ＧＭ：とりあえず今回、最終話ってことで！

天狼：格好いい題名頼むで！

陣内：ここは下呂温泉やから、ゲロにちなんで…。

犬神：止めてくれ！（笑）

彩音：『ゲロまみれの夜』とか。（笑）

雪兎：…まぁ、結局最後に残るんは一人なんやろ？

彩音：え？え〜っと…。（汗：第�V部参照）

犬神：ま、ありゃあくまで“Ｉｆ”やけどな。

ＧＭ：ちょっと待ってな、題名考えてなかったわ…。

ＧＭ：……え〜…じゃあ…あ、『曙』で。（苦笑）

陣内：ドモったな。（笑）

ＧＭ：ええねん、曙で！夜は明けるもんやねん！はい、『曙』です！

犬神：はい、では…最終話『曙』、ということで…。

彩音：始めよか！

ＧＭ：えっとな、今は…前回の話、皆覚えてる？

犬神：第８話は……確か、学祭の話やったな。

ＧＭ：そうそう、生徒会の揉め合いのやつな。あの事件が９月やってん。

犬神：あ、あれが９月か。

ＧＭ：うん、それで無事に学祭が終わりました。更に２ヶ月過ぎて、１２月になりました。

犬神：「（彩音＆雪兎に）俺達も、あと３ヶ月くらいで卒業だなぁ」

天狼：ほんまや！（笑）

彩音：「何年かかった、この卒業までに…」（笑）

雪兎：「センター試験あるから、そんな忙しいことさせやんといてや」（笑）

犬神：「ま、俺と彩音は推薦でいくから」（笑）

ＧＭ：え〜っと、高３が３人（犬神、彩音、雪兎）で、１７歳の高２（惣二郎、天狼）と…１３歳（陣内）か。（笑）

天狼：高２か…立ち位置は中堅で決定やな。

ＧＭ：で、もうすぐ卒業する先輩達に後輩から何か言葉は？

彩音：絶対あるわけない…。

全員：（爆笑）

天狼：え、それはどっち？後輩からの言葉が？それとも卒業が？（笑）

彩音：後輩からの言葉や。

陣内：卒業と同時にこの部は廃部ということで。

天狼：そうなんの？！（汗）

犬神：まぁ３人抜けたら、人数不足で自動的に廃部にはなるか。

ＧＭ：そうやなぁ、何とかして来年、新入部員Ｇｅｔしやんとな。

犬神：ほんまや、オカルト研究会に負けるなよぉ〜？

ＧＭ：遠野さんに負ける……あ、オカルト研究会は全員高３や。（笑）

天狼：向こうも自動的に廃部やん！（笑）

ＧＭ：どっちもなくなって丁度いいって？（笑）

惣二郎：学園の恥部がなくなっていいやん。（笑）

ＧＭ：え〜、で、次期部長を考えてもらいたいねんけど。

犬神：…引継ぎか！

ＧＭ：そうそう。

犬神：「え〜…では、後のことは……静姉にお任せします！」

天狼：えぇオチついたぁー！（笑）

惣二郎：いい人選やな、さすが部長。（笑）

ＧＭ：で、実際は？

犬神：「ん〜…じゃ、後のことは任せたで、惣二郎」（笑）

陣内：終わった、この部…。（笑）

惣二郎：ａｍｐｍにしかいない、この俺を。（笑）

犬神：「世界中のａｍｐｍの運命はお前にかかっている！」（笑）

陣内：最近ａｍｐｍ負けてきて、減ってきてるけどなぁ〜…。

惣二郎：ほんまやなぁ…しかも学校近くにしか行かんしな。（笑）

犬神：まぁ、冗談はさておき、「天狼さん、任せましたよ」

天狼：あれっ、結局僕なん？！

犬神：ま、まっとうにいけばな？

雪兎：いやいや、部長（天狼）とリーダー（惣二郎）や。

天狼：どっちもそういう役職なんや！（笑）

犬神：あ、じゃあそれで。部長（天狼）リーダー（惣二郎）番長（陣内）。（笑）

天狼：何か派閥ができそうやー！（笑）

陣内：番長含めやんといてー。（笑）

ＧＭ：構成員２人やん。（笑）

天狼：番長とはいわれへん。（笑）

ＧＭ：まぁ引継ぎもそんなもんで……じゃあ期末やな。３年生は学年末テスト、それ以外は期末テスト。

天狼：何かで判定する？

ＧＭ：そりゃ知力で…あ、知力ってないんか、「魔力」判定やな。

犬神：……「運」で判定していい？！（笑）

彩音：あ、私もそれで！（笑）

ＧＭ：じゃあ「運」で成功したらヤマがあたったってことで、「知力」＋３０％にしよか。ただし、失敗したら−３０％な。

天狼：いきなりヤマはるんや！（笑）

犬神：「運」ならまだ５０％ある！（コロコロ）ヤマ外したぁぁー！！−３０％したら「知力」判定５％やぁー！（コロコロ）成功するわけねぇ〜！（笑）

彩音：「運」（コロコロ）は成功！次＋３０％で（コロコロ）０…０…ファンブルやぁー！！（笑）

ＧＭ：留年フラグきたぁー！（笑）

全員：（爆笑）

惣二郎：赤点ばっかりやな。（笑）

ＧＭ：卒業する気ないやろ。（笑）

陣内：何で一発目からファンブルやねん。（笑）

惣二郎：「え〜…来年もよろしく、お２人さん♪」（笑）

犬神：「そだね〜、よろしく〜♪」（笑）

雪兎：（コロコロ）…普通に成功。

彩音：一人ウザイっ…！

天狼：（コロコロ）０６、クリティカルした。（笑）

雪兎：すげぇ、学年トップや！

惣二郎：（コロコロ）あ、ごめん、俺頭いいかも。成功したわ。

ＧＭ：おぉ？番長は？

陣内：（コロコロ）…まぁ、番長はもちろん失敗やけどな。（笑）

ＧＭ：失敗かい！

陣内：でも番長、まだ中１やから。（笑）

彩音：……あかん、何かこの結果、微妙にリアルやねんけど。

全員：（爆笑）

雪兎：「このクズ共め…だから勉強しなきゃいけないんだよ…」

犬神：「いいんだよ、推薦決まってっから」

雪兎：「留年したら推薦も関係ないだろ！」（笑）

惣二郎：“さん”付けと呼び捨て、どっちがいい？

犬神＆彩音：呼び捨てで。（笑）

天狼：それでいいんや。（笑）

犬神：同級生じゃないかぁ。（笑）

彩音：焼きソバパン買ってきました！（笑）

天狼：パシリになってる！？（笑）

陣内：…俺が先輩になったら…。

犬神：その時は俺ら、６留してる時や。（笑）

天狼：その前に追放されてるわ。（笑）

惣二郎：ま、めでたく留年が確定した所で、先いこかー。

天狼：めでたくね〜…。

ＧＭ：…まぁ、しゃーないなぁ。補修授業に出てもらおか。

犬神：はい。補修も何か判定が？

ＧＭ：まぁ、その前に。無事期末も終わって、さぁ冬休みです！今、１２月の１６日な。明日から冬休みやけど、皆の予定は？

雪兎：勉強。

他全員：うわぁ…。（汗）

天狼：じゃあ…部長、勉強見ましょうか？（笑）

犬神：あ、結構です。千鶴に見てもらいますんで。（笑）

彩音：じゃあ私は神羅に。（笑）

ＧＭ：これやから彼女持ちは…。

惣二郎：年末で雑誌が出ないしなぁ…。

犬神：合併号ばっかりやねんな。（笑）

天狼：ある意味リアルや。（笑）

惣二郎：家に帰るかなぁ……家といっても橋の下やねんけどな。

ＧＭ：そういや、そうやったな。（笑）

犬神：もうちょっと上流の方に上がっていくんちゃう？（笑）

惣二郎：下流は寒いんで。（笑）

ＧＭ：陣内君は？

陣内：…Ｇジェネ魂、かな。

ＧＭ：最後に引きこもりか。（笑）

天狼：どんな部活や。（笑）

犬神：こういう部活さ。（笑）

惣二郎：絶対途中から、ゲーム研究会とかに名前変わってんねんな。（笑）

天狼：あ、僕は家の神社が年末忙しいからその手伝いかな。

ＧＭ：はいはい、分かりました。じゃあ全員、週に１回は顔出してや。

犬神：え、それは何曜日？

ＧＭ：特に決まってへんよ。

陣内：そこは部長が決めてや。

犬神：俺？ん〜、じゃあ毎週月曜日、部室に集合で。

ＧＭ：はいはい、じゃあ今が１６日の水曜日にしよう。

陣内：あの〜…月曜日はちょっと塾…習い事が…。（笑）

彩音：何で番長が塾行ってんねん。（笑）

犬神：え〜だから次集まるのは…２１日の月曜日やな。

ＧＭ：ん、じゃあそれまで全員、自由！

天狼：テストも終わったし、皆でどっか行きます〜？

彩音：テストの結果が悪かったので、折檻を受けております。

ＧＭ：神羅に？（笑）

彩音：うん。（笑）

惣二郎：折檻に参加してます！（笑）

天狼：何してはるんですか。（笑）

ＧＭ：え、他には？

雪兎：図書館やって、何回言わしたら分かんねん…。

惣二郎：あ、じゃあ図書館で勉強してる人を馬鹿にしに行きます。（笑）

天狼：それも凄いな。（笑）

ＧＭ：じゃあ犬神と彩音は１７，１８，１９日と補修な。これに出たら卒業させたるわ。

犬神：あいよ。

彩音：うわぁ〜…。

惣二郎：よし！全力かけて阻止しよう！

陣内：それに参加する！

彩音：何だ、コイツら…。（汗）

惣二郎：毎日何かチェックしようや。起きれるか、とか。（笑）

ＧＭ：あぁ、じゃあ「バッドステータス回復」の判定値で、行く気が起こるかどうかの判定してもらおか。まずは１７日から。

彩音：「学校行きたくない病」からの回復判定！（コロコロ）はい、失敗〜！（笑）

犬神：（コロコロ）ここは成功！（笑）

天狼：彩音、初日から欠席〜！（笑）

犬神：「あれ？神楽坂、来てねぇのか〜？」（笑）

彩音：もぉ、あかんわぁ〜…。（涙）

惣二郎：じゃあ次は、遅刻で行けたかどうかの判定？（笑）

ＧＭ：そうやな、じゃあ「速さ」で判定やな。

犬神：電話しよ、「おぃ、彩音！補修始まんぞ、早く来い！」

天狼：「先輩！神羅先輩が怒ってますよ！」

彩音：急いで行かんと…！「速さ」やな…５５％（コロコロ）５…３！ギリギリ成功したぁ！

天狼：ギリギリ駆け込んだぁー！（笑）

ＧＭ：一日目からヤレヤレやな。（苦笑）

彩音：「あ〜、危なかったぁ〜…」（汗）

ＧＭ：じゃあ１７日はこうやってカリカリ勉強して終わりましたー。精神ダメージ１Ｄ10くらっといてな。

犬神：ダメージか！（いっコロ）１０点。（ＴＴ）

雪兎：いきなりＭＡＸダメージか。（笑）

犬神：「今日…本気でダルかった…！」（汗）

彩音：（いっコロ）まぁ、３点だけくらっときますわ。

陣内：どんだけ勉強嫌いやねん。（笑）

ＧＭ：何を人事みたいに言ってるん？陣内君も他人事ちゃうねんで？アンタも判定失敗したの、俺覚えてますよ？

陣内：…え？（汗）

惣二郎：こぉの、負け犬共〜！（笑）

天狼：実は頭良かった人。（笑）

陣内：…やっぱ、陣内君も補修受けなアカン？

惣二郎：あ、でも陣内さんは「体力」あるから朝起きれるんちゃう？

犬神：いや、「体力」あるせいで夜更かしして、朝辛いタイプやろ。（笑）

陣内：うん。だから夜中までＧジェネ魂してたって！（笑）

ＧＭ：進学できませんよ？（笑）

彩音：り、リアルや…。（笑）

犬神：じゃ、１８日目、いく？

ＧＭ：そやな、またちゃんと朝起きれたかどうか判定やな〜。

犬神：行く気がおきるかどうか…（コロコロ）６０、普通成功やな。

彩音：（コロコロ）０４、無駄にクリティカルした。

雪兎：今日こそは、やな。（笑）

ＧＭ：汚名返上やな。（笑）

天狼：陣内さんは？

陣内：しゃーないなぁ〜（コロコロ）成功してもたし、行ったるわぁ〜。

ＧＭ：はいはい、じゃあまた無事に１８日も過ぎました、と。他の人は何もせぇへんの？

天狼：暇やから学校行ってるわ。

雪兎：だから図書館で勉強してるってば。東大目指してんねんから。

ＧＭ：あれ、じゃあ頭良いキャラやん。

彩音：いや、頭は悪いんやろ？

雪兎：うん、頭は悪いよ。（笑）

ＧＭ：何やそら。（笑）

惣二郎：じゃあ毎日コンビニに行ってるー。

ＧＭ：何してんねん。（笑）

惣二郎：暖を求めに。

犬神：切実やー！（笑）

彩音：浮浪者やん。（笑）

天狼：あ、じゃあ良い子ぶっとこ。部室の大掃除でもやっとくわ、年末やし。

ＧＭ：あぁ、じゃあみなも、覚えてる？第３の幽霊部員、あの子もそれ手伝うわ。

天狼：お、じゃあ一緒にやるわ。

ＧＭ：ん、じゃあマグネタイト支払ってな。

天狼：…え？そんなん、持ってないよー。

雪兎：そもそもマグネタイト・システムがなくなったからな。

ＧＭ：あれ、そっか。

彩音：そうやな、悪魔召還は＜命運＞支払ってたからな。

ＧＭ：あぁ、じゃあ…。

彩音：……って、何でそんなことに＜命運＞支払わなアカンねん！（笑）

天狼：大掃除のために＜命運＞使うとか、命賭けすぎやろ〜！（笑）

ＧＭ：はいはい、じゃあまぁ、適当にマグネタイトを得て手伝ったってことにしとこか。

天狼：はい、一緒に大掃除をしました、と。

惣二郎：…生贄を支払ってんな。

ＧＭ：猫とか？（笑）じゃあ最後、１９日。

陣内：しゃーない、真面目に行ったろか〜。

彩音：（コロコロ）ＯＫ，１２で成功！

犬神：（コロコロ）１６、成功！俺３日共真面目に行ったわ。（笑）

陣内：（コロコロ）２６、まぁ成功やな。

ＧＭ：じゃあ３人共無事、進級できたわ。ちなみに２人は大学どうするん？

彩音：え、そりゃエスカレータでしょう。

犬神：推薦やなぁ……あ、でも付属ってちょっと嫌かも…。

ＧＭ：ちなみに千鶴は体育大な、神羅は付属。

犬神：………さて、今から勉強始めるかなぁ。体育大の試験勉強て何したらいいんやろ。

ＧＭ：そりゃ、実技でしょう。

彩音：え、何の実技？（笑）

ＧＭ：何科で受けるか、やな。

犬神：と、言われてもなぁ…何があるんやろ。

天狼：球技関係とか、陸上関係とか…？

犬神：あ、じゃあ走るやつ。「速さ」は１２０％あるから自信あんで。（笑）

ＧＭ：十分余裕で受かる実力ですわ！（笑）

雪兎：…ていうか、むしろ弓道じゃないの？

犬神：実は弓にはあんまり自信はないねん。肝心なところでいつも外すから。（笑）

ＧＭ：ん、じゃあこれで１９日は終わって、２０日はお休みで…。

雪兎：いや、それでも図書館で勉強する！

ＧＭ：うわぁ…。（汗）

犬神：じゃ、イチャイチャしとく。（笑）

天狼：え〜先輩、遊びに行きましょうよ〜。

犬神：悪いな、先約が入ってるんだ。（笑）

彩音：あ、私も先約が…。（笑）

天狼：何や、コイツら。（笑）

ＧＭ：最後の思い出作りもへったくれもあらへんな。（笑）

天狼：ほんまや。（笑）

彩音：悪いけど、こっちのが大切やからな。（笑）

犬神：＜大事な存在：千鶴＞ですから。（笑）

彩音：同じく。（笑）

惣二郎：じゃあ図書館を邪魔しに行くかぁ……図書館には燃えるものがたくさんあるよな？暖かいってことやな？

天狼：放火？！

犬神：そこまでして暖を求めるか。（笑）

惣二郎：人生はサバイバルやねん！（笑）

ＧＭ：ていうか、犬神もここで勉強してるんちゃうん？

犬神：あ、そうやな。じゃあ図書館で勉強デートや。

ＧＭ：うわぁ……落ちろ落ちろ〜。（笑）

雪兎：「あれぇ？犬神じゃん、何してんだよ〜？」（笑）

犬神：「（余所余所しく）え？あ…お、おぅ…久しぶり〜…」（笑）

雪兎：「お前、何勉強してんだよ。そのまま上に行くんじゃなかったのかよ〜？」

犬神：「い、いやぁ、ちょっと考えを改めてな…」

雪兎：「お前の頭じゃ無理だって」

犬神：「だぁ〜いじょうぶだって、何とかなるなる！重要なのは実技だし」（笑）

雪兎：「体育大学だからって、勉強だって必要なんだぞ〜？」（笑）

犬神：「ダイジョウブ、ダイジョウブ、世の中には＜命運＞というものがあるから何とでもなるって！」（笑）

ＧＭ：悪い使い方や…。（笑）

惣二郎：…【マハラギ】でも撃って…。

天狼：暖取りますかぁ〜。（笑）

惣二郎：他に誰がいようとも。（笑）

天狼：大丈夫、僕は『火避け神父』があるから火傷しない！（笑）

雪兎：制服が火に強いタイプやから。（笑）

犬神：ドラゴンシリーズの装備で火に強いで。

陣内：…でも彼女が…。

犬神：！！そうか！じゃあ、椅子投げて窓割って、抱えて飛び出るわ！

ＧＭ：無駄に格好いい！（笑）

惣二郎：あ、それで不審火やからさ、推薦取り消しにしたったらいいねん。

犬神：しまった…コレ（タバコ）消し忘れてた！

ＧＭ：ほんまにアンタやったんかい！（笑）

犬神：絶対誰も来ない本棚の影で隠れて吸っててん。しかもポイ捨て。（笑）

ＧＭ：そら燃えるわ！（笑）さてさて、じゃあ場も暖まった所で本編にいこか。

ＰＣ：お〜！

天狼：えっと、２０日が過ぎたんかな？

ＧＭ：そうやな、２１日の月曜日になったで。

彩音：…あれ？これ、クリスマスを挟むんちゃう？

ＧＭ：そうやな、そうなるかもな。じゃあ皆、「運」判定して。

陣内：な、何や、急に？！（汗）（コロコロ）最初に５出た時点で無理やわ！

他５人：（コロコロ）成功！

陣内：…あれ？

ＧＭ：え〜一人だけ失敗？（笑）

陣内：何やねん…。（ヤサグレ）何？俺だけサンタさんが何もくれんかったとかか〜？

犬神：一番年下やのに。（笑）

天狼：ほんまや。（笑）

惣二郎：俺はまだサンタさんを信じてる年頃やから。（笑）

ＧＭ：じゃあ「運」判定に成功した人は夢を見ます。

陣内：仲間ハズレや…。

犬神：全っ然関係ない夢見てんな。（笑）で、どんな夢？

ＧＭ：夢の内容ってのはな、小学生くらいの男の子が歩いている夢やねん。どこを歩いているかっていうと、普通の繁華街を想像してくれたらいいわ。

犬神＆天狼：ふんふん…。（メモメモ）

惣二郎：ふ〜ん…。

彩音：…２人、めっちゃカリカリ、メモしてる…勉強してるみたいや。（笑）

ＧＭ：ここで書くか書かへんかで、性格の違いが出るなぁ。（笑）

陣内：だって、俺夢見てへんしぃ〜。（イジイジ）

ＧＭ：そもそも見てない子がおった。（笑）

雪兎：俺はそんな夢、見てても気にしてる時間帯じゃないから。

天狼：寝てるから夢見てるんちゃうんかい。（笑）

雪兎：いや、寝てる間も睡眠学習で耳元で単語流してるもん。

天狼：うわぁ〜…。（汗）

惣二郎：どうせ橋の下で見るのは悪夢やろ…。

全員：（爆笑）

犬神：はい、続きいこー。

ＧＭ：ん、少年が歩いてんねんやん。

雪兎：あれ…？陣内じゃね？

陣内：俺か。（笑）

ＧＭ：いや、違うよ。もっと小さい。

天狼：小学生くらいって言ってたな。

ＧＭ：そうそう。で、肩を落としてトボトボ歩いてんねん。決して明るそうではない。で、繁華街の道端で立ち止まって、周りを見渡して……。

惣二郎：大人に悪戯されたんです！

天狼：それはマズイ…！（汗）

ＧＭ：洒落にならへん…。（汗）『こんな世界……間違っている…！！』って呟くわ。

犬神：ふんふん…（メモメモ）…それから？

ＧＭ：次の瞬間、道行く人々が血まみれになって倒れてるわ。その少年が顔上げた瞬間やな。

彩音：…え？それは、さっきまでは普通やったのに？

ＧＭ：うん、普通の街やったのに、その少年が呟いて顔上げた瞬間に…スプラッタ。

惣二郎：フロイト先生によると、そういうのは性欲の表れらしいで。

全員：（爆笑）

犬神＆彩音：あ〜、ムラムラしてきた〜。（笑）

ＧＭ：まぁ、そういう夢を見ました。

惣二郎：…溜まってんのかなぁ〜…。

天狼：僕ら、全員？（苦笑）

ＧＭ：あ、ごめん。夢の最後に、血まみれでのた打ち回ってる人達を見て少年がほくそ笑むねんけど、そこに一人の老人が現れんねん。

犬神：！？……ひょっとしてその老人、車椅子に乗ってたりします…？（汗）

ＧＭ：車椅子に乗ってんなぁ。で、一言、『お探ししておりました…』って言う…。

天狼：…まぁ、分かりやすいっちゃあ、分かりやすい…。

ＧＭ：っていう所で全員、目覚めるわ。

陣内：（伸び〜）あ〜…Ｇジェネ魂しすぎてねみぃ〜…。

他全員：（笑）

雪兎：…Ｓ．Ｖ．Ｏ．Ｃ．……。（第５文型）

天狼：今頃そんなとこやってんの？！東大絶対無理やろ！（笑）

雪兎：てめぇ、舐めんなよ？！特進クラスとかいっても、ちなみに俺、頭悪いぞ？！

天狼：勉強する姿勢は偉いと思うよ。（笑）

惣二郎：多分センターの前日に、センターに出願してたかチェックするレベルやろ。（笑）

雪兎：大丈夫、学校が出してくれる…！

犬神：っていうところで、月曜日の朝なんかな？

ＧＭ：そうやな、２１日の月曜日です。

天狼：「これは…予知夢か…？」って疑うかな？

犬神：『とりあえず部室に朝１０時集合〜！（￣＾￣）／』ってメーリングリスト回すわ。

彩音：さぁって、起きれるかなぁ〜！（笑）（コロコロ）あ、起きれたわ。

天狼：（コロコロ）起きれた。『ラジャッ！（＞▽＜）ヾ』って送るわ。（笑）

雪兎：（コロコロ）起きたけど…返信〜。『そんなの行ってる暇はねぇ！』

犬神：『いいから来やがれ』

陣内：（コロコロ）…＿（←アンダーライン）付いてたら９やな？

ＧＭ：そうやで……あれ、てことは？（笑）

陣内：９３、失敗やぁ〜。ま、しゃーないんちゃうかな？（笑）

ＧＭ：今から寝るところなんやろ。（笑）

惣二郎：Ｇジェネか。（笑）（コロコロ）あ〜成功してしもたぁ〜。Ａｍｐｍに登校します。

ＧＭ：行く所間違えてる。（笑）

雪兎：問答無用で図書館で勉強してる。

犬神：…分かった。部室行く前に、Ａｍｐｍ→図書館→部室で行くわ！（汗）

ＧＭ：ルートが決まったな。（笑）

惣二郎：で、図書館で不審火が…。（笑）

雪兎：全員、「速さ」で逃げるんやろ？で、一番最後の奴が…。

天狼：犯人って？（笑）

雪兎：…って俺、「速さ」５しかない…！（汗）

天狼：僕３…！（汗）

惣二郎：１３〜♪

犬神：…２０、全力で逃げる。（笑）

彩音：えっらい早いな！（笑）

陣内：役立たず共が無駄に早いなぁ〜。（笑）

惣二郎：逃げ足だけは速いねん。（笑）

犬神：光速４秒２の足で逃げる。（笑）僕の武器は…この素早っしこさだけなんだ…！（ＡＣ２１ネタ）

天狼：ってことは…僕が犯人になってまう…！（汗）

惣二郎：まぁまぁ。（笑）

犬神：じゃあ部室に集まろうか。（笑）

ＧＭ：はいはい、じゃあ部室＝理事長室に集まりました。

惣二郎：…あれ？そうやっけ？

ＧＭ：うん、そうやで。だからめっちゃいい部屋やねんで。

雪兎：「理事長……センター試験の特薦アップの件、大丈夫なんでしょうか？」

天狼：い、嫌なやっちゃなぁ〜。（笑）

ＧＭ：ていうか、自分らぐらいなら余裕やで。（笑）

犬神：「理事長！俺、体育学科受けようと思うんですけど！」

永倉（ＧＭ）：「…ということは、推薦の話は蹴る、ということかね？」

犬神：「はい！自分の力で…千鶴と同じ大学に行きます！」

ＧＭ：めっちゃ下心アリですやん。（笑）

雪兎：だってこの人、『遊び人』やもん。（笑）

犬神：うん、『弓術家』の『遊び人』やな。（笑）

ＧＭ：人生設計、大丈夫なんか…？（汗）

天狼：そんなん、ないやろ？（笑）

犬神：もちろん、ないさ。（笑）

ＧＭ：じゃ、部長。何か言ってや。

犬神：え……？…「え〜、本日皆に集まってもらったのは他でもない」

天狼：すげぇ、部長やってる。（笑）

犬神：「あ〜…ところで、陣内はどうした？」（笑）

天狼：「そ〜いえば、見てないですねぇ〜」（笑）

ＧＭ：やってさ、陣内君？（笑）

陣内：あ〜〜〜…よく寝たわぁ〜。

犬神：理事長室の電話からかけたろ。

天狼：ホットラインや。（笑）

犬神：「あ〜陣内君、陣内君。起きているかね？」

陣内：「う〜…起きてますよぉ〜…」

犬神：「そうか〜…じゃあ、５分で来い」（笑）

陣内：「あ゛〜…５分はちょっと無理ですわ〜…というか、今日はちょっと…」（笑）

犬神：「あ、ところで君のメモカ、預かっているんだがねぇ」（笑）

陣内：「そ、それが無いとさすがに…ていうか、それ取りに来た時に起こしてくれたらいいのに…」（笑）

ＧＭ：確かに。（笑）

惣二郎：悪意しかない。（笑）

犬神：これがあれば、どこからでも走ってくるだろ。（笑）全員の弱味１個ずつ握っとこ。

ＧＭ：な、何て部長や…。（汗）

犬神：惣二郎やと…ズボンとかな。下冷えるぞ〜。（笑）

惣二郎：大丈夫！元からズボンは履いてないから！

他全員：えぇぇ〜？！（笑）

惣二郎：装備は、『帽子』『Ｔシャツ（長袖）』『下駄』！潔いやろ〜。（笑）

犬神：下丸出しかよ。（笑）

陣内：フル●ンや。（笑）

犬神：じゃあ下駄の片っぽだけ預かっとく。（笑）

ＧＭ：そもそも歩かれへん。（笑）

惣二郎：いっそ無い方が、っていう。（笑）

天狼：で、陣内君にも来てもらったということで？

ＧＭ：部長、何かすることある？

雪兎：「部長、早くしてよ。俺早く勉強したいねん」

犬神：「あ〜そうか…そうやなぁ…」

天狼：「はい部長、お茶です」

犬神：「あ、どもども。ん〜…何しよ…」

天狼：あれぇ〜？（笑）

雪兎：「あ、じゃあ図書館で勉強しきま〜す。ガラガラガラ（扉開ける）」

犬神：「え、いや、待て待て……ちょっ、待てよ！」

彩音：出た。（笑）

ＧＭ：毎シナリオに１回は出るっていう。（笑）

犬神：「あ〜ところで俺、夕べ変な夢見たんだけど」

ＧＭ：唐突やな！

犬神：まぁ今までのは、部活始まるまでの雑談や。（笑）

天狼：「あ、私も見ました！」

彩音：「私も見たよ！」

犬神：「あ、そうなの？何か見知らぬガキが血まみれの中を立ってるんだよ…」

惣二郎：「そうなんすか？！気色悪いっすね〜！」

天狼：アンタも見たんちゃうの？！（笑）

犬神：「…俺、溜まってんのかなぁ〜…？」（笑）

陣内：「きっと、そうっすよ！」（笑）

ＧＭ：中１のくせに…。（笑）

雪兎：「図書館デートなんかするから、溜まったんでしょ」（笑）

犬神：「やっぱそうかなぁ〜。（笑）で、雪兎は見なかったのか？」

雪兎：「いや…頭の中には英単語がず〜っと…」

天狼：嫌な夢や…カオスや…。（汗）

雪兎：「そのバックに、何か血まみれっぽいのが見えたような気も…」

犬神：あ、まず先に英単語なんや。（笑）

彩音：英単語から血が流れ出てんねんやろ。（笑）

犬神：それ明らかに勉強に対する嫌なイメージやん。血文字になってるんや。（笑）

惣二郎：血まみれの文字でＢａｎａｎａ。（笑）

ＧＭ：何で今更そんな簡単な単語やっとんねん。（笑）

惣二郎：『Repeat after me."Banana"〜』（笑）

犬神：リスニングかよ。（笑）

天狼：「あ〜そういえば見ましたね〜、僕も。予知夢かなぁとか思ってたんですけど…」

犬神：「あとさぁ…最後に出てきた車椅子のジジイに物凄く見覚えがあるんだけど」（苦笑）

ＧＭ：え、それは前世（第�T部参照）の記憶じゃないですか？

犬神：いや、学祭のシナリオ（第８話『受け身からの脱出』参照）で、最後に桜井とかいう女から宝玉抜き出してたやろ？

ＧＭ：あ、そっか。会ってるわ。

犬神：「あの時のジジイじゃねぇか？」

惣二郎：「…アイツから…宝玉…？」

犬神：覚えてないんかい！（笑）

ＧＭ：前の話やん！（笑）

天狼：「そういえば、その時の爺さんに似てましたねぇ〜」

ＧＭ：じゃあ覚えてるかどうか、「魔力」判定やな。

犬神：…え、俺言いだしっぺで知らんとかあるん？（汗）（コロコロ）…あ…「あれぇ？俺今、何の話してたっけ〜？」（笑：失敗）

彩音：（コロコロ）はい、絶対失敗。（笑）

ＧＭ：馬鹿ばっかか！（笑）

天狼：（コロコロ）「いや、覚えてますよ〜」（笑）

惣二郎：（コロコロ）成功した…おかしい、知ってるはずやのに記憶がない。（笑）

雪兎：（コロコロ）一応成功したけど、早く帰りたいから黙っとく。

天狼：な、何て奴や…。（汗）村田とか、いたやん。

ＧＭ：おぉ、名前まで覚えてるとは素晴らしい…。

陣内：（コロコロ）はい、９８は無理ですね〜。

雪兎：クリティカルで成功したから、凄い鮮明に覚えてるけど…「いや、そんな奴知らん」

ＧＭ：あんたクラスメイトが絡んでたでしょ〜！

雪兎：「いや、知らん」帰りたい一心やねん。（笑）

天狼：何かこれ…覚えてるほうがまるで勘違いしてるかのようや…。（汗）

犬神：ま、一応それを理事長に報告しとくわ。「何か皆、共通の変な夢見たみたいですよ」

永倉（ＧＭ）：「おぉ、それは何か関連があるかもしれないな…」

犬神：「ですねぇ」

雪兎：「いや、無いですって」

ＧＭ＆犬神：えぇぇ〜？（汗）

永倉（ＧＭ）：「では少し調べてきてくれないか？」

惣二郎：「嫌です」

雪兎：「だからそんな暇ないですってば！」

永倉（ＧＭ）：「（無視）これが冬休みのフィールドワークだからな」

惣二郎：「…見返りは何ですか？」

永倉（ＧＭ）：「進級」

雪兎：「え、こっちの見返りは？」

犬神：大学に裏から手出してもらう、とか？（笑）

雪兎：「東大に推薦してもらえますか？」

永倉（ＧＭ）：「東洋大学ならいいで」

雪兎：…あ、それでも東大っていえるからいいや！（笑）

ＧＭ：それで引っかかるんやな。（笑）

天狼：東亜細亜大学でもいけるな。（笑）

雪兎：そんなんでいいから。（笑）

ＧＭ：はいはい。（笑）

永倉（ＧＭ）：「あと少し早いけど、クリスマスプレゼントをあげよう」

天狼：「サンタって確か、赤い血まみれの服着て包丁持ってる、夜中に他人の家に忍び込むっていう…」

ＧＭ：ソイツが犯人か？！（笑）今回のシナリオは“サンタを探せ！”やな。（笑）

犬神：煙突のある家を探せばいいんじゃないか？（笑）

惣二郎：むしろ煙突のある家が欲しいな。（笑）

彩音：でっかい夢やなぁ〜。（笑）

天狼：まぁ今が橋の下やからな。（笑）

ＧＭ：手がかりは…？

天狼：繁華街…？あ、少年の顔は覚えてる？

ＧＭ：いや、俯いてたからはっきりとは見えんかったな。

天狼：あれ？でも顔あげてニヤッと笑ってんやろ？

ＧＭ：そこはほら、こう、鼻から上が影になっててさ。（笑）

犬神：口元だけニヤッと笑うのが見えたんやろ？（笑）

ＧＭ：そうそうそう。（笑）というわけで…見回り、かな？

犬神：繁華街と小学校…あ、小学校は冬休みに入ったか？

ＧＭ：うん、そうやな。

陣内：あの、陣内君に状況説明を！（笑）

天狼：寝てた子が一人。（笑）

犬神：まぁかくかくしかじかで、要するにＧジェネって面白いよねってことで。（笑）

天狼：そこにいくんですか？（笑）

陣内：「あ〜やっぱ早く帰ってやらんと…」

犬神：「え、でもメモカはまだここに」（笑）

陣内：「……どうしたら返してくれるんですか？」

犬神：「それはもちろん、任務が終わってからだよ、君ぃ」（笑）

陣内：「…しゃーないなぁ」（笑）

犬神：「よしよし」（笑）

ＧＭ：案外軽いな。（笑）

惣二郎：御安くなってるなぁ。（笑）

天狼：Ｇジェネには変えられへんねんや。（笑）

陣内：どうせ最後にはやらされるからな…。

天狼：それ、諦めの境地や。（笑）

ＧＭ：ま、そういうわけで、どうにかしてください。

犬神：はいよ。

天狼：じゃあ部長、どういう分担にします〜？

惣二郎：まずコーナンに行って、コタツを買う！

犬神：橋の下ってコンセントないやん。（笑）

惣二郎：いやいや、理事長室に置けばいいやん。（笑）

ＧＭ：ここに住むんかい。（笑）

犬神：ん〜…小学校は冬休みに入ってるから調べられんし…。

惣二郎：じゃあ街中で見かけた小学生を片っ端から…ヤっちゃえばいいんじゃない？（笑）

ＧＭ：えぇぇ〜？？（汗）

犬神：ま、とりあえずは繁華街に行こう。

ＧＭ：って、どこのやねん？

犬神：ん〜…今は奈良やんな？

ＧＭ：そうやで。

犬神：奈良の繁華街…ってどこだ？もちいど通りか？

ＧＭ：あれは…繁華街っていうより、商店街ですね。（笑）

雪兎：難波、とかじゃない？

犬神：大阪かぁ〜…。

惣二郎：ま、とにかく行けばいいんじゃない？

ＧＭ：……余計なお世話かもしれんけど…いきなりフィールドワークですか？いや、まぁ別にそれでもいいねんけど…。

犬神：は〜い、皆ストップ！（笑）

陣内：アカン！これは遠回りコースや！（笑）

惣二郎：もうアレは嫌やぁ〜！！（笑）

天狼：ま、まずは夢の中の記憶にヒットする商店街を判定しません？（汗）

惣二郎：そだねー、記憶力の判定だねー、これは「魔力」判定かなー？（笑）

犬神：必死やな。（笑）

ＧＭ：ん、じゃあ夢を見た人は「魔力」−３０％やな。

犬神：だから５％だって！（コロコロ）無理に決まってんだろー！

彩音：（コロコロ）無理無理無理…。

天狼：（コロコロ）成功した！

惣二郎：（コロコロ）おぉ、成功や！

雪兎：（コロコロ）クリティカル…ではないか、普通成功やな。

陣内：（コロコロ）はい、失敗〜。

ＧＭ：じゃあ成功した人は、あれは大阪ちゃうかなぁ〜？って思った。

陣内：大阪…の繁華街、全部見てくん？（汗）

惣二郎：奈良より数多いやん…。（汗）

陣内：大阪…府？市？どっち？

彩音：府、やろ。（笑）

犬神：範囲広！（笑）

惣二郎：その夢は…大阪駅？（笑）

ＧＭ：そこまでは分からんかったさ。（笑）ただ人通りの多さから、奈良ではないな。

陣内：御堂筋…いや、心斎橋か…？

惣二郎：難波…梅田…。

ＧＭ：あ、ちなみにこの中で自宅生ってどんだけいる？ちゃんと両親が健在で、ＴＶなり新聞なりを毎日見てるって人。

犬神：西ノ京で一人暮らし…やけど、ＴＶと新聞は見る。

彩音＆天狼＆陣内＆雪兎：自宅生〜。

惣二郎：いやだから、橋の下やって。雑誌は毎日見てるけど。（笑）

ＧＭ：じゃあ毎日ＴＶないし新聞見てる人は、毎度お馴染み「魔力」−３０％でいいよ。

天狼：−３０％しても１００％！（コロコロ）はい、成功成功。

雪兎：（コロコロ）ん、成功。

ＧＭ：…他は失敗？じゃあ２人はちゃんとＴＶ見てたから知ってたけど、何か大阪で事件があったらしいで。

雪兎：親父に詳しく聞く。

ＧＭ：親父何者や？

雪兎：私立霊界探偵や。

ＧＭ：それは＜コネ＞を使うっていうこと？

雪兎：…え、家にいる親父に普通に聞くってのはダメなん？

ＧＭ：そこは＜コネ＞として使ってくれたら情報渡せるけど…。

雪兎：……じゃあいいよ、せっかく成功してるし。

ＧＭ：ん、じゃあ親父さん曰く、何でも大阪で竜巻が発生したらしいで。

彩音：………絶対発生せぇへんて…。

惣二郎：またアバウトな…。

ＧＭ：うん、普通なら絶対街中では発生せぇへんから事件になってんねんやん。

犬神：それは…場所はどこか分かる？

ＧＭ：心斎橋やな。

犬神：心斎橋か…犠牲者は？

ＧＭ：怪我人は多数出てる。但し、全員命に別状はなかったらしい。死人はおらん。

雪兎：「…部長」

犬神：「ん？」

雪兎：「いつになったら勉強に戻っていいですか？」

犬神：「え、それはこの件が片付いてからだろ」（汗）

雪兎：「…ちっ」（舌打ち）

犬神：「いや、ちっ…て…」（汗）

天狼：「理事長が推薦くれるって話やのに」（苦笑）

雪兎：「俺が目指してるのは東大なんだって！…え、理事長くれるんですか？」

永倉（ＧＭ）：「やるやる、東洋大学でも東京大学物語でも」（笑）

陣内：あれは夢オチや！（笑）

惣二郎：というか、早く話進めましょうや…。

ＧＭ：まぁ、そういう事件があったことを思い出すわ。

犬神：心斎橋…でもいきなり行動ってのも…。

天狼：案ずるより、まずは行ってみましょ！

雪兎：勉強する必要なくなったら、行こか！（笑）

ＧＭ：全員で行こか。

犬神：…そうやな、全員で行こう。

ＧＭ：はい、心斎橋に着きました〜。年末ということもあって、人が多いで。ゴチャゴチャしてるわ。

犬神：まずは現場に行ってみよう。

ＧＭ：ん、現場に行くと『Ｋｅｅｐ Ｏｕｔ』のテープが張られてるわ。

犬神：テープの手前側から現場見てみる。

ＧＭ：はいはい、特にどうということはない。あ、事件は昨日の昼間な。

雪兎：そこは見覚えありそうな風景？

ＧＭ：あ〜そうやな…じゃあ覚えてるかどうか、「魔力」−３０％やな。

犬神：その−３０％って何とかならんの？！

彩音：この２人、どうしようもないんですけど…。

雪兎：（コロコロ）あ、無理や。

天狼：（コロコロ）０６、クリティカル〜♪

惣二郎：（コロコロ）−３０％がなければ成功しててんけどなぁ…。

ＧＭ：じゃあ天狼ははっきり思い出したわ、ここが夢で見た繁華街で間違いないわ。あの少年が笑ってた所や。

天狼：「ここですよ、先輩！」

犬神：「あ〜、ここかぁ…」

彩音：「なるほどねぇ…」

天狼：「ほら、そこにジジイが」（笑）

ＧＭ：それただのホームレスや。（笑）

犬神：え！ホームレスおんの？！

ＧＭ：ん？そら心斎橋やし…。

彩音：いや、さすがに『Ｋｅｅｐ　Ｏｕｔ』の中にはおらんやろ。（笑）

ＧＭ：あぁ、そういうことか。そこにはおらんさ。（笑）

犬神：ビックリしたぁ〜、根性あんなぁ〜って思った。（笑）

天狼：『あそこなら、誰にもイジメられない…』って？（笑）

犬神：そういうことかと思った。（笑）じゃ、近所の人に聞いてみよかな。

ＧＭ：はいはい…近所？

犬神：その近場で出店出してる人。

ＧＭ：あぁ、はいはい。

犬神：じゃ、たこ焼き屋にでもいくか。

彩音：たこ焼き屋『くくる』やな。

犬神：『くくる』なんや。（笑）「おばちゃーん、たこ焼き８個入りちょうだーい」

おばちゃん（ＧＭ）：「はいはい、じゃあ５００円で」

犬神：「はいはい。ところでさぁ、昨日そこで竜巻が起こったって聞いたんですけど？」

おばちゃん（ＧＭ）：「あぁ、らしいねぇ」

犬神：「らしい？見てないんですか？」

ＧＭ：竜巻って見えるもん…？

彩音＆天狼：見える、見える。（笑）

ＧＭ：あぁ、そうか。（笑）ただ、竜巻と発表はあったけども、実際は…ってこと。

犬神：なるほど…昼ごろやっけ？

ＧＭ：そうそう。

陣内：実際…何々？そこちょっと言及しようや！

ＧＭ：いや、おばちゃん自身は見てへんからさ。

犬神：「誰か見てたって話、聞いてません？」

おばちゃん（ＧＭ）：「さぁねぇ？警察とマスコミは『竜巻だー！』って発表してたけど…。この近辺で竜巻って、起こるの…？」

天狼：「普通は起こらん」

犬神：「ん〜…まぁ世の中、不可思議な現象が多々起こるものでしてー…口ではとても説明できないことがー…」（笑）

おばちゃん（ＧＭ）：「あ〜、なるほどねぇ〜……ゼンジロウ先生もそう言ってたしねぇ」

犬神：ゼンジロウ先生〜！（笑）

天狼：「知り合いに怪我人の方とか、いらっしゃいません？」

おばちゃん（ＧＭ）：「いや、いないねぇ」

天狼：「…ちっ、役に立たん…！」

惣二郎：〔ザンマ〕ー！

天狼：それは『衝撃』属性や。（苦笑）

ＧＭ：ま、でもそういう感じやな。

犬神：「あ、ありがとうございます。じゃ、いただきまーす……熱！熱！」

おばちゃん（ＧＭ）：「ところで…お好み焼きは？」（笑）

犬神：「ん〜…いただきます」（笑）

おばちゃん（ＧＭ）：「じゃ、５００円で」（笑）

犬神：「はいはい」（笑）

天狼：「先輩、一口貰っていいですか？」

犬神：「はい、たこ焼き１個」

天狼：「わぁい♪」

惣二郎：「先輩、１枚貰っていいですか？」

犬神：「１枚？！お好み焼き丸なり狙ってる？！」（笑）

ＧＭ：大きく出たな。（笑）

犬神：「じゃあ、お好み焼きの上の皮の部分１枚で」（笑）

天狼：「ソースとか青海苔、全部付いてますやん」（笑）

惣二郎：「わぁい、豚肉とかも乗ってるよ〜！」（笑）

犬神：「まぁなぁ、普段橋の下で苦労してるからなぁ」（笑）

雪兎：「あ！部長！あれは何だ！」（適当な方向に指差す）

犬神：「な、何だ？！」（そっちを向く）

雪兎：「………（−〜−）♪」

犬神：「…あ、たこ焼き食われた」（笑）

ＧＭ：ていうか、買えよ。（笑）

犬神：まぁまぁ、こういうのもいいさ。（笑）さて、どうしようか…。

惣二郎：行き詰まりましたねぇ〜。

犬神：病院に行って、怪我人がどういう怪我したか、見に行くか……あ、半分に分かれよう。もう半分は…。

天狼：マスコミとか警察に情報を聞きに行く、かな？

犬神：そうやなぁ…警察は口割らんやろうから、マスコミかな？警察に＜コネ＞とかあれば別やけど…。

陣内：俺、＜刑事：少年課＞にコネあんで。

ＧＭ＆犬神：おったぁぁー！（笑）

惣二郎：あ、俺は〔袖の下〕持ってる。

犬神：…ん、じゃあ彩音、雪兎、陣内で警察に行って。俺と天狼、惣二郎で病院に行ってくるわ。

彩音：……また扱いにくい２人を押し付けたなぁ？

犬神：そこは…頑張ってくれ。（笑）俺はお前らを信じてるよ。（笑）

ＧＭ：気休めやな。（笑）じゃあ警察側からいこか。

天狼：ていうか、これは前衛組と後衛組に分かれたんやな？

犬神：そういうこっちゃな。

惣二郎：こぉれは襲われたら弱いぞぉ〜。（笑）

ＧＭ：じゃ、警察側いこか。陣内のコネはどこの警察？浪速署？

陣内：西奈良署にきまってるやん。

天狼：何で奈良なん？！（笑）

陣内：近所やからや！（笑）

惣二郎：アイタタタタタ…。

ＧＭ：そぉれは管轄が違いますよ〜。（笑）

陣内：そら管轄外やろなぁ。（笑）

犬神：そ、そこの刑事からツテを辿る、とか？

陣内：あるん？

犬神：あるんちゃう？

ＧＭ：何かある？

陣内：無い。お〜い、こっち終わったぞ〜。（笑）

ＧＭ：まさかの西奈良署。（笑）

犬神：それは完全に予想外やった。（笑）とりあえず、聞いてみるだけ聞いてみたら？何かあるかもしれん。

陣内：じゃあ西奈良署で聞いてみるわ。「何か知ってないっすかー？」

ＧＭ：あぁ、知り合いの刑事に聞くわけか。ＯＫ，じゃあ管轄が違うからはっきりとしたことは言えんけど……。

陣内：…言えんけど？

ＧＭ：払うもん、払うん？

雪兎：警察が袖の下言うてきたで…。

惣二郎：残念ながら病院に行ってますわ〜。

雪兎：「会話」判定しろってことやな。

陣内：…って俺だけやんなぁ？２８％やで？

犬神：いける！お前ならいけるさ！

陣内：何の根拠もない…（コロコロ）あ、０…５、成功したわ。（笑）

犬神：ほれみろ。（笑）

ＧＭ：ここでファンブル出さなー。（笑）ＯＫ、じゃあ貸し１ってことで教えたろか。

陣内：やった♪

ＧＭ：じゃあ大阪の友達の警察官を紹介してもらえるわ。

陣内：その人の名前は？

ＧＭ：浪速警察の蒲生さんな。交通課で……。

彩音：何で交通課やねん。（笑）

犬神：災害対策部門とかでいいやん。（笑）

ＧＭ：ＯＫ，じゃあそういうとこに所属してる人。…あ、鑑識にしとくわ。

陣内：鑑識の蒲生さんを紹介してもらった、と…。「あざーっす！」

彩音：で、浪速警察署に行くん？

ＧＭ：ん、じゃあ着きましたよ。話しかけてや。

陣内：「蒲生さん、蒲生さんに会いたいです」

ＧＭ：紹介してくれた、西奈良署の刑事の名前は？

陣内：俺が聞きたいくらいやわ。

ＧＭ：せっかくやから決めようや。（笑）……じゃあ千代田さんにしよか。

蒲生（ＧＭ）：「君が千代田さんの言っていた陣内君かい？」

陣内：「そうっす！」

彩音：「ちぃーっす！ちぃーっす！」

雪兎：「ちぃーっす！」

犬神：何で皆トシ？（笑）

天狼：トシ、大人気。（笑）

蒲生（ＧＭ）：「で、今日は一体どのような用件で？」

彩音：「えっとですねー…」

ＧＭ：アンタが話すんかい。

彩音：あ、そこは陣内に任せるけど。

陣内：先輩、いいとこ見せてください。

天狼：簡単に譲った。（笑）

彩音：正直、喋るだけやからいいとこでも何でもないけどな。（笑）

雪兎：「あ、昨日繁華街であった竜巻のことで聞きたいんですけどー」

彩音：いきなりしゃしゃり出てきた…！（笑）

蒲生（ＧＭ）：「あぁ、昨日の事件かね」

雪兎：「そうですー。ちょっと、自然現象のこととか調べてるんですよー」

蒲生（ＧＭ）：「なるほど…。まぁ、竜巻かどうかは分からないんだけど、鋭利な刃物でスパッと切られたような……所謂、鎌鼬現象ってやつだったな」

彩音：「……竜巻、かぁ？」

蒲生（ＧＭ）：「だからとりあえず、そういうことが突然起こるのは竜巻が発生したとしか考えられなかったから、そう発表したってことだよ」

彩音：…これは、ジャック・ザ・リッパーの仕業やな…。（通り魔の悪魔）

惣二郎：プラズマじゃないかなぁ。（笑）

ＧＭ：刃物傷どころか、溶けてまう。（笑）

陣内：きっと十郎兄さんが暴走してるんちゃうかなぁ…。

犬神：（笑）

他５人：？？

陣内：分かんの部長だけかよ！！（汗）

ＧＭ：え？何？（汗）

陣内：うし●らや！！

惣二郎：あぁ、次男や。（笑）じゃあ傷薬塗ってくれるんや。

犬神：それはかがりや。（笑）

ＧＭ：…ま、まぁとりあえず、よく分からんけど自然現象では竜巻くらいしか考えられんから、じゃあ竜巻ちゃうか〜？ってことで竜巻として発表してん。

雪兎：「そんな安易な考えでいいんですか？！」

蒲生（ＧＭ）：「じゃあ何て発表するんですか？」（苦笑）

彩音：確かに。（笑）

陣内：「実際のところは、どうなんですか？」

彩音：「だから、鋭利な刃物で切られたってだけなんやろ？よく助かったな〜…」

蒲生（ＧＭ）：「それは確かに。全員、血がドバドバ出ていたのに対して、不思議と命に関わる傷ではなかったんだよ」

犬神：やっぱ鎌鼬か…。

陣内：かがりやな…。

天狼：薬塗ってくれたんやな。（笑）

陣内：ということは…東の連中かもしれん。

犬神：西の奴等は残忍やから、そんなんじゃ済まんやろうからな。

ＧＭ：…ぜ、全然分からん…。（汗）ま、警察署で分かんのは、そのくらいやねんけど。

陣内：……こんだけ？

ＧＭ：あと、何を求めるん？

陣内：何かないん？

ＧＭ：それを決めるのは、そっちや。

雪兎：リーダー、何かある？

犬神：俺？といわれてもな…。

ＧＭ：今部長は病院ですからね。

犬神：そうなんだよなぁ…。

陣内：電話、電話！

犬神：病院だから、電源切ってますね。（笑）

陣内：外に出ろ〜！（汗）

雪兎：別に切らんでも…ナースステーションで普通に電話鳴ってんのに。

天狼：しゅ、シュールや…。（汗）

ＧＭ：ま、こんな感じかな。じゃあ次いこか。

ＧＭ：…とはいえ、病院に行って何か分かるんかなぁ…。

犬神：そういう時のための能力じゃないか。看護婦一人、〔魅了〕する。（笑）

ＧＭ：ちょっと待って！？そういう問題じゃない！（笑）どこの病院に搬送されたか、ってこっちゃ。

犬神：そぉれは、近所の…。

天狼：救急受け入れ先のある病院じゃない？

ＧＭ：でもほら、受け入れ拒否４０件で死んでもうた、とか。

犬神：それこないだの事件やん…。（汗）

ＧＭ：じゃあまぁ、この辺で一番近い緊急病院に着きました。

天狼：「救急で〜す！」

犬神：え？（笑）

雪兎：こう、自分の腕をスパッとして…。

犬神：自作自演？！

惣二郎：この中で一番「体力」高いのだ〜れだ？

ＧＭ：ちょ、ちょっと待ってくれぇ〜？（汗）

惣二郎：俺は８。

天狼：「体力」？僕も８。

犬神：……１０。（汗）

惣二郎：じゃ、スパッといきますか〜♪（笑）

天狼：え、でもこの中で刃物持ってる人、おる？僕、本しか持ってないねんけど。

犬神：…矢じりしかないよ。

惣二郎：俺も矢じりだけやなぁ。

ＧＭ：そもそもアカンやん。（笑）

天狼：切り傷つけようがないていう。（笑）

ＧＭ：っていうか、何のための切り傷や。（笑）

惣二郎：いや、一人入院した方が話早いかなって。（笑）

ＧＭ：その代わり、その一人は今回お休みになるで。（笑）

犬神：ま、今は近所の緊急病院にいるんやし…。

天狼：こういう時はアレやな。「鈴木さんのお見舞いに来ました〜」（笑）

ＧＭ：誰や、それ。（笑）

犬神：多い苗字から、ヒットするかどうか、やな。（笑）

天狼：そうそう。（笑）

ＧＭ：じゃあ「運」判定ふってみて。

天狼：（コロコロ）お、３９は成功したで！

ＧＭ：あらぁ、じゃあ鈴木さんおったわ。

天狼：「じゃ、失礼しまーす」（笑）

犬神：見舞い人の台帳には偽名使うな。永倉良比古って書いておくわ。

ＧＭ：な、何て奴だ…しかも理事長かよ。（笑）

彩音：下の名前は自分のやねんな。（笑）

犬神：そうそう。（笑）

ＧＭ：あ、でも悪いけど、傷深くなかったから、包帯巻いただけで皆退院したで。

天狼：あら、血がドバッとって聞いたから、まだ入院してるかと思った。

ＧＭ：うん、でも不思議と傷が大したことなかったから皆退院してん。

天狼：…じゃあ帰りを装って、「皆もう大丈夫なんですかねぇ？」って聞く。

ＧＭ：うん、じゃあ何度も言ったけど、「皆さん、傷も浅かったので大丈夫みたいですよ」って…。

犬神：え、それは誰が答えてくれたん？

ＧＭ：ナースやで。

犬神：あ、じゃあそのナースに、「鈴木さんにお見舞いの品送りたいんだけど…」って住所聞き出せんかな。

ＧＭ：いやいや、何でナースに聞くねん。知り合いちゃうんかい。（笑）

犬神：知り合いかて、住所知らんやろ。

陣内：うん、俺らもお互い誰も知らんしな。

ＧＭ：いやいや、他にも連絡手段とかあるでしょ。（笑）

犬神：無いねん、たまに街中でバッタリ会った時に少し話し込む程度やから。（笑）

ＧＭ：それ友達言わへん。（笑）

惣二郎：連絡を取りたい時は、馬の糞を燃やしてるんです。（笑）

犬神：狼煙なんや。（笑）

惣二郎：「あ〜、今日も元気や〜」って。（笑）

犬神：参ったな……分かったんは、被害者に鈴木さんがいるってだけか。（苦笑）

ＧＭ：ほんまや。（苦笑）皆、退院してもたな。

惣二郎：そうかー皆帰っちゃったかー、じゃあ家に帰ろう。そうすれば第２、第３の事件が…。

犬神：相変わらずの受け身態勢。（笑）

ＧＭ：すべてが後手、後手に回んねんな。（笑）

陣内：後手後手に回っても、最終的にラスボス倒せばそれでええねん。

犬神：極論やな。（笑）

ＧＭ：その間の被害者は無視ですか…。（汗）

雪兎：自分が無事なら、それでいい。

犬神：１００を助けるために１の犠牲には目を瞑る。

天狼：１助けるために、１００犠牲にしてる気が…。

ＧＭ：間違いないわ…。まぁ、そういうわけでそろそろ日も暮れてきてんねんけど？

犬神：一回合流〜！

天狼：はーい。

ＧＭ：理事長室に集まる？

犬神：うん。

ＧＭ：じゃあ理事長室に帰ってきました。

犬神：え〜じゃあ…それぞれの報告？

天狼：情報の整理やね。

ＧＭ：それぞれの代表者、どうぞ。

犬神：警察側から。

彩音：………代表者、言って。

陣内：あ、俺なん？

彩音：もう引き継ぎしてんから、ちゃんとできるか研修も兼ねて。

犬神：あぁ、確かに。

陣内：「鎌鼬だと思います！」

犬神：「その根拠は？」

陣内：「え、皆治ってたし」

惣二郎：被害者達の名前が全員、カマイさんだったんです！（笑）

ＧＭ：カマイ達の夜？！（笑）

惣二郎：懐かしすぎる…。（笑）

陣内：「え〜…以上」

犬神：「えぇぇ〜？」（笑）

彩音：「ま、言うなれば、鋭利な刃物で被害者達が切られた痕があった、ってとこですよ」

犬神：「なるほど」

天狼：「通り魔、ですかねぇ？」

犬神：「にしては、人数が多いな…」

陣内：「ま、まぁ仮に鎌鼬としときましょうや！」

犬神：「じゃあ犯人を鎌鼬（仮）とした場合…犯人は３人いることになる」

陣内：「こかすの誰や」（笑）

惣二郎：あれ？３人どういう役割やっけ？

犬神：こかす→斬る→治す、やで。「じゃ、病院側の報告を…天狼」

天狼：「病院組の報告としては…派手な出血をした割には、大した怪我がなくて被害者は全員退院してしまったみたいです。あ、あと被害者の中に一人鈴木さんという人がいたみたいです。（笑）」

犬神：「はい。（笑）以上です」

陣内：……絶対、その騒ぎの中に小学生がいたかどうか聞くべきやったと思うけどなぁ…。

他全員：何故今気づく？！！（爆笑）

陣内：だって、今気づいてんもん。（笑）

惣二郎：ま、まぁまぁ、今更言っても、ねぇ。（笑）

陣内：そうそう、後の祭りってことで。（笑）

犬神：「え〜…というわけで、今日の収穫は以上です」（苦笑）

ＧＭ：じゃあそうやって情報を摺り合わせて…結局何の進展もないねんな。（苦笑）

天狼：しょーがないやん、今日のは〜…。

犬神：ま、分かったのは竜巻ってのは適当な情報ってことやな。

天狼：日本の警察は適当や〜…。

犬神：まぁ分かってたことやけどな…。

ＧＭ：じゃあそうやってワイワイやってると、麻美がやってきたで。

惣二郎：誰？

ＧＭ：誰、って…。（汗）

天狼：幽霊。

惣二郎：あぁ、おったな。

犬神：「お、麻美ぃ？どうしたい？」

麻美（ＧＭ）：「……静姉の姿が見えないの…」

陣内：「またかよ！」

ＧＭ：そうやねん、実はまたやねん。（笑）よく覚えてたな！

陣内：どうせまた火の何かに封印されてんねんやろ。（第５話『氷雪のブラッドペイン参照』）

ＧＭ＆犬神＆彩音：よぉ覚えてんなぁ〜！（驚愕）

惣二郎：結構封印されんの好きなんちゃう？（笑）

ＧＭ：趣味：封印。（笑）

犬神：「最後に見たのは、いつ？どこ？」

麻美（ＧＭ）：「それが、もうしばらく見てなくって…」

陣内：早く『どこでも静姉』使ってみてや。

ＧＭ：どうしたん、今日の陣内？！！（大驚愕）

犬神：えっらい細かいとこまで覚えてんなぁ！（同上）じゃあ『どこでも静姉Ver.1』を一個使うわ。

ＧＭ：はいはい、使ってください。

天狼：返事がない、ただの屍のようだ？

ＧＭ：うん、ただの石のようだ。

犬神：……！（投げる）

天狼：いたっ！（向かいにいた）

陣内：賞味期限、切れてたんちゃう？（笑）

ＧＭ：流行の詐称や。（笑）

犬神：「ええぃ、遅かったか！腐ってやがる！」（笑）

ＧＭ：金だけ取られて…何もなし、と。無駄使いやったな。（笑）

陣内：いやいや、無駄というなら、これまでの時間が無駄やろ。あんだけ動いて何のキーワードも無しって…。（苦笑）

犬神：ん〜、じゃあ一回静姉の行方不明にあたろう。ってことで、古墳に見に行く。

ＧＭ：はいはい、じゃあ古墳に着きました、と。古墳ってのはアレな、静姉の家な。

犬神：前方後方墳やねんな、そごうのマークみたいなやつ。（笑）

天狼：確かに！（笑）ていうか、それなら方墳でいいやろうに…。

惣二郎：一体、何のためのクビレなんや。（笑）

雪兎：あれちゃう？途中まで作ってて、どこまで作ったか分からなくなって、もっかい同じの作ってん、きっと。（笑）

ＧＭ：…ん、で、前入った入り口と同じ所から入ろうとしてんけど…入れへん。

天狼：何故に？

ＧＭ：何故に、って…俺に聞かれても分からへん。

犬神：え、それは扉が、ってこと？

ＧＭ：そうやな。

彩音：…そもそも開け方間違ってるんちゃう？（笑）

天狼：押し戸？引き戸？（笑）

惣二郎：スライド式やろ。（笑）

犬神：上に持ち上げるんちゃう？（笑）「よし陣内、出番だ……ブチ破れ」

陣内：「え〜、絶対何かあるから皆でやりましょうよ〜」（笑）

犬神：あら？警戒を覚えた。（笑）じゃーガンガン叩くか、「し〜ずねぇ〜…！」

ＧＭ：あ、叩く？…物理攻撃力、なんぼ？

犬神：…はぃ？（汗）素手、ってことやな？…３０＋Ｄ１０やけど…。

ＧＭ：じゃあ扉殴った人は、その分ダメージ受けといてな。〔テトラカーン〕的なものがかかっててん。

犬神：（コロコロ）３５点はカキンです。

惣二郎：ていうか、素手攻撃くらいならカキンやろ。

犬神：やな、安心してガンガン殴っとこ。ガーン（コロコロ）ガーン（コロコロ）…。

ＧＭ：何か別のもんもかかってたらどないすんねん。（笑）ま、とりあえず開かんなぁ。

天狼：…これは、封印されてる、とか分かっていいの？

ＧＭ：まぁ見るからに普通の手段では閉まってないよなぁ。

天狼：「こういうの、どうにかできる人いないんですか？」

他全員：「………………………………………」

陣内：「え、今誰に聞いた？」（笑）

犬神：「全員黙ったぞ」（笑）

天狼：「もちろん、パーティに聞いたけど…無駄やったな」（笑）

犬神：物理がダメなら…魔法？

ＧＭ：いや、あくまで〔テトラカーン〕的なものやからな？もし魔法が跳ね返ってきたら…。

天狼：人によっては、ヤバイですね〜。

惣二郎：……そこらの工事現場から発破持ってこればいいんじゃないかなぁ？（笑）

陣内：確かに、それなら跳ね返らんやろうしな。（笑）

ＧＭ：どっから持ってくんねん。（笑）

惣二郎：そうかー開かへんのかぁ〜…じゃ、諦めよか。

ＧＭ：ま、とりあえずここは開かへんな。

犬神：…ん、じゃあ帰ろう。

天狼：どうしようもないしなぁ。

ＧＭ：あ、幽霊組合の方にも顔出してへんらしい。皆ちょっとザワザワしてる。

犬神：「あ〜…この中で最後に静姉の姿見たの、誰です〜？」

ＧＭ：「運」判定どうぞ。

犬神：（コロコロ）げ、何で５０％が今日ことごとく失敗する…＜命運＞使って振りなおす（コロコロ）０９、普通に成功やな。

ＧＭ：はいはい、じゃあ１６日に部室来た時にはまだいた。

犬神：１７〜１９日の補修期間中は？

ＧＭ：部室に行ってへんかったら分からん。

天狼：僕、みなもさんと部屋掃除してたけど？

ＧＭ：みなもはいたけど、静姉は見てなかったな。

天狼：そうか〜…で、失踪がはっきりしたのが今日？

ＧＭ：そういうことやな、麻美が心配になって…。

惣二郎：大変やなぁ〜…。（しみじみ）

天狼：えっと〜…今日って２６日やっけ？

ＧＭ：いやいや、何でそんな進んでますねん。（笑）まだ２１日やで。

犬神：ＧＭ的にはきっと、２４日のクリスマスに終わらせる予定と見た。（笑）

惣二郎：じゃあ皆で３日くらい寝込もっか！（笑）

彩音：あ、ノロウィルスにかかった。（笑）

ＧＭ：ＢＡＤ ＥＮＤまっしぐら？！（笑）薬飲んでください。

犬神：ＤＱの小説版やったら、主人公が毒にかかっただけで生きるか死ぬかの瀬戸際を表現してたけどなぁ。解毒薬で回復とかじゃなかったで？（笑）

惣二郎：え、ていうか俺達は勇者的なものなん？

ＧＭ：違ったら何なん？

惣二郎：いや、勇者なら他人の家に押し入って勝手にタンスの中のものとか見ていいん？（笑）

ＧＭ：あかん、あかん！（笑）ま、とにかく静姉がおらへんっていうことで。

犬神：はい。

天狼：理事長に聞いてみよか。

ＧＭ：いや、理事長に聞かれてもなぁ〜…。

陣内：…いい加減、静姉成仏させよかぁ〜…。

彩音：そうなるか。（笑）

ＧＭ：でも静姉を成仏させてもたら、この学園の意味がなくなってまうねんけど？

彩音：意味？

ＧＭ：意味っていうか…ここは幽霊組合がバックから支えてるから成り立ってるから。

犬神：全部まとめて成仏させる？

彩音：すべてリセット。（笑）

犬神：「いいですか、皆さん…皆さんはね？大昔にもう、死んでるんですよ？」（笑）

ＧＭ：何でここで説得やねん。（笑）

天狼：臭い物に蓋原理や。（笑）

惣二郎：あ、じゃあ俺らは綺麗な心を失くして見えなくなったことにしよう。

ＧＭ：どんな設定やねん。（笑）

犬神：「向き合わなきゃ、現実と！」

ＧＭ：とりあえず、あんたらが向き合えよ。（笑）

雪兎：静姉くらい、いいよ。

ＧＭ：えぇ？！

惣二郎：きっと成仏したんだよ〜。

天狼：静姉の足跡を追いかけるのは無理でしょ？

ＧＭ：ま、そうやな。

天狼：ってことは、とりあえずは放置するしかないってことでしょ。

犬神：そういうこっちゃな。今はそれよりもまず、ガキンチョの方やな。

天狼：そうやね、そうしましょ。

ＧＭ：はいはい、じゃあ今日のところはこれで終わっていいかな。

犬神：うん。

ＧＭ：はい、じゃあ２２日になりましたー。何かすることある？

犬神：何かある？って言われてもなぁ…個別イベントとかがあれば面白いけど…。

ＧＭ：特に考えてないなぁ。一人で悪魔との遭遇をしとく、とか。

彩音：一人だけ先にレベルアップしとくねんな。（笑）

ＧＭ：タルタロス的な所でな。（笑）

雪兎：「もしもし、メグミン？一緒に屋上で御飯食べよう」

ＧＭ：それ違うゲームや。（笑）

犬神：じゃあ俺は坊さんとバーで酒飲むか。

ＧＭ：何で無達やねん。（笑）

天狼：神社で神様にお伺いたてとこか。「コックリさん、コックリさん…」

ＧＭ：低級霊ですよ。（笑）２２日になりましたよ〜？

犬神：メール。『今日も部室に集合〜（＾＾）／』

惣二郎：『えぇ〜？？（＞３＜）』

犬神：『えぇ〜？？じゃない。（−−；）』

陣内：メモカ返ってこな、することないしなぁ…。

彩音：正直、夢に見ただけで何でこんなことしなアカンねんやろ。（笑）

犬神：それは確かに。（笑）

雪兎：勉強する必要なくなったから、寝させてくんねぇ？

犬神：えぇ〜？（汗）

天狼：（コロコロ）「おはよ〜ございま〜す！」ガチャ！

ＧＭ：一人だけ真面目や。（笑）

惣二郎：（コロコロ）行ってしまうんやなぁ…。

陣内：（コロコロ）しゃーないなぁ…。

雪兎：（コロコロ）理事長室のソファーで寝てるわ。

犬神：おぉ、何やかんやで集まりだし…。

彩音：（コロコロ）はい、起きれませんでした！（笑）

犬神：ちょっと古株！しっかりせんかい！（笑）

彩音：最近ちょっと寝坊が多いな…。

ＧＭ：たるんでんなぁ〜。

犬神：たるんでるわぁ〜。

彩音：もぉ大学決まったし、どうでもいいわ。（笑）

犬神：「プルル…あ、もしもし神羅さん？すみませんがしばらく、彩音からのメールと着信、拒否しといてください」

神羅（ＧＭ）：『えぇ…何でも最近、彩音たるんでるみたいじゃない』

犬神：「そうなんですよ〜…だから一回、ここはビシッと」

彩音：そ、それはおかしいと思うよ？！（汗）

犬神：アンタ今ここにおらんから。（笑）

ＧＭ：影でこういうやり取りがあんねん。（笑）

陣内：こうやって弱味を…。（汗）

ＧＭ：はい、というわけで２２日の朝です。

惣二郎：もう帰らなくていいんじゃないかなぁ？

天狼：ここのが快適って？（笑）

ＧＭ：別に泊り込んでもいいで。

天狼：コタツと蜜柑も買ってきたしな。（笑）

ＧＭ：じゃあ『静姉捜索本部』って紙が張られてるわ。麻美が書いてん。というわけで、そこに来たで。

天狼：どうします？まずはどこに視点をあてるか、やけど…。

犬神：いっそ二手に分かれるか？対静姉班と小学生班。

天狼：対静姉班て…静姉がゴジラみたいや。（笑）

彩音：小学生て…どうやって対策取るん？

惣二郎：ムシキ●グとかちゃう？（笑）

ＧＭ：…とまぁ、熱い議論を交わしていると、みなもが「速報で〜す！」ってやってくるわ。

犬神：「はいはい、どんなもの？」

みなも（ＧＭ）：「霊界探偵部に依頼が来ました！」

犬神：「こんな時にか…」

雪兎：「却下却下、忙しいから！」

陣内：「３件も無理やろ…」

ＧＭ：え、却下するん？

彩音：いやいや。

犬神：で、依頼内容は？依頼人いるん？

ＧＭ：いや、依頼だけ。

犬神：ん、どんな内容？

ＧＭ：何でも最近、大きい骸骨の化け物とか、鎧姿の武者とかが暴れまわってるらしい。

天狼：ガシャドクロ…？

犬神：鎧武者…ヨモツイクサ、か…？

彩音：っていうか、どこで？！

陣内：依頼っていうか、緊急出動の必要アリやろ！（笑）

ＧＭ：そうやねん。（笑）だから『退治してくれ』って内容。

惣二郎：まぁ年末やからねぇ〜、色んな人出てくるよ〜。（笑）

犬神：どんな人や。（笑）どこで出た？

ＧＭ：え〜今のところ出たのは…明日香やな。

彩音：また微妙に遠いな。（苦笑）

犬神：結構移動しなな…。

陣内：理事長、車出してよ。

永倉（ＧＭ）：「自分らで行かんかい」（苦笑）

陣内：電車で移動〜？

彩音：電車でいけるん？暴れてるんじゃないの？

ＧＭ：暴れてるったって、普通の人には関係のない所でやで？夜中に。あと実は明日香だけじゃないねん。飛鳥でも出たし、難波でも出たし、滋賀でも出たし…。

彩音：滋賀？！遠！滋賀のどこへん？全体的すぎるやろ！（汗）

天狼：長浜とかやったら泣くで？（汗）

ＧＭ：大津、かな？

天狼：あ〜、じゃあまだ近いかな？

犬神：………そうか？（汗）

ＧＭ：あとは…橿原神宮かな。

天狼：またか…。

彩音：難波に関しては＜コネ：湯元泉＞があるから、千歳に任せていいですか？（笑）

ＧＭ：ま、それもアリかな。（笑）

雪兎：橿原神宮…近所に住んでるけど、そんな話聞いたことないんですけど？

ＧＭ：そら霊的なもんですから。

惣二郎：そうか〜、霊的なもんか〜…。（納得）

雪兎：いや、あの、夢宮君もそこに住んでんねんけど？

ＧＭ：ニブかったんちゃう？

雪兎：勉強ばっかやっててん！（笑）

陣内：…どうします〜？一箇所それぞれに一人ずつ派遣？（笑）

天狼：絶対勝てんわ！（笑）

犬神：それは無理やろ〜。（笑）

惣二郎：２人１組に分かれて、帰ってこん所が当たりじゃないの？で、そこに次の組を行かせるっていう…。

全員：（爆笑）

天狼：何、その使い捨て作戦！？（笑）

ＧＭ：なんちゅー作戦や！（笑）

陣内：そもそも、実害は出てるん？ただ暴れまわってるだけ？

ＧＭ：今のところ、幸い怪我人は出てない。

惣二郎：じゃーいいじゃないか。（笑）怪我人も出てないのに倒すなんて、それは人間のエゴだよ！

彩音：出た、エゴ。（笑）

陣内：良いこと言った！（笑）

ＧＭ：でも実害は出てんで？街が破壊されてるし。

惣二郎：人間が作った環境が一番正しいだなんて、それこそエゴだよ！

彩音：（爆笑）

ＧＭ：じゃあ…ガシャドクロが正しいん？

惣二郎：かもしれないじゃないか！

彩音：（続爆笑）

陣内：ま、まぁとにかく、実際見てみな分からんっちゅーこっちゃな。

犬神：そうやな、まずは現地に行ってみよう。

ＧＭ：全員で行くん？

彩音：とりあえず、明日香までは全員で行って、そっからバラけるならバラける？

犬神：そうしようか。

ＧＭ：じゃあ静姉と小学生はしばらく放っとくってこっちゃな？

天狼：そういう言い方されたら困るけどなぁ。（苦笑）

犬神：現状、特にできることもないしなぁ。（苦笑）

彩音：言うても、夢に見ただけやからな。（苦笑）

犬神：当面、その２つは保留。とりあえずは目前の問題であるガシャドクロを殺しにいこう。

惣二郎：別に置いていかなくても、道行く小学生を全員殴り殺していけば…。

ＧＭ：それはただの新しい事件や…。（汗）

犬神：ま、とりあえずは明日香に行こう！

ＧＭ：ん、今日は明日香ってこっちゃな。

彩音：今日…は？

犬神：え、１日１箇所？（汗）

ＧＭ：そんな１日に何個も無理やろ。

天狼：え、いやいやいやいや！

陣内：大津はさすがに無理でも、難波くらいまでなら余裕やから！（汗）

犬神：午前中明日香、午後橿原とか…。

雪兎：そうそう。

犬神：ん、じゃあ明日香に行って様子見て、いけそうならそっから橿原と難波の二手に分かれよう。

天狼：それがいいね。

ＧＭ：はいはい、じゃあまずは明日香やな。

犬神：うん、まずは現場に向かうわ。

ＧＭ：ん、着いたで。

彩音：石舞台古墳やな。

ＧＭ：じゃあアンタに一人の妖怪が近づいてきたで…何がいい？

彩音：（即）砂かけ婆。

ＧＭ：じゃあ砂かけ婆。（笑）

天狼：ここ竹林じゃありませんよ？！（笑）

陣内：思い切り運動会しとるやないか！（笑）

惣二郎：ほんまや！（笑）

犬神：まぁ、話しかけてみよか。「こんにちわ」

砂かけ婆（ＧＭ）：「これはこれは、よくぞ来てくださいました」

犬神：「アンタは？」

砂かけ婆（ＧＭ）：「依頼人です」

犬神：「あ、アンタが依頼人か！」（笑）

陣内：「妖怪のくせに妖怪チクったん？！」（笑）

惣二郎：鬼太郎さんに頼めばいいのに。（笑）

ＧＭ：それしたら話終わってまうやろ。（笑）

天狼：全部解決されんねんな。（笑）

砂かけ婆（ＧＭ）：「え〜っと、まぁ依頼っていうほどのことでもないねんけど、まぁ要はガシャドクロが暴れたんで、エライことになったんですじゃー」

犬神：「なるほどね〜」

ＧＭ：で、さっそく現場に案内してくれんで。

天狼：え、今もおんの？ガシャドクロＧ。

ＧＭ：いや、今はおらんよ。

彩音：（語り口調）むかぁ〜し…むかぁ〜しの…ことじゃったぁ〜…。

ＧＭ：そんな昔じゃないよ。（笑）昨日の夜や。

犬神：２１日か。暴れた、ってことは何か壊されたん？

ＧＭ：そう！壊されてん！

犬神：何を？

ＧＭ：大事な御神体を。

犬神：どんな？

ＧＭ：隠れ里…っていうのも変やけど、あんま人が来ぉへんような所に社があってんやん。その社が破壊されてしまいました。

天狼：オヤシロ様の祟りが…。

ＧＭ：で、砂かけ婆さんもこれが一体何の為の社かは分からへんねんけど、とりあえずガシャドクロがここで暴れたっていう…。

彩音：それが壊されたことによって、ガシャドクロが出てきた、ではなく？

ＧＭ：反対、ガシャドクロが出てきて、破壊してん。

惣二郎：あ〜、何かの結界を壊してるんやな。

陣内：うん、確かにそれっぽいね。

ＧＭ：…………結界が決壊すんねん！

惣二郎：とりあえず殴ってくれていいで。

陣内：グーでいっといて。

彩音：ここは飛ばしてくれていいで。

惣二郎：結界が破壊されることによってあの小学生がパワーアップしてすべてをガッシャーン！っていう感じじゃない？

陣内：明日香…橿原…難波…大津…結界にしては形変やな。

犬神：平塚を中央にいびつな五芒星…少し厳しい、かな？

陣内：大津が飛びすぎやなぁ。

彩音：「そういえば…そのガシャドクロはどこに行ったんですか？」

砂かけ婆（ＧＭ）：「社を壊したら、満足そうに帰っていきましたじゃ。『フォッフォッフォッ…』って」

天狼：バル●ンやんけ！（笑）

犬神：そもそも喋れんのか、ドクロやのに。（笑）

ＧＭ：そうやな。（笑）じゃあ口の辺りの骨をガクガクいわせながら。

犬神：社を見行く。

ＧＭ：見に行くも何も、ここや。

犬神：あぁ、目の前にあるんか。何か書いてあるとか、御神体があるとかは？

ＧＭ：いや、何もない。ただのボロっちい社。とりあえず婆さんも、今までここ知らんかったくらい。ガシャドクロが暴れたから見に行ったら、こんなんなってました、ってこと。

犬神：………。

天狼：次に襲われる場所、とか絞れるんかなぁ…。

惣二郎：じゃあついでに婆さんに、小学生のことでも聞いてみよか。

ＧＭ：えぇ〜？（笑）

陣内：いや、それより鎌鼬について聞いてみる！

ＧＭ：あぁ、鎌鼬ね。まぁ有名な妖怪やから、皆が知ってる知識とそう変わらん程度やで。

惣二郎：「最近見た？」

砂かけ婆（ＧＭ）：「最近…ここら辺では見てないですじゃぁ…」

ＧＭ：とりあえず、ガシャドクロが暴れて怖いから、何とかしてね、ってことや。

犬神：その婆さんは基本的にこの辺から動かへんの？

ＧＭ：うん、そうやで。

陣内：別に毎日暴れてるわけではないねんな？

ＧＭ：うん、だから何で急にガシャドクロが現れて暴れだしたか、分からへんねん。

天狼：多分、もうここには現れへんわ。明らかに目的達成して満足してるし。

ＧＭ：でも放っとくわけにもいかへんやろ？

彩音：かといって、どこに行ったかも分からんしなぁ…。

ＧＭ：ま、そんな所で午前フェイズは終わりかな。

犬神：……よし、ここからは橿原と難波の二手に分かれよう。

他５人：は〜い。

天狼：どう割り振りますか、部長？

ＧＭ：この人選が運命分けるで。

惣二郎：前衛３人、後衛３人でいいんじゃないかな？（笑）

天狼：後衛組、死亡フラグですよ。（笑）

犬神：……彩音を頭に雪兎、惣二郎で橿原。難波が俺と天狼、陣内でいこう。

他５人：は〜い。

ＧＭ：ってとこで、午後にいこか。橿原組からいくわ。

ＧＭ：橿原組はすぐ着くわ、ものの１時間くらいや。

雪兎：「ただいま〜」

ＧＭ：自分家かい！（笑）

天狼：帰ってった！？（笑）

ＧＭ：橿原の悪魔か…何にしよかな。

犬神：ヤタガラスやろ、御神体やし。

ＧＭ：Ｌｖ高いやん。（笑）

犬神：じゃあヤタガラスの幼生？

ＧＭ：あ〜、じゃあヤタガラスの遣いの木霊にしよか。木霊がやってきました。

陣内：戦闘の香りがするなぁ…。

惣二郎：殺っちゃっていいん？

ＧＭ：えぇ？！（汗）カタカタカタ…って言ってるだけやねんけど。（苦笑）

天狼：ていうか、ヤタガラス、ガシャドクロ止めろよな〜。

ＧＭ：まぁ何せ、疾風の如く現れて、疾風の如く消え去ったからな。で、先ほどと同じく案内されました。ついていくと、さっきとまったく同じような祠があって、それもブッ壊されてる。

彩音：ここも壊されてんのか〜…。

惣二郎：これが何なのか、ヤタガラスは知らへんの？

ＧＭ：そもそもここにヤタガラスがおらへんから、聞きようが無い。

惣二郎：…ってことは、木霊達が勝手に暴走して俺らを呼んだわけ？

ＧＭ：暴走っていうか、まぁ、自分らの庭先でそんなことされたら困るからな。御庭番として…。

彩音：ていうか、どうやってウチらを知ったん…？

ＧＭ：さぁ？静姉のツテかもしれんし、“千歳”かもしれんし…。

天狼：“千歳”で解決せんかい！（笑）

雪兎：十分すぎる人材おるやん！（笑）

ＧＭ：きっと昨夜辺り、倉庫におったんちゃう？（笑）

犬神：大ガラスが落ちて死ぬやつか。（笑：百鬼夜翔第12話参照）

ＧＭ：まぁそういうわけで“千歳”は無理やねん。とりあえず祠がブッ壊されてて、ガシャドクロが帰っていったってこと。橿原はこれでいい？

彩音：まぁ、どこも一緒ってことやな…。

雪兎：じゃあ帰って寝るかな…煩い部長もいなくなったことやし。

犬神：（苦笑）

天狼：お目付け役はいるやろうに。（苦笑）

ＧＭ：…え？橿原組は解散？

彩音：「解散〜！」

陣内：あれぇ？ヤバイぞ、この空気…！（笑）

彩音：だって、何もないもん！

陣内：何か聞くとか…。

彩音：聞くとかは私の仕事じゃないもん！

陣内：じゃあせめて祠調べるとかさぁ〜！（汗）

雪兎：あぁ、じゃあ祠調べてみよか。

ＧＭ：祠調べる？じゃあ「魔力」−２０％で判定してみてや。

彩音：（コロコロ）成功するわけないやろ！（汗）

惣二郎：（コロコロ）失敗した！

雪兎：（コロコロ）あ、−２０％じゃなかったら成功してたのに…。

ＧＭ：…え、全員失敗？（汗）

彩音：いや、−２０％とか無理やから…＜命運＞使う気にもならへん…。（汗）

惣二郎：あ、＜命運＞使って振りなおしてみるわ（コロコロ）あ〜、それでもアカンわ…。

ＧＭ：さすがキング・オブ・…。（笑）

雪兎：＜命運＞（コロコロ）３４、成功した！

ＧＭ：はいはい、じゃあここにはとてつもない、ゾクッとするような嫌〜なもの、怖気が走ったわ。

彩音＆惣二郎＆雪兎：………＜命運＞使ってそんだけ？

ＧＭ：そもそも失敗する方が悪いねん。とりあえず、何か良からぬものが封印されてたな〜くらいは分かっていいわ。

惣二郎：そんなん分かってるよ！

陣内：もっとこう…何かチョウダイ！

ＧＭ：だから「何かヤバイんちゃうか？」っていうのには気づいたやん。さぁどうなることやら…。

惣二郎：来週へ続く…。

ＧＭ：え、今日は終わり？（笑）

彩音：まぁ何か復活したら、ソイツ倒せばいいんやろ？

全員：（爆笑）

犬神：それ極論や。（笑）

天狼：そら最終的にはそうやけどな。（笑）

雪兎：もういっそ復活させたら、向こうが暴れて居場所分かるやん。（笑）

惣二郎：で、ソイツをボコりに行けばいいねんな。（笑）

陣内：もうそれでいいやん。（笑）

天狼：全滅フラグ？（笑）

彩音：ていうかもう、全員死ねばいいねん。

犬神：何無理やり第�V部に繋げようとしてんねん。（笑）

天狼：そらアンタは生き残るけどな。（笑）

犬神：あれはあくまで“ｉｆ”ですよ、あの通りになるとは限りません。

彩音：もぉええよ〜…そっち、難波組どうぞ〜…。

天狼：じゃあ難波組、現場に直行〜！

ＧＭ：じゃあ難波に到着しました〜。大阪の妖怪って…あぁ、それこそ“千歳”でいいか。

彩音：っていうか、各地の妖怪とか分かるかぁ！地方の妖怪ならまだしも！（笑）

天狼：確かに。難波の妖怪とか、またピンポイントな。（笑）

ＧＭ：そうやな。（笑）じゃあ“千歳”のメンバー、誰でもいいで。誰出して欲しい？

彩音：ここは小金井やろ。

天狼：あえてジェイソン？！（汗）

ＧＭ：じゃあ小金井さんな。（笑）

小金井（ＧＭ）：「あ、どうもどうも。お疲れ様です…」

犬神：「あ、ども〜お疲れ様で〜す！おや？巴さんの姿が…？」

小金井（ＧＭ）：「彼女は…入院している」

天狼：腹貫かれたとこか…。

小金井（ＧＭ）：「それでこっちも手が足りなくてねぇ…」

犬神：「あ〜、それは大変でしたねぇ〜…。ところでちょっと聞きたいことがあるんですけど、最近この辺りでガシャドクロが暴れたとか？」

小金井（ＧＭ）：「そうなんですよ〜。では案内します」

犬神：「お願いします」

ＧＭ：はい、じゃあついて行きました。ここもあんまり人が来なさそうな路地裏に祠があって、そこがブッ壊されてます。

犬神：周りは壊されてないの？

ＧＭ：うん、あくまで祠のみ。それこそ、結界が張ってあったがごとく。

犬神：何か平将門の首塚伝説みたいやな…。

天狼：壊されたのはいつ？

ＧＭ：それは昨日の夜やで。

陣内：あ、今のとこ全部昨日の夜なんや。鎌鼬が起こったのが…？

ＧＭ：あれが２０日の昼間やな。で、ここが２１日の夜。さぁどういうことでしょうか？

惣二郎：………地名で分かってきたかもしれん。

ＧＭ：あぁ、勘のいい人は分かるかもしれんなぁ。で、難波組は他に何する？

惣二郎：難波っていっても、ちょっと下の方じゃない？

ＧＭ：下の方…かもしれんな。

彩音：……え、何が分かったん？

犬神：良く分かったな…。

惣二郎：多分やけど…日本史でやったやん。

ＧＭ：さすがやな…。（感嘆）

陣内：全然分から〜ん…。

天狼：遷都…都か？

惣二郎：うん、都のあった所やろ？

他ＰＣ：あぁぁぁぁぁ〜！！！！

陣内：ってことは、奈良→京都といって…あとはどうやったかなぁ…。

ＧＭ：さぁ、そんなこんなで夜なんですが、どうしますか？

犬神：『一回部室に集合！！』（メール）

惣二郎：話し合う必要が出てきたな！

ＧＭ：え、でも橿原組は解散したで。（笑）

彩音：別に家までは帰ってへんさ！

雪兎：え、バッチリ家帰って寝ててんけど…。

彩音：もう放っとく…。（汗）

犬神：じゃあ全員一回部室に集合して…惣二郎、頼む。

惣二郎：ん、え〜っと…変遷の順番からいって難波…浪花宮にあって、大津にきて…平城京か。その後に長岡京がきて…。

天狼：あれ？長岡のあとって何やっけ…？

ＧＭ：まぁまぁまぁ、皆さん（プレイヤー）は覚えてなくても、キャラは現役の学生なんで知ってるかもしれん。「魔力」判定してみてください、但し補修にかかった人は−５０％で。

犬神＆彩音＆陣内：マイナス突っ切っとるわぁぁー！！！（怒）

彩音：あ、でもクリティカルさえ出れば…！（コロコロ）…。

犬神：成功値マイナスなんやからクリティカルってないんちゃう？（もはや振ることもしない）

惣二郎＆天狼＆雪兎：（コロコロ）成功〜！

ＧＭ：はいはい、じゃあ成功した人いるから言うけど、御名答です。じゃあ、真っ先に気づいた惣二郎君に敬意を評して…。

惣二郎：わぁい♪

ＧＭ：「そうですね、これは都が変遷された順番じゃないですかねぇ」

ＧＭ：って同意を得られたわ。

彩音：順番ってどうやっけ？

ＧＭ：まぁこんなんは教科書見たら分かることやから、見たってことで。まず最初に明日香、次に難波、大津、橿原…まぁ藤原京やな。

雪兎：ってことは、次は…？

惣二郎：平城京やな。

ＧＭ：ってことで、今日の夜になったで。

惣二郎：では、行きましょうか。

彩音：はぁ〜…なるほどねぇ〜…惣二郎凄いなぁ〜！

犬神：…ごめん、答え聞いてもピンとこぉへん…。（日本史苦手）

陣内：しかし…一口に平城京といっても、広いぞ〜？

犬神：ん〜…平城旧跡でいいんちゃう？朱雀門とか。

ＧＭ：はいはい、じゃあ夜に皆で平城旧跡に来ました。皆、装備はバッチシ？

ＰＣ：バッチシ！

ＧＭ：はい、じゃあ平城旧跡で異常な力を感じます。

雪兎：「ペルソナぁ！」

ＧＭ＆彩音：早いねん。（笑）

惣二郎：また霊的な力を感じんねんな。

ＧＭ：うん、霊的な力を感じますねぇ〜。ビンビンきますねぇ〜。

犬神：じゃあ全員でそこに行こうか。

ＧＭ：はいはい、じゃあ淡く輝いている所があるわ。

天狼：「ど、どうしますぅ〜？」

彩音：「ちょ、誰か触ってや…」

犬神：「はいはい…ビィ〜…（手を突っ込んだ）」

天狼：すげぇ、さすが部長！（笑）

彩音：何の躊躇もなく！？（笑）

ＧＭ：はい、じゃあ犬神の姿が見えなくなりましたぁ〜。

他ＰＣ：「あぁ〜！部長〜！」（汗）

惣二郎：「怖い、怖いよぉ〜！」（笑）

彩音：「じゃ、帰りましょうか」（笑）

犬神：飛ぶ瞬間に（彩音の腕を）ガシッ！（掴む）

彩音：あぁ？！（笑）（天狼を）ガシッ！（笑）

天狼：（惣二郎を）ガシッ！（笑）

惣二郎：逃げれへん？！（陣内を）ガシッ！（笑）

陣内：ちょっ…！（雪兎を）ガシッ！（笑）

雪兎：…これは回避かぁ〜？（笑）（コロコロ）避けた！（笑）

陣内：そうか、その手が…（コロコロ）１３、避けれた！

天狼：前衛２人がいなくなったぁ〜！（汗）

ＧＭ：ていうか、入れよ…。（汗）

天狼：ほんまや。（笑）

雪兎：「どうしよ、陣内…何か、皆消えたで」（笑）

陣内：「……とりあえず、待とか」

全員：（爆笑）

ＧＭ：はいはい、じゃあ中に入った人たち〜。

犬神＆彩音＆天狼＆惣二郎：は〜い。

ＧＭ：中に入ったら、今まさに目の前でガシャドクロが祠を壊そうとしてんで。

彩音：え、もう？！（汗）

犬神＆天狼：（見事にハモって）「「待ちやがれー！！」」

惣二郎：「待ちたまえ、君ぃ！」（笑）

ＧＭ：ＯＫ。（笑）じゃあその声を聞いて、ガシャドクロが２体。

犬神＆彩音：２体？！

ＧＭ：しかも、めっちゃデカイしな。（笑）

惣二郎：「おぉう…デカイよ…！」（汗）

雪兎：中から音は聞こえるん？

ＧＭ：いや、何も聞こえへん。ガシャドクロ達がギロッ！って、空洞の目で見つめてくんで。

惣二郎：「話し合いで解決しようじゃないか！！」（笑）

ＧＭ：骨だけで、耳ないから。（笑）

惣二郎：「よぉっし、こうなったら…いけ！」（笑）

犬神：よっしゃ！じゃあガシャドクロの右目に刺さってる杭を抜く！これで言うこと聞くはず！（笑）

ＧＭ：それ世界違いますよ。（笑）先にイベントシーン進めさせてな。じゃあ、ガシャドクロの肩の上に女の子がいます。

犬神：「君！そんな所…危ないぞ！」

彩音：間違いない。（笑）

惣二郎：「落ちたらどうするんだ！」（笑）

犬神：「ソレは遊具じゃないんだぞ？！確かに…肋骨とか登りたくなるけど！」

彩音：（爆笑）

ＧＭ：まぁ女の子っていっても高校生くらいやで。

天狼：そんなとこいて…パンツとか見えへんのか？

ＧＭ：えぇ〜？！て、天狼！？（笑）

天狼：いやぁ、普通思うやろ。（笑）

犬神：さて、じゃあそろそろ話しかけよか。

ＧＭ：いや、こっちから話しかけるよ。

女（ＧＭ）：「何だい、アンタ達は？！」

彩音：「何だかんだと聞かれたら！」（笑）

天狼：「答えてあげるが、世の情け！」（笑）

彩音：「世界の！」

天狼：「破壊を防ぐため！」

彩音：「世界の！」

天狼：「平和を護るため！」

惣二郎：う〜ん…何この人たち…。（笑）

犬神：「え〜…霊界探偵部の者です」（笑）

天狼：最後、めっちゃ落ち着いたな！（笑）

女（ＧＭ）：「何？霊界探偵部？！」

犬神：「え、知ってんの？！」

女（ＧＭ）：「もちろん」

犬神：「あ…ちょっと…ちょっと今、めっちゃ嬉しい！」（笑）

天狼：「部長〜！」（笑）

惣二郎：「うわぁ〜…俺、今凄い恥ずかしい！」（笑）

犬神：「（笑）俺がやってきた３年間は無駄じゃなかった…！」（Ｔ▽Ｔ）

女（ＧＭ）：「さすがは噂の霊界探偵部ね…もうアタイ達の動きに気づいたのかい？」

犬神：「ふふっ…ウチには優秀なブレインがいるもんでね」

天狼：今回のＭＶＰは惣二郎やからなぁ。（笑）

犬神：「お前らの企ては…一応…お見通し、かなぁ…？」

天狼：何で最後疑問系？！（笑）

女（ＧＭ）：「でも…もう遅いよ！」

ＧＭ：って言って、ガシャドクロがガーン！って祠潰すわ。

ＰＣ：あぁぁぁぁ〜…。（落胆）

惣二郎：俺ら頑張って見抜いたのにぃ〜…。

犬神：せっかく待ち伏せとかまでしたのにぃ〜…。

陣内：全部無駄かよぉ〜…。

雪兎：やっちゃった〜…。

天狼：ガシャドクロ、空気読めよぉ〜！お前に『空気の読めないガシャドクロ』の称号あげるわ！

陣内：俺らの分までシバいといて！

彩音：……非難轟々やな。（笑）

ＧＭ：獲物を前に舌なめずりするのは素人やで？

犬神：ま、それは確かに。

ＧＭ：で、女の子はガシャドクロ達に、

女（ＧＭ）：「アイツらを殺っちまいな！」

ＧＭ：って言って消えるで。

雪兎＆陣内：あ、まだ入ってないから。

彩音：前列１人？！

犬神：それ無理やから、俺前に出るわ。

惣二郎＆天狼：後列！

ＧＭ：何で弓矢使いが前おんねん！（笑）

犬神：俺が聞きたいわ！（笑）

ＧＭ：まぁ、前１：後ろ３は無理やからなぁ…。

犬神：「俺…この任務が終わったら千鶴に婚約申し込むんだ…」

天狼：死亡フラグ？！（笑）

ＧＭ：あ、消える前にもう少し女の子は言うわ。

女（ＧＭ）：「アンタ達、目障りなんだよ…計画を邪魔するようなら、死んでもらうから」

犬神：「ったく…俺らもうすぐ卒業って時にいらんことすんなよ…」

女（ＧＭ）：「卒業…？世界がどうなるかも知らないくせに…？」

犬神：「なんだと…？」

ＧＭ：彩音だけは賛成派ちゃうん？

彩音：え？何が？

ＧＭ：世界が滅ぶことに。

彩音：え…いやいや！賛成するわけないやん！

ＧＭ：あぁ、現状維持を求めるんや。

彩音：当たり前やん！（笑）プレイヤー発言としてはまぁ…別に滅んでくれていいねんけど…。

他ＰＣ：ええんかい！（笑）

彩音：そしたら第�V部が正史に…。（笑）

天狼：神羅との未来が、な。（笑）

ＧＭ：はい、じゃあ戦闘いこか。イニシアティブどうぞ〜。

天狼：（コロコロ）１８！

惣二郎：（コロコロ）２１！

彩音：（コロコロ）２１やな。

犬神：（コロコロ）２９〜♪

ＧＭ：（コロコロ）こっちＡが３５、Ｂが２７。

彩音：デカイくせに早！（汗）

ＧＭ：デカイからこそ早いねんやん。

天狼：何その、デカイからこそ強いっていうアメリカ的発想。（笑）

ＧＭ：ってことはガシャＡ→犬→Ｂ→彩音＆惣二郎→天狼、と。外の２人は？

雪兎：１，２ターンくらいしたら入るわ。

陣内：まだ外やからなぁ。

天狼：入ってこいよ…。（汗）

陣内：「寒いなぁ…」

雪兎：「うん、外寒いなぁ…」

天狼：中は暖かいで？（笑）

ＧＭ：はい、じゃあＡからいくで〜。あ、もう女の子は消えたから。まず〔爪攻撃〕（いっコロ）犬神やな。

犬神：うん、予想はしてた。（笑）

ＧＭ：そう、前列に立ったら何故か毎回犬神にいくねんなぁ〜。（笑）

犬神：まぁ昔からそうや。（笑）

ＧＭ：２回に分けて（コロコロ）２回共成功やで。

犬神：避けてみせるさ！（コロコロ）１回目当たった、２回目はクリティカルで避けたわ。

ＧＭ：はいはい、じゃあ１回目のダメージが１３７点。

彩音：えぇ〜？！

陣内：やりすぎじゃね？！

ＧＭ：まぁそっち人数多いから。

彩音：ザワッ…！

惣二郎：ザワッ…！

天狼：ザワッ…！

陣内：ザワッ…！

犬神：何で皆アカギ？（笑）ちなみに今の、２回共当たってたら死んでました。すでに半分以下やからな。じゃあ俺やな、Ａに２分割で撃つ（コロコロ）１回だけ当たった。

ＧＭ：（コロコロ）当たったわ。

犬神：ん、ダメージが…８８点。

ＧＭ：骨に弓って当たるんか？（笑）

犬神：そら肋骨とかやったら難しそうやけど、頭蓋骨狙えばいいやろ。（笑）

ＧＭ：そっか。（笑）え〜ガシャドクロは物凄く痛がっている。

犬神：おぉ！コイツ物理弱点か！（笑）

陣内：２回共当ててたら終わってたんちゃう？

犬神：そこは頑張るけど…ただその前に、俺が殺される可能性が高い。

彩音：そうやん、次まだＢがあるやん。（汗）

ＧＭ：はい、Ｂな。（いっコロ）〔爪攻撃〕を彩音に（コロコロ）あ、１回しか当たってない。

彩音：こっちか（コロコロ）ＯＫ，避けれた！

ＧＭ：はいはい、じゃあ彩音か惣二郎。

彩音：先に惣二郎どうぞ。

惣二郎：〔袖縛り〕！２０％で『即死』！Ｂに（コロコロ）ん、成功！

ＧＭ：（コロコロ）当たったわ。で、２０％やったな（コロコロ）あっぶね〜、生きてるで。

惣二郎：じゃあダメージが５９点。

ＧＭ：ダメージがくんねんな…はいはい。

彩音：じゃあＡに（コロコロ）普通に当たり。

ＧＭ：（コロコロ）はいはい、ダメージちょうだい。

彩音：えっと９６点。

ＧＭ：…を倍にして…１９２点か…。

陣内：あれ、ガシャさん、意外と脆い…？

天狼：魔法に強いんやっけ…？

ＧＭ：まぁまだ生きてるけどな。

天狼：回復か、防御上げるか？

犬神：あの〜…できれば単体の回復を…。

天狼：何点くらいくらってた？

犬神：さっきの軽く７３点くらい通ってるんですよ〜。（苦笑）

天狼：あぁ、じゃあ【ディア】にしとくわ、６３点ほど回復。

犬神：ありがとうございます〜。（低腰）

雪兎：…脆。

犬神：いや、忘れんなよ？俺後列キャラやからな？！！

ＧＭ：ほんまや、何で前おんねん。（笑）

犬神：２人が外やからや！

ＧＭ：何ていう裏切り。（笑）

陣内：何かヤバイ空気してきたから、次いくよ。（笑）

ＧＭ：ん、じゃあこのターンから２人乱入してきていいよ。イニシアティブは？

陣内：（いっコロ）２１。

雪兎：（いっコロ）２１。

彩音：２１、多！（笑）

惣二郎：えらい固まったな。（笑）

ＧＭ：まぁ順番は各自で決めて。じゃあＡが〔旋風拳〕な、今前列が４人やな（いっコロ）陣内やわ。２回に分けて（コロコロ）１回目失敗、２回目はクリティカル。

陣内：おいおい…！（コロコロ）回避、普通には成功してる。

ＧＭ：ん…しかし、これ当たったら死ぬんちゃうかな…まぁ陣内やから大丈夫か。

陣内：何怖いこと言ってんねん。（汗）

ＧＭ：１２７点の『ＳＨＯＣＫ』２０％やな。

陣内：（コロコロ）２０％は大丈夫。

犬神：Ａにマルチアクションで２回攻撃（コロコロ）２回共成功！

ＧＭ：（コロコロ）両方当たったわ。

犬神：一回目が１３７点、２回目が…。

ＧＭ：いや、１回目が倍で２７４点やから…それでＡ死んだわ。

犬神：２発目が無駄に…。（笑）「一体、撃破〜！」

ＧＭ：ガラガラガラ〜！て骨が崩れたわ。で、Ｂやな。一人くらい【ムドオン】で連れていきたいなぁ…（いっコロ）お、【ムドオン】出た（いっコロ）陣内や！（笑）

陣内：ピンポイントやないかぁ〜！（笑）

ＧＭ：（コロコロ）普通成功やな！ちなみに当たったら８０％で『即死』ですね。

陣内：まず回避が…（コロコロ）あかん、当たったわぁ〜。で、８０％〜？（コロコロ）６４、死んだわぁ〜…＜命運＞使うに決まってるやろ！

天狼：いや、それくらいなら〔生命神符〕使って呪殺無効にする！

ＧＭ：はいはい、じゃあ消えた。

陣内：借り一つ…。

ＧＭ：さぁ〜…虐殺タイムや…。（汗）

惣二郎：（コロコロ）０７、クリティカルやな。

ＧＭ：（コロコロ）９３、当たった。

犬神：クリティカルと弱点で４倍ダメージの装甲無視。（笑）

雪兎：これは死んだやろ。（笑）

惣二郎：一応ダメージが…５３点やから４倍して２１２点？

天狼：の、装甲無視。（笑）

ＧＭ：…生き残った！

惣二郎：あれぇ〜？

彩音：じゃあ殴るわ（コロコロ）普通成功。

ＧＭ：（コロコロ）当たったわ。

彩音：ダメージが９４点。

ＧＭ：倍にして…ん、まだ生きてんで。

彩音：まだ生きてたか…！

雪兎：じゃあ２回に分けてペルソナ殴りするわ（コロコロ）２回共成功。

ＧＭ：（コロコロ）１回だけ当たったわ。

雪兎：じゃあ９６点の２倍。

ＧＭ：あぁ、それくらって死んだわ。ガッシャーン！

陣内：…陣内君、殴られただけやったな…。

犬神：もう二度と前には出るまい…。（汗）

ＧＭ：はい、というわけですが…。

惣二郎：でも結局壊されちゃいましたね〜。

天狼：ですねぇ〜…。

ＧＭ：うん、謎の女の子の姿は消えて、ガシャドクロの残骸だけが残っています。あ、経験点が２体で４４４点。あとアイテムドロップやな、カード欲しい人もあげるで。

惣二郎：〔宝探し〕〜♪（コロコロ）はい、アイテムください。

彩音：＜命運＞１点払ってカード貰っとくわ。

ＧＭ：はいはい、じゃあ惣二郎は【如来像】が貰えたわ。

惣二郎：何や、これ？！（笑）

彩音：崇めるだけちゃう？（笑）

犬神：ガシャじゃなくて、後ろの祠からパクったんちゃう？（笑）

ＧＭ：ん、まぁそういうわけで、ガシャドクロは倒しました、と。どうするん？

天狼：次こそは先回りしましょうよ。

ＧＭ：でももう、今日は終電もありませんよ？

天狼：ん〜…でも先回りを考えると…。

犬神：平城の次は…？

惣二郎：長岡京、京都やな。ここで終わりかな？

天狼：とりあえず、その壊された祠を調べてみよかなぁ…。

雪兎：（調べてた）あぁ、【如来像】は『味方一人の即死を打ち消す』効果らしい。

ＧＭ：おぉ、対ガシャドクロ用やな。ま、そういうわけで続けんで。平城京の祠は壊されてしまいました。

犬神：やられちまったもんは、しょうがあんめぇ。

雪兎：どうせ最終的にボス倒すだけやしな。

惣二郎：じゃ、長岡京にタクシーで向かいましょうか！

ＧＭ：え、今から行くん？！深夜料金は誰が払うん？

ＰＣ全員：理事長や！！

ＧＭ：そんなん、払うわけないやん。

惣二郎：え、無いん？！

彩音：報酬とか所持金の概念ないのに、誰も払えませんよ。

惣二郎：じゃあ…この【如来像】に免じて。（笑）

ＧＭ：いらんわ、そんなん。（笑）

犬神：電車はもう無いん？

ＧＭ：うん、もう真夜中の１２時を越えてると思う。

惣二郎：…移動手段ないってことは帰れってことやな。

ＧＭ：まぁそういうこっちゃな。そもそもどうやって帰るかって問題もあるけど。

犬神：じゃ、今日は部室で泊まるか〜。

彩音：合宿や。（笑）

雪兎：え、でも移動手段ないんやろ？

犬神：西大寺から学園前くらい、歩ける歩ける。（笑）

ＧＭ：現に俺らしょっちゅう歩いて帰ってたしな。（笑）はい、じゃあ歩いて平塚に戻って部室で一泊しました、と。

犬神：理事長はおらへんの？

ＧＭ：うん、家に帰ってる。

ＧＭ：じゃ次の日、２３日になりました。

雪兎：あと２日か…。

犬神：あ、俺クリスマスは空けるから。（笑）

彩音：私も空けます。（笑）それまでに終わらせんとな…。

ＧＭ：はい、じゃあ朝になりました。一応休日やけど…何かする？

犬神：祠について調べようか。

天狼：そうやね、何か文献とかで…。

ＧＭ：ん、じゃあ特別に図書館開けましょか。何調べるん？

犬神：あの祠が何を封印してたか、かな。

天狼：とにかくあの祠に関する記述のものを調べる。

ＧＭ：とは言われてもなぁ…人知れず立てられてた祠やからなぁ。

天狼：…記述なかったら、調べようがないやん…対策取れへん。

惣二郎：じゃあ藤原氏的なものを調べようよ。

ＧＭ：藤原氏的なもの…難しいとこやな。

彩音：……あれ？いなくなったんて、誰やっけ？

犬神：静姉やで。

ＧＭ：ていうか、忘れてたな？（笑）

彩音：うん。（笑）静姉がいなくなりました…静姉って皇室の関係者やっけ？

ＧＭ：それは麻美や。

彩音：あ、そっか…じゃあ分からん。

惣二郎：まぁあの女子高生は間違いなく、小学生の部下か何かやろう…。

天狼：っていうか、＜七星会＞やろうね。

犬神：＜七星会＞か…。

惣二郎：他、何かあったっけ？

犬神：鎌鼬（仮）かな…これも分からんなぁ…。

雪兎：じゃあ静姉の所にもっかい行ってみる。

ＧＭ：ん、相変わらず開かへんで。

雪兎：殴ってみる。

ＧＭ：ダメージくらっといて。

惣二郎：あっさり言うなぁ…。

雪兎：（コロコロ）まぁカキンやけども…。

惣二郎：ま、ここで言ってても仕方ないしな、とりあえず長岡京に行ってみましょ。

ＧＭ：あ、まぁこれは教科書見たら分かることやから言うけど、次長岡京ちゃうで。恭仁京やで。

惣二郎：あれ、そやっけ？

彩音：それってどこ？

犬神：…ぶっちゃけ、聞いた記憶もありません。（汗）

ＧＭ：滋賀の辺りやな。じゃあ今日一日使って滋賀調べるってことやな？

惣二郎：え、朝から行けば、夕方には戻ってこれるんちゃう？

ＧＭ：いや、午前中は静姉の所行ったから。

惣二郎：ちなみに、正しい順番ってどうやっけ？

ＧＭ：明日香→難波→大津→藤原やで。

惣二郎：あ、そっか。

犬神：とりあえず滋賀県に行きますか〜。

天狼：そうやね。

ＧＭ：はい、じゃあ昼過ぎに着いたで。ちなみに残念ながら恭仁京の祠はすでに壊されてたわ。

犬神：遅かったか…！

惣二郎：じゃあ次は…？

ＧＭ：もっかい難波で、信楽、長岡…。

彩音：いや、もぉええ。（疲）

雪兎：最後の所で待ち伏せしとけばいいやろ。

惣二郎：どうせ動いても後手後手にまわるだけやし…。

犬神：じゃ、最終防衛ライン、平安京で待ち伏せってことで。

彩音：うん、それやな。

陣内：…最後、東京とか嫌やで…？（汗）

犬神：江戸か。（笑）じゃあ途中で愛知、岐阜も出てきてまうわ。（笑）

惣二郎：平安京でアカンかったら、京都御所で待ってたらいいやん。（笑）

ＧＭ：………え、じゃあ、今日はもう一日、平安京で待ち伏せするん…？

ＰＣ全員：うん。

ＧＭ：…別にいいけど…。

天狼：いや、他に何かするにせよ、情報が足りなさすぎやから…。（汗）

惣二郎：途中何個もあっても、もう知らん…。

犬神：歴史が絡んだ時点で、さっっぱり分からない。

雪兎：…〔蛇の道は蛇〕、使ってほしい？ＧＭがちゃんとした情報をくれるなら使うけど。

ＧＭ：あぁ、あるんやったら使いぃや。

雪兎：じゃあ使うわ。

ＧＭ：はいはい。じゃあ朝、お父さんが……っていうか、どのタイミングで話しかけるん？

犬神：今朝は部室出発やったからなぁ…。

雪兎：じゃ、今電話で。「もしもし、パパぁ？」

ＧＭ：いや、場所的に。

惣二郎：恭仁京に行ったことは変えられへんねんやろ？じゃあそこでや。

ＧＭ：はいはい、２３日の昼間ですね。

雪兎：で？

夢宮父（ＧＭ）：『何だ、雪兎？』

雪兎：………何聞くん？

他ＰＣ：えぇ？！（笑）

惣二郎：僕たち、これから何したらいいんだろう。（笑）

犬神：すっごい抽象的な質問やな。（笑）

ＧＭ：…あぁ、じゃあこっちから電話かかってきたことにするわ。プルルルッって。

夢宮父（ＧＭ）：『あぁ、雪兎か？』

雪兎：「は〜い？」

夢宮父（ＧＭ）：『お前最近、フィールドワークにはまってるらしいじゃないか』

雪兎：「うん…何か、無理やり参加させられててさぁ…」

ＧＭ：無理やりかよ。（苦笑）

夢宮父（ＧＭ）：『まぁ、何だ…そういった地域の歴史に興味があるなら、俺が良い先生を紹介してやろうか？』

雪兎：「いや、別に興味はねぇんだけどさぁ…」

彩音：出・た・よ、イベント潰し！！（汗）

犬神：携帯奪い取る！！（汗）「あ、もしもし！夢宮君のお父様でしょうか？！」（笑）

夢宮父（ＧＭ）：『あ、はい』（笑）

犬神：「私、霊界探偵部・部長の犬神と申します」（笑）

夢宮父（ＧＭ）：『あ、これはどうもどうも』（笑）

犬神：「いつもお世話になっております〜。すみません、今ちょっと横でお話聞かせて頂いていたのですけども、その先生？ちょっと御紹介していただけませんかねぇ？」

夢宮父（ＧＭ）：『あぁ、それはもちろん。君達が郷土の歴史に興味があるというのなら…』

犬神：「はい〜、最近すっごい興味持ち始めてまして〜。（笑）高校卒業前に何か一個、思い出作りしとこうや、ってことでねぇ？」

夢宮父（ＧＭ）：『なるほどなるほど、それはいい心がけだねぇ』（笑）

犬神：「あ〜ありがとうございます」（笑）

ＧＭ：まぁそういうわけで、郷土家の有名な歴史の先生教えてもらえるわ。

犬神：どこの、何ていう人？

ＧＭ：この辺やったら…奈良大、かなぁ。

惣二郎：それより、奈良女子大の方が…。

ＧＭ：じゃあ奈良女の教授で。

雪兎：いや、それより考古学研究所の人にしたら？

ＧＭ：あ、そうか。じゃあ、それで。そこの管理人でもある、丁屋さんな。

夢宮父（ＧＭ）：『では、頑張ってくれたまえ』

犬神：「どうも、ありがとうございます〜。では失礼致します〜」じゃ、行こか、丁屋さんの所！手土産に梅酒でも持って。（笑）

雪兎：やっぱチョーヤの梅酒？（笑）

犬神：もちろん。（笑）じゃ…橿原やな。

ＧＭ：はいはい、じゃ夕方になるけどいいかな？

犬神：あ〜、別にいいやろ。

雪兎：あ〜あ、また１個封印解かれた。（笑）

犬神：解きたければ解けばいいさ！（笑）

惣二郎：いいじゃないか！２３日で世界が滅びればいいじゃないか！（笑）

ＧＭ：いいんかい。（笑）はい、じゃあ着きました〜。

丁屋（ＧＭ）：「あぁ、君達が夢宮君の…」

犬神：「御紹介頂きました、霊界探偵部の者です」

丁屋（ＧＭ）：「話は聞いているよ。何でもこの辺りの歴史に興味があるだとか？」

犬神：「はい。都の移った場所をそれぞれ見ていたら、それぞれに不思議な祠が１つずつあったんですけど…」

ＧＭ：あぁ、じゃあ…確か天狼が、一回祠調べるとか言ってたな。

天狼：うん、流されたけど。（笑）

ＧＭ：それをここで活かすわ。祠を調べてたら、すべてに符が貼られていました。

天狼：…私、『符術師』なんですけど…？

ＧＭ：まぁ、封印の札やと思ってくれていいよ。

犬神：普通／対抗…。

ＧＭ：モンコレか。（笑）そこには＜平＞っていう字が書かれてた。

雪兎：将門？！！

天狼：平塚学園じゃないの？

犬神：もしくは、その両方か…。

ＧＭ：まぁ、そういう封印の札が貼られててん。もう破けてたけどな。

雪兎：なぁ…もう止めよう？メギドラオン連発されんで…？

天狼：まぁＧＭがシナリオ前に連発したいって言ってたしな。（笑）

ＧＭ：…そんなん勝てるわけないやん…。（笑）

惣二郎：あれ？首塚ってどこやっけ？

犬神：東京の街中やで、確か。移動させようとしたら祟りで皆死ぬから動かせへんっていうやつ。

彩音：あぁ、そうやな。

ＧＭ：まぁ、そういうことです。

陣内：ま、アレや。校長殺して仕舞いや〜。

天狼：え〜、校長派のが勝ってんのにぃ〜？（笑）

犬神：いや、それは第�V部の話。この�U部ではまだ理事長派のが優勢や。

惣二郎：＜平＞って書かれてんねんな？ってことは、平塚学園を占拠したら勝ちじゃないの？

ＧＭ：どんな作戦ですか。（笑）

犬神：＜平＞の札か……これ、作ったのは静姉じゃないの？

ＧＭ：……………え〜、とりあえず教授を無視しないでください。（笑）

犬神：あ、これは失礼しました。（笑）「あ！これは遅れましたが、手土産のチョーヤの梅酒です」（笑）

丁屋（ＧＭ）：「おぉ、よくぞ私の好物を！」（笑）

犬神：「あぁ、やっぱり」（笑）

惣二郎：「他には、どういう所にあるんですか？」

ＧＭ：じゃあ「会話」＋２０％で判定してもらおか？代表者な。

天狼：部長〜。

犬神：俺か…（コロコロ）げ、９８…。（汗）＜命運＞使うわ（コロコロ）今度は成功したで。

ＧＭ：ん、じゃあ聞かれたことには何でもペラペラ喋ってあげるで。

丁屋（ＧＭ）：「いやぁ、君達なかなか見所があるからねぇ」

天狼：「じゃあ、あのお札の＜平＞の文字の意味は何なんですかねぇ？」

丁屋（ＧＭ）：「うむ、よくぞそこに気づいたね。その札、見せてもらえるかな？」

犬神：「はい、どうぞ。破れちゃってますけど」

丁屋（ＧＭ）：「……むむっ君達、これをどこで手に入れたんだ？！」

犬神：「え〜っと明日香です。これと同じものを、橿原、難波、平城、恭仁でも見ました」

丁屋（ＧＭ）：「ふむぅ…君ぃ、これはなかなか興味深いよ…」

犬神：「そうなんですか？」

天狼：筆舌に尽くし難し？（笑）

丁屋（ＧＭ）：「うむ、まさに筆舌に尽くし難し！我々はこの時を３年待った！」

犬神：え、微妙に短！（笑）

惣二郎：あぁ、この人ジオンの人やったんや。（笑）

ＧＭ：で、結局のところ、この＜平＞っていうのは…皆気づいてるけど、ここは平塚っていう地名やんな？この平塚っていうのは…昔の地名がな、栂平（とがひら）っていう地名やってん。で、何で栂っていう字が使われてたかっていうと…。

天狼：咎人の咎？

ＧＭ：……鋭い子もおるもんやなぁ。（苦笑）その栂っていう字は、ほんまは語源として、ツガって読むねん。

犬神：意味は？

ＧＭ：植物やな、ツガっていう樹があんねん。

陣内：……この栂になぁ……こう…（紙に書く）…コレ足したら…梅酒の“梅”やぁ…。

全員：（爆笑）

天狼：これが語源かぁ〜！（笑）

惣二郎：えらいとこに犯人おったぁ〜！（笑）

ＧＭ：まさかの超展開！（笑）

犬神：梅酒が好きすぎてんな。（笑）

ＧＭ：まぁ、話戻すな。その栂平っていうのがこの辺りの最初の地名やってんやん。で、まぁ栂平っていう名前からも分かるように、昔はこの辺りを栂平一族っていうのが収めててん、大和朝廷の時代に。太秦と一緒で、その名前が地名になってん。で、その大和朝廷で有力な部族になってた栂平氏やねんけど、ある日政争に破れてしまいました。

陣内：藤原氏に負けたんか？

ＧＭ：この時代まだ藤原氏おらんけど…まぁナントカ氏に負けたんやろな。物部氏かもしれんし、蘇我氏かもしれんし…。

惣二郎：明日香の時代…大化の改新で負け組やってんやろな。

ＧＭ：まぁ、そうかもしれん。で、その時にそのツガはトガとも読めんねん。そのトガってのが御想像の通り、栂→咎でもあんねん。それをかけて咎平と呼ばれるようになってん。で、それがいつしか、平の字だけ取って＜平塚＞と呼ばれるようになってってん。

犬神：ほぉ〜…。（汗）

ＧＭ：これがこの地の郷土史な。

雪兎：……実話？

ＧＭ：んなわけないでしょーが…。（苦笑）

天狼：そもそも平塚っていう地名ないし。（笑）

ＧＭ：もう少し話続けんで。そして時は流れて幾世代、ある時からこの栂平では“鬼女伝説”っていうのが語らえるようになってん。

犬神：…千歳？（笑）

彩音：時代が違う。（笑）

ＧＭ：ま、内容は至って簡単。一匹の凶暴な鬼を従えた女が、この辺りで暴れまわっていたっていう伝説やな。

陣内：…あの女子高生か…。

犬神：…ってことは、アイツ…何歳だ？

ＧＭ：もっかい言うで？一匹の、凶暴な鬼を従えて…やで？

天狼：それが、あの少年だな。

惣二郎：あれ、そうか…？

彩音：何か違う気がする…。

天狼：え、そう？

ＧＭ：で、そうやって暴れまわってるところを、時の天皇が成敗したっていう伝承がここには残されてるってこと。で、今でもその鬼女を封印している祠が今もどこかにあるらしい…。

陣内：明らかに静姉やないかぁ〜！

惣二郎：アイツ…悪い奴やなぁ〜！（笑）

ＧＭ：で、伝承によると、その祠を封じている札と、この札が一致してるんじゃないか、っていうことを丁屋教授が言うわ。まぁ実物見たのはこの人も始めてやから、凄い興奮してはるわ。

丁屋（ＧＭ）：「君達、これを一体どこで…？！」

犬神：「あ、とりあえず返してもらいますね」（ぴっと抜き取る）

ＧＭ：えぇ〜？！（笑）

犬神：「ほら、ねぇ？やっぱあるべき場所に返さないと」（笑）

天狼：「ところで、従えてたっていう鬼はどうなりましたかねぇ？」

丁屋（ＧＭ）：「一緒に成敗された、ということになっておる」

犬神：「…ひょっとして、その後封じられた場所って、前方後方墳だったりしますか？」（汗）

丁屋（ＧＭ）：「そこまではさすがに分からないなぁ…」

惣二郎：…遷都した所……か……ん？じゃあ御所で終わりか…？

天狼：平安時代で終わり、ってことかな。

惣二郎：あれ…？平安で封印されてるのに…明日香でも封印されてる？

ＧＭ：まぁな。

惣二郎：……じゃあ、平安京に行きたい人〜！

犬神：挙手制？（笑）まぁ最終的には行くさ。

天狼：ただ…少年と爺が繋がらんねんなぁ…。

ＧＭ：一回話まとめよか。ちなみに今は、２３日の夜ですからね？

犬神＆彩音：明日ＯＦＦやで〜？（笑）

ＧＭ：今日何とかしな、イブの夜にも張り込ませんで？（笑）

惣二郎：あ、じゃあそれでいこうか！（笑）

犬神＆彩音：えぇぇ〜？！！（汗）

犬神：今から張り込みに行こうや！（笑）

惣二郎：今日はもうシンドイねん！（笑）

犬神：体力全快の状態やろ？！（笑）

雪兎：いやいや、鋭気を養うことも重要やねん。（笑）

犬神：もう十分やろ〜、このまま平安京に行こう。

ＧＭ：じゃあその話を聞いてて丁屋さんも、刺激されて、

丁屋（ＧＭ）：「少し私も独自に調べてみますわ」

犬神：「お願いします。あ、これ、俺の携帯の番号なんで、何か分かりましたら連絡ください」

彩音：芸細かいなぁ〜。（笑）

犬神：じゃあ平安京に行こう！

ＧＭ：このまま行くん？嫌がってる人もいるけど？（笑）

犬神＆彩音：引きずってでも行く！（笑）

ＧＭ：はいはい。（笑）

ＧＭ：じゃあ平安京で張り込み〜。

犬神：さぁ来い、ガシャドクロ…。

ＧＭ：じゃあまた、光ってる所があるわ。

犬神：よっしゃ、じゃあ…まず陣内放り込んで、雪兎放り込んで、彩音放り込んで…。（笑）

天狼：まず前衛から。（笑）

陣内：…そしたら今度は後ろから襲われんねんな。（笑）

犬神：しまった、罠か？！（笑）

ＧＭ：…はい、では戦闘いこか。

ＰＣ：いきなりかい！

ＧＭ：うん、もう目の前におるからな。

天狼：よし、今度こそ祠を護らんと…。

犬神：祠を囲むように立つか。

ＧＭ：いや、しかしアンタ等が後から入ってきたから無理やで？

犬神：はっ？！え、普段からここは入れる所？

ＧＭ：いや、光らな無理やで。

ＰＣ：どうしようもないやん！！（怒）

惣二郎：もういいやん、壊させたら…。

陣内：壊させた後で、じっくり殺ったったらいいねん…。

犬神：むしろ、祠に撃つ。壊させるくらいなら、いっそ俺の手で…。

ＧＭ：何このダメなＰＣ達…！（笑）え〜ガシャドクロが１体と、あとあの女子高生風の女の子と…あとは猫！

犬神：猫？…キマイラ？（小説版デモパラ参照）

ＧＭ：いや、ただの猫やで。

彩音：…紛れ込んできただけちゃうん。（笑）

天狼：そんなわけがない。（笑）

謎の女（ＧＭ）：「アンタ達、また…！」

犬神：「アンタ、鬼女？」

彩音：痴女みたいな発音やな。（笑）

犬神：言い方悪かったな。（笑）「あんたが“鬼女伝説”の鬼女、かい？」

謎の女（ＧＭ）：「へぇ〜、そこまで調べたんだ…でも、教えてあげないよ？」

犬神：「…肯定も否定もなし、と…」

惣二郎：「ま、いいけど？」

彩音：「力尽くで吐かせてアゲル…」

雪兎：「アンタは知らないだろうけど、実は他にもう一箇所封印あるんだよ〜？」（笑）

彩音：どんな知ったかやねん。（笑）

謎の女（ＧＭ）：「ふっ…そんなハッタリにひっかかるとでも思ってるの？」

彩音：そら無理やろ〜。（笑）

惣二郎：ま、いいやん。もう攻撃したったら。

天狼：「黙れ、＜七星会＞！！」

ＧＭ：…その単語、出すん？

天狼：ん？出す。

謎の女（ＧＭ）：「へぇ〜、そこまで知ってるんだ…。いよいよ生かしてはおけないねぇ…」

陣内：「あぁ、ほんまにそうなんや…」

謎の女（ＧＭ）：「いかにも、私は＜七星会＞が四星、滝夜叉姫よ！」

惣二郎：４番目？結構下っ端やな。

犬神：え、丁度真ん中ちゃう？

天狼：滝夜叉姫…どかで聞いたことあるような…。

陣内：ていうかさー、＜七星会＞って設定、前いつ出てきたっけ？去年のシナリオ？

ＧＭ：いや、ウチらが中学の時からやで。（第�T部〜結社編〜参照）

犬神：ま、車椅子の爺だけやったし、＜七星会＞って名前が出てきたのはこないだの第８話が初めてやけどな。

陣内：し、知らねぇ〜…。（汗）

ＧＭ：で、続いて猫も喋るわ。

犬神：あ、猫も喋るんや。

猫（ＧＭ）：「にゃーにゃー、オイラは＜七星会＞が七星……」

犬神＆天狼：一番下っ端や！

ＧＭ：ていうか、名前募集します！（笑）

ＰＣ：考えてないんかい！（笑）

惣二郎：…フレーク・クロ。

天狼：缶詰？（笑）

犬神：何かプロレスラーみたいな名前やな。（笑）