第2話 : 勧誘の嵐に桜舞う




目次

4月4日:午前 4月4日:午後
4月4日:夜 4月5日:午前
4月5日:午後 4月6日:午前
4月6日:夜 4月7日:午前
座談会〜日常を描いて〜



4月4日:午前


GM:はい、では!デモンパラサイト第2話『勧誘の嵐に桜舞う』を始めます!

しゅう:(苦笑)嵐に桜舞ったら…枯れてまうやん…。

唯:さ〜く〜ら〜♪さ〜く〜ら〜♪

GM:え〜っと…。

しゅう:前回(第1話)から何日経ちました?

GM:ん、1日。

しゅう:あら…。(汗)

GM:つまり、前回が4/1〜4/3やったから、今日は4/4の木曜日。

唯:4/1に入学式やったんや…凄い学校やな…。

しゅう:もう、あの二人と知り合いになっていいねんなぁ?名前忘れたけど。

GM:美化委員長と委員長か。

唯:縦巻ロールのお姉様。

しゅう:W委員長。

GM:迫水左京西園寺八重か…そやな、顔見知り程度には。

しゅう:そうなんや…はいはい。

GM:…………ってことで、終わりです………。






〜第2話・終〜

唯:さっ、座談会〜。

しゅう:いやぁ〜今回難しかったわぁ〜…何したらいいか、全然分からんかった。

唯:よぉ分からんかった〜。

GM:うん、難しかったなぁ…。


* * * * *

しゅう:え〜っと、朝起きましたねぇ?

GM:うん、そうやな。

しゅう:しゃーないから、学校行かなアカンから、とりあえず風呂入るわ。

GM:朝風呂?

しゅう:うん…あ、でもここ風呂は共同か…風呂は無理でもシャワーくらいは使えん?

GM:ま、使えることでいいでしょ。

しゅう:ん、じゃあ入らせてもらうわ。……唯も行くか?

唯:(少し困った感じで)……唯、夜に入ったからいいよ〜…。

しゅう:ふぅん…朝に入るのがいいのに……っていうか、もう女ってバレてるし。

唯:だったら一緒に入る……このヘンタイ!!

しゅう:な、何でそんなこと言われなアカンねん…。(汗)

GM:あんたと一緒に入りたい、って言ったで。

しゅう:あなたと合体したい!(笑)

GM:そういうこっちゃ。(笑)はい、では風呂から出てきて…。

しゅう:今は大体朝の7時くらいかな。

GM:うん、そうやな。学校が8時半までに教室入ってHRして、授業開始は9時からってことにしよか。

唯:朝、図書館行く〜。

GM:……何で朝から図書館行くねん…?

唯:え、さゆりん(一之瀬小百合)に会いに行く♪

GM:ヤラしい奴め……まぁいいけど。

しゅう:そもそも開いてるんか?

GM:ま、開いてることでいいや。

しゅう:いるかどうか判定したら?「幸運」判定ででも。

GM:あぁ、確かに開いててもいるかどうかは分からんか。じゃ、「幸運」で振ろか。目標値は8で。

唯:「幸運」1しか無いのに…(コロコロ)いけた!11!

GM:じゃあいたわ。

唯:カランカラン♪(扉を開けた音)「おはよ〜ございま〜す♪」

一之瀬(GM):「あら、おはよう」

唯:「小百合さん、どうも〜♪」

一之瀬(GM):「……アンタも…懲りずによく来るわねぇ」(苦笑)

唯:「ってことで、また図書館の一角借りま〜っす」って言って、ロッカーからモップを持ってきて、床をフキフキして、座布団敷いて、靴下脱いで、座って、お勉強しとく。

一之瀬(GM):「………うん、あのね…アンタ、邪魔」

唯:「え〜?」

一之瀬(GM):「本読むなら、ちゃんと椅子に座って読んでくれないかしら?」(汗)

しゅう:(無視して)そういや、朝飯ってどうなってるん?

GM:それは食堂に行って食べてくれていいよ。

しゅう:食堂なんや、じゃあ食堂に行っとくわ。

GM:はいはい。

唯:………じゃあ、小百合さんの隣に座ってお勉強する。

GM:な、なんって邪魔な奴…。(汗)その行動は……(思案)…うん、ちょっと馴れ馴れしすぎて、軽く引かれてるわ。

唯:………………………。

GM:で、そっちは食堂で朝ごはん食べるん?

しゅう:うん。

GM:あ、ちなみにちゃんと朝ごはん食べやんと、1Dダメージくらうで。

唯:朝、ちゃんとパン買ってきてる〜。

GM:はいはい、じゃあ前回のお金の続きでいいから、朝ごはん食べるなら500円払っといてください。

しゅう&唯:前回ナンボ残ってたかなぁ〜…。(確認中)

GM:では食堂に行きますと、仲間が何人かいます。

しゅう:俺に仲間なんて、いたっけ?(笑)

GM:あぁ、仲間というかクラスメイト。(笑)ということで、これがある。(クラス名簿を取り出す)

唯:おぉ、クラス表や。

GM:そういや、唯は何か委員に立候補したっけ?

唯:うん、美化委員。

GM:あ、そっか。じゃあ榎木君は美化委員じゃなくなった、好きに選んで。(笑)

しゅう:(名簿を見て)荒本……ダイが風紀委員なんや。(笑)

GM:うん。(笑)

しゅう:性格はダイのままでいいんかな?

GM:うん、いいよ。

唯:じゃあ榎木は、史実通りにバスケ部で。

GM:はいはい。

しゅう:とりあえず、皆に見つからんように、端っこの方で一人で飯食っとく。

GM:うわぁ、ウザイな、こいつ。(笑)じゃあ…『隠密』で目標値8で。

しゅう:ダイス振るまでもないけど…(コロコロ)達成値12で成功。

GM:あれ、そうか…。(残念そう)

唯:しまった…図書館なんて行ってるから、声をかけて皆の注目を集める役が…。(笑)

GM:じゃあこっそりと食べました、残念ながら。

しゅう:(モクモク)「納豆、うめぇ〜」(笑)

GM:って感じで、いい感じの時間になってきました。

しゅう:8時半からHRやから、8時くらいには行くわ。

GM:唯は?

唯:…図書館でお勉強してから、「小百合さん、それじゃ行ってきま〜っす」って行く。

一之瀬(GM):「はいはい…っていうか、私も行かなきゃ、だしね」(笑)

唯:「じゃ、一緒に行きましょ〜♪」

一之瀬(GM):「はいはい…」

唯:校舎まで一緒に行く〜。

GM:……また、鬱陶しいのにヘバり付かれたなぁ…。

唯:(笑)

GM:はい、じゃあ教室に行きました。8時半くらいになって先生が来ました。担任の勅使河原先生です。

しゅう:テッシーや。

唯:「きりーつ!」

GM:え、何でアンタが言うねん。(汗)

しゅう:クラス委員長は誰なん?

GM:委員長は龍造寺レイラさんやな。

龍造寺(GM):「きりーつ!礼!」

GM:ってことで、HRが始まりました。さて、本日からですね、先生が言うには…「部活動勧誘期間が開始されます」ってことで、「外部生の子は特に狙われやすいわよ〜」って。無理な勧誘があるんで気をつけろってこと。

しゅう:はいはい…ちなみに、部活ってどのくらいあるん?

GM:部活は、思いつく限り言ってくれていいわ。

しゅう:そうなん?じゃあ文芸部。

GM:え、いきなり決定?

しゅう:あぁ、じゃあまずは見て回ろか。……どうせどこにも入れず、こっそり帰るんやけどな…。

GM:それはどうか分からんけど。(苦笑)ま、まずは朝から授業始まるんで。今日は朝の1時間目から英語です。

しゅう:うわ、苦手や…。(汗)

GM:相変わらず勉強をするのなら、1D+「知力」を。

唯:予習した分の修正は無いの?

GM:あ〜…まぁ、良かろう。+1してくれていいよ。

しゅう:そんなんアリかい……まぁ、いいけど。

唯:(いっコロ)5〜。

しゅう:(いっコロ)うわ、俺4や!(汗)

唯:勝った!勝った!予習の分勝った!(笑)「しゅう君、予習復習はちゃんとしないとダメだよ〜?」

GM:……まぁ、まだまだ二人の差は埋まりませんけどね。(笑)5程しゅうがリードしてる。

唯:こっちが6出して、そっちが1出し続ければ…。

GM:まぁ、そうやって午前中の授業が終わって昼休みになりました。昼休みになりますとですね…周りの子から、「部活動に入らんか?」っていう誘いが来ますね。特にしゅうの場合、前の席の妻木新一からくる。


<しゅうの場合>

妻木(GM):「バーロー」(笑)

唯:バーローきた。(笑)

しゅう:バーローは俺の台詞じゃ!(笑)え〜っとコイツは…ミステリー研究会、か…悪くないけど、俺そんなにミステリーは好きじゃないからなぁ…。アガサ・クリスティぶってんじゃねぇよ。

妻木(GM):「良かったら、俺と一緒にミステリ研に入らないか?」

しゅう:「誰が好きなんだ?」

妻木(GM):「それはもちろん、コナン・ドイルと江戸川乱歩さ」(笑)

GM:こいつ、もの凄いシャーロキアンやねん。(笑)

しゅう:シャーロキアンなんや。(笑)そうかぁ〜…。(悩)

GM:……と思ってたら、横の島津愛さんが……この人は人形劇部か。(笑)

唯:おぉ、いいじゃん。(笑)

しゅう:(顔絵を見て)ん〜…ちょっとイマイチやけど…まぁいいや。んで?

GM:ま、要は部活に入ってくれって言われる。外部生は狙われやすいから。

しゅう:う〜ん…人形劇部って結局、何するんですか?(汗)

唯:糸も何も使わずに、小さい人形をペコペコ動かす。(笑)

しゅう:それ、普通の人間には無理やん…。あれか?ボランティアで幼稚園回ったりするん?

GM:うん、そういうのもあるやろうし…まぁ確かにボランティアが基本かもしれんな。

しゅう:ふ〜ん…?(悩)…悪いけど俺「機敏」タイプやから、人形動かせへんわ。「他当たってくれんかな?」

GM:確かに、<ウォーコイト>とか特殊系かもしれん。(笑)

島津(GM):「そぉ〜?残念だわぁ〜…」

GM:あとはもう一人くらい…北条紗江くらいからも。この娘は…陸上部やな。

北条(GM):「陸上部に、入らない?」

しゅう:しかし、俺は「機敏」が無い<ファランクス>!(笑)…(顔絵を見て)…あ、でも顔は好みや…黒髪ロングは卑怯や…。「陸上部?よし、見学行こう!」

唯:モロ、北条さん目当てやん。(笑)

しゅう:い、いや!違うよ!「ちょっと…このひ弱な身体を変えたいと思って…」

北条(GM):「ありがとう!じゃあ放課後に見学に来てね♪」

GM:って言って去ってった。

しゅう:はいはい。


<唯の場合>

GM:では一方、唯は…じゃあ、伊達まさみからいこか。ちょっとクールな感じの子。

伊達(GM):「良かったら…剣道部に、入らない?」

唯:「剣道部かぁ〜…(名簿を見て)真田真由も同じ?」

伊達(GM):「さ、真田真由?!……真田と私は、ライバルなのよ…」

唯:「そうなんや!」(笑)

GM:伊達がクール系、真田は熱血系やな。

唯:(名簿をジィ〜っと見て)…可愛い子、おらんかなぁ…。

しゅう:顔で選ぶんかい…。(汗)

GM:ま、とりあえず伊達さんからは剣道部に誘われたし、後ろの席の野口君からは、

野口(GM):「のぉ〜みぃ〜…きみぃがぁ、よければぁ〜、きょぉぉげんぶにぃぃ〜…」(狂言部)

しゅう:そんな喋り方、シンドすぎやろ!!(笑)

野口(GM):「あ、入らないかねぇぇぇ〜??」

唯:「あぁ〜、入りませぇんよぉぉぉ〜〜〜」(笑)

野口(GM):「あぁ〜……いかにもいかにもぉぉぉ〜……」

唯:「あぁぁぁぁ…申し訳なぃぃぃ〜…」

GM:………狂言部に入ったれよ……。

唯:いや、せっかくやから同じように返しただけやし。(笑)

GM:ん〜、じゃあ残念ながら野口君は去って行くわ。あとは…まぁ、隣のめぐみん(南恵美)からも一応。

南(GM):「あ、私は飼育委員だから、良かったら…」


* * * * *

しゅう:(急に)……後藤田君、茶道部じゃなくて剣道部にしたってや。(笑)

GM:え?いや、それやと剣道部が多くなるからさ。(笑)

しゅう:そうか…むしろ、茶道部に惹かれるな…。掛け持ちはナシなん?

GM:いや、いいよ?その辺は自由やから。

しゅう:じゃあ俺は茶道部と陸上部を見に行こう。

唯:ん〜、剣道部と飼育部を見に行くかなぁ〜…。

GM:まぁ他にも気になるのがあれば、誰かに声かけてくれたらいいし。とりあえず昼休みは始めにこうやって声かけられただけやから。後は飯食うなり何なり好きにしてくれていいよ。



4月4日:午後


しゅう:じゃ、いつも通りの所に行くわ。

GM:ってことは、校舎裏?

しゅう:校舎裏。

唯:(名簿を眺めて)…乗馬部!レイラ、レイラ!

GM:あぁ、龍造寺さんと一緒のやつか。じゃ、ちょっと待ってな、先に校舎裏からいくから。


<昼休み:しゅう>

GM:え〜、校舎裏に行ったら……って、何しに来たん?

しゅう:もちろん、飯食いに来てんやん。(笑)

GM:あぁ、昼飯買って来たんか。

しゅう:そうそう。

唯:お昼は〜…図書室!

GM:また図書室かよ!

しゅう:っていうか、図書室で飯食うなよ…。

GM:そうやん、図書室は飲食物禁止や!怒られんで!

唯:うぅぅ〜…じゃあ屋上にする…。

しゅう:じゃ、校舎裏で…(地面に腰かけて)「あぁ、桜が綺麗や……でも、この桜もあと一週間やなぁ…」って言いながら、こっそり持ってきたウォッカを煽る。

GM:それは微妙やなぁ…ひょっとしたら見つかるかもしれん、風紀委員に。

しゅう:判定する?「幸運」?『隠密』?

GM:『隠密』…こっそり隠れて…見つかったら不良の枠でカテゴライズされんで。(笑)

しゅう:酒飲んだら不良って、偏見やろ〜。(笑)

唯:酒飲んだら停学やで。

GM:ほんまや…大体、何でわざわざ学校で飲むねん。家帰れよ。(笑)

しゅう:ふっ…そこに桜があるから、さ…。

GM:ま、一応『隠密』でいいか。目標値は10で。

しゅう:はいはい、初級あるから2Dで5以上か。

唯:1ゾロ、1ゾロ。(笑)

しゅう:そうそう振るか(コロコロ)…はい、まさか〜。(笑)

GM:え、なんぼ?

しゅう:達成値9。(笑)

GM:足りません!これはマズイ!(笑)

しゅう:さすがに入学して即効捕まるのはダサイから<衝動>で振りなおすな。(コロコロ)余裕成功。

GM:じゃあ見つかりませんでした。(笑)コッソリと酒を飲んでいい気分で昼休みを過ごしました。

しゅう:………何でこんなとこで<衝動>使ってるんやろ…。


<昼休み:唯>

GM:さて、一方唯の方は…どうすんの?

唯:乗馬部に行きたいけど…見学は放課後やろ?

GM:うん、そうやけど……じゃあ都合良く龍造寺さんの方から声かけてくれたことにしよか。ま、席も近いし。

龍造寺(GM):「あらぁ能美さん?宜しければ、乗馬部に入りませんこと?」

唯:「お馬さんですかー」

龍造寺(GM):「まぁ…お馬さんねぇ」(苦笑)

唯:「ちょっと興味ありますねー」

龍造寺(GM):「じゃあ是非良ければ放課後に乗馬部に見学に来てちょうだい」

唯:「あ、じゃあ行きますー」

龍造寺(GM):「そう、待ってるわ。では、御機嫌よう…」

GM:って感じかな。

唯:「御機嫌よー」

しゅう:何や、コイツら…。(汗)

唯:っていうか、完全話し方とか女になってもてるけど、いいんかなぁ?

GM:まぁいいんちゃう?周りから変な目で見られるやろうけど。

唯:その内、女子の制服着てくるかもしれん。

GM:うわ、キモ!(汗)

しゅう:じゃあ最初っから女キャラで作れよ…。(汗)

唯:やっぱちょっと変わった趣向でやりたいから。(笑)

しゅう:…いつも通りやんけ…。

GM:ほんまや…。では昼休みも終わりまして…。

しゅう:あ〜、授業ダリぃ〜…。

GM:周りの生徒からも勧誘されつつ、午後の授業もしとこか。授業を聞くなら聞く、寝るなら寝る……寝たら<衝動>1点回復でいいで?(笑)

しゅう:どうしよかなぁ…いいわ、聞く(いっコロ)さっきから1しか出ぇへん…4。

唯:1出ても4なんや、いいなぁ!まだ+1でいいよな?(いっコロ)5!

GM:しゅうと唯の差が埋まりつつある。(笑)

しゅう:すでに学校に対する情熱が無いからな…。

GM:あかんやん!(笑)

唯:酒なんか飲んでるからだよ〜。(笑)

GM:ま、そういうわけで放課後になりました。それぞれ、何するんやっけ?唯が乗馬部で…しゅうが?

しゅう:今日は部活やってるんかな?陸上部と茶道部。

GM:うん、この期間中は全部やってる。

しゅう:ん、じゃあとりあえず今日は陸上から行こか。

GM:はいはい、んじゃまずはそっちから。


<しゅう:陸上部>

GM:では行くと、北条さんが出迎えてくれるわ。

しゅう:「あ、鉄平や」

北条(GM):「鉄平、って誰?!」(汗)

しゅう:「あぁ、間違えた。北条さんや」

北条(GM):「す、凄い間違え方ね…」(汗)

GM:陸上部の場所は、もちろんグラウンドな。

しゅう:北条さんは早いん?

GM:そうやなぁ…中学からやってるから、早い方やと思う。中の上くらい。

しゅう:ふぅん…それは凄いな…。じゃ、せっかくやし俺も50mくらい走ってみよかな。

GM:あぁ、いいなそれ。「機敏」か『運動』で目標値は10、これやと早い方。

しゅう:あ、俺『運動』は中級あるで。

GM:何ぃ?!…じゃあ早いやん。

しゅう:でも「機敏」は低いから…。

GM:あぁ、単純な行動は得意やけど、精密な行動になるとダメなわけか。

しゅう:そういうことやろな。じゃ、新入部員とか1年集めて勝負させてや。

GM:そうやな。

北条(GM):「しゅう君がやる気を出すというのなら…この1年の盛岡君と…」

しゅう:誰やねん。(笑)

北条(GM):「二人で勝負してみて」

しゅう:その盛岡君は新入部員?

GM:もちろん、新入部員。

しゅう:あぁ、じゃあ外部生やな。

GM:そういえば、そうなるなぁ。

しゅう:無駄に対抗心燃やしとこ。

GM:じゃあ目標値はやっぱ15で。

しゅう:普通なら余裕やけど…今日のダイス運がなぁ(コロコロ)ん、17で成功。

GM:はいはい、じゃあ盛岡君に勝つことができ、しかも結構良いタイムが出た。

しゅう:50mを8秒くらい?…遅いか。(笑)

GM:遅いわ!俺より遅いわ!(笑)まぁ6秒台やな。

しゅう:「俺のフォーム、いいっすかねぇ?」

北条(GM):「いやぁ、貴方…今まで何してたの?中学とか…」

しゅう:「何しててんやろ……本を読んでた、としか…」

北条(GM):「そ、それは勿体無いわ!是非とも陸上部に入って頂戴!」

しゅう:「ま、考えておきます」

北条(GM):「えぇ、お願いね」

GM:ってことで、北条さんの好感度UP。ピンピロリロリロリン♪(笑)

しゅう:うぉ、結構上がった。(笑)でも嬉しいな、俺からの好感度も上げておこ。

GM:ま、とりあえずこんなもんで。


<乗馬部:唯>

GM:じゃ、お次は唯いきましょか。乗馬部やっけ?

唯:うん、乗馬部。

しゅう:お・ち・ろ♪ら・く・ば♪

GM:ひでぇ。(笑)乗馬部に行くと、レイラが出迎えてくれるわ。

龍造寺(GM):「あらあら、よくぞお越しくださいましたわ、能美さん」

唯:「あ、レイラさん!どうも〜♪」

龍造寺(GM):「ではまずは…乗馬部って、何する所か分かるかしら?」

唯:「え?お馬さんに乗るんでしょ?」

龍造寺(GM):「ん〜、そうねぇ…」

GM:…実際、乗馬部って何するんやろ…。

唯:あれじゃない?柵とか飛び越えるやつ。

GM:あぁ、あれか。じゃあ軽く見学してて、途中でレイラさんが、

龍造寺(GM):「宜しければ能美さんも少し乗ってみます?」

唯:「あ、乗ってもいいんですかぁ?!」

龍造寺(GM):「えぇ、もちろんよ。乗る時は気をつけてね」

GM:馬に乗る時は、後ろから触りながら乗らなアカンねんで。

唯:あ、そうなんや。

しゅう:ビックリさせて蹴られたら、死んでまうからな。

GM:そう、ほんま死んでまうから。ってことで、やろか。え〜っと乗馬は…『操作』かな。『操作』か「機敏」か…。

唯:お馬さんに『魅了』とか『交渉』は?

GM:それは無理。

しゅう:言語通じやんし。

GM:(ルールブック確認)…あ、乗り物を操作するのは『運転』技能や。『運転』ないし「機敏」で目標値が…どんなもんかな〜。

しゅう:どんな馬に乗せられたか、やな。黒王母とかちゃうん。

GM:もし黒王母やったら、目標値30とかやで。(笑)まぁ普通の馬として目標値8くらいでいいか。

唯:うわぁ〜…ヤバイな…。

しゅう:…さっき、俺は15やったのに…。

GM:うん、ゴメン、高すぎた。(笑)

しゅう:県大会レベルちゃうん。(笑)

GM:まぁほら、その分好感度2上げたし。(笑)

唯:(コロコロ)…達成値が…8!

GM:お、じゃあ何とか綺麗に乗れたわ。

唯:パッカパッカパッカ♪

龍造寺(GM):「あらあら能美さん、とてもお上手じゃな〜い!馬も懐いてるみたいだわ!」

GM:ってことで。

しゅう:馬の世話、大変やで〜。

唯:毎日ちゃんとブラッシングしやなな。

しゅう:せいぜい小便かけられんように、気をつけて…。

GM:ま、そんな感じでピンピロリロリン♪とレイラさんも上がった。

唯:…これは、百合を目指せ、と?

GM:いや、全然。むしろ男にも関わってあげてください。(苦笑)

唯:嫌や。

GM:………ま、まぁ、綺麗に馬に乗れました、と。

龍造寺(GM):「宜しければ、乗馬部に入ってほしいわね」

唯:「そうですね〜…ちょっと興味惹かれてますね〜」

龍造寺(GM):「まぁ、宜しければ…」

GM:って言って、紙(入部届け)持ってくるわ。

しゅう:早いな!(笑)

GM:部員獲得に必死やからな!(笑)

しゅう:人数少ないん?

GM:少なくはないんやけど…この学校のクラブはT〜V部に分かれてて、V部のクラブは支給活動費が少ないねん。

しゅう:ふ〜ん…陸上と乗馬部は何部?

GM:まぁその二つなら有力ってことでT部でいい。鉄道研究部とかマイナーなものやとV部になる。

唯:ミス研は?ミステリー研究会。

GM:ミス研は微妙やなぁ〜…U部あっていいかなぁ…新一が良いミステリーを書いてるから。

しゅう:あぁ、アイツが書いてるんや…ライバルやな…。

唯:「じゃ、一回帰って考えてきます〜」

龍造寺(GM):「あら、そぉ〜?残念だわ…是非また来てくださいね」

GM:ってことで、一回締めよか。



4月4日:夜


しゅう:さて、今は何時ですか?

GM:もう放課後終わりまして、クラブ時間も終わって…夜の7時前くらいかな。

しゅう:寮の門限は9時やっけ?

GM:そうやな。

しゅう:まだ2時間ある…か…何しよっかな。

GM:まぁまずは晩御飯食べることが前提にあるとして。

唯:ごっはん〜♪

しゅう:…寮で食べる分にはタダやねんな?

GM:もちろん。

しゅう:…しかし、あんまり寮ばっかってのも面白くないからな…どっか探検行こかな…唯、どっか行く?

唯:え〜、(寮の)おばさんの料理食べた〜い…。

しゅう:う、ウザイな…人がせっかく……。(汗)じゃあいいよ、一人で行くわ。

GM:はいはい、街を探検するのなら、赤パスで行ける範囲でどうぞ。

唯:(クラスメイトに)「みんなぁ〜、しゅう君どっかに行っちゃったんだけど〜」

しゅう:う、ウザイっ…!!(汗)

クラスメイト(GM):「えぇ?!…しゅう…でもアイツ、やっぱ格好いいよな!一匹狼って感じでがするぜ…!」(笑)

しゅう:そうそう。(笑)


<夜:しゅう>

しゅう:え〜っと、赤パスで行けるのは…案外少ないな…まぁこの[繁華街A]に行こか。普通のショッピングモールとかレストラン街やって。

GM:あぁ、はいはい。

しゅう:最新の作家の本でも買いに行くわ。んで帰りにマクドでも寄る。

唯:めっちゃ食べるんちゃうん。(笑)

GM:メガマック10個。(笑)

しゅう:10個?!さすがに途中で飽きるっちゅーねん、せめて内容変えさせて。(笑)ってことで、適当に2000円減らしとくで。本と飯代な。

GM:はいはい。<衝動>回復したかったらしてくれていいよ。

しゅう:そういや1点使ったな…酒飲んだ時点で使ったのが勿体ない…。やれやれや…。

唯:酒飲むからや。(笑)

しゅう:…あ、せっかく新一に薦められたから、ミステリーの本も一冊買っていくわ。正直あんまり興味ないけど、義理で。

GM:あぁ、それもそうやな。

しゅう:三毛猫ホームズでも。

GM:赤●次郎?

しゅう:うん。

GM:じゃあ本も買って、飯も食って……どうしようかなぁ…。

しゅう:『幸運』で誰かに会うか判定したい。

GM:うん、いいよ。それを今考えてた。

しゅう:ちょっと、な…友達が欲しくなってきた。

唯:(爆笑)

GM:目標値は8で。(笑)

しゅう:(コロコロ)ん〜っと、ちょっきし8で。

GM:はいはい、誰にしよかなぁ〜…これもダイスで決めよか。

しゅう:(コロコロ)37番?

GM:37番は…本多有紀やな。

しゅう:え〜っと…不良?あっら〜、繁華街やからなぁ…まぁ、仕方ないか。

GM:あれ?確か…(確認して)…うん、しかも本多さん、アンタの隣の席ですよ。

全員:(爆笑)

しゅう:「初めて会いましたね〜」って感じやのに!(笑)

唯:あれ?チョッパってるのって誰やった?

しゅう:徳川じゃなかった?

GM:そう、だから徳川のツレ、やな。まぁチョッパってるけど、本多さんは徳川さんよりは冷静な方。徳川さんを諫めるポジションやから。

しゅう:あぁ、なるほどね〜。で、とりあえず、出会ってしまったわけや…。

GM:そうやな。向こうも、目は合ったけど…。

しゅう:…でも、俺から声かけることもないからなぁ〜。(笑)

GM:うん、向こうもそんな感じ。(笑)軽く一瞥して、そのまま通り過ぎて行こうとするかなぁ。

しゅう:ん〜、じゃあ一応声かけるわ。

GM:お?OKOK。

しゅう:「何やってんの?」

GM:えっと、マクドで飯食った帰りやから…まぁ、集会というか、用事があったんやろ。その帰りやな、こっちは。

しゅう:見た目は?制服?荷物は?

GM:いや、私服に着替えてるよ。荷物は普通の鞄で持ってる。

しゅう:ふぅん…ビームサーベルは?

GM:ビームサーベルは……付いてないなぁ。(笑)

しゅう:実は、その帰りに…やったら面白かったのに。(笑)で?

本多(GM):「ん?あぁ、帝塚か…」

しゅう:普段、勉強は真面目にしてるん?

GM:授業には普通に出てるね。

しゅう:「参考書でも買いに来たん?」

本多(GM):「ふっ、参考書なんて、買うわけないでしょ、私が…」

しゅう:「ま、そうだろうな」って笑ったろ。

GM:特に反応はせんかな。

本多(GM):「あんたは、こんな所で何してたの?」

しゅう:「ん?俺は買い物」って言って本見せる。

本多(GM):「へぇ……」

しゅう:「本多は、こういうのは読まないのか?」

本多(GM):「私は、そういうのは読んだことはないわね」

しゅう:「ふぅん…じゃあ、何してんの、普段?」

本多(GM):「普段…」

しゅう:……っていうか、今までで一番長く喋ってんで、これ。(笑)

GM:ほんまやな。(笑)

本多(GM):「普段は……あんまり、人に言えるようなことはしてないわ」

しゅう:「何じゃそりゃ……じゃ、これ、読めよ」(本を差し出す)

本多(GM):「えっ……でも私、こんなの読まないし…」

しゅう:「ははっ、まぁいいから読んでみろって。意外と面白いかもしれへんで?」…関西弁キャラなんか、俺?…まぁ関西から来たことにしよ。

本多(GM):「……ま、一応気にはとめておくわ」

GM:って言って、一応鞄に入れるわ。

しゅう:「ん、じゃあな」

本多(GM):「あぁ、じゃあな」

しゅう:……ま、こんな感じで。

唯:ピンピロリロリン♪は無いの?

しゅう:いや、普通に話しただけやし。

GM:そうやな、普通に話しただけやからな。あ、でもややピロリロリン♪くらいならいいか。

しゅう:え、そんな簡単に上がっていいん?

GM:うん。5ポイント貯まったら《絆》Lv1と思ってくれたらいいわ。(笑)ま、軽く会話して少し仲良くなった。もしかすると、次から隣の席に座ってたら話しかけてくれる…かも。

しゅう:なるほど…ま、最初は特に何事もなく、ってことで。

GM:はいはい、こんな感じで。


<夜:唯>

GM:一方その頃、唯は?

唯:食堂で。「おばちゃーん」

おばちゃん(GM):「あいよ!」

唯:「今日はねー、カツカレーとぉ、天丼とぉ、肉うどんとぉ、オムライスとぉ…全部大盛りで!」

おばちゃん(GM):「あいよぉ!あんたはよく食べるねぇ!」

唯:「うん!」

おばちゃん(GM):「…あいよ!(ドン)あいよ!(ドン)あいよあいよあいよ〜!(ドンドンドン)」

唯:「ありがとぉ〜!また後でデザート来るからぁ〜」(笑)

おばちゃん(GM):「はい、待ってるよ〜」(笑)

唯:ま、そうやってガツガツ食べてる。

GM:ん、まぁ食堂やからいっぱい人はいるやろうな。また誰に会うか、ダイス振ってくれていいで。

唯:(コロコロ)30番。

GM:あ、真田や。

しゅう:おぉ、噂の…。

GM:また剣道部か…何か縁があるかもしれんで。真田は熱いでぇ〜。(笑)

真田(GM):「あっれぇ〜?唯君、何してんのー?」

唯:「えー、飯食ってんだよー」

真田(GM):「ま、見たら分かるけどねー。(笑)私も頂戴よー」(獲る)

唯:「あぁー!!」

真田(GM):「まま、硬いこと言わずにー♪」

唯:「もぉ、しゃーないなぁ…おばちゃーん!食べ物追加ー!」

しゅう:……これ、タダって凄いな。(笑)

GM:ほんま、ようよう考えたらこれがタダって相当やな。どんだけ“悪魔憑き”得してんねん。(笑)

しゅう:ほんまやで。(笑)

唯:「おばちゃん、親子丼大盛り追加ー!」

おばちゃん(GM):「あいよー!」(ドン!)

唯:まぁそれ食べとくわ。

GM:ん、じゃあ真田さんが、

真田(GM):「あんたは、何かクラブに入ることになったの?」

唯:「えー、まだ決めてないよー。とりあえず今日は乗馬部に行ってきた」

真田(GM):「乗馬部かぁ……私にはちょっと上品すぎて真似できないわねぇ」

唯:「そぉ?」

真田(GM):「そうね、私は柄じゃないわね…。それより、もし良かったら剣道部に入らない?」

唯:「小手、面、胴ー!!」

真田(GM):「そうそう、それそれ。どう?」

しゅう:『小手面』……どこの店や…。

唯:剣道部系のお店じゃない?(笑)

真田(GM):「私はねぇ…あの伊達まさみを、打倒しようと頑張ってんのよ…」

唯:「あぁ、あのちょっとクールな…」

真田(GM):「そう…あの…馬鹿デカイ乳を…」

唯:馬鹿デカイんや!(笑)

GM:うん。(笑)伊達は裏では正と呼ばれてんねん。

PC2人:(爆笑)

唯:「あぁ、じゃあライバルってやつね?」

真田(GM):「そうよ」

GM:ちなみに真由は貧乳な。(笑)

唯:僻んでるん?(笑)

GM:うん、ちょっと僻みも入ってる。(笑)でも実は、根本的な所では二人、馬が合ってたりもする。

しゅう:あれ、仲はいいんや?

GM:ん〜…まぁ、それなりに?良きライバル関係ってやつやな。

唯:「まぁ、こんだけ言ってもらって何だし…明日、見学でも行ってみようか?」

真田(GM):「お!本当に〜?!助かるわぁ〜。ウチもねぇ、新入部員を求めてんのよ〜。じゃ、明日は頼むわね!」

唯:「うん、明日行くしー!」

真田(GM):(去り際に)「じゃ、この唐揚げもう一個貰ってくね〜♪」

唯:「あぁぁぁー!!……おばちゃーん…!」

しゅう:こいつも“悪魔憑き”なんちゃうん…。(笑)

唯:「おばちゃん、ジャンボパフェ!」

おばちゃん(GM):「……あいよ!!……ったく、アイツはどんだけ食べるんだい、まったく…」

GM:まぁ、こんな感じで。


* * * * *

GM:そうやって、何やかんやで9時になりましたね。後は部屋に帰って風呂入るなり、作家ポイントを貯めるなり。(笑)

しゅう:作家ポイントを…というか、買ってきた本読んでおく。

GM:あぁ、はいはい。

唯:…じゃあ、歌手ポイントを貯める。

GM:何や、歌手ポイントて……(気づく)ヤバイ、また隣で煩いのきたでー!(笑)

しゅう:う、ウザイ…!!いっつもいっつも隣で人の読書邪魔しやがって、鬱陶しいなぁー!!(汗)

唯:めっちゃ大音量でチャチャチャチャチャン♪「ミッ●ミッ●にしーてあげるぅー♪」

GM:と、隣から大音量で流れてきましたが。(笑)

しゅう:むしろ、ボッコボコにしたろか!!(汗)

唯:あれ?反応はせぇへんねんや。

しゅう:この世界では違うねん。

GM:で、隣がやたら煩いけど?

しゅう:いつかコロス……。(汗)

唯:歌唱ポイントは貯まらへんの?

GM:歌唱ポイント…微妙なところやけどなぁ…まぁ一応メモしといたるわ。

唯:そうやで、毎日せっかくやってんねんから。

しゅう:将来、何になるつもりやねん…。(汗)

唯:んで、歌った後…寮の中を流離う。

GM:流離う?寮の中を流離う…どうしようかなぁ…周りの部屋はクラスメイトばかりやで?

しゅう:しかも今いんのは、ボロっちい男子寮やろ?流離ってどうするん?

唯:え、友情友情。

GM:まぁ、誰かに会うかもしれんしな。じゃあ一応ダイス振ってみて。

唯:(コロコロ)20番。

GM:福井や。(笑)

しゅう:でた。(笑)

福井(GM):「あー…ちょっと、ちょっと唯君、待ってんかー?」

しゅう:コイツも関西人か!(笑)

唯:「えーっと…誰だっけ?」(笑)

福井(GM):「あ…福井っていうねん、福井って。あの…山岳部、入れへん?」

唯:「…あんな…」

福井(GM):(遮って)「あ!消しゴム落としたで!はい、どーぞ!」(笑)

しゅう:な、何という…。(笑)

唯:「山岳部かぁ〜…ちょっと興味ないなぁ…」

福井(GM):「えぇぇぇぇ〜?!!」

唯:「だって、シンドいじゃーん」

福井(GM):「いや、そのシンドいのがええねんて!」

唯:「シンドいの、嫌いだしぃ」

福井(GM):「えぇ〜…ちょっと待ってんかぁ〜…」

GM:……まぁ、こんなもんか。(笑)

唯:「じゃ、また流離うからぁ〜。また今度ね〜、名前はとりあえず覚えとくよ〜」

GM:覚えといてください。(笑)じゃ、福井の顔と名前覚えて、そんな感じで。流離って会うのは一人で勘弁して。

唯:了解〜。

GM:じゃ、夜10時くらいになりました。もう寝なアカン。

唯:じゃ、(しゅうの部屋の扉を)ガンガンガン!と叩いて、「おやすみぃー!!」

しゅう:…空瓶叩きつけたろか…。(汗)

GM:ウザイ〜!何てウザさや…。じゃ、寝てください。徹夜で何かしてくれてもいいけど。

しゅう:ジャック・ダニエル飲んどく。

GM:またか…。

唯:二日酔い判定は?

GM:酔う程飲むん?

しゅう:そんな飲まんよ、寝酒や。

GM:寝酒ね…コイツ、とんでもない奴やなぁ…。

唯:酒持ちこみまくってる…チェック入ったら、一発でアウトや。(笑)

GM:ほんまや、酒臭い部屋にしよってからに。(笑)



4月5日:午前


GM:さてさて、では次の日になりましてですね〜…朝、何時起きくらいがいい?

しゅう:俺はいつも通り6時半に起きてシャワー浴びる。んで、7時に飯。何て規則正しいんや…。

唯:6時20分に起きて、壁をガンガンガン!ってやって、「おはよぉ〜!!」って…。(笑)

GM&しゅう:ウザイ、ウザすぎる…!!!(汗)

しゅう:何で俺は…こんな奴と中学から知り合いなんや…。(涙)

唯:腐れ縁、腐れ縁。(笑)「おっきろぉ〜!!」ってやってから、食堂のおばちゃんの所に行く。「おばちゃーん!朝ごはんー!!」

おばちゃん(GM):「あんたかい、朝から元気だねぇ!」

唯:「うん!いつもの特々盛セットー!」

おばちゃん(GM):「あいよー!」ドンドンドン、タラタッタ♪

唯:ドドンドドン♪(笑)

GM:まぁ、そんな感じのが出てきた。

唯:パン一斤くらい?

GM:パン一斤…のみ。(笑)

しゅう:めっちゃ喉渇くっちゅーねん!(笑)

唯:何か飲み物くらいつけるよ!(笑)

GM:まぁそこは御自由に。(笑)しゅうは?

しゅう:ま、シャワー浴びて飯食って…。

唯:あ、飯食ったら図書館行くから。

GM:また図書館?!…正直、ウザがられてんで、今の所では。(汗)このまま同じことを続けられていくと、もしかすると好感度が下がっていくかもしれん。

唯:……マジで…。(汗)

しゅう:いいんちゃう?デストローイ!

GM:アプローチの仕方を変えるべきかもしれん。

しゅう:まぁ、やってることはただのストーカーやからな。

GM:そうそう。

唯:…………………それでも……図書館、図書館。

GM:はいはい、じゃあ先に図書館やったろか。


<唯:図書館>

GM:はい、じゃあ図書館に着きましたよ。

唯:「…おはようございま〜す…」

一之瀬(GM):「あぁ、はいはい…また来たのね、おはよ…」

しゅう:っていうか、毎日おんの?判定はいいん?

GM:ん〜、まぁ毎日おってええわ、別に。いかにも毎日いそうな顔してるし。

唯:…それだけ言って、無言でそのまま奥の席に座って勉強してる。カリカリカリカリ…。

GM:あぁ、はいはい。

唯:カリカリカリカリ…。

GM:まぁ、別に向こうからの接触はナシやな。

唯:…あれ?(汗)押してダメなら引いてみたんやけど…。

しゅう:いや…引き方が甘すぎやろー!!(笑)

GM:考えてみたら、図書館で勉強する人って、ただの普通の生徒やん。(笑)まぁその引きの姿勢で、今後何かがある……かも、しれない。じゃあ、今日の所は勉強だけで。

唯:うん、んで時間になったら、「それじゃ、先に行っときますね〜!」

一之瀬(GM):「はいはい…」

GM:って感じで、先行ってください。

唯:はい…教室に行きます…。


<しゅう:登校前>

GM:じゃ、このまま教室でいいか?

しゅう:う〜ん……ジョギングくらい、しよかなぁ。

GM:何か急に運動に目覚めてきたな。(笑)

しゅう:そうやねん、急すぎんねんなぁ……内心、やろっかなぁ〜くらいに考えてるけど、実際は格好悪いからやらへん。(笑)

GM:やらんねんや…でも、ちょっと心に芽生え始めてきた。(笑)

しゅう:そうそう、ちょっとな。ちょっと…熱くなるものが欲しい。(笑)本もええけどな……二ノ宮金次郎みたいに、本読みながら走ったらいいんか!

全員:(爆笑)

GM:怖。(笑)

しゅう:ほんまやな。(笑)ま、教室行くわ。

GM:はいはい。


* * * * *

GM:じゃ、教室に行きました。教室では…まぁ特に事件もなく、普通の4/5(金)です。

しゅう:ひたすら本読んでる。

GM:はい。朝HRが始まって…今日も特に連絡事項はナシかな。じゃあ午前中の授業で1Dだけ振ってもらおか。

しゅう:最近1しか出んねんなぁ…(いっコロ)5。

唯:また+1でいい?(いっコロ)5。

GM:二人共5、と。はい、では昼休みになりまして……あ、ごめん。朝のHRで先生がこれだけ言うわ。

勅使河原(GM):「クラブ活動は、出きれば週末までには申告してね」

GM:ってさ。言い忘れてた。

しゅう:あれ?今日、金曜日って……えぇー?!(笑)

GM:急やなぁ!自分でも急やと思った。(笑)

しゅう:まぁ、出して…来週一週間がお試し期間とかでいいんちゃう?

唯:仮入部やな。

しゅう:そうそう、その考えなら出しても問題はない。

GM:まぁそうやな、今日までに仮の入部届けを出してくれ、ってことやな。別にそれを出したことで、強制的にそこに入らなアカンわけではないから。あ、どこにも入らない、帰宅部でいくのもアリやから。そうしたら帰宅部の信崎君とかと仲良くなれるかもしれん。(笑)「パピコ買いに行こうぜ〜」ってなる。(笑)

しゅう&唯:やっぱりパピコなんや。(笑)

GM:じゃ、ここで昼休みになって…。

しゅう:いつも通りで。…そういや、最近はタナケン(田中健人)はイジメられてへんの?それとなく様子見るけど。

GM:タナケン?そうっすねぇ…ん〜…まぁ、どっかではイジメられてるかもしれんけど…今日はおらんかな。

しゅう:ふぅん、じゃあ校舎裏でパン食べとこ。

GM:はいはい、500円だけ消費しといて。そっちは?

唯:みなみんに声かけて屋上に行く。

GM:あぁ、南さんか。南ならついてきてくれるやろ。


<唯:昼休み>

唯:「みなみ〜ん、一緒に御飯食べに行こ〜」

南(GM):「あ、いいよ〜」

GM:ってことで、南……っていうか、恵美のメグミンで呼んであげて。

唯:メグミン〜。

GM:うん、恵美は屋上についてきてくれるわ。御飯はどうしたん?買ってきたん?

唯:うん、買ってきた。で、ヒマワリの種も買ってきた。

GM:ふんふん、なるほど…OK。はい、屋上に来ました。

唯:「ジャジャン、今日は公太郎にプレゼントがあるんだ〜」

南(GM):「え、公太郎に?何、何?!」

GM:って言いながら、公太郎を鞄から取り出すわ…相変わらず汚い鞄の中から。ちょっと、獣臭い鞄…。(笑)

しゅう:そうなるやろなぁ。(笑)

唯:ジャジャンって言いながら、ちょっと良いヒマワリの種。

GM:ちょっと良い…いくらくらいするんやろ…。

唯:ご、500円で…。

GM:…まぁ、それでいいか。じゃあ自分の御飯と合わせて1000円減らしといてな。

唯:分かった。ちょっと良いヒマワリの種をあげる。

GM:OK、じゃあ公太郎はとても喜んで食べてるなぁ。

唯:ヨチヨチヨチって撫でとく。

GM:クシクシクシ…って撫でられてる。じゃあ恵美は、

南(GM):「ごめん、ちょっとトイレ行ってくるね」

GM:って言って、離席したわ。

唯:「行ってらっしゃーい」

GM:ん…さぁ、チャンスや!

唯:公太郎を手に乗せて遊んでる。

GM:…あれ?

しゅう:さ、そこで風紀委員が見回りに来よか!

唯:掌乗せて、グリグリグリ〜って遊んでる。

GM:あ〜…じゃあ、風紀委員の見回り来よか。

しゅう:そら、屋上は不良の溜まり場やからな。

GM:そう、かなぁ?(笑)まぁ見回りはナシにしよか。公太郎が話しかけてくるわ。

公太郎(GM):「こないだは、ありがとうなのだー」

しゅう&唯:えぇぇぇ〜!!!!(驚愕)

しゅう:し、喋れたんや!急展開やな!

唯:さすがに、ビクッ!!ってする。(笑)「えぇ?!!」

GM:実は公太郎は“悪魔憑き”です。(笑)

唯:<ショーテル>…?

GM:いや、<バルディッシュ>やな。

唯:おぉ、<バルディッシュ>…!

GM:うん。んで、こないだ恵美を助けてくれたことに関して、お礼が言いたいってことらしい。実は、コイツもいつも恵美のことを守ってるんやけど、あの時は鞄に入りっぱなしやったせいで…恵美が連れて行かれて、助けに行かれへんかってん。

唯:そうやったんや…内側から鞄開けれんかったんや。(笑)

GM:そうそう。(笑)で、恵美は公太郎の正体を知らんから。

公太郎(GM):「だから、ありがとうなのだー」

しゅう:うわぁ…ムカつく喋り方やなぁ〜…。(汗)

GM:そうやろ。(笑)でもな、南公太郎はやなぁ…実は面白いことに…南公太郎という名前に聞き覚えはないか?

しゅう:仮面●イダー?

GM:そうや。

しゅう:……え、何のこっちゃ。

GM:…あぁ、まぁこれはまた後々言うわ。まだ今言っても仕方ない。

しゅう:はぁ…。

唯:「任せておくのだー」

公太郎(GM):「分かったのだ、お任せしたのだ!恵美のこと、頼んだのだ!…あ、恵美にはボクのこと、内緒にしといて欲しいのだ」

唯:「分かったのだー」

しゅう:え、何で?

GM:いや、何でって言われても、それは…。

しゅう:色々覗いてウハウハしてんのがバレるから?

GM:ハムスターやから、そんなこと思わんやろ。どんな変態ハムスターやねん。(笑)

唯:「じゃあ何かあった時は協力してなのだ」

公太郎(GM):「あぁ、分かったのだ!ヒマワリの種をくれたら嬉しいのだ!」

しゅう:たかり始めたで、おい。(笑)

唯:さっき買ってたやつ、袋開けていっぱいあげとく。

GM:ん、パリパリ食ってる。まぁそのくらいで恵美も戻ってきて…どうする?さっそく喋る?(笑)

唯:え…「公太郎が喋ったー!」って?(笑)

GM:そう。チクる?(笑)

唯:喋った瞬間、何か飛んできそうで怖いから止めとく。(笑)「公太郎、可愛いねぇ」

南(GM):「そうでしょ、とっても可愛いのー!」

唯:ナデナデしとく。

南(GM):「これからも可愛がってあげてね」

唯:「おぅ!」

GM:はい、ここらでお昼休みも終わりね。…とうとう公太郎の正体がバレてしまったか…。


<しゅう:昼休み>

しゅう:ところで…忘れててんけど、本多さんに昨日渡した本読んだか聞くの忘れてた。

GM:おぉおぉ、そういやそうやったな。

しゅう:昼飯食いに行く前に聞いとくわ。「読んだ?」

本多(GM):「あ〜……まぁ…いちおう、ね…」

しゅう:「あ、読んだんだ!ははっ、どうだった?」

本多(GM):「ん〜……私には、よく分からなかったんだけど…」

しゅう:「ふぅん、俺も実はよく分からない」

本多(GM):「アンタも分からないのかい?!」(笑)

しゅう:「一緒や!」(笑)

本多(GM):「何か嫌なとこで一緒だねぇ」(笑)

しゅう:「いやぁ、ミステリーって難しくて…」

GM:意外と好感度が上がった。(笑)ピンピロリロリン♪

しゅう:上がった、上がった。(笑)じゃあ新一には何渡そうかなぁ…まぁ本多から返してもらって新一の所に行こ。

新一(GM):「ん?何だ、しゅう?…お、お前それ、読んだのか?」

しゅう:「あぁ、読んだよ」

新一(GM):「おぉ、どうだった?!」

しゅう:それを聞いて本多さんに笑いかけるわ。「どうだった?」

GM:いやぁ、本多さんはそこで振られても…知らん顔してるわ。

しゅう:あぁ、そういう反応なんや…じゃあ、肩竦めるわ。

新一(GM):「あれ?ダメ?ダメ?…バーロー、ダメか?!」

全員:(爆笑)

しゅう:「ごめん、改めて分かったけど…俺、ミステリー興味ないんだ」

新一(GM):「〜〜〜かぁぁぁ、ダメだなぁお前は!ミステリーがやっぱ一番だろ!」

しゅう:「人が死ぬのが…」

新一(GM):ペロッ

しゅう:「本舐めたなぁ?!浸透すんぞ」(笑)

新一(GM):「…で?ミステリーは人が死ぬからアカン、って?」

しゅう:「そ、そうそう、そう言いたかった」

新一(GM):「いやぁ…やっぱ青酸カリだよなぁ〜」

しゅう:「王道ではあるな」(笑)

新一(GM):「ん〜…ま、分かったよ」

しゅう:「ん、済まんな…」って言ってから飯食いに行ったってことで。

GM:はいはい。

しゅう:…あ、せっかくやから新一も誘うか。

GM:お、マジで?

しゅう:何か一人で食べてるのが、寂しくなってきた。(苦笑)

GM&唯:ついに!(笑)

新一(GM):「お、俺でいいのか?!」

しゅう:「あぁ、ええよ」(笑)

唯:こっちは百合に走って、そっちはBLに走りだした。(笑)

しゅう:ちょっと待て!誰がBLや!普通に飯食いに行くだけや!(汗)

GM:はい、OKOK。(笑)「お前はよく食うなぁ…」とか言いながら横で見てる感じで。

しゅう:「そぉ?」って言いながらパクパク食べてく。

新一(GM):「ちなみに…お前は彼女とか、いんの?」

しゅう:「ブーッ!」って吐き出すわ!(笑)

新一(GM):「お、おいおい、何だよ…」

しゅう:「ばっ、バーロー!」(笑)

新一(GM):「何だよ、バーロー」(笑)

しゅう:「そっちこそ何だよ、バーロー」(笑)

新一(GM):「バーロー」(笑)

しゅう:わ、訳が分からんようになってきた…!

GM:バーロー言い過ぎや…!

唯:好感度は凄い上がりそうやけどな。(笑)

しゅう:「お前こそ、毛利さんとはどうなんだよ?」

GM:あぁ、39番の毛利小百合な。うん、付き合ってる。彼女キャラやで、空手部の。(笑)

しゅう:あ、ほんまにそうなんや!(笑)「で、どうなんだよ?」

新一(GM):「え?!あ…さ、小百合か?!小百合は別に…関係ねぇよ!そ、そ、そんなの関係ねぇ!!」

しゅう:めっちゃ動揺しとるやん!(笑)

新一(GM):「あ、あいつはただの幼馴染みたいなもんだって!!」

しゅう:「とか言って…♪」

新一(GM):「無ぇ無ぇ…無ぇよ!あいつはだって…小便漏らしたんだぜ?!」

しゅう:「何年前の話しとんねん!!」(笑)まぁそうやって笑っとくわ。

GM:はいはい、じゃあそんな感じのお昼でした。(笑)

しゅう:あぁ…これぞ、男の友情…。

GM:これはアレや…後で小百合に、小便漏らしたことをネタに近づくんやろ。(笑)

しゅう:最悪すぎる…!(笑)

GM:こんな感じで昼休み終了。



4月5日:午後


GM:で、放課後。今日は特に行く所ある?

しゅう:茶道部。

唯:剣道部。

GM:茶道部と剣道部か…はいはい、OK。あ、じゃあ午後の授業だけやっとこか。

唯:(いっコロ)うわぁ、3や!(汗)

しゅう:よし、ここで6出さなな!(いっコロ)6じゃないけど…修正足して7!

唯:また差がついた…。

GM:差が8になりました。

しゅう:追いつかれそうなところで、また引き離した!

唯:うぅぅぅぅ〜…。

GM:さ、勉強もそんなところで…。

唯:ちょっと…神社にお賽銭入れに行っていい?

GM:別にやってもいいけど…どう考えてもそれで賢くなるとは思えませんね!(笑)

しゅう:普通に考えたらおかしいからなぁ。全受験生がそこ行くわ。(笑)

GM:はい、では放課後です。

しゅう:さて、茶道部行こか。

GM:あぁ、しゅうの茶道部から行こか。


<しゅう:茶道部>

GM:茶道部は誰かいたかなぁ〜……って後藤田君か!一人二役やんけ。(笑)

しゅう:え、俺がやらなアカンの?それは嫌やなぁ…。(汗)

GM:あぁ、まぁ俺がやろか。じゃあ茶道部の部室に行ったら、後藤田君がおったわ。他にも何人かいる、やっぱ男子のが少ない。

しゅう:「まぁ…何となく来ました」

GM:後藤田君と…別クラスの国河君もおるわ。(笑)

しゅう:クニモ〜。(笑)「お菓子、食べれるって聞いたんですけど…」

GM:(笑)

後藤田(GM):「ん?あぁ、食べれるで」(笑)

しゅう:「じゃあ…ちょっと上がらせてもらいます」

後藤田(GM):「どうぞどうぞ〜。あ、見学?」

しゅう:「あ、はい」

後藤田(GM):「はいはい、どうぞどうぞ」

GM:じゃあお菓子出してくれるわ。

しゅう:あ、懐紙は自前のを出すわ。お菓子とかこぼれるのを受ける紙やな。

GM:あぁ、はいはい。

後藤田(GM):「え、何ぃ?実は通なんちゃうん?」

しゅう:実は昨日の買い物の時に一緒に買っててん。(笑)

GM:なるほど。OKOK。

後藤田(GM):「さっすが、準備はバッチリやなぁ」

しゅう:「まぁ、全部本で読んだことだから」

後藤田(GM):「そうでしたか……。良かったら、茶道部入ってくれませんか?」

しゅう:「週何回ですか?」

後藤田(GM):「2回かな」

しゅう:「陸上部にも入ろうと思ってるんスけど、いいですかね?」

後藤田(GM):「もちろん、掛け持ちしてくれても構わないよ」

しゅう:「それでいいんでしたら…お菓子食べれるし…お茶美味しいし…」

後藤田(GM):「それじゃ、是非!凄く欲しい人材だし」

しゅう:「ここで紅茶とかも飲んでいいよな?」

後藤田(GM):「うん、好きにしてくれていい」

GM:高校の部活やしな。

しゅう:うん、お茶飲んでお菓子食べるって部活やな。たまにお手前して。

GM:そうやな、それで。じゃあ「是非入ってくださいね」ってことで、こっちは終わろうか。

しゅう:そやな。


<唯:剣道部>

GM:じゃ、唯いこか。剣道部やったな。

唯:うん、剣道部。「たのも〜!」

GM:武道場があるから、そこな。もちろん真由とまさみが来てくれるわ。

真田(GM):「あっら〜、唯君!来てくれたの?!」

唯:「来たよ〜」

真田(GM):「じゃ、さっそく見学して行ってよ!」

唯:「おぅ!」

GM:ん〜、来ていきなり試合とかはせんやろうしなぁ、危ないし…。

しゅう:素振りくらいちゃう?

唯:…じゃあ、その辺に置いてあった木刀を拾って、シュッシュッ!やっとく。

GM:ん〜、じゃあ『運動』か「機敏」で目標値は8で。

唯:(コロコロ)16〜。

真田(GM):「お!なかなか良い素振りするじゃん!」

唯:「まぁね〜、昔お父様にちょっと習ってたから〜」

GM:お父さんになんや。

伊達(GM):「へぇ〜、そうなの…」

真田(GM):「じゃあ…剣道部に是非入ってくれないかな?」

唯:「どうしよっかなぁ〜…?」

真田(GM):「そんなこと言わずにさぁ?」

唯:乗馬部は週何回?

GM:3回にしよか。

唯:「実は乗馬部にも入ろうかなって考えてて〜」

真田(GM):「乗馬部〜?……ま、別に…掛け持ちでも構わないし?」

唯:「そぉ?ん〜……じゃあ、やってみよっかな?」

真田(GM):「おっ、ほんとに〜!?」

伊達(GM):「助かるわ…」

唯:「いっちょやってみっか!」

真田(GM):「じゃあ…ここにサインして、サイン!ほらほら!」

しゅう:どこのマルチ商法ですか?(笑)

唯:じゃあ、そこで一瞬……違う字を書きかけてピタッと手を止めて、改めて『能美唯』って書く。

GM:ん、はいはい。

唯:で、帰り際に、乗馬部にも行って名前書いた紙出す。

GM:あぁ、乗馬部にも行ったんや。じゃあレイラが、

龍造寺(GM):「入ってくれるの?!掛け持ちでも嬉しいわぁ〜」

唯:「よろしくお願いしま〜す!」

龍造寺(GM):「えぇ、では月曜日からよろしくね!」

GM:って感じで。


* * * * *

しゅう:じゃ、金曜の夜、か。

GM:そうやな、じゃあ放課後終わって夜、寮やな。

しゅう:飯無いし…仕方ないから食堂行こか…気が進まんけど…。

唯:しょっくど〜♪しょっくど〜♪おばちゃん好感度は無いん?

GM:おばちゃんはもういいやろ〜…。

しゅう:正直…迷惑な客やろ…。

GM:うん、シンドいやろな〜…損害被ってるしな…。

しゅう:別に金払うわけでもなし…。

唯:親から学費で出てるやろ?

GM:それでも、どう考えても損害被りますよ。(笑)

しゅう:「ま、適当にメニューを上から10個くらい」

おばちゃん(GM):「あいよー!お待ち!」ドーン!

唯:「じゃあ今日はぁ…ハヤシライスとぉ、他人丼とぉ…クラブハウスサンド!」

おばちゃん(GM):「そこでクラブハウスサンド?!(笑)ま、いいや…あいよ、お待ち!」ドン!

GM:まぁそんな感じの晩御飯を食べてたら…。

しゅう:え〜っと…離れて食べるから…。

唯:え、離れようが何しようが、こっちから行くに決まってるやん。

しゅう:ウザイ……!!

GM:じゃあ付き纏われてるな。

しゅう:無視して食べてる。

GM:そこで遭遇したのは(コロコロ)…39番は…毛利さんか!

しゅう:お、噂をすれば!(笑)

毛利(GM):「あらあらあら〜?」

しゅう:「バーロー!」(笑)

毛利(GM):「バーローって…あんた、新一の真似しないでよ」(笑)

しゅう:「バーロー!バーローは俺の口癖だよ、バーロー!」(笑)

毛利(GM):「バーローってあんた…バーローって言う人、新一以外に見たことないんだけどねぇ?」(笑)

しゅう:「言うやん、普通に〜」

毛利(GM):「ふぅん……変な奴〜」

しゅう:「ははは……新一は?」

GM:今は別行動。そんな…いつも一緒にいたらアレやん……新一が嫌がってる感じ。

しゅう:「ふっ、仕方のない奴や…」

毛利(GM):「うん、新一が…嫌がるから…」

GM:ちなみに毛利さんはまだデータとキャラがしっかりとはできてません。先にレイラとかを優先したから。

唯:あぁ、そうなんや。

GM:うん、まぁ後々ってことで。

毛利(GM):「あの〜、クラブの方は二人共どうしたの?」

唯:「あ、一応剣道部と乗馬部行くんだ〜」

毛利(GM):「…え、運動部掛け持ちなの?!」

唯:「もちろん!」

毛利(GM):「はぁ〜…見かけによらず、タフねぇ」

唯:「ま、ね♪」華奢やけど。

毛利(GM):「しゅう君は?」

しゅう:「ん?……陸上部……」

唯:「あんた、もっとハキハキ答えなさよ!!」

しゅう:「ったく…うっせぇな…」

唯:机の下で蹴り蹴りしとく。

しゅう:全力で蹴り返すわ!

毛利(GM):「ふぅん、陸上部なんだぁ…へぇ、意外と足早いんだ?」

しゅう:「い、意外と…?」(汗)…あぁ、まぁドン臭そうか。(笑)

GM:うん、「機敏」0やし。(笑)

唯:「ねぇねぇ、コイツ凄いんだよ〜?」

毛利(GM):「え?何?何?」

唯:「コイツめっちゃ足速くってさぁ、何でも見学行った時に県大会レベルの速度で走ったんだよ〜?」

GM&しゅう:そんな情報をどこで手に入れた?!(笑)

GM:まぁ、知ってたことでいいけど。(笑)

毛利(GM):「えー!凄いじゃなーい!!」

しゅう:「……ん…まぁ、な…」

毛利(GM):「ウチの空手部にも欲しい人材ね…どう?空手部なんかは」

しゅう:「悪い、もう陸上部で決めてんだ」

毛利(GM):「そっか…残念だね。分かったわ、じゃね」

唯:「バイバーイ」

GM:じゃ、晩御飯シーンは終わり、かな。

しゅう:何やったんやろ…と思いながら食べとく…。

GM:ほんまやな。(笑)


<夜:唯>

GM:はい、じゃあ夜ね。後は風呂入るなり、寝るなり。

唯:流離う。

GM:また流離うん?!

唯:うん。(コロコロ)17番……あ、自分やん!(笑)

しゅう:鏡見てるだけのナルシストやったか…。(笑)

唯:やり直すで?(笑)(コロコロ)16番……しゅうや!(爆笑)

しゅう:こっち来んなぁー!!(笑)もう、誰にも会えんかった、でいいやん…。

唯:〜〜もっかい!(コロコロ)18番、何か同じようなとこばっか……野口?!(笑)

野口(GM):「やぁぁやぁぁ〜…能美君ではぁ、あ、ないかぁぁいぃ〜?」

唯:「やぁぁやぁぁ〜…野口君ではぁぁ、あぁりませんかぁぁ〜」

GM:ん〜…しかし、狂言部はすでに断られてるからなぁ。

野口(GM):「なぁにをしているんだぃぃ、こんなところでぇぇ?」

唯:「とぉりあえずぅぅ、寮の中をぉ流離ってぇぇぇみておりますところでぇすぅぅx」

野口(GM):「あぁぁ、そうかいそうかぁぁいぃぃ〜。…じゃあ、僕が案内してあげようかぁぁぁ?」

唯:「あ、よぉろぉしぃくぅお願いしますぅぅ」

GM:…もう、普通に喋ろう。(疲)じゃあ案内してくれるわ。どっか行きたい所ある?気になる所とか。

唯:ん〜…何があんの?

GM:と言われてもな…ボロアパートみたいなもんやし…普通に使うもんとかくらいは分かってるやろうし、秘密の何かとかを教えてあげよう。

しゅう:女風呂を覗く方法。

GM:そぉれは難しいなぁ…何せ建物が違うからな。じゃあ…まぁどうでもいい情報やねんけど、寮の裏には森があんねん。その森のずっと奥には、昔使ってた旧校舎があるってことを教えてくれるわ。「中学の時に、よくそこで肝試しとかをしたもんだなぁ」て感じの思い出話をしてくれる。

唯:「へぇ〜…じゃあ今年の夏は皆でしよう!」

野口(GM):「あぁぁそぉれはいぃぃぃ〜!今年の夏にぃ皆でしましょぉぉぉ〜!」

GM:まぁこんな感じかな。

唯:「そぉれではぁ、そぉろそろ〜歌の時間なのでぇ帰りますねぇぇ〜」

しゅう:結局歌うんかい!!(汗)

GM:ウザすぎる…!(汗)わかった、じゃあ部屋帰って歌って。

唯:今日は何にしよかなぁ〜♪


<夜:しゅう>

GM:さて、一方その頃のしゅうは?

しゅう:…学校の図書館は閉まってるやろうから、大きい図書館に行く。

GM:え〜っと…残念ながら学校の図書館が一番でかいんで、他には無いですわ。

しゅう:あ、じゃあ学校の図書館はまだ開いてる?

GM:うん、開いてていいわ。

しゅう:じゃ、そこに行くわ。昨日買った本、新一にあげてもぉたからな。読むもんなくなってもぉた。

GM:あぁ、あげたんか…多分新一も持ってたやろうけど。(笑)

しゅう:やっぱ男はミステリーなんか読んだらあかん。男ならSFや!ってことでSF系を探そう。

GM:はいはい、何を探すん?

しゅう:『銀河英雄伝』。(笑)

GM:はい、ありました。(笑)

しゅう:(読み出す)「…………やっぱ、熱いな……」……って実は内容知らんねんけどな。(笑)やっぱ止め、『グイン・サーガ』にしとく。1巻から読み出す。

GM:はいはい。……じゃあクラスメイトの六角忍がいたことにしよか、あんたと同じ図書委員仲間やから。

しゅう:あぁ、そなんや。一回も話したことなかったわ。…っていうか、俺はこれ、図書委員の仕事何もしやんでいいん?まだ何もしたことないねんけど。

GM:まぁ週明けから始めることにするわ。で、六角さんが本読んでるのを見つける。特に声かけへんのやったら、それまでやけど。

しゅう:まぁ…本読んどく。

GM:そうか…じゃあやっぱ、向こうが気づいてくれる。

しゅう:結局絡むんかい。(笑)

六角(GM):「あれ?しゅう君?」

しゅう:「……誰?」

六角(GM):「誰、って…」(汗)

しゅう:「あ、ごめん、思い出した。家定」(笑)

六角(GM):「い、家定じゃないよ!六角、私六角忍」

しゅう:「あぁ、そっちの六角か」

六角(GM):「うん。実は私も外部生なんだ」

しゅう:「あ、そうなんや。初めて知った」

六角(GM):「うん。同じ図書委員同士だし、これから頑張りましょうね」

しゅう:「…図書委員って、何すんの?」

六角(GM):「それは…本の整理、とかかな?」

しゅう:「ふぅん…ま、頑張ろか」

GM:…これくらい、かな?まだちょっと二人やと気まずい感じがある。つい声かけてしまったけど…特に話題もなく。(笑)

しゅう:話題もなく、微妙な。(笑)とりあえず何読んでるんか、くらいは聞いとく。

六角(GM):「……『カフカの返信』…」

しゅう:「シブ!(笑)あっれぇ、カフカやん」

六角(GM):「う、うん…私、好きなんだ」

しゅう:「カフカといえば、やっぱ村上●輝だよね〜」

六角(GM):「…よ、よく分かんないけど、そうだよねぇ〜」(汗)

しゅう:「てっきりノーベル賞取ると思ったけど、取れなかったね」

六角(GM):「そうだよね、残念だよねぇ」

しゅう:「六角さんも●輝読むの?」

六角(GM):「うん、読むよ」

しゅう:「何が好き?」

六角(GM):「『ネジ巻き鳥クロニクル』かな」

しゅう:「おぉ、ネジ巻き!なかなか眼が高い!3部作あるからねぇ」(薀蓄を語りだす)

GM:さ、さっぱり分からんけど…。(汗)

六角(GM):「そうそうそう」

GM:って相槌打ってはる。(笑)文学少女やからな。

しゅう:「さすがやな…またオモロイ本あったら教えてや」

六角(GM):「うん、分かった!」

GM:友好度上がったことにしよか。…実は内心、『コイツ、知ったかぶりやがって!くっそ〜…』って思ってるかもしれんけど。(笑)

しゅう:実は?!(笑)

GM:さてさて、こんなもんで夜も深けていきました。

唯:じゃあまたガンガンガン!「おっやすみぃ〜!!」

しゅう:ウゼェェェェェー!!!(汗:手元にメモ)

GM:相当ウザイな…。

唯:…今、何個(関係『親友』に)『?』書いた?

しゅう:これで3つ目や!!



4月6日:午前


GM:はい、じゃあ土曜日の朝いきましょか!

しゅう:土曜は半日?

GM:うん、半日やな。

しゅう:じゃあ授業受けた後に部活行こか。

GM:ん、授業の1D振ってください。

しゅう:もうボチボチ6出てくれ…うらぁ!(いっコロ)1しか出ねぇ〜!4…。

唯:(いっコロ)6♪また差を詰めた〜♪

GM:はいよ、じゃあ授業も終わりまして放課後。二人共行く部活も決めたみたいやし、勧誘も特に無くなってきたな。じゃあ…どうしよ?

しゅう:風になる…!(=陸上部)

唯:「…テッシー!」って呼ぶ。

GM:は?テッシー?いいけど…。

勅使河原(GM):「はいはい、何なの?」

唯:「あの部活で出す紙って何書いたらいいのー?」

勅使河原(GM):「あぁ、はいはい。名前と入りたい部活を書いて提出してくれたらいいから」

唯:「は〜い…。ところで、テッシーはハッムハーのこと知ってんの〜?」

勅使河原(GM):「は、はっむはぁ?いや、何それ?」

唯:「知らないの?じゃあいいです〜」

勅使河原(GM):「?まぁいいけど…」

しゅう:知られてない奴もいるってことか…。

GM:うん、動物やからな。人間の“悪魔憑き”は把握してるけど。

しゅう:…あれ?“悪魔憑き”同士って近くにいたら分かる、とかなかったっけ?

GM:あぁ、あったなぁ…まぁ、大丈夫なんちゃう?いっぱいおるからそこまで分からんのかもしれん。(笑)

しゅう:それもそうか。(笑)

GM:で、風になるのと……アンタは?アホになる?

しゅう:3の倍数か。(笑)

唯:土曜日にはどっちかやってんの?

GM:ん〜、そうやなぁ……っていうか、週明けから来てくれって話やったのに、えらい活動的やな。(笑)

しゅう:他にすることないからな。(笑)

唯:ん〜…じゃあ図書館に行こっかな。

GM:図書館ね、はいはい。じゃ、先にしゅうからいこか。


<しゅう:陸上部>

GM:え〜っと、風になるんやったな。北条さんが出迎えてくれるわ。

北条(GM):「あっれぇ〜?しゅう君、もしかして今日から来てくれるの?」

しゅう:え、むしろ北条さんはもう活動してるんやろ?なら来ても問題ないんちゃうん?

GM:北条さんは内部生やから、いても問題ないよ?

唯:え、中等部と一緒に活動するん?

GM:いや、それは違う。でもそのまま繰り上がりやから、場所が変わるだけですぐにやることは変わらん状態。

しゅう:「ま、とりあえず…あんたがいて、俺がいちゃいけない理由はねぇだろ?」

北条(GM):「…ま、まぁそう、ね…。(苦笑)じゃ、今日から練習の説明するから、一緒に来て」

しゅう:「ん」

GM:じゃあ練習の前にストレッチとか始めるけど……ヤラしい目で見とく?

しゅう:見ねぇよ!(笑)一人で黙々と柔軟体操しとく。

GM:はいはい、分かった。じゃあ部活に勤しんでください。ピンピロリロリン♪

しゅう:何で上がった?!(汗)むしろ走りたいねんけど。

GM:あぁ、ええよ。

しゅう:競争じゃなくていいから、目標値だけ言ってくれたら…せっかく部活来たんやし。

GM:じゃあ目標値は12でいいや。

しゅう:ん、『運動』中級であるから振るまでもないけど…ファンブルの可能性もあるしな。(コロコロ)達成値17、成功度は5やな。

GM:はいはい、じゃあ風になれました。

しゅう:はぁ〜…俺、風になれた…。(笑)

GM:そこに充実感を感じといてください。(笑)

しゅう:うん、多分早いことに本能的に喜びを感じるわ、<ファランクス>やし。

GM:おぉ、さすがやな。

しゅう:「これが…俺の真の力か…」

GM:じゃあ周りもそれを見て舌を巻いてるわ。

しゅう:「あいつ、すげぇ奴だな…!」みたいな感じで?

GM:そうそうそう。ま、こっちはこんな感じで。


<唯:図書館>

GM:で、一方唯君は?図書館?

唯:うん。カランカラン…。いはる?

GM:一之瀬さんならいるで。ただ黙々と本読んではるわ。

唯:「…あの〜…」って声かける。

GM:ん、本閉じて顔上げてくれるで。

唯:「あの〜…しゅう君が本を読んでるから、僕も本を読もうと思うんですよ〜」

しゅう:何で俺をダシに使う…。(汗)

一之瀬(GM):「はぁ……まぁ、読んだら?」

唯:「読みやすくてお勧めの本ってありませんかぁ?」

しゅう:『1から始めるあいうえお』とかでいいんちゃう?

GM:それはさすがに…ていうか、高校の図書館には置いてないやろ〜。(笑)

一之瀬(GM):「ん〜…難しいねぇ…どういうジャンルが好きなのかしら?」

唯:「特に無いけど…やっぱ歴史ものとかだと取っ付きやすいですかねぇ?」

一之瀬(GM):「歴史ねぇ……じゃ、とりあえずこれを読んでごらん?」

GM:ってことで、検索キーかけて…何がいい?

しゅう:『ノーベルの一生』。

GM:あんまり面白そうちゃうなぁ…。

しゅう:伝記ものやな。(笑)

GM:…じゃあ、小学生用の『豊臣秀吉』とか出そか。

しゅう:字めっちゃデカイやつや!(笑)

唯:(爆笑)

GM:よく小学校とかで、読書感想文:400字詰め原稿用紙2枚で書いてきなさい、とかであったようなやつ。(笑)さすがにそれはアレやから、せめて『太閤紀』くらいにしといたろか。

唯:じゃあそれを取りに行って、「ありがとうございま〜す」

一之瀬(GM):「はいはい…」

唯:んで、ちょっと離れた所でそれ読んどく。

GM:はいはい、ようやく正しい距離感になったな。(苦笑)じゃ、これで放課後終わり。



4月6日:夜


GM:……っていうか、これはどこで終わりなんやろ…。

しゅう:4月が終わるくらいまでちゃう?

GM:どんだけ黙々とこの作業を続けなアカンねん。(笑)

唯:そもそもこのシナリオは何をしようとしてんの?(笑)

GM:まったく道が無いねんけど。(笑)ま、いいや。じゃあ土曜の放課後が終わったとこやから、まだ夕方くらいにしよか。何かする?

しゅう:ん〜、せっかくの土曜やしなぁ。

GM:サタデーナイトフィーバーしてくれると面白い。

しゅう:でも9時には帰らなあかんねんやろ?外泊とかは届け出していいん?

GM:あぁ、土曜日はOKにしよか。日曜日に実家に帰る子もいるし…大半は寮やろうけど、少なからずいるやろうし。だから土曜日は外泊届け出してもいい事にしよう。

しゅう:そうか…しかし、行く所がない。

GM:繁華街でブラつくんちゃうん?

しゅう:ん〜……まぁ寮におっても仕方ないから、とりあえず外には行くか。

唯:…伊達さんと真田さん、どっちがいい?

GM:別にどっちでも、お好きな方で。

唯:…じゃあ伊達さんの所に行く。

GM:はいはい、じゃあそっちから行こか。


<唯:夜>

伊達(GM):「はいはい、何?」

唯:「あ、竹刀とかってどこで買ったらいいんですかぁ?」

しゅう:そんなのしんない。

唯:(爆笑)

伊達(GM):「竹刀ねぇ…」

しゅう:市内で買えば?

唯:親父〜。(笑)

伊達(GM):「あんたもそういえばいるのよねぇ……じゃあねぇ、土曜だし、これから私と一緒に行きましょうか」

唯:「あ、ありがとぉ〜!」ついて行く。

GM:じゃあ赤パスを使って繁華街に行った、まぁここなら武道具屋とかあるやろ。で、店に行くと親父が出てくるわ。

店主(GM):「…何だい?お探しの品は…?この伝説の剣かい?ふっふふふ…」

しゅう:あ、怪しいな…。(笑)

唯:「じゃあ…曰く有り気な竹刀を!」

店主(GM):「曰く有り気な竹刀…?あぁ、この…血で汚れた竹刀を…」

しゅう:そんなん売んなよぉ〜!(笑)

店主(GM):「これは……ワシの血じゃ…」

唯:(爆笑)

しゅう:何に使ってたんや…。(笑)

店主(GM):「ワシも昔はよくコレでしばかれてたもんじゃ…」

唯:しばかれてた方なんや!(笑)

店主(GM):「懐かしいのぉ、あの快か……いや、修行…」

唯:(小声で)「…伊達さぁ〜ん…大丈夫なの、あのおっさん?」

伊達(GM):(小声で)「あぁ、あのおっさんはいつもあぁなのよ…放っときなさい。(普通の声で)じゃ、この新しい竹刀一本貰っていくわね!」

GM:ってことで、部費から出してくれたことでいいわ。これで携帯武器に『竹刀』としてくれていいわ。

しゅう:あ、いいなぁ。

唯:書いとくわ〜。これ目的で竹刀買いに来たんやし。

GM:はいはい、じゃあどうする?とりあえず竹刀は買ったけど…。

唯:時間はまだ全然ある?

GM:全然あるから好きにしてくれていいで。

唯:「あ、伊達さん。この辺まだよく分からないから、ちょっと案内してよ〜」

伊達(GM):「…ふぅ、まぁいいけど…。じゃ、どこに行きましょうか?」

唯:何がある?

GM:まぁ(大阪の)梅田駅みたいなんを思い浮かべてくれたらいいわ。絵見たら観覧車もあったし。

唯:そうなんや。(笑)「あ、じゃあ何か美味しいものが食べれる場所とか無い?」

伊達(GM):「あぁ、あるわよ。じゃあ行きましょうか」

GM:……とはいえ、二人で行くのも何やしな…。

しゅう:ただのデートやん。

唯:えぇやん、デートで…。

GM:………ま、いっか。じゃ、何が食べたい?

唯:ん〜、オムライス。

GM:オムライスでいいん?分かった、じゃあ『BOMの実』に連れてってくれるわ。(笑)

しゅう:何か爆発しそうやな。(笑)

伊達(GM):「ここ、『BOMの実』のオムライスは美味しいわよ」

唯:「…え、名前からして…何か爆発したり、する?」(汗)

伊達(GM):「もちろん、爆発するわ…」

唯:「ま、マジで?!」(汗)

しゅう:お腹が?

伊達(GM):「そう…お腹が爆発しそうなくらいの量なの!」

唯:「お、それはむしろラッキー☆」じゃあ入るわ。

GM:はい、入りました。まぁメニューは何なりとあるけど…料理名が『特大BOM』とか…見るからにヤバそうなんが多いな。

唯:(笑)普通のBOMとかは無いん?

しゅう:普通のBOMて何や。(笑)

GM:普通のBOMで、大盛り状態。特盛とか頼んだら、とんでもないのが出てくる。

唯:「…じゃあ…とりあえず……『特大BOM』のハンバーグ乗せでも食べてみようかな」

GM:はいはい、じゃあまさみも食べようかな。……うん、いいや。まさみも『特大BOM』頼んでるね。

唯:ま、マジで?(笑)

GM:うん。(笑)

唯:じゃ、ガツガツ食うわ。

GM:ん、こっちも食ってる。

唯:「伊達さん…よく食べるねぇ」

伊達(GM):「あぁ、私ねぇ…昔からよく食べる方ではあったんだけど……まぁ、部活やってるせいもあるのかもね」

唯:「そうかもね〜」…って言いながら、目がキラーン!って光ってる。(笑)

しゅう:ま、胸デカイし、仕方ないわ。

GM:うん、そっちにいってるかもしれんな。で、食べてて…何かまだ話すことある?無ければ御飯食べ続けるけど…。

唯:「あの学校って、変わった人多いよねぇ〜」

伊達(GM):「あぁ…まぁ、この学校は昔からハチャメチャだからねぇ…」(苦笑)

唯:「へぇ〜…特にどういうところが?」

伊達(GM):「ん〜…学長はあんなんだし(笑)、教頭だっていつもオドオドして変な感じだし……ま、とにかく変な人ばっかりね〜」

唯:「はぁ…じゃあ、そんな変な人達の仲間入りかぁ〜」

伊達(GM):「ま、そういうアンタこそ相当変な人だけど」(笑)

唯:「あははははは、まぁ自覚してるから大丈夫だよ♪」

伊達(GM):「自覚してんの?!」(笑)

唯:「あはははは♪」って感じで。

GM:ん、じゃあ飯も食い終わって帰ろうか。

唯:案内してくれたお礼ってことで奢るわ。

GM:あぁ、じゃあ−2000円しといて。

しゅう:高いのか安いのか微妙なとこやな〜。(笑)

唯:……あ、この繁華街にペットショップがあるかどうか聞いておく。

GM:あぁ、もちろんあるよ。

唯:じゃあ場所聞いて覚えておく。

GM:はいはい。

唯:…っていうか、いく。「ちょっと寄っていい?」

伊達(GM):「えぇ、いいわよ。私も時間はあるし」

唯:じゃあ行って、『上質なヒマワリの種』を買っていく。いくら?

GM:1パック500円としとこか。

唯:じゃ、1パック買っておく。

GM:ちなみに1パックで一食分な。

唯:え、一食?!

しゅう:アイツもよぉ食うんちゃう?

GM:そうそう。普通のハムスターなら数回分やけど、公太郎の場合一食分やな。

唯:分かった…買っておくわ。

GM:はいはい、もういいかな?

唯:うん、もういいよ。

GM:はい、じゃあまさみと帰りました、と。で、寮の前で別れる時に、

伊達(GM):「また明後日から剣道部でよろしくね!」

唯:「よろしくです〜!」

GM:はい、そうやって別れました。

しゅう:(待ち疲れ)もう、何かメンドくなってきた…俺はパスでいいわ…。


* * * * *

GM:じゃ、夜やけどどうする?歌う?

唯:いや、流離う!(コロコロ)34番は…本多さんや。

GM:また不良を捕まえて……っていうか、男子寮内やねんから、会うわけないやん!

しゅう:あぁ、ほんまやん。(笑)

唯:(コロコロ)10番〜。

GM:信崎君か…またやる気ないキャラ出したなぁ〜…。じゃあ信崎がこっそり抜け出してコンビニに行こうとしてるわ。

唯:「あ〜信崎君、どこ行くの〜?」

信崎(GM):「あ?あぁ、ちょっとマガジンとパピコ買いに行かないと、さ」

しゅう:どんだけパピコ好きやねん…。

唯:「え〜、もう門限過ぎてるじゃ〜ん!」

信崎(GM):「あ〜大丈夫大丈夫大丈夫!」

唯:「へぇ〜…実は抜け道とか、あったりして?」

信崎(GM):「あぁ…あるんだよ、実は」

唯:「あるんや」(笑)

GM:コンビニは…まぁ寮の近くにあることでいっか。で、抜け道というか…寮を囲うフェンスの一部に破れた所があるわけよ。そっからやったら出れる。

唯:教えてもらっとこ。「ありがとー!じゃ、行ってらっしゃーい!」

信崎(GM):「はいはい、行ってくるよー。さぁって、マガジンとサンデーどっちにしよかなぁ〜…ま、どっちも買えばいっか…」

GM:とか言いながらコンビニに行った。(笑)

唯:じゃあ部屋に帰る。

GM:はいよ。

唯:じゃあ今日は何歌おうかな〜♪

GM:しゅうは?

しゅう:……ま、もう適当でいいよ。

唯:〜〜〜♪〜〜♪(何か歌いだす)

GM:じゃあ相変わらず隣が煩いだけ。(笑)

唯:ガンガンガン!!「しゅう君、おやすみぃ〜!!」

しゅう:「……………」(黙殺)

唯:…気づいたら、いつの間にかいなくなってそうや。(笑)

しゅう:…実際、部屋変えてもらおかな…。(真剣)



4月7日:午前


GM:はい、じゃあ日曜日になりました。この一日でこのシナリオを終わりにしよう。で、日曜やねんけど…特にすることがありません!(笑)

唯:えー。(笑)

GM:……じゃあ今のところ一番好感度が高い人から誘いがあることにしよか。どれどれ……(計算中)……お、しゅうは北条さんからあったわ。

しゅう:あぁ、そうなんや。

GM:うん。まぁその前に…まず日曜の朝、起きてからどうしてる?

しゅう:風呂、飯、ジョギング。

GM:そうきたか……あ、じゃあ飯の時点で北条さんが話しかけてきたわ。

しゅう:食べる所は男女一緒なん?

GM:うん、食堂は共同。


<しゅうの場合>

北条(GM):「あら、しゅう君。調子はどぉ?」

しゅう:「ふふ…調子はどぅ、って聞かれても…まぁ、すこぶる元気やな」

GM:…じゃあせっかくジョギングっていいこと言ってくれたし、採用しよか。

北条(GM):「良かったら、これから一緒にジョギングに行かない?」

しゅう:「…へへっ、まぁいいけど。しかし、その前に俺、今日中にシューズ買いに行こうと思うねんけど」

北条(GM):「あぁ、分かった。じゃあ一緒に買い物に行きましょう?私も丁度今のシューズを買い換えようと思ってたところなの。底が擦り切れ始めてて…」

しゅう:「じゃ、案内してよ。…っていうか、擦り切れるくらいって、どんだけ履いてんねん」(笑)

北条(GM):「結構コレ履いて走ったからねー」(笑)

しゅう:「なるほど…ま、まずはジョギングからやな」

北条(GM):「えぇ、そうね。行きましょう」

しゅう:ん、行くわ……何でこんな爽やかやねん。(笑)

GM:じゃあ二人は爽やかに駆け抜けて行きました。

しゅう:公園とかあるんかな…自然がありそうな所を…。

唯:え、赤パスで行ける所を走って行くんじゃないの?

GM:あぁ、そうしよか。じゃあその店まで走って行くってことで。

しゅう:1時間くらいで着くやろ。あ、先に準備とかもあるやろうし…「10時に門で待ち合わせで」

北条(GM):「はいは〜い、また後でね〜♪」

GM:じゃ、こっちはこんなもんで。


<唯の場合>

GM:じゃ、唯いこか。え〜っと…まぁ、恵美やわなぁ。

唯:うん、一番喋りまくってんもん。(笑)

GM:ってことで恵美からのお誘いです。まぁ電話番号くらいは交換してるやろうし、朝御飯食べに行く前くらいに電話がかかってきたことにしよか。

唯:「はい、もしもしぃ〜?」

恵美(GM):『あ、もしもし?あの〜、もし良かったら公園で一緒に御飯食べない?』

唯:「あ、いいよいいよぉ〜」

恵美(GM):『そ?じゃあ10時に門の所にいててね』

唯:「分かった、10時に門の所だね!」って言って切るわ。


* * * * *

GM:はいはい。じゃ、10時になりました。(笑)

唯:「あれ?しゅう?何してんの?」(笑)

しゅう:…やっぱ一緒の所なん?(汗)

GM:そらまぁ、な。(笑)

しゅう:…無視。

唯:「しゅ〜う〜!なーにーしーてーんーのー?!」(笑)

しゅう:iPod聞いてて聞こえてない。

唯:イヤフォンをピッっと取って、「しゅ〜う〜!」(笑)

しゅう:うぜぇぇぇー!!(汗)

GM:まぁそうこうしてる内に北条さんと恵美が来るわ。

唯:「あ、メグミ〜ン!」って手振る。

恵美(GM):「唯君、お待たせー」

GM:って来た。北条さんも、

北条(GM):「しゅう君〜」

GM:って寄ってきて……他の二人に気づくわなぁ。……まぁ、だからと言って何があるわけでもないけど。(笑)

唯:「あれ?しゅう、デート〜?」

しゅう:「まぁな」

唯:「へぇ〜、もうそんな関係になっちゃたんだ〜。ぷぷっ」

しゅう:「…えぇい、ウザイなぁ…」

GM:まぁ明らかにそっちもなんですけどね。(笑)

唯:え、だって、よく屋上に御飯食べに行くのに誘ってるやん。ていうか、キャラが違うし。一匹狼気取ってる奴がぁ〜って…。

GM:まぁ、そうなんかな?まぁ、行く先も違うし…。

恵美(GM):「へ、へぇ〜、そうなんだぁ〜…」

北条(GM):「う、うん…じゃ、じゃあね」

GM:と、気まずい空気で別れました。(笑)

しゅう:そうなるわなぁ。(笑)

唯:「じゃ〜ね〜」

しゅう:「やれやれ…」

GM:恵美と紗江とでは、ちょっとギクシャクした関係みたいやな。(笑)

しゅう:微妙な人間関係やなぁ。(笑)どっちも内部生同士なん?

GM:うん、どっちも内部生やな。いや、お互い急に男連れとったら気まずいやろ。(笑)

しゅう&唯:それは確かに。(笑)


<しゅう&北条>

GM:さて、じゃあしゅうからいくけど…北条さんと買い物に行った結果ですね…。

しゅう:ナ●キがいい。

GM:はいはい、じゃあ繁華街にあるナ●キ取り扱ってる店に行きました。

北条(GM):「しゅう君は、どんなシューズがいいの?」

しゅう:…しゅうだけに、シューズ…。(笑)「どんなシューズ?ん〜…やっぱ安いやつかなぁ」(笑)

北条(GM):「これなんてどう?このエアーの入ってるやつ」(笑)

しゅう:「ん〜…決めれへんから教えてくれ、陸上部やろ」

北条(GM):「それもそうだね〜」

唯:まずは長距離用か短距離用か、じゃない?

GM:あぁ、まずはそこか。

しゅう:短距離用で。

北条(GM):「短距離用なら…これがいいのよ、これ!」

GM:って、お勧めのやつを渡されたわ。

しゅう:履いてみるわ。「…ん、ええんちゃうか、これで?」

GM:じゃ、それにしよか。

しゅう:うん、よく分からんしな。(笑)

GM:そうやな。(笑)じゃ、4000円くらいにしとこか。

しゅう:ちょ、竹刀は部費で俺は自分で買わなアカンのかい?

GM:あ、それもそうか…でも自分で買いに行くって言ったしな…。

唯:っていうか、竹刀はキャラ作成時の武器を決めてなかったから、竹刀にしただけやで?

GM:そうやな…やっぱここは払ってもらおか。

しゅう:まぁええけど…。「じゃ、飯でも行こっか。お礼に何か奢ったるわ、3500円しか残ってないけど」(笑)

北条(GM):「え、ほんとに?嬉しいな…」

しゅう:「あ、でも本屋にも行きたいな…先に本屋行こ、本屋」

北条(GM):「分かった、私も探してる本あるし」

しゅう:「何?」

GM:何、って言われてもなぁ……まぁ無難に少女マンガにしとくわ。

しゅう:「ふぅん…面白いん、それ?」

北条(GM):「ん?うん!」

しゅう:じゃあちょっと取り上げて、パラパラ見てみる。…俺が面白いと思える内容なんかなぁ?(笑)

GM:どうやろなぁ…男からしたら、絵的にシンドいかなぁ…って感じかもしれん。女の子にしたら面白いかもしれんけど。

しゅう:ふぅん…ま、返す。

北条(GM):「いいの、私はこれが好きなの!…しゅう君は何を読むのかな?」

しゅう:何にしよかなぁ……じゃ、今日は伊坂●太郎の最新本買ってこ。『アヒルと鴨のコインロッカー』で。

GM:はいはい。

しゅう:「こっちも面白いよ?」……何か色んな人に本渡してんなぁ。(笑)

GM:ほんま、どんだけ本配んねん。(笑)

しゅう:図書委員だもん。(笑)

GM:しかも、今買ったばっかの本を何ですぐ先に渡すねん。(笑)

しゅう:布教用や!(笑)

GM:布教用と自分用なんや!(笑)まぁ、謹んで受け取るわ。

しゅう:「まぁ、とりあえず読んでみて?んで、オモロかったらまた言ってや」

北条(GM):「うん!」

GM:じゃ、飯食いに行こか。

しゅう:ん、ワクドナルドに行くわ。(笑)

GM:ワクドやな。(笑)

しゅう:そうそう。(笑)メガワックとダブチとチキンワックと……。「このチキン、うめぇなぁ!」って食っとく。

GM:ま、こっちも普通に食ってるかな。いい雰囲気…。

しゅう:いや、いい雰囲気ではないかな?

GM:あぁ、違うんや。まぁでも、普通に喋れる友達みたいな関係にはなったかな?

しゅう:ん、それで。普通に食う…と見せかけて、ポテト取ったんねん。(笑)

北条(GM):「あ〜、私のポテト、取らないで〜」(笑)

しゅう:「一本くらい、いいやん」(笑)

北条(GM):「……ほら、あ〜ん」(笑)

しゅう:そ、それはウザイ…!(笑)

北条(GM):「…は、さすがに私も恥ずかしいな…」(笑)

しゅう:「自分で勝手にやったんやろ!」(笑)

唯:自己陶酔型やったか。(笑)

しゅう:やれやれ、や…。(笑)

GM:ま、そういう感じのいい感じの友達になれました。将来有望ってことで。

しゅう:ふぅん…。

GM:……デートすんの恥ずかしいから、このくらいにしとこか。(笑)

しゅう:まぁ、男同士やからな。(笑)あ、最後に一つだけ言わせて。北条さんと南条さんの顔の見分けがつかないんですけど?

GM:ん?あぁ、北条さんと南条さんはですね、実は親戚関係やねん。だから顔似てて、名前も紗江と沙希って似せてんねん。

しゅう:あぁ、そうやったんや。じゃ、もういいです。


<唯&恵美>

GM:じゃ、唯にいこか。こっちは恵美か。

唯:うん、メグミン♪…メグミンと、公園?

GM:うん、公園やで。

唯:…じゃあ、公園にある街路樹の並木道を、他愛もない会話をしながらブラブラ歩く。

GM:あぁ、「いい天気だね〜」みたいな感じで。

唯:そうそう。

GM:………何やろう、この腹立たしい気持ち…。

しゅう:(笑)

唯:デート、デート。(笑)

GM:まぁ…じゃあ、ビニールシートを敷いてお昼御飯食べようか。

しゅう:ビニールシート…青いやつ?

GM:いや、青くはない!(笑)それやと、寝る用とかになる。(笑)

唯:ハム太郎もおる?

GM:公太郎な!(汗)もちろん、連れてきてるで。

唯:じゃあ、「ジャン!」とか言いながら、「ホットケーキ焼いてきたんだ〜」

恵美(GM):「あ、そうなの?!嬉しい〜」

唯:「うん、一緒に食べようよ!」

恵美(GM):「うん!あ、私もお弁当作ってきたんだ〜」

GM:シートに広げるわ。

唯:「え、マジで?!手料理?!」

恵美(GM):「うん、もちろん」(笑)

GM:…ただ!

唯:??

GM:そのお弁当は、開けると……凄いグチャグチャ。(笑)

唯:(爆笑)じゃあ…「…あ…」って一瞬固まりつつも、喜んで食べる。

GM:ここは…何かで判定してもらおかな。(笑)

しゅう:「幸運」やな。(笑)

GM:運か…肉体か……「幸運」でいいや。目標値8!

唯:2Dで7以上!(コロコロ)あ、ヤバイ…。

しゅう:失敗しとるし。(笑)

GM:おぉ〜っと、マズイぞぉ〜。(笑)

唯:当然振りなおすさ!(笑)

しゅう:…考えてみたら俺、<衝動>全然使ってへん…。

GM:そもそも判定が無いからな、シナリオ何も考えてなかったし。(笑)

唯:全身が痺れだしたけど、抑え込んだ!(コロコロ)ふぅ…大丈夫。「美味しいね、これ♪」

恵美(GM):「え、本当?!嬉しい…じゃ、もっと食べてよ、ほら!」(笑)

しゅう:あ〜あ、腹壊すな。(笑)

唯:もっかい判定?(笑)

GM:うん、目標値はそのままで。(笑)

唯:(コロコロ)OK、ギリギリで成功できた。

GM:何や。(笑)じゃあ何とか食べれたことにしよか。

唯:…食べ終えたところで、ポケットから昨日買った『上質なヒマワリの種』を取り出して、公太郎に「ほれほれ〜」ってあげる。

GM:あぁ、じゃあ喋ることはないけど、喜んで食べてるわ。

唯:「うりゃうりゃ」って撫でとく。

GM:擦り寄ってくる感じ、かな。

公太郎(GM):「あぅあぅ、なのだー」

唯:…って言うん?(笑)

GM:いや、心の中の声。(笑)

唯:ま、そうやって他愛のない時間を過ごす。

GM:まぁこんな感じかな。恵美と過ごした時間…この絆が…。

しゅう:何のこっちゃ…力に変わるん?

GM:力に変わる……時が来るかもしれない。(笑)

唯:コミュニティレベルが上がった。(笑)

GM:うん、結構上がってんで。………じゃあ、デートで終わろか…。正直、俺もな?いっぱいいっぱいやねん。(汗)

しゅう&唯:(笑)


* * * * *

GM:あ、あとはこの後、月曜日に紙提出して終わりやな。じゃ、日曜日が終わって月曜日の朝、HRでテッシーが、

勅使河原(GM):「部活動の希望を書いてきた人、出しなさーい」

GM:って言って。

唯:「はーい!」真っ先に持って行くわ!

しゅう:ま、渡しとこう。

勅使河原(GM):「はいはい。(受け取る)え〜っと?……能美が、『剣道』と『乗馬』?」

唯:「そうでーす」

勅使河原(GM):「あんた、二つもやるの?よくやるわねぇ」

唯:「えぇ、面白そうなんで〜」

勅使河原(GM):「ふぅん……はいはい」

しゅう:…自分で持ってくのもメンドいな…本多さんに「持ってって」って言ったら持ってってくれるかなぁ。

GM:それはないなぁ!(苦笑)

しゅう:そうか…しゃーないなぁ…。

GM:「後ろから前に回してってー」でもいいけどな。

唯:(教卓の)真ん前やから、無視して真っ先に出す。(笑)

GM:どんだけウザイ奴やねん!(笑)まぁ普通に前に回してってくれていいで。

しゅう:ん。(席表を見て)あ、左斜め前に北条おるやん。じゃ、北条に渡そ。

GM:斜め?!

北条(GM):「えぇ?!私に渡されても…まぁ、いいけど…」

しゅう:「うん、持ってって」

GM:持ってかすんかい!(汗)

北条(GM):「分かったわよ…はぁ…」

唯:「あれぇ?北条さん、何でしゅうのやつ持ってんの〜?」(笑)

北条(GM):「頼まれたのよ!もぉ!私は関係無いんだからね!!」

唯:「え〜、嘘〜」(笑)

GM:クラス中から「ヒューヒュー」って言われる。(笑)

しゅう:「陸上部やから」でいいんちゃうん?

GM:それでも冷やかされるわい。(笑)

勅使河原(GM):「で、帝塚は…『陸上部』と『茶道部』ね…は〜い…。じゃ、皆もこれ出したら授業よ〜」

GM:ってことで、HRもシナリオもこれで終わり!

唯:チャンチャン♪






〜第2話・終〜



座談会〜日常を描いて〜


3人:………(不意に訪れる静寂)………。

GM:…あ、終わりやで?

しゅう:経験点…なんぼになるん、これ?(汗)

GM:正直、必要無いよな、これ。(苦笑)

唯:ただの日常をプレイしてみました、ってだけ。(笑)

GM:日常の4日間を過ごした、だけ!

しゅう:変にリアルやったけどな…。

唯:この1日1日で、1年間分キャンペーンするん?

GM:いや、今回は何も考えてなかったから、こんな感じになったってだけで……何せ、敵すら出てこなかったから、経験点の魔結晶が1個も無いという。(笑)

しゅう:“悪魔憑き”になった意味がない…。(汗)

GM&唯:ま、そういう時もある。(笑)

唯:次は美化委員にも顔出さななー。

GM:そうやな、月曜からは部活もあるし、委員会もあるし…どんだけ大変やねん。

しゅう:えらい忙しくなるな…。

GM:うん、自分ら大分掛け持ちしてるしな。

唯:『美化委員』で『剣道部』で『乗馬部』〜。

しゅう:『図書委員』で『陸上』で『茶道』……図書委員って仕事するんかなぁ?本の貸し出しカードの処理くらい?

GM:そうやなぁ…あとは、本の整理があれば、くらい。ま、今回はクラス紹介が主目的やった、ってことかな。この無駄に作った設定で…。

唯:この41人分のデータ…。(笑)

GM:でも男はあんまり触れられてない悲しさ。(笑)

唯:俺頑張って触れたやん、流離って〜。

しゅう:男なんて興味ねぇ…。

GM:でも自分の場合、新一が目立ってたな。(笑)

唯:バーロー。(笑)

GM:唯の時は野口君がよく出たなぁ。

しゅう:それぞれ男のペアも作ってんねんな。(笑)

GM:席もどっちも近いしな。前(新一)と後ろ(野口)で。

しゅう:そうやな。(笑)

GM:じゃ、これで終了〜。






〜おしまい〜