目次
1:一通の手紙と一人の少女 GM:女神転生TRPG、外伝『過去の贖罪』を始めます。 プレイヤー(以下 斉):ワンツーマ〜ン。 GM:そう、初ワンツーマン。んじゃある日ね、いつも通り君は<結社>に出勤してんやん。他の5人(力矢、ゼファ、惣一郎、浦城、福井を指す。)はちょっとした事情で出払ってて、今君しかいいへんねん。 斉:俺…除け者? GM:んで出勤してきた君に、大内池さんが「手紙、届いてるわよ」って手紙渡してくれんで。 斉:ん。まぁ開けてみるわな。あ、差出人の名前見てみる。 GM:(あっさり)ない。 斉:ない?じゃあ中見てみる。 GM:見る。じゃあその手紙には『大茶盛り』『凍れる音楽』『夢殿』という文字と、『五日間』という文字だけが書かれていました。 斉:………何それ???? GM:(苦笑)あのね、それ大内池さんも見てくれんねんけどさぁ、 GM/大内池:「『大茶盛り』と『凍れる音楽』っていうのは何のことか分からないけど、『夢殿』っていうのは確か奈良の有名な法隆寺の中にそういう建物があった気がするわ」 GM:ってさ。 斉:そ、そうっすか…奈良…んじゃ、まぁ行ってみるか…。 GM/大内池:「あ、行ってみるの?じゃあ彼女も連れて行ってくれないかしら」 GM:って言って、君に一人の少女を紹介すんで。 斉:「え…?えと、お名前は?」 GM/少女:「私の名前は……そう、ヴァータ」 斉:ヴぁ、ヴァータ?外国人か?「じゃあ、お歳は?」 GM/ヴァータ:「歳?…知らない」 斉:?……まぁええわ。 GM/大内池:「この娘はね、とある人から事情があって預かっているの。丁度他のメンバーも出払っていることだし、この娘を観光がてら奈良に連れてって頂戴」 斉:じゃあその娘に聞こえへんように大内池さんに「この娘はどんな力を持っているんですか?」と。 GM/大内池:「それは秘密」 GM:後々分かることや。 斉:あ、そうっすか…。じゃあ……「あ、大内池さん、奈良への切符……」 GM/大内池:「自分で払いなさい、もちろん」 斉:「じゃなくて、そのヴァータの分も?!」 GM/大内池:「払ってあげてね」(笑) GM:いうても今不景気やから。(笑) 斉:まじっすか。(笑)じゃあその娘の分まで払います〜。 GM:ん。え〜っとその娘、LV10[異能者]で<魔界魔法>の『回復』と<格闘>の『ウィップ・マスター』やから。 斉:………鞭? GM:鞭。 斉:……(狙ったとしか思えん)…ん、んじゃまぁ奈良行こか…。 GM:ん、奈良に向かう、と。 斉:あ、そういえば<結社>てどこにあんの? GM:東京。 斉:電車賃高いなぁ〜。(苦笑) GM:まぁ新幹線に乗って行くんなら1人1万円でええわ。 斉:往復で2万……。 GM:あ、他にも旅館代とかも出したってや。 斉:…………大内池さぁ〜〜ん!(涙) GM:まぁ大内池さんにも色々事情があんねん。(苦笑) 斉:ん…じゃあ、はい、奈良に来ました。 GM:ん。あ、言い忘れてたけど、出発前に大内池さんが「この手紙、『サイコ・メトレー』してあげようか?」って言ってきててん。この人<超能力>全部極めちゃってるし。(笑) 斉:「はぁ、じゃあお願いします」 GM/大内池:(即)「1万円」 斉:……………………………ちゃっかりしてるねぇ。 GM:まぁ不況の中やから。(笑) 斉:「……もうちょっとまかりません?」 GM/大内池:「まかりません」(きっぱり) 斉:(溜息)「はい、どぉぞ。お願いします」 GM:ん。そしたらな、『サイコ・メトレー』してもらうと『何か凄い悲しみ』、それと『凄い孤独感』を感じる。 斉:………ん。 GM:んで話戻すと、新幹線で奈良行ってんな? 斉:片道3時間ぐらいか。もうすぐ夕方かな? GM:いや、まだ昼過ぎやな。年末とあって、人込みもまばらで閑散としています。……あ、ここ拝観料タダやから。 斉:良かった良かった、また取られんのかと…。(笑)法隆寺かぁ、懐かしい…。 GM:柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺ぃ〜。ていうことで、『夢殿』に行ってみました。そしたら急に、違和感が起こります。んで、「ピーンッ」っていう何か鋭い音と共に辺りの景色が変わり、『ジャック・ランタン』が3体出てきました。 斉:何じゃ、そりゃ〜! GM:隊列は自分が前でヴァータちゃんが後ろな。(強制)あんた壁。 斉:はいはい、引き受けましょ…せいぜい働くぜ! GM:こっちはABC全部前やから。 斉:で、誰から? GM:え〜っと……あ、ヴァータと『ジャック・ランタン』敏捷力一緒や。1D代わりにふってあげて。 斉:あいよ。(いっコロ)6。 GM:(いっコロ)ん、じゃあそっちから。 斉:何ができる? GM:鞭は後ろからでも攻撃できる。 斉:じゃあ殴ってもらおうか。 GM:んじゃ殴る(コロコロ)一回目成功。もう一回(コロコロ)今度は失敗。んで『ジャック・ランタン』(コロコロ)あ、避けました。んで次『ジャック・ランタン』A(いっコロ)『マハラギ』。 斉:おいおいおいおい…。 GM:(コロコロ)失敗。B(いっコロ)『タルカジャ』(コロコロ)失敗。(苦笑)C(いっコロ)『アギ』(いっコロ)ヴァータに(コロコロ)おお!初めて成功。んでヴァータちゃんは(コロコロ)避けた! 斉:じゃあいくで。3匹まとめて『ストーン・レイン』、−10%の[高度な技]で(コロコロ)余裕っち♪ GM:「直感」やな?(コロコロコロコロコロコロ)のきなみ失敗。(苦笑) 斉:物理防御やから(コロコロ)あ、低い。全員に24ダメージ。 GM:痛〜い!……あっというまに『ジャック・ランタン』3匹共死にかけ〜。 斉:さすがに一撃とはいかんか…。 GM:はい次、ヴァータちゃん。何してほしい?攻撃か、回復か。 斉:回復て、ダメージくらってへんし。攻撃で。 GM:ん。(コロコロコロコロ)一回目クリティカル、二回目失敗。 斉:おお、クリティカルか。 GM:ダメージふってあげて。2D6+15な。『ジャック・ランタン』は(コロコロ)回避失敗、2倍ダメージ。 斉:Aにな。(コロコロ)25×2で50か。 GM:50?そら死ぬわ。(苦笑)じゃあ『ジャック・ランタン』B(いっコロ)『マハラギ』(コロコロ)当たらね〜!C(いっコロ)斉に(いっコロ)『アギ』(コロコロ)当たりゃしねぇ…。 斉:んじゃ、また『ストーン・レイン』……は芸がないか。そういや今まで『抜刀術』の技使ったことなかったな。…『燕返し』!(コロコロ)あ、失敗。 GM:何や。(笑)じゃあまたヴァータちゃんや。一回目〜(コロコロ)成功、二回目〜(コロコロ)失敗。『ジャック・ランタン』の回避〜(コロコロ)成功。 斉:あれ? GM:んでB(いっコロ)『マハラギ』(コロコロ)失敗。(苦笑)Cは(いっコロ)こっちも『マハラギ』(コロコロ)ファンブル〜。(笑)でも安心して、『ジャック・ランタン』は火炎系無効化やから。 斉:ちっ。 GM:ていうか、回復するし。(笑) 斉:え、嘘ぉ?! GM:いや、ほんまに。(笑)一応ダメージは(コロコロ)ん、ええで。 斉:よっしゃ。やっぱ『抜刀術』は性に合わん。2匹まとめて『ストーン・レイン』(コロコロ)成功。 GM:(コロコロコロコロ)B避けた、C当たった。 斉:(コロコロ)30ダメージ。 GM:………ああ!(HP)1足りんかった! 斉:(笑)残り1体。 GM:んで、ヴァータちゃん。回復してほしい? 斉:いらんいらん。(無傷) GM:じゃあ普通に攻撃(コロコロコロコロ)二回共失敗。んでB(いっコロ)『マハラギ』、今度こそ…!(コロコロ)っ!(息を飲む)ギリギリ成功〜!(喜) 斉:(コロコロ)普通に避けたで。 GM:あれ?(コロコロ)あ、ヴァータちゃんも余裕で避けたわ。 斉:じゃあ普通に日本刀で斬りかかろうか(コロコロ)余裕で成功。 GM:(コロコロ)こっちも余裕。 斉:!こんにゃろ〜!(笑) GM:じゃあヴァータちゃん、攻撃しよか(コロコロコロコロ)一回目失敗、二回目成功。『ジャック・ランタン』(コロコロ)避けれません。ダメージは? 斉:はいはい。(コロコロ)20。 GM:あ、じゃあまだ生きてるわ。 斉:ちっ、「ヴァータ、まだまだツメが甘いな…」 GM:『ジャック・ランタン』いけぇ〜!(いっコロ)攻撃や!(コロコロ)当たるはずがない。(笑:魔法以上に命中率が低い) 斉:日本刀で斬る!(コロコロ)クリティカル! GM:…避けてみせるさ!(コロコロ)…ダメージ2倍でちょうだい。 斉:(コロコロ)23×2の46ダメージ。 GM:ああ、そら死ぬわ。死にました。経験値は……135点。…弱かったな、『ジャック・ランタン』……。 斉:所詮『ジャック・ランタン』。(笑) GM:はい、『ジャック・ランタン』を倒すと共に空間が元に戻りました。そして一通の手紙が空から落ちてきます。 斉:もちろん、受け取る。 GM:破る? 斉:いや、まず読むよ!(笑)破るかどうかは内容次第や…。 GM:(笑)え〜手紙を開けてみると、『思い出せ、過去の記憶』とだけ書かれています。 斉:『過去の記憶』? GM:ここで「知力」+30%ふって。まぁ成功するやろ。 斉:そんな、「知力」13しかないのに…(コロコロ)おお!(01だった) GM:相当ビシビシ感じてんな。じゃあさ、自分が住んでた家の近くに、有名な画家のフェノロサ……知ってるよな?知らんかったらやばいで……そのフェノロサが『凍れる音楽』と賞賛したお寺があったことを思い出します。 斉:俺の実家?どこなん? GM:ここ、ここ。(床を叩く) 斉:西ノ京?(プレイヤーの奈良の家) GM:ていうことにしといて。ちゃうと、話続かん。 斉:はいはい。(笑)じゃあ西ノ京に行く…いや帰ろか。 GM:電車賃2人で800円な。 斉:……高いよ〜。(嘆) GM:んで、もう夜やねんけど。 斉:じゃあ久々に家帰って、姉さんに会いに行くか。 GM:あ、来る前に翔子さんに言われてんけどさぁ、 GM/大内池:「実家に帰ってはダメよ。あなた達は死んだことになってるんだから」 GM:て言われててん。だから実家帰ったらあかんねん。 斉:そ、そういうことやったんかぁ〜!し、しゃあない。じゃあ近所の幼馴染の家にでも……。 GM:それもあかんって。大人しくホテルとりなさい。 斉:………しょうがない。じゃあ近所の安民宿でも。 GM:一泊いくら? 斉:1500円。(笑:いまにも壊れそうな民宿がある) GM:安っす〜!(笑) 斉:まぁそれでも二人で3000円やけどな…。 GM:部屋はどうする?ヴァータは何も考えてへんみたいやけど。 斉:当然同室で。 GM:当然なんや。(笑)じゃあ一晩経ちました。 斉:んじゃ、フェノロサの凍れる何たらを見に行く。 GM:ん。じゃあ斉は懐かしい思い出に浸りながらそのお寺…まぁ薬師寺やねんけど…に到着しましたぁ〜。拝観料一人500円やから。 斉:二人で1000円〜!(嘆) GM:順調に減ってくなぁ。(笑)で、どぉする? 斉:見に行くしかない。 GM:ん、そしたら観光客風のおっちゃんがます。 斉:じゃあそのおっちゃんに、「すみません、ガイド・ブックに……」何やったっけ?手紙に書いてあったの。 GM:どの手紙? 斉:一通目。 GM:『大茶盛り』『夢殿』『凍れる音楽』。 斉:「……が載ってないでしょうか?」 GM:ん、そしたら載ってた。『大茶盛り』は西大寺、『凍れる音楽』はここ。ここっていうかここの東塔。 斉:「なるほど…ありがとうございました。あ、あの…そのガイド・ブック、ゆずってもらえないでしょうか?」 GM/観光客のおっちゃん:「うーん、これがないと俺、困っちゃうしね〜………1000円」 斉:「………あの、これから何か困ったことがあればお助けし(ますので…が言えなかった)…」 GM/観光客のおっちゃん:「1000円」 斉:「……うう…分かりましたぁ〜」(払う)あかん、惣一郎みたいに値切れん。(苦笑) GM:(笑)ヴァータは何も関心なさそうに、ただぼーっとしてるから。 斉:……じゃあこっそり財布を…。 GM:ない。所持金0。 斉:ない?!使えね〜…。 GM:(楽しそうに)でねでね斉、「直感」ふって。 斉:それは(コロコロ)失敗したぁ〜!……もっかいふったらあかん? GM:<命運>使い。 斉:……そんな大事なことなんやろか………ええわ、「直感」で失敗すんのは俺のプライドに反する。使う(コロコロ)成功。 GM:そしたらさ、その本見てて気づいてんけど、その本の後ろに……『定価700円』て書かれてた。(爆笑) 斉:さっきのおっさん、探し出すぅ〜!んでもって斬る、斬るぅ〜!!(涙) GM:もうどこにもおらん。<命運>使ってまで何調べてんだか。(笑) 斉:うぅ……じゃあ、ここは涙をのんで……。 GM:東塔に行く? 斉:うん。 GM:東塔に行くと、夢殿の時と同じような感覚が襲ってきます。そして『エルフ』2体が現れました。戦闘、戦闘。 斉:ん。どぉせ、そっちからやろ? GM:うん。A(いっコロ)『ディア』しても意味ないから『ジオラ』する。(いっコロ)斉に(コロコロ)お、珍しく成功してる! 斉:回避(コロコロ)失敗した。 GM:(コロコロ)魔法の35な。んでダメージダイスに6出たから[金縛り]な。しばらく動けんし。 斉:な、何じゃそりゃぁ!…<命運>で打ち消す! GM:何や、そうすんのか……漢やな。 斉:俺が動けんかったらヴァータがマズいやろ?(苦笑) GM:うん。じゃあB(いっコロ)『ドルミナ』やってみる。 斉:何それ? GM:抵抗に失敗したら眠んねん。 斉:またそういう……。 GM:(コロコロ)まぁ失敗してるし。(苦笑)で、ヴァータちゃんか。何してほしい? 斉:鞭、Aな。 GM:ん。(コロコロコロコロ)二回共成功。Aの回避(コロコロコロコロ)一回当たったわ。 斉:ダメージは(コロコロ)25。 GM:…ちょっと痛い。はい次。 斉:じゃあ十八番の『サイコ・ソード』(コロコロ)成功、Aにな。 GM:そりゃ余裕で(コロコロ)あ、ファンブルやぁ〜!パワーヒットかい。(笑) 斉:よっしゃ(コロコロ)魔法の46点。 GM:死んだ、死んだ。くそ、よくもやったなぁ〜!じゃあB(いっコロ)もう仲間の敵討ちとばかりに君に攻撃(コロコロ)当たるはずねぇ〜!(笑) 斉:よし。(笑)じゃあいくがいい、ヴァータ。 GM:一回目(コロコロ)失敗。二回目(コロコロ)失敗。(苦笑) 斉:「もう、ダメじゃないか」『サイコ・ソード』いくで〜(コロコロ)余裕。 GM:ファンブル出ませんように…(コロコロ)だ〜!危ねぇ、ファンブル1歩手前。(笑) 斉:(コロコロ)魔法の48。 GM:…ん、まだ生きてるよ。 斉:ちっ。 GM:はい『エルフ』(いっコロ)『回復』する。GM権限でDはふりません。(コロコロ)9回復。 斉:急にそんなん使いやがって…。で、ヴァータ攻撃。 GM:(コロコロコロコロ)一回目成功、二回目失敗。『エルフ』は(コロコロ)回避成功。 斉:じゃあいくで。日本刀で斬る(コロコロ)成功。 GM:(コロコロ)ダメージちょうだい。 斉:(コロコロ)25ダメージ。 GM:……じゃあ大丈夫……じゃなかった、死んだ。バイバイ、『エルフ』…。経験値140な。……はぁ、何でこんな弱いんやろ…俺のダイス運の悪さに乾杯……。え〜、で、倒すとまた空間が元に戻るよ。 斉:手紙落ちてくる? GM:落ちてくるよ。読む? 斉:うん。 GM:そしたら『忌まわしきすべての元凶』って書いてある。 斉:『忌まわしきすべての元凶』? GM:うん。んで、次どこ行く? 斉:西大寺の『大茶盛り』。 GM:お、覚えてたか。西大寺までの電車賃は……。 斉:二人で片道400円。 GM:どんどん減ってくな。(笑) 斉:くそっ、帰ったら絶対大内池さんに請求したんねん!……払ってくれるかな、あの人……。 GM:いやぁ、今不況やから。んじゃ西大寺に行ってみんねんな?まぁ勝手知ったる何とやらやけど…。(プレイヤー達の地元) 斉:あ、思い出した!『大茶盛り』ってあの、でっかい茶碗でお茶回し飲みするやつか! GM:そうそう。 斉:ばぁちゃんがこの間行ったって言ってたわ。(プレイヤーの話です) GM:へぇ、知ってはってんや。じゃあ都合よく『大茶盛り』の行事をやっていました。 斉:じゃあ…参列してみよか。 GM:ん、一人1000円。 斉:………「ヴァータ、ここで待っててね」(笑) GM:ヴァータも行くの。(笑)二人で2000円な。 斉:あうぅ〜……じゃあ払うよ…。はぁ、ヴィクトルさんにもらった報酬とんだわ。(『ギデオン・バルクの人形』参照) GM:(笑)ん、じゃあ参加すんねんな。すると君の前に、何かもう、毒入ってるんちゃうかっていう色のお茶が入ったでっかいお茶碗が置かれて、こうグイっと一気に……。 斉:いけと。(笑) GM:早よ、いってみなさ〜い。 斉:じゃ、じゃあ匂ってみる…。(警戒心爆発) GM:大丈夫やって、抹茶やから。(苦笑) 斉:(まだ疑って)口に含んで飲み込まない。 GM:え………苦い。 斉:苦い………だけ?じゃあ飲み込む。 GM:イッキ、イッキ。 斉:あれは一人で全部飲んだらあかんねんで。 GM:まぁええやん。ヴァータも君の真似をして飲んでる。 斉:「これが日本の文化だよ」って教えてあげる。 GM:っていうところで「加護」+30%でふって。 斉:(コロコロ)危ない、危ない。成功したで。 GM:成功すると、一瞬頭がくらっときて、脳裏に『泣いている子供の姿』が思い浮かびます。 斉:泣いている子供?……毒でも盛られたか?!(まだ言っている) GM:ううん。(苦笑)何か、霊感がふっときた感じ?…何かこう、一瞬寒気が……。 斉:ああ…。それはお茶に問題があんのか…『大茶盛り』に問題があんのか…。 GM:それは自分で考えて。 斉:う〜ん…。とりあえず、その会が終わってからもしばらくそこで休憩しとく。 GM:ん。そうしてるとお坊さんが一人、君の所に来るけど。 GM/お坊さん:「え〜、この中で斉さんという方、いらっしゃいませんかー?」 斉:(横を向いて)「斉さーん、読んでるよー」(笑) GM/お坊さん:「斉さーん、いないんですかー?」(笑) 斉:「はい、僕ですが?」(笑) GM/お坊さん:「もぉ、すぐ出てきてくださいよ。年末で忙しいんだから…」 GM:って言って、一通の手紙を渡してくれんで。 斉:「あの〜、これは一体どういう人から?」 GM/お坊さん:「それはそこで……あれ?いない」 斉:ちょっとその辺探してみる。 GM:ん。でもそれらしい人はどこにもいいへんで。 斉:(お坊さんに)「どういう人でした?」 GM/お坊さん:「何か……あなたに似ていましたねぇ」 斉:何?!つまり………頭が悪そう。(爆笑:「知力」13)んじゃあ手紙開けてみる。 GM:ん、じゃあ『今、すべての罪がメギドの業火で浄化される』。 斉:『メギド』かぁ……え?『今』?…まさか、なぁ?ははは…。(汗) GM:……んで、そんなこんなで夜やねんけど。今夜はどこに泊まるん? 斉:「あのね、ヴァータ。日本には民宿の他にも野宿という方法があってね…」(笑) GM:ヴァータは別に構わなさそうやで。(笑) 斉:じゃあそこら辺の橋の下にでも……。 GM:構わなさそう、っていうか何も考えてなさそうやで。ただぼーっとしてる。 斉:?…じゃあ「ヴァータ、ちょっとごめん」って言って、こう顎をくいってもちあげて頬をパパンと叩く。 GM:そしたらヴァータが「何すんの!?」って君に攻撃する。(笑)(コロコロコロコロ)あ、二回共失敗した。 斉:うおっ!じゃあ「これが日本のコミュニケーションなんだよ、分かってくれ」と。(笑) GM:やなコミュニケーションだな、おい。(笑)で、結局どこ泊まるん? 斉:どこって、なぁ…? GM:そこのお寺に泊めてもらう? 斉:何や、いいんか。じゃあそうする。 GM:色々と奉仕してもらうで。 斉:んじゃ、仙人用語で肩を揉もか。(笑) GM:うん。じゃあHPをD10分疲れさせてな。 斉:減るんかい!(笑)絶対こういう時に限って10とか出んねんで……(コロコロ)!…もぉヤだよ、俺…。(泣笑:出た) GM:(笑)そのダメージは今日一日、いかなる手段を以ってしても回復できへんから。 斉:MPは? GM:あ、そっちは回復してくれていいよ。 斉:じゃあ、一晩泊めてもらった、と。もちろんその間、ヴァータはぐっすり寝ててんやろ? GM:もちろん。全く関係ないし。働くのは男だけ。 斉:まさか頭丸めさせたりせんやろな?(笑) GM:したい?したい?(笑) 斉:いやいや。(笑) GM:じゃあ次の日の朝。精進料理を食べていると、昨日のお坊さんが、君達の所に来た。 GM/お坊さん:「昨日会った男の人から、こんな写真を受け取りました」 斉:見る。どんな写真? GM:じゃあその写真を見た瞬間、ヴァータの顔色が変わんねん。 GM/ヴァータ:「私……知ってる、ここ……」 斉:どんな写真なん?どっかの土地? GM:うん。んでその写真を横から見ていたお坊さんが、 GM/お坊さん:「あ、これ生駒山上遊園地ちゃうか?」って。 斉:あ、やっぱり関西弁。(笑)うーん、生駒山上か……よしヴァータ、歩くぞ。 GM:え、ウソぉ!マジで歩くん?! 斉:まさか、電車に乗って行くよ。(笑) GM:そしたら西大寺から生駒まで一人250円でそっからケーブル代は一人550円やで。 斉:い、痛すぎる……。 GM:まぁまぁ、宿代浮いてんから。 斉:その分体力払ったけどな……やっぱり(遊園地の)入場料いるん? GM:当然やん。一人1200円。 斉:…………。(涙) GM:まぁまぁ、まだ47万円も持ってんねんから……ていうか、よくよく考えてみれば持ち歩くなよ、んなもん。(笑) 斉:いいじゃん、別に。(笑)じゃあ、「ヴァータ、何に乗りたい?」 GM:そしたらジェットコースター指さすで。 斉:……それってあの90度落下のやつか?!(プレイヤーが死にかけた) GM:うん。んで斉の服引っ張ってる。 斉:……服脱ぐ。 GM:違う、違う。脱いだらあかん。(笑) 斉:うう…でもなぁ〜……。 GM:あ、何?嫌いなん?じゃあMPに2D6ダメージもらってもらおか。(笑) 斉:嫌ぁ〜…(コロコロ)よかった、3や。 GM:んで、ヴァータは珍しく嬉しそうな顔してんで。 斉:そうか…俺はげっそりしてる。(笑) GM:んで乗ったから二人で1000円。 斉:ふぅ、まぁいいさ今のは。楽しんでくれたみたいやし。 GM:んで次どこ行く? 斉:じゃあ機嫌良くなったみたいやし、ヴァータに「これ、どこの写真?」 GM:ん、そしたら案内してくれんで。 斉:付いて行く。 GM:そしたらそこは、あの『宇宙科学館』やねん。 斉:はいはいはい。 GM:じゃあ「直感」+30%でやってみて。 斉:70%。(笑)(コロコロ)まぁ余裕やわな。 GM:そしたら斉は幼稚園の時、遠足でここに来たことを思い出す。 斉:あれ?幼稚園の時はあやめ池遊園地やったような…。 GM:そりゃあんた(プレイヤー)の記憶。これは斉の記憶。 斉:分かってるよ。(笑)「あれ…?何かここ、来たことあるような…」 GM:ん、一人400円。 斉:…ここまできて。(苦笑) GM:んで入る? 斉:そら金払ったし。(笑) GM:そしたら丁度時間的にシアターが始まるところやった。 斉:「あれ?そこにいるにはヒーホー姉さん」(笑) GM:おらへんおらへん、VRシアターはやってへんよ。(笑)見る? 斉:そらな。 GM:ていうかヴァータが「これ見たい」って。 斉:「ああ、いいよ。見よう」席に座って見る。 GM:ん、そしたら急に君は金縛り状態になります。 斉:(な、何だこれは?!…声も出ないぞ!?) GM:そう、そんな感じ。そしたら君は頭がくらっときて、脳裏に『独りぼっちで泣いている子供の姿』と『母親に手を引かれている子供の姿』が映ります。 斉:それって……まさか昔の俺? GM:さぁ?それで気がつくとシアターが終わっていて、ヴァータがいつものように無表情なままで立って言います。 GM/ヴァータ:「さぁ、行きましょう」 斉:「う、うん…」何か不思議かつ分からんことが連続で起こりつつあるけど……まぁ出よか。 GM:ん。出ると分かるけど、もう夕方やし。 斉:(溜息)今晩、どこ泊まろう…。 GM:うん。それと帰りのケーブル代な。 斉:ああ、帰りは階段で山下りるよ。あそこの階段はなだらかやから、疲れることはないし。 GM:ん。そしたらさ、そこからの景色を見てヴァータが頭抱えてうずくまんで。 斉:「ど、どぉしたんだ?」 GM/ヴァータ:「分からない……でも何か…何か…」 斉:何か………何々だよぉ!こちとら不思議現象と激しい出費でイライラしてんだよぉ!(涙) GM:それをヴァータの前で言うん? 斉:まさか。今のは心の叫び。実際は介抱してあげる。 GM:で、どぉするん? 斉:う〜ん……『独りぼっちで泣いてる子供』…『母親に手を引かれている子供』…分からん、からヴァータと手をつないで階段降りてく。 GM:あ、さりげにセクハラや。(笑) 斉:そういえば(今さらやけど)ヴァータって見かけ何歳なん? GM:17歳ぐらい。あくまで見かけやし。 斉:本当の歳は分からない、と。 GM:で、どぉするん? 斉:しゃあないから、また近所の安民宿にでも。 GM:一泊3000円、食事付き。でも朝食はないで。 斉:まぁええわ。寺では異様に疲れたから。(苦笑) GM:じゃあ一晩ぐっすり休みました。朝やで? 斉:「おはよ…って、はっ?!何で俺は服脱いでんだ?!あ、ヴァータまで!?」(笑) GM:するん?(笑) 斉:ん〜うん。(笑) GM:じゃあこっちも抵抗させてもらおか。『怒涛の連打』、3連撃な。……面倒臭いから全部成功でいいや。 斉:何がいいんだ?! GM:ダメージ(コロコロ)19点とか。 斉:カキン…ひょっとして顔か? GM:うん、防護点なし。(笑) 斉:痛ってぇ〜。 GM:あほやなぁ。んで朝になって民宿の人がきて君の顔見て「あれぇ?」っていう顔してんで。こう、ぷくぅってなってるから。(笑) 斉:「あの、氷と水を張った桶とタオルください」(苦笑) GM:情けなぁ〜。(笑)あとヴァータは君から少し離れてんで。 斉:「ご、ごめんよヴァータ。体が勝手に…」(笑) GM:これですべてがぶち壊しやな。何やってんだか、この男は……。(苦笑) 斉:(何故か二ヒルに)ふっ、まぁいいさ。 GM:…んで君達が民宿出ようとすると、民宿の人が君にビデオ渡してくんで。 斉:ビデオ? GM:うん。何か朝起きたら小包で送られてきたって。 斉:差出人は? GM:ない。ただ『斉さんへ』って書いてあるだけ。 斉:でもなぁ……民宿のTVって100円いんねんなぁ。(笑) GM:諦めて払って見なさい。(笑) 斉:うう…(涙)じゃあ100円払って見よう。 GM:ん。見ると、見事な桜が咲いているのが映し出されています。んで、その風景を見てヴァータが、 GM/ヴァータ:「何か……凄く、懐かしい……」 GM:って、んで、たまたま通りかかった民宿の人がそれを見て、 GM/民宿の親父:「おお、千本桜やないか。何回見ても綺麗やなぁ〜…」 斉:「あの…これはどこです?」 GM/民宿の親父:「吉野」 斉:………(電車賃が高い)「……すみません。私、財布を落としたみたいで……ここまでの電車賃、貸してもらえませんか?」 GM/民宿の親父:「その厚い財布は何だい?」(笑) 斉:「これは……レシートなんです」(笑) GM:(笑)諦め、万札見えてるから。 斉:「こ、これはおもちゃ(子供銀行…懐かしい)なんです!」(笑) GM/民宿の親父:「えらいまた、本物くさいおもちゃやな」(笑) 斉:透かし入り。(笑) GM:諦め。一人1600円。 斉:高い〜…! GM:はい、吉野駅に着きました。 斉:………。(深〜い溜息) GM:「加護」+20%でやってみて。 斉:(コロコロ)失敗。 GM:失敗?そしたら君はへっちゃらやねんけど、急にヴァータが震えだすねん。 GM/ヴァータ:「怖い…何だかここは、凄く怖い…」 斉:「大丈夫か、ヴァータ?俺が一緒に寝てあげる」って手を握って言う。(笑) GM:じゃあ、別に抵抗せんと、まるで幼子のように泣きじゃってる。 斉:…さて、何しよう。 GM:何するん? 斉:枯れててもいいから、千本桜を見に行ってみよか。 GM:じゃあ駅員さんがさ、そんな君達を見て、 GM/駅員さん:「今は桜が枯れているから止めときな。そんなの見に行くぐらいなら、『蔵王堂』に行くといい」 斉:「何すか、それ?」 GM:覚えてないかな?福井(キャラ名じゃなくてプレイヤー名)の家の近くにあった神社。 斉:あ〜そういやあったな、そんなん。 GM:うん、一人400円。 斉:……あれ?あそこって入場料とかいたっけ? GM:ここは特別やねん。 斉:二人で800円か…。 GM:どんどん減ってくなぁ〜。(嬉しそうに)で、『蔵王堂』行きますか? 斉:(やる気なさそうに)ん〜。 GM:じゃあ毎度お馴染みのあの感覚が襲ってきま〜す。ピキーンッ!って。 斉:「…何かを感じる?!」 GM:感じて当たり前や。目の前の亡霊4体おんで。んで襲ってくる。 斉:亡霊……『ゴースト』? GM:ううん、鎧で武装してる。 斉:……『ヨモツイクサ』?! GM:ううん。秘密、秘密。さぁ勝負や。皆気品に溢れた顔してるから。 斉:うう、4体か……。「ヴァータ、もし俺が倒れたら、君だけでも逃げるんだよ」 GM/ヴァータ:「うん」 斉:「……んで、一応俺のこと、忘れないでくれ」 GM/ヴァータ:(やや自信なさげに)「…ん」 GM:ていうわけで、余裕でこっちからやわ。A(いっコロ)射撃攻撃(コロコロ)成功、避けてみ。 斉:射撃?(コロコロ)避けた。 GM:はいB(いっコロ)攻撃(コロコロ)失敗したわ。C(いっコロ)また射撃(コロコロ)当たってへんわ。 斉:…驚かせやがって…。(回避のためにDを握りしめてた) GM:D(いっコロ)全体魔法(コロコロ)お、成功した。 斉:(コロコロ)避けたー。 GM:(コロコロ)ヴァータも避けた。で、次ヴァータか。何してほしい? 斉:鞭で攻撃。 GM:(コロコロコロコロ)二回共失敗。 斉:ヴァータ……俺には3連続やったのに…。まぁいい、全部まとめて『ストーン・レイン』!(コロコロ)余裕。 GM:(コロコロコロコロコロコロコロコロ)A避けた、B当たった、C当たった、D避けた。 斉:二体か…(コロコロ)低![物理]で23点。 GM:あ、じゃあほとんどカキンやわ。「よくも殴ってくれたなー」 斉:「殴ってない。石を落としたんだ」(笑) GM:「あ、そっかー」(笑)まぁこいつら知能ないしー…。(いっコロ)魔法(コロコロ)あ、失敗した。んでB(いっコロ)射撃(コロコロ)成功。 斉:射撃は(コロコロ)避けた。 GM:C(いっコロ)『シンクロ』(コロコロ)あ、失敗やわ。(苦笑)で、D(いっコロ)また『シンクロ』(コロコロ)お!…と思ったら全然失敗やわ。 斉:じゃあ、ヴァータ。鞭だー。 GM:はい、一回目(コロコロ)失敗、二回目(コロコロ)成功。Aの回避(コロコロ)成功。 斉:……ヴァータ、後で…んんっ!(咳払い)じゃあいくで〜、石の雨(『ストーン・レイン』)!(コロコロ)まぁ、成功や。 GM:(コロコロコロコロコロコロコロコロ)A当たった、B避けた、C避けた、D当たった。 斉:また2体か…(コロコロ)低ぅ!20点。 GM:あ、ほとんどカキンやな。全滅ちゃうか、自分ら。 斉:…次から違う攻撃にしよう。 GM:じゃあAな(いっコロ)攻撃(コロコロ)成功。 斉:(コロコロ)で〜、回避失敗。 GM:死んでも知〜らない(コロコロ)40。 斉:痛ったぁ〜! GM:次B(コロコロ)成功。 斉:また俺かよ……ほ・ん・ま・は嫌やけどMP使って『サイコ・シールド』!(コロコロ)………!? GM:ファンブル1歩手前やったな。(笑)(コロコロ)死ぬんちゃうかな?35点。 斉:……やば。 GM:Cか…死んでも知〜らない(いっコロ)攻撃(コロコロ)失敗。Dも攻撃(コロコロ)成功。 斉:回避(コロコロ)…ええい、もぉいい!避けるのは俺の性に合わん!『サイコ・シールド』!(コロコロ)成功。防御力50点。 GM:あ、じゃあカキンか。はい次、ヴァータ。 斉:お願いです、回復して下さい。(腰が低い) GM:まぁこれで失敗されたら笑うけどな。(コロコロ)あんた嫌われてるね。(笑) 斉:お願いです!<命運>使ってやり直して下さい!(必死) GM:しょうがないなぁ。じゃあさらにもう一個<命運>使って威力ダイス増やしてあげよう。 斉:でかいの頼むで……。 GM:(コロコロ)……あんた、やっぱ嫌われてるよ。(笑)21点。 斉:「俺の一体何が嫌なんだい?!」(笑)まぁ全快やけどな。 GM:「すべて…」とかは言わんけどな。(笑) 斉:(聞かない)面倒臭いけど1体づついくか。Aに『サイコ・ソード』(コロコロ)あ、失敗した。 GM:……何か普通にやってたら死ぬなぁ。(バランス・ミス) 斉:うん、確実に。 GM:…とりあえずAいくで。攻撃(コロコロ)当たらね〜。B(コロコロ)も当たらね〜。C(コロコロ)も失敗か…。D(コロコロ)お!クリティカル! 斉:(コロコロ)避けた!から普通ダメージや。 GM:(コロコロ)41ダメージ。 斉:……せっかく回復したのに。(苦笑) GM:<命運>使えば? 斉:やだ、勿体ない。 GM:けど、そろそろ君達死ぬよ? 斉:いいや、死ぬのは俺だけでいい…。 GM:じゃあヴァータが回復したろ。(コロコロ)『ディア』成功の(コロコロ)あ、さっきと一緒、21。 斉:ええい、上がったり、下がったり。(笑)じゃあいくで、本日これで打ち止め『サイコ・ソード』(コロコロ)成功。 GM:(コロコロ)ダメージ頂戴。 斉:(コロコロ)魔法の47。 GM:47…まだ生きてるよ。そろそろそっち、ヤバイなぁ。応援呼んだるわ。 斉:誰を……福井か?!(笑:こっちはキャラ名) GM:いいけどあいつ、弱いで。(笑:『Yes,you can Fly!』以降、行方不明)そうやなぁ……じゃあこっち来る事前に〜……こう、ポワポワ〜んと思い出してな。(笑)大内池さんに、「もしものことがあったら、これを使いなさい」って10万で売ってくれんで。 斉:「と、とりあえず、品物を見せてください」 GM:何か笛。これを吹くと、大内池さんが『テレポート』で駆けつけてくれんねん。 斉:「………いえ、結構です」 GM:いいん?ほんまに? 斉:5万なら考えるけどね、10万はなぁ〜…。(苦笑) GM:別にいいけど、ここで死んだら……アホやで? 斉:分かったよ、買えばいいんだろ?!(涙) GM:んで、今こそそれを使うんだぁ! 斉:『翔子の笛』……別に成功値いらんよなぁ? GM:うーん、別にいいことにしよ。 斉:これは永久保存版? GM:ううん、1回きり。 斉:…………………(もの凄いためらい)…まぁいいわ、使う…ってか吹く。 GM:じゃあ翔子さん、現れました。何か翔子さん、寝起きらしくてパジャマ姿やから。(笑) 斉:あんた何やってんだよ!?(笑) GM/大内池:「あんたがいきなり呼んだんでしょうが!」(笑) GM:で、どこにいてほしい? 斉:前列。ついでに俺の「皮ジャン」着せる。 GM:……実は翔子さんのデータないねんなぁ〜…じゃあオール40でいいわ。(さらりと鬼なことを…)で、何してほしい?あ、翔子さん君達の前に現れたから前列で、斉も後列になったからな。 :全部40……じゃあ、「どうか『ストーン・レイン』のお手本を見せてください!」 GM:大内池さん、自分やってな。 斉:はいはい。(コロコロ)成功。 GM:(コロコロコロコロコロコロコロコロ)A、回避ファンブル〜、B避けた、Cも避けた、D失敗。 斉:(コロコロ)51ダメージ。(笑) GM:多!……A死亡。D、HP一気に半分になりましたぁ〜。 斉:大内池さん…凄ぇ…。 GM:こっちは目の前に現れた強い人に。(コロコロコロコロコロコロ)B成功、CDは失敗。 斉:(コロコロ)あ、回避失敗しちゃった。 GM:大内池さんの生命力は? 斉:(計算して)160。(笑) GM:高ぇ〜。(コロコロ)31ダメージ。 斉:んで俺が貸した皮ジャン分ひいて……残り132もある。(笑) GM:何じゃい、それは。(笑)次ヴァータか。君(斉)を回復してあげよう(コロコロ)ファンブル〜。(笑) 斉:……それってバック・ファイアっていわへん…?(汗) GM:ダメージやな(コロコロ)21点。 斉:…………………。 GM:………………。 斉:………え?まさか俺がダメージ?! GM:何?ヴァータちゃん殴る気? 斉:分かったよぉ…俺だよぉ………避けていい? GM:ん〜まぁええわ。 斉:(コロコロ)おお、避けた!「ふ、服の端が焦げた…!?」 GM:で、あんたや。 斉:今後列か……トンファー構えて全力防御。 GM:情けね〜。(笑)いいんか?ヴァータちゃんの好感度上げんで? 斉:あぁ!前に出て斬る!(笑) GM:このターンは前に出て終わり。(笑)んでまた大内池さん。何してもらうん? 斉:じゃあもう一回『ストーン・レイン』を(コロコロ)成功。 GM:(コロコロコロコロコロコロ)こっち全員回避失敗してるし。 斉:(コロコロ)全員に[物理]で64ダメージ。 GM:高ぁ〜……D死亡。 斉:強……。 GM:んでB、攻撃(コロコロ)失敗。C、攻撃(コロコロ)失敗〜。次ヴァータか、もっかい回復したろ(コロコロ)やっぱあんた嫌われてるわ。(笑) 斉:だから何がいけないんだ?!(笑) GM:えと、すべて?(笑) 斉:………ほぅ……。 GM:え〜、で、次あんたや。 斉:残りのMP使って『居合い切り』(コロコロ)成功。 GM:(コロコロ)避けた。んで大内池さん、何するん?『サイコ・ブラスト』? 斉:『サイコ・ブラスト』の中の種類を決めなあかん……じゃあ『サイコ・ガン』で。(コロコロ)成功してる。あ、Bな。 GM:(コロコロ)回避失敗、ダメージは? 斉:(コロコロ)[魔法]の94点。(笑) GM:おお?!(笑)B死にました。Cの攻撃、あんたに(コロコロ)あ、失敗したわ。んでヴァータちゃん、おいしいところ持ってこか。(コロコロコロコロ)一回目成功、二回目失敗。Cが(コロコロ)回避失敗やからダメージ(コロコロ)25か。……C死んだ。(笑) 斉:あれぇ〜?(笑) GM/ヴァータ:「斉さん、格好悪ぅ〜」 斉:「違うんだ、今のはぁ!」 GM:まぁ、んなことは考えてへんけどな。ぼーっとしてる。 斉:何や。(安堵) GM:んで大内池さん、金払ってくれたら回復したるって言ってんで。 斉:ん〜別にいいや。あんま怪我してへんし。 GM:あ、それから、戦いが終わってからまた空から手紙が降ってくるけど。 斉:ああ、受け取る。 GM:ん。んで読んでみるとさぁ、『結界は解かれた。明日{大地邸}まで来い』。 斉:明日かぁ。じゃあ寝なな。 GM:どこ泊まるん? 斉:福井の家の旅館にでも……。 GM:いいん?あそこ一泊3万ぐらいすんで? 斉:そうや、あそこ実は高いんや。(笑) GM:そうそう。あ、んで翔子さんはもう帰ってったし。 斉:ふーん。じゃあどっか泊まろうか。 GM:それとも寝る前に観光する? 斉:あ、そうやな。ヴァータ連れて。 GM:ん。まぁヴァータはあんまり行きたがらへんけどな。「何か、ここは怖い…」って。 斉:大丈夫、大丈夫。命かけて守ったるから。多分、マジで逝くやろうけど…。 GM:んで、どこ行くん? 斉:ん〜、じゃあまだ咲いてない、桜の所。 GM:咲いてないどころか、今冬でっせ。(笑) 斉:いいの。「ヴァータ、ここはね、春になると一面ピンクになるんだよ」 GM/ヴァータ:「ふーん」あまり関心なさそう。 斉:「…あと、ここらにいる猪の肉っておいしいんだよ」(笑) GM:「ふーん」(笑)これまたあまり関心なさそう。 斉:むぅ…。じゃあ民宿に泊まる。 GM:二人で1万円でござーい。 斉:うう、高い…。(嘆) GM:ヴァータが普通の娘やったら、今頃パチーン!やな。 斉:もう鞭で叩かれたやん。(笑)それと大丈夫、普通じゃないから。 GM:さ、最悪や。ヴァータが普通じゃないのをいいことに…。(笑) 斉:当然同室な。もちろんそこの風呂って混浴やな? GM:勝手に設定決めなーい。 斉:うう…(涙)もぉいいよ、普通に、紳士に接してやるよぉ。 GM:今更かい!もぉシナリオ終盤やで。(笑) 斉:(笑)じゃあ明日に備えてゆっくり休もか。 GM:ん、HP,MP全快な。んで次の日。 斉:{大地邸}とやらに行ってみるか。 GM:ん、じゃあすぐに見つかる。けどさぁ、町の人に聞いたら色んな噂が聞けたで。 斉:どんな? GM/町人:「あそこには行かん方がええ…」 斉:「何故です?」 GM/町人:「去年なぁ、強盗が入って家族5人が惨殺されちまってから、夜な夜な変な啜り泣きが聞こえてくるんじゃよ」 斉:「はは、なぁに、慣れっこですよ。今までも華族が惨殺された家に人形取りに行ったり、PCソフトの世界に入ったりしてたんで」(笑:『ギデオン・バルクの人形』『電脳世界の訪問者』参照) GM:確かに。(笑)んで他の人が言うには、何かついこの間、変な外国人が館を訪れてたらしい。 斉:まぁた謎の外国人かぁ。(再び『ギデオン・バルクの人形』参照) GM:まだ聞く? 斉:……もぉちょっと聞く。 GM:ん、そしたらさ、ここ一時期聞こえなくなってた泣き声が、また最近夜な夜な聞こえるようになってきてんて。 斉:「……俺を呼んでいる…?」よし、行こか。 GM:行く? 斉:うん。 GM:行ってみると、何か大きな屋敷があんで。 斉:「ヴァータ、いつかこんな家に住みたいね」 GM:そう言って君が振り返ると、ヴァータがうずくまって、 GM/ヴァータ:「いや…ここは嫌……怖い……助けてパパ、ママ……」って。 斉:じゃあ…落ち着くの待つ。 GM:落ち着く…んかな? 斉:なだめながら入ってく。 GM:なかなか泣き止まへんで。 斉:……んじゃ、もう手を繋いで無理矢理引っ張って行く。 GM:いいん?じゃあ君が入ろうとしたらさ、急にひとりでに門が、がががーって開くで。 斉:(即)「さぁ、帰ろうか。ここには何かいる」(笑) GM:入らんかいな!(笑)何しにここまで来てん。 斉:じゃあ入る。一応周りきょろきょろしながら。 GM:ん、そしたらさ、入るといくつもの扉が閉まってて、一つだけ開いてんのがある。 斉:頭だけ入れて中覗く。 GM:そしたら何者かにとーんと押されて中に入っちゃう。 斉:「ヴァータ、何するんだ!?」(笑) GM:いやいや。(笑)ヴァータはあんたに手をひかれてる。 斉:あ、そか。 GM:んで、今入ってきた扉が勝手にがちゃーんって閉まって、次の扉が開きます。 斉:……開けろ〜!(扉をどんどん叩く)暗いのは嫌なんだ〜! GM:……格好悪…ヴァータの前で何やってるんだか…。 斉:ていうか、その部屋窓ある? GM:ない。 斉:真っ暗? GM:うん。何か変、おかしい。 斉:じゃあ扉開いてんの分からんやん。 GM:いやいや、そこだけ分かんねん。 斉:ふーん、じゃあその開いてる扉に行くわ。 GM:はいはい。じゃあまた入ると扉ががっちゃーんて閉まって、次の扉ががっちゃーんて開く。 斉:……何故かセーフティブーツの中に仕込んであるクナイを取り出して(そういう設定)、扉に挟んで中に入る。 GM:じゃあそのクナイごと扉が消えてなくなった。がっちゃーん。 斉:…!クナイ返せぇ〜!8000円〜!(嘆) GM:まぁそんなこんなを10回ほど繰り返すと、やっと大きな部屋に出んで。 斉:ふーん、何だここ? GM:でね、部屋の真ん中にどっかでよく見た青年、それも君によく似た青年が座ってるわ。 斉:…俺、双子なんかいたっけ?(笑) GM:君がアホなこと考えてるとさ、話しかけてくんで。 斉:ん? GM/青年:「やっと来たね、斉。ずっと待っていたよ」 斉:「誰だ…何故俺の名を知っている!?」 GM/青年:「僕だよ…思い出せないのかい?舜だよ」 斉:「舜……舜……誰だそれ?」 GM/舜:「まだ僕を思い出せないのかい?では君が僕に何をしたのか思い出させてあげよう」 GM:って言って、斉の方に手をかざすと、斉の頭にグワ〜ってまたあの眩暈が襲ってくんで。 斉:「くっ、またか!何々だ、これは?!」 GM:んでな、君の脳裏にまず『二人の赤ちゃんが夢殿の前でそれぞれのお母さんに抱えられている』っていう情景が浮かび上がります。んで二つ目は「2歳ぐらいの子供が母親に連れられて…』二人な。お母さんの方はさっきと一緒やねんけど、子供の方はちょっと大人になってる。まぁ大人っていってもよちよち歩きぐらいやけど。んで『お寺の境内に座っている』情景が浮かび上がります。次、『遊園地で遊んでいる子供が二人見えます』んで、やっぱ変わらないお母さんが横にはいます。そんで、だんだんそのうちの一人を君は思い出してきた。んで、その次、『二人の子供が神社で指きりげんまんをしている姿』が思い浮かびます。もう大体はっきり分かってきてんけど、そのうちの一人は自分やで。 斉:「あの時の約束……何だ…?」 GM:んでラスト、『一人ブランコにいる舜と、お祖母ちゃんに手を引っ張られていく斉の姿』が思い浮かびます。 斉:……祖母ちゃん? GM/舜:「思い出したかい?そう、僕は君に裏切られた仲居 舜だよ!」 斉:「違う、裏切ったんじゃない!あれは俺の家庭の事情で……!」 GM/舜:(遮るように)「よくも騙してくれたな。何がずっと一緒だ…!僕一人残して……許さない!!」 GM:って舜が手を叩くと、二人の人間が現れます。 斉:どういう人? GM:ん〜と、何かヴァータに似てる。んでその二人を見たらヴァータが、「姉さん!?」って叫ぶ。 斉:あ、お姉さん?じゃあ傷つける訳にはいかんな。ヴァータに嫌われる。(笑) GM:…え〜、で、そのヴァータを見た舜が、 GM/舜:「ふっふっ、そういえばどこかで見たことがあると思えば、君はヴィクトルの屋敷にいた造魔じゃないか。そうか、君達は姉妹だったのかい…」 斉:造魔……造魔やったんか?!!! GM:!?気づいてなかったん?!! 斉:(息が詰まる)ちょ、ちょっと、感情のおかしな女の子かな、と…。(ひきつった笑) GM:どんだけ鈍いねん。(笑) 斉:じゃあ…じゃあ今までの俺の苦労(?)は何だったんだぁ〜! GM:まぁ、アホやったな。 斉:俺の青春を返せ〜!(嘆) GM:(無視して)んでさ、ヴァータが今までの無表情とはうって変わって、何か怒りの表情も露に、 GM/ヴァータ:「姉さん達を返して!!」 GM:って。んでそれを見た舜が、 GM/舜:「ほう、造魔である君にそんな感情があるとは面白い。君も僕のコレクションに加えてあげるよ。…けど斉、君は別だ。君には本当の生き地獄というものを教えてあげる…」 斉:「ふん、どっちかが簡単に死んだらそんなもん味わえねぇよ、バ〜カ」 GM:…それを聞くと、舜は怒って立ち上がって、横に控えていた造魔が持ってきた宝玉を手に取ります。 斉:…何だ、それは? GM/舜:「今こそ盟約に従いて、出でよ『ビフロンス』!!」 GM:舜の姿が悪魔に変わります。 斉:「舜!そんなものに手を出しちゃダメだ!」 GM:ヴァータも「止めて姉さん達!」って叫ぶねんけど、「無駄無駄無駄ぁ!」って何かくぐもった声で舜…つか『ビフロンス』が叫ぶで。 斉:……お姉さん達だけ連れて逃げよかな…。 GM:いや、もう遅い。 GM/舜:「こいつらは俺に絶対の忠誠を尽くしているのだ!おとなしく死ね!!」 GM:って襲ってくる。余裕でこいつ、『ビフロンス』からな。 斉:ちっ、ビーフロース(牛肉)のくせに早い…! GM:ビ・フ・ロ・ン・ス。そんなアホなこと言ってるあんたに(いっコロ)『アギダイン』。 斉:何や、それは! GM:目標は当然自分……。 斉:(先に回避)(コロコロ)見える!(=回避成功) GM:(コロコロ)つか、当たらん!(笑)次ヴァータ。 斉:あ、ヴァータやろか? GM:ああ、頼むわ。(キャラシーを渡す)もぉええわ、造魔ってバレたし。 斉:ああ、それで隠してたんか。全然気づかんかった。……(キャラシーを見て)なぁ、このアゲハ・ドレスって何? GM:ああ、そういう服。200万円すんねん。 斉:…これを脱がして売れば今回のマイナスは……。 GM:今のは心の声?それとも……。 斉:もちろん心の声ですはい!(笑) GM:はぁ、やだね〜こういう人間。で、何させるん? 斉:ん〜じゃあ紅蓮の鞭を真ん中の舜に。二回攻撃か…(コロコロコロコロ)当たらね〜。 GM:で、次はお姉さんズ……じゃない、あんたやわ。 斉:ん。「舜、もう止めるんだ!!」『サイコ・ソード』(コロコロ)よっしゃあ、成功! GM:殺る気満々。(笑)(コロコロ)んで避けた。で、お姉さんズか。もうお姉さんズは『マハブフ』専門って決まってるから。(コロコロコロコロ)二人とも成功してる。 斉:(コロコロコロコロ)両方避けた。 GM:ヴァータは? 斉:あ、そか。(コロコロ)う、両方当たった。 GM:酷。(苦笑)ダメージは…3Dか。これで死んだら斉のせい(コロコロコロコロ)……おお!!(笑) 斉:3つとも6って何だ?!それ<命運>で打ち消す! GM:ん。お姉さんBの方は(コロコロ)ああ!(笑) 斉:今度は3つとも1かい!(笑) GM:ダメージは…低!魔法で8。 斉:ほとんどカキンや。 GM:じゃあ次は『ビフロンス』か。(いっコロ)『挑発』やって。(コロコロ)成功、魔法抵抗して。失敗すると[バーサーク状態]になるから。 斉:(コロコロ)失敗した。 GM:じゃあ攻撃+20%やけど、回避−10%な。 斉:格闘回避8%かよ…。(汗) GM:そういうことで、ヴァータか。 斉:紅蓮の鞭(コロコロ)ファンブル一歩手前…。 GM:何かもう、容赦なく殴ってるなぁ。 斉:(あっさり)うん。 GM:鬼や。(笑) 斉:そっちは悪魔やん。(笑)次は俺か。 GM:今[狂乱]してるから、まず抵抗してみたら? 斉:魔法回避やな?(コロコロ)余裕。 GM:ん、じゃあ元に戻ったわ。 斉:「何すんじゃい!」と『サイコ・ソード』(コロコロ)成功。 GM:(コロコロ)避けた。 斉:……疲れるだけ。「舜!俺は本当はこんなこと、したくないんだ!」 GM:まぁ、もう悪魔化してるから何も届かんけどな。 斉:「くそっ、やっぱり殺るしかないのか…」 GM:えらい切り替え早いな。(笑)本当は殺したくてうずうずしてんねんやろ? 斉:俺は力矢とは違う!(笑) GM:お姉様ズの『マハブフ』(コロコロコロコロ)両方成功してる。ヴァータは俺がやるわ。 斉:(コロコロコロコロ)両方避けた。 GM:(コロコロコロコロ)ヴァータ、両方失敗。(苦笑) 斉:<命運>を使うんだ! GM:<命運>使えんのは一度に一回だけやで。 斉:……じゃあ一回分は俺の<命運>で消してやるよ。これで好感度+1。(笑) GM:やだねー、こういう計算ずくで動く男。(笑)んでな、次のターンの始め、二匹の……二匹いうたらあかんな、二人の亡霊が出てくんで。んで、その亡霊達はお姉様ズに飛びかかると、同化する。 斉:む、難しいこと言ってくれるね〜。 GM:んで、こっちか。(いっコロ)また『挑発』やって。(コロコロ)成功してるし。 GM:魔法回避やな?(コロコロ)成功した。 GM:んで次、ヴァータか。 斉:この『怒涛の連打』ってのをやってみるわ。 GM:確か3回攻撃やったな。 斉:命中率低い〜(コロコロコロコロコロコロ)失敗、成功、失敗。 GM:(コロコロ)避けた。 斉:何で〜…。 GM:回復用なの、彼女は。んで次は斉。 斉:「許せ、舜!」『サイコ・ソード』(コロコロ)成功。 GM:(コロコロ)余裕避けた。んで、お姉様ズは動けへんから。 斉:動けへんの? GM:うん。んで、また『ビフロンス』か。(コロコロ)また『挑発』やって。(コロコロ)成功。 斉:(コロコロ)避けた。ヴァータか、『ディア』に[集中]させる。回復用なんやし。で、俺か。……お姉様ズは何?目が虚ろとか? GM:虚ろっていうか、苦しんでる。 斉:そか。ん〜…俺も『サイコ・ソード』に[集中]。 GM:はいはい。んで『ビフロンス』か。(コロコロコロ)また『挑発』で成功してる。 斉:好きだね、それ…(コロコロ)01、避けたよ。 GM:はい次ヴァータ。もう一回[集中]したら? 斉:うん、そうする。んで、俺もそうする。 GM:何か地味な戦いやなぁ。こっち(コロコロ)『アギダイン』、目標はもちろん自分。 斉:俺か…。 GM:「この恨み、受けてみろ!」(コロコロ)でぇ〜、失敗。 斉:で、ヴァータは[集中]。俺は−10%の[高度な技]で『サイコ・ソード』(コロコロ)余裕で成功してる。 GM:(コロコロ)−10%なくても失敗してる。ダメージ頂戴。 斉:「許せ舜!これも仕事なんだ!」(コロコロ)魔法で48。 GM:うお、効くぅ〜!……てこともないかな、全体の4分の1ぐらい。 斉:4分の1……。 GM:「よくもやったなぁ〜!」(いっコロ)また『挑発』か…でも『エストマ』やっても意味ないしな、『挑発』で…(コロコロ)ふ、ファンブル一歩手前〜! 斉:(笑)んじゃヴァータ、[集中]。 GM:+40%いくで? 斉:だって、どっちも怪我してないから。(笑)んで俺も『サイコ・ソード』に[集中]。 GM:ん。(いっコロ)『アギダイン』、当たったら一撃で死ねるわ、冗談抜きで。(コロコロ) 斉:(先に回避)(コロコロ) GM&斉:(同時に)失敗。 斉:ああ、よかった。(笑)で、ヴァータか。…[集中]。 GM:まだやるか!(笑) 斉:だって、まだ怪我せぇへんもん。(笑)んで俺は−10%の[高度な技]で『サイコ・ソード』(コロコロ)成功。 GM:(コロコロ)ああ〜、−10%じゃなかったらいけてたのに…。 斉:ふふん♪「許せ!」(コロコロ)魔法で47。 GM:…これで半分ぐらいか。じゃあ…あ、もう普通の攻撃しかできへんわ。目標は当然自分な。(コロコロ)あ、成功してる。 斉:避け(コロコロ)は無理か。『サイコ・シールド』!(コロコロ)成功。 GM:ダメージは(コロコロ)68。 斉:シールド張っても18通るか…。 GM:で、ヴァータ。 斉:今こそ+50%の成果を見せる時(コロコロ)まぁ成功するわな。(コロコロ)16回復。2残ったな…。 GM:で、何するん? 斉:サイ……止めて、日本刀で。 GM:(コロコロ)避けた。 斉:(コロコロ)っていうか、空振りしてます。 GM:何や。じゃあいくで〜『ビフロンス』の攻撃。相変わらず当たると死にます。 斉:さっき生き残ったけどな(コロコロ)お、避けた! GM:ちっ、次ヴァータ。 斉:今度は『怒涛の連打』に[集中]させて、俺は『サイコ・ソード』に[集中]。 GM:何て地味な戦いなんだ。(笑)攻撃(コロコロ)当たった。 斉:俺か。当たるとヤバイねんなぁ?(コロコロ)やば!避けれない! GM:ダメージは(コロコロ)65。 斉:……あ、死んだ。 GM:え?シールドせぇへんの? 斉:しよか? GM:せんかいな!(笑) 斉:(コロコロ)成功、生きてる。でももう『サイコ・ソード』が使えない…。(MP切れ) GM:あ〜あ。そしたらな、お姉さんズが急に『ビフロンス』攻撃しだすで。 斉:………は? GM:の前にヴァータやったな。 斉:『怒涛の連打』!(コロコロコロコロコロコロ)3回とも成功。 GM:(コロコロコロコロコロコロ)3回とも避けた!「見える、見えるぞぉ!」 斉:くそっ!んで日本刀で斬る(コロコロ)失敗したぁ〜! GM/舜(ビフロンス):「ふ、どこを狙っているのだ?この愚か者め!」 斉:「お前に愚か言われる筋合いはねぇよ!」 GM:はい、んでお姉様ズ。『ブフーラ』を唱えてあげよう。(コロコロコロコロ)…まぁ、世の中こんなもんや。(2回とも失敗) 斉:何でやぁ〜!! GM:『ビフロンス』いくで〜(コロコロ)失敗。 斉:そろそろヤバイな…ヴァータに『ディア』させる。(コロコロ)何でやねん!(失敗)俺は日本刀(コロコロ)よっしゃ、−1で成功! GM:(コロコロ)避けた。 斉:こんにゃろぉ〜。 GM:じゃあお姉様ズ、いくで『ブフーラ』。(コロコロコロコロ)今度は二人共成功。『ビフロンス』は(コロコロコロコロ)あ、両方当たった。ダメージは(コロコロ)一人目は魔法で35、(コロコロ)二人目は…。(笑) 斉:何で3D6で5なんだよ〜!(笑) GM:魔法で24か…。…『ビフロンス』、ギリギリで生きてる。んで『ビフロンス』の攻撃(コロコロ)成功。 斉:頼む、避けてくれ!(コロコロ)!成功! GM:はい、ヴァータ。 斉:『ディ』を(コロコロ)だから俺の何が嫌なんだ?!(笑) GM:まぁ、旅行中押し倒したり、さりげなくセクハラしたり…。(笑) 斉:(聞こえないフリ)日本刀(コロコロ)成功! GM:(コロコロ)まぁ避けてるけどな。 斉:(机に突っ伏す) GM:まぁおいしいところはお姉様ズが『ブフーラ』でもってこかー。 斉:「お姉様方!とどめは俺がぁ〜!!」 GM:(コロコロ)失敗(コロコロ)失敗。 斉:何してんだよ、役に立たねぇな! GM:どっちやね〜ん。(笑)『ビフロンス』いくで〜(コロコロ)あ〜無理無理。 斉:ヴァータ、今度こそ『ディ』を(コロコロ)何でやぁ〜!(失敗) GM:あんた、相当嫌われてるね。(笑) 斉:日本刀(コロコロ)ファンブル〜?! GM:誰に?(笑) 斉:123が俺、456がヴァータ(いっコロ)5、ってああ?!(ヴァータ) GM:うわ、自分ってそういう男やったん?(どこか軽蔑した言い方) 斉:ダメージは(コロコロ)何故こんな時に振り足しが〜!……25点。 GM:ヴァータ、生きてる? 斉:……かろうじて。 GM/ヴァータ:「斉さん、一体何するんですかー!?」 斉:「ごめんよ、ヴァータ。ちょっと手元が狂った!」 GM:んでお姉様ズか。やっぱりおいしい所持ってくのはお姉様ズやねんな。(笑) 斉:ダメだぁ〜!! GM:(コロコロ)一人目、クリティカル。(爆笑)(コロコロ)二人目は普通に成功。 斉:「避けるんだ、舜!!」 GM:どっちの味方やね〜ん。(笑)んで『ビフロンス』は(コロコロ)一回目、普通に避けた。で、普通ダメージ(コロコロ)……(参拝)『ビフロンス』さん、御臨終〜。 斉:何てこった……。(呆然) GM:お姉さん、強〜い♪ 斉:……死んだら、人間の姿に戻る? GM:もちろん。 斉:息はまだある? GM:つか、イベント発生すんで。 斉:ああ、はいはい。 GM:えと、グワ〜!っと倒れんねん。 斉:「舜!!」って言って、駆け寄る。 GM:ん。んで、その倒れた舜の隣に急にいきなり、一人の男が現れます。 GM/謎の男:「ちっ、また失敗したか。使えんな…」 斉:「……前、『スピリット・ガイド』くれたおじさん?」 GM/謎の男:違う。「またお前か…」 GM:って自分見て言う。 斉:「誰だ、何なんだ、あんたは?!」 GM:「直感」ふってみ。 斉:(コロコロ)こんな時に限ってファンブル〜!!!? GM:あ、じゃあ全然思い出せへん、これっぽっちも。 斉:お願いだ、もう一回チャンスを…! GM:<命運>は? 斉:もうない。 GM:じゃあダメ。 斉:どうか御慈悲を〜!! GM:じゃあこの(ヴァータの)<命運>使っていいで。 斉:ありがてぇ!(コロコロ)よし、成功! GM:じゃあ第1シナリオ(この場合『Yes,You can Fly!』)でラスボスの…。 斉:『ボディコニアン』やったっけ? GM:に喰われた奴。んで倒した後に現れた奴に似てるとも思ったし、第2シナリオ(『電脳世界の訪問者』)では『ミリオン』が暴走してる時に、周りにいた気がする。 斉:「どうして俺達の周りをうろつくんだ?!」 GM/謎の男:「ふっ、お前こそ。だが、次はこうはいかんぞ……!!」 GM:って言って消える……前に、舜の体に手を突っ込んで、宝玉を取り出します。 斉:じゃあその瞬間に何かを……。 GM:ていうか、取ってすぐ『瞬間移動』して消えた。 斉:………俺も『テレポート』で追いかけよか。 GM:どこにやね〜ん。(笑)舜は宝玉を取り出されて人間に戻る。 GM/舜:「…何だか、長い夢を見ていたようだ…。あいつらが僕の前に現れて、『力をやる』って……そして気づいたらこの様さ。ごめんよ、斉…」 斉:「舜…お前、本当に俺のこと恨んでいたのかい?」 GM/舜:「いや…お前、親が死んじゃったんだってな?」 斉:「…ああ」 GM/舜:「僕、知らなかった…てっきり斉が僕を裏切ったんだ、って……ごめんよ…」 GM:って言って…。(再び参拝) 斉:「…安らかに眠れ、舜…」 GM:んでお姉さんズ、二人の造魔な。『ピッタ』と『カパ』っていう名前やねんけど。 斉:『ピッタ』と『カパ』? GM:長女がピッタ、次女がカパ、んで三女が…。 斉:ヴァータ、と。 GM:うん。んで、そのピッタとカパから二人の亡霊が出てくんで。 斉:はぁ…。 GM:んで自分に襲いかかってくんで。 斉:何でや?! GM:行動はそっちからでいいわ。 斉:日本刀!(コロコロ)あ、全然あかんわ…。ヴァータ、紅蓮の鞭(コロコロ)00って何やぁ!(笑) GM:クリティカル、さすがヴァータや。 斉:で、亡霊は?回避? GM:いや、避けへん。ていうか、自分から当たりにくる。 斉:…は? GM:んで、その二人の亡霊は死にました。その二人は死ぬ直前、一瞬人間の姿に戻んねんけど、何か年老いたおじさんとおばさんになる。んでさ、それを見たヴァータが、 GM/ヴァータ:「お父さん、お母さん!?」…あ、「パパ、ママ!?」やな。 斉:…(混乱中)…それは(造魔を)造った人っていう意味で? GM:ちゃう、ちゃう。(違う、違う) 斉:…じゃあ、ほんまの意味で「お父さん、お母さん」なん? GM:うん、そう。んで、「パパ、ママ」って言われて、亡霊たちは消えていくで。 斉:…?何で俺に襲いかかってきたんだ? GM:殺してほしかってんやん。 斉:……何や、そういうことか!あ〜良かった、ヴァータに手ぇ出したからかと。(笑) GM:まぁそれも多少あるかもな。(笑)んで、どうするん?東京に帰るん? 斉:え?えと、ピッタとカパ、だったな?…は、どうなんの? GM:(あっさり)君が連れていくしかないやん。 斉:………………………………。 GM:しめて4万円でござ〜い。(笑) 斉:(諦めの溜息)じゃあ帰ってから大内池さんに、全部言っちゃう。 GM:ん、そしたら本部には、大内池さん以外にもヴィクトルさんがいんで。 斉:ヴぃ、ヴィクトルさん? GM:んでヴィクトルさんは、その3人を造ることになったいきさつを君に教えてくれるわ。まぁ要約すれば、この前君達にギデオン・バルクの人形、もらったやん。(第2話『ギデオン・バルクの人形』参照)あの人形を使って造魔を造ることにしてさ、肝心のどの悪魔と混ぜるかを考えている時に、丁度知人から『吉野山に幽霊が出る』っていう話を聞いて、その幽霊と合体させることにしてん。それがヴァータとピッタとカパの前世。 斉:前世? GM:うん、前世。んでその時に、お父さんとお母さんを残してきちゃってん。んで、それをいつか始末しにいかなあかんな〜と思っててん。 斉:始末…つーか、成仏か。 GM:うん。んで、それを代わりにしてくれたからってことで、感謝料として30万払ってもらえます。 斉:もらえんの?!良かった、良かった。(心底安堵)で、その3人はヴィクトルさんの所に戻るん? GM:うん、帰るよ。 斉:じゃ、「3人をよろしくお願いします。それと、ヴァータの分の請求書として……」 GM:もう帰ってま〜す。 斉:ああ!『テレポート』で追いかける!(笑) GM:諦め。(笑) 斉:「あの、大内池さん。俺達、同じ<結社>の人間なんだから、金取るの止めませんか?」」 GM/大内池:(首を横に振る)「世の中、お金」 斉:うわぁ〜〜…。 GM:まぁ、そんなアホなこと言ってると、いつものあのメンバーが帰ってくるわ。 斉:「おい。俺は今回、人間の汚さってものをまとめて見た気がするぞ…」 GM:そしたら惣一郎とゼファが『今更…』っていう顔すんで。(笑) 斉:(笑)……はぁ、何か凄い疲れたわ。 GM:あ、後日談があんねん。 斉:何? GM:次の日、斉がいつも通りのんびりと<結社>に出勤してくると、翔子さんからまた一通の手紙が渡されます。 斉:またかよ……。 GM:その手紙の内容によると、来年からヴィクトル3姉妹を<結社>で働かせる旨が書かれていました。 斉:(クールに)はーいはいはいはい。(でも嬉しそう) GM:じゃあ、おしまいっと♪ GM:じゃあ、座談会始めよか。 斉:何ていうか俺、MP無くなるとゴミだなぁ。 GM:今回、よく分かったな。(笑) 斉:よく分かった。(笑) GM:防御力もカスやし…。 斉:でもないハズ。『サイコ・シールド』使えば50点までいくし。 GM:でも、そのためには貴重なMP使わなな。 斉:そう。しかも『PK』の技って、LV上がるごとに消費も激しくなってくから…。 GM:確かに。普通の防御力は? 斉:普通は20点。 GM:あ、何や、結構あるやん。少なくともヴァータよりは。 斉:まぁ、ヴァータよりは、な。「……へへ、来年から事務員になるのか。毎日が楽しみだねぇ、くっくっくっ…」 GM:このお兄ちゃん、怖いよぉ〜。(笑)まぁそれはいいとして…。 斉:んじゃ、これにて…。 GM:終了〜。 二人:お疲れ様でしたぁ〜!! 斉:(今回の収入と支出:30万−20万6700=9万3300円…)
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