第14話 : 夢の中の悪夢



目次

0:おさらい
1:悪いニュースと小金井
2:13日の金曜日
3:ジャープと古手川
4:路地裏の怪人
5:警察署での再会
6:フレディ&ジェイソン
座談会



0:おさらい


GM:では、百鬼夜翔TRPG第………13話?

光:いや、14話。

GM:あら、そうやったか…この話は13話でやりたかったな。(笑)

夕樹:何か狙いがあったんや。(笑)

GM:そうそう。(笑)まぁ仕方ない。第14話『夢の中の悪夢』を始めます!

光:サキュバスか?それとも獏?

夕樹:インキュバスかもしれん…もしくは枕返しか…。

GM:まぁ、それは追々。(笑)では…まずは自己紹介やな。

光:あぁ、するんや。

夕樹:ま、一応どのキャラがいるか、って確認でな。

GM:じゃ、そっちから。

光:俺からか。では…修行から帰ってきた流崎です。爪を少し研いで、あとは吹っ飛ばされた右腕くっつけて帰ってきました。(笑)

夕樹:それ…爪研ぎながら治療してただけやん。(笑)

GM:まぁくっつくからな、妖怪は。(笑)

光:そうそう。(笑)

GM:ま、今日は光ってことで。

光:そゆことで♪

夕樹:じゃ、PC2の毎度お馴染み九尾の狐、葛葉夕樹です。…得意技は【火炎】と【魅了】…。

GM:それはよぉく知ってます。(笑)

夕樹:まぁ他は一応潜入とかが得意…ってことになってるくらいかな?特に変わってないよ。

GM:はいはい、ではお次。

月明:PC3、月明です!…終わり。

GM:終わりちゃうわ、ちゃんと叫んでや〜。「超戦士!ジャスティファイ!くらえ必殺!ルネェ・ジャスティィィス!!!」

全員:(爆笑)

夕樹:そういや、そんな名前やったな。(笑)

光:変身から叫ばんとな。(笑)

GM:まぁ、こんな感じかな。じゃあ前回やけど、どういうところやったかというと…。

夕樹:巴さん助けた所やったな。

月明:そんな話やったっけ…?(汗)

光:まぁほぼ1年振りやからなぁ。(笑)

GM:泥田坊に会ったり、鈴が泥に突っ込まれたり、アヤカシに襲われたり、巨大怪魚に襲われたり…。(笑)

光:いらんことばっかするからや。(笑)

夕樹:で、最後にボーナスステージで巴さんと戦ったりしたな。

GM:そうやったな。まぁそんな事もあり、これからも頑張っていきましょうって話になってたな。

夕樹:敵さん、何やっけ?八武衆?

光:それ、ゲーム違う。(笑){十二鬼柱}や、残り十一やけど。

GM:うん、全国の妖怪ネットワークが捜索してるってことで。



1:悪いニュースと小金井


GM:…まぁ、それはそれとして、今日はまた別の話ですね。

光:あぁ、そうなんや。

GM:うん、普通の日なので営業をしな駄目です。というわけで…朝御飯からやってもらいましょうか。

光:…え?俺?

GM:もちろん、【調理】持ってるし。(笑)

月明:朝から店してるん?

GM:いや、まずは賄いや。

光:(コロコロ)ギリギリやけど成功やな。

月明:じゃああんまり美味しくないな。

光:普通の味と言ってくれ、失敗じゃないんやから。(笑)

夕樹:あれ?完全に働いてたっけ?

光:正確には伊吹の調理補助やけどな。住み込みで。

夕樹:僕はウェイター兼ウェイトレス。あ、今日はどっちの性別かなぁ(いっコロ)今日は女ですわ。

光:「あ〜、では今朝の朝御飯は豚骨ラーメンです」(笑)

夕樹:「朝からしつこ!!」(笑)

GM:成功して味はいいけど、受けが良くない。(笑)

千歳(GM):「ちょっと光君〜、朝から何作ってるのよ〜?」

光:「でも味は悪くないでしょ?!」(笑)

千歳(GM):「それは…そうだけども…!」

光:「朝御飯は一日の活力!しっかり食ってください!」(笑)

夕樹:「もうちょっと普通の御飯が良かった…」

光:「ラーメンは普通じゃないと?!」

夕樹:「朝からラーメンは普通じゃないよ、光君〜…」(笑)

GM:まぁ皆で朝からラーメンすすりました、と。(笑)

夕樹:そういや、ここの店員ってどんな服?和服?和風の店やし。

光:メイド服ちゃう?

GM:いや…まぁ伊吹が割烹着やし…和服かな。あ、巴だけスーツ着てるけど。(笑)

光:巴さん…空気読んでください。(笑)

夕樹:巴さんは基本的に中入ってるからいいんちゃう?

GM:いや、巴は店に出てんで。中に入って出てこぉへんのは、千歳だけや。

夕樹:あぁ、そうなんや。引きこもりやな〜。

GM:そうそう。ま、そうやって朝食食べてると…ニュースが流れてるわけよ。

夕樹:「あはは!暗いニュースだなぁ」

GM:暗いかどうかは分からんけど、よくある話やな…殺人事件が起こったらしい。

夕樹&光:あぁ、よくあるよくある。

光:しかしこの街、多いよなぁ殺人。(笑)

GM:誰かが死なな始まらへん。(笑)

月明:迷惑な話やで…。(笑)

光:「見ろよTV…またあの眼鏡の小僧が映ってるぞ」(笑)

夕樹:「“バーロー”か!一体奴は何人殺してきたんだ…」(笑)

GM:ニュースの内容やけど…『某大企業の専務が…』会社名何にしよかな…じゃあ、ジャープにしよか。(笑)

PC3人:ジャープて。(笑)

GM:『ジャープの専務が殺害!殺害現場が本社近くの大阪某所でした。遺体は鋭い刃物で全身を切られていました…』

夕樹:猟奇殺人ですかねぇ?

光:ん〜…全身メッタ刺しだから、恨み、じゃないか?

夕樹:あぁ、そっちのがそれっぽいな。

GM:刺しじゃなくて、切りやったけどな。

光:あぁ、メッタ切りか。

夕樹:まぁ、ニュースはそんなもん?

GM:そうやな、このくらい。

夕樹:『警察では詳しい事情を近隣の者から…』って感じで締められてくねんな。

GM:そうそう。それぐらいかな。その後は“今日のワンコ”が流れるわ。(笑)

光:食いつくように見とく。(笑)

夕樹:好きなんや。(笑)

GM:『チャ〜チャ〜チャ〜♪今日のワ・ン・コ♪今日御紹介するのはこちらのワンちゃんです』(笑)

月明:名前はドロマゲスな。(笑)

GM:すげぇ名前やな。(笑)

夕樹:でも土佐犬やねん。厳つい…。(笑)

月明:『今日は3人……噛み殺しました』

夕樹:じ、事件やぁー!(笑)

月明:『微笑ましい光景です』

光:ワクワクして見てよ。(笑)

GM:じゃあそこに小金井さんが出てきますね。

夕樹:おぉ、懐かしい…。

月明:ドロマゲスが気になった?

GM:いや、犬には興味ないみたいやな。(笑)小金井さん、今日は喪服を着てはってやな。

夕樹:おぉ?

小金井(GM):「あ〜…私は今日は通夜があるので、店の番は休ませてもらうよ」

光:「どなたか、お知り合いが?」

小金井(GM):「あぁ…ちょっと、ね…」

夕樹:「別に個人的なことは話さなくてもいいですよ…?」

小金井(GM):「いや…前の会社の上司がだな…」

光:「そういや、前はサラリーマンだったんでしたっけ」

夕樹:「御病気か何かで?」

小金井(GM):「いや…というか、まぁ…さっきの事件の被害者なんだが」(笑)

夕樹&光:うん、分かってたけどな。敢えて聞いてた。(笑)

光:「え!小金井さんって、前はジャープに務めてたんですか?!」

小金井(GM):「あぁ、まぁな…海外事業部だったんだ…」

光:「凄かったんですねぇ」(笑)

小金井(GM):「いやいや……まぁ、千歳さんにも伝えてあるでの、宜しく頼むよ」

夕樹&光:「「分かりましたぁ〜」」

GM:って言って出ていきました。

夕樹:じゃ、こっからは仕事で忙しいんかな?

GM:そうやな、お昼で開店するんで。じゃ、伊吹が。

伊吹(GM):「そろそろ開店しますよ〜」

GM:ってシャッターをガラガラガラ〜っと開けるわ。

夕樹:で、扉に“商い中”の札をかける、と。

伊吹(GM):「今日の予約は…4つですねぇ」

月明:4人?4組?

GM:4…組にしとこか。

月明:じゃ、普通やな。

GM:ってことで、それぞれの判定してください。

光:調理補助〜…「さぁ伊吹さん!早くこの鍋に足を突っ込んで!」(笑)

GM:確かに美味しいけどな、秘伝のダシで。(笑)

光:そしてそれをすかさず調理(コロコロ)…2失敗したぁー!(汗)

夕樹:何してるの?!(汗)

伊吹(GM):「これ、すぐにやり直してください!」

光:「は、はい…」

GM:もっかい判定してみて。

夕樹:(コロコロ)ちなみに夕樹はウェイトレスで6成功。

光:(コロコロ)…し、失敗度が3に上がった…今日もダイス目、絶不調やなぁ…いつもやけど。

GM:これによって今回のお給料変わるから。

光:ヤッベ…。(汗)(コロコロ)お、3組目はクリティカルしたで!4組目は3成功。(笑)

GM:わざわざ4組やらんでも。(笑)

夕樹:僕は看板娘でも目指そうかな、男の日もあるけど。

光:お客に「今日はあの子いないの〜?」って本人が聞かれるんやな。(笑)

夕樹:それもそうやな。(笑)「うふふ…」って笑ってる。

GM:(1万×成功度+5万)が今回のお給料。失敗した場合は、最低値として5万円。

光:あぁ、それでも5万貰えるんや。

夕樹:まぁ一月のバイト代としては、そんなもんやな。僕は今回11万貰えたわ。

GM:幻十郎もこの間別のところで働いてたってことで、判定してくれていいで。【俳優】か【演技】やったな。

月明:別に金なんかいらんけどなぁ…。

夕樹:いや、前回からアイテム購入ができたから。

月明:それもそうか…。

GM:(5万円+1万×【演技】の成功度)でいいや。

月明:(コロコロ)成功度3で8万か…。

夕樹:まぁまぁやろ。

GM:じゃあそれでいこか。そうやって皆、日がな一日働いてたわけですが、やがて夜のお仕事も終わりまして。

夕樹:「さぁってお風呂でも入って帰ろうかな♪」

GM:入って帰るんや。(笑)じゃあ伊吹が沸かしてくれるわ。

夕樹:「このお風呂、ダシのいい匂いがするよ…!」(笑)

GM:入ったら身体もいい香りになる。(笑)

光:ちょっと掬って飲んでみる。(笑)

GM:めっちゃ美味しい。(笑)

光:「こ、これは…!!」

夕樹:「筆舌に尽くしがたし!!」

GM:尽くしがたいお風呂になりました。(笑)

夕樹:ん〜、今女の姿やけど…入る?気にせんけど。

光:あぁ、入るか。元が夕樹やから変な気起こらんし。(笑)

GM:じゃあ一緒に入りました。(笑)

夕樹:「超美人」だけどね♪

光:「早く入れ」ドン!

夕樹:ドッボ〜ン!…って嫌がらせかい!

光:落としたうえで湯に手を突っ込んで〔らいげき〕。(笑)

夕樹:嫌がらせどころか殺る気満々?!殺意に溢れ返ってるやん!(汗)

光:だぁ〜いじょうぶやって、人間時は半減で4Dやから。(笑)

夕樹:嫌がらせ受けるようなことした覚えないのに…っていうか、実は夕樹と光が出会ったん、今回初めてやねんけどな。(笑)

光:アレ?……あ!ほんまや!初対面や!(汗)

夕樹:まぁ初対面というか、今までも店の中で出会ったりはあったやろうけど…一緒にPCとしてプレイするのは初めてやで。

光:そっかそっか…夕樹がいる時は俺、いつも丁度シルヴィアやったな。

夕樹:そうそう。

光:そうやったのか…あまり親しくなかった女と風呂に入ってしまった。(笑)

夕樹:そういうこっちゃ。(笑)

光:まぁでも男の姿を知ってるのは知ってるから気にしない。(笑)

GM:そうやったんや…。はい、じゃあそんなこんなで夜になりました、と。

光:はい。

GM:昨日出て行ったきり、小金井さんが帰ってこないねぇ、って話になってる。

光:呑みに行ったんちゃう?

夕樹:葬式の時に一晩中騒ぐとかもあるからな、地方によっては。

GM:騒ぐような年齢の方ではないんですけどね。(笑)しかも上司が殺人に合ったわけやし。

月明:ほんまや。(笑)

夕樹:死体、まだ警察から返ってきてへんのちゃう?検死とかは?(苦笑)

GM:まぁいいわ、もう返ってきてるってことで。

月明:きっと右腕一本しか残ってへんかってん。

GM:逆なんや。(笑)で、帰ってこないわけよ。

夕樹:小金井さん、遅いなぁ〜…。

GM:って皆なってる。特に毎日、最終的な経理の仕事を小金井さんがやってくれててんけど…。

夕樹:店の締めができへんねんや。

GM:そういうことです。

光:プレイヤーはできます。(笑)

夕樹:『コンピュータ操作』ならできる、レジ締めとか。(笑)

GM:ん〜…ここは千歳がやろか、グチグチ文句言いながら。夕樹はじゃあ、横で手伝っといて。

夕樹:(コロコロ)7成功。

GM:ん、じゃあ上手く手伝えた。

千歳(GM):「もぉ〜…何で私が経理なんかしなくちゃいけないのよ…」

GM:って千歳は愚痴言ってるけど。(笑)

光:「たまにはお願いしますよ」(笑)

GM:うん、光の横で巴も、

巴(GM):「あんた、いつもダラダラしてんだからたまには仕事しなさい」

GM:って怒ってる。(笑)

夕樹:それは確かに…怖くて言えないけど。(笑)

巴(GM):「しかし小金井君…遅いわねぇ」

光:「そういえば、遅いですね〜」って洗いものしながら言うとこ。

夕樹:「通夜ってこんなに遅くまでかかるものでしたっけ?」

GM:ちなみに今は夜の12時くらい。まだ帰ってこない。

夕樹:…っていうか、終電ないよね?どこまで行ったか知らないけど。

光:「ちょっとひとっ飛び迎えに行きましょうか?」

夕樹:ほんとに飛ぶんやな。(笑)

巴(GM):「そう、ねぇ……ただ、どこでやってたのか、私知らないのよねぇ。上司の話も今日初めて聞いたし…」

光:「…ちょっと、シルヴィアさん!{超嗅覚}で追いかけてください!」(笑)

夕樹:まぁ殺された人は分かってるけど…。

巴(GM):「ま、とりあえずは大丈夫でしょう。明日に帰ってさえきてくれれば…」

光:「ま、そうですね。小金井さんも大人ですし」(笑)

夕樹:「今日1日くらいは様子見でしょうねぇ」

巴(GM):「そうね、そうしましょう」



2:13日の金曜日


GM:ってことで、翌日。朝になっても帰ってきませんでした、小金井さん。

夕樹:あっれぇ〜?

光:…ニュース見て、猟奇殺人事件が起きてないかチェックする。(汗)こう、チェーンソーの音が街に木霊した!とか…。

夕樹:ドゥルルン!ドゥルル〜ン!

GM:はい、ではニュースをつけました。『本日、大阪某所で女性の遺体が発見されました』

PC3人:あぁぁぁー!!(汗)

月明:犯人はジェイソンに間違いない…。(汗)

夕樹:何てこったい…。(汗)

GM:『遺体は先日の事件と同じく、酷い状況となっており、同一犯もしくは模倣犯ではないかと警察は見ており…』

月明:今度は左腕だけとかやろ?

GM:いや、全部見つかってるからな?(汗)腕一本とか、見つけにくくて仕方ないやん。(笑)

夕樹:まぁ事件は事件やけどな。(笑)

月明:犯人はドロマゲスと見た!

光:凄いな、あの土佐犬。(笑)

GM:最終的にパーツ集めてったら一人の人間が出来上がるとかな。(笑)まぁ、そんな感じやな。

光:「何か…また起こってますよ?」

夕樹:「うん、また起こってるねぇ〜…小金井さん、大丈夫かなぁ…色んな意味で」(笑)

光:「襲われることより、やりすぎてしまうことの方が怖い…」(笑)

夕樹:「小金井さんはなぁ…ジェイソンだからなぁ…」

光:まぁまだどんな能力か、見たことないけどな。

夕樹:確かに。

GM:その横で千歳が、

千歳(GM):「今日は…マズイわね…」

GM:って呟くわ。

夕樹:何がマズイって、また自分がレジ締めなあかんことがやろ。(笑)

GM:いや、何がマズイかっていうと…。

光:…あ、カレンダー見てみる。まさか…今日は13日の金曜日?

GM:その通り、今日は13日の金曜日です。(笑)

夕樹:うわー、きたー!きてしまったー!(汗)

GM:じゃあここで千歳が事情を話すけど…普段、小金井は…あ、小金井自身は人間やからな?マスクが妖怪やねん。でもマスク自体には自我がない、かぶると妖怪化してまうってことな。

光:うん、そこまでは知ってる。

GM:ん、んで13日の金曜日には、どうしても…。

光:マスクをつけたくなる?

GM:というか、マスクの方が誰かにつけさせようとする。それは誰にでもやけどな。で、元々小金井さんはアメリカで働いてた頃、たまたま近くにいてつけてしまったわけよ。

光:あらぁ〜…それで「UuuuRY−!!」ってなってもうたわけか。(笑)

GM:そうそう。(笑)んで、通りすがりの…まぁアメリカ人。

夕樹:ジョニーさん(仮)。

GM:ジョニーさん(仮)の足を一本切ってしまった辺りで、たまたま旅行中やった千歳と巴に取り押さえられて止めてもらえた、と。んで、その恩で今もここで働いてるってわけです。

月明:なるほど、なるほど。

夕樹:転勤になってちょっとヤケも入ってたし?

GM:いや、それでヤっちゃったから会社にはいられないってことで、自主退社して転落サラリーマンになり…っていう経緯です。んで、今は“千歳”でマネージャーをやってるってことです。

光:小金井さんに、そんな過去があったとは…。

千歳(GM):「そういうわけで!今日は絶対に小金井を見つけないとマズイわけよ!」

夕樹:「確かに!」

光:「まずいっすね…」(汗)

夕樹:「街中でチェーンソーが鳴り響く…」

月明:マスクっていつも持ち歩いてるん?

GM:うん、持ち歩いてる。

光:「封印っていう手はなかったんですか?」(笑)

千歳(GM):「マスクを封印しちゃうのは、できなかったの。だからいつも13日の金曜日になったら、ここにある異界へと続く部屋に篭ってもらって…思う存分暴れてもらってるの。これは小金井自身が言い出したことなんだけどね」

光:「なるほど〜…じゃ、急いで探しましょう!」

千歳(GM):「そうね、お願い…今回は私が迂闊だったわ…」

光:「いやぁ、こればっかりは…」

千歳(GM):「でも、昨日出したのが間違いだったわ」

光:「せめてマスクを置いて行かせるべきだったかもしれませんね」

夕樹:「まぁ何より、帰ってこないとは思わなかったですしね〜」

千歳(GM):「通夜だと思って出したのが…」

光:「今悔やんでいても仕方ないです。とにかく探しましょう」

夕樹:タイムリミットは今日の夜まで?

GM:そうなるな。

夕樹:じゃ、被害者の住所は分からなくても通夜の式場とかは調べれば分かるかな?

GM:…っていうかゴメン、幻十郎出すの忘れてたわ。(笑)まぁ、飯でも食いに来たとかでいいか。

月明:……。(汗)

夕樹:「幻十郎さん、そういうわけで手伝ってください」

月明:「ポテチ3袋ね」

夕樹:「安!」(笑)

光:(コロコロ)お!クリティカルでポテチを揚げれたで!(笑)

夕樹:ジャガイモからいったぁー!(笑)

月明:じゃあ…まぁ頑張ろか。(笑)

光:っていうか…何でこんなとこでクリティカル出るかなぁ…。

夕樹:無駄クリティカルがウチらのクオリティやで。(笑)じゃあ、行こか〜。

GM:まずはどこに行くか、やな。

夕樹:警察とかに行って、被害者の住所とか教えてもらいたいな。

月明:…教えてくれるわけないやん。(苦笑)

光:だろうなぁ、関係者じゃないし。(苦笑)

夕樹:え、でもニュースに流れたん、昨日やろ?「お悔やみに行きたいんで」って言えば教えてくれん?

月明:いや、だから何で警察行くねん。(笑)

光:それならジャープに行けばいいやん。(笑)

夕樹:……あ、そうやん。ジャープでいいんや!ごめんごめん、殺人事件=警察で頭が固まってた。(笑)じゃ、ジャープ行こうか。

光:そうやな。

GM:ジャープに行く?はいはい。

夕樹:どうする?全員で行く?

光:別れる理由はないなぁ。

月明:え…家を出たくないねんけど…引きこもりやから。

夕樹:いや、自分ヒーローですやん!(笑)

月明:ヒーローのヒは引きこもりのヒや!

光:関連性ねぇ〜!(笑)じゃあローは?

月明:牢獄のローや。

光:あくまで部屋から出たくない、と。(笑)

夕樹:っていうか、それはただ幽閉されてるだけ。(笑)

光:ま、全員でジャープ行くよ。

GM:はいはい。まぁジャープの場所はすぐ分かる。

月明:よし、じゃあ行く前に俺が電話したろ!「もしもし、死んだ人の住所教えてください!」

光:唐突やな!(汗)

ジェープ電話嬢(GM):『は、はい?あの…どちら様でしょうか?』

月明:「ヒーローです」

ジャープ電話嬢(GM):『……はぃぃ?あの…イタズラ電話でしたら、もう切らせて…』

月明:「イタズラちゃう!ヒーローですぅ!」(笑)

ジャープ電話嬢(GM):『ヒーロー…ヒーローではちょっと分かりかねまして…あの、こちら、切らせて頂きます』

月明:「ちょちょちょ、おまっ…!」(笑)…切られちゃった。

光:じゃ、直接乗り込みましょう。

夕樹:というか幻十郎さん、今のは明らかに…。(笑)かけ直すか…。

月明:単純やから、「直情」やし。

夕樹:「直情」は関係ないような…。

月明:思い立ったら即実行!

光:思い立ったら即実行…じゃあ、俺はすでにジャープ前に立ってるかもしれん。(笑:「直情」持ち)

夕樹:待って!電話かけるから!(汗)プルルル!

ジャープ電話嬢(GM):『はい、こちらジャープでございますぅ』

夕樹:「申し訳ありませんが…」

月明:(割り込む)「あ、先ほどのヒーローですけど〜」

ジャープ電話嬢(GM):ガチャッ!…ツーツー…

夕樹:お前はかけとらんやろー!!(汗)もう一回!

ジャープ電話嬢(GM):『はい、こちらジャープでございます…』

夕樹:「あ、突然申し訳ございません。先日TVで放送されていた専務の○○さんの知り合いなんですけど…この度はお悔やみ申し上げます」

ジャープ電話嬢(GM):『あ、大変ありがとうございます…』

夕樹:「で、故人のお悔やみにお伺いしたのですが、そこまでの詳しい知り合いではなかったので、住所を宜しければ教えて頂けないでしょうか?お線香なりともあげさせて頂きたいのですが…」

GM:じゃあ「礼儀作法」を振ってみて。

夕樹:(コロコロ)ん、5成功。

GM:はいはい、じゃあ教えてくれるわ。

ジャープ電話嬢(GM):『今夜は葬儀が執り行われますので、それは○○で○時から行われます』

GM:って教えてくれたわ。

夕樹:「あ、ありがとうございます〜」って切って…らしいですよ?

光:はいはい。じゃ、とりあえず昼間のうちにそこに行こう。で、昨日のうちにここに小金井さんが来たか、確認しよう。

夕樹:そうやね、受付の人にでも聞いて…。

光:いや、昨日が通夜なら、その時に弔電に名前書くから。

夕樹:あ、そっか。

GM:じゃあ式場に着きました。今は昼間なので、まだ忙しそうに準備してます。ジャープの社員の方も何名かおって、寺の坊さんもいて…。

夕樹:あ、ところで皆…喪服とか着てきた?

月明:持ってるわけねぇ。

夕樹:ですよねぇ…千歳さ〜ん、喪服貸して頂けませんかぁ〜?

千歳(GM):「喪服くらい、貸してあげないこともないけど…」

GM:【衣装】の妖術があるから、それで服を喪服に替えてあげれるわ。

光:え、あれって他人にかけれるん?

GM:…あ、無理。

夕樹:「じゃあください」(笑)

千歳(GM):「あんたら…お金持ってるでしょう?」

夕樹:「持ってるけど…喪服て高いもん…」

光:「じゃ、スーツレンタルで」(笑)

夕樹:そんなんあるん?

光:あるよ、1回1万円くらいのが。(笑)

GM:じゃ、それで。(笑)

光:払っておこう。

夕樹:ウチは買う。

GM:じゃあ持ち物に「喪服」て書いてくれていいで。これから誰か死んでもすぐ葬式にいけます。(笑)

光:じゃあまずはワヤンさんの葬儀から…。(笑)

月明:んじゃ、俺はルーの。

夕樹:あとは…早坂さん…全部東京やん。(笑)

GM:じゃあ式場に行ったってとこかな。

夕樹:ん、記帳台帳に小金井さんの名前がないか、見せてもらおう。

GM:え〜っと…あるんかなぁ、昨日のやけど。

光:ある、台帳が一冊埋まるまで続きで使う。

GM:あ、そうなんや。

夕樹:うん。…最近、実演してる組がいるから詳しいよ、その点。(苦笑)

光:そうだな。(苦笑)

GM:それは人はいる?

光:いるけど、言うたら見せてくれる。

夕樹:○○さんも来たか、確認させてくださいね、って言えばいいだけ。

月明:実際その通りやしな。

GM:そうやな、じゃあ見せてもらえたわ。書いてあります、『小金井徹』って。

光:ここまでは来てた、か…これで通夜に行くと言って違う所に行ってた疑惑が薄らいだ。

夕樹:そうやね。

光:うん……って、あ…。(汗)ここまで来たら、お香典渡さなアカンやん。(汗)

他3人:そうやん!(笑)

光:所持金1万円減らすわ…何で見ず知らずの人間のために…。(涙)

夕樹:同じく…くそ〜…。(涙)で、小金井さんが帰ってったとことか、誰かに目撃されてるんかな?

GM:それはそこにいる誰かに聞いてみてください。社員とか、受付とか。

夕樹:受付の人には?

光:いや、受付は故人の親戚とか、下手すりゃ会場の人間だから分からないだろ。

夕樹:それもそうか〜。

光:だから、ロビーで時間潰してそうな社員に聞いてみる。

GM:はいはい、それならOKです。

光:もちろん、女性で。「好色」持ちなんで。(笑)

GM:それは分かってます。(笑)じゃあ反応修正しよか。

光:OK、異性なら+6ですね。

夕樹:僕も後で男性社員に+6で話しかける〜。

GM:じゃ光から3D6+6でどうぞ。

光:(コロコロ)微妙な数字やな、15。

GM:15は良い、やな。NPCはPCに好感を抱く、あまり負担にならないようなことなら、手助けをしてくれる。

夕樹:じゃ、いけるでしょ。

光:「すみません、そちらのお姉さん…今、少々お時間宜しいですか?」

女性社員(GM):「まぁ、何かしら?可愛い坊や…」

月明:「私はヒーローと申す者です」

夕樹:出てくるなー!抑えとく!(汗)

光:頼む。(笑)「貴方は、小金井徹という男を御存知ですか?」

女性社員(GM):「あぁ〜、小金井さん?貴方は小金井さんとどういう関係なのかしら?」

月明:「ヒーローの仲間です!」

夕樹:口も押さえとく!モガモガとか言えないようにしとくー!(汗)

光:「え〜…以前、お世話になったことがありまして」

女性社員(GM):「あらぁ、そうだったの?あの人も、優秀な方だったのにねぇ〜…。会社、急に止めちゃって…」

光:急に…詳しい事情は社員には伝わってないんだな。あのアメリカ人の足切った、とかは。

GM:うん、そこまでは伝わってないみたい。

光:OK。「昨日、来られてましたか?」

女性社員(GM):「あぁ、昨日は久しぶりに会ったわねぇ」

光:「彼の帰り際のこととか、何か御存知じゃありませんか?」

女性社員(GM):「帰り……あ、そうだ!小金井さん、昔同僚だった古手川(コテガワ)さんと、何か喋ってたのを見たわねぇ」

光:「古手川さん…その方は男性?女性?」

女性社員(GM):「古手川さんは男性よ。彼と喋っているのを見たわ。何か、激しく言い争っていたけど…」

夕樹:いぃぃぃ〜?(汗)

光:「その古手川さんっていう方は…今、ここにいらっしゃいますか?」

女性社員(GM):「古手川さんは、昨日はいらっしゃったけど、今日は会社の会議があるので、来てないわね。今日は来ないらしいわ」

光:「そうですか…」

夕樹:会社の方に行かないとダメみたいね…。

光:「ところでお姉さん、お仕事の方はどうですか?」

女性社員(GM):「そうねぇ…ジャープは大変だけど、やりがいはあるわ」(笑)

光:「あぁ、それは何よりです。(笑)あ、これは僕のメアドです。急に寂しくなったり、何かお困りのことがありましたら、いつでも御連絡ください」(笑)

女性社員(GM):「あら、おマセな子。貰っておくわ」(笑)

夕樹:何しっかりナンパもしてんの。(笑)

光:むしろこっちが本命やから。(笑)

夕樹:じゃ、会社行きますか〜。

月明:「では、ヒーローでした!」

女性社員(GM):「は、はぁ……あの人は、お知り合い?」

光:(即)「いえ全然。では、今度またお茶でもしましょ〜」

女性社員(GM):「えぇ、いいわよ♪」

GM:って、その場でメアド登録してくれたわ。

夕樹:じゃあ敢えて誤解させるように、「さ、光君、帰るよ!」って腕組んで引っ張る。(笑)

女性社員(GM):「…ちょっと、彼女持ちだったの?」

光:「違う!違うんだぁぁぁぁー!!!」(汗)

月明:「違う!僕達、ヒーローの仲間です!!」

光:何だこの状況?!…だが、それを利用する!「それです!彼が赤で僕が黒、彼女は黄色…ただ、それだけの関係です!」(笑)

女性社員(GM):「あらあら、まだヒーローがお好きな年頃なのね。うふふ」(笑)

光:まぁ15歳ですから。(笑)

月明:いや、15歳で戦隊モノ憧れてんのかい。(笑)

光:30代、40代でも好きな奴は好きだろー!友野先生だってそうだろ!(笑)

月明:あぁ、良い例やな。(笑)



3:ジャープと古手川


夕樹:じゃ、古手川さん探しに行こうか。

光:ってことは、ジャープ本社やな。

夕樹:…でも、喪服のままってのもなぁ…やっぱスーツに着替えて…。

光:…実は、この喪服はリバーシブルだった!裏返して着たら…あら不思議、普通のビジネススーツに!(笑)

GM:まぁええよ、お金払ってくれたし。そういう服ってことで。(笑)

月明:喪服でいいんちゃう?

光:喪服はちょっと…そこにサングラスかけていったら…。

夕樹:MIB?!(笑:某米映画)

GM:まぁ会社に着きました。

夕樹:さて、どうやって古手川さんと会おうか…。

光:(扉を潜り様)「古手川はどこだぁぁぁぁぁー!!?」

GM:まだ古手川さんが何かしたとも言ってないのに。(笑)

夕樹:口論したとは言ってたけど…それ、通報されるコースですから。(笑)

光:「直情」だから、もう俺の中では古手川は悪い奴。(笑)

夕樹:ち、「直情」持ちが二人いる…どうしよう。(汗)さて、どうやって会おうかなぁ…コテチンと。

GM:…コテチン…。まぁ、目の前にはデッカイ建物がありますね。1階にはロビーがあって、奥に受付があります。

光:…会議室って、普通上の階だよなぁ?

GM:まぁ、そうやろなぁ…。

光:龍の姿で飛んで、窓に顔をペッチャァ〜!ってくっつけて覗き込むとか…。(笑)

夕樹:昼間、昼間!っていうか、夜でもアカンから!(汗)

GM:覗いて見ても、どいつが古手川かも分からんしな!(笑)

光:それもそうか。(笑)

夕樹:呼び出してもらうのが一番やな。しかし、どうやって呼んでもらうか…演技…いや、でもどういう…(ブツブツ)…。

月明:「古手川さんはどこですか?」

GM:あ、もう受付行ったんや。(笑)

夕樹:え、ちょ…。(汗)

受付嬢(GM):「どちら様ですか?」

月明:「ヒーローです」

受付嬢(GM):「…は?」

光:うん、正常な反応。(笑)

受付嬢(GM):「あ、あの〜、ヒーローではちょっと分かりかねますが…え〜っと…何か、アポイントメントなどはお取りで?」

月明:(即)「ない」

受付嬢(GM):「無いのでしたら、申し訳ございませんがお引取り願えませんかぁ〜?」

月明:(即)「いや」

受付嬢(GM):「い、嫌?…困りましたねぇ〜…」

夕樹:警察沙汰や。(笑)

光:こう、手元でこっそりカウンター裏のスイッチを押して警備員呼ぶとかな。(笑)

GM:まぁ、まだ大丈夫。お引取り願えませんか?ってとこやし。(苦笑)

夕樹:ん〜、どうしようかなぁ…最初、「妻です」って言っていこうかと思ってたけど…。

光:いや、それも大分無茶やろ!!そもそも古手川さんが結婚してるかどうかも分からんのに!?(汗)

夕樹:古手川さんじゃなくて、小金井さんの。「昨夜から夫が帰ってこなくて…」っていこうかなって。

光:辞めてるのに…会社の人も聞かれても困るよ…。(汗)

夕樹:いやいや、だから「昨日最後に古手川さんとお会いしていたようですので…」って感じで…いこうかな、って…どうしようかなぁ…。

月明:(無視)「さぁ、早く古手川さんを呼んでください!」

受付嬢(GM):「いやぁ…その、古手川がですねぇ…アポが無いとちょっと〜…」

光:………ていうか、もう、いいやろ。夕樹、【魅了】してまえよ。(溜息)

夕樹:いやぁ、力押しばっかりも芸が無いかなぁ、って。(笑)

光:ここは時間の無駄、使い所や。(苦笑)

GM:まぁ、そうやなぁ。(笑)

夕樹:じゃあ【魅了】するわ(コロコロ)ん、成功。人間は「知力」−10で抵抗してな。

GM:…クリティカル出せばいいねん!(コロコロ)無理か…。じゃあかかったわ、何をさせたい?

夕樹:そうやなぁ、まずは古手川を呼んでもらいたいな。

受付嬢(GM):「はい、畏まりました〜」

GM:って言って、内線電話で。

光:「こちらの名前を聞かれたら、“小金井の使い”でお願いします」

受付嬢(GM):「あ…はい、畏まりました」

GM:では繋がり、呼んでもらいました。しばらくして、古手川が不審な目をしながらも来てくれるわ。

夕樹:あ、こういうオフィスって1階のロビー横に喫茶店あるよね?

光:あぁ、あるなぁ。

GM:じゃああることにしよか。

光:じゃあそっちに一緒に来てもらおう。「…ど〜も」

月明:「ヒーローです」

古手川(GM):「…どちら様ですかな?」

月明:「ヒーローや言うとるやろが…」

古手川(GM):「…あ、あぁ、緋色さんですか…」

光:「まぁどうぞ、お掛けください」

古手川(GM):「あ、これはどうも…。それで、皆さんは?」

光:「…小金井徹の知り合いです」

古手川(GM):「…小金井の…あぁ、奴ですか…」

夕樹:ちなみに、どんな様子?凄い不審?『そんなハズは…奴は俺が確かに…』って雰囲気ではない?(笑)

GM:そういう感じじゃない、全然。(笑)

光:「実は我々は、小金井徹と現在、同じ屋根の下で暮らす仲なんですが…」

夕樹:間違ってないけど、何か違う!それは小金井さんが少年趣味に走ったと思われる!(笑)

古手川(GM):「小金井の奴…今は、貴方と暮らしているんですか…?」(汗)

光:「はい!一緒に暮らしています!」(笑)

夕樹:「ごめんなさい、誤解を招くような言い方をして…」割って入るわ、さすがに。(笑)

光:「ところが、昨日の夜帰ってこなかったので探していたら、昨日の夜に貴方と話していた、と聞きましたので、何か御存知ないかな、と思ってお伺いしました」

古手川(GM):「ん〜、なるほど…小金井か…奴とは昔からライバル関係でねぇ」

夕樹:そうなんや!(笑)

光:「へぇ、そうだったんですか…」

古手川(GM):「うむ、同じ部署にいたんだが…奴は…他の社員からも慕われていて、いい奴だったんだが…」

夕樹:あぁ、そこは認めてるんや。強敵と書いてトモと読む。(笑)

古手川(GM):「認めてはいたが…決して仲は良くはなかった。ライバルはライバルだった…。とにかく、奴は昨日の夜は通夜が終わった時点で帰ったはずですがねぇ…」

光:「…何か、様子がおかしくはなかったですか?」

古手川(GM):「様子…ん〜〜〜……特に変わった感はなかったなぁ」

光:「……そうですか…」

夕樹:「最後に…人からお伺いしたんですけど、何か言い争いのようなものをしていたと…」

光:…そこ、つつくんや…。(汗)

古手川(GM):「あぁ…そうなのか……ん〜む…まぁ、奴とは確かに仲は良くなかったが…」

夕樹:「ちなみに、どういう内容で言い争っていたか、教えてもらませんか?」

光:いぃ?そこまで聞く?(汗)…まぁ、便乗しようか。「通夜の場でまで争うような内容だったんですか?」

古手川(GM):「そうだねぇ…さすがにそれはちょっと言えないなぁ…」

夕樹:よし、ここは【魅了】や。何が何でも成功させな(コロコロ)はい、成功。−10で判定どうぞ。

光:あ、その隣で【オーラ感知】で見ておこう。まぁLv1やから隠蔽されたら分からんけど。

GM:【魅了】と【オーラ感知】やな…じゃあ見た感じ、オーラは人間やな。で、【魅了】やけど(コロコロ)……えっと、オーラは人間ですが、【魅了】は抵抗しました。

光:…抵抗しちゃったよ、この人…。(汗)

夕樹:…抵抗、された?

GM:抵抗された。

夕樹:こいつ…タダモンじゃない…。

光:いや、ひょっとしてコイツ…ホ…。(笑)

夕樹:ホ?!

光:もしくは…ゲ…。(笑)

夕樹:ゲ?!(笑)

古手川(GM):「女には興味はない…」(笑)

光:ってことか?!(笑)

GM:いや、違う。(笑)全体的には人間のオーラやねんけど、一部分だけ妖怪っぽいオーラ…も、無いことはない。

光:それはどこから?

GM:ん〜、鞄の中。

夕樹:鞄?持ってきたん?商談でもないのに?

光:え、俺ちょっとした用事でも持ち歩くけど。(笑)

GM:うん、持ってるってことにしといてくれ。(苦笑)

月明:あやしぃなぁ…。

夕樹:うん、怪しいなぁ…。

月明:むしろ…そんなオーラが見える貴様が怪しい!何者だ!?

光:…って俺か!いや、見えてないのアンタだけや!(笑)

夕樹:うん、ウチも【オーラ感知】はあるから。(笑)

月明:っていうか、初対面やからな。アンタ誰や!

光:いや、俺初対面じゃねぇし!12話でアンタ、俺の背中乗ってカラスと戦ったやろ!(笑)

月明:…あ、そうやん。(笑)

夕樹:すっげぇ、修行から帰ってきたら存在忘れられてた…。(笑)

光:か、悲し過ぎる…。(涙)

古手川(GM):「用はそれだけかな?無いならもう行かせてもらうよ?私も忙しいんでね…」

夕樹:何かできんかなぁ…『言いくるめ』とか…。

光:…鞄持って立ち上がる時に、こっそり手に【らいげき】放って落とさせる。それで中身ブチまけさせるか…。

夕樹:いや、それは危険すぎやろ…。(汗)

光:出力落とせば、静電気で誤魔化せるぞ。(笑)

夕樹:……あ、『嘘発見』があんねんけど、さっきの話に対して判定していい?

GM:あぁ、いいよ。

夕樹:(コロコロ)成功度6やな。

GM:ん〜、結構高いなぁ…じゃあ、冷静な表情ではあったけど、夕樹だけは『コイツ、結構胡散臭い奴やなぁ』という印象は持った。

夕樹:っていうか、【魅了】に抵抗された時点で大分胡散臭いけどな。(笑)

光:ふむ…じゃあ古手川が席を立って行こうとした背中に向かって、「貴方、最近変な物を拾いませんでしたか?」

古手川(GM):(ピタッ)「…変な物?……いや、拾ってないな」

光:「そうですか……変な物は拾わない方がいいですよ、念の為」

古手川(GM):「君達の方が、よほど変だと思うがね」

光:「まぁ…ゆめゆめ、お忘れなきよう…」

古手川(GM):「…もう、二度と来ないでくれ!」

光:「それは、お約束できません」

夕樹:「貴方次第です」

GM:もう行っちゃうわ。で、ここで一人の社員が近づいてくるわ。

光:「あれ?貴方は先ほどのお姉さん」(笑)

GM:あぁ、そうしよっか。(笑)

女性社員(GM):「あら、貴方はさっきの…」

光:「あ、お疲れ様です。もう戻られたんですね〜?」

女性社員(GM):「えぇ、ちょっと会社に用事ができてね。…さっき、古手川さんと話してたみたいだけど…?何かあったの?」

光:「あ、はい。ちょっと、小金井のことで直接ご本人にもお聞きしてたんですけど…」

女性社員(GM):「あ〜、小金井さんと古手川さんはねぇ〜…仲が悪かったからねぇ〜」

光:「あぁ、やっぱり悪かったんですか」(苦笑)

女性社員(GM):「小金井さんは、厳しいけど部下にも慕われていたし……でも、あの古手川さんは最悪。いっつも上司にヘツらって、部下には嫌なことを押し付けてばっかり!」

月明:最悪て…。(笑)

夕樹:でも確かに最悪。(笑)

光:…きっと、セクハラとかもしてるやろなぁ。(笑)

GM:いや、そこまでではない!一応仕事熱心ではある!(笑)

夕樹:やり方が汚いねんな。(笑)「最近、古手川さんに変わった様子はありませんでしたか?」

女性社員(GM):「ん〜…いっつも変なことばっかり言ってくるしねぇ…」

光:どうしようもない人間やな…。(笑)

女性社員(GM):「…ただ、いっつも鞄を大事そうに持ってることくらいかなぁ…トイレに行く時ですら持っていくし」

夕樹:「…それは当時から?」

女性社員(GM):「いやぁ、当時は違うわね。ここ数ヶ月前からよ」

夕樹:…その辺が怪しいか…洗えるかなぁ、そんな過去…。しかし、トイレにまで持っていかれると…。

GM:ま、何にせよ、そろそろ会社からは出てもらわなアカンな。

夕樹:「古手川さんの住所が知りたい!」

女性社員(GM):「それはちょっと…最近は個人情報云々で煩いし…」

光:そらそうだな。

夕樹:【魅了】で無理かなぁ…。

光:悪い妖術の使い方や…。(汗)

GM:うん、これ以上は無理かな。

夕樹:総務の人とかに【魅了】したら…。

光:したら、【魅了】が解けた後のその人、もう会社にはいれんで?

夕樹:それもそうか、個人情報漏らしちゃった。えへ♪とはいかんか。(笑)

光:記憶は残るからなぁ。

夕樹:しかし困ったなぁ…住所は知りたいところやなぁ…。

光:え、家に乗り込む気?!何も家行かんでも、この会社から張ってれば何とでもできるやろうに…。(汗)

GM:ま、とにかく会社からは出てください。

光:そうやな、会社からは出よう。



4:路地裏の怪人


月明:一回帰ろうや。

光:だな、“千歳”まで戻って対策考えよう。

GM:はいはい、そうしてください。

夕樹:次に古手川に会った時にどう話を切り出すか…どうする?

光:……………今は何時くらい?

GM:そうやなぁ…午後1時くらい。

光:了解。ところで、小金井さんの良く行く場所とかある?

GM:ん〜、ラグビー場とか。(笑)

光:そういやラグビー好きやって言ってたな。(笑:第5話『研修旅行と秘密の部屋』参照)

夕樹:でも通夜の後に行くとは考えられんなぁ。(苦笑)ん〜…どこで消えたか、“千歳”に向かう道すがら探して……あ〜、でも消えたん夜やしなぁ、その時間帯に出歩いてる人とか分からんし…(ブツブツ)…タイムリミットもあるしなぁ…。

GM:ま、一旦“千歳”に戻る?

夕樹:誰か一人は古手川の尾行係に残る?

光:いや、それは退社時間帯にまた来ればいいけど…どうしようか…幻さん、どうします?

月明:ん、何でもええで。

光:いや、何でもええでと言われても…。(汗)

夕樹:幻十郎さ〜ん…「義務感/子供」持ちやっけ…。

光:今回は子供が対象じゃないからなぁ。

夕樹:ウチは「義務感/仲間」やけど。

光:「義務感」は無いなぁ…「慈悲深い」けど。(笑)

夕樹:慈悲深かったん?!(笑)

GM:じゃ、帰ってる途中ですが…何か路地裏から女性の悲鳴が聞こえました。

夕樹:「きゃー!」

光:「女性が危ない!」すぐさま飛び込む!「直情」やし!

夕樹:僕も同じく…「好奇心」で。(笑)

女性(GM):「きゃぁぁぁぁぁぁぁー!!!」

GM:絹を裂くような叫び声です。

月明:ご、ゴキが!!(笑)

夕樹:そういう悲鳴か!(笑)

光:とにかくそこに直行するぜ!

GM:はいはい、じゃあそこに行くと、背中を切られて倒れている女性と、その先には赤と緑の縞模様のセーターを着て茶色の帽子をかぶった男が、どこかに逃げようとはしていますねぇ。

光:「ま、待てぇ!!」即効で【らいげき】放つわ!…人間時やから威力半減やけど。

GM:距離は10mくらいな、攻撃の威力D分の距離なら通常ダメージ、それ以上は半減な。

光:今は人間時だから…威力4Dで、4m?!もっと近づかんと意味がない…!(汗)

月明:…考えんのが面倒くさいから、適当に石拾って投げるわ。

夕樹:まぁ、アリっちゃアリか。石くらい落ちてるやろうし。

GM:あぁ、いいよ。威力は3Dでいいや。

夕樹:それ凄い石やな!(笑)

光:石っていうか、コンクリート片?(笑)

月明:…てことで、ほら、誰か投げぇや。

夕樹&光:自分で投げんのかい!!(汗)

月明:そんな頑張る子じゃないから。

夕樹:ヒーローでしょ!?(汗)

光:…ま、いいや。移動で距離詰めるわ。

夕樹:僕は女性に駆け寄る!

月明:あ、じゃあ俺が石投げるわ。修正は?

光:ちょ、失敗して俺に刺さるとか止めてな。(笑)

GM:修正は…敏捷−4な。

月明:部位狙いで頭狙いたいとこやけど、それしたら目標値が6になってまうから止めよ…(コロコロ)当たった。

GM:(コロコロ)うん、当たったわ。やっぱ威力は2Dにしといてください。

月明:2D?はいはい…10点。

光:またダイス目いいなぁ、こういう時は。(笑)

夕樹:相手がただの人間やったら殺害レベルですね。(笑)

GM:ほんまや。(笑)まぁ、いいわ。じゃあこっちに気づいて振り返った。

光:振り返ると、数mの所に俺が来てる。

GM:OK、じゃあここで戦闘にしよか。


≪戦闘:通り魔≫

GM:こっちの移動値は7.5!

夕樹:女性は生きてる?

GM:うん、すぐ来てくれたからな。

光:位置関係は?

GM:路地にいるとして、その犯人、近くに光。犯人の向こう側に女性が倒れてて、そこに夕樹が駆け寄ろうとしてる。初期位置で幻十郎が石投げた状態やな。

光:了解…見た感じ、人間?

夕樹:え、さっき言ってたやん。セーターに帽子やろ?

光:それはただの服装やろ?俺が聞いてるのは…オーラ的に?(笑)

GM:はいはい、オーラ的にはもう人間じゃありません。(笑)左手に凄い爪があって…顔は凄い醜悪な感じ。一応恐怖判定してもらおか、知力+3で。

光:(コロコロ)5成功。

夕樹:(コロコロ)ん、余裕。

月明:(コロコロ)ん〜、いけた。

光:OK、じゃあこっちも遠慮なく龍の姿にならせてもらう!

GM:せ、狭いな〜。(笑)

光:ギュウギュウ。(笑)女性は気絶してるやろ?

GM:うん、してるってことで。

夕樹:僕も妖怪化しようか…服破れるけど…。

月明:「ジャスティファイッ!!」

他3人:(爆笑)

光:偉いな、ちゃんと言った。(笑)

GM:まぁ言ってもらわなな。(笑)

夕樹:あ、やっぱ人間形態のままで女性のところに行っておく。ってことっで、移動値は6.75。

光:7.75。

月明:俺6.5、一番遅いな。


<光⇒怪人⇒夕樹⇒月明>


<1ターン目>

GM:OK、じゃあ光からやな。

光:はいよ、まずは〔らいげき〕放つ(コロコロ)7成功。

GM:避けは(コロコロ)無理か!

光:あ〜…久しぶりやな、8Dも振るの!……て…。(汗)

夕樹:…をい…何で8個もダイス振って1が4つあるの…?(汗)

光:ダイス目悪いのが俺のクオリティ!叩きで21点!(苦笑)

GM:相変わらずダイスが振るわんなぁ。(苦笑)

光:まぁな…続けて、鉤爪で切る!(コロコロ)お、ここでクリティカルか。

GM:白兵攻撃でクリティカルかよ。(笑)クリティカル表どうぞ〜。

光:表が…(コロコロ)8の効果。

GM:8は…『四肢を狙っていれば、その部位が6ターン使えなくなる。それ以外は通常ダメージ』

光:ちぇっ、まぁ普通にダメージいきますかぁ……切りで20点。

夕樹:何で8Dと5Dでダメージ1点しか違わんの。(笑)

光:3Dの差が無い…しかも爪の方が切りで効率がいい…。(涙)

GM:(コロコロ)あ、でも今のはギリギリで 爪で受けた!

光:何ぃ!?

夕樹:爪同士で…ちょっと格好いい。(笑)

GM:ギリギリギリ…。

光:「ぬぅぅっ…!」

夕樹:じゃあそこで横をすり抜けて女性の所に行く!

GM:OK〜、上手いこと抑えたな。(笑)

光:いい感じやな。(笑)

月明:どんだけ離れてる?

GM:さっきのままやから10mやな。

月明:遠いな!じゃあ走って大振りや!

GM:大振りは命中値に−5のペナルティ。9以下にはならん。

月明:あ、じゃあ9やわ。(コロコロ)お、でもピッタシいけた!2回目の攻撃は大振り?普通?

GM:それも走りながらやから、それも大振りにしといて。

月明:はいはい(コロコロ)2回目は失敗。

GM:ん、コイツ受けはもう一回できる(コロコロ)あ、失敗した。

月明:ん、じゃあ切りで22点な。

GM:はいはい……あ、俺カオスフレアの癖で防護点引くの忘れてた。(笑)

夕樹:ちゃんと引いたって〜。(笑)

GM:はいはい…まだ生きてるよ〜。


<2ターン目>

GM:じゃあ先頭に戻って…って、俺さっき攻撃したっけ?

光:あれ?…あ、してない。(笑)

夕樹:あ、そか。ごめん、先に動いちゃった。(笑)

GM:まぁいいや、その代わり先に動かせてもらいます。目の前の敵を爪で切る…言うなれば、爪切り。(笑)

光:パチン、パチン♪(笑)しっかし…こんな狭い所で果たして俺は避けれるのか…?

GM:それもそうやな、回避に−2してもらおか。(コロコロ)こっちは成功です。

光:爪で受ける!(コロコロ)あ、失敗した。ダメージください。

GM:はいはい、切りで23点。

光:げ、微妙にデカイし…。(汗)

GM:しかも2回攻撃。(笑)もう一回が…(コロコロ)成功してます。

光:一歩下がって避け!(コロコロ)おっしゃ、ピッタリ避けれた!

GM:はいはい、こっちは空振った。

光:よっしゃ、お返しで〔らいげき〕(コロコロ)成功!

GM:(コロコロ)避けれない!

光:ダメージは…叩きで37点!

夕樹:今度は期待値やったね。(笑)

光:うん。(笑)んで続けて爪で切る!(コロコロ)成功!

GM:受け!(コロコロ)あ、当たった…。

光:いい感じや。(笑)ダメージが…こっちが引くくなった…切りの13点…。

夕樹:何で自分、1か6しか出やんの?(笑)

光:知らん…しかも明らかに1のが多いしな…。(汗)

GM:はいは〜い。じゃあそれを喰らって…霧散していきました。

光:あ、あれ?

夕樹:死んだー!(笑)


≪戦闘終了≫

光:え、ほんまに死んだん?

GM:いや、全身が霧になって、倒れてる女性の口から中に入っていきました。

夕樹:えぇー?!(汗)

光:そうきたか…女性にはまだ傷はあるんやな?

GM:うん、あるよ。

光:…とりあえず、“千歳”に運ぼう。

夕樹:そうやね。「へい、タクシー!」

光:「あ、はい…」(背中を差し出す)

夕樹:それがマズイからタクシー呼んだんや!(笑)タクシー捕まえて“千歳”まで帰る。

GM:はいはい。じゃあ千歳が出迎え…千歳はそんなことせんか。(笑)

光:たまにはしてくれ。(笑)

夕樹:あ、タクシーの中で女性に応急手当しとくな。技能なしの修正は?

GM:知力−4で。

月明:…タクシー乗せてもらえるんかなぁ…。

光:あ〜、乗車拒否されそうやな…。

運転手(GM):「お客さん〜…病院に行った方がいいんじゃないですか〜?」

光:「いや、病院よりもいい医師がいるんだ…モグリだけどね」(笑)

夕樹:係りつけの医者が〜でいいやん。(笑)

GM:まぁ乗せてもらえたってことで。(笑)

夕樹:(コロコロ)成功はしたから、血止めくらいはしたよ。

光:じゃ、巴さんに事情を説明しておこう。

巴(GM):「なるほどね…分かった、こちらで処理しておくわ」

夕樹:あと霧を吸い込んだこともね。

GM:そうやな。頭の方に入ってった感じやから。

光:まぁ口からと考えればそうか…。「これこれこういう訳で、この女性の体内に妖怪が入り込みました…怪人シザーハンズ(仮)が!」(笑)

夕樹:あくまで(仮)ね。(笑)しかし、肝心の小金井さんがまだ見つかってない…。

巴(GM):「ふむ…なるほどね。とにかくこの女性はこちらで預かって治療するから、引き続き小金井さんを探してください」

光:「分かりましたー!」

夕樹:…とはいえ…なぁ…思いつくのが古手川の尾行くらしか…。

光:俺としては…結局のところ、この怪人シザーハンズ(仮)が何だったのか、凄く気になるが…。

夕樹:あ、そういえばその女性の身元とかは分からん?持ち物とかから。

光:免許とかな。

GM:ん〜、そうやなぁ…まぁ分かるけど、特に何でもない一般女性ですね。

夕樹:ジャープとも関係ない?

GM:ん〜、無いなぁ…今回の一連の事件でジャープと関係あったのは、最初の専務のやつだけ。次のやつからは特に関係はない、とされてる。

光:ふむ、なるほどね…ま、これで惨殺事件の犯人は捕えたと逆に発想しよう。ということで、主目的である小金井さんを探しますか。

夕樹:そうやなぁ…一体どうなってしまってるんかなぁ…難しいなぁ…。

月明:ただの家出ちゃう?

夕樹:いや、危ないからな?家出させたら。(笑)

GM:そうやな…普段はともかく、今日だけは特に家出させたらあかんな!(笑)

夕樹:やな。(笑)しかし、何をしたらいいか思いつかない…。



5:警察署での再会


GM:あ、じゃあそこでTVからニュースが流れてきました。何と…。

月明:「あ、アレに映ってるの、小金井さんじゃないか?」

GM:その通り!

月明:あ、当たった。(笑)サウナやろ?

GM:「はぁ〜い♪今日はこの…」ってハッテンバじゃなくて。(笑)連続殺人事件の重要参考人として、小金井さんが警察に連行された、というニュースです。

光:連行されたんかい!(汗)

夕樹:あ〜、でもそれなら千歳さんの公的権力でこの日だけは出してもらうってことを…。

GM:いやぁ…いくら千歳でも、そこまでは無理なんですねぇ…。ちなみに、何でそうなったかというと…あ、ジェイソンマスクも押収されてます。

光:それはマズイ!警官の誰かに憑いたら…右手にチェーンソー、左手に拳銃とかやりかねん…。(汗)とりあえず警察に乗り込もう!

夕樹:そやね、千歳さんに口利きしてもらって、とにかく会うだけ会わせてもらわないと…。

月明:いやぁ…無理じゃない…?(汗)

光:厳しい、だろうなぁ…重要参考人だし…。

夕樹:え〜、無理かぁ?

GM:さすがに無理やなぁ…何日がかりならできるやろうけど…。

夕樹:それじゃ時、すでに遅しやなぁ…。

月明:ま、乗り込むのが一番手っ取り早いやろ。どこの署に捕まったん?

GM:まぁ難波署でいいわ。あくまで重要参考人で、今まさに取り調べが行われてるところ。まだ逮捕ではない。

光:あぁ、じゃあ下手に事を荒立てるより、それが終わるまで警察の前で待ってる方がいいかもな。

GM:待ってたら…夜になってまうわけよ。

光:あ、そうなるか…。

夕樹:とにかく、マスクをどうにかしないと…。

光:ま、まずは警察に行く。

GM:はい、着きました。

光:「小金井さんに会わせてください」

警官(GM):「いや、今はちょっとそれは…取調べ中で…」

光:(遮る)「それどころじゃないんです!とにかく会わせてください!…あ、私の名前は緋色です」(笑)

月明:ヒーローです。(笑)

夕樹:…どうやってマスクを受け取るか…それが問題で…(ブツブツ)…。

月明:もう、アレちゃう?誰でもいからマスクつけさせて、暴れさせたらいいねん。んで、そこを取り押さえたら…。

夕樹:妖怪の存在が明るみに出たらアカンねんって!(汗)

光:…というか、小金井さんは何をそんな落ち着いて重要参考人なんかやってるん?

GM:あぁ、連行されたから。ん〜……さっき光、ちょっとゴネたよなぁ?

光:うん、ていうか今も。

GM:…OK、じゃあ会えたことにしよう。じゃないと話が進まんわ。(苦笑)

光:お、会えた。ゴネるもんだ。(笑)

GM:うん、取調べが今終わって、夕方5時くらいになりました。

光:「小金井さん…お疲れ様です」

小金井(GM):「ん?…あぁ、君達か…」

光:「話は後で。今はとにかく帰りましょう」

小金井(GM):「それなんだが…あのマスクを何とかしないとな…」

光:「そうです!日没まで後2時間を切ってるんですから!」

小金井(GM):「それがだねぇ…少し、大変なことになっているんだ…」

光:「いや、大変なのはアンタだ!」(笑)

小金井(GM):「まぁ、それはそうだが…僕はいいんだ。それよりもマスクを返してもらわないといけないわけで…」

光:「それは警察?それとも古手川?」

GM:…あれ?ちょっと待ってな?…(シナリオ確認中)…っ!!ごめん!間違えてた!マスクは警察に押収されたんじゃなくて、その前に誰かに盗られててん!

夕樹:ヤベ…。(汗)

月明:それ、エラい違いやで?(笑)

光:「まぁ…何となく察してます。古手川ですね?」

小金井(GM):「し、知ってるのか?」

夕樹:「怪しすぎですから、彼」(笑)

光:っていうか、そうなると盗られたのって…結構前じゃない?

月明:あの鞄は何やったんやって話やな。(笑)

夕樹:数ヶ月前からって言ってたもんなぁ…。でも盗られたのは昨日じゃない?

GM:うん、そうやで。

夕樹:妖怪の影響を受けだしたのが数ヶ月前ってことやね。

月明:妖怪鞄と見た!

光:妖怪鞄…。(笑)

小金井(GM):「実は私は…昨日からしばらく古手川に拉致されていた…」

PC3人:いぃぃぃぃー?!(汗)

夕樹:「そ、それ、警察に言いました?」

小金井(GM):「拉致され、逃げ出したところ後、今朝のニュースになった事件現場に居合わせてしまって、そのまま警察に連行を…」

光:な、なんちゅーか…ツイてねぇなぁ。(苦笑)「何というか…凄い1日過ごしましたね…」

GM:何せ「不幸」持ちやからな。(笑)

夕樹:まぁそうでもなければジェイソンマスクに憑かれたりせんやろなぁ。(笑)

GM:実は伊吹の側にいて、伊吹の「幸運」と相殺して普通に保っててん。(笑)

月明:でも実は伊吹ばっかり得して、どんどん小金井は…。

光:残り少ない幸運まで吸い取られていくねんな。(笑)

月明:そ〜そ〜。(笑)

GM:そういうわけではない。(笑)

小金井(GM):「と、ともかく古手川を何とかしないと…」

光:「じゃあ探しましょう!古手川の住所は分かりますか?」

小金井(GM):「それは分かるが…今の時間なら奴はまだ会社だろう」

月明:「というか、アイツはマスク盗って何しようとしてんの?」

小金井(GM):「奴はだなぁ…」

月明:「遊び?つい?」

光:「ついカッとなってやった?」(笑)

小金井(GM):「いや…どうも、俺への復讐らしい」

月明:「マスク盗るのが復讐かよ〜」(笑)

小金井(GM):「いや…奴の目的は、今までの自分の殺人の罪を俺に擦り付けることだ」

月明:「…え?ってことは…今までの事件は全部古手川がやったちゅーこと?」

小金井(GM):「そういうことだ」

夕樹:あれ?じゃあさっき路地裏で女性切りつけたのは?

GM:それはまだ分からん。

夕樹:…古手川を直接問い詰めた方が早そうやな…。

GM:古手川自身はこのマスクを盗って…あと、奴自身も何かしらの“モノ”を持ってるらしい。同じような呪いのアイテム的なものを。

光:あぁ、なるほどね。それが数ヶ月前から、ってやつか…。

GM:そうそう。それで更にマスクを盗ることで、強化しようとしつつ…これまでの殺人の罪を全て小金井に押し付けちゃおうっていう作戦、らしい。

光:あぁ、なるほどねぇ。そこそこ隙の無い作戦やけど…。

月明:小金井にバレた時点で隙だらけやん。(笑)

光:そうやな、ツメが甘い。(笑)

GM:いや、ほんまは小金井を殺すつもりやってんけど、逃げられてしまったってことや。

光:あ、そういうことか。

夕樹:小金井さんが頑張ってんな。(笑)しかし…急がんと、さっきのニュース見て逃げんかなぁ?どっちにしろ時間は無さそうや…。

小金井(GM):「ちなみに奴の持っていた“モノ”とは…爪だった」

光:「…ひょっとして、ソレで切られると…こういう傷跡になりませんか?」ってさっき受けた傷を見せる。

GM:あぁ、3本の爪跡があんねんな。(笑)

光:そうそう。(笑)「さっき、それっぽいのとやりあいましたよ?」

小金井(GM):「そうか!…奴は…誰かの頭の中に入らなかったかい?」

光:「あぁ、倒れていた女性の頭の中に」

小金井(GM):「そうか…!」

夕樹:「その女性は“千歳”に預けてあるし、霧が入ったことも伝えてありますけどね。警戒はしてくれてるはず」

GM:ここで知力−2で判定してみて。

夕樹:(コロコロ)余裕3成功。

光:(コロコロ)ジャスト成功。

月明:(コロコロ)…まぁ二人分かったからいいやろ…全然分からん。この人、何言ってるんやろ。

夕樹:一人だけ分からない。(笑)

GM:じゃあPC知識として、その爪といえばあの…“フレディの爪”やねん。

月明:エルム街の悪夢や…。

GM:その通り。あれは…映画の内容としては、夢の中で人を殺して、現実でも同じ人を殺してしまうっていう話やねんけど…現実世界ではフレディってめっちゃ弱いらしいねん。(笑)夢の中では強いねんけどな。そうやって夢の中で殺すことで恐怖心を植えつけることで自分が強くなっていく。んで忘れ去られると、逆に力が無くなっていくねんて。だからとにかくいっぱい人を殺していかんと、力が弱くなってまうわけよ。

夕樹:へぇ〜…。

GM:それに取り憑かれた古手川は、最初にまず邪魔な専務を殺して、そっからどんどん無関係な人まで襲うようになっていった、と…。

夕樹:なるほどね〜。

光:それってつまり…フレディV.S.ジェイソン?(笑)

GM:そういうことです、そっから取ったからな!(笑)

夕樹:そっからか!(笑)

光:しかし、今は古手川が一人で二つを独占か…爪とチェーンソーの二刀流かよ…。(汗)

月明:それ…爪の意味ないやん。(笑)

夕樹:ほんまやな!リーチ違いすぎる!(笑)

光:爪が邪魔でチェーンソーのエンジンかけられへん。(笑)

GM:あ、チェーンソーやけど…実はあれ、嘘やねん。

光:へ?そうなん?

GM:何かイメージだけやねん。ジェイソンは実際にはチェーンソー使って人を殺したことは無いねんて。

PC3人:へぇ〜、そうなんや!

GM:うん、殺すのは全部斧とか鉈とかやねん。たまたまチェーンソー持ってるシーンが有名になってもただけで。

夕樹:そ、そうやったんや…。(笑)

GM:つまり…鉈の起源はひぐ●しじゃなくて、ジェイソンやってん!(笑)

月明:そういうこっちゃな!(笑)

光:確かに…チェーンソー持ってたら、音でどこにいるか分かりやすいから、逃げやすいよなぁ…とは思ってた。(笑)そうやったんか…。

GM:うん。(笑)まぁジェイソン=チェーンソーっていうイメージから生まれた妖怪やから、小金井の持ってるマスクを着けると武器はチェーンソーになるけどな。

光:ま、そこはこの世界の法則やからな。

GM:そうそう。

小金井(GM):「とにかく、古手川を捕まえてくれ!」

光:「え…い、いやいや、何で人事?一緒に行きましょうよ」(笑)

小金井(GM):「いや、行くのは行くが…」

夕樹:今は普通の一般人やねんな?

GM:うん、だから弱いで。

光:じゃ、戦いの中でマスク奪って着けてやればいいさ。

夕樹:着けたらアカン、着けたらアカン!(汗)

月明:しかし、奪うも何も、どうやって?そもそも今どこにいるのか…。

光:それは会社やろ、確か会議とか言ってたし。

月明:あ、そか。

夕樹:しかしいきなり強襲かけると警察呼ばれるしな…誰か《人払いの結界》とか張れる?もしくはそういうNPC呼んでくる?

光:確か鈴が使えたな。

夕樹:そういや、取ってたなぁ。他にも、空も飛べるし【衣装】もあるし…意外と便利キャラやねんなぁ…。

光:いらんことさえ、せんかったらな。(笑)

夕樹:まったくや。(笑)鈴使うのに、CP使う?

GM:うん、一応使って。

月明:別に使わんでも、強襲かけたったらいいんちゃう?

夕樹:だぁかぁらぁ、妖怪の存在バラしたらアカンねんって!

月明:俺はバレへん!TVに出てるヒーローで通る!

GM:何一人だけ助かろうとしてんねん。(笑)

夕樹:未使用CP使うよ〜…はぁ。

光:じゃあパスは“鈴”への“借り”やで。俺らは取りたくない。(笑)

月明:そ〜そ〜。(笑)

夕樹:はぁ…いいよ。じゃあビルの周囲に《人払いの結界》張ってもらうよ。

GM:すると…どうなるんやろう。

光:皆残業することなく、帰っていく。まぁ…放っといても、そろそろ退社時間やけど。(笑)

GM:そうやねんなぁ。(笑)

社員(夕樹):「何か今日は早く帰らなアカン気がするなぁ」(笑)

社員(光):「一杯、やってく〜?」(笑)

GM:ジャープはしっかりしてるからな、時間キッカリ帰ってもらわんとな。(笑)

夕樹:じゃあ人がゾロゾロ出てったところで、突入しよか。

光:ん、そうしよう…古手川が人ごみに紛れて出てったら、どうしようもないけどな…。

月明:ていうか、古手川は不審に思わんの?皆急に帰ったけど…。

夕樹:それは入り口張ってたら大丈夫!

GM:まぁ不審には思うかもしれんけど…。

夕樹:じゃあ皆が帰ってしまう前に、受付で古手川がどこにいるかを…。

GM:受付も終了して、帰ってもてるで。

夕樹:いや、だから結界張る前に…。

光:ええよ、人ごみの中からあのお姉さんを見つけて捕まえる。「あ、お姉さん!」

GM:あぁ、いいねぇ。(笑)

女性社員(GM):「あら、貴方は…よく会うわねぇ」(笑)

光:「これは…もう運命ですね!何か糸みたいなもので結ばれてますよ、僕達」(笑)

夕樹:ええから、早よ聞け!タイムリミットがー!

光:はいはい…。「ま、そのお話はまた後日。古手川さんが今どこにいるか分かります?」

女性社員(GM):「古手川さんは…忙しい方だから、もうすでに出ていかれてるわよ?他の会社に行くとかで…」

光:「え…そ、それはどこに?」

女性社員(GM):「いやぁ…それは分からないわねぇ」

光:「誰ならわかりますか?」

女性社員(GM):「それは…古手川さんと同じ部署の、海外事業部の人かしら」

光:「どこにいますか?」

女性社員(GM):「え〜っと…(辺りを見回して)何だか今日は、皆急いで帰るわねぇ…私も忙しいから早く帰らないとダメなんだけど……あ、あの人。森岡さぁ〜ん!」

光:「も、森岡さん?」(笑)

GM:ちょっとキレ気味の女の人です。(笑)

森岡さん(GM):「…何?貴方達…」

夕樹:女の人?【魅了】(コロコロ)はい、成功。こっちは一刻を争ってんねん、ペラペラ喋ってくれ!

光:な、何でプレイヤーがそこまで焦ってんの?(汗)

月明:ほんまに…。(汗)

森岡(GM):「え〜と…東京の方にある取引先の企業に…」

夕樹:遠いわ!間に合わへん!「…え、何時頃に?」

森岡(GM):「確か…会社を出たのは3時頃だったかしら…」

夕樹:もう電車の中や、あとはバロウズに任せよ…。(汗)

光:「お住まいはどこか、御存知です?」

森岡(GM):「それは、大阪のどこかだったと思うけど…」

夕樹:いや、もう諦めよ。2時間で東京着くのに、3時間前やったらどうしようもない。

月明:対処療法でいいやん、暴れてから捕えたらいいねん。

光:…そんな人任せな…。(汗)

GM:……違うねん!

光:へ?

GM:問題は夢やねん!

光:あぁ、夢…って言われても…。

GM:夢について聞いてほしかってん!

光:はぁ、じゃあ…「最近、変な夢とか、見ました?」とか?

GM:いや、ちゃうねん。まず…夢の中で殺すねん!

月明:でも誰が狙われてるか分からんやん、今までもほとんど無差別やし。

夕樹:まぁ、今はあのさっき助けた人が狙われてはいるけど…。

GM:そう!…言ってしまえば、戻ってほしかってん!

光:あ?…あ〜…あ〜あ〜あ〜。(納得)

月明:GMが答え言うてるし。(笑)

GM:ごめん、上手く導けんかった…。(涙)

光:じゃ、“千歳”に戻るかー。…千歳と巴が側にいるところで暴れるかなぁ?(笑)

夕樹:間違いなくボコられて終わる。(笑)

光:帰ったらもう終わってそうや。(笑)ま、とりあえず帰ろうか。

夕樹:そうやね…帰ろう。あ、一応鈴にはついてきてもらうで…CP払ってるし。

光:いらんことされそうやけど…。(笑)

夕樹:「結界だけ張って、いらんことするな!」って言っといたらいいねん。

光:そんな言うこと聞く子じゃないでしょ。(笑)

GM&月明:確かに。(笑)



6:フレディ&ジェイソン


GM:え〜っと…じゃあ“千歳”に戻ったら…もういいや、玄関前にいるわ。(笑)

光:玄関前ー?!(笑)

GM:今まさに中に入ろうとしてる。(笑)

光:普通に正面からかい!(笑)

GM:はい、正面からです。(笑)

光:「え〜っと…お客様でしょうか?お一人様ですか?」(笑)

GM:接客された。(笑)振り返ったら、仮面と爪を付けた男です。(笑)

光:「え〜、開店まであと30分ほどかかるのですが…」って言いながら近づく。

GM:めっちゃ「はぁはぁ」言ってる。(笑)

光:ここって、店の前ってことは人通るんじゃね…?戦えるんか?

GM:まぁ少ないけど、いるのはいるなぁ…。

夕樹:鈴の結界があるから、問題ない!

GM:あぁ、そっか。じゃあ人がいない。

夕樹:これで心置きなく戦えるで。

光:そか、じゃあ遠慮なく龍の姿になるわ。「どうぞ、お引取りを…」(笑)

GM:そうやな…じゃ、戦闘しよっか。(苦笑)

夕樹:そうしよ〜。(笑)

光:「小金井さんは、マスク取れるまで下がっててください」

GM:ほんまや…。

夕樹:あ、小金井さん、鈴の人払いの結界の対象になってたりせん?(汗)

GM:それは対象から外せばいいだけやから、大丈夫。

月明:…別におらんでもいいしな。(笑)

夕樹:それもそうか。(笑)

GM:じゃ、戦闘いこかー。


≪戦闘:フレディ&ジェイソン(古手川)≫


<1ターン目>

光:そういや、さっきの路地裏でのダメージが回復してねぇ…。(汗)

GM:そういやそうやな、1日経ってないしな。

光:ん〜…ま、いっか。このゲームはそうそう死なんし。

月明:死んだら死んだで、代わりおるし。

夕樹:私が死んでも…。(笑)

光:代わりはいるもの。(笑)

GM:移動力はさっきと同じ、7,5な。

夕樹:じゃあ行動順はさっきと一緒やね。


<光⇒古手川⇒夕樹⇒月明>

光:じゃ、俺からだ。

夕樹:あ、服脱がないと…。

光:痴女がいた。(笑)さて、じゃあ…。

GM:〔らいげき〕からやな。

光:そうやな、〔らいげき〕……からなんは決定なんや。(笑)まぁ正解やけど(コロコロ)ん、成功。

GM:避け(コロコロ)あ、失敗した。

光:じゃ、ダメージが叩きで36点。次は爪やけど…。

夕樹:あ、距離は?

GM:距離はなぁ…大振りになるかなぁ…。

光:いや、めっちゃ至近距離で話しかけてた。(笑)

夕樹:あ、そうやん。(笑)

GM:そうやな、光は大丈夫。(笑)

夕樹:あ、小金井さんに弱点とか聞いてみる。

GM:ジェイソンは…特に無い。マスクだけやったら移動ができんくらい。フレディも同じようなもん。…言うなれば、「腕を切り落とせ」くらい。(笑)

月明:うっわぁ〜。(笑)

光:え、それはチェーンソー持ってる腕ってこと?それともフレディの爪の腕と顔のマスクの2箇所ってこと?

月明:マスク…もう、首飛ばしたったらいいねん!(笑)

GM:腕なら爪のある方でもチェーンソーの方でも、って感じやな。

光:了解、じゃあまずはダメージでかそうなチェーンソー側の腕からいこうか。爪を部位狙いで−4して(コロコロ)成功!

GM:受け(コロコロ)れない!

光:ダメージは切りで16点。

夕樹:生命力の半分以上で使えなくなるんやっけ?

GM:そういうルールやけど…それ、どう考えても一発やから、全HPの1/4にしよう。

光:それもそうやな。(笑)ま、まずは腕を少し傷つけておくわ。

GM:はいはい。じゃあフレディ&ジェイソンとなった古手川ですね。3回攻撃な、爪で2回、チェーンソーで1回。距離関係なしでそれぞれに一発ずつ。

月明:俺2回受けできるけど、誰かのも受けたらあかんの?

GM:別にいいで。

光:じゃ、俺は一歩下がって+3で受ける(コロコロ)受けたわ。

月明:残りの2発を俺が受けるわ(コロコロ)ん、2回とも受けた。

GM:な、何ぃ?!そんな高いんか?!(汗)

月明&光:受けが12あるから。(笑)

夕樹:危な…ウチだけ10やったんか…。(汗)んで、ウチやな。1ターンかけて服脱ぐ〜。

月明:…そもそもチェーンソーで人が斬れるかっての!光はどっちの腕狙ったっけ?

光:チェーンソーのある方。

GM:右腕ですね。

月明:じゃあ俺もその腕に2回攻撃するわ(コロコロ)2回とも成功したで。

GM:(コロコロ)あかん、どちも当たった!

月明:え、両方?情け無いやっちゃなぁ。

GM:う、うるさいなぁ。(汗)

月明:一回目は19点の切り、二回目が22点の切り。折れた?というか、千切れた?

光:いや、切り落とした、やろ。(笑)

GM:……あ、腕飛んでった。

月明:な、ナンマンダブ…。(汗)まぁ…誰か治してくれるやろ、腕くらい。(笑)

夕樹:うん、くっつく、くっつく。(笑)

光:ここに前例がいるぜ!(笑)


<2ターン目>

光:んで、戻って俺やな。今度は部位狙いで左腕に〔らいげき〕(コロコロ)ん、成功。

月明:首落とした方が早いんちゃう?(笑)

光:それもちょっと…。(笑)

GM:それは(コロコロ)お、避けた。

光:ちっ…続けて左腕に爪で切りかかる!(コロコロ)これもギリ成功!

GM:受け!(コロコロ)これまた受けちゃいましたよ〜!

光:あっれ〜…まぁいい、これで受けを一回使わせた。

GM:そうやな。攻撃も腕一本飛ばされて2回攻撃になってもたんか…。

夕樹:そうやね、んで古手川の番や。

GM:…フレディ&ジェイソンと呼んでほしいな。

夕樹:古手川でいいがな。(笑)

光:もはやジェイソンの名残てマスクだけやしな。(笑)じゃ、F&Jで。

GM:F&J!それで。(笑)2回攻撃で爪で切る(いっコロ)夕樹と光に一回ずつ!(コロコロ)どっちも成功!

夕樹:受けたらいいねん!一歩下がって受け!(コロコロ)尻尾で受け止めた!

光:一歩下がって受ける(コロコロ)…げ、失敗した…爪すり抜けて指の付け根切られた…。(汗)

夕樹:痛ー!指長くなる!(汗)

GM:22点の切りで。

光:10点通って1.5倍の15点…残りHPが38点。さっきのが地味に残ってるなぁ…。

夕樹:じゃあウチの番!〔火炎〕で(コロコロ)成功や!

光:あぁ、部位狙いせぇへんねんや。

月明:もういいんちゃう?胴体で。

光:え〜、両手両足、最後に首じゃないの?(笑)

夕樹:足やらんでいいし!(笑)

GM:(コロコロ)ん、当たってる。

夕樹:当たった?じゃあ33点の火炎ダメージ!

月明:あ〜あ、店が燃えた…。

GM:うん、後ろの暖簾が焦げた。

光:あ〜あ、知らね。(笑)

夕樹:…ま、まぁいいや。ついでに殴りかかる…と見せたフェイント。次の人用に(コロコロ)…はははは!成功度0!

GM:フェイント?(コロコロ)成功度5や。(笑)

夕樹:意味なかったなぁ〜。(笑)

月明:じゃあ、部位狙いすんの面倒くさいから普通に切りかかるわ。(コロコロ)2回とも命中、部位狙いしてたら当たらんかった。(汗)

GM:(コロコロ)一回目当たった、2回目は避けた。

月明:ダメージは…切りで15点。

GM:はいはい。


<3ターン目>

光:じゃ、俺か…。俺は左腕を奪いたい!まずは〔らいげき〕(コロコロ)あ、失敗した!(汗)俺も暖簾にトドメさしたかもしれん。

GM:うん、暖簾が燃え尽きた。(笑)

光:っちゃぁ〜…。(汗)続けて爪で左腕狙い(コロコロ)こっちは成功。

GM:それは受けで(コロコロ)受けた。

光:また受け使わせて終わりか…。

夕樹:じゃあ次はJ&F。

GM:J&F…そろそろヤバイなぁ…技使わせてもらおか。必殺〔エルム街の悪夢〕を!全員、恐怖判定を6Dで振ってください。抵抗は「知力」−5な。

PC3人:(コロコロ)抵抗は無理〜!

GM:じゃあ6Dで恐怖判定な。

月明&夕樹:(コロコロ)19!

光:(コロコロ)な、何でここでデカイ目が…21。(汗)2回切られてトラウマが…。

夕樹:一体この技でどんなトラウマが生まれるんやろ。(笑)

月明:夜に一人でトイレに行けなくなるとか?(笑)

光:「ちょ、ちょっと幻さん…ついてきて!絶対扉の外にいてよ!?」(笑)

GM:21の方は『パニック』、1Dターンの間叫びまわったりしゃがみこんだりする。以後、ターン毎に「知力」判定。

光:(いっコロ)4ターンやな…ちょっとだけ混乱しとく。「あぁ…だから…だからホラーは見たくないって…」(涙)

月明:「あ〜あ〜漏らしちゃって…これやから15歳は…」

光:ジョボジョボジョボ…全長5mやから、相当な量出ますよ。(笑)

GM:19の人は5点負傷。

月明:い、一体何があったんや…。(汗)

光:怖くなって自分の首を掻き毟ったんやろ。(笑)

月明:5点どころじゃねぇー!!(笑)

GM:あと、2Dターン『スリープ』な。

月明:高い目のがいいんかい!(コロコロ)はい、7ターン。

夕樹:(コロコロ)11ターン…。(汗)

光:あれ、漏らした俺が一番軽いぞ?(笑)

GM:まぁ19の二人は「生命力」で回復できるから。これで終わり。

夕樹:じゃ、ウチやな。まずは回復を(コロコロ)はい、クリティカル。一瞬で覚醒した。(笑)

GM:あれ。(笑)まぁ、このターンはそれで終わりやな。

月明:多分無理やで〜(コロコロ)ほら、無理や。

GM:じゃあ寝といて、どうせ変な妄想してんねんやろ。(笑)

月明:間違いないわ。(笑)


<4ターン目>

光:えっと、まずは「知力」か(コロコロ)…まだ泣き叫んでる。(涙)

夕樹:ダメだこいつら…早く何とかしないと…。(汗)

月明:もう…帰りたい…。

光:そうだな…夕樹さん、俺「知力」はなかなか成功しないんで、アレだったら次のターンに俺の首元撫でてください。

夕樹:え?首…?…って〔逆鱗〕?!そんな所触らせるな!(汗)バーサークするんやろ?

光:うん。(笑)

夕樹:嫌だ、自力で戻れ。(汗)

光:ちぇー。

GM:じゃあこっちの行動やな。(いっコロ)光に1回、幻十郎に1回攻撃、どっちも自動命中な。

夕樹:ピンポイントで狙ってきたー!(汗)

光:まだ持ってくれればいいけど…。

GM:一回目が22点の切り、二回目が21点の切りな。

光:まだ生きてるっちゃぁ、生きてる。(汗)

夕樹:仕方ないから〔火炎〕放つー(コロコロ)ん、成功してる。

GM:(コロコロ)おっと、当たったか。

夕樹:じゃ、22点の叩きダメージ。んで…殴りたいけど…ダメージ低いしなぁ…。

GM:あ、幻十郎はさっきのダメージで正気に起きてくれていい。光は『パニック』状態やから、起こしにいってくれたら+5のボーナスあげるわ。

夕樹:は〜い。「光君!しっかりしなさい!!」パーン!パーン!

光:「ぐっふぁぁぁー!!」…何点ダメージ?(笑)

GM:ダメージはいいわ。(笑)

月明:じゃあ俺は起き上がって終わり。


<5ターン目>

光:じゃ「知力」+5で(コロコロ)あぶね〜、何とか成功して正気に返った。「お、俺は一体何を…うわ!何だこの臭ぇ水溜り!」(笑)

夕樹:「漏らしたからぁ〜」(笑)

GM:じゃ、光はそれで終わり。次はF&Jやな。(いっコロ)夕樹やな。

夕樹:一回目は普通に受け(コロコロ)失敗した。二回目は一歩下がって避け!(コロコロ)これもダメ。

GM:一回目は切り、二回目は刺しな(コロコロ)一回目は切りで19点、二回目は8点…ダイス目低い!!1ばっかや!(汗)

夕樹:ん、まだ立ってる。(笑)で、こっちのターンやな。〔狐火〕(コロコロ)ん、成功。

GM:(コロコロ)そぉれは避けましたねぇ。

夕樹:避けた?じゃあ続いて尻尾パンチだ!(コロコロ)ん、当たりかけてんで。

GM:1Dやっけ?…まぁいいや、受けたろ(コロコロ)うあ、その受けにすら失敗するという…。(汗)

夕樹:ダメージが…1点。(笑)

GM:効かねぇよ!(笑)

夕樹:ビビらせたかってん!受け使わせたかってん!(笑)

月明:じゃ(コロコロ)2回とも成功。

GM:(コロコロ)一回目は受けた、二回目は1、1、3で避けれた。(笑)

夕樹:せっかく受け使わせたのにぃー!(汗)


<6ターン目>

夕樹:あ、でも受け減った状態で光なら…。

光:いや、ターンの頭に戻ってるから関係ない。俺が殴る時は敵の受けが全快してる。(苦笑)

夕樹:あ、そか!(汗)

光:ってわけで、もう部位狙い止めて普通に〔らいげき〕(コロコロ)ん、成功。

GM:(コロコロ)お、避けれた!ここにきて急に動きが良くなった!

光:ちっ、当たらねぇなぁ…。じゃ、爪で切る(コロコロ)お、ギリ成功。

GM:それは受け(コロコロ)れなかった。

光:何か久々にダメージ出すなぁ…切りの20点。

GM:切りの20点かぁ…痛ぇ…。(汗)じゃあ次はF&Jが(いっコロ)2回共夕樹に。夕樹がよく狙われてます。(笑)

夕樹:はいはい。(笑)

GM:(コロコロ)ん、一回目切り、二回目も切りで成功してるよ。

夕樹:一回目は受け、二回目は一歩下がって避け(コロコロ)あ、どっちも失敗した〜…。

GM:一回目は切りの21点、二回目は切りの16点。

夕樹:…(計算中)…お、HP1点残った。

光:の、残り1…。(汗)

月明:死ぬやん…。(汗)

夕樹:このターンで落とせばいいねん!じゃあ〔狐火〕で(コロコロ)成功。

GM:避けてくれ!(コロコロ)あかん、当たった。

夕樹:う〜ん、低めで25点の火炎。

GM:ん、まだ死なんぞ〜…ふぅ〜ふぅ〜…。

光:めっちゃ、ふーふー言ってる。(笑)

古手川(GM):「ふー!ふー!…ここは熱いでござるなぁ」

光:何で急にゴザル調?!(笑)

夕樹:で、通常行動消費して『天狗の霊薬』使うわ、HP20点回復。

GM:はいはい、じゃあ幻十郎。

月明:…もう殺すかー(コロコロ)2回共命中。

GM:(コロコロ)うわ、二回共当たった。(汗)

月明:一回目が切りで17点、二回目が切りで13点。

GM:はいはい、まぁだ生きてますよ〜。


<7ターン目>

光:ターンの頭やな。…そろそろ当たってくれ!〔らいげき〕!(コロコロ)ん、成功!

GM:(コロコロ)あ、当たった…。

光:「シビれな!…俺に」…1が3つも…ダメージが叩きで29点!

夕樹:一応期待値くらいか…。

光:基本1しか出んから。(笑)続けて爪!(コロコロ)成功!

GM:(コロコロ)だめだ、当たった!

光:…まぁた1が2つも…切りの16点!

GM:…や、ヤバイな…マイナスいった!生死判定を3回!?まず一回目(コロコロ)セーフ…二回目(コロコロ)セーフ、セーフ!三回目!(コロコロ)よっしゃ、セーフ!!

夕樹:まだ耐えるか!(汗)

光:っていうか、−15点いってたんや。(笑)

GM:いや、もっといってるよ。(笑)ええ感じやな。じゃあF&J、とりあえず攻撃するしかない!(コロコロ)…何故かダイスは2回共夕樹を殴れといってます!(笑)

夕樹:そんなに俺が好きかー!!一歩下がって受け!二回目は避けのみ!(コロコロ)一回目は受けた、二回目は当たった。まぁ一発じゃ落ちんやろ〜。

GM:一回だけか…切りで26点!

夕樹:あ、生命力−9や。気絶判定(コロコロ)はい、気絶!!ていうか、6、6、5て攻撃やったらファンブルやん。(汗)

GM:まぁこれは関係ないけど…よぉし、一人気絶させたぞー!

月明:「くらえ!ルネェ…ジャスティ…!!」

光:え、「瞬間」取ったん?

月明:………え??

GM:あんたの必殺技は1ターン集中必要でしょ。(笑)

月明:…誰や、そんなメンドくさいことしたん!!

他3人:自分や!!(笑)

月明:はぁ、じゃあ止め!普通に殴る!(コロコロ)ん、2回共成功!

GM:避ければいいねん!!(コロコロ)おっしゃぁ!2回共避けれたー!!

月明:えぇ?!…あ、このタイミングで「集中する」って言えばいいんか。(笑)

夕樹:そうそう。(笑)


<8ターン目>

光:え〜、幻さんの集中が入ったところで…〔らいげき〕で。(笑)

GM:これで終わるんちゃうん。(笑)

月明:ちょっ…さっき言っておけば良かった…。(汗)

光:タイミング難しいよな。(笑)(コロコロ)ん、成功やで。

GM:避ければいねん!(コロコロ)…あかん、当たった…。

月明:終わったか…。

光:ダメージが…叩きで29点!

GM:29ぅ〜?…まだ生命力の5倍ではないけど…5回判定で耐えたらいいんやろ?!(コロコロ)ほら、一回目は全然OK〜。(コロコロ)二回目も大丈夫ですよー!(コロコロ)3回目もギリギリ大丈夫ですよー!!(コロコロ)4回目、むしろクリティカル!?(コロコロ)5回目も普通にいけた!!(爆笑)

夕樹:どんだけ耐えんねん!!(笑)

光:耐えたところ悪いけど…爪で切るな。(笑)(コロコロ)ん、成功。

GM:受けたらいいねん!(コロコロ)ほぉら受けたったぁー!!

月明&光:頑張りすぎやねん!!(笑)

光:「すまない、幻さん!後は任せた!」

月明:「おぉ!今度こそ……」

光:いや、行動順的には先に敵だ!(笑)

月明:あ〜、もぉ〜!!(笑)

GM:2択やな!(いっコロ)それぞれに一回ずつや!

光:一歩下がって受け!(コロコロ)成功!

月明:俺も同じく(コロコロ)受けた!

GM:あ〜もぉ〜!!…撃てばいいやろ!!

夕樹:ヤケになっとる。(笑)

月明:全力攻撃でダメージ+5する!それでダメージが…。

光:落ち着け!まずは命中判定や!(笑)

月明:あ、そっか!(笑)(コロコロ)はい、当たった。

GM:避けたらいいねん!(コロコロ)あかーん!ファンブルしたぁー!!

PC3人:(爆笑)

月明:ということは、攻撃側のクリティカルやな。クリティカル表が(コロコロ)10、ワクワク…。

GM:何やねん、もぉ〜…ここにきてファンブルて…。

月明:10は…『通常ダメージ。威力ダイスの1と2は3と見なす』やって!

光:おぉ、いいねぇ!

月明:「ルネェ・ジャスティィス!!!!」……クリティカル表のおかげで3が4つできた。

光:つまり、普通やったらそんだけ1と2があったってことやな。(笑)

月明:…刺しで34点!!

GM:そ、それはさすがに……はい、HPが生命力5倍いきました!

全員:(爆笑)

夕樹:さすがにそれは死んだやろ〜。(笑)

GM:うん、さすがに無理だ。

月明:最後はちゃんとボッカ〜ン!!って爆発しなアカンねんで。(笑)

GM:じゃあ爆発したわ!

光:「ち、“千歳”がぁぁー!!」

光&夕樹:(声を揃えて)「「やったのは全部幻十郎さんです」」

全員:(爆笑)

月明:張り切りすぎたわ。(笑)


≪戦闘終了≫

GM:ド〜ン!!と爆発した背景に、ジェイソンの仮面が飛んでくるわ。

光:そしてそれが小金井さんの足元に転がってくんねんな。

小金井(夕樹):「やはりこれは…俺にしか扱えん」(笑)

光:え、しかもこれはフレディの爪も小金井さんの物やろ?(笑)

夕樹:小金井さんが公式的パワーアップ?!(笑)

小金井(GM):「本当の敵は…俺だ!」(笑)

夕樹:こっから第2戦?!(笑)

光:ボロッボロやで、俺ら。(汗)まぁ小金井さんに仮面と爪を渡して…「さ、急いで隠れ里へ!」

小金井(GM):「う、うあぁぁぁ!!殺したい…!殺したいぃぃぃー!!」

光:「じゃ、ごゆっくり♪」パタン。(扉を閉めた)

GM:ん、じゃあ上手いこと隠れ里の部屋に閉じ込めて、中で暴れてるわ。

光:ふぅ…あ、あの女性はどうなった?

GM:あぁ、それはもう回復して無事やで。

光:そかそか。

夕樹:ところで…気絶してんけど、誰か治療してよ…。伊吹さ〜ん…。(涙)

伊吹(GM):「あれぇ?…ちょっとぉ、一人倒れてるじゃない……って、あぁぁ!!あの辺焦げてるじゃない!!」

夕樹:「外したのは光です!」

光:「最後に爆発させたのは幻さんです!」

月明:「いや、火飛ばしてたのは…って、皆悪いねん!皆!」

GM:門潜って店に入るまでの庭園みたいなのがグチャグチャになってます。(笑)

夕樹:僕気絶してるから関係ないもん。

光:関係なくはない!(汗)「あ〜、一晩ゆっくり休んだらちゃんと直しますから…」

GM:じゃあ罰として全員で掃除してください。(笑)

月明:解決したのにぃー?!

夕樹:ほんまや。(苦笑)

月明:え、罰は何々?

GM:もっかい庭園の作り直し。

月明:む、無茶言いやがって…。(汗)

GM:川原とかから石運んできてください、飛び散って粉々になってるから。

光:大丈夫!ホームセンターに『庭園用・砂利』って売ってるから!(笑)

伊吹(GM):「買出し、手伝ってもらいますからね!」

光:「それはもちろん!」

夕樹:今日は寝てるけど…気絶中やし。

GM:まぁ、そんな感じで…。

光:小金井さん、パワーアップのお話でした。(笑)

夕樹:いやいや!フレディの爪は壊れたやろ!?

光:え、壊れたん?

GM:いや?爪も手に入れて小金井さんがF&Jになった。(笑)

夕樹:爪も貰っちゃったんや!(汗)

光:古手川は…やっぱり死んだん?

GM:そらなぁ…マイナス突っ切ったからなぁ、あれは無理やわ。

月明:爆発したしな。(笑)

光:粉々?!行方不明扱いやん。(笑)

GM:死亡で止めてくれたら、まだ罪も暴けてんけどな。(苦笑)

光:だぁって、どんだけダメージ与えても耐えるんやもん。(苦笑)

GM:うん、俺が耐えさせてしまったから仕方ない。(苦笑)

光:ん〜、まぁ…古手川は行方不明扱いってことで。

月明:ま、2人殺してるし。

光:そうやな、2人殺して一人に怪我負わせたからな。

月明:2.5人なら死刑やからな、裁いたった。

GM:まぁ、そういうことかな。じゃあ次の日、小金井さんが出てくるわ。めっちゃ憔悴しきった顔で。

小金井(GM):「ふぅ…13日の金曜は疲れる…」

光:そうそう無いはずやねんけどなぁ。(笑)

月明:7、8ヶ月に一回くらい。(笑)

光:「お勤め、ご苦労様です」(笑)

GM:ほんまにお疲れやわ。(笑)

光:隠れ里の中、ボッロボロになってるんちゃう?

GM:まぁ、何も無い世界の部屋やからな。

月明&光:精神と時の部屋。(笑:某超大作アニメ)

月明:余計おかしくなってまうわ!

光:仮面取っても発狂してまう…。

GM:多分、精神のタフさがどんどん鍛えられてってんねん。(笑)

月明:だから独身なんちゃうん…。

GM:どうなんかな…正直、この人の観点にはついていけへんのかもしれん。(笑)

夕樹:まぁ、それも仕方ないかもな。(笑)

GM:ま、小金井はこれでジェイソンとフレディの呪いを一身に受け止めてるってことです。

月明:お疲れさんです…。

光:新しい爪も、飼い慣らさんといかんしな。(苦笑)

小金井(GM):「この爪…使い慣らせてみせる…!古手川のためにもな…!」

光:最後だけ綺麗に締めくくった。(笑)

GM:まぁこんな感じで今回のお話は終わりですね。


Fin.





座談会と成長


夕樹:CPくれ〜。

GM:そうやなぁ…どんどん強くしたいし、10CPで。

夕樹:未使用CP使ったから、実質9CPかぁ〜…。

光:「一本木さん!未使用CP払うんで、僕の爪に〔雷〕属性をつけてください!」あの紫の石を取り出す!

月明:そんなん、あったなぁ!(笑)

GM:雷属性で+1Dかぁ〜…。

一本木(GM):「よかろう!…ワシの弟子になるのならな!」

光:「よろしくお願いします!」

一本木(GM):「では、まずはその爪を剣に取り替えてやろう!」シャーコシャーコ…。

光:あ、めっちゃ爪研いでもらってる。(笑)

GM:で、途中であのめっちゃ熱い炉の中にも入れられる。(笑)

光:「ぎゃぁぁぁぁぁー!!!!」(汗)

夕樹:それのただの拷問やで?!(汗)

GM:熱した後に、鍛え直すねん。カーン!カーン!(笑)

光:「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!!」(滝汗)

一本木(GM):「…ふぅ、立派な剣の爪ができたぜ!」

光:はぁ…はぁ…あ、ありがどうぼざいまずぅぅ…」(涙)

夕樹:息も絶え絶え。(笑)

光:これでOK?何CPにする?

GM:1CPかなぁ。

夕樹:1CPでそんな美味しいの?!

光:確かに1は少ないな、3CP払うよ。

GM:そうやな、じゃあ3CPで。

夕樹:3CPでも十分美味しいけど…。ウチのもう一個のキャラの鰐にも青の石つけてあげて。

GM:青は…水か氷やな。

シルヴィア:「ほらよ、俺は黒色だけでいい」

夕樹:そうなんや。(笑)これで鰐君が氷の牙でも手に入れたかな。

光:俺はこれで〔らいげき〕8D(叩き)と〔爪〕6D(切り)の2回攻撃になった。で、残り8CPは…全部【調理】につぎ込むかなぁ…これ以上バイト代減らされたら適わん…。

夕樹:そういう使い方?!(笑)

光:…よぉっし、一気に3レベル上げて【調理】14にしちゃうゾー♪

GM:どんだけ上げんねん!(笑)

光:これで残り5CPか…これは残すかぁ。あ、追加HPを1CP分だけ上げて残り4CPで終わり。

夕樹:ウチはまた今度考える〜。貯めて大きく成長させたいし…。

月明:俺は…疲れたから今度でいいや…。

光:ふむ…俺もいつかは2回攻撃取りたいなぁ…。

GM:どんだけ強くする気ですか…。(汗)ま、今回はこんな感じで終わりで〜す。



おしまい