第10話 : 千歳の秘密



目次

1:日常の一コマ
2:歓楽街
3:闇を纏う男と影
4:足元からの招待状
5:闇を食む者
6:悪夢
7:秘密の真実
座談会〜GMのこだわり〜:



1:日常の一コマ


GM:…それじゃ、始めますか〜。

光:はいよ〜。

月明:久々のプレイヤーや。(笑)

光:いつもGMお疲れさん。(笑)で、今回の題名は?

GM:題名はなぁ……あ、でもこれ言ったら、ネタバレになるかもなぁ…。

月明:題名なんて、そんなもんやって。(笑)

GM:それもそうやな。(笑)はい、題名は……の前に、これって第何話?

光:えっと〜………第10話か?

月明:すげ〜、もう10回目なんや…。

光:メガテンとかに比べるとペース凄いな。(笑)で、題名は?

GM:はいはい、え〜では百鬼夜翔第10話、『千歳の秘密』を始めたいと思います!

光:……って、あの千歳さん?

月明:まんまやな。

GM:ん〜、でも他に思いつかんし…いいや、これで。はい、じゃあまずはいつも通り日常からな。何してるんやった?

光:昼間は学校、夜は店の手伝い。

月明:え、仕事。

GM:光は手伝いで……そっか、あんたは芸能人やったな、まったく売れない。

月明:売れないとか言わないでくださ〜い。(笑)っていうか、売れてんねんで?!普段は目立たんけど、TVでは凄いっていう…!

GM:初登場時に『のぺ〜っとした』っていう表現されて、そのイメージしかないねん。(笑)

光:あぁ、確かに。(笑)

月明:いやいやいやいや、こう、ギラギラした感じの野性味のある…!

光:野性味のある、のぺ〜?

GM:どんなんや。(笑)

月明:いや、だから…!

GM:っていうか、話進まんやん。(笑)え〜っと…光は店手伝ってて……たまたま仕事暇で幻十郎も来てて、そのまま手伝わされてるってことで。

月明:ちょ、客やねんからちゃんともてなしてぇや。

光:もはや客にあらず。(笑)

GM:そうそう、まぁ“千歳”のネットワークに入った時点で下っ端組に入ってんねん。

月明:うわぁ〜…でも俺、【接客】とか持ってへんで?

GM:あれ?確か真壁の話で…。

光:あぁ、一人だけ判定失敗してもらえんかったんやったな。

GM:そういえば…。

月明:っていうか、懐かし!真壁って今何してんねん。(笑)

光:そりゃ、壁とか床から急に出てくる【接客】でしょ。(笑)

GM&月明:怖!(笑)

GM:真壁は裏方で色々手伝わされてるってことにしとこ。(笑)

月明:そやな、ちゃうとまた別の妖怪生まれそうや。(笑)

光:つまらん…。(笑)

GM:あ〜…じゃあ二人とも手伝わされてるてことで。で、今日は前回と同じで妖怪専用の部屋で宴会します。

光:宴会好きだなぁ〜…。

月明:そら妖怪ですから。

GM:えっと来てる妖怪にも一応いくらか設定あってな、普通の人間ではお目にかかれない薬とか扱ってる医局の妖怪達やねん。偵身病院っていうとこで、千歳達とも関わりあんねん。で、巴さんが、

巴(GM):「今日は偵身病院とその他の妖怪達が集まって討論会をした後、宴会もあるので皆さん、丁重に御もてなししてください」

光:「はい」

月明:「皆さん、頑張ってくださいね!」

光:あれ?(笑)

GM:何他人のフリしてんのよ。(笑)

月明:一人で定食食べとく。(笑)

光:「850円になります」

月明:「金取るんかい!(笑)あれぇ?ウチをボロボロにしたの、誰だっけ〜?」

光:「あれは吸血鬼が…っていうか、別にボロボロにはしてないですよ、元からボロボロだったんです」(笑)

月明:「そ、そうやった…」(笑)

巴(GM):「ま、もちろん幻十郎さんにも手伝っていただくとして…」

月明:「え、えぇぇぇ〜?!」

巴(GM):「まぁタイミング良く来ていただいたことですし」(笑)

月明:「はぁ…まぁ、皿洗いぐらいでしたら…」(観念)

巴(GM):「そうですね、調理場の人手が足りないから、そっちを手伝ってあげてください」

月明:「そういうことなら、はい」…まぁ「善良」やからな、喜んで手貸すわ。

光:それまでの抵抗は何やったんや…。(笑)

GM:じゃあ何か妖怪が色々来るわ。

月明:ナンカヨウカイ…。(笑)

GM:偵身病院のトップが…阿部清明の妖怪の阿部晴彦

月明:それは…凄いな。平安時代から生きてるんちゃう?

GM:うん、そうやな…あ、いや、やっぱ違う。

月明:あれ?(笑)何、江戸時代くらいに伝説が生まれて、それから〜って感じ?

GM:ぶっちゃけどっちでもいいねんけど…じゃあ江戸時代で。

月明:いやいやいや、大事なとこですから!(笑)ってことは、雷神ちゃう?

光:…?それって、菅原道真ちゃう?

月明:……あ、そっか。(笑)

光:式神使いとか、そんな感じかな。

GM:まぁそういうこともできる。まぁそれがトップで、他に幹部としてメスの憑喪神の…。

月明&光:雌?!!(笑)

GM:ちゃうわ、手術の時使うメスや!(笑)

光:何や、どんな妖怪かと思った。(笑)

月明:この雌豚がー!っていう妖怪。(笑)

GM:えっと名前が切野太郎

月明&光:しかも男かよ!(笑)

月明:メスのくせに男とは、これいかに…。

GM:あとは薬の精霊の…。

月明:何かそれだけやと弱そうやな。(笑)

光:病弱そうなイメージが…。(笑)

GM:冨山薬子さん。あと、妖怪“サトリ”の佐藤悟さん。

光:サトリか…心読まれてまう。

月明:医療ミスとかしたら一発でバレるな。(笑)

GM:佐藤さんは心療内科やねん。

光:サトリ…懐かしいなぁ〜…うし●らで読んで感動したなぁ。

サトリ(月明):「オマエ、今懐かしいと、考えたダロ…」

GM:そんな感じそんな感じ。(笑)

月明:ヤな奴やぁ〜!(笑)

GM:まぁとりあえずはこんな感じかな。光って【接客】あったっけ?

光:うん、【接客】も【調理】もどっちもいけるよ。

GM:よしよし、じゃあ光は今日は接客の方な。で、君は皿洗いな。

月明:はい、頑張らせてもらいます。(苦笑)

GM:じゃあ光は接客して〜。

光:「お待たせいたしました、宴会用の前菜になります…」

佐藤(GM):「…今、前菜を出ソウと思ったダロ…」

全員:(爆笑)

月明:見たら分かるがな!(笑)

光:持ってる、持ってる!(笑)

月明:ほんまに…どこの小姑やねん。(笑)

光:「まぁそうですけど…はい、どうぞ」

佐藤(GM):「あぁ…アリガトウ」

月明:何人くらいで来てるん?

GM:20人くらいかな。

月明:あ、結構おるな。それは偵身病院からだけ?それとも他からも?

GM:あ〜…やっぱ偵身病院からだけにしよう。

月明:なるほど…ここで次の教授になるための裏工作すんねんな…。

光:白●巨塔やん。(笑)

GM:で、光は一応【接客】判定してみて。

光:はいは〜い(コロコロ)ん、1成功〜。

阿部(GM):「おぉ、君はよく働くねぇ」

光:「ありがとうございます、どうぞ御贔屓に」

阿部(GM):「おぉおぉ、じゃあ君には『妖怪薬セット』を2個あげよう」

光:「ほんとですか!ありがとうございますぅ〜、大事に使わせていただきます!」

月明:いいなぁ〜。

GM:1個使ったらHP20点回復な。

光:マジで?!20点は嬉しいなぁ〜。

GM:うん、このゲームで20点は、1回相手の攻撃無かったことにできるからな。一応幻十郎も皿洗いの判定しといてもらおか。「知力」+2で。

月明:はいはい、「では…皿、洗わせていただきます!」(コロコロ)ん、成功やわ!

阿部(GM):「おぉ〜、君も頑張っているねぇ〜」

月明:何でここにいんねん!来たらあかんよ!(笑)「あの〜お客様、お部屋はあちらでございますので…」

阿部(GM):「何だ、入ってはいかんのか。すまんすまん」

月明:「はい、申し訳ございません。お手洗いはこちらでございますので」(笑)

阿部(GM):「そうか、そうか」

月明:…何やこの酔っ払い客。(笑)

光:調理場で吐かれんかっただけ良しとしよう。(笑)

GM:まぁそんなこんなで時は流れ、昼過ぎにはお帰りになられました。

月明:昼?朝から宴会してたんか、こいつら!(笑)

GM:うん、朝9時くらいから始まって、最初に討論して、それからお食事会して…で、帰ってった、と。

月明:なるほど…何しに来たんや、こいつら。(汗)

阿部(GM):「はっはっはっはっはっ…」

月明:何者や?!(笑)

阿部(GM):「ありがとう〜」

光:「どうぞ、またのお越しを」(笑)

GM:まぁ、ここまでは別にどうでもよかってん。

月明:どうでもいいんかい!(笑)

光:何やったんや、この20分は!(笑)

GM:いや、せっかく作った設定とキャラやから出したかってん。(笑)



2:歓楽街


GM:で、今、昼休みになって、皆集まって賄い食べてました。そしたら伊吹が、

伊吹(GM):「そういえばぁ、最近知ったんですけどぉ…あのぉ、千歳さんがぁ、土曜の夜中になるとぉ、いっつも大阪の街の方へとフラフラ消えていくっていう話を聞いたんですけどぉ…」

月明:フラフラなんや。(笑)今この場に、千歳と巴はいるん?

GM:いや、おらん。今おるのは伊吹と堕悪魔の真田、あんたら2人と…あと泉もいていいや。

月明:シルヴィアは?

光:寝てる。普段は夜専門や。

GM:あとは瞳かな。夕樹…はここに住んでへんから、おらん。

月明:おらんのかい、従業員ちゃう俺が働いてんのに…。

光:確かに。(笑)

GM:じゃあ今日はたまたま夜のシフトやってん。(笑)まぁその人数で昼飯食べててん。

伊吹(GM):「そこでぇ、明日の分の仕込みも終わってるんでぇ、今日の仕事が終わったら一緒に探しに行きませんかぁ?」

月明:「伊吹ちゃんは、ほんとにそういうのが好きやなぁ」

光:「ほんとだねぇ……だがその話、乗った」

月明:「まぁ俺も特にすることないし、行こうと言うならば」

GM:まぁ伊吹ちゃんは「好奇心」持ってますからね。

伊吹(GM):「やったぁ、良かったですぅ☆」

光:あ、俺「直情」あるわ、それ聞いたら行かずにいられない。

GM:はいはい。じゃあ夜19時に今日は店閉めるから、それから行こうってことになった。それまで何かする?

月明:今土曜の昼か…じゃあ再放送でやってるヒーローものの特撮番組見とくわ。

光:あ、俺も横で一緒に見る。「癖」に「TV好き」あるし。

月明:「あ、このヒーローはですねぇ…」って語りだすで、俺。(笑)

光:「しっ!今いいとこなんだから!」(笑)

月明:えぇ!(笑)でも勝手に語りだす。ハリケンジャー、カーレンジャーから、オーレンジャー、ダイレンジャー、ジュウレンジャー、カクレンジャー…何でも語れんで。

光:カクレンジャー好きやったなぁ…カっクレンジャー、忍者忍者〜♪(歌いだす)

GM:じゃあ今やってるのは?

月明:マジ…?

GM:あ〜残念!もう終わってます!(笑)

光:今は冒険戦隊…。

GM&光:ボウケンジャー!(あくまでプレイ当時のお話です)

月明:今のは知らねぇ〜!小学校の時見てた所までやなぁ。

光:俺、バイト先でそういう情報がすぐ入ってきたからなぁ、グッズ商品並べなあかんかったし。プリキ●ア系列は並べるの恥ずかしかった…。(笑)

GM:ああ、プリっキ●ア、プリっ●ア♪(笑)

月明:っていうか、なんやねんボウケンジャーって、名前もうちょっとひねれよなぁ〜。マジレンジャーもどうかと思ったけど…。

GM:え〜、カクレンジャーよりマシやろ〜。

光:え、いやいや、あれはあれでいいやん!

月明:そうやで!ハリケンジャーよりよっぽど忍者っぽかったし…!



この後5分くらい特撮談義が続きますので、
しばらくお待ちください


光:………ふぅ、そろそろ閑話休題というこや。(笑)

月明:ついつい熱くなってしもたわ…でも全然話進んでへんな。(笑)

GM:ほんまやで、どんだけ語んねん。(笑)

光:まぁそんなこんなで…。

月明:夜となり…。

GM:うん、じゃあ千歳がいそいそと、こっそり外へ出ていって…。

光:ぱっと見て、身なりに気を使ってた?

GM:うん、そうやな。わりと。いつもは和服やねんけど、今日は洋服に着替えてる。

光:なるほどね…。

月明:…(自分のキャラシーを見て)あ、俺も「直情」やったわ。(笑)

光:だめだ、ブレーキ役がいない!(笑)

月明&光:さぁ、追いかけよか。(笑)

光:思い立ったら、即行動。

月明:「さぁ、行きますよ!はいはいはい!」(急かす)

光:「ほら、伊吹さんも急いで!」

伊吹(GM):「は、はい!今行きますぅ〜!」

GM:じゃあ千歳を【尾行】やな…無ければ「敏捷」−5で。

光:−5?でか…(コロコロ)失敗やわ、人間形態やしな。

月明:あ、俺もやん(コロコロ)失敗〜。

GM:伊吹の分も振ったって。

光:−5したら6以下やん…(コロコロ)あ、成功した。(笑)

月明:おぉ!(笑)

GM:お〜、じゃあ千歳が一瞬チラッと振り返って、二人が見つかりそうになったけど、伊吹の機転でバレずに済んだわ。

月明&光:おぉ〜。(安堵)

月明:どこに向かってる?ミナミ?

GM:そうやな、繁華街の方。道頓堀の近くのホテル街っぽい所に行くな。

月明:あれれ〜?まぁ俺にはここがどういう所か分からんけど。(笑)

光:俺も、かなぁ?「伊吹さん、俺ちょっと疲れちゃった。そこで休憩してかない?」(笑)

月明:分かってますやん!(笑)

GM:ほんまに…。(笑)じゃあしばらくして千歳さんが、ちょっと格好いい男の子と…。

月明:男…の子?

GM:子というか…20歳になるかならんかくらいの男。その男と話してて、レストランに入っていって…その間、どうする?

月明:そら、隣の隣くらいに座る。

光:…近くない?

月明:「直情」の俺にそんな言葉は効かないよ?

光:俺も「直情」やけど、それは近いと思う。

月明:「ほら、早く早く!」(笑)

光:「はいはいはい」(笑)

月明:無理やりにでも引っ張ってく。

光:あ、今更で悪いけど、帽子とかかぶっとくな。

GM:あぁ、はいはい。

月明:俺もサングラスしとこ。「君にはこのヒーローのお面をあげよう!」

光:(即)「結構です」

月明:「ほら、このカクレッドをかぶるんだ!俺のコレクションなんだから!」

光:「…(受け取る)……パキッ(割る)」

月明:「あぁ!俺のカクレッドぉぉ!」(笑)

GM:あ〜、〔聴覚〕系の技能とかない?

月明:杖から火出す?

光:…張角?(三国無双ネタ)

GM:あれ、光持ってなかった?

光:残念、シルヴィアやったらあった。

GM:あ〜…【読唇術】とかは?

月明:あるはずねぇ〜。

光:シルヴィアなら持ってたのにぃ〜!キャラ選択間違えたかな…。

GM:誰も持ってないか……じゃあ会話の内容とかは聞き取れんかったけど、何となく二人はいい雰囲気やわ。少なくとももう男の方はベタ惚れやな……まぁ言うても千歳さん、すっごい〔フェロモン〕大放出やしな、人外の美形にまで達してるし。

月明:っていうか、その男は俺らは知った顔?

GM:いや、知らんな。

光:あ、その男を〔オーラ感知〕しとく。

GM:ああ、〔オーラ感知〕する?

光:うん。

月明:悪い癖やなぁ…いきなり〔オーラ感知〕するなんて…。

光:まぁな…でもこれって常時発動してるようなもんなんやろ?

GM:うん、そうやで。オーラパワァ〜、見せてやるんだ〜♪

光:え、そいつオーラバトラー?(笑)

月明:オラオラオラオラ。

光:しかもスタンド持ち?!(笑)

GM:〔オーラ感知〕したところ…その男の反応は人間やった。

光:「…あの男、ただの人間です。隠蔽されたら分かりませんけど」

月明:「ふぅん…何々だろうね、あの男は」

光:「さぁ〜…まぁ、遊ばれてポイでしょ」

月明:そういうキャラやったか、あんた?!(笑)「じゃあきっと今から遊園地にでも行くんですね、わぁいやったぁ!」

光:「いやぁ、「昼の常識」を持ってる俺に言わせれば、遊園地はもう閉まってるかと…」

月明:「昼の常識」取ったんや。

光:うん、たまにはプラスの特徴を取ろうと思って。

GM:とか何とか話してたら、二人は店出ていったで…もちろん、男の方が支払って。

月明:「ほら、早く追いかけますよ!お金お金!」

光:「…普通、こういう時って年上が払うもんじゃ…」

月明:「だって俺、「赤貧」やもん」(笑)

光:「そうやった…じゃあここは俺が払います…あ、すみません、領収書切ってきださい。宛名は千歳で」(笑)

月明:その名前使っちゃう?!(笑)

光:まぁコーヒー一杯で粘ってただけやし。(笑)

月明:ドリンクバーやってんやろ。(笑)「ほらほら、これ見てください!」

光:「…っ!?な、何この匂い?!」

月明:「コーヒーと、紅茶と、オレンジとレモン混ぜてみました!どうですか?!」

GM:最高点に不味いと思うで、それ。(笑)

光:「これを…飲め、と?…(一口)あれ?案外美味しいかも」(笑)

月明:どんな味覚音痴やねん!それで【調理】できるんか?!(笑)

GM:横で伊吹が一口飲んで「ぶふぅー!」って吐いてるわ。(笑)まぁ千歳達は出てったけど…どうする?

月明:いや、そら追いかけますよ。(笑)

GM:ん、そしたら二人は、そのままさっきのホテル街に戻って、そのうちの一つに入っていくわ。

光:遊園地は遊園地でも、夜の遊園地か!(笑)

月明:「光さん、光さん!あの建物からドラゴンが出てますよ?!あれは何ですかぁ〜?!」(笑)

光:「同族?!…でも何か無機質だなぁ」(笑)

月明:「あ!あっちの建物、サンタさんが壁登ってますよ?!」(笑)

光:「覗きのうえに不法侵入を試みてるんです」(笑)

GM:じゃあ二人が入ってったホテルの名前は『サンタ・アンジェロ』で。(笑)

光:しっかし…何でああいうホテルってサンタをよく使うんやろ…。

月明:あ、それは思う。

光:あれかな、子宝をプレゼントとかいう有難迷惑な目的か?

月明:な、生々しい…。(汗)周りは全部ラブホやねんな?

GM:うん、そうやで。で、二人は入ってって…。

光:入る瞬間、携帯の写メで撮っとこ……あ!妖怪写真写らん!

GM:うん、男しか写ってへんわ。(笑)

光:男一人でラブホに入る…さ、寂しすぎる…!(笑)

月明:「じゃ、僕達も行きましょう!」

光:「何でですか…一体、どんな特殊プレイを考えてるんですか…」(汗)

月明:いやいやいやいや!(笑)何せこのキャラ、まだ生まれて5年やから、どういう所か分かってへんねん。

GM:伊吹も、

伊吹(GM):「ここで待ってましょうよぉ〜!」

GM:って言ってる。

月明:「いやいや、そう言わずに…」(笑)

光:「……分かりました。じゃあ幻十郎さんはあの二人と行き違いにならないように、出口で張っててください。その間に俺と伊吹さんであの二人の隣の部屋に行ってきます」(笑)

月明:「あ、あの、それって…」(笑)

光:「だ〜いじょうぶですって」(笑)

GM:…でも伊吹やったらノリノリで行きそうやな…一応押さえ込みしてみるか…(コロコロ)

伊吹(GM):「え〜、さすがにそれはちょっと〜…」

月明:押さえ込んだか。(笑)

光:ちっ…しょうがねぇ、その辺で適当に女引っ掛けてくるか…。

月明:結局そういうキャラかい!シルヴィアとどう違うねん!(笑)

光:言われてみれば…。(笑)

GM:あ〜…どうしよっかな…でも別に入ってもいいような気がしてきた…。

月明:そのうち千歳さんから電話かかってくるんちゃう?

千歳(月明):『あと5分したら入ってきなさい…』

光:美人局?!「俺の女に何してんだ、こらぁー!」(笑)

GM:そんな電話はかかってこんけど。(笑)どうしとく?

月明:向かいの建物の影で張っとく?

光:……いや、こういうホテル街って建物密集してるよな?

GM:まぁそうやな。ここは特にホテルばっかや、隣がさっき言ってたドラゴンのオブジェのあるホテルにしよか。

月明:あ、じゃあそことの間の路地裏に隠れよう。

光:…っていうか、俺そのドラゴンのオブジェの横で、本当の姿に戻って並んどこかな。(笑)

月明:ほんまやん、分からん分からん。(笑)

光:良く知ってる人でも「あれ?何か竜のオブジェ増えたような…儲かってんだな、きっと」くらいで終わるやろ。(笑)

月明:で、ついでに覗くねんな。(笑)

光:「うわ、あんなことしてるよ…うわうわ、あっちじゃあんなことを…!」(笑)

GM:え〜っと、二人路地裏で、一人が覗きやな。(笑)じゃあ30分くらいしたら千歳が一人で出てきたけど…どうする?

光:…一人、か…。

月明:「直情」の俺としてはすぐに問い詰めたい。

光:…俺は男が気になるな…出てくるの待つ。一応「直情」の押さえ込みを(コロコロ)ん、成功。俺はまだ隠れとく。

GM:はいはい。で、問い詰めるん?

月明:「一体、どういうことですか、店長!…店長?…オーナー!!」

GM:うん、オーナーやな。店長とは似て非なるものやな。(笑)

千歳(GM):「あら?」

月明:「彼は一体、誰なんですか?!」

千歳(GM):「あらぁ、幻君じゃない」

GM:やや、うろたえてるけど…。

千歳(GM):「ま、まぁ…私にもプライベートはあるしね」

月明:そう言われたらそうだ。(笑)でもここで引き下がるわけにはいかんな。「いや、ちゃんと付き合ってるとかならいいんです。ちゃんとそういうことは言ってもらわないと…」…言う必要ないか。(笑)

千歳(GM):「何であんたに言わなきゃダメなのよ」(笑)

月明:まぁこっちも興奮してるから。

千歳(GM):「ま、このことは秘密ってことで♪」

月明:ちょっとドキッとしとこ…あ、愛情判定してみよ(コロコロ)ありゃ、失敗。特にトキメかんわ。

GM:あれぇ?(笑)

光:え?失敗ってことは逆に…。

月明:…あ、メロメロになったんか。(笑)

千歳(GM):「しかし、困ったわねぇ〜……じゃあ…一緒に帰りましょうか」

月明:あれ、そうきたか。(笑)「あの、でもウチあっちなんですけど…」

千歳(GM):「あら、そぉ?じゃあ私はウチに帰るわ」

月明:「あ、じゃあタクシー呼びます」

千歳(GM):「いいのいいの、気遣い無用よ。構わないで」

月明:「でも…こんな夜遅くに、女性一人で…」っていうか、今何時くらい?

光:19時に店出て、歩いてコーヒー飲んで、30分して出てきて…10時過ぎくらい?

GM:ん〜、11時くらいにしとこ。

月明:「あ〜…じゃあやっぱり送ります」

千歳(GM):「あら、ありがと。意外に紳士なのね」

月明:意外ちゃうし!紳士キャラやし!(笑)

千歳(GM):「でも、やっぱり気にしないで。私もそんなに弱い妖怪じゃないし」(笑)

月明:そらな。(笑)

光:むしろ最強?(笑)

千歳(GM):「うん、やっぱりいいわ。あなたもこんな所にいないで、早く帰りなさい」

月明:「そう言われましても……どうしますー?!」ってそっちに向かって話しかけたろ。(笑)

光:ちょっ…!

千歳(GM):「あら、あんた達…まさか尾けてきてたの?」

月明:「えっとぉ〜…」

光:(サラリと)「いえ、明日の買出しに行った帰り道だったんですけど、そこでオーナーを見かけたものですから」

月明:よくまぁ、そんなポンポンと…。(汗)

GM:ふんふん…そう言うか…(ダイスを握り)…でも残念ながら千歳さんには…。

光:!!!!しまった!この人【嘘発見】持ってるんやった!(滝汗)

GM:しかもちょっと頬のあたり撫でながらな、触ってたら+4でLV20やねん。(笑)

光:「意思の強さ」LV1で、−1しても19か…。

月明:ファンブルせんかぎり無理やな。あーあ。

GM:(コロコロ)まぁ、無論成功するわけで、

千歳(GM):「…貴方、嘘ついてない?」

月明:「光さん!嘘はいけないですよ、嘘は!」(笑)

光:乗っかりやがった!(笑)「だって、だって月明さんが無理やり…!」(笑)

月明:意思抵抗!(コロコロ)「すみませんでしたぁ!」(笑)

光:謝ちゃったぁ〜!(笑)

GM:で、色々読み取った千歳さんが、

千歳(GM):「…伊吹ちゃん、ちょっとこっちに来なさい…」

GM:って言って連れていくわ。

月明:「伊吹さんは悪くないんです!」

光:「俺達が悪いんです!」

千歳(GM):「ま、いいからいいから♪」

GM:って言いながら、伊吹引っ張ってまたラブホの中に引っ込んでいったわ。

光:そして始まるは調教…。(汗)

月明:「俺達も入りましょうか」(笑)

光:「そうしましょう」(笑)

月明:「すみません、男用の部屋一つ」(笑)

GM:え、ほんまに部屋取るん?(笑)

月明:入り口まででいっか。(笑)

GM:うん。(笑)ああいう所って防音凄いよなぁ?

光:と思うけど、案外そうでもない。

GM:そうなんや。(笑)

月明:入り口っていうか扉の前かな。

GM:じゃあ清掃の人がこおへんか判定したろ(コロコロ)あ、来たわ。(笑)

月明:「ち、違うんです!」(笑)

清掃員(GM):「あんたら…まさか…」

光:「いや、あの、これには事情が………」あかん、この状況は言い訳できん。(笑)

清掃員(GM):「何か怪しいわねぇ…ちょっと事務所に来てもらおうかしら?」

月明:「そ、それは…!」

光:「いや、A−21ってどこです?」

清掃員(GM):「は?お客さんのプライベートを教えるわけには…」

光:「いえ、俺達が借りた部屋なんですけど、場所が分からなくて」

月明:「僕達、恋人なんです!」(笑)

清掃員(GM):「えぇぇぇー!(笑)ま、まぁ人の趣味はとやかく言わないけど…A−21ならここよ」

光:「あ、ありがとうございます」(笑)

清掃員(GM):「いいわよ……最近は色々あるのね〜」

GM:何とか切り抜けたな、ゲイと思われたけど。(笑)

月明:まぁ何とか隣の部屋入った、と。(笑)

光:ここまでで、色々何か大切なもの失った気がする…。(笑)

GM:ほんまやで。(笑)じゃあ運よく隣の部屋に入ったけど…声がちょっとは聞こえるかな?

光:うん、あと壁にコップあててそれに耳あてたら良く聞こえる。

月明:「この壁、穴あけたらいいですかね?」

光:「あとで物凄く怒られるだろうから止めときましょう」

月明:「それもそうですね、止めときます」

光:で、何か聴こえる?

GM:じゃあ伊吹の声が聞こえてくる。

伊吹(GM):『うぅ〜ん……私の…私のハマグリがぁ〜…!』

全員:(爆笑)

月明:い、意味が分からん!何やねん、私のハマグリって。(笑)

GM:いいねん、これで。(笑)

月明:「光さん!やっぱりこの壁、穴空けた方がいいんじゃないですか?!」

光:「そんなことするくらいなら、窓から覗きましょう」

月明:いけるん?

光:俺が竜の姿になったら飛べるから、その背中に乗って…。

月明:で、ガン見、と。(笑)

GM:さすがにカーテンかかってるなぁ。

月明:(コロコロ)

GM:何の判定?(汗)

光:この人…窓突き破ってった?!

月明:「うらぁ!」ガッシャーン!(笑)

光:それ見届けて、俺部屋戻る。(笑)

月明:「今…今伊吹さんの悲鳴が…!」

GM:突破…突破?ありえね〜、さすがにそうくるとは思わんかった。(笑)どうしようかなぁ〜…。

光:一体、そこではどんな状況が繰り広げられてんの?(笑)

GM:そこでは…そこでは……どうしよう、アダルティになってしまうやん…。

月明:えー!見てはいけないものを見てしまった?!(笑)

GM:恐怖判定してもらおうかな。(笑)

月明:(コロコロ)気絶したー!(笑)

光:多分、起きても何も覚えてへんねんやろ。(笑)

月明:でも多分、女性恐怖症とか持ってまいそう。(笑)いよいよホモへの道へ…。

GM:あ、もっかい恐怖判定してみて。

月明:もっかい?(コロコロ)あ、今度は成功した、ギリギリやけど。

GM:じゃあ……どうしようかな…。

月明:そんなインモラルな光景なん?!(笑)

GM:どう、しよっかなぁ〜…本気で困った…ここまでやっていいんかな…。

光:あ、その間に俺、窓から抜け出してさっきのホテルの出入り口で、あの千歳と入った男出てくるの張っとくわ。

GM:ああ、はいはい。存在忘れとった、いいよいいよ。

月明:一体何が行われてたんやろ…「直情」すぎるのも考えものやな…俺自身がリアル直情やからな。(笑)

GM:…じゃあ伊吹のほうは…実は幻想やってん。

月明:何やそれ?!夢オチかよ!(笑)

GM:千歳が妖術の〔感覚暴走〕とか【幻惑】で伊吹を惑わせてただけやってん。言ってしまえば、イビられてただけ。縛られた伊吹がハマグリの姿に戻されて、貝の中に手突っ込まされてまさぐられててん。

月明:そ、そんなことされるんや…すっげぇ〜…。(汗)

GM:まぁこんな所、全然シナリオに関係ないしな。(笑)

光:ただの遊び心か。(笑)

月明:前は風呂覗いたし…何でこんなエロプレイばっかやねん。(笑:第5話参照)

GM:まぁ伊吹は気絶してるってことで。「きゅう〜」ってなってて…。

月明:…次は、俺達、か?(汗)

光:俺もうそこにおらん。(笑)

月明:ずるッ!(笑)

千歳(GM):「もぉ〜勝手に入ってこないでよ…楽しんでたのに……というか貴方、これちゃんと弁償しなさいよ?!」

月明:「す、すみません!」(笑)

千歳(GM):「あなたが、弁償だからね」

月明:「安月給やのに…」

GM:ちゃんとお金引いときや。

月明:無いねんけど…。

GM:さっきのおばちゃん来んで。

清掃員(光):「ガチャッ!何の音ですか?!…あ、あんたは…やっぱり!」

月明:「ちょっと激しいプレイしすぎちゃいまして…肉弾戦が」(笑)

GM:まぁおばちゃんは千歳が適当に誤魔化したってことでいいよ。お金は払ってもらうけど。

月明:お金ないんでツケといてください。(笑)あ、ついでにマーク残してこ、どんなんやっけ?

光:三日月マーク。

GM:そんなん残すなよ。(笑)

月明:残さなあかん、5CP払ってんもん。(笑)

光:迷惑な…。(笑)

GM:そんな傷つけて…弁償する金額増えたで。(笑)

月明:連絡先も一緒に残していくよ。(苦笑)

GM:ん、じゃあそれでいいよ。

千歳(GM):「それじゃ、伊吹ちゃん気絶しちゃったし、あんたこの子担いでさっさと帰りなさい」

月明:「でも俺、「体力」10しかないから担げません」

GM:別に10なら、担げるよ〜。

月明:え〜…怪しいもんや…ていうか、タクシー呼べばいいねん。(笑)

GM:それもそうやな。

光:えっと、俺の男の方はどうなった?

GM:あぁ、じゃあれから20分くらい経ったけど、まだ出てこぉへん。

光:…まだいるのか、違う出口から出てったか……あ、ラブホって使用中の部屋、ランプ消えてるから分かるか。それでそのホテルの使用状況見る。

GM:なるほどね…えっと、全部で10部屋くらいとして……土曜の夜か…満室ってことにしよ。

月明:なんや、それ。(笑)

光:よし、じゃあ屋上に行って配電管に電流流して停電させる。で、出てきたところを捕まえるか。

GM:やるん?

光:うん、流す。

GM:はい、停電になった。

月明:俺まだ部屋やな?「あれ?あれぇ?!」(笑)

千歳(GM):「おかしいわね、停電かしら」(笑)

光:で、屋上からあの男が出てこぉへんか見とく。

月明:「ちょ、千歳さん?千歳さん?」(手探り)

光:触ってる、触ってる。(笑)

千歳(GM):「もぉ、仕方ないわねぇ。帰るわよ」

GM:って言って、外出てきた。んで、あの男は…他の客もワラワラ出てきてるから…。

月明:「何で皆さん、裸なんですか?何やってたんですか?」(笑)

GM:いや、そら服着て出てくるやろ〜。(笑)

月明:慌しい奴もいるやろ、絶対。(笑)

GM:ちょっと服乱れてる奴はいるやろうけども、裸はないやろ〜。(笑)まぁ皆「何があったんやー」って感じで出てきたわ。んで、その男は…まだ出てこぉへんな。

光:…ちっ、気絶でもしてんのか…?

月明:こっちでも探るか。「あれ、そういえば千歳さん、さっきの男性はどうされたんです?彼氏、ですよね?」

千歳(GM):「ん〜、まぁそうねぇ…彼氏、ってほどじゃないけどねぇ」

月明:「またまたまた〜、何でそんな隠すんですかぁ〜、言ってくださいよぉ〜」(笑)

千歳(GM):「それは秘密。さ、帰るわよ」

月明:流されちゃった…。

GM:で、男は出てこぉへんで?待つ?

光:明日学校…あ、日曜か、待つ。

GM:頑張るなぁ。(笑)じゃあ3人が先に帰るってことで。まぁ千歳はまたどっか別の所に行くけど。

千歳(GM):「じゃあ明日もちゃんと仕事頑張りなさいよ」

月明:「はい、じゃあ何かありましたら携帯に連絡を」

GM:はいはい…そのまま真っ直ぐ帰る?

月明:まぁ別に下心ないですからね。送りますよ。(笑)

光:隣のホテルやろ。(笑)

月明:「はい、今日はここで寝ましょう」(笑)

GM:(コロコロ)あ、ここで伊吹が気絶目覚めて…。

伊吹(光):「あれ〜?ここは…月明さん?…!一体どこに連れていく気ですか?!」(笑)

月明:「ち、違うんです!」(笑)

伊吹(GM):「じゃあどこに行こうっていうんです?!」

月明:「えっと…“千歳”…」

伊吹(GM):「あぁ、帰るんですか。何だ」

月明:「何か期待してたんかい」(笑)

伊吹(GM):「いや、そうじゃなくて…私は千歳さんの後を尾けたいんです!」

月明:「いや、でも、夜も遅いですし…」

伊吹(GM):「え〜?今は…12時ぃ?12時くらいで…」

月明:「さ、早く帰りますよ」って言って引っ張っていくわ。

光:夜にちゃんと寝る妖怪…夜が本領やろうに。(笑)

月明:腕力10で引っ張ってくで。

GM:…伊吹11やで。(笑)

月明:ま、負けた…!(笑)

光:情けね〜。(笑)

GM:じゃあ「好奇心」を考えて「知力」の即決勝負しよか。

月明:「知力」はあかんって…(コロコロ)そもそも失敗やし…。

GM:(コロコロ)こっち3成功、伊吹に引っ張られていくな。

月明:「あぁ〜、ちょっと、伊吹さん、ダメですって…!」

伊吹(GM):「いいから、ついてきてください!」

光:屋上からニヤニヤしながら見とこ。「何やってんだか」(笑)

月明:引きずられてった…。

GM:じゃあそれから30分くらいしてから、光が見てたらあの男がフラフラ〜っとなって出てきたわ。

光:もちろん、後尾ける。

GM:後を尾けたら…そのまま難波駅の方に向かっていって…。

月明:近鉄?

GM:別にどっちでもいいわ。(笑)じゃあ近鉄で、そのまま追いかける?

光:うん。

GM:判定…はいらんか、フラフラやし。

光:まだ周りにいっぱい人もいるやろうしな。

GM:そうやな。じゃあ難波駅行って、電車に乗ろうとしました。時間的にこれが終電やな。

光:隣の車両に乗っていく。

GM:はいはい。じゃあそのままガーっと乗っていって…布施で降りました。で、そのまま家に帰っていくで。普通のマンション…いや、アパートやわ、一人暮らしやし。

月明:一人暮らしなんや。(笑)

GM:ほんまや、何で俺勝手に人のプロフィール言ってんねん。(笑)まぁ、見た感じ一人暮らしっぽいっていうことで。ワンルームの造りやから。

光:はいはい、じゃあ部屋の番号見て、ポストに書かれた名前見とくわ。

GM:じゃあ上条って書かれてたわ。で、部屋入ってったで。どうする?入る?

光:いや、入らんさ。場所だけ覚えて今日は帰るわ、電車ないし。(笑)

GM:そうやな、まぁ飛んで帰ったらいいだけやけやし。(笑)まぁそっちは飛んで帰ってった、と。



3:闇を纏う男と影


GM:じゃあこっちやけど…。

月明:「伊吹さん、もう帰りましょうよぉ〜」

伊吹(GM):「尾けるの〜!」

月明:「もう電車もなくなりますって〜!」

GM:とかやってる時に、幻十郎は…。

月明:正体バレた?(笑)

GM:そう、狼男という正体が…じゃなくって。(笑)

月明:ホテルに連れ込んでんねんな。(笑)

GM:どっちかというと連れ込まれてる方やな。(笑)

月明:狼女やったか。(笑)

光:貝から大出世やな。(笑)

GM:まぁそれは置いといて、しばらく行くと千歳が三角公園の方の人気の少ない所に出てきて、黒服に白衣羽織ってる男が街頭調査みたいなんをやってる奴に絡まれてるわ。

月明:こんな所のこんな時間に、何で街頭調査やっとんねん。(笑)

GM:何かやりとりしてんねんけど、どうする?近づく?

月明:そら近づくやろ〜。「あれぇ、千歳さん、こんな所で今度は何やってるんですかぁ?」

GM:ってやろうとしたら、伊吹に押さえ込まれて隠れてんねん。

月明:あれぇ?(笑)

GM:で、そのまま隠れて見てたら……2人が話してたらちょっと口論になりだして…急に千歳が言葉に詰まった感じになって、気を失っったぽくクラッとして…。

月明:え、千歳さんが?

GM:で、千歳の足元が黒いボヤ〜っとしたものが出てきて、それに飲み込まれていくわ。

月明:急いで駆けつける!もちろん、走りながら変身する。どのくらい距離ある?!

GM:7mくらいかな。

月明:あれ、じゃあ間に合うわ。1ターンで7m移動できるし。

GM:ルール的にはな、でも初速と変身を兼ねたから一応「敏捷」で判定してみて。

月明:はいはい、変身したからちょっと高くなってんで(コロコロ)ちょっきし成功。

GM:ん、じゃ腰ぐらいまで吸い込まれて、腕を掴めたことにしよか。

月明:ふぁいとー!いっぱぁーつ!っていうか、伊吹は間に合わん?

GM:移動が6.5m…じゃああんたの腰にしがみついて、一緒に引っ張ろうとしてるわ。

月明:あんま意味ない気もするけど…。(苦笑)引っ張りあげるのは「体力」かな?

GM:といきたい所やけど、その男が邪魔してくるわ。

月明:手放せへん時に…!

光:………1CP払うから、たまたま帰り道に上空通りかかって、見つけたことにしていい?

GM:布施からミナミ…通り道っちゃあ、通り道か。いいよ。

光:じゃあ払う。で、そのまま上空からその男に突撃する!

月明:叫ぶ。「誰か…助けてください!」

GM:ひ〜とみ〜をと〜じて〜♪

月明:閉じてどないすんねん。(笑)


<v.s.闇を纏う者>

<1ターン目>

光:「俺の仲間に何してやがる!!」後ろに回りこんで爪たてるわ。

GM:不意打ちかぁ〜。

月明:でも光も大振りやで。

光:−4でも13ある!(コロコロ)成功!

GM:うぉ、成功かぁ〜。避け(コロコロ)まぁ無理か。

光:とりあえず切りの14点。

GM:そっか、爪は切りやったなぁ…ちょっと痛!

光:追撃で〔らいげき〕。

GM:追撃までしちゃう?(汗)

月明:『瞬間』増強してる?

光:もちろん。(コロコロ)無論成功してるよ。これでちょっと月明達と距離置かさんとな。

GM:そやなぁ…(コロコロ)お、避けれた。一撃目で地面に叩きつけられて、それを転がって避けたことにしよか。

光:はいはい。

GM:じゃあ幻十郎は引っ張り上げる判定していいよ、伊吹の分として…どんだけ修正付けようかな…。っていうか変身してんなぁ…こいつがただの人間やったらどうするつもりやってん。(笑)まぁそんなわけないけど…。

月明:明らかに吸い込まれてましたからね。(笑)

光:引っ張りすぎて、上半身と下半身が泣き分かれに…。

月明:テケテケが生まれてまうなぁ。(笑)

光:千歳さん、急いで下半身を切り離してください!(笑)

月明:トランスフォーム!いやむしろ、コアブロックシステムか?(笑)

GM:伊吹の修正は+2で、引きずりの即決勝負な。

月明:+2かよ、もっと頑張れよ伊吹〜…まぁ仕方ないけど…(コロコロ)9成功!

GM:ちょっとこっちは判定値高いで(コロコロ)そしてまたダイス目いいし…13成功。

月明:えぇぇ〜?(汗)

GM:もう手首から上しか出てない…ていうか、見てる前で完全に飲み込まれたわ。

月明:一緒に入るしかない?(汗)

GM:いや、千歳以外を排除しようとするから、表面でバチッって弾かれるわ。

月明:「いってぇ〜!」

GM:防護点無視1D6点くらっといて。

月明:(いっコロ)1点、突き指した?!(汗)


<2ターン目>

GM:じゃあ改めてここで男と戦闘やな。移動力は?

月明:俺7〜。

光:今は8やな。

GM:あぁ、じゃあ光から行動していいよ。

光:〔らいげき〕放つ。

GM:誰に?って男しかおらんか。(笑)

月明:え、俺?(笑)実は千歳とグルだったっていう…。

光:ファンブったらそうなりかねん。(笑)「千歳さんをどこにやりやがったぁー!」(コロコロ)成功したで。

GM:…あ、こっちさっきのでこけてんねんなぁ…(コロコロ)そら避けれんわ。

光:ダメージは叩きで28点。

月明:8Dて…俺の必殺技と一緒やん…悲しくなってくるわ。(苦笑)

光:戦闘特化型ですから。

GM:うおぉ〜…やるねぇ。(汗)

光:続いて爪で攻撃!(コロコロ)もちろん成功やで。

GM:そうか、妖術と武器の2回攻撃なんか…。(汗)(コロコロ)それも当たったわ…。

光:こっちはちょっと低いけど…切りの15点。

GM:いてぇなぁ〜…じゃあ次こっちな。黒服に白衣着た男な。

月明:白か黒か、どっちやねん。(笑)

GM:そいつは、一気に飛び上がって千歳吸い込んだ闇穴に飛び込もうとして終わり。一気に下半身まで入ったわ。

月明:だけどその前には俺がいる!……っていうか、今足元に上半身だけあんねんなぁ…これ首狙えるんちゃうん?(笑)

光:ゴルフの要領かな。(笑)

GM:首狙いですか…。(汗)−6やで。

月明:2回攻撃やし、一回は出るやろ(コロコロ)1回目は失敗やけど、2回目は成功したで!

GM:成功しちゃった?!(汗)…上半身を捻って避けてみる。

月明:首攣りますよ。(笑)

GM:(コロコロ)あ!クリティカル出た!(笑)

月明:攻撃側のファンブルですか?!(汗)(コロコロ)7。

GM:ファンブルの7は…『攻撃に使った部位に1Dのダメージ。その部位は使えなくなる。攻撃は失敗に終わる』

月明:腕に1Dダメージ…(いっコロ)また1点や。

光:加減しすぎやろ。(笑)

月明:微妙にやる気ないかも。(笑)

光:伊吹さんは何かできへんの?

GM:伊吹は基本的に攻撃キャラちゃうからなぁ〜…横でオロオロしてる。この男は次のターンで完全に入りきるからな。


<3ターン目>

光:その前にトドメさしたる!〔らいげき〕!(コロコロ)成功してる!

月明:捕まえて居場所吐かせる気、ゼロですね?

光:俺が見たいのは、この状況でこいつが倒れたら妖術途切れて上半身だけ残るのかな、ってことだけや。

月明:エグ…でも確かに。(汗)

GM:…っていうか、この状況で避けとかできるんかよ…あぁ、妖術受けしたらいいんか。(コロコロ)成功したわ。

光:俺威力は8やで。

GM:…こっち通った…。(汗)

月明:あれ、案外弱いぞ、こいつ。(笑)

GM:おかしいなぁ〜(コロコロ)結構痛いし。(笑)

光:続けて爪で、その頭潰したるわ。−4で(コロコロ)成功成功。

GM:成功かよ…(コロコロ)避けれない〜!

光:また切りの14点。

GM:顔はダメージ確か2倍か…!結構くらったなぁ〜…。

月明:でもまだ生きてるんや…。

光:「幻さん、こいつシブトイよ!」

月明:「俺もう役立たずやから…」

光:「手傷めてる場合じゃないよ!」(笑)

月明:「そう言われても…」(笑)

GM:じゃあ顔とか他にも色々ボロボロになりつつも…光を睨みながら沈んで消えてったわ。

光:捨て台詞言うたろ。「次に会う時が貴様の死ぬ時だ、俺の顔を覚えて覚悟しておけ」

月明:どっちが悪役やねん。(笑)

GM:ちなみにこいつは最後まで終始無言でした。

月明:照れ屋なんやろ。

光:あいつなりの千歳へのアプローチやったんかな。(笑)

GM:で、そいつが消えた代わりに『闇喰』が3体、シュシュッと出てきたわ。

光:どんな感じ?

GM:そいつらはそれぞれ、光と幻十郎、伊吹の格好をしたドッペルゲンガー的な存在。

月明:「な、何だこいつらは?!」

GM:見た目は…よくゲームとかで、キャラ絵に影がかかった感じのものになってる。(笑)それが3体やな。

光:それはそれぞれ、俺らの妖怪時の姿?

GM:そうやで。

月明:人間時やったら楽勝やねんけどなぁ…とりあえずそれぞれ自分の姿を相手にしよか。

光:…まさかダメージ与えたら、その何割かが返ってくるとかないよな?

GM:…採用していい?

光&月明:あかんあかんあかん。

GM:まぁこっちは全部、劣化版やから。全部そっちから行動していいで。


<v.s.闇喰>

<1ターン目>

光:じゃ、俺から、自分の影に〔らいげき〕。「このニセモノめ!」(コロコロ)成功。

GM:避け(コロコロ)あかん。

光:叩きの24点。続けて爪攻撃(コロコロ)成功。

GM:避けて!(コロコロ)うお、むしろファンブル?(汗)効果は(コロコロ)…よっぽど変な数字じゃなかったら大した効果じゃないはず…。

光:こける、とかかな?

GM:…正解、こけたわ。

光:当たった。(笑)ちなみにダメージは…1,2,2て…切りの6点やわ。

GM:残念ながら、それはカキンやな。防護点はオリジナルと同じやから。

光:何で俺は防護を9点にしちまったんだ…。

月明:堅!俺いくで、2回攻撃やからな(コロコロ)まぁ普通にやれば成功するわな、両方成功やわ。

GM:(コロコロ)あ〜どっちも当たったわ。

月明:え〜っと…2回とも切りの9点やわ。

GM:9点?残念ながら、あんま効果的ではなかったな。

月明:ダメージダイス悪いなぁ〜…。

GM:次は伊吹ちゃんか、キャラシーあげるから好きにしてくれていいで。

光:何かできるん?……〔激流〕あるんか…って1日4回か、4発で決めろ、と…。

GM:多分伊吹は一緒になって攻撃したらんと倒せんで、防護点堅いし。

光:早めにこっち片付けろってことやな…じゃあそれまで伊吹は防護に徹してもらえばいい、無理に攻撃せんでも。

月明:確か受動防御が2回できる。

光:じゃあそれで。

GM:はいはい、じゃあ次こっちな。光(影)の攻撃、無論〔らいげき〕、ダメージダイス半分な(コロコロ)成功。

光:避ける!(コロコロ)当たったわ…。

GM:叩きの14点、以上。次幻十郎(影)の攻撃、影やから1回攻撃な(コロコロ)あ、クリティカルやわ。

月明:ニセモノのが強いってどういうことやねん。(笑)(コロコロ)そら避けれんさ。

GM:えっとクリティカル表が(コロコロ)通常ダメージやな…え、弱。

月明:ほっとけ。(笑)

GM:4Dの半分て…ダメージ切りの5点やわ。

月明:そんなもんカキンじゃ。(笑)

光:終わらない戦闘。(笑)

GM:ドッペル幻十郎が一番情けないかもしれん。(笑)続けて伊吹(影)が…こちも弱いねんなぁ…伊吹は防御してるから光に〔激流〕、ダメージ+吹っ飛ばしな(コロコロ)成功。

光:吹き飛ばされるんや…避けろ!(コロコロ)あかんなぁ、当たったわ。

GM:ダメージは叩きの9点な。

光:それはカキンや。

月明:おかしいおかしい。(汗)

GM:で、(いっコロ)5m後ろに飛ばされた。

光:丁度自分の体一つ分やな。爪が普通に届かんなぁ…。

月明:やるなら移動攻撃やな。


<2ターン目>

光:ん〜…とりあえず俺やな?自分の影に〔らいげき〕飛ばすわ(コロコロ)成功してるよ。

GM:(コロコロ)お、避けたわ。

光:…ちっ、じゃあ大振りで爪するか。

月明:出る時は出る!

光:(コロコロ)むしろクリティカルやわ。

月明:ほんとに出た。(笑)

光:クリティカル表は(コロコロ)12な。

GM:四肢を狙わんかぎり通常ダメージや。

光:何やつまらん…じゃあ切りの12点。

GM:光(影)がボロボロです…。(汗)

光:嫌な光景や…。

月明:斬るしかない!(コロコロ)2回とも当たってるわ。

GM:(コロコロ)両方ともダメージちょうだい。

月明:一回目が切りの15点、2回目は14点。

GM:あ〜、幻十郎(影)即退で消えました!

月明:え〜、我ながら弱!もっと粘ってぇや、悲しくなってくる。(苦笑)

幻十郎(影):「こいつ…何て弱いんだー!」

GM:って叫びながら消えてった。(笑)

月明:そ、そこまでは弱くないやろー?!(笑)

光:そのまま次から伊吹ちゃんの方にいってな、俺も次のターンで片付けてからいくから。

月明:はいはい。

光:で、伊吹がそのまま防御。

GM:はいはい、じゃあ光(影)が光本体に〔らいげき〕(コロコロ)当たってんで。

光:避けるしかない!(コロコロ)無理やわ。

GM:えっとな〜、17点!

光:痛〜!

GM:何かここだけ凄い戦いが繰り広げられてんな。(笑)続いて伊吹(影)が〔激流〕を…光に。

光:また俺かよ!(コロコロ)避けれる気がしねぇ〜!

GM:ダメージは8点、で3m下がった。

光:8点はカキンやけども…ええい、前行ったり後ろ行ったり…。

月明:その吹き飛ばしは面倒臭いなぁ。


<3ターン目>

光:まぁいい、これがトドメだ!光(影)に〔らいげき〕!(コロコロ)成功。

GM:避けてみせる!(コロコロ)あ〜、当たった。

光:ダメージが…ちょっとデカイで、叩きの36点。

GM:無理無理無理。(汗)

光(影):「うわぁ〜!コイツ強かった〜!!」

月明:わざわざ評価しながら消えやんでも。(苦笑)じゃあ伊吹(影)に2回攻撃(コロコロ)2回とも当たってるで。

GM:(コロコロ)あ〜、両方当たり〜。

月明:ダメージがなぁ…8点と7点。(笑)

GM:8点と7点〜?…残念ながら伊吹さん、堅くて通らないですよ〜。

月明:と、通る気がしねぇ〜!

GM:あ〜…じゃあちょっとだけ防護点削ったことにしといたろ。

月明:お情けか!(涙)

GM:防護点が下がって10点になりました。(笑)

月明:それでも堅いなぁ〜!

GM:で、伊吹(影)が(いっコロ)またまた光やわ。

光:好かれちゃったかな?

GM:(コロコロ)成功してんで。

光:(コロコロ)よし、このゲームで避けは諦めよう。

GM:ダメージは4点やからカキンとして、4m飛ばされといて。


<4ターン目>

光:どんどん離されていく…。(汗)とりあえず〔らいげき〕(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)避けれません。

光:ダメージは30点な。

GM:でか!

光:続いて爪で大振りの攻撃(コロコロ)それでも成功。

GM:それでも成功〜?(コロコロ)あ〜、あかん。

光:ダメージが…切りの8点はカキンか。(苦笑)

月明:切りキャラは損やなぁ〜…どうせ通らんやろうけど攻撃するわ(コロコロ)はいはい、両方当たってますよ。(イジイジ)

GM:(コロコロ)一回避けたから一回分やな。

月明:…でもまたダメージ低いしなぁ…何で4D振って8点やねん…。(沈没)

GM:さすがにそれはカキンですね。(苦笑)じゃあ〜…防護点が8点にまで落ちたことにしたろ!

光:貝殻削ってんねんや。(笑)

GM:うん、どんどんヒビ入ってってんねん。

月明:これ、次で割れるんちゃう?

光:中身どうなってんねんやろ…。

GM:それは俺も知らん。

月明:うわ、すっげ〜…ヤラシい〜…。

光:ま、伊吹は防御として次そっちやで。

GM:んじゃ、伊吹(影)が〔激流〕を(いっコロ)お、今度は幻十郎やわ(コロコロ)当たってんで。

月明:じゃあ盾で受けるわ。

GM:え、盾とか持ってるん?二刀流ちゃうの?

月明:二刀流ちゃうよ!右手に剣、左手に盾持ってて剣で2回素早く斬ってんねんやん。

GM:知らんかった…。

月明:(コロコロ)まぁ、失敗してるんですけどね…。

GM:じゃあ叩きの6点、6m吹き飛ばされといて。

月明:通ったんは1点として…6mか…。

光:1ターンで戻れるって、大振りになるけど。

月明:そうやな、大振りやな。


<5ターン目>

光:さて、どうしよっかな…。

月明:あんた、そういえば「慈悲深い」とか持ってなかった?

光:あるよ。そいつは苦しそう?

GM:いや、ぼ〜っとしてる。あんまり自分の意思とかない。

光:「こんな悲しい存在、むしろ一瞬で消してやるのが救いです」〔らいげき〕する。

月明:それ慈悲ちゃう、勘違いっていうねん。(笑)

光:それが救いと信じて(コロコロ)成功やで。(笑)

GM:(コロコロ)避けれません。

光:案外低いなぁ〜…ダメージは31点。

GM:31点?やるなぁ〜…。

光:爪切り(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)これも避けれません。

光:爪4Dやねんなぁ…切りの16点。

月明:おかしい…俺と同じ4Dやのに…何でそんな6出んねん…。

光:ちゃんとダイスに殺意込めな。(笑)

月明:俺は優しい男なんですー。(笑)

GM:…虫の息やわ。

月明:よっしゃ、トドメや!(コロコロ)1回目成功、2回目は見て!6,6,6!

光:ファンブルやん!何故ダメージで出さない!(笑)

月明:ほんまにな。(笑)とりあえず一回目のダメージが切りの13点!

GM:あ、それで倒れたわ。だからそもそも2回目は振ってなかったことにしていいよ。

月明:よっしゃー!

伊吹(影):「あ〜…結構堅かったんだけどなぁ〜…!」

光:そういう評価か。(笑)

月明:はっきり弱いって言われたん、俺だけかよ!(笑)

GM:というわけで、ドッペル・ゲンガー軍団は消されました。

光:「…しまった!千歳さんが連れ去られた!」

月明:「というか、訳も分からず戦ってたけど、結局あいつら何やってんやろ…」

光:「あれは多分、あの男が召還したか仲間かどっちかでしょう。それより千歳さん、どうします?」

月明:「あれは本当に連れ去られたん?本当は任意してたんちゃう?」

GM:任意同行なんや。(笑)あ〜、残念ながら千歳さんは連れ去られてしまいました〜。黒い男にも逃げられて…。

月明:やられっぱなしやん…。

光:「じゃあ…とりあえず、“千歳”に帰りましょう」

月明:「そうしましょう」

光:「ほら、幻十郎さんは明日、朝から収録でしょ」(笑)

月明:「そうやった、忘れてた!早く帰らないと!」(笑)

GM:じゃあ帰った、と。



4:足元からの招待状


GM:報告はどうする?

光:するよ、巴さんに。「巴さん!え〜っと千歳さんが若いツバメ捕まえてラブホに入って…一人で出てきて…その後街頭アンケート取ってる男がいて…影に吸い込まれて…消えました」

月明:微妙にまとまってるようでまとまってへんな。(笑)

光:混乱気味やねん。(笑)

巴(GM):「何ですって…?」

GM:ちょっと動揺気味に。

巴(GM):「そう…じゃあ仕方無いわ。いや、仕方なくはないんだけど…貴方達も今日はボロボロのようだし…」

月明:そんな言うほどでもないけどなぁ、3点だけやわ。うち2点が自滅。(笑)

光:俺は13点やけど…まぁ全体から言えば1/6くらいや。

GM:まぁそうやけど…〔激流〕でビチャビチャの水浸しやろうし。

月明:それは確かに。

光:…俺、水浸しの状態で雷なんか使ってたんや…。

月明:感電してたんちゃう?(笑)

光:相性悪いな〜。(笑)あ、「その千歳さんとラブホに入ってたツバメの家と名前は一応突き止めておきましたから」

巴(GM):「そう、それはありがとう。よくやってくれたわ」

月明:「あとこれ、ラブホの請求書です」

光:窓割ったやつか。(笑)

巴(GM):「それはあんたが払いなさい」(笑)

光:「あ、あとこれ、その前の喫茶店の領収書です」(笑)

巴(GM):「ドリンクバー代くらい、自分で払いなさい!」(笑)

GM:とか何とかやってたら、店の中の地面にまたあの影が出てきて…。

月明:えぇ〜!?

光:結構アクティブな敵やなぁ…。

GM:その穴から黒い手が出てきて、手紙持ってんねん。

月明:うわぁ〜…触りたくね〜…。(笑)

光:割り箸で摘み取る?(笑)

GM:ピッて投げてくるわ。(笑)

光:「おいおい真壁、こんな時に巴さんにラブレターか?」(笑)

月明:そういや真壁とかおったなぁ〜!(笑)

GM:実はこいつが犯人とかな。(笑)

月明:よし、とりあえずその腕掴みに行く!さぁ、皆で引っ張りあげよ!こんだけ人いんねんから、引っ張り出せるやろ!

GM:お、引っ張り上げる?

光:こんなバッチィもの触りたくないけど…。

GM:あ〜じゃあ判定いらん、引っ張り上げれたことにしていいよ、巴さんもいるし。

月明:何て間抜けな敵なんだ…。(笑)

GM:そしたら、黒いグニャグニャの塊が出てきた。

月明:うわぁ〜…何かエグイもん引っ張り出してもぉた…。(汗)

光:だから触りたくなかったんだよ…。(汗)

月明:どうしよう…これ?

GM:で、そいつがいきなり近くにいた幻十郎に、不意打ちで体当たりしてきたで。

月明:あ、でも俺「戦闘即応」持ってんで。

光:俺もあるー。

GM:…巴も持ってるわ。

月明:こんだけ持ってる奴いたら対応できるやろ〜。(笑)

GM:そうやな、どうする?

月明:避け(コロコロ)れたわ。

GM:はいはい、で、掴んでんねんな?どうする?

月明:とりあえずポイッて捨てる、穴から遠ざけて。

GM:…え?ポイってことは、そのまま離したってこと?

月明:違う違う、ぶん投げたってこと。(笑)

GM:あぁ、何や。ゴミでも捨てるみたいに言うから。ゴミ箱にでも入れたんかと。(笑)

光:これは…可燃か?不燃か?(笑)

月明:甘いな、光。大阪に分別なんてないねんで。(笑)

光:もっと環境を考慮してくださ〜い。(笑)

月明:そら無理やで。(笑)で、そいつの大きさはどんなもん?腕だけ?

GM:いや、腕に黒いグニャグニャのグッチョングッチョンの塊がついてる。

月明:うわぁ〜…。(引)

GM:で、その腕もシュッと引っ込んでただの黒い塊になったわ。

月明:「(光に)…何ですか、あれ?」

光:「俺に聞かないでください…」

GM:戦闘…しやんでいいわ、もう。巴もいるしな、バシッと一刀のもとに斬り伏せたわ。

光:「情報源が…」

月明:「まぁあいつに知性があるとも思えんし」

光:「それもそうか」

GM:正確には巴が壁にベチャッと叩きつけて、モゾモゾ動いてる間にスパッといったわ。

月明:エグ〜…。(汗)

光:うわぁ〜…。(汗)

GM:11D+3点分の斬りが入ったな。

光:強ぇ〜…。

月明:見るんじゃなかった…。

光:…あ、じゃあ手紙見てみよう。

GM:じゃあ手紙には、『姫は預かった。四天王寺に来られたし』

月明:四天王寺?それってお寺の?

GM:そうそう。

月明:天王寺じゃなくて?

GM:それは地区の名前やん。

光:唐招提寺ではないんや。

月明:バルバス出てきますよ。(笑:メガテンT部参照)「まぁ来いと言われたら…」

光:「行くしかないな」

GM:じゃあ巴が、

巴(GM):「あんた達は今日は戦闘もあったし、休みなさい。これは明らかに罠よ」

月明:「そんな…姐さんを見捨てるわけにはいきません!」

巴(GM):「そんなキャラにいつからなったの?」(笑)

月明:「正義感」と「直情」あるしな。

光:「俺も…千歳さんを助けますよ。巴さんにだけ任せるだなんて、そんな…」

月明:「行こう、光君!」

光:「はい、行きましょう!」

月明:「敵は四天王寺にあり!」

光:「いざ、出陣!」…あ、その前に店の厨房で食塩水を1,5?のペットボトル2本分に入れて持っていく。

GM:?まぁいいけど。

月明:しかし、攻撃に何かプラスがほしいな…般若の面被って、攻撃10Dになるとか無いん?(笑)

GM:どんな呪いアイテムやねん、ないない。(笑)

光:刀身に油塗って火つけたら?

月明:ファイアー剣の出来上がりや!(笑)

巴(GM):「…分かったわ、貴方達の熱意を信じて…これから行きましょう」

月明:「はい!」

光:「巴さんのことは俺が守ります!」

巴(GM):「ありがとう、私も貴方達を守るわ。…明らかに私のほうが強いし」(笑)

光:そりゃそうだ。(笑)

月明:気分や気分、遠足気分。(笑)

GM:ただ巴の顔がちょっと曇ってるわ。

月明:「…アノ日?」

巴(GM):「実は…アノ日じゃないわよ!(笑)じゃなくって、お寺に行くと……私、妖術とかが使えなくなっちゃって…」

月明:あれぇ〜?(笑)

光:「余計に俺ら必要じゃないっすか!」

GM:行動すべてに−6のペナルティつくねん。

光:それで命中値とかは?

GM:9とか10とか…。

光:そっちは普通なんや…。

月明:…寺でなら勝てる…。

GM:威力とかも半減してまうから…。

光:それでも5Dとかやん。(笑)

月明:半減でも俺より上ってどういうことやねん。(笑)

GM:そう言われてみれば…こいつ強ぇなぁ!なんじゃ、これ。(笑)

月明:うちら行く必要あるか〜?(笑)

GM:妖術使えへんから、普通の刀攻撃だけになるから、必要っちゃ必要。

月明:…俺も普通の刀やで…どういうこっちゃ。「刀を馬鹿にしないでください!」(笑)

巴(GM):「あんたは単純に力が弱いのよ、力が」(笑)

月明:どうやったら強化できるかなぁ…光線銃とか作ろうかな。

光:もう一段階変身とかな。(笑)

GM:それいいなぁ!(笑)1〜4段階くらいに…。

月明:フリーザかよ。(笑)ビーストフォームとかな…考えとこ。

巴(GM):「じゃ、行くわよ。……光君、持っていくものは食塩水でいいの?」(笑)

月明:「というか、何のために?」(笑)

光:「いや、これ敵にかけたったら、電気よく流れるんじゃないかなぁ〜って」(笑)

月明:ここで科学攻撃でた、誰がかけにいくねん。(笑)

光:ペットボトルの上の部分切り取って投げつけたらいいがな。

GM:あぁ、難しいとこではあるけど、不可能ではないか。まぁいいや。(笑)

月明:「何て…何てセコイというか、ずる賢いドラゴンなんだ…」(笑)

光:「こないだ学校の理科で習ったもんで」(笑)

GM:じゃ、行きましょうか。巴さんが車運転して。

月明:あ、そっか。車あったな。

GM:うん。まぁ途中ちょっと事故したりしながらも…。(笑)

光:ほんとに免許持ってる?(笑)

月明:これでダメージは嫌やで、どっかの誰かさんみたいに。(笑)

光:運転判定、まさかのファンブル。(笑:メガテン第T部参照)

GM:カーブを曲がりきれず死にました。(笑)まぁそんなことはないから。そんなこんなで四天王寺に着きました、と。半時間くらいやったな。今時間的には…夜中の2時、丑三つ時な。

巴(GM):「じゃ、行きましょう」

光:「はい」

GM:時間帯の問題もあって、周りに人影とかはありません。

光:入り口の門の所に長刀持った侍、おらん?(笑)

GM:アサシンはいませんよー!(笑)

光:「この寺、どうも鬼門のようですね」(笑)

GM:入り口は正面の門だけ。(笑)

月明:竜やねんから、飛び越えんかい。(笑)

光:「あ、そっか。俺ちょっと上空から偵察してきます」

GM:あぁ、はいはい。

光:撃ち落とされるとかは勘弁…慎重にいこう。

GM:偵察しました、と。じゃあ池があんねんけど、その周りに黒くてブヨブヨしたものがいっぱいおる。

月明:またかよ!(笑)

光:聖杯が暴走しとるー!(笑)

GM:柳洞寺ではないで。(笑)ソレがひしめきあってて…もう至る所でブヨブヨしてる。そういや〔オーラ感知〕あったよな。

光:あるよ。

GM:一応妖怪の反応は出してるわ。まぁ存在自体が黒いオーラみたいなもんやからな。(笑)

月明:違う何かやって、絶対。(笑)

光:千歳さんなり、あの男なり、人影はある?

GM:見る限りではおらんな。

光:となると、建物の中って考えるのが妥当か…。

GM:まぁそうやな、お堂は何個かあるし。

光:ん、じゃあ戻るわ。「〜〜〜な感じで、アレがいっぱいでした。多分建物の中です」

月明:「作戦なんかいらん、突っ込もう!」

光:「え〜、俺の今の行動、無駄〜?」(笑)

GM:ていうか二人とも「直情」持ってたな、一応判定して。失敗したら突っ込んだから。

月明:「知力」は無理やろ〜…(コロコロ)あ、成功した。

光:(コロコロ)こんなところでクリティカル?

月明:「今日のところは冷静にならなきゃ」

光:「突っ込んでも無駄に消耗するだけだ」

巴(GM):「…貴方達、今日は珍しく冷静ね」(笑)

月明:それでさっき、ヒドイ目にあったばっかやからな…。

巴(GM):「じゃあ…ここからは私は妖術が使えなくなるから、頼んだわよ?」

光:「任せてください」

月明:っていうかウチら3人だけなん?他のメンバーは?

GM:あ〜…とりあえずは3人…いや、伊吹はいていいわ。

光:伊吹ちゃん来てもなぁ〜…。

GM:うん、巴さんの指示で入り口付近で待機することにしとく。何かあったらすぐ連絡できるように。

光:堕悪魔の真田さんの活躍を見てみたいけどな…。

GM:まぁそのうちな。さて、いこか。何か作戦ある?

光:建物まで一直線で行こう、池の周りはパス。

月明:あのグニャグニャには近寄らん、と。

GM:あ〜一応四天王寺書くわ、適当やけど。

月明:異世界やねんから、適当でいいねんて。




┌──────―――――──┐
│             |
│   ┌――――┐     │
│   | B  |    │
│   └――――┘  _ |
|( ̄ ̄ ̄)     (塔)│
|( 池 )       ̄ |
│(___)        │
│   ┌――――┐    │
│   | A  |    │
│   └――――┘    │
│             │
└──――─門――――───┘


 四天王寺之図  


門:正門

塔:五重の塔

A:御堂

B:本堂

池:池



光:Aの前に金ピカの人とかいる?(笑)

GM:ギルガメッシュですか?!(笑)

光:アヴァロンないと勝てへん。(笑)

GM:あっても勝てるか?(笑)どこ行く?

光:こういうのは、特殊な所からや。

月明:まぁ怪しいのは「塔」やな。

GM:塔、行く?

月明:うん。

GM:…扉、開ける?

光:ギィ〜…。(開けた)

GM:……開けたか……じゃあ…グニャグニャしたものが…。

光:(即)閉める。

月明:見なかったことにしよう。(笑)

GM:いやいやいや。(笑)御堂の中パンパンに入ってたから、開けた瞬間、ドバーッって出てきたで。

光:「わぁ〜!ベタベタするぅ〜!」

月明:そんな…自分が汁好きやからって…。(笑)

GM:黒汁が全身に飛び散ってくんで。

光:飛び退る!

GM:「敏捷」で判定してみて、修正はナシでいいよ。

月明:俺、変身してるから(コロコロ)ん、余裕ですね。

光:俺は人間形態やねんなぁ…(コロコロ)あ、それでも4成功か。

GM:あれ?人間に戻ったん?飛んでたのに。

光:うん、寺の中散策には体でか過ぎるからな。

GM:…増強ないから裸やで?

光:構わん。(どーん)

月明:うわぁ〜…露出狂がおったぁ〜。(笑)

光:どうせまた変身するから、着替え持ってきてへん。(笑)

月明:それもそうか。

GM:まぁ二人共…無論、巴さんも避けたけど…そのままやったら足元に広がっていくで?

月明:ガソリンとかないん?一気に燃やそうや。

光:食塩水ならある。(笑)

月明:ナメクジちゃうねんから。(笑)

光:あ、こういうお堂って入り口までは階段やんなぁ?

GM:うん、そうやな。

光:階段に食塩水撒いて、電流流す。帯電した水でそれ以上進めんようにしたろ。

GM:おぉ、なるほどね。俺も正直、グニャグニャのことナメクジと思われてんのかと思ってたけど。(笑)そういう使い方か、いいよいいよ。じゃあそのグニャグニャ達はそれで進めなくなった。

光:まぁあくまで時間稼ぎやけどな。この間に御堂(B)に行こう。

月明:そうやな、無駄な戦闘を避けつつ…。

GM:Bね…はいはい………シナリオ破綻が見えてきた…。

月明:そこを何とかするのがGMの醍醐味やん。(笑)

GM:ん〜………とりあえず境内中、黒いグニャグニャが増え続けていってるわ。

月明:うわぁ〜……もう、ここごと燃やした方がいいんちゃう?

光:窓ガラスとは比較にならんくらいの賠償金くんで。(笑)

月明:返しきるのに何百年かかるやら。(笑)

GM:ちなみに今は、歩いてたら足元でピチャピチャいうくらいにまで薄く広がってってる。

月明:そんなに?!

光:こいつはヤバイな…。

GM:このままやったら、境内全体が黒いのに埋め尽くされるかもしれへん。

月明:…質量的におかし気もするけど…。

GM:そこは無視や、妖力やねんから。

月明:…あ、飛んだらいいやん。

光:うん、俺はな。

月明:え、一人だけ?!

光:確か人乗せるのにまたCPいたよな?

GM:【搭載】か何かやったな。

光:それないから、乗せれん。あ〜足汚さずに済んでよかった。(笑)

月明:こぉのフリ●ン野郎〜。(笑)



5:闇を食む者


GM:まぁパシャパシャ歩いていって、本堂まで来た、と。開ける?

月明:ここまで来て…。(笑)

光:開けんかったら何しに来てん。(笑)ギィ〜。

GM:ん、開けたらそこには……千歳が床に寝かされてて、その横にあの男が……ボロボロの姿やけど立ってるわ。

月明:まだダメージ残ってたんや。(笑)

GM:あれから実はそんなに時間経ってへんからな。

光:「予告通り、殺しに来たぜ」

月明:早!(笑)「千歳さん、返してくださいよ〜」

GM:ちなみに千歳は気絶してるから。

月明:十字架に張りつけられてんねんやろ。

GM:寺で十字架はおかしいやろ〜。(笑)

月明:……大仏?

GM:掌とか?(笑)床やで、床やねんけど、小範囲の結界に閉じ込められてる。で、それを見た巴が興奮して、

巴(GM):「千歳を返せ!!」

GM:って叫ぶわ。で、走って突っ込んでいく。

月明:え〜、大人げね〜。

GM:本当は「冷静沈着」持ちやねんけどな、今回は特別。

月明:「じゃ…俺達もいこうか!」

光:「応!」って叫びながら瞬間で竜になる。

GM:はいはい、戦闘な。

月明:じゃあ迂回しながら千歳の方に行くわ。

光:俺は変身して、そのまま男に突っ込んでいくわ。とりあえず俺が押さえるから、千歳任せた。

月明:おぅ。

GM:二人共巴についていく感じかな。

月明:まぁそうなるな。

光:あ、突っ込みつつ、巴を制止する。「落ち着いてください!」

GM:はいはい、じゃあここらで男も変身しよか。

月明:お、やる気満々やな。

光:ビジョンガーとかちゃう?(笑)

男(GM):「貴様らは…邪魔だ!」

光:そら邪魔してますから。(笑)

月明:どんな奴?

GM:あんま考えてへんかったけど…大きさ3mくらいになって、前身真っ黒になる。顔もなくなって、のっぺりした感じ。あ、でも口だけある。

光:…千と千尋のカオナシが暴走した感じか。

GM:そうそう、ドロッとしててでも筋骨隆々やねん。

光:…何か今のでイメージ難しくなってんけど。(笑)

月明:うわぁ〜、触りたくねぇ〜。(笑)

GM:で、迂回しようとしてた幻十郎の前に2体ほど…。

月明:2体も?……かかってこいやぁ!

GM:さっきの黒い塊な。で、体当たり。

月明:いきなりとは卑怯な!

GM:あと巴は男に突っ込んでったけど、片手で弾き飛ばされて幻十郎側に移動した。ここから戦闘にしよか。光からやな。


<v.s.闇を纏う者>

<1ターン目>

光:「巴さんに何しやがる!」男に〔らいげき〕(コロコロ)

月明:そこで怒るんや。

光:光君の憧れの人やねん。8成功してんで。

GM:(コロコロ)お、クリティカル避けれたで。

光:何?!じゃあ爪で斬る(コロコロ)成功!

GM:それは(コロコロ)当たったなぁ。

光:ダメージは切りの9点。

GM:9点?それは通らんなぁ。

月明:…じゃあ俺、何もできんやん…。

光:まぁとりあえずは雑魚片付けといて。

GM:さっきの回避クリティカルは、そっちのファンブルやな。

光:あ、そっか(コロコロ)6。

GM:『30分間、まったく移動できなくなる』

光:しょっぱなから?!

GM:足が傷ついてんて。

光:足ないねんけど…。

GM:あ〜、じゃあ羽。

光:羽もない…まぁ、動けんってことやな。

GM:ようはそういうこっちゃ、床に降りてん。

光:ただのでっかい蛇になってしまった…まぁそのまま男と対峙しとくわ。

GM:〔らいげき〕はいいけど、爪は無理やな。

光:まぁ爪はオマケやからいいさ。

月明:A斬る(コロコロ)お、クリティカル。表は(コロコロ)9。

GM:四肢を狙わんかぎり通常ダメージ…ってこいつら四肢ないしな。(笑)

月明:ほんまや、無駄クリティカルになってもた。(笑)

GM:あぁ、この2体は受動防御ないから、ダメージちょうだい。

月明:何やその適当っぷりわ。(笑)切りの9点。

GM:9点?はいはい。

月明:2回目〜(コロコロ)成功、避けへんねんやったらまた斬りの9点。

GM:はい、A死んだ〜。

月明:適当なやつやなぁ〜。(笑)

光:そういえば、巴さんはどうなってる?

GM:吹き飛ばされて、壁に叩きつけられた。まぁ大したことはないから、立ち上がって終わりかな。

光:はいはい。

GM:で、黒い塊から攻撃しとこか、幻十郎に体当たり(コロコロ)成功してんで。

月明:(コロコロ)あ、クリティカルで剣で受けたで。

GM:……もうこのまま真っ二つに別れて…。

月明:うわぁ〜…自爆か〜?(笑)

GM:…で、そのまま挟み込んだろかな。

月明:あれ、強ぇじゃん!(笑)

GM:まぁ割れて、ダメージくらっといたろか。威力半分でちょうだい。

月明:切りの11点やな。

GM:はいはい、で男やけど…何しよかな…ていうか誰にいこかな。

光:そら幻十郎でしょ。(笑)

月明:えぇ〜?(笑)

GM:うん、そうしよ。

月明:ほんまにくるんかい!後ろから?

GM:いや、斜め前。ダッシュしてボディブロー打つわ。

光:走り去ってった…何やろ、この取り残された感は…。(笑)

月明:動けんから〜…このためか!(笑)

GM:(コロコロ)当たってんで。

月明:それは(コロコロ)盾で止めた。

光:…あ、そっちいったから俺に対して背中向けたな。

月明:後ろから打ち抜いたれ〜。

GM:あ、こいつ2回攻撃や、そのまま脳天目掛けて拳打ち下ろしたろ(コロコロ)部位狙いでも成功してんで。

月明:受け2回できるから受けるな(コロコロ)まぁ成功してないんですけどね。

GM:じゃあダメージが…何でここで1,1,1?!叩きの10点やわ。

月明:はいはい。こぉの筋肉達磨め…。

GM:で、そっちのターンやで。


<2ターン目>

光:後ろから撃つ!〔らいげき〕(コロコロ)成功!

GM:まぁいるのは分かってるし、そっち動けへんから修正そんな無くして(コロコロ)避けたで。

光:ちょっと〔らいげき〕避けすぎちゃいます?(汗)

月明:8Dも当たらな意味ナシ、と。

光:今のとこ、コイツに4回撃って3回避けられてんもん…。

GM:まぁそこはダイスの問題や。

月明:とりあえず男に2回攻撃(コロコロ)両方成功してんで。

GM:(コロコロ)一回だけ当たったわ。

月明:ちょっと今回高めやで、切りの16点。

GM:おぉ、ちょっときたなぁ。

光:で、巴さんかな。

GM:うん、巴が立ち上がって移動しようとしたら…その瞬間黒い塊が大量に現れて、閉鎖された。出てくるのにちょっと時間経ちそう。

光:また増えたんか…。

GM:で、男やけど…光の方に走ってって、尻尾掴んで床に叩き付けたろ。

月明:えー!無駄に格好いい。(笑)

光:歩けんかっても【格闘】で抵抗はできる?

GM:あぁ、じゃあ即決勝負にしよか。

光:はいよ(コロコロ)6成功。

GM:6?(コロコロ)あ〜、掴みそこねたわ。

光:グネッとかわした。(笑)


<3ターン目>

光:じゃあその間近に来たお馬鹿に〔らいげき〕放つ!「GGuuooooooo!」(コロコロ)成功してんで。

GM:(コロコロ)さすがに当たったわ。

光:でもダイスが奮わん…叩きの20点。

月明:そんだけ近かったら、爪届くんちゃう?

GM:それもそうやな。

光:わざわざ来てくれたんか。(笑)じゃあ爪(コロコロ)成功やな。

GM:避け(コロコロ)れました!バックステップかな。

光:ちっ。

GM:で、先にさっきの黒い塊の千切れたやつやけど…。

月明:そういやおったな、まだ。

GM:うん、幻十郎の顔を挟み込みにいくわ。

月明:うぇ〜?!ほんまにきた…。(汗)避けるしかない!(コロコロ)お、避けれた。

GM:あれ、じゃあ顔の前でまたパチャンとぶつかってまた一つの塊になった。

月明:そんな奴無視で男斬る(コロコロ)2回とも成功してんで。

GM:(コロコロ)どっちも当たったなぁ。

月明:ダメージは切りの13点と15点。

GM:切りってのが痛いけど…まだまだ大丈夫です。んで、男がまた光を掴みにいくわ。

月明:こだわりか?(笑)

GM:光の尻尾掴んで振り回したろ、周り全部を巻き込むで。

光:俺、全長5mやねんけど…。

GM:あ〜…じゃあ御堂の中ほとんどやな…幻十郎はもちろんとして、巴と巴の周りの黒い塊も巻き込むわ。

月明:うわぁ〜…。(汗)

光:そのまま大黒柱もベキッとやって、御堂がグシャッっていう狙い?(笑)

GM:柱…!……ここに柱はないことにしといてください。(笑)

光:なんて御都合主義なんだ。(笑)

GM:とりあえずさっきと同じ即決勝負かな(コロコロ)2成功。

光:(コロコロ)あれ、こっちも2成功や、この場合は?

月明:掴むだけ掴んで、次の行動に移れんとかちゃう?

GM:そうやな、次のターンの最初にまた勝負や。


<4ターン目>

光:はいはい、じゃあ密着状態のお馬鹿さんにゼロ距離〔らいげき〕や!(コロコロ)成功〜。

月明:避けるなら手放さなな。

GM:…いや、掴んだまま耐える。

光:そこまでして振り回したいんや。(笑)

GM:あ、いや、〔シャドウ・ガード〕する、黒いオーラで身を包むわ、威力−5して。

光:3Dか…叩きの13点。

GM:あ〜ちょっとピリッときたな。

月明:…何で3Dで4,4,5とか出るかな〜…。

光:続けて爪で攻撃(コロコロ)成功。

GM:離れるわけにはいかんし…いいわ、「我慢」で耐える。

光:ダメージは切りの12点。

GM:はいはい。

月明:じゃ、後ろから斬りかかるわ。(コロコロ)あ、一回だけ成功やわ。

GM:どうしようもないな…ダメージちょうだい。

月明:切りの8点〜…どうやって3Dで10点以上出すねん…イカサマ?

光:気合の問題や。(笑)

GM:ていうか、8点とかカキンですよ。(笑)

光:ほんじゃもっかい即決勝負やな(コロコロ)げ、ダイス目悪…1成功…。

GM:(コロコロ)あ〜、俺めっちゃ成功してるわ、7成功。

光:やべ…。(汗)

GM:じゃあそのまま振り回そか!一周回してどんだけ被害出るかな…。

光:この状態で俺が〔らいげき〕使ったら、合体技みたいやな。(笑)

月明:迷惑このうえないわ!(笑)

GM:やってくれてもいいで。(笑)

光:やらんやらん。(笑)

GM:じゃあ黒い塊→巴→幻十郎の順番で巻き込まれよか。

月明:これは受け無理やから…避けしかないな。あ、【軽業】かな?

GM:どっちでもいいよ、ジャンプして避けて。(コロコロ)あ、意外と巴が避けれなかった…。

月明:あれ、意外と弱い…?

光:黒い塊で視界塞がれてたからやろ。でもこれで巴さん囲んでた奴ら吹っ飛んだな。

GM:あぁ、そいつらは一撃で消し飛んだよ。

月明:俺は(コロコロ)避けれたわ。

GM:あら、やるなぁ。まぁ巴さんは−6くらってんねんから避けれんで当然か。巴は5Dくらいダメージくらっとこか。光は…3Dかな……あ!何でこういう時にかぎってクリティカル目出るかなぁ…4点。

光:そらカキンだわ。

GM:こんなん、自分の仲間殺したうえに巴解放したっただけやんけ…。(汗)

光:ほんまや。(笑)

GM:え〜…ちなみに巴さんには叩きで20点入りました。

月明:でか!どんだけ直撃しとんねん。(笑)

光:……っていうか、掴んだのが尻尾でよかったな。首ねっこ掴んでたら、逆鱗触れて俺バーサークしとったで。暴走モード突入の確変大当たりのとこやった。

GM:ほんまやん!あっぶなぁ〜…。(汗)しかし…これでまた巴が飛んでったなぁ、弾かれ放題や。。

月明:ポンポンとよく飛ぶなぁ。(笑)

GM:で、巴さんのターンやから…ダッシュして帰ってきたわ。キャラシー渡すから、大振りで攻撃したって。その後もよろしく。

光:はいはい、とりあえず大振りで(コロコロ)失敗しました、−6+大振りとか当たるわけがない。

月明:何しに来たんや…。


<5ターン目>

GM:で、次は光かな。

光:あ…まだ俺を掴んでる?

GM:いや、振り回し終わってポイッて離したよ。

光:よぉ〜し、覚悟しろ〜、絶対許さん!〔らいげき〕(コロコロ)成功。

GM:それは…妖術受けでもしよか(コロコロ)成功してるで。

光:また3Dか…9点。追撃の爪(コロコロ)普通成功。

GM:(コロコロ)避けれません。

光:あかん、低い。切りの7点。

GM:今の2回ともカキンやな。

光:まぁいい、これで一回受け使わしたで。トドメ頼んだ。

月明:じゃあそこを俺が(コロコロ)2回とも成功。

GM:(コロコロ)一回避けて、一回当たった。

月明:切りの14点。

GM:ちょっとずつ削られてんなぁ…動きが少し鈍くなってきた…じゃあ男の攻撃な、腕振り回してラリアットを…いやエルボーを下に向かって。

光:俺か!体重たっぷり乗ってそうやな〜…受ける!(コロコロ)受けた!

GM:受けたか〜…じゃあそのまま2回目、同じく光に正拳突きや(コロコロ)成功してんで。

光:転がって避ける!(コロコロ)でぇ〜!ここで18のファンブル…。(汗)

月明:死んだな…。

GM:とりあえずダメージは21点な。

光:痛い、痛い…。(汗)(コロコロ)ファンブル表は13。

GM:えっと…防護点半減。

光:21−6で15点通った?!あと36点しかない…。

月明:それでも、そんだけあるんかい。(笑)

GM:じゃあ次は…巴か。

巴(光):斬る!(コロコロ)成功。

GM:それは避け(コロコロ)れない!

光:ダメージ半減やったな…9Dの半分…。

月明:基本が高すぎでしょ。(笑)

巴(光):えっと41の半分で、端数切捨ての……切りの20点!

GM:なかなかやるな?!(汗)

月明:ようやっと真価を発揮したな。


<6ターン目>

光:で、〔らいげき〕(コロコロ)成功してる。

GM:再び妖術受け(コロコロ)成功すんねんなぁ、これが。

光:また3Dか…叩きの10点。

GM:カキンですね。

光:…つまんねぇ〜!素直に8Dくらえよ!まだ一回も振ってへんぞ!

GM:そこは仕方ないでしょ〜、他に妖術受けさせる人おらんねんから。

光:はぁ…どうせ通らんやろうけど爪(コロコロ)成功してるよ〜…。

GM:(コロコロ)お、避けれた!

光:ダメージが入らんやん…。

月明:俺の気持ちが分かったか。(笑)攻撃(コロコロ)2回とも成功してる。

GM:(コロコロ)あ〜…2回とも当たったわ。

月明:ダメージが…お、今回はでかいで!切りの19点と17点!

GM:お〜やるね〜、だいぶ弱ってきたわ。

光:…ええわ、この戦闘は俺が露払いするから、幻十郎がトドメにいって。

月明:そうやな、じゃあ次のターンはアレに集中やな。

GM:っていうか、何やかんやで体力8割くらい削られてんねんけどな。

月明:よっしゃ、このターンできめよ!

光:おぅ!

GM:とはいえ、まずはこっちのターンや。ここまで削られたからには、最終無双奥義的なものを発動するで。

月明&光:何ぃぃぃ?!(汗)

GM:〔闇の手〕。

月明&光:YBタッチ?!!(爆笑)

GM:全員の足元にあの黒い穴が出てきて、そこから手が伸びてきて掴みに行くわ。

月明:うわ、やらしいなぁ〜…どこ狙ってるんですか〜?(コロコロ)避けたで。

光:俺床に横たわってるから、どこでも掴まれるなぁ…(コロコロ)うん、無理やわ、掴まれた。

GM:巴は?

光:−6やろ?避け1でっせ、振らん方がいい。てか、振れん。

GM:そうやな、じゃあ光と巴が捕まったわ。で、ここからが攻撃や…ここはやっぱり光にやな。

光:また俺かよ…当たらんのに殴られっぱなし程ムカつくことないなぁ…。

月明:てか、実際光ばっかやな。

GM:そういや、そうやなぁ。近くにいるから、つい殴ってまうわ…。

光:で、俺は何されたん?

GM:掴んで避けもできんゼロ距離から、ドロドロの〔シャドウ・ビーム〕を撃つわ。

月明:うわぁ〜…エンガチョ〜。(笑)

GM:しかも顔狙いやな(コロコロ)無論成功してて…。

光:俺ってこれ、何かできる?

GM:いや、甘んじて受けてください。で、顔狙いやから次のターンから目見えへんから。

光:どんどん何もできんようになっていく…。

GM:ダメージは叩きで20点!

光:次くらったら生命力判定やな…。

GM:で、巴か…8以下出たら行動していいことにしよう。

巴(光):(コロコロ)7、出た!

GM:おぉ?!じゃあ〔闇の手〕振り払って攻撃してきていいで。大振りな。

巴(光):12−5で7以下(コロコロ)出た!6!

月明:神ががってる…!(爆笑)

GM:何やとぉ?!(汗)(コロコロ)当たった…!

巴(光):ダメージは…切りで20点!

GM:うわ、マイナスいった…ボスやから生命力判定するで…。

月明:あぁ、即退ちゃうんや。

光:まぁいいんちゃう?ボスやし。

GM:−5ごとに判定やったな…まず一回目(コロコロ)……アウト!!

月明&光:(爆笑)

光:巴さんが美味しいとこ持ってったぁ〜!!(笑)

月明:何だよ、〔ルネ・ジャスティス〕撃たせろよぉ〜!(笑)



6:悪夢


光:今の戦闘結局、一方的にボコられて終わった〜…悲しすぎる…。

月明:ていうか、コイツ結局何やったん?(笑)

光:確かに、正体も目的も分からんまま戦って殺してもた。(笑)

GM:ほんまやん。(笑)じゃあ今コイツがドロドロに溶けていくところで…。

月明:(コロコロ)成功!避けれんよな?ダメージが…叩きの31点!

GM:?……え、まさか撃った?!

月明:え、そういう話ちゃうかったん?(笑)

GM:コイツ、めっちゃ今から喋ろうとしててんけど…。(汗)

光:謎は謎のまま…。(笑)

月明:もういいやん、蒸発させようや〜。(笑)

光:ちょぉ、待とぉや。(笑)

GM:え、撃つ?

光:撃つ直前で止める。でも何かあったらすぐ撃てるようにはしとく。

GM:はいはい。

男(GM):「俺は……俺は……あ、あぁああぁ…あく…悪夢が…食いたかったぁ〜…」

月明:バク?

光:ナイト・メア?

GM:光正解、食うっていうか集めたかってん。

月明:何や、ただのコレクターか。(笑)

男(GM):「こいつは…この女は…とんでもない過去を持って…いる…」

月明:わざわざ教えてくれんねんや。

光:「どんな過去だった?」

GM:……じゃあ最後の力を振り絞って、空間をグニャッと曲げるわ。

光:固有結界?!

GM:そんな感じ。でな、気づいたらでっかい屋敷の中にいるわ。んで周りを見渡すと、たくさんの裸体の男の死体が20くらい転がってる。

月明:え〜、殺しすぎやろ…。

光:他に誰かおる?

GM:うん、いるよ。その中でただ一人佇んでる千歳がおる、意気消沈してるわ。

月明:オロオロしとく。

GM:千歳は、自分らが知ってる千歳の面影が無い感じやな。で、千歳があんたらに気づいて、攻撃しかけてきた。

光:…え、俺らに?男に?

GM:男はもう死んで消えたよ。最後の力振り絞って、あんたらをここに連れてきてん。幻覚の中での千歳との戦い。

光:最後にって…そんな頑張りはいらん!(汗)

月明:光、死ぬんちゃう?

光:足は動かん、目は見えん、HP残り12点…。(汗)

GM:あ、足と目は回復してくれていいで。

光:あ、マジで?やったね。じゃあついでにあの薬2個とも飲む。

月明:そんなヤバかってんや…。

光:あと一撃でヤバかった…2個飲んでも全快せんしな…。

GM:まぁこうなることが分かってたから薬渡しててんけどな、言えばここからが本当の戦いやし。

月明&光:ぇええ〜?!(汗)

光:千歳さんがラスボス…。

月明:どないしたらいいねん…。


<v.s.千歳>

<1ターン目>

GM:じゃあ千歳からな。

光:あ、俺天井スレスレまで上に浮かぶ。

月明:ズルッ!(笑)

光:さっきまで俺が殴られててんから、交代や。(笑)

月明:ちょっと敵さんのレベル違いすぎません?!(笑)まぁいいや、カモン。

光:これで、俺が〔搭載〕取ってたらなぁ…背中乗れたのに…。

月明:それやと今度、俺が攻撃できへん。

光:いや、俺が爪で攻撃するのに降下したとき、一緒に攻撃したらいいねん。

月明:ドラゴン・ライダーや!やったね、竜騎士も夢じゃない。(笑)

GM:じゃあ千歳の攻撃からやな、幻十郎に…これ大丈夫かなぁ…10Dの防護点無視やねんけど…。

光:バランスって言葉知ってる?(笑)

月明:どこのクソゲーですか?(笑)

GM:大丈夫、大丈夫。(笑)

月明&光:何が大丈夫なん?!!!(滝汗)

GM:一応避けとかしていいで。

月明:どんな攻撃が飛んでくんの?

GM:精神波的なもの。

月明:なんじゃそりゃ…(コロコロ)あかん、避けれん。

GM:一撃くらいなら大丈夫やろ…。

月明:これで死んだら誰が責任取ってくれるんですか…?

GM:…あ、全体的に低いわ、24点。

月明:あぁ、じゃあ何とか生きてるわ…残り25点やけど。

GM:千歳は高笑いしながら攻撃してきてるから。あ、巴もいるで。んでもう寺じゃないから全能力解放していいで。

光:巴さんはどんな感じなん?攻撃できるん?

GM:うん、巴さんは全部分かってるから、普通に攻撃しようとするで。

光:ん、じゃあ俺がやるわ。

巴(光):「燃え盛れ、剣よ!」〔猛火剣〕使うわ(コロコロ)もちろん成功やで。

GM:避け(コロコロ)れない。

巴(光):で…今度こそ11D+5Dか!(笑)

月明:大怪獣決戦やな…。

巴(光):………計算めんどくせぇ〜!!(笑)えっと…切りの58点。(爆笑)

月明:はぁぁ?!(爆笑)

GM:おかしいおかしい。(笑)

月明:俺なら、即死でしたね。生命力判定もいらんわ…。

光:右に同じ、この人には死んでも逆らったらあかん…。

GM:結構深く斬られたな〜…。

月明:殺る気満々やな…。

GM:で、そっちやで。

月明:え?……あ、ようやくウチらのターンか!(笑)

光:レベルが違いすぎる…。(汗)

月明:ウチら完全に足手まといですよ…。(汗)

光:まぁ、何もせんよりマシやろ…上空から落雷したるわ。(コロコロ)成功してるよ。

GM:(コロコロ)はい、避けれません。

光:えっと〜…叩きの23点、可愛いもんやなぁ…。

月明:普通にはそれなりの数字やねんけどなぁ…(コロコロ)2回共普通成功やな。

GM:(コロコロ)あ〜、2回共当たったわ。

月明:まぁこれで俺は死んだやろ、皆ごめん……あ、でもそれなりのダメージ出たわ、切りの19点と14点。

GM:はいはい…14点の方はほとんど入ってませんね。

月明:え〜…かったぁ〜…。(汗)


<2ターン目>

GM:次千歳やな、じゃあ次は光に精神波(コロコロ)成功してんで。

光:一応避けを(コロコロ)あかんわ…俺回避0%やな…。

GM:じゃあ防護点無視の36点、生きてる?

光:回復してて正解やった…してなかったら4回生命力判定やった…耐えたで。

月明:うわぁ〜…で、次巴さんか、やっちまいな!

巴(光):じゃ、もっかい…あ、この風の剣の副効果って何?

GM:あぁ、それは切りの8Dを3回連続でできんねん。

月明:む、無茶苦茶や…。(汗)

巴(光):じゃ、それでいこう。「切り刻め、鎌鼬!」(コロコロ)3回とも普通成功やな。

GM:(コロコロ)1回だけ避けて、2回当たった。

巴(光):切りの24点と33点。

GM:あれ、案外低いな…火の方がこっちとしては有難かったかも…キワドイとこやな。

月明:「光、トドメだ!」

光:「これで…最後だぁぁー!」〔らいげき〕!(コロコロ)成功!

GM:(コロコロ)あかん…当たってもた…。

光:ダメージが…頼む、叩きの32点!

GM:………。

月明&光:………。

GM:…(計算中)…あ、今ので丁度ゼロになったわ。幻想やから即退にしとくわ。

月明&光:だぁ〜…良かったぁ〜…。(安堵)

GM:あ、今更やけど千歳は凄い豪華な着物着てた、お姫様みたいな。

月明:花魁かぁ〜?

光:ま、何となく分かったけどな。男の精気吸っててんやろ。

GM:まぁそんな感じかな。じゃあ辺りの光景も元の寺に戻ったわ。千歳の結界も消えたわ、男死んだし。

光:「じゃ、帰りましょっかぁ〜♪」

GM:そんな、何事もなかったかのように…。(笑)

月明:(自分に言い聞かせるように)あれは悪夢…あれは悪夢…。(笑)

光:じゃ…フラフラになりながら帰ろっか。

月明:ほんまにな…あと一撃で俺達は…。(汗)

GM:はいはい、フラフラになりながらも帰る、と。案外巴さん、元気やねんけどな。(笑)

光:そら、ほとんど雑魚の相手ばっかやったもん。(笑)

月明:で、最後においしい所を掻っ攫う、と。(笑)

GM:あれは…仕方なかった。(笑)じゃ、まぁ3人で肩貸し合いながら…。

月明&光:(同時に)巴さんと組む。

GM:何で巴が両肩にあんたら担がなあかんねん。(笑)

巴(GM):「重いわよ、自分で歩きなさい!」

GM:蹴り飛ばされるわ。(笑)そういや、そもそも巴さんはまだ気絶した千歳担いでるしな。

光:そんな御無体な…まぁ仕方ないか。

GM:まぁとにかく、入り口の門まで戻ってきた、と。そしたら伊吹が駆け寄ってきて、

伊吹(GM):「皆さん、大丈夫ですか?!今真田さん達を呼びますから、そこで休んでてください!」

GM:って言うわ。

月明:そういや伊吹ちゃん、おってんなぁ…完全に忘れてたわ…。

GM:で、しばらくして真田とか小金井さんが来て…。

光:…あれ?でも俺ら車で来たよなぁ?…わざわざ走ってきたん?(笑)

月明:自分らで帰った方が早かったんちゃう?(笑)

GM:……巴さんも疲れて運転したくなかってんって!そういうことにしといてください!(笑)

光:はいはい。(笑)じゃあ車に揺られて帰った、と。

GM:うん、んで“千歳”に着いて、千歳を部屋で休ませて…何かややこしいな…。

月明:千歳、千歳と…名前を安直にしたばっかりに…。(笑)

GM:まぁいいねん、これは。(笑)



7:秘密の真実


GM:じゃ、ここで巴さんがあんたら二人を部屋に呼ぶよ。

光:お?何だ?

月明:御褒美やって、きっと。(笑)

光:だったらいけどなぁ…「失礼しま〜す」

月明:部屋入って、見回す!どんな感じの部屋?

GM:どんな感じ、といわれても……じゃ、殺風景。

月明:殺風景〜?

光:必要最低限の物しかないってことか。

GM:そうそう、そういうこと。で、巴が、

巴(GM):「少し話しておきたいことがあるの。まぁ座って」

光:「じゃ、失礼します」

月明:まぁ座るわ。

巴(GM):「実は、千歳のことなんだけど…今回のこと、皆には言わないでおいてほしいの」

月明:「え、じゃあ俺ら何しにこんな時間に四天王寺行ってん」(笑)

巴(GM):「いや、そこは別にいいの。(笑)ただ、最後に見た千歳を、ね…」

光:「ようは千歳さんの本性…というか、昔の姿について、ですね?」

巴(GM):「そういうこと。貴方達はこういう形で見てしまったから、知る義務があると思って話しておくけど…これも秘密にしてほしいの」

月明:そんな…「直情」持ちに…。

光:別に「正直」とか「嘘がつけない」とかじゃないから大丈夫でしょ。

GM:うん、別に「直情」は問題ないよ。

月明:それもそっか…聞かれて思わず、即答してまう、とかはないか。(笑)

光:そう言われると…。(笑)でも聞く。

巴(GM):「ま、そこは貴方達を信じるわ。(苦笑)千歳の正体なんだけど…貴方達も聞いたことくらいはあるんじゃないかしら?千姫の『鬼女伝説』を…」

月明:千姫って…信長の?

光:あぁ…だから『姫は預かった』か…。

GM:そうそう、千姫には『鬼女伝説』っていうのがあって、まぁ簡単に言えば男の精気吸って長年美貌と寿命を保ってたていう伝説があんねん。その伝説から生まれたのが千歳ってこと。

光:ああ、で、最初は自我ないようなもんやから、ああやって男食い散らかしてたんか。

GM:そういうこと。で、その噂を聞きつけた当時の巴が千歳と戦って、説得して改心させて…で、今に至んねん。

月明:なるほどね〜…。

光:そういうことやったんか…。

巴(GM):「で、それ以来そういった…いわば大掛かりな事件になるようなことは避けてきたのだけれども…それでもやっぱりたまに男の精気を吸わないと、そういう伝説をもって生まれた千歳は体がもたないから、ああやってたまに男をひっかけて精気を死なない程度に頂いて…で、ちゃんと記憶も改竄してるってことだったの」

光:「あぁ、それであのツバメはフラフラだったわけか…あの時捕まえて問い詰めても、心底知らぬ存ぜぬを通されて終わってたな…」

巴(GM):「そういうことね。後で匿名でいつもお菓子とかは送るんだけど…」

月明:怖!逆に誰も受け取りませんよ、そんなん!(笑)

光:差出人不明の折り菓子……絶対何か入ってる…裁縫針とか。(笑)

GM:おはぎやな。(笑)明日絶対休んじゃ、嫌だよ?

光:うけけけけけけ。(笑:ひぐらしネタ)

GM:ま、巴さんの話はこのぐらいや。

月明:ようは誰にも言わんかったらいいんやろ?OKOK,任しとけ!

光:不安や…。(笑)「分かりました、秘密をお約束します」

巴(GM):「ええ、よろしくね」

GM:で、次の日、千歳はもう起き上がっていつも通りにしてます。

月明:え、ちょ、昨日の俺らの活躍覚えてる?

光:ずっと寝てたしな〜…。

GM:まぁそこは、巴さんから聞いたことにしとこ。

千歳(GM):「昨日は…迷惑かけたみたいね?」

光:「いえいえ」

月明:「迷惑だなんて、そんな…」

千歳(GM):「そう、ありがとう…」

GM:ってボソッと言って、部屋に戻ってったわ。

月明:ボソッとか、はっきり言ってや。(笑)

光:照れ屋なんやろ。(笑)

GM:そういうことにしといて。(笑)はい、それじゃ今回の話はこんな感じで終わりで〜す。



Fin.








座談会〜GMのこだわり〜


GM:ま、今回のシナリオっは千歳と巴のことをよく知っておいてもらおう、っていうお話やってん。

光:第10話目にして知る、上司の設定。(笑)

月明:今更やな〜。(笑)

GM:いや、一応最初から考えててんで?他の“千歳”のメンバーとかにもちゃんと考えてあるしな。

光:そういや最初の偵身病院の人たちといい…そういうとこマメやなぁ。

月明:確かに。今までその辺、適当にいってたからなぁ。(苦笑)

光:大内池さん=最強、って感じで漠然としたイメージだけやったな。(笑)

月明:まぁそこは事実やから。(笑)

GM:何かコメントとか、ある?

光:8Dがほとんど振れんかった…軽くストレス。

GM:それは仕方ない、今回は運悪く、射撃型が一人やったからな。

光:他に妖術受け使わせる人がおらんってことやな…当たれば強いねんけどなぁ…あんま今回戦闘で活躍できんかったのが心残り。まぁシナリオは面白かったからいいけど。

月明:っていうか、切りの4Dは弱いんですか?!

GM:もう4Dじゃぁなぁ。(笑)

月明:4Dを補うために切りと2回攻撃で増強してんけどな…ほとんどカキンで悲しいったら…。

光:というか、4Dでもダイス目次第では十分強いはずやねんけどな。(笑)

月明:10以下しか出ぇへんもん…そのくせ命中判定とかやったらデカイのになぁ。

光:それは誰しもが思うことや。(笑)ダメージはクリティカル目、とかな。

月明:そうそう。(笑)

光:ていうか今回、本気で死ぬかと思った…主に最後。

月明:それは思った…怪獣大決戦。

GM:あぁ、実は今回のシナリオの最大の目的は、千歳と巴の正体とその強さを分かってもらうことにあったからな。

月明&光:身をもって分かりすぎたわ!!(笑)

光:一撃で半分近く持ってかれるとか、ビックリやわ…。(汗)

月明:巴の11D+5Dもありえんけどなぁ。(汗)

GM:あ、言い忘れてたけど、巴の正体は巴御前な、木曽義仲の奥さん?でもなかったような気もするけど…。

光:あぁ、女武者で有名な人やな。結婚はしてなかったと思うけど…。

GM:それで名前が木曽巴やねん。

光:あれ、籍入ってもてるやん。(笑)

月明:ほんまや。(笑)

GM:そこは…まぁ名前もらってん。(笑)

月明:偽名かよ〜。(笑)

GM:違いますよ、偽名じゃありません!(笑)

光:ま、この調子で他のメンバーのストーリーもやってみたいな。あとはっきりしてないのが…堕悪魔とジェイソンか。(笑)

月明:ジェイソン最強やろ〜。(笑)

GM:小金井さんな、仮面かぶったら急にチェーンソー振り回すねん。(笑)

月明:危な!(笑)

光:普段大人しい人ほどキレたら…。(笑)

月明:何しでかすか分からない、と。(笑)

GM:ま、そういうとこかな?他のメンバーのは…また考えとくわ。

光:はいはい、じゃあ今回はこれでお開きってことで。

GM:うん、終了〜。

月明:…そんなに弱いかなぁ〜…?



おしまい