第3話 : 人恋し




目次

1:突然の依頼と黒い魔犬
2:『滝 洋子』
3:妖獣共の饗宴会
4:ヒトとアクマ



1:突然の依頼と黒い魔犬

GM:え〜そしたら、君達がとった電話の向こうから「悪魔退治を手伝ってほしい」という陰鬱な声がします。声の主は自分は『山内』と名乗ると、

GM/山内:新宿歌舞伎町駅近くのバーで会いたい。時間は深夜12時。事情があって遅れるかもしれないが、その場合でも待っていてくれ、店のオーナーには話をしてあるから…」

GM:ということで電話は一方的に切られた。

プレイヤーA(以下 斉):え〜だってノ内からやろ〜?(笑)…にしても、いきなりな始まり方やな。

プレイヤーB(以下 惣一郎):何か今一やる気出ぇへんな。(笑)

プレイヤーC(以下 力矢):断ったろか。(笑)

GM:そしたらこのシナリオ終わるし。(笑)

注:)ここまでプレイヤー達が「山内」という名前に反応しているのは、プレイヤー達の当時の学校の担任と同じ名前だからである。(あんまり必要ないな、この注意書き…)

斉:(他のPCに)で、どぉする?行く?

力矢:一応行ってみるか。

GM:行くん?じゃあ指定されたバーに着きました。

惣一郎:酒じゃ酒じゃぁ!

斉:こらこら、未成年でしょ。「マスター、水割り」(笑)

惣一郎:1つ年下のくせにぃ!(笑)

GM:……いい?そのバーに入って店のオーナーらしき男に『山内』の名前を出すと、快く席を勧めてくれます。案の定、山内は遅れています。

惣一郎:ノ内のツケで飲みまくる。

GM:ん。その間に店内見回すとカウンターに若い女性が一人……。

惣一郎:「うぃ〜…ねぇちゃん酒注げ〜」(即効酔っ払い化)

斉:「落ち着け、落ち着け」

GM:別のテーブルには不倫らしきカップルがいます。その他のはオーナーが一人。

斉:じゃあカウンターのお姉さんに話しかける。

GM:お姉さぁ〜ん。

斉:「『山内』という男、知らない?」

GM/女性:「知りませんわ、そんな人…」

斉:「そうですか、でわ……」刀の鯉口をチャキッっと…。

惣一郎:殺るんなら手伝おかー?(笑)

GM:ま、間違ってるわこの人達…。(笑)

力矢:…俺を一緒にするな。

惣一郎:それより酒じゃ、酒〜。

GM:んじゃ、その若い女性はあまり君達とは話したくないみたやで。

斉:じゃあ手を握って「お譲さん、何かお困りですか?」

GM/女性:「いえ、別に…」

GM:と、君達が話している時、急に入り口から巨大な魔犬が出没します。止めようとした店員が一撃を喰らって吹っ飛びます。

斉:(ぼそっと)死んだな…。

惣一郎:(やはりぼそっと)やろな…。

GM:その店のオーナーがそれを見て君達に叫びます。

GM/オーナー:「あんた達、悪魔退治の専門家なんだろ?!」

力矢:「違う!!」(笑)

GM:否定してもダメ。(笑)山内から聞いてるからな。

GM/オーナー:「あいつを何とかしてくれ!」

力矢:(コロっと)んじゃ、殺ろか。

斉:「お嬢さん、離れていてください」

GM:あ、それと惣一郎は酒飲んだからすべての行動に−10%な。

斉:あぁ!?普通でも滅多に成功せんのに!(笑)

GM:俺からな(いっコロ)力矢に(コロコロ)成功してへんし。

力矢:いくで〜、一発目(コロコロ)当たってへん。二発目(コロコロ)どぉしたんや、俺…。(失敗)

GM:はい次、斉〜。

斉:え?…あ、そか。惣、−10か。(笑)いくで〜、「見ていて下さい、お嬢さん!」『サイコ・ソード』!(コロコロ)おっしゃぁ!クリティカル!

GM:(コロコロ)…えぇい!(回避失敗)ダメージは?

斉:(コロコロ)30×2で魔法の60ダメージ。

GM:……ん、じゃあ次。

惣一郎:(コロコロ)当たった〜。

GM:え、−10%で?!

惣一郎:うん。

GM:(コロコロ)でも避けてる。んじゃいくで(いっコロ)斉に攻撃(コロコロ)かすりもせんなぁ。(苦笑)

力矢:いくで(コロコロコロコロ)一回目成功、二回目失敗。

GM:(コロコロ)当たった。

力矢:(コロコロ)39点。

GM:………(HP)残った!

斉:んじゃ再び『サイコ・ソード』(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)ん、避けたで。

惣一郎:いくで(コロコロ)失敗。

GM:ん。じゃあいくで(いっコロ)斉に(コロコロ)あ、また失敗した。

力矢:(コロコロコロコロ)あ、俺もや。しかも2発共。ああ、弾が勿体ない……。

斉:んな心配かい。(笑)じゃあ十八番の『サイコ・ソード』(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)避けたで。

惣一郎:……ちょっと和弓に[集中]するわ。

GM:んじゃ(コロコロ)あ、こっちも[集中]や。

力矢:今度こそいくで〜(コロコロコロコロ)あぁ!2発共ファンブルや!(笑)

斉:それはそれで凄いけど、何すんねん!(笑)

力矢:(いっコロ)一発目は斉に。

斉:(コロコロ)あかん、当たった…。

力矢:(コロコロ)31ダメージ。

斉:……HP1残った。(苦笑)

力矢:もう一発は(いっコロ)惣一郎。

惣一郎:げ!くんのか?!

力矢:(コロコロ)あ、当たったら余裕で死ぬわ。46ダメージ。(笑)

斉:何故、惣一郎の時はそんなダメージを?!(笑)

惣一郎:んなん、−10%くらってんねんぞ?(コロコロ)あかん、ムリ。

GM:……<命運>を使え、<命運>を…。

惣一郎:……もぉいいよ!死ぬよ!(笑)

斉:死ぬな!もし死ぬなら俺を回復してからにしてくれ!(笑)

惣一郎:う〜……<命運>…嫌やけど使って打ち消します。

GM:(ほっ)はい、次。

斉:…あ、俺か。『サイコ・ソード』(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)避けた。

斉:避けすぎ!(苦笑)疲れるだけやん、俺。

GM:しゃあないやん。(苦笑)んじゃいくで(いっコロ)『全員に魔法』やって。避けるかどうかして。

PC3人:(コロコロコロコロコロコロ)避けた。

GM:ちっ。(舌打ち)

力矢:今度こそいくでぇ〜(コロコロコロコロ)一発目成功、二発目失敗。

GM:(コロコロ)避けた。

斉:じゃあ渾身の『サイコ・ソード』、本日これで打ち止め(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)ダメージは?

斉:(コロコロ)魔法で39点。

GM:あ、そら死んだわ。

斉:よぉし!

力矢:さぁ、犬の経験値よこせ〜。

惣一郎:そういや、何やったん?

GM:ああ、『ヘアリージャック』っていうやつ。

斉:ふ〜ん。

GM:経験値は55。

力矢:ああ〜、あと1でLV上がんのに〜!誰かくれ〜!

斉:それってあげたり貰ったりできるもんなん?(笑)

惣一郎:あれ?何でそんな早いの?

力矢:この間のシナリオ(『電脳世界の訪問者』)で俺が一番多く経験値貰ってん。

斉:最後、『ミリオン』にとどめ刺したん、俺やのにぃ〜…。

力矢:まぁええやん。(笑)

惣一郎:さて……酒がまわったので寝ます…。

斉:オーナーに焼酎貰って傷口にかけて…惣の頭を刀で叩いて起こす。

惣一郎:「痛ぇな、おい」

斉:「寝るなら俺の傷を治してから」

惣一郎:「はいよ…」(コロコロ)お、31点回復。

斉:おぉし、全快…しすぎて鼻血出そう。(笑)

GM:ん。(笑)



2:『滝 洋子』

GM:んで君達がそうこうしてると、電話がかかってきます。それをオーナーが取り、話す声が聞こえてきます。

GM/オーナー:「おう、山内か?……え?今日は来れない?…事情?………ああ、それが、洋子さんが……」

GM:ていうような事やで。んでオーナーはそれからもしばらく話した後、君達に電話を渡してくる。取ると、山内が言ってくる。

GM/山内:『すまない、今日は急な事情があって行けなくなった。この埋め合わせはいつかきっとする。代わりといっては何だが、一つ頼まれてくれないか?』

惣一郎:「それって追加料金有り、やな?」

GM/山内:『考えておく…』

GM:んで、車運転できる人、手ぇ挙げて。

斉:はーい。

GM:代わりの依頼っていうのは、そのカウンターに座ってる女性、洋子を家まで送ってくれ、っていうことやねん。

斉:なるほど、だから車がいんのか。

GM:もう電車は終電が出た時間やから。

斉:……さっそく御両親に会えるんか…。

GM:もぉええって。(苦笑)んで、行くやろ?

力矢:うん。

GM:しばらく車でブブブーっと行くと、竹林の間に出た。あ、ちょっとHPとMP回復していいで。

斉:おぉ〜。

惣一郎:「…そんなことより、酒じゃ酒ぇ!」

力矢:「やかましい!今度は本気で殺すぞ!」(笑)

斉:(黙って(コロコロ))『破城槌』、成功♪

惣一郎:な、何すか、それ?(汗)

斉:何、大したことじゃない。ただ日本刀で鞘ごと殴るっていう技。まぁ殴られた方は[スタン・チェック](気絶判定)いるけどな。

惣一郎:「す、すみませんでした!」(笑)

GM:……んで、竹林をしばらく行って、車を降りて垣根を歩いていると「洋子ちゃーん」と呼ぶ声が聞こえる。

斉:「……馴れ馴れしく呼ぶのは誰だ…?」前に出る。

GM:後ろからやねんけど。(笑)

斉:あれ?(笑)じゃあ後ろに。

力矢:「Who are you?」

GM:そしたらその少女達は……少女達な(正体は『モー・ショボー』。悪魔使いがいないから知る術はないけど…)……は君達の問いかけをすべて無視して、洋子に「私達と遊びましょぉよぉ」って言ってくる。すると周りの竹林が少女の笑い声でいっぱいになる。

力矢:そいつらの敏捷力は?(殺る気満々)(コロコロコロコロ)2発共成功してるし。

GM:ちょっと待たんかいな。(苦笑)…大体こっちからや。2匹おるし。んで洋子さんはどこにおるん?

斉:何か(戦闘)できるん?

GM:いや、何も。

斉:じゃあ最後列や。

GM:ん。じゃあまずAな。(いっコロ)攻撃、力矢に。(コロコロ)まぁ失敗してんねんけどな。んでB(いっコロ)『マハザンマ』、斉に。

斉:俺は魔法ですか…(コロコロ)避けたけどな。

GM:避けられたか…。

力矢:じゃあいくで(コロコロコロコロ)二発共成功してる。Aにな。

GM:(コロコロコロコロ)一発当たった。ダメージは?

力矢:(コロコロ)35。

GM:…何とか生きてる。

斉:(コロコロ)『サイコ・ソード』成功。Bに。

惣一郎:(コロコロ)和弓成功。俺もBにな。

GM:同時かよ…(コロコロコロコロ)おお!両方クリティカルで避けた!

惣一郎:何々だよぉ〜…。

GM:じゃあお返し〜。Aはもう、ずっと力矢な。(いっコロ)『マハザンマ』(コロコロ)成功してる。

力矢:俺、当たったら死ぬんちゃう…?(魔法防御点が無いに等しい)(コロコロ)おお、避けた。

GM:Bもずっと斉な。(いっコロ)『マハザンマ』(コロコロ)成功。

斉:避け(コロコロ)てないです。ダメージは?

GM:え〜っと…あ、今さらやけど、これ全体魔法やったわ。全員、これだけ避けて。

力矢:(コロコロ)お、クリティカルで避けた。

惣一郎:(コロコロ)普通に避けれた。

GM:誰か洋子さんのも振ってあげて。20以下でいいわ。

斉:じゃあ俺が(コロコロ)あ、全然駄目。

力矢:じゃあ俺が洋子さんの前に出て代わりにダメージ受けるわ。

GM:はいはい。じゃあ(コロコロ)魔法で24ダメージな。

力矢:…ん、まだピンピンしてる。

GM:じゃあ次そっち。

力矢:当たれ〜(コロコロ)当たらな〜い…。二発目〜(コロコロ)当たった〜。

GM:それは(コロコロ)避けた。

斉:(コロコロ)あかん、『サイコ・ソード』失敗。

惣一郎:(コロコロ)俺も和弓失敗した。

GM:じゃあいくで〜(いっコロ)また『マハザンマ』(コロコロ)お、成功してる。

PC3人:(コロコロコロコロコロコロ)避けた。

力矢:洋子さんのは俺がやるし。(コロコロ)あ、失敗したぁ〜!

斉:…死んだんちゃう?

GM:ダメージは(コロコロ)魔法の34。

力矢:洋子さん、死んだで〜。(笑)

惣一郎:誰か助けたらな、報酬が!(自分はやらない)

GM:誰か<命運>使わんかい。(笑)

斉:俺らので消せって?

GM:うん。

惣一郎:(即)嫌、俺は絶対嫌や。

力矢:いいわ、俺がやる。

GM:ん。他人に使う時は2ポイント消費な。んでB、こっちはMPないから攻撃だけやわ(コロコロ)あ、失〜敗。

力矢:じゃあいくで(コロコロ)一発目失敗……これ絶対机悪いわ。

斉:机のせいにしな〜い。(机提供者)

力矢:(コロコロ)二発目、成功。

斉:ほれ、みろ。

GM:それ(コロコロ)避けた。

斉:『サイコ・ソード』(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)避けた、避けまくり!

惣一郎:とりあえずこいつ(力矢)回復しよか(コロコロ)あかん…。

GM:じゃあいくで〜。

しばらく進展がないので割愛。ラストターンまで一気にとばさせて頂ますm(_ _)m

力矢:Aに(コロコロコロコロ)一回成功。

GM:(コロコロ)避け、ファンブル〜。(=パワーヒット(防護点無視))

力矢:(コロコロ)45点!

GM:死にました。

斉:じゃあいくで、『サイコ・ソード』(コロコロ)おお!クリティカル!

GM:(コロコロ)…避けれません。

斉:(コロコロ)魔法で33×2で66ダメージ!

GM:あ、そら死ぬわ。

斉:よっしゃ〜!

力矢:ていうか洋子さん…後で何かくれな俺怒るで!何で<命運>4個も使わなあかんねん!

惣一郎:さっきからそればっかやな…。

斉:まぁ、それよりもまず洋子さんの家で休ませてもらお。…じゃなきゃ、まずい…。

惣一郎:んで爆睡する。

斉:そうしよう。

GM:その前に、そいつらを倒した後、家の方から女性の声がしました。

斉:何て?

GM:「洋子、だいじょうぶー?」って。

斉:何でそんなのんびりしてんねん!(笑)

GM:いや、本当はこんなんちゃうで。(笑)で、洋子さんが「お母さ〜ん!」って。その人は若く見えるけど、洋子の母の『真希子』です。彼女はこちらに深々とお辞儀をして言いました。

GM/真希子:「わざわざ娘を送って頂き、ありがとうございます」

惣一郎:そう思うなら何かよこさんか〜い。

GM/真希子:「深夜で何もお構いできませんが、どうぞお寄り下さい」

力矢:当たり前や。そのために俺<命運>使いまくってんぞ。

斉:まぁまぁ。じゃあ寄らしてもらおか。「お邪魔しま〜す」

GM:じゃあそのまましばらく団欒としています。親父さんおらんけどな。

斉:じゃあ今は母と娘だけ?

GM:うん。

力矢:おお!(妙に嬉しそう)

惣一郎:なぁ、休憩してんから体力とか回復していい?

GM:ああ、いいで。1Dな。

斉:え゛、1D?!

力矢:もっといいやん、素でくつろぐし。

GM:ん〜…じゃあ2D。

斉:(コロコロ)…あんま変わらん…。



3:妖獣共の饗宴会

GM:しばらくそうやってると、外の方から「真希子…」っていう声が聞こえ、同時に邪悪な気配が漂ってきます。

斉:ちっ、邪魔が入ったか…!(何の邪魔なんだか…)

GM/不気味な声:「迎えに来たぞ…」

GM:すると急に真希子は立ち上がり、雨戸を開け放ちます。すると、庭には不気味な獣がうずくまっています。

斉:じゃあ何も言わずに雨戸を閉める。(笑)

GM:止めんかいな、ここからがいいんやんか。(笑)すると真希子さんが、「ヌエ…」と言います。そしてその『ヌエ』と呼ばれた獣が「真希子ぉ…」と呼び返し、真希子さんがうろたえます。

GM/真希子:「ヌエ…もう来てしまったの…?」

GM/ヌエ:「ああ…遊びは終わりだ、『コカクチョウ』…」

斉:?!『コカクチョウ』って、あの手が鳥の羽になってる?

GM:うん、そう。

GM/真希子:「嫌よ!私は耕助と共に生きたい!」

GM/ヌエ:「魔物は魔物…人と共には生きられぬ。さぁ、そこの人間どもを食い殺し、悪魔の姿に戻るのだ!」

斉:ふん!食われる前にこっちが喰ってくれるわ!(笑)

GM:こ、コカクチョウ喰うんか…?

斉:(あっさり)いいじゃん、別に。

惣一郎:あかん…あかんで、壊れてる…。(笑)

GM:……まぁええわ。(いいのか?)んで真希子さんはぎゅっと洋子さんを抱いて絶句していましたが、やがて立ち上がって『コカクチョウ』の姿に戻ります。

力矢:え、それは戦うってこと?

GM:うん。

力矢:え、俺らと?

GM:何でやねん、『ヌエ』とや。

斉:じゃあ俺らの味方なん?

GM:うん、そういうこと。

惣一郎:…あ、そういえばさっきの奴ら(『モー・ショボー』)の経験値貰ってへんな。

GM:ああ、そういえば……一人150。

力矢:LV上がってるって!

斉:あ、ほんまや。

PC達がLVUPの作業をしております。少々お待ち下さい。

GM:……いい?じゃあ『ヌエ』が一声吼えると木が3本生えてきたし。

惣一郎:木?って植物の?

GM:他に何があるんさ。(『ジュボッコ』という悪魔…なんだが、今回も正体分からず…)え〜……『コカクチョウ』からや。何してほしい?

力矢:何ができる?

GM:{攻撃}か{はばたき}か{タルカジャ(物理攻撃力UP)}か{ポムズティ([毒]治療)}。

斉:じゃあ攻撃力上げる『タルカジャ』を、力矢に。

GM:(コロコロ)ん、成功したで、攻撃力上げてな。じゃあ次『ヌエ』…の前に隊列教えて。

斉:前は俺と…。

力矢:俺。

斉:と真希子さんも。んで後ろに惣一郎。さらに後ろに洋子さん。

GM:ん。こっちは『ヌエ』が前で木が3本共後ろ。で、『ヌエ』が何するかっていうと(いっコロ)『バインド・ボイス』(コロコロ)失敗してるわ。次そっち。

力矢:じゃあいくで(コロコロコロコロ)2発共失敗…。

斉:じゃあ、いっくで〜。

GM:ちょっと待ちぃや、こっちが先。

斉:え?……木?

GM:うん、そう。

斉:…俺って木より遅い……。

GM:……あ、その前に惣一郎やわ。もういい加減酔いも醒めてるやろうし。

惣一郎:んじゃあ和弓(コロコロ)成功してるし。

GM:どいつに?

惣一郎:木。

GM:…のどれ?ABC。

惣一郎:A。

GM:(コロコロ)ん、避けてるわ。んで次こっちか。木軍団のAな(いっコロ)斉に(いっコロ)『巻きつき』。

斉:…って、触手でぎゅっと…?

GM:そうやな(コロコロ)成功してるし。

斉:格闘回避やな?(コロコロ)しっかりがんじがらめにされました。(笑)

GM:ダメージは(コロコロ)20。

斉:20?ほとんどカキンやな。

GM:次B…の前に斉、抜け出したら?

斉:また格闘回避?

GM:うん。

斉:(コロコロ)よし、抜け出した。

GM:ん。じゃあB(いっコロ)全体に『マハブフ』(コロコロ)失敗してます…。C(いっコロ)『コカクチョウ』に(いっコロ)攻撃(コロコロ)失敗してるけど…。んで次…は『コカクチョウ』か。何してほしい?

斉:別に何でも……って、あ。次俺のターンやん。

GM:あ、そか。

力矢:真ん中狙えよ。

斉:分ぁってらい、『サイコ・ソード』(コロコロ)成功〜。

GM:避け(コロコロ)てないです。ダメージは?

斉:魔法の(コロコロ)42ダメージ。

GM:…ん、まだ生きてる。んで『コカクチョウ』は〜……惣一郎に攻撃やな。

惣一郎:すみません!(笑:漫画を読んでいた)

GM:…『コカクチョウ』は『ヌエ』に攻撃っと(コロコロ)成功して、『ヌエ』は(コロコロ)避けれないからダメージは(コロコロ)……何か寂しい…誰か『コカクチョウ』やってくれへん?

力矢:面倒くさいからヤだ。

斉:同じく。

惣一郎:(再び漫画を読みだす)

GM:………。(涙)んで終わり。次『ヌエ』が(いっコロ)力矢に(いっコロ)普通に攻撃(コロコロ)失敗してるわ。

力矢:じゃあ『ヌエ』に(コロコロコロコロ)二発共成功。

GM:(コロコロコロコロ)両方避けた。

惣一郎:……もう攻撃はしない。回復に専念する。

GM:誰を?

惣一郎:ん〜とりあえず斉でいいわ。

斉:…でいいわ…。

惣一郎:(聞いていない)(コロコロ)成功で(コロコロ)22回復。

斉:おお、助かった。(バーで力矢に撃たれたダメージが残ってた)

GM:じゃあ木軍団か。まずA(いっコロ)『マハブフ』、全体な(コロコロ)99でファンブル?!

斉:あーあ、何やってんだか♪(笑)

力矢:それで死んでくれたらいいんやけどな…。

GM:そうはいかん。いかんが痛い。(笑)

力矢:あ、そういや木ってやっぱり[火]に弱いんかな?

斉:「あ、ここに100円ライターが…」(笑:ポケットから出す)

GM:そんなもん効くかいな。(笑:ちょっとドキドキ…『ジュボッコ』の弱点は本当に[火]だった)んで次Bが(いっコロ)再び『マハブフ』(コロコロ)こんどこそ成功。

PC3人:(コロコロコロコロコロコロ)避けた。

GM:ちっ…て、あ、(コロコロコロコロ)『コカクチョウ』と洋子さん当たったわ。

斉:…この母子は……。(黙って洋子の分の<命運>を削る)

GM:んでCは(いっコロ)『ブフーラ』(コロコロ)ごめん、当たってへんわ。

力矢:じゃあいくで〜。

この後しばらく平行線なんで、はしょらせてもらいます。状況としては、『ジュボッコ』Aがファンブルで自滅し、他の悪魔達にも順調にダメージを重ねていってます。PC達(力矢&斉)と『コカクチョウ』も決して無傷ではないですけど…。


斉:『サイコ・ソード』、今日はこれで終わり(コロコロ)成功!

GM:それは『ヌエ』?

斉:当然。

GM:(コロコロ)当たった。

斉:ダメージは(コロコロ)魔法の38。

GM:……『ヌエ』死にました…。

力矢:よっしゃぁ!残るは木が2本!

GM:んで次、『コカクチョウ』か。(後列に移動している)何してほしい?

斉:何ができる?

GM:もうMPないから攻撃ぐらい。

斉:じゃあ前に出てもらおか。

GM:んじゃ前に出て終わり。んで次、力矢。

力矢:(コロコロコロコロ)二発共命中!

GM:B、Cどっち?

力矢:Bでええわ。

GM:(コロコロ)……死にました。(もうHPが1しか残っていなかった…)

惣一郎:じゃあ残ってる奴に和弓(コロコロ)失敗。

斉:日本刀で斬る(コロコロ)失敗。

GM:じゃあ『コカクチョウ』や。攻撃か(コロコロ)成功の(コロコロ)26ダメージ、と。んで次。

力矢:最後はもらったぜ!(コロコロコロコロ)でぇ〜!二発共失敗!

惣一郎:和弓…どぉせ外れるやろうけど…(コロコロ)おお、成功した!

GM:(コロコロ)ダメージは?

惣一郎:(コロコロ)20点。

GM:…死にました。

力矢:おお!初めてちゃう?敵倒したん。

斉:それどころか最後飾りやがって。(笑)

惣一郎:(笑)



4:ヒトとアクマ

GM:……いいかな?まだ話の続きあんねんけど…。

斉:何?

GM:敵が全員倒れるのを見ると『コカクチョウ』…もとい真希子さんは洋子さんに振り向くと、

GM/真希子:「あの人は頼みましたよ…」

GM:って言って舞い上がりました。

斉:!?止めに入る!

GM:じゃあ敏捷力対決や。(コロコロ)こっちの成功度が……。

斉:(コロコロ)いや、俺失敗してるから…。

GM:じゃあ真希子さんは飛んで行きました。

力矢:行ったんか?!じゃあどぉすんねん、<命運>4点分!(笑)

惣一郎:しつこいなぁ。(笑)

GM:んで君達がそうしてると朝になった。そしたら負傷した山内と滝 耕助(洋子の父親)が帰ってきました。そして君達からあらかたの説明を聞いて、依頼料と感謝料で40万円渡してくれました。

力矢:お、結構もらえんねんな。

GM:そういうわけで、この話はおしまい。

力矢:な、何かものすごい疲れたぞ…。

惣一郎:確かに…。(苦笑)

斉:連続やからな。(苦笑:『ギデオン・バルクの人形』の終了後、続けて行った)

GM:…………………。(深〜いため息)



Fin.