽:「………え、コスプレ?」

龍馬:………どう対応しよう…思い浮かばんねんけど…。

GM:じゃあキリンが割って入るわ。

キリン(GM):「無礼をお許しください、勇者様。私はキリンと申します。このヴィンラントの…分かりやすく言えば、女王です」

龍馬:分かりやすく言わんでも女王やろ。

幽:そもそもヴィンラントって何?って感じやけどな。

シルヴァーナ:そこは話の流れで掴もうぜ…。

側近:「これだから田舎者は…」

龍馬:「まぁまぁ、あれも大切な駒や」

側近:「これは出すぎた真似を…」

キリン(GM):「貴方はフォーリナーとして呼ばれたんです」

幽:「だからフォーリナーって、何?」

キリン(GM):「私達の言う…切り札です!」

龍馬:(ボソボソ)「やっぱダメかもしんない…」

側近:(ボソボソ)「えぇ、あれが切り札とは…」

キリン(GM):「つまり今この国は、ダスクフレアなる怪物、メディウスによって滅ぼされようとしています!」

幽:「つーか、そもそもその単語がサッパリなんですけど?!」

キリン(GM):「剣も魔法も、あれには通用しません!」

シルヴァーナ:…え、じゃあ俺も無理ちゃう?攻撃って槍だけやねんけど…。

龍馬:あれ?俺も刀だけや…。

GM:ちゃうねん、カオスフレアを使える者にしか、って意味や。

キリン(GM):「立ち向かえるのは、貴方や龍馬のような強い生命の力…フレアを帯びた、カオスフレアだけなのです!」

龍馬:「少年!俺と一緒に戦おうじゃないか!」

幽:「……って言われても…俺にそんな力なんて…」

龍馬:「〜〜〜あー、もう!!とりあえず俺について来たらいいねん!いい所に連れてったるから!」

シルヴァーナ:その言い方やと、キャバクラに行くようにしか聞こえん!(笑)

幽:どこ連れてくねん!(笑)

龍馬:「痛いのは最初だけや!」(笑)

幽:「最初は痛いんかい!」(笑)あ〜、でもキリンに慈しみのパスあるしなぁ…。

GM:あ〜、じゃあいいわ。そうこうしてる内に地響きが轟くわ。ドーン!ドーン!

幽:えぇぇー?!

龍馬:ヤバイ、ヤバイ…!

GM:血相を変えた兵士が駆け込んできました!

幽:やってさ、兵士。

シルヴァーナ:…って、俺?

兵士A:「姫様、大変です!!」

GM:メディススの軍が来てんねんて。

兵士A:「め、メディウスの軍が、こちらに差し迫っております!!」

龍馬:「あ〜、でっかいなぁ〜…アレ…」

GM:外を見たら…メカゴ●ラみたいな奴がおるわ。(笑)ソイツが街を破壊してます。

兵士A:「我々では、歯が立ちません!!」

龍馬:「よし、行くぞ童!」

幽:「え、いや、そう言われても…」

龍馬:首根っこ掴む!うりゃー!!(引きずっていく)

GM:じゃあなし崩し的に連れて行かれた所で一回シーン切ろか。フレア調整しといてな。


◆Middle 02◆メディウス強襲!  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:じゃあ次のシーンです、シーンプレイヤーは龍馬やな。

龍馬:あのメカゴ●ラを上手く使ったら、俺の世界征服にまた一歩…よし!さぁ来い!

GM:いや、まずは描写からや。

龍馬:あれ?(笑)


メディウスはついにヴィースリングの市街を突破し、王宮に雪崩れ込んできた!


GM:…ヤバイな、これ。(汗)

龍馬:もう、王宮まで来てるんかい!(汗)


王宮の後ろにはたくさんの人々が避難してきていて、ここで決着をつけるしかない!


龍馬:展開、早!(笑)

兵士A:「一般の方はもっと下がって!ここも危険です!」

シルヴァーナ:ていうかアカン、タイミング見やんと俺今回NPCだけで終わってまう…。(汗)

GM:うん、ここもまだ<魂魄>8のとこやから、割り込む時は言ってな。で…あ、この機械喋るで。(笑)

機械獣(GM):「生命ヨ…機械調和ニ、身ヲ任セヨ…」

幽:ロボや。(笑)

龍馬:「よし!君の言い分はよ〜く、分かった!したるから…俺の部下になれ」

GM:…したるって、何を?

龍馬:生命を機械化するんやろ?

GM:……機械化されるん?!え、これ、別にただ言ってるだけで交渉してるわけちゃうからな?!(笑)

幽:言われんでも勝手にするわ!て話やな。(笑)

龍馬:「え、ちょ、ちょちょちょっ!」(笑)

幽:ちょ、おま。(笑)

GM:ほらほら、火吹くで。

幽:むしろ、レーザー。

龍馬:しゃーないなぁ、これやからアホは嫌いやねん…。

シルヴァーナ:よし、ここで<魂魄>で判定!(コロコロ)10、割り込めた!じゃあ小型飛空挺で上空まで来て飛び降りて、ソイツの頭の上に槍突き立てて降り立つ!

GM:OK!ナイス、ナイス!(フレアを渡す)

龍馬:「あれ、何か落ちてきた」(笑)

シルヴァーナ:「こぉのマガイもんがぁー!!」

GM:ガーン!

機械獣(GM):「ウオォォォォ…!」

シルヴァーナ:で、バランス崩した所で背中伝って地面に降りるわ。

GM:OK〜。

幽:……ところで、まだ名前聞いてなかったよな?

龍馬:「あ、ども、龍馬です」

幽:いや、そんな普通に言われても!!(笑)

シルヴァーナ:「お主ら、何をそんなホノボノと!!」(笑)

幽:ほんまや。(笑)「呼び方はおっさんでいい?」

龍馬:「王様がいい」

幽:「却下」(笑)

GM:おっさんでいいで。(笑)

幽:「おっさん!これは一体どういうことだよ!何がどうなってるんだよ!!?」

龍馬:「だからな?とりあえず殴っといたらいいねん!」

GM:一高校生にこんなん殴れとか言われてもビビるよな。(笑)

幽:ほんまや。(笑)「無茶言うな!」

龍馬:「大丈夫や、君ならできるんや。おっちゃんに任せときー!」

GM:ええおっちゃん演じた!(笑:フレア渡す)

龍馬:大分溜まったな〜。(笑)

シルヴァーナ:あ、降り立った時たまたまこの二人の横に来たってことで。

GM:はいはい。

龍馬:「あ、ども、龍馬です」

シルヴァーナ:「え、あ、どもどもこれは御丁寧に…シルヴァーナです」(笑)

幽:いや、だから何でそんなホノボノ?!(笑)

シルヴァーナ:「まぁ詳しい話は後ほど。とりあえずはあのデカブツを何とかしましょう!」

GM:そうやな、一回戦闘してみよか。

シルヴァーナ:「そこの童は戦力として考えていいのかな?」

幽:「考えないでください」(笑)

GM:うん、今はまだアカンな。

幽:まだエキストラです。(笑)

シルヴァーナ:「一般人ならば、後ろに下がっているがいい!」

龍馬:「……何のために呼んだんや、一体…」(汗)

幽:今はまだ、って意味や!まだ目覚めてへんのや!

シルヴァーナ:あ、んじゃ側近が幽の側で護衛してよか。

GM:はいはい。


≪戦闘:メタゴジラ≫

GM:じゃあ戦闘やけど、<行動値>教えてください。

シルヴァーナ:俺は15。

龍馬:え〜っと7やな。

GM:こっちのメタロードは9な。

龍馬:ま、負けた…。

シルヴァーナ:勝ったはいいけど…俺、防御キャラやねんけどなぁ。(笑)

幽:先に動いてどうする、って?(笑)

GM:あ、今メカゴ●ラって言ってるけど、まだそこまではデカクないねんなぁ。10mくらい。

龍馬:3mくらいやったらガッカリするわ。(笑)


<シルヴァーナ(15)⇒メタゴジラ(9)⇒龍馬(7)>


<1ターン目>

GM:えっと、戦闘のやり方やねんけど…。

シルヴァーナ:大体分かる。マイナーアクションで《勇者の証》使用して白兵ダメージプラスする、んでメジャーアクションで攻撃!達成値は<白兵>やから(コロコロ)16の達成値。

GM:そうそう、正解。こっちの回避が(コロコロ)14。

シルヴァーナ:当たったな。ダメージが白兵で27点!

GM:…えっとねぇ、コイツ、実は防御属性に<白兵>があるから…ダメージが1/10になります。(笑)

幽:それ、入らんのと同義語や。(笑)

シルヴァーナ:…ってことは、27点は3点になるってことか!チクッ!(笑)

幽:塵も積もれば、や!(汗)

龍馬:不屈の闘志の俺としては頑張るでー。

GM:でも次はメタゴジラやな。《荷電粒子砲》射撃攻撃な。

龍馬&シルヴァーナ:いぃぃぃぃぃっ?!!(汗)

GM:シルヴァーナが今足元まで来て刺しに来てんな?

シルヴァーナ:そうなるな。

GM:じゃあ射撃やからエンゲージの問題で龍馬にしか撃てんな。(コロコロ)達成値が23。

龍馬:む、無理だよ!(汗)

GM:そういう時にこそフレアを使うんや!

龍馬:まずダイスで(コロコロ)19やから、8のフレア使って27!余裕で避けれたで!

幽:あ、じゃあそれで避けたレーザーが後ろの建物を吹っ飛ばした!

龍馬:…やっちゃった…。(汗)

幽:で、瓦礫が降ってきて、逃げ遅れた人が巻き込まれる!

龍馬:や、やっぱこれって、俺のせい…?(汗)

幽:そこでそれを見てつい、バッ!とそっちに駆け出してしまうねん。

GM:OKOK,行け行け。フレアあげよう。

シルヴァーナ:俺もあげよう。(笑)

幽:ありがとう。(笑)で、助けに行く。「だ、大丈夫ですか!!」

龍馬:いや、荷電粒子砲とかやったらグッチョグチョやろ…。

幽:いやいや、瓦礫に当たった人の所やから。(笑)

GM:じゃあそこで龍馬いこか。

龍馬:ん、殴ろか。この《秘剣・唐竹割り》使おかな…唐竹届くんかぁ、これ?(笑)

GM:それが届くから秘剣やねん!きっと凄いジャンプすんねん!(笑)

龍馬:そっか、すげぇな。(笑)じゃ達成値が(コロコロ)16。

GM:こっちの回避が(コロコロ)12。

龍馬:じゃあ差分が4点か…フレア9を使って差分を13にする。それをダメージに足して…42点!

GM:でけぇな…でも1/10。(笑)

龍馬:4点かよ!(笑)でも、不屈の闘志ですからねー!

シルヴァーナ:俺も最強の存在を目指すには、諦めるということはない!

GM:じゃあそこでキリンが叫ぼうか。

キリン(GM):「勇者様の<根源>の力ならば、あるいは!!」

龍馬:「こんにゃろ…最初っからやっとけ、バーロー!」(笑)

シルヴァーナ:「この状況で出し惜しみか、おい!」(笑)

幽:いやまだ知らんってとこやから!(汗)でもまだ攻撃はしない、怪我した人を助けて力に目覚めたい。

GM:あぁ、そうするんや。

シルヴァーナ:こっち助けるのは最後、と…。じゃあ瓦礫に埋もれたお婆さんがおるわ。

老婆(GM):「おぉ〜…助けておくれよ〜…!」

幽:じゃあフレア1枚消費して、《白銀の聖授》を使う!自分を含む範囲内に毎ターン回復!

GM:まぁ一般人やったら凄い回復したんやろ。(笑)

老婆(シルヴァーナ):「おぉぉぉ!今まで悩んでいた腰痛まで治りましたぞ!」(笑)

幽:そ、そこまで。(笑)

GM:いい老婆や。(笑:フレアを渡す)

シルヴァーナ:やった。(笑)じゃあ婆ちゃんは走って逃げてったってことで。

幽:元気な婆ちゃんだな〜。(笑)

GM:じゃあここで1ターンかな。


<2ターン目>

幽:行動値21やけど、ここは待機しとく。

シルヴァーナ:OK,相変わらず足をチクチクいくわ。マイナーで《勇者の証》使って(コロコロ)達成値は15。

GM:こっちは(コロコロ)回避が13。

シルヴァーナ:やった、当たった。(笑)でもダメージは…26点やから結局3点。(笑)

GM:チクチクやなぁ。(笑)

龍馬:大丈夫!同じ所ばっかり狙ってたら…!

シルヴァーナ:いつかそこから崩壊する!(笑)

GM:次こっちやな…しかし二人共足元におんのか……メジャーアクション消費して、後ろに下がります。

龍馬:よっしゃ、下がらせたで。「我に恐れを為したか!!」《唐竹割り》で殴る!(コロコロ)達成値は17、フレア10を使って27にする!

GM:こっちは回避が(コロコロ)7…。

龍馬:差分足して…MAXダメージ、47点!

シルヴァーナ:つまり5点。(笑)

GM:…ん〜む…くらってはいる…が、効果は今ひとつのようだ。(笑)


<3ターン目>


<幽(21)⇒シルヴァーナ(15)⇒メタゴジラ(9)⇒龍馬(7)>

幽:じゃあここから参戦するけど…シナリオ中一回の技を、演出で1回オマケで使っちゃダメ?

GM:ん〜…まぁ許可しよう。

幽:ん、じゃあ待機。(笑)

シルヴァーナ:待機かい。(笑)じゃあ間を詰めて《勇者の証》で(コロコロ)達成値19。

GM:(コロコロ)9、ダメだ避けれない!

シルヴァーナ:ダメージが28点だから、結局3点のまま。(笑)

GM:これで9点目やな。(笑)じゃあ次はメタゴジラやから…近づいてきたから踏みつけよか…いや、敢えて王宮、の中のキリン目掛けてビーム発射!

幽:うん、そうしてほしかった。(笑)

シルヴァーナ:「な、何だと?!」

龍馬:「しまった!!」

幽:よし!そこでイベントで《空白の時間》を使用して強制失敗にさせる!

メタゴジラ(GM):「何…ビーム、消滅?!」

龍馬:「それは、俺の力だー!!」

GM:美味しい所持ってったー!(笑:フレアを渡す)

シルヴァーナ:うん、美味しい。(笑:フレアを渡す)

幽:持ってかれたー!でも面白い!(笑:フレアを渡す)

龍馬:……これって、自分のマークばっかり貰うと今度はあげにくいって欠点あるな。

シルヴァーナ:あぁ、それは確かにあるかもな。

幽:あ、それで今のはリアクションだから、最初の待機を解除して攻撃していいかな?

GM:はい、OKです。

幽:じゃあ《天を穿つもの》で攻撃!(コロコロ)達成値11…フレア9使って20にする!

GM:こっちの回避が(コロコロ)11、当たったわ。

幽:<根源>ダメージな、これは空間に小さな穴を開けて異世界の空気とか光で攻撃する…つまりはレーザー!(笑)

シルヴァーナ:じゃあ知ったかで、「何か、空間の捩れを感じる…!」て言っとこ。(笑)

龍馬:「友よ、感じるのか!?」(笑)

シルヴァーナ:「お主もか!」(笑)

幽:じゃあその横でダメージを。(笑)<根源>で20点ほどのビームを。

GM:うわぁー!モロに入った!!

龍馬:モロに入るのは初ダメージやな。

シルヴァーナ:そうやな、この先<白兵>以外の攻撃手段も考えやんとな…。

GM:…あ〜、じゃあそれをくらって倒れるわ。

幽:うん、その方が美しい。(笑)


**********************************************

龍馬:さすがは私の見込んだ男だ!…是非手駒に欲しいな…。

シルヴァーナ:「一体何なのだ、あの力は…いや、あの少年は…」一人呆然としとこう。

幽:呼ばれたことも知らんしな。

シルヴァーナ:そうそう。

メタゴジラ(GM):「未知ノ、エネルギーヲ、観測……出力不足…」ガシャーン!

龍馬:うわ、迷惑。誰がどけんねん、これ。(笑)

幽:じゃあ慣れない力の放出で気絶するわ。ぱたっ。

シルヴァーナ:それを横目に見ながら、メタゴジラの首獲りに行く。持って帰らんと。(笑)

GM:でも残念ながら、まったく切れませんね、これ。(笑)

シルヴァーナ:こうドライバーでグリグリグリグリ……!(必死でドライバーを回す)

GM:今のいいよ〜。(笑:フレアを渡す)

龍馬:写真でいいんちゃう?(笑)

シルヴァーナ:あ、写メにしとこ。ピロリロリ〜ン♪『任務、オワタ(^o^)/』(笑)

幽:そこだけ技術発達してるー!(笑:フレアを渡す)

GM:じゃあここでシーン切ろう、フレア調整しちゃってください。

龍馬:大分捨てなアカン…。

シルヴァーナ:俺もやな…。

GM:あ、シーンプレイヤーの龍馬は何かのパス結んでください。

龍馬:そう?じゃあ“幽”への“興味”、意味的には手駒としての興味な。(笑)

幽:手駒て…悪人ぽいなぁ。

龍馬:悪人やで?何を今更。

幽:あっれぇ〜?(汗)姫様、騙されてますよ〜…。

龍馬:騙してんねんやん、姫様ってのは騙されるためか攫われるためにおんねんで。

幽:さ、最悪やぁ〜…。(汗)


◆Middle 03◆勝利と、そして…  Scene Player―シルヴァーナ・ピースクラフト

GM:お次のシーンプレイヤーはシルヴァーナやな。

シルヴァーナ:はいよ。


行きがかり上とはいえ、この街のために戦った君の元へ、眼鏡をかけた気品ある少女が近づいてきた。


シルヴァーナ:じゃあこっちに辿り着く前に膝まづくわ。

GM:おぉ、偉いな。

シルヴァーナ:「これはこれは、国家元首殿自らのお出迎え、申し訳ございません」

幽:キリンは有名人?

GM:うん、それはなぁ。

シルヴァーナ:俺<社会>10なんで、その辺の情勢は詳しいですよ。(笑)

キリン(GM):「ありがとうございます…アムルタートの方に助太刀を頂けるだなんて、思ってもいませんでした」

シルヴァーナ:「…よく、私がアムルタートだと分かりましたね…」

キリン(GM):「戦っている時、龍になってましたから」(笑)

シルヴァーナ:「しまった!戦闘に興奮しすぎて鱗出しちゃったか!」(笑)

キリン(GM):「はい、出ていました。(笑)ヴィンラントではどのような姿形の人でも、皆お客様です」

シルヴァーナ:「私の様な者を客人だなどと…」

キリン(GM):「そんなことありません。こちらで宴の用意をしてあります」

シルヴァーナ:「しかし私は…これより戻って姫様に報告の義務が…」

龍馬:(遮る)「なぁにを言ってんねん!ほら、行くで!」

シルヴァーナ:「……では、お言葉に甘えまして…」

GM:よぉ誘った。(龍馬へフレアを渡す)

シルヴァーナ:ありがと、引っ込みつかんとこやった。(笑:フレアを渡す)まぁ少年も気になるとこやしな。1日滞在するかって考えとこう。

龍馬:それも含めた威力偵察やろ。

シルヴァーナ:そら、世界をアムルタートのものにするには必要行動や。(笑)

龍馬:そう、征服のための手駒偵察。(笑)

GM:シーンはここまで。パスはどうする?

シルヴァーナ:“龍馬”に……“ブラザー感”で。(笑)

幽:ブラザー!?(笑)

龍馬:うん、女を落とすぞ!

シルヴァーナ:そうやな、手始めにこの国からやな…。


◆Middle 04◆英雄達の晩餐会  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:お次のシーンプレイヤーは龍馬やな。城内の宴のシーンらしいで。

龍馬:むしろ俺がお祭りや!「よっしゃ、飲めー!むしろ飲む!…ビールや!ビール飲む!いや、むしろ俺がビールや!俺を飲めぇ!!」

幽:意味分からん、カオスや!!(笑)

シルヴァーナ:「開始5分で出来上がっちまってる…」(笑)

GM:あ、ちなみにメディウスが通るだけで街のその部分が機械化されてくらしいねんけど、倒したことでそれも元に戻ったわ。

龍馬:バイ●ンマンみたいな奴やな〜。

シルヴァーナ:迷惑な奴…。

幽:凄いな、歩くだけで機械化て。(汗)

GM:このシーンの登場難易度は8な。

幽:お、簡単な方やな。


美しい城のホールで、君は英雄として着飾った人々に囲まれている。


龍馬:いやいやいやいや…英雄じゃない、帝王や!

GM:また無駄にでっかく出やがって。(笑)

幽:女官とかがお酒注ぎに来るんやな。

シルヴァーナ:ダンス誘われたりな。

龍馬:「はい、ワンツー、ワンツー、ワンツー…」

幽:何か気の抜ける踊りやなぁ。(笑)

GM:じゃあ質問攻めに疲れてきたところ、そこに折りよくキリンがやってくるわ。

龍馬:「まずは眼鏡を取ろう!全てはそこからや!」

キリン(GM):「眼鏡、ですか?私、目が悪くて眼鏡がないと…」

龍馬:「知ってるよ、そんなん。……関係ない」

キリン(GM):「い、いえ、でもこれが無いと何も見えなくて…」

龍馬:(眼鏡を取る)

シルヴァーナ:強制や。(笑)

龍馬:取ってポケットに入れとこ。

幽:側近、怒れよ!

シルヴァーナ:側近、今は頑張って女口説いてるとこやから。(笑)

幽:側近〜!!(笑)

シルヴァーナ:ん〜、じゃあ側近は気絶した幽の世話してることにしようか。

幽:あぁ、それならまだ分かるわ。(笑)

龍馬:「眼鏡なんか無いほうが、君は可愛いよ」

GM:じゃあキリンは微笑んどくわ。

龍馬:……アカン、間がもたん…誰か早く割り込んでー。

幽:じゃあ起き出そうか…<根源>8やな(コロコロ)10、起きれた。会場に行くわ。

龍馬:じゃあそっちを指差して、「ほら、ごらん。今日の真の主役が来たぞ」

GM:何格好いいこと言うとんねん。(笑:フレアを渡す)

幽:入るなり龍馬の所に駆け寄る。「おっさん!あの力は一体…!?」

龍馬:「ええねん、そんなこと気にしやんで!あったら使ったらいいねん、使ったら!」

幽:「いや、でも…」

龍馬:「悩むくらいやったら、一人でも多く敵を倒す!それが俺のためになんねん!」

幽:それが俺のジャスティスって?(笑:フレアを渡す)

側近:「そうですよ。ほら幽様、胸を張ってください。貴方は今日の立役者なんですよ?」

GM:そうやな、確かに。

幽:「イマイチ実感沸いてへんけどなー。とりあえず、この世界のことをもっと詳しく教えてくれ!」

キリン(GM):「そうですね、御説明致します。あの機械獣は……」

GM:こっからGM的に説明するけど、グレズってのがいるわけよ。こいつらは世界中を機械化しようとしてるわけよ。

龍馬:何のために…。

GM:グレズのトップがそういう奴やねん。(笑)ここがどうしようもない荒くれ者なんやわ。他の勢力は、一応侵略者ということにはなってるけど、それなりに共存してるところもある。で、そのグレズの一員でもあるメタビーストのメディウスってのが、このヴィンラントに攻めてきてたってわけや。こんな感じかな。キリンは機械化された人間も建物も元に戻って安心してるとこ。

幽:人間も戻るんや。

GM:うん、倒したら戻るよ。

龍馬&シルヴァーナ:それは良かったな…。(安堵)

GM:ただ、ダスクフレアにしてはあまりにも呆気なかったんじゃないか、って少しいぶかしんでる。

キリン(GM):「もしかしたら、もう一悶着あるかも…。その時は、また貴方達に面倒かけるけど…よろしくね!」

龍馬:それはいいねんけど、いつ帰してあげるん?

GM:だからそれは、帰してあげれるかどうか分からんって言ってたやん。

龍馬:あぁ、結局黙っとくんや。

GM:アンタが黙っとけって言ったんやん!(苦笑)

龍馬:そういやそうやっけ。(笑)

GM:とにかく幽も凄いもてなされるわ。

文官(GM):「いやぁ、もぉ、ほんと素晴らしい御活躍でしたねー!」(笑)

龍馬:持ち上げとこ。「うんうん、凄かったで〜」(笑)

シルヴァーナ:あの婆さん紛れ込んでこよ。

老婆(GM):「今日は危ないところをお助け頂きまして…!」

幽:お婆ちゃんまで来ちゃった!(笑:フレアを渡す)

GM:で、夜には二人共素晴らしい部屋に通されるわ。

幽:「い、今までこんな部屋に泊まったことがない!」(笑)

龍馬:部屋に色々連れ込むか〜。

GM:誰が行くんや…。

幽:側近ちゃう?(笑)

龍馬:ここで側近かい!(笑)

GM:ここでシーン切れるから、パス取って。

龍馬:“キリン”への………いや、違うな。“眼鏡”への“憎悪”。

幽:嫌悪じゃなくて、憎悪までいっちゃった?!(笑)

GM:「世界中の眼鏡を……俺は、割る!!」(笑)


◆Middle 05◆星空のキリン  Scene Player―広川 幽

GM:じゃあ次のシーン、シーンプレイヤーは幽やな。


その夜、キリンは君を、お城のバルコニーに誘い出した。
視界の下には、君達の倒したメディウスの機械の怪物が未だに不気味な姿で立ち往生している。


龍馬:やっぱり、どうしようもなかってんや。(笑)

GM:うん、どうしようもなかった。動かされへんかった。(笑)


都会では見られないような、満天の星空を見上げて、キリンは話し始めた。


キリン(GM):「本当にありがとう、幽。貴方の働きがなければ、この景色はおろか、私自身もとうにいなくなっていたと思うの…」

幽:まぁビーム撃たれてたからな。(笑)

キリン(GM):「…ごめんね、貴方だって、まだ子供なのに…怖いことをさせてしまって…」

幽:キリンの年齢は何歳なん?

GM:え〜っとキリンは…16歳。

幽:タメやん。それなのに子供なのに、って。(笑)しかし…こういうシーンは慣れないなぁ…。

シルヴァーナ:慣れときー。

龍馬:じゃないと、しゃしゃり出るで。

幽:出てくんな。(笑)

GM:酔ったおっさんが出てくんで。(笑)

キリン(GM):「明日になったら、生命の泉の力を使って貴方を元のスフィアに戻せるように頑張ってみる!…だから今夜は聞かせて、貴方が来た地球の話」

幽:地球って知ってるんや。

GM:うん、そこは知ってる。

龍馬:ここの割り込み値はなんぼ?

GM:え、基本的に8やで。

龍馬:(コロコロ)9、さぁしゃしゃり出よか!「さぁ幽よ!俺の用意した部屋は気に入ってくれたか!もぉ待たせてんだぜ?早く行けよ〜!」

幽:「え、ちょ、龍馬さん?!ちょっ、おまっ!」(笑)

シルヴァーナ:側近で出るか。(笑)

側近:「あぁ、幽様。こちらにおいででしたか」(笑)

龍馬:「ほらほら、待たせやがって〜」(笑)

側近:「お部屋の準備が整ってございますので、どうぞご案内致します」

龍馬:「ほらほら、行くで〜!」

幽:「ちょっ、お前ら!!」(笑)

GM:ほらほら、乱入者2人にフレアあげよ。(笑)

龍馬:もちろん、キリンとは仲良くさせへんで〜。ハーレムは俺のもんや!

側近:まだ不信な点もある…姫様に必要以上には近づけさせない。

キリン(GM):「それじゃ、おやすみなさい、幽」

GM:って微笑んでキリンは出ていったで。

幽:「あぁ、おやすみ」って微笑んで送り出して、自分の部屋に帰るわ。

龍馬:「さぁ、ボウズ!これで、頑張ってこいよ!」(フレアを渡す)

GM:「俺のフレアが漲ってくるぜぇ!」(笑)

幽:う、うわぁぁ…何やこのセクハラ親父…。(汗)

GM:じゃあここでシーン切りま〜す。

シルヴァーナ:あ、ここで一つ気づいたことが。

GM:何?

シルヴァーナ:俺、シルヴァーナやってるより、側近やってる時間のが長いです。(笑)

全員:(爆笑)

幽:側近がPC化してしまう!(笑)

龍馬:まぁ立ち位置的になぁ。(笑)

シルヴァーナ:うん、それは分かるが…影の薄いキャラになってしまってる。(笑)

GM:ん〜、今回のシナリオ的には悪いけどなぁ…。

シルヴァーナ:ま、いいよ。側近も楽しいし。(笑)

GM:はい。(笑)

幽:さて、パスやけど…誰に結んだらいいかなぁ。やっぱキリンかな…“キリン”への“信頼”でいっか。

GM:はいはい、信頼ね。

幽:一応そこのセクハラ親父にも“信頼”してんねんで、色々世話してくれてるし。

龍馬:うん、表向きはな。

幽:色々方法間違えてる気もするけどな。(笑)

龍馬:手駒は多い方がいいから。

シルヴァーナ:見事な見解のすれ違い。(笑)

龍馬:まぁ世の中、そんなもんや。(笑)

幽:じゃあフレアを調整して…はい、終わり。


◆Middle 06◆激動の朝  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:はい、じゃあ次のシーンやけど…相変わらずシルヴァーナのシーンがないなぁ…ごめん。

シルヴァーナ:いいよいいよ、適当にフラフラしてるし。あ、側近の名前決めたろ…アレックス君、通称アルで。

幽:とうとう名前が付いた、側近。(笑)

GM:え〜今回のシーンプレイヤーは…龍馬やな。

龍馬:はいはい。


次の日の朝、目覚めるといつもの朝食の席にキリンの姿がない。
君は彼女を探すことにした。


龍馬:アレ?おかしいなぁ…一緒の所で寝てたハズやのに…。

GM:ヤバイ、また変な妄想が始まった。(笑)

幽:さすがにそれは無いわ。(笑)

GM:このシーンの登場も<根源>8な。

シルヴァーナ:あ、じゃあ(コロコロ)12、入った。俺もウロウロして姫様探してることにする。「発つ前に一言挨拶せねば…」

GM:はい、OK。

龍馬:「あれ?」

シルヴァーナ:「あぁ、おはようブラザー」(笑)

幽:ブラザー?!(笑)

龍馬:「昨日なかなか凄かったやん」(笑)

シルヴァーナ:「あぁ、久々にハッチャケ過ぎたよ」(笑)

龍馬:「さすが龍は違うなぁ〜…でもあこで元に戻ったんわアカンわぁ〜…」

シルヴァーナ:「あ〜、最後に興奮しすぎて擬態を忘れてしまったよ」

龍馬:「ほんま、狭い部屋やったから余計に狭く感じたわ〜」

シルヴァーナ:「すまんすまん、次は気をつけよう」

幽:朝っぱらから何カオスな会話しとんねん、おっさん共。(笑)

GM:2人にフレアあげるわ。(笑)

シルヴァーナ:「ところで、姫様は見なかったか?」

GM:<情報収集>…<社会>判定で達成値12を出せば知ることができる。

幽:あ、僕も起き出して合流する(コロコロ)ん、成功。で、<情報収集>が(コロコロ)13で成功。

龍馬:(コロコロ)ピッタシ12。

シルヴァーナ:+1あるからダイスで1出れば成功やな(コロコロ)17、成功やで。

GM:全員分かったか…じゃあ側近…アレックス君から聞いたことにしよう。

幽:アルや、意外に役立つ。(笑)

GM:何でも昨日、キリンは…。

シルヴァーナ:何?夜のバルコニーで冷えて風邪でもひいた?

アレックス:「これだから余所者は…姫様の体調にもお気遣い頂かないと…」

幽:「むしろそれは側近のアンタの仕事やろー!」

アレックス:「私は貴方の部屋の準備を申し付けられていたのです」

GM:違うで〜。(笑)ネフィリルっていう所属があんねんけど、そこのジョージ・タックスマンという見るからに怪しいデブ・チビ・ハゲの男がおんねんけど……何でも昨日、姫様とコイツが口論してたらしい。

シルヴァーナ:それは幽とバルコニーで別れた後?

GM:うん、そうやな。

龍馬:つまり俺のベッドに入る前やな!

GM:……………。(黙殺)

シルヴァーナ:アリバイが違う方向に走ってまう。(笑)

アレックス(GM):「キリン様なら、我々も探しております。朝の会議に間に合いませんからね〜」

シルヴァーナ:「そ〜いう問題じゃねーだろ」(笑)

アレックス(GM):「まぁ気まぐれな方ですから、何処へ行かれたやら…」

シルヴァーナ:「き、貴殿!それでいいと思っているのか!!」

GM:とかやってたら、別の奴が出てきたわ。

女官(GM):「私、見たんです!!タックスマン支社長が姫様に銃を突きつけて泉へと向かわれたのを!」

龍馬:「何でそんな大事なことを今まで黙っててん!!」

シルヴァーナ:「お主はそれを黙って見ていたのか!!」

女官(GM):「キリン様は『皆に心配かけるから黙っているように』とおっしゃったのですが…」

幽:それ聞く前に脱兎のごとく駆け出す!

シルヴァーナ:追いかけよう。

龍馬:敢えてゆっくりいく。

幽:何余裕かましてんねん。(汗)

GM:っていうとこでシーン切るわ。龍馬、誰にパス取る?

龍馬:じゃあハゲ。

GM:タックスマンに結ぶん?!

龍馬:“ハゲ”への…“興味”でいいや。

GM:興味持つなよ〜。(笑)

幽:あの脂のテカリ具合が…。(笑)

龍馬:あくまで目標は世界征服やから、使えるものは何でも使う!

GM:…っていうか、これで龍馬はパス7個、MAXか。

幽:僕まだ6個〜。

シルヴァーナ:俺は5個か…。


◆Middle 07◆泉、暴走  Scene Player―広川 幽

GM:じゃあ次のシーンプレイヤーは幽やな。

幽:地下に向かって走ってる!!

GM:じゃあタッタッタッと走ってます。泉を見つけました。

泉はそのものは固く封印されていたが、周囲にはゴウゴウと輝くフレアが満ち溢れている。


幽:前もこんなんやった?

GM:自分が呼び出された時はこんなんやった。


恐らくはこの遺跡自体が外部のスフィアからフレアを取り入れているのだろう。

刹那!

泉が大きく揺れて虹色のフレアが入り口から迸った!!
タックスマンとかいう中年の男はこけ、躓き走りだしてくる!


幽:はぁ?!

龍馬:どういう状況や…。(汗)

幽:まぁあれか、泉の力にビビっておっさんが走って逃げてきたんやな?

GM:そうそうそう。

タックスマン(GM):「たっ、たたた大変なことになってシマッタぁぁー!!泉が暴走して…プリンセス・キリンが飲み込まれタぁー!!」

龍馬:偉いな、説明してくれて。(笑)

GM:うん、説明口調の人やねん。(笑)

タックスマン(GM):「ワ、私はただ…泉が動く所を検証していたダケナノニ…!中は凄いフレアの渦ダ…とても入れるものではナイ!!」

幽:「こ、こいつ…!!」

タックスマン(GM):「い、嫌じゃー!ワシはもう逃げるゾ!!」

幽:殴り飛ばす!!

タックスマン(GM):「うぉわぁー!!ナ、何をするんダ、キミぃ!」

幽:「うるさい!!」って叫んで中に入る!

GM:……としようとした、その時!はるか上から凄まじい吼え声が響いた!フレアの閃光が走り、周囲が機械化されていく!!

幽:いぃぃぃっ?!!

シルヴァーナ:あの機械獣が再起動したか!!

タックスマン(GM):「お、Ohhh!め、メディウスだ!奴がフレアを吸い込んどるんダ!Oh,MyGoood!!ワタシは何てことをシテしまったんダー!!」

幽:…首締める。

タックスマン(GM):「Oh…」(気絶)

GM:まぁようするに、タックスマンはこの泉の力が欲しかってん。

幽:まぁタックスマンには僕に“恐怖”してもらわんとな、そういう因縁で取ってしまったし。

GM:あぁ、そういやそうやったな。

シルヴァーナ:じゃあここでボコボコにしとき。

龍馬:割り込む、ここも8やな?(コロコロ)入った。「さぁ、分かってるだろうな、ハゲ?」(蹴り起こす)

タックスマン(GM):「Nnn…な、何をデスカー…?」

龍馬:「ちょっと…ちょっとこっち来い…」(引きずっていく)

GM:引きずられてった。

龍馬:(ボソボソ)「分かってるやろ、ボケぇ。この後のアンタの会社が出す損失と、俺に媚び売るとかな…どうするのが一番いいか、よぉ考えてみぃ?分かるやろ?」

タックスマン(GM):「…Oh,Nooooo…」

幽:ちょっ、龍馬さん?!

龍馬:あぁ、もうアンタらは上に行ってるから。

GM:勝手に決めた。(笑)

シルヴァーナ:まぁこのシーン中に俺は少なくとも上の声聞いて向かってるよ。

龍馬:「な?分かってるやろ?……社長を紹介せぇ言うとんねん!!」

GM:社長?

龍馬:コイツは支社長やろ?じゃなくて、本社の社長。

タックスマン(GM):「Oh…分かりまシター…本社の社長、紹介しまショウ…」

龍馬:よっしゃ、これでまた一歩近づいた…。

GM:(社長のデータを見て)…いや、コイツどんだけ強いねん…<根源>108あるぞ…。

龍馬:いぃ?!(汗)

幽:数値がおかしい!(笑)

龍馬:「私の<根源>は108式まであるぞ!!」

全員:(爆笑)

他3人:はい!!(笑:フレアを渡す)

龍馬:108とかジャストやもん。(笑)

GM:じゃあ今のでパスが変化した、“ハゲ”からの“貸し”にしとくわ。

龍馬:お、やった♪

幽:僕にはちゃんと“恐怖”しといてな。

タックスマン(GM):「Oh,あのBoyはVery,Very,DangerousBoy…」

龍馬:「ま、お前は後はそこで見てたらいいわ」

タックスマン(GM):「Oh,MyGod…」

幽:キリンは結局どうなったって?飲み込まれたん?「どこいったか分からんのか、このハゲー!」

タックスマン(GM):「Ummm…プリンセス・キリンは、ここにはいまセ〜ン…」

幽:“ハゲ”に“苛立ち”とかで取るか。「キリンは俺が絶対に助ける!」

シルヴァーナ:おぉ、熱いな。(フレアを渡す)

龍馬:(渡しながら)…あと1枚捨てな…誰か、格好いいこと言ってー!(笑)

GM:側近何か言ったら?

シルヴァーナ:あくまでアレックスが主か。(笑)

アレックス:(クールに)「タックスマン支社長、貴方この今回の凶行、こちらでしっかりと把握させて頂きました。後日改めて処分させて頂きます」

タックスマン(GM):「Oh,MyGood!!」

アレックス:「今後の活動にやや支障が生じるかもしれませんが…まぁ自業自得ということで御了承ください」

タックスマン(GM):「社長に何て説明スレバ…」(汗)

龍馬:いい攻め方やな。(笑:フレアを渡す)

GM:じゃあここでシーン切ろか。


◆Middle 08-1◆囚われの姫君  Scene Player―PC3人

GM:じゃあ次のシーンやけど…このシーンプレイヤーは全員てことにしよう。

シルヴァーナ:あぁ、登場の仕方だけ考えてるからまた言うわ。

GM:了解、じゃあ描写な。


中庭で動きを止めていたメディウスの全身にフレアの輝きが戻り、周囲の物質を取り込んで巨大化していく。


龍馬:まだデカクなるん?!

GM:前が10mやったのが100mくらいになる。

幽:10倍?!(汗)


メディウスの足元から、街が無機質な機械へと変わっていく。
メディウスの首筋には、取りこまれたキリンの姿!!


GM&龍馬:(ハモって)って、高過ぎて見えねぇよ!!(笑)


思わず、君達は息を飲んだ!


幽:「何てこった…」(汗)

GM:ごめん、100mは言い過ぎた。50mにしとこう。(笑)

シルヴァーナ:それでも十分デカイけどな。(笑)俺はそっちに向かってるけど、まだそこにはおらんから。

龍馬:美味しい登場を狙うんやな。(笑)

シルヴァーナ:もちろん。(笑)

GM:んでや、キリンの声らしきものが全員の精神に響く。

キリン(GM):“メディウスが…取り込んだ私を介して生命の泉の力を吸い上げています…!”

龍馬:…ということは、生命の泉を潰したらいいんちゃう?

シルヴァーナ:まったく同じことを考えた。

龍馬:それで敵を倒せてキリンも救えるなら…犠牲は一人が帰れなくなるだけや!

シルヴァーナ:十分目を瞑れる範囲や。

幽:………をい…。(汗)

キリン(GM):“他世界からのフレアを吸収することで力の上がった…周囲を機械化する力を持ったこのメディウスのせいでヴィンラントは今…いえ、このオリジン自体がこれまでの数千倍の速度で機械に変えられてしまいます!!”

幽:やっば…!(汗)

キリン(GM):“今ならまだメディウスを破壊できるかもしれません…今なら!…ただ、もし泉を壊すと…しばらく泉は使えなくなります…そうなると、幽さんを元の世界に戻せなくなります…”

龍馬:そういうのを…結果オーライっていうんやぁー!!

幽:はっきり言うなー!!“信頼”捨てるぞ!!(汗)

龍馬:今のは当然、心の声や!!

キリン(GM):“もしそうなってしまったら…ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいいぃぃぃいぃぃ………!!”(笑)

幽:壊れたぁー!!(笑)

シルヴァーナ:急いでカーテン閉めろ!!(笑)

幽:「そんなことはどうでもいい!今はとにかく、君を助ける!!」

龍馬:あ、言うたで。もうしゃーないよな。

シルヴァーナ:承諾頂きました〜。

幽:くっ…!!(汗)

GM:じゃあ3人が戦う決意をしたところでClimaxPhaseに突入します!

幽:フレア調整で捨てやんと…。

GM:あと…一応全員登場やったから、龍馬以外の二人は何かパス結んどいて。

シルヴァーナ:まぁ違う場所に潜んでたってことで。(笑)

幽:じゃあ“メディウス”への“憎悪”で結ぶ!

シルヴァーナ:俺もそうしとこう。

GM:…げ、結局シルヴァーナさん、パス6個?(汗)

シルヴァーナ:そういやそうやな。

GM:ご、ごめん……一人シーン少なかったな…な、何かシーン作っていいで?イルルヤンカシュ様との回想シーンとか。(笑)

シルヴァーナ:じゃあ無理やり何か作ろう。(笑)


◆Middle 08-2◆戦いの意義  Scene Player―シルヴァーナ・ピースクラフト

GM:じゃあはい、回想シーン。モワモワモワ〜ン。(笑)

シルヴァーナ:回想というか、少し離れた所で考えてるシーンで。イルルヤンカシュ様に命令された時のことを思い出す。…私の任務はあくまで、あの機械の龍の首を持って帰ることだ…。だが、その首にはキリン姫がいる!

GM:あ、そうやな。

シルヴァーナ:…イルルヤンカシュ様は、人間には関わるな、と仰った……だが!その首にいるキリン姫を引き剥がすことは任務に背いてはいない!!それならば…この戦い、最後まで彼らに付き合おう!!隠れて様子見てたけど、止めてドラゴンの姿に戻って2人の所に向かう!

GM:おぉ、格好いい!!

シルヴァーナ:というわけで、パスは“キリン”への“憐憫”で取る!フレアを調整して…以上かな。

GM:OK,これで3人共パスが7個になったな!



CLIMAX PHASE



◆Climax 01◆0.1秒の隙  Scene Player―北辰土佐守龍馬

メディウスの周囲は鋼鉄の機械となっていき、息が苦しくなるような濃密なフレアで満ちていた。
君は、このフレアに覚えがある。


GM:君って誰や…PC2…。

シルヴァーナ:龍馬やん。(笑)

龍馬:あれ?俺か!?(笑)

幽:あっれぇ〜?主人公持ってかれたぁー!(笑)

GM:ここで<情報収集>を目標値15で行ってください。

龍馬:15?!(コロコロ)アカン、14や…フレア3使って17にする。

シルヴァーナ:2Dで4出れば成功する(コロコロ)16、成功や!

幽:(コロコロ)同じく16、成功!

GM:OK、じゃあ…。


そうだ!思い出した!このフレアは間違いなく、あの生命の泉ののものだ!


GM:…って、そんなん、分かっとるわぁー!!

全員:(爆笑)


ならば、メディウスからキリンを切り離せれば、奴は大きく弱体化する!
君はそれに気づいた!


龍馬:…らしいよ?

幽:全員分かっとる。(笑)どうやって切り離すとか分かる?

GM:それは…奴を止めるしかないやろう。機械壊したったらいいねん。

龍馬:結局はそれしかないんかい!(笑)

GM:え〜っと……あ、いや、方法あったわ。首筋に攻撃できるチャンスはわずかだがある!

幽:お、あるんや!

GM:うん、時間にしてわずか…そう、0.1秒の隙を狙って…。

龍馬:いや、0.1秒って…。(汗)

GM:今のは適当。(笑)昔、仮面●イダーにあってん。『0.1の隙を狙って攻撃を…』って、それ隙ちゃうやん!っていうのが。(笑)

幽:隙でも何でもない。(笑)

GM:正しくは…全員1回ずつしか攻撃できない、<白兵>攻撃で達成値15でキリンを捕まえているシステムに命中、合計ダメージが30点を超えたらキリンを解放できる!ただし、<根源>以外のダメージは1/10となる。

龍馬&シルヴァーナ:無理無理無理無理…!(汗)

GM:残念やったな。(笑)

幽:<白兵>しかダメ?!

GM:いやぁ、ほんまに残念やったな、キリン。まぁ無理やった時のEDもあるみたいやし…。(笑)

幽:<白兵>以外もアリにしてください。(汗)

GM:……そうやんなぁ、まぁ今回はアリにしましょう。

幽:じゃあ…ちょっと考えたいから待機。

GM:んじゃ、お次はシルヴァーナ。

シルヴァーナ:0.1秒の隙を狙って……ってだから、どんな頑張っても3点超えへんって!(汗)

GM:やるしかない!頑張って削るんや!(笑)

シルヴァーナ:まぁ…確かにやるしかないよな……じゃあ《勇者の証》使って攻撃(コロコロ)達成値無駄に高いな、21。15超えたからダメージが…29点!まぁ、結局3点ですね。(苦笑)

GM:ダメージをフレアで増やす技はない?

シルヴァーナ:無いなぁ、防御技ばっかやから。

龍馬:俺もない。まぁ斬るしかないな(コロコロ)達成値17で、ダメージが25点やから俺も3点か…。

GM:2人で6点か…幽一人で24点頑張らんとな。

幽:じゃあ《天を穿つもの》!(コロコロ)達成値14…あれ?

GM:は、外れたー?!!(笑)

幽:フレア10を使って24にする!(笑)ダメージがや…22点やから…《星を摘むもの》を使ってダメージに+<根源>する!だからダメージは34点になる!

GM:OK,ナイス!!

シルヴァーナ:姫さん、取れたな。

龍馬:…ウチら、いらんかったな。

シルヴァーナ:ほんまや…。

幽:仕方ない!相性が悪すぎる!(笑)

GM:はい、じゃあキリンは無事離れて、地面にフレアでゆっくりと落ちていきました。

龍馬:「よぉし!よくやった、ボウズ!あとは俺に任せとけ!」

幽:「うん、“信頼”してるよ!」

シルヴァーナ:今ので飛び散った機械の破片が周囲に被害与えんように、光の翼で包んで手前に落とすわ。

GM:おぉ、偉いな。(フレアを渡す)じゃあキリンの救出には成功しました。

キリン(GM):「どうして…どうして貴方達はそこまでして戦ってくれるんですか?!」

龍馬:(即)「ハーレムのため」

幽:ぶっちゃけたぁー!!(汗)

GM:こんな場面でよくもまぁ…。(呆:フレアを渡す)

シルヴァーナ:「君みたいな少女が、こんな所で無駄に命を散らす必要はない」

GM&龍馬:いいねぇ。(フレアを渡す)

シルヴァーナ:騎士ですから。(笑)

幽:「見捨てられるわけが…ないじゃないか!!」

シルヴァーナ:はい、熱い少年にフレアあげる。(笑)

GM:よっしゃ、じゃあ最後の戦闘や!


◆Climax 02◆鋼鉄の獣  Scene Player―PC3人

GM:キリンが言います。

キリン(GM):「私、嬉しくって涙が……困ったな…眼鏡が曇って見えない…」…って、あ。(笑)

龍馬:眼鏡は取ったはずやぁー!!(怒)

キリン(GM):「す、すみません…眼鏡が無いと何も見えなかったもので…朝、つけました」(笑)

龍馬:「曇って見えへんのやったら、取ったらいいんや!はい!(取る)グシャッ!(潰す)」

キリン(GM):「わ、私の眼鏡がぁー!」(笑)

幽:まぁアルがすぐ準備するんやろ。(笑)

アレックス:「すでにスペアを手配しております」(笑)

幽:上着をバッ!て開いたら、眼鏡がズラーッ!てかかってんねんやろ。(笑)

シルヴァーナ:アルは実は眼鏡フェチやねん。(笑)

GM:ら、ラ●ボー。(笑)


メディウスが一歩一歩踏み出す度に、家が、木々が、人々が機械へと変貌していく!
ネフィリルの傭兵達がヴィンラントの軍隊と必死で戦っているが、漆黒のプロミネンス(敵フレア)を前に全てが飲み込まれていく!

「全テヲ、機械ニ…我々ノ創造者ガ、望ム…」


GM:じゃあ戦いましょうか!

龍馬:まぁ、どうせ役に立ちませんけどね〜…。

シルヴァーナ:どんな頑張っても3点やもん…何のために俺は派遣されたんや…。

GM:いや!キリンが外れたことで全身にヒビが入って<白兵>耐性はなくなってる!

龍馬:じゃなかったら何もできんよ。(苦笑)

シルヴァーナ:よ〜やく普通の戦闘ができる…。


≪戦闘:メタビースト≫


<1ターン目>

GM:じゃあ行動値やけど…こっち22な。

幽:早!(汗)


<メタビースト(22)⇒幽(21)⇒シルヴァーナ(15)⇒龍馬(7)>

幽:セットアップで《白銀の聖授》発動!範囲内の味方は毎ターン終了時2D6回復する。

GM:OK、じゃあこっちからやな。まずはマイナーで《範囲攻撃》使って次の攻撃を範囲攻撃化する。んで、《デッドリーズ・ナイト》が射撃攻撃で属性が<邪炎>な。達成値は(コロコロ)17!

幽:(コロコロ)17か、避けれた!

龍馬:(コロコロ)あ、無理だ。

シルヴァーナ:(コロコロ)18で避けてるよ。

龍馬:あれ?当たったん、俺だけ?(汗)まぁいいや、[覚醒]狙ってるし。

GM:まぁその方が強いけどな、LP分くらったら死ぬけど。龍馬は今の達成値何ボやった?

龍馬:16やった。

GM:差分は1か…じゃあダメージが…57点!(笑)

龍馬:いぃぃぃ〜?!瞬殺じゃぁー!!(汗)

シルヴァーナ:咄嗟に《銀の守護者》発動!龍馬の前に立って《光翼の盾》展開!フレア3枚消費で12点減少。更にここで必殺の…《龍破ぁ金剛壁ぃ》!!!!(コロコロ)さらに5点軽減、合計17点減らした。ダメージが57点やから40点通って…残りHP14、まだ立ってる!!

GM:……耐えた?!すっげぇな!!(フレアを渡す)

龍馬:「も、申し訳ない…」(汗)

シルヴァーナ:「構わん、これが仕事だ」

幽:しかし…アホみたいな攻撃や…。(汗)

龍馬:俺やったら無理無理無理…。(汗)

GM&幽:っていうか、《龍破金剛壁》格好良かったからフレアあげる。(笑)

幽:じゃ、こっちやな。「やらせはしない!」HP5点消費して《妙なる調べ》使って…フレア消費して全員HP35点回復!

シルヴァーナ:ありがたい!被ダメージが5になった。で、俺やな。「お返しだ!」近づいて《勇者の証》で(コロコロ)達成値21で、ヒビの隙間に槍を突き入れる!

GM:(コロコロ)それは当たったな。

シルヴァーナ:<白兵>で27点!3以外のダメージが初めて入った。(笑)

龍馬:俺の攻撃やな(コロコロ)達成値…13…。(汗)

GM:それは…(コロコロ)16、避けたで。(笑)

幽:フレア使えば?

龍馬:…いや、ここはこれで様子見や。「見切った!次に動いた時…お前は死ぬ!」

幽:あ、んで《白銀の聖授》で(コロコロ)6ゾロ?!全員12点回復です。(笑)

シルヴァーナ:全快した。(笑)

GM:こいつ…何てリジェネレイト…。(汗)


<2ターン目>

GM:じゃあ2ターン目です。

シルヴァーナ:あ、幽は気をつけてくれ。俺の《銀の守護者》は至近距離しかカバーできん。

幽:あ、了解。

GM:じゃ、こっちの攻撃やな。2人近づいてるから…マイナーで《範囲攻撃》、メジャーで《フルパワー攻撃》!(コロコロ)達成値は18!

シルヴァーナ:(コロコロ)あかん、当たった!フレア使って達成値20にして避ける!

龍馬:(コロコロ)俺は全然アカンわ…1足りん。

シルヴァーナ:カバーしようか?

龍馬:いや、むしろ殺してほしい。

GM:じゃあ<邪炎>で21点、体当たりやな。

龍馬:21じゃぁ、生きてるなぁ。

幽:で、僕やな。マイナーで接近、メジャーで《天を穿つもの》!(コロコロ)達成値が16。

GM:回避は(コロコロ)14、当たったな。

幽:よっしゃ、ダメージが…フレア使って35点の<根源>ダメージ!

シルヴァーナ:突くしかできん。《勇者の証》使って(コロコロ)達成値18。

GM:(コロコロ)避けは低いなぁ…8しかない。

シルヴァーナ:ダメージは28点。

龍馬:斬る!(コロコロ)クリティカルや!達成値+20になるから…達成値は40やな。

GM:40かぁ〜…(コロコロ)こっちは14。

龍馬:ダメージは28点、技使えば良かった…。

幽:んでクリーンナップ(コロコロ)うわ、1ゾロや!全員2点回復。(苦笑)

シルヴァーナ:は、鼻血が…俺は攻撃をくらったのか?!(笑)

龍馬:なかなか[覚醒]できやんなぁ…。見た目的にどう。ダメージ大分いってる?

GM:まぁそこそこに、まだまだ元気やけど。

龍馬:そっか…。


<3ターン目>

GM:で、こっちか。マイナーで《ウルフステップ》使って移動、下がったところで《荷電粒子砲》やな。今回は範囲じゃないから単体(いっコロ)シルヴァーナやな。

シルヴァーナ:カマ〜ン♪

幽:また一番堅いところに。(笑)

GM:達成値が(コロコロ)低!11しかない。

シルヴァーナ:回避値俺、10やから1出たら避けれるで。(笑)(コロコロ)17で余裕でヒョイ♪


メタビーストの放った《荷電粒子砲》が、背後の街並を薙ぎ払った!


シルヴァーナ:しまったぁぁー!!(笑)じゃあ光の翼で軌道だけ変えて上空に飛ばすわ。(笑)

GM:OK、じゃあ上空に飛んでいった。(笑)

龍馬:「偉いな…俺の領土を守って…さすがは俺の見込んだ男!」

シルヴァーナ:「人様の国をボロボロにするわけにはいかんからな…何より、あの城には女達がいる!!」

龍馬:「その通りや!!素晴らしい!!」フレアあげたいけど今はあげれへんねん…ごめんなぁ…。

シルヴァーナ:構わんさ、狙ってるんだろ?(笑)

龍馬:もちろん。(笑)

幽:じゃあ攻撃やな、回復はいらんし…《天を穿つもの》で<根源>ビーム!(コロコロ)クリティカル!達成値+20で38!

GM:(コロコロ)あぁ、当たったわ。

幽:じゃあダメージが…16点。フレアは勿体無いから使わない。

GM:16点だけ?はいはい。

シルヴァーナ:近づいて《勇者の証》で殴る!(コロコロ)達成値19。

GM:(コロコロ)アカン、当たった。

シルヴァーナ:ダメージは26点…さっきから25〜30の間をウロウロしとる。(笑)

GM:でも着実に削ってますよ。(笑)こっちの攻撃当たらんしなぁ…当たったら終わらせる自信あるけど。(笑)

シルヴァーナ:いや、多分100点くらいまでなら1、2回は耐えれる。(笑)

幽:堅!!(笑)

龍馬:じゃあ近づいて斬る!(コロコロ)あぁ、もう俺やる気ねぇ〜…達成値15。

GM:(コロコロ)ぴったし避けたな。

幽:フレア使い時ちゃう?

龍馬:…いや、まだ温存する!

GM:まだ温存するんかい!

龍馬:力溜めてんねん、今俺のフレアが凄いシュウシュウいってる!

シルヴァーナ:じゃあ龍馬の刀にフレアの光が除々に溜まってってる感じで。

龍馬:そうそうそうそう♪ってことで、誰か力分けてや。

シルヴァーナ:その力に感心したからフレアあげる。

GM&幽:シュワシュワしてるから、あげる。(笑)

龍馬:「きたきたぁー!もうボチボチかな…」

幽:クリーンナップ、どうする?

GM:拒否権は認めることにしよう。

龍馬:[覚醒]したいねんけど…。

幽:(無視!)「誰も殺させはしない!」(コロコロ)10点回復!(笑)

龍馬:回復したくないねんけどー!!(汗)

シルヴァーナ:見事なまでの意見のすれ違い。(笑)


<4ターン目>

GM:また二人近づいてきたな…《範囲攻撃》で《フルパワーアタック》!(コロコロ)達成値は21!目標は龍馬とシルヴァーナ。

龍馬:避けへん、敢えてくらう!

シルヴァーナ:(コロコロ)フレア使って23、避けた。

GM:じゃあ龍馬がグッシャァー!って。(笑)

龍馬:うわぁ〜…。(汗)

シルヴァーナ:「き、兄弟!!」(汗)

GM:つってもダメージは20点やけどな。(笑)

龍馬:全然立ってるわー!早く殺してくれ!!まだ溜めなアカン…気分は悟空やわ。(笑)

幽:元気玉を溜めてるとこや。(笑)

龍馬:もっと力をくれー!

幽:もうあげれへん…。

シルヴァーナ:そろそろこっちの余裕もないなぁ…。

GM:格好いいことしたらあげるで。

龍馬:俺、今格好良くない?

GM:さっきと同じ姿やもん。

龍馬:あれぇ〜?…ゆら〜り…。

幽:じゃあ《天を穿つもの》で攻撃(コロコロ)あれ〜、達成値12…。

GM:12かぁ〜…(コロコロ)こっちは14。

幽:今は温存しとく、避けられた〜。

シルヴァーナ:《勇者の証》で殴る(コロコロ)18!

GM:(コロコロ)アカン、避けれん。

シルヴァーナ:ダメージは29点!

GM:29点かぁ〜…減っていくぅ〜…。

龍馬:まだフラつかん?

GM:まぁ…総計ダメージで160点近くきてるけどな。まだ立ってるで。

幽:さぁ、おっちゃんや!

龍馬:…ここで殴るのも何か格好悪いな…溜める!何も溜まらんけど!(笑)

幽:それは待機っていうんや。(笑)

龍馬:気合を集中してるんや!

GM:はぁ、じゃあ1枚あげるわ。

龍馬:よっしゃ、ジョーカーきたぁ!!

幽:「あの人、さっきからサボってる〜」(笑)

シルヴァーナ:「いや…信じてるぜ、兄弟!」

龍馬:「あぁ、任せといてくれ!!期待には応えてみせる!」

GM:信じる力がフレアを強める!

龍馬:というわけで…早く殺して…。

GM:挑発とかしたらいいんちゃう?

龍馬:あぁ、じゃあこのターンは刀の切っ先でチョイチョイとしたるわ。…見えてるんかなぁ、50m上から。(笑)


<5ターン目>

GM:じゃあ《ウルフステップ》で離れて、《荷電粒子砲》だぁー!挑発されたから…1(幽)2(シルヴァーナ)3456(龍馬)。

龍馬:多!!(笑)

GM:(いっコロ)5、はい龍馬ですねー。(笑)

龍馬:ようやくきたか!当然避けへん!

GM:じゃあ(コロコロ)達成値20でダメージは50点。

龍馬:「ぐはぁぁぁぁー!!」

幽:「りょ、龍馬さん!龍馬さぁーん!!」

シルヴァーナ:「くっ…兄弟…!!」

龍馬:「慌てるんじゃねぇ!!ここからだぁぁー!!」([覚醒])

GM:格好いいからフレアあげよう。

龍馬:よっしゃ、ハートのA!

シルヴァーナ:クローバーやけどあげよう。

幽:虎の子やけど…ジョーカーあげるわ。で、僕は待機!

シルヴァーナ:《勇者の証》で少しでも減らす!(コロコロ)達成値16!

GM:え〜っと…(コロコロ)避けは無理です。

シルヴァーナ:ダメージは29点!着々と削る…多分俺一人で今のとこ120点くらいか?

GM:そんなもんやな、削られてってるわぁ〜…。

龍馬:さぁ、俺のターンか……じゃあ…この溜めに溜めたこの力!技名は…何か格好いいのを……。

シルヴァーナ:溜めに溜めたから…。

龍馬:“欲望爆発剣”。(笑)

GM:ダッさ!!(汗)

幽:全然格好良くない!!(汗)

龍馬:いいの!俺のハーレムの夢のためや!!“欲望爆発剣”!!《リーン・フォース》使って攻撃力+10点、それで《秘剣・唐竹割り》(コロコロ)達成値13。

GM:13?(コロコロ)こっちは16。

龍馬:差分は3か…。ではここで、《勇気ある誓い》を使います。そこにフレア全部使う!え〜っと…達成値146!そっちが16やから差分値は130!そこでダメージが…+26、《剣気》使って+4、《リーン・フォース》の+10で…足して合計170点ダメージ!!(笑)

GM:はい、死んだぁー!!残りHP60やったのに…。

幽:やりすぎ!無意味な数字やぁ〜。(笑)


龍馬の広く大きな野望と欲望…それらを取り込み、フレアの輝きが刀へと収束されていく。
そしてフレアの光が周囲を一際強く照らした時、龍馬が大上段からの一閃を繰り出す!
振り下ろした刀をそのままに、一瞬世界を静寂が支配する…。

そして次の瞬間。

まるでスローモーションのようなゆっくりとした動きで、巨大なるメタビーストの体が左右へと別れ、最後に大きな地響きと共に倒れこんだ。

舞い上がる砂塵の中、それを尻目に悠然と刀を鞘へと納める龍馬。
鯉口が鞘と当たる甲高い金属音が辺りに響き、激闘の終わりを告げた。



**********************************************

龍馬:「馬鹿めが!俺に楯突くからだ!!」

シルヴァーナ:「信じてたぜ、龍馬…」

幽:まぁ本当にヤバかったら《時の棺》で止めるつもりやったけど…。

龍馬:あ〜、でも《不死鳥の堕天》で一回は蘇れたけどな。

シルヴァーナ:つーか、横にいんねんからいくらでも壁になったけどな。50前後のダメージなら3,4回は受け流せるし。

GM:な、何て奴らだ…。(汗)

幽:防御に定評のあるパーティになった。(笑)

シルヴァーナ:今度からこのパターンでいいやん、龍馬溜めてる間に俺らが削っておけば。(笑)

龍馬:うん、最後には爆発すんで。(笑)

GM:唐竹割りで真っ二つにされたなぁ…。

幽:斬鉄剣や。(笑)

シルヴァーナ:じゃあコンニャクは斬れないな。(笑)

龍馬:というか、あれやな。フレアはどんどん使わな勿体ないな!

GM:うん、上手にどんどん使ってください。

シルヴァーナ:防御技でしか使い所がないんだよ!(笑)

GM:機械化した街並みも元に戻っていきます。

幽:演出で、《妙なる調べ》で怪我人とかを治してまわろう。

シルヴァーナ:壊れた瓦礫をどけるとかの肉体系は手伝おう。

龍馬:美女を両脇に抱えて遊んどく。

幽:最悪やぁー!!最後に台無しにすんな!!(汗)

国民A(GM):「さ、さすがは勇者様ですじゃー!」

GM:って感じで街の人々から歓声と「ありがとう」という感謝を受けます。はい、じゃあClimaxも終わって次はEndingPhaseや!



ENDING PHASE



◆Ending 01◆新たなる旅立ち  Scene Player―広川 幽

GM:シーンプレイヤーは幽、他PCは登場不可。

シルヴァーナ:ダメだってさ。

龍馬:ちっ…。


今度こそメディウスは崩れ去った…。
だが、同時に生命の泉もその力を失い、君はオリジンに残らざるをえなくなった。
そんな君の手を、キリンがそっと握る。


キリン(GM):「ありがとう、幽……貴方が救ってくれた数億の民に代わってお礼を言います」

龍馬:数億?!!(汗)

幽:そんなにいんの?!!(汗)

GM:いや、世界全体でって意味やからな。(笑)

アレックス:「姫様、会議の時間が過ぎております!」(笑)

幽:他PCは登場不可!…ってアレックス君はNPCかぁー!!(笑)

キリン(GM):「会議なんていいの!今はお礼を言うことが大切なんだから…。もう生命の泉の力がないから、貴方を地球に帰してあげることができません…。けれど!広いオリジンのどこかには、地球に戻る術があるかもしれません!!」

龍馬:…戻ったところで、ええことないで〜…。

シルヴァーナ:待ってるのは大学受験という名の別の戦争や…。

幽:いや、その理由でここにいたら、ただの現実逃避やん。何てダメ勇者。(笑)

キリン(GM):「でも…もし貴方が旅の途中で疲れたら…いつでもヴィンラントに戻ってきてね」

シルヴァーナ:!!ちょっと待て!今、さりげなく『旅に出てどっか行け』って言わんかったか?!(笑)

龍馬:厄介払いきたぁー!さすがは俺の見込んだ女や!(爆笑)

幽:ヒドすぎるぅー!!(汗)

シルヴァーナ:呼び出すだけ呼び出しといて、帰る手段はセルフサービスて。(笑)

GM:でも(シナリオに)『旅に送り出す』って書かれてるからなぁ。(笑)

龍馬:まぁ居座られても困るやろしなぁ。(笑)

幽:帰る手段を探しに旅に出ろ、と…分かったよー、行くよー。(涙)

GM:はい、行ってください。(笑)

キリン(GM):「はい、お気をつけて。ここはいつでも貴方の家だと思ってくださいね」

GM:という感じの社交辞令を…。

PC3人:社交辞令か!!(笑)

幽:じゃあ握手だけして行きますかぁ〜…。


キリンと別れ、幽は果てしない冒険へと旅立つこととなった。


幽:俺達の冒険はこれからだ!!(笑)

シルヴァーナ:カオスフレア第1部、完。(笑)

幽:1話で打ち切り。(笑)


君の傍らに立ち、キリンが一緒に空を見上げる。
そして彼女は独白する。

「こんな悲しみだけが広まって…またダスクフレアを生み出すと思うと、やりきれません…」

そして歩み始めた幽を見ながら、
「でも…貴方達を見ていると…」


龍馬:!!ちょお待て待て!!…貴方…“達”?(汗)

幽:一緒に追い出されてるぅー!!(笑)

GM:「早よ国に帰れ!」ってこっちゃ。(笑)


「貴方達を見ていると……そんな悲しいことばかりじゃないって思えるの…」

その言葉を背に、君達は旅立った…。



◆Ending 02◆次を求めて…  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:次のシーンプレイヤーは龍馬、これも他PCは登場不可。

幽:でもチャチャ入れはOK。(笑)


龍馬は死んでいった者達への弔いを済ませ、また旅に出る。
君は社会のべつなく死んでいった者達を弔い……クルクルと舞う。


GM:ほら、クルクル舞ってください。(笑)

龍馬:「人間〜五十年〜下天のうちはぁ〜くらぶれどぉ〜…♪」

シルヴァーナ:何で信長?(笑)

GM:ちなみにこの世界では、死んだ者をそのまま放置してると、ゾンビ化して…それがまた結構強くて、それが一番恐れられてんねん。だから絶対死んだ人をすぐに弔わなアカンねん。

幽:ほぉ〜…。


死んでいった者達に魂のフレアが、舞いにのって天へと昇っていく…。


しゅう:異界送りやん…。


もしかすると、その中には破壊しか知らなかったあのメディウスの魂もあるかもしれない…。


龍馬:あ、送っちゃった……まぁいいや。さぁ!次の国に新しい美女を探しに行こ!

GM:それが、龍馬の次に繋がる決意となった。


◆Ending 03◆全ては姫様の為に  Scene Player―シルヴァーナ・ピースクラフト

GM:じゃあ最後にシルヴァーナ。

シルヴァーナ:いやぁ…見せ場少なかった〜…。


君は、見事偽りの龍メディウスを討ち果たし、アムルタートの本営である空中宮殿“エヌマ・エリシュ”へと帰還した。
そんな君を、イルルヤンカシュは威厳をもって出迎える。


シルヴァーナ:…遺影を持って出迎える?!!(汗:聞き間違い)

GM:死んだと思われてた!(笑)

シルヴァーナ:「そういうのは早く本人から隠してください!」(笑)

イルルヤンカシュ(GM):「間違って作っちゃった〜。もう死んだかと思って…」(笑)

幽:最悪やぁ〜。(笑)

GM:では改めて。

イルルヤンカシュ(GM):「よくぞ戻った、勇者シルヴァーナ。まさにその名に恥じぬ武勲であったぞ」

シルヴァーナ:「はっ!身に余る御言葉…光栄にございます!」

イルルヤンカシュ(GM):「いかにダスクフレアといえど、我ら龍族の前には手も足も出ないということが天下に知れ渡ったであろう!」

シルヴァーナ:「いや…あの…最初3点しか与えれなくて…」(汗)

イルルヤンカシュ(GM):「よくやった、よくやった!」

シルヴァーナ:「あ、ありがとうございます!!」(笑)

イルルヤンカシュ(GM):「では、次なる世界征服作戦まで、しばし休め!」

シルヴァーナ:「では御言葉に甘えまして、この身、整えておきましょう」

イルルヤンカシュ(GM):「…何か、褒美が欲しいか?」

龍馬:キス!

シルヴァーナ:「………いえ、何も。姫様に御仕えさせて頂けることが何よりの褒美」

イルルヤンカシュ(GM):「うむ、さすがだ!より感服したぞ!」

シルヴァーナ:「ははぁ!!」もう頭垂れておくわ。

GM:OK!じゃあこれでシーン…というか、この第1話は終わりや!




〜Fin.〜