第6話 : 花散る里の子守唄<上>




目次

0日目:新ルール・新キャラ・新設定 1日目@:ジャイアニズムと部大戦
*[裏1]
1日目A:可愛い後輩、コスプレ副顧問 1日目B:『古文書』解読開始!
2日目@:法隆寺と『史跡同好会』
*[裏2]
2日目A:犯罪者PC 3日目@:春日大社と他力本願
*[裏3][裏4]
3日目A:遠野 秋庭 3日目B:遠野と埋まる古文書
*[裏5]
4日目@:白鹿と福ちゃん 4日目A:『役立たず』惣二郎、『ヤクザ』犬神
*[裏6]
5日目@:古文書完成、そして『知恵の神』到達 5日目A:『白い角獣』と『強き魔の石』
5日目B:天へと続く階段



0日目:新ルール・新キャラ・新設定


GM:……何度も言ってきたけど、この瞬間が一番恥ずかしいわ…。

犬神:題名までしっかり頼むで。(笑)

彩音:ちゃんと考えてきた?

GM:考えてきました!今度の俺は頑張りました!

陣内:で、タイトルは?

GM:相変わらずまったく関係ないねんけど。(笑)『花散る里の子守唄』…これで大体の内容の予測つけてください。

PC6人:えぇ〜??!(笑)

GM:…を始めます!今回から今までの<覚醒編>じゃなくて新ルールの<魔都東京200X>です!とりあえず自己紹介から!今回はメンバー多いし。順番は…いつも通り部長から。

犬神:ふっ…。(笑)「平塚学園3−A、霊界探偵部、暫定部長…」(笑)

GM:いつでも誰かと変われんねんな。(笑)

犬神:「犬神良比古です!気軽に『犬神先輩♪』と呼んでください」(笑)

惣二郎:「おぃ、犬、ポチ!」(笑)

陣内:「ちょっとジュース買ってこい」(笑)

犬神:「かしこまりました」(笑)

新プレイヤーA:ぱ、パシってる〜?!(笑)

彩音:この人(陣内)『番長』やから。(笑)

犬神:「あ、クラスは『弓術家』と『遊び人』なんで、絶対前列には出ませんので」

GM:あ、『遊び人』にしたんや、結局!(笑)

新プレイヤーB:部長が『遊び人』って大丈夫なんか、この部活。(笑)

犬神:以上です。(笑)

GM:はい次〜。

陣内:「陣内、13歳。前の学校では頭張ってたんで、よろしくお願いしまっす!

他全員:(爆笑)

彩音:前って、小学校やん。(笑)

新プレイヤーB:小学校の番長…。(笑)

犬神:それも平塚学園・小等部…。(笑)

GM:ほんまやん。(笑)

犬神:月組やったんやろ。(笑)

陣内:中学に入って落ち着いてん。(笑)武器は巨大ノコギリです。

GM:ノコギリ?!ってことは…。

犬神:『首狩り族』部?!(爆笑)

新プレイヤーA:そんな部があるん?!(笑)

新プレイヤーB:何する部やねん。(笑)

GM:そんなん、一つやん。(笑)

彩音:首を…狩る。(笑)

惣二郎:こんな学校来るんじゃなかった…。(笑)

新プレイヤーB:ちょっと…考えさせてください。(笑)

GM:もう無理やで。(笑)はい次〜。

惣二郎:俺か。えっと、東雲 惣二郎です。『魔術師』から『弓術家』になった…らしいです。

GM:らしいんかい。(笑)

彩音:自分を客観的に見てる人なんやな。

惣二郎:そうそう。まぁ相変わらずの役立たずで。(笑)

GM:はいはい。(笑)じゃあ次…新キャラ!

新プレイヤーA:はい、えっと名前は葛葉 悠一です。年齢は16歳だから高1、かな?

GM:そやな、何組?A〜Cが…えっと…。

犬神:A〜Cが文系、D〜Fが理系、GとHが特進クラスな。

悠一:じゃあAで!

GM:あ、じゃあ惣二郎と同じクラスやな。

惣二郎:こんな腐ったミカンのいるクラスにわざわざ…。(笑)

GM:まぁ3−Aなんて腐ったミカンだらけやし。(笑)

犬神&彩音:(笑)

悠一:えっとほんとは巫女だけど男だから『神主』から『魔術師』になりました。

犬神:(GMに小声で)…1−Aって…オンラインの命達の…。

GM:あれ、そうやっけ…もうキャラが増えて何がなんやら…。

悠一:え、ダメだった?

GM&犬神:いやいやいや、いいよ。(笑)

GM:はい、じゃあ次〜。

新プレイヤーB:新キャラBの真田 雪那、22歳です。何故か平塚学園の保健室の先生になりました。実は昔は信州の方で『くのいち』やってて、逃げてきた所を大阪らへんの闇医者に助けてもらって、そっから『ナース』にもなりました。

GM:ピノコやな。(ブラックジャック参照)

雪那:普段は変な格好した先生として有名です。

GM:まぁ普段は保健室のおばちゃんやねんな。

雪那:お姉さんとお呼びなさい!まだ22よ!

犬神:…え、教育実習?(笑)

GM:ほんまや、大学卒業してへんやん。(笑)

雪那:短大だったんです。(笑)

犬神:ああ、なるほど。(笑)はい、じゃあオオトリ。

彩音:はい。神楽坂 彩音です。3−A、17歳。最初は『剣士』やってて、次は『サマナー』やってます。百合一文字という剣を使って戦ってます。(笑)

雪那:百合?!菊じゃなくって?(笑)

GM:百合やねん。(笑)

彩音:レズだから。(笑)

犬神:菊一文字の菊が別の意味に見えてくる…。(笑)

彩音:神羅お姉様に追いつくために毎日剣を振り回してます。

犬神:詳しくは第6話参照で。

惣二郎:ちょっと待ってな。まずポチ、番長、役立たず、レズ…この二人は…。

GM:まだキャラ立ってへんから、難しいやろ。(笑)

雪那:いつも変な格好してる…。

惣二郎:じゃ、コスプレ。(笑)で、今のとこ一人ふつーなのが…。

悠一:僕、と。(笑)

惣二郎:あ、そういや16歳っていってたな?

悠一:え、うん。

惣二郎:俺17歳なんやけど…。

犬神:2年やん。

GM:ほんまや。じゃーえっと…あれ、何組が無事やった?A組は壊滅したよな?

惣二郎&雪那:壊滅?!(笑)

犬神:詳しくは百鬼の第4話参照で。(笑)そやな、Aがダメで、Bも何かで怪しかったから…Cなら問題ないかと。

GM:じゃあ2−Cな。

惣二郎:はいは〜い。

彩音:え〜っと上から見ると、雪那の22歳、ウチら(彩音&犬神)の18歳、惣二郎の17歳、悠一の16歳、で陣内君の13歳。(笑)

GM:見事にクラスも学年もバラバラやな。(笑)

陣内:一人中学やし。(笑)

悠一:まぁ部活で一緒なら問題ないでしょ。(笑)

GM:まぁそうやな。

犬神:で、この新キャラ二人は部活行ったら合流でいいの?

GM:いや待って、今回はちゃんと絡み方も考えたから。(笑)

犬神:おぉ珍しい。(笑)



1日目@:ジャイアニズムと部大戦


GM:はいはい、じゃあ始めましょか!

PC全員:は〜い。

GM:じゃあまず『霊界探偵部』のメンバーは手を上げて!暫定じゃなくって、すでに決まってる人。

犬神&彩音&陣内&惣二郎:はい。(挙手)

GM:はい、そのメンバーは…どうする?今放課後やねんけど。

惣二郎:教室で寝てる。

陣内:帰る。

犬神:剣道部に行く。(笑)

彩音:お姉様の所に行く。(笑)

GM:やる気ないなぁ、あんたら。(笑)

陣内:いやだって、理事長から命令ないかぎりなぁ…。

惣二郎:じゃあ校庭の隅で体育座りしとく。

悠一:呪怨2?!(笑)

GM:部室でいいがな。(笑)ていうか、出だしから困ったなぁ…。

惣二郎:俺は力いっぱい役立たずやから。

GM:役立たずだけならまだしも、シナリオ崩すとかな。(笑)

犬神:「あ、すんません。俺インハイ近いんで!」(笑)

GM:そういや前回そんな終わり方やったな。(笑)じゃー季節は今6月にしよっか。

犬神:前8月やったのに?!遡った?!(笑)

GM:あれ、そうやっけ?(笑)じゃー…夏休み直前。

犬神:ああ、明日から夏休みなんやな。

GM:そうそう、あと2日くらい後やけど。

惣二郎:宿題は「出せ」って言われてから1週間後に出せばいいんですよね?(笑)

彩音:やってないページは破って「盗まれました」で。(笑)

全員:(爆笑)

犬神:なか…いや、T部の浦城やな。(笑)

GM:そうそう。(笑)じゃあそろそろ話し進めんで。とりあえず部室に集まりました。……え、来てくれた?

犬神&彩音:とりあえず行ったってことで。(笑)

GM:はいはい。(笑)じゃあ理事長が、

GM/永倉:「今日は特にすることがないから、校内パトロールに行ってきて」

GM:って言ってくるわ。

彩音:またか、前も同じようなこと言ってきた気がする…。

陣内:めんど…ちょっとポチ、行ってこい!

惣二郎:俺まだこの学校良く知らないんすよー…ポチ行ってきて。

犬神:お、お前ら……。

雪那:中学生にまで使われる部長…。(笑)

犬神:「うぅ…よし、俺と東雲で東、彩音と陣内で西に別れて見回りだ!」

GM:この部活は内申点に響くからしっかりやった方がいいで。有力なコネもらえるし。(笑)

惣二郎:いやー、そうでなくてもすでに役立たずやしなぁ…。

犬神:いや、『いる』っていうだけでいいねんて!(笑)

惣二郎:それでもめんどいな…ちょっと番長、行ってこいよ。

陣内:ちっ、しゃーないなぁ…。

彩音:動くんや。(笑)

GM:あ、一応確認しとくけど、『理事長派』と『校長派』って分かってる?

犬神:教師とか、あと一部の生徒はこの学園の『理事長派』と『校長派』に別れてんねん。

GM:でもって敵対してて、隙あらば互いを牽制、あわよくば…。

犬神:まぁ…殺っちまおうってことや。(笑)

彩音:そういや前(第5話)、理事長殺されかけてたな。

GM:そうそう。それで君らは『理事長派』についてもたから、この先『校長派』にそれがバレたら…まず内申点は1になる。(笑)

犬神:もしくは殺される。(笑)

雪那:嫌や、こんな学校…。(笑)

悠一:『校長派』の先生が誰かは分からへんの?

GM:ま、それはそのうち、な。おいおい出していくから。

惣二郎:「ピクニ○ク買いにいこーぜぇ〜」

犬神:「はいはい、じゃあ食堂側やな」

GM:ん、じゃあ食堂の方に見回り行くねんな。はい、ではそこでは、どこかで見たようなメンバーが4,5人ほど集まってるな。

彩音:ピクニ○クの残りを、ブシュッとかける!

悠一:いきなりどんな嫌がらせや?!(笑)

GM:その人たちは物凄い、机を囲んで熱中しててあんたらに気づいてへんからな。

惣二郎:「あほー、あほー」

雪那:その中心に手榴弾投げ込む…。

GM:何であんたらそんな好戦的やねん。(笑)

犬神:サイヤ人か。(笑)

GM:ちなみにその人らは『オカルト研究会』の人らやねんけどな。

犬神:ああ、そいつらか。

悠一:えっと、どんな部やっけ?剣道部の他に戦闘系部活が色々あったのは覚えてるけど…。

GM:まぁ説明したってや。

犬神:解説役なんや、俺。(笑)えっと『霊界探偵部』と『オカルト研究会』が内容が微妙に被ってるということから、向こうが一方的にライバル視してきてるとこやねん。で、毎年たった一人の新入部員を取り合うということで熾烈な争いを起こしてんねん。(笑)

GM:ちなみに今年は陣内がこっちに入ったから、こっちが少し優勢やねん。(笑)

雪那:まぁ元番長やしな。(笑)

陣内:有力株やねん。(笑)

GM:まぁそういう『オカルト研究会』が、何か盛り上がってんで。どうする?

惣二郎:ピクニ○クをかけるか、リアルゴ○ルドをかけるか迷って立ち尽くす。

彩音:どっちをかけるか迷いながら立ち聞きする。

GM:ルール変わってんなぁ…何で判定しよかな…じゃあ『速さ』か『運』の高いほうで。

犬神:じゃあ『速さ』かな(コロコロ)ん、成功したよ。

惣二郎:(コロコロ)03、どっちにしてもクリティカルやわ。

GM:おぉ、じゃあ二人は漏れ聞こえてんけど、何か『花散る里』っていう単語が聞こえてん。

惣二郎:風流だねぇ…じゃあ俺はリアルゴ○ルド買いにいく。

GM:はいはい。(笑)じゃああと1つ、『願い事が何でも適う』っていう、2つのキーワードが聞こえてきたで。

悠一:ドラゴンボ○ル?(笑)

彩音:シェン○ンやな。

GM:ちなみにその人らは(コロコロ)熱中しすぎて、まだあんたらの存在に気づかへん。

犬神:じゃあさり気なく後ろに立って、何を見てるか覗き込む。

GM:アグレッシブやな。(笑)じゃあ何かボロボロの古文書のようなものを見てるわ。

犬神:(即)「陣内は2人、彩音が一人抑えろ!俺がその隙に奪い取る!」

GM:そうなる前には気づくわい!(笑)

GM/オカルト研究会員A:「ちょっと貴方達?!」

犬神:(軽い感じ)「よぅ」

GM/オカルト研究会員A:「何見てるのよ?!」

犬神:「いや、何か面白そうな話をしてるじゃねぇか」(笑)

GM:古文書を慌てて隠しはんで。

犬神:(即)取り上げる。(笑)

惣二郎:うわ、イジメっこや。(笑)

GM/オカルト研究員A:「ちょっとやめてよ!返してよ〜!」

犬神:「まぁたこんな、どこぞの低級霊に騙されそうな遊びしやがって…どうせどっかの狐霊呼び出すのが関の山だっての」

GM/オカルト研究員A:「それは狐なんかじゃっ…!」

GM:ってとこで、他の部員が止めるわ。(笑)

惣二郎:もうどっちもダメな子の集まりと化してるな。(笑)

犬神:片手で取りに来る奴押さえながら古文書見てみるか。

GM:その古文書は…名前決めてへんねんな…てわけで彩音。

彩音:名前ランダムはLyceeですね。1枚ひいて……同じカード3連続?!

雪那:まぁ4枚入れてりゃなぁ。(笑)

彩音:…あ、じゃあこれで。

GM/オカルト研究会員A:「ちょっと、それは遠野さんのウチから…!!」

GM/オカルト研究会員B:「しぃっ」

彩音:それが誰かは分かる?

GM:それは分からんけど、まぁその中のどれか一人やな〜ってことくらいは分かる。ていうかオドオドしてるわ。

惣二郎:女子?

GM:うん、ていうか『オカルト研究会』は女の子しかおらへんで。

彩音:そうやったん?!

犬神:…多分この学校、男女比率が2:8くらいなんだけど…まぁこのGMは男キャラ出さんか。(笑)

GM:そういうこっちゃ。遠野さんが、

GM/遠野:「そ、それは、私のウチから…」

GM:って、一応主張してきてるけど…。

犬神&惣二郎&陣内:「「「ふぅ〜ん」」」

GM/遠野:「か、返してください…」

GM:っていうか何やその反応は、このイジメっこどもめ!!(笑)

犬神:「はいはい、ちょっと見たら返すから」

GM:見せたくないから抵抗してんねんやん。

惣二郎&陣内:ていうか、返す必要ないやん。

GM:どんなジャイアニズム?!!(笑)

雪那:どんな不良やねん。(笑)

犬神:ちなみにパッと見た感じで内容分かる?

GM:ん〜、草書体で書かれててパッと見じゃ分からんかな。

彩音:ああ、和風なんや。

GM:あ、そうそう。和風やから。

惣二郎:何や、じゃあそいつら持ってても内容分からんねんやん。

GM:いやでも、時間かけて調べたら分かるから。

彩音:書道の藤原先生に聞きに行かな。(笑)

GM:藤原先生、あんたらにイジメられて学校辞めてもたで。(笑)

犬神:しかもあの人、『校長派』やしな。(笑)

惣二郎:番長、ライターない?燃やすぞって脅したら、相手もちょっと引くやろ。

犬神:ああ、俺喫煙者やからライターあるで。

悠一:高校生やのに?!(笑)

雪那:普通に不良やん、この部長!(笑)

彩音:また補導されますよ!(笑:第2話参照)

GM:…こういう時はな…部活対抗勝負っていうのがあんねん。部大戦っていって、勝ったら何でも言うこと1個聞かせられるから。

陣内:凄いルールやな。(笑)

犬神:「じゃあ部大戦で、決着つけようじゃないか!」

惣二郎:言いがかりもいいとこやな。元々向こうのもんやのに。(笑)

GM:ほんまやで!(笑)

犬神:「お前らが勝ったらこれを返してやるよ。その代わりこっちが勝ったらこいつは貰うぞ」

GM:その代わり、こっちが勝ったらこっちの言うこと1個聞いてもらうで?『霊界探偵部は解散しろ』っていわれたら解散してもらうで?

犬神:「別にいいよ。その代わりこっちが勝ったらこの古文書と遠野さん貰うで」

GM:遠野さんまで奪うの?!(笑)

犬神:ほら、一応持ち主も一緒に協力、ということで。別にウチの部に入れってことじゃないよ。で、部大戦は何すんの?

GM:何しよっか…じゃあクイズにしよっか。オカルト研究会から問題です!『ゴーストバスターのラスボスの正体は?』

犬神&惣二郎&悠一:(即)マシュマロマン。

GM:正解!てか早!(笑)

GM/オカルト研究会員A:「ま、負けたわ…」

犬神:「じゃあこいつは有難く頂いていくぜ」(笑)

惣二郎:っていうか、今ので良かったんか?

GM:まぁ知らんだら答えられんかったしな。まさか半数に即答されるとは思わんだけど。『オカルト研究会』も可哀想に…。(笑)

陣内:ていうかこいつら、アホなんちゃう?わざわざ勝負してきて。(笑)

惣二郎:普通に所有権を主張したらいいのに。(笑)

悠一:そうでなくても教師陣に言えばいいだけのことやのに。(笑)

GM:いやでもほら、あわよくばここで『霊界探偵部』を潰せるかも、っていう誘惑に負けたのも事実やから。(笑)

犬神:そうそう、勝負に乗った時点で奴らの負けや。(笑)

GM:な、何て奴や…。(笑)

惣二郎:じゃあそいつらの机に飲み終わったジュースの紙コップ置いていこ。

GM:せめてこれを10円に換えろって?(笑)

全員:あった、あった!!(爆笑)

GM:あれのためにどれだけ紙コップ拾ったか…。(笑)はい、そういうわけで『謎の古文書』をGetしました。まぁもう草書体も読めたってことでいいよ。内容はこれな。(紙を渡す)まだこっちの二人(悠一&雪那)には見せんといてな。あんたら4人だけが知ってるってことで。

犬神:はいはい。

GM:っていうことで、そっちのお二人さん、お待たせしました!あ、その前にちょっと打ち合わせしたいな…。

犬神:ああ、じゃあ俺らは隣の部屋に行っとくわ。

GM:うん、お願い。



GM、雪那&悠一と打ち合わせ中

(どんな会話かはこちら[裏1]参照)




1日目A:可愛い後輩、コスプレ副顧問


GM:はいお待たせしました〜。さ、じゃあ…どうやって知り合おうかな。

雪那:保健室にさえ来てくれれば…。

GM:あ、じゃあ最近保健室に美人の先生が入ってきたって噂を……美人なん?

雪那:美人!で、コスプレ!

GM:な先生が入ってきたってこと、と…。

悠一:まぁ僕も最近転校してきたっていうか…。

GM:まぁそうやな。

悠一:てことはまだ部活には入ってないのか…あ、『霊界探偵部』は…。

GM:まだやで。ちなみに『霊界探偵部』は普段、鼻抓みもので、嫌われ役やから。

悠一:あ〜、じゃあまた部活探ししてることにしよう。

GM:はいはい…相変わらずやな。(百鬼の)夕樹の時もやってたな。(笑)

悠一:これが一番絡みやすいから。(笑)

GM:ん〜、どうしようかな。まず古文書取り上げて……ああ、じゃあ次の日になりました。接点どうするかな…。

彩音:「最近、調子に乗った保険医がいるらしいわよ」

犬神:何、その女の戦いっぽいノリ!?(笑)

GM:あ、ちなみに今は理事長室な。ほら、何か接点作ってあげてや、いつまでたっても合流できへんやん。(笑)

陣内:もう、ええんちゃう?

惣二郎:このままで。(笑)

雪那&悠一:えぇ?!(笑)

彩音:全然別々の方向からやっていくねん。(笑)

GM:それはそれで面白そうやけどな?!(笑)でも合流してください。

犬神:「あ〜理事長、そういやこないだ、1年に転校生と新しい保険医が来たらしいですね?」

GM/永倉:「おぉ、良く知っているな」

犬神:「えぇ、まぁ、情報が」

GM/永倉:「あの保険医の先生は見た目は凄いが…中身も凄いぞ?」

彩音:…何かヤラしいな。(笑)

犬神:「で、この時期に転校生ってことは、何かあるんでしょう?」

GM/永倉:「ふふふ、よくぞ聞いてくれた。(パンパンッと手を叩く)入ってきたまえ!」

悠一:「失礼しま〜す」

雪那:あ、ウチも?

GM:もちろん。

犬神:結局このパターンなのな。(笑)

GM:やっぱこれが一番楽やわ。(笑)

GM/永倉:「え〜、今日から副顧問として君達と一緒に活動してくれることになった真田雪那先生と、1−Aの葛葉悠一君だ。よろしくしてやってくれ」

悠一:「よろしくお願いしまっす!!」

雪那:「……ん」

犬神:「まぁよろしく。部長の犬神です」

惣二郎:…凄いボンヤリとして聞いておく。(笑)

彩音:「よろしくー」

陣内:チェリオ飲みたいな。

惣二郎:ああ、買いに行くかー。

GM:何てまとまりないねん。挨拶くらいせんかい。(笑)

GM/永倉:「さて君達、なかなか面白い古文書を手に入れたそうじゃないか」

犬神:「あ、はい。昨日『オカルト研究会』から奪い取ってきました

彩音:(笑)

GM/永倉:「『オカルト研究会』の子が泣きついていたよ。まぁ…黙らしておいたが」

犬神:「ありがとうございます」

悠一:巻き上げた、とも言うけどな、あれ。(笑)

GM/永倉:「それで、何か情報を掴んだのかい?」

犬神:「いや何か、言いたいことは何となく分かったんですけど、これで何をしろって言われても困りますね…」

GM:あ、書き忘れてた。それ所々虫食いやから。

犬神:そうやったん?!じゃあ、これってどうなるん?!

GM:えっと、こうやな。




[/////////(虫食いA)///////////]

地原は堕ちる 天原は枯れつくす

命は消え行く定めなり

[/////////(虫食いB)///////////]

神なる存在に願いを請い

其処に至るは古き知恵の神

[/////////(虫食いC)///////////]

それを慰むるは強き魔の石

[/////////(虫食いD)///////////]



さすれば花散里への道は開けん




GM:こんな感じかな。

犬神:これはもう新人2人に見せてもいいの?

GM:ああ、構わんよ。たださっきはまだ合流してへんかったし、っていうだけ。

犬神:なるほど。「まぁここから今のとこ読み取れるのは、『強い魔石を神に捧げたら願い事が適う場所に行ける』らしいってことぐらいですよ?」

GM/永倉:「ほぅ、願い事か。なかなか興味深いではないか。君達も何かあるんじゃないか?」

PC:…………。

GM:え、願い事ないん?(笑)

惣二郎:「チェリオ」

陣内:食堂で適うやん。(笑)

GM:ま、まぁ人それぞれってことやな。(笑)

GM/永倉:「最近は特に大きな事件もないようだし、ちょっとした宝探し気分で探してきてはどうだい?」

惣二郎:「!大きな事件があればいいんですか?!」

GM:何の話?!シナリオ終わらせる気?!(笑)

犬神:いやいや、やりますやります。(笑)

惣二郎:「いくらくれるんですか?」

GM:だから宝探しして、それが報酬やん。この守銭奴め。(笑)

惣二郎:チェリオくらいなら。(笑)

犬神:え、安!(笑)

GM/永倉:「というわけで、しばらくここには来なくていいから。まぁ調べてみてくれ」

犬神:は〜い。

GM:あ、そうや。で、それを横で見てた麻美が、

GM/麻美:「いいないいな、私にもそれ頂戴♪」

GM:って言ってくんで。

犬神:「はい(紙を渡す)」

GM:いやいやいや、冷めてんなぁ〜。(笑)あ、ちなみに麻美っていうのは…。

犬神:この部にいる幽霊部員…文字通りのな、が3人いんねん。回復系の静姉、情報系の麻美、火炎系のみなも、かな。

惣二郎:幽霊なんや。(笑)

GM:あんたは前回(第5話)で会ってるでしょ。(笑)

犬神:ていうか、麻美にまず調べてほしいねんけどな…。え、麻美は願い事がほしいの?

GM:ん〜、というか、『花散る里』に興味がある感じかな。

犬神:「まずその前に、これってこの学園に関係してるんですかね?」

GM/永倉:「さぁ、それはどうだろう?」

犬神:「……よし!じゃあ元・持ち主の遠野さんをあたるか!」

GM:ここに鬼がおった…。(笑)

彩音:巻き上げて、そのうえ利用する…。(笑)

悠一:「先輩、面白そうですね!一緒に行ってもいいですか?!」

犬神:「もちろんだとも!真田先生にも一緒に来てもらいますよ?」

雪那:「え〜、めんどい〜、保健室で昼寝してる〜」

惣二郎:あ、いいなぁ〜。

陣内:俺もそうしよかな…。

犬神:「〜〜〜〜!!!!葛葉、ついてこい!!」

悠一:「はい!先輩!」

GM:ようやっと可愛い後輩ができたな。今まで生意気な後輩ばっかやったしな。(笑)

犬神:まったくだ。ようやく…。(笑)

彩音:「ちょっと陣内君!ベルゼブブのデータ見てる場合じゃないわよ!」(笑)

惣二郎:「そうそう、それより今から小学校行ってナンパしよぜ〜」(笑)

陣内:「おぅ、俺顔きくから」(笑)

GM:あかんあかん!(笑)

惣二郎:「ついでに金巻上げよぅぜ〜」

陣内:「それは普通に貢がせてるから、別にいいねん」

GM:うわぁ〜、番長〜。(笑)

悠一:アガリ?!(笑)

雪那:上納金や。(笑)

GM:小学生ってせいぜい遊○王カードとかじゃないの?!(笑)

犬神:ムシキ○グとか?(笑)

陣内:ムシキ○グはもう終わった。今はあれの女の子のやつ…。

犬神:ラブ○リか!(笑)

陣内:あっちの方が金になんねん。

GM:何でそんなことに詳しいねん。(笑)

惣二郎:じゃあそれを巻き上げるために、「おぃお前ら、何小や?」って。

GM:じゃなくって何なんや!(笑)

犬神:ちっちぇ〜…。(笑)

GM:こんな後輩ばっかで『霊界探偵部』は大丈夫なんか?(笑)

犬神:…俺、剣道部一本に絞っていいですか?(笑)

惣二郎:仕方ねぁなぁ、じゃあ手伝うかー。

陣内:仕方ない先輩やなぁ〜。

犬神:何で俺が悪くなってんの?!(笑)

彩音:そういうもんやねん。(笑)

雪那:傍観しとこ。(笑)

GM:まぁ助けたってください。(笑)

彩音:じゃあやろか!途中まで皆にやらせて、最後の美味しいとこだけ掻っ攫うのが目的やけど…。

悠一:部活内でも敵対関係に?!(笑)

GM:願い事ってのが一人に1個ずつなんか、それとも全体で1個なんかは分からんからな。

彩音:「神羅先輩と付き合わせてください!!」

犬神:じゃあそれを遮るように、「ギャルのパンティおくれー!!」

全員:(爆笑)

GM:なんってお約束な。(笑)

惣二郎:そのあとしばらく、頭にかぶってなあかんねんで。(笑)

犬神:陣内、あげる。(笑)

陣内:やったね!(笑)

悠一:やった、なんや。(笑)

GM:じゃあそれぞれの思いを胸に秘め、探索を開始してください。(笑)

PC:は〜い。



1日目B:『古文書』解読開始!


彩音:とはいっても、何から始めていいものやら。

惣二郎:じゃあ部室に行こか!

犬神:いやだから、今いるやん。(笑)

惣二郎:じゃーコンビニ行こうや。

GM:やっぱそのキャラなんや。(笑)

犬神:学園校内の雑貨屋の方が、その辺のコンビニよりずっと便利やで。(笑)

GM:幼稚園から大学までやからな。

惣二郎:あ、じゃあ図書館に行こうや。

GM:図書館?はいはい、じゃあ暦さんがおるわ。

雪那:誰?

GM:美人司書さん、ただしコブ付き。コブ、というか…ヴァンパイア。(笑)

犬神:(笑)

惣二郎:じゃあ俺、インターネットしとくから皆頑張って。

陣内:じゃあ俺、『はだしのゲン』読んどく。

彩音:ギギギ…。(笑)

犬神:え、何で図書館言った、じゃあ?(笑)

GM:ほらほら部長、ちゃんと仕切ってや。

犬神:……コンピュータ操作が得意なキャラおる?

彩音:はい。

犬神:うし、じゃあネット検索担当な。

彩音:はいはい、といっても判定値が「運」なんですけどね。(笑)

犬神:まぁやってみてや。

彩音:ん、まぁ38%やし…(コロコロ)あ…失敗しました。(笑)

雪那:「あんた、役に立たたないわねぇ〜」

彩音:「【コル・ア・コル】!!」

雪那:「ふふん、頭の中を診てあげましょうか?」

彩音:「な、何やてぇ〜??」

GM:女同士の戦いが…。(笑)

悠一:こえぇぇ〜…。(笑)

犬神:今までになかったことが起こり出した…。(笑)

惣二郎:「へ〜、紀子様子供生まれたらしいよ〜」

GM:完全にニュース欄見てますやん。(笑)

犬神:じゃあ、暦さんに『花散る里』に関する資料を探してもらおう。

GM:ああ、じゃあ誰か代わりに暦さんの「運」をふったって。

雪那:「運」73%ある。

犬神:え、高!じゃあ先生、お願いします!(笑)

雪那:【鋭い勘】取ってて正解やったな。

彩音:ちなみに私は、それ取ってても失敗しました。

全員:(爆笑)

雪那:じゃあふるで。(コロコロ)56%、成功したで。

GM:はいはい、じゃあそれらしいものは見つかったで。なかなか年代物の資料やわ。

犬神:ん、パラパラ見てみる。

陣内:次はブラックジャック読むかな〜。

惣二郎:俺、火の鳥〜。

犬神:こ、こいつら…。(笑)

彩音:確かに図書館では漫画読んでまうけどな。(笑)

悠一:他は…サザエさんとか。(笑)

GM:あったなぁ。(笑)え、で、その資料読むねんな?

犬神:うん。

GM:じゃあD6ふってみて。

犬神:(いっコロ)2。

GM:じゃあ読みきるのに2時間かかったわ。

雪那:「遅いのよ、もう…」

悠一:「キレ気味や!」(笑)

犬神:「まだ早い方やと思うけどすみません!」(笑)

GM:はい、じゃあ『花散る里』関連っぽい資料は見つけれた。内容は古いものは江戸時代のものが復刻されたものから、新しいものは明治、大正のもまで色々あった。まぁ色んな時代で見られてきたってことやな。

惣二郎:内容は?

GM:それも大体が全部同じ。『この地…』奈良な、ここ奈良やから。『奈良の地のどこかに、花散る里がある』っていう、で『そこに行けばどんな夢や願い事でも適う』っていう伝説があるってこと。

雪那:…花が散るっていったら、何やろ…吉野?

GM:かの有名な坂之上田村麻呂も、これで戦勝祈願をしたから戦で勝てた、っていう…。

悠一:言い伝えもあった、ってことか。

陣内:「…おぉ、ブラックジャックがメス投げとる…」

犬神:まだ読んでんのかい。(笑)

GM:そのブラックジャックも、ここでお祈りしたから無免許でもちゃんと手術成功させてるっていう…。

犬神:あの人の手術って神頼みなん?!(笑)

惣二郎:神がかってる、じゃなくて神頼みなんや。(笑)

雪那:怖!(笑)

GM:まぁ図書館で分かったのが、この『奈良、それも昔、都があった所にある』ってことくらいかな。

惣二郎:吉野ちゃうん、吉野。

雪那:花見がてら行ってみようや。

GM:今7月やってば。

雪那:じゃあ紅葉狩り。

惣二郎:にはちょっと早いかな。

彩音:じゃあ親父狩りやな!

犬神:別に吉野じゃなくても狩れるやん。(笑)

悠一:その前に犯罪や!(笑)

犬神:さて…。

GM:さて?

惣二郎:帰ろうか。

GM:えぇ〜?あ、2時間経ったから、今は夜の7時くらいやな。ところで、あんたらはどこに住んでんの?

悠一:大阪にある、とある神社かな。

雪那:『大阪のブラックジャック』と呼ばれてる闇医者の所で世話になってる。

GM:『大阪の』っていう時点でパチもん臭いわ。

彩音:ほんまやな。(笑)

雪那:じゃあ『浪花のブラックジャック』にしとこ。(笑)

犬神:余計に地域限定されだしたな。(笑)

GM:惣二郎と陣内は?自宅、寮、一人暮らしっていう選択肢があるけど…。

惣二郎:ん〜、その辺。サバイバル。

GM:サバイバル?!住所不定、無職?!(笑)

惣二郎:いや、一応肩書きは学生やで。(笑)橋の下とか。

陣内:俺は…あやめ池。近くていいね。(笑)

GM:じゃあ惣二郎は謎で、陣内があやめ池と。(笑)

彩音:上本町。

犬神:西ノ京。

GM:はいはい。(笑)じゃあ今日のところは皆、家に帰ろか。

犬神:あ、俺剣道部が終わるの待って一緒に帰る。

GM:一人ラブラブがおるで、ほんまに…。はい、じゃあ次の日になっていい?

犬神:まぁ特にすることはないかな。



2日目@:法隆寺と『史跡同好会』


雪那:あ、隔日出勤でいい?

GM:ああ、別にいいで。

惣二郎:じゃあ今日は何か変わったことは?

GM:いや、だからしばらく『霊界探偵部』の活動はお休みやで。各自調べてください。

犬神:とはいわれてもなぁ。

雪那:じゃあ私は奈良の駅付近を歩いて探してみる。

犬神:…古文書(メモ)どこいった?

彩音:ここ、ここ。

犬神:まずはこいつを読み解かんとなぁ…。

陣内:この『天原』って高の原かな。

惣二郎:ああ、地名的にはそれっぽいな。

GM:まぁそれも考え方の一つやな。

惣二郎:もしくは、聖徳太子に縁のある所を行くとか。

彩音:四天王寺。

悠一:でもそれ大阪や。

陣内:法隆寺。

犬神:は奈良だな。

GM:今はもう夏休みに入ったから、1日自由に動けることにしよか。で、どうするって?

犬神:じゃあまず、午前中から法隆寺にでも行ってみるか。

悠一:法隆寺って何があったっけ?

GM:色々あるやん、五重の塔とか。入場料取ろか?

犬神:所持金の計算面倒くさいからやめて。(笑)

GM:そうやねんなぁ…1マッカ=1000円やからなぁ…。

犬神:拝観料600円取られたら、残り所持金1159.4マッカになってまう。(笑)

悠一:小数点。(笑)

惣二郎:で、何かある?

GM:いやぁ、法隆寺に来ただけで何かあるかは、俺の口からは言えないなぁ。

惣二郎:じゃあ「運」で何かないか調べてみる。

GM:何を調べる気や。(笑)

陣内:法隆寺って他に何があったかなぁ…。

犬神:……とか何とかやってる間に、住職に聞きに行く。

GM:あ、そうやな。(笑)はいはい、で、何て聞くん?

犬神:「すみません。ちょっとフィールドワークしてるんですけど、この辺の歴史を学んでまして…『花散る里』っていう言葉に何か聞き覚えはありませんか?」

GM:…あ、ちょっと待ってな。自分らがそう話しかけようとしたら気づいてんけど、自分らの他にももう1グループおるわ。3人グループやわ。

悠一:知ってる顔?

GM:ん〜今回「知識」とかないねんなぁ…「運」でもないし…ちょっと違う気もするけど、ここは「魔力」でふってください。

犬神:(コロコロ)01、クリティカル!

GM:あれぇ、じゃあよく分かったわ。その3人組は『史跡同好会』のメンバーやな。

悠一:地歴部?(笑)

GM:『史跡同好会』です!(笑)クリティカルやし、名前も分かったことにしていいわ。えっと、女の子が2人と男が1人な。男が猿亘(さるわたり)で、女の子Aが尼崎(あまがさき)とBが水瀬(みなせ)やねん。その3人が先客としておるわ。

犬神:「あれぇ、尼崎さんと水瀬さん。あとついでに猿亘じゃん」

GM:猿亘はついで扱いなんや。(笑)あ、こっち全員3年生な。

犬神:またそんな廃部寸前の…。(笑)

GM:ああ、いや、今ここにいんのはこの3人やけど、他にも後輩おるで。(笑)

犬神:ああ、なんや。(笑)まぁ声かけたで。

GM:はいはい…誰に?

犬神:女子2人。

悠一:あくまで男は無視ですか。

惣二郎:「何してんのー?」

悠一:何かヤンキーっぽい言い方やな。(笑)

GM:一応こっち、年上ですよ!(笑)

犬神:「すまん、後輩の教育が行き届いてなくて」(笑)

GM/猿亘:「あれぇ、君達は確か『霊界探偵部』の…」

犬神:「ああ、まぁ今日はちょっとしたフィールドワークをやっててね」

GM/猿亘:「でも何で『霊界探偵部』がこんな所に?」

GM:「運」…いや「会話」ふってくれていいで。

犬神:(コロコロ)失敗した…。

悠一:(コロコロ)成功したよ。

彩音:(コロコロ)失敗です…。

GM:じゃあ成功した人には、この猿亘…こいつが部長やねんけど、こいつがちょっと動揺してるように見えたわ。

陣内:とりあえず、シバく?

悠一:いきなり実力行使?

GM:何かT部のアーバンみたいになってきてるな。(笑)

犬神:言われてみれば。(笑)

惣二郎:まぁでも、法隆寺でノコギリ出したら怒られそうやな。

悠一:ていうか、何出しても怒られそうやけどな。(笑)

雪那:メスをぴっと…。

GM:あんた先生でしょ!クビになりますよ?!

雪那:仕事なんて、いくらでもあるわよ…。

GM:そういう話じゃないでしょ。(笑)

GM/猿亘:「じゃあ僕達はこれで…」

GM:って言って、3人はそそくさと去って行こうとするけど…。

彩音:よし、追跡や!

悠一:「先輩達は何してるんですかぁ〜?」

GM/猿亘:「えらい慣れなれしいな、君。(笑)僕達は『史跡同好会』としてだねぇ…」

犬神:「…水瀬君、ちょっといいかな?」

GM:部長が話してんのに、放置ですか?!(笑)

犬神:男だからなぁ。(笑)

GM:まぁその3人はもうどっか行っちゃいましたよ。

犬神:あらら、はいはい。

惣二郎:じゃあ後を追跡しよか。

彩音:しよか。

犬神:…んじゃ2人後つけて、ここで二手に別れよう。

悠一&雪那:まぁ【隠密】あるし。

犬神:じゃあ【隠密】持ちの2人が追跡、残り4人が住職に質問、かな。

GM:二手やな、はいはい。じゃあまず住職の方からいこか。

犬神:「あ、こんにちわ」

GM/住職:「おぉこんにちわ、今日は学生がよく来る日だねぇ」

犬神:「ああ、さっきのグループですね。ところで、『花散る里』という言葉に聞き覚えはありませんか?」

GM/住職:「『花散る里』………?」

GM:「会話」判定ふってみて。

犬神:(コロコロ)失敗した…。

GM:あら、失敗?じゃああんたらの方をちらっと見て…。

GM/住職:「『花散る里』ねぇ…ちょっと…」

犬神:(遮る)<命運>!

GM:あら、ここで使うか。(笑)じゃあ今回からはただの振り直しやで。成功にはならんから。

犬神:あ、そうなんや。(コロコロ)05…は普通成功やな。

GM:はいはい。

GM/住職:「そういえば、さっきの彼らも同じようなことを聞いてきたなぁ」

惣二郎:「ふ〜ん」

犬神:「で、どのようにお答えになったんですか?」

GM/住職:「いやぁ、拙僧にはちょっと分かりかねることで…」

犬神:「こんの生臭坊主がぁ!」

GM/住職:「えぇ〜?!」

惣二郎:……法隆寺って木造やんなぁ?

GM:何の確認?!(笑)

悠一:燃やす気や、この人。(笑)

GM:あんたら…今回おかしいっすよ?!ジャイアニズム発揮した後は放火魔ですか?(笑)

犬神:じゃあ葛葉にメールうつ。『今どこで、何してる?』

悠一:どこで何してるんでしょう?(笑)

GM:…あ、今そっちはその2人か!おぉ、じゃあ悪いけど、他の4人はまたちょっと隣の部屋に…。

犬神:おぉ?また移動?分かった。

陣内:一服ターイム。

惣二郎:吸うかー。

犬神:さっきのシケモク残ってたかな…。



犬神&彩音&惣二郎&陣内、退室
再びGM、雪那&悠一と打ち合わせ中

(どんな会話かはこちら[裏2]参照)




2日目A:犯罪者PC


GM:はい、じゃあ続きしよか!

犬神:はいよ。

GM:てわけで、結果言ったって。

雪那:「ごめ〜ん、失敗しちゃった〜」

犬神&惣二郎:「「……え?」」

雪那:「だぁって、あいつら500m先からこっちのこと見つけるんだもん!」(笑)

惣二郎:「おぅい、役立たず〜」(笑)

悠一:捨てられた子犬の目で謝る。

彩音:…まとめて殺っちまうかぁ!

陣内:よっしゃ!!

雪那:スカート捲り上げて、手榴弾取り出す。ピン抜く。(笑)

GM:何か抗争になりかけてますよ。(笑)

犬神:で、実際のとこ、去っていく方向くらいは掴めたん?

悠一:いやぁ、いきなりクリティカルされて何もできんかった、ってのが正しいかと…。

犬神:こぉのGMは、またか!(笑)

彩音:クリティカルでこっちの作戦潰すプロやな。(笑)

GM:ダイスに言ってください!(笑)で、失敗しちゃってんけど。

犬神:ま、顔と名前は割れてんだから、住所録見たら家はすぐ分かるだろ。

GM:怖!(笑)

悠一:さすがにそれは危ない人だと思います!(笑)

犬神:ふ…オタク部長とまで言われた俺やぞ、そんな汚名くらいいくらでもかぶったるわ。(笑)ま、分かったことはあれか、俺ら以外にも情報持ってて探し回ってる奴らがいるってこっちゃな。

GM:まぁそういうことやな。

彩音:争奪戦!

犬神:つまりあいつらを尾けてたら、勝手に謎解いてってくれるんちゃうか?(笑)

悠一:いやぁ、ひょっとすると他にも探してる奴がいるかもしれんし…。

犬神:何、この資料ってそんなあちこちに点在してるん?信憑性が低くなってってるなぁ。(笑)

GM:まぁ古文書は確かに一つとは限らんしなぁ。

犬神:…何故この時期に同じような古文書発見が多発したかっていうと、この時期じゃないとあかんからってことじゃないの?

GM:ああ〜、なるほど。さすがオタク部長。(笑)

犬神:誉められた気がしねぇ。(笑)

惣二郎:ていうか、GMが感心した時点で違うってことやろ。(笑)

GM:いやぁ、ひょっとしたら、採用していくかもしれんで。(笑)

惣二郎:このGMにかぎって、それはないな。(笑)

雪那:でもまたシナリオ、最後まで考えてへんやろ?(笑)

GM:そんなことないよ!今回は珍しくちゃんと最後まで考えたで。(笑)だから今回は難易度高いで。

惣二郎:ん〜、まぁ見失ったものは仕方ないか。

犬神:だな、つまり法隆寺は特にないってことや。次行くぞ次。とにかく今は行動あるのみや!

彩音:次は何寺?

犬神:この古文書にある『知恵の神』が関係してるとこじゃねぇの?

惣二郎:『知恵の神』か…何があったかな。奈良限定がなかったら九州やねんけど。

陣内:それを検索したらいいんちゃう?

犬神:ってことはまた図書館だな。

GM:奈良の知恵の神で検索するん?やったら、そら色々出てくるわな。いっぱいおるやろうし。

犬神:有名所。

彩音:行基?

GM:も含まれてくるわな。他には三奇人の一人といわれた…誰にしようかな…林近平(はやしこんぺい)とか。(笑)

悠一:こ、こんぺい…。(笑)

犬神:あんま賢そうには聞こえんけど。(笑)

GM:林一族やから頭いいねん。(笑)まぁそういうのも含めて色々出てきたってこっちゃ。それこそ聖徳太子から、オモイカネとかまで…。

陣内:オモイカネで奈良に関する所ってこと?

雪那:あと魔石って何やろ。

犬神:奉納されてる神具が球とかの寺社ってことかな。

惣二郎:じゃあ皆が考えてる横でうまい棒をモサモサ食べて…。

犬神/暦:「図書館は飲食物禁止ですよ!!」

GM:暦さんに怒られた。(笑)

惣二郎:「俺の主食なんです!」(笑)

犬神/暦:「外で食べなさい!あとうまい棒を主食にしたら、2日で体壊すわよ!」(笑:実体験)

彩音:住所不定、無職、主食はうまい棒…。

惣二郎:サバイバルやから大丈夫やねん。(笑)

PC:…………。(黙考)

雪那:進展ないから、一回保健室に帰ろうかなぁ。

惣二郎:あ、『史跡同好会』の部室に忍び込もうや。

GM:あくまで力押し思考かい。(笑)

悠一:まぁ何かを掴んでる可能性はゼロじゃないからなぁ。

雪那:うん。

GM:…え、やるん?(笑)

惣二郎:うん、どうせ図書館にまで戻ってきてるんやし、そのついでに。

GM:強奪、放火未遂に続いて、今度は泥棒かよ!(笑)

犬神:ガチャガチャ。(笑:扉開けてる)

GM:自分の欲望のためなら手段を選ばんのかい。(笑)

犬神:「…ちっ、鍵がかかってやがる。おぃ陣内、やれ」

陣内:まぁノコギリやしな、できるやろ。

悠一:明らかに無理やり開けやんが分かるやろ〜!(笑)

GM:ほんまやで、こんなんするから『オタク部』言われんねんで、ほんまにもぉ〜。(笑)じゃあ一応用務員さんに気づかれんかったか判定を(コロコロ)ああ、良かったな気づかれんくって。

悠一:そらなぁ、バレたら怒られるわな。(笑)

犬神:扉壊すのはめんどそうやな…やっぱ窓からいこう。ガムテ貼って、鍵周りのガラスを円状に切って…カラカラカラッ。(窓開けた)

GM:はい、じゃあ『史跡同好会』の部室に入り込みました。中は一見倉庫っぽい、かな。

惣二郎:じゃあ、それらしきものがないか探してみる。

GM:それらしきって…もう少し具体的に言ってくれんと。

惣二郎:ホワイトボードとか…。

GM:ん〜、じゃあ誰か「運」ふって。

犬神:一番高いのは…先生だったな。

雪那:(コロコロ)まぁ成功するよ。

GM:新ルールになって判定が甘くなってんなぁ…じゃあホワイトボードに大きく、『天原』って書いてある。他は消した跡ばっかやな。

犬神:ん〜、それだけか…あんま変わらんなぁ。

惣二郎:あ、じゃあ次は『オカルト研究会』の部室に忍び込む。(笑)

GM:何でそんな他人の調査を盗もうとすんの?(笑)

雪那:もっと正々堂々とやりなさいよ〜。

犬神:また今更やな。(笑)

GM:ほんま、さっきからあんたら、教師の前で犯罪犯しすぎやろ!(笑)

雪那:まぁ侵入に加担したのは私だけど〜。(笑)

犬神:はい、共犯。(笑)先生、こんなことはお手の物でしょ?(笑)

雪那:つい昔の癖がね。(笑)

GM:あんまり動きすぎると、『理事長派』の悪評流れて『校長派』が強くなってまうで。

犬神:出てきたところを端から潰していけばいいだけやし。(笑)

GM:えぇ〜?(笑)

犬神:っていうか『オカルト研究会』は『校長派』なん?

GM:いや、それは俺にも分からない…。

惣二郎:ふん、あんな弱小部…。

GM:さっきちょっと苛めたからって馬鹿にしやがって…いつか見てろよ〜。(笑)

悠一:…この『魔の石』ってのが何なのか、ってことやんねぇ…。

犬神:ん〜、多分神社とかで納められてる奉具の剣とか鏡とか珠の珠じゃないかな、と思うんだけど。

悠一:あ〜、なるほど。そうなると寺より神社が有力なんかな。寺だと仏像のがメインだし。

犬神:そうだな。となると、『知恵の神』と『珠』を奉る『神社』に絞って検索すれば…。

GM:…っていう会話に他の人も参加してください!ちゃんと自分の力で解こうとしてる人たちがここにいるんですよ!(笑)

惣二郎:そういうのは任せてんねん。(笑)

陣内:戦闘は任されたから。(笑)

彩音:用心棒みたいになってる。(笑)

GM:体だけじゃなくて、頭も使ってください。(笑)

悠一:『知恵の神』か〜…。

惣二郎:菅原神社は九州やしなぁ…。

犬神:いや?確か奈良にもあるぞ?

惣二郎:あ、そうなん?じゃあそこに行こうか。

犬神:…なんだけど、今ってもう夜?法隆寺行って、図書館調べて、部室忍び込んで…。(笑)

GM:そうやな、もう夜やな。(笑)

犬神:ん、じゃあ菅原神社は明日にしよう。今日はもう解散〜!(笑)

悠一:え〜、このまま行こうよ。

惣二郎:いやいや、13歳がおるから。あんまり夜遅くまで引っ張りまわしたらあかんやん。(笑)

陣内:奈良はなー、条例でな、夜10時以降に未成年が出歩くと補導されんねん。

GM:そうそう。(笑)じゃあどうする?

犬神:次の日になろう。



3日目@:春日大社と他力本願


犬神:これで3日目やな。

GM:はいはい、で、どこに行くん?

雪那:奈良の菅原神社ってどこにあるん?高の原?

GM:それは分からん…あるかもしれんし、ないかもしれん…どうしよ、じゃあ「運」…は高確率で成功されてまうしな…。

犬神:「知力」がなくなったのが痛いな…。

雪那:じゃあインターネットとかでいいんちゃう?

彩音:はいはい…何か今回、図書館&インターネットで検索してばっかやな。(笑)

GM:典型的な引きこもりのやり方やん。(笑)

悠一:足をまったく使ってないもん。(笑)

惣二郎:現代っ子やから。(笑)

悠一:まぁ調べて損はないと思うけどなぁ。

彩音:じゃー一応【コンピュータ操作】を(コロコロ)あ〜残念、失敗しました。

GM:あら〜、じゃあ検索にいっぱい引っかかりすぎてどれか分からんかったな。

彩音:「あ〜、ごめん、分からんかった」

犬神:ん〜…でも、ここにある情報を他のと合わせていけば絞れるはず…。

悠一:うん、やっぱ『知恵の神』=道真はいいと思うんだけど…。

惣二郎:じゃあ、とりあえずは『史跡同好会』と『オカルト研究会』が他どっかに行ってないか調べたらいいんちゃうん?

GM:だから何でそんな他力本願なんさ。もっと他に行動パターンはないん?(笑)

惣二郎:何したらいいか分からんもん!

陣内:特に思い浮かばんなぁ。

犬神:…こうなったらあれだ、『史跡同好会』の水瀬か尼崎を【誘惑】することしか思い浮かばん。(笑)

陣内:あ、俺もそれ取った。(笑)

GM:何や、あんたら!全員ヒモか?!ヒモなんか?!(笑)

悠一:…橿原神宮って、あれは誰を祭ってたっけ?菅原?

犬神:ではないよ。あそこは確か…。

GM:ヤマトタケルとかやったで。

彩音:そんなん、どこに神社が何を奉ってるかなんて知らんしなぁ。

GM:知らんかったら知ってる人に聞きにいったらいいねん…。

彩音:…やってさ。(笑)

犬神:あ〜あ、とうとうヒント出しちゃった。(笑)

GM:話進まへんもん。(笑)

惣二郎:ってことは、歴史の先生…。

犬神&彩音:福ちゃん!!?(笑)

犬神:職員室に走っていく!「福ちゃん!?」

GM:じゃあ福ちゃんがいるかどうか、「運」−50%でやってみ。今まで思いつかんかった罰や。

雪那:−50%…で23%か(コロコロ)残念、29でした。

GM:あら〜、じゃあ福ちゃんはどうやら有給を取ってるようです。明日また来てください。

惣二郎:じゃあ明日こよかー。

GM:今何日目?

犬神:3日目やな。早くしな『史跡同好会』に先越されてまうわ。

GM:うん、そうやで皆。ライバルがいること忘れたらあかんで。

彩音:そうなったら、東雲君が言うように『史跡同好会』の後尾けたったらいいねん。(笑)

惣二郎:うん、それが一番効率的やって。(笑)

彩音:で、最後に部大戦で奪い取るんやろ。(笑)

GM:やってること盗賊やん!(笑)

犬神:また罪が加算されていく。(笑)

悠一:…………。

GM:……!ごめん、皆また4人ちょっと部屋出ててくれるかな?また呼びに行くし。

惣二郎:出て行く回数多いなぁ〜。

陣内:多いわ〜。

GM:気分転換にいいやろ。それでいい案考えてください。(笑)

犬神:やれやれ、リプレイはどういう形で起こそうかな…。



犬神&彩音&惣二郎&陣内、退室
三度GM、雪那&悠一と打ち合わせ中

(どんな会話かはこちら[裏3]参照)


GM:はいはい、何度もすみませんねぇ〜。で、何か考えは…。

惣二郎:春日大社に行こう!

GM:…っていう相談になったん?

陣内:はい。

犬神:向こうに行ったらこの二人がマジメになるのが面白かった。(笑)

GM:そうなんや!(笑)じゃあこっちでもやってください。

惣二郎:いやいや、やっぱなぁ?(笑)

陣内:多分ニコチンが…。(笑)

GM:こっちの部屋は禁煙ですよ!(笑)

悠一:…でも春日大社って確か、アマテラスじゃなかった…?

陣内:ええねん、オモイカネとアマテラスも似たようなもんや。ええねん、これがファイナルアンサーやねん。

犬神:いや違うような気もするけど…まぁ行ってみよう。

惣二郎:次の日の朝から行こう。

GM:はいはい、じゃあ4日目になっていいな?

犬神:ああ、いいよ。4日目の午前中に春日大社へ行く。

GM:はいはい、じゃあ春日大社に着きましたよ。鹿がいっぱいいますね。はい、どうするん?

惣二郎:とりあえずは…。

陣内:桜関係を聞きに行く。

犬神:あと石についてもな。

惣二郎:え?

犬神:魔石や。

惣二郎:ああ、なるほど。

GM:魔石って言われてもな…。

犬神:魔石というより、この近辺で『知恵の神』を奉ってて、石とか珠を奉具にしてるとこってこと。

雪那:勾玉とか?

犬神:うん、それも含めて、かな。

GM:はいはい、誰に聞くん?

犬神:ま、ここの神主やな。

雪那:知り合い?

悠一:あるかも…っていうか、そうか!コネで<神社>があったわ!(笑)

GM:そうやん、もっとコネを使ってください!(笑)

惣二郎:ていうか、お前は知らんのかい!(笑)

悠一:ごめんなさい、ウチ稲荷神社やねん。(笑)

GM:そうやで皆、せっかくコネあんねんから使わんと勿体無いで。(笑)

犬神:コネ…<品川家>、使えんかな、今回は。(笑)

GM:そやな。(笑)で、葛葉はコネ使うん?1シナリオに一回だけやで?

悠一:そうやな…今使わんと分からんようになりそうやしな。使う。

GM:はいはい、じゃあ「会話」判定してください。

悠一:30%(コロコロ)まぁ失敗しましたけどね。

GM:あらら…で、何について聞きたいって?

犬神:『知恵の神』と、奉具が珠関係。

GM:『知恵の神』は…今失敗したから分からんかった。珠関係は逆にいっぱいありすぎて分からんかった。

犬神:あと、『天原』とか『花散る里』。

GM:『花散る里』も分からんかったけど、『天原』なら…神話にあるように、神の住まう土地、やな。

犬神:じゃあ奈良の中で、そう呼ばれる土地っていうと?

GM:…そう言われると困るなぁ…。

犬神:そうなるかー…。

GM:……って言うか、彩音さん、さっきから一言も喋ってないんじゃないですか?(笑)

彩音:…何かよく分からんくなってきた。(笑)

悠一:ボケも思いつかん。(笑)

犬神:……この古文書の虫食い部分が分かれば、もう少し何とかなりそうなんやけどなぁ…。というか、この古文書を見せたら何か分かりはるかな…。

惣二郎:そもそも、この古文書ってどうやって手に入れたっけ?(笑)

彩音:強奪してんやん。(笑)

GM:このジャイアン共め。(笑)

犬神:えっと、確か『オカルト研究会』の…遠野さんか。

悠一:そういえば、遠野さんの家をまだ調べてなかった気がするなぁ…。

GM:ようやくそこに帰ってきたか。(笑)

惣二郎:まずそこか!最初の間違いがそこにあったんや。(笑)

犬神:よし、この神主からはもう情報取れんやろ。

惣二郎:古文書自体を見せてみたら?

GM:いいん?見せて。この神主さんが何か知ってる悪い人やったら、それ見て「おっ、これは…」ってなるかもしれんで。

彩音:まぁそれで宝取ろうとしたら、その場で叩いたったらいいねんけどな。

GM:それあんたらの得意技やな。(笑)

犬神:じゃあ古文書じゃなくって、ルーズリーフに手書きで要約したのを見せてみる、とか。

GM:また芸細かいなぁ〜。(笑)

GM/神主:「これは、何かね?」

犬神:「いや、こないだウチの蔵から出てきたものを要約したんですけど…」

GM:今この人「ウチの蔵」って言っちゃったで!(笑)

犬神:強奪したとは言えんやろ!(笑)

雪那:そういう時はウチの、とは言わずにただ「蔵で見つかった」って言っとけばいいの。(笑)

犬神:あ、そっか。(笑)「蔵掃除してたら出てきたんですけど」

GM/神主:「なかなか興味深いね、じゃあちょっと預かろう、か」

犬神:「…まぁちょっと待ってください。この先俺らもこれ、必要なんで」

GM/神主:「そうか…それなら仕方ない…」

犬神:「というわけで……知ってること、全部吐いてもらおうか」

GM/神主:「えぇ?!」(笑)

悠一:急に悪役になったな。(笑)

彩音:まぁそうじゃない時の方が少ない人ですからね。(笑)

犬神:「んんっ。(咳払い)失礼、ちょっと慌ててるもので」(笑)

悠一:「何か心当たりはありませんか?」

GM/神主:「いや〜、少し見たくらいでは何とも…」

犬神:「じゃ、ちょっと奥でゆっくり話ましょうか」(笑)

悠一:事務所?!(笑)

GM:相変わらず腕力やな〜。(笑)

惣二郎:暴力によるバイオレンス。(笑)

GM:まったく…あんたのキャラシーに書かれてる<絶対正義>は何々ですか。(笑)

犬神:甘いな、<絶対正義〜学園の平和〜>やから、学園の外では適用外や。(笑)

GM:何やその都合のいい<絶対正義>は!?(笑)

犬神:これの本当の意味するとこは、俺が正義だ!ってことやから。

他全員:(爆笑)

雪那:どんな自己チューやねん。(笑)

惣二郎:まぁ、もう春日さんには用ないやろ。

陣内:やな。次行こうぜ、次。

悠一:ってことは、遠野さんの家やね。

犬神:トゥルルルル…「あ、遠野さん?今から行くから」プチッ。

GM:怖ぇぇ〜!(笑)怪談かよ!「私メリーさん、今あなたの家の前にいるの」っていう。(笑)

惣二郎:ああ、じゃあ家の前で電話かけようや。(笑)

悠一:で、最後は「今あなたの後ろにいるの」になんねんな。(笑)

犬神:新たな妖怪が生まれてまうわ。(笑)

GM:ほんまやで。(笑)

惣二郎:じゃあ近所迷惑になるくらい家の前で屯っといたらいいんやろ?(笑)

犬神:いや、まず軽いジャブとして、宅配ピザ10人前送りつけたったらいいねん。(笑)

GM:もはや当初の目的から大分ズレてますよ。(笑)

犬神:「ピザ、美味しかったかい?」

惣二郎:「これ以上嫌がらせされたくなかったら、知ってることを全部吐いてもらおうか…」

GM:これ絶対主人公のとる行動じゃないですやん!(笑)

雪那:そもそも、犬神さんはLight/Lawじゃなかった?(笑)

犬神:これが俺にとってのLight/Lawだから。(笑)

GM:今回これでDarkにポイントついたから。

犬神:しまったぁ〜!!

惣二郎:俺はニュートラルやから、どっちでもありえるから。

GM:あんたはChaosやから。

惣二郎:えぇ〜!

GM:はいはい、で、どうなったって?

犬神:えっと、遠野さん宅へ…。

悠一:あ、ちょっと待って!

他全員:??

悠一:春日大社を離れる際、皆から離れて先生と二人の状態で神主さんに聞きたいことが…。

GM:それは他4人には聞かれたくない?

悠一:ん〜、そやね。

GM:ってことで、またあんたらは隣行ってください。

惣二郎:またかよ!

犬神:やれやれ。

悠一:ごめんね〜。



犬神&彩音&惣二郎&陣内、退室
四度GM、雪那&悠一と打ち合わせ中

(どんな会話かはこちら[裏4]参照)


3日目A:遠野 秋庭




GM:こっちの声って聞こえんかった?

彩音:いや、まったく?

犬神:まぁこっちも話してたしな。

GM:えっと、じゃあ…遠野、志貴やっけ?

犬神:そんな危険な目持ってはったん?!(笑)

悠一:女の人やってんやろ?(笑)

犬神:いや、シキってのは男の志貴と女の式のどっちもいる。(笑:『月姫』&『空の境界』参照)

GM:じゃあ遠野秋庭(とおのあき)さんで。(笑)

犬神&彩音:やめろやー!(怒)

GM:はい、遠野さんの家に着いたで。(笑)なかなか昔からの、由緒正しそうな蔵の立ってるウチやで。場所は橿原にしよか。あ、今ここには全員で来たん?

惣二郎:で、いいやん。

GM:またゾロゾロと…。(苦笑)

悠一:遠野家の下調べとか、何もやってへんな…。

GM:ほんまやで、面白いくらい行き当たりばったりやな〜!(笑)

悠一:「先輩、調べてから出直しませんか!?」(笑)

GM:頼りない先輩やで、ほんま。(笑)

惣二郎:「…まぁ調べたかったら調べてくれていいで?」

GM:えぇ〜?(笑)

惣二郎:「俺は何も知らずに正々堂々と行くから」(笑)インターフォン押すわ。

GM:ピンポーン。

GM/女中:『はぁい』

GM:って言われるで。

陣内:…タラちゃん?(笑)

GM:おばさんの声やわ。(笑)

GM/女中:『どなたですか?』

惣二郎:下の名前は何やった?

犬神:秋庭。

惣二郎:「秋庭さ〜ん!」

GM:っていうか誰や!名乗れ!何その適当っぷりは?!(笑)

雪那:「平塚学園の、保健医の者なんですけど〜」

GM/女中:『ほ、保健の先生がどうなさいましたか?』

雪那:「ちょっと健康診断の結果についてお話が…」

GM/女中:『ああ、そういうことでしたらどうぞ、どうぞ』

GM:これくらいはしてくださいよ、貴方達も!

犬神:いや、ちょっと疲れてきて、ぼーっとしてた。(笑)

惣二郎:あれじゃあかんかったんやー。(笑)

悠一:そらそうでしょうよ。(笑)

雪那:じゃあ、いつものイカれた格好で入っていこ。

GM:どんな格好やねん。

雪那:メイド服調のナース服やねんけど、黒色やねん。

GM:……って、ゴスロリやん。

雪那:そうともいう。(笑)

陣内:…歳考えてや、センセー。

雪那:私はまだ22よ!

悠一:…っていうか、健康診断のことで来たのに全員でゾロゾロ行くのはおかしいよなぁ?(笑)

犬神:俺らは外で待っておく。先生、お願いします。

GM:っていうか、何で全員で来てん。(笑)

惣二郎:俺ら団体行動好きやねん。(笑)

犬神:…俺学校戻って遠野家について調べるわ。

悠一:僕もそうするー。(笑)

彩音:あ、ついていく。

惣二郎:近くのコンビニに行く。

陣内:あ、今週号のジャンプ読まな。

GM:3人学校の2人コンビニやな、はいはい。(苦笑)

雪那:じゃあ家に上がるわ。秋庭さんはいるん?

GM:うん、いるよ。

惣二郎:秋庭さんは、先生と俺らの関係知らんよな?巻き上げたん、俺らやし。

GM:俺ら、っていうかあんたとあんただよ!(笑)

惣二郎:そんなことないって。(笑)俺は見てて「可哀想やなぁ」と思ってたけど、実際取り上げたんこの人やし。(笑)

陣内:部長〜!(笑)

犬神:俺の意思は部の意思やから。全員共犯や。(笑)

惣二郎:俺は可哀想と思って紙コップあげてんで?(笑)

犬神:10円やん。(笑)

GM:犬神はさらにマイナスポイントやな。

犬神:これ以上マイナスくらったら、下辺突っ切ってまう。(笑)

雪那:じゃあ秋庭さんに部屋通してもらおうかな。

GM:いきなり部屋?!

悠一:応接室とかじゃなくて?!(笑)

GM:普通は応接室やな。で、秋庭さんが出てきたで。

GM/秋庭:「先生、どうしたんですか?」

雪那:「私、『オカルト研究会』で何かをしてみたいと思ってるの〜」

GM/秋庭:「あ、先生、そうなんですか?」

GM:「会話」+20%でふってみて。

雪那:(コロコロ)+20%なら成功したよ。

GM:ん。

GM/秋庭:「そうなんですか、先生!?」

GM:って目がキラーンって輝くで。

雪那:「何だか最近、面白そうな話を聞いたんだけど…」

GM/秋庭:「それが…『霊界探偵部』の人たちが……!!先生、『霊界探偵部』の人たちを何とかしてください!何であんなに力づくなんですか?!あんな無法な…低能な…!」

雪那:「ごめんなさいね、私じゃまだ権力が低くて…」

GM/秋庭:「だって先生、あの人たち、私の大事な古文書を奪い取ったんですよ?!」

雪那:「え〜、そうなの?!」

陣内:あれ、合意のもとやん!

犬神:勝負乗ったやん!

GM:まぁそうやねんけどな。(笑)

雪那:「そういえば、学園新聞に『勝負した!』って書いてあったわね…」

GM:ああ、うん、もう乗ってるわ、新聞に。

GM/秋庭:「いくら何でもあんまりです!だってあの人達が、無理やり取ったのに…!!」

雪那:「そうよねぇ、可哀想に…じゃあ私も一緒に調べ物してあげるから」

GM/秋庭:「でも先生…私にはもう古文書が…」

雪那:「でもそれに関係してるものはない?」

GM/秋庭:「それには少し、書庫を調べてみないことには…」

GM:ガラガラガラって扉開けたら…。

悠一:ズラーって本棚が並んでんねんな。

GM:うん。

雪那:じゃあ一緒になって探してあげる。

GM:はいはい、じゃあそのまま一緒に調べるってことで。

惣二郎:あーあー、そんな簡単に人信じちゃって。

悠一:いやまぁ、先生やし。(笑)

犬神:健康診断の話はどうなったんや。(笑)

GM:ほんまや。(笑)

雪那:じゃあ本探しながら、「そういえば健康診断の話なんだけど…あなた、去年に比べて胸が大きくなったわね〜」

GM&犬神:何の話や!(笑)

彩音:そんなん、いちいち報告行かんでええやん。(笑)

雪那:で、ちょっとずつ擦り寄っていって…。

犬神:結局レズかい!(笑)

彩音:コラコラコラコラ!(笑)

GM:キャラかぶってまうって。(笑)



3日目B:遠野と埋まる古文書


GM:はい、じゃあ学校組はどうしますか?

犬神:「あ、じゃあ葛葉、悪いけどちょっと調べ物しといてくれ。俺ちょっと寄る所があるから」

悠一:「はい、分かりました!」

GM:?何するん?

犬神:バイク走らせて、インターフォン押して…「あ、長瀬さん、お久しぶりです。犬神です。詩子さん、いらっしゃいます?」

GM:長瀬…ああ、品川家か!

犬神:うん、さっきのコネの話で思い出したからさ。(笑)

GM:はいはい、そういうことか。ん、じゃあ難波に来てんな。部屋に通されんで。

GM/詩子:「あら、貴方だったの」

犬神:「あ、お久しぶりです」

GM/詩子:「何?」

犬神:「ウチの学校にいる遠野、っていう子の家のこと、何か知らないかな?」

GM/詩子:「色々知ってるわよ」

犬神:「例えば?」

GM:「会話」ふって。+20%でいいよ。

犬神:(コロコロ)プラスなくても成功したよ。(笑)

GM:おぉ、じゃあ色々教えてくれたわ。

GM/詩子:「まぁいつもながら、昔ながらの名家で、色々と曰くつきのもの取り入れてたり…」(笑)

彩音:どこもかしこも、そんな家ばっかか!(笑)

GM:平塚はそんな生徒ばっかなんです!(笑)

惣二郎:俺らが入るまでもなく、ここマトモな生徒おらんやん。(笑)

雪那:先生も含めな。(笑)

悠一:ほんまや。(笑)

犬神:「で、その遠野家から最近、こういった古文書が出てきたらしいんだけど…」

GM:え、それは詩子に見せるん?

犬神:…うん、いいよ。見せる。

GM/詩子:「……なるほど、なかなか興味深い文章じゃない。貴方達はどこまで分かっているの?」

犬神:「……正直、まだ何にも、といった状態だな。(苦笑)奈良のどこかで奉られてる、くらいか」

GM/詩子:「でもこの文章、あちこちに虫食いがあるじゃない」

犬神:「ああ、その穴さえ埋まれば一気に進むと思うんだが…」

GM/詩子:「ってことは、これをこのまま真っ直ぐ読んでしまうのは、危険なんじゃないかしら?ほら、ここ…『其処に至るは古き知恵の神』と『それを慰むるは強き魔の石』の繋がりとかちょっと不自然だし…」

犬神:「あ〜、なるほどね…ってことは、奉具説が違った、かな…。ところで俳人さんはお元気ですか?」

GM/詩子:「あんな兄、知りません」(笑)

犬神:「あら、これは失礼を。(笑)では色々参考になりました。そろそろ失礼します」

GM:じゃー犬神はあとは…。

犬神:ま、バイクで学校に走るかな。

GM:ん、じゃあその間の、このやる気ない人たちを…あれ、悠一(のプレイヤー)は?

彩音:あ、今トイレに……ああ、戻ってきた。

悠一:…トイレに何故か、ダイス置いてあってんけど…。

彩音:ああ、ごめんごめん!さっきから無いなぁと思っててん!(笑)

犬神:ちょ…俺のダイス無くすなよ!っていうか何故トイレ持ってった?!(笑)

GM:ほんまやで!(笑)

彩音:思わず握り締めたまま行ってもてん!(笑)

GM:じゃあ残りのやる気ない組は?(笑)

悠一:いや、僕は学校の図書館で遠野家について……の資料ってあるのかなぁ?

GM:あることでいいよ。

犬神:品川家あったしな。(笑)

GM:でも調べる系技能ある?

悠一:特にないなぁ。

GM:じゃあ「運」やな。

悠一:(コロコロ)あらぁ、失敗しちゃった。

惣二郎:暇やし、探す(コロコロ)お、成功した。

GM:おぉ、じゃあ『遠野家の歴史』っていう本があったわ。

彩音:……どんだけ都合いいねん。(笑)

悠一:多分親が何かのメーカーの社長なんやろ。(笑)

GM:そうそう、で、入学の時に寄贈した、っていう。(笑)

犬神:多分、そういう本だけで図書館の一角ができてるんやろな。(笑)

GM:そらでかくなりますよ、この図書館。(笑)

悠一:とりあえず読んでみる。

GM:ん、まぁさっき詩子が話したような内容ばっかりやったな。

犬神:曰く付きの家系ってこったな。

GM:ま、この学園の生徒の7割方がそうやねんけどな。詩子の家だってそうやし、若菜の家だってそうやったし…。

惣二郎:あと前回(5話)の炎の女とかもな。

GM:そうそう。

惣二郎:ようは、普通じゃない奴らが集められた学校ってことやな。(笑)

GM:でも確かにそういう面もあんねん、この学校は。ま、だから遠野家に関しては、そう不審な点はなかったってことや。

犬神:ふむ…じゃあこっちは一回置いといて、先生の方に戻る?

GM:ああ、雪那の方か……じゃあ一回4人は休憩タイムや。一服してき。(笑)

惣二郎:だぁ〜疲れた〜。

陣内:眠…。

悠一:まぁこの分かれるのも楽しいけどな。(笑)

雪那:うん。



犬神&彩音&惣二郎&陣内、退室
五度GM、雪那&悠一と打ち合わせ中

(どんな会話かはこちら[裏5]参照)

犬神:…向こうの部屋で見たTVの怪談がちょっと怖かった…。

悠一:そんなんやってたんや。(笑)

GM:どこまでいったっけ?ああ、今は夜やな。

犬神:夜は…あ、一回合流したってことでいい?

GM:はいはい、じゃあ全員一回部室に集合したってことで。

彩音:どうなった?

雪那:古文書の穴がちょっとだけ分かった。

彩音:どうして分かったんだい?

悠一:調べてたやん!(笑)

GM:話の流れくらい分かれよ〜。(笑)

犬神:どんな感じになったん?

雪那:えっと、こうかな。




天原に昇りて 地原は枯る

花は散り行く定めなり

地原は堕ちる 天原は枯れつくす

命は消え行く定めなり

神なる存在に許しを請い そこに至るは聖獣の証

神なる存在に願いを請い 其処に至るは古き知恵の神

白き角獣は永遠の闇

それを慰むるは強き魔の石

[/////////(虫食いD)///////////]



さすれば花散里への道は開けん




犬神:おぉ、だいぶ埋まったな。

雪那:っていう情報を手に入れたのよ。

GM:さぁ、その情報をどう活用するか、やな。

PC:…………。

GM:めっちゃ考えてる。(笑)

犬神:…角獣…新しい単語やな。聖なる角獣と呼ばれるのは大体ユニコーンか鹿やな。

GM:あれ、お互いどこまで知ってんねんやった?

犬神:俺は詩子のとこで、色々穴があって、それがないと分からんなぁって話をしてたら、今先生が持ってきたって感じかな。

GM:ああ、はいはい。

雪那:「あ、あと私『オカルト研究会』に興味あるって言って、あっちにも入部することになったから」

GM:スパイすんねんて。

犬神:あぁ、はいはい。

雪那:「私2重スパイだから〜」

犬神&惣二郎:2重?!!

雪那:じゃなかった、ただのスパイだから〜。(笑)2重スパイはただ言いたかっただけ。(笑)

GM:どこの回し者なんや、あんた。(笑)

雪那:だからあんまり普段は、慣れなれしくしないでね〜。

犬神:あ、はい分かりました。まぁ今は夏休みやしな。

GM:で、他の人は何しててんやった?

惣二郎:コンビニで立ち読みしてる。

他全員:まだコンビニいたん?!(笑)

惣二郎:…あ、違うやん、本見つけたん俺やん。(笑)

悠一:そうそう。(笑)で、遠野家について調べてました、ってとこかな。

GM:優秀な後輩が入ってよかったな。(笑)

犬神:うん、こういう後輩がほしかってん…。(しみじみ)

惣二郎:俺だって調べたのに〜!(笑)

犬神:でも『史跡同好会』もこの古文書持ってんねんなぁ…これで負けたら嫌やな。(笑)

GM:数日後見たら、凄い羽振り良くなってんねんやろ。(笑)

惣二郎:まぁそれはそれで一興。(笑)

悠一:…まぁ結局のところ、『知恵の神』と『聖なる角獣』を見つけなあかんってことには変わりないねんけどなぁ。

犬神:角獣って、奈良と関連させたら鹿しかおらんねんけど。…この『白い角獣』っていうのは、『角が白い獣』なんか『角のある白い獣』なんか、どっち?(笑)

GM:角が白いだけやったら、『角のある白い獣』って書きますよ!(笑)

悠一:ってことは、全身白い獣ってことやなぁ。

彩音:もう骨なんちゃう?で、全身角角になってんねん。(笑)

悠一:それはもう獣とは呼べんやろ〜。(笑)これは鹿でいいのかなぁ?

犬神:でも奈良でユニコーンと関係してるとこって無いと思うぞ。

彩音:鹿、鹿。ほらライオンとかでもたまに白いやつ生まれてくるやん。

犬神:アルビノか。そだな、それが鹿でいてもおかしくはないな。

雪那:じゃあ明日は奈良公園に探しに行ってみよか。

犬神:いや、明日は福ちゃんが帰ってきてんねん。(笑)

GM:そういやそれを忘れとったなぁ〜!(笑)

悠一:そういや福ちゃんは『理事長派』?『校長派』?

GM:あ〜、特に決めてへんかったな。じゃあ今ダイスで決めとくわ(いっコロ)…。

雪那:学校で一緒にいたらマズイから、奈良公園の方に行っておくわ。

犬神:あ、じゃあそっちはお願いします。



4日目@:白鹿と福ちゃん


GM:あ、じゃあ次の日になっていい?

犬神:うん、これで4日目やな。

悠一:じゃあ僕も鹿の方に行こうかな…。

犬神:いや、そっちは先生だけや。俺らといたら『オカルト研究会』にバレる。

悠一:あ、そっか。でも福ちゃんに聞きに行くだけで5人もいるかなぁ…。

犬神:いや、いらんよ明らかに。

GM:っていうかせっかく人数いんねんから、そこもちょっとは動きなさいよ!そこ3人!

惣二郎:いや、でもさー、特にできることないねんなぁ〜ってさっき話しててん。

GM:それでも、少なくとも意見出すことくらいはできるんじゃないですか、陣内君?そんなルールブックの悪魔のとこずっと見て…。

陣内:……ん、これで何か良い案出んかな〜って…。

犬神:ああ、それでさっきオモイカネがどうとか言ってたんか。じゃ、それ見てていいよ。何かあったら教えて。

陣内:はいは〜い。

犬神:葛葉と彩音は白い鹿をあたってくれ。俺ら3人が職員室。先生は職務を全うしてください。

GM:あ、『オカルト研究会』は今日は特に行動ないらしいで。

雪那:あ、そうなんや。

犬神:お、じゃあこっちと行動できるってことか。

GM:まぁそういうことやな。

犬神:じゃあ訂正、彩音、葛葉、先生の3人で奈良公園で白い鹿探し、俺ら3人が福ちゃんでいこう。

GM:二手に別れてんな。じゃあ白鹿からいこか。

雪那:じゃあ奈良公園で白い鹿を探そう。

悠一:っていうか、管理してる人に聞いた方が早くないか?(笑)

犬神:確かに。(笑)

雪那:じゃあ鹿せんべい売ってるおばちゃんに、「白い鹿って見たことなーい?」

GM/おばちゃん:「ああ、あるよ」

犬神:え?!

GM:え、何、見たらあかんかった?

犬神:あ、いや、普通に答えたから驚いただけ。(笑)

雪那:「いつもはどこにいるの?」

GM/おばちゃん:「前まではその辺をよく歩いてたんだけどねぇ。何でも車に轢かれてしまったとかで、今は鹿園(ろくえん)にいるらしいよ」

悠一:あ、生きてはいるんや。

GM:うん、だからそこで保護されてんねん。

雪那:じゃあ鹿園に行く。

GM:その3人のままで?

悠一:そうやな。

GM:あ、じゃあそこで一回場面転換や。福ちゃんの方いこか。

犬神:職員室の扉をコンコン…「失礼しまっす!」ガラガラッ。

GM:誰か福ちゃんの真似してぇや。

犬神:「福田先生、いらっしゃいますか?」

彩音/福ちゃん:「よぉ兄ちゃん、どないしたんや」

惣二郎:「先生、チョークつけないでください!」(笑)

GM:結局そういうキャラやねんな。(笑)

惣二郎:「学ランの肩が白く〜!」(笑)

彩音/福ちゃん:「で、兄ちゃん、何や?」

犬神:「あ、ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど。最近ちょっとフィールドワークにはまってまして…」

彩音/福ちゃん:「おぉ、ええこっちゃ」

犬神:「『花散る里』って言葉に聞き覚えはありませんか?」

GM:ないってさ。

犬神:「あ、じゃあ『天原』というのは?」

GM:さっきと同じ、神の住む土地ってことくらいやな。

犬神:「では『知恵の神』は?」

GM/福ちゃん:「『知恵の神』かぁ〜…といっても色々あるなぁ」

犬神:「え〜っと、じゃあ『知恵の神』を守る『白い角獣』といえば?」

GM/福ちゃん:「まぁ普通に考えて鹿のことやろなぁ」

GM:奈良といえば鹿。

犬神&悠一:鹿といえば奈良。(笑)

GM/福ちゃん:「他には?」

犬神:…つってもこんなもんか。

惣二郎:まぁ一介の高校教師やしな。

陣内:鹿に行こうぜ。

GM:え、もうない?

犬神:「じゃあ『神の住まう場所』は?」

GM/福ちゃん:「……ニューカレドニア、か?」(笑)

犬神:それは天国に一番近い国やん!(笑)

惣二郎:じゃあバミューダ海域とか。(笑)

悠一:魔のトライアングル?!(笑)

惣二郎:「あ、『史跡同好会』が今何してるか知りませんか?」

悠一:そういや福ちゃん、ここの顧問やもんなぁ。

GM/福ちゃん:「おぉ、あいつら何か個人的にグループ組んでやってるみたいやなぁ。お前ら、何か知っとるんかぁ?」

犬神:「こないだフィールドワーク中にちょっと出会いまして…」

GM/福ちゃん:「おぉ、そぉか〜。まぁ何かあったらまた教えるたるわ」

惣二郎:「じゃあ向こうが何か聞いてきたら、それを教えてください」(笑)

GM:あくまで他力本願?!(笑)他には?

惣二郎:…って言われてもなぁ…情報源が少なすぎてこれ以上聞くことないもんなぁ…。

GM:いやいや、まだあるでしょ。俺、これ言いたくて仕方ないねんけどなぁ。(苦笑)

惣二郎:「何か変わったことありませんでしたか?」

GM:何のこっちゃ!(笑)

惣二郎:最近、如何お過ごしでしょうか?(笑)

GM/福ちゃん:「最近、暑いなぁ〜」(笑)

GM:何で福ちゃんが近況報告しなあかんねん。(笑)

彩音:……何かウチらって、いつも何か聞きだすのって苦手やなぁ〜。(笑)

犬神:うん、まぁ話の大事なとこがよく分かってないんやろなぁ。(笑)

犬神&陣内&惣二郎:………………。

GM:ほらほら、他には?もうないってことはないやろ〜?(笑)

犬神:………もう福ちゃんに、これ(古文書)見せていい?

GM:えぇ!いいんですか、福ちゃん『史跡同好会』の顧問ですよ?!

惣二郎:ええって、今日中に勝負かけたったらいいねん。

悠一:いや、無理やろ〜。(笑)

犬神:いいや、見せる。「はい福ちゃん、これなんですけど」

GM:これって言われてもなぁ。(苦笑)

GM/福ちゃん:「おお、これ、『史跡同好会』のやつらのと一緒やんか」

惣二郎:「いつ見せに来ましたか?」

GM/福ちゃん:「昨日やな。何や、これ、何かあるんか?」

犬神:「最近の流行です」(笑)

GM/福ちゃん:「流行〜?最近の若いやつの考えは分からんなぁ〜」(笑)

犬神:「で、これを見て先生は何かお気づきになりませんでしたか?」

GM/福ちゃん:「おぉ、俺はこの『神なる』がちょっと気になってなぁ。『なる』が何故平仮名なんかなぁ?とちょっと思ってなぁ」

犬神:「神が…なる…鳴る?………!!ありがとうございます!」

惣二郎:ようは神が鳴るんやろ?(笑)

犬神:そうそう、それが要は『雷』だったわ。忘れとった。(笑)

GM:長かった…。(汗)

彩音:はいはい、サンダー、サンダー、サンダガ。

GM:この世界ではジオンガでしょ。(笑)

悠一:で、神なる存在…雷の存在やから…。

犬神:結局は菅原道真に繋がるわけか!

陣内:あれ?でも雷の神ってタケミカヅチもじゃない?

犬神:っと、そっちもあったか。

彩音:ライディーン!

犬神:とりあえず福ちゃんはこれでいいや。じゃあ「ありがとうございました〜」って職員室出る。

彩音/福ちゃん:「おぅ、また来いや、兄ちゃん、おぃ」

犬神:「は、はい!失礼しまっす!」(笑)

GM:ほんじゃ鹿組に戻ろか。

雪那:鹿煎餅でも買っとこかな。

犬神/おばちゃん:「0.05マッカになります」(笑)

雪那:細か!(笑)じゃあ鹿園に行く。

GM:はい鹿園に来ました〜。でもここ、多分一般人は入れへんで。

彩音:じゃあまず、白い鹿の話を聞きに行こうや。

悠一:うん、そうやね。

GM:それは職員の人に聞くんかな?

悠一:うん。

GM:じゃあ当たり障りのない、36歳独身、鹿に命かけてる男職員…。で、何聞くって?

雪那:「白鹿いますか?」

GM/鹿職員:「おぉ、白鹿おるで。この小屋の中に」

雪那:「見せてもらえないんですか〜?」

GM/鹿職員:「ちょっと今なぁ〜、事故にあってなぁ…」

雪那:「どこで事故したんですかぁ?」

GM/鹿職員:「県庁の前や」

犬神:そう、あそこでよく鹿轢かれんねん〜。罰金10万やしな。(笑)

惣二郎:そうなんや。(笑)

GM/鹿職員:「まったく、こらしめてやらないとな」

悠一:「白い鹿って珍しいんですよね?」

GM/鹿職員:「そりゃなぁ。何せ白い鹿っていうのは春日大社では神の御使いとして崇められてるからなぁ」

雪那:「白鹿がよくいた所ってどこなんですかぁ?」

GM:よくいた所って言われてもなぁ…まぁこの人は鹿命やからな。(笑)

GM/鹿職員:「そりゃお前、春日大社の付近に決まってるじゃないか」

悠一:「…白鹿っていうのは、今は1頭しかいないんですか?」

GM/鹿職員:「1頭しかおらへん」

彩音:「昔は?」

GM/鹿職員:「昔も…というか、たまに生まれる程度だったから」

GM:他には?

悠一:「…白鹿が生まれた時とか死んだ時に、何か良いこととか悪いことが起こったりは?」

GM/鹿職員:「お、いいこと聞くねぇ。そういえば生まれた時、西の空が虹色に輝いていたような…あの朝のことはよく覚えている」

彩音:っていうか、何で鹿が生まれた時に良いことが起こる、っていう発想ができるのかが理解できへん。

悠一:え、だって、幸運の鹿やったらそれくらいありそうちゃう?僕だけ、この発想?(笑)「へぇ、そんな不思議なことってあるもんなんですねぇ」

GM/鹿職員:「おぉ、あれは有難いことが起こる前触れに違いない…」

雪那:……今近くに『オカルト研究会』が近くにいたりせぇへん?

GM:知らんわ、そんなん。福ちゃんの方は、もういいん?

犬神:もぉええわ、何も思いつかん。

惣二郎:まぁ、これ以上知っててもビックリするけど…。

悠一:西の方角か…あ、でも聖獣の証?って何やろ?…まさか白鹿の皮?(笑)

犬神:いや普通に考えて角じゃね?!(笑)

悠一:あ、そっか…。(笑)「ところで、白鹿って雄ですか?雌ですか?」

GM/鹿職員:「ん、雄だよ」

悠一:「その白い鹿、雄なんだから角切ったりしますよね?」

GM/鹿職員:「うん、切るよ」

悠一:「それって、どっかに飾ってあったりするんですか?」

GM/鹿職員:「それは大切な物だから、特別に保管されてるで」

悠一:「というと…春日大社とか?」

GM/鹿職員:「うん、そうやな」

雪那:あ、じゃあ【隠密行動】使って春日大社に忍び込んで、角パクってくるー。

GM:見つかったら警察ですよ?いいですか?!

雪那:【隠密行動】って自動成功やし。

GM:あ、そうなんや…皆、いいん?

犬神:いやちょっと待って、それは最後の手段に取っとこ。(笑)それより『神なる存在』を突き止めよう。

惣二郎:雷の神様?でも菅原さんはどこかまだ分からんし…。

陣内:タケミカヅチなら春日大社や。

惣二郎:あ、そっか。

GM:おおっと、ここにきて陣内君が活発に…。(笑)

犬神:さっきから凄い本見て調べてくれてたからな。(笑)

陣内:こぉれで一気に核心に近づいたやろ。(笑)

GM:さすが番長!漢やな、漢は黙って調べんねんな。(笑)



4日目A:『役立たず』惣二郎、『ヤクザ』犬神


犬神:じゃあ一回合流しよう。で、春日大社にもっかい行こう。

GM:はいはい、合流ですね。

犬神:やぁっぱあの神主、何か隠してやがったな…あんのハゲ!

GM:どんどんどんどん悪い人になってってるなぁ…。(笑)

雪那:で、まだ忍び込まんでいいの?

犬神:まだ、もうちょっと調べてからでいいや。今はまだグレーゾーンやし。

悠一:うん、それが聖獣の証とは限らんし。

GM:全然違ったらただの泥棒になって終わりですよ。(笑)

犬神:いや、それが合ってても泥棒やで。(笑)

GM:そりゃそうか。(笑)

惣二郎:(資料を読んで)あ〜、これ見たら一発やん!俺ら今まで大分無駄なことしてたわ!(笑)

陣内:やろ?(笑)

惣二郎:でもこれを見て一般常識と思われても困るわ〜。(笑)

陣内:ほんま、こんな分かりにくいシナリオしおって…。(笑)

犬神:え、ちょ、それ見せて。

惣二郎:はい。

犬神:(資料に目を通す)……ん、皆春日さんに集合〜!(笑)

GM:はいはい、じゃあ集合しましたよ。(笑)

雪那:じゃあ…まずはお参り?(笑)

GM:1000円入れたら知力UPやって。(笑:P3ネタ)

彩音:(くしゃみ風に)にゅくす!にゅくす!

陣内:………何なん、さっきから、それ?

GM:そのうち分かるから!(爆笑)

彩音:今春日大社やねんな?

陣内:うん、で、『神なる存在』に許しを請い、鹿の角をあげたらいいんかな?

惣二郎:じゃあ、許しを請おう!

陣内:だから、それをどうやろうってことやねんけどな…。

彩音:はい、聖地に向かって、礼拝!

GM:どこの新興宗教やねん!(笑)

犬神:じゃあまた神主さんに聞きに行こか。

GM:はいはい。

犬神:「先日はどうも」

GM/神主:「おぉ、また来たのかい。感心な青年達だな」

犬神:「ありがとうございます」

GM/神主:「あれからフィールドワークは進んだのかい?」

犬神:「それがまた色々と疑問が出てきまして…行き詰ってしまいました。それでまた神主さんのお知恵をお借りしようかと思いまして…」

GM/神主:「いやいや、最近はよく学生さんが来るからねぇ、皆マジメでいいねぇ。私は嬉しいよ」

犬神:「猿亘君、どんなこと聞いてました?」

GM:名指し?!(笑)

惣二郎:「同じグループなんだけど、ハグレちゃって〜」

GM:何でこんな狡猾なん、この人たち!?(笑)

惣二郎:「あいつらいつ来ました?ハグレちゃって困ってるんですよ〜」

GM:「会話」+20%で判定してみ。(苦笑)

惣二郎:(コロコロ)失敗したぁ〜…。

GM/神主:「何のこと…」

惣二郎:<命運>!(コロコロ)…!??

彩音:この人98出してますよ。(笑)

GM/神主:「何のことかなぁ〜」(笑)

惣二郎:もう一回!!

GM:ちゃんと減らしときやぁ〜。(笑)

犬神:ここで<命運>2個か〜。(笑)

惣二郎:(コロコロ)…………。(沈没)

陣内:ちょ、誰か別の人が聞いたほうがいいんちゃう?また失敗してはんで!(笑)

GM:(爆笑)ほんまの役立たずになってもてるやん。せっかくいい意見言ったのに。(笑)もう3回やったからあかん!

陣内:あ〜あ〜。(笑)

悠一:「春日大社で奉ってる神様ってタケミカヅチですか?」

GM/神主:「おぉ、その通り。出身はタケミカヅチだが」

犬神:「ここの奉具って珠ですか?」

GM/神主:「え?あ、ああ、まぁ色々あるが珠もあったかな」

犬神:「それはどこに?」

GM/神主:「それは宝物殿だが…き、君一体何を…?!」(笑)

犬神:「いや、どういうとこかな、って思っただけですよ」(笑)

悠一:「珠以外、他にも何かあるんですか?やっぱタケミカヅチに関するものとか」

GM/神主:「ああ、それはな。剣とか鎧とか…タケミカヅチは武神ですからね」

GM:………これ全部、フィクションですからね?!(笑)

犬神:実在する人物、団体などとは関係ありません。(笑)

雪那:「その神様に関係する物って何かありませんかー?」

GM:だぁら剣とか鎧とか…!

犬神:「いやぶっちゃけ、白い鹿の角ってありますか?」(苦笑)

GM/神主:「ええ、奉ってますが…」

悠一:(資料を読んでて)タケミカヅチの奉具は剣やって〜。

GM:あぁ、じゃあ表向きはそれってことで。

陣内:関係ないな。(笑)

惣二郎:今決めたもんな。(笑)

GM:だって、これまで一回も『剣』とか出てこんだやん。(笑)

犬神:ま、確かにな。(笑)

雪那:「『古き知恵』の神って知りません?」

GM:だからその聞き方やったら、いっぱいいすぎて分からんねんって。

陣内:日本の古き、八百万の神の中から…。

GM:うん、いっぱいいるやん。まぁそう言われたらオモイカネとかも出てくるけどな…。

陣内:お、出てきたで。(笑)

惣二郎:そろそろGMが限界や。(笑)

GM:俺の消耗を狙わないでください。(笑)今って4日目の昼やな。

犬神:うん、そうなるな。

GM/神主:「で、そろそろよろしいかな?ワシも何かと忙しいのじゃが…」

悠一:「あ、最後にここの御神体は何か…」

GM/神主:「御神体なら、本殿の中にあります」

陣内:本殿行こうや!

犬神:「ではありがとうございました」

GM/神主:「はい、どぅも」

犬神:じゃ、本殿に行ってみよう。

惣二郎:中に入れる?

GM:まぁ一般客用の所までならな。

悠一:そこまで行って、御神体見てみる。

惣二郎:仏像みたいになってんの?

GM:うん、そこにあるのは…『タケミカヅチ』と『鹿の神様』。

陣内:鹿の神様ってなんや。(笑)

彩音:シシガミ様や。(笑)

悠一:デイダラボッチになってまう。(笑)

GM:横に鹿みくじがあるわ、一回500円。(笑)

惣二郎:やらんわ、そんなん。(笑)

犬神:普通のがやりたい。(笑)

GM:っていうところで『史跡同好会』に登場してもらおかな。3人いんで。

GM/猿亘:「あ、あれ!?君達は…」

GM:こう、メガネをくいっくいってしながら…。

犬神:「やぁ、尼崎さんも水瀬さんも、今日も可愛いね」(笑)

悠一:相変わらず男は放置かい。(笑)

GM/猿亘:「な、何をしているのかな、君達は?」

雪那:あ、一応隠れる。

GM:ん、はいはい。で、何してんの?

惣二郎:「…実はお前達をここで…」

悠一:殺す気満々?!(笑)

GM:あんたらむしろ、正義の味方側じゃなかったん?(笑)

犬神:学園においては、な。

惣二郎:俺らは理事長の思うがままに行動するだけやし。

GM:えぇ?!

悠一:エージェントみたいなもんなんや。(笑)

GM:もはやまるで理事長が悪人みたいになってるやん。(笑)

惣二郎:だぁって、『理事長派』と『校長派』に分かれてんねんやろ?

GM:そうやけど、誰も一般生徒を殺せとは言ってへんやん!(笑)

犬神:「勘違いするなよ?俺が守るのは俺の正義だ」

彩音:(爆笑)

悠一:何その疑わしきは罰せよ発言。(笑)

GM:手当たり次第殺そうとすんねんから。(笑)で、『史跡同好会』がオドオドしてるけど?

犬神:「まぁそうオドオドすんなって。ほら、ちょっとこっちきて、座れ座れ」(笑)

GM:どの口がそれを言うんや。(笑)

GM/猿亘:「き、君達と話すことは、何もないな!」

犬神:(ドスをきかせて)「お前らになくても俺にはあるんだよ」

GM:怖!

惣二郎:あ、ちょっと猿亘君だけこっち来てもらって話そう。

GM:誰が進んで6人に囲まれに行くねん。(笑)

惣二郎:いや、こっちの部長と2人で、ちょっと離れたとこでさ。

犬神:「猿亘、ちょっとこっちに来い」

GM/猿亘:「き、君!やめたまえ!暴力はいけないよ!」

犬神:「あ゛〜?別に何もしてねぇじゃん、まだ

悠一:まだ?!(笑)

GM/猿亘:「う、噂は聞いているよ?!何でもまた『オカルト研究会』と揉めたそうじゃないか!」

犬神:「噂聞いてるなら…俺らのこと、分かってるよ、なぁ?」

悠一:脅しやぁ〜!(笑)

GM:いいんですか、こんなんが部長で!(笑)どっちが番長やねん、ほんま…。

犬神:「ま、今日は別に何をしようってわけじゃねぇんだよ。ちょっと話がしたいだけだ」

GM/猿亘:「ほ、ほんとにやめてくれないかな〜…」

犬神:「…だぁら…何もしねぇつってんだろぉがぁ!!

悠一:とりあえず、それは話し合いの態度ではないだろ〜。(笑)

惣二郎:遠巻きに、「何か仲良さそうやな〜」って見とく。(笑)

犬神:「で、今日はここに何しに来たんだ?」

GM/猿亘:「え、だからそれは『史跡同好会』としてだね、君ぃ」

犬神:「ほぅ、で、『史跡同好会』は今どういう研究をしてるんだ?」

GM/猿亘:「そ、それこそ君に話す必要はないんじゃないか?そんな…オモイカネだなんて…あ、いやっ…」

悠一:言うてる、言うてる。(笑)

犬神:「ほぉ、オモイカネねぇ。聞いた名前だな…」

GM/猿亘:「ち、違う!この金が重い金だっていうだけなんだ…!」(笑)

犬神:「そんなもんか………理想に溺れて溺死しろ!

GM/猿亘:「ひぃ、も、もういいかな?いいかな?」

惣二郎:「会話」スキルは〜?

GM:もう猿亘君、どっか行ったで。

犬神:いらんいらん、もういらん。

悠一:しっかりヒント落としてったしな。(笑)

彩音:あんな交渉とも言えんやり方でな。(笑)

悠一:ていうか、最初から最後まで脅してただけやし、ヤクザかあんたは。(笑)

GM:ほんまに。(笑)

悠一:じゃ、次はオモイカネを探しにいこうか。

犬神:疲れたから春日さんにいつもある出店のベビーカステラ食べとく。(笑)

惣二郎:あるんや。(笑)

GM:えっと、今はもう4日目の夕方かな。ちょっと陣内君、さっきみたいな鋭い推理はもうないの?

陣内:ん〜?今のとこはないなぁ。

惣二郎:…っていうかさ、何で『史跡同好会』はオモイカネって知ってて、春日大社に来たんやろ?

陣内:……タケミカヅチのとこに行くにはオモイカネの力が必要、ってことかなぁ?

悠一:え〜、でも『史跡同好会』がそこまで掴んでるかなぁ?

惣二郎:ん〜でも口走ってたのも確かやし。

GM:あれはただ、この金が重いなぁ〜って言ってただけなんやけどなぁ…。(笑)

彩音:ヘビーマネーやってんな。(笑)

GM:そうそうそう。(笑)

PC:………………。(黙考)

GM:…じゃあもう4日目終わっていい?

犬神:え?えーと、いいかな?

惣二郎:まぁいいんちゃう?

陣内:特に思いつかん…。

GM:ん、じゃあまたあんたら4人は休憩タイムや。

陣内:また俺らだけ?!

GM:どうせタバコ吸いに行くんやろ?ほら、行ってらっしゃい。(笑)

惣二郎:…まぁいいや、吸いにいこー。

犬神:ほら彩音もや。

彩音:あ、はいはい。眠い…。



犬神&彩音&惣二郎&陣内、退室
六度GM、雪那&悠一と打ち合わせ中

(どんな会話かはこちら[裏6]参照)


5日目@:古文書完成、そして『知恵の神』到達


GM:え〜と〜、そういうわけで次の日になりました。5日目ですかね。

雪那:じゃあ皆に保健室に集まってもらうように言う。

GM:ああ、じゃあ保健室に集まろか。

雪那:「じゃあ…実は私…抜け忍なのよ…」

犬神&惣二郎&陣内:「「「………はぁ…??」」」(困惑)

GM:まぁそう言われてもリアクション困るわなぁ。(爆笑)

雪那:「で、昨日貴方達と別れてから、抜け忍の仲間達と集まってたのよ」

惣二郎:「はぁ」

雪那:「で、その時にまたちょっと情報仕入れたから〜」

犬神:「はい、どんな情報でしょうか?」

彩音:『抜け忍同盟』みたいなんがあるんや。(笑)

悠一:ってわけで、最後の虫食い言うで。




天原に昇りて 地原は枯る

花は散り行く定めなり

地の原は堕ちる 天の原は枯れ尽くす

命は消え行く定めなり

神なる存在に許しを請い そこに至るは聖獣の証

白き角獣は永遠の闇 それを慰むるは強き魔の石

神なる存在に願いを請い そこに至るは古き知恵の神

神の存在は武神の現身


さすれば『花散る里』への道は開けん

 


犬神:武神の…現身…。(メモメモ)

悠一:うん、で、『さすれば〜』に繋がる。

彩音:つまり武神をさすったったらいいねんな?(笑)

惣二郎:そうか、そういうことか!(笑)

悠一:さする違いや!(笑)

雪那:で、もう一個情報が。『史跡同好会』、だっけ?あそこはどうも見当違いのことをやってるらしいわよ。

犬神:あ〜、なんや。

悠一:だからあんまり信用するなってさ。

GM:ってことで5日目の朝ですけど。

悠一:で、武神ってのが何なのか、てことになるんやけど…。

彩音:それはタケミカヅチやろ。

惣二郎:うん、タケミカヅチが武神を指すんやろなぁ。

陣内:…よし、諏訪神社行こ!

犬神:長野やん。(笑)

GM:それはタケミナカタやろ。(笑)

陣内:似たようなもんや。(笑)

雪那:……ていうとこで、電話が鳴ってきて…。

GM:何の話や、いきなり。(苦笑)

雪那:「……どうやら『知恵の神』は西大寺にあるらしいわよ」

惣二郎:「西大寺ぃ〜?」

悠一:菅原神社?

犬神:…ああ、じゃあ西大寺の菅原神社に行こう。ここは某GMが大学合格祈願に行った所や。

彩音:ああ、何かめっちゃ小さいとこあったなぁ〜!

GM:ようやく思い出したか!(笑)

悠一:ちなみにこの情報は秋庭さんがくれてんけどな。

雪那:うん、『オカルト研究会』を使った甲斐あったわ。

惣二郎:じゃあ菅原神社に行って…。

陣内:でも行って何するん、っていうのが…。

犬神:……もぉ俺、皆について行くわ…。(疲)

悠一:部長〜!!(笑)

GM:部長も疲れ果ててもたな。(笑)

彩音:ん、じゃあ行こうや。

GM:はいはい、駅から歩くこと徒歩20分、着いたで。

犬神:手を清めて〜。

悠一:御神体が何か聞いてかんとな。

GM:ほんま小っちゃいから、全面積が教室4個分くらいやから。

惣二郎:ぱっと見、何が見える?

GM:…梅の花?

犬神:と小さいお社かな。

GM:まぁそうやな。

惣二郎:人は?

GM:一応管理師さん…神主がいるよ。

惣二郎:とりあえずその社を見に行くか。

陣内:何がある?

惣二郎:何が入ってる?

GM:拷問道具。(笑)

彩音:あれは裏の倉庫や。

GM:あ、そっか。(笑:ひぐらしネタ)

悠一:まず管理人さんに御神体が何か聞いてみよ。

GM:はいはい…これフィクションですよ。(笑)

犬神:はいはい。(笑)

GM/神主:「筆です」

犬神:まぁ『知恵の神』やしな。

陣内:ようやく見つかったな…。

悠一:ってことは…まだ『魔の石』が見つかってな〜い。石はここにあると思ったのになぁ……ここの言われとか聞いておきたい。

GM:そらまぁ、菅原道真の生まれた場所で〜くらいのことやで。

惣二郎:っとに、ここまでどれだけ遠かったか…こんな所に菅原神社あることも知らんかったわ。

陣内:このGM!このGM!

GM:ちょっと陣内君、カール投げないでください!(笑)

犬神:ちょ、俺に当たってるって!(笑)

GM:だぁって、誰もここを探してるって言わんかったし…。

犬神:まぁな、『知恵の神』っていっただけで、そっから絞っては探してなかったしな。

陣内:じゃあ春日大社意味なかったな…。

悠一:まぁ色々情報貰ったってことで。どうする?ここで祈ってみる?『神に許しを請い』って書いてあるし。

犬神:え、じゃあ『聖獣の証』は?(笑)

陣内:『強き魔の石』もないし。(笑)

GM:あれ、またそこに戻る?俺そこは解決したもんやと思ってた。(笑)



5日目A:『白い角獣』と『強き魔の石』


陣内:何や、順番に辿ってかなあかんかったんか?

GM:ほんま頼みまっせ〜。じゃあちょっと最初に戻る感じで整理してみよか。奈良行って、獣いっぱいいますね〜っていうとこから。(苦笑)

犬神:この古文書と合わせて…『神なる存在に願いを請い〜』のくだりはここ(菅原神社)だよな。じゃあこの『慰むるは強きの魔の石』が…。

陣内:どぉせまた何かの言葉遊びやろ?

彩音:尿道結石なんちゃう?

全員:(爆笑)

陣内:確かにあれは魔の石っぽい!(笑)

悠一:あれは痛いで〜!なったもん!(笑)

GM:なったんかい!(笑)

惣二郎:石…石…破魔の石?

悠一:石を意思とかけてる?

GM:あ〜、そういう考え方もあるなぁ。

陣内:っていうことは違うねんな。

GM:そういう深読み?(笑)一回古文書読み直してみ!

PC:………。(熟考タイム)

悠一:この『天原』『地原』がひょっとして別のことなんかなぁ…。

惣二郎:え〜、そうかな。そこはそんでいいと思うけど…。

陣内:それより春日大社の……。

GM:……犬神さんは、それ見て何か思い浮かんだ?

犬神:…やっぱネックはこの『白き角獣は永遠の闇』と『強き魔の石』なんだよ………永遠の闇、か……そういやさぁ。

他PC:??

犬神:あの白鹿、ちゃんとトドメさした?

悠一:さすわけ無いやろがぁ!(笑)

犬神:ちゃんと闇に入れたらな。せめて目潰しを。(笑)

悠一:あかん、あかん!(笑)

惣二郎:でもそうか…白い角獣か…。

雪那:黒く塗ったらいいんかな?

GM:〜〜〜〜!!色んなとこで情報出してるつもりやねんけどなぁ…おかしいなぁ…。(苦笑)ちょっと皆、一回振り返ってみよ、今まで何した?

陣内:まず古文書奪った。

GM:そこまで遡るんや。(笑)

犬神:で、法隆寺行って、でもハズレで…春日さん行って……『史跡研究会』の部室に忍び込み…。

GM:罪だけが思い浮かんでいくなぁ。(笑)

惣二郎:武神の現身…。

彩音:それはタケミカヅチでいいと思うねんけど…。

惣二郎:どうもこの古文書がおかしい気がする…。

GM:それは俺が作ったやつやから、多少は勘弁して。(笑)文章自体じゃなくって、今引っかかってるのは『強き魔の石』やろ?こんだけ人いたら誰か一人くらい持ってるんちゃうか?(PCのキャラシーを見ていく)

陣内:……今アイテム欄見てたよなぁ?

犬神:……!!まさか『どこでも静姉』?!

雪那:魔昌石とかならあるけど…。

GM:〜〜〜〜!人にもの伝えるって難しいなぁ…。

悠一:でもこの白き角獣にそれを使わなあかんねんから…あれ、鹿のとこで何か見落としてたかなぁ?

惣二郎:『神に許しを請う』ためには『聖獣の証』が必要なんやろ?

PC:………。

犬神:…鹿園って、怪我した鹿を保護するだけ?

GM:いや、そうでもないと思うけど。

惣二郎:まぁ『聖獣=白鹿』っていうのは当たってると思う。

悠一:で、その証ってのがその鹿の角、なんかな?ってことか。

犬神:っていうか、この白鹿って、そこへ行くために存在してるってことか…。

GM:!!はい皆注目!犬神さんがようやくいいこと言いそうです!

犬神:え??

悠一:白鹿が何て?

犬神:いや、この『花散る里』に行くためには白鹿が必要ってことは、今までにもいたんだよな。これって代替わりしてってるんだよな?

彩音:ってことは、今までの白鹿、死んだやつが『永遠の闇』ってことか!

犬神:その死んだ鹿のとこにとりあえず行ったら、何か助言貰えるんじゃね?もしくは角。

GM:〜〜〜〜!!!!!

陣内:あかん、外れてるぞ、あの反応!

GM:いやだって!!今すっごい惜しいとこまでいってんて!!俺今キターって思ってんけど…。

惣二郎:でも『強き魔の石』がまだ何か分かってへんしなぁ。

悠一:それはさっきのGMの反応を見た感じ、消耗品、誰かが持っててもおかしくないような物ってことみたいやねん。

惣二郎:でも俺らはそれ持ってなさそうやから、どっかで手に入れなあかんねん。

悠一:消耗品、どっかで買えるんかな?

陣内:地返しの玉とか?(笑)

彩音:蘇ってまうやんか。(笑)

GM:…………うん、ごめん、認める。この『強き魔の石』のくだりは俺の完全なミスや。まさかここだけで全てが止まると思わんかった。

陣内:ようやく認めたか…。(笑)

惣二郎:実際ここだけで30分以上悩んでるもん、俺ら。(笑)

GM:じゃあここで麻美さんに出てもらおう。

犬神:おぉ、いきなりやな。

悠一:っていうか、これって確か願い事適えるためのシナリオやったよなぁ。(笑)

惣二郎:現時点で皆、凄い不幸やぞ。(笑)

陣内:眠い〜!もう4時まわってるし!

GM:願い事考えときやー。(笑)

犬神:『人類皆平和でありますように』

悠一:最初に古文書奪った人が何言うか。(笑)

GM:だ、騙されませんよー!(笑)

惣二郎:でもこの古文書読んだかぎりでは、『願いが叶う』的なことは書かれてへんねんけど…。

彩音:そう言われてみれば…。

陣内:まぁいいやん!そこは突っ込まんといたろ!(笑)

GM:…ちょ、一回皆のキャラシー見せて。魔の石持ってると思うねんけど。

PC:はい。(見せる)

GM:うん…うん…うん…全員持ってるやん!(笑)

陣内:全員の持ち物の共通点見つけろ!

雪那:…傷薬!?

惣二郎:石ちゃうやん。(笑)

彩音:!!装備の『秘石の指輪』って持ってる人!?

犬神&彩音&陣内&悠一&雪那:はい!(挙手)

惣二郎:俺だけ持ってない?!(笑)

GM:そらあんた、サンダルとかはいてるからや!(笑)ていうか、いっぱい持ってるやんけ。

彩音:っていうか、これって魔石やったんやな?!

GM:そこ見て買ったんじゃないんですか?!

惣二郎以外PC:防護点しか見てなかった!!

GM:効果も見て買ってください!

惣二郎:っていうか、そんなん思いつくかよ!!(笑)

陣内:(ルールブック見て)一応『魔力のある石』とは書かれてるなー。(笑)

悠一:盲点やったわ〜!(笑)

GM:いやでもな、ぶっちゃけ魔力ある石やったら何でもいいことにするつもりやってん。装備、アイテムどっちでも良かってん。(笑)

陣内:じゃー行こ行こ。(笑)

犬神:はぁい、鹿園行きますよー。(笑)

惣二郎:あれ?鹿の墓?

GM:何でやねん!

陣内:いや菅原神社でいいんやろ?

雪那:え、白鹿は…?

犬神:ちょっと落ち着け、シナリオ破綻しかけとるぞ。(笑)


皆が落ち着くまで少々お待ちください

惣二郎:…ふぅ、え、で、ようは鹿園に行くのかな?あ、でも『白い角獣は永遠の闇』か…やっぱ死んでる鹿のとこ行かなあかんのかな?

GM:…………。

陣内:あ〜、あの反応見るかぎり、死んだ鹿っていうのがまず違うみたいや。

惣二郎:え、でも永遠の闇にいる鹿なんやろ?

GM:一言も白鹿死んだとは言ってませんよ?

惣二郎:うん、でも怪我しただけやろ?それは永遠の闇とはいわんやろ?

GM:〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

陣内:(読み取る)…ん、どうやら怪我した白鹿をとりあえず治したらいいみたい。そしたら何かくれるんやろ。

犬神:あ〜、あれか。馬とか鹿が足怪我したら一生使い物にならんっていう、あれか。

悠一:っていうことだろうね。だから永遠の闇、ととれんこともないかなぁ。

GM:…ほんとはシナリオ途中でネタバレすんのも嫌やけど…足怪我したら、ずっと鹿園の中、闇の中でしょ?

悠一:ちょっと気になったのがさー。

GM:

悠一:そんな都合よく鹿が怪我するもんかな?

惣二郎:あといくら鹿園が小屋っていっても闇ではないやろ〜。

GM:……………。

陣内:も、もういいやん!とりあえず鹿園行こ!(汗)

犬神:だな、鹿園に行った。

雪那:じゃあ「私、獣医師の資格持ってるんですけど、怪我した鹿ちゃん診てあげたいな♪」

GM:何でそんな馬鹿正直に正面から行くんですか!(笑)

彩音:忍びこんだったらいいねん。(笑)

犬神:トドメさしたるわー!これがほんとの永遠の闇じゃー!バッサー!

惣二郎:やったったらええねん。(笑)

犬神:あ、ちなみに行ったん、その日の夕方くらいな。

GM:うん、まぁ忍び込むぅ言うくらいやしな。(笑)

雪那:じゃあ見回りの人倒して…。

悠一:え、いや、さすがにおらんやろ〜。小屋の警戒装置さえ何とかすればいいと思うけど…。

彩音:え、でも怪我した鹿がいるだけのとこにそんな設備あるん?

犬神:怪我した鹿だけちゃうで。奈良公園中の鹿が同じとこで全部管理されてんねん。

彩音:え、そうなん?!

犬神:うん、角笛で全部寄ってくるように躾けられてるしな。

惣二郎:あと小屋って冷暖房完備やしな。

犬神:そうそう。

GM:……そこまで知ってるんやったら…。

犬神:(遮って)さー行こうかー!(笑)



5日目B:天へと続く階段


雪那:じゃあ【隠密行動】で…。

悠一:いや、それやと持ってる人とそうじゃない人がいるから…。

惣二郎:全員で行っていいと思うで。

陣内:行って鹿治すだけやろ?

彩音:まぁ皆で行ったらいいねん。

雪那:ん、じゃあ中に入っていった。

GM:はい、怪我した白鹿がいますよー。

雪那:指輪の力使って怪我治す。

GM:はいはい、それでもういいですよ。はい、怪我治りました、もぅ。(投げやり)じゃあ鹿が喋るわ………あぁ、何かテンション下がってもぉた…。

惣二郎:あんだけ俺らを迷わしてか!(笑)

悠一:あれでも僕ら考えててんで?!(笑)

GM:いやまぁそうやけどなぁ。(苦笑)ごめんごめん、テンション上げるわ。(笑)

GM/白鹿:「ああ…よくぞ我が傷を治してくれた…!」

悠一:「鹿が喋った…?!」

GM/白鹿:「ここに来たからにはあの盟約に従いて来たのだろう」

GM:…もぉ〜…。(溜息)

悠一:もぉ〜って。(笑)

陣内:牛やったんか、お前。(笑)

惣二郎:白くても何も珍しくない。(笑)

犬神:まぁ角はあるけどな。(笑)

GM:いや、ようやくここまで来たなぁ〜って。(苦笑)

惣二郎:ていうか、こいつが怪我することは決定事項やったんや。(笑)

悠一:じゃあ代々の鹿も事故ってたんかな。(笑)

犬神:う〜ん、辛いとこやな。(笑)で?

GM/鹿:「では盟約に従いてこれをそなたに授けよう」

GM:って言って、はい!角あげる!

PC:投げやりやぁ〜!!(笑)

雪那:それって、奉られてるやつパクったら終わってたんちゃう?

惣二郎:いや、鹿に認められなあかんかったからな。

陣内:さー、菅原神社に行こ!

惣二郎:おー、行こー!

GM:じゃあそろそろ5日目の夜になりますよ。で、菅原神社に来た、と。

惣二郎:んで、『神に願いを請う』の?

GM:いや、菅原神社に行ったら、その角が反応した、と。はい!そしたら菅原道真が出よか!出ましたよ〜、天神様。

彩音:(拝んで)あ〜どうか学力が上がりますよぅに〜…。

悠一:何か切実やな。(笑)

GM:ていうか、そんなんでいいんですか?それやったら最初から『花散る里』行って願い叶えてもらえばいいねん。

陣内:あ、そうや。「『花散る里』ってどうやって行ったらいいんですか?」

GM/天神:「………」

犬神:…『さすれば花散る里への道は開けん』…ってことやから…。

惣二郎:ああ、「『花散る里』への道を開いてください!」

GM:そうそう、そう言ってくれたら、

GM/天神:「おぉ、その印を持つということは、その資格がある者だろう」

陣内:俺らよくやったよな!!

PC:(互いに誉めあう)

GM:うんうん、良く来た良く来た。(笑)

GM/天神:「では、我と同じく神なる存在に出会いて、最後の資格を得るが良い」

惣二郎:………まだいるんか、資格…。

GM:ここまで来たら一緒やん。(笑)

悠一:『神なる存在』ってことは…。

犬神:オモイカネ。(笑)

GM:ここにきてまだそれ言うか!『史跡同好会』レベルですよ!(笑)

犬神:ちゃうねん、『オモイカネ』っていう響きだけがさっきから頭の中でサブリミナルしてんねん!(笑)

彩音:分かる気はする。(笑)っていうかタケミカヅチではないの?

惣二郎:やな。

GM:はい、じゃあ本殿に通されたらタケミカヅチが出てきましたよ。昔の白い服に勾玉つけて、髪の毛両端でまとめて、草薙の剣持って…。

陣内:それ明らかにペル3のやつやん。(笑)

GM:うん。(笑)まぁ現れました。はい!(合図?)

彩音:「『花散る里』への道を開いてください」

GM:はい!ようやくここまできました〜。(笑)長かった……ていうかさり気なく今美味しいとこ、彩音が持ってったな。(笑)

陣内:ほんまや!(笑)

彩音:(笑)

悠一:まぁ狙ってるって公言してたからなぁ。(笑)

GM:はい、じゃあ光の階段が、西の空、春日山に向かってグ〜ンと伸びていきました。

彩音:ダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!

悠一:走ってく!

惣二郎:昇るわなぁ。

犬神:…ま、シンガリかな。

陣内:…ここで皆でバトルロワイヤル?(笑)

全員:(爆笑)

犬神:それが最後の資格?(笑)神が「皆さんには殺しあってもらいます」?(笑)

GM:そんなBRな神様嫌やで!間違いなく死神(アルカナ)の神やん!(笑)

惣二郎:まぁ昇ったと。

GM:はいはい、じゃあ昇っていってたら……。



次回に続く>>

[次回予告] ついに降り立つは神々の住まいし土地『天原』!
そこでまたもやPC達に遅い来る数多の苦難!
別れる絆…そして明かされる秘密の数々…。

次回、「花散る里の子守唄<下>」  乞うご期待!!