第5話 : トーキョー・イリュージョン




目次

PREPLAY OPENING PHASE
MIDDLE PHASE CLIMAX PHASE
ENDING PHASE



PREPLAY


GM:では、カオスフレア第5話、『トーキョー・イリュージョン』!

イルディア:黒歴史。(笑)

シルヴァーナ:トーキョーですよ、トーキョー。(笑)

GM:はい、トーキョーです。(笑)ま、いつも通りセッショントレーラーからやな。人よ未来を侵略せよのやつね。

幽:あるある。(笑)






<今回予告>

それは、望郷の思いが生み出した幻想の都。
渦巻く嵐の中に消えた宝永の中でカオスフレア達が見たものは、平和と繁栄を謳歌する巨大都市“トーキョー”だった。
拡大を続け、人々を飲み込んでいく虚構の街に、魔剣フューネラルの嘲笑が響く。
降りしきる灰色の雪の中、世界滅亡のカウントダウンが始まった…。

異界戦記カオスフレア『トーキョー・イリュージョン』

人よ、未来を侵略せよ!




GM:はい、こういうわけですね。

幽:わぁ〜、ぱちぱちぱち。

GM:じゃ、次は恒例のハンドアウトですね。


◆Opening 00-1◆ハンドアウト1  Scene Player―広川 幽

シナリオパス:“紺野ミユキ”への“友情”


GM:相変わらずPC@の幽からですね。

幽:はいはい。紺…野…。(書き書き)


その少女と君は、青葉の美しい寛永寺の裏山で出会った。
君と同じように地球から流れ着き、はるか遠い東京の思い出を懐かしそうに語る、元気に笑う女の子。
彼女の名前は、紺野ミユキ。
同じ境遇の君と彼女はすぐに友達になった。
けれどミユキはある日、不意に姿を消した。
まるで、最初から幻であったかのように…。

宝永が嵐の中に消えたのは、そんな時だった。
君は胸騒ぎを感じて、宝永へと向かった。


幽:…寛永寺…上野の中、か。

GM:そういうことですね。何かの理由で宝永の中で出会って、友達になったけど…幽が少し寛永から離れてた間に、宝永ごと無くなっていた、ってことやな。

シルヴァーナ:宝永ごと、ってのは凄いな…。(汗)

GM:うん、嵐に呑まれてるらしい。

幽:はい、了解〜。


◆Opening 00-2◆ハンドアウト2  Scene Player―イルディア

シナリオパス:“魔剣フューネラル”への“好敵手”


GM:次は2番、イルディアやな。

イルディア:は〜い。


かつて造物主を復活させるべく、妖刀・羅喉丸の姿をもってオリジンに蘇った魔剣フューネラル。
だが、そのフューネラルも、君達の手によって討ち滅ぼされ、オリジンに平和が戻った。
しかし、フューネラルの影は生き延び、宝永の地へ向かったという。
宝永といえば、富嶽の本営にして、先頃大嵐の中に消えた都市ではないか。
真実を見極めるべく、君は旅立った。


GM:こういう感じです。

イルディア:いいえ、旅立ちません!

GM:え〜、ではこのシナリオには出ない、ということで。

イルディア:〜〜〜!!また姫様に永遠ループかまされるから、止めとくわ…。(笑)

シルヴァーナ:選択肢が「はい」しかないっていう、な。(笑)

幽:「いいえ」を選択したら繰り返すだけ、っていう…まぁゲームの伝統や。(笑)


◆Opening 00-3◆ハンドアウト3  Scene Player―北辰土佐守龍馬

シナリオパス:“織田信長”への“忠誠”


GM:はい、これは龍馬のハンドアウトですね。

龍馬:……忠誠…?愛情にしとくで…。(勝手に書き換える)

幽:勝手に変えたぁー!!(笑)

GM:……。(横から消す)

幽:そして消されたぁー!!(笑)

シルヴァーナ:これが噂のGM権限。(笑)

GM:はいはい、じゃあ読むで。(疲)


宝永消滅……!
嵐の中に主力艦隊もろとも宝永は消え、将軍を含めたほとんどの要人が音信途絶となった。
コスモ・クラトールの情報を得るため出兵していた君の艦は、ほぼ唯一の戦力として……。


龍馬:艦…持ってませんから!

GM:そうやんなぁ…じゃあ近くで拾ってくれた君の上司の艦、にしよう。


ほぼ唯一の戦力として、宝永外部で動くことができる。
同じく、ファイフに出張していたため難を逃れた勝海舟の指令の下、君は宝永に残された信長を救出すべく、立ち上がった。


龍馬:愛、ゆえに……あ、さっきのパス…“織田信長”への“愛ゆえに”にしとこ…。(書き直している)

幽:どんどん意味が分からなくなっていく…。(笑)


◆Opening 00-4◆ハンドアウト4  Scene Player―シルヴァーナ・ピースクラフト

シナリオパス:“怪事件”への“興味”


GM:で、次は…。

シルヴァーナ:俺だな。あ、今はまだシルヴァーナの方な。(笑)

GM:はいはい。(笑)

シルヴァーナ:しかし…何か俺だけ対象が曖昧というか…興味て。(笑)

GM:ただの好奇心じゃないですか。(笑)ま、ハンドアウト読むで。


ナンナルは姿を消し、君は彼女の情報を追って再びVIPERへと向かった。
そうするほうが、事態の真相を探るには好都合だと考えたからだ。
そして、時を移さずして宝永が嵐の渦に飲み込まれたという知らせが入った。
その背後で、羅喉丸の核となっていたあの魔剣フューネラルが蠢いているという。
これを見逃すわけにはいかない!
君は宝永へと向かった。


シルヴァーナ:そう、この機会を逃すわけにはいかない…富嶽が動けない今こそ、アムルタートがこの世界を支配する時だ!(笑)

幽:できるかなぁ?(笑)

GM:でも面白かったからフレアあげよう。(笑)

幽:次の瞬間には捨てなアカンのに!(笑)

シルヴァーナ:しかもA以外、1枚として自分のスートがないという…。(笑)

GM:それは知らん。(笑)はい、じゃあ次のオープニングフェイズいきま〜す。



OPENING PHASE



◆Opening 01-1◆冥府の霧の中より  Master Scene

GM:はい、ではオープニングフェイズ始めま〜す!

幽:誰から?

GM:えっと…あ、マスターシーンやった。(笑)

幽:何や。(笑)

GM:じゃ、読みます。


神話の時代より晴れたことのない大断崖の霧。
蝶の翼を持つ飛龍フェアリードラゴンを駆る…。


GM:…駆る、って…狩るじゃないからな?

幽&シル:分かるわ!!(笑)


…ドラゴンを駆るパルフォーロン族の騎士が空を渡っていく。

「…何だ、あの影は…?」

霧の向こう、山ほどもある巨大な影が動いた。
その表面には無数の瞳、周囲を取り巻くのは無数の亡者の軍勢。

「あ、アポルオンだ…!!」
「それも、あれ程の軍勢を引き連れて…!!」
「と、ともかく!このことを神王様にお知らせせねば!!」

騎士達はフェアリードラゴンを必死の思いで飛ばし、その場を去る。


シルヴァーナ:そうやって、また心労を増やしに行く、と。(笑)

幽:ほんまや、倒れてんのに。(笑)

シルヴァーナ:追い討ちをかけるがごとく。(笑)

GM:ほんまやで…。(笑)ま、これでこのシーンは終わりな。


◆Opening 01-2◆邂逅  Scene Player―広川 幽

GM:シーンプレイヤーは幽ですね。

幽:はいよ。気合入れな…。

GM:ま、まずは軽く描写いきます。ミユキと出会うところですね。


青々と繁った森の木々を、気持ちのいい風が吹き抜けていく。
ここは上野、寛永寺の裏山。
宝永には珍しい、緑に満ちた憩いの土地だ。
いつもの君の指定席に、見慣れない少女が寝転がっていた。
見慣れない服に、不思議な雰囲気。
寂しそうな目で、空を見上げている。


幽:指定席持ってるんや、僕!!(笑)

GM:行き倒れの指定席です。(笑)

シルヴァーナ:茣蓙とか敷いてあるんやな。(笑)

幽:土左衛門ちゃうねんから。(笑)

シルヴァーナ:ブルーシートの代わりやろ。(笑)

GM:え〜つまり…幽が「あ…もう無理…倒れよ…」と思ったら、そこに女の子が座ってたってことや。

幽:あくまで行き倒れから始まるんか!(笑)っていうか、倒れる前に三郎の所に行くわ、宝永なら!

シルヴァーナ:たまたま出払ってたんじゃね?

幽:もしくは、タカリに行ったら追い返された?

三郎(シル):「幽さん…そろそろ独り立ちしてください」(笑)

幽:まぁ確かに…フォーリナーの力使う以外は、ただ飯食らいやからなぁ。(笑)

GM:ってことで、倒れようとしたところ。倒れる前に向こうがそっちに気づくわ。

少女(GM):「あ…ごめんなさい…。ここ、君の場所?茣蓙、敷いてあるけど…」(笑)

幽:「い、いいえ!ノーサンキュー!」(笑)

シルヴァーナ:そこでループ発動。「ここ、君の場所?」(笑)

幽:あくまで認めろ、と?!(笑)「い、いや、いいんだ。座っていてくれ」

少女(GM):「そう…じゃあ、良かったら横、どうぞ」

幽:「あ、ありがとう…」座るわ……いきなり体力使うなぁ。(苦笑)ここは木の多い場所やっけ?

GM:うん、そうやな。

幽:「気持ちのいい場所だねぇ」

少女(GM):「そう、だね。私の生まれ故郷と、同じ景色だったから…つい懐かしくなっちゃって。……もしかして、君もフォーリナー?」

幽:「君も、ってことは…もしかして、貴方も?」

少女(GM):「そうなの。あ、私、紺野ミユキ。東京都台東区生まれ」

幽:そんなピンポイントな所まで言わんでも!東京でええがな!(笑)

ミユキ(GM):「もっと詳しい住所も言おうか?」(笑)

幽:「いや、いいよ!」(笑)

ミユキ(GM):「メガメゾンの302号室」(笑)

幽:「言わなくていいってば!」(笑)

GM:そういえば、幽の生まれはどこなん?

幽:ん〜…考えてなかったから、後で考えるわ。

GM:はいはい。

ミユキ(GM):「とにかく…私達、日本人、みたいだね?言葉も通じるし…」

幽:「黒髪、黒目だしね」

シルヴァーナ:…黒髪黒目の韓国人フォーリナー、キムさんがいるぞ?(笑)

幽:そういや、いたけど!(笑)

イルディア:フォーリナーって、結局何する人なん?

GM:一応、この世界の危機を救うための切り札として呼び出されんねん。…だから、キムさんもきっと何かをしてん!で、その後帰らずに、敢えてここに残ってん!

シルヴァーナ:この世界にキムチを広めるために。(笑)

幽:そんな使命感はいらんねん!(笑)

GM:とりあえず、続けんで?

ミユキ(GM):「それにしても…不思議だね。この宝永にも、東京とおんなじ場所があるんだ…。上野の寛永寺のお山…ここ、上野公園だよね?」

幽:「そうだね…まったく同じ地名と建物があるんだね…」…っていうか、上野公園ってことは分かっていいんかな?

シルヴァーナ:もう、東京出身ってことにすれば?

GM:そうやな、それなら分かってていいわ。

幽:はいはい、じゃあ東京出身で。東京のどっか…夢の島!

GM:それ、ゴミ捨て場やから!(笑:フレア)

シルヴァーナ:俺もあげよう。

幽:やった、ゴミ捨て場で貰えた。(笑)

ミユキ(GM):「いつかは帰りたいなぁ…東京…」

幽:「そうだねぇ…」

GM:ま、こういう感じで友達になりましたってことで。

幽:故郷の話で盛り上がる、と。

シルヴァーナ:もう…帰らなくていいじゃん。帰っても待ってるのは受験勉強だけやで?

幽:それはそうやけども!(笑)「あ、これ一緒に連れてきちゃった、クロっていうんだ」(猫を見せる)

ミユキ(GM):「えぇー、可愛いー!」

GM:で、友達になりました。…が、ちょっと幽が宝永を離れた時…。

幽:エニアの様子でも見に行ってたことにしようか。

GM:そうしよう。

幽:で、リリースされた。(笑)

エニア(シル):「私は大丈夫です。貴方は早く世界を救ってください」(笑)

幽:心配して見に来た結果がこれだよ。(笑)

エニア(GM):「貴方、何戻ってきてるんですか。世界は、何もよくなってないじゃないですか」(笑)

幽:ゆっくりした結果がこれですか…。(笑)

シルヴァーナ:で、リリースされて戻ってきたら…。

GM:そうそう。宝永は、嵐に消えていた。

幽:…っていうのは、何か痕跡はある?

GM:いや、吹き飛ばされたとかじゃなくて…嵐の壁ができている、ってことやねん。

シルヴァーナ:今、目の前で途絶えることのない竜巻に宝永が巻き込まれてるってことかな?

GM:うん、そういうことやな。

幽:何てこったい…。(汗)

GM:本物の嵐かどうかは分からんけどな。はい、ここでこのシーン切りま〜す。


◆Opening 01-3◆オリジンの危機  Scene Player―イルディア

GM:はい、次のシーンです。プレイヤーはイルディアです。エニア3世と一緒にいる所みたいやな。

シルヴァーナ:さっきまで幽が来てて、帰ってったとこくらい?(笑)

GM:そのくらいかもしれん。(笑)その寝室の前では、色々な文官なり、部下なりが何やらバタバタしてるらしく、怒号が飛び交っているようです。


「アポルオンはゆっくりと、大断崖を脱出しつつあります!」
「イスタム、暁の全土で黄泉還りが大発生!神殿は対応に手一杯です!」
「宝永の地は、巨大な嵐の渦に飲み込まれ、いかなる者も近づくことができません!」

文武百官が立ち並ぶエニア3世の寝所は、報告と怒号の声に満ちていた。

「静まりなさい」

エニアの凛とした声が響く。

「イルディア、あなたに命じます」


イルディア:「あ、大丈夫。私なら行けるから」

シルヴァーナ:……あ〜あ、言っちゃった…。(笑)

幽:うん、言っちゃったね。(笑)

シルヴァーナ:じゃあそれを聞いたリチャードをやろう。(笑)

GM:出てきた、リチャード。(笑)

リチャード(シル):「い、イルディア殿!それは真ですか!?」

イルディア:「え?だって私、《彼方への門》でどこにでも行けるもん」

リチャード(シル):「なるほど…では姫様、此度のこと、彼女が適任かと!」

エニア(GM):「分かりました…。ではイルディア、あなたに命じます。この異変の原因は、宝永の地より流れ出るフレアにあります。かの地の宝永樹が、そのフレアを悪しき者に吸われているのです」

幽:…フレア?プロミネンスじゃないのか…。

エニア(GM):「諸角少年の行方は知れず、フューネラルの魂を宿した羅喉丸もまた、姿をくらましました…。ユルゲンスハイムこそ倒れましたが、依然として造物主の怨念はこの地より去っていない、ということなのでしょう…。とにかく、アポルオンのごときは…その副産物に過ぎません」

幽:ごとき、とか言われたで、アポルオン。(笑)

GM:こいつ…案外毒舌やなぁ!!?アポルオンごとき、とか言い出したで!!(笑)

エニア(GM):「宝永に向かい、これを討つのです!」

幽:え、何を討つの?

シルヴァーナ:結局のところ、敵は誰?(汗)

幽:えっと…造物主?

GM:いや、造物主はまだ蘇ってないから…あれや、コスモ・クラトール。

幽:あ、それか。

GM:…何か、敵が多くて分からんようになってきたな。(笑)

シルヴァーナ:うん、ちょっと混乱気味。(笑)

エニア(GM):「とにかく!宝永に向かったら何かがいるから、その何かを討ちなさい!!」

幽:めっちゃアバウトな命令きたー!(笑)

イルディア:「いいえ」

エニア(GM):「……………え?」(聞き返す)

イルディア:「いいえ」

エニア(GM):「………………貴方…さっき、行けるって、言ったわよ、ね?」

イルディア:「行けるけど……危ないじゃん…」

エニア(GM):「……私の、言うことが…聞けないの?」

イルディア:「いいえ!」

幽:ん?ってことは聞くってこと?

イルディア:違う、聞けないの!「はい、聞けません!」

エニア(GM):「…とにかく、行きなさい」

イルディア:「いいえ」

エニア(GM):「…とにかく、行きなさい」

イルディア:「いいえ」

エニア(GM):「…とにかく、行きなさい」

イルディア:「…………時よ、戻れー!!」

エニア(GM):「この異変の原因は、宝永の地より流れ出るフレアにあります」

全員:(爆笑)

シルヴァーナ:律儀に戻したぁー!(笑)

エニア(GM):「かの地の宝永樹が、そのフレアを悪しき者に吸われているのです。〜〜〜〜〜〜〜行きなさい」

イルディア:「……時よ、もぉっと戻れぇー!!」

GM:………………。

ミユキ(シル):「良かったら横、どうぞ」(笑)

幽:ここまで戻っちゃった?!!(笑)

GM:どんだけ戻んねん!!(笑)

エニア(GM):「行きなさい」

イルディア:「…はい、分かりました!」

GM:はい、シーン終わり!(疲)

幽:うん、よぉ頑張った。(笑)

イルディア:これは恒例にしとかな。(笑)ここでパス取れる技あるから、パス取るー。

幽:こ、こんな序盤で…エニアくらいしか対象おらんやん…。

GM:いや、リチャードがおるで?(笑)

シルヴァーナ:あとは…文官とかか。“文官”からの“イヤらしい視線”とかで取れば?(笑)

幽:魔王相手に…。(笑)

イルディア:“エニア3世”への……何にしよ…。

幽:倦怠感。(笑)

シルヴァーナ:老年夫婦か。(笑)

イルディア:嫌々感って、どう表したらいい?

GM:嫌悪感。

幽:それはいきすぎやろ!(笑)

イルディア:しゃーなしで行ったるわーって感じ。

幽&シルヴァーナ:食傷かな。

イルディア:あ、じゃあそれで。“エニア3世”への“食傷”。

GM:はい、じゃあ次いきますよー!!


◆Opening 01-4◆宝永消失  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:シーンプレイヤーは龍馬ですね。

龍馬:………Zzzz…。

他全員:起きろ!!!!

龍馬:ん……何…?

GM:何?じゃなくて…え〜っと…とりあえず、宝永は嵐に包まれてます。

龍馬:ふぅん……。

GM:ふぅん、て…。(汗)宝永外部に出ていて難を逃れた勝海舟と龍馬が、艦に乗って嵐に包まれた宝永を見ているところからのシーンです。


「とんでもねぇことになったなぁ」


龍馬:…え、今の、誰?(汗)

GM:勝海舟です。

幽:微妙に九州弁っぽかった。(笑)

GM:それは俺がそういう風に言ったから。(笑)

幽:あれ?本物はどこ出身?

龍馬:チキチキの江戸っ子ですよ。


「とんでもねぇことになりやがたっなぁ、べらんめぇ!」


龍馬:そんな感じや。


「ちくしょーめ!」


シルヴァーナ:話、進めんかい。(笑)


「火事と喧嘩は江戸の華だぜ!」


幽:江戸っ子やからな。(笑)

GM:ごめん、話進めます。(笑)


老中・勝海舟が、嵐の渦を見つめて、呆然とした声を出した。
宝永全域を、突如出現した嵐の玉が包み込んだのは、つい数日前のことだ。
主力艦隊も、上様も、もちろん君の主君である信長姫も、あの巨大な嵐の向こうに消えた。


勝海舟(GM):「光波、電磁波、あらゆるものをあの嵐は通さねぇ。中に入ることはできるが、それっきりだ。中の様子なんぞ、皆目見当もつかねぇ有様よ、べらんめぇ!」

幽:とりあえず、べらんめぇは言うんや。(笑)

勝海舟(GM):「切腹覚悟で波導砲も撃ち込んじゃみたが、傷もつきゃしねぇ」

幽:波導砲撃ち込んだんか?!!(笑)

シルヴァーナ:入ることはできるって言ったよな?!(笑)

龍馬:見えてへんだけで、中の人グチュグチュになってるんちゃうん?(笑)

GM:最悪やな、この人。(笑)

シルヴァーナ:切腹では済まされんよ。(笑)

龍馬:「はぁ…じゃ、行ってくるわ」

勝海舟(GM):「な、何!?あの嵐に突入して、姫様や上様を助けてくれるっていうのかい!?」

龍馬:「まぁね」

勝海舟(GM):「さすがは俺の弟子だ、べらんめぇ!」

龍馬:いつから弟子になってん!?(汗)

シルヴァーナ:勝海舟と龍馬やから自動的にじゃね?(笑)

勝海舟(GM):「やってくれるのか…?」

龍馬:「誰かがやらな、仕方ないわけや」

勝海舟(GM):「そうかそうか!すまねぇが…何としてもこの事件、解決してくれ!…以上、勝海舟でした…」

シルヴァーナ:何で最後は古畑風の締め方に?!(笑)

GM:はい、素直やったからフレアあげよう。

幽:素直やからって…。(笑)

龍馬:ま、行く方法無いんですけどね………人間大砲?

勝海舟(GM):「歩いて行くんだ、べらんめぇ」

龍馬:「艦くらい貸してくれよ」(笑)

勝海舟(GM):「この艦は…俺の艦だ!傷つけさせやしねぇ!」

幽:さ、最悪や、この親父…。(笑)

龍馬:はぁ…ますます人間大砲しか…。

勝海舟(シル):「さぁ、龍馬…この砲身に入るんだ…」(笑)

GM:じゃ、それでいこか。(笑)

幽:撃ち出されるんや。(笑)


◆Opening 01-5◆魔を狩る者  Scene Player―シルヴァーナ・ピースクラフト

GM:さて、お次。シルヴァーナな。

シルヴァーナ:ようやく出番か…。

GM:ここでは、エリザベス・パーラメントさんといるとこから。

シルヴァーナ:久しぶりやな、エリィ…。

GM:うん、彼女が魔剣・フューネラルの討伐を依頼するシーンですね。

シルヴァーナ:はいよ。


宿敵コスモ・クラトールの情報を追う君は、手がかりを求めてネフィリムの傭兵部隊、VIPERに身を寄せていた。
そんなある日、君はVIPERの司令官、エリザベス・パーラメントに呼び出された。


GM:…あれ?シルヴァーナが情報集めてたっけ?

幽:イルディアやったような…。

シルヴァーナ:うん、前回ナンナルが伝えたのは、何故かイルディアだった。

GM:そうやんなぁ…まぁ、強い相手やから追って下さい。(笑)

シルヴァーナ:つえぇのか…オラ、何だかワクワクすっぞ!(笑)

GM:いいよ、その悟空キャラ!(笑:フレア)

シルヴァーナ:ここでジョーカーきたか。何でも言ってみるもんや。(笑)

GM:そうやな。(笑)じゃ、エリザベスとの会話やな。

エリザベス(GM):「富嶽の首都、宝永で情報部が“フューネラル”という言葉を繰り返す黒い影を目撃したそうよ」

シルヴァーナ:「ほぅ…そうなのか…」

龍馬:……どんな影やねん…。

全員:(爆笑)

エリザベス(GM):「覚えてる?」

シルヴァーナ:「もちろんだとも……あんまり」(笑)

エリザベス(GM):「あの、諸角一馬少年の振るった羅喉丸の素体になった邪剣よ!」

龍馬:エクスカリバーやな。

幽:まだ言うとんのか。(笑)

シルヴァーナ:「あぁ、そういえばそうだったな…」

エリザベス(GM):「まぁ、企業秘密で色々とそういうことも調べてるんだけども…直後、宝永はあの嵐の渦に飲み込まれて音信不通。もちろん、情報部も含めたネフィリム支社ともね」

シルヴァーナ:「そうなのか…」

エリザベス(GM):「えぇ…これが偶然とは、とても思えないわ」

龍馬:…あれ?宝永のネフィリム支社長って…アイツちゃうん、第1話で借り作った…ハゲ。

幽:あぁ、ジョージ・タックスマン?(笑)僕も恐怖されてる。

GM:出たよ、ジョージ・タックスマン。(笑)じゃあそういうことにしとこか…全然関係ないけど。

エリザベス(GM):「多分、貴方が知りたいこととも関わりがあるはずよ」

シルヴァーナ:「知りたいこと……ジョージ・タックスマンか…」

幽:違う!(笑)

GM:どんだけジョージを引っ張るねん!(笑)

シルヴァーナ:え…あ、そか。何か釣られた。(笑)えっと…ようはコスモ・クラトールが宝永にいるってことか?

GM:ま、そうやな。宝永に行けばコスモ・クラトールの情報が手に入るってことやな。

シルヴァーナ:「そいつはいい情報を貰った…じゃ、ちょっと行ってくるよ」

エリザベス(GM):「貴方が勇者なら、それができるわ…」

シルヴァーナ:「ふっ…そんな大層なもんじゃないがね…情報、感謝するよ、エリィ。では…」

エリザベス(GM):「Good Luck!」

シルヴァーナ:「あぁ、生きてたら、また会おう…」

GM:はい、そうやって宝永に向かうところでシーン終了。これでオープニングフェイズを終わりま〜す。



MIDDLE PHASE



◆MIDDLE 01-1◆嵐の玉  Scene Player―イルディア

GM:はい、ミドルフェイズいきま〜す。シーンプレイヤーはイルディア。

イルディア:ピクニック♪ピクニック♪

幽&シル:ピクニック気分か!!


魔剣フューネラルが冥界から復活した……!!
その報を聞いた君は奴の足取りを追い、富嶽の移動本営、宝永に辿りついた。
だが、そこで見たものは、巨大な嵐の玉に飲み込まれ、音信不通となった宝永の姿だった。
こんなことができるものは、造物主の剣たるフューネラルしかいない!


GM:と、勝手に思ってください。これだけのシーンです。(笑)

龍馬:それだけかい!思って終わりやん。(笑)

GM:じゃあ「フューネラルしかいない!」とか言っといて。

イルディア:「…フューネラルしかいない!!」

GM:よぉっし、よく言ったぁ!(フレア)

幽:すげぇ、それでジョーカー飛んできた!(笑)

GM:はい、じゃあ次のシーンに…何やこのシーン…いらんやん。(笑)

イルディア:マスターシーンで良かったやん。(笑)


◆MIDDLE 01-2◆未知への船出  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:ってことで、次は龍馬のシーンですね。

龍馬:船出…船、持ってませんけどね。

GM:とりあえずどうする?歩く?

龍馬:え、大砲で飛ばされるんやろ?

幽:ほんまにそれで行く気か?!(笑)

GM:じゃ、それでいこか。勝海舟が、

勝海舟(GM):「よぉっし龍馬、ここへ入んな!べらんめぇ!」

幽:あくまで、べらんめぇ…。(笑)

勝海舟(シル):「いいかぁ!今から5秒後に、お前を吹き飛ばす…!」

幽:吹き飛ばしたらアカンから!(笑)

龍馬:ミンチよりひでぇ…!(笑)

GM:……ここらで誰か入ってくれんかなぁ?目標値は6。

シルヴァーナ:ん…(コロコロ)9で出てきた。

イルディア:入る〜(コロコロ)成功〜。

幽:僕も…まぁ振るまでもないけど(コロコロ)…ん、成功したよ。

GM:あぁ、ここで全員集合といこか。

龍馬:皆一緒に大砲で飛ばされたらいいねん。

シルヴァーナ:…じゃ、大砲の砲身に入っていこうとする龍馬の肩を後ろから掴んで止める。「待つんだ龍馬…その方法はあまりに無謀だ!!

全員:(爆笑)

幽:確かに!紛れもなくその通りやわ!!(笑:フレア)

GM:よぉ止めてくれた!!(笑:フレア)

イルディア:うん、あげる。(笑:フレア)

シルヴァーナ:いっぱいきた。(笑)

イルディア:じゃ、空間をスパン!切って、その亀裂から出て登場するわ。

龍馬:「て…手がっ…!!」

幽:一緒に切られてるぅー!(笑)

イルディア:「そ、そんなもので飛ぶより、この《彼方への門》の扉を通った方が早くて安全よ!」

GM:それも確かに…。さて、最後にどうやって登場しますか、フォーリナーさん?

幽:「龍馬さん…とりあえず、人間大砲は危ないと思いますよぉ〜?」

龍馬:「い、いつのまに?!」

幽:「いやぁ、どっかで見たことのある艦だったので、とりあえず登ってきました」

GM:すげぇ。(笑)

イルディア:食料でも求めて来たんやろ?(笑)

幽:そうそう、手におにぎり持って、それを食べながら近づいていく。

クルー(シル):「そ、それはこの艦にあった食料庫の…!」(笑)

幽:「あ、失敬してます」(笑)

GM:その逞しさにあげよう。(笑:フレア)

幽:散々行き倒れたからな!(笑)

GM:よし、じゃあ…どうしよ。

幽:「この艦には、小型艇か何かは無いんですか?」

勝海舟(GM):「小型艇だとぉ?しゃーねぇなぁ…貸してやろうか、べらんめぇ!」

イルディア:「いらないってぇ。《彼方への門》で飛んで行けば…」

勝海舟(GM):「何んだとぉ?!」バキッ!

幽:体罰や。(笑)

シルヴァーナ:「とりあえず、小型飛空挺を一隻貸してください」

勝海舟(GM):「仕方ねぇなぁ…貸してやろ…」

龍馬:っていうか、アンタ持ってるやん。

シルヴァーナ:え?…あぁ、いや、いつものあれな…フレーバーで言ってるだけで実際にはそんなアイテム持ってないよ?登場で上から現れたいから言ってただけやし。(笑)

GM:あぁ、それで飛空挺って言ってたんか。(笑)

シルヴァーナ:そうそう……ん〜、じゃあ持ってていい?どうせこのシーン終わったら壊れる運命やし。(笑)

GM:あぁ、いいよいいよ。(笑)

シルヴァーナ:「よし分かった…後ろに乗ってくれ!」

龍馬:じゃあ背中に乗るわ。

GM:では全員背中に乗ってください。

幽:あくまで背中なの?!(笑)

シルヴァーナ:後ろに乗ってくれ!(笑)…ちなみに、俺がずっと言ってた飛空挺ってのは、ナ●シカに出てくるメーヴェの少し大きいものを想像してた。簡単に乗り捨てれるから。

GM&幽:あ〜あ〜、分かった分かった!(笑)

龍馬:…じゃあ、この富嶽特製の凧をあげる。1、2、3個。

シルヴァーナ:で、俺の飛空挺に紐をくくりつけて…。(笑)

幽:「こ、これで本当にいいのかぁー?!」(笑:乗った)

シルヴァーナ:「しっかり捕まってろよ〜?」(笑)

勝海舟(GM):「じゃあ…行け!」

シルヴァーナ:「了解!Go!!」

GM:ウィ〜ン!

幽:「あぁ!クロが飛ばされたぁー!」(笑)

GM:マスコットが消えました。(笑)

シルヴァーナ:「拾ってる暇はない!このまま行くぞ!」(笑)

幽:頑張って手伸ばしてキャッチするわい!(汗)

イルディア:じゃ、嵐にぶつかる直前に、「ここで!《空間断裂》!!」

シルヴァーナ:OK、その空間の亀裂に進路合わせて入っていく!

GM:はい、では全員嵐の渦に突入していきました!…よぉ入っていくなぁ…。

幽:行かんかったら、シナリオ終了や。(笑)

GM:まぁ、そうやけど。(笑)


嵐を抜けると………青空が、視界いっぱいに広がった。
次の瞬間、意識のすべてが真っ白になり…すべてがそれに、飲み込まれていく…。


龍馬:堕ちたな…。

シルヴァーナ:嗚呼…全て真っ白に…時が、時が見えるよ…。あはは、だって、空はこんなに広いじゃないか…。(笑)

龍馬:…運転手がこれやで?

幽:終わったー!(笑)

全員:(爆笑)


*  *  *  *  *  *

GM:で、ではここでシーン切れます。(笑)ここでパス取ってください。

シルヴァーナ:“時”が“見える”とかに…。

幽:意味が分からん!(笑)

イルディア:…あ!じゃあ時が見えるって言ったシルヴァーナに!“時を守護せし魔王”としては…“シルヴァーナ”への“好奇心”で取るわ。「こいつ…才能があるかもしれん…」

シルヴァーナ:おぉ、そこを拾ったか。(笑)俺は止めたから…“龍馬”への“庇護感”に。こいつ、放っとくと何するか分からん…。

幽:ほんまや。(笑)僕も…龍馬さんにしよかな…。

GM:え、おにぎりじゃないん?“おにぎり”が“す、好きなんだな…”とか…。

幽:そんなパス、嫌すぎる…!(笑)“龍馬”への“親近感”を抱いとこう。

龍馬:珍しい…今まで軽蔑されてたのに…。

幽:それはそういう態度ばっか取ってたからや!(笑)

龍馬:じゃあ俺もたまには真面目に……“人間大砲”への“突貫”で。

幽:相変わらず意味が分かりません!(笑)

シルヴァーナ:っていうか、いつも通りだ。(笑)

GM:全員取った?じゃ、シーン切りま〜す。


◆MIDDLE 01-3◆虚構の街  Scene Player―広川 幽

GM:ここのシーンプレイヤーは幽やな。

幽:はい。

GM:ここの登場難易度は8となっています。じゃ、まずは描写から。


気が付くと、たくさんの人で溢れかえる歩道に投げ出されていた。
無数の自動車、着飾って笑いさざめく人の波、溢れかえる広告、道端から流れてくる音楽、青々と葉を茂らせる街路樹、そして天をも貫く巨大な摩天楼。
地下鉄へと続く回廊に、「東京」「上野」の文字が読み取れた。
そうだ、君は覚えている。
胸が締め付けられるほど、懐かしく覚えている。
どうして忘れることができよう…。

間違いない、ここは東京だ!
君の生まれた世界の、あの街だ!


GM:歩道か…危ないなぁ!(笑)

幽:轢かれる、轢かれる…!(汗)

GM:ちなみに摩天楼て、ビルな?

幽&シル:分かる、分かる。(笑)

龍馬:何で確かめた。舐めとんのか。(笑)

GM:いや、何となく。(笑)

龍馬:でもまぁ…元イジメられっこが帰ってきても、あんまりやろ?

幽:え、いや、イジメられっことかいう設定なんか、まったく無いで?(笑)

龍馬:あれ?そやった?…そうか、パンツ泥棒か…。

幽:まったく違う!(汗)

シルヴァーナ:これ、俺達は記憶はあるの?

GM:えっと…はい、ありますね。

シルヴァーナ:あるのか…はいはい。この瞬間には、俺達は一緒にいる?

GM:いえ、バラバラになってますね。で、幽が歩道の上で目を覚ますところからです。

幽:「…ん…こ、ここは?!…あ、夢か…Zzzz」

GM:寝た。(笑)

幽:寝るやろう。今まで散々ファンタジーな世界にいて、急に現実に戻ったらこっちが夢と思うやろ。

シルヴァーナ:いや、普通ファンタジーの方を夢オチで片付けようとするだろ。(苦笑)

GM:グチャ、グチャ、グチャ、グチャ…。

幽:えぇ?!踏まれてる?!(汗)「え、ちょ、いたっ…!」

女子高生(シル):「えぇ〜、見てあいつぅ〜、あんな所で寝てる〜」

女子高生(GM):「うわぁ、ほんとだぁ〜。ダッサ〜」(笑)

龍馬:実際そんな人おったら、そんなこと言わんやろ…。とりあえず救急車呼ぶやろ…。(汗)

シルヴァーナ:果たして、東京にそんな人がいるかな…?

幽:ん〜、とりあえず起き上がるけど……こうなったら普通、まずは自分の家に帰ろうとするかな?

GM:東京生まれなら、それもアリ。

幽:さっきそう決めたし…じゃ、フラフラと懐かしい景色を見ながら自分の家に向かおうとする。

GM:OK、そうしましょう。

龍馬:栃木県民のくせに…。

GM:実は知ったかでした。(笑)

幽:違うわ!(笑)

GM:じゃあここでシーン切りますね。

幽:パスどうしようかな…取る対象がいない…。

GM:上野とか…“上野”への“懐旧”とか。

龍馬:“上野発”の“夜行列車”。

シルヴァーナ:何故に演歌。(笑)

幽:上野にそんな思いいれない。(笑)ま、ここは“故郷”への“懐旧”で。


◆MIDDLE 01-4◆幻想の平和  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:じゃ、次はシーンプレイヤーは龍馬。登場難易度は10です。


街頭に並ぶ無数のテレビに、ふと目がいった。
スポーツ、アニメ、旅行番組、そしてニュース。
……だが、君の見慣れたものがない。
この街のニュースには、戦争の報道がない。
それはこの国に限らない。
世界のどこでも、どんな小さな国にさえ、まったく戦争が起きていないとテレビは語っている。
不意に、君は自分以外のすべてが、マネキン人形か何かに思えた。


GM:龍馬も路上で倒れてて、目が覚めたところと思って。

幽:やったぜ!今回は全員が行き倒れだ!(笑)

GM:けど…何でテレビ見て戦争ないとか分かるんやろ…。

幽:そこは…ほら、オリジンにもモニターとかくらいはあったやろ?

GM:あぁ、画面見てどういうものかは理解できるか。

シルヴァーナ:テレビを見ると、「今日のワンコ」が…。(笑)

GM:うん、今日のワンコと星占いがずっと流れてる。そういう世界。(笑)

龍馬:全部マネキン…すげぇな、俺…。

GM:まぁ、無機質な世界やなって感じ取ったってこと。

龍馬:……記憶はあんねんな?

GM:うん、あるよ。これからどうするか、ってとこやな。…難しいよな…。

幽:まず周りと服装からして違うしな。

GM:あぁ、そうやな。周りは奇異の目で見てきてるな。

女子高生(GM):「えぇ〜?マジ、あいつぅ〜?」

女子高生(シル):「あれってぇ、何かのコスプレ〜?」

龍馬:何で着物着てるだけで、そこまで言われなあかんねん!(汗)

シルヴァーナ:じゃあ腰の刀を見て警官が寄ってきた。

警官(シル):「君ぃ、ちょっとその刀、見せてもらっていいかなぁ?」

幽:確かにそうなるよなぁ!(笑)

龍馬:刀…2本差してるわ…。

GM:あ〜、ヤバイな…捕まるな…。(笑)

警官(シル):「一応、確認させてもらっていいかなぁ?」

龍馬:「えっと………コスプレ会場はどちらでしょう?」

全員:(爆笑)

幽:知ってるんや、コスプレ。(笑)

警官(シル):「あぁ、コスプレ……でしたら、会場まで刀等は布に包んで運んでもらわないと…」

龍馬:「幕張メッセへの行き方を…」

イルディア:古いな、幕張メッセ。せめて東京ビッグサイトとか。(笑)

龍馬:幕張メッセしか知らん…。昔のフォーリナーに教えてもらった知識やから。(笑)

GM:じゃあ案内してもらいました。

幽:千葉じゃない?(笑)

GM:方向全然違うけど…ま、いっか。

シルヴァーナ:環状線の乗り方が分からずに、ずーっと何周もしてたらいいねん。終点がない。(笑)

幽:これが噂の無限ループ。(笑)

GM:ま、龍馬は電車乗ってシーン終わりです。


◆MIDDLE 01-5◆厳しい現実  Scene Player―シルヴァーナ・ピースクラフト

GM:で、ここ(サプリメント)にPCBとCの導入がないねんな…適当に作るか。

龍馬:では…PCCの人。

シルヴァーナ:はい?


君は目を覚ますと…青いテントの中にいた。


全員:(爆笑)

GM:最悪な場所から始まった!!(笑)

シルヴァーナ:「う、うぅ…なんだ、この異臭は!!?」(笑)

浮浪者(GM):「なんだぁ、兄ちゃん…どぉしたんだぁい?」

シルヴァーナ:「こ、ここは一体…?!」

浮浪者(GM):「んん〜…お前も、仲間になるかい?とりあえず、これは飯だぁ。食いなぁ…」

シルヴァーナ:「これは……貴方がたは、いつもこのようなものを…?!」(汗)

幽:賞味期限とか切れてるけどな。(笑)

シルヴァーナ:じゃあ…『ドラゴンウィスキー』をちょっと飲ませたるわ。

浮浪者(GM):「ゴクッ…あぁ…こんな美味いウィスキーを飲んだのは…半年振りだ…」

GM:あれ?短い?(笑)

シルヴァーナ:結構な頻度で飲んでるな?(笑)

イルディア:案外余裕あるな、そいつ。(笑)

シルヴァーナ:じゃあ、そういうおっちゃんらと仲良くなりながら、この世界の説明を受けようか。

GM:あぁ、そうしよか。

シルヴァーナ:「ここは一体、どういう世界なのですか?見慣れないものばかりなのですが…」

浮浪者(GM):「ん〜…ここはねぇ、職を失った者達が集まるパラダイスだよぉ。仕事しなくても、食料でも何でも手に入るんだぁ…」(笑)

浮浪者(イル):「最近は色んな所で炊き出ししてくれるしなぁ」(笑)

シルヴァーナ:「す、すみません…コスモ・クラトールについて何か知りませんか?」(汗)

浮浪者(GM):「こすも…?んん?何だい、それは?」

浮浪者(イル):「それは、新しいアイドル・ユニットか、何かかい?」(笑)

GM:今、ちょっとキモイのがいたぞ。(笑)

シルヴァーナ:「すみません、質問変えます。俺の他にあと3人ほどいませんでしたか?」

浮浪者(GM):「3人?ん〜…僕みたいな人は3人どころか、いっぱいいるよぉ?」

シルヴァーナ:「分かりました……では、これで失礼します。どうぞ、御達者で…」

浮浪者(GM):「ん〜、そぉお?ん、じゃあね?」

シルヴァーナ:とりあえず…他の3人を探すか…。

GM:そうやな、次から情報収集フェイズですね。一応次にイルディアもするけど。

シルヴァーナ:あ、一応“ホームレス”への“不快感”でパス取る。

GM:え、ひど!仲良くしてたのに!(笑)

シルヴァーナ:情報はくれたけど…臭かったから。(苦笑)


◆MIDDLE 01-6◆霧雨の中の橋の下  Scene Player―イルディア

GM:じゃあ…イルディアは、どこに倒れてることにしようかなぁ…。

幽:ん〜…橋の下、とか?

GM:あぁ、じゃあ橋の下を採用で。(笑)橋の下って何がおるかな……じゃあ、橋の下で犬に舐められてた。ペロペロ…ペロペロ…ペロペロ…ペロペロ…ペロペロ…ペロペロ…ペロペロ…

幽:舐めすぎやからぁー!(笑)

イルディア:「こ、この駄犬!いつまで舐めてるの!?」

野良犬(GM):ピチャピチャ…ピチャピチャ…ピチャピチャ…ピチャピチャ…

シルヴァーナ:うはっ!どこ舐めてんねん、このバター犬。(笑)

イルディア:蹴り飛ばす!(汗)

野良犬(GM):「ギャイ〜ン!」(飛んでいった)バシャ〜ン!(川に落ちた)「キャインキャインキャイン!!」

GM:あ〜…流されった…。

龍馬:グリーンピースに怒られるわ…。

GP(シル):「ちょっと、そこの人!何してるんですか!?」(笑)

GM:あぁ、じゃあ変な犬に発見されました。

幽:…ってどうやって情報手に入れんねん!しかも流されてったし!(笑)

イルディア:…とりあえず、土手から上がっていくわ。

GM:はいはい。土手から上がると多少人通りもありつつも…まぁイルディアのいた世界とは全然違う景色ですね。

イルディア:「こ、ここは一体…?」

GM:じゃあ…今は雨が降ってることにしよう。傘をさしたおじさんが歩いてきた。

おじさん(GM):「ん?何だい君は…その格好、ゴスロリってやつかい?」

イルディア:まぁ、それっぽい格好はしてる、かな?

おじさん(GM):「んん……何だか…いいね、君…」

イルディア:「ご、ごすろりって、何なのよ?!」

おじさん(GM):「ゴシック・ロリータのことだよぉ?」

幽:結局変な人しか出てこぉへん!(笑)

イルディア:「ていうか、結局ここはどこなのよ?!江戸なの?!」

おじさん(GM):「ここは江戸っちゃあ江戸だが…まぁ、東京だな」

イルディア:「……トーキョー?」

おじさん(GM):「あぁ、江戸・東京、だ。あんた、どっから来たんだい?…もしかして…」

龍馬:中国、中国。

イルディア:明らかに見た目違うし!

おじさん(GM):「中国〜?そんなわけないだろう…あぁ、中国地方…岡山とかかい?」(笑)

シルヴァーナ:美作ちゃうん。(笑)

イルディア:「ん〜…私みたいな人達、この辺にいなかったですか?」

龍馬:一緒にしやんといて!

おじさん(GM):「君みたいな?ん〜、そうだなぁ…あぁ、原宿の方へ行けば、君みたいな人はたくさんいるよ」

他全員:確かに。(笑)

イルディア:「あ、そうなんですか!ありがとうございます!」知らんから原宿に行く。(笑)

GM:はい、原宿に向かいます。

シルヴァーナ:……見事に全員バラバラやな。(笑)

龍馬:もう出会うことはないわ。(笑)

イルディア:とりあえず“親切なおじさん”への“感謝”でパス取るわ。


◆MIDDLE 02-1◆情報収集:トーキョー  Scene Player―広川 幽

GM:じゃ、こっからは情報収集です。選択肢としては[紺野ミユキについて][織田信長について][トーキョーについて][寛永寺について][宝永の人々の行方について]かな。

幽:あ、僕は街を歩いていて、違和感を感じてって感じでいくね。

GM:はいはい。幽の場合…ミユキと、トーキョーについて調べる感じかな。

幽:ん〜…今はまだ紺野のことでここに来たわけじゃないから、とりあえず街の違和感として、トーキョーについて調べるわ。最高達成値は?

GM:最高で…18かな。

幽:18か…厳しいな、《過去の虚像》を使用する。HP3点使って…これで、時の結晶にの力を使って、物や場所に秘められた過去の映像を見れる。

シルヴァーナ:つまり、サイコメトリー。

幽:そうそう。今と過去の映像がブレて見える、とかで。変えられる前の姿を見る。

GM:はいはい、じゃあ全部情報出すわ。まず達成値10の場合『この巨大な街の名前』…まぁ分かるわな。(笑)次12、『日本と呼ばれる国の首都。平和で活気に満ちている』。15、『過去の記憶や今の年月日などは酷くおぼろげで、調査してもすぐに脳裏からは脳裏から消えてしまう』。18は…試したことにしよう。『街の外に出ようとしても、いつのまにか元の場所に戻される』

幽:あぁ、自宅が郊外やから出ようとしたけど、出れなかったってことで。

GM:そうやな。つまり幕張メッセに向かっても、元の場所に戻されるってことや。(笑)

龍馬:何や、行けへんのか。(笑)

GM:で、最後に…25、『ダスクフレアのプロミネンスによって生み出された架空の世界である』……って分かっちゃったよ!

全員:(爆笑)

幽:「この力は…プロミネンス!?」黒い力で世界が覆われてるのが見えた?

GM:イエス。

幽:「これはマズイ…早く皆と合流しなければ!」

GM:はい、OKです。これでまず[トーキョー]について調べました。一回シーン変えます。


◆MIDDLE 02-2◆情報収集:織田信長  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:次は龍馬が[信長]のことでも調べてください。

龍馬:ん〜。電車に乗ってグルグル回りつつも、愛する姫を探す…社会3しかないけど…(コロコロ)お、高い、達成値14いった。

幽:あと、アレ。財産点がある。

GM:あぁ、そうや。それに+3できる。〜〜〜17かぁ!(汗)

龍馬:ちなみに最高でいくらいる?

GM:達成値18でMax!

龍馬:あぁ、あと1点か。じゃあ適当に手札1枚切って、達成値18にする。

GM:OK!じゃあ電車に乗ってるとこで聞いちゃいました。まず10としては…これは誰にも分かってることやけど、『宝永と共に消息を絶った、織田家の姫君。龍馬の主君』…で、電車内から聞こえてきた会話。

高校生(GM):「えぇ〜?マジぃ〜?」

高校生(GM):「あぁ。何かぁ、超可愛い子いるんだけどぉ〜…」

GM:って感じで、信長そっくりの少女の話をしてる会話が聞こえてきた。

龍馬:はぁはぁしながら聞いてる。(笑)

GM:これが達成値18のやつな。『上野にある高校で、信長そっくりの少女を見た』という情報を得ました。

龍馬:…どうやって聞いてたんや、俺…。

GM:まぁそいつらの話してる内容が、信長の特徴と一致しててん。

龍馬:俺…どんだけマニアやねん。(笑)

幽:それこそ、そこに書いてある“愛ゆえに”でしょう。(笑)

龍馬:そうやな…“信長”への“ストーカー”に変えたろかな…。

イルディア:え、今この人はどこにおんの?

GM:環状線に乗ってグルグルしてる。(笑)ま、これで[信長]については終わり。


◆MIDDLE 02-3◆情報収集:宝永の人々の行方  Scene Player―シルヴァーナ・ピースクラフト

GM:次はシルヴァーナいこかな…ただ、どれにするか……。

シルヴァーナ:じゃあ[宝永の人々]についてにしよう。あの嵐の中にいると思い込んでたのに、いないし。達成値のMaxは?

GM:Maxで15です。

シルヴァーナ:あ、15?俺、社会10だぜ〜?(コロコロ)はい、達成値16。

GM:はい、OKです。宝永の人にも何人か知ってる人はいると思いますが、その同じ顔や名前をした人達が、このトーキョーにもいます。だから、「あ、見たことあるー」と思って声をかけるんやけども、「あんた、誰ですか?」ってなるってことね。

シルヴァーナ:「おぃ、そこのアンタ。確か、宝永にいたよなぁ?」

顔見知り?(GM):「はぁ…?あのぉ、人違いじゃないですかねぇ?」

シルヴァーナ:「私だ、シルヴァーナだよ!」

顔見知り?(GM):「や、止めてくださいよ!」

GM:って感じになります。これは自分が推測するに『どうやらトーキョーの住人として、取り込まれてしまっているようだ』ってことね。

シルヴァーナ:なるほどね…。「待ってろよ…すぐに、解放してやる…!」って言いながら走り去る。

龍馬:何でそんな義理堅い?!(笑)

GM&幽&イル:でも格好よかった!(フレア)

シルヴァーナ:お、センキュー、センキュー。(笑)“宝永の人々”への“義務感”でパス取るよ。


◆MIDDLE 02-4◆情報収集:寛永寺&紺野ミユキ  Scene Player―イルディア

GM:じゃ、最後にイルディアには寛永寺について調べてもらいましょか。

イルディア:な、何で寛永寺?

GM:ん〜…あ、じゃあ原宿に向かってるつもりが、何故か辿り着いたのが寛永寺やってん。(笑)ということで寛永寺に着きました!

イルディア:は、はい。(汗)

GM:寛永寺に着いて、ここのパンフレットとかを見ました。

龍馬:何普通に観光してんねん!(笑)

イルディア:ま、最初からピクニック気分で来たから。(笑)

幽:あ、僕もここで登場していい?

GM:いいよ、登場難易度は8でいいよ。

幽:ま、1ゾロじゃないかぎり出れる(コロコロ)ん、出れたよ。

幽:ダスクフレアの仕業と分かって、ミユキのことが心配になって寛永寺に来た。ここで[ミユキについて]も調べたい。

GM:あぁ、いい感じですね。

幽:「い、イルディアさん!イルディアさんじゃないですか!よかった、無事だったんですね!」

イルディア:「…誰でしたっけ?」

GM:記憶は消えてないっていってんのに。(笑)

イルディア:「ア、ワターシ、アメリカから観光でココにキマーシタ」

GM:完全取り込まれてますやん。(笑)ちなみにこの情報収集の判定でファンブルしたら、取り込まれてそうなってくから。

シルヴァーナ:あぁ、そういう仕組みか…。

イルディア:「アー、ワターシ、アメリカから来マシタ、イルディアってイイマ…」

幽:(無視)「さぁって、紺野さんはどこかなぁ〜?」

GM:イルディア、A没収〜。

イルディア:あ〜!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!!!

シルヴァーナ:こえぇから!(汗)

幽:「イルディアさん!ここは、ダスクフレアの力で生み出された世界なんです!他の皆さんも探して、早く合流しましょう!」

GM:いい感じ。じゃあそこで情報の判定してください。

イルディア:パンフレット読む。(笑)(コロコロ)達成値18。

GM:[寛永寺について]やな?18?じゃあ余裕。『トーキョーの鬼門を塞ぐために作られたという寺院。現在は上野公園と呼ばれている』…以上。(笑)

イルディア:いらんやん、これ。(笑)

GM:な、何か役に立つかもしれんやろ、この情報が!あんたは今回パンフレットにパス取り!(笑)

イルディア:えぇー!!(笑)

幽:じゃ、僕は[紺野ミユキについて]調べるね。Maxは?

GM:Maxは18!

幽:相変わらず厳しいから、HP3点使って《過去の虚像》使う。

GM:OK〜。じゃあ紺野ミユキについて。ザザザ…!と映像が見えてきました。『上野にある公立高校に通う高校二年生』である。『かつて宝永にある寛永寺の裏山で幽と出会った』『東京でもほど同じ場所にある上野公園がお気に入り』ってことです。

幽:ここやん!

GM:そうです、丁度いい所に来ました。じゃ、ここで次のシーンにいきます。


◆MIDDLE 03-1◆ハイスクールデイズ  Scene Player―広川 幽

GM:では、寛永寺を出た後、学校の近くに来ました。上野高校です。

幽:よかったね、龍馬さん。合流できそうやで?

龍馬:うん。俺、もう中に入ってるから。

GM:…え、もう入ってるん?!早!(笑)

龍馬:さっき登場せんだのは、このためや!

シルヴァーナ:そ、そんな伏線が…!(笑)

GM:じゃ、学校の近くを通りがかった時、校門から女子高生が出てきました。


笑いさざめくたくさんの学生服やセーラー服の少年少女たち。
その人並みの中に、確かに彼女たちはいた。
紺野ミユキと、織田信長。
二人は何事かを楽しそうに語らいながら出てきた。


GM:で、どうしますか?

龍馬:もちろん、木の陰から見てるさ!

GM:き、気持ち悪いなぁ!(汗)

龍馬:あ、ここは誰のシーン?

GM:一応幽です。

幽:あ、イルディアも一緒にいたからいいよな?

GM:うん、いいで。登場難易度は8です。

龍馬:(コロコロ)あぶな!ギリギリで成功です。

シルヴァーナ:(コロコロ)俺も15で成功はしてる。

GM:はいはい、全員出てきたな…。

シルヴァーナ:で、木の陰から見てる龍馬の後ろから出てきて、急に肩にポンと手を置く。「その通りだ…今はまだ、出るべきじゃない…少し、様子を見るんだ…」

龍馬:「うん、珍しく自重してみました…」

シルヴァーナ:「それでいいんだ…」

GM:じゃあ二人は木の陰にいます。(笑)では幽とイルディアの方にいきましょう。

幽:この辺りにミユキがいるって分かったから、来たってことで。

GM:はいはい、じゃあそうして来てきたら、校門からミユキと信長が出てきました。

幽:…う〜ん…声をかけるべきか、様子を見るべきか…。

GM:って感じで、こっちを見てると…やなぁ…。

イルディア:(唐突に)「信長さぁ〜ん!」

GM:うわ、呼んじゃったよ、こいつ…!

全員:(爆笑)

イルディア:「おっひさしぶりぃ〜☆」

ミユキ(GM):「か、カズサ…あれ、知ってる人…?」

龍馬:そもそも、ほんまに知らんのちゃう?

イルディア:うん、どっちも直接面識ない!(笑)でも、時を守護してるから、皆知ってんねん!

幽:向こうは知らんけどな。(笑)

イルディア:うん、一方的に知ってんねん!(笑)

シルヴァーナ:一方的に知られるって、嫌やな…。(笑)

龍馬:それを世間ではストーカーと呼ぶ。

ミユキ(GM):「何か…こっち、凄い見てるけど…」

幽:じゃ、僕も声をかけよう。「紺野さん!無事だったんですね!?」

ミユキ(GM):「え?…貴方…誰?」

龍馬:(唐突に)「貴方の愛の僕です…」

GM&シル:出やがった!(笑)

シルヴァーナ:「幽、イルディア、無事だったか…良かった。すまん、(龍馬を)抑えきることができなかった…もう少し様子を見るつもりだったんだが…」(笑)

幽:仕方ない。(笑)でも、実は僕も信長のことは知らんねんなぁ…。

龍馬:俺も紺野なんか知らんわ!興味ない!

イルディア:両方知らん。

シルヴァーナ:「信長殿!御無事でござったか!」

カズサ(GM):「な、何なの、アンタ達〜…?」

龍馬:「愛の僕やん」

カズサ(GM):「もぉ〜、訳分かんない!何なの、この人達?!」

幽:「紺野さん!これはダスクフレアが作り出した、幻なんだぁ!」…ここでマーキュリーで何か演出できん?

GM:ん〜、ここは何されてもなぁ…。

シルヴァーナ:…じゃあ本能に呼びかけよう…。

GM:は?

シルヴァーナ:「御免!」って言って信長に手刀を放つ!

龍馬:な、なんだってぇー?!(汗)

シルヴァーナ:で、俺がそのまま投げ返される。(笑)

GM:何のために?!(笑)

シルヴァーナ:「ふふ…記憶はなくとも、体が覚えていらっしゃる…」

GM:あぁ、でも確かにそれはそうなる!(笑)

幽:何か…何かできんか……《過去の虚像》使って嘘の映像を見せてあげれん?

シルヴァーナ:それって他人に見せれるん?

GM:……いや、無理ってことにしといて。それは自分の目に映る映像が、ってことで。

幽:〜〜〜!!じゃあ《天上の霞》でバッドステータス解除!

GM:違う!これ、バステじゃないから!!

全員:(爆笑)

GM:じゃ、信長らしき人…ここでは、カズサって呼ばれてる。

カズサ(GM):「ミユキに絡むつもりなら、私が相手になってやる!」

龍馬:「いつ、誰が絡んだ!何を勘違いしてるんや!」(笑)

GM:実は自分が絡まれてる。(笑)

カズサ(GM):「大体、信長って何だよ!私の苗字が織田だからって…冗談も大概にしな!」

シルヴァーナ:「でも…そういうあだ名、付けられたことあるでしょう?」(笑)

カズサ(GM):「ある、けど…それは気にしてるんだぁー!!」(投げ飛ばす)

シルヴァーナ:「ぐあぁぁぁー!!」(笑)

幽:う〜…どうやったら気づいてもらえるんかなぁ…。

GM:「こら!とっとと失せねぇと、ブン殴るぞ!ほら、帰った帰った!散れ、散れー!」

幽:…何かの判定で、できんもん?

GM:ここでは無理やね。

カズサ(GM):「ほら、散った散った!あんまりしつこいと、警察呼ぶぞ、警察!」

幽:…じゃあ最後に、「絶対助け出してみせるから…!」

GM:よっしゃ、あげよ!(フレア)

シルヴァーナ:俺も言っとこ。捨て台詞っぽく、「私は諦めませんよ!?」(笑)

カズサ(GM):「これで諦めてください」(笑:フレア)

シルヴァーナ:「何?示談金?!」(笑)

イルディア:やはり捨て台詞っぽく、「絶対、私のことを覚えさせてみせるから…!」

幽:それはアリやな。(フレア)

カズサ(GM):「いや、別に覚えたくないんだけど…」(笑:フレア)

GM:龍馬は?

龍馬:《心眼》で…「86、か…」

カズサ(GM):「もうちょっと大きいよ!」(笑:フレアを叩きつける)

シルヴァーナ:まだまだ甘いな。(笑:フレア)

龍馬:じーっと見ててん。(笑)

GM:じゃ、ここでシーン切りま〜す。


◆MIDDLE 03-2◆現れ、消え…  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:さ、どうしようか…実は、龍馬がどう動くか、やねん。

龍馬:それはストーカーやん。

GM:あぁ、ストーカーしちゃう?

龍馬:愛ゆえに。

GM:はい、じゃあストーカーしてください。

幽:凄いな…GMからストーカーしてくれって依頼がくるとは。(笑)

龍馬:…そうか、『現れ、消え…』って俺が現れて消えるんか!

全員:(爆笑)

シルヴァーナ:見えたり消えたりするタイプのストーカーやったか。(笑)

GM:その後、龍馬の姿を見た者はいない。(笑)

龍馬:消えちゃった。(笑)

GM:え〜、ではさっきの校門の後、カズサと呼ばれてた少女の後を尾けてました。まぁ、向こうも何か感じるものがあったらしく、話しかけてきます。

カズサ(GM):「一体何なんだよ、アンタは…しつこいなぁ〜」

龍馬:「だぁかぁらぁ、あんたの愛の僕やって言ってるやん」

カズサ(GM):「私はあんたのことなんか知らないし、信長でもない!」

龍馬:「でも、私愛の僕やん」…あれ?(素)

シルヴァーナ:逆!逆!(笑)

カズサ(GM):「何なの、この人〜!!」(笑)

シルヴァーナ:あの、埒があかないので、出ていいですか?(笑)

GM:いいですよ、難易度は8。

シルヴァーナ:(コロコロ)17で出た。

龍馬:「さぁ!今こそ俺の愛を…!!」

シルヴァーナ:「龍馬!とにかく落ち着け!さっきから会話が成立してねぇから!」

幽:確かに。(笑)

龍馬:「はぁはぁ…だって、制服やねんで?!信長=無限大や!」

幽:意味が分からん!(笑)

シルヴァーナ:「連れが御迷惑をおかけして、申し訳ない…」

カズサ(GM):「…あんたはまだ、話が分かりそうだな…」

シルヴァーナ:「まぁ、少なくとも彼よりは」(笑)

カズサ(GM):「で、私に一体、何の用なのかな?」

シルヴァーナ:「今、我々の共通の知り合いに、貴方にとてもよく似た人間がいまして…」

カズサ(GM):「はぁ…いや、そう言われても、私は知らないし…」

龍馬:(急に)「ほら、帰るで。早よ、帰ろ帰ろ!」

シルヴァーナ:え、ちょ、何で俺が無理やり話しかけた形にしてんの?(汗)

全員:(爆笑)

幽:ひっどい話やで〜。(笑)

龍馬:ち、ちゃうねん。信長に言うてん。(笑)

シルヴァーナ:あぁ…俺から信長助ける形にしたんかと思った。(笑)

GM:じゃあ話は終わったと思って帰るで。

シルヴァーナ:「道中お気をつけて…御免!」

龍馬:「いやいや…ほら、姫の好きな葡萄あげるから…帰るで」

GM:子供扱いか!(笑)

シルヴァーナ:しかも、大福じゃなかったか?(笑)大福あげよう。「これでも食べて、何かを思い出してください」

カズサ(GM):「…よく、私の好物が分かったな…」

幽:知らん人から貰ったもの食べちゃいけません!(笑)

GM:まぁ、一応受け取って食べるわ。(笑)で、鞄を翻して歩き出す。

カズサ(GM):「どうせ人生は50年しかねぇんだ…楽しんだら、それでいいじゃねぇか…」

龍馬&幽:意味が分からん!!(笑)

シルヴァーナ:「私が調べた結果…ここはもっと長寿国家のようですが…」(笑)

GM:ちょっと古い子やねん。元の記憶とごっちゃになってると思ってください。

シルヴァーナ:あぁ…じゃあ今の台詞に対して、龍馬に軽く目配せするわ。「やはり、間違いなさそうだ…」

龍馬:「そうやな…人生、楽しまな損やってこっちゃ!」

シルヴァーナ:「そこじゃねぇ!アイコンタクトの意味がねぇ!」(笑)

幽:意味分からんけど、面白かった!(笑:フレア)

シルヴァーナ:大体50年て…。

イルディア:ごめん、その何千倍も生きてる…世界創世記からやから…。

シルヴァーナ:あぁ、俺の中の九頭竜もそうやで。シルヴァーナという器が1000年ってだけで。転生繰り返してるから。

幽:あぁ、なるほど…。感覚おかしくなる長さやな…。


◆MIDDLE 03-3◆消え、現れる…  Scene Player―イルディア

GM:シーンプレイヤーは一応PCA推奨とあるけど…この場合は幽もいた方がいいかな。

幽:はいはい、構わないよ。

GM:じゃ、二人のシーンにしよう。時間としては、龍馬とシルヴァーナが信長の方を追いかけてってる間のことな。

シルヴァーナ:あぁ、じゃあ俺らは出れないな。

GM:そういうことですね。…えっと、いつのまにか、夜になってるらしい。(笑)ま、描写いきます。


夜の街を、真実を追って駆け回る。
雨が、アスファルトを叩く。
不意に、懐中電灯の光が君たちを照らした。
どこかで見たような、青い制服を着た青年が、君に声をかけた。


GM:駆け回る…この描写、大層やなぁ。(笑)

おっさん(イル):「よぉ、嬢ちゃん達ぃ〜。そんな急いでどこ行くんだよぉ〜?」

幽:「邪魔じゃー!パッコ〜ン!」

GM:そのアドリブにあげよう。(笑:フレア)で、その青年の台詞な。

青年(GM):「こんな夜中に、何をやっているんですか?」

GM:そして、その姿は…!ジャジャン!!

幽:一馬?

GM:いや、稲城三郎でした。(笑)

幽:「さ、三郎?!」(笑)

龍馬:さぶろう…あぁ、あの辻斬り野郎か。

シルヴァーナ:いやまぁ、操られてたんだけどな。(苦笑)

幽:「さ、三郎?!三郎じゃないか!」

稲城(GM):「は、はぁ…確かに私は稲城三郎巡査であります」

シルヴァーナ:青い制服…警官ってことか。

幽:あぁ、そういうことか。

稲城(GM):「あのぉ、何かお困りのようですが…どうなさいましたか?」

幽:ど、どうしようかな…。

イルディア:…真紅の杖、紋章付盾、ローブ羽織った私に職質とかせぇへんのかな…?(笑)

シルヴァーナ:それも含めて、じゃない?(笑)

稲城(GM):「な、何ですか?そちらの方は…不審ですね。ちょっと署まで御同行願えますか?」(笑)

イルディア:「何よ、コスプレの帰りなのよ!何が悪いの?!」(笑)

稲城(GM):「申し訳ございません…コスプレの帰りと申されましてもね…普通、帰る時には服を着替えるのが常識かと思われるのですが…」

幽:何で知ってんねん、三郎ー!(笑)説得して、元に戻るのかどうか…。

GM:まぁ、今までの流れからして無理やと思ってくれていいよ。

幽:…悲しげな目で見てみる。

龍馬:可哀相に…。

稲城(GM):「あ、哀れまないでください!」

全員:(爆笑)

シルヴァーナ:幽が急に目の前で行き倒れたら、何か思い出すかもしれん。(笑)

幽:「あぁ…」ぱたっ。

稲城(GM):「あぁっ!何だか前にもこんなことが…!だ、大丈夫ですか!?」(笑)

幽:「お、お腹が…」(笑)

稲城(GM):「お腹がすいたんですか?…このおにぎりをどうぞ」

幽:思い出さんかなぁ、って目で見ながら受け取る。(笑)

稲城(GM):「…まぁとにかく、あまり変なことに興味を持たない方がいいと思いますよ?」

幽:ウチは普通やで?学校の制服やし。じゃ、「絶対助けてみせるから…!」って言うとく。

GM:また…まぁ、これが幸せかもしれんけど。

幽:どうなんやろなぁ。(笑)

シルヴァーナ:もうお家騒動にも絡まれんやろうしな。(笑)

GM:そうそう。(笑)じゃ、ここでシーン切りま〜す。

幽:“稲城三郎”への“決意”でパス取った。

イルディア:“幽”への“哀れみ”で…おにぎり貰ってたし。(笑)

幽:あ、哀れまれた…。(笑)


◆MIDDLE 03-4◆幻影の戦場  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:ここはシーンプレイヤーは龍馬やけど、全員登場でいいや。で、一回合流して情報も交換しました。

龍馬:86、やな!

イルディア:いや、あれは90いってるって!

龍馬:俺は《心眼》で見たんや、間違いない!

イルディア:所詮、男の見る目なんて、そんなもんよ。

龍馬:でも[隠密]の相手でも分かるんやから、それだって分かる!

シルヴァーナ:でも、違うって怒られてたじゃん。(笑)

GM:え〜、交換する情報、そんだけ?(笑)

幽:三郎に会ったこととか言うよ。

シルヴァーナ:ふむ…記憶は違うけど、キャラとしては存在してるってことか。

GM:そういうことですね。

幽:やはり、核となる何かをどうにかしないと、元には戻らないみたい…。

シルヴァーナ:というか、核…フューネラルを潰せってことだろうな。

龍馬:いや…元に戻る必要性あるんですか?もう、これでいいんじゃね?!

幽:これこそ、パラダイスって?(笑)

GM:夢の中の幸せで生きるか、現実と向き合って生きていくか…どっちを取るか、やな。

龍馬:そら、夢の中の幸せやろ。

イルディア:そんなの、ダメよ!

GM:でも、アンタらは人の夢の世界に無理やり入ってきた、現実の人やで?

龍馬:ここからラブ・ストーリー作ってったらいいねん。

シルヴァーナ:…でも、ここは誰かの夢の世界、だろ?じゃあ俺らの思い通りに事が動くとは思えんかな。

GM:あぁ、それはそうやな。

龍馬:夢のねぇ奴らだ…。

幽:っていうか、ダスクフレアの仕業ってことは分かってもてるしな。(笑)

GM:そうそう、ロクな結果が待ってるわけない。(笑)

イルディア:「これは魔剣フューネラルが作り出した、幻なんだから!」

幽:「そう、いつアウトブレイクするかも分からないのに…」

龍馬:「人生50年!楽しまな損やねん!どうせ、人はいつか死ぬんや!一緒一緒!」

イルディア:「…所詮、人間の考えることなんて、その程度ね…」

龍馬:「あんたら2人は人生長いから、これが分からんねん!」

GM:…まぁ、そうやって話してると、前の方からモヤモヤモヤ…としたものが現れて、

影(GM):「知ったな…知る必要のないことを知ってしまったな…」

龍馬:「え、人間50年の楽しみ方?」

幽:違うでしょ!(笑)

影(GM):「この街の…この平和を脅かす者は、我々が排除する…」

龍馬:いや、俺は違うぞ!(笑)

幽:洗脳されかかっとる!(笑)

GM:いや、知ってしまった人はもうアカン。原因がダスクフレアであることを知ってしまったから。(笑)


気がつくと、深夜の無人の街で、軍隊に包囲されていた。
指揮官らしき黒メガネの男が、指をパチンと鳴らす。

「……やれ」


PC4人:軍隊?!!

龍馬:終わったかな…。

GM:ということで、幻の兵団が現れました。はい、こっから戦闘ですね。

シルヴァーナ:そいつらは、人間みたいなものと思っていいんかな?

GM:うん…人間ぽい、黒い影みたいな奴と思っといて。

幽:ま、そこはフレアの力で分かるんやろ。しかし…手札が全然足りないんだぜ。

GM:よし、何か格好いいこと言い。

PC4人:………………。(詰まる)

シルヴァーナ:そんな…急に言われても…。(笑)

幽:心の準備が…。(笑)

イルディア:「そんな幻影の軍団!私の魔王軍で倒してやる!」

シルヴァーナ:「所詮は虚構でできた世界…元に戻すのが道理だろう…?」

GM:よっしゃ、よっしゃ!(フレア)

幽:「お前らの好き勝手にはさせない!」

龍馬:「むしろ、俺の好き勝手にしたい…!」

GM:…まぁ、あげよう…。(フレア)


《戦闘:幻の兵団》

GM:敵は多いです、7体います!それぞれ別エンゲージにします。

シルヴァーナ:GM、兵団ってことは…そいつら、銃とか構えてますか?

GM:断然構えてますね。構えてるどころか、戦闘機までいますね。

シルヴァーナ:[技術]属性か…よしよし…。

イルディア:ん?戦闘機ってことは、飛行状態?

GM:うん、飛行状態が2体。歩兵が3体、機甲部隊が2体。エンゲージはそれぞれ3つですね。

龍馬:戦車もいるのか…。

シルヴァーナ:了解、セットアップで《光翼の盾》を8点分展開。

幽:《白銀の聖樹》発動!

GM:次、イニシアティブは?

幽:21〜。

イルディア:20。

龍馬:29、《電光石火》あるし。

シルヴァーナ:13だな。

イルディア:…遅いな。

シルヴァーナ:リアクションキャラだから、早く動く意味がない。ハルヴァードもってワザと落としたくらい。

GM:じゃあ順番は…こうかな。


《龍馬⇒幽⇒イルディア⇒機甲⇒シルヴァーナ⇒歩兵⇒飛行》

龍馬:一番指揮官っぽいのは?

GM:特にないかな?

龍馬:そっか…じゃあどれでもいっか…。


《1ターン》

龍馬:じゃ、マイナーで機甲にエンゲージ。メジャーで《秘剣・唐竹割り》な。クリティカル値8で…(コロコロ)出た、達成値45。

GM:こっちは…(コロコロ)6しかない。

龍馬:更にこっちフレア3使って48にする。差分値42から…色々足して118点。

GM:はい、機甲Aが一気にLPになりました。

幽:じゃ、《ウィンドロード》でフレア1枚貰うね。これで機甲にエンゲージ。

龍馬:あ、「どうだぁ!」って言ったことにして、俺も1枚くれへん?

GM:なんじゃ、そりゃ。言ったことにして、って。そこにあげるわ。(笑)

幽:で、LPになってる奴に《天を穿つ者》で…心魂値勝負で(コロコロ)こっち17。

GM:(コロコロ)こっちは14。

幽:勝った。じゃあ<根源>で22ダメージ。

GM:はい、機甲Aが消えました。

幽:「これが龍馬さんとのコンビネーションだ!」

龍馬:「クロス・アタック…」

GM:はい、次の人〜。

イルディア:…極力離れる。

GM:え…あぁ、シーン攻撃するからか。

イルディア:で、防御を固めるか、全体にまんべんなく攻撃か、どっちがいい?

龍馬:まんべんなくしてもなぁ…。

シルヴァーナ:いや、敵の出方が分からんから、攻撃してみてほしいかな。もしくは待機して、敵の出方を見てから行動する、とか。

イルディア:あ、それいいねぇ。じゃあ待機で。

シルヴァーナ:ってことで、機甲部隊の番。こいつ動かして攻撃属性を知りたい。

幽:考えてるねぇ。(笑)

シルヴァーナ:壁キャラの宿命や。(笑)

GM:じゃ、こっちやな。マイナーで龍馬に《ターゲッティング》、メジャーで…射撃攻撃。

イルディア:え、同一エンゲージ内で射撃てできるん?

GM:うん、できる。全然撃てます。《120mm戦車砲》や!

龍馬:吹き飛ぶわ、そんなもん!人間に使うもんちゃうわぁ!

シルヴァーナ:ほんまや、そんな至近距離で。(笑)

GM:(コロコロ)達成値は29です。

龍馬:クリティカル出れば…(コロコロ)惜しい!

幽:《女神の加護》で+10してあげる。

龍馬:あ、じゃあ34で避けれた。避けたというか、弾を刀で斬った!…で、それが幽に飛んでった。

幽:援護したったのにぃ〜!(笑)さぁ、格好いいこと言うんだ、皆!

シルヴァーナ:「うわ、あぶね!」(片割れが飛んできた)

幽:格好よくねぇー!(笑)

イルディア:「ちょ、おま、何やってんだよぉ〜?」(笑)

GM:はい、あげよう。(笑:フレア)

シルヴァーナ:ま、これで[技術]属性ってことが分かった。とりあえずマイナーで歩兵にエンゲージ。Aに殴るわ。《勇者の証》+《巨龍の咆哮》+《ドラゴンテイル》で(コロコロ)あらぁ…達成値11しかないよ…。

GM:回避を(コロコロ)えっと12…。

イルディア:《闇よりの加護》で敵の達成値-4にする。

シルヴァーナ:あ、じゃあ当たったな。差分値3で…白兵の40点かな。あと、転倒。

GM:あぁ、じゃあLPいきましたね。

シルヴァーナ:お、耐性ないのか。OK、OK〜。

イルディア:じゃ、待機解除して動く。機甲にエンゲージして、《金色の死よ》のシーン攻撃で。地面からガバーッ!て攻撃する。飛んでる奴には効かんけど…。「埋まっちゃえー!」って言いながら…(コロコロ)達成値23。

GM:機甲1体と、歩兵3体やな(コロコロ)全体当たった。

イルディア:ダメージはそんな高くないけど…39点の魔術ダメージ。

GM:はいはい、歩兵のA死亡。BとCもLPいきました。

イルディア:あれ、弱っちぃな…。

GM:ただ…これ言うのもアレやけど、機甲には効果はイマイチのようだ。

幽:耐性持ちか…。

イルディア:じゃ、次は[社会]で攻撃しよ。

シルヴァーナ:めっちゃ悪口言うねんな。(笑)

幽:「バーカ、バーカ!」って。(笑)

GM:次は歩兵のBやな。エンゲージしてるのは…シルヴァーナか。攻撃方法《ミサイル》。

シルヴァーナ:こ、こんな至近距離で…誘爆するんじゃね?(笑)

GM:そうやな…《ミサイル》止めて射撃攻撃な。《ベレッタM92FS》にする。

シルヴァーナ:お、ハンドガンに持ち替えたか。「妥当な判断だと思うぞ?」

GM:ありがと、あげよう。(フレア)

イルディア:米兵か!(笑)

幽:それで貰えるのか。(笑)

GM:はいはい。こっち達成値は(コロコロ)10。

シルヴァーナ:10?ファンブルじゃなければ(コロコロ)16で避けた。

GM:もう一体も同じことを(コロコロ)達成値14。

シルヴァーナ:(コロコロ)17で避けた。「判断力はあるが、腕はイマイチだな」

GM:ショック!

幽:あげよう。(フレア)

GM:じゃ、次は航空部隊やな。Aが(コロコロ)達成値14でシルヴァーナに攻撃。

シルヴァーナ:はいはい(コロコロ)うわ、ファンブル!

イルディア:待った、《やがて来る過去》で振りなおし。

シルヴァーナ:お、ありがと。(コロコロ)18で避けた。躓きかけたけど…。

イルディア:「時間よ、もどれー!」

シルヴァーナ:で助かった。

GM:Bが《ミサイル》で(いっコロ)対象はイルディア。達成値は(コロコロ)30。

イルディア:クリティカルしか無理…(コロコロ)無理。

GM:ダメージが14点。

幽:ショボ!(笑)

GM:いやぁ、このゲームで14てデカくない?

幽:ん〜、ボスの攻撃が基本3桁やから…。(笑)

シルヴァーナ:確かに、急に小さくなった感じはする。(笑)

イルディア:でもHP半減…。

龍馬:で、これで1ターン終わりやろ?

幽:そうやな、僕と龍馬とイルディアは2D回復する。

イルディア:(コロコロ)6ゾロ出た!


《2ターン》

龍馬:さっきと一緒の攻撃。もう振るの面倒くさいから、死んでや。

他全員:(爆笑)

龍馬:どうせ絶対100超えるし…。

GM:でも…さっきは俺が忘れてたから見逃したけど、本当は[肉体]耐性とか持ってるで?

龍馬:メンドいなぁ…。じゃあマイナーで《光を呼ぶ者》で<根源>属性にします。でメジャーはいつものやつで殴ります(コロコロ)達成値24。

GM:(コロコロ)こっちは回避値8。

龍馬:…52の72の…もう、死んだやろ?

GM:あぁ、もうその時点でLPにはなったよ。

龍馬:何か言うとこ…「ど、どうだぁ!」

GM:そればっかか!(笑)

龍馬:じゃあ…「見たかぁ!」

GM:ん〜…まぁ、あげとこかぁ…。(フレア)

幽:じゃ、《ウィンドロード》使って、1歩移動。メジャーで《天を穿つ者》(コロコロ)心魂値で13。

GM:心魂〜?(コロコロ)12。

幽:LP1点?

GM:うん、そうやで。

幽:じゃあ当たった時点で死んだやん。

GM:そういうこっちゃな。はい、機甲部隊は全滅〜。

幽:「消えろ、ダスクフレア!」

GM:まぁ、そうなんかな?(フレア)

イルディア:マイナーで飛行にエンゲージ。

龍馬:そういや、飛んでたら斬れへんのちゃう?

GM:いや、届くよ。飛び上がって斬んねん!

龍馬:すっげぇ。格好いい〜!(笑)

イルディア:で、《金色の死よ》(コロコロ)達成値21。飛行部隊には当たらんけどな。

GM:回避…まぁ無理やろうけど…(コロコロ)はい、歩兵BもCも消えました〜。

イルディア:「地面の下で眠るがいいわ!」

GM:はい、眠りましたー。(フレア)

シルヴァーナ:じゃ、飛行にエンゲージ。《勇者の証》+《巨龍の咆哮》のみでAに攻撃(コロコロ)えっと、達成値19。

GM:(コロコロ)19!

シルヴァーナ:フレア1使って20にする。

イルディア:《闇よりの加護》で+6する。

シルヴァーナ:助かる、達成値26になった。白兵の34点。

GM:[肉体]かぁ…何か、切れ味がイマイチです!ガイ〜ン!

シルヴァーナ:ちっ、こいつは耐性持ちか…!

GM:こっちやな。Aが(いっコロ)イルディアに射撃攻撃。《バルカン》で(コロコロ)達成値14。

イルディア:14なら(コロコロ)16で避けれた。

幽:何か格好いいこと言うんや!

龍馬:「バァァルカァァン!!」

シルヴァーナ:それ敵の台詞や。(笑)

イルディア:「その映像は、すでに前に見たわ!」

幽:さぁGM、フレアを渡すんだ!

GM:渡すんだ!て言われても。(笑:フレア)

イルディア:こっちは能力にフレアをバシバシ使うから、どんどん欲しいねん!(笑)

幽:そうそう。(笑)

GM:じゃ、もう一体な。《バルカン》で(いっコロ)こっちの対象はシルヴァーナ〜。

シルヴァーナ:はいはい、避けへんからダメージちょうだい。

GM:えぇ?!(笑)ダメージは16点。

シルヴァーナ:耐性で1点になって、光の翼でカキンや。

GM:あ、そうですか…。

PC4人:(爆笑)

シルヴァーナ:「豆鉄砲もいいとこだな!」…だから、[技術]属性かどうかを最初知りたかってん!(笑)

幽:クリンナップに回復〜。

龍馬:あ、そか。(コロコロ)ん、全快。


《3ターン》

龍馬:じゃ、フォーメーションCで。

シルヴァーナ:それって全員でタコ殴りの意味じゃね?(笑)

龍馬:あ、でもマイナーで移動やから、<根源>にできない…まぁ[魔術]でいけるか。Aに殴るな(コロコロ)達成値37。

GM:おっきいな…(コロコロ)無駄に出目デカイな…達成値21。

龍馬:16差か…89点の[魔術]な。

GM:…なんかなぁ…[魔術]でも効いてるのか、効いてないのか…イマイチやなぁ。

龍馬:まぁ、マイナーを移動で使ったから仕方ない。あ、何か言わな…「な、何かぁ!」

幽:何か、で渡せるかぁ!(笑)

イルディア:せめて喋れ。(笑)

龍馬:もう、貰ってええやろ、それで…。(ぺらり)

シルヴァーナ:か、勝手にフレア持っていきやがった…!(笑)

GM:強奪やん、それ。(笑)

幽:じゃ、マイナーを《ウィンドロード》で移動、皆と同じ所に行く。《天を穿つ者》でAを攻撃(コロコロ)お、クリティカルして達成値39。

GM:(コロコロ)こっちは達成値15。

幽:これでLPにいってくれば…18点ダメージ。

GM:ナイス、丁度LPいきました。

幽:ふぅ、お仕事終了♪天空からのビームでダスクフレアを撃ち抜く!

イルディア:《過ぎ去りし未来》で、射撃(コロコロ)達成値18。

GM:(コロコロ)回避14。

イルディア:[社会]攻撃、「朽ちろ!」41ダメージ。

GM:はい、A堕ちた。あと1個!

シルヴァーナ:つっても[肉体]攻撃しかできない。いつものコンボで(コロコロ)達成値14。

GM:(コロコロ)こっち17。

シルヴァーナ:フレア9使って23にする。差分値5で…44点。

GM:はいはい…相変わらず効き悪いけどな。で、こっちやな(いっコロ)またシルヴァーナか…!

シルヴァーナ:もう、見とく。(笑)

GM:(コロコロ)射撃の17や!

シルヴァーナ:ふぅん…。

幽:もう避けもしない。(笑)

GM:ダメージは…19点や!

シルヴァーナ:はいはい、カキンやカキン。光の翼で弾くよ。(笑)「あと8倍の火力でこい」…それで1点以上ようやく通るから。

GM:これやから耐性持ちは…!(汗)

幽:さぁ、クリンナップに回復だ!

龍馬:(コロコロ)うわ、2点しか回復せんかった…!


《4ターン》

龍馬:じゃ、終わらせようか。マイナーで《光を呼ぶ者》使って、メジャーで殴るな。(コロコロ)達成値23。

GM:(コロコロ)こっち17。

龍馬:はいはい……73点。

GM:ん、LPいきました〜。

幽:《天を穿つ者》で(コロコロ)あ、ファンブル〜!

GM:な、何という…!(笑)

幽:いや、ここで《マスコット》の力使って振りなおす。3回できるから、これで1回目(コロコロ)心魂値で14。

GM:(コロコロ)13や、残念。

幽:15点ダメージ!

GM:まぁLPは1点や。はい、堕ちた〜。

幽:「消え去れ、ダスクフレア!」

GM:消え去りました、キラ〜ン!


《戦闘終了》

GM:はい、終わった。

龍馬:「これも愛のため…!」

幽:ちょっとマシなこと言ってる…。

龍馬:あ、じゃあ…。(ぺらり)

GM:って、また勝手に持って行きやがったな?!(笑)

シルヴァーナ:ポリポリ胸掻いて、「ま、数だけだったな…」

龍馬:ん、あげよ。(フレア)

シルヴァーナ:俺もさっきの龍馬に。(フレア)

龍馬:…何という裏売買。(笑)

幽:まぁ、どっちも何か言うたし。(笑)


倒されると、彼らはシュウシュウ…と泡になって消え、後には痕跡も残らなかった…。


GM:はい、ここでシーン終了です。

龍馬:“ダスクフレア”への“怒り”で取っとこ。

GM:めっちゃ真面目や…。

シルヴァーナ:俺はそこでさっきの“龍馬”への“庇護感”を“感動”に変える。

幽:あぁ、ありやね、それ。

シルヴァーナ:あ、今のは変更だから…もう1個、“紺野ミユキ”への“哀れみ”も取っとこう。何か可哀相だし。

GM:そうやで〜?


◆MIDDLE 03-5◆降臨  Scene Player―イルディア

GM:ここのシーンプレイヤーは一応イルディアです。


ゴーストタウンのように空虚な夜の街角。
そこに伸びる影。

―――フューネラルだ。

「諸君、この街は気に入ってもらえたかね?」


龍馬:「ある意味、な」

イルディア:「やっと現れたわね、フューネラル!」

GM:二人共真面目やった。(フレア)

イルディア:最初“好敵手”でパス取ったから。

シルヴァーナ:俺は漠然と“興味”抱いてるだけかぁ…そろそろシフトするか。

ニルヴァーナ:(甘い言い方)「やぁ…やっと会えたね…」

幽:変わった…。(笑)

フューネラル(GM):「本来ならば、数分でこの街に同化されるところを…いまだに自我を保っていら…る…れ……」(噛んでる)

シルヴァーナ:「落ち着け、噛みすぎだ!」(笑)

イルディア:「お前が同化されてるんじゃないか?!」(笑)

龍馬:「まったく…どうかしてる…」

フューネラル(GM):「…噛んじゃった☆」

幽:何そのチビっ子属性なフューネラル?!(笑)

フューネラル(GM):「いまだに自我をたもっていられるのはフレアの力か…。もう気づいていよう!この街は、紺野ミユキ嬢の幸福な夢、そのもの…」

幽:「…いや、誰一人として気づいてなかったけど…」

フューネラル(GM):「………」

シルヴァーナ:「う〜ん…ダスクフレアの仕業、とまでは聞いてたけど…」

フューネラル(GM):「………………」

龍馬:「ま、興味なかったし…」

フューネラル(GM):「ふはははははは!!…気づいて、いただろう?」

全員:(爆笑)

シルヴァーナ:「いや、初耳だ」(笑)

幽:微妙な空気か漂うか、誰かが知ったかするシーンやな!(笑)

シルヴァーナ:あ、じゃあ…「ふっ、その程度のこと、分からない俺たちだとでも思ったか!」と知ったかする。(笑)

幽:「お前の企みなど、全てお見通しだ!」(笑)

フューネラル(GM):「ふっ…さすがだ…」(笑)

シルヴァーナ:…何かフューネラルが可哀相になってきた…。(笑)

フューネラル(GM):「余が、彼女にその力を与えてやったのだ…。この世界はミユキとそのマーキュリーを軸に広がり続け、やがては…創世(リジェネシス)をする!」

龍馬:何のこっちゃ…。

フューネラル(GM):「そうすれば!我が主、造物主は太陽の牢獄より解き放たれる!」

幽:「………へぇ〜…」

GM:って、考えてみたらコイツ、何でこんな何でも教えてくれんねん!?(笑)

幽:うん、思わず聞き入ってた。(笑)

フューネラル(GM):「この街のどこかで眠る彼女を目覚めさせれば、すべては元に戻るかもしれぬ…」

GM:て、だから何で教えてくれんねん!?(笑)

フューネラル(GM):「だが!それはお前達には叶わぬことよ!ふははははは!!」

シルヴァーナ:「……お前、ものっっそい親切な奴だなぁ…」

全員:(爆笑)

GM:ほんま、何でこんな親切やねん。(笑)

イルディア:「解決方法分からんかったから、助かりました」(笑)

シルヴァーナ:「お前は俺たちに、一体どうしてほしいんだ?!」(笑)

幽:ほんまや、どんなツンデレ?「解決なんて、してほしくないんだからね?!」(笑)

イルディア:まぁボスは昔から何故か説明口調なもんや。(笑)

GM:まぁ、そういうこっちゃ!(笑:フレアを配る)じゃ、ミドルフェイズ終わりま〜す!


*  *  *  *  *  *

幽:“フューネラル”への“怒り”で取っとく。

シルヴァーナ:あ〜、じゃあ俺も…“フューネラル”への……“面白み”?(笑)

幽:フューネラル、遊ばれとる。(笑)

シルヴァーナ:じゃあよく分からん奴だったから、“疑問”とかな。「こいつは俺達に何をしてほしいんだ?」(笑)

イルディア:“フューネラル”からの“説明”とかにする。(笑)

シルヴァーナ:まぁ実際説明受けたしな。

GM:そうやな。(笑)一回ここで全員のパスを整理しましょうか。

幽:僕から?最初の因縁2つは除くよ?“龍馬”への“親近感”“故郷”への“懐旧”“イルディア”への“信頼”“稲城三郎”への“決意”“フューネラル”への“怒り”…ってとこかな。

イルディア:次〜。“オルディア”からの“感服”“魔剣フューネラル”への“好敵手”“エニア3世”への“食傷”“シルヴァーナ”への“好奇心”“下町のおじさん”への“借り”“幽”への“哀れみ”“フューネラル”からの“説明”以上。(笑)

GM:まぁ、アリにしましょう。(笑)次は…龍馬か…。

龍馬:今回、マトモな方やで?まず…“人間大砲”への“突貫”

他全員:どこがマトモ?!(爆笑)

龍馬:“仲間”への“借り”“信長”への“愛ゆえに…”

他全員:愛、ゆえに!!?(爆笑)

龍馬:“ダスクフレア”への“怒り”、くらいかな。

GM:さ、最後だけマトモやったな…。(笑)じゃ、最後に?

シルヴァーナ:俺だな。“怪事件”への“興味”から始まって、“龍馬”への“感動”“ホームレス”への“不快感”“宝永の人々”への“義務感”“イルディア”への“連帯感”“紺野ミユキ”への“憐憫”かな。

GM:はい、ではそれぞれの思いを胸にクライマックスへいきましょう…。



CLIMAX PHASE



◆CLIMAX 01-1◆眠り姫の棺  Scene Player―広川 幽

GM:クライマックスフェイズです!シーンプレイヤーは幽!

幽:あ、もうクライマックスなんや。

GM:うん、まずはミユキのいる場所を探さなアカンわけや、フューネラルが言うには…。

幽:(即)寛永寺や!

GM:……あぁ、正解。(残念そうに)

幽:いや、分かるやろ!(笑)

龍馬:女子高じゃないんですか?

イルディア:それはアンタが信長見たいだけでしょ。(笑)

龍馬:もう、ええやん…この世界で…。

GM:今は夜やから、家に帰ってるしな。(笑)

幽:「彼女はきっと、寛永寺にいます!」

GM:ん、さすが主人公。(フレア)さぁ、走るんだ!

シルヴァーナ:ま、てってってっと行こうか。

イルディア:あ、行きながら《肉体修復》して回復していく。6HP消費して24点回復…を2回しとこう。(笑)

シルヴァーナ:な、何かすげぇ無駄な工程なかったか?普通に18HP回復て書いておけば?(笑)

龍馬:…まぁHP3点くらい、いいや…。

GM:はい、じゃあ寛永寺に着きました。上野公園のあの場所…。

龍馬:トイレ。

GM:違う!


上野公園のあの場所、まるで何かの写し鏡のように宝永のあの山にそっくりな森に入ると、世界の全てが灰色になった。
街の明かりが遠く蜃気楼のように霞み、灰色の雪が積もる。
モノクロームの世界の中で、君達と………そして幸せそうに眠るミユキだけが、色を持つ存在だった。
だが、君達がどれほど声をかけても、ミユキは目覚める気配はない。


イルディア:…茣蓙敷いてある?

GM:あ、ある。あ、ミユキは茣蓙の上で寝てます。だからミユキと茣蓙だけ色ついてます。

イルディア:茣蓙もなんや。(笑)

GM:ってことで、話しかけるところからスタート。

幽:《天上の霞》でバッドステータス解除。(笑)

GM:バステじゃないから!(笑)

イルディア:うん、よかった。(笑:フレア)

GM:じゃあその技で回復しようとすると…。

フューネラル(GM):「無駄だ!余の魔法の眠りは完璧である。バステではない!」

全員:(爆笑)

イルディア:「じゃ…時間よ、戻れー!」

フューネラル(GM):「ふはは!無駄だ、無駄だ!余の魔法は完璧だ…この停止した空間を戻すことはできない…」

ニルヴァーナ:…ハルヴァードを突きつけて、「ようは…お前さんを殺せば全て元通りになるんだろ?」

フューネラル(GM):「ふははは…さて、どうかな?」

ニルヴァーナ:「ま、やってみれば分かることさ…」

フューネラル(GM):「……それは違うな…」

ニルヴァーナ:「違う?」

フューネラル(GM):「この世界を……あ〜…何だ…」(詰まる)

ニルヴァーナ:「〜〜〜〜とりあえずお前を倒せばいいんだろ?いいって言え!」(笑)

フューネラル(GM):「待て待て!余は悪くない!…いや、悪いけど」(笑)

幽:まぁ何となく分かるけどな…。

フューネラル(GM):「この娘を目覚めさせる方法はただ一つ!汝らの手で殺すことだ……さすれば夢は終わり、トーキョーは崩壊する…だが、貴様にそのようなことはできまい…ふははは!」

ニルヴァーナ:「ふっ…悪いが俺は、必要とあらば、やる男だぞ?」

龍馬:「正直、俺もできるんやけど…」(笑)

幽:ダメ!ダメ!(汗)

フューネラル(GM):「だよね?!だよね?!」(笑)

イルディア:「正直、この世を守るためなら…」(笑)

ニルヴァーナ:「一人の娘の命で世界が救われるなら…」(笑)

フューネラル(GM):「うん、君達、だよね?!」(笑)

幽:と、止める役って僕だけか…。(汗)

ニルヴァーナ:「はっきり言おう。彼女とは何の繋がりもない!」

龍馬:「ほんまや」(笑)

GM:そ、そんな可哀相なこと言うたんなよぉ…。

幽:そうやぁ…友達なんです、助けたってください…。

シルヴァーナ:…って、あ゛…俺、ミユキに“憐憫”でパス取ってら…殺せねぇ…。(汗)

GM:あ、そうやな。それは殺せへんな!(必死)

龍馬:…可愛いん?

GM:それは…ほら。(イラストを見せる)

龍馬:(即)あ、アカンわ。ショートヘアとか、アカンわ。萎えたわ、殺すに一票。

シルヴァーナ:…髪の毛だけ時間進めて急遽ロングにする、とか。(笑)

GM:それや!頭皮の部分だけ時間進めるんや!ほら、やったり!

イルディア:「時間よ、進めー!」

GM:あー何故かこんなときだけ時間が進んだ!

フューネラル(GM):「な、何ぃ?!髪だけ伸びただと?!…まさか、そこまでやるとは…!」

全員:(爆笑)

シルヴァーナ:何だこのやっつけ仕事。(笑)

幽:そこは「さ、さすが“時を守護せし魔王”!」とか言うとく。(笑)

イルディア:「創世記から生きてる私に、できないことなんてないのよ!」

龍馬:「これが神の力、だとでもいうのだろうか…」

全員:(爆笑)

幽:さ、さて…どうしようかな…もう一回紺野さんを起こそうとしてみるかな…。

ニルヴァーナ:俺はもうフューネラルしか見てない。こっちの方が旨そうだ…。「あんな反応のない眠り姫より…俺は貴方の方がよほど興味がある…」

幽:に、ニルヴァーナ化しちゃってる…。(笑)

フューネラル(GM):「ふははは!よかろう!ならば、この夢が解ける前に…貴様らを新たな夢としてやろう!」

ニルヴァーナ:「ふん…こんな不出来な不夜城も、そろそろ終幕の時だ…」

他全員:おぉ、格好いい…。(フレア)

GM:金●武ですね。それしか出てこない。

シルヴァーナ:俺もよく知らずに言った。(笑)


フューネラルの体が膨れ上がり、ビルほども大きくなる。
その体のうちから、無数の悪鬼羅刹が生まれ、君達に襲い掛かってきた!


幽:で、でか!!(汗)

龍馬:またかよ!(汗)

GM:まぁ、ここのボスは大抵でかいねん!(笑)

シルヴァーナ:足の小指とか狙ったら勝てるんちゃうん。(笑)

幽&イルディア:それは痛い!(笑)

龍馬:ていうか、敵複数おるんか…めんどくさ〜…。

イルディア:「フューネラル!今こそ長年の因縁断ち切ってやる!」

シルヴァーナ:俺は体内でナニかがドクン!と蠢く。「む…何だ…?」

龍馬:「羅喉丸さん、そろそろ帰ってきませんか?」

フューネラル(GM):「それは諸角一馬に言うがよい!」(笑)

龍馬:あれ?こいつじゃなかった?

幽:うん、あれを核にしてコイツが蘇ってん。

龍馬:…ちょお、羅喉丸返せよぉ!

GM:諸角さんに言ってください。(笑)

幽:「紺野さん、目を覚ますんだ!!」

GM:ん〜、寝てますねぇ。

ミユキ(シル):「ぐかぁ〜…ボリボリ…」

幽:ババアかよ!(笑)

GM:じゃ敵やけど…フューネラルが一体、僕の魔剣の影が2体、悪夢の軍勢が4体。

幽:多いなぁ!範囲攻撃がほしいなぁ…。(汗)

シルヴァーナ:そちらの攻撃はどんな感じ?

イルディア:浮いてる?

GM:見た目だけやけど…悪夢の軍勢は…人の心の闇が具現化して生まれる幻獣…獣っぽいやつやな。人間が必ず持っている、精神の暗黒面であり、トラウマや罪悪感による攻撃を……って言っちゃったじゃん!

イルディア&シルヴァーナ:[社会]か。(笑)

GM:…で、魔剣の影は…フューネラルの影であり、その分身を振るう漆黒の闇のごとき戦士。…まぁ剣もった強そうな剣士ですね。

幽:じゃ、最後に紺野さんに一言。「紺野さん、目を覚ますんだ!元の世界に帰りたい気持ちは分かる…でも、だからといって夢に逃げちゃダメだ!このままじゃ、何も変わらない!」

GM:ん、いいこと言った。(フレア)紺野さんもピクリと反応した。

幽:そこで“紺野ミユキ”への“友情”を“誓い”に変える!

イルディア:じゃ、私も一言。「自らを斬るか、死を取るか、選びなさい!」

GM:自分では斬れないんで、貴方達が斬ってあげてください。(笑:フレア)

ニルヴァーナ:あ〜…じゃ、俺もフューネラルに…。

GM:フューネラル好きやなぁ。(笑)

ニルヴァーナ:「ラストダンスのお相手、願おうかな…?」

GM:決め台詞っぽいな。(笑:フレア)

龍馬:お、俺も何か言うわんと…存在をアピールしやんと………な、何もない…。

全員:(爆笑)

シルヴァーナ:(挙手)「はい、とくにありません」(笑)

GM:おった、そんな奴!(笑)じゃあ、「自分の世界に帰るんだ!」くらい言うとき!

龍馬:だから、俺はこの世界でもいいねんて!

イルディア:むしろ、こっちがいいって?(笑)

幽:…でも待て。この世界やと信長から声かえてくれることはないで?

GM:まぁ、そうやな。

龍馬:え、何で?

GM:知らん人やもん。

イルディア:むしろ、不審者扱いやし、すでに。(笑)

龍馬:それは、こっから芽生えさせてったらいいちゃう?

GM:いやぁ、今のままやったら…キモチワルイだけやで?(笑)

幽:でも、元の世界やったら一緒にご飯も食べてくれんで?

龍馬:はぁ…しゃーないなぁ…じゃあ、帰ろうか。「皆で帰るんだ!!」

GM:よっしゃ、ようやく言うた!(フレア)


《戦闘:フューネラル&軍勢》

GM:はい、行動値は〜?

イルディア:20〜。

龍馬:29。

幽:22。

シルヴァーナ:13、っと。

GM:…12以下はおらん?じゃあそっちからやな。


《龍馬⇒幽⇒イルディア⇒シルヴァーナ⇒魔剣の影⇒悪夢の軍勢⇒フューネラル》

《1ターン》

龍馬:強そうな奴からいく!

GM:そぉれはフューネラルやろう。

龍馬:いや、いきなりそこじゃなくて!(笑)その次に強そうな奴!

GM:魔剣の影。

龍馬:その次に強そうな奴は?

GM:悪夢の軍勢…って3種類しかおらんから!(笑)

龍馬:あ、そっか。(笑)

シルヴァーナ:っと、その前にセットアップで《光翼の盾》を8点分展開。光の翼を広げる!

幽:こっちも《白銀の聖樹》使う。ホワァ〜ンと後ろに樹が立った。(笑)

イルディア:な、何かマヌケ…。(笑)

龍馬:じゃあ…刀を構えた。(笑)マイナーで剣の奴Aに近づいて、メジャーでいつのもで…「信長は、俺のもんだぁぁ!!」(コロコロ)クリティカル、達成値37!

幽:あ、今はクライマックスや…皆の達成値が《絶対の絆》の効果で自動的に+10になる!

GM:は、はぁ?!(汗)

龍馬:じゃあ達成値47やわ。「光よ!!」

幽:僕のマーキュリーから皆に力が流れ込む!

シルヴァーナ:「体が、軽い…!」

幽:「これがマーキュリーの力だ!」

イルディア:「い、痛い…!体が、溶ける…!」(笑)

シルヴァーナ:拒絶反応起こしてるぞ?!(笑)

GM:(コロコロ)こっちの回避値は14。

龍馬:差分値33か…+52+20で105点。

GM:おぉ、でかいね…はい、LP。まぁ雑魚はLP少ないから安心して、ボスは多いけど。

幽:じゃ、《ウインドロード》で龍馬さんとエンゲージ。フレア1枚使って《盾の乙女》で、シルヴァーナさんの達成値が+11になる。

シルヴァーナ:おぉ、ありがたい!

イルディア:待機する〜。

シルヴァーナ:じゃ、マイナーで獣Bにエンゲージする。で、《巨龍の咆哮》+《ドラゴンテイル》で(コロコロ)達成値44。

幽:あ、その瞬間に《時の螺旋》でシルヴァーナさんの攻撃属性を<根源>に変える。これは1シーン持続やから。

シルヴァーナ:大分ありがたい。(笑)

GM:44か…(コロコロ)こっち9しかない…。

シルヴァーナ:差分値38…かな。じゃあ<根源>で67ダメージ。あと、転倒になった。

GM:はい、獣BもLPになりました。

イルディア:待機解除してマイナーで前に移動、エンゲージ…しないと、守ってもらえやんし、回復もしやんし。(笑)

幽&シルヴァーナ:そうそう。(笑)

シルヴァーナ:ここまできたら、一蓮托生やからな。(笑)

幽:一人でいて殴られるも、固まって一網打尽になるのも同じ。(笑)

イルディア:じゃ、メジャーで《金色の死よ》で(コロコロ)全体に達成値31。

幽:やはりこのタイミングで《時の螺旋》でイルディアの攻撃も<根源>属性に。

GM:(コロコロ)獣は4体共全部当たった。剣は…44で避けた。フューネラルは37!

龍馬:…魔剣の方が早いんかい…。

幽:じゃ、《女神の加護》で達成値+9にする!

イルディア:ありがと。これで達成値40…自分でフレア5使って達成値45にして全員当てる!

龍馬:アースクエイク!

イルディア:<根源>で33ダメージ。基本削り役なんで。

龍馬:「どうだ、参ったか!」

GM:参るか!……でもそれで獣2体が消えました。

シルヴァーナ:逆に、ここまででフューネラルがめっちゃ痛がってたら面白い。

フューネラル(幽):「ちょ、いた、おま、やめ…!」(笑)

GM:…突き返ししようかなぁ…ちょっと待ってな…。

龍馬:地震を突き返すって、どうやるんやろ…。

シルヴァーナ:地面を蹴って、地表が畳替えしみたいに捲れ上がって津波みたいに返ってくる、とか?

龍馬:すっげぇー!大技や!(笑)

シルヴァーナ:で、それに失敗したら…ただ地面蹴って終わったってこと。(笑)

GM:……ん〜、よく分からん。今のはくらっといたるわ。次から覚えとけよ!

幽:捨て台詞かよ!(笑)

GM:えっと…こっちやな。まず獣Aが攻撃《心の影》…凄いトラウマシーンを見せてきます。「ほら、これグロ映像やろ〜」って。(笑)

イルディア:…そんなん、別にトラウマちゃう…。ほんまにトラウマは…どれだけ「いいえ」を答えても繰り返される地獄!

全員:(爆笑)

GM:これはシーン単体か…(いっコロ)龍馬やな。

龍馬:俺か…それは白兵?

GM:白兵なわけないやろ!(笑)

幽:回避は一緒じゃない?

龍馬:いや、白兵やったら突き返しできたから。

シルヴァーナ:属性は?[社会]?

GM:いや、[魔術]ですね。

シルヴァーナ:ちっ…唯一耐性のない属性か…。

GM:射撃攻撃な(コロコロ)達成値25。

龍馬:(コロコロ)こっち16、全然足りてねぇ〜…。

イルディア:《闇よりの加護》で+9する!

龍馬:あ、ぴったりで避けれたわ。助かった!

GM:はいはい。じゃあ次の…。

イルディア:「時が見えるはずよ!私の加護を受けなさい!」

GM:あ〜もぉ〜うるさいなぁ…これあげるから黙っとき〜。(フレア)

幽:酷い話や。(笑)

GM:じゃ、獣2体目。マイナーで《スクライサイト》使って射撃達成値上げて…(いっコロ)対象はまた龍馬、達成値は(コロコロ)32かな。

龍馬:また俺か…(コロコロ)回避値17!

イルディア:《闇よりの加護》で+16する。「もう一度私の加護を受けなさい!」

龍馬:あ〜、33で避けたんか…。

幽:すげぇ…《女神の加護》飛ばさんでいい…。(笑)

GM:………あ、魔剣の影、行動値もっと早かったわ。

幽:何故か待機してたんやな。(笑)

GM:そうそう。(笑)次のターンから順番変わるわ。

龍馬:ちなみに、なんぼ?

GM:行動値21やった。

龍馬:めっちゃ早いやん!

シルヴァーナ:つーと、イルディアの前になるな。

幽:同値は?

GM:同値はプレイヤー優先でいいよ。ま、今回の魔剣の攻撃…マイナーで《範囲攻撃》…めっちゃ固まってるやん、ラッキー。(笑)で、攻撃が…(コロコロ)……あら?8D振って8?

全員:(爆笑)

イルディア:やってもぉたぁー。(笑)

龍馬:ありえねー。(笑)

幽:ファンブルにも程がある。(笑)

シルヴァーナ:6の8乗分の1ですね。そんなんに頼るからや。(笑:※)


※この戦闘においてGMは、パソコン内にある自動ダイスシステムを使用していました。

GM:ま、まぁいいわ!達成値31!(汗)白兵で全員にな?

幽:はい、いつものパターンでいいですよね?(笑)

龍馬:あ、俺は突き返しする!あとの二人頼むわ!

幽&イル:庇ってほしいなぁ〜♪

シルヴァーナ:了解、2人分だけ《きらめきの壁》使用、俺の方に攻撃を寄せる!

GM:ん〜、まぁいいことにしよう。

シルヴァーナ:つっても、31は避けれるのか、俺…?

幽:あぁ、大丈夫。

幽&イル:(加護を)飛ばすから。(笑)

シルヴァーナ:そういう作戦か。(笑)(コロコロ)とりあえず今は16や。

龍馬:俺もほしいかな?

シルヴァーナ:じゃ、イルディアこっち頼む。幽は龍馬に援護で。

幽:はいよ〜。

イルディア:じゃ、シルヴァーナに《闇よりの加護》で+20する。

シルヴァーナ:サンキュ、これで36で避けた。

イルディア:「貴方は…時が見えると言ったはず!それは事実よ!」

シルヴァーナ:「あぁ…確かに見えたぜ!」

龍馬:俺も突き返しやな(コロコロ)達成値24、7足りねぇ。

幽:《女神の加護》で+8!「龍馬さんにマーキュリーの加護を!」

龍馬:「お前の動きは遅すぎる!」…74ダメージ!

幽:さらにここで《時の螺旋》で<根源>属性に!

GM:<根源>かぁ…痛いなぁ…。

龍馬:まだ生きてるん?やるなぁ。

GM:まぁ大ダメージであることには違いないけどな。じゃあ魔剣Bも同じことを、おらいくぜ!(コロコロ)達成値47!

龍馬:俺はまた突き返す!

シルヴァーナ:3人分《きらめきの壁》!

幽&イルディア:飛ばせるから!

龍馬:…もの凄くバランスの取れたパーティじゃね?

幽:4人揃うとねぇ。(笑)

シルヴァーナ:(コロコロ)自分で15までいった。まだ32足りないか…。

幽:《女神の加護》で+10!「シルヴァーナさん、この力を受け取ってください!」

イルディア:「時が見えるはずよ!」《闇よりの加護》で+14!

シルヴァーナ:助かる、自分でフレア9使って48で避けた!「俺達の力が合わせれば、負けるはずがない!」

GM:はい、はい、はい。(フレア×3)

龍馬:じゃ、突き返すな(コロコロ)きた、クリティカル!達成値37、10足りねぇ。

イルディア:《闇よりの加護》で+4!

幽:《女神の加護》で+6!

龍馬:はい、成功〜。何という出来レース。(笑)

イルディア:「龍馬!いまこそあの時の壁を越えるのです!」

幽:「僕のマーキュリーで皆を守る!」

GM:何やねん、さっきから…。(汗:フレア)

幽:言わなフレアくれやんやん!(笑)

龍馬:じゃ、ダメージが…75点の<根源>で。

幽:つーか、シーン内ずっと<根源>やし。

GM:うぇ〜…。(汗)じゃ、次はフューネラルか…どうしようかな…。

幽:フューネラルは笑っている、とか。(笑)

龍馬:ふひひ…。

GM:そんな笑い方ちゃうわ!(笑)

ニルヴァーナ:「やれやれだぜ…そんだけ頭数揃えねぇと、俺達の相手ができねぇか?」

龍馬:格好えぇなぁ。(笑:フレア)

イルディア:うん、あげるわ。(笑)

GM:何やねん、もぉ〜!フューネラル、舐めんなよぉ?!(涙)

龍馬:舐めまくりです。(笑)

GM:エンゲージしてるから、マイナーで《極大魔力》、メジャーで《黒き業火よ》で。

幽:コ、コラプサー?(汗)

GM:あぁ、そうなんか?プロミネンス技じゃないんやな…ま、いいや。漆黒の炎によって全てを焼き尽くす!射撃攻撃で、対象はシーン全体!当然<邪炎>!(コロコロ)達成値は55!

幽:避けれるやろ?

シルヴァーナ:無茶を言う…とりあえず《きらめきの壁》で対象を俺一人に。

GM:何て奴…。(汗)

龍馬:申し訳ない…これが白兵ならなぁ…助かるわ。

シルヴァーナ:何、そのための壁役や。(コロコロ)自分で回避値19。

幽:《女神の加護》で+10する。

イルディア:《闇よりの加護》で+14。「時を見るのです!」相手に《大いなる力》で「ひるみなさい!」で−7する。

シルヴァーナ:助かるねぇ…残り5…自分でフレア7使って、回避値55でぴったり避けるぜ。

GM:……くらっとけよ、もぉ〜…。(悔しげ)

PC4人:(爆笑)

幽:「紺野さんのマーキュリーの力も貸してくれ!」

シルヴァーナ:「仲間の存在、ってのはありがてぇもんだなぁ…」

GM:はいはい…。(フレア)

幽:クリンナップに回復〜(コロコロ)全快〜。

龍馬:(コロコロ)俺も全快。

イルディア:(コロコロ)7点回復。

シルヴァーナ:俺は無傷だから。


《2ターン》

《龍馬⇒幽⇒魔剣の影⇒イルディア⇒シルヴァーナ⇒悪夢の軍勢⇒フューネラル》

龍馬:さて、どうしようかな…。

イルディア:剣士を先にいって。こいつら、先に行動するから。

龍馬:ん、俺はどれでもいいよ。じゃ、剣の奴な。いつもので(コロコロ)…うわ、低…。

イルディア:ほら、振りなおせ!

龍馬:振りなおしさせてもらいました(コロコロ)クリティカルしました、達成値47。

GM:47なぁ…え、今って皆<根源>のまま?

幽:うん。1シーン、クライマックス中持続!

GM:1シーン?!何やその技?!!

龍馬:最初からクライマックスだぜぇ!(笑)

GM:ち、ちなみにその技の代償は…?

幽:HP3点、ちゃんと払ったよ?《白銀の聖樹》で全快したけど。(笑)

GM:どえらい技やぞ、それ?!!(絶叫)

幽:至近じゃないと無理やから、同一エンゲージにちゃんといるし。

イルディア:というか、このチームは離れたら負けのチームやから。(笑)

GM:くっそぉ〜…!こっちも突き返しや!(コロコロ)うわ、16かよ…!

シルヴァーナ:8Dで16て…ダイス目悪すぎだろ。(笑)

イルディア:ちゃんとGM仕様になってるんやろ。(笑)

GM:え〜っと…達成値39しかないから無理や。ダメージは?

龍馬:差分値8かよ……80点!

GM:はいはい、次の方どうぞ〜。

幽:じゃあマイナーで《ウィンドロード》、メジャーでHP4点支払って《心の支え》を使用、次の判定を「根源」で判定。これで《天を穿つ者》でLP移行した魔剣に攻撃!(コロコロ)うわ、《マスコット》で振りなおす!(コロコロ)…もっと悪くなった…もう一回!(コロコロ)まぁまぁ…心魂値対決でこっちは達成値32。

GM:心魂で…(コロコロ)…だから8って何やねん!!おま、いい加減にせぇよぉー!!(パソコンに向かって)

全員:(爆笑)

GM:結局心魂16やわ…。

幽:じゃ、《マスコット戦う》使ってダメージ上げて…<根源>で29ダメージ。

GM:はい、魔剣A倒れましたー。

幽:「消えろ、ダスクフレア!」

GM:はい、じゃあ魔剣Bの攻撃。マイナーで《範囲攻撃》、メジャーで《影の刃》…(コロコロ)だから何で8やねん!!……(何回か試して)…40…32…48……何で肝心な時に8しか出ぇへんねん!!!!(涙)

シルヴァーナ:え〜、達成値は?(笑)

GM:達成値は31です……。

龍馬:白兵やな?突き返す。

シルヴァーナ:俺は3人分《きらめきの壁》(コロコロ)16出たから、残り15かな。

イルディア:《闇よりの加護》で8点飛ばすわ。

幽:《女神の加護》で9点飛ばす。

シルヴァーナ:はい、ありがとー。避けたよ。もう何も言わずに、光の翼をドーム状にして3人包むわ。

幽:格好いいこと言わんとフレアこないよ?

シルヴァーナ:行為だけじゃダメなんですか?!(笑)

龍馬:はい、こっちの突き返し〜(コロコロ)うぉっと、とりあえず20。

幽:はい、《女神の加護》で+10ね。

龍馬:自分でも1枚使って突き返し成功。撃つべし、撃つべし!…73ダメージ!

GM:はいはい、LP〜。次はイルディアか…。

イルディア:どうしようかな…一掃しよう、《金色の死よ》(コロコロ)達成値27。

GM:全体のやつか…(コロコロ)悪夢の軍勢は16で当たった。魔剣の影は42、フューネラルは46!

幽:結局ダイス振ることにしたんや…。(笑)

GM:もうこれ(パソコン)はアテにならん!

イルディア:ここは落したい…A使って達成値47にして全体に当てる。

GM:はぁ〜………ダメージは?

イルディア:37点の<根源>ダメージ。

GM:37の<根源>…魔剣が沈みました…獣は2体共LP移行、フューネラルはまだ健在です!

イルディア:「地面の中で安らかに眠りなさい!!」

GM:…あげたくないなぁ、もぉ…。

幽:配るのが仕事ですから!(笑)

GM:はぁ〜…。(フレア)はい、お次は?

シルヴァーナ:はいよ。「とりあえず、雑魚には消えてもらおうか…」獣の一体に(コロコロ)うは、ファンブル…。(汗)

イルディア:はい、振りなおし!

シルヴァーナ:すまんね。あ、いつものコンボで(コロコロ)達成値27かな。

GM:(コロコロ)27は無理!当たった時点で獣は消えます!

シルヴァーナ:残り、獣1体とフューネラル!

GM:そうや、まだ残ってた悪夢の軍勢…最後の攻撃をくらえ!

龍馬:しっぺ攻撃。(笑)

GM:マイナーで《スクライサイト》、メジャーで射撃攻撃、対象は(いっコロ)幽!(コロコロ)達成値36!

幽:え、避ける気はないよ?

シルヴァーナ:おぅ、《銀の守護者》でカバーリング!

GM:きたか…ダメージが[魔術]で…これは大きいで〜?82ダメージ!!

シルヴァーナ:82か…《光翼の盾》で8点軽減して…久々に、《金剛ぉ龍皇壁ぃ》!!

幽:出たよ〜、久々に。(笑)

シルヴァーナ:最近あんまり使わんだからな。(笑)(コロコロ)これで更に9点軽減。残り63ダメージ…HP75あるから、HP12残してまだ立ってる。

GM:うんうん、よぉやった…。

幽:さぁ、フレアを渡すんだ!

GM:…いや、むしろ悪夢の軍勢にあげたい!こいつ、よぉやった!

シルヴァーナ:その分を俺にくれぇー!(笑)

GM:はぁ…。(フレア)じゃあ、フューネラルやな。

フューネラル(GM):「ふはははは!余の次の行動はぁ…」

GM:マイナーで《極大魔力》、メジャーで《白き絶望よ》!白銀の吹雪によって魂を凍らせる射撃攻撃!全体攻撃や!いくぜ!おらぁー!(コロコロ)…………何で16やねん……。orz

全員:(爆笑)

GM:……(パソコンを見て)…?これ、ひょっとして、8の倍数しか出てない…?

幽:あぁ、言われてみれば…。(笑)

イルディア:所詮簡易ソフトやからなぁ。(笑)

シルヴァーナ:もう、ダイス振ったら?(笑)

GM:そうやな…こっからダイス振ろう!(コロコロ)達成値40!

シルヴァーナ:「俺の仲間に、傷つけさせやしない!!」《きらめきの壁》!

GM:またかよ…!(フレア)

シルヴァーナ:あぁ、全力で光の翼を展開する!

GM:1点でもダメージ受けたら転倒な。で、最低でも52点以上やねんけど?

シルヴァーナ:あぁ、食らってLPに移行。その攻撃が俺の体を貫いた瞬間……俺の体が内側から膨れ上がって、次の瞬間には全長何十mもある九頭竜が顕現する!!

GM:はいはい、皆強い、皆強い…。(フレア)

全員:(爆笑)


《3ターン》

龍馬:じゃ、そのまま終わってもらおか!長い戦いやった……そして死ね!フューネラルにな(コロコロ)クリティカル!達成値47!

幽:あ、援護飛ばそうか?

龍馬:そうやな、高ければ高いほど嬉しい。

GM:……何をさっきから飛ばしとんねん……あぁあぁ、飛ばしたけりゃ飛ばせよ!(ヤケ気味)

幽:じゃあ達成値+10。(笑)

イルディア:こっちからも更に+20。(笑)

龍馬:じゃあ達成値77。

GM:………(コロコロ)こっちの回避値は…《禁断の法則》も使って…達成値60!

龍馬:では、いきます。あ、《虹色の希望》と《勇気ある誓い》の併用技な。77スタートの…手持ちフレア全部使って最終達成値210!

イルディア:《大いなる力》使ってフューネラルの達成値−10!「そのような力、私の時間の中では無効化してくるわ!」

龍馬:差分値160…。

幽:そこで《時流の間隙》、更に+差分値ダメージする。あとオマケで《星を継ぐ者》で+13ダメージ。

龍馬:320スタ−ト…こっから増えるで?……409点の<根源>ダメージ。「ま、ズバッとね」

GM:そっから108点引いて…301点か…無駄やな…OK、じゃあLP移行しようか。

龍馬:OK、あとは任せました。

シルヴァーナ:任されました。

幽:「僕のフレアを、皆の力に…!!」……で、フレアが欲しいなぁ?(笑)

GM:はいはい…。(フレア)

幽:ほら、龍馬さんも。

龍馬:「スッカラカンやぁ!」

幽:格好いいかぁ?(笑)

GM:やるかぁ!(涙)

幽:さて、これで僕の番か…。

イルディア:あの横の小っこいの、潰してや。

龍馬:もう、放っといたらいいんちゃうかぁ?(笑)

シルヴァーナ:まさかの野良化。(笑)

GM:…こいつ、あとでめっちゃ強くなって帰ってきたんねん…。(笑)

幽:そんなフラグ?(笑)僕はやりたいことあるんで、待機しま〜す。

イルディア:じゃ…(シルに)いける?

シルヴァーナ:奴にLPが300とかなければいける。

イルディア:ん…じゃあ、メジャーアクションで《凝縮された時間》、ダブルアクション可になる。で、《彼方への門》使ってフューネラルの後ろに回り込んで…《俺ごとやれ》!「私ごと、やりなさい!!!」(笑)

龍馬:そこまでやる状況かぁ?!(笑)

シルヴァーナ:じゃ、九つの鎌首もたげて…一気に突っ込む!あ、マイナーで立ち上がらなアカンのか…いけるかな?《勇者の証》+《巨龍の咆哮》+《ドラゴンテイル》!ダイスは9D!(コロコロ)達成値47!更にジョーカー使って+20するから…達成値67。

幽:《女神の加護》で+10する。

イルディア:《闇よりの加護》で16点飛ばす。

シルヴァーナ:じゃあ達成値93かな。

龍馬:通常の3倍やん…。(汗)

GM:こっちの回避値が…(コロコロ)46か…。

シルヴァーナ:差分値47か…。

幽:《時流の間隙》で+差分値ダメージにする!《星を継ぐ者》で+13ダメージ!

シルヴァーナ:………以上、合計145点。

イルディア:その最終ダメージを倍に!

シルヴァーナ:だな。結果、290点の<根源>ダメージ!

GM:はぁ〜〜?!!!

イルディア:まぁ、イルディアにも290点くるけどな。(笑)LPになって立ってる。

シルヴァーナ:マイナー潰されたのが痛いな…《フェイタルハンティング》使えたら、更に差分値書けるが付いたんやけど…。

幽:ま、十分でしょ。(笑)

GM:…一応やってみるわ!《禁断の法則》で俺の出した回避値+20してくれ!

幽:(計算し直して)210点の<根源>ダメージかな。

GM:210……無理か…いや、ギリ…いや、無理無理!最後に《千羽鶴》だけ使って108点減少!…でも無理か102点は…LP90点やねんなぁ…。

シルヴァーナ:あと少し、足りなかったな。(笑)

GM:うん…ちなみに、何で《千羽鶴》かっていうと、ミユキから抜き取った思い出の力によって幸福な幻想を生み出し、攻撃の力を弾く…って技やってんけど…。

シルヴァーナ:「幻想なんて、打ち砕いてやる!現実を見つめて生きろ!!」

GM:はい、幻想ごと打ち砕かれましたぁー!やられました!!

シルヴァーナ:…あ、フューネラルには首8本でいって、最後の1本でこの残った奴潰していい?(笑)

GM:あぁ、そうやん、獣まだ1体残ってた。(笑)

幽:まぁ待て。そのための待機や。ここで待機解除して攻撃する。(笑)

GM:あ〜、じゃあそれで死んだってことでいいわ。どうせLP1点しかないし…。ていうか、皆<根源>付きすぎ…外道すぎ…。(涙)

シル&イル:なかったら、1/10ダメージになるやろ!(笑)

幽:これがフォーリナーの力だ!(笑)


《戦闘終了》

GM:はい、戦闘終わりましたぁ〜。

フューネラル(GM):「うあぁぁ〜…」

GM:こんだけ強かったら経験値いらんな…コスモ・クラトールも一発や…。

PC4人:いやいやいやいや!欲しいから!!(笑)

GM:はぁ…じゃ、いきます。


「ぐあぁぁぁぁー!!……だ、だが、我がフレアは、死によってコスモ・クラトール様に……余の、勝ちだ!!」

断末魔の悲鳴と共に、フューネラルの体が光の中に溶け、夢のトーキョーもまた、崩れていく…。


龍馬:じゃあ最初から死ねばよかったのに…。

GM:ここで、クライマックスフェイズ終り…。

イルディア:「時間よ、戻れー」(笑)

幽:ここで?!

ミユキ(シル):「あ、よかったら横、どうぞ」

全員:(爆笑)



ENDING PHASE



◆ENDING 01-1◆そして夢から覚めて  Scene Player―広川 幽

GM:じゃ、エンディングフェイズな。シーンプレイヤーは幽。

幽:はい。


気が付くと、あの上野公園の丘にいた。
木漏れ日の下、眠っていたミユキがゆっくりと目を開く。
なぜか……あぁ、夢なのだ…と分かる。


GM:夢の…トーキョーの世界が崩れてってるってことな。

幽:「あぁ…良かった、紺野さん…無事だったんだね」

ミユキ(GM):「あれ…幽君?やだ、寝顔…ずっと見てたの?」

幽:「まぁ、見てたけど……も、もう大丈夫だよ!」

ミユキ(GM):「そっか…何か、いい夢見てた気がする…。うん、君も出てたよ。何か私のこと、呼んでた気がする…」

幽:思い切り叫んでましたからね。

ミユキ(シル):「うん、暑苦しいくらいだった」(笑)

幽:ひ、ひでぇ。(笑)

ミユキ(GM):「でも、そろそろ夢も終わるみたい…。分かるんだ、マーキュリーが話しかけてくれてる。私は、元の世界に帰れるんだ、って…」

幽:「こ、ここに置いてけぼりですか…」(汗)

ミユキ(GM):「ごめんね?一人だけ、先に帰っちゃって…」

幽:「いや、いいんだ…先に帰っててくれ。僕はもう一人、連れ戻さなきゃいけない奴がいるから…」

ミユキ(GM):「そう、なんだ…誰?その人」

幽:「一馬っていう、俺の親友なんだ!」

ミユキ(GM):「カズマ……そっか。そういう友達がいるんだ。その人、きっとあなたの助けを待ってる。行ってあげて…。で、二人で、東京の私の家に会いに来て。そしたら、いっぱいいっぱい、色んな所へ遊びに行こう?一緒に勉強したり、カラオケ行ったり、ゲームセンター行ったりしよう?」

GM:そう言いながらも、周囲の景色はだんだん壊れていっています…。

ミユキ(GM):「あぁ…私、まだ全然話してないことがあるのに…もう行かなくちゃいけないんだ…」

幽:「元の世界に帰ったら、またいくらでも話せるさ」

ミユキ(GM):「そうだね…」

GM:泣き笑いの顔になり、そのままミユキの姿が消えていきます。

ミユキ(GM):「おかしいな…帰りたくて帰りたくて仕方なかったのに…君と別れたくないよ…。おかしいね、おかしいねぇ…」

GM:と言いながら…茣蓙ごと彼女の姿が完全に消えました。

PC4人:茣蓙持ってった!!(笑)

GM:そして、後には彼女の付けていたラベンダーのコロンの香りだけが、その場に残った…。

幽:付けてたんや…そんな描写、これまでに一回もなかったのに…。じゃあ消えきる直前に「あぁ…約束だ…」とだけ呟いておく。

GM:はい。(フレア)そこで、幽が夢から覚めて、シーンは終わります。

幽:ありがと…フレア貰っても仕方ないけど。(笑)


◆ENDING 01-2◆終焉序曲  Scene Player―イルディア

GM:では次のシーン。シーンプレイヤーはイルディア。

幽:エニアとトラウマエンド?

GM:まぁ、そういうことですね。

幽:ほんまかい!(笑)

GM:ま、まずは描写な。


フューネラルは、夢と現実の境界に消えた。
二度と蘇ってくることはないだろう。
だが、エルフェンバインに戻った君が見たのは、恐るべき光景だった。
中天に輝くあの太陽が漆黒に染まり、今や不気味な輝きを放っているではないか。

「お主のせいではない、イルディア…」

現れた大賢者アウゼロンの表情も、いつになく沈痛だった。


幽:そら、イルディアは何もしてませんからね?!(笑)

GM:でもアウゼロンさんは、「こいつ、気にしてるんちゃうかな…」って気にしてくれてんねん。(笑)

幽:それは暗に「お前が悪い」って言ってるようなもんやん!(笑)

イルディア:(空を見上げ)「あれは…一体、何なの?!」

アウゼロン(GM):「世界の均衡は、もはや取り戻しようのないほどに狂ってしまった…」

イルディア:「なんですって?!」

アウゼロン(GM):「ユルゲンスハイムの願い…諸角一馬の友情…紺野ミユキの望郷…。それらの歯車が狂わされ、もはや取り返しのつかぬ事態へと邁進しつつある…」

イルディア:「だったら、全部元に戻せばいいのよ!」

GM:戻しても同じこと繰り返すだけやから!(笑)

アウゼロン(GM):「我らにできることは、もうほとんど残っていないのかもしれん…」

GM:……何でこいつ、こんな絶望的やねん。(笑)

アウゼロン(GM):「だが、イルディアよ…そこを、行ってくれるか?」

幽:きた。(笑)

イルディア:「いいえ」(笑)

GM:じゃあ話を聞きつけたエニアが出てきた。(笑)

エニア(GM):「イルディア、行ってくれる?」

イルディア:「あ…あぁあああぁぁぁぁぁぁー!!!」(頭を抱えてのた打ち回る)

シルヴァーナ:すでにトラウマとなっとる。(笑)

イルディア:「は、はい…!もう、同じ時は繰り返しません!」(笑)

GM:じゃ、城を追い出されて終わり。(笑)

幽:リリースされた。(笑)

GM:リリース姫やから。(笑)


◆ENDING 01-3◆日常への回帰  Scene Player―北辰土佐守龍馬

GM:次は龍馬やな。信長も、宝永の街も無事に戻ってきました。

龍馬:あぁ、じゃあ当面の目標は発生したな。

GM:うん、自分としては満足かもなぁ…。

龍馬:満足、満足♪


信長も、宝永の街も、無事に戻ってきた。
君の顔を見て、信長は照れ臭そうに笑う。


信長(GM):「……よくやってくれたな…つっても、宝永が消えてた間のこたぁ、おぼろげにしか覚えてないんだけどな。報告は勝から聞いたよ」

龍馬:「女子高生、最高でした!」

信長(GM):「じ、女子高生?!なんだ、それは?!」

龍馬:「今度図面書いて、作らせときますわー」

信長(GM):「そこまで…ま、まぁ、作って持ってきたら着てはやるよ…。でもなんか、極楽みたいな世界にいたような覚えがあんだよ…」

龍馬:「うん、極楽やった…何で帰ってきてもたんや、俺…未だに謎や…」

信長(GM):「食う物が捨てるほどあって、空気も水も浴びるほどふんだんにあってな…。町民だって、着物を毎日着替えて、どんな家のガキでも寺子屋に行けんのよ。大名だ、庶民だって区別もねぇんだ…。ニューマンハッタンだって、あんないい所じゃねぇよ」

龍馬:「ま、一緒にそういう世界を、作っていきましょう」

他全員:……………。(思わず沈黙)

GM:ど、どうしたんや、急に…?(汗)

幽:いきなり格好いいこと言い出して…。(汗)

龍馬:一緒に、ってとこがポイントやで。

信長(GM):「…っていうか、そんなことよりだな!宝永から大量のフレアが流れ出すのを感じたんだ!見てみろ…太陽が黒くなったことといい…まだ一山あるぞ。気合、入れておけよ?!」

龍馬:「はい」

信長(GM):「よし」

クルー(シル):「姫様!勝様の艦隊から、波動砲が…!!」

全員:(爆笑)

信長(GM):「奴は打ち首だぁー!!」(笑:フレア)

幽:こ、このタイミングでフレアが…でも、確かに今のは面白かった。(笑:フレア)

シルヴァーナ:実は終わったことに気づいてなかった勝海舟が、まだ頑張っててん。(笑)


◆ENDING 01-4◆幻像、そして…  Scene Player―シルヴァーナ・ピースクラフト

GM:では最後に…シルヴァーナ。

シルヴァーナ:…あ、いや、悪いが今回は頭からニルヴァーナでいかせてもらう。

GM:あぁ、ニルの方?分かった。場所は…。

ニルヴァーナ:エリザベスに報告してる、とかかい?

GM:いや、それよりも前。まだ帰る途中、歩いてるところやな。(笑)

ニルヴァーナ:途中…そうか、僕にもまだ、帰れる所があったんだ…。

全員:(爆笑)


黒く染まった太陽を見上げる君の前に、美しい影が現れた。
月龍皇ナンナルだ。
だが、その幻影はかすかで、今にも消えそうだ。


ニルヴァーナ:ゆっくりと振り返りながら…「…そろそろ、貴方が来るとは思ってましたよ…。あの太陽…あれは、フレアのせいですか…?」

ナンナル(GM):ザザザ…「シル…いや、ニルヴァーナ、よ……今、新たなる脅威が…否…真の脅威が目覚めようとしている…」ザザザ…「私が、それを抑えられているのも、あとわずか、だ…。太陽……太陽天の…神殿、へ…」ザザザザザ……プツッ

GM:で、消えた。

ニルヴァーナ:…ん。じゃあその黒く染まった太陽を見上げて…「もう一山ありそうだ…だが、終幕は確実に近づいている…」って呟いて、再び歩き出す。

GM:はい、いいですよ〜。


◆ENDING 01-5◆夢の終わり  Scene Player―広川 幽

GM:シーンプレイヤーはもう一度幽です。目覚めるところからですね。

幽:お?また行き倒れた?

GM:いや…キャッチされてますね。(笑)

幽:キャッチ?!(笑)


目覚めると、そこはエルフェンバインの象牙の寝室だった。
エニア3世が、君を見下ろしている。
ずっと看病してくれていたのだろうか…?


幽:う〜ん…キャッチされてるなぁ。(笑)

エニア(GM):「あ、気がつきましたか?もう一週間も眠っていたのですよ?」

幽:い、いつから…?

GM:あの夢の世界から放り出された時から、やな。

幽:あぁ、なるほどね。で、回収されたんや?

イルディア:そこはイルディアが拾ってきたんやろ。姫様の客人やし。

GM:それでいいな。

シルヴァーナ:…で、イルディア自身は追い出されたんや。(笑)

イルディア:リリースされた…貢物したのに…。(笑)

GM:まぁ幽もどうせすぐにリリースされるって。(笑)

エニア(GM):「あの膨大なフレアの渦の中にいたのですから、無理もありません。よく無事だったと感心します。……ですが、貴方が眠っている間に、世界は変わってしまいました…」

幽:「一体、どういうことだ?」

エニア(GM):「あれを、見てください」

GM:カーテンを引くと、空に黒い太陽が浮かんでいます。

幽:「な、何だあれは?!」

エニア(GM):「事態は抜き差しならないことになっています…」

GM:そして下を見下ろしてみると…エルフェンバインは、無数の黄泉還りに包囲されている!!

幽:「なんてことだ……」

GM:そんな絶望の中、シーンは切れます。


◆ENDING 01-6◆破滅の覚醒  Master Scene

GM:ここはマスターシーンですね。


深い闇の中。
無数の円柱が林立する神殿に、声だけが響く。

「ついに…ついにこの時がきた!!」

「朝だ!我、宇宙の支配者コスモ・クラトールの目覚める朝がきた!
ユルゲンスハイムの怨念、羅喉丸の殺意、諸角一馬の無念、フューネラルの妄執!!
そして、オリジンにあまねく溢れる死者と生者のフレア!
それらすべてが形となって、我が元へと流れ込んでくる!
これだ、この力が必要だったのだ!
昇れ、黒き太陽よ…!そして、我が祝福を、世界の生まれ変わる朝を祝福せよ!!」


GM:で、画面が暗転して、シーン終了。


*  *  *  *  *  *

幽:はぁ〜…なるほどねぇ…。

シルヴァーナ:よかった…まともに終われた…。

幽:前回の房総はなぁ…。

シルヴァーナ:あと1話やな。

GM:そうやな、次が最終話です!今回は、これで終わりです。




〜第1話 Fin.〜