第5話 : 古の女神



〜目次〜

1:銀狼の集落
2:銀髪の戦士
3:銀狼の娘
4:捜索隊と“忘れられた村”
5:“忘れられた神殿”
6:暗黒騎士と暴走女神
7:周期司る神、豊穣の女神
8:銀の刃の誓い
座談会



1:銀狼の集落


GM:はい、では夜逃げ伝説クリスタニア第5話、『古の女神』を始めます。

セシル:おぉ、格好いい題名やな。

シルヴィーノ:ていうか、題名付くの珍しいな。(笑)

ティアル:どことなく、ファイ●ーエンブレムっぽいけど。(笑)

GM:中2病です。

PC3人:中2病!?(笑)

GM:AncientGoddes……ま、そういうわけで始たいと思います。

セシル:……え、女神倒すん?!

シルヴィーノ:いやいやいやいや。(笑)

ティアル:無理無理無理。(笑)

GM:いきなり神殺しに挑むって?(笑)…神殺し…略してカミコロやな。

シルヴィーノ:略す意味ねぇ〜。(笑)

ティアル:あ〜…眠気で変なテンションになってる…。

GM:え〜っと、前のシナリオで確か最後…イスカリアの砦に行ったんやっけ?

セシル:確かそうやな。

ティアル:で、『この女の子は責任持って護ります!』って誓った。

GM:女の子…レミィやんな?

シルヴィーノ:うん、レミリア…通称レミィ。

GM:あぁ、そうやった。(笑)

ティアル:(手元のPCで)HPで一応確認を…。

シルヴィーノ:(横で見てて)…あ、そこは座談会や。

ティアル:おぉ、よくすぐ分かったな。

シルヴィーノ:うん、本編の最後は“Fin”で座談会の最後は“おしまい”で統一してるから。(笑)

ティアル:そうやったんや!(笑)あ、ちなみにどこ、とははっきりとはすぐ分からん…。

GM:あぁ、まぁいっか、イスカリアで。んで、次どこ行くとかは言ってないわけか。

ティアル:そやね。

シルヴィーノ:「よし、じゃあレミリアに世界を見せてやろう。まずはダナーンか?」(笑)

セシル:「そう!ダナーンに行って武器を買いに行こう、武器を!」

ティアル:そこまでして新しい武器欲しいか。(笑)あ、ところで、今回ナリアがおらん理由付け、どうする?

GM:あ〜………じゃあ、ナリアは流れ矢に当たった。

ティアル:死んでるやん!(笑)

GM:で、どないするって?

セシル:ダナーンに帰りましょう…。

シルヴィーノ:貴方一体、こっちの世界に何しに来たんですか?目的を思い出してください。(笑)

セシル:目的……って何やっけ?誰探すんやっけ?レイルズ?

シルヴィーノ:いや、レードンだろ。(笑)レイルズはまだ子供かな。

GM:騎士を夢見るお年頃ってやっちゃな。で、イアスカリア地方に今はいるわけやけども…あれから少し移動して、今は銀狼の部族の支配地域にいます。

シルヴィーノ:いいねぇ…。

ティアル:しかし…時代的にレードン見つけるのが難しいとなると…他に特に目的のないパーティやなぁ。

セシル:エクスカリバーを!

ティアル:落ち着け。(笑)

セシル:でも、そろそろマジック武器手に入れてもいいやろ〜。

シルヴィーノ:いや、まだ早いな…。

GM:はい、じゃあ着いた。

ティアル:どこに?(汗)

GM:え、分からん。(笑)ちょっと待ってな…雑談でもしてて〜。


〜GMシナリオ確認中〜

ティアル:ま、男2人の目的は『レミリアに世界を見せてやろう』で決定やな。

シルヴィーノ:ん、そうやな。まぁ当初の目的で俺は仲良かったシルフ探しもあるけど。

セシル:…あ!お酒飲まんと!

ティアル:相変わらずの酒乱キャラやな。(笑)

シルヴィーノ:あ〜俺もイスカリア砦で、引きこもる場所探さんと…納屋とかいいなぁ…。

ティアル:脱・引きこもりしてなかった?!

シルヴィーノ:違う、今まで引きこもる場所がなかっただけや!(笑)

セシル:『食べることができなければ、盗むこともある!』

ティアル:何格好いいこと言って、犯罪を正当化しとるか!(笑)

シルヴィーノ:とうとう酒欲しさに泥棒を…。(笑)

GM:……はい、お待たせしました!では改めまして…今君達はイスカリアの方にいます。前回、あの熊の女戦士ディアリス…。

セシル:…って、誰やっけ?

シルヴィーノ:レミィ殺そうと追いかけてきてた熊女や。

ティアル:最後には和解(?)っぽいことはしたけど。

セシル:あぁ、あの最初、木から落ちた人か。

シルヴィーノ&ティアル:そうそうそうそう。(笑)

GM:うん、そのディアルスととりあえずの和解をしまして、何とかいけまして…イスカリアを出ました。…で、そうなると特に行くアテないねんなぁ…。

セシル:一回ダナーン行こ!ダナーン!

GM:まぁああ言ってる人もいますが。(笑)とりあえずはレードンの行方を捜さないといけないわけでして…。

セシル:武器武器!新しい武器!

ティアル:どんだけ新しい武器欲しいねん。(笑)

シルヴィーノ:十分強いと思うんやけどなぁ…。

GM:で、適当に旅してたら、とある集落に着きました。この集落の名前は…確かシレーネやったと思う。これはあれです、銀狼の部族の中でもデカイ方です。

ティアル:おぉ〜…。

GM:で、着いたで?

ティアル:じゃ、適当にブラつこうか…。

セシル:武器はないか?!

GM:それはもちろんあるよ、武器も酒も。

シルヴィーノ:…それは後でいいから、まずは宿…というか休める場所を探そう。

GM:はいはい。まぁ宿はないけど…。

シルヴィーノ:とりあえず、そこら辺の村人を捕まえよう。「あ〜失礼…」

セシル:(遮る)「酒だ!酒が先だ!!」

ティアル:えぇい、この酒乱は!!(笑)

シルヴィーノ:ほんとにもぉ〜。(苦笑)「一晩、雨露凌げる場所を貸してほしいんだが…」

GM:ん、まぁ旅人用の宿泊施設として公民館みたいな所があるわ。言うたら酒も出してくれるし…ただ武器は、あんまり文明レベルが高くないからなぁ。

セシル:そこが問題やねんなぁ…バトル・アックスとかバスタードソードは?

GM:無い。せいぜいがブロードソードくらいやな。

セシル:ぶろぉどそぉどぉ〜?あれってめっちゃ弱くなかった?

シルヴィーノ:武器としては、下から1、2番目かな。ダガーよりはマシ程度。

ティアル:神獣の民相手に武器求めるのが間違いや。(笑)

シルヴィーノ:今持ってるエストックのが良いと思うで?

GM:…え〜、ブロード・ソードはD6+4ダメージですね。

セシル:お、それは結構いいんちゃう?

ティアル:エストックじゃあかんの?

セシル:これは両手武器やからなぁ…できれば両手にそれぞれ剣持ちたいねん。

シルヴィーノ:………両手にブロード・ソード持って、口にエストック咥えたらいいんちゃう?

全員:(爆笑)

セシル:きた、3刀流!!(笑)

ティアル:どこの海賊狩り?(笑)


しばらくセシルの武防具漁りが続くので割愛

ティアル:っていうか、僕等って収入ゼロやねんなぁ…82Gしかないよ…。

シルヴィーノ:俺610Gや。どうやって生活してるんやろ…。

セシル:私は最初に宝石貰ってたから。じゃあラージ・シールド一つとブロード・ソード一つください。

店主(GM):「二つ合わせて280Gでございます」

セシル:はいはい、払うわ。

ティアル:くそ〜…金持ちめ…。

GM:ってか、何でそんな金ないん?

ティアル:アンタが報酬くれへんからや!(汗)

GM:金なんて、いらんとです!

ティアル:いやいやいやいや!!(汗)大体ウチら、扶養家族一人増えてんねんで?!(←レミィ)

シルヴィーノ:…まぁ、代わりに一人減ったけどな…。(←ナリア)

ティアル:死亡確定?!!

全員:(爆笑)

シルヴィーノ:ま、きっとしばらくの間だけ別行動してるんやろ。(笑)あ、セシルの買い物長いから、その間に村ブラついとくわ。どんな村か見ておきたいし。

GM:はいはい…ようやく話進んだ。(笑)え〜っと、どこにでもある長閑な…あ、違うわ。臨戦態勢でピリピリしてるわ。

シルヴィーノ:臨戦態勢…ベルディアか。

GM:もちろん。ここらは最前線と思ってくれていいわ。

ティアル:よし!夜逃げしよう!

シルヴィーノ:いきなりやな…。(汗)

ティアル:レミィを巻き込んだら可哀想じゃないか!

シルヴィーノ:そりゃそうだけど…綺麗なものだけ見せるってのも教育としてはどうなのかと…。

GM:レミィとしては、初めての大きな村でワクワクしてんで。

ティアル:え?レミィが初めてみる大きな戦でワクワクしてる?(汗:聞き間違い)

レミリア(セシル):「へへっ…血だ…たまんねぇなぁ…」

ティアル:どこの戦闘民族?!(笑)

シルヴィーノ:そら熊さんに封印もされますよ。(笑)

GM:で、まぁキャッキャッとしてる。子供からしたら戦争とか関係ないからな。

ティアル:関係ないこともないやろうけど……。



2:銀髪の戦士


ティアル:さて、どうしようか?

シルヴィーノ:まずは村の探索だろ。ブラついてる。

GM:ブラついてんねんな?はいはい、じゃあ向こうから戦士の一団が歩いてきた。ザッザッザッ…。(足音)

ティアル:道譲って見てる。

シルヴィーノ:見物。

GM:…え?

PC3人:??

GM:今、誰か石投げるって言った…?

PC3人:誰も言ってへんわー!!(笑)

ティアル:そして、そんなんしそうな奴は置いてきたわー!(笑=ナリア)

セシル:確かに。(笑)

GM:言われてみれば、そうやな。(笑)じゃあ戦士の一団、大体2,30人くらい。丁度ゴブリン退治してきたみたいで、皆…。

シルヴィーノ:ゴブリンの首でもぶら下げて歩いてるん?

GM:そうそう、『獲ったどー!』みたいな感じで。皆、和気藹々として歩いてくんねん。

シルヴィーノ:うわぁ…野蛮や…。

GM:で、先頭を歩いてんのが、年齢がまだ…。

シルヴィーノ:(感付いた)ん〜、17,8歳くらいか?

GM:あぁ、まぁそんなもんやな。10代半ばの、いかにも精悍な若者がこっちに向かって歩いてくるわ。

セシル:10代半ば…?

GM:うん。でもとても10代半ばとは思えへんカリスマ性というか…戦士として並々ならぬ実力を感じさせる若者やな。

ティアル:…興味ねぇなぁ…どこの部族の人?

GM&シルヴィーノ:いや、銀狼やろ!(笑)

セシル:あぁ、やっぱここの人なんや。

シルヴィーノ:プレイヤーは分かったけど、キャラクターが知らん…!(笑)

GM:あ〜まぁ有名やから知ってるかもしれんし…そうやなぁ…「知識」−5%でやってみて。

シルヴィーノ&ティアル:(コロコロ)そら無理だ。

セシル:あの〜、ダナーン出身の私が知ってるもんなんですか?(苦笑)

GM:それは無理やな〜。

ティアル:−5%とか、判定値18%ですよ…。

シルヴィーノ:ま、俺はずっと引きこもってたから。世情に疎いねん。(笑)

GM:じゃ、戦士の名前は有名やねんけど、たまたま知らんかったわ。ただその人の特徴が凄い有名やねん。

セシル:特徴?何か凄いの?

GM:うん、まぁ髪が銀色やってことや。

セシル:髪が銀色…?それは珍しいん?

GM:うん、珍しいで。

シルヴィーノ:銀狼の民の部族内でも銀髪ってのは、特にフェネスに祝福されてる、とかだっけ?

GM:うん、数人しかおらん、特にフェネスに愛された者だけが銀髪で生まれてくんねん。

セシル:あぁ、そういや小説の…マリスもそうやったな。俺はサイア派やけど。

GM:あれ、そう?(マリス派1)

シルヴィーノ:いやぁ、マリスでしょ〜。(マリス派2)

セシル:サイア、可哀想やろ!!

シルヴィーノ:最終的にブラコンに走ったからなぁ。(笑)

ティアル:ブラコン…。(笑)

GM:で、話戻すけど、ソイツはゴブリンの頭3つ持ってるわ。

ティアル:微妙な数やなぁ…。

GM:ま、それも年齢を考えたらな。

シルヴィーノ:じゃあ近くの村人に、「あの若いの、3つも獲ったんだな。すげぇなぁ」って話しかける。

村人A(GM):「あぁ、あれは我が集落の若長、ターニルさんじゃ」

シルヴィーノ:…手元のメモにはすでに書いてあんねんけどな。(笑)

村人A(GM):「彼は近い将来、銀狼の部族を背負って立つ男だよ。今のうちにサイン貰っておいた方がいいかもよ?」

ティアル:そうやなぁ…今のうちに媚っといた方がいかもなぁ…。

セシル:えぇ〜?(笑)

村人A(GM):「次の族長は間違いなく彼だと言われているからなぁ」

ティアル:「へぇ〜…」

GM:銀狼の部族の族長といえば、全神獣の部族の中でも1,2を争う立場、それくらい凄い戦士やってことやな。

ティアル:…銀狼の部族が目指すのって何やっけ?円環、じゃなくて…。

シルヴィーノ:周期やな。

ティアル:あ、そっか。周期を見守るのか…。

GM:いや、見守るのはこっち。

シルヴィーノ:俺のフォルティノやな。

GM:周期を司るのがフェネスや。

セシル:…あれ?周期って終わらんかった?

シルヴィーノ:いや、まだや。

GM:それは今から10年後くらいのレイルズの時代やな。

シルヴィーノ:で、たまに周期の乱れで結界がズレて、アンタみたいなんが崖のヒビ登ってくんねん。

セシル:あ、なるほど。

GM:はい、で、ゴブリン退治してきた男達が登場やで。素通り?

ティアル:素通り〜、何もできへん。

シルヴィーノ:めんどいのはキライ、ぼーっと見ておく。

GM:あぁ、じゃあターニルが……セシルをちらっと見て、

セシル:「…何?」

ターニル(GM):「お前…神獣の民じゃないな?」

セシル:「……あ、まぁ…フィージーの民といえば民かな」(笑)

ティアル:大白鳥の民。(笑)

ターニル(GM):「…ふん、まぁいいだろう。ただし、悪さをするようならば容赦はせんぞ?」

シルヴィーノ:「大丈夫です、そういう奴は置いてきましたから」(笑)

ティアル:「はい、イスカリア砦に放置です」(笑)

セシル:「私はただ、酒を飲みに来ただけだ!世界各国の酒を飲むために…」

ティアル:格好いいけど、目的ズレてるぅ〜?!(笑)

GM:で、今度はレミィの方をチラッと見るわ。

ターニル(GM):「ん?…そこの女…」

ティアル:(即)体で隠す。

ターニル(GM):「……まぁいいだろう」

シルヴィーノ:結構寛大というか、適当というか…。(笑)

ティアル:まだ若いからな。(笑)

シルヴィーノ:じゃ、逆に聞き返したろか。「そのゴブリンの首、3つともアンタが獲ったのかい?」

ターニル(GM):「ふっ、誰にものを言っているんだ?」

シルヴィーノ:「…アンタ以外に誰がいるんだよ」

ティアル:何か喧嘩売りだしたぁ〜!(汗)

GM:周りからもドシドシ戦士達が集まってくんで。

セシル:「相手をしてやれ」

シルヴィーノ:「ふっ、いいだろう」

ティアル:何でやねん!!(笑)

ターニル(GM):「ほぅ、俺と勝負するというのか…」

ティアル:いや、アンタ第一『シャーマン』やろ!!(笑)

シルヴィーノ:「よし、じゃあ……目潰し、金的、武器一切ナシの安全な殺し合いでもしようか!!」

ティアル:それ魔法撃てるアンタが有利なだけやん!(笑)

ターニル(GM):「面白い、フォルティノの従者よ…勝負しようというのか…」

シルヴィーノ:「そうだ……そこの酒飲み女戦士がお前の相手をするぞ!!」

ティアル:虎の威を借りたぁぁ〜!!(爆笑)

セシル:な、何でそうなんの…?(汗)

シルヴィーノ:どうしても前線キャラの時の癖で喧嘩売ってまうねん!でも今は後列キャラやねん!ていうわけで任せた!!(笑)

ターニル(GM):「面白い、強い戦士は大歓迎だ…」

セシル:「止むをえん…戦ってやろう」

GM:というわけで、急遽…何か戦うことになりました。(笑)ま、今は戦勝中ムードやから、「いいぞーいいぞー!」っていう感じになってるわ。

村人B(シルヴィーノ):「やれやれぇ〜!」

GM:そんな感じ。じゃ、今はもう夜になったことにしよう。夜の宴会中の試合やな。

ティアル:じゃ、賭けの胴元でもしよか。「さぁ〜どっちが勝つか、張った張ったぁ〜!」

村人C(GM):「そらぁ、ターニルだ!」

戦士A(GM):「ターニル、ターニル!」

GM:オッズは100:1で。

セシル:100:1ぃ〜…?(汗)

シルヴィーノ:じゃ、大穴狙うか……あ、でもやっぱ…「ターニルだぁ!」(笑)

ティアル:あっれぇ〜?!(笑)

セシル:じゃあ自分で自分に100G賭けるわ!

GM:はいはい。(笑)


<v.s.ターニル>

<1ターン目>

GM:じゃあイニシアティブいこか(いっコロ)7。

セシル:(いっコロ)おぁ、1…。

GM:こっちからやな、一回目の攻撃(コロコロ)失敗、2回目(コロコロ)06、クリティカルか!

セシル:…はぁ〜?

ティアル:いきなりやな。

GM:あ、ちなみに向こうが持ってんのはバスタード・ソードやからな。

セシル:「ちょ、それ寄越せよ!」

ターニル(GM):「面白い、勝ったらこの剣、くれてやろう!」

セシル:「よかろう…」

ターニル(GM):「フェネスに洗礼されしこの剣は、切れ味が……凄いで?」

シルヴィーノ:何で最後は関西弁?!(笑)

ティアル:切れ味は斬られてからのお楽しみ。(笑)

セシル:回避やな(コロコロ)あかんなぁ。

GM:今こっちは両手持ちやから…7×2の14点の素通りやな。

セシル:14〜?!(汗)

ティアル:痛いなぁ〜…。

ターニル(GM):「どうした女、その程度か…?」

シルヴィーノ:「おぃおぃ、どうしたー!しっかりしろよ〜!」(野次)

ティアル:だ、誰のせいでこんなことに…。(笑)

セシル:「効かんわ!!」

ティアル:嘘つけ!!(笑)

セシル:こっちの攻撃やな、じゃあ新しいブロード・ソードで斬ってやる!(コロコロ)当たりだ!

シルヴィーノ:「ほぉらレミィ、このチーズ熱いから気をつけるんだよ〜?」

ティアル:「これはお酒だから飲んじゃダメだよ?」

シルヴィーノ:ワインを水で薄めればいけるやろ、この世界に法律ないし。

ティアル:それでも体に悪いやろ〜。「あんな酒飲み女みたいになっちゃダメだよ?」

GM:ま、その辺は常識内でな。(コロコロ)あ、当たったわ。

セシル:ダメージは12点!

GM:はいはい、かすり傷やな。頬にピッと血が走って、

ターニル(GM):「なかなかやるじゃないか…」


<2ターン目>

ターニル(GM):「だが、これならどうだ!!」

GM:2回攻撃(コロコロ)2回共成功。

セシル:2回攻撃かぁ〜…(コロコロ)1回目は避けれた、2回目は当たった!

GM:一回か、じゃあダメージは10点。

セシル:「ふん、その程度か!!」

ティアル:まぁセシルも鎧硬いからなぁ…。

GM:どっちかのHPが−30いったら終わりにしよか。

セシル:はいはい。

シルヴィーノ:HP−30て…俺なら−5だぞ…。(汗)

ティアル:−3やなぁ…。

セシル:くそぅ、こっちも2回攻撃…!

シルヴィーノ:無理、あれはLv4からや。

セシル:そうなん?!くっそ〜、やっぱブロード・ソード2本買っておけば…。

シルヴィーノ:いや、一緒や。右手の剣で一回殴れるだけ。

GM:ちなみに戦ってみた感じ、今まで出会った百人隊長の誰よりも強いからな。

セシル:それでも…(コロコロ)成功!

GM:(コロコロ)33、避けた。

セシル:何ぃ〜…?


<3ターン目>

GM:じゃあこっちの攻撃(コロコロ)00、ファンブル〜?!こけたわ…。(汗)

ティアル:だっせぇ〜!(笑)

セシル:「これで終わりだ…」

シルヴィーノ:ここぞとばかりに強気やな。(笑)

村人D(GM):「どうしたターニル!油断しすぎじゃないのかぁ〜?!」

セシル:(コロコロ)惜しい、もうちょっとでクリティカルやったのになぁ…普通に成功。

GM:確かこけてたら…回避−20%になる、とかルールないよなぁ……あ、じゃあさっきのファンブルで剣を捨てたことにするわ。

セシル:…は?何で?

ターニル(GM):「どうやら貴様相手に剣は必要ないようだ」

セシル:「えぇ?!」

ティアル:…じゃ、剣を回収に行こうか。(笑)

セシル:その剣を奪え!!(笑)

シルヴィーノ:必然的に夜逃げ、逃亡が必要やぞ。(笑)

GM:せ、せこい…。(笑)

セシル:で、ダメージは9点な。

GM:ちょこっとやなぁ〜。


<4ターン目>

ターニル(GM):「では、これで最後だ…!」

GM:素手攻撃になって…(コロコロ)それでも2回共成功〜。

セシル:(コロコロ)一回目、避けた…!(コロコロ)2回目も避けた!ま、一応回避率47%あるしな。攻撃(コロコロ)25、成功!

GM:避け(コロコロ)92、失敗?!これはヤバイな…。

セシル:ダメージが…きた!13点!

GM:ヤバイなぁ…もうちょっとで−30や。


<5ターン目>

ターニル(GM):「女ぁぁー!!」

GM:(コロコロ)一回目、05クリティカル。2回目は56で、成功。

セシル:(コロコロ)うわぁ〜…両方当たった!

GM:一発目が…ダイス目1?!3×2で6点…。(汗)2回目は7点、普通のが強いってどういうことや…。

ティアル:クリティカルの意味ねぇ〜。(笑)

セシル:−30まで、まだまだやで〜。攻撃!(コロコロ)23、成功!

ティアル:こぉれは、賭け始めて胴元ウハウハになれるかも…!

GM:回避(コロコロ)93?!うええぇぇ〜??(汗)

セシル:ダメージが…11点!

GM:あ、それで終わったわ。

セシル:っっしゃあぁぁ!!


<戦闘終了>

セシル:「おらぁぁぁ!!バスタード・ソード寄越せぇぇぇぇっ!!」

シルヴィーノ:うわ、マジで剣の亡者だな…。(引)

セシル:しかも自分に100G賭けてたから…!

シルヴィーノ:100倍で10000Gやな。(笑)

ティアル:(何故か司会)『さぁ!ここで脅威の番狂わせだぁぁ〜!!』(笑)

GM:まさか負けるとは思わんかったわ〜。

シルヴィーノ:いや、明らかに剣捨てたん失敗やろ。(苦笑)

GM:そうやな…ターニルともあろうものが…。

セシル:で、10000Gと剣貰えるん?

GM:ん〜…そうやなぁ…。(悩)

セシル:まぁ10000Gは貰いすぎな気もするけどな。

GM:うん、1000Gにしといて。

ティアル:で、胴元の僕には?

GM:胴元つったってなぁ…300G。

ティアル:300Gでも嬉しいわ…。

シルヴィーノ:あ、俺途中で見るの疲れてレミィと公民館で寝てるから。

ティアル:い、いつのまに…。(汗)

セシル:「さ、さぁ!剣を…!」

ティアル:落ち着け。(笑)

ターニル(GM):「女…なかなかやるじゃないか…名は何という…?」

セシル:「セシル・レイヴァースだ!」

ターニル(GM):「覚えておこう…強い戦士は大歓迎だ…」

セシル:「そうか…」

ターニル(GM):「あ〜、あと…この剣なんですが…一応これ、フェネスから貰った剣なんで、勘弁してください」m(_ _;)m

セシル:「なぁぁにぃぃぃぃ?!!約束を破るというのか?!!」

ティアル:じゃあ、聖別されてない剣とかは?

GM:あ〜…じゃあこれは実は、ただのナマクラやったということで。(笑)普通のバスタード・ソードくれるわ。

セシル:「あ、ほんまに?あざーっす!」

ティアル:ま、勝ったしな。

ターニル(GM):「近々…ベルディアの奴等と、大きな戦がある…その時は……頼むで?」

セシル:「任せておけ!」

GM:ま、これでターニルとの戦闘も終わりということで。



3:銀狼の娘


GM:で、色々と困難もありましたが、お祭り騒ぎも一旦終わりです。あとは好きにしていいで。

セシル:「酒だ!酒を持ってこい!!」

ティアル:結局はそれか。(笑)

GM:じゃあ一躍ヒーローであるセシルの所には、いっぱい戦士が来んで。

セシル:「まぁ飲め、まぁ飲め!」

GM:皆が「触らせてー!触らせてー!」って。(笑)

ティアル:ただのセクハラや!ビリケンさんとは違うねんぞ?!(笑)

セシル:「まぁ今日は存分に触れ!」

ティアル:どういこっちゃ。(笑)

シルヴィーノ:…じゃあレミィ寝かしつけて、一人離れた所で酒飲んどくわ。

セシル:皆に奢るから200Gくらい消費しとくわ。

GM:おぉ、じゃあますます名が広まったわ。『セシル・レイヴァースは太っ腹や!』って。まぁ最終的には間違って噂広まって…。

セシル:ただの太った奴になってまう!?(笑)

シルヴィーノ:『セシル・レイヴァースは太った戦士だ』。(笑)

ティアル:じゃ、レミィの所にでもいとくかな。

シルヴィーノ:俺は一人で村の中をブラブラしとくよ。お祭り騒ぎって苦手なんだ…。(リアル)

GM:じゃあセシルの所に一人の女戦士が寄ってくんで。

セシル:「私の人気に妬んでか?!」

ティアル:それは自惚れすぎや。(苦笑)

GM:この女戦士は、名前を…リオルっていう女の子な。見た感じは20代前半くらい。

セシル:「…誰?」

リオル(GM):「貴方、なかなかやるじゃない」

セシル:「ん?私に言っているのか?」

ティアル:アンタしかおらん。(笑)

セシル:いや、さっきターニル言ってたやん。「誰にもの言ってるんだ」って。(笑)

ティアル:確かに。(笑)

リオル(GM):「銀狼の部族でも1,2を争う戦士であるターニルを倒すなんて…」

セシル:「まぁ、私の手にかかればチョロイもんだ」

シルヴィーノ:うわぁ〜…調子乗ってんなぁ〜…。(汗)

リオル(GM):「私の名前はリオル。“月と踊る者”リオル」

セシル:「“月と踊る者”?…まぁ、踊りは楽しいからなぁ…」

ティアル:何のこっちゃ、会話噛み合ってへん。(笑)

シルヴィーノ:二つ名だって。(笑)

GM:あ〜…まぁ、まだ言葉片言やしなぁ。(苦笑)

セシル:「踊リハー、楽シイカラ、ナー」

ティアル:もぉちょっとマシやろ〜!(笑)

リオル(GM):「なかなか面白いこと言うじゃない」

ティアル:も〜半年はいるやろ?!

GM:そうやな、もうちょっとは話せるか。(笑)

シルヴィーノ:「踊り、楽しい、分かる分かる」(笑)

ティアル:結局片言かい!(笑)

GM:まぁ、その女戦士が一緒にお酒飲もうって誘ってくれてんねん。

セシル:ま、よかろう。

GM:女同士で気が合うってのもあるやろうしな。

セシル:それは…どんな格好してんの?

GM:え?それはやっぱ、女戦士風の…。

セシル:ビキニ風鎧?(笑)

シルヴィーノ:あの『どこに防御力あるんだ?』てやつか。(笑)

GM:そうそう。(笑)あとは銀狼の部族やから、フサフサのものを巻いてて…。

セシル:で、武器は?

シルヴィーノ:奪う気か?!(笑)

GM:まぁアンタがさっき貰ったのと同じような、一般的なバスタード・ソードやな。

セシル:あぁ、何や。

GM:ちなみに、周りの戦士から教えてもらえるけど、このリオルは『ターニルの右腕』と言われるほどの戦士やねん。

セシル:ターニルの、右腕…。

GM:若長・補佐役って感じやな。

セシル:「あんた……あのターニルと、デキてるのかぃ?」

全員:(爆笑)

ティアル:直球やなぁ〜。(笑)

シルヴィーノ:ていうか、ただの酔っ払い親父が絡んでるだけやん。(笑)

GM:じゃあそれ言われてリオルの顔が真っ赤になるわ。

リオル(GM):「ちょっ、ちょっ、ちょっ…!!」

シルヴィーノ:ちょ、おま。(笑)

セシル:「やれやれ、妬けちまうねぇ」

GM:誰やねん、あんた!(笑)

ティアル:ほんまにただの親父やん!(笑)

リオル(GM):「でも…ターニルには、許婚がいるから…」

セシル:「何ぃ?…そいつは、どこのどいつだ」

ティアル:あんたがそこまで気にしやんでも…。

セシル:まぁな。(笑)でもまぁ、酒の席やし。

リオル(GM):「別の集落にいる…銀髪の者、マリスっていう嬢ちゃんなんだけど…同じ銀髪の者同士、私とは住む世界が違う…」

セシル:「なるほどねぇ…銀と銀か…」

シルヴィーノ:あぁ、リオルは銀髪じゃないんや。

GM:うん、違うよ。

セシル:「でも私は、金と銀の方が似合ってると思うけどねぇ?」

シルヴィーノ:エンジェルマークかよ。(笑)

GM:ちなみにリオルは、くすんだネズミ色と思ってくれていいで。銀ではないっていう。

セシル:「でもあんた…ターニルのこと、好きなんだろ?」

リオル(GM):「ちょっ、おまっ!」(笑)

全員:ちょっ、おまっ!(笑)

GM:飲んでるお酒をブーッ!て吐き出すわ。

セシル:「何だい、何だい…好きなら、奪っちまいなよ」

リオル(GM):「…周期で、決められたことだから…」

セシル:「なにだ、また周期か……そんなもんに縛られてちゃあ、いつまでたっても成功しないよ〜?」

シルヴィーノ:……あ、ばか…。(汗)

GM:そんなこと言ったら、周りから殺気が来るで。

セシル:(即!)「あぁ、失礼失礼失礼」

ティアル:あ〜あ。(笑)

セシル:「こぉれは悪かった…おっと、失言だ…」

GM:…何やねん、こいつは…。(苦笑)

ティアル:ほんまにただの変な人になってる。(笑)

リオル(GM):「…まぁ、セシルといえども、フェネス様を侮辱するなら許さないから」

セシル:「それは申し訳なかった…」

ティアル:そりゃまぁ、神獣の民としては、神否定されたようなもんやしなぁ。

シルヴィーノ:というか、ぶっちゃけ存在意義全否定やな。

セシル:「しかし…私達の考えからすれば、あまり賛同できるものでは…」

リオル(GM):「私達の考え…?貴方、フィージーの民じゃなかったの?」

セシル:「……………………………………」

シルヴィーノ:あ〜あ、墓穴った。(笑)

セシル:(そっぽを向き出す)「え?え〜っと…フィージー?ん〜…そうなような…」

ティアル:あかん、とぼけだした。(笑)

シルヴィーノ:こぉれは生きてこの村出るためにも、一回合流した方が良さそうやな。(笑)

ティアル:確かに、頼む。(笑)

シルヴィーノ:散歩から帰ってきたらまだ飲んでるから、合流していい?

GM:いいよ。話せば話すほどボロが出るなぁ…。(苦笑)

セシル:基本、まだあんまりよく分かってないからな。(笑)

シルヴィーノ:「…セシル、まだ飲んでたのか?」(呆)

セシル:「あ、おぉ…」

リオル(GM):「あら、弧高の…」

シルヴィーノ:「これはどうも。今日はウチの連れがお騒がせして…」

リオル(GM):「いえいえ、お祭りに花が添えられて楽しかったわ」

シルヴィーノ:「あぁ、そう言ってもらえれば何より」

リオル(GM):「ところで…セシルは、フィージーの民、よね?」

シルヴィーノ:「えぇ、大白鳥の民ですね」

リオル(GM):「でも、何か先ほどからあやふやなことを…」

シルヴィーノ:「あ、コイツ…実はまだ言葉がよく話せないんですよ。剣ばっか振り回してたもんで〜」

リオル(GM):「あぁ、まぁフィージーも色々あったからねぇ」

セシル:(唐突に)「アルシンドニ任セレバ、ダイジョーブー!」

シルヴィーノ:「あ、我々も一緒に旅してて、よく分からなくことあるんで、これが普通です」(笑)

ティアル:むしろ分からないことだらけ…何でアルシンドやねん。(笑)

リオル(GM):「しかしフィージーは…周期を裏切った、裏切り者…」

シルヴィーノ:「そうですねぇ…」

セシル:「…じゃあいいじゃん…」

ティアル:何がいいねん…!(汗)

シルヴィーノ:(即)「え〜今のを通訳致しますと…『その点に関しましては私達は大変反省しております』となります」(笑)

GM:凄い意訳や…大変やな、通訳さん。(笑)

ティアル:むしろ嘘つくの僕のポジション…逆にすれば良かった…。

リオル(GM):「まぁ私にはいいけど…他の部族の前では、く・れ・ぐ・れも、気をつけた方がいいわよ?」

シルヴィーノ:「それは確かに。こちらも十分気をつけましょう。こいつのも私からしっかり言っておきましょう」

セシル:「…ちっ…」(舌打ち)

ティアル:ちっ、って…誰の問題や…。(汗)

リオル(GM):「じゃ、今日は楽しかったわ」

シルヴィーノ:「こちらこそ。良い夜を」

GM:じゃあ帰って行きはったわ。

セシル:「じゃね、アンタも頑張りな!」

シルヴィーノ:もぉ〜!公民館に引きずっていく!!(汗)

セシル:(耐えて)「今夜はコレだろ、コレ!」(御下品な指ジェスチャー)

GM:…じゃあそれ聞いて、ダガー投げられるわ。

セシル:えぇ!そこまで怒られんの?!(汗)

シルヴィーノ:反省して刺さっときー…。(溜息)

GM:飲んでたグラスに突き刺さったわ。

リオル(GM):「餞別よ!持っていくといいわ!」

セシル:「………………」(固まってる)

GM:…で、グラスからお酒がドバーッ!って。(笑)

セシル:あぁ!お酒がこぼれる!!勿体ない!………っ!(必死ですすってる)

シルヴィーノ:ショットガンかよ!?(笑:ビールの缶の底に穴を空けて炭酸で勢いよく出てくるビールを一気に飲む飲み方)

セシル:はい、ダガーGet…。

シルヴィーノ:ちゃっかり貰ってるし…投げ返すくらいしろよ…。

GM:ダガー見たら、フェネスの絵が刻まれた、なかなか精緻な作りになってるわ。打ったら500Gくらいになるわ。

セシル:使ったら何Dダメージくらい?

GM:まぁそこは普通のダガーと一緒やな。

シルヴィーノ:あ、ダガー欲しい。頂戴。

セシル:え、嫌や。武器集め趣味やし。

シルヴィーノ:お前すでに何本も持ってるじゃねぇか?!これはルール的にどうなのってくらい!(笑)

セシル:私、目指すところは弁慶だから。(笑)

ティアル:どんだけ持つ気や…。(汗)

GM:それで金溜めて、城でも買う?

ティアル:こんな戦乱時に城買ってどないすんねん。(笑)

シルヴィーノ:何で敢えて狙われるようなことを…。(笑)

GM:独立勢力として頑張んねん。(笑)

セシル:そのまま国取りしてこぉや。(笑)

シルヴィーノ:それすでに違うゲームや。(笑)

GM:壮大やな!オリジナル・ストーリーや。(笑)

シルヴィーノ:オリジナルすぎて、クリスタニア名乗るのもおかしくなってまう。(笑)

GM:まぁ、そういう世界もあるけどな。少し話し逸れるけど、この世界には大きく分けて大陸が4つあんねん。ロードス島、アレクストロ大陸、クリスタニア島、あと1個が未知の大陸があって、ここは完璧にプレイヤーが好きにしていい大陸があんねん。それこそ、すべての作品の登場人物を出すこともできる。

セシル:へぇ〜。

GM:だから、そういうのを使えば、さっきの国取りも不可能ではないっていうこっちゃ。

セシル:じゃ、新しい大陸行こか。

シルヴィーノ:レードンは?!(笑)

ティアル:まぁ夜逃げの僕等には丁度いいかもなぁ。(笑)

GM:すでに夜逃げのレベルちゃうけどな。(笑)

シルヴィーノ:国外逃亡になってもてる。(笑)

GM:まぁ、そういうのもあるってことで。

シルヴィーノ:はいはい。じゃあ…引きずってそのまま公民館で寝るかな。

GM:ん。じゃあ公民館でも村一番の英雄ってことで、皆騒いでるわ。

ティアル:レミィ寝かしたってくれ〜…。

GM:あぁ、そこらへんは分かってるよ。さすがにもう子供は寝る時間やからな。

ティアル:じゃー、レミィも寝たし…夜逃げの準備でもするか…。

シルヴィーノ:別に今のとこは逃げる理由ないけどなぁ…。

セシル:「さぁ子供は寝る時間だ…ここからは大人の時間……酒を持ってきな!」

GM:まだ飲むんかい!!

シルヴィーノ:あ〜…夜やし、精霊達とお話しながらもう少し村散歩しとくわ。

GM:相変わらずの単独行動やなぁ〜…。

ティアル:じゃあ…たまにはセシルに付き合うか〜。

セシル:「おぉ、ティアルも飲むのかい?」

ティアル:「ま、たまにはね〜」

GM:…ところで、シルヴィーノはどっか目的あるん?

シルヴィーノ:いや、特に。ただ初めて見る村やから、散策やな。

GM:はいはい…じゃあ、さっきのターニルとリオルが2人で話してる姿を見かけたわ。

ティアル:逢引や、逢引!

シルヴィーノ:おっとぉ♪木陰に隠れて見てる。(笑)

GM:はい。(笑)まぁ、どってことはない会話やな、事務的な。「今度の戦いはこうで、次の戦いはこういこう」って感じの…。

シルヴィーノ:あ〜、なるほどねぇ〜。

セシル:抱きつけ!抱きつけ!(念を送ってる)

ティアル:まぁ…これはどうしようもないわなぁ…。

シルヴィーノ:そうやなぁ……とか言いつつ、後ろに下がった時に足元の小枝をパキッと踏むわ。(笑)

全員:(爆笑)

GM:じゃあターニルが誰何の声をあげるで。

シルヴィーノ:「おっと、これは失礼。こんばんわ」

ターニル(GM):「あぁ、先ほどの…」

シルヴィーノ:「あ〜…ウチの連れが失礼を致しまして…」

ティアル:すっかりセシルの保護者やな。(笑)

ターニル(GM):「いやいや、なかなかに強い女だった」

シルヴィーノ:「そう言ってもらえると、こちらも気が軽くなります。…あっと、まぁ夜の散歩してただけなんで、お話中お邪魔してすみませんでした」

ティアル:まぁ実際そうやからなぁ。(笑)

GM:えっと、前回で雪解けの季節とか言ってたから…今はもうすぐ春ってとこか。じゃあ色取りどりの魚が…。

全員:魚?!!(爆笑)

ティアル:絶対食えへん、それ。(笑)

GM:ごめん、もとい色とりどりの花が咲き始めた大自然の力を感じたわ。

シルヴィーノ:あ〜、じゃあノームと話すか。「今年はどんな花咲かせるん?」

ノーム(GM):「………」

GM:頑固爺やから何も話さへん。(笑)

シルヴィーノ:「ふぅん……そういう態度取るんだぁ〜…」

セシル:そういう態度て…。(笑)

GM:まぁノームは無口ですから。(笑)

シルヴィーノ:「あぁ…うん、そうだよね。何も言わなくても、君がここにいるってことはそれだけ居心地がいいってことだよね。分かるよ〜」

セシル:…ヤバイ、独り言言い出した…!(笑)

ティアル:こうやって引きこもっててんな。(笑)

シルヴィーノ:そういうこったな。(笑)

GM:じゃあ、そんなこんなで夜も明けよか。

シルヴィーノ:そだな。



4:捜索隊と“忘れられた村”


ティアル:「あぁ〜…結局明け方近くまで飲むの付き合わされたぁ〜…」

GM:あ、じゃあ二日酔いで「抵抗」判定しよか。失敗したらD10ダメージにしよか。(笑)

ティアル:(コロコロ)あ〜、失敗した…(いっコロ)9点…。(汗)

セシル:…二日酔いて…いつからそんな酒に弱くなってん…。

シルヴィーノ:飲み慣れへん酒やってんやろ、地域毎に結構変わるし。

GM:そうそう。

セシル:そっか…(コロコロ)あかん、失敗した。(いっコロ)あ、でも1点か。

GM:やっぱ酒には強いねんな。で、ティアルは9点と。(笑)

ティアル:最近レミィの世話で、あんまりお酒飲んでなかったから。(苦笑)

セシル:「まだまだ青いな…」

ティアル:「あんたが普段から飲みすぎなだけだよ…あ〜頭いてぇ〜…」

シルヴィーノ:一人だけ爽やかな朝を迎えとくわ。(笑)

ティアル:ノームと一晩語っててんな。(笑)

GM:さて、じゃあ朝になって、公民館が少し慌しいで。ワイワイガヤガヤ。

シルヴィーノ:(即)近くの一人捕まえる。「何があったんですか?」

村人A(GM):「それが、何でもベルディアの民がこの近辺に現れたらしいんです…」

シルヴィーノ:「どこですか?!」

村人A(GM):「この近辺です」(笑)

シルヴィーノ:「え〜…西とか東とかあるだろう!?」(笑)

ティアル:「もっと具体的に!」(笑)

村人A(GM):「ん〜っと…ここから東に大体5,6時間くらいの所」

セシル:「遠!」

シルヴィーノ:「それ、近辺言うんか?」(苦笑)

ティアル:じゃ、敢えて西に行こうか。(笑)

シルヴィーノ:え、放置でいいやろ、どうせ向こうも斥候やろうし。

GM:で、さっそくターニルを始めとする戦士団が行ってんけど…。

ティアル:待て、それはベルディアの罠だ!

セシル:…え?

シルヴィーノ:手薄になったこの村を襲撃、って?

ティアル:ま、可能性としては。

シルヴィーノ:じゃ、俺達はとりあえず村で待機しとこう。

セシル:ま、わざわざ行く必要もないやろう。

ティアル:うん、ここにいとこう。

GM:はいはい。じゃあ、待機ってことで。

セシル:村の出入り口付近で待機。

ティアル:また別の所、かな。

シルヴィーノ:村の中でも高い建物の屋根の上に。

GM:はいはい、まぁ村人は、

村人A(GM):「あのターニルが行ったんだから大丈夫だろう〜」って。

セシル:その楽観姿勢がいけない…。

GM:で、夕方くらいになって戦士達が、ターニルを先頭に帰ってきました。

ティアル:…リオルは?

GM:それが、ターニルが少し浮かない顔で帰ってきてん。

ティアル:やっぱ攫われたかぁ〜…。

セシル:じゃあ入り口にいたから聞くわ。「どうした、ターニル?」

ターニル(GM):「おぉ、セシルか…。いやそれが…ちょっと、な…」

ティアル:「リオルの姿が見えないようですけど?」

ターニル(GM):「そうなんだ……」

セシル:「何?どうしたというのだ?」

ターニル(GM):「ゴブリンの群れだったのだが…奴等は簡単に倒した。しかし乱戦に巻き込まれるうちに、リオルの姿が見えなくなってしまったんだ」

ティアル:拉致拉致…。「捜したん?」

ターニル(GM):「それはもちろん。でも見つからなかったので、改めて明日捜索隊を…」

セシル:「なるほど…」

ティアル:「まぁ、攫われたと考えるのが妥当ですなぁ…」

セシル:…まぁ、奴も所詮、その程度の女だったというわけだ…。

GM:えぇぇ〜?!(笑)

ティアル:えっらいドライやなぁ!(笑)

シルヴィーノ:よし、ちょっと俺現場確認行ってくるわ。

GM:え、今から行ったら真夜中ですよ?片道5,6時間やし…。

シルヴィーノ:いや、〔イーグル・ウィング〕使ったら俺、人間×2(バードマン補正)×4(タレント)で通常の人間の8倍の速度で移動できんねん。

ティアル:片道6時間としても…40分ちょいか。往復でも1時間半くらい。

GM:でも…一人で行って、ゴブリンの群れに合ったら?

シルヴィーノ:飛んで逃げる。どうせ矢は〔ウィンド・ウォール〕で無効やし。

GM:ゴブリンシャーマンがいたら?

シルヴィーノ:そいつから落とす。

GM:〔スリープ・クラウド〕で眠らされたら?あれ、射程100mですよ?

シルヴィーノ:あ〜…耐えれず落ちたら、所詮俺はそこまでの男やったってこっちゃ。

ティアル:アンタは自分にドライやな!?(笑)

GM:まぁここは周りの村人達も止めるわ。

村人(GM):「いや、こんな時間帯に一人で行ったら危ないよ!ミイラ取りがミイラになるって諺、知ってる?!」

シルヴィーノ:「聞いたことねぇなぁ」(笑)

ティアル:この世界にあるんかな。(笑)

セシル:「知らんなぁ」(笑)

GM:馬鹿ばっかかよ!!(笑)

シルヴィーノ:「むぅ…リオルが心配だが…まぁ仕方ない、今日は諦めるか。じゃあ明日の朝一で全員で」

ターニル(GM):「そうだな」

GM:じゃあこの日はこれで終わるわ。で、翌朝さっそく朝早くから…朝も明け切らないうちから捜索隊が編成されて行くことになったわ。

ティアル:レミィをどうするか、やねぇ…。

セシル:「それ、私も行ってよろしいか?」

ターニル(GM):「もちろんだとも!手伝ってくれ!」

シルヴィーノ:「あぁ、同行させていただこう」

ティアル:「そやね、どうせ行くならレミィも連れて皆で行くかー」

GM:レミィ、「まだ眠い」って言ってグズグズ言ってんで。

ティアル:「はいはい、背中で寝ときー」

セシル:保護者ー、しっかりしぃやー!(笑)

シルヴィーノ:じゃ、俺は常に全員の上を飛んで辺り警戒しながら行くわ。

GM:はいはい、じゃあ全員で5時間ほど、えっちらおっちら歩いていくと…大体朝の10時くらい、着きました。

ターニル(GM):「昨日、ここで戦ったんだ」

GM:って言って、説明されるわ。

ティアル:「あ、ほんまや…ゴブリンの死体がちょっと嫌な匂い放ってる〜…」

GM:うん、20匹くらいゴブリンの死体があるなぁ。

セシル:腐ってやがる!

ティアル:早すぎたんだ?(笑)え〜っとこれは…捜索?

シルヴィーノ:それこそ『レンジャー』の仕事だろ。

ティアル:とは言われても…分かるんか?こんな乱戦跡で…。

シルヴィーノ:戦闘地から離れてく足跡とかあるやろ。

GM:そうやな、ここは「知覚」で判定してもらおか。『レンジャー』『ハンター』は+20%でいいわ。

ティアル:+20%?(コロコロ)じゃあ成功。

GM:はいはい、じゃあゴブリンっぽい足跡が違う方向に向かっていくものを見つけたわ。

ティアル:…このゴブリンだけ、違う方向に行ってる…?

シルヴィーノ:それを追おう。

ティアル:あ、その前に…「ちょっとターニルさん、この足跡こうだよ」

ターニル(GM):「そうなのか…じゃあちょっと見てきてくれるか?」

シルヴィーノ:…微妙に上から目線なんが気になるけど。(苦笑)

GM:それはしゃーない。(笑)こっちはこっちで捜しておくからってことで。20人全員で捜しに行ってもアホみたいやからな。

シルヴィーノ:それもそうか。

ティアル:じゃ、とりあえずウチらだけで行くか。レミィも連れて。

ターニル(GM):「では、そちらは頼んだぞ」

シルヴィーノ:「あ…あの〜、誰か一人、回復のタレント覚えてる人つけてくれません?」(笑)

ティアル:レミィがいるじゃないか!

シルヴィーノ:暴走の可能性と引き換えじゃねぇか?(汗)

GM:NPCを頼っちゃダメ!はよ行き!

シルヴィーノ:回復ナシかぁ〜…。(汗)

ティアル:傷薬とかもないのに…。(汗)

GM:ダメージくらわんかったらいいねん。

セシル:そういうこっちゃ。

ティアル:無茶苦茶やぁ〜…。(涙)

シルヴィーノ:…。(深い溜息)

セシル:あ、ところで、さっきのターニルとの戦闘の傷は回復してていいん?

GM:あぁ、それはいいよ。それこそリオルが舐めて治してくれたわ。

シルヴィーノ:えぇ〜、おっさんにしようや〜。(笑)

ティアル:またか!(笑:第2話参照)

セシル:足なら舐めさせてアゲル♪

ティアル:もはや侍でも何でもない。(笑)

シルヴィーノ:中途半端な女王様や。(笑)じゃ、行くか。

GM:はいはい。じゃあ少し離れた所に行き着きました。足跡もっかい判定してみて、また+20%でいいし。

ティアル:(コロコロ)お、クリティカル!

GM:おぉ?じゃあホイホイ分かるわ。

ティアル:「よっしゃ、こっちやこっち」

GM:でも、そのまま行くと本体と大分離れてしまうけど?

ティアル:ん〜………。

セシル:行ってこいって言われたから行けばいいねん。

ティアル:そらそうやけど。(苦笑)連絡したいとこやけどねぇ…。

シルヴィーノ:定期的に木にロープ縛って目印にしていけばいいんじゃね?

GM:あぁ、目印いいな。でも、そんなロープ持ってるん?

シルヴィーノ:うん、20m分は持ってる。

GM:OK、じゃあ10m分消費しといて。

シルヴィーノ:了解。

セシル:前(第4話)で所持品全部燃えてもぉた。(笑)

シルヴィーノ:そういやそうやったな。(笑)

ティアル:じゃ、そのまま行くか。

GM:ん、じゃあ集落に着いたで。

シルヴィーノ:集落?……隠れ里っぽいってことか。

GM:そうそうそう。

ティアル:遠めに観察してみる、どんな感じ?

GM:遠めやと自然に紛れるようにあって、近くに来てようやく分かるって感じやな。

ティアル:人影は?

GM:今のとこはない。集落といっても10戸くらいしかない。

シルヴィーノ:ほんとに少人数なんだな……「よし、セシル、ティアル。俺を殴れ!」

ティアル:「えぇ〜?!」(笑)

GM:何のために?(笑)

シルヴィーノ:怪我人のふりして、フラフラ紛れ込んだ感じでいこうかと。(笑)

セシル:「よし、分かった!」(笑)

ティアル:「待て、落ち着け!」(笑)

GM:『プリースト』やったら仮死状態にできる魔法あってんけどなぁ。

シルヴィーノ:仮死状態やったら逆にフラフラ行かれへん。(笑)

GM:あ、そっか。(笑)

ティアル:特に使えるタレントもないしなぁ…。

シルヴィーノ:………あ、久々でボケとった。考えてみたら〔インビジビリティ〕つかって透明になって見に行けばいいんやった。(笑)

ティアル:ほんまやん、しっかりしてや『シャーマン』。(笑)

シルヴィーノ:「じゃ、ちょっと行ってくるわ」

セシル:「うん、任せた!」

シルヴィーノ:じゃ、〔インビジビリティ〕分MP消費したで。で、入っていくわ。

GM:はい、入れました。

シルヴィーノ:人がおらんか辺り見てみるわ。

GM:ん、じゃあ家の前にある畑を耕してる爺さんがおるわ。

シルヴィーノ:…どこの部族の人間か分かる?

GM:いや、それがどこの部族か…あ、「知覚」ふってみて。

シルヴィーノ:「知覚」て23%やのに…(コロコロ)あ、09で成功したわ。

GM:斥候が「知覚」低いんかい。(笑)まぁいいや、じゃあ明らかにどこの部族でもないなっていう感じがするわ。言うなれば、古の部族っぽいかな。

シルヴィーノ:OK,じゃあ一回戻って、二人に話して……「セシル、ちょっと行ってきてくれ」

セシル:「…え?私?」

シルヴィーノ:「あぁ、君の方がいい。俺達神獣の民は刺激するかもしれん」

ティアル:「そやね…でもいざという時、役に立たんけど」(笑)

シルヴィーノ:「俺達は木陰に隠れて、何かあればすぐ飛び込めるようにしておけばいい」

セシル:「ま、いざとなれば全員斬り伏せればいっか♪」

GM:うわぁ〜…。(汗)

シルヴィーノ:いや、分からんで〜?あの爺さん、実はあの鍬使って物凄い強いかもしれんで?(笑)

ティアル:「どぉ〜れ…」って?(笑)

GM:じゃあセシル、行く?

セシル:うん、行く。

GM:じゃあ鎧とか剣がガチャガチャ煩いから、向こうもすぐに気づくわ。

爺さん(GM):「む…何者?!」

セシル:「何者?…なんだかんだと聞かれたら…」

ティアル:答えてあげるが世の情け!(笑)

GM:毎回言ってますやん!(笑)

ティアル:お約束や。(笑)

セシル:「答えてあげよう、セシル・レイヴァースと申す!」

爺さん(GM):「…で、何の用です?ここは誰もに忘れられた村…今すぐ立ち去りなさい…」

セシル:「あんたら…神獣の民ではないのか?」

GM:…いきなり核心ついてきたな…。(汗)

爺さん(GM):「その通り…私達は神獣の民ではない。見たところ、お主もそのようじゃが?」

セシル:「うむ、その通りだ」

爺さん(GM):「一体どこの?」

セシル:「えっとねー………あっちー」(彼方を指差す)

GM:こんなんばっかか!(爆笑)

セシル:「崖の下ー」(笑)

GM:何のことかと、ポカンとしてるわ。(苦笑)

セシル:「えっと、ダナーン地方の…」

シルヴィーノ:(気づいた)…セシル、出自じゃなくて、この爺さんは信仰を聞いてると思うんやけど…あんたは確か、マイリーちゃうかった?

セシル:え?……あ、そういうことか。(笑)

爺さん(GM):「まぁ悪いことは言わん、すぐにここから立ち去りなさ…」

セシル:(遮る)「あ、それとは別に」

爺さん(GM):「いぃ?!」(汗)

セシル:「人を見なかった?髪の毛白色の、女なんだが…」

爺さん(GM):「いや、見なかったな」

セシル:「…本当かぁ?」

ティアル:そこ疑うところか?(笑)

セシル:あやしぃなぁ〜…。

GM:じゃあ「交渉」振ってみ。盗賊ちゃうから−20%な。

セシル:「交渉」−20%〜?(コロコロ)きた!15で、成功。

GM:あぁ、じゃあとりあえず嘘はついてないなってことが分かった。

セシル:あれ、そお?何だ、知らんのか…。

ティアル:でも、足跡はこっちに来ててんなぁ?

GM:村の方に来てたってだけで、村に入っていったわけではないからなぁ。

ティアル:あ、そうなんや。

セシル:ん〜…じゃあとりあえず戻ろうかな。

GM:あ、でも…そこまで話込んでたから、村の男達が集まってこよか。

セシル:おぉ?はいはい。

GM:じゃあ村の男2人が近づいてきたわ。

セシル:「ん?何だ?」

男A(GM):「いや、お前こそ何だ?ウチの爺様に何の用だ!?」

セシル:「ん?アンタの爺さんか?……いい爺さんを持ったなぁ〜」(笑)

全員:(爆笑)

ティアル:ヤバイくらい意味不明や!(笑)

セシル:「人を捜しているんだが、髪の毛白色の女で…」

男B(GM):「知らねぇな、そんな奴!とっとと出て行ってくれ!」

セシル:…あやしぃなぁ…。

ティアル:またそれか。(笑)

GM:とりあえず、聞く耳持たない感じやな。

男A(GM):「あぁ、とっとと出て行け!早く出て行かないと、痛い目を見ることになるぞ!」

セシル:「ん?どっちが痛い目見ることになるかなぁ〜?」

ティアル:落ち着けよぉ〜!(汗)う、ウチらも入るかぁ〜?

シルヴィーノ:いや、それはさらにマズイ…セシルの後頭部に石投げる。(投げる)

セシル:…いた!(当たった)

シルヴィーノ:(戻れ戻れのジェスチャー)

セシル:「………じゃ」

ティアル:じゃ、って。(笑)

セシル:戻るわ。

シルヴィーノ:木陰に引っ張り込む!

男A(GM):「いや、ちょっと待て!……この村の存在を知られたからには、生かして帰すわけにはいかん…」

ティアル:どこのヤクザやねん…。(汗)

セシル:「…たった10戸の村で…全員死ぬことになってもいいのか?」

男A(GM):「女、2つお前には道がある。どちらか好きな方を選ぶといい」

セシル:「何だ?」

男A(GM):「この村に残って俺達の子種を残すか……屍となるか」

セシル:「ん〜……難しいなぁ…」

GM:悩むんかい。

セシル:「ん〜〜…子種を残す……ん〜〜〜〜…」

GM:何せ女がおらんからな。

ティアル:そうなんや。

セシル:「子種……それはないな。屍を選ぼう」

シルヴィーノ:選ぶんかい!(笑)

男A(GM):「そうか…ならば死ねぃ!」

GM:って言って、若者2人がロング・ソードを振りかぶるわ。

ティアル:だぁ!割って入る!

シルヴィーノ:じゃあ、双方の間をピュッと横切るように矢を放つわ。

GM:おぉ、格好いいな。

爺さん(GM):「何奴?!」

シルヴィーノ:ガサガサ…「あぁ、ソイツの連れだよ」

ティアル:ガサガサ。

GM:ああ、じゃあ今度は3:2になったからちょっとビビるか。

ティアル:何〜?レミィ忘れたんなよ〜。

GM:あぁ、4:2か。

セシル:いや、微妙やろ、それ。(苦笑)「あぁ、じゃあ子種を残すなら…この子でどうだい?」(レミィを差し出す)

ティアル:容赦なく殴るぞ!

GM:…で?

シルヴィーノ:「あ〜…突然失礼」

ティアル:「大変御見苦しいものをお見せしまして」(笑)

男A(GM):「何だ?!」

ティアル:「いや〜あのね?人を捜してるんですよ〜…」

シルヴィーノ:「あー単刀直入に聞く、ゴブリン見なかったか?」

男A(GM):「…ゴブリン?」

シルヴィーノ:「あぁ」

男A(GM):「……見たな」

シルヴィーノ:「だろうな、どこに行った?」

男A(GM):「……(黙って指差す)」

シルヴィーノ:「あぁ、それを追ってただけなんだ。悪いな、騒がせて」

セシル:え、そんなにゴブリンて、あちこちにおんの?!

ティアル:確かに足跡はあったけど…。

シルヴィーノ:いやだから、昨日逃げてった方向知ってたら教えてくれってことやん。(疲)

GM:そうやな。まぁ、だからアンタ等生かしては帰さんってことになるけど。

シルヴィーノ:ならば…お前等の屍を越え、俺達は進むのみ…。

ティアル:何でやねん!逃げればいいだけやろ?!

シルヴィーノ:「まぁあれだ、爺さん。あんたも余生短いんだから、寿命は守れよ。何もここで死に急ぐこともねぇだろ?

ティアル:どんな脅しや…。(汗)

シルヴィーノ:「あ〜、まぁあれだ……ぶっちゃけ、生きて帰りたいです」(笑)

GM:ん、じゃあ爺さんが止めに入ろうか。

爺さん(GM):「まぁまぁ若い者達、その程度にしておけ」

ティアル:「この村のこと、誰かに言うメリットないしねぇ〜」

シルヴィーノ:「言ってしまえば…アンタがどんな存在だろうと、興味はない」

爺さん(GM):「そうか…では、もうこの村のことを忘れて出て行ってくだされ…」

シルヴィーノ:「あぁ、そうさせてもらう。ゴブリンの行き先さえ分かればそれでよかった。邪魔したな」

ティアル:あ、ゴブリンだけで女は見てないねんな?

GM:爺さんはな。

ティアル:若いのは?

GM:「けっ!」ってそっぽ向いてるわ。

シルヴィーノ:…殴る。

セシル:斬る。

ティアル:やめやめ!レミイの情操教育に良くない!(汗)

シルヴィーノ:世の中、言葉で分からん奴には拳で聞くということを教えやんと。

ティアル:何を言ってんの。世の中口だけで生きていけんねん!

シルヴィーノ:さ、さすがスマーシュ…。(笑)

GM:ま、とりあえず出て行ってくれって言われるわ。

シルヴィーノ:ん、じゃあ出て行く。教えてもらった方向に行くわ。

ティアル:ていうか、この村としてはゴブリンを放置してて良かったんかなぁ?

GM:まぁあくまで隠れ村やからな。

シルヴィーノ:ゴブリン気づかんかってんや。

GM:そうそう、こいつら全員『レンジャー』と思ってくれたらいいわ。

ティアル:あぁ、なるほど。

シルヴィーノ:「じゃ、行くわ。ありがとよ」

男A(GM):「二度と来るんじゃない!」

男B(GM):「塩撒いとけ、塩!」

ティアル:「そ、そんな貴重品撒くな!」(笑)

シルヴィーノ:確かに、こんな森の中の塩やな。(笑)

GM:勿体無いにも程があったわ。(笑)どうやって塩手に入れんねんやろ…。

ティアル:普通に考えれば岩塩やろ。

シルヴィーノ:汗が乾いたやつやろ。(笑)

GM:うわぁぁ〜…。(汗)



5:“忘れられた神殿”


シルヴィーノ:じゃ、行くか。

GM:はいはい、じゃあ何やかんやで昼も過ぎてえっちらおっちら歩いて着きました。いきなり森がぱっと見開いたと思ったら、いかにもって感じの神殿があるわ。

ティアル:さて、火計やな…。

GM:ただ神殿っていう知識がないから2人(シルヴィーノ&ティアル)は分からへん。セシルだけ「知識」に成功したら分かるわ。

セシル:「知識」?(コロコロ)失敗してるし…「分かるわけないだろ…」

GM:あぁ、じゃあアカンな。まぁどっか故郷で見た神殿に似てないこともないなぁってことが分かったわ。

セシル:ようは、神殿のような神殿ではないようなものがあると…。

GM:いや、神殿や。(笑)

ティアル:何の神様の神殿かが分からんってことか。ウチらからしたら変な建物見つけたーくらいやな。

シルヴィーノ:そだな。

GM:まぁ普通に考えたら、とてもここの文明レベルでは考えられへん石造りの立派な建物やわ。

セシル:とりあえず…酒が切れたぞ!

ティアル:手持ちの酒飲みきったんかい!

シルヴィーノ:さて、どうしようかな…。

ティアル:あ、足跡がそこに続いててるかどうか判定するわ(コロコロ)お〜っと…96で失敗したー…。

GM:あ、じゃあ分からんわ。とりあえずこっちの方向に来てたってことだけ分かった感じやな。

シルヴィーノ:窓とかある?上とかでも。

GM:あるのはあるけど…覗くのは無理と思って、全部ステンドグラスやから。

シルヴィーノ:それは無理だな…。

ティアル:凄いな、ステンドグラスとか…。

GM:うん、高さは30mくらいな。

セシル:…え?ここにはステンドグラスとか、あったらおかしいものなん?

GM:そら、おかしいさ。そもそもガラス自体が貴重品やからな。

シルヴィーノ:周囲を一周周って見てみるわ。

ティアル:どっかに隙がないか、とか。

GM:大体広さは10m×10m、さっき高さ30m言うたけどやっぱ高さも10mにするわ。

ティアル:10m四方…案外狭いな。

GM:うん、狭いよ。

シルヴィーノ:中覗ける所ない?

GM:うん、ないな。全部覆われてるわ。まぁ仮にゴブリンの群れがここにおっても入りきれへんなって大きさやな。

ティアル:ん〜…まぁ人おったら何か知ってるかもしれんし、聞いてみようや。

GM:いや、人が住んでるようには見えへんな。寂れた感じ。

ティアル:警戒しながら…。

シルヴィーノ:もう開けて入ろう!ギィィィィ〜…。(扉を開けた)

GM:ん、じゃあ普通の教会を思い浮かべてくれたらいいわ。椅子があって…。

某神父(シルヴィーノ):「よく来たな、少年…これから君の願いは叶う…」

GM:誰?!

セシル:キレイ?!(爆笑)

GM:なかなか荘厳な感じの造りやな。

セシル:こういうのは大体、正面にある台座の下に隠し通路があんねん!

ティアル:まぁパターンやな。(笑)

シルヴィーノ:ゴブリンの群れ入るには、地下があるって考えるわな。

ティアル:一応「探索」してみるけど…何かあるん?

GM:とは言っても、ボロっちい椅子とか台座くらい。

ティアル:何か判定いる?

GM:いらんよ、見たら分かるし。

ティアル:何もない?

GM:よっぽど詳しく調べたかったら「知覚」−20%判定してくれていいけど?

シルヴィーノ:(コロコロ)42、成功。

ティアル:(コロコロ)48、失敗かな。

セシル:(コロコロ)11、成功。

GM:2人成功したからいいわ。案の定、仕掛けが見つかりましたね。明らかに床の一部分だけ、足音が空洞みたいに響くとこがあるわ。カッカッカッ…がコンコン…って感じで。

シルヴィーノ:よっこいしょっ…とぉ!(床板はがした)

GM:石造りやからさすがに持ち上がらんでぇ〜。(笑)

シルヴィーノ:無理かぁ〜。(笑)

セシル:壊したらいいんちゃう?

ティアル:それはどうかと……でも『シーフ』もおらんしなぁ…。

GM:じゃあ今度は「知識」判定してみて。

ティアル:(コロコロ)お、05で成功!

GM:ん、じゃあこういう隠し扉の仕掛けの類は、どこかにスイッチらしきものがあるんじゃないかってことを思い出したわ。

ティアル:昔ベルディアで似たようなの見たよ。(笑)

セシル:探せ、探せ…。

GM:え〜、適当?(苦笑)

シルヴィーノ:こういうのは得てして、御神像がスイッチちゃうん。目とか。

GM:お、いいとこに目つけたな。じゃあ一番真ん中の台座の上に神像がありますわ。見たところ…もっかい「知識」やってみて。大きさは1mくらいな。

PC3人:(コロコロ)失敗した〜。

GM:軒並みかい…じゃあ分からんかったわ…。

シルヴィーノ:いじくり倒せ!(笑)

セシル:ペタペタ。(笑)

GM:像は見たこともない女の人の像やな。なかなか荘厳な感じの造りやで。

シルヴィーノ:御神像は一体?

GM:そうやで。

シルヴィーノ:じゃあ像じゃなくて…台座を調べる。

GM:あぁ、台座見る?じゃあちょっと神父が立つような台座があって…そこら辺の床に明らかに一枚だけ色の違うタイルがあるわ。

シルヴィーノ:(即)踏み抜く!

GM:OK!じゃあ床がガガガガガ…って開いたわ。

ティアル:開いた…。やっぱ地下への通路?

GM:うん、そうやで。

ティアル:入る前に…足跡とかある?埃の積もり具合とかから…。

GM:そうやなぁ…じゃああるわ、いっぱい。

ティアル:最近頻繁に出入りある感じ?

GM:いやいや、他の所はこのぐらい埃あんのに…。(手で30cm幅を作る)

セシル&シルヴィーノ:溜まりすぎやろ…。(汗)

ティアル:何処の腐海や。(笑)

GM:その足跡はつい1,2週間以内についたものやな。

ティアル:ゴブリンではない?

GM:ゴブリンっぽいものもある。人間にしては小さい…でも人間のものもある。

シルヴィーノ:じゃ、下に入っていこう。

セシル:「…ペロッ…これは埃だ!」

GM:見たら分かるがな。(笑)

ティアル:辺りを警戒しながら進んでいく。

セシル:あ、〔殺気感知〕!

GM:〔殺気感知〕?…(ルールブックを見て)『キャラクターに向けられた殺気に感づくかの「知覚」判定』…。

シルヴィーノ:殺気を向けられてるってことは、こっちの存在バレてるってことじゃね?(汗)

GM:そうやな、殺気をそもそも発せられてないから意味ないな。

セシル:ま、そっか…。

シルヴィーノ:とりあえず、慎重に降りていこう。

GM:はいはい、じゃあしばらく進んでいくと…ゴブリンおるわ。

シルヴィーノ:「あ、あら?」(汗)

ゴブリンA(GM):「キキッ?!」(汗)

シルヴィーノ:「あ、ども〜…」

ゴブリンA(GM):「ゴブゴブゴブゴブ!」

GM:ゴブリン語で話しかけてくるわ。

シルヴィーノ:「あ、いえ、侵入とかではなく、道に迷いまして〜…」

ティアル:いや、言葉通じてへんやろ。(笑)

ゴブリンA(GM):「ゴブゥ!」(殴る)

GM:ダメージ1点な。(笑)

シルヴィーノ:いや、カキンやけども…いきなり殴りかかってきやがった?!(笑)

GM:そらそうだ。(笑)はい、戦闘な。


<v.s.ゴブリン>

<1ターン目>

GM:こっちはゴブリン3匹な。

シルヴィーノ:「いやぁ、ここって引きこもるのに最適な場所ですよねぇ〜」(笑)

ティアル:「通じてへん、通じてへん」(笑)

シルヴィーノ:「こんないい場所……てめぇらには勿体ねぇ、消え失せろ!」(戦闘モード)

ティアル:「レミィは後ろに下がっててねぇ〜」

GM:イニシアティブは?代表者一人。

セシル:(シルヴィーノに)ふって。

シルヴィーノ:あいよ(いっコロ)9。

GM:じゃあそっちから。

ティアル:よぉし、ボッコボコにしようぜ〜!

シルヴィーノ:セシルさんからどうぞ。

セシル:じゃあA辺りから…盾と剣な。

シルヴィーノ:あ、俺当然後列な。その更に後ろにレミィで。

GM:はいはい。

セシル:Aに攻撃(コロコロ)成功!

GM:ん〜(コロコロ)お!01回避や!

セシル:ちっ…まぁいい、次は当てろよ?

ティアル:OK,じゃあゴブAに弓でも撃つかぁ〜(コロコロ)成功!

GM:(コロコロ)避けれない、これが普通か。

ティアル:ダメージが12点!

GM:じゃあAが一気に深い傷を負ったらしく、「ゴブァ!」って血吐くわ。

シルヴィーノ:最初っからクライマックスだぜぇ!Aに〔ファイア・ボルト〕!

GM:(コロコロ)お、抵抗に成功した。

シルヴィーノ:ダメージ半減か…12の半分で6点の素通りか。

GM:あぁ、じゃあまだまだ生きてるわ。じゃあAが(いっコロ)ティアルに(コロコロ)当たってるで。

ティアル:(コロコロ)当たったわ。

GM:ダメージ7点。

ティアル:痛い…。

GM:Bがまたティアルに(コロコロ)当たったで。

ティアル:(コロコロ)01クリティカル避け!

GM:Cがセシルに(コロコロ)成功してんで。

セシル:(コロコロ)お、避けれたで。

GM:はい、こっち終わり。


<2ターン目>

ティアル:で、イニシアティブか。

シルヴィーノ:(いっコロ)6!

GM:はい、そっちから。所詮こっちはゴブリンや。

セシル:じゃあBに攻撃(コロコロ)21、成功。

GM:(コロコロ)お、06で避けた。

セシル:何でやねん!(怒)

シルヴィーノ:このゴブリン達手ごわいなぁ〜。(笑)

ティアル:じゃあAに矢を撃つ(コロコロ)77は失敗〜…。

シルヴィーノ:タレント1点消費で〔フェザー・ショット〕!3回抵抗して。

GM:(コロコロ)3回共失敗やな。

シルヴィーノ:…3Dで1,2,3て…魔法で6点の素通り。

GM:はい、A死んだ。羽でスパスパ斬られたわ。じゃあBがセシルに(コロコロ)あ、失敗。Cもセシルに(コロコロ)78は失敗。

セシル:何や。(笑)


<3ターン目>

GM:イニシアティブどうぞ〜。

シルヴィーノ:(いっコロ)7、こっちやな。

セシル:盾放してバスタード・ソードを両手持ちに変えてBに攻撃(コロコロ)成功!

GM:(コロコロ)95は失敗やな。

セシル:MAX17点!

GM:一気に死にかけやな…。

ティアル:じゃあBに弓を撃つ!(コロコロ)05、クリティカル!

シルヴィーノ:もったいねぇ〜…。

GM:(コロコロ)倍でちょうだい。

ティアル:12×2で24点ダメージ!

GM:はい、B死んだ。

シルヴィーノ:Cに〔ファイア・ボルト〕!

GM:(コロコロ)抵抗は失敗やな。

シルヴィーノ:ダメージが魔法の7点ですね。

GM:はいはい。「ゴブゴブゴブ〜…!」って苦しんでるわ。で、こっちがセシルに(コロコロ)成功。

セシル:(コロコロ)02、避けた!


<4ターン目>

シルヴィーノ:イニシアティブが(いっコロ)あら、4。

GM:それは振りなおしやな。

シルヴィーノ:4以上か。(笑)(いっコロ)7、こっちやな。

セシル:OK,両手持ちで攻撃(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)はい、当たったで。

セシル:ダメージは10点。

ティアル:まだ生きてる?

GM:うん、生きてんで。

ティアル:じゃあ弓を撃とう(コロコロ)03、クリティカル。(笑)

シルヴィーノ:よぉ出るなぁ〜。(笑)

GM:(コロコロ)これで終わったな、ダメージ倍でどうぞ。

ティアル:ん〜っと14×2で28点のダメージ。

GM:はい終わった。


<戦闘終了>

ティアル:よし、片付けたな!

シルヴィーノ:じゃ、進むか。

GM:真っ暗やけど、何かある?

セシル:荷物は全部燃えた。(笑)

シルヴィーノ:ランタンと油、両方あるよ。灯り点けるわ。

GM:一応ゴブリン達も松明とか持ってたけど。

シルヴィーノ:あ、じゃあそれ貰っていこう。

GM:何か臭い匂いするわ。(笑)

シルヴィーノ:この際、明るければそれでいいよ。(笑)

GM:誰が持つん?

セシル:剣と盾持ってる。

ティアル:弓、かな。

シルヴィーノ:持ちゃあいいんだろ。(笑)

ティアル:よろしく。(笑)

GM:はい、じゃあしばらく石造りの廊下、オドロオドロしい廊下を進んでいくと、石造りの扉に突き当たります。

ティアル:〔聞き耳〕。

GM:石の扉でもできるんかなぁ…。

ティアル:できるさ(コロコロ)成功。

GM:じゃあ扉の向こうにいくつかの足音が聞こえる。鉄と石がぶつかる音かな。

ティアル:ゴブゴブ言うてる?

GM:さすがに声は聞こえへん。

セシル:まさか…タタラ製鉄所?(笑)

シルヴィーノ:こんな所でか。(笑)

ティアル:何かいんのは分かってるんか…扉の前に潤滑油でもひいておくか。

シルヴィーノ:逃げる時に火点けるん?

ティアル:そうそう。(笑)

シルヴィーノ:じゃあそれ見てから、扉開けるわ。ズズズズ…。

GM:はいはい、そしたら…入ったらそこは明るいわ。松明に火点いてる。

シルヴィーノ:持ってた松明捨てるわ。

GM:部屋の広さは大体5m×5mくらいか。

ティアル:で、他にはどんな感じ?

GM:中には甲冑を着た男が一人。

ティアル:「誰や?」

甲冑の男(GM):「何者だ?!」

シルヴィーノ:「お初にお目にかかります。旅の者にございます」

GM:えらい丁寧やな。(笑)

甲冑の男(GM):「見張りのゴブリン達がいたはずだが…」

シルヴィーノ:「邪魔なので消させていただきました」

ティアル:「ウザかったので…ついカッとなってやった」(笑)

シルヴィーノ:「相手は誰でも良かった」(笑)

甲冑の男(GM):「むむっ…その姿…神獣の民か」

GM:あ、見たら分かるけど、暗黒騎士団やな。

シルヴィーノ:そらなぁ、甲冑着てるし。

ティアル:ゴブを見張りとか言うてるし。

GM:で、何か言わへんの?

シルヴィーノ:「で、貴方様はこちらで何を?」

GM:何かえらい謙ってんなぁ。(笑)

ティアル:ほんまや。(笑)

甲冑の男(GM):「神獣の民がここを嗅ぎつけるとは…“獣の牙”もなかなかやるな」

シルヴィーノ:「お褒め頂き恐悦至極」

ティアル:正確には“獣の牙”じゃないんですけどね。ただのプータローや。(笑)

甲冑の男(GM):「だがしかし、ここを見られたからには生かしてはおけん!」

シルヴィーノ:「それはともかく!(笑)ここに銀狼の娘いません?」

甲冑の男(GM):「むっ…御主、あの女の仲間か…」

シルヴィーノ:「あぁ、少し喋っただけだけどな」

甲冑の男(GM):「あの女は我等が神の……おっと、これ以上はやめておこうか」

ティアル:いや、明らかに“生贄”に繋がりますやん。(笑)

甲冑の男(GM):「死に行く者には関係のない話だ!」

シルヴィーノ:「そうだな、アンタが死ぬから生贄も必要なくなる」

GM:じゃあそこでスラッと剣を抜くわ。

ティアル:よし!じゃあ扉付近まで下がろうか。(笑)

シルヴィーノ:いやいや!奥に進まな人質取られてんねんから。(笑)

GM:うん、その男の奥に扉あんで。

ティアル:どうせその男はこっち倒しに来るんやし…。

セシル:あくまで火点けたいんや。(笑)

ティアル:油踏んでこけるとかでもいい。

シルヴィーノ:じゃあ仕掛けやんでも足元に油投げたらいいねん。…あ、もしくは相手に油投げつけて、そこを俺が〔ファイア・ボルト〕撃てばいいんか。(笑)

セシル:火達磨や!(笑)

GM:人道に劣る戦い方やな。(汗)

シルヴィーノ:いいやん、神獣の民は半分獣や!(笑)

GM:どういう理屈?!(汗)これやから神獣の民は…。

セシル:人道とか関係ない!倒せたらそれでええねん!

ティアル:別にウチら、ヒーローちゃうし。ただの夜逃げ屋やもん。(笑)

シルヴィーノ:「俺達は別に英雄になりたいんじゃない…生きるか死ぬかの戦いがしたいんだ」

セシル:「確かに」

ティアル:「セコくても勝てればいいんですぅ〜!」

GM:もういいわ、始めんで。(疲)


<v.s.暗黒騎士>

<1ターン目>

GM:イニシアティブどうぞ。

シルヴィーノ:今回はセシル振って。

セシル:はいはい…あ、コイツ倒したら剣も鎧も手に入る?!

シルヴィーノ:倒したら剥ぐ、それがハンター。(笑)

GM:鎧とかこの人特注やから、サイズ合わんに決まってるやん。どんだけデカイねん。

セシル:じゃあ武器はOKっぽいな…。(ニヤリ)

シルヴィーノ:武器は何?やっぱおっさん騎士といえばハルバード?

GM:いや、ここは振り回すには狭いからな。普通のバスター・ソードやな。

シルヴィーノ:今回その剣ばっかやな。(苦笑)

セシル:じゃ、イニシアティブふるな(いっコロ)5。

GM:じゃあ、振りなおして。

セシル:5か…(いっコロ)7、こっちやな。

ティアル:油の所まで下がる?

セシル:どうしてもやりたい?

ティアル:いや、別にいいけど…。

GM:何の譲り合いや…早よ決めんかい。

セシル:じゃ、普通に攻撃しよか、やはり攻撃だ(コロコロ)58、成功。

GM:(コロコロ)回避失敗。

セシル:ダメージ10点!

GM:はいはい…しかしこっちはプレートメイル着てるからなぁ…チクリときたな。

ティアル:〔パーシャル〕する!これで終了。

シルヴィーノ:ん〜…普通に〔ファイア・ボルト〕する。

GM:(コロコロ)抵抗は成功してる。

シルヴィーノ:じゃあ12の半分で魔法の6点。

ティアル:素通りなのが嬉しい。

GM:じゃ、こっち。

暗黒騎士(GM):「我が豪剣、受けてみるがよい!」

GM:セシルにな(コロコロ)2回攻撃で両方成功。

シルヴィーノ:2回攻撃…4レベルくらいか。

セシル:(コロコロ)あ、両方当たってもた。

GM:1回目7点、2回目11点。

セシル:はいよ、少し入った。


<2ターン目>

セシル:イニシアティブが(いっコロ)あ、1や。

GM:ではこちらが続けて攻撃(コロコロ)1回だけ成功。

セシル:(コロコロ)おっし、避けた。よくもやってくれたな…。

シルヴィーノ:待て!先に俺が〔スネア〕でこかす!

GM:(コロコロ)抵抗した。

シルヴィーノ:げ、じゃあ効果ない。

暗黒騎士(GM):「効かぬわ、そんなもの!」

シルヴィーノ:「ちっ…ウゼェ野郎だ…」

セシル:まぁいい…攻撃(コロコロ)成功!

GM:(コロコロ)避けたな。

ティアル:じゃあ前に出て攻撃、まずは剣で(コロコロ)あ、失敗した〜…。続いて牙を(コロコロ)36は成功。

GM:(コロコロ)それは当たったな…。

ティアル:ダメージが…10点。

GM:…いたっ。

暗黒騎士(GM):「おのれ…これだから獣は…!」

シルヴィーノ:ちゃんと後で狂犬病予防しときや〜。(笑)


<3ターン目>

セシル:イニシアティブやな?(いっコロ)ごめん、1。(苦笑)

暗黒騎士(GM):「我が女神に抱かれて死ぬがいい!」

GM:ティアルに(コロコロ)2回共成功。

ティアル:(コロコロ)1回だけ当たった〜。

GM:7点のダメージな。

ティアル:い、痛い…痛いよ痛いよ…。(涙)

セシル:…ちょ、補助さえあれば…。(一人を見る)

シルヴィーノ:…って俺しかおらんやん。(笑)じゃあもっかい〔スネア〕するわ。「奴をこかせ、ノーム!」

GM:(コロコロ)52は抵抗失敗やわ。

暗黒騎士(GM):「お、おのれ卑怯な!」

シルヴィーノ:今なら命中に+20%やで。クリティカル率も少しは上がるやろ。

セシル:そやな、ありがたい…(コロコロ)ごめん、97。(笑)

シルヴィーノ:うぉい!

セシル:リズムが噛み合わない!(笑)

ティアル:攻撃!(コロコロ)剣は成功!噛み付き(コロコロ)も成功!

GM:こけながらやからマイナス修正として−20%くらいかな…(コロコロ)両方当たったわ。

ティアル:まず剣が10点、噛み付きが防護点無視の11点。

セシル:す、凄い噛み付きやな…。

ティアル:タレント攻撃やからね〜。

暗黒騎士(GM):「うわぁ〜…!血が…血がぁ〜!」

シルヴィーノ:こいつ結構打たれ弱いぞ!(笑)


<4ターン目>

シルヴィーノ:イニシアティブ、これ重要やで?

セシル:(いっコロ)ごめん、4。(笑)

ティアル:また負けた…。

暗黒騎士(GM):「まだだ!まだやられはせんぞ!」

シルヴィーノ:「その台詞がすでに負けフラグなんだよー!」(笑)

ティアル:ほんまや。(笑)

GM:で………起き上がって終わりか。(涙)

シルヴィーノ:あ、よっこいしょっと。(笑)

ティアル:よし、こっちのターンだ!

セシル:攻撃!(コロコロ)はい、72は失敗〜!

ティアル:せ、セシルが…!(汗)

セシル:ヤバイ、今日は全く役に立ってない。(苦笑)

ティアル:じゃあ攻撃しとくわ、まず剣が(コロコロ)あ、失敗した。次に噛み付きが(コロコロ)こっちは成功してるぞ!

GM:(コロコロ)うぉ〜99〜!

ティアル:ファンブル一歩手前かい。(笑)

セシル:ひたすら噛み付くだけの戦闘になってきたな。(笑)

ティアル:11点の噛み付きダメージ!

暗黒騎士(GM):「…無念なりぃぃ〜…!」

シルヴィーノ:倒れるんかい!(笑)

ティアル:やった♪


<戦闘終……>

セシル:コイツ全身噛みつき傷だらけで死んだで。(笑)

ティアル:噛みつきKill2匹目!♪

GM:装甲無視は痛いなぁ〜…。

シルヴィーノ:え、アリじゃないの?ただ『通常攻撃無効の奴にも効く』ってだけで。

セシル:つまり、ゴーストでも噛める、と?

シルヴィーノ:そうそう…ほんまに狐は雑食やなぁ〜。(笑)

GM:…装甲点、アリですね。まだ生きてますわ。

ティアル:てことは3回噛み付いたから…装甲点×3点HPあります。

シルヴィーノ:プレイート・メイルが装甲点6やから×3で…HP18点か。

GM:バレバレやん!(笑)


<戦闘再開(笑)>

シルヴィーノ:じゃあ俺、一応まだダーン行動残ってるんでやらしてもらうわ。(笑)

ティアル:そやったな。(笑)

シルヴィーノ:〔フェザー・ショット〕撃つわ、3回抵抗して。

GM:(コロコロ)1回成功した。

シルヴィーノ:当たったん、2回か…魔法の11点。

GM:いてぇ〜…。

セシル:あとちょっとや!

ティアル:残り7点!

GM:ば、バレてるぅ〜?!(汗)

ティアル:「ぺろっ…こ、この血は…あと7点!?」

セシル:血で分かるんや!(笑)


<5ターン目>

シルヴィーノ:じゃ、イニシアティブやな。

ティアル:重要やで〜?

セシル:(いっコロ)…1…。(汗)

GM:じゃ、こっちやな。セシルに攻撃(コロコロ)2回共成功してるで。

セシル:(コロコロ)両方当たったわ。

GM:一人くらいはもってくでぇ〜!ダメージが…9点と9点。

セシル:地味に痛い…。(汗)

GM:で、こっち終わり。

シルヴィーノ:そろそろ仕留めてくれ、もうMPないから。

セシル:攻撃(コロコロ)はいきた、82は失敗。(苦笑)

ティアル:まず剣(コロコロ)65は失敗…噛みつき(コロコロ)83で失敗〜!

シルヴィーノ:しっかりしろ、前衛2人!(笑)弓矢撃つわ(コロコロ)0…0、ファンブルかい!!

全員:(爆笑)

シルヴィーノ:12(セシル)34(ティアル)56(シルヴィーノ)(いっコロ)6…って俺かよ!?

ティアル:自分に?!どんな器用な飛ばし方してんねん!(笑)

セシル:逆さに持ったんちゃう?(笑)

シルヴィーノ:…しかも1点通ったしぃ〜!(涙)

ティアル:レミィが呆れそうなターンやったな。(笑)


<6ターン目>

GM:はい、イニシアティブ。いい加減終わらせてくれ。(苦笑)

セシル:(いっコロ)9!これで終わらせる!(コロコロ)52、成功!

GM:(コロコロ)あ、ギリ無理や。

セシル:11点のダメージや!どうや!

GM:…2点残ったな。

ティアル:トドメ!剣(コロコロ)外れたぁ〜!噛みつき!(コロコロ)これは成功すんねんなぁ〜…。

GM:(コロコロ)あかん、当たったわ。

ティアル:11点の噛みつき。

GM:はい、倒した〜。

セシル&シルヴィーノ:結局噛みつきかい!!(笑)


<真・戦闘終了>

暗黒騎士(GM):「ぐっはぁぁ〜!!」

GM:って倒れました。

シルヴィーノ:よし!じゃあ…剥ぐか!(笑)

ティアル:グッシャグッシャ…。(笑)

GM:剣くらいかな。鎧はアンタ等が散々叩いてボコボコになってるわ。

セシル:じゃあ剣貰った〜。

ティアル:金目のものは?!

GM:浅ましいなぁ〜…。(汗)

ティアル:冒険者の基本ですよ!

GM:じゃあ1D10振ってみ。

ティアル:(いっコロ)1!

GM:じゃあ10G相当の何か。

ティアル:10Gかよ!(笑)

シルヴィーノ:「こいつ、スッカラカンだぜ」(笑)

GM:前線にそんな大金持ってきてる方がおかしいねん。

ティアル:じゃあ次の扉に〔聞き耳〕〜(コロコロ)成功〜。

GM:特に何も聞こえない。

シルヴィーノ:…ちょっと休憩せぇへん?俺残りMP4しかないねん…。

GM:休憩してる間にも、ゴブリン達がウジャウジャと…。

シルヴィーノ:くそっ、休憩はなしか!(汗)

ティアル:罠、罠!扉の前に罠仕掛けたいです!

GM:扉の外に仕掛けてどないすんねん…。(汗)

シルヴィーノ:じゃ、扉開けて突貫する!

ティアル:え、精神力4で?(汗)

シルヴィーノ:構うか!「リオルー!いるかぁー!」

GM:返事はない。

シルヴィーノ:ただの屍にはなってんなよぉ〜?(汗)

GM:あ、行く前にレミィが回復してくれるわ。それぞれ1D10だけ回復していいで。

シルヴィーノ&ティアル:(いっコロ)全快〜。

セシル:(いっコロ)1しか回復せんかった…使えん奴め…。

ティアル:普段相手せぇへんからぁ〜。(笑)

GM:これでレミリアは打ち止めやからな。

シルヴィーノ:MPは無理か…。

GM:…あ、いや、確か神官魔法にあったなぁ…じゃあ5点回復していいで。

シルヴィーノ:お、マジで?それは大分助かる。

GM:ただしそれでレミリアのMPは残り1でフラフラやな。

シルヴィーノ:じゃあさっきの騎士の死体の横で待たすか?

ティアル:いやいや、目離したらアカンやろ〜、連れてくで。

GM:はいはい。



6:暗黒騎士と暴走女神


セシル:じゃあ、入ろか。

GM:はい、じゃあ入りました。分かりやすい悪役がおるで。

悪役(GM):「ふははははっ!」

セシル:何笑ってんねん、コイツ。(笑)

ティアル:口上の途中で弓を撃つ!(笑)

GM:ほんとは色々リドル考えてたけど…メンドくなりました。(笑)ま、とりあえずゴッツイおっちゃんがおんで。

シルヴィーノ:「銀狼の娘を返してもらいに来た」

悪役(GM):「銀狼の娘?…それは、こいつのことかー!」

GM:って後ろ見せたら、あられも無い姿で祭壇に縛られて寝かされてるリオルの姿が。

シルヴィーノ:「あぁ…そいつだよ……一応嫁入り前なんだから、気を使ってやれよ(笑)」

セシル:あられもない、ってどのくらい?

GM:いつものビキニスタイルの肌着のみヴァージョンって感じかな。

ティアル:ビキニの時点でほとんど下着と同じやん、変わらへん。(笑)

セシル:鎧剥いだだけか。(笑)

シルヴィーノ:「まぁ何だ…返してもらうぞ?」

セシル:「そうそ、返して」

悪役(GM):「…お前達も、古の女神様への生贄としよう!」

ティアル:…カーディス、か。

シルヴィーノ:祭壇の奥か隣に神像ある?

GM:あぁ、さっきと同じようなのがある。

シルヴィーノ:それに向かって弓を撃つ。

ティアル:うわぁ〜、喧嘩売ってる。(笑)

GM:まぁ矢はカキーンと弾かれるけど…。

悪役(GM):「な、何という不遜な奴!!」

シルヴィーノ:「へへっ」

セシル:「というか、その神は一体何?」

GM:…ようやっとそれを聞いてくれたか。(苦笑)

悪役(GM):「ふははは!」

セシル:また笑い出した。(笑)

悪役(GM):「無知な奴らめ!この御方をどなたと心得る…!」(笑)

ティアル:御隠居様?!(笑)

GM:そういうノリやな。(笑)

ティアル:そんな紋所、目に入らねぇよ。だって、神獣の民だし。(笑)

シルヴィーノ:話してる間も10秒毎に神像に弓撃っておく。カツーン、カツーン、カツーン…。(笑)

ティアル:全力で喧嘩売ってる?!(笑)

悪役(GM):「…自己紹介が遅れたな…」

ティアル:「そうやな、名前くらい名乗っときー」

悪役(GM):「俺の名前は“鬼殺し”…」

シルヴィーノ:すっげぇ名前やな。(笑)

セシル:それお酒の名前ですよ。(笑)

GM:この世界の鬼=オーガやからな。

悪役(GM):“鬼(オーガ)殺し”のトニオ・クレーデルだ!」

シルヴィーノ:「で?そのトニオさんがこんな所で何やってんだよ?」

トニオ(GM):「…………」

シルヴィーノ:「…え?何もないん?」(笑)

ティアル:「ただの引きこもり?!」(笑)

シルヴィーノ:「アンタとは気が合いそうだな」(笑)

トニオ(GM):「違う違う!(汗)わざわざこんな所まで来たのには理由がある!」

ティアル:「じゃあペラペラ喋っちまいな、悪役らしく!」

トニオ(GM):「そこの女!(セシル)お前…何処の者だ?神獣の民ではないようだが…」

セシル:「(適当に指差し)あそこー、北ー」

ティアル:またそれか!(笑)

トニオ(GM):「ベルディア出身ではないのか?」

セシル:「ベルディアではないな」

トニオ(GM):「では……古の民、か?」

セシル:「…?いにしえ…?何かよく分からん!」

シルヴィーノ:途中で古の民の都通ったやろ!(汗:第4話参照)

セシル:「あ〜新しき民だ!」

トニオ(GM):「新しき民?何だ、それは?」

セシル:(即)「よく知らん!!」(キッパリ)

他全員:えぇぇぇ〜?!(笑)

セシル:「自分のことだが、よく知らん!この世界のことはよく分からん!」

トニオ(GM):「神獣の民でも古の民でもない…新しき民とは…」

シルヴィーノ:「崖の下、周期から外れた世界だよ」

GM:じゃあ急にベルディア語で話しかけてくるわ。

トニオ(GM):「ペラペーラペラペーラ!」

セシル:それは分かるん?

GM:うん、全部スラスラ分かるわ。

セシル:「あ、あ〜…知ってる知ってる、それ!」

トニオ(GM):「この言葉が分かるということは、お前……アノ島出身だということか?」

セシル:「え〜…そうそうそう」

ティアル:適当やー!(笑)

シルヴィーノ:ハッタリかますな。(笑)

セシル:「じゃ〜…祖先はそうだったんじゃない?」

トニオ(GM):「何と!これは何たる偶然か!!…よかろう、では歴史の講釈をしよう…」

セシル:「はい!」(素直)

ティアル:まぁ、聞いておこうか。(笑)

シルヴィーノ:………。

トニオ(GM):「そもそもだな…昔々、今から300年程前かな。ある北の方の島に、“呪われた島”と呼ばれる島がありました。何故“呪われた島”と呼ばれるかというと…まぁ、呪われているからなんだが…」

PC3人:それは分かるわ!(笑)

トニオ(GM):「正確には…カーディスが死んだ場所だからだ。破壊神が死んだ地ということで“呪われた島”と呼ばれるわけだが、昔そこにとある王国があった。そのとある王国に、とても強い皇帝が立った。その名は……まぁ、置いておこう。“暗黒皇帝”と呼ばれた男は、かつての仲間達と激しい戦い、要は戦争を繰り広げることとなった。その結果、その“暗黒皇帝”は破れた。それでその王国は弱くなり……それでも戦いを続け、最終的には負けることとなる。その時、その島を抜け出して新天地を目指した一団がいた。それこそが現皇帝である“漂流王”と呼ばれる存在となる…」

セシル:…ダナーンの王様ってこと?

GM:ダナーンじゃねぇぇぇ!!

シルヴィーノ:ベルディアだよ。(笑)

セシル:あぁ、ベルディアね、はいはい。

タニア(GM):「で、私はその漂流王と共にこの地にやってきた一人だ」

シルヴィーノ:結構お偉いさんやん。

ティアル:前線基地任されたんやろな。

セシル:………………………ようはその人、ベルディアの偉い人ってわけね。

GM:まぁ暗黒騎士の一人やな。

タニア(GM):「もう少し話を続けよう。そもそも私の一族は故郷の島で…アラニア、と呼ばれる国があった。アラニアとは、“千年王国”…ミレニアムとも呼ばれる国で、とても歴史が古い。その為、魔法がとても発達した国で…昔から色々な魔法の知識が作られる国で、私もその一門の出というわけだ。だが、とある出来事でその国を追われることとなり、マーモと呼ばれる当時“暗黒皇帝”の治める国へと流されたのだ。元々そこは流刑地でもあったからな。そしてそこで力を蓄え、いざ再起の時!という時に皇帝が負け……わざわざこんな所まで流されてしまったというわけだ……。けれども!!(パンパン!)故郷の島では見つけられなかった秘法がこの大陸にはあったのだ!」

ティアル:「へぇ〜」(適当な相槌)

シルヴィーノ:うわぁ…。(笑)

トニオ(GM):「私達一族が長年の研究により、そのことを突き止めた………ま、だから邪魔しやんといて?」

PC3人:(爆笑)

ティアル:「そこでいきなり頼まれても!!」(笑)

セシル:「何?秘法って?玉?」

トニオ(GM):じゃあ玉で。「(宝玉を取り出し)そう…これこそ……」

シルヴィーノ&ティアル:(即座に弓で打ち落とすしぐさ)

GM:えぇ!いきなり?!(笑)

セシル:しかもまったく2人同時でしたよ?!(笑)

トニオ(GM):「そう…これこそ、“蓬莱の玉”!」

セシル:551、って書いてあるんちゃう?(笑)

シルヴィーノ:「おっさん!それは玉じゃねぇ、ただの肉まんだ!!」(笑)

トニオ(GM):「そんな安物ちゃうわ!(笑)まぁ要するに、これさえあれば我が悲願は達成できる、というわけだ…」

セシル:「OK,なるほど、分かった…で、それにリオルが何故必要なのだ?」

トニオ(GM):「生贄さ。神に捧げる……つまり、この女に神を降ろす!」

ティアル:…って10LV?!勝てるかぁ!!

GM:いやまぁ、秘法とか場所とかがあるからようやくできるっていうレベルやし。

セシル:「〜〜〜〜!!よくは分からんが!!とにかく、リオルは返してもらうぞ!!」

ティアル:「ま、そういうこっちゃ」

トニオ(GM):「ははは!しかし、遅かったな!グッサーッ!!(ナイフを突き下ろす)」

PC3人:えぇぇぇぇぇぇ〜?!!(汗)

ティアル:ちょ、急展開すぎへん?!(汗)

シルヴィーノ:さっきからの俺等の妨害、ことごとく無視してたくせに…。(汗)

GM:ぶっちゃけ、今の俺は眠いから何でもすんで?(開き直り)

セシル:…え?リオル刺されたん?

シルヴィーノ:何を刺したと思ってたんや。(笑)

セシル:え!ちょ!嘘ぉ!どこを?!

GM:心臓を、血がドクドク出てるわ。

ティアル:あ、こらもう助からんわ…。

GM:で、その玉も血を受けて光り輝きだすわ。

セシル:あ、ありえねぇ〜!!

シルヴィーノ:光もおっさんも無視して祭壇に駆け寄る!!

GM:瘴気が漂ってきて、とてもじゃないけど近寄れない!ゴゴゴゴ…って地鳴りもしてきた。

ティアル:さっ、とりあえず脱出しよか♪

セシル:いや、とりあえずそういうわけにはいかんやろ!!(汗)

GM:まぁ心臓を刺したというより、正確には心臓辺り、やからな。処置が早ければ命は助かるかもしれん。

セシル:「とにかく、行くぞ!」

ティアル:「しょうがない…」

シルヴィーノ:「やれやれ、だな…」

GM:…っていうところで申し訳ないねんけど、レミリアがブッ倒れんねんけど?

ティアル:えぇ?!

セシル:何ぃ〜?こんな時に…。

シルヴィーノ:…………げ。(汗)

レミィ(GM):「頭が…頭が痛い!!」

シルヴィーノ:「ちょっと待ってろ!今ナロ●エース出すから!」(笑)

セシル:頭痛にナロ●エ〜ス♪

GM:ということで、レミリアがいきなり覚醒すんで。

PC3人:どぇぇぇぇぇ〜?!!!(汗)

GM:シュワシュワシュワシュワ…!(オーラの効果音)

シルヴィーノ:ちょっ、道開けろ!(汗)

ティアル:ビームがくる!(汗)

シルヴィーノ:「先生、お願いします」(笑)

ティアル:『閃光爆撃ブレス』…当たったら一撃死や…。(笑)

真レミリア(GM):「わらわの眠りを妨げるのは誰じゃ…」

シルヴィーノ:(即)「あの男です!!」(笑)

ティアル:「まごうことなく、あの男です」(笑)

GM:じゃあとてもレミリアから発せられてるとは思えへんしわがれた声で話すわ。

シルヴィーノ:「え〜…あの男めがあの宝珠でいらんことして、貴方様の眠りの御妨げになっているかと…」(超低腰)

GM:じゃあそれを見てたトニオが感極まったような顔してるわ。

トニオ(GM):「まさか!その少女は?!!何たることだ…私が長年求めていた巫女がこのような所にいたとは…!」

ティアル:「…黙れ!ウチの娘に手を出すな!!」

セシル:「…巫女?」

トニオ(GM):(無視)「さぁ、姫様!こちらです!」

ティアル:「えぇい!ウチの娘に手を出すな、下郎!!」

GM:とりあえず、レミリアは不機嫌そうやわ。「眠たいんやー!」みたいな感じ。

シルヴィーノ:それまさに今の俺等じゃないですか。(笑)

セシル:ほんまや。(笑)


この時、明け方の5時過ぎです。

GM:そんな目でチラッと見ると…あの謎の怪光線を発します。

ティアル:出た、『閃光爆撃ブレス』…。

GM:で、それがトニオに命中、トニオ蒸発。

PC3人:蒸発?!!(笑)

シルヴィーノ:俺等出る幕ねぇ〜。(笑)

GM:で、今度は自分らの方をちらっと見るで。

真レミリア(GM):「わらわの眠り、誰も犯すことはならぬ…」

ティアル:「いや、ウチらは何もしてません。てか、寝ててください」

GM:というわけで、来るで。

PC3人:いぃぃぃ?!!(汗)


<v.s.真レミリア>

<1ターン目>

ティアル:とは言われても…レミィを攻撃できないんですけど…。

セシル:あの蛇を背中から切り離したったらいいねん。

シルヴィーノ:大猿悟空の尻尾みたいやな。(笑)

GM:さ、イニシアティブ振って。

セシル:(いっコロ)8!

GM:はい、そっちから。

セシル:よし!…とはいえ…これ、攻撃していいの?(汗)

ティアル:どうしたもんかなぁ〜…。(汗)

シルヴィーノ:……玉はどうなってる?

GM:床に転がって、光り輝いてんな。

ティアル:玉をどうにかするしかない…!

GM:祭壇近くやな、玉を握った腕だけが玉と残ってるわ。

シルヴィーノ:戦闘は任せた、俺は離脱して一気に玉の方へ行く!

ティアル:任せた!

GM:あとの2人は?

セシル:リオルのところに行くわ。

ティアル:僕はレミィの説得。

GM:玉(シルヴィーノ)リオル(セシル)レミリア(ティアル)やな、はいはい。

ティアル:蒸発せんことを祈っといて…。(汗)

シルヴィーノ:頑張れよ、お父さん。(笑)

GM:で、何かするん?

ティアル:説得。

GM:じゃあ何か言ってや。心温まる何かを…。

シルヴィーノ:「漢っていうのはな…背中で語る生き物なのさ…」

ティアル:レミィは女や!ていうかそれは下手したら死亡フラグや!(笑)

GM:何ゆえペル2。(笑)…むしろ物真似の方が…バイクとか。(笑)

シルヴィーノ:しまった、そっちやったか!(笑)ドゥルルゥン!ドゥルルン!

GM:あれで悪魔と会話できる意味が分からへん。(笑)

ティアル:で、何を言うかやねんなぁ…。

セシル:「お願いしますだー…怒りを鎮めてくだされぇー…」

ティアル:そんな情けないの?!「誰も君の邪魔なんてしないから…元の優しいレミィに戻ってくれ!!」

GM:…特に何もない、かな?

ティアル:これじゃダメか…。

GM:あとの2人は?

シルヴィーノ:玉拾い上げてるとこ。

セシル:リオルの所。こぉれはどうしよう…ナイフ抜いていいもんか、どうか…〔応急処置〕あればよかったなぁ…まぁそんなとこ。

GM:ん、じゃあレミィの攻撃〔白銀のブレス〕、蛇がブレスを吐きました。誰にいくかな〜、12(セシル)34(ティアル)56(シルヴィーノ)(いっコロ)5、シルヴィーノやな!

シルヴィーノ:俺か!!?(汗)

GM:『その玉に触れるなぁー!!』っていう強い意志が届いたことにしよう。魔法扱いやから自動命中やな、抵抗してみて。ちなみにさっき、トニオはこれ当たって蒸発したから。

シルヴィーノ:(コロコロ)99です。(乾笑)

ティアル:{集中}で振りなおしとけ!!(汗)

シルヴィーノ:35%とか俺には無理だ!!(コロコロ)はい55、無理無理…。(汗)

GM:あらぁ〜…じゃあ魔法で20点。

シルヴィーノ:あ、じゃあ5点だけ残った。吹き飛ばされて祭壇に叩きつけられたな。「ぐぁっ…!!」

GM:しかも角度的に背中やな。

ティアル:羽が…!手羽先や。(笑)

シルヴィーノ:く、食われる…?!(汗)

レミリア(GM):「わらわは…わらわはここにはいてはならぬのじゃ!!」

GM:ゴゴゴゴゴ…!で、終わり。


<2ターン目>

GM:さ、イニシアティブふって〜。

セシル:(いっコロ)4。

GM:じゃ、こっちやな。{集中}使ったら振りなおせるけど?

セシル:どうしようかな…ティキ〜ン!使った(コロコロ)80は無理やな。

GM:では続いて〔白銀のブレス〕!(いっコロ)5…あ。(笑)

ティアル:死んだかな。(笑)

シルヴィーノ:一応抵抗(コロコロ)あ、成功した。

GM:お、じゃあダメージは14点。

シルヴィーノ:半減で7点素通りやから、−2で倒れた。

ティアル:ちょっ…!!(汗)

シルヴィーノ:確か1ターン毎に何点か減ってくよなぁ…回復役おらん時点で俺、死んだな。

GM:やっちまったかぁ〜…?まぁ一応急いで止血すれば助かるけどな。

ティアル:戦闘中は無理やなぁ〜…。

GM:(ルールブックを見て)…あ、違うわ。HPが0になった時点で生死判定やって、「抵抗力」やな。

シルヴィーノ:35%て…(コロコロ)あ、死んだ。

ティアル:{集中}!{集中}!(汗)

セシル:「あ、死んだ」って、あっさりやな。(笑)

シルヴィーノ:使うか(コロコロ)あ、03で生きてたわ。

GM:あぁ、はいはい。じゃあ一命は取り留めたな。ヤバイ状態には変わりないけど。

ティアル:こ、怖いわぁ〜…。(汗)

シルヴィーノ:うわ言のように俺も語りかけていい?(苦笑)

GM:…あ、じゃあこの時!あのリオルのくれたフェネスのダガーが光り輝きだした!

ティアル:ピッカ〜ン!

セシル:「な、何か光ってるよ、これ?」(笑)

シルヴィーノ:(かすれた声で)「そ、そいつで玉を砕けぇぇー……!!」

セシル:刺す!刺す!

GM:…刺した?

セシル:刺した。

GM:じゃあ、貫いた!

セシル:おっしゃ、割れた!

シルヴィーノ:…え、まさか玉持ってた俺の手ごと?(笑)

セシル:グサー!!(笑)

ティアル:えぇぇー!(笑)

GM:すると…何か、狼の気配がすんで。「ワオォォォン!!」

セシル:狼きた、狼!

ティアル:フェネスか!フェネス降臨!

シルヴィーノ:…頼むから俺の傷舐めて…。(汗)

GM:必死や。(笑)とりあえず、玉は割れた。今、シルヴィーノは動けんくって、セシルが玉割って…?

ティアル:ウチか。じゃあここは体を張って止めるか!頑張って抱きしめます!!

GM:お、いいなぁそれ。

シルヴィーノ:…………俺、今日はいい所ナシやなぁ…。

ティアル:あれは仕方ない!2回連続でブレス行くのは予想外や!(笑)

GM:予想GAIデ〜ス。(笑)OK,じゃあ抱きしめられた暖かさで正気を取り戻そう。

レミリア(GM):「お、お兄ちゃん?!!」

シルヴィーノ:…ガクッ。(気絶)

セシル:あぁ!やっぱさっきのトドメに?!(笑)

ティアル:手刺すからー。(笑)

シルヴィーノ:いや、正気に戻ったの見て安心して気抜けただけや。(笑)

GM:あぁ、なるほど。(笑)

レミリア(GM):「わ、私は一体、どうしたの…?」

ティアル:「もう大丈夫だからね〜」

シルヴィーノ:…何が?

ティアル:「一人倒れてるけど、大丈夫だからね〜」(笑)

セシル:全然大丈夫じゃない!!(笑)

GM:死屍累々やな。(笑)

ティアル:大丈夫、悪いのはあの糖尿(トニオ)の男やから。(笑)

GM:じゃあフラッと倒れて意識失ったわ。

シルヴィーノ:…回復源が絶たれた…。(汗)

ティアル:あぁ、急いで応急手当して止血するわ!

GM:ん、じゃあ大丈夫やな。



7:周期司る神、豊穣の女神


GM:で、フェネスがいるわ。いるっていうか、意識の存在を感じるだけで実際にはおらんけど。

フェネス(GM):「その娘は危険だ…周期を乱す存在だ…」

セシル:…まぁた言ってるよ…。

ティアル:ま、周期見守るのがこの人の役目やからな。

シルヴィーノ:見守るのは俺(フォルティノ)や。

GM:フェネスは周期そのものやな。で、そう言ってんねんけど?

セシル:「あー……私、周期ノ事、ヨク知リマセーン」

シルヴィーノ:何故片言。(笑)

GM:あんたが一番何か言わなあかんのに、何言ってますねん!(汗)

ティアル:ほんまやで、周期の外から来た人間!

セシル:「シューキ?Oh…シューキとは、臭い気体ノコトデスカー?」(臭気)

シルヴィーノ:それ違う!(笑)

ティアル:フェネスに喧嘩売ってんのかい!(笑)

GM:あ、ダメだこりゃ。(笑)

フェネス(GM):「フォルティノの従者よ…」

GM:ってフェネスの意思が向いて、傷が治ったで。

シルヴィーノ:あぁ、ありがてぇ…。

フェネス(GM):「そなたは周期を監視する役目を持つのではないのか?!」

シルヴィーノ:「はっ、その通りにございます!」(汗)

フェネス(GM):「周期が今、この通り乱れている…」

シルヴィーノ:「…そうでしょうか?」

GM:えぇ?(笑)

シルヴィーノ:「しかし…監視させて頂いていますが…今のところ、これといった問題は…」

GM:いやいやいやいや!(笑)

ティアル:たった今殺されかけたのに?!(笑)

シルヴィーノ:「また何かありましたら、我々が命かけて鎮めますので!!」

ティアル:実際命かけた男。(笑)

GM:説得力が違うな。(笑)

ティアル:「熊さんとも約束したしね〜」

フェネス(GM):「スマーシュの民よ…いくら甘言を弄したところで、私の耳は騙されんぞ?」

ティアル:「いやいや、甘言弄してないですから。今回、本音で話してますから。スマーシュのくせに」(笑)

シルヴィーノ:「セシルもレミリアも、我々の大切な仲間…いや、家族ですから」

ティアル:「そうそう」

フェネス(GM):「神獣の民が新しき民と…?」

セシル:……え?誰のことって?

ティアル:全部台無しにすんなー!!(笑)

シルヴィーノ:こ、こいつ…。(汗)

ティアル:「確かに私達、双面の部族はよく嘘を言います。まぁ、それが使命みたいなもんですけど…」

フェネス(GM):「何のために嘘をつく?」

ティアル:「(相手を)幸せにするためですね」

フェネス(GM):「嘘をつくことが幸せになる…?……私には分からぬ考えだ…」

ティアル:「ま、今回は嘘ついてませんけどね、熊さんとの約束護るために。それが幸せに繋がると思ったからです!!」

フェネス(GM):「幸せ……」

セシル:「…Oh…私、何ノコトダガ分カリマセンヨー」

ティアル:ダメだこいつー!!(汗)

セシル:「ただとにかく、リオルを治してあげてくださいよ」

GM:あぁ、リオルはもう治ってるよ、忠実なる下僕ってことで。

シルヴィーノ:あぁ、じゃあ拘束解いて解放したるわ。

GM:…というか、新しき民代表!何か言ってや!(汗)

セシル:えー…………。

シルヴィーノ:「そのセシルとこのリオルも、仲良かったんですよ?つまりもう、部族とかそんなのは関係ない…そういうのを越えた所で俺達は繋がってるんですよ!」

フェネス(GM):「……なるほ…」

セシル:(唐突に)というか、何が問題なん?

ティアル:そっから分かってなかったん?!(汗)

GM:だからー、周期を乱す存在を許せへん、ってフェネスが怒ってんねんやん…だから「周期なんかなくたっていい」みたいな事を言って欲しいねん…。(疲)

セシル:「あ、無くたっていいと思いますよ?」

全員:(爆笑)

セシル:え、でもこれは前から言ってるやん?(汗)

ティアル:まぁそうやけどもさー。(苦笑)

セシル:いや、また周期はいらんとか言ったら怒られると思って、敢えて言わんとこって思っててん。もう怒られんの、嫌やねん!!(切実)

ティアル:でもここは逆に熱く語るシーンや!(笑)

セシル:あ、そうなんや…あ〜でも、また怒られたら嫌やしな…。

ティアル:そこは引っ込むなよ!(笑)

GM:……ダメだ、こりゃ…。

ティアル:グダグダになってしまった…。

セシル:「周期、いらないんじゃないですか?」

GM:その理屈を言うて欲しいねん。

セシル:理屈〜?…理屈と言われてもなぁ…。「その周期の為に、一人の子の命が失われるのはおかしいでしょ〜?」

フェネス(GM):「しかし、周期がなければ、より多くの命が失われる可能性もある!」

ティアル:「失われない可能性だってありますよ?」

フェネス(GM):「ぬぬっ…!それが大白鳥…フィージーの答えか…」

セシル:あんま何も言ってないけどな。(笑)

GM:ほんまや…じゃあ、実は今のはセシルが言ったってことで。(笑)

セシル:(ティアルに)「…え?何て?何て?」…

ティアル:(小声で)「失われない可能性もある…」

セシル:「失われない可能性だって…ある、じゃないですか!」(笑)

フェネス(GM):「さすがフィージーの民よ!」

シルヴィーノ:えぇぇ〜?!どう考えてもバックにスマーシュいましたよ?!いいんか、それでフェネス?!(爆笑)

GM:もういいわ、これで。(笑)

フェネス(GM):「…分かった、ならばもう少し見守ろうではないか…。ただし、次にまた災厄をもたらすのであれば……最悪って言う」

シルヴィーノ:「帰れー!!」(笑)

ティアル:そんなんが神獣とは認めんぞ!(笑)

フェネス(GM):「こりゃまた失礼、お後が宜しいようで…」

GM:って言って帰ってったわ。

ティアル:ま、またあれば止めればいいさ、命張って…。

シルヴィーノ:実際張ったん、俺やー!(汗)「あぁ…昔死んだ爺さんが見えたよ…」

ティアル:じ、爺ちゃん。(笑)

シルヴィーノ:「必死で飛び立とうとする俺の足首を、爺さんが掴んで放さなかった!!」(笑)

ティアル:ろくな爺ちゃんじゃねぇなぁ。(笑)

GM:じゃあフェネスの気配も消え…腕だけポツンと落ちてんで。

ティアル:そんなん、放っとくさ。

セシル:(拾い上げて)「うぃ〜…」(掲げて遊ぶ)

GM:じゃあ意識の戻ったリオルがそれ見て唖然としてるわ。(笑)

セシル:「うぃ〜〜…」(押し付ける)

GM:だ、ダメだコイツ…。(疲)

シルヴィーノ:「まぁ何だ、大変だったな。ターニルも心配してるし、帰ろう」

リオル(GM):「…世話をかけた…」

シルヴィーノ:「気にするな。お互い様さ」

セシル:…実はまだ、腕が一本見つかってないんだってさ…。(ひぐ●し)

ティアル:むしろ腕しかないわ!(笑)

セシル:こんな所で見つかったよ。(笑)

シルヴィーノ:じゃ、帰るか。

GM:そうやな。でもこれでまた一つ、レミィの秘密が…一体レミィは何なのか?!古の女神とは何なのか?!

ティアル:レミィはいい子なんや!

シルヴィーノ:あ、御神像ブッ壊しとく。金属バットでバッカ〜ン!て。

ティアル:何ゆえ金属バット。(笑)

GM:あぁ、じゃあ今度は簡単に壊れたわ。

セシル:この神は何なん、結局?

GM:それはまだ分からない。

ティアル:特にウチらは知らない、元々。

シルヴィーノ:ま、とりあえずは銀狼の集落まで戻ろう。

GM:はいはい、じゃあ神殿出たら、もうすっかり深夜やわ。今からはとても帰るのは難しいな。とりあえずレミリアを休ませたらなアカンし。

ティアル:そうやな。

セシル:じゃあ、ここで?

シルヴィーノ:…いや、あの途中にあった隠れ里、あそこで休ませてもらおう。

セシル:えぇ?!あそこで?!(汗)

シルヴィーノ:怪我人がいればさすがに断られんやろ。特にあの爺さん辺りを頼れば。

セシル:別にそこらでサバイバル…キャンプすればいいんちゃう?

ティアル:わざわざそんな危険を冒さんでも…。

シルヴィーノ:(GMを見て)ていうか、そのためやろ?(笑)

GM:うん。(笑)何というフラグ潰し…。

セシル&ティアル:え??

GM:明らかに「何かありますよ」って感じやん!

シルヴィーノ:じゃなきゃ出てきた意味ねぇじゃん。(笑)

GM:そうそう。(笑)

ティアル:そ、それもそうか…。

セシル:まぁ、言われてみれば…。

GM:ダメだ、こりゃもぉ〜…。(疲)

シルヴィーノ:(笑)

ティアル:え〜、でも爺さんはともかく、若者がなぁ〜…。

シルヴィーノ:さすがに怪我人いたら大丈夫やろ。少なくとも納屋くらいは貸してくれるさ。

セシル:……じゃあ、行こか…?

GM:何というしぶしぶ…。リオルも、命は大丈夫でもとても歩ける状態ではないからな?レミィは気絶してるし…シルヴィーノだって、HP、MPどっちも1の状態でフラフラやで?

シルヴィーノ:あぁ、そうなんや。

セシル:じゃあリオル持つから、ティアルがレミィ持ってな。

ティアル:はいはい。

シルヴィーノ:俺はそこら辺で杖でも拾ってフラフラ歩くよ…。ていうか、HP書いてたメモがさー…25→5→−2なんだよなぁ。(笑)

ティアル:集中してたからな、ウチら実はそんなにダメージくらってない。(笑)

GM:2発目抵抗失敗してたらヤバかったな?(苦笑)

シルヴィーノ:HP−9とかやったな…確か−10で自動的死亡とかやったよな…。

ティアル:ギリギリやったな。(笑)

GM:はい、じゃあ全員でフラフラしながら、あの村に着きました。

シルヴィーノ:「(コンコン)夜分に失礼します…すみませんが、一晩休ませてください…」

GM:さっきのお爺ちゃんの家やったことにしよか。

爺さん(GM):「誰じゃ?こんな夜遅くに…」

GM:ギギギギ…って扉開けるわ。杖ついてヨボヨボした爺さんです。

セシル:昼間あんなに元気そうやったのに?!(笑)

ティアル:畑耕してたのに!?(笑)

シルヴィーノ:鍬握ったら元気になるんやろ。(笑)

爺さん(GM):「お、御主達は昼間の?!」

シルヴィーノ:「すみません…少し、訳あって……一晩、休ませて欲しいんですけど…」

GM:じゃあチラッとレミィとリオル見て、

爺さん(GM):「まぁそういうことなら…」

シルヴィーノ:「俺も見て」(笑)

爺さん(GM):「男は知らん!」

シルヴィーノ:「えぇ〜?!」(笑)

GM:まぁ中に入れてもらえて…といっても、粗末なベッドが2つあるだけやけど。

シルヴィーノ:そこは女性2人を寝かせるさ。

GM:一つはさっきまで爺ちゃんが寝てたから生暖かいで。

全員:(爆笑)

GM:もう一つは死んだ婆さんのやから。

セシル:じゃあ、レミィとお爺ちゃん一緒に寝かせたって。(笑)

ティアル:えぇ?!添い寝?!

GM:…この爺ちゃんがロリコンやったら、どうすんの…。

セシル:そんなん、嫌過ぎる!(笑)

爺ちゃん(シルヴィーノ):「ふほほ…久しぶりの若い女子の肌じゃの〜」(笑)

ティアル:最悪のジジイやな!(笑)

GM:まぁ寝かせたレミィを見て、お爺さんの目つきが変わるで。

ティアル:ど、どういう?(汗)

GM:めっちゃ鋭くなる。

セシル:や、ヤバイ!(笑)

シルヴィーノ:ロックオンされた?!(笑)

ティアル:それには気づく?

GM:気づきたかったら「知覚」を振ってください。

PC3人:(コロコロ)気づいた。

GM:全員気づいたか。鋭くなったといっても、別に殺気を放ってるというわけではないねん。「むむっ…?!」っていう感じ。

セシル:「どうかしましたか?」

爺さん(GM):「むむ…その御方は…」

セシル:「こ、この御方は…?」

爺さん(GM):「………巫女様」

セシル:「巫女様?」

爺さん(GM):「何故、巫女様がこのような所に…?」

シルヴィーノ:「訳あって、我々の旅の同行しているのです」

爺さん(GM):「…話を聞かせてもらおう」

GM:って言って、椅子に座らせるわ。で、鍋をグツグツ煮て、晩御飯くれるわ。(笑)

シルヴィーノ:「有難くいただきます」(笑)

ティアル:「ちなみに彼は、巫女様をかばってこんな傷を負いました」(笑)

爺さん(GM):「あぁ、それはそれは…」

ティアル:「手厚く看護してあげてください」

GM:じゃあにが〜い薬草の汁飲ませてくれるわ。

シルヴィーノ:「〜〜〜〜〜〜っ!!にがっ!もう一杯!!」

セシル:青汁か!(笑)

ティアル:薬は得てして苦いもんや。(笑)

GM:苦いし…めっちゃ生臭いねん。(笑)

シルヴィーノ:生臭い?!な、何が入ってたんや…。(汗)

GM:豚のレバーとか、あとは生臭いというより、青臭い感じかな。

シルヴィーノ:あ、それなら納得やわ。(安堵)

GM:まぁ、そうやってもらいつつ…。

シルヴィーノ:じゃ落ち着いたところで…第4話の話でもしよか。

爺さん(GM):「何と…そんなことがあったのか…」

ティアル:「そう、そして今日も巫女様が…」

爺さん(GM):「…この話はワシの爺様の爺様のそのまた爺様から聞いたという…」

セシル:何百年上やねん?!(汗)

ティアル:150年くらいか?

GM:まぁそのくらい昔やってイメージしてくれたらいいよ。

爺さん(GM):「で、聞いた話なんだが…巫女様と呼ばれる存在がおって、その巫女様を護るのあウチらの使命だと言われてきた」

セシル:じゃここに預けていけばいいんちゃうの?

ティアル:えぇ〜?育児放棄?

シルヴィーノ:というか、この爺さん達が育児放棄してたってことにならん?

GM:いや、それがある日、ウルスの部族…神獣の民がやってきて、攫われたってこと。

セシル:…え、じゃあこの巫女様は一体何歳やねん?!

GM:…まぁそれは置いておこう。

ティアル:あれ?レミィは封印されてたんやっけ?されそうな所を助けられたんやっけ?

シルヴィーノ:されてたけど、解いて助けられたってことになってる。

GM:ほんまは解けへんらしいけど、まぁそこはオリジナルってことで。で、ずっとそういう伝承が残ってて、『巫女様には蛇が生えてるからすぐ分かるよ。こういう子がいたら是非とも保護しなさい』っていうのが代々の使命らしいねん。で、村を追われた村長さん…あ、この爺ちゃんが村長な…村長さんの祖先達がこのクリスタニア大陸を旅して旅して、ここに辿りついた、と。

村長(GM):「それが我が一族の伝承です」

PC3人:「「「ほほ〜…」」」

シルヴィーノ:「あの…あそこにあった神殿に飾られてた神、あれは何ですか?」

村長(GM):「まさか…神殿にまで行かれたのか…?!これも巫女様のお導きか…。あの神殿こそ、我等が信仰する神……」

シルヴィーノ:……御神像、全部破壊してもた!!(笑)

セシル:そうやん!(爆笑)

ティアル:あの糖尿(トニオ)が全部やったことにしよう。(笑)

GM:で、あの女神の名前やねんけど、これはオリジナルな。イシュールっていうねん。

セシル:それはまた…異臭がしそうやな…。

GM:また臭い系か。(苦笑)

村長(GM):「我等は、イシュール様を信仰する民」

ティアル:「イシュール様っていうのは、どんな神様なんですか?」

村長(GM):「イシュール様は豊穣の女神…」

セシル:あれ?豊穣の女神って他におらんかった?

GM:うん、そのくらいは知っててもいいよ。マーファやな、一番偉い女神様や。で、コイツはちょっと違うねん。

村長(GM):「何故ならば、このイシュール様は……」

GM:…あ〜、これ言っていいんかなぁ…。お爺さんもちょっと渋るわ、「これ言ったら、またウチら迫害されるんちゃうかなぁ」って。

シルヴィーノ:「別に俺等はそこまで関与しませんよ」

ティアル:「むしろ、巫女様守る立場としては教えてもらわんと」

セシル:「何でも言ってや」

GM:…ん、実はさっきティアルが言ったこともあながちハズレじゃないねん。

ティアル:お??

村長(GM):「イシュール様…かの、カーディスに属する神様…」

ティアル:「おやぁ…?」

セシル:カーディスって何の神様やっけ?

GM:破壊神。

シルヴィーノ:破壊神に属する豊穣の神…?壊した後に富…何か犠牲にして栄えるって感じ?

GM:いや、これもちょっとマニアックな話になんねんけど…これはロードスもソードワールドもひっくるめた話になんねんけど…カーディスっていうのは、次の世界でのマーファやねん。破壊の神っていうのは、何のために破壊するかっていうと、次の世界のため…。

シルヴィーノ:つまり、再生か!

GM:そうそう。前の世界を破壊して、新しい世界を再生する誕生の神…そういう理屈でいって、このイシュールっていう神様はそっちに属する神様やねん。

ティアル:それでこっちの世界では豊穣ってことか。

GM:そう、だからあっちの世界でいうカーディスの従者ってことになる。分かる?

ティアル&シルヴィーノ:分かる、分かる。

セシル:…まぁ、何となく。

GM:で、さっき出てきたトニオって男も、村長の一族の親戚みたいなもんで同じくイシュールを信仰してて、それがバレてアラニアを追われたっていう裏設定があってんけどな。(苦笑)

シルヴィーノ:親戚殺っちまった…。(汗)

ティアル:まぁ実際殺ったんはレミィやけどな。

セシル:アラニアってのはどこにあるん?別の大陸?

GM:うん、ロードス島やで。アラニアっていうのは、マーファが死んだ所でもあんねん。マーファとカーディスが戦って、そこで決着がついてん。

ティアル:共倒れ〜。

セシル:〜〜〜〜よく分からん!私はもう知らん!

ティアル:簡単に言えば、生命の神と死の神が戦って共倒れしてん。

GM:それはロードス島でのことな、だから“呪われた島”って言われてんねん。

セシル:はいはい、OK〜。

GM:…で、ここまでやってきて神殿作って頑張っててんけど…「この巫女様さえいれば…!」ていう感じ。

ティアル:「でもね?嫌そうでしたよ?」

シルヴィーノ:「眠り妨げられて、ものっそい不機嫌でしたよ」

村長(GM):「そうか…実は、ワシらももう、疲れたのじゃ…。この村は今まで隠れ里としてやってきたが、迫害され続け…旗印である巫女様もいなくなり、若者達はあのようにいきり立っておるが、正直ワシはもう疲れたのじゃよ…」

ティアル:「まぁ、分からんでもない」

村長(GM):「頼む…巫女様を連れてどこか安全な所でひっそりと暮らしてはくれぬか?」

シルヴィーノ:「その安全な所を探すための旅でもあるんですけどね」

ティアル:「そうやね…要は今まで通りでいいってことでしょ?」

セシル:「そういうことやな」

GM:まぁでも、くれぐれも気をつけてな。また敵増えたから。

シルヴィーノ:確かに…行く先々で敵が増えていく…。(涙)

ティアル:だからこその夜逃げですよ!(笑)

シルヴィーノ:そうやな。(笑)

セシル:また夜逃げしなな。(笑)

村長(GM):「今のうちに逃げるのじゃ!朝になるとまた若者が騒ぎ出す!」

セシル:泊めてよ、一泊くらい〜…。(汗)

シルヴィーノ:強制的夜逃げ。(笑)

村長(GM):「ワシにできる、精一杯の優しさじゃ!さぁ、これを!」

GM:って言って、旅の道具くれるわ。

村長(GM):「これがワシにできる巫女様への最後の忠誠じゃ…」

シルヴィーノ:「では、有難く…」

ティアル:「頂戴します」

村長(GM):「くれぐれも気をつけて…巫女様をよろしく頼む!」

ティアル:っていうか、リオルは気絶中?

GM:いや、フラフラっていうだけで意識はあんで。

ティアル:…今の話、聞かれたらマズかったんちゃう?(汗)

GM:じゃあリオルがフラフラと上体起こして言うわ。

リオル(GM):「…話は…聞かせてもらった…あの少女にそんな秘密があったとは…」

シルヴィーノ:「聞かれてしまったからには仕方ない…」

GM:ちょっ、ちょっと待って!!(笑)

シルヴィーノ:……?…あ、あぁ、別に殺っちゃうとは考えてないから大丈夫やで。(笑)別の意図あったけど、まぁいいわ。

GM:ん。まぁ、命の恩人でもありますからね、しかもいたいけな少女を殺すのも忍びないってことで、

リオル(GM):「このことは…胸の中に秘めておこう…」

ティアル:「お願いします」

リオル(GM):「それよりも…今はまず、この少女を暖かい布団で眠らせてやろう…」

GM:ってことで、帰ろうか。

シルヴィーノ:そうやな、帰ろう。



8:銀の刃の誓い


GM:OK、じゃあ5時間くらい歩いたら捜索隊のターニルに出くわしたわ。

セシル:「ほら、リオルを連れてきてあげたわよ?」

ティアル:「助け出したよ、暗黒の民に捕まってた」

ターニル(GM):「暗黒の民?!何でこんな所まで…?!」

シルヴィーノ:「さぁ?斥候じゃね?もしくは、アンタに対する人質にするつもりだったか」

ターニル(GM):「そうか…これから戦はもっともっと酷くなるだろう…」

セシル:じゃあ逃げよか。

ティアル:口には出さんけどな。

ターニル(GM):「さぁ客人達よ、改めて我が集落へ!」

ティアル:…ま、2,3日はゆっくりしてくか。怪我人もおるし。

セシル:そうしよか。

GM:ん、じゃリオルはこっちが預かるわ。ターニルが狼に変身して背中に乗せるわ。皆ビックリしてるわ。

戦士A(GM):「あの誇り高きターニルが…?!」

戦士B(GM):「その背中を預けるとは…!!」

GM:ザワザワ…。

ティアル:ザワッ。(笑)

セシル:ザワッ。(笑)

GM:じゃあこっちは、狼になれる人は狼になって帰るし、足速い人は走って帰るわ。皆ビースト・マスターやしな。……あ、ただ一人を除いて。(笑)

セシル:誰か乗せてー、勝ったやろー。(笑)

シルヴィーノ:じゃあ両手掴んでプラーンと運ぶか。(笑)

セシル:あ、それで。(笑)

シルヴィーノ:下走ってる奴等より、まだ俺のが早いと思うし。

GM:いや、セシル思いから、結局トントンやろ。

シルヴィーノ:それもそうか…剣持ちすぎやねん!(笑)

ティアル:それは間違いない。(笑)

GM:はい、じゃあ着きました。で、2日過ぎて傷も癒えました。夜になりました!

ティアル:じゃ、逃げるか!

シルヴィーノ:逃げる必要性もない気もするけどな〜。(笑)

ティアル:次はどこに行くん?

GM:どこでもいいで。

セシル:南!

シルヴィーノ:リオル攫う?

セシル:え、何で?!

シルヴィーノ:レミィの秘密知られたから。

セシル:いいやろ〜、胸に秘めるっていってたし!どんだけ信用してへんねん!(汗)

シルヴィーノ:他人なんて、誰も信用できない。(笑)

GM:リオルはターニルと一緒に戦いたいって残るしな。

リオル(GM):「もし良ければ…」

GM:って声かけられるけど。

シルヴィーノ:「いや、すまんが。一つ所に留まる気はない」

セシル:「ま、アンタも頑張りなよ、色々と?」

リオル(GM):「じゃあ…ダガーの誓いにかけて、お互い頑張ろう」

GM:って言って、剣と剣をキーンて交わすわ。

ティアル:じゃ、行こうか!




〜Fin.〜



座談会


シルヴィーノ:今回本気でいい所なかった…。気絶させられて、目覚めたと思ったらいきなりフェネスに怒られるし…。

ティアル:「何を見てんねん」って言われてたな。(笑)ま、たまにはそういうシナリオもあるって♪

シルヴィーノ:いや、何か最近はこんなんばっかの気が…。(汗)

GM:あ、ちなみにあの神殿の名前は“忘れられた神殿”であの村は“忘れられた村”な。まぁどうでもいいけど。あ、あと実はトニオ・クレーデルは結構強かってんで、アラニアの魔法剣士やったから。まぁ面倒臭かったから殺したけど。

シルヴィーノ:魔法剣士、いいねぇ…リウイかよ。(笑)

GM:まぁそんな感じ。(笑)じゃ、お疲れ様で〜す!

全員:お疲れ様で〜す!



〜おしまい〜