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9:月曜日(2週目):〜屋上で話そう〜 GM:はい、じゃあ月曜日になりました〜。学祭まであと一週間で〜す。 シルヴィア:じゃあ、二人(泉&若菜)が登校する所に追いつくわ。「やぁ、おはよう。お二人さん」 GM/若菜:「…おはようございます」 泉:一応知らんふりしとこかな。(笑)「おはようございます」 シルヴィア:「おはよう。二人は随分仲良くなったみたいだねぇ」 泉:「あ、はい。それはもう、私達は親友!ですから」 夕樹:さり気に強調したな。(笑) シルヴィア:「そうか、そうか」(笑) GM:はい、そんなこんなで、学校に着いていい? シルヴィア:いいよ。 GM:ん、じゃあ学校に着きました。で、1,2時間目が終わって3,4時間目に入ります。 泉:…準備時間か。 GM:うん。泉は月曜やから放課後には水泳部にも行かなあかんで。 泉:あ、そうやったね。 GM:まぁ今は教室の準備時間や。 泉:準備…焼きそばの? GM:うん。準備っていっても、大体の人は雑談してるけどな。 シルヴィア:「あ〜…じゃあテントを運ぶ人は今から体育館の方へ向かってくれるかー?」 GM:ちゃんと仕事してるし…。(笑)境さんもあんたに信頼しきって、もう教室にも来てへんわ。(笑) シルヴィア:よし。(笑)(黒板を指しつつ)「え〜、我々のブースはこの42番だ、間違えないように…お隣はお好み焼きだそうだが、絶対に負けるなぁ!」 GM:凄ぇ先生だ。(笑)で、準備時間ですけど、どうする? 泉:えっと、若菜ちゃんは? GM:もちろん、相変わらず一人で黙々と作業してんで。 泉:また? GM:うん。そら、周りは誰も近寄ってこぉへんからな。 泉:ああ、じゃあ私は一緒にいるわ。ていうか、ずっと一緒にいていい? GM:別にいいで。 泉:じゃあ基本的には一緒にいるわ。 GM:ん。夕樹は? 夕樹:僕?(看板作成に)燃えてる。 GM:そうか。(笑)じゃあいつも通りということで、昼休みになりました。 シルヴィア:「じゃあ各自、手の空いた者から昼飯に行っていいぞ〜」 泉:あ、じゃあ一緒に食べに行こうって誘う。 GM:食べに行くん? 泉:あれ、いつもは…? GM:いつもはコンビニの弁当を食べてはるけど。 シルヴィア:ああ、今日は伊吹さんが間違いなく二人分の弁当作って持たせてるよ。 泉:うん、そうやね。伊吹さんの性格からして。 GM:そうなんや。じゃあ、どうする? 泉:…あ、じゃあ二人で屋上でお弁当食べるわ。 GM:ああ、屋上にするんや。(笑) シルヴィア:俺はまた図書館だな。(笑) GM:この好き者め。(笑)それなら暦さんもちゃんと出したらなな〜…。 夕樹:僕は…多分お弁当も食べずに看板描いてるんちゃうかなぁ? GM:うわぁ、ハマってるなぁ。(笑)じゃあ屋上なー。 GM/若菜:「…こんな美味しいお弁当は、初めて…」 泉:「良かった♪そう言ったら、伊吹さんも喜びます」 GM:お弁当、っていうか手料理自体が初めてっぽい。 泉:あ、そうなんや? 夕樹:普段、お母さんは作ってくれへんのかなぁ?とか聞いたらダメ? シルヴィア:それはそこにいない、君が考えることじゃない。 夕樹:そうやけど、助言として。 泉:…手料理が初めてってことは、家では何も食べ……てないってことはないか。(笑)「家ではいつもどうしてるの?」 GM:それこそコンビ二で買って帰ったり。 夕樹:親に対して怒るとこじゃない? 泉:怒るん? シルヴィア:別に怒らんでも…またいつでも食べにおいで、って誘うとかでいいんじゃね? 泉:誘う……あれぇ?私の感覚っておかしいのかなぁ? 夕樹:だって!普通はここで……!! シルヴィア:(遮る)いや、俺達の言うことはあくまで一つの考え方やから。実際自分が思った通りにすればいいと思うよ。 GM:うん。案外、そっちが正解やったりするしな。 泉:そっか〜……え、ちなみに今は? GM:ん?「美味しい、美味しい」って食べてるよ。 泉:食べてくれてんな?「へ〜…普段はコンビニだったんだぁ〜……………………」 GM:終わりかい。(笑) 夕樹:終わるな!(笑) シルヴィア:そこは何か続けろ。(笑) 泉:「じゃ、じゃあ…それっていつも、お母さんは何も作ってくれない、ってこと?」 GM/若菜:「…私は、特別だから」 泉:「特別かぁ…でもさぁ、特別っていうのは、何が特別なの?」 GM/若菜:「分からないの…」 泉:「って、言ってたよね?それは親にそう言われたの?」 GM/若菜:「それも、ある」 泉:「それ“も”、か……」 GM/若菜:「うん……」 泉:「……昔からそれだったのなら、お父さんとかお母さんに、甘えてみたいとか、思ったことないの?」 GM/若菜:「できない。私…邪魔な子だから……」 泉:「邪魔な子?!それは…おかしくない?」 夕樹:(独り言)それでキレて…親のことをもっと言って……で、家まで行って……。 シルヴィア:まぁた一人で深読みしてる。裏の裏の裏にいってたら、全然違う所に行き着くぞ?(笑) GM:確かに。(笑) 泉:「特別って…若菜ちゃん、別に特別じゃないよ!皆と一緒じゃない!」 GM/若菜:「え、でも…だって、周りの人が皆、“特別”って言うし……」 泉:「周りの人、っていうのは、親だけじゃなくて親戚の人とかも、ってこと?」 GM/若菜:「そう…」 PC3人:………………………。 夕樹:難しいとこやね〜……。 泉:どう、特別かってとこやねんけど……。 シルヴィア:いっそ、家出ればいいのにな。俺なら出るぞ、そんな家。 泉:それや。「じゃあいっそのこと、その家とか出てみればいいのに…」 GM/若菜:「……でも、どこに行くの?」 泉:「それは…うち……って、勝手に決めていいんかな………でも、かけ合ってみるから!」 GM/若菜:「……いいの?」 泉:「うんうんうん!頑張る頑張る頑張る!」 GM:(笑) GM/若菜:「そうなれたら、嬉しいな……」 GM:って、微笑んでるわ。 シルヴィア:……女同士の友情、か……つまらん……。 夕樹:……って、ぇぇえ?!なんつー、サディスティックなことと表情を……。 シルヴィア:ん?どした?(営業スマイル) 夕樹:な、何でもない……。(汗) シルヴィア:「あ、暦君。これがウチのクラスの焼きそばのチケットだから」 GM:で、しっかりやってる、と。(笑)そろそろ昼休み終わっていい? 泉&シルヴィア:いいよ。 GM:はい、じゃあ昼休みが終わりました〜。で、また教室で準備……あ、いや、クラブある人はそっちに行っていいってことにしよか。 シルヴィア:今日は何人来てるかな〜(いっコロ)5人! GM:おぉ、ほぼ全員やな。 シルヴィア:「うむうむ、皆気合入っとるのぉ〜。いいか?!手品は技術やない、心や!!」 GM:何か急に語りだした!(爆笑) 夕樹:金○先生か、お前は。(笑) GM:あ、吉岡もちゃんと来てるで。 シルヴィア:よしよし。「じゃあ今日は一回リハーサルだ。本番だと思って通しでやってみるぞ!」 GM:え〜っと…(コロコロ)あらぁ、吉岡下手っぴやわ。失敗してる。 シルヴィア:「サディスト」抑え…(コロコロ)3成功。普通に助言しとくわ。「いいか?何も焦らなくていい、いつも通りに……」 GM:「サディスト」…。(笑)他は? 夕樹:まぁ言語系クラブやしなぁ、【中国語】判定でいい? GM:そうやな、特に集まりもないし。各自勝手にやってくれって感じやから。 夕樹:(コロコロ)ん、−4で成功してるよ。 GM:ん、まぁ普通より少し良い出来って感じやな。 泉:泉ちゃんは〜…まぁ金魚、やなぁ?…を、どうしたらいいもんか……。 GM:あ、じゃあ話しかけてくる娘がおんで。同じクラスの娘で、名前は…佐川 郁子にしよう。郁子ちゃんが話しかけてくるわ。 泉:「何ですか?」 GM/郁子:「ちょっと貴女、最近仲良いわね?」 泉:「若菜ちゃん?うん」 GM/郁子:「……大丈夫、なの?」 泉:「全然大丈夫だよ」 GM/郁子:「……………!!?」 泉:「…何?その驚いた顔は?」 夕樹:って言わな、リプレイで分からんやん。(笑) シルヴィア:助かるわ。(笑) GM/郁子:「本当に大丈夫なの?怪我したり、とか……」 泉:「全然、全然。そんなこと全然ないよ。そういえば、呪いとか言われてたけど、そんなのも……」 GM/郁子:「しぃっ!(遮る)声が大きい!」 泉:…周り、誰かいるの? GM:いや、誰もおらんけど。どこで誰が聞いてるかも分からんから。 泉:そ、そこまで恐怖なんや…。「全然何も、そんなに驚くようなこととかは、今まで何もなかったわよ?」 GM/郁子:「じゃあやっぱり、迷信なのかしらねぇ?でも貴女と一緒に転校してきた彼…葛葉君?彼は怪我したじゃないの」 泉:「それはアレがドジだからよ」(キッパリ) 夕樹:……え゛……。 GM/郁子:「彼、体育の前にあの娘のことを聞いてたんでしょ?それでああなったから、やっぱりねって思って……」 泉:「あれは、たまたま……」 GM/郁子:「それはね。でも、私達からしたらアレは、呪いじゃないか、ってことに……」 泉:「それは違う、と思います…」 GM/郁子:「……そう?」 泉:「はい」 GM/郁子:「……分かったわ、じゃあ気をつけてね」 泉:「分かりました〜」 GM:ってことで、去って行ったわ。他はもういい? シルヴィア:あ、待って。さっき吉岡に教えてる時に小声で聞く。 GM:ようやく使ってくれたか。(笑) シルヴィア:言おうと思ったら場面転換してた。(笑)じゃあ小声で、「あれから若菜君の事で、何か変わったこととかはないか?」 GM/吉岡:「…何もなさすぎて、怖いくらいですね…」 シルヴィア:「……そう思えるくらいに、今までは違ったってことか?」 GM/吉岡:「あの、新しく転校してきた奴いるじゃないですか。あの可愛い娘」 シルヴィア:「………可愛い娘?」 泉:泉ちゃんのことやな。 シルヴィア:………可愛い娘? 泉:可愛いの!! GM:(笑) GM/吉岡:「あの娘にもまだ、何もないみたいだし……」 シルヴィア:「……今まで、一体どんなことがあったんだ?」 GM/吉岡:「そ、それは、俺の口からはちょっと〜……」 シルヴィア:「言いにくい、か。じゃあいい、無理して言うな」 GM/吉岡:「あ、いいんだ。じゃあ言わない」 シルヴィア:「ただ、最悪の事態は避けたい。だから、できるかぎり、言えることは言ってほしい…」 泉:熱血教師やなぁ、自分…。 GM/吉岡:「先生…そこまで言ってくれるなら、俺…話します!」 シルヴィア:「話してくれるのか!じゃあ、とりあえず場所を変えよう。……皆、ちょっと各自練習をしといてくれ!」 GM:どこで話す? シルヴィア:どこにしよっかな……じゃ、屋上で。(笑) GM:好きやな、屋上。(笑)はい、着きましたよ。 シルヴィア:…え、話してや。 GM/吉岡:「実はあいつ……祟るんですよ」 シルヴィア:「……何?祟る?」 GM/吉岡:「いつも何かがいるんですよ、あいつの周りに」 シルヴィア:「……ほぅ。で、具体的に何が起こったかは知ってるか?」 GM/吉岡:「これは俺も噂で聞いただけなんスけど、何か、あいつを苛めた奴が死んだだとか、大怪我した、だとか…」 シルヴィア:「それは校内で、だよな?」 GM/吉岡:「それは…はい」 シルヴィア:……今こいつら高2やったよな? GM:うん、そうやで。ただ吉岡も若菜ちゃんも幼稚園の頃からここやねんけど、度々あったらしい。 シルヴィア:あ、そっか。平塚学園は幼稚園から大学まで、やったな。 GM:そうそう。で、ずっと一緒の奴も何人もいるもんで、そういう奴らが見たり聞いたりしたことを、“祟り”として言ってきてるらしい。 GM/吉岡:「…で、この前、葛葉、でしたっけ?あいつも怪我したし。やっぱりあいつ、祟るんじゃないかって…!」 シルヴィア:「いや、あれはあいつがドジなだけだから」(笑) 夕樹:時間は同じくして、違う場所でドジ呼ばわり…。(泣) GM:(笑) シルヴィア:「ん〜む……ん、良く話してくれたな」 GM/吉岡:「いえ…噂、っスよね、そんなの?大丈夫っスよね?」 シルヴィア:「大丈夫さ、噂だ噂。お前は何か、見たことがあるわけじゃないんだろ?」 GM/吉岡:「それは……はい」 シルヴィア:「じゃあ大丈夫だ…噂で終わらせといてやる……」(不適な笑み) GM:どういうこっちゃ。(笑)まぁ、ということや。 シルヴィア:ふむふむ。 GM:で、今は放課後の3,4時くらい。 シルヴィア:若菜さん、帰った? GM:さぁ?用事がない限り、若菜ちゃんは美術クラブにいるから。あと、これは前に聞いてたことにしていいけど、美術部では絵を描いて展覧会をするってことになってるらしい。 夕樹:どんな絵を描いてるか、とか噂聞かん? GM:噂…より、見た方が早くない? シルヴィア:確かに。(笑) GM:さて、どうする?今は放課後、4時ってことにしよ。5時になったら下校時間やから。 泉:え、水泳部はもう終わってていいかなぁ? GM:うん、そうやな。特にすることないし。 夕樹:(コロコロ)成功度4の作品を書き上げて、提出しに行った。 シルヴィア:…(思案中)……一回、泉に会いに行っていい? GM:それはもちろん。ていうか、俺の許可得やんでいいよ。(笑) シルヴィア:それもそうか。(笑) 泉:「先生、どうしたんですか?」 シルヴィア:「あ〜、泉。ちょっとこっちに来てくれるか?」 GM:そうしたら、周りの女子生徒がキャーキャー言うで。シルヴィア、人気高いし。(笑) 泉:そうやな、高そう。困ったもんや。(笑) GM/女子生徒:「ちょぉっと泉ぃ、どういう関係よぉ。説明しなさいよぉ」 泉:「え?えと、えと、ちが……」 シルヴィア:「ははは、何、大したことじゃないよ。君達とはまた今度、じっくりね♪」 GM:うわぁ〜、ヤラしい〜。(笑) 泉:「いや、この人親戚で、ね!」 GM/女子生徒:「え、そうだったの〜?!」 GM:…って、明らかに人種違うのにな。(笑) 泉:それもそうね。(笑) シルヴィア:「え〜っと…で、だ」 泉:「はい、何でしょう?」 シルヴィア:「かくかくしかじか、まるまるうしうしでな」 泉:「まるまるうしうし、ですか」(笑) シルヴィア:「うん、どうも彼女に近づくと、何らかの傷害事件が起こったことが過去数回あるらしい」 泉:「あ、やっぱり、あったのはあったんだ…」 GM:っていうか、それはどこで話してるん? シルヴィア:二人きりになれる場所……また屋上でいいわ。あそこなら、扉にさえ気をつけてたら、誰か来てもすぐ分かるし。 GM:屋上、か。はいはい。 夕樹:っていうかお二人さん、そこまで分かってたのなら、僕の身に起こったことも関連あると思ってくれても……。 シルヴィア&泉:(声を揃えて)いや、あれはただのドジだから。 夕樹:こ、こいつら………。 GM:(笑) シルヴィア:「え〜、で、彼女に関わった傷害事件が過去数回あるみたいではあるけど、見てた感じ、彼女自身には誰かに危害を加えようという意思は見られない」 泉:「あ、そうなの?」 シルヴィア:「いや、それは君の方が知ってるだろ?」(笑) 泉:「あ、うんうん、見られない見られない」(笑) シルヴィア:「で、そこから妖怪的見解だと、一種の憑き物だと考えられるから、なるべく彼女の傍にいて、様子を見ていてやってくれ。君がいると、抑えられてるみたいだし」 泉:「はい、分かりました」……こっちもいくつか、報告していいかな?あの“風”のこととか、あと……まぁ言っていいか、胸の傷のこととかも。あと、自分は“特別”である、って言ってることとかもかな。 シルヴィア:なるほど、なるほど。風、傷、特別か……。 泉:うん、そんな感じかな? GM:…っていう会話をしていると、また“風”が吹いてくんで。 泉:普通の風?それとも…? GM:どうやろなぁ? 泉:え〜…どうしよう? シルヴィア:…ここにいても、まだ何も分からんだろうな…「…風が出てきたな、そろそろ中に入ろうか…」 泉:え〜?それでいいの〜? シルヴィア:ま、今はこれでいいさ。俺達じゃ【オーラ感知】もできんしな。 泉:それはそうだけど……。 シルヴィア:「ほらほら、中に入るぞ?」 GM:ん、中に入ったな?じゃあ屋上からの階段を降りて行く時に…シルヴィアは「敏捷力」判定して。泉はいいわ。 シルヴィア:(コロコロ)12、6成功やな。 夕樹:おかしい、おかしい…。(笑) GM:……あ〜、でも足を何かに取られた。落ちたわ。 シルヴィア:え゛……。 夕樹:やった!仲間入り〜!(喜) シルヴィア:!【柔道】で咄嗟に受身とる! GM:いいよ、どうぞ。 シルヴィア:(コロコロ)3成功。 GM:成功した?じゃあ10点のダメージでいいわ。 PC3人:ぇええええ〜?! シルヴィア:う、受身とってこれかよ…。(汗) GM:また、およそ有り得ない角度から落ちたからな。 泉:「せ、先生!どうしたの?!」 シルヴィア:「………押した?」 泉:「押してない、押してない!」(笑) シルヴィア:「だよなぁ?」(笑) GM:って喋ってると、校内放送が流れるで。 GM/校内放送:『シルヴィア先生、シルヴィア先生!至急、保健室まで来て下さい!!』 GM:呼ばれてんで。 シルヴィア:「ん?お呼びか、ちょっと行ってくるわ」 夕樹:まぁ、誰が怪我したか大体分かるけどね……。 シルヴィア:ちっ…後手に回ってるな……。 GM:保健室行くねんな?自分らは? 泉:ついて行く。 シルヴィア:あ、来るんや。 GM:夕樹は?どうする? 夕樹:え〜っと、作品提出した帰りだろうし……。 GM:放送に「シルヴィア」っていう名前が出て、反応するかどうか、って感じやけど。 夕樹:「まさか、あの敏捷バカが怪我を?!それは行って笑ってやらないと!!」 シルヴィア:いや、放送では呼ばれただけで、俺が怪我したとは限らんぞ?まぁ、これで行って、「先日の健康診断の結果なんですけど〜…」とか言われたら笑うけど。(笑) GM/保険医:「糖尿結石の疑いが…」(笑) シルヴィア:何食ってたんだ、俺。(笑) GM:で、夕樹は結局どうすんの? 夕樹:ま、「好奇心」もあるし、行くよ。 GM:行くねんな?じゃあ保健室の前に人だかりができてんで。 シルヴィア:駆け込む!「皆、ちょっと通してくれ!すまん!」 GM:じゃあ全員「知力」判定してみて。 シルヴィア:(コロコロ)げ、1失敗。 泉:(コロコロ)2成功。 夕樹:(コロコロ)4成功。 GM:一人成功したらいいよ。ただ周りの囁きが聞こえるだけやから。「凄い怪我だったな…」とか「血だらけだ…」とか「やっぱ祟りじゃないか…」とか。 シルヴィア:中に入って、扉を閉める。 泉:中入れる? GM:あんたら二人は無理やで?一般生徒やし。 シルヴィア:「お前らはここで待ってろ」ピシャリ。(扉を閉めた) GM:じゃあ保険医の…渋沢先生っていう女の先生が、 GM/渋沢:「ちょっとシルヴィア先生!あなた確か、『マジシャン同好会』の顧問やってましたよね?!」 シルヴィア:「はい、そうですが?」 GM/渋沢:「ちょっとこの子、手品の練習の最中に大怪我しちゃったんですけど…!」 シルヴィア:「…まさか!」その生徒の所に駆けつける! GM:うん、吉岡やな。 シルヴィア:どんな感じ? GM:とりあえず血だらけ。今は一応包帯巻いてるけど……。 シルヴィア:意識は? GM:朦朧としてる。今、救急車読んでる状態やから…。 シルヴィア:……呼びかける!「吉岡!吉岡!」 GM:反応無い。そこに居合わせた副部長の話では、ナイフ投げの練習中、頭の上のリンゴを狙ったハズやのに、何故か喉に突き刺さってしまったらしい。 シルヴィア:投げたのは? GM:部長。真っ青でガタガタ震えてる。 シルヴィア:ナイフ投げかぁ〜…。 GM:それも刃は潰されてるから、ここまでの大怪我になるはずはないらしい。なのに……。 シルヴィア:そのナイフを見る。 GM:それなりの重量はあるけど、ここまでの大怪我に繋がる物のようには見えない。実際、シルヴィアがいる時の練習中では、こうなる感じではなかった。部長の腕も百発百中で、ダーツとかでもいつも真ん中っていう感じ。だから部長も自分がやったことが信じられへんっていう顔。 シルヴィア:部長の肩をぽんと叩いて、「気にするなとは言わんが、大丈夫だ。大丈夫だから…」 GM:で、そうこうしてる間に救急車が来た。で、運ばれてったわ。 シルヴィア:付き添うわ。 夕樹:そらな。 GM:あと、顧問の怪斗先生も真っ青でついてくるわ。 シルヴィア:担架の横で、「吉岡!しっかりしろよ!?」 GM:人だかりも少し離れるわ、血まみれやし。 泉:…それを見送るぐらいしか、できんかな? 夕樹:ま、そうやね。 GM:ん〜、そう……。 シルヴィア:!!待った!そこで二人に〔無言の会話〕を飛ばすわ! GM:ああ、何て? シルヴィア:『若菜の所に行け!守ってやれ!』美術室にいると思われるし。 泉:…分かったわ。っていうか、それは良い妖力の使い方やと思うで。(笑) GM:確かに。(笑) 夕樹:初めてまともなことに使ったな。(笑) シルヴィア:じゃ、病院にいくわ。 泉:こっちは美術室やね。夕樹も一緒に。 GM:はいはい。じゃあ美術室やで。 泉:いる? GM:若菜ちゃん?いるで。 夕樹:【オーラ感知】する。 GM:普通の人間やで。 夕樹:絵は? GM:……絵?絵は絵やな。無機物以外の何者でもない。 夕樹:特に異変はなし、か。妖怪とか、変わった感じは辺りにもない? GM:ないな。若菜ちゃんが泉を見て、 GM/若菜:「…どうかしたの?」 GM:って見てくるで。 夕樹:僕は【オーラ感知】しに来ただけだから。 泉:「えっと…用は無いんだけど、ちょっと描いた絵とかを見せてもらいたくって…」 GM:ああ、じゃあ見せてもらうで。何ていうか…複雑やな。とても口では言い表せない、抽象的な絵。 泉&夕樹:……………………………………………。 シルヴィア:……何かコメントしろよ、お前ら…。 GM:…っていう所に、ガヤガヤと人が来るで。 夕樹:ほぇ? 泉:人…って、たくさん? GM:たくさん。どっかで見た顔ぶれやな。大体2−Bの連中、あとは野次馬が多数。その中のリーダー格っぽい奴が若菜ちゃんを見つけて、詰め寄ってくんで。 GM/リーダー:「お前がやったんじゃないのか?!!!」 泉:「ちょ、ちょっと待って、ちょっと待って!!」(割り込む) 夕樹:お、反抗した。 泉:「な、何の証拠があるっていうのよ?!」 GM/リーダー:「証拠って…あいつは現に怪我をしたじゃないか!!」 泉:「だから、その証拠は?!」 GM:いや、だから彼らにとっては理屈じゃないねんて。 泉:…………理屈じゃない♪理屈じゃない♪(歌いだす) シルヴィア:何故歌う。(笑) 夕樹:【言いくるめ】てみるか? GM:いや、とてもそういう雰囲気じゃないな。殺気立ってる、詰め寄ってくんで。 シルヴィア:……俺はいつ復帰できそう? GM:病院やからな…今日は無理と思って。 シルヴィア:暇だな……。 GM:リーダー格が泉をどんって突き飛ばすで。 夕樹:さすがに割って入るよ。 シルヴィア/野次馬:「とにかく、吉岡はそいつがやったとしか思えないんだ!」 GM:そういう役、助かるわ。(笑) GM/リーダー:「お前がやったんだろ!?何でだよ!?」 泉:一方的な言い分やな〜…。 シルヴィア/野次馬:「湯元!お前もそいつの仲間なんだな?!」 GM/リーダー:「お前ら、何でそいつを庇うんだよ!?」 夕樹:「彼女は何もしてないからだよ」 泉:「友達なんだから、当然じゃない!」 GM/リーダー:「お前らは転校生だから、分かってないんだよ!」 シルヴィア/野次馬:「大体、そいつとずっと一緒にいて何も起こらない、お前が一番怪しいんだよ!」 GM/リーダー:「そうだ!お前も仲間なんじゃないのか?!」 泉:…………………………………………。 シルヴィア:詰まるな、詰まるな、言い返せ。(笑) 泉:っていうか、何であんたがそっちにいってるんよ〜? シルヴィア:今の俺はシルヴィアじゃない、相沢君だ! 夕樹:そういやいたな、そんな奴。(笑) GM:じゃあ俺、石橋君な。(笑) 夕樹:クラス全員が参加してるってわけじゃないんやろ? GM:いや!全員参加してるな。 泉:「私が仲間かって?そう言われたら仲間やで、友達やし」 夕樹:おぉ、いいねぇ。 GM/石橋:「じゃあ…」 シルヴィア/相沢:「お前も共犯だ!」 GM:って言って、殴りかかってくんで。 夕樹:割って入る。「受け」かなぁ。 GM:いや、こっち2,30人やねんから、さすがにボコボコにされますよ? 泉:そんなに来てるの?!どんな学校だ! GM:だぁから、もう恐慌状態やねんて。生徒側の心理としては、せめてお互い関わらんようにして一線をひいてたのが、吉岡の大怪我のせいで一線を踏み入られてしまって、収集がつかへん状態やねん。 夕樹:【言いくるめ】で……。 GM:いや、だからぁ、もうそういう状況ちゃうねんて! 夕樹:僕の〔魅了〕と泉の〔フェロモン〕で……。 シルヴィア:…いや、それも……。 GM:無理やな。理性的な状況じゃないから。 シルヴィア:そういや、先生とかは? 泉:そうやん、止めに来ぉへんの?! GM:あ〜、そういやそうやな。 夕樹:そうじゃなくても、美術部の他の人たちは止めには来ぉへん? GM:いや、それは遠巻きに見てるだけやな。関わりたくない、っていう感じ。 泉:じゃあ…若菜ちゃんを先に逃がして、私達だけで何とかする。 夕樹:そうやね、それで…。 GM:それはあんたらはボコボコにされてもいいってこと? 泉:え、それは……。 夕樹:いいよ、僕だけなら。 泉:え、じゃあ…一緒に逃げていい? 夕樹:いいよ。 GM:それは、あんたがかなりの勢いで集中的にボコボコにされるってこと? 夕樹:うん。一応防護力が……。 GM:いやまぁ、半殺しっていうくらいやからな、HP半分にしてくれたらいいよ。 泉:…それは人間的生命力で? 夕樹:じゃあ6点か……。 GM:いやいや、ちゃんと追加点HPの半分として、ですよ。そら2,30人からボコボコにされるんやし。 夕樹:そんな、人間が…それも一度に殴れるのは2,3人が限度やのに…。 GM:人間を舐めたらあかんで。それこそ椅子の角で殴られたかもしれんし、その辺の何かで殴られたかもしれんし……。 夕樹:ある程度のところで逃げればいいか。 GM:だからぁ、捕まれたらそれもできないでしょ?何で素直にダメージくらわんかなぁ……。 夕樹:えぇ〜、だって……まぁいいや、25点くらっとくよ…。っていうか、他に見てる奴、止めろよ。 GM:そこはさすがに誰かが先生呼んで止めさせたよ。じゃなきゃ、あんた殺されてましたから。 夕樹:いやまぁ、本当に殺されそうになったら、さすがに本性現してでも反抗しますよ!(笑) GM:まぁそれもそうか。(笑)で、泉は若菜とどこに逃げるん? シルヴィア:逃亡劇〜♪ 泉:逃亡劇…。(笑)え、これは普通に逃げれていいの? GM:普通に…? 泉:ほら、美術室の出入り口を出る時に……。 GM:……まぁそこは、命はって止めてくれた奴がいるから。(笑) 夕樹:ふっ…。(ボロボロ) 泉:じゃあそのまま職員室に行って、担任……はいる? GM:境?境は〜…いや、おらんな。病院や。 泉:そっか…まぁ先生なら誰でもいいや。先生の一人に「美術室に大勢が押し寄せてきたんで止めてください」って言う。 GM:はいはい、じゃあ止めに行ってもらった、と。 泉:あ、あと、「クラスの何人かに暴行…?を受けそうになりました」とかも説明しとく。 GM:ん、じゃあ、 GM/先生:「今日のところはもう帰りなさい」 GM:って言われるわ。 泉:………じゃあ若菜ちゃんと一緒に帰るけど……どこに…? 夕樹:そんなもん、店に決まってるやろ! 泉:そうだとは思うんだけど………うん、じゃあ店でいいや。店に一緒に帰るよ。 GM:ん、じゃあ特に何事もなく帰れたよ。(シルヴィアに支持→シルヴィア溜息) シルヴィア/伊吹:「あ、おかえりなぁ〜い。(瞳を見て)…あれ?またいらしてくれたんですね〜?」 GM:瞳もさすがに青い顔してるけどな。 シルヴィア/伊吹:「?どうした……とりあえず中へどうぞ」 泉:「あ、ありがとうございます…」 GM:瞳ちゃんは、ずっと青い顔してガタガタ震えてはるわ。 泉:じゃあそのままオーナーの所に行って、匿ってくれるようにお願い…ていうか依頼に行くわ。「〜〜〜なことがあったので〜」って。 GM:うん、じゃあオーナーもさすがにその理由を聞いて承諾してくれるよ。 GM/千歳:「それじゃあしばらく、泉の部屋で寝泊りするといいわ」 泉:「ありがとうございます〜」 GM:っていうところで、あんたやねんけど……。 シルヴィア:(病院?)「しっかりしろ!オラの気を分けてやる!!」 GM:どんな状況?!(笑) 泉:ドラ○ン・ボール?!(笑) GM:ま、まぁ、夜になったら皆帰ってきたで。 夕樹:え、僕はあれからどうなったん…? GM:とりあえず病院に連れてかれた。ボコボコやったし。 夕樹:そらな……普通の人間やったら4回は死んでるし…。 GM:でもまぁ病院である程度までは回復して、シルヴィアに会って一緒に帰ってきたっていう感じ。 シルヴィア:…吉岡はどうなった?一命は取り留めた? GM:うん、一命は取り留めた…けど、まだ意識は不明な感じかな。 シルヴィア:面会謝絶? GM:そうそう、それが言いたかってん。(笑) 夕樹:っていうか僕、よくその日に帰してもらえたなぁ〜……入院とかじゃないの? GM:いや、痣とかはそんなすぐには消えんけど、返してはもらえたよ。全体HPからしたら、半分てまだまだ余裕やろうし。 夕樹:それにしても…人間の薬とかって効いたのかなぁ?僕、狐やから動物用……。 GM:まぁいいから!とにかく帰ってきました!はい!で?! シルヴィア:ん〜…帰って……とりあえず、泉の部屋に行く…いい? 泉:え?別にいいけど…。 シルヴィア:じゃあ行く。 GM:行く?そしたら瞳が、「何々、あなた達?!」みたいな感じやけど。 泉:あ〜、それもそうか。 夕樹:とりあえずボロボロなわけですが…まぁこの娘の場合、説明はいらんか。 GM:ああ、まぁ一応「大丈夫?」みたいな感じの目では見てくるけど…。 夕樹:ん〜、まぁ見た目ではそうかもしれんけど…。 GM:あ!あと、ごめん、シルヴィア。一個忘れてた。 シルヴィア:ん?何? GM:あんただけ仕留め損ねたから、また襲ってくるわ。 シルヴィア:……誰が?心当たりがありすぎて…。 泉:そんなに敵いるの?(笑) GM:まぁ、この場合は『風』が。いつもはどうやって帰ってるん? シルヴィア:電車と徒歩。 GM:じゃあ歩いてたら、急に車が突っ込んできたわ。 シルヴィア:こ、これは何で判定?「敏捷」だったら嬉しい…。 GM:いや、「よけ」やな。 夕樹:死んだな……。 シルヴィア:「ちぃっ!」(コロコロ)…っしゃぁ!ジャスト8で避けたったわぁ! 泉:凄…。(笑) GM:おぉ、じゃあ車は走り去ってった。ぱっと見た感じ、誰も乗ってなかった。 シルヴィア:「………サイドブレーキが下りてたのか?ふ、バカな人間もいたものだ…」 夕樹:そう納得しちゃうの?! GM:きっと坂道やってんな。(笑)で、また一瞬『風』が吹き抜けた。 シルヴィア:(風に向かって)「この程度じゃ、殺せないぜぇ?」 GM:お、言うたな……まぁいいわ、とりあえず今はそれで。で、帰ってきたところまで戻るわ。 シルヴィア:まぁ、そのことを報告しつつ…。 泉:……やっぱ鍵は『風』なのよねぇ〜…。 夕樹:『風』の妖怪…? GM:何か用かい?(妖怪) 泉:またベタなことを…。(笑) シルヴィア:……若菜ちゃんは、まだ震えてる状態? GM:ん〜、まぁそうやな。そんな簡単には納まりそうにはない。でも、あんたら見て不思議な顔はしてる。 GM/若菜:「…何で、貴方がここに?」 シルヴィア:「…こんな状況だから話すけど…」 GM:あ、言うんや。 シルヴィア:いや、妖怪だ、とまでは言わんけど。 泉:それは、ねぇ。(笑) シルヴィア:「実は俺たち、学校に行く前からの知り合いなんだ。ここで一緒に働いている」 GM/若菜:「…そう、だったんですか…」 シルヴィア:「ああ、黙ってて悪かったね」 GM:ん。泉は何もせんの? 泉:何か…って言われても、慰めとくことぐらいしかできない。 GM:それもそうか。 シルヴィア:え〜、とりあえず若菜ちゃんを落ち着かせるのが先決だなぁ。他にすることって、何だろう……。 GM:落ち着いてはいるよ、取り乱すようなこともなく。ただ、「ああ、やっぱり私は特別なんだなぁ……」みたいな感じになっちゃってるだけで。 泉:まぁ、一晩かければいくらか元の調子に戻るでしょう…。 シルヴィア:「じゃあ先生が親御さんに連絡を入れておくから」 夕樹:ああ、それもそうか。 GM:じゃ、電話する? シルヴィア:うん。 GM/電話:『はい、もしもし。若菜ですが?』 GM:声からして、お母さんみたいやな。 シルヴィア:あ、ちなみに今は何時くらい? GM:ん〜、10時くらい。 シルヴィア:10時か。「夜分畏れ入ります。私、瞳さんのクラスで特別講師をさせて頂いているシルヴィアと申します」 GM/若菜母:ちょっと嫌そうに、『あ、はい』 シルヴィア:「え〜……」何て言えばいいのかなぁ〜…。 泉:頑張って! シルヴィア:「え〜、本日、学校の方で一騒動ありまして、娘さんがそれに少し巻き込まれてしまい…あ、お怪我などはないのですが、少し取り乱しておいでですので、本日はこちらの方でお預かりさせていただこうと思いまして…」 GM/若菜母:『また、あの娘が何かをしたのですか?』 シルヴィア:「いえ…」 GM/若菜母:『何かしたんでしょう?!』 シルヴィア:「何も?」 GM/若菜母:『いや、隠さないでください!私はあの子の母親ですよ!』 シルヴィア:………シラ切るか。「いえ、ですから何も…」 GM/若菜母:『どうせまた、誰かが怪我をしたのでしょう?!分かってるんですよ!今度はどんな怪我をしたんですか?!死んだんですか?!』 シルヴィア:「いいえ……というか、何も…」 GM/若菜母:『もういいです!もういいんです、あの娘のことは!もう勝手にしてください!』ガチャ! シルヴィア:「いや、ですから…!?もしもし!もしもし?!!!」 GM:ヒステリーっぽく切られたから。 シルヴィア:…だなぁ? 泉:まぁ考えようによっては好都合だけど…。 シルヴィア:それもそうだな。「何の気兼ねもなく、ここで何泊でもしていきなさいな」 夕樹:……ていうか、僕はしばらく学校に行けんなぁ。 シルヴィア:それ言うなら、君ら3人はしばらく行かん方がいいやろ。 夕樹:そうやね、しばらく待機で。 GM:じゃあ、火曜日になっていい? シルヴィア:はい、いいよ。 GM:じゃ、火曜日になりました〜。 シルヴィア:とうとう俺一人か…。 GM:確かに。(笑)一人減り、二人減り……。 夕樹:そして誰もいなくなった?(笑) シルヴィア:いなくなっちゃあ、不味いだろ。(笑) GM:教室に行ったら、境先生が心なし青ざめた顔でいはるわ。で、出席とってください。 シルヴィア:はいはい。「じゃあまず、相沢ぁ」 GM:「シーン」 シルヴィア:「……石橋」 GM:「シーン」 シルヴィア:「…お前らいないのか?!」 GM:っていうか、教室見回した感じ、ガランとしてんな。 シルヴィア:ありゃぁ…。 夕樹:皆、停学? GM:全部で7,8人かな。 夕樹:吉村は?! GM:(コロコロ)あ、いる。(笑) 夕樹:いるのか!(笑) シルヴィア:「………え〜今日いるのは、北、吉村、渡辺、大田、大津路、五藤、清水か……。先生、学級崩壊もいいとこですね」 GM/境:「それが……シルヴィア先生、ちょっとこっちへ…」 シルヴィア:「はい?」 GM:外に出た。で、話を聞かされんねんけどぉ……。 シルヴィア:何? GM:さすがにこんな出席率やから、先生もさっき電話かけてまわっててん。そしたら、実際は半分は家を出た、と。もう半分は病院や、と。 シルヴィア:「………全員の状態などは、分かってますか?」 GM:ん〜、まぁ大体は重態。(苦笑)中には軽傷の人間もいるみたいやけどな。 シルヴィア:「そうですか……では今いる7人は俺が各自の家まで送りますので……」 GM:って言おうとしたら、また校内放送で職員室に呼び出されんで。 シルヴィア:(教室に)「全員、絶対に教室から出るなよ?!」職員室に行くわ。 GM:ん、職員室に行くと、病院から電話があった。残り半分の居場所が分かったで。 シルヴィア:…全員病院、か。42人のクラスに3人がウチいて、7人が教室……32人が病院?! GM:っていうことになるなぁ。 シルヴィア:「……境先生、さすがに今日は授業もできませんので、今いる生徒は帰らせましょう」 GM:いや、境先生は今から病院を見て回るから、教室にいる生徒達を見ててほしいって。 シルヴィア:「あ、はい、分かりました」 GM:で、教室に戻ると7人が不安そうな顔で待ってたで。 GM/五籐:「先生!皆が来てないのって、やっぱり…!?」 シルヴィア:「あ、いや、違うぞ。今インフルエンザが流行ってるらしい。お前らも気をつけろよ?」(平常モード) 他3人:(爆笑) 夕樹:今春やのにぃ〜!(笑) シルヴィア:そうか、じゃあ「インフルエンザと風邪と花粉症らしい」(笑) 泉:よくパッとそんだけ出るね。(笑) GM:でもまぁ、そんな嘘が通じるわけもなく。(笑)生徒の一人が恐慌を起こすで。 GM/清水:「やっぱり、あの娘なんですか?!」 シルヴィア:っていうか、その子は男?女? GM:(いっコロ)お、女の子やで。 シルヴィア:おしおし。じゃあ肩を掴んで説得するわ。 GM/清水:「だってあの娘でしょ?!あの娘がやったんでしょ?!皆どこに行ったのよ?!」 シルヴィア:「…だから、風邪、花粉症、インフルエンザだってば」 GM:あ、ちなみにこの7人は買出し班やったから、昨日の暴動を見てへんかってん。 夕樹:あ〜、なるほどね。 シルヴィア:「……あ〜、もうこの人数でもいいや。とりあえず授業を始めるぞ!」 夕樹:すんのかい!(笑) GM:まぁでも、しな仕方ないわな。自習でもいいけど。 シルヴィア:いや、あえてオーストリア語をやる。 GM:ん〜、でも皆聞いてる感じもなく、ザワザワ、ソワソワ。 シルヴィア:…出席簿を教卓に叩きつけて、「お前らちゃんと授業聞けぇ!」 GM:さすがに皆一瞬黙るけど、でもまたすぐにザワザワしだす。 シルヴィア:………もうそのまま授業続けとく。 GM:はいはい。じゃ、一回こっちにいこう。あんたらは何してるん? 夕樹:え〜、動けるとは思うけど、怪我のこともあるし家、神社の方にいるかなぁ。 泉:店、ていうか部屋にいる。若菜ちゃんの様子はどう? GM:もう普通やで、一晩経ったし。 泉:私はもちろん、若菜ちゃんと一緒にいるよ。 夕樹:う〜ん、学校の方に連絡入れたいけど…。 GM:あ、自分らは当然、クラス大半が病院に行ったこと知らんからな。 夕樹:でも携帯あるし…。 シルヴィア:授業中は携帯の電源切ってるで? GM:ま、真面目だなぁ〜!らしいで?(爆笑) 夕樹:このプロめ!(笑)ま〜、状況が状況やし、オーナーに言ってバイトは休むけど、やっぱり従業員の部屋で休ましてもらっとこう。何があるか分からんし。 GM:じゃあ何もせぇへんの? 夕樹:ん〜…『風』についてパソコンで調べたいけど…でも風っていうだけじゃなぁ〜……オーナーに聞いてみるかぁ。 GM:NPCに聞くなら1CP払ってもらうで? 夕樹:あ〜、そっか…貯金厳しいしなぁ〜…。 泉:私のでよければ出すけど? 夕樹:あ、じゃあお願いします。 泉:そういえばオーナー、最初に若菜ちゃん見た時笑ってたもんね、何か知ってるのかな? シルヴィア:多分、「面白いものを憑けてる娘だな」とかじゃないかなぁ? GM:じゃあオーナーに聞いたということで。 GM/千歳:「あなた達、とうとう人間に被害を出しちゃったわね?」 夕樹:「う〜…でも多分一番の被害は僕……」 泉:「はい、出しました」 GM&シルヴィア:開き直ってる?!(笑) 泉:え、いやいや!こう言うしかないじゃない!(笑) GM:じゃあ「ふぅ…」っていう感じで溜息つかれるわ。 GM/千歳:「もうちょっと上手くやってくれると思ってたんだけど……」 夕樹:何をどうやれと……。 シルヴィア:…あ、今のその会話は若菜ちゃんは一緒に聞いてるん? GM:どっちでもいいよ。どうする? 泉:〜〜…聞いてなくていいわ。 GM:じゃあ…今一人か。 夕樹:いや、そこは伊吹さんに相手してもらっとくわ。 GM:はいはい。若菜は聞かない、と。じゃあまぁ1CP払ってもらったから言うけど、実はこれ理事長から依頼を受けとってん。『特別な娘がいるから見たってほしい』っていう。で、上手いこと周りと溶け込ませれたらいいなぁ〜っていう観点からあんたらを送り込んけど、まぁ失敗したみたいやから仕方ない、と。(苦笑) 夕樹:失敗って言われても…難しいもん、今回…。(泣) 泉:まぁ毎回アドリブでやる割りには何時間かかんねんっていうシナリオやけど……。 シルヴィア:さすがに今回のはGAMS発足以来、プレイ時間新記録やな。しかもまだ終わりじゃないし。(笑) GM:まぁこんなもんやって。(苦笑)で、こうなってしまったらもう仕方ないから、「理事長に説明して協力してもらえ」やって。 泉:「あ、はい」 GM/千歳:「何でもあの学校には、『霊界探偵部』という有能な…」 シルヴィア&泉:有能??(笑) GM/千歳:「…クラブがあるらしいから」(笑) シルヴィア:攻撃力のない前衛と、ちょっとおかしな後衛。さらにその援護は幽霊娘3体。(笑) 夕樹:信用ならん。(笑) 泉:じゃ、理事長に説明しよう……学校には行って大丈夫なものかなぁ? 夕樹:【変装】はした方がいいと思うけど…むしろ電話して来てもらったら? 泉:そうね、じゃあ電話して事情話して来てもらおう。 GM:ん、じゃあ来たで。(シルヴィアに合図) シルヴィア:ん?……ああ、そういうことね。(笑) 夕樹:永倉理事長? GM:じゃなくて…。 泉:え、何でシルヴィアが…? GM:でもなくて。(笑) シルヴィア/犬神:「はい、こんにちわ〜。『霊界探偵部』の者ですが〜…」 夕樹:あれ?!理事長は?! GM:来るわけないやん。(笑) 泉:「い、犬神さん?!」(笑) 犬神:「はい、『霊界探偵部・部長の犬神 良比古と申します」 夕樹:この人は僕らが妖怪って知ってんの? GM:いや、知らんよ。ただ、そういう存在がいることは知ってるけど。この人たちは普通の人間やで。別に自分らがいいなら言ってもいいよ? 夕樹:ん〜、いや、一応特殊能力があります、ぐらいに言っとく。 犬神:はいはい。 GM:ほら、何か会話してぇや。(笑)犬神も一応、色々な噂は聞いてるから、暴動があったとか、大怪我があったとか…。 犬神:はいよ。「何やら大変なことがあったそうですね〜」 夕樹:「それはもう、40人にボコられたりしましたから」 犬神:「ああ、そのボコった40人のうち、32人が今朝方、病院に運ばれたと聞いてます」 泉:「ま、まさか!そんな…!」かなり驚いた。 夕樹:「そんな…楽しいことが…。まさか皆、僕をボコったことを悔いて…」(笑) 犬神:「あ、そういう訳ではないようです」 GM:まぁ聞いた話によると、本当にボコボコにした奴ほど大怪我やし、ちょっと見てて協力しただけの奴やったら、ほんの切り傷やったとか、骨折ったとかやから。 夕樹:ま、まさか僕が…!?(笑) 犬神:「そう、あなたが…」(弓を構える) 泉:そうなるの?!(笑) 犬神:「我々『霊界探偵部』はあくまで中立の立場にありまして…」 泉:「一応最初からお話しますね。私達は理事長から依頼で、ある女の子をクラスに馴染ませるために送り込まれた、っていうことなんですけど…」 犬神:「あ、はい。僕もそれはついさっき聞きました」 夕樹:一人二役、大変やねぇ。 泉:あ、私もした方がいいんかな? 犬神:いや、今は俺一人でいいよ。「今は相方がいませんが仲間もいますので…」 GM:うん、そうやな。彩音は学校で調査してることにしよう。 犬神:彩音一人で?……できるのかなぁ?(笑) 泉:できてるって!きっと!(笑)えと、「今後は協力をして…」 犬神:「ええ、我々にできることならば協力はしますよ」 泉:「協力して、学校で起こった事件を解決していきたいんですけど…」 犬神:「それはもちろん、学園内の安全を守ることが我々の仕事ですから」 夕樹:ボロボロ〜、守られてない〜。 犬神:10万払ってくれたら、『どこでも静姉』Part2で回復しますよ?(笑) 夕樹:僕、赤貧!赤貧!妖怪やから放っといたら回復するし。 犬神:そうですか、残念です。(笑) GM:ちゃっかり商売してるし。(笑) 泉:え〜、これからの方針としてだけど……。 GM:だから、これから協力していきましょうってことやろ? 泉:まぁ、そういうことかな。 犬神:うん、犬神はシルヴィアの代わりやからな。 GM:で、どうする?自宅待機しとくん?今、事情も聞いたし、学校行きたかったら行ってもいいし。 泉:気にはなるけど…家で待機しときます。 GM:それは瞳とやな? 泉:うん。 夕樹:僕は…どうしよかなぁ。今回、結構微妙な立場なんよねぇ。 GM:ここで一緒に待機するか、それともどこかに行くか。 夕樹:……あ、霊界探偵さんは皆が担ぎこまれた病院とか知ってるんですか? 犬神:え?それは知ってますけど…? 夕樹:それ、教えてください♪ 犬神:……えぇ?皆バラバラですよ?それこそ近いのは奈良から遠いのは長野県まで……。 GM:長野?!何があったんや、そいつ。(笑) 泉:多分台風で吹き飛ばされた、とか。(笑) 夕樹:それは会うの無理やなぁ。(笑) 犬神:まぁ近いのは県立病院とかですかねぇ? 夕樹:じゃあその辺で軽傷の奴らから話を聞きだすわ。 犬神:何する気だか……「一緒に行きます」 GM:はいはい。じゃあ病院に着きました。 犬神:「ここですよ」 GM:ちなみに、どの程度の怪我の奴の所に来たん?上、中、下で。 犬神&夕樹:中。 GM:ん、じゃあ骨折の奴な。 夕樹:足の骨折とかやったら入院してるけど、話せるよね? GM:それはもちろん。誰にしよかな? 犬神:相沢君? 夕樹:一番ボコってきた奴やん!(笑) GM:うん、相沢君は上やな。(笑) 犬神:あ〜…じゃあ、「君が船越君、だね?」 GM/船越:「あ、はい…そうですけど…」 犬神:「俺は3−A、『霊界探偵部』部長の犬神という者なんだが」 GM/船越:「ああ、あの噂の…」 夕樹:っていうところで、顔を出すけど。 GM/船越:「う、うわぁぁ〜!く、来るな!こっちに来るなぁ!」 犬神:「どうした?とりあえず落ち着くんだ」 GM/船越:「だって、あいつも一味なんだろ?!こっちに来るなよぉ!」 犬神:夕樹、ちょっと外に出てろ…二人で話がしたい。 夕樹:はぁい。 犬神:じゃあ病室に二人になろか。 GM/船越:「……あなたも、あいつの仲間なんですか?」 犬神:「いや、君達も知ってはいると思うが、我々は常に中立の立場にある」 GM/船越:「ああ…『霊界探偵部』ですからねぇ…。また俺達のことを記事にでもするんでしょ?止めてくださいよぉ…」 犬神:「記事?それは俺達じゃない、新聞部の奴らに言ってくれ。…まぁそれはいいとして、できれば怪我した時の状況を聞かせてくれないか?」 GM/船越:「状況、といわれても……階段を下りようとしたら、押されて、落ちたんです」 犬神:「…後ろに、誰かいた、とかは?」 GM:いや、ただ“押された”としか認識できんかった、って。 犬神:「そうか…」まぁこいつから聞きだせるんはこのくらいやろなぁ。 GM:まぁ、そうやろなぁ。 犬神:「どうもありがとう、協力に感謝する」 GM/船越:「くれぐれも広めないでくださいよ?あなただから言ったんですよ?」 犬神:「それはもちろんだ、約束しよう。では、お大事に…」 夕樹:僕の立場って一体……。 犬神:70円あげるから、カップのジュースでも飲んどき。 夕樹:わぁい♪…って子供扱い?! 犬神:同じ病院に、他にもいるかな? GM:まぁいるやろな、大きい病院やし。次は上、中、下? 犬神:じゃあ下の林田君で。 GM:ん、じゃあ彼は、本当にただ付いてってあの場にいて見てたていうだけ。まぁそれでも裂傷を負ってるけど。 犬神:「こんにちは、これはどうしたのかな?」 GM/林田:「風が吹いたと思ったら切れました」 犬神:……かまいたち、か? 夕樹:思ったことを口にするな。(笑) 犬神:(軽い感じで)「ま、それは恐らく自然現象だ。あまり気にするな」(笑) 夕樹:え〜、一応「大丈夫かぁ?」っていう感じで顔を…。 犬神:見せる度に話がこじれるって…! 夕樹:でもお見舞いやし、こう、ちらっと顔を見せる感じで…。 GM:その度にこっちはパニくるわな。(苦笑) 夕樹:そぉんなパニック起こすほどのもんなのか?!!! GM:だーかーらー、今まで触れんようにしてた子が何かしたから、手を出したらまた復讐されて…っていう感じになったから、その仲間と見られてるアンタも見ただけでパニックになるには十分なんやって。 犬神:「まぁ、この程度で済んでよかったな。これからは気をつけろよ?」 GM/林田:「でも!他にもウチの奴らで入院している奴がいるって!俺、聞きましたよ?!」 犬神:「あ〜…あいつらはただの不注意からくる事故だ。気にするな」(笑) GM:事故で片付けるか〜。(笑) 犬神:他にもいる、っていっても中と下からは同じようなことしか聞き出せんやろうし……一応、上の人にも会うかな。 GM:いや、上の人は面会謝絶ですね。 犬神:あらぁ…。 夕樹:〔魅了〕する。 他3人:いやいやいやいや! 泉:怪我人を〔魅了〕できないって! 犬神:っていうか、喋れんやろ〜。 GM:それ以前に部屋入れんって。 夕樹:いや、そうじゃなくって…医師を〔魅了〕して、話を聞きだそうかなぁ、と。 GM:ああ、そういうことか。じゃあいいで。何聞く? 夕樹:怪我がどれだけ深刻か、とか。 GM:意識不明の重態。 夕樹:具体的には? GM:打ち身、切り傷、打撲、捻挫……考えられるものが色々と。 夕樹:いつ頃運び込まれた? GM:人による。今朝の人もいれば、昨日の夜の人もいる。 犬神:相沢君が、重態の部類やなぁ。 夕樹:積極的に殴ってくれたからね、空手部部長。(笑) 犬神:高2で部長?!そらもう、「突き」だけで3Dとか…。 GM:すげぇ〜。(笑) 夕樹:ボ○・サップ?!(笑) GM:っていうところで、犬神に電話かかってきたで。 犬神:病院内やけど…まぁ話せるスペースあるか。誰から? GM:学校で捜査してた、彩音からやで。(泉に合図) 泉:…え?あ、私か。 彩音:「もしもし」 犬神:「はい、犬神です」 彩音:「こちら彩音です」 GM:何でそんな他人行儀なん?(笑) 彩音:何かトランシーバーみたい。(笑) 犬神:「はい、聞こえます。どーぞ−?」(笑) 彩音:……え、で、何を言えばいいの? GM:ん〜、何が知りたい? 夕樹:何が、って……何でもいいの? GM:まぁ言える範囲内なら。 彩音:“風”についてとか、いける? GM:“風”かぁ〜…それは泉とかシルヴィア以外は知らんから、無理ちゃう? 彩音:あ〜、それもそっかぁ〜…。 GM:まぁとりあえず言えることは、『若菜 瞳のパーソナルデータ』と、『これまでの経歴』『学校ではどんな娘だったか』っていう感じのこと。 彩音:なるほどぉ。 犬神:経歴っていのは? GM:それは…知りたかったら1CP払ってもらわなな。 犬神:1CP…無いなぁ…<命運>じゃダメ?(笑) GM:それは世界が違うからダメ。(笑) シルヴィア:〜〜じゃあ俺が払うよ。 GM:はいはい、じゃあペラペラ喋るよ。経歴はそんなに大したことはないんやけど、一応その地方の名家らしいねん。先祖代々続いているっていう、な。で、どうやらその一族には隔世遺伝で特殊な能力を持った子がたまに生まれるらしいねん。そこで調べたところ、それがたまたま瞳やった、ということらしい。 夕樹:どんな能力か、までは分からんかった、と? GM:いや、どうも『式神』の一種らしいで。 夕樹:ほぅほぅ…。 シルヴィア:ん〜…てことは、瞳が恐怖とかを感じると無意識のうちに発動しちゃう、っていう感じかな? GM:まぁ、それも考えられるなぁ。 夕樹:あ〜、でも式神ってことは……でも風…ん〜…。 GM:で、まだあるで。胸の傷についてやねんけど、小さい頃に何らかの事件があったらしくて、暴走してんて。それでその時に、自分で自分を傷つけてしまってできたものらしい。そのせいでそれ以来、自分はそういう能力があるってことを知って、それを封印すると共に引きこもるようになったってことらしい。 夕樹:ああ、記憶を封印したわけね。 GM:そうそう、忘れることにして自分を保ったってこと。でもそれ以来、周りの見る眼も冷たくなって……っていう感じ。 泉:ああ、なるほどねぇ〜…。 夕樹:親は知らなかったのかなぁ? GM:いや、だから知ってたってば。でもそういう暴走事件があったせいで、さすがに怖くなって…ということらしい。 シルヴィア:あ〜、なるほどねぇ〜…。 犬神:「……こぉれは彩音じゃなくて麻美が調べたな…」(笑) 夕樹:又聞きかぃ?!(笑) GM:さも自分が調べたかのようにな。(笑)ま、そういうわけやってさ。 夕樹:ふぅむ…。 GM:そんなこんなで、火曜日の日も暮れようとしてんねんけど。 シルヴィア:シルヴィア先生はいつになったら帰れますか? GM:シルヴィア先生はもう帰ってきてくれていいですよ。 シルヴィア:はぁい。じゃあ教室の7人に、「くれぐれも気をつけて帰るように」って行って帰るか。 GM:うん。で、一回帰って集まって…。 シルヴィア:今までの話を聞いた、っていう感じかな。 GM:まぁそうやな。 夕樹:これこれ、こういうことがあって〜…ていう感じで。 GM:…それは、瞳の前で言うん? 夕樹:………いや、いない所で言う。 シルヴィア:でも、いつかは言わなあかんことやで、これは? 夕樹:ん〜、でも今はとりあえず報告だけやから。 シルヴィア:………正直、もう俺達はネタ切れだと思う。そろそろ全部話して、瞳さんにも動いてもらうのが一番やと思うけど…。 夕樹:それはその時が来たら、や。あ、一つ聞きたいんやけど、その式神は良いモノ?悪いモノ? シルヴィア:式神自身に良い、悪いはないやろ〜。しいて言うなら使い手次第というか…。 GM:まぁ、式神は式神、としか言えんなぁ。 シルヴィア:あ、ところで犬神はどうしてる? GM:あ〜、もう帰ってったってことで。 シルヴィア:はいはい。 犬神:また、何かありましたら協力しますので。 夕樹:は〜い。 GM:で、どうするの? 夕樹:……言うべきか、言わざるべきか…いつかは言わなあかんことやけどなぁ。「貴女にはこういうモノが憑いているんだけど、いるか?いらないか?」とか……。 シルヴィア:(コロコロ)…あ、「冷淡」に失敗した。そんなことまで気にかけない、この問題解決のために言う。 GM:あらぁ…この「冷淡」な「サディスト」め。(笑) 泉:ちょっ、ちょっと待ってよ!言うなら私に言わせて!? シルヴィア:ああ、分かった。見ててやるから、自分で言え。 GM:言うねんな?じゃあ言ってください。 泉:どうしようかな…二人きりで話した方がいいのかな? GM:それは自分で考えてください。 シルヴィア:あ〜、じゃあ隣の部屋で待機しとくわ。 夕樹:そやね、何かあったらすぐに突入するってことで。 GM:はいはい。 泉:何て言おうかな……「えっとね、若菜ちゃん……」 GM/若菜:「はい……」 泉:「実はさ…若菜ちゃんが持っているっていう、“特別”な力っていうのは……式神っていう…」分からないかなぁ? GM:いや、知識としては知ってるで?先祖代々受け継いできたもんやし。 泉:あ、そっか。 GM:そう、ただ使い方とかは忘れてしまったけど。 泉:「その、式神っていうのがいてね……それが暴走してっていうか…」 GM/若菜:「じゃあ…やっぱり私がやったんですか?」 泉:「え、それは……」 夕樹:〜〜〜〜〜!!(何か言いたげ) シルヴィア:(溜息)ガラっとその部屋入る、もう任せてられん。「失礼するよ」 夕樹:同じく。 泉:(笑) GM/若菜:「私が、やったんですね…?」 夕樹:「いや、そうとも言い切れない」 シルヴィア:「それを調べるためにも…君は“風”に何か印象を持ってないかい?」 GM/若菜:「“風”……とても強い風…」 GM:漠然としたイメージはこんなもん。 シルヴィア:そか…まぁ少なくとも、爽やかな風とかではないわけだ…。(思案突入) 夕樹:私がやった、っていうのは、違うやろ。 GM/若菜:「私がやったんじゃないんですか?」 夕樹:「とりあえず、今はまだそうとは言い切れなくて…」 GM/若菜:「やっぱり私が悪いんですか?私が“特別な子”だから悪いんですか?!」 泉:「それは違う、絶対違う!ただ今まではその式神が、過剰反応して……」適当なこと言ってるかな…?(苦笑) シルヴィア:いや、それでいいと思うよ。 夕樹:過剰反応っていうか暴走やろ! シルヴィア:どうかな…っていうか、適当と思うなら「虚言癖」がある俺が言おう。「君が気に病むことはない。式神が勝手にやったことだ」 GM/若菜:「そう、なんですか?」 シルヴィア:「ま、そうだろうな」 GM/若菜:「では…その式神さんはどうすれば…?」 シルヴィア:「君がその式神をちゃんと認識して、抑えて、扱えるようになればいい」 GM/若菜:「でも、それはどうやって…?」 夕樹:「もしくは、その式神を放棄するか、ね」 GM/若菜:「そんなことができるんですか?!」 シルヴィア:…できるん? 夕樹:「おびき出して、消せばいい」 泉:それはまた危険な…。 GM:若菜自身にも危害がいかんとも限らんしな。 泉:っていうか、式神って消して大丈夫なの?若菜ちゃんにもダメージいかない? 夕樹:いや、別物やろ?大体式神っていうのは、人と馬の関係やし。 GM:うん、そうやな。 シルヴィア:「君には何の危害も加えない。それは俺が保証しよう。だから今は、選択するといい」 夕樹:「確かに扱えれば力にはなるけど、本人がいらないっていうものは無理して持つ必要はない」 シルヴィア:「受け入れるか、捨てるか」 GM:2択?じゃあ、 GM/若菜:「いらない」 夕樹:「…本当にそれで構わない?」 GM/若菜:「だって、それで今まで皆が怪我してきたんでしょ?じゃあ私はいりません」 夕樹:「うん、分かった」 シルヴィア:じゃあ……。 シルヴィア&夕樹:(同時に)どうしよう? 泉:そのための妖怪でしょ?!(笑) シルヴィア:まぁね。…っていうか、バラす?もういいと思うけど…。 夕樹:いや、あかん! GM:あかんねんや。(笑) 夕樹:友情付き合いができなくなる。 シルヴィア:そんな簡単なもんか、友情って…。 GM:っていうか、「善良」持ちとしては本当のことを言いたいねんで? 泉:そうやね、確かに。本当の友達だからこそ……あ〜、でもやっぱり、もう少し後の方が…。 シルヴィア:……………。 夕樹:あ〜、でも式神も妖怪みたいなもんやしなぁ。 GM:うん、だからそういう存在がいることは知識としては知ってはんで。 シルヴィア:じゃあ大丈夫やん。二人はいいけど、俺は言いたい。 泉:ど、どうしたの、急に。(笑) 夕樹:………でも、上手くやれば妖怪とバレずに式神ごと仲間にできそうなもんやけど……。 GM:…まぁ、そのへんは任せるわ。ただ、若菜自身は「いらん」って言ってんで。 泉:そうやね、若菜ちゃんがいらんって言ってるんやし、そこまで考える必要はないんじゃないかな? シルヴィア:まぁ、どっちにせよ、方法とか手がかりになりそうなのは…親か。 泉&夕樹:親? シルヴィア:若菜の両親。先祖代々受け継いできてるっていうし、瞳を小さい時から見てきてるんやから、何か手がかりになりそうなことを知ってるかもしれない。 夕樹:でも、そんなん勝手に行って漁ったり調べても悪いんじゃ…。 シルヴィア:いや、普通に正面から行こうや。(笑)あ、行く前に電話とか入れた方がいいのか…? 夕樹:………行きたくねぇなぁ。(苦笑) シルヴィア:俺だって嫌だよ。(苦笑)でも、瞳自身が対処法を知らんかぎり、それを知ってるのは式神に詳しい人か、もしくは瞳の家系っていうところじゃないかな?…違うかな? GM:いや、妥当なとこやと思うで。 泉:うん、それでいいと思う。 夕樹:まぁ、それしかないんかなぁ…? シルヴィア:てわけで、行きますか。 泉:そやね。 GM:そのまま行くん? シルヴィア:いや、時間も時間やし、次の日にしよ。 GM:はいはい、じゃあ水曜日やな。瞳の家に着きました。 シルヴィア:んじゃ、いこか。 泉:若菜ちゃんは一緒? GM:そこは任せるわ。 シルヴィア:ていうか、一緒に来てるやろ。 夕樹:え、いや、置いてった方がいいやろ。 シルヴィア:?何で? 夕樹:住所なんて調べれば行けるし、若菜自身は親に会いたがってへんやん。 シルヴィア:いや、会いたがってないとは言い切れん。それと、多分若菜連れていかんと親は篭城決め込むと思うぞ、このGMの場合。 GM:そんな深読みやめてや。(笑)で、どうする? 泉:連れていこ! シルヴィア:だな。 夕樹:…分かった。 GM:はいはい。じゃあピンポーン……って俺が押したらあかんやん。(笑) シルヴィア:そうやな。(笑)じゃあ俺が。 GM:『はい、どなたですか?』って使用人風の人が答えてきた。 PC3人:…………………。 GM:え、答えてや。(笑) 夕樹:押した人!(笑) シルヴィア:あ、俺か。(笑) GM:あ〜、じゃあいいわ。若菜が、 GM/若菜:「私です」 GM:って言った途端に、家の方からドタバタしたのが聞こえてきて、門がガーって開いた。で、屋敷の方に行けるわ。 シルヴィア:ん、中に入っていく。 GM:はい、じゃあ日本家屋の立派な屋敷やで。かなり広い…田舎やけど。(笑) シルヴィア:ま、若菜について行く。 GM:はいはい、じゃあリビングで待たされる。で、しばらくしたら母親が入ってくる。 GM/若菜母:「瞳さんですか…」 シルヴィア/瞳:「お母様…只今戻りました」 夕樹:そういうノリやねんな。(笑) 泉:名家やねんな。(笑) GM:そうそう。 GM/若菜母:「貴女、また何かやったんでしょう?」 シルヴィア/瞳:「それが…私にもよく分からないんです…」 GM/若菜母:「分からないって…貴女がやったんでしょ?!」 シルヴィア:……って言うか、割り込んでいい? GM:それはもちろん。(笑) 泉:「待ってください!瞳ちゃんが意識してやったんじゃなくって、彼女に憑いている…その、式神が原因だと思うんです!だから、その式神を……」(詰まる) シルヴィア:「…式神についての情報、文献か何かを見せて頂けないでしょうか?」 GM/若菜母:「貴方達に、私が分からないことが分かるんですか?」 泉:「それを調べたいんです」 シルヴィア:「少なくとも我々は、貴女方よりもそちらに関しては詳しいはずです」 GM:……ていうか、【言いくるめ】とか、ないん? シルヴィア&夕樹:あるよ。 GM:使ってくれたら、そこまで自力でやらんでいいのに!(笑) 泉:確かに。(笑) シルヴィア:(コロコロ)4成功。 夕樹:(コロコロ)お、1が3つでクリティカル。(笑) GM:あ、じゃあクルクル言いくるめられるわ。(笑) GM/若菜母:「分かりました…ただし今後一切、もう私達に関わらないで下さい」 シルヴィア:「約束しましょう。ただ、結果次第では式神を消すことになるかもしれませんが、それでもよろしいですか?」 GM/若菜母:「…仕方ありません」 シルヴィア:「分かりました」 GM:…あ、言葉足りんかったかな。私達っていうのは、瞳のことにも関わらないってことやで。 泉:あ、それは…。 シルヴィア:「それは彼女、御自身にお任せします」 GM:そう答えるわけね、はいはい。 泉:え、そんな人事やと思って…。 夕樹:大丈夫やって、そんな簡単に友情は壊れんって。(さっきと言ってることが違う) 泉:え、いや、そういうことじゃなくって…。 GM:関わらないってことは、若菜が親娘の縁を切るってことやで? 夕樹:…あ、そっちなの?! 泉:そういうこと。 GM:親娘の縁を切って、その後家には一切関わるな、何かあっても知りませんよってことや。 シルヴィア:だぁら、切れたら切れたで、ウチが引き取ればいいだけだろ?まぁそこは千歳さん次第だが。 泉:まぁ、そういうことやね。 夕樹:…シルヴィア、あんたもえらい簡単に受け持つなぁ…「善良」違うやろ〜? シルヴィア:ふん、教師(仮)としての「気まぐれ」さ。 夕樹:こいつ…。(汗) 泉:あ、若菜ちゃんはどんな反応? GM:仕方ないっていう感じ、小さい時から色々あったし。 泉:そっか…分かった、力になろう。(決意) GM:で、どうしますか? 夕樹:あ、その親とかは式神の使役の仕方とか知らんの? GM:だから、瞳は隔世遺伝やって言ったやん。親とかは何も知らんに等しいよ。 泉:じゃあ資料とか調べて…? GM:ああ、それはいいよ。あらゆる資料、文献を見てくれていいから。 シルヴィア:式神の在り方、使役の仕方に関してのものやな。 泉:【調査】使っていいかな? GM:それはもちろん。まさにその技能やし、+3してくれていいよ。 夕樹:【探索】は? GM:そぉれはちょっと違うかな。 シルヴィア:じゃあ技能なし値か、−5やな(コロコロ)うぉ!ごめん、ファンブった! GM:あらぁ、じゃあ引っ掻き回して全員−3して。 夕樹:引っ掻き回したな〜(コロコロ)まぁ、それでも3成功やけど。 GM:あ、じゃあ普通にあったわ。 夕樹:古い本やったからかな?(笑) GM:ああ、それもあるかもな。 泉:古い本?文字とか? GM:そうそう、かな文字とか、ミミズがのたくったような文字とか。 シルヴィア:あ、それは俺には読めんわ。(笑:オーストリア人) GM:そらそうやな、当然のファンブルか。(笑)で、あとの二人が読めるかどうかやねんけど…「知力」判定でいこか。 泉:【学業】あるんだけど、修正つかない? GM:あ、それはつくよ。まぁ、それでもマイナスもらうけど。 泉:少しでも軽減されるならいいや。 GM:じゃあ「知力」−4で、【学業】ある人は−3でいいわ。 夕樹:(コロコロ)−4されちゃあねぇ。 シルヴィア:(コロコロ)7、1成功! GM:…いや、あんたはまず【日本語】ないから。(笑)ほんとなら喋ることもできてへんはずやん。(笑) シルヴィア:しまったぁ〜!(笑) 泉:(コロコロ)ん、普通に成功したよ。 GM:あ、一人が成功したならいいや。じゃあ読めました。 泉:内容は? GM:『式神を扱える年齢になるまで、封じておけ』やって、単純に。 夕樹:その年齢っていうのは? GM:それは人それぞれやな。成人したらかもしれんし、扱えるだけの力が身についたらかもしれんし。そうしたら封印を解いて、改めて契約し直せば暴走もしない、って書いてあった。 シルヴィア:封印の仕方は、書いてある? GM:うん、封印の仕方は…ものによる。それこそ殺すか…殺したら消えるな。もしくは封印のアイテムで封じるか、お札に封じるか…。 シルヴィア:お札……お札に封印してお守りにして、普段から首にかけさせるか。 GM:それはいいな。じゃあ封印のお札についてはまた調べてもらおか。 泉:またぁ? シルヴィア:今度の修正は? GM:さっきと同じでいいわ。まずは見つかるかの【調査】な。 泉:(コロコロ)ん、4成功。 GM:じゃあ次は読めるかどうかの判定。修正は同じ。 泉:10以下がそう連続で出るかなー…(コロコロ)9、でた!成功〜! GM:おぉ、じゃあ読めました。内容は『朝でもなく 昼でもなく 夜でもない時間に 固体でもなく 液体でもないものに触れたら 其の物に封印されてしまう』 夕樹:朝昼夜じゃないってことは、夕方かな? 泉:固体でも液体でもない…? シルヴィア:ってことは気体、か。 泉:空気とかってことだよね?そんなの、普通に封印できないとおかしいじゃん! シルヴィア:いやまぁ、何かやりようがあるんだろうけど…。 GM:そこはちょっと考えてください。 シルヴィア:気体に触れたら封印される、か……。(思案中) GM:まぁ、一回そこで次の日になろか。 シルヴィア:あ、じゃあ帰らんとね。 GM:そやな、その日はそこで帰りました〜。 GM:で、木曜日になりました。朝です。 シルヴィア:戦闘は一回もないのに、ここまで長いシナリオになるとは…。 GM:普通に新記録やな。(笑) シルヴィア:まったくだ。(笑) GM:で、どうします? 泉:どうする、って言われてもねぇ〜…。 GM:っていうか、学校は?サボる? 泉:行ってられる状況じゃないでしょ。 シルヴィア:…俺は、そうはいかないんじゃ…。(苦悩) 夕樹:え〜、でも今はどうせ誰も来てないんでしょ? GM:いや、来れる人は来て集まることになってる。 夕樹:でも欠席が多いと授業できないでしょ? GM:うん、だから集めて自習って形をとってる。 夕樹:あ〜、じゃあ僕は行く〜。 泉:私も…あ、でも若菜ちゃんがいるか…やっぱ止めとく。 GM:ん。……自分は? シルヴィア:ん?ああ、行くさ、教師だし。 GM:はいはい、じゃあ教室に来ました。 シルヴィア:(出欠をとって)「…このままじゃあ、湯本は留年決定、かな」 泉:ぇえ〜?(笑) GM:じゃあちょっとイベントがあんで。朝のホームルームの時間な。シルヴィアの元に昨日も話しかけてきた女子、清水さんやったっけ、がまた来るで。 シルヴィア:「ん?どうした?」 GM/清水:「先生ってぇ、若菜さん…いえ、若菜様の居場所を知ってるんでしょぉ?」 シルヴィア:「若菜…様?」 GM/清水:「知ってるんでしょ?教えてくださいよぉ」 夕樹:信者ができた…。 シルヴィア:「…知ってどうする気だ?」 GM/清水:「え?それはもちろん、皆で若菜様を崇め奉るのよ」 シルヴィア:「………どういう風の吹き回しだ?」(超低音) GM/清水:「…え?どうもこうも……!!」 シルヴィア:「君だって、つい昨日まで彼女を恐れていた一人だろう?」 GM/清水:「い、いえいえいえ!私、昨日気づいたんです!神に目覚めたんです!」 シルヴィア:「神?彼女を神だと?」 GM/清水:「そぉですよ!あなた、昨日のあんな光景を見て気づかなかったんですか?!」 シルヴィア:それはその娘の意見?皆の意見? GM:ん〜、周りは特に何も言わない感じ。その娘が言ってきてるだけ。 GM/清水:「もぉ、いいです!先生には頼りません!他の先生に聞きます!」 シルヴィア:「ちょっと待て」(肩を掴む) GM/清水:「な、何ですか?!」 シルヴィア:「考えを改めろ」 GM/清水:「何でです?!あなたも祟られますよ?!」 シルヴィア:「彼女はそんなこと、少しも望んじゃいない」 夕樹:え、それはようするに、祟られたくないから味方になろうって…。 シルヴィア:そういうことやろ。 夕樹:そうやけど…声怖いよ?(苦笑) シルヴィア:怒りを抑えてるから。 GM/清水:「知ってるんなら早く教えなさいよ!私は早く若菜様の素晴らしさを皆に教えなきゃいけないの!」 シルヴィア:……一発殴っていい? GM:それは任せるわ。 シルヴィア:じゃ、軽くペチっと。 GM/清水:「な、何をするんですか?!もう決定です!貴方は間違いなく祟られます!!」 シルヴィア:「もう一回だけ言うぞ!あの娘はそんなこと、これっぽっちも望んじゃいないんだ!」 GM/清水:「な、何を言ってるんですか!?」 シルヴィア:「あの娘は何も特別なんかじゃない!君達と同じ普通の高校生なんだぞ!」 GM/清水:「普通の高校生?!はっ、そんなわけないじゃないですか!」 シルヴィア:「だから……!!」(うずくまる) 夕樹:…ど、どしたの? シルヴィア:(臭い演技に)た、耐えれねぇ…!(笑) 泉:いい所やったのにぃ!(笑) 夕樹:まったく。(笑) GM:まぁ、そんなこんなで清水は教室を出ていくわ。 夕樹:ボイコット、と。 GM:っていうとこで、イベント終わり。他、何かする? 夕樹:化学の壕内先生の所に行く。 GM:え、何で? 泉:気体について? 夕樹:そうそう。「(ノック)壕内先生、いらっしゃいますかぁ?」 泉/壕内:「ん?おぉ、葛葉か。どうした?」 夕樹:「すいませ〜ん、ちょっと聞きたいことがあるんですけどぉ」 泉/壕内:「おぉ、何や?」 夕樹:「固体でも液体でもない物体って何でしょうかぁ?」 GM:【化学】が15あるとして…(コロコロ)まぁ知ってるわな。 夕樹:それで御飯食べてはる人やし。(笑) GM/壕内:「それにはまず物質のなんたるかから話さないといけないな。物質というのはまず、固体、液体、気体の3形態があるっていうのが一般的なんだが、実はこのあとにもう一つ物質がある」 夕樹:お、聞いてよかった。 GM/壕内:「そのもう一つの物質というのがプラズマ、といわれるものや」 夕樹:…電子? シルヴィア:オ○ツキ教授?(笑) GM/壕内:「これが第4の形態として広く知られているなぁ」 GM:っていうことを教えてくれるわ。 夕樹:「そうですか……分かりました、ありがとうございましたぁ〜」 GM/壕内:「おぉ」 夕樹:で、そのままトイレに走って携帯かな。…あ、こいつまた電源切ってるか? シルヴィア:いや、状況が状況やし、今日は入れてる。マナーモードやけど。 GM:ま、そんなこんなで昼休み。 シルヴィア:あ、一応泉に電話入れとく。「ウチのクラスの清水が若菜を探し回ってるから、もし来たら匿うように…まぁ来んと思うけど」 泉:『はい、分かりました』 夕樹:大丈夫やろうけどな。実家に行っても、「あの娘とは縁切りました」やし。 シルヴィア:で、俺は図書館の影で輸血パックでも飲んでる。 夕樹:昼食タイム。(笑)どうしよ、じゃあ僕はドギーにでも聞きに行こかな。 GM:ドギー?何を聞くん? 夕樹:朝でも昼でも夜でもない時間について…。 GM:…そこまでNPC使うんなら、払うもん払ってもらわんとなー。(CP) 夕樹:う゛…大体の予想はついてるし、それもな〜…。 シルヴィア:ていうかまぁ、黄昏時の夕方だろうな、それは。 夕樹:だろうねぇ。じゃ、こっちはいいか。 泉:また訳分からない時間とかだったら嫌だけどね。「プラズマ時間があるんやぁ!」とか。(笑) シルヴィア&夕樹:それは嫌だぁぁ〜!(爆笑) GM:そんな裏設定はないことにしよ、ここは。(笑)で、どうする?そこで帰る? シルヴィア:そうやな、また合流しよう。 夕樹:気体かプラズマ…どっちにせよ、他にはないか……風…ってことは気圧の変化で生じるもんやし……。(ブツブツ) 泉:まぁた深く考えてる。(笑) シルヴィア:…っていうか、あれだな。気体に触れさせて封印させても、そのままだと……。 GM:……だだ漏れ状態やな。 シルヴィア:だよなぁ。ってことは何か、気体に封印させた上で壺とかに入れなあかんわけか。 GM:まぁ、そうなるかな。 夕樹:……空気に触れさせる…大気中は酸素、二酸化炭素、窒素……窒素が一番多いけど、それを……。 泉:おかしい方にいってるよ〜。(笑) GM:ちなみに今、まだ昼休み中な。 夕樹:……いっそ、図書館で調べるか。 シルヴィア:ああ、今そこにいるよ。じゃあ、「暦君、これこれこういう本、知らないか?」 GM:これこれこういう本…って、どんな本? 夕樹:気体かプラズマ。 GM:気体…はそう言われても困るけど、プラズマならあったよ。 シルヴィア:じゃあ…プラズマの作り方、とか? GM:作り方、って言われても困るけど……まぁ、要は電気とかによって高エネルギーを作り出すことで……そんな塊、よっぽどの設備がないと作れませんね。宇宙空間とかやったら話は別やけど。宇宙、行きます?(笑) 夕樹:無理無理無理無理。(笑) 泉:…シルヴィア、〔妖術〕何持ってたっけ? シルヴィア:〔エネルギー〕(音/振動)だ、残念ながら(プラズマ)じゃない。 泉:あ〜、そっかぁ〜…。 シルヴィア:……別の問題として、俺らが望む時に瞳が式神を出せるかどうか、があるんだけどな。 GM:まぁ、それはやりようがありそうなもんやけどな。 シルヴィア:……それもそうか。っていうか、一回Thinking Timeだな、こりゃ。 GM:そやな。 夕樹:…泉の出す〔水流〕に電気を流して、水素と酸素に電気分解したところで僕の〔火炎〕で爆発起こして、水素爆発を起こせばとんでもないエネルギーは生まれる……。 GM:まぁ、確かにな。でも……。 シルヴィア:それやった後、俺らも周りも無事じゃ済まんやろなぁ。(笑) 夕樹:そうなんだよねぇ〜…。 シルヴィア:ちょい待ち、。一回まとめると、今やるべきことは瞳の式神を封印、または退治する。その方法が朝昼晩でもない時に固体液体以外のものに触れさせる、ってことでいいんだよなぁ? GM:うん、そうやで。 夕樹:で、夕方に気体に当てたらいいってことなんだけど…。 泉:気体かぁ…煙とかじゃ駄目なのかな? 夕樹:いいんじゃない?じゃあ僕がその辺に〔火炎〕放って…。 シルヴィア:いや待て。煙もいいけど、蒸気でもいいってことだよなぁ?…湯気でいいんじゃね? 泉:あ、なるほど。…まぁ妖怪の姿に戻れば出せることは出せるけど、1ターンしか出せへんから、毎ターンやらなあかんの? GM:ってことやなぁ。また泉ちゃんはダメージ出せへんな。(笑) 泉:ほんまやぁ…。 シルヴィア:いやいやいや、湯気でいいなら、風呂場で戦えばいいやん。 泉&夕樹:…………………あ。 シルヴィア:それも、気体の逃げれない密閉空間っていう意味からして風呂場がベストやな。あとはそこで、夕方に式神に湯気に当たらせるだけや。 泉:そ、そうやね!(喜) GM:…やぁっと気づいたか。(苦笑) シルヴィア:時間かかったよ。(苦笑) GM:しかし戦えるだけの大浴場…あるんかな、ここ? 泉:ま、あってもおかしくはないよ。 シルヴィア:じゃ、あるってことで。 GM:で、どうやって式神呼び出すん? 夕樹:それは……任せた。 シルヴィア:任されてもなぁ……。 泉:いつもはどうやって出てきてたっけ…? シルヴィア:なんだっけ…感情が高ぶった時というか、防衛本能というか…。 泉:うん、傷つけた人に対して、かな。 シルヴィア:ってことはアレだ、夕方に風呂場で俺が瞳の首筋噛めばいいねんな? 夕樹:どう考えたらそうなるんだ?!!! シルヴィア:え、それで首筋に軽く歯で穴開けたらあの“風”が襲ってくるだろうから、そいつが湯気に当たればいいんじゃない? 泉:あ〜…まぁ、そう、なのかなぁ。 GM:そうかなぁ?違うトラウマが生まれそうやけど…。(笑) シルヴィア:む?…そうか、じゃあ首筋はやめて唇にしよう。 GM:違う違う、そこじゃない。(笑)っていうか、今のこの話は瞳の前で話し合ってるん? 夕樹:そんな訳がない! シルヴィア:あ〜、まぁいない所の方がいい、かな? GM:あ、そうなん?ふ〜ん…。 泉:多分…っていうか、今の「あ、そうなん?」が凄い気になる…。 シルヴィア:確かに…一緒の方がよかったか…? 夕樹:え〜、でもここまでの話聞かせるのもどうかと思うけど…。 シルヴィア:ま、ようはちゃんとした解決法を出してやればいいわけで…。 夕樹:だね。えと、今までの式神が暴走した時の話を聞く、とかは? シルヴィア:いや、それは大した情報は手に入らんやろうな。誰かがちょっかい出して、暴走して、傷つけて…の繰り返しみたいやし。 夕樹:そか…じゃあ噛まなくてもビックリさせたらいいなないかな? シルヴィア:風呂場でビックリさせるん?(笑) GM:絶対違うトラウマができる。(笑) シルヴィア:ま、ビックリでもいいけどな、結果として式神が出てきてくれたら。じゃ、そろそろ瞳を呼ぼうか。 GM/瞳:「…はい…」 シルヴィア:とりあえず分かった方法だけでも伝えておこう。例の朝昼晩以外、固体液体以外のものに触れさせるってことを。 GM/瞳:「…そうなんですか…」 シルヴィア:「それで、残った問題は式神を出させることなんだけど、これには少し問題が…」 GM/瞳:「そういうことでしたら、御協力いたします」 シルヴィア:ある…って、ぇえ? GM:実はその気になったら式神呼べんねん、瞳ちゃん。かなり頑張ったら、やけど。 泉:……ぇええっ?!呼べるの?!!! GM:うん、だから最初から話を聞いてたらそう言えてんけど、違う部屋にいるって言うから…。 シルヴィア:む、無駄な時間を食った……。(疲) 夕樹:まったくだ〜…。(疲)制御はできるん? GM:だから、かな〜り頑張ったら、な。失敗したら知らんけど。 シルヴィア:呼び出せるなら問題ない、暴走したら俺らが何とかすればいい。「じゃあ、呼び出してもらえるかい?」 GM:……いいん? シルヴィア:呼び出さなきゃ始まらない。 泉:っていうか、制御できるってことは式神のせいだって知ってたってことかなぁ? GM:いや、あんたらによって式神の存在とそのせいってことが分かって、っていう感じやな。 泉:あ〜、なるほど。 シルヴィア:じゃあそのまま風呂場に行って…あ、今って夕方なん? GM:まぁ、そういうことにしとこか。(笑) シルヴィア:じゃあできた時用に封印用の壷も持って風呂場に移動やな。 シルヴィア:「じゃ、やってくれ」 GM/瞳:「分かりました…」 GM:技能値がこれくらいとして……(コロコロ)お、出ましたね。 夕樹:出た?!どんな感じなん? GM:どんな感じって…まぁ出たのは“風”やねんけど、暴れまわってるって感じやな。 シルヴィア:風呂場で暴れまわれば湯気に触れるよなぁ。 GM:うん、湯気に触れた途端、それが実体化するわ。 シルヴィア:ようやく…ようやくここまで…。(感涙) 夕樹:長かった……。 GM:実体化したそれは……蜘蛛やな。でっかい蜘蛛の体に牛の顔。 シルヴィア:……愛嬌あるなぁ…。 夕樹:乳牛思い浮かべてない?(笑) シルヴィア:違うのか。(笑) 夕樹:多分バッファローとかの方やと思う。(笑) シルヴィア:ふん、所詮牛頭に違いないさ。大きさは? GM:ま、2mくらいかな。 夕樹:壷…入るかなぁ? GM:そもそもそれで封印できるんかぁ? シルヴィア:なんとかなるさ。 泉:……いつもそれやね…。(溜息) シルヴィア:実際、何とかなってきただろ?(笑) 泉:…それもそうだね、よぉし、何とかするぞぉ!(笑) GM:よぉし、(ようやくの)戦闘だぁ! シルヴィア:若菜は危ないから、後ろに庇うわ。 GM:いや、むしろ瞳は正面から向き合おうとしてるな。 シルヴィア:あ、そうなん?偉いな……じゃあすぐ横にいて、何かあったらすぐ庇えるとこにいとこう。 GM:はいよ、じゃあ順番は……式神、シルヴィア、夕樹、泉の順番な。 シルヴィア:ちっ、俺より速いか…。 夕樹:まぁ風やしね。 泉:あ、こっちは妖怪変身しないと…まぁ一瞬だけど。 夕樹:そうやね、一瞬で変身しとこう。 シルヴィア:…変わらねぇ〜…。 GM:……いいん?瞳の前やけど…? 泉:……!!!!…………い、いい!この際仕方ない、変身する!信じる! 夕樹:…僕は変身しなくても戦えるし、このままでいっか。 GM:じゃあ瞳が泉を見て恐怖判定やな。妖怪時の魅力は? 泉:「可憐」で+4修正です。しかも親友! GM:(コロコロ)+4?!そら成功やわ。 GM/瞳:「やっぱり、貴女もそうだったのね…」 GM:何か感じるところはあったらしい。 泉:そうなんや、良かった。(笑)「今まで黙っててごめんね!」 GM:ていうところで、攻撃いっくで〜。じゃあまずシルヴィアに(コロコロ)〔風〕が飛んできたで。 シルヴィア:っと、俺か!それは〔妖術受け〕できるか? GM:自分のエネルギーは〔音/振動〕やったな。じゃあいいで。 シルヴィア:(コロコロ)−2で成功したで。威力は5Dな。 GM:…そうか!返ってくるんか!ヤラし〜…じゃあ2D分ダメージ頂戴。……って言ってもたぁ!次から俺がダメージ出すわ…。 シルヴィア:ま、今回は俺が(コロコロ)8点の叩きな。 GM:はいはい。で、もう一回攻撃、これもシルヴィアな。〔見えない圧力〕で(コロコロ)成功してるで。 シルヴィア:2回目があるのか!?(コロコロ)ちっ、よけ+1で失敗。 GM:ダメージは(コロコロ)叩きで18点。 シルヴィア:案外デカイな…。 GM:はい、次そっち。 夕樹:壷はあるんだよね? シルヴィア:ああ、台所からパクッてきたのが。 GM:ただまぁ、今のままじゃあ入りそうにないけどな。 シルヴィア:ダメージ与える度に弱って縮んでいく…ポ○モンみたいなもんだろ。 GM:まぁそうやな、お約束で。あ、あとこいつ浮いてるし、一応気体やから普通の攻撃は効かんからな。 シルヴィア:ようはエネルギー系だけということか。 GM:まぁ、そういうことやな。 シルヴィア:はいよ。まぁ、〔妖術受け〕したから今回俺はパスや。 夕樹:ん〜…〔魅了〕は効きそうにないなぁ…【幻影】に集中。 GM:【幻影】…こいつ、目でもの見てるかどうか分からんけど。 夕樹:…いいよ、集中。 泉:じゃあ〔水流〕で攻撃する。 GM:水?こいつに? 泉:…あ、そっか。エネルギーしかダメージ与えられないんだった…この〔水流〕は物理攻撃だ…。 GM:あ〜…じゃあその〔水流〕がお湯だった場合、湯気の分だけダメージ受けたるわ。気体に当たった、ってことで。 泉:なるほど、じゃあお湯で〔水流〕(コロコロ)成功した。 GM:(コロコロ)あ、当たった。普段の威力は? 泉:6D分よ。 GM:ん、じゃあ2D分だけダメージな。 泉:(コロコロ)叩きで7点。 GM:はいはい、じゃあまだまだ大きいままやで。で、こっちの番。相変わらずシルヴィアな。 シルヴィア:また俺か!? GM:だって、こいつあんたのこと恨んでるし。(笑) シルヴィア:な、何したっけ?! 夕樹:何回も逃げ回るわ、挑発するわ…そら恨まれるでしょ。(笑) シルヴィア:しまった、それか。(笑) GM:また〔風〕な(コロコロ)当たってんで。 シルヴィア:〔妖術受け〕(コロコロ)たで。 GM:!しまった!これシルヴィアに撃ったら返ってくるんやったな!失敗や〜。 シルヴィア:あらら、2D分ダメージくらっといて〜。 GM:(コロコロ)5点やな。次の〔見えない圧力〕もシルヴィアな(コロコロ)当たってる。 シルヴィア:(コロコロ)まぁた1でかい!当たった。 GM:(コロコロ)お、いったな、22点。 シルヴィア:でかい!あと2回くらったら生命力判定だな、こりゃ。(汗) 夕樹:(コロコロ)【幻影】発動。 GM:何の【幻影】? 夕樹:自分の人間時の。これを上から被せれば、本性に戻っても瞳の恐怖判定がいらんやろ。 GM:ああ、なるほど。細かいな。(笑) 泉:湯気の分だけかぁ…ま、仕方ないか(コロコロ)とりあえず成功してま〜す。 GM:(コロコロ)ん、ダメージ頂戴。 泉:(コロコロ)3点?! GM:はいはい、じゃあこっちな。〔風〕はシルヴィアにやると痛いしな…夕樹にしよ。(コロコロ)って、ここでくるかファンブル!?エネルギー系のファンブルは自分に返ってくるんだよなぁ〜…しかもスペシャル・ファンブル表かぁ。あ、ちなみに壷ってどのくらいの大きさ? シルヴィア:口の直径が30cmくらいの、梅干漬けれそうなやつ。 GM:はいはい。で、ファンブル表は(コロコロ)4が3つ?!12かぁ、普通ダメージがいいなぁ。 泉:(ルールブックを見て)『足を滑らせ転倒する…』 GM:あ、じゃあ関係ない……。 泉:(続き)『飛行中ならば20m落下』 GM:20m〜!?…いや、浴場内やし、あっても3mくらいやろ。で、洗い場の方か湯の上か…(いっコロ)あ、湯の上に落ちた。てことはダメージは3D−5でいいな。 夕樹:まぁ、そんなもんか。 GM:で、次浮かび上がるまでは殴れますんで。 シルヴィア:はいよ〜。じゃ、俺のターンな。普通に〔エネルギー波〕撃つわ(コロコロ)ん、成功。 GM:え〜、落ちてるからな…避け−3として(コロコロ)あ、当たったわ。 シルヴィア:(コロコロ)叩きの14点な。 GM:お、じゃあ2回りくらい縮んだ気がする。160cmやな。 シルヴィア:お、やっぱ縮むか。 夕樹:まだ入りそうにはないけどな〜。じゃ、本性に戻って〔狐火〕を撃つ。「燃えろ〜!」(コロコロ)当たってる。 GM:(コロコロ)あ〜、当たったわ。 夕樹:6D〜♪(コロコロ)あれ、13点。 GM:5Dのシルヴィアの方が痛かったな。(笑) シルヴィア:へへん♪(笑) 夕樹:シクシク…。 GM:ま、もう1回り縮んだけどな。140cmか。 泉:…湯気の分だけダメージやけど、やらないよりマシかな。 GM:あ、今湯気の上におるし、受動ダメージ受けとかなな。今までの分も含めて。 シルヴィア:お、いいねぇ。 泉:(コロコロ)成功〜。 GM:(コロコロ)避けれんわなぁ。 泉:(コロコロ)あ、11点!(喜) 夕樹:2Dなのに。(笑) GM:凄いな。(笑)じゃあこっち、浮かび上がりながら、また夕樹に〔風〕飛ばすわ。移動攻撃になるか…(コロコロ)あ、それでも成功した。 夕樹:〔妖術受け〕(コロコロ)あ、失敗した。 GM:よかった、また逆流かと思った。(笑)(コロコロ)切の14点。 泉:切り?! シルヴィア:…はいはい、いままでの事件もこれが原因か…。 GM:で、次の〔圧力〕はシルヴィアな(コロコロ)お、きたきたクリティカル。 シルヴィア:何ぃ?!避けれんやん、クリティカル。 GM:(コロコロ)11の効果は? 泉:『武器を持っていたら落とす。無ければ通常ダメージ』 GM:なんや、つまらん。じゃあ普通に(コロコロ)18点。 シルヴィア:……次、同じだけくらったら生命力判定だな…。お返し、〔エネルギー波〕叩き込む(コロコロ)成功。 GM:(コロコロ)避けた。 夕樹:今度こそ火炎を叩き込んでやる…(コロコロ)ん、成功。 GM:(コロコロ)あ、失敗。 夕樹:(コロコロ)24点〜。 GM:け、結構でかい〜。(汗)大分縮んだ。 シルヴィア:大分?1mくらい? GM:ん〜、80cmっていうとこ。 シルヴィア:はいはい、残り50cm縮ませたらいけるな。てことは、あと3,4回当てたらいけそうやな。 泉:湯気(コロコロ)成功してる。 GM:(コロコロ)あ〜、今回は避けたわ。でも湯気の上にいるからその分のダメージくらって…ていうか、ここから脱出しなあかんな。(苦笑) 泉:ほんとだ、毒地帯みたいなもんやよね。(笑) GM:で、また〔風〕を夕樹に(コロコロ)当たってるで。 夕樹:今度こそ…(コロコロ)無理。 GM:(コロコロ)切りの11点。〔圧力〕はシルヴィアに。また背中からポンって押したるわ。(笑)(コロコロ)ん、成功してる。 シルヴィア:あれはやっぱり、お前の仕業だったのか!(笑)普通に避け(コロコロ)お、成功してるわ!で、俺の攻撃〜(コロコロ)6、はクリティカルだ!! GM:な、なんですとぉ〜?!!! シルヴィア:(コロコロ)表は6で。 泉:『ダメージ2倍。術者は返り血を浴びてしまう』 シルヴィア:…血、通ってる? GM:いやいやいや。(笑) 夕樹:風が吹き付けてくるくらいでしょ。(笑) シルヴィア:だな。(笑)ダメージは(コロコロ)19を2倍して38点!! 夕樹:でか〜!! GM:38点?!!!あ、それはもう、一気に10cmくらいまで縮みましたわ! シルヴィア:入れろ入れろ、壷に入れろ! GM:でも、どうやって? 泉:そんだけ小さかったら、若菜ちゃんが動かすことはできへんの? GM:あ、それ採用。じゃあ若菜ちゃんと式神の意思の即決勝負やな。若菜の知力が14として、泉がやって。 泉:あ、はい!(コロコロ)9だから…成功度5。 GM:(コロコロ)あ、それは操られましたわ。 シルヴィア:じゃ、壷の中に。 GM:うん、封印されるわ、おとなしく。 夕樹:蓋の上に『危険、開けるべからず』っていうのを貼っておこう。 泉:……っていうか、まったくダメージを受けんかってんけど、やっぱこれは…? GM:まぁ、そういうことやろうな。 泉:やったね♪ シルヴィア&夕樹:…………ボロボロ〜……。 GM:じゃ、締めにいこか〜。 GM/瞳:「お蔭様で、なんとか終わりました…!」 夕樹:最後にはちゃんと操ることもできたじゃないかー。 GM:うん、これで嫌な思い出も払拭できたし。 シルヴィア:頑張って修行して、またいつか封印から出してあげて、使役してやんな。見た目はアレだが、お守りとしては十分だし。 GM:そやな、見た目っつっても普段は“風”やしな。(笑) 夕樹:ま、僕らもこの式神と同じようなもんで妖怪だし、いつかは僕らみたいないい奴にあるかもよ!(笑) GM/瞳:「…私を受け入れて、くれるんですか…?」 シルヴィア:「当然さ。それは君が、俺たちが妖怪であることを受け入れてくれたことに対する恩返しだよ」 GM:…何か、いい話になってきたな…。 シルヴィア:いいがな。(笑) GM:じゃあ今度から、この娘も<千歳>で働きますわ。 シルヴィア:あ、そういや家がないんだったな、もう。 夕樹:住み込みのバイトが増えた〜。 泉:良かった、良かった…。 シルヴィア:あ、後日談として。吉岡君はどうなった? GM:あ、吉岡君か。あ〜、じゃあ幸い急所は外れてて、一命は取り留めたことにしよう。死なれても目覚め悪いし。 シルヴィア:良かった、良かった。 夕樹:清水さんは、どうなったんだろう…。 GM:そうやな、もうちょっと引っ張ってほしかったかな。そしたらもっと色々な情報が出せたかもしれんし。 シルヴィア:いやそう言われても…むかついたし。(笑) GM:ん〜、じゃあ清水さんはあれから、また信じられるものを探しに旅に出ました!またどっかで出てくるかもな。(笑) 夕樹:伏線ですか〜。(笑) 泉:学祭は? GM:当然、中止ですよ。(笑)怪我人続出したし。 シルヴィア:ま、それもそうか。 夕樹:僕らは消えていなくなってるけどね。あ、若菜さんは表向きは転校になるのかな? GM:まぁ学校には行けなくなるけど…転校というより、学校行くの止めて働くって感じやな。 夕樹:あ、あと『霊界探偵部』……。 GM:あれは特別出演やから。(笑) 夕樹:いや、彼らに他の人たちの怪我の経過を聞く。 シルヴィア/犬神:「皆、命には別状もないようだし、回復に向かっているようですよ」 夕樹:「心の傷のほうは?」 GM:心の傷、って言われてもなぁ…。 シルヴィア/犬神:「…必要な方は皆、とても優秀なカウンセリングを受けているようです」 GM:としか言えんわなぁ。 シルヴィア:だな。ま、途中でどうなるかと思ったが、死人が出ないで解決して良かった、ってことで。 GM:そういうことやな。じゃ、これにて終了〜!! GM:で、恒例の座談会ということで。何か言いたいことがあれば。 夕樹:(即)疲れた〜。 泉:ややこしい〜。 シルヴィア:暦ちゃんは〜? GM:暦ちゃん…好きにしてください。(笑)クリティカルやったしな。 泉:いいもん、若菜ちゃん可愛かったし。 シルヴィア:ああ、可愛かったな。 泉:うん、一番友達になれてよかった。 シルヴィア:っていうか、実は結構毎回美味しい立場だよな。 GM:うん、やっぱ同姓の友達ってのはやりやすいわ。何より俺が、女の子しか出さないし。 シルヴィア:まったくだ。(笑) GM:だって、男同士の友情とかいらんやん。(笑) 泉:え〜、熱いやん。(笑) シルヴィア:そんなのいらない。(笑) GM:夕樹は?何かある? 夕樹:いや〜、痛い目見るのが多かったな、と。「敏捷」成功したのに吹っ飛ばされたし。 GM:ああ、あれは式神からして、その気がなかったにしても『からかった』として見なされたからやってん。 夕樹:あ、なるほどね〜。 GM:触れたらあかん、触れたらあかんって言われてんのに、触れたからペナルティ受けてん。 シルヴィア:つーか、あれだな。「サディスト」返上だな。 GM:あ、そうそう!全然「サディスト」っぽくないもん!あ、あと「日本語」は取ってください。(笑) シルヴィア:そうだった。(笑) GM:こぉの矛盾だらけのキャラクターが。(笑) シルヴィア:それがいいんじゃねぇか。(笑)しかし…あ〜疲れた。てか眠い…知らん間に外明るくなってるし…。(午前6時前) GM:やな、連続9時間プレイの新記録。(笑)じゃ、これで終わりま〜す。 全員:お疲れ様で〜す!! |