第16話 : 災厄の始まり




目次

0:これまでのおさらい 1:嵐の予感
2:カーチェイス 3:寝起きイノシシ、寝落ちPL
4:三重妖怪ネットワーク 5:到着、多度大社
6:思わぬ再会と死闘 〜座談会〜




0:これまでのおさらい


GM:はい、こんばんはー。

PC4人:こんばんはー。

GM:では、百鬼、夜行…?

月明:夜行ではない。

GM:百鬼夜翔か…の第16話、始まるよー!

夕樹&凛:わぁー♪

GM:前回のシナリオとしては…何したかなー?

シルヴィア:ゴルフした。

夕樹:あぁ、したなぁ。

GM:順を追っていくと…まずは人さらい事件があったな。

夕樹:あった、あった。

月明:さら、われた…(皿割れた)。

シルヴィア:確か廃工場に集められとって、回収しに行ったな。

GM:そうそう、それで廃工場にいたのが…何か、改造された人間達やったっけ。妖化人間というか。

シルヴィア:ああ、“奇骸”(あやがら)食わされた人間、だっけ?

GM:食わされた、ってか身体に取り込まされた感じやけど。まぁ、そういうのがいました、と。…あれ?何で山王丸太志に会いに行ったん?

シルヴィア:その廃工場の所有会社やったからや。

GM:そっかそっか、それで山王丸社長と会ったんか。

夕樹:そう、それで色々あって…接待ゴルフすることになったんやっけ。

シルヴィア:うん。ゴルフして…その後に戦闘に持ち込んだらもう一人のヒーロー妖怪の天司、だっけ?あいつが出てきた。

GM:そうや、日高天司やな。こいつは昔、目の前で恋人を妖怪に殺されてから、全ての妖怪を憎むべき敵として見るようになったって奴や。そうこうしながらも…山王丸の固有結界の中で戦って…。

夕樹:大参事やった(笑)。

GM:金に目がくらむ空間やったな(笑)。それで撃退して、天司が傷ついたから病院に預けて…そこで終わったんか。

シルヴィア:そうそう。

GM:まぁまぁ、ここまでがあらすじやな。

月明:そんな内容やったっけ…。

シルヴィア:そうだよ!(笑)

GM:じゃあおさらいはこんなもんにして…一応自己紹介からいこか。

シルヴィア:座り順でいこか。


◆PC@:葛葉 夕樹

夕樹:座り順でPC@に昇格した、葛葉夕樹です(笑)。前回からの成長といえば…HPとか防御点、妖術抵抗を上げて生存能力を重視しました。あと〔狐火〕の威力を2D上昇させた、っていう全体的な強化を図りました。

GM:地道な強化やな。

夕樹:そうそう、これが大事。あ、あと(いっコロ)あ、今回は女性の姿で出陣みたいです。

シルヴィア:ああ、あくまでランダムなんや。

夕樹:そうです(笑)。途中でコロコロ変えるけど。


◆PCA:シルヴィア・テスタロッサ

シルヴィア:ほんじゃPCA、シルヴィアです。前回から…防護点を1点上げたのと、妖術で〔武器の腕〕を取得した。ただ形が分離型のマント、「武器としては扱えない」って限定を付けた。完全に「武器受け/止め」と宣言するためだけに作った感じやな。

GM:ああ、なるほどね…。

シルヴィア:強化はこれだけかな、前回のCPはこれで使い切った。以上。


◆PCB:坂上 凛

GM:はい、ではお次ー。

凛:凛だよー。凛ちゃんは…何もしてないよ?

GM:え、強化してへんの?

夕樹:ああ、貯めてるん?

凛:うん、そのうち新しい攻撃を覚えるよ!未使用CP50点の状態!

シルヴィア:つまり…今回のシナリオで、凛一人の力でNPC50人まで呼べるで(笑)。

GM:ネットワークの妖怪、全員呼べる(笑)。

凛:そんな勿体無いことしないですぅ〜!(笑)


◆PCC:月明 幻十郎

月明:えーっと…月明、やっけ?

シルヴィア:そうやで(笑)。

夕樹:何故自分の名前を聞く(笑)。

月明:…特に成長してません。ということで。

GM:はいはい、幻十郎さんも貯金ね。



1:嵐の予感


GM:はい、では天司を<挺身病院>に預けたところから始めましょか!えー…ってことは阿倍野にいるから…あべのハルカスの近くやな。

夕樹:時代がどんどん進んでいく(笑)。

GM:じゃ、一旦『千歳』に戻りましょうか。

夕樹:電車?車?ゴルフ場の帰り道なんだよね?

GM:まぁ車やろなぁ。

夕樹:じゃあ「運転/自動車」で(コロコロ)4成功。

GM:無事に『千歳』まで帰ってこれました。出迎えてくれるのは、千歳と巴です…が、千歳さんからお話しがあります。

千歳(GM):「大変な報告があったわ」

夕樹:「なんだってー?!」

GM:まだ何も言ってへん(笑)。

千歳(GM):「敵の組織<闇喰>だけど…海外で大きな妖怪の封印を解いていたって話、覚えてる?」

シルヴィア:「そういや、クラーケンがどうのって言ってたな」

千歳(GM):「そう、そうやってあちこちで妖怪の封印を解除して回ってるのよ。その封印を解除した妖怪と、それに対抗する妖怪…結果、どちらかが死ぬわけよ。で、どちらかが死ねば…」

夕樹:「奇骸が、出てしまう?」

千歳(GM):「そういうこと。そしてそれを<闇喰>の連中が回収をする…。そういったことが世界中、地球規模で起こってるらしいわ。そしてその波がついに、この日本にも来たってことみたいなの」

夕樹:えらいこっちゃ…ナイトフォッグは何しとんねん(笑)。

千歳(GM):「というわけで…私の方にもついに招集がかかったので…」

夕樹:赤紙来ちゃった!(笑)

GM:そういうことやな。それで千歳と巴は、中国地方に行くことになりました。

シルヴィア:え、そんな飛ぶ?ウチらは関西担当とかじゃないの?

GM:基本は関西担当なんやけど、ちょっと中国地方は手薄な上に…こう、伝承的にも…ヤマタノオロチ的なものが…(笑)。

シルヴィア:そういうことか!敵がそんだけ厳しいんか!(笑)

GM:そうなんです(笑)。

千歳(GM):「で、貴方たちにお願いしたいのは…恐らく三重県から出るであろう、一目連(いちもくれん)の討伐です」

シルヴィア:え、アイツって三重なん?

GM:どうも、そうらしいで。

夕樹:へー、そうなんや…倒しちゃっていいの?奇骸も回収しつつ?

GM:そうやな、できれば奇骸も回収してほしいな。

夕樹:一目連は…目が一つ?目目連じゃないもんね?

シルヴィア:それはむしろ、目がいっぱいの奴やろ(笑)。

GM:まぁ、そういうことになりました。

夕樹:なるほどー…我々は一目連について知ってるんだろうか…。

GM:それは判定ですねー。技能で【妖怪知識】とかになるけど、なければ「知力」−4とかですね。

シルヴィア:目標値8(コロコロ)あ、全然聞いたことねぇわ。

夕樹:(コロコロ)あかん、僕も失敗だ。知らんなー、マイナーやなー。

月明:(コロコロ)お、6で成功した。

凛:(コロコロ)全然あかーん。

GM:まさかの幻十郎だけが知っているという状況…(笑)。

シルヴィア:知っているのか、幻さん!(笑)

月明:うむ、知っておるぞ!(笑)

シルヴィア:教えてくれ、一目連ってのはぁ何なんだ?!

GM:さぁ、言ったれ!(笑)

月明:いちもくれん…?それは、アレやん…わぁーって、なる奴(笑)。

夕樹:あかん、知ってても語彙力がない!(笑)

GM:まぁ一応巴が代わりに言いたいことを伝えてくれるわ(笑)。

巴(GM):「一目連というのは、三重県で封じられている、神様クラスの妖怪ね」

月明:いぃ?!名前だけなら全然強そうじゃないのに!(笑)

GM:元々台風の妖怪やからな。

夕樹:ああ、台風の目、みたいなとこから発生したんか。

GM:厳密にいうと違うけど、まぁイメージはそんな感じ。

シルヴィア:まさか三重県にそんなもんが封じられてたとは…。

GM:言ってまえば、台風規模のでっかい…例えるなら全長30kmとかの感じ。

夕樹:デカイにも程がある…!

シルヴィア:マジで普通に自然災害を相手にするようなもんじゃねぇか…(汗)。

夕樹:まぁ、そういう所から派生した妖怪、ってことなんやろうけど…。

シルヴィア:…え、今回事前に確認したらシルヴィアでいいって言われたけど…竜崎のが良かったんじゃね?

GM:あぁ、大丈夫。光もNPCとして強制参加やから。何故なら…貴重な乗り物やからな(笑)。

シルヴィア:そういう扱い?(笑)確かに〔搭載〕Lv3やから3人まで載せて飛べるけども。

GM:大事やで〜、そういうの(笑)。まぁそういうわけで、一目連への対処なんやけど…大妖怪やから討伐は難しいと思うし、もちろん他の関西の討伐チームも出てる。その中の一部として参加してほしい、と。

夕樹:つまりは…一戦闘員や、イーッ!(笑)

シルヴィア:懐かしいな、イーッ!(笑:第8話『武士の居場所』参照)

GM:というか、そもそもまだ復活はしてないから、復活を阻止することが一番大事なんやけどな。

夕樹:ああ、そういうことか。

GM:まず封じられてる所を探して、見つけて、守りを固めろと。

シルヴィア:え、封じられてる所、分かってないの?

GM:大体、くらいでしか。

夕樹:なんとまぁ…。

GM:それ以上は情報収集次第やな。

夕樹:まずは『一目連について』ってとこやね。これは普通に調べるのでいいのか、いきなり未使用PCなのか…。

シルヴィア:え、まずは普通に伝承とかから当たろうぜ(笑)。

夕樹:それはそっか(笑)。じゃ、【コンピュータ操作】いこか(コロコロ)OK、2成功。グー●ル先生教えて〜!

GM:成功?じゃあねぇ…色々あるんやけど、三重県の多度大社ってところに祀られてんねんて。

シルヴィア:マジかよ…毎年上げ馬神事やってる、有名所やぞ…。

GM:一応調べたけど、ここ天目一箇命神(あめのまひとつのみこと)って神様が祀られてて、この神様が一目連と同一視されてるって伝承が残されてる。そういうイメージもあって、一目連はここ、多度大社に封じられているんじゃないか……という、フィクションの設定です。

夕樹:そこ、言うとかんとね(笑)。

シルヴィア:(のプレイヤー)そうかー…多度さんかー…こないだ行ったばっかやなー…(笑)。

夕樹:まぁ、とりあえずそこに行って調べるのがいいのかな。他の討伐部隊の人との連携は、ボクらはどうしたらいいの?何か指揮系統があって、それに従えー…って感じではない?各々勝手に動けーでいいの?

GM:まぁ、各々勝手に動けー、の方やな。

シルヴィア:あ、そうなんや。

GM:やから…遠征なんて、ただの旅行と変わらんよ(笑)。

夕樹:おやつは何円までですか?(笑)

シルヴィア:血液はおやつに入りますか?(笑)

GM:生臭すぎるやろ(笑)。とりあえず、今一番考えられるのはその多度神社です。

夕樹:そっかー…じゃあ、行きますか?

シルヴィア:三重県か…。

夕樹:車?電車?

シルヴィア:少し距離のある所にローカル線が一本あるだけやから、車で行こう。大丈夫、大き目の駐車場あるから(笑)。

夕樹:めっちゃ詳しいよ、シルヴィアさん!(笑)「千歳さーん、ETCカード貸してくださーい」

千歳(GM):「まぁ、ETCくらいならいいわよ」

夕樹:よし、これで高速乗り放題♪

シルヴィア:後で給与から天引きされてるんやろ(笑)。

夕樹:何故?!仕事なのに?!(笑)

月明:…え、誰の運転?

夕樹:はーい♪

シルヴィア:このネットワーク、人数いるけど免許あるの巴さんと真田さんと夕樹の3人だけなんさ(笑)。

月明:なんと(笑)。

GM:あーっと、ここで全員の所持金決めとこか。「赤貧」は6万円、「標準」で15万ですね。

シルヴィア&夕樹:6万でーす。

凛:ふふん、15まーん♪

月明:…あれ、「どん底」っていくらやった?

GM:あ、0円です(笑)。

月明:0…まぁええわ、金なんて飾りや!

シルヴィア:そんなことはない(笑)。ああ、行く前に〔吸血符〕1枚作ってみよ…(コロコロ)お、珍しく成功した。

月明:なんやった、それ?

シルヴィア:エナジードレインの〔符術〕、買うと5万するからさ。

GM:ああ、行く前に<一角堂>で買い物してってもらってもいいで。

夕樹:お、行く行く!


<一角堂>

GM:はいはい、じゃあ<一角堂>にきました。

天野(GM):「あら、いらっしゃいませ〜」

シルヴィア:「やぁ、司さん」

天野(GM):「貴方たち、今日は一体どうしたの?」

月明:「買い物ー」

夕樹:「討伐部隊に参加することになっちゃって」

シルヴィア:「三重県に行くことになったんだよ」

天野(GM):「あらぁ、あの討伐部隊に参加するのね?」

夕樹:「そうなんですよ〜。何かお役立ちアイテムとかないですかねぇ?」

シルヴィア:(アイテム欄を見て)……この『一度風属性攻撃を無効化する符』って、命綱じゃなかろうか…(笑)。

夕樹:確かに台風を相手にするかもしれんからね!(笑)

天野(GM):「え〜っと…確かに一目連は物体としては台風のようなものとされているけど…恐らくイメージとしては…暴風雨。雨風というよりは、主に雷を想定した方がいいかもね〜」

シルヴィア:…やべぇ、風なのか水か、雷か…。

夕樹:全部買ったら、瞬間で金が飛ぶ(笑)。

月明:当たらなければ!

シルヴィア:どうということは…!いや、当たるしな基本、このゲーム。

夕樹:確かに(笑)。ん〜、そうなると…必要そうなのは回復アイテムか…。

シルヴィア:「…よし、〔護雷符〕を2枚頂こうか」

天野(GM):「毎度あり〜♪」

月明:俺も前回までの金があったから、回復する線香買った。それで所持金なくなったけど。

夕樹:ボクも『天狗の霊薬』2つと〔護雷符〕2枚買うわ、これで所持金0や。

GM:全員、金使い切ってくな(笑)。

シルヴィア:回復は3枚ある〔吸血符〕で凌ぐかね。

夕樹:確かに雷を用心した方が良さそうやもんね。ボクはいざとなったら…『伊吹の不思議ドリンク』がある!(笑)

GM:ランダム効果次第でHP減る時もあるで、それ(笑)。買い物はそんなもん?じゃあそれを見届けた辺りで千歳、巴、小金井さん、伊吹は島根県に向かうことにしました。

シルヴィア:島根…出雲の国、か…。

GM:そう。で、店に残るのが真田さんと泉かな。

シルヴィア:あとは、若菜ちゃんは?

GM:若菜瞳ちゃん、やったな。この娘は…留守番組やな。あ、あと真壁も(笑)。

シルヴィア:おったな、真壁!(笑)

夕樹:そら家から離れられんから、自動的に留守番やわな!(笑)

GM:まぁ、そういう編成ですね(笑)。



2:カーチェイス


GM:準備が整ったら、泉も【運転/自動車】取ったから運転はしてくれるわ。

シルヴィア:しばらく見ないと思ったら…車校に通ってたのか(笑)。

夕樹:免許取り立て?(笑)

月明:泉の運転?…怪しいなぁ〜(笑)。

泉:最近頑張ってずっと通って、ようやく取れたんですよ!(笑)

シルヴィア:初心者マークはちゃんと貼ったか?高速は絶対無理するなよ!?(笑)

GM:運転もそうなんやけど…どの道で行くか、ってのも考えてほしいんさ。

シルヴィア:高速使っていいなら一回京都側に上って新名神高速道路。一般道路なら阪奈道路で一回奈良に出て、天理から名阪道路使うのも手かな。

夕樹:木津川から南山城、伊賀方面へ抜けて行く手もあるでよ。

シルヴィア:ああ、なるほど…。ただ多度さんが桑名で北側、三重県と岐阜県の境目付近やから、新名神が一番ロスはないかな。ETCが経費で落ちるならば。

GM:落ちる、落ちる(笑)。じゃあ新名神でいい?

夕樹:いいと思うよ。

シルヴィア:あ、さっきの話やけど、光も同行と考えていいの?

GM:いいよ、連れてって。

夕樹:バンタイプの車じゃないと、ちょっと狭いかもね。

GM:まぁ大き目のバンで行きました。(コロコロ)泉の運転は成功してます。

夕樹:よし…三重県までは無事に行けた、でいいの?

GM:………さぁ〜?それはどうかな〜?

夕樹:あれ?泉さん、判定成功したのに(笑)。

GM:それは大丈夫。車は普通に向かってるんやけど…何時に出発?

夕樹:そら朝からじゃない?

シルヴィア:そやな、渋滞してなければ3時間もかからん、8時前に出れば昼前には着くよ。

GM:なるほど…普通ならそうやな。じゃあ車を走らせていると…途中、後ろから大きな物体が…

夕樹&シルヴィア:物体?!

GM:迫ってきています。

シルヴィア:振り返って確認するけど…。

夕樹:なーんだ、●濃のトラックかー(笑)。

GM:んー、西●のトラック並みのサイズ…のイノシシが…。

夕樹&シルヴィア:イノシシ?!

夕樹:乙事主(おっことぬし)様?!(笑)

シルヴィア:祟神にはまだ成ってないな?!(笑)

GM:なってない。トラック並みの速度で追いかけてきてるな。

夕樹:…一体、何事…。誰かアレ、知ってる人ー?

シルヴィア:…………今夜はボタン鍋か…。

GM:食べれるんかなぁ…コイツ…。

シルヴィア:それ、周りの車は大丈夫なん?周りの状況は?

GM:位置としては、山に囲まれたエリアをイメージしてくれたらいいわ。周りに不思議と車の姿はない。

シルヴィア:っと、〔人払い〕か…。「泉、振り切れ!」

GM:そういうことですね(笑)。

夕樹:ああ、カーチェイス的なものになるんや!

GM:そうそう。

シルヴィア:窓から手を出して、相手の進路を妨害できる?

GM:もちろん。

月明:…ここにおやつで持ってきたバナナの皮があるで?

全員:(爆笑)

GM:マリ●カート的発想やな!(笑)

月明:ということで、ポイッ。

GM:いやー…さすがにトラックサイズのイノシシは、それでは滑らんなぁ(笑)。

シルヴィア:ただ窓からゴミ捨てただけやん(笑)。

夕樹:さすがに初心者マークの泉には荷が重いで、ボクが運転するよ。

GM:ああ、運転する?じゃあ途中から泉と交代してたことにしよか。


《特殊戦闘:巨大イノシシ(?)》

GM:じゃあ、こっから特殊ルールです。【運転/自動車】の成功度とこちらの判定値の差分で近づいたり遠ざかったりします。

シルヴィア:どんだけ引き離せばクリアなん?あと、最初は何m離れた地点でスタート?

GM:そうやなぁ…まずは、どの時点で気づいたか、やな。知力判定の成功度×10m、それの一番数値がデカイ人のでいいや。

夕樹:(コロコロ)10成功しました(笑)。

シルヴィア:もうそれで決まりやろうけど…(コロコロ)俺は2成功。

凛:(コロコロ)凛ちゃん、5成功〜。

月明:(コロコロ)そもそも気づいてない…。

GM:失敗しとるんかい(笑)。じゃあ夕樹のが採用で…100mか!

シルヴィア:バックミラーに映り込んだ時点で気づいた距離やな、それ(笑)。

夕樹:思わず二度見しました(笑)。


<1ターン目:距離100m>

GM:じゃ、改めて【運転】判定してみてください。

夕樹:はーい。(コロコロ)お、6成功。アクセルベタ踏み、ガァー!

シルヴィア:「おいおい、どうした。急に運転が荒いな」

GM:ん?…ああ、2成功やでまだ気づいてへんのか(笑)。

シルヴィア:そうそう、急に夕樹が飛ばしだした、くらいにしか思ってない(笑)。

夕樹:「…いいか、驚かずによく聞け。後ろから…イノシシが追走してきている…」

シルヴィア:「は?…まぁ山の中だから野生の動物が道路に出てくることも…(振りかえって)って、デカッ!遠近感がおかしくなる…!」

夕樹:「あれは…ただのイノシシじゃない…INO-SHISHIだ!」

GM:KUMAみたいなもんか(笑)。こっちは「敏捷」で判定やな…(コロコロ)低い…9成功。30m追い付きました。

夕樹:一気に近づいてきた…!こっち120kmは出してんのに…!

GM:ようはこっちは、140qくらいで走ってきてるってこっちゃ(笑)。

夕樹:スピード違反ですよ…!

GM:さっき言ってた妨害、する?

シルヴィア:今、これで70mになった?…さすがに射程外か?

GM:ああ、そっか。威力分×mやからな。精度下げればもうちょっと伸びるけど。

シルヴィア:8m…ギリギリまで近づかんと、無理やな。あんま制度下げると意味なさそうやし。夕樹、頑張れ。

夕樹:ゴールは?何m話せばクリアやった?

GM:どうしようなぁ…カーブがくるまで(笑)。

シルヴィア:ああ、勢いあまって真っすぐ突っ込ませて落とすんや(笑)。

夕樹:どこでくるの、そのカーブ?!(笑)

GM:それはまぁ、もうちょい先やな。ちなみに追い付かれたら、車ごと吹き飛ばされます。


<2ターン目:距離70m>

GM:とりあえずまだ直線やで、2回目の判定どうぞ。

夕樹:(コロコロ)うわ、4成功。

GM:…あ、あれや、カーブがくるかどうかの判定しよか。

夕樹&シルヴィア:何判定や、それ!?(笑)

GM:あれや、今回の「運」値をまず決めて、それで判定しよ。

夕樹:そういや、それがあったか!3Dの合計やったね。

シルヴィア:(コロコロ)今回の俺の「運」値は16らしい、結構高いぞ。

夕樹:(コロコロ)あかん、ボクは9や。

GM:…それやと「運」判定で、シルヴィアが高確率でカーブを引き当ててまうな…。やっぱ1Dして「出目1」やったらカーブがきたことにしよか。

夕樹:ああ、その方が分かりやすいか。

シルヴィア:なんや。「運」値はさっきのでいい?

GM:うん、それはそんでいいよ。じゃ、まずはカーブがくるかやってみて?

夕樹:シルヴィア振ってー。

シルヴィア:あいよ(いっコロ)ありゃ、2だった。

GM:じゃあまだカーブじゃないですね。で、こっちの「敏捷」判定か(コロコロ)9成功。差分5やから50m一気に近づいたな。

シルヴィア:残り20m?!

夕樹:でもボチボチ〔妖術〕の射程圏内に入りそうやね。


<3ターン目:距離20m>

GM:さぁ、またカーブかどうか、やってみるんだ。

夕樹:ここ大事やで〜。

シルヴィア:(いっコロ)あかん、6や!

GM:ドストレートの道ですね(笑)。

夕樹:じゃあアクセル踏み込むぜ!(コロコロ)ん、6成功!

GM:お、上がったな。(コロコロ)こっちも6成功、同値やな。

夕樹:距離変わらず、やね。


<4ターン目:距離20m>

シルヴィア:今度こそ、カーブこい!(いっコロ)あかん、3!

夕樹:【運転】は(コロコロ)悪くない、7成功。

GM:(コロコロ)あれ、こっちは6成功や。むしろ10m離された…。

夕樹:よし!


<5ターン目:距離30m>

シルヴィア:いい加減カーブこい!(いっコロ)だめだ、5!

夕樹:直線区間で追いかけられてるね。(コロコロ)う〜ん…(コロコロ)4成功か、一応これで普通なんやけどね。

GM:4かぁ〜…(コロコロ)あー、ごめん。10成功した。

夕樹:それは無理。一気に詰められた。

GM:ドーーン!!!

シルヴィア:うぉわぁー!

夕樹:ぎゃーー!!

GM:これは、高速道路から車ごと落下しましたね。

《特殊戦闘終了》

シルヴィア:ガッシャーン…。

夕樹:光君、ガンバレ!

光:いぃ?!…でもとりあえず窓から飛び出して即〔巨大化〕、さすがに車抱えて飛ぶのは無理か…。

GM:そうやな、落下速度を落とす程度やな。一応今回はNPC扱いやし。

光:了解。「皆さん、しっかり捕まっていてください!」

GM:…あ、軟着陸できて落下ダメージ0か。やっぱ未使用CP使ってもらおうかな。

シルヴィア:おぉう、最後の1点が。まぁでも自分のキャラやし、使うよ。

夕樹:…でも僕、一回も判定失敗はしてないからね?

シルヴィア:それは確かにな。ていうか、イノシシの成功度がやたらと高かったからな。

GM:判定値17でやってたからな(笑)。

夕樹:こっち0.5CP分だけの技能なんですよ、勘弁してくださいよ(笑)。

GM:まぁ…これは仕方ない(笑)。

シルヴィア:とりあえず光の力で着地はできた、でいいな?

GM:うん、いいよ。で、落ちてきた上を見ると…そのままの勢いでイノシシがボーン!って落ちてきた(笑)。

シルヴィア:き、きたぁー(笑)。

夕樹:ってことは、イノシシさんは落下ダメージですね(笑)。

GM:あー…そうなるか…落下ダメージは1m毎に1D−1点か…10mから落ちたから(コロコロ)うぉ、34ダメージか。

夕樹:一撃くらったくらいのダメージが…(笑)。

シルヴィア:未使用CP使った甲斐があった(笑)。

GM:…結構、効いたな、これ…(汗)。

夕樹:ただの自滅ですよ、それ(笑)。

シルヴィア:とりあえず話しかけてみようぜ。「おい、何のつもりだ、このブタ野郎!」

イノシシ(GM):「…我…豚デ無シ…」

シルヴィア:あ、そこちゃんと否定するんや(笑)。

夕樹:ていうか、喋れるんや(笑)。

GM:ああ、ここで「知力」−2で判定してみて。

シルヴィア:(コロコロ)‐2がなければなぁ…失敗や。

夕樹:(コロコロ)僕はそれでも4成功。

GM:じゃあ夕樹は知ってた。奈良県に出てくるイノシシの妖怪・猪笹王(いのささおう)やな。

夕樹:ああ、体に笹生えてるイノシシの神様か。

GM:笹…というか植物というか…まぁ諸説あるから、何ともいえんけど。イメージとしてはまんま、もの●け姫に出てくる乙事主を思いうかべてくれたらいいわ。

シルヴィア:うん、分かりやすい。

夕樹:「何でこんなことをするんだ!」

猪笹王(GM):「我…目覚メタリ…」

夕樹:「何に?殺意の波動とか?!」

GM:いや、封印からやな。

シルヴィア:あ、何、コイツも封印されてたクチ?

GM:うん、言うてもコイツも大妖怪に分類されるからな。つまり…もうここら辺の封印が解かれ始めてるってことで…。

夕樹:特に理由のない暴力が我々を襲ってきたんやな(笑)。

GM:つまりはそういうことです(笑)。運がなかったな。

シルヴィア:バカな…今日の「運」値は16あるのに…(笑)。

GM:これがどのルートを使うか、で変わったんさ。まぁどのルートでも、その土地の妖怪に襲われるんやけど。

夕樹:京都なら京都で酒呑童子とか出てきてたんかなー…。

シルヴィア:大江山?えらいルート外れたな、それ(笑)。

夕樹:「まぁ封印されてたってことは…別に倒してしまっても構わんよね、これ?

シルヴィア:やっちゃえ、夕樹!(笑)「ああ…今夜はボタン鍋だな…」



3:寝起きイノシシ、寝落ちPL


GM:じゃ、ここからは普通の戦闘にしよか!

夕樹&シルヴィア:よし、起きろ二人とも!(笑)

月明&凛:ん〜………Zzzzz…。

夕樹&シルヴィア:寝るなぁぁぁぁー!!!


〜月明&凛のプレイヤーが寝落ちしていたため、ここまでの大半を夕樹&シルヴィアだけで進めていました(笑)〜

月明:ん……俺のバナナの皮で何とかなったやろ…?

シルヴィア:何ともならんかったんやって!(笑)

凛:ん〜………Zzzz…。

夕樹:勝手に未使用CP使ってしまうぞ?50点くらいあったヨネ…?

凛:……それは、アカン…(もそもそ)…どういう状況…(状況を描いたボードを見て)…敵、ゴキブリ?

GM:違う、俺の絵がアレなだけで、体長10mくらいのイノシシや!(笑)

凛:なんや…じゃあ大丈夫…Gやったら、アカンかった…。

シルヴィア:ん?(凛のキャラクターシートを覗き込み)…「恐怖症/ゴキブリ」がある…(笑)。

夕樹:そんな「不利な特徴」持ってたの?!(笑)

凛:うん(笑)。

〜しばし状況説明中〜


GM:…ってことで、高速道路から落とされて、今からその猪笹王と戦闘に入るとこや。

月明:はいはい、じゃあ斬るな…(コロコロ)……。

夕樹:待て待て!「移動力」順とかやろ!?(笑)


《戦闘:猪笹王》

月明:えーっと…6やけど、「超反射神経」で+2されて8。

シルヴィア:俺は8.5。

夕樹:僕は7やな。

凛:凛ちゃん遅いで、6。

GM:じゃあ猪笹王が最後やわ。

夕樹:あれ、案外遅い…。

シルヴィア:さっきまで140km以上で走ってきてたのに…(笑)。


《行動順:シル→月明→夕樹→凛→猪》


<1ターン目>

GM:ではシルヴィアから。

月明:あ、変身しやな。変身というか、元の姿に戻るというか…。

夕樹:妖怪やからね。僕も服脱がないと…。

シルヴィア:まだそこ強化してなかったの?(笑)

夕樹:うん、してない(笑)。

シルヴィア:あ、妖術のマントを俺も出すな。距離はどんなもん?

GM:えーっと、光がどんだけ離れて着地したか、って感じやから任意でいいよ。CP払ったし。

シルヴィア:そっか、じゃあ…8mでいいな、威力落ちるし。んで、〔ソニック・ウェイブ〕を撃ち込むしかない、トップバッターは。(コロコロ)いきなりごめん、出目5でスペシャルクリティカルです。

GM:うぉ、いきなりか。クリティカル表どうぞ。

シルヴィア:こんなことなら四肢でも狙えば良かった…(コロコロ)13の効果。

GM:『相手の防護点が半減、通常ダメージ』

シルヴィア:ああ、まだ防護点半減あるだけマシか。ダメージが…1多いな…切りの30点!

GM:はいはい…いきなりやね…一応受動防御を(コロコロ)ん、意味なし。食らったわ。

夕樹:いきなりクリティカルは美味しいね。お次は幻十郎さん?

月明:ん、近づいて斬る。(コロコロ)2回とも普通に成功。

GM:こいつは突進しかないから、避けはなし。ダメージどうぞ。

月明:あ、そうなん?じゃあダメージが…24点と17点の切り!

GM:2回ダメージね、はいはい。

シルヴィア:強くなったな、幻さん…。

月明:うん(笑)。

夕樹:…〔魅了〕効くかなぁ?

シルヴィア:狐が猪を…?ていうか、狂ってない、こいつ?

GM:そうやな、バーサーカー(狂戦士)状態と思ってもらっていいよ。

夕樹:ちっ、意思の疎通は無理か。僕は2m下がって10m地点から、しょうがないから〔狐火〕撃ちます(コロコロ)ん、成功。

GM:はいはい、避けませんよ。ダメージください。

夕樹:10D〜♪火炎の33点、叩き。

GM:33点の叩き…火炎は関係ない…。

夕樹:草生えてるくせに…!火属性弱点ちゃうんかい!

GM:違いますねー、お次は凛?

凛:………Zzzzz……。

シルヴィア:…起きん。俺が動かす…敵に抱きついて自爆とか、ある?

GM&夕樹:ち、チャ●ズーー!!(爆笑)

シルヴィア:ないんか、くそぅ(笑)。えーっと…〔絡みつき〕か…でもこのイノシシ、絶対体力タイプやから瞬間で引きちぎられそうやしな…。

GM:ああ、多分そうなると思う(笑)。

夕樹:どう見てもパワーファイターやもんな(笑)。

凛(シル):ということで、7m地点に移動してから〔フェザーアタック〕(コロコロ)達成値12で成功。

GM:一応受動防御を…はい、ダメージください。

凛(シル):…刺しの19点。

GM:防護点引いて2倍ね、はいはい。まだ全然大丈夫ですよ。じゃ、猪笹王の攻撃。攻撃方法は…ただただ〔突進〕。

シルヴィア:潔い(笑)。

GM:イメージとしては…全員を巻き込むように…。

夕樹:全体攻撃?!散会しとくべきやったか…。

月明:盾で「止め」れる?

GM:いや、これは一応〔妖術〕なんで妖術受けになりますね。

シルヴィア:妖術扱いなんや。攻撃したから受けれやんな。横に一歩飛んで回避(コロコロ)OK、避けた。

夕樹:僕も一歩横に移動しながら避ける!(コロコロ)あ、アカンかった…。

凛:(コロコロ)よけた…(ぱたっ)…。

月明:避けのみ?(コロコロ)あ、アカンかった…。

GM:当たったのは2人?ダメージが…39点のき突き!

夕樹:突き?!めっちゃ痛いんやけど…!HP一気に半減した…。

シルヴィア:あぁ、牙の部分がメインやったんや。

GM:そういうことですね。

月明:刺しはアカンて…残りHP38点…(汗)。

GM:……刺しって、思ってた以上にエグイな…強すぎたか…?

夕樹:さすが、封印されし妖怪…HP上げてなかったらヤバかった…。

GM:そうやな…大妖怪やから仕方ないな。あ、あと当たった二人は副効果で〔はね飛ばし〕もあるから、任意の方向でいいから5mくらい弾け飛んどいて。

夕樹:まぁ、横に飛んで避けようとして、そのまま横方向に飛んでおくかね。

GM:そのまま夕樹の近くに移動して終わりかな。


〜※ここで月明と凛が完全に夢の世界へ旅立ったので一度中断。2ターン目からは翌日になっております※〜


<2ターン目>

シルヴィア:…これは…飛んで空に避難するしか…(笑)。

夕樹:飛べない組が2連続くらったら、次の攻撃で落ちますよ?(汗)

シルヴィア:やっぱり?的は多い方がいいか…仕方ない、人型のままで戦うよ。また8m距離まで移動、距離を取ってから〔ソニックウェイブ〕(コロコロ)攻撃は普通成功や。

GM:ん、避けはなし。

シルヴィア:漢らしいな、切りの37点や。「ブロック肉に刻まれろ、ぼたん肉!」

GM:防護点引いてから1.5倍か…痛いな…。でもまだまだ、いけますよー。

シルヴィア:HPも多そうやもんなぁ…(汗)。

月明:ワテやな?ケチっても仕方ないから〔ルネ・ジャスティス〕に集中しながら、移動しながら−4で斬る!(コロコロ)一回目は普通に当たり、二回目も普通に当たり。

GM:はいはい、避けません。

月明:あんま近づきたくないねんけどな…切りの19点と20点!

GM:…切りの1.5倍て計算面倒臭いなぁ…はいはい。

夕樹:次は僕?少し下がって5m離れて〔妖術受け〕したいから待機。

凛:じゃあ空飛んで…〔絡みつき〕や!「茨よ!あいつを止めるのだ!」(コロコロ)4成功。

GM:〔絡みつき〕?どんな効果やった?

凛:移動と回避行動が‐4、戦闘技能が‐5。

GM:なるほど…分かりました。じゃあ絡みつかれました。

凛:これで終わりー。

GM:で、こっちやな。まずは〔絡みつき〕を振りほどく(コロコロ)はい、振りほどけました。

夕樹:ブチブチッ!

GM:で、〔突進〕やな。…ちょっと今は全員、バラついてるし、飛んでるのもおるし…ランダムで1人やな(いっコロ)幻十郎ですね。

月明:ん、死んだな。

夕樹:せめてダイス振れ(笑)。

シルヴィア:当たったら、マジでヤバイかもやけど(苦笑)。

GM:(コロコロ)まぁ失敗するはずもなく。

月明:避けたらいいねん。一歩下がって避け!(コロコロ)あ、むしろ1・1・2でクリティカルしたわ、こけてください(笑)。

シルヴィア:〔妖術〕やからスペシャルファンブル表ですね(笑)。

月明:「やる時はやる男じゃけぇのぉ!」

シルヴィア:「さすがだな、幻さん!でも何故広島弁?(笑)」

GM:んー、ファンブル表のダイス振ってみて。

月明:あ、俺が振っていいんや。(コロコロ)13やって。

GM:『味方が近くにいたら、そちらに向かって攻撃がいく』…。

月明:これ、近くに敵が隠れてても「あ、あそこにもいたぞ!」で分かるんや(笑)。

シルヴィア:敵が隠れてな意味のないファンブル内容やな…(笑)。

GM:…………一応実際考えてたから、そっちに向かっていくのもアリか…?

夕樹:あ、そうなんや!

GM:ん〜……あ、でもまだここにはおらんから、やっぱり『近くに味方がいない場合は振り直し』を適用しといて。

月明:なんや、はいはい。(コロコロ)今度は4やった。

GM:『自分にダメージ、防護点は有効』ね、はいはい。

月明:結局こけたんちゃう?ずっしゃー!って(笑)。

シルヴィア:高速から飛び降りてダメージとか…自傷行為の多いイノシシやな(笑)。

GM:どういうことなんやろな…体当たりで自分にダメージ…あ、乗ってきた車に命中とか?

シルヴィア:勘弁してくれ!こっから歩けってか?(笑)

夕樹:PCに不利益になっとるがな!(笑)

GM:それもそうか(笑)。じゃあやっぱり高速下の崖に激突したってことで、自分にダメージやな。……自分のダメージがめっちゃ痛いぞ…?

夕樹:刺しやしな(笑)。

月明:強い攻撃なんかするからや(笑)。

GM:ちょっと待ってな?(計算して)……うわ…(汗)。

夕樹:何?60点くらい入ったん?

GM:60点じゃきかんかった…。

月明:恐ろしすぎるやろ!(笑)

シルヴィア:自分の体を牙で相当深くエグったぞ、それ?(笑)

GM:ほんまやで、これ…じゃあ、はい、岩壁にぶつかって自分を牙で刺して止まりました…(汗)。


<3ターン目>

月明:畳みかけるんだ!

シルヴィア:OK!とにかく〔ソニックウェイブ〕を撃ち込む!(コロコロ)まぁ発動はするさ。

GM:ダメージどうぞ〜。

シルヴィア:えーっと…ちょい低い、切りの26点!

月明:続けて…こっち来てファンブったってことは移動いらん距離やな?

GM:そういうことやね。

月明:じゃあ普通に2回攻撃するで!(コロコロ)普通に2回共命中。ダメージが切りの26点と17点!…からの…〔ルネ・ジャスティス〕!出し惜しみはしませんよー!

シルヴィア:じゃあ…ちゃんと叫ばんと、発動条件やし(笑)。

夕樹:そういう限定やしね(笑)。

月明:いぃ?!(笑)…る…〔ルネ・ジャスティス〕…!

凛:あかん。

全員:(爆笑)

月明:こ、これ、どうやって(判定)出すんやった?!(汗)

GM:叫ぶ。叫んだら口から出る!

月明:そんな技ちゃうし!そして聞いてるの、そこちゃうし!(笑)

シルヴィア:精度レベルの話やろうなぁ(笑)。

月明:精度…ああ、この14か。(コロコロ)ん、成功!ダメージが…46点の刺し!

シルヴィア:…〔ルネ・ジャスティス〕当たったとこ、久々に見たな…(笑)。

月明:何故かいつも避けられるからな、これ!(笑)

GM:受動防御で奇跡的に避けれるかも…(コロコロ)まぁ、無理か。えーっと、ちょっと待ってな?…一応生死判定いこか。

夕樹:あ、マイナス入ってるんや(笑)。

月明:‐5毎に判定やでー。

シルヴィア:「生命力」の5倍に達したら自動で死亡な。

GM:なるほどね…(コロコロコロコロコロコロ)………。

夕樹:そして結構マイナスいっとんなぁ(笑)。

月明:どんだけ振るんですか(笑)。

GM:…そしてまだ大丈夫ですね、「生命力」はバカ高いから。でも危ない危ない…。「生命力」は大丈夫でも全身血まみれや、乙事主様の最後みたいになってる(笑)。

シルヴィア:最後…全身の穴という穴から喀血してる状態やったな。

GM:そうそう。

夕樹:でもまだ動くのね…。今、10mくらいの距離と思っていいの?

GM:ああ、そのくらいやな。

夕樹:じゃあ届く、〔狐火〕(コロコロ)うん、成功して当たりかけてる。

GM:…そうか、〔妖術受け〕したらいいんか…。

夕樹:え…あ、そうか。ターンの最後に動くからいけるんか。

GM:そうそう。

夕樹:…何故〔ルネ・ジャスティス〕に使わなかった?

GM:………ほんまやん!

全員:(爆笑)

夕樹:普通の「叩き」のそこまで痛くない僕の攻撃で、何故(笑)。

シルヴィア:こう、狐には負けたくない!っていう(笑)。

月明:獣同士間のプライドみたいなんが(笑)。

夕樹:何そのいらん獣プライド(笑)。

GM:(コロコロ)よし、ギリギリ〔妖術受け〕成功したぞ!こっちの威力レベルは12やな。

夕樹:うわ、2D分こっちに抜けてきたし…(コロコロ)あ、でも3点やからカキンや。

月明:………ん?12Dの刺し攻撃をする気やったん?

シルヴィア:ていうか、毎回やってたあの〔突進〕がそうやろ?

GM:そうやで。

月明:ふざけるなー!(笑)

GM:ふざけてないでー(笑)。なんやかんやで全然大丈夫やん。

月明:いやいやいやいやいや(汗)。

夕樹:耐えれて一発。二発くらったら落ちる攻撃ですね(笑)。

月明:基本的に回復はあのアイテムだけなんですよ(汗)。

GM:まぁ…イケルイケル☆はい、お次ー。

シルヴィア:流されたで、おい(笑)。

凛:凛ちゃん、〔フェザー・アターック〕!(コロコロ)出目14、丁度成功。

GM:弱すぎたら瞬殺されるしなぁ…。あ、ダメージ頂戴?

月明:まぁ確かにバランス難しいけどなぁ、ガープスは特に…。

凛:えーっと…低、刺しの22点。

GM:…「生命力」判定が…(コロコロコロコロコロコロ)…まぁ、全然大丈夫やねんなぁ、これが…。

月明:いや、何回振んねん、ほんま。肉体が限界まで破壊されてるレベルでっせ(笑)。

シルヴィア:ミンチよりひでぇ(笑)。

夕樹:で、そっちの番やな。

月明:でも実質何もできんやろ?〔妖術受け〕したし。

GM:……じゃあ、さっきちょっと言った〔眷属〕出すしかないな。

シルヴィア:え、今更?(笑)

GM:うん、今更(笑)。

月明:何で今…最初っから出さんかい(笑)。

GM:2ターン目に出そうかとは思っててんけどな(笑)。

夕樹:ウリボーやから付いてこれやんかったんやな(笑)。

GM:ん〜…でも戦闘長引かせるだけか…止〜めた。普通に牙で攻撃やな!目の前にいるのは…幻十郎か!

月明:OK、カモン。盾で受けるわ。

シルヴィア:物理攻撃には強いもんな。

月明:そうそう♪

GM:(コロコロ)全然余裕で成功やな。

月明:じゃあ「受け」!(コロコロ)ん!…当たった!

シルヴィア:……え?ヤバくないですか?(笑)

GM:まぁただの格闘の攻撃やから大丈夫やろ。

月明:刺しとか言われんだら大丈夫!

GM:え?そら刺しやろ、牙やし。

月明:酷くねぇ?!(笑)

GM:酷くないよ(笑)。…あ、でもダイス低い、13点の刺しダメージ。

月明:…残りHP28!イケルわ!

シルヴィア:このパーティで一番HP厚いしな、幻さん。

夕樹:僕なら落ちてたな…。


<4ターン目>

夕樹:あ、こっちのターンか。

シルヴィア:一応話しかけたろか。「まだ、続けるか?」

夕樹:え、討伐対象やろ?

GM:いや、必ずしもそういう訳でもない。

シルヴィア:「お前、相当限界だろ。まだやる気か?」

猪笹王(GM):「……我…目覚メシ……」

月明:目覚めたらブン殴られてる状況なんやろ、可哀想に(笑)。

夕樹:いやでも、寝起き悪かったんか知らんけど、うちら突進されてるから。

シルヴィア:「誰の指図で俺らを狙った?」

GM:あ、別に誰かの指図、とかではない。

月明:ただの通り魔?!(笑)

GM:言うたら、そういうことですね!目覚めたら近くを通りかかったから、ってだけですね!(笑)

シルヴィア:降伏勧告しといて何やけど…ごめん、殺す(笑)。〔ソニック・ウェイブ〕!(コロコロ)はい、スペシャル・クリティカル〜。「トドメさしたるわ…!」クリティカル表は(コロコロ)9!

GM:『相手は武器を落とす』

月明&夕樹:牙落ちた!(笑)

GM:『加えて通常ダメージ』、牙折れたでいいよ。部位破壊やな。

シルヴィア:なんや、つまらん。じゃ…切りの27点!

GM:切りの、27点……もう面倒くさい!死んどこか!

PC4人:えぇぇー?!(笑)


《戦闘終了》

GM:ドッシーン!巨体が倒れました。

夕樹:ぼたん鍋や〜。

月明:とりあえず、食べる?

シルヴィア:何年ものの肉かなぁ〜、これ。

月明:あ、奇骸も回収しなアカンのか。

GM:…そんなすぐには奇骸出やんけどな。

夕樹:え、こんなん放置してけんやろ?(汗)

月明:持ってけってか、コレ?デカイんやろ?(汗)

夕樹:運送トラック並みの全長10mクラスって…。

月明:どうやって運べっちゅーねん…。

GM:放置してたら…誰かが回収には来るやろ、そのうち。

シルヴィア:それが敵か味方かは賭けやな…。



4:三重妖怪ネットワーク


GM:まぁ、そうこうしてたら…一人の女性がふっと現れるわ、綺麗な感じの。

シルヴィア:………どんな服装?

月明:俺は「好色」じゃないからな?…●山千明みたいなんがいいです(笑)。

GM:じゃあ、そんな感じでいいよ(笑)。服装は和服というか着物かな、袴とかの。

夕樹:誰?

謎の女性(GM):「まさか…もう倒してくれた人がいるなんてね…」

シルヴィア:(即)「無論、貴女のためですよ、レディ…」

夕樹:早い早い!(笑)「まず貴方の所属と名前を言ってくれ!」

GM:それは言ってくれるわ。三重の地方のネットワークの妖怪です。名前は鈴鹿御前(すずかごぜん)ですね。

シルヴィア:きたか、鈴鹿御前…!

GM:今のは妖怪名で…人間名は、どうしようかな…鈴鹿は下の名前にしたいから…。

月明:苗字が御前でいいやん、アメリカ人みたいに(笑)。

GM:御前鈴鹿?…うん、いいね、採用(笑)。

凛:何でそこだけアメリカン?(笑)

シルヴィア:「鈴鹿さんか…素敵な名前だね☆」

鈴鹿(GM):「あ、ありがとう……何かしら、この人…(笑)」

夕樹:一応本当にそんな人がいるか、三重のネットワークに電話で連絡できる?

GM:ああ、してくれてもいいよ。いる、いる。

夕樹:いや、奇骸回収して回ってるアホ共がおるから、念のためな。

シルヴィア:「君一人でここにきたのかい?」

GM:いや、後ろからゾロゾロと何人か現れるよ。まぁ説明するのが面倒くさいから、省略するけど(笑)。

シルヴィア:そういうことか。…え?俺らイノシシから逃げてるうちに、鈴鹿まで南下してしもたん?桑名と四日市通過して?

GM:いや、違う違う。三重県内のネットワークの妖怪たちがここまで対処しに来たってだけ。

シルヴィア:ああ、そういうことか。じゃあいいや。

夕樹:「ふぅ…討伐はこちらで完了した。そちらに傷を癒せる妖怪は…」

GM:何かいきなり要求をされている…!(笑)

夕樹:いいやろー!そっちの代わりにやったんやから!(笑)「傷の手当てと車の修理を求める!」

鈴鹿(GM):「それなら…この近くに何でも傷を癒してくれるという温泉があるわ」

シルヴィア:そ、そんな都合の良い温泉が…?!(笑)

GM:妖怪温泉です(笑)。

夕樹:車も入れたら直る?

月明:妖怪化するんちゃう?

シルヴィア:朧車くらいにはなりそうやな(笑)。

夕樹:「だって…車がないと、行けないじゃないですかー」

鈴鹿(GM):「なるほど…確かにそうね。貴方たちはこれから、どちらへ向かうの?」

月明&夕樹:……どこやった?

シルヴィア:桑名の多度大社だよ(笑)。

鈴鹿(GM):「ああ、多度さんね」

夕樹:あれや、一本ダタラ。

シルヴィア:違う、一目連だ。

GM:まぁあながち間違ってもいいへんけどな。一目連と一本ダタラの同一視説もあるから。

シルヴィア:ああ、そうなんや。

夕樹:「そこに行って、一目連退治に行くところだったんだ」

鈴鹿(GM):「なるほど…」

夕樹:「なのに、何故かこのイノシシに絡まれたんだ」

鈴鹿(GM):「それは大変申し訳ないことをしたわね…」

夕樹:「代わりに一目連の方に行ってもらってもいいけど(笑)」

GM:「そうね、こちらからも何名かは派遣させてもらうわ。まずは空を飛べる者を一名…」

夕樹:空を飛べそうな妖怪?

GM:飛ぶだけじゃなくて、乗せれる奴がいいな。

夕樹:ああ、〔搭載〕持ちか…何かいる?

GM:…ヤタガラスとか?

月明:神々しすぎへん?(笑)アメノトリフネとか…。

夕樹:それ、乗り物じゃない?

GM:…ああ、じゃあ別の所から派遣されてた一反木綿が一緒に来てくれることになったわ。

夕樹:九州の妖怪やん(笑)。

シルヴィア:転勤してきてたん?(笑)

GM:用事があって、こっちに丁度来てました(笑)。これで光と合わせて全員、空は何とかなるかな…。

月明:ああ、光も考えてるんか。

シルヴィア:そうやな。一応NPC扱いやから、さっきの戦闘には出さんかったけど。

夕樹:あ、車の修理をお願いしたいんですが…。

GM:…それは……怒られてください(笑)。

夕樹:酷い話や…!(笑)


<秘境の温泉>

GM:まぁひとまず、温泉に向かいましょうか。

シルヴィア:そうしよう。

GM:誰か傷ついてる人?

月明&夕樹:はい。

GM:…え、二人だけ?

シルヴィア:うん、こっち二人は無傷やで。

GM:そうやったんか…。ま、とりあえずその温泉まで案内してくれるわ。

月明:ん〜。

シルヴィア:「さぁ鈴鹿君、良ければ一緒に入ろうじゃないか(笑)」

鈴鹿(GM):「え?えぇ〜?(笑)」

月明:…ヴァンパイアってお風呂入れるん?

GM:いや、入れるやろ(笑)。

夕樹:過去の話でも一緒に入ってたし(笑)。

シルヴィア:とりあえずヴァンパイアが温泉で溶けるという話は聞いたことがない(笑)。

夕樹:流れる水の上を渡れへんとかはあったけど。

月明:じゃあシャワーあかんやん(笑)。

GM:流れる水の基準がよく分からんけどな。

シルヴィア:シャワーでアカンかったら、水道の蛇口からアウトになるわ(笑)。

GM:そうやな…流れるプールとかはアカンのかな。

月明:それはアウトやな(笑)。

シルヴィア:渡れやんだけで、入ったらアカンわけではない(笑)。

月明:流れる川とかに落としたら…身動き取れんくなるん?

凛:そしてそのまま川の水の循環に流されていくねん(笑)。

シルヴィア:そうなると…もう川の流れに身を任せるしかないなぁ(笑)。

月明:どっかで岸にひっかかるのを待つか…海まで流れ着くか…(笑)。

シルヴィア:……ヴァンパイアって、そんな面白妖怪やっけ?

GM:なんか違う気はする(笑)。とにかく、温泉に着きました。鈴鹿は別に一緒に入ってもいいよ。

夕樹:僕は今回女風呂やな、最初から女形態やったし。

GM:いや、混浴やで。ちゃんとした施設じゃなくて、その辺の森の中の野ざらし温泉みたいなもんやし。

夕樹:ああ、そうなんや。

月明:まぁしかし…相手が夕樹と思えばなーんとも思わんという…。

夕樹:えー、「超美人」やのに…。

月明:そもそも「好色」ちゃうしな。

夕樹:あれ、違ったっけ。…温泉入ったら全快でいいの?

GM:ああ、全快でいいよ。

夕樹:やったね♪

シルヴィア:怪我してないけど、一緒に温泉入ってひたすら鈴鹿さんに絡んでるけど。

月明:ブレねぇなぁ(笑)。

GM:まぁこっちも豪快系やから、全然気にせず一緒に入って相手しますよ(笑)。

鈴鹿(GM):「まぁ、アンタも飲みなさいよ」

シルヴィア:「ああ、いいねぇ。君もほらほら…」

月明:なんか酒盛り始まってんで〜!(笑)

夕樹:まだ仕事中でしょ〜!(笑)

凛:…「依存」で誰かに髪解いてもらわな…。

月明:その辺の野犬とかに…。

夕樹:何故犬(笑)。

GM:じゃあ…一反木綿がやってくれるわ。

一反木綿(GM):「おいどんに任せんしゃーい(笑)」

凛:「優しいねぇ、一反木綿さーん♪」

夕樹:人間形態やと、めっちゃイケメンやったりすんの?

GM:ん?一反木綿に人間形態なんか、ないよ?ずっとそのままや(笑)。

月明:確かにイメージ的にそんな感じやんな(笑)。

凛:「ついでに髪くくってぇ〜」

一反木綿(GM):「どんな髪型でもおいどんに任せんしゃーい!」

凛:リボン代わりに一反木綿さんの端っこでくくっとこー♪

GM:ああ、端っこの部分で繋がってていいで。そのまま浮いたりするけど。

夕樹:傍目からは首吊ってるようにしか見えん…(笑)。

GM:はい、じゃあ全員全快しました。

月明:よしよし…。


<改めて向かう>

GM:じゃあ…向かいますか?

夕樹:いや、車どうしようなぁ、に戻る。

GM:ああ、足の確保か。言うてもまで30qくらいあるしな。

月明:まっだまだやん…。

GM:一応それもあって、光と一反木綿が〔搭載〕して、シルヴィアと凛は自分で飛べるから、それでいいかな〜と思ってた。

シルヴィア:ああ、そういうことか…。

夕樹:…あれ?泉はどうする?

GM:あー…残って車の修理やな(笑)。

月明:え、泉が?できるん?

GM:簡単なことくらいならできるやろ(笑)。

シルヴィア:保険のサービス呼んで、引き上げと修理頼んだらいいねん。

GM:いや…普通に考えたら高速道路から落ちて車の後ろ側逝ってるとか、ニュースになる大事故やから。なるべく人目にはつきたくないとこやな。

夕樹:奇跡的に運転手が無事やった、のレベルやもんな(笑)。

シルヴィア:そっか、じゃあ人間の手は借りれやんな(笑)。まぁ、三重の妖怪達と泉にそっちは任せるか。

GM:そうやな。だからここからは4人+竜と一反木綿の計6名で向かって下さい。

月明:じゃあ一反木綿に乗ってみよかな…あ、すでに一人、首吊ってブラ下がってんのか(笑)。

凛:ブラーン…自分で飛べるけど、そのままでいいや(笑)。

月明:しゃーないで、竜に乗るか(笑)。

シルヴィア:え、鈴鹿君はお持ち帰りしてもいいんですよね?

GM:お持ち帰りはアカンけど、途中までは道案内がてら付いてきてくれるわ。

シルヴィア:なんや…まぁそれでもいいけど。

月明:よし、じゃあ竜に跨って…行くで!

GM:…良かったな、幻十郎。「夢/竜に乗る」が達成されたやん(笑)。

月明:あ、ほんまやん(笑)。

夕樹:何その身内で解決できる夢(笑)。

シルヴィア:カラス退治の時に乗ったやろ?

月明:ああ、別に乗ったからどうこうって訳じゃなくて、ただただ嬉しいだけやねん(笑)。

凛:しかも光の能力と出自見たら、結構エンシェントドラゴンって言えるしね(笑)。

光:古代竜のヒヨっ子です。

月明:古いのか新しいのか(笑)。

GM:種族が龍神ってだけで生まれて15年やからな、光(笑)。



5:到着、多度大社


GM:えーっと…じゃあとりあえず、飛んで向かってんな?

月明:そやで!ほら、鈴鹿サーキットが見えてきたで!

シルヴィア:それ大分行き過ぎやから!(笑)

月明:あれ、そうなん?(笑)

シルヴィア:桑名方面ですよー(笑)。

GM:あぁ、そっか。じゃあ近くまで来たってことで。

夕樹:じゃ、降りて様子を見よか。

月明:「…降りひん」

夕樹:「…はい?」

光:「お、降りてください!人型に戻りますから!」

月明:(しがみついて)「降りひん!僕は降りないです〜!」

光:「降りてくださ〜い!」ビチビチビチビチっ!

夕樹:…あ、光君、服の強化ってしてる?

光:へ?してますよ?

夕樹:なんや、この状態で人型に戻ったら、素っ裸の美少年を組み伏せる男の事案ができたのに(笑)。

光:しかも神社の真ん前で(笑)。

凛:…売れるで、それ。この人、一応俳優やし(笑)。

夕樹:スクープや!

月明:な、なんというスキャンダル…(汗)。

GM:前回で、映画の撮影とか入るくらいには有名になってきてたのに…(笑)。

夕樹:ほんまや!(笑)

月明:しゃーないなぁ…降りたるわ…。(しぶしぶ)

夕樹:どんだけ乗ってたいの(笑)。

シルヴィア:まぁ…とりあえず多度さんには着いたんやな。俺も人型になるわ。

GM:うん、着いたでいいよ、多度さんに。

夕樹:地元の妖怪とかも何人かは来てる?

GM:いや、一番乗りですね。

シルヴィア:マジか。

GM:うん、猪笹王を結構な速度で倒してくれたからな、ロス無しや。

夕樹:4ターンくらい?ガープスやったら4秒やな(笑)。

GM:…そうか、ガープスって1ターン1秒やっけ…(汗)。

シルヴィア:そうやな、4秒で大イノシシを解体したな(笑)。

GM:瞬殺にも程があるやろ、それ…(汗)。

月明:…張り切ってる人みたいで、なんか恥ずかしいな…。

シルヴィア:ほんまに…大阪のネットワーク、めっちゃ頑張るやん(笑)。

夕樹:大阪のネットワークは化け物か(笑)。

GM:そんな感じ(笑)。さて、着いたけど…どうしようなぁ…。

夕樹:することないなら、お参りでもして行きます?

月明:ていうか、そもそもここ、何しに来たん?

夕樹:一目連の退治?

シルヴィア:退治というか…ここに封じられてると思われるから、それを解かれる前に守りを固めに来た、って感じかな。

月明:封印解いて、ブチ殺すってこと?

シルヴィア:封印を解きに来る奴をブチ殺す。封印を解かれたら、そいつもブチ殺す。Kill them all…!

月明:皆殺しっすか…(汗)。

凛:封印しながら殺せやんの?

GM:それは無理やな、封印されてるとこっちからも手出しできやんよ。

夕樹:それが封印だもんね。

GM:うん。で、境内に近づいていくと…おるよ、前回までも見た、バイキ●マンみたいな黒い悪魔みたいな奴らが。

PC4人:おるんかい!(笑)

GM:おるわ、12、3体くらい。

月明:「あ、どーもー」

夕樹:「お疲れ様でーす」

戦闘員(GM):「キーッ!キキーッ!キーッ!」

月明:…戦闘員だけ?ボスおらんのが気になるな…。

シルヴィア:司令官的な奴がどこかに…すでに奥か…?

夕樹:〔魅了〕して聞き出せばいい。

月明&シルヴィア:話せるん、こいつら?

戦闘員(GM):「キーッ!キキーッ!」

夕樹:筆談という手段が…!

シルヴィア:ちょっと〔オーラ感知〕で辺りを見渡してみるか…。

月明:え、「直情」の俺としてはもう殴りにいくで?「このやろー!」

GM:このやろー、って…ズキューン!

月明:いぃ?!俺…撃たれた…?

GM:あ、こっちが殴られた効果音のつもりやった(笑)。

シルヴィア:今の音は完全に幻さんが撃たれた音やったで(笑)。

月明:(腹を押さえて)「う…撃たれた…?」

シルヴィア:「な…なんじゃこりゃぁぁぁー!?」(笑)

GM:「し、死にたくねぇ…死にたくねぇよ…!」(笑)

月明:戦闘前に死んでもたわ(笑)。

GM:撃たれてません(笑)。えっと、どうするって?

月明:(同時に)殴りにいく。

シルヴィア:(同時に)〔銀狼〕になって〔オーラ感知〕&〔超嗅覚〕で辺りを調べる。

夕樹:(同時に)1体〔魅了〕して情報聞き出す。

GM:バラッバラか!いいけど!(笑)

夕樹:とりあえず、僕からいくね(コロコロ)ん、一体に対して〔魅了〕が成功しかけてる。

戦闘員(GM):「キーッ!キキキーッ!」

夕樹:「お前らのボスはどこや?」

戦闘員(GM):「キョーッ!キョキョキョー!キョーッ!」

GM:……はぁ…はぁ…。

シルヴィア:GMの体力が限界だ…!(笑)

夕樹:ほら、コックリさんボード出すから、これで答えて。

GM:コックリさんボード…そもそもコイツらに言語を扱う知恵がねぇなぁ…。だから答えられませんね。

夕樹:えぇ〜…?

月明:とりあえず殴るで(コロコロ)ん、2回とも成功。

GM:…面倒くせぇ、それで2体やられとこ。

月明:殴っただけで死んだ(笑)。

GM:1体〔魅了〕されてヘコヘコしてるから、残り10体やな。

夕樹:「ボスはいますか?」はい、ボードで「Yes/No」で答えて。

GM:…こいつらのボス?じゃあ…ここは「No」かな。

シルヴィア:No?じゃあ邪魔やな、その1体残して他を殲滅しよう。今は狼形態やから「音」のみの〔ソニック・ウェイブ〕撃つわ(コロコロ)成功、「ガゥゥー!」

GM:それで一体消し飛んだことにしよか……あ、ちょっと待ってな?想定外のことが起こってるかもしれん…。

シルヴィア:(舌を出して)ハッハッハッハッハッハッ…。

夕樹:狼じゃねー(笑)。

月明:ただの犬やん(笑)。

シルヴィア:アゥアゥ(笑)。

GM:…あ、やっぱりボスはいるか?で、「Yes」って答えるわ。

夕樹:いるんか!「どこや!?」

GM:それは…言語を持たんから、「Yes/No」でしか答えれん。

夕樹:「そうか…ボスが近くにいる!皆、気を付けるんだ!」

月明:「ん!」

シルヴィア:「キャン!」

月明:だからそれ犬ぅー!(笑)

GM:まぁどっかにボスがいるとだけ分かってくれていいわ。

夕樹:「あ、ここに一目連もいるのか!?」

GM:それも「Yes」やな。

シルヴィア:ボスか…俺の〔超嗅覚〕にも引っかからん?

GM:え…ちょっと待ってな…(ルールブックをパラパラ)…なんでそれ取ったん?

月明:っぽい、ってだけやろ(笑)。

シルヴィア:うん、その代わり銀狼形態時限定やけどな(笑)。ちなみに〔超味覚〕もある。

GM:まぁ、そういうの大事やと思うけど…あ、〔超味覚〕あった。舐めたものの成分が分かる…すげぇな、これ(笑)。

シルヴィア:ペロッ…これは…!(笑)

夕樹:何?青酸カリ?

シルヴィア:舐めたらアカーン!(笑)

GM:〔超嗅覚〕…あ、あった。『動物のようによく鼻がきき、匂いで誰の持ち物かあてたり、場所を嗅いで誰がいたかを識別します。匂いを覚えるには最低1分間匂いを嗅いで、知力判定に成功する必要があります。判定のサイコロはGMが振ります』やって…。

月明:先にボスの匂いを知らな意味ないってことか。

GM:そういうことやな。

シルヴィア:なんや、女性の匂いなら嗅ぎ当てれそうやのに(笑)。〔オーラ感知〕で辺り見渡しても、ぱっと見は変なオーラは見当たらん?

GM:そうやな…ぱっと見では分からんかな。こいつらがいるくらいや。今は本殿前で鳥居潜ったとこでコイツらと境内で出くわした感じやな。

シルヴィア:多度さんはな、鳥居と門を潜って御本殿を正面に見たら、右手側の奥に滝があって、そこから真っすぐ下まで川になってんねん。

GM:あ、そうなん?じゃあ右端はしっかり境界がある感じか…。で、境内を見渡しても、コイツらくらいしか〔オーラ感知〕には引っかからんかな。

夕樹:鳥居の上とか。

月明:葵●丹か(笑)。

シルヴィア:正月早々、何やっとんねん(笑)。

GM:ま、とにかく今は目の前のコイツらだけですね。

夕樹:ボスがどこかにいるはずやから、探さないと…。

シルヴィア:まぁなんにせよ、目の前のコイツら片づけてからやな。

夕樹:やね、数を減らしておくにこしたことはない。

GM:是非そうしてください。

シルヴィア:じゃあ…どうしよ。俺、匂い嗅いじゃったけど、まだ行動していいの?

GM:ああ、通常行動と考えて、〔妖術〕行動は取っていいよ。…匂い嗅いで1ターン消費ってのも、あれやし(笑)。

シルヴィア:じゃあ有り難く…1体に対して音のみ〔ソニック・ウェイブ〕。「バゥバゥ!」(コロコロ)ん、成功。

GM:威力8Dやった?じゃあそれで8体消し飛んだ(笑)。

シルヴィア:いぃ?!(笑)

GM:一応、残り2体いると想定してる。

夕樹:壁を増やすために、もう1体〔魅了〕する(コロコロ)ん、成功。

GM:ヘコヘコしてるのが2体になった。

夕樹:いざとなったら、「オヤビン、危ない!」をしてもらわんと。



6:思わぬ再会と死闘


GM:ん〜…じゃあそろそろ、本殿の扉がガタガタッ…!と動いて中から出てくるわ。建物の中にいたから〔オーラ感知〕で分からんかってん、視覚内に入ってないとアカンから。

シルヴィア:ああ、そういうことね…。

GM:そして…そこには見覚えのある人が。

月明:て…天さん?

GM:いや、天さんは<挺身病院>で入院中ですね。そこにいたのは…山王丸です。

夕樹:社長さん、来ちゃった?!

シルヴィア:…人間形態に戻るわ。「これはこれは社長、御無沙汰しております…」

山王丸(GM):「ふん、白々しい。外が騒がしいと思えば、こういうことだったとは…。まさか、こうも早く来るとは思わなかったぞ」

月明:うん、俺も思ってなかった…。今、何気なく確認したら、イノシシと戦って1日経ってへんねんな…。

夕樹:へ?経って…ないか。途中で温泉入っただけし…。

シルヴィア:……あ、〔ルネ・ジャスティス〕、1日1回やっけ?(汗)

月明:うん。「…帰ろうか?明日にする?」

山王丸(GM):「そうだな、帰ってもらおうか」

月明:「あ、じゃあ…(笑)」

山王丸(GM):「ここは一度、手打ちということで…(笑)」

夕樹:どういうこっちゃ!(笑)

シルヴィア:明日、仕切り直しっすか?(笑)

山王丸(GM):「明日の11時からということで、どうだ(笑)」

シルヴィア:「結構ゆっくりめっすね、社長!(笑)」

夕樹:「そんなとこに重役出勤を持ち込まないで下さい!(笑)」

山王丸(GM):「……とも言ってられんか」

シルヴィア&夕樹:「「でしょうね(笑)」」

山王丸(GM):「貴様らが来たおかげで、復活の儀式も中途半端なままではないか」

シルヴィア:「まぁ、それがこちらの目的だからな。ついでといっちゃなんだが、アンタらも一緒に消えてもらおうか…」

山王丸(GM):「ほほぅ?できるものならば、やってみてもらおうではないか」

夕樹:「ふはははー!こっちには一反木綿さんがいらっしゃるんだぞ!先生、お願いします!(笑)」

一反木綿(GM):「おいどんに任せんしゃーい!(笑)」

シルヴィア:え、またあの結界入ったら「金じゃ!金が欲しかー!」って全身使って包んで金かき集めるんやろ?

全員:(爆笑)

月明:駄目だ、こりゃ(笑)。

夕樹:あるある(笑)。

GM:さて、じゃあ…戦闘しよか。戦闘好きやな。

夕樹:好きっちゅーか…倒さな仕方ない奴やし。

シルヴィア:別に帰りたかったら帰ってもらってもいいけど…。

夕樹:でも封印を解かせるわけにもいかんし。

GM:戦わざるを得ない状況になってしまったな…そこまでシナリオ考えてなかった…。

夕樹:(寝落ちした凛を見て)じゃあとりあえず…そこの有り余ってる未使用PC使って、NPC50人呼ぼうぜ。そんで全員で囲んで棒で叩こうぜ。

月明:さ、最悪の作戦や…生生しい…(笑)。

夕樹:神社の境内で大企業の社長を、50人がかりで棒で殴る事案発生や(笑)。

シルヴィア:神聖な場所でリンチ事件て(笑)。今って時間は何時くらい?

GM:ん〜、朝大阪出て…途中でイノシシに襲われて…温泉入って、多度大社まで移動したから…夕方にはなってるな。

シルヴィア:…夕方って、日中?

GM:ああ、「日中/‐2」のやつか。もうこの時間帯はセーフでいいよ、逢魔が時ってことで。

シルヴィア:それは助かる、妖怪には丁度良い時間帯やな。

GM:そうかもな。では…デデーン!勝負しましょか。

シルヴィア:「こないだはつかなかった決着、今日つけましょうか」

山王丸(GM):「ふん…貴様らには死んでもらおう」

月明:結局はそうなるか…。

GM:ただそうは言いつつも…後ろの本殿からはドクン…ドクン…って感じで復活のモヤモヤしたものが溢れ始めてるイメージでいてください。

月明:巨●兵かいな(笑)。

夕樹:あと1日でも遅かったらアウトやったんか…。

シルヴィア:…ん?これ、仮に社長を撃退したとして…俺らで再封印する術、あるん?

月明:え、そのまま叩き潰したったらいいんちゃうん?

GM:それは…今の状況では知りえないから、どうすることもできやんわな。

シルヴィア:「おい、山王丸!それ…どうやったら再封印できるんだ!?」

月明:直でそこに聞くんか!(笑)

山王丸(GM):「くくく…封印解除の方法は知っているが、封印の仕方なんぞは知らん」

シルヴィア:「ちっ…使えねぇ奴だな…!」

夕樹:「シャチョさん、あきまへんなぁ〜」

月明:きっと鈴鹿がなんとかしてくれる。

GM:うわ、他人頼りや。鈴鹿は途中で帰りました。

夕樹:未使用CPで引き返してきてくれるさ。

GM:どうかな。ま、とりあえず戦いましょか。

月明:ん、敵は?

GM:敵は山王丸1人でいい。その後ろで謎の現象が起こってる感じ。

月明:ああ、1人なんや。

シルヴィア:人型に戻ると同時にマントも出しておくか…。

夕樹:こっちは一反木綿さんを入れて…(PC4人+NPC2人+悪魔2体)8人かな。

GM:では、山王丸さんも変身しましょうか。ゴゴゴゴゴゴ…!

月明:どんな感じなん?

シルヴィア:あまりにも神々しかったら逃げる(笑)。

GM:大丈夫、神々しくはない(笑)。

月明:名前は山王丸って強そうやけどな。

シルヴィア:でも下の名前が太志さんやからなぁ(笑)。

夕樹:そうやったな、そういや!(笑)

GM:……妖怪の姿になった山王丸さんは…コレです(資料を見せる)。

夕樹:……えぇぇぇぇー?!!!これって中華の?!!(汗)

月明:饕餮(とうてつ)?!!ラスボスクラスやん…!


※饕餮(とうてつ)とは、中国神話の怪物。体は牛か羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るの意である。何でも食べる猛獣、というイメージから転じて、魔を喰らう、という考えが生まれ、後代には魔除けの意味を持つようになった。一説によると、蚩尤の頭だとされる。(Wikipedia抜粋)


GM:そら{十二鬼柱}のNo.2ですから。ニーハオ。

夕樹:まさかのチャイニーズやった、太志さん。

GM:…でもこの本にな『人間の赤ちゃんの声を出して、おびき寄せた人間を食らう』って書かれてんねん…。

シルヴィア:オミャー…オミャー…あれ?どっかで…。

GM:うん、鬼●郎の子泣き爺とどっちが強いかやな。

月明:なんか一気にレベルダウンが!(笑)

シルヴィア:そこと同類項かいな(笑)。「はっ…らしい姿になったじゃねぇか。それがアンタの本性ってわけかい」

饕餮(GM):ゴゴゴゴゴ…「…食ラウ…全員……食ラウ…」

夕樹:神社で戦うと神聖な場所で弱体化とかはないの?

GM:それは巴さんだけや(笑)。

シルヴィア:まさかの味方(笑)。

GM:饕餮…大きさ、どんなもんかなぁ。

月明:大分デカイやろ。

GM:デカイっていっても、獣の集合体みたいなもんで、10mくらなもんか。…十分デカイか(笑)。

夕樹:ジン●ウガくらいやな。

GM:まぁ、そんなもんかもな。じゃ、戦闘入りますよ。


《戦闘:饕餮(山王丸)》

GM:まぁ、こっちは饕餮が正面におって…そっちの最初の立ち位置は?

月明:前に立つわな。

シルヴィア:その横に並ぶよ。

夕樹:僕はちょっと下がる。その前に〔魅了〕した戦闘員2人立たせとく。

GM:…ちょっと後ろに夕樹と陶器(=凛)…。

月明:陶器て(笑)。

シルヴィア:確かに陶器人形の付喪神やけど(笑)。

夕樹:コンビ名みたいになっとる(笑)。

GM:その夕樹の前に戦闘員2人…。

夕樹:あと、一反木綿さんと光を忘れやんといてやー!

GM:ああ、いてもいいで。

シルヴィア:マジで?キャラシー出すわ…(ゴソゴソ)…成長させときゃ良かった…まぁいけると思うけど。

GM:一反木綿のキャラシーは俺が作ってあるの渡すわ。誰かやったって。

夕樹:あるんや、一反木綿さん(笑)。

GM:うん、700CPで昔作ってみたやつ。

月明:え、強!

GM:一反木綿って、強いぞ?

シルヴィア:鬼太●でいつも穴開けられるか、破れるかってしてるイメージしか…。(キャラシーを見て)うわ…「切り」8Dと「刺し」5D持った、超タフネス型やん…。

夕樹:使える戦力は使いましょう!

光:「饕餮…確か親父から聞いたことあるな…お前、龍になりたくてもなれなかった、出来損ないなんだって?」

夕樹:つまり…コンプレックス。

饕餮(GM):「…竜……食ラウ…!」

GM:では、全員の行動値を教えてください。

シルヴィア:8!

月明:俺も8。

夕樹:僕は7。一反木綿さんも7やな。

凛(シル):凛が6。

光:光は7です。

GM:じゃあ饕餮からやな、10あるから。

夕樹:数の暴力だ!

GM:それは確かにやな(笑)。


《行動順:饕餮⇒シル・月明⇒夕樹・光・一反木綿⇒凛》

<1ターン目>

GM:とはいえ、これは最初から全力でいかなな…ということで、まずは〔マネー・デザイアー〕発動。

シルヴィア:あ、やっぱり?(笑)

夕樹:ですよねー?(笑)

饕餮(GM):「賽銭ノ…金ガ欲シイ…!」

全員:(爆笑)

シルヴィア:ちっせぇー!(笑)

GM:これをくらうと賽銭ドロボーをしたくなる(笑)。

月明:なんじゃそりゃ(笑)。

GM:ただ一回見たことあるから、「知力」−2で抵抗判定してくれていいよ。

シルヴィア:あ、いいの?(コロコロ)あれ?それでも1失敗…「俺ぁ、どうしてもあの賽銭が欲しい…!」(笑)

夕樹:ああ!シルヴィアさんが!(笑)「意思の強さ」とか「妖術抵抗」とかで基準値22あるから‐2でも20やから…(コロコロ)うん、成功してる。

月明:(コロコロ)あ、1オーバーで失敗した。

一反木綿(シル):一反木綿さんは初見で‐10?(コロコロ)ぶっ、出目16で失敗…。

一反木綿(GM):「おいどん、どうしてもあの金が欲しいばーい!(笑)」

凛(シル):凛は(コロコロ)ああ、凛は3成功した。

光:忙しいな…光は初見やから‐10やな?(コロコロ)ん、まぁ無理やな。

GM:じゃあ失敗した4人は一目散に賽銭箱に向かって走り出してください(笑)。

月明:「あれは俺のだぁぁぁー!」

シルヴィア:「いや、俺が先に目をつけてたんだー!」

GM:次の行動でそうしてください(笑)。

月明:相変わらず強いな、この技…。

シルヴィア:この状況下で自我を保ってるのが夕樹と凛だけっていうな…。

夕樹:嫌だ…あの技はくらいたくない…っていう「意思の強さ」(笑)。

GM:しかも、ボスなんで2回行動さえてもらいます。〔酸の液〕を吐きかけるわ。誰にかな…ああ、一反木綿も入れて丁度6人か。

シルヴィア:絶賛、賽銭箱に夢中やけどな(笑)。

GM:(いっコロ)あ、幻十郎やった。

月明:え、これは本能的に避けていいん?

GM:本能的に、いいよ。「こんなもの!これは金ではない!(笑)」

夕樹:一応金との区別はつくのか。

GM:そうやな。とりあえず判定が(コロコロ)あ、ごめん、1・1・1でクリティカルしたわ。

月明:ああ、じゃあスペシャル・クリティカル表やったな。「サヨナラ、皆…」

シルヴィア:「げ、幻さんが溶けちまう…!でもそれより今は賽銭箱だ!

夕樹:頑なに賽銭箱に走っていくー!(笑)

GM:そういう技ですから(笑)。

月明:え、これで正気には返らへんの?

GM:ん〜…いや、これを乗り越えてでも金が欲しいという欲望が勝る妖術やから。

月明:背中が焼け爛れてんのに…。

GM:表が(コロコロ)12。『相手は生命力判定を行い、失敗すると朦朧状態になる。回復判定は毎ターン始めに行う。通常ダメージ』

月明:妖怪やのに朦朧するんや…とりあえず判定すんで(コロコロ)ん、失敗!

夕樹:朦朧としてるー!

月明:やる気がなさすぎる…!(汗)

GM:とりあえずダメージは18点の酸ダメージ、叩きな。

月明:ああ、18点か。じゃあ大丈夫やわ。朦朧としてるけど。

GM:…ただし、防護点を1点引いてください。

月明:え、マジで?!…これって、あとで治るん?皮膚が溶けてるってことなんじゃ…。

GM:ヒーロースーツが溶けてるイメージかな。

シルヴィア:横に川があるで。

夕樹:飛び込むしか…!

月明:しかし朦朧としてるしな…。ていうか、朦朧ってどんな効果やっけ、久しくなってなかったから忘れたわ…。

GM:ちょっと調べとくから、先に賽銭ドロしたい人はやってください(笑)。

シルヴィア:このターン中は精神抵抗はできんの?

GM:そうやな、このターン内でかかったから、抵抗は次のターンの頭からやな。

シルヴィア:そっか。じゃあ俺も光も賽銭箱まで一直線やわ。

夕樹:木綿さんもそうやね。

月明:向かいたけど、朦朧としてるんやな…。

夕樹:動けるのは僕と凛だけか…仕方ない、〔狐火〕を撃つ!(コロコロ)ん、当たりかけ。

GM:当たりかけ?それは(コロコロ)お、やった、避けた!

夕樹:くそぅ、面白くない…!

月明:朦朧状態、『すべての能動防御に‐4。次のターン開始時に生命力判定を行って朦朧から脱するか』、って感じらしい。

GM:はいはい、なるほどね。

凛:飛び上がって、羽飛ばすー(コロコロ)成功ー。

GM:いきなりか!避け!(コロコロ)あかん、当たった。

凛:7D…32点の刺し!シュピシュピー!

GM:ん、はいOK。

月明:ちょっと順番変わったけど、朦朧判定するな(コロコロ)あら、失敗。生命力低いねん、10しかない。

GM:オーマイガー。

シルヴィア:…あれ、これで終わったぞ?

GM:え…あ、大半が賽銭箱に向かってったからか…!

シルヴィア:そういうこっちゃな(笑)。

夕樹:あれ…これ結構ヤバいんじゃ…(汗)。


<2ターン目>

GM:えーっと、2ターン目の頭…近づいてきたのを〔食べる〕。

夕樹:なんという…そのまんまな…え、誰を?

GM:賽銭箱に近づいたのは…シルヴィアと光と一反木綿?この3人やな。

月明:俺はちょっと立ち止まったからな(笑)。

GM:そうやなぁ、この3人やったら…NPCいっても仕方ないから、シルヴィアやな。

シルヴィア:そこはNPCいっとけよー!(汗)避けはできる?

GM:それはできる。ちなみに攻撃は(コロコロ)成功、食われかけている。

シルヴィア:…それって物理攻撃?

GM:えーっと…〔丸呑み〕って妖術で、とりあえずそのまま丸呑みされるイメージでいて。

シルヴィア:つまり、受けとか止めは関係なさそうやな…。前の賽銭箱に向かって一歩飛んで避け!(コロコロ)失敗したー!

夕樹:ああ!賽銭箱にル●ンダイブしたシルヴィアさんがー!(笑)

GM:じゃあ、丸呑みされました。

シルヴィア:うわ、食われた…。

GM:じゃあとりあえず、胃の中にいます。

シルヴィア:…ダメージは?

GM:ああ、今は考えやんでいいわ。

シルヴィア:今は、か…(汗)。

月明:これは一寸法師作戦やな。

シルヴィア:それしかねぇな…内側から…。

GM:あ、もう一回攻撃か。

月明:強いな!(汗)

GM:勝てるんか、コイツ?(笑)とりあえず、光か一反木綿を食わなアカンな。(いっコロ)一反木綿を食う。

一反木綿(シル):一歩下がって避け!(コロコロ)ああ、無理無理。

GM:じゃあ一反木綿も食われた。

夕樹:木綿さーん!(汗)

月明:あーあー…(汗)。

夕樹:なんか尻尾がビチビチしてそうや。

一反木綿(シル):ビチビチビチビチッ!

GM:全部胃に吸い込まれていきました。これでこのターンは終わり。

夕樹:行動順で…シルヴィアさん?

シルヴィア(胃内):とりあえずはあれか…〔マネー・デザイアー〕を解除か…1ターン毎に‐2が減ってくんやったな?

GM:ああ、そうやな。だから今回は修正なしやわ。

シルヴィア(胃内):OK、それなら(コロコロ)とりあえず正気に返った!「…あれ、俺、食われてんじゃん!」

夕樹:正気に返ったら胃の中とか嫌すぎるよね(笑)。

シルヴィア(胃内):っとに(笑)。しかしこれはアレやな、やっぱ内側から突き破るしかないよなー…。

GM:あ、ごめん。まずは〔酸〕のダメージをくらいます、5D−2を自分でやってみて。

シルヴィア(胃内):自分なんや…13点ダメージ、防護点引いたら実質1点やな。

GM:で、防護点1点減らしてください。

シルヴィア(胃内):マジかよ…これはマズイ(汗)。どういう状況?丸い空間があって、胃液のプールを泳いでる感じ?

GM:イメージとしてはそうかな?

シルヴィア(胃内):…とりあえず〔蝙蝠化〕して胃液から離れるか…。

GM:あ、上からも絶えずボタボタ降ってきてるから、それは意味ないと思ってといて。

シルヴィア(胃内):うぉ、これもアカンのかい…!つってもとりあえず〔蝙蝠化〕はしやんと出るに出れんか…。

月明:ああ、口から出るんや。

シルヴィア(胃内):へ?そりゃ、そうやろ?

GM:いや?敢えて口じゃない方から出るというのも…(笑)。

シルヴィア(胃内):それは嫌(笑)。

夕樹:エンガチョ(笑)。あ、横には一反木綿さんもいるでよ。

シルヴィア(胃内):一反木綿…コイツ、−10が−8になっただけやから、まだしばらくは正気に返らんよな…。

一反木綿(胃内)(GM):「おいどんは、とにかく金が欲しいでごわす!」

夕樹:−8でやってみよか、クリティカルするかもしれんし(コロコロ)ああ、全然アカンわ。

シルヴィア(胃内):ん〜…いや、助けると+2修正があったから、助けて一緒に出てくるべきか、見捨ててとっとと一人で脱出するかを悩んでた。

一反木綿(胃内)(GM):「たとえこの身が朽ち果てても…金が欲しいでごわす…!」

月明:最悪やー!(笑)

シルヴィア(胃内):これは…どうなんや?金欲しさに本能的にここを脱出しようとするのか、出方を考える能力がなくてここでウゴウゴしてるのか、どっち?

GM:ウゴウゴすることはないけど…この胃の中では〔妖術〕がうまく働きません。全ての妖術の威力レベルが半分になります。素手や〔武器の腕〕によるダメージが変わりません。

シルヴィア(胃内):…一反木綿、攻撃手段〔武器の手〕だけやん、むしろ…。

夕樹:内側から滅多切りするしかない!

GM:まぁ…そういうことなんやけど…。

夕樹:いっそ外に出てまた食われるより、ここでそれ続けてもらった方が…。

シルヴィア(胃内):いやでも毎ターン自動でダメージ+防護点下がるからな。ここいてもジワジワ殺されるだけやしな。

夕樹:とりあえず、自分の安全を守ったら?

シルヴィア(胃内):そうするか。「おい、布!死なない程度で出てこいよ!」

GM:脱出方法は…ある程度のダメージを与えたら、にしよか。

シルヴィア(胃内):結局はこれか!内側から腹パンや!じゃあ食道に向かって〔ソニック・ウェイブ〕…(コロコロ)成功はしてる。威力は半分やな?

GM:そうやな、ダイス半減や。

シルヴィア(胃内):4Dか……あ、これ凄くね?6が4つ出た、切りで24点!(笑)

夕樹:すげぇ!必死や!(笑)

GM:意外と結構くらった…!(笑)

月明:いいなぁ(笑)。とりあえず朦朧判定を(コロコロ)あかん、失敗。

GM:案外朦朧を引っ張るなぁ…チェック判定弱いな!

月明:「生命力」低いからな!あ、金の方も判定していいん?

GM:ああ、それぞれ判定していいで。

月明:「知力」の修正なしやな(コロコロ)あ、こっちも失敗(笑)。

GM:じゃあまだ朦朧としながらも金を探してます(笑)。

シルヴィア(胃内):バステだらけやな!(笑)

月明:何もできへん…。

GM:えーっと、お次が?

夕樹:木綿さんやな。

GM:ああ、とりあず正気に返したって(笑)。

一反木綿(胃内)(シル):−8で目標値4!(コロコロ)出目7で無理かー。

一反木綿(GM):「おいどんは…!金が!欲しいでごわす〜!」

シルヴィア(胃内):ちなみに〔酸〕のダメージが…あ、ごめん、結構いい目出た…18点のダメージが…あと防護点−1やな。

夕樹:体が端から溶けてってますよ、木綿さーん(笑)。光君は?

光:目標値3!(笑)(コロコロ)出目5でもアカンのかい!(笑)

月明:すっげー!でも惜しいー!(笑)

光:決して悪くない出目やった(笑)。ちなみに光は移動して…「やった!賽銭箱Getだぜ!」

GM:あ、光が賽銭箱にたどり着いたか(笑)。

夕樹:じゃあやることないから〔狐火〕撃つわ(コロコロ)うん、当たりかけてる。

GM:避け!(コロコロ)残念、当たった。

夕樹:お、いいんじゃないですか?ダイス目が良かった、46点の叩き!

GM:なかなかやるねぇ〜…。

凛:羽を飛ばすー(コロコロ)成功ー。

GM:はいはい。ちなみに後ろの蠢いてるものは、毎ターンごとに少しずつ大きくなっています。

月明:そんなこと言われても…(汗)。

シルヴィア(胃内):俺は見えてないから、胃の中で(笑)。

GM:そういやそっか(笑)。避けは(コロコロ)失敗してる。

凛:ダメージは、刺しの18点。

GM:案外低いな、はいはい。

シルヴィア(胃内):これでターン終了かな。


<3ターン目>

GM:じゃあ饕餮やな。今2人食ったから…近いのが光と、少し離れた所に幻十郎か。ん〜…皆食ってしまうか。よし、光を〔食べる〕。

光:こっちきたぁ〜…(汗)。

GM:光を食べるって凄いよな、相当デカイのに(笑)。

光:全長5m以上とか前に言った気がする(笑)。

夕樹:蕎麦を食うように、チュルンと(笑)。

GM:(コロコロ)ん、食いかけてる。

光:一歩下がって避け!(コロコロ)あ、ダメだこりゃ。

饕餮(GM):「ズルルルルルー…!」

光:「うわー…!でもこの賽銭箱は僕のなんだ!放さないぞー!(笑)」

夕樹:「ああ!光君が賽銭箱掴んだまま吸い込まれてったー!(笑)」

GM:チャリチャリチャリーン(笑)。

月明:「あー!お金が散乱をー!(笑)」

GM:OKOK、お次は…幻十郎か。ただ移動して〔喰う〕ことができんから…。

月明:もう、そっとしといてください…。

GM:そうもいかんから…近づいて幻十郎に〔鉤爪〕で攻撃(コロコロ)普通に成功はしてる。

月明:能動防御に−4やな、一歩下がって盾で受け。目標値10なら(コロコロ)あ、あかん、今日は何か終わってる…失敗(汗)。

GM:じゃあ〔鉤爪〕攻撃が…33点の叩きな。

月明:皆、お別れの時が近づいてるかもしれん…防護点も下がってるし…。

シルヴィア(胃内):でもこれで山王丸の行動は終わりや。

GM:そうやな。ちなみに全員が食われた時点で、後ろの一目連は完全復活します。

夕樹:まだ大丈夫…まだ外に3人残ってる…。

シルヴィア(胃内):まず〔酸〕ダメージが…10点通った…俺もボチボチやばいな…。内側からは〔ソニック・ウェイブ〕を撃ち込むしかない!

月明:ボチボチ胃もたれ起こすくらい、胃にダメージ受けてまっせ。

GM:いや、〔無痛〕持ちやから大丈夫(笑)。

シルヴィア(胃内):(コロコロ)あ、そんな胃に1・1・2のスペシャル・クリティカルですね(笑)。

GM:またかよ!(笑)表は?

シルヴィア(胃内):表は9。

GM:『四肢を狙っていればそこが6ターン使えなくなる』…。

シルヴィア(胃内):ある意味胃を狙ってるんやけど、これどうなん?(笑)

月明:確かに凄い急所狙いやわな(笑)。

GM:……あれ、でもそうやな。うん、それ採用。これで吐き出されたことにしよう。

シルヴィア(胃内):おおぅ、急に出れた。あ、ダメージは半減やな…ありゃ、切りの8点や。

GM:それは効かないな(笑)。

シルヴィア:仕方ない。まぁこれで出れたわ。

饕餮(GM):「ウォェェェー!」

シルヴィア:凄くいいとこに当たったらしい。

饕餮(GM):ビチャビチャビチャビチャ…!

夕樹:う、うわぁ〜…(汗)。

月明:口から妖怪・ゲロリンが…!

シルヴィア:ビチャッ!って全身粘液だらけで目の前に落ちてくる(笑)。

GM:いや、真ん前にいるから無論、幻十郎に向かって吐いてますよ?(笑)

月明:うわぁぁぁ〜!こっち朦朧としてんのに…!(笑)ってことで、まずはいい加減朦朧から回復しろ!(コロコロ)やった、朦朧脱出!あと「知力」で金の方も(コロコロ)よし、これも成功!

夕樹:一気に正気に帰ったな!

月明:長かった…とりあえず、回復の線香を使います。これって妖術扱い?

GM:ビチャビチャやけどな(笑)。いや、ただの俺が勝手作ったアイテムルールやから、使ってから普通に行動してくれていいよ。

月明:そうなんや、じゃあ回復して…よし、斬るでー!(コロコロ)お、一回目いきなりクリティカル!二回目は普通に成功。

GM:おお、クリティカル表は?

月明:うらー!(コロコロ)12はアカン気がする…。

GM:『四肢を狙っていたら6ターン使えなくなる。通常ダメージ』やな。

月明:やっぱりか、おもんねー…。切りの23点と17点ダメージ!以上。よーやっとダメージ与えられた。

シルヴィア:長かったな(笑)。

GM:はいはい、OKですよ〜。

一反木綿(胃内)(シル):じゃあ次は…胃の中で一反木綿が正気に帰るかどうかか。−4やから(コロコロ)あかん、+1で失敗!胃の中で光が持ってきた賽銭箱を取り合いしてる!(笑)

GM:賽銭箱もビッチャビチャです(笑)。

夕樹:おぉ…なんと情けない姿に…。

月明:何しに来たんや、ほんまに…。

一反木綿(胃内)(GM):「その賽銭箱を寄越すでごわすー!」

光(胃内):「放してくださいよ!これは僕のですよ?!」

夕樹:初見で二人共−10スタートだったからねー(笑)。

光(胃内):ほんとに…ということで光は(コロコロ)…あ、ジャスト出目7で正気に帰った!

GM:おお、光が正気に戻れた!(笑)

光(胃内):「…って何やってんだ、俺は!!(笑)」賽銭箱を放り投げて、食道に向かって〔らいげき〕を放つ!(コロコロ)普通の成功。

GM:はいはい、ダメージくださーい。

光(胃内):今日ちょっとダイス目いいねんな〜…よし、半減してても叩きの20点!

月明:おぉ、すげぇな。

光(胃内):続けて〔鉤爪〕でも引っかく。ガリ!(コロコロ)ん、成功。

GM:えー、ダメージは?

光(胃内):こっちは切りの18点。これで終わり。

GM:はいはい…あ、じゃあそれで光と一反木綿は吐き出されたことにしよか。

光:あ、やったね。ビチャビチャやけど(笑)

GM:そうやな(笑)。お次は?

夕樹:僕やな。あと正気に戻ってないのは…一反木綿さんだけか。じゃあパシリAに「ちょっと木綿さんを叩いて助けてきて!」で行かせる。Bは壁で残す。そのまま〔狐火〕をブチ当てる(コロコロ)ん、当たりかけてる。

GM:ん〜…まぁええかぁ…ただPCやったら+2の補助やけど、NPC同士やから+1修正だけやな。

夕樹:えー、部下やのにー…。

GM:一反木綿にそんな意識がないから(笑)。で、避けが(コロコロ)失敗やな。

夕樹:ダメージが…35点の叩き!

GM:はいはい、くるね〜…。

凛:じゃー羽撃つー(コロコロ)8成功。

GM:そっちの手数多いな…!(コロコロ)ん、避け失敗。

凛:刺しの27点!

GM:ん〜…はいはい、OKですよ〜。


<一目連ターン@>

GM:次って3ターン目?

シルヴィア:いや、4ターン目やな。ここまでで4秒の出来事です(笑)。

GM:いや…戦闘に関しては4分と考えよ。どう考えてもここまででのシーンが4秒とか考えられへんから(笑)。

シルヴィア:俺、2秒目に飲み込まれて3秒後に吐き出されたんじゃないの?

全員:(爆笑)

シルヴィア:見た目、ただ反芻しただけっていう(笑)。

月明:牛かいな(笑)。

夕樹:でも4分は逆に長くない?せめて1ターン10秒で40秒目じゃない?

GM:ん〜…悩ましいな…。とりあえず3ターンが過ぎると、後ろのモヤモヤが少し動き始めます。

月明:たった3ターンで?180ターンくらい待っててーや。

GM:180ターンも待ったらどっちかが死んで終わってまうやろ!(笑)

饕餮(GM):「…何?マサカ、モウ復活スルト、イウノカ…?マダ、完全デハナイト、イウノニ…」

月明:お約束やでー、これ。「俺じゃねー!」ってなるやつや(笑)。

シルヴィア:封印解いたら後ろから食われんねんな(笑)。

GM:それと同時に、辺りの天候が暴風雨が巻き起こり始めます。

シルヴィア:「空が…急に暗くなり始めやがった…!」

GM:そうやな、そのまま大雨になり、風が吹き荒れてきます。

月明:なんとまぁ…(汗)。

夕樹:…まぁ何にせよ、山王丸は倒さなアカン。

月明:そうやな、早いとこ倒してまわなな。

シルヴィア:いや〜、雨のおかげで酸が洗い流されるわ…。

月明:ああ、それは確かに(笑)。


<4ターン目>

夕樹:じゃあ改めて次のターン、太志君からかな。

GM:えーっとねー…今前にいるのは…幻十郎とシルヴィアと光、と一反木綿か。(いっコロ)シルヴィアを〔喰う〕(コロコロ)ん、成功。

シルヴィア:また俺かよ!一歩下がって避け!(コロコロ)…おし、ジャスト10で避けた!

GM:あら、じゃあ食うのは失敗。

シルヴィア:そう何回も食われてたまるか!

GM:じゃあ2回目(コロコロ)幻十郎を〔喰う〕。

月明:「受け」は無理やっけ?

GM:それは無理やな。

月明:避けだけか、じゃあ一歩下がって…(コロコロ)あ、失敗!食われました。

夕樹:つ、ついに幻十郎さんまで…!

GM:これでこっちは終わりやな。

夕樹:フルボッコタイムや!

シルヴィア:じゃあ幻さんが飲み込まれたであろう場所を狙って〔ソニック・ウェイブ〕!

月明(胃内):俺ごとかぁぁー!(笑)

シルヴィア:え?…ああ、違う違う!脱出の手助けのイメージやった!(笑)(コロコロ)普通成功やな。

GM:成功?(コロコロ)うーん、避けれんなぁ…。

シルヴィア:おっし、ダメージが…切りの33点!

GM:…大丈夫なんやけど、ツラくなってきたな…。

シルヴィア:おしおし、お次は胃の中の幻さんやで。

月明(胃内):胃の中ってどうなってたっけ?

GM:まず〔胃液〕のダメージが5D−2点くる。

月明(胃内):か、簡単に言いやがって…(汗)。えーっと…17点のダメージ。

シルヴィア:ほんで、防護点−1点かな。

月明(胃内):これヤバイぞ〜…。とりあえず『天狗の霊薬』使ってHP20点回復して、普通に腹の中を斬っていく!うりゃー!(コロコロ)ん、2回共成功!

シルヴィア:物理攻撃は威力そのままやったな。

GM:そうやねんなぁ…避けれないんでダメージどうぞ〜。

月明(胃内):25点と22点の切り!

シルヴィア:胃の内側、ズタズタになってない?(笑)

GM:一応〔鉄の胃袋〕っていう妖術やから大丈夫。

月明(胃内):そんな妖力あるんや…。

シルヴィア:ストレスとかに強そうやな、羨ましい(笑)。

GM:お次は?

シルヴィア:一反木綿が…正気に帰るかどうかか(苦笑)。

月明(胃内):ほんま、何しにきてん(笑)。

夕樹:部下Aがまだ叩いてないからなー。

一反木綿(シル):とりあえず−4で(コロコロ)あ、全然ダメだ。賽銭箱を抱えてチャリンチャリンしてる(笑)。

夕樹:木綿さん…マジでここまでの乗り物で終わってしまう…(笑)。

光:光は違うで〜!「幻さんを返せ!」〔らいげき〕叩きこむ!(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)避けれんなぁ。

光:胃の辺りを狙って(コロコロ)ちょっと低い、叩き21点!

GM:はいはい。

月明(胃内):これってどうやったら出れんの?

GM:俺が考えてる蓄積ダメージに達したら吐き出されることにしてる。で、誰かが吐き出されるとリセットされる。

月明(胃内):そっかー…次くらいでいけるかな…。

光:あ、〔鉤爪〕で引っかく(コロコロ)ん、成功してる。

月明(胃内):胃掻っ捌いて助けて!

GM:(コロコロ)お、それは避けれた!

光:あれ、くっそ〜!

夕樹:よろしい、ならば…〔狐火〕撃つしかない!(コロコロ)成功!当たりかけてる。

GM:避けは(コロコロ)失敗。

夕樹:よし、ダメージが…むっちゃ低い…30点の叩き!

GM:…とはいえ、着々と削られてるなぁ…。

夕樹:これしかできることがない…。

凛(シル):じゃ、凛が羽を飛ばす(コロコロ)ん、成功してる。

GM:(コロコロ)あ、それは避けれた!

凛(シル):あれ?陶器の羽が空しく通り過ぎてった。じゃあ終わり。


<一目連ターンA>

シルヴィア:5ターン目頭!

GM:じゃあその時!ゴゴゴゴゴゴ…!っと封印が蠢き、空から雷が降ってきます。

シルヴィア:うぉ…そんな仕掛けかよ…(汗)。

月明(胃内):…あれ?これ、腹の中のが安全ちゃう?(笑)

夕樹:そもそも何が起こってるか見えていない(笑)。

GM:ということで、ランダムで2体、〔落雷〕をくらってもらいます。

月明(胃内):え、それは山王丸も入るやんな?

GM:それはもちろん。

夕樹:太志さんに当たったら、胃の中の幻十郎さんにもダメージいきそうやな(笑)。

GM:対象多いからランダムで。今は腹の中の幻十郎は対象から外れることにしよか。ただし饕餮に当たったらダメージの半分がいきます。(いっコロ)あ、一発目は陶器にいった。

夕樹:陶器が名前になってる…!(笑)

月明(胃内):パリーン!(笑)あー、腹の中でよかった…。

GM:…しかも10Dの叩きか、恐ろしい…。

シルヴィア:これって避けれんの?

GM:うん、避けれる。ちなみに当たると…34点の叩きダメージです。

凛(シル):(コロコロ)あ〜……ごめん。

月明(胃内):謝ったで(笑)。

夕樹:当たったんや(笑)。

凛(シル):叩き弱点やから…2倍ダメージ?

GM:〔陶器の体〕?防護点を無視して2倍ダメージ入ります。

夕樹:あーあ…おしい人を亡くしてしまった…。

月明(胃内):まぁ、ウチらが刺しくらうのと同じ感覚やけどな。

凛(シル):そうはいっても…一気に残りHP18点になったぞ…(汗)。

GM:で、もう一発あります。(いっコロ)うわ、戦闘員にの1体にいった。即退にしといて。

夕樹:ぶ、部下ぁぁー!…的を散らして正解やった…。

GM:これで壁が1体おらんくなったな。


<5ターン目>

GM:じゃあ改めて…饕餮からか。

山王丸(GM):「……危ネェナァ…(汗)」

シルヴィア:「言ってる場合か!(笑)」

GM:そうか(笑)。今、胃の中にいるのは…幻十郎だけやな。じゃあ幻十郎を吐き出して誰かにぶつけよかな。〔幻十郎アタック〕。

月明(胃内):どんな技やねん…(汗)。

GM:対象(いっコロ)夕樹!

夕樹:戦闘員に「オヤビン危ない!」をしてもらう!

月明(食道):え…俺の意思は…?

GM:そんなものはない。一応判定しとこか(コロコロ)ん、成功してる。

夕樹:じゃあ…部下に受けてもらった。

GM:はいはい、そいつもそれで即退な。

月明:…俺にダメージは?

GM:もちろんあるよ。3D分自分で出しといて。

月明:3Dでいいん?…自分に11点やけど、ほぼほぼカキンやな。

GM:皆、そこそこ防護点あるからなぁ。で、もう一回の行動か…。

月明:ほら、早く飲み込んでや。

GM:飲み込まれたいんかい!(笑)

月明:腹の中の方が安全っぽいやん!(笑)

シルヴィア:ほら、口あけろよー。入れねぇだろー?(笑)

GM:うーん…実は飲み込んでもそんなにダメージいってないという…。

月明:5D−2やからなぁ。

シルヴィア:10Dの〔落雷〕のがよっぽど怖い。

GM:飲み込むのもあんまりやなぁ…。いや、いっそ全員を飲み込んであげたほうが…。

シルヴィア:え、〔落雷〕を一身に引き受けてくれんの?

月明:いい奴やなぁー!(笑)

GM:その代わり、一目連は完全復活やけど…まぁいいや。ここは〔鉤爪〕で(いっコロ)うわ、何で光やねん。

光:それはこっちも〔鉤爪〕で受けるよ(コロコロ)はい、受けれた。爪と爪が交差したわ。

GM:カキーン!じゃあこれで終わり。

夕樹:さぁ、皆で囲んで棒で殴れー!

シルヴィア:それより空が危なすぎるんだがなぁ…。

GM:ゴロゴロゴロゴロゴロ…。

シルヴィア:「とにもかくにも…あんたには沈んでもらうぞ、社長!」〔ソニック・ウェイブ〕(コロコロ)成功!

GM:(コロコロ)お!1・1・1で避けた!

シルヴィア:マジか!こっちのスペシャルファンブル表やん…(コロコロ)5!

月明:また怪しい数字を…。

GM:『自分に命中。半分のダメージ、防護点有効』。

シルヴィア:ああ、じゃあまだ…切りの22点の半減で11点…防護点が減ってるから少し通るっていうな、くそ〜…。

GM:ああ、ちょっと溶けてるからな(笑)。

月明:じゃあ斬りまーす!(コロコロ)一回目成功、二回目はクリティカル!

GM:一回目の避けは(コロコロ)無理やな。

月明:じゃあ先に一回目のダメージが…高め、切りの29点!クリティカル表は…15?

夕樹:ダメージ3倍とか♪

GM:いや〜…『相手は武器を落とす、通常ダメージ』やな。

月明:胃袋吐き出してください(笑)。

シルヴィア:釣り上げられた深海魚かよ(笑)。

月明:そんな感じで(笑)。ダメージは…切りの25点!

GM:胃袋は落とさんけども(笑)。ちょくちょくキテるなぁ…。

夕樹:次は…木綿さん?

一反木綿(シル):まずは…(コロコロ)ようやく正気に返ったぞー!(笑)

夕樹:あ、まだ賽銭箱狙ってたんや!(笑)

一反木綿(シル):全然正気に返れんかったからな!(笑)これで…よ〜やく普通に攻撃できる!

夕樹:長かったな〜!さぁ木綿さん、力を発揮するんだ!(笑)

月明:本当に…何をしにきたのか…この700CPは…(笑)。

一反木綿(シル):「おいどんの力、見せてやるばーい!」尻尾の先端を硬くして胃袋を斬る!(コロコロ)うん、成功。

GM:はいはい、一反木綿に脅威を感じたので…止め(コロコロ)ん、成功して止めた!

月明:…俺の時はしやんかったのに…。

GM:700CPが怖かったんです(笑)。木綿に噛みついて止めた感じやな。

光:そこをすかさず光が〔らいげき〕。「木綿さんを放せ!」(コロコロ)成功!

GM:避けたい!(コロコロ)あかん、無理や!

光:叩きの25点!続いてその噛んでる歯茎を狙って〔鉤爪〕(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)おし、これは避けれた!

光:結構避けるなぁ…。

夕樹:それは仕方ない。じゃあ〔狐火〕を撃とう(コロコロ)ん、当たりかけてる。

シルヴィア:ていうか、ごめん夕樹。一反木綿任せていい?4キャラはさすがにしんどい(汗)。(シルヴィア・光・凛(寝落ち)・一反木綿(NPC)を操作してた)

夕樹:うん、忙しそうやなーと思ってた(笑)。分かった、一反木綿さんは僕がやろう。

GM:凛がまた消えたからな(笑)。(コロコロ)あかん、避け失敗や。

夕樹:ひでぇ話だ(笑)。じゃあダメージが…叩きの34点!ドカーン!

GM:くらうなぁ…辛いぞ…数の暴力が…(汗)。

夕樹:ダメージ2D分強化したかいがあった♪

凛(シル):そんなGMに悪いけど、まだ凛の〔羽〕があるで。(コロコロ)うわ、失敗しやがった、不発。これで終わり。


<一目連ターンB>

GM:よっしゃ!雷や、雷や!雷ターイム!

月明:一番効果的なダメージやからな(笑)。

GM:そうや!(笑)対象は(いっコロ)うわ、また陶器や!

凛(シル):当たった時点で死にます(笑)。

月明:ああ…サヨナラ…(笑)

シルヴィア:ということで…(寝てる凛のPLの手にダイスを握らせ)…一歩下がるとだけ俺が宣言するから…自分の生死は自分で決めてくれ。12以下で生き残れるから。

凛:(寝ぼけながら)…どういう、状況…?

夕樹:その手のダイス目が13以上の時点で叩きの10Dが降ってくる。

シルヴィア:さっき一発当たっただけで残りHP90⇒18になってるから。

凛:…当たったら死ぬやん…。

シルヴィア&夕樹:そうやで?

凛:うわ…(コロコロ)……あ゛…。

シルヴィア:いや、6・6・5て普通にファンブルやん(笑)。

月明:あ〜あ〜、サヨ〜ナラ〜(笑)。

夕樹:未使用CP使って打ち消すしかないな。

GM:ちなみに…当たったら叩きの45点ダメージですね。

シルヴィア:防護点無視の2倍で90点の素通しか…粉々になるな。

凛:未使用CP1点使いました!

シルヴィア:じゃあ、何かしらの力が働いて雷が逸れました(苦笑)。

GM:なんや、くっそ〜…。

凛:「リオの…お守りが守ってくれた…!」

シルヴィア:ああ、お守りが燃え尽きたんか。

夕樹:お、お守りー!(笑)

凛:燃えたー!?(笑)

GM:じゃ、2発目いっきまーす。また凛にいかんかな…(いっコロ)あ、また凛や!10面ダイスで2連続で5出たぞ!(笑)

月明:運命やな(笑)。

シルヴィア:ダイスの神は何があっても凛を砕きたいらしい(笑)。

凛:うわーん!避けるー!(コロコロ)15ー?!

夕樹:また未使用CPやな(笑)。

GM:ちなみに…37点の叩きダメージが…。

凛:「あ!また凛の加護がー!」(未使用CP使用)

GM:…未使用CP、強いなぁ…。

夕樹:まぁ貯めてたのもあるけどな。

シルヴィア:そうやな、俺やったら未使用CPないから前借しか手がないからな。

GM:そんなんズルいわ〜…それあったら…GM、一生勝てへんやんかぁー!

全員:(爆笑)

シルヴィア:GM勝つ時はバッドエンドやから!(笑)

GM:辛いわぁ、もぉ…(笑)。

シルヴィア:今からでも寝返ろか?「社長、今からでも俺を山王丸グループに入れてください!履歴書はどちらに?!(笑)」

山王丸(GM):「ふっ…よかろう…。履歴書などいらん。我が右腕となれ!(笑)」

シルヴィア:「ははーっ!」

夕樹:裏切るんじゃない!(笑)

月明:これやからシルさんは…(笑)。


<6ターン目>

GM:じゃあこっちやけど…もう手がないなぁ…〔鉤爪〕で誰か斬るしか…。あとは一目連頼りや…(汗)。

凛:(ふと)…あ、妖術やったら、妖術受けすれば良かったんか…。

GM:ああ、ターンの頭扱いやから、それでも良かったな。ただそのターンは妖術が使えんくなるけど。じゃあ〔鉤爪〕が(いっコロ)うわ、また光か。

光:さっきと同じで一歩下がって受け(コロコロ)た。カキーン。

GM:手詰まり感が…。2回目は(いっコロ)幻十郎に〔鉤爪〕(コロコロ)当たりかけてる。

月明:一歩下がって(コロコロ)受けた。カキーン。

GM:…一歩下がるルール、意味分からんねんけど…(怒)。

月明&光:いや、そういうルールやから!!(笑)

GM:じゃあ、俺も使うぞ?

月明:それは別にいいんちゃう?

夕樹:ただこっちと1m距離が空くけど。

GM:1mくらい問題ないやろ、こっち体長10mあるんやぞ?

シルヴィア:お互い使うと、毎回2m離れてスタートやけどな(笑)。

GM:そうやな…いいや、こっちはそんな卑怯な技は使いません!

シルヴィア&夕樹:卑怯ではない!(笑)

GM:くそ〜…こっち終わりな。

シルヴィア:「では社長、さっそく貴方の右腕として…貴方の御命、頂戴します!下剋上じゃー!」〔ソニック・ウェイブ〕が(コロコロ)普通成功か。

GM:避けるさ!(コロコロ)…って6・6・6ってスペシャルファンブルやん!?(汗)表振ってみて?

シルヴィア:ああ、俺が振っていいんや。(コロコロ)13。

GM:『近くに味方がいれば、攻撃が命中してしまう』

シルヴィア:え、一目連?

GM:いやー…味方でもないしな、それは無理やな。『誰もいなければ振り直し』やから振りなおしてみて。

シルヴィア:あいよっと(コロコロ)7!

GM:『攻撃に使った部位に1Dダメージ、防護点無視』…?こっちのことやから、こっちの防護点が無視ってことでいいよ。

シルヴィア:OK、じゃあ…切りの28点。

GM:うぉ〜…大分きたぞ…。

凛:(ふと)…あれ?そういえば〔陶器の体〕って、〔熱・電気〕は防護点+10点じゃなかった?

GM:え?(ルールブックをぱらぱら)…あ、ほんまや、防護点無視は〔音・振動〕か。

夕樹:つまり、光君には強くてシルヴィアさんが弱点なんや(笑)。

シルヴィア:振動で砕け散るイメージか(笑)。

凛:そういうこと(笑)。防護点12点に+10点やから…22点だけHP戻すで?

GM:ああ、ええよ。

夕樹:なんや、もう一発くらい耐えれたな。

シルヴィア:そうやな、事態把握できんもんで無駄に未使用CP2点消費したな(笑)。

凛:うわーん!(笑)

夕樹:起きとかんからや(笑)。

一反木綿(夕樹):じゃあお次、木綿さんの攻撃いきまーす!切りの方で(コロコロ)ギリギリ成功!

GM:避けることは(コロコロ)できた!

一反木綿(夕樹):も、木綿さんが、的散らし以外に役に立ってない…!(汗)

光:じゃ、〔らいげき〕。

凛:「さっきのはお前かぁー!」

光:「人違いですよー!」(笑)(コロコロ)成功!

GM:頼む!(コロコロ)よおっし、避けた!!

光:どんな執念?!続いて〔鉤爪〕(コロコロ)成功!

GM:それは止め(コロコロ)あ、アカン!

光:…あかん、ダイスが悪い!切りの17点、ちなみに雷属性。

GM:それは特に関係ない。

夕樹:じゃあ〔狐火〕撃っちゃうぞー!(コロコロ)当たりかけてる!

GM:避け!(コロコロ)れた!俺すげぇ!

シルヴィア:ここにきて、めっちゃ動き出したぞ、このデカブツ(笑)。

夕樹:くっそ〜、面白くない…!

シルヴィア:ていうか、大概ダメージ入れてるはずやけどな…。

夕樹:それでもまだ、一回も生命力判定に入ってないからな…(汗)。

シルヴィア:これでも削り切れてないんかい…(汗)。

凛:〔フェザーアタック〕!羽パシュパシュ!(コロコロ)当たった!

GM:HPの調整難しいなぁ、このゲームは…。(コロコロ)あかん、とうとう避け失敗した…。

凛:…刺しの21点。

GM:…もうちょっとやけどなぁ…。

シルヴィア:それでもこれで、こっちの手番は終わりや。


<一目連ターンC>

GM:雷や…!雷頼りや…!雷様ー!!(いっコロ)2、幻十郎に雷が落ちてきた!

月明:俺?避け…(コロコロ)あかん、当たった。

GM:じゃあ…叩きの30点や。

月明:ん、まぁまだいけるやろ。

GM:もう一発は(いっコロ)夕樹!

夕樹:一歩下がって避ける!(コロコロ)あ、こらアカンわ。

シルヴィア:この雷、本気で大打撃やな…。

GM:そういうものやからな。えーっと、叩きの34点。

夕樹:ああ、それなら一発はくらっとこうかな。まだHP58あるから大丈夫!

GM:バーン!ゴロゴロゴロゴロゴロ…!

夕樹:山王丸さんになかなかいかへんなぁ…。

シルヴィア:それがトドメやと、とても面白い(笑)。

GM:確率は1/8です(笑)。


<7ターン目>

GM:で、山王丸さんは…やることがなくなってきたな…飲み込んでもあれやし…。

シルヴィア:ある意味シェルターやからな。

GM:そうやねんなぁ…。〔マネー・デザイアー〕も使ってしもたし……残ってる一番強い攻撃が〔鉤爪〕しかない…。

シルヴィア:だいぶ手詰まりやな、それ(笑)。

GM:そうなんさなぁ…あ、じゃあ〔酸の液〕にしよ。〔酸の液〕を2回吐き!(コロコロ)お、2回目とも幻十郎や。

月明:えらい急に狙われだしたな…一歩下がって避け(コロコロ)あ、一回目はクリティカルで避けた。二回目は普通に当たった。

GM:二回目のダメージは24点の叩きダメージな。一回目はこっちのスペシャルファンブルになるから…(コロコロ)11、『バランスを失い、武器が非準備状態になる。次のターン行動番まで能動防御−2』か…。

月明:ますます避けれんくなってくな。

シルヴィア:ゲロゲロ吐くもんで、さすがに胃にダメージが…。

GM:そこら一面、酸だらけやで!(笑)

夕樹:ほんまに…そろそろ終わらせよっか。

GM:終わらせて…そっから一目連、どうすんねんって話やけどな…。

夕樹:そっか、それがあったか…。

GM:そして何より、もう俺がしんどい(笑)。

夕樹:それが全てやな(笑)。もう山王丸倒したら封印できたでいいんじゃない。

GM:いやー…さすがにそれはなぁー…バリ御都合すぎるからなー…。

シルヴィア:まぁ何はともあれ、まずは山王丸を倒そう。「社長、そろそろ御退任をお願いします!」〔ソニック・ウェイブ〕(コロコロ)成功。

GM:避けが…(コロコロ)お、これは避けれたぞ!

シルヴィア:マジか、さっきから全然当たらねー!終わり!

月明:じゃあ2回斬る(コロコロ)ん、2回共普通成功。

GM:(コロコロ)あかん、避けも止めも失敗や!

月明:切りの24点と16点やな。

GM:…ほぼ0に近づいてきたぞ…お次は?

一反木綿(夕樹):まだここまで一回も活躍してない、木綿さんの切り!(コロコロ)普通の成功やなー。

GM:止めが(コロコロ)あかん、当たった…。

一反木綿(夕樹):木綿さん、地味に初ダメージ?切りの27ダメージ!

GM:…一反木綿でマイナスに入るという…。

夕樹:ようやくか…!こっからどんだけ耐えるかやなー…。

光:早いとこ、ギブアップしてください!〔らいげき〕!(コロコロ)成功!

GM:それは(コロコロ)当たってる!

光:よし、叩きの25点!

GM:生命力判定かな…(コロコロコロコロ)…まぁよっぽどのことがない限り大丈夫なんやなぁ…。

光:生命力高そうやもんなぁ…。続けて〔鉤爪〕(コロコロ)ん、これも成功!

GM:それは…(コロコロ)それも当たってる!

光:ダメージは切りの22点!

GM:はいはい〜(コロコロ)まだ大丈夫なんですよね〜。

光:ええい、しぶとい…!

夕樹:次、僕でいいね?〔狐火〕で、いい加減燃えてください!(コロコロ)当たりかけてる!

GM:(コロコロ)避けれ、ない!

夕樹:よし、叩きの38ダメージ!6めっちゃ出た!ドヤぁ!

GM:…あ、OKOK、倒しました!生命力の5倍いったわ。

夕樹:やった、落ちたぁー!

GM&シルヴィア:あ〜、しんどかった…(汗)。


《戦闘終了(※対饕餮戦闘プレイ時間・1時間15分35秒(笑))》

GM:はい、饕餮がやられました。

夕樹:やったぜ!

山王丸(GM):「マ…マサカ…コノ儂ガ…ッ!コンナ奴ラニ…!」

夕樹:「これが…数の暴力だ!(笑)」

シルヴィア:…どうしよう、明日から何万人という社員が路頭に迷うことに…。

夕樹:社長が急に行方不明にー!(笑)

GM:考えたら確かに大事やな!(笑)えーっと…どうしよっかな…。

夕樹:封印!封印!

シルヴィア:え、社長はほんまに再封印の仕方分からんの?

GM:うん、知らんし…もう解けてしまってるからなぁ。

シルヴィア:「ちっ…。でもまぁ、とりあえずアンタとの勝負はこちらの勝ちってことになるな」

山王丸(GM):「くくく…しかし、すでに封印は解かれた…!」

シルヴィア:「その点だけは…延長戦だな」

GM:そうなんですが…えー、一目連に関しては、長いから一回ここで中断しまーす。

夕樹:次回に続く!

シルヴィア:俺たちの戦いはこれからだ!

夕樹:打ち切りエンドや!(笑)

GM:では…轟轟と蠢く本殿と荒れた空を前にして…次回に続きまーす。




〜第16話 To Be Continued.〜




〜座談会〜


夕樹:酸浴びた人はこの機会に洗い流してください(笑)。

シルヴィア:それ、夕樹と凛以外全員やから(笑)。

夕樹:え…あ、ほんまや(笑)。CPはどんだけ貰えるん?

GM:30CPかな。

シルヴィア:お、そんなくれるんや!

夕樹:これでようやく500CP超えたね!

GM:どんどん強くして…その分こっちも強いの出していくからな。ただただHP多くすると面倒くさいねんなぁ…特にこのガープスっていうルールではなぁ…。

シルヴィア:ガープス自体を否定しないでください(笑)。

GM:否定ではないけど…もっとこう、妖怪系に特化したルールブック出してくれんかなぁ…。

夕樹:ダブルクロスで代用とか?ちょっと浸食率とかあるけど。

シルヴィア:戦闘は確かに早いな。むしろ2、3ターンで決めやんと、人間やめてまうから。

GM:まぁ元々妖怪やけど(笑)。うーん…ちょっと違うなぁ…。

シルヴィア:でも確かに、もう少し分かりやすいの欲しいなぁ…。

GM:ほんまにな…。山王丸、負けてもたな。そこそこ強い設定やったんやけどな。

シルヴィア:光と一反木綿いたから、数で押せたな。4人やったら結構怪しかったよ。

GM:そう、やんなぁ?〔マネー・デザイアー〕も効いてたし、2回攻撃やし…。

シルヴィア:正直4人でやって、最初俺と幻十郎が金の方に行って、その間に夕樹と凛が食われた時点でゲームオーバーやった。

夕樹:そうか…そう考えたら結構際どかったんやな。

GM:そうやんな。じゃあ光と一反木綿入れたんは正解やったんか。難しいなぁ…。

シルヴィア:こればっかりはやってみな分からんな。とりあえず…{十二鬼柱}、残り10体?(笑)

GM:そうやで、まだまだやで(笑)。

夕樹:多いな、10体て!(笑)

シルヴィア:まぁそれも含めて、ってことで…。

GM:はい、次回に続くってことで、今回は終了!




〜次回に続く〜