第1話 : 『御近所さん達、邂逅』




目次

〜Preplay:登場人物紹介〜 〜Opening:蠢動の影〜
〜Middle1:集う御近所さん達〜 〜Middle2:動き出す御近所さん達〜
〜Middle3:突き止める御近所さん達〜 〜CLIMAX:黒い翼の黒幕〜
〜ENDING:降りかかる禍根〜 〜座談会〜




〜Preplay:登場人物紹介〜


GM:え〜、では!真・女神転生TRPG第……T部、かなぁ…?外伝…名前は特になし!

PCC:くぉらぁ!(笑)

GM:だって無いねんもん、後付で。(笑)ま、始めます。

全員:(拍手)

GM:じゃ、まずはPC@さんから自己紹介してって〜。

PC全員:……誰がPC@?!(笑)

GM:それは…俺から見て時計回りかなぁ…。

PCD:いや…俺は@的立ち位置じゃないし…。

PCC:俺も違うな…。

PCB:ウチも違うし…やっぱ剣士の人からじゃない?

PC@:そう?…じゃあ…。


《PC@:月宮 琉華》

PC@:月宮琉華(ツキノミヤルカ)、女の20歳です。普段は大学生です。クラスは『剣士』、クラススタイルは『格闘(武器)』。人間です。

GM:二十歳かよ…。

PC@(以下→琉華):いいやん。(笑)背景設定は…その1『不在』、私はこの家にいてもいいのだろうか…と思っている。その2『消えた恋人』、ちなみにもう結婚していて…月宮星司という方がおられるのですが…結婚式当日に凄い、大変な事故があって…。

GM:悪魔合体に失敗して、蠅と合体してんやろ?

PCC&D:ザ・フ●イ?!(笑:某米国映画)

琉華:大怪我を負ったであろうはずなのに…何故か琉華だけが病院に運ばれ…星司の姿はどこにもなかった…という状況になっています。

GM:それは…死んだんちゃうか…?

琉華:不明です。コネは…元・『星華学院の生徒会長』と『氷川のぶ子』にあります。

PCC:氷川?

GM:ガヤン教団の神やな。あんま関係ないけどな。

琉華:PC間の関係。『財前洋介への恩返し』その大きな事故を負った時に命を救ってくれたのが、財前洋介だった。

GM:どうせその時に爆弾とか埋め込まれてるって。

PCC:喋りすぎたら頭破裂する爆弾。(笑)

PCD:ん?いや…毒埋め込んでんねん。10年後に死ぬ毒。

全員:(爆笑)

PCB:さ、最悪や…。(笑)

琉華:『汐華…』…シルヴァーナには…。

PCC:汐華でいいです。(笑)

琉華:『シルヴァーナ龍二』には『戦友』という関係が結ばれる予定です。

PCC:あぁ、まだ出会ってないからな。

琉華:そうそう。『神守柳』とは『共通の友人』…星司の知り合いだった。

PCB:あぁ、知り合いやったんや…。

琉華:尚且つ、柳のお姉さんと友達です。

GM:お姉さんいるんか…はいはい…。

琉華:最後に、『神無月みちる』には『友情』関係があります。

GM:はいはい…他には?

琉華:えっと…基本、【気合】→【ヤマオロシ】+【斬り落とし】って言うだけなんで。

PCB:それで十分強いからな。(笑)

GM:卑怯や…【斬り落とし】は…。

琉華:ん、以上です。


《PCA:神無月 みちる》

PCA:では…PCA、神無月みちる(カンナヅキミチル)です。男、年齢29歳。職業は『傭兵』、クラス『強化人間』、クラススタイル『格闘』です。

PCB:傭兵…。(笑)

PCA(以下→みちる):背景設定1『願望』…強くなりたい、と願い続けております。俺より強ぇ奴に会いに行く!

全員:(爆笑)

みちる:背景設定2『正義感』……………。

PCC:首捻って詰まったぞ。(笑)

みちる:…ん〜〜?……まぁ、正義感、感じて、ます?

GM:自分が正義なんやろ。(笑)

PCB&C&D:俺が正義だ!!(笑)

みちる:そういうことです。(笑)コネは…『五島陸将』…陸軍の長やったな。あと『魔獣ケルベロス』にもコネがある。

GM:な、何で?!

PCC:確か街にいる、とは書かれてたな。

GM:お、恐ろしい…。野良ケルベロスやん…。

みちる:シバいたら、懐いた…。

PCB:シバいたんや!(笑)

琉華:さすが傭兵。(笑)

GM:いや、間違いなくあんたがシバかれるから。(笑)

みちる:PCとの関係。『財前洋介』は『地縁』…御近所さんですね。『汐華龍二』は『親族』…ハトコです。

琉華:ハトコて…ただの他人やん。(笑)

PCB:ほんまや。(笑)

みちる:『神守柳』は『ビジネス』…仕事で一度、御一緒したことが…。

PCB:高校生と…。(笑)

みちる:『月宮琉華』とは『友情』を感じています。くらいかな?

PCB:あ、あと何ができるかだけ。

みちる:…えっと…スキルがない(自動効果スキルしか持っていない)ので、殴るか、申し訳程度の射撃以外は…何もないので…。

琉華:自己強化に全てを注いでたから。(笑)

みちる:そうそう…。俺は堅いし耐えれても、皆は守れないよ?以上です。(笑)


《PCB:神守 柳》

PCB:ではPCB、神守柳(カミモリヤナギ)です。男で16歳、最年少です。このメンバーで…珍しい…。クラスは『忍者』です。背景設定としては『任務』、国から請け負うエージェントです。もう一つの背景設定として『大事な存在』、主君に当たる土御門水穂という娘が…。

GM:す、凄い名前できたな…。(笑)

PCB(以下→柳):NPCとして作ったから。普段は高校生してます。というのも、主君の水穂が高校生してるので、影ながら護衛という形で同じ高校に通っています。

琉華:星華学院やろ?

GM:平塚やぁ言うてるやん。

PCC:あぁ、平塚なんや。

柳:じゃ、平塚学園で。PC間の関係は『汐華』さんとは『戦友』…過去に同じ事件を追ったことがあるらしい。『財前』さんには『恩返し』…仕事中に負傷して倒れていたところを、助けてもらったことがあるので恩を感じています。

GM:財前…どんだけ助けてんねん。(笑)

PCD:まぁ10年後に死ぬ毒入れてるけどな。

全員:(爆笑)

GM:またか。(笑)

柳:黒医者め。(笑)『神無月みちる』さんとは『地縁』…御近所さんらしいです。

みちる:御近所さん多いなぁ…。

琉華:皆、御近所さん。

柳:御近所物語状態。(笑)

GM:…あ、じゃあ新シリーズ御近所物語と名づけよう。

琉華:え、キャンペーン化?!(笑)

GM:まぁ、このメンバーが集まれば、やけどな。

PCC:そ、それなら別のスキルにしたものを…。(脱力)

柳:ま、続けるで。(笑)姉がいまして…その姉と『琉華』さんが同じ学年、同じ学部の友達だったので、その繋がりの知り合いです。あ、僕は忍者なんで、防御も攻撃も高くない…一応攻撃は前列1列だけど…ですけど、回避が高いので避けて避けて避けまくろうかと。

PCC:(シートを覗き込んで)…ナチュラルに回避率54%…。

他全員:早!!(笑)

琉華:え、【回避強化】とか…。

柳:ランク3♪他にも装備品とかを回避に合わせた。(笑)

GM:54%は凄いな…。(汗)

柳:1/2の確率で避けれるね。ま、以上です。


《PCC:汐華 龍二》

PCC:では、PCCの汐華龍二(シオバナリュウジ)です。年齢28歳の男。クラス『サマナー』、クラススタイル『召還』。普段は私立探偵してます。背景設定1が『警察関係』で…事件の関係で、『浦田警部』にコネができました。

GM:誰、それ?

PCC(以下→龍二):オカルト専門の部署の警部らしい。背景設定2『復讐』、過去に色々あって復讐対象がいるらしいです。(笑)

GM:大学受験に失敗した、とかやろ?

柳:誰に復讐するの、それ?(笑)

龍二:まぁ、それは追々分かるであろう。(笑)で、サマナーの手解きを受けたということで『イゴール』にコネがあります。PCとの関係、『財前洋介』は『親戚』…ハトコの従兄弟やな。

GM:結局他人やん。(笑)

PCD:ハトコて遠いしな…ウチとココ(みちる)、もう親族でも何でもないしな。(笑)

龍二:まぁ、そうだな。母方の親戚(財前)と父方の親戚(みちる)くらいの違いで。(笑)『神守柳』とは『戦友』、過去に同じ事件に当たったことがあるんで、その時に認め合う中になりました。『神無月みちる』とは『趣味』で…俺の行き着けで、28歳同期の大泉純一という男がやってる喫茶“アーネンエルベ”で珈琲繋がりで仲良くなりました。(笑)

GM:どっかで聞いた設定や。(笑)

柳:また繋がった。(笑)

龍二:だから大泉と同じ28歳にしてん。(笑:デモンパラサイト異聞《鬼御霊》参照)『月宮琉華』とは『地縁』…ま、ただの御近所さんだ。(笑)

琉華:ほんまに皆御近所?!(笑)

柳:本当の意味で御近所物語に…。(笑)

龍二:狭い世界だ。(笑)攻撃は俺自身はハンドガンをパンパン撃つだけで…基本は悪魔を呼び出して戦わせるだけです。

GM:持ち悪魔も言うといてや。

龍二:あぁ…『ナーガ』の“長之介”と、『ハファザ』の“お父さん”

他全員:(爆笑)

GM:なんちゅー適当な名前や。(笑)

龍二:いいじゃん、別に。(笑)以上〜。


《PCD:財前 洋介》

琉華:「財前教授、総回診で〜す!」

PCD:お前…俺が言おうとしてたこと言うなよ…。

全員:(爆笑)

柳:「下〜にぃ〜!下〜にぃ〜!」

GM:…そんなキャラなんや?

PCD:さぁ〜?(笑)PCD、財前洋介(ザイゼンヨウスケ)です。性別男の、年齢39歳。財前教授ですね。

GM:…39歳で教授?それは凄いな!

PCD(以下→財前):うん。だから周りの奴ら、全部叩き落してきてん。(笑)そのために、色んな人の力使って…。

龍二:弱み握ってきたり…。(笑)

柳:探偵と忍者使って…。(笑)

財前:そう、2人の力を借りて…教授の地位まで上り詰めた!

GM:何が目的や?!(笑)

財前:…………………全ての人間を改造すること。

全員:(爆笑)

財前:クラスは『ドクター』、クラススタイルは『情報(医療)』の医者です。背景設定は…まず『心身の障害』ってのがあって…もうすでに癌に冒されていて、後の1年の命です。

GM:だから?!周りを道連れに?!(笑)

財前:さぁ〜?(笑)背景2は…書いてなかったな…今決めよう。『全人類改造化計画』的な感じの…。

全員:(爆笑)

龍二:『願望』かな?(笑)

財前:あぁ、じゃあそういう『願望』で。(笑)

GM:犠牲者が…。

みちる:(ポツリと)……あ、つまり俺、プロトタイプ(旧型)か…。

全員:(爆笑)

琉華:あんたは正確には、強化人間であって改造人間ちゃうけどな?(笑)

龍二:一緒のようなもんやん。(笑)

財前:あとは…コネか。もう適当でいいな?『隣に住んでるキャバクラのお姉ちゃん』と『病院のナース』!これでいい。

琉華:多分、そのキャバクラの姉ちゃんが、凄い事情通やったりするんや?(笑)

財前:そうそう。『キャバ嬢』と『ナース』て書いとこう。…この『ナース』も風俗的な意味のナースかもしれんけど。

GM:何かイマイチ役に立たなさそうなコネ…何でキャバ嬢やねん。(笑)

琉華:凄い事情通やって!

財前:PCとの関係。『汐華龍二』には『恩返し』…これは教授になるための手助けをしてくれたこと。『神守柳』には『友情』…これは怪我を治療したのと、教授になるために色々手助けしてくれたこと。

GM:そんなんばっかか!!(笑)

財前:『神無月みちる』は『ビジネス』になったから…。

GM:身体やん!(笑)

財前:そう、身体を改造して後で売っぱらおうかな、と。(笑)

みちる:な、なんだってぇー?!(汗)

財前:『月宮琉華』は『地縁』…御近所ですね。

柳:絶対誰かが『地縁』やねんな!(笑)

龍二:ランダムでやったけど…出てくるからなぁ。(笑)

琉華:病院の隣の敷地に住んでるから。

財前:まぁそれはいいけど。攻撃は基本的に何もしませんので、攻撃しない時は〔応援〕か回復だけです。以上、終了。


* * * * * * * * * *

GM:…え、と…結局誰と誰が知り合いって?ややこしいねんけど…。(汗)

龍二:俺ぁ、琉華以外は直接的な知り合いだな。

柳:僕は神無月さん以外かな?

みちる:財前はただの御近所さんやったけど…実は親戚のうえに、自分を改造した人やった。

全員:(爆笑)

琉華:みちると友情…柳はお姉さんが友達で繋がってて…財前教授には昔治してもらった恩がある。

財前:まぁこっちはそんなん覚えてないけどな。ただ運ばれてきた患者を執刀しただけや。(笑)

GM:はいはい…じゃあ、いきましょか。(笑)




〜Opening:蠢動の影〜


GM:では、まずはマスターシーンからいかせてもらいましょか。

龍二:ま、マスターシーン…。(笑)

琉華:そんなん、あったっけ?(笑)

GM:いや、ほんまはあるんやって。メガテンも…俺が面倒くさいから、せんかっただけで。(笑)

龍二:今まで何十話とやってきて、初めてやな。(笑)

GM:確かに。(笑)ではマスターシーン……ん〜……何かこう、黒いのがモゾモゾ動いてる感じ。

柳:フライング・フィアー?!(=ゴッ●ー)

みちる:ドブラット!?(=ドブネズミ)

GM:黒いのがモゾモゾ動いてる感じ…。

龍二:……まさか、それがマスターシーンのつもりか?(笑)

GM:よう分からんねん!(笑)とにかく!この街に不吉な予感が漂ってるで!何か事件が起きそうや!

柳:…誰か、何か言うたって〜。(笑)

琉華:つまり…暗雲が立ち込めてる、とか…。

柳:「こ、この気配は…?!」とか。

龍二:結局編集するのは俺なんだろ〜…?(苦笑)

GM:まぁとにかく、ロクでもなさそうな事件が起きそうやってことや。

* * * * * * * * * *


《〜Master Scene〜》

どこにでもある街、当たり前の日常。
人々は日々の暮らしを漫然と繰り返しながらも、生を謳歌している。

これは日本・大阪の、とある一角における物語…。

その人々の“常識”に守られた街に今、黒い不吉な影が忍び寄る。
ソレは良くないモノ…“常識”の枠から外れた“非常識”の世界のモノ…。
今はまだ、誰一人として気づいてはいない、その不吉の象徴は…。
しかし、確実にこの街を蝕もうと、動き出していた……。


* * * * * * * * * *


GM:ってことで、日常パートに移っていこうか。最初はシーンプレイヤーは一人ずつなんですが、@から順でよろしいでしょうか?

柳:あぁ、いいよ。


《〜Opening Scene1:月宮琉華の日常〜》

GM:はい、じゃあPC@の人。

琉華:琉華やね?じゃあ普通に大学に行く。

GM:はいはい。馬鹿田大学でいいな?

琉華:平塚大学や!(笑)

GM:なんや。(笑)え〜、では平塚大学の3回生である君は…ボチボチ就活の恐怖に怯えながらも、享楽的な生活を送ってるわけやな。

琉華:就活…必要ないんですけど…。

GM:え、プー太郎?

琉華:人妻やぁ、言うてるやん。

GM:そんな生死不明の旦那なんか、忘れてしまえ!

龍二:身も蓋もねぇ〜。(笑)

琉華:生死不明やけど、旦那の家の流派を継いでるから…。

柳:家元みたいなもんか。

琉華:そうそう。

GM:楽して生きるつもりか!

琉華:そこで頑張るつもりやけど…ただ、師匠とは繋がりがあるけど、旦那が消えてしまったせいで物凄い居辛い状況…。

龍二:そら、他人の家にいるからな。

財前:姑にイビられんねんな。

琉華:そんな感じ。

柳:「この泥棒猫!」(笑)

GM:「きぃー!」(笑)…え、じゃあ普段貴方は何してるんですか?

琉華:普段は…椛さんと喋ったり…。

GM:モミジ?誰、それ?

柳:ウチの姉。

GM:あぁ、知り合いやっけ。ふんふん…じゃあ、そんな貴方の所に…趣味で妖怪退治してるってことでいいよな?

琉華:趣味じゃなくて、修行の一環で、や。

財前:ていうか、妖怪を趣味で退治すんな!俺が止めんぞ!(妖怪大好きな人)

琉華:修行の一環で、悪魔退治をしてる!

GM:ウサ晴らししてんねんやろ?(笑)

柳:「一つ斬っては旦那の為〜…」(笑)

琉華:旦那を探すために……あの事故も、何かしら悪魔の力が働いてたって感じたから…。

GM:まぁ、そんな貴方のところに、知り合いの女子大生が話しかけてくんで。あ〜…これがその姉貴でいっか。カバやっけ?

柳:モミジやってば!

GM:あぁ、そっか…カバとも読むやんけ。(笑)まぁ、その椛さんが…。

椛(GM):「ちょっと琉華、聞いたぁ?」

琉華:「ん?何を?」

GM:…そういや、何学部?

琉華:…じゃあ…国文学部。

GM:国文かい…。

椛(GM):「国文の…あの子いたでしょ、あの子」

龍二:…どの子だよ。(苦笑)

GM:ちょっと待ってな…決めた名前が出てこん…。(笑)

椛(GM):「あの子…ユウちゃん!」

琉華:「ユウちゃん?ユウちゃんって、二人いたじゃん?」

椛(GM):「はぁ…牧田優ちゃんの方よ!」

琉華:「あぁ、牧田の優ちゃんね!…それがどうしたの?」

椛(GM):「何でも最近、うなされるらしくて…最近大学にあんまり来てないのよ」

琉華:「最近流行りのニートってやつじゃないの〜?」

椛(GM):「うん、それを思った教授が電話して聞いてみたところ…毎夜毎夜悪夢にうなされてるらしいのよ」

琉華:「…それはちょっと、問題アリ気ね…」

GM:えっと、このカバっていう子は…。

柳:カバちゃうて、何回言わせんねん…。(怒)

GM:…もう、カバでええやん。(苦笑)何か変な力とか持ってるん?

柳:そらぁ、忍者の姉は忍者でしょ。

琉華:くの一やな。

GM:くの一なんや!(笑)じゃ、それで。

椛(GM):「貴方、そういうオカルト関係に強いみたいだから…ちょっと一回行って診てあげたら?」

琉華:「そうね…行ってみることにするわ」

GM:ということで、終わり。

琉華:あ、椛に〔絆〕あるんで…。

GM:あぁ、1D10で。

琉華:(いっコロ)10♪じゃあこれで貢献ポイントが溜まったから、神威を貰い…。

GM:なんのこっちゃ…はい、次いくで〜。

琉華:飛ばしやがった…!!?(汗)


《〜Opening Scene2:神無月みちる&汐華龍二の日常〜》

GM:はい、次のシーンプレイヤーはみちる君。

みちる:はい〜。

GM:あなたは今日も、殺風景な部屋の中で寝ています。必要最低限の荷物しかない、サンドバッグとか…。

柳:サンドバッグはあるんかい!(笑)

財前:全然必要最低限ちゃうやろ、それ!(笑)

GM:ごめん、違う、アレが言いたかってん…。寝るやつ…。(笑)

柳:ベッド?

龍二:ハンモック?

GM:違う…寝袋。

龍二:どうやったらサンドバッグと間違えんねん!!(笑)

GM:形が似てるやん、形が!(笑)まぁ、寝袋の中からモソモソと出てきた貴方は、今日一日どうする?

みちる:…今日は傭兵としての依頼がないので…いつもの珈琲ショップに行こう。

GM:あぁ、じゃあ“アーネンエルベ”に行くってことやな。

みちる:うん、行きます。

GM:はいはい、じゃあ“アーネンエルベ”に着きました。そこにはいつも通り暇そうな…汐華君が、珈琲飲んでます。

龍二:あぁ、俺も一緒に導入か。

GM:うん、ここの年配組は面倒くさいからそうしよう。

龍二:了解。じゃあ煙草吸いつつ…「おぉ、みちるじゃねぇか」

みちる:「やぁやぁ」

GM:やぁやぁ、て…我こそはー!みたいな。(笑)

琉華:名乗り上げたんか!(笑)

GM:29歳で「やぁやぁ」はないやろ〜。(笑)

みちる:そうか…まぁ、堅い職業でもないし…。

龍二:ま、俺はカウンターに座って珈琲と煙草で時間潰してるけど。

みちる:「マスター、僕も珈琲を…」

GM:ん、マスターの名前は…大泉洋一やっけ?

龍二:純一だ。(笑)

GM:あぁ、そっか…で、28歳の同じ歳か。はいはい…。

大泉(GM):「ったく、おめぇらは…」

GM:…こんな話し方やっけ?ていうか、適当にやって。(笑)

龍二:いいんか、それで。(笑)

大泉:「ったく、お前らはいいよなぁ、いっつも暇そうでよぉ…」

電話(琉華):リリリン!リリリン!

大泉:ガチャッ……「はい、こちら喫茶“アーネンエルベ”」

黒美:『おにぃーちゃん!黒美だけどぉ…早く迎えにきてよぉー!』

大泉:「今は客が2人いる。歩いて帰ってこい」

黒美:『えぇぇ〜…』

大泉:ガチャッ。(切った)

電話(琉華):リリリン!リリリン!リリ……!

大泉:ブツッ!

柳:電話線切った…!(笑)

GM:とまぁ、そうやって馬鹿話をしててんけど、大泉さんが切り出すわけや。

大泉(GM):「最近、この街に不吉な感じがするんだ…。何か感じないか…?」

GM:…何も感じてなさそうやなぁ…。

みちる&龍二:「「………………」」

GM:せめて何か言ってや!(笑)

みちる:「不吉…それはどのような?」

大泉(GM):「最近、よく黒いカラスを…」って、カラス黒くて当たり前か…「よく、カラスを見かけるんだ…それも多く…」

龍二:「あぁ〜…どっかの馬鹿が、生ゴミでもブチ撒けたんじゃねぇの〜?」

大泉(GM):「それにしては、量がちょっと変なんだ…」

柳:20羽、30羽?

GM:いや、200、300の単位やな。空を一面真っ黒に覆いつくす感じ。

財前:…あれ?(笑)

龍二:どこかで…聞いたことが…。(笑)

財前:あるような…。(笑)

GM:…何かあったっけ?

財前:確か百鬼で…。(笑:百鬼夜翔・第12話参照)

龍二:デカイ馬鹿カラスを落として殺したような…。

GM:あ、しまった!!そういや、そうか!(笑)じゃあカラスはパクリみたいなんで、フクロウにしよう。

龍二:「フクロウ?!それは確かにおかしい!!」(笑)

みちる:「あのフクロウはどこから来て…そしてどこへ行くのだろう…」

柳:ほんまや。(笑)

GM:まぁとにかく、不思議やから考えて?ってこと。

龍二:「ん〜…まぁ、今は別に手元に事件があるわけでもねぇし…いいぜぇ」

GM:…ていうか、フクロウっておかしいよな?やっぱ不吉の象徴でカラスでいいです。

龍二:そやな。

大泉(GM):「あぁ、どうせ暇なんだろ?その秘密、解いてきてくれよ」

みちる:「うむ」

GM:あ、でも報酬とかはないからな?

みちる:はいはい。「じゃ、汐華さん。行くか」

龍二:「そだな。どぉせ今はあたってる事件もねぇしな…」

GM:では、カラスを探す旅に出ました。

柳:旅に出るんや。(笑)

みちる:え、カラスはその辺おんねんやろ?

GM:うん、いる。(笑)

みちる:じゃ、カラスの謎を解きに行きました、で。(笑)

龍二:「じゃあジュン、今日の分はツケといてくれぇ」

大泉(GM):「あぁ、これを報酬としとこうか」

龍二:「珈琲2杯分かよ」(笑)

みちる:「やったね」(笑)

GM:まぁ、他の軽食分とかも込みってことでな。

龍二:そか…ま、趣味でやってるような店だしな。(笑)

柳:この人達にはインスタント?(笑)

大泉:いや、豆挽いた方で。(笑)ま、ここは終わりかな?

GM:そうやな。


《〜Opening Scene3:神守柳の日常〜》

GM:あ、俺の言いたいことは終わったから、あとはプレイヤー2人で好きにして?

柳:何や、それ?!(笑)

龍二:ま、まずは柳からでも。(笑)

柳:日常…は、やっぱり学校に行ってるところかなぁ。

琉華:日常パートは本来、プレイヤーの好きにしていいねん。〔絆〕を上げるために人に会う、とか。

柳:そうなんや…。

琉華:あと、それで『神威』の承認を貰いに行く、とか。だからさっき承認貰いに行こうとしたのに…。

GM:え?(惚)

琉華:……まぁ、ルール的に無条件使用できるからいいけど。

GM:あ、じゃあ柳には学校いたら、携帯に電話かかってきたことにしよう。ブルルル!ブルルル!

柳:(手元の携帯を見つめ)「…どれが、通話ボタンやっけなぁ…」

龍二:やっぱ、語尾には“ゴザル”だろう。(笑)

財前:キャラ付けし易そうやな!(笑)

GM:とりあえず、ニンニン言うとけばええねん。ていうか何やねん、ニンニンて。(笑)

柳:知らん、ハッ●リくんの影響やろ。(笑)じゃ、電話出たけど?「はい、こちら柳ですが?」

GM:お姉ちゃんの…カバ島さんからや。

龍二:もはや、誰のことか…。(笑)

柳:モミジやってば…。(疲)

GM:カバって読むから、この字!

柳:たとえそうでも、名前はモミジやから!わざわざ音読みすんな!(笑)

GM:しゃーないなぁ…。(笑)じゃあ椛さんから電話かかってきた。

柳:「おや、姉上ではないですか」

椛(GM):『あ、柳〜。今、暇?』

柳:「いや、暇…というわけではないんですが…」

GM:ちなみに、どんな関係なん?やっぱ、頭上がらんの?

柳:いや、上がらんことはないと思うけど…普通。「とりあえず、今も姫を守るという、任務中です」

椛(GM):『姫ぇ?どうでもいいのよ、そんなもん!』

柳:Σ「いや、よくねぇよ!!主君ですから!!」(汗)

椛(GM):『そんなことより、あんたちょっと琉華手伝ってきて、琉華』

柳:「…誰でしたっけ?」

GM:あれ?知り合いじゃなかったっけ?

椛(琉華):『星司さんのお嫁さんよ〜』

柳:「あぁ〜、あの…!」

GM:星司ってのは知ってんの?

柳:何かそうらしい。

GM:よぉ分からん人間関係や…。(汗)

椛(GM):『今ちょっと困ったことがありそうだから…助けてあげて?』

柳:「はぁ…では姫に許可を取ってから…」

水穂(GM):(即)「うん、いいよぉ〜。いってらっしゃぁ〜い。お昼までには、帰ってきてねぇ〜」

柳:「いや、無理ですから!!」(笑)

琉華:……あ、星司さんは実は柳達の忍者の組織の一員だったことにしといて。

柳:あぁ、はいはい。忍者やったんや…。

琉華:いや、忍者じゃないけど…。

柳:協力者?

琉華:そうそう、そんな感じで。

龍二:…ってか、ユッルい姫さんだなぁ。(笑)

GM:姫は能天気を絵に描いたような人やからな。(笑)あっけらかんとしてる。

柳:あれ…個人的には「姫」って呼んだら「名前で呼べぇぇ!」て怒ってくるようなイメージだった…。

水穂(GM):「名前で呼びなさいよ!」ベーン!!

柳:…ま、それで。(笑)じゃ、許可も貰ったし…「では、行って参ります」

水穂(GM):「ん。早退届けは出しといてアゲル」

琉華:あぁ、そこはやってくれるんや。

GM:FAXで送るわ。

龍二:職員室行けばいいやん。(笑)

GM:そこを敢えて…。(笑)

柳:じゃ、3階の窓から飛び降りよ。

生徒(GM):「せ、先生ぇ〜!柳がまた…!!」(笑)

生徒(琉華):「先生!誰かが飛び降りましたぁ!!」(笑)

柳:まぁ下見たらもう、おらんねんけどな。(笑)

先生(龍二):(覗き込んで)「あぁん?誰もいないじゃないか…」

先生(GM):「ところで…さっき、携帯の着信音が聞こえたんだが…お前かぁ!!」(龍二PLを殴る)

生徒(龍二):「ぐはぁぁ!!お、俺じゃねぇっすよぉ!!」(笑)

先生(琉華):「じゃあ帝塚かぁ〜?」

GM:俺かよ。(汗)

先生(琉華):「ん〜?そういや、楠木はどこ行った、楠木は…」

財前:学校変わってるやん!(笑:デモンパラサイト《須狭山学園編》参照)

GM:そうやん、学校ちゃうやん。(笑)

龍二:あ、そういえば…時系列的にはこれ、どの辺?第T部と第U部の間くらいで…。

GM:そういうのはな?曖昧にしとくねん。

柳:後々のために、曖昧にしとこう。(笑)

GM:そうそう。(笑)

柳:じゃ、飛び降りて終わり、かな。

GM:はいはい。


《〜Opening Scene4:財前洋介の日常〜》

GM:じゃ、最後。

財前:んじゃ…総回診しよか。

GM:朝っぱらから?

龍二:ていうか、朝からだ。入院患者を診て回らんと。

GM:あ、そっか。

財前:チャララララ〜ン♪チャララララ〜ン♪(白い巨●テーマ曲)「財前教授の総回診です」

龍二:カツーン!カツーン!(足音)

柳:後ろにズラーッ!と取り巻きが。

財前:ガチャッ!(病室に入った)「おぅ、ババァ!元気か!?」

全員:(爆笑)

GM:そ、そんなやり方か!!(笑)

財前:「おぅ、まだ生きとんか!おぉ?!」

琉華:憎まれ口叩くことで、患者に生きる気力を持たせんねんな。(笑)

GM:ちょ、ほんまに憎たらしい口調やねんけど…!(笑)

財前:「ん〜?…おぁ?んぁ…んぁ…(聴診器あてて)…んぁ〜…おぉ、まだ生きとんな、ババァ」

老婆患者A(琉華):「教授?まだ、生きいるに決まっているでしょう…?」

財前:「ははは!あぁ、あぁ、分かった分かった!あと2日くらい生きとけ!」

全員:(大爆笑)

老婆患者A(琉華):「私はもっと、生きますよぉ…?」

財前:「あぁ〜?早よ死んでまえ!!ははは!!」

GM:こ、これが教授かよ〜…!(爆笑)

財前:「おぉ、隣のババアも元気かぁ?!」

老婆患者B(龍二):「はい〜…元気ですよぉ〜…」

財前:「ははは…お前、もう癌やで?」

全員:(大爆笑の渦中)

財前:「俺と一緒や、俺と!」

老婆患者B(琉華):「私は教授よりも〜長生きします〜…」

財前:「おぉ、そうかそうか!よっしゃよっしゃよっしゃ…」(懐から電話を取り出し)「おぉ?…何や、急患か?急患か?よっしゃ、行こか!行こか!」

柳:フットワーク軽いなぁ〜!(笑)

財前:さぁ、手術や!てことで『メス』に〔絆〕あるから振っていい?

GM:ちょっと待てぇ!せめて使うとこまで描写してくれ!(笑)

琉華:ホットコールからやな。ピィ〜!ピィ〜!ピィ〜!

財前:「おぅ、どうないした!?」

救急隊員(琉華):『こちら第三救急隊です。患者、男性が一名、重症。頭部が…陥没しております!』

GM:陥没したら死んでるやろ?!!(笑)

財前:「OK〜OK〜、いいでぇ〜」

龍二:受け入れたし!(笑)

財前:「こういうのはな?大体切っといたらええねん、こう…(メスで切る)切っといたら治んねん…」

全員:(爆笑)

財前:「よっしゃよっしゃ…こう、切ってな?…こう、機械埋め込んどいたら大丈夫やから…これでちょっと頭良くなるからな…」

龍二:それ、もう改造の領域だから!(笑)

財前:「これでこいつも、機械人間や。はははは!!」

助手A(琉華):「き、教授!!」

財前:「ん?何やぁ?」

助手A(琉華):「脈が………通常に戻りました!」

財前:「やろ?やろ?任せといたらええねん、任せといたら!」

助手B(柳):「か、神の手だ…!」(笑)

助手A(琉華):「これが…ゴット・ハンド…!」(笑)

GM:(笑いながら)ええで、振ってくれて。

財前:よっしゃ…(いっコロ)6点上がった。

柳:ていうか、凄いキャラきたなぁ…。(笑)

龍二:……………………!!!!(笑い過ぎて痙攣している)

GM:今までに無いキャラやなぁ。(笑)

琉華:最初、読みきりって聞いてたから、タガが外れてる状態や。(笑)

柳:やっぱ教授は、やりたい放題できんねんなぁ。(笑)

財前:…ていうか、こんな描写だけでいいの?怪しい気配も何も感じてない。(笑)




〜Middle1:集う御近所さん達〜



《〜Middle Scene1:みちる・汐華・財前〜》

龍二:じゃ、ここらで合流しようか?

GM:うん、そうやな。

龍二:じゃ、手術室から出てきた所に俺ら二人が立って待ってるよ。

財前:「おぉ!久しぶりやなぁ!どないした?」

GM:血だらけの格好やな。(笑)

財前:「よぉ、リュウちゃん。どないした?」

龍二:「あぁ、ヨウ。今少し時間あるか?」

財前:「おぉ、ええで」

龍二:「あ〜…まぁ、ここでは何だ。とりあえず着替えてこいよ」

財前:「え…あぁ、血、こびりついとるのぉ…」

龍二:「だからさ…自販機の所で待ってっからよ」

財前:「あいあい、珈琲買っといてぇや」

龍二:「あぁ、後で返せよ〜?」

財前:珈琲1杯1マッカくらい。

龍二:……1000円?!どんな珈琲?!(笑)

GM:そんな自販機、ねぇ!(笑)

財前:リットルサイズかもしれん。(笑)じゃ、着替えて自販機の所に行くわ。

龍二:「これ、珈琲」

財前:「おぉ、ありがとなー」

龍二:「でさ…最近、カラスが多いとか、聞いてねぇか?」

財前:「カラス?おぉおぉ、聞いとる、聞いとる。何か病院の周りにもいっぱいおるわ。ナースの姉ちゃんも言うとったで」

龍二:「あぁ、言うとったか…」…て、釣られた!!(笑)

財前:伝染るで、これ。(笑)

柳:伝染ったね。(笑)

龍二:いや…そういうキャラでいきたいん、ちゃうねん。(笑)

財前:「ナースのアイちゃんがなぁ…こないだ乳揉んだったわ」

GM:何々や、このキャラは、ほんまに…。(笑)

柳:もはや、訳が分からない。(笑)

龍二:「あのなぁ…他の教授から、お前の弱みを握れという依頼がきたら、どうするつもりだよ」(笑)

GM:有り得すぎる…!(笑)

財前:「あ〜…大丈夫!大丈夫!」(笑)

琉華:プ〜!プ〜!プ〜!

GM:何かかかってきたで。

財前:「はいはい〜?」

救急隊員(琉華):『こちら第四救急隊です!』

財前:「あぃあぃ、どないしたん?」

救急隊員(琉華):『カラスの大群に襲われたという13歳ほどの男児がいるのですが…受け入れは可能ですか?!』

財前:「OKOK、来い来い!何でも切っといたら治る」

柳:あくまでそれか。(笑)

龍二:「ち、ちょっと待て。今何か凄く気になる話が漏れ聞こえたんだが?!」(笑)

柳:明らかにめっちゃ関係ある。(笑)

龍二:「よぉく考えろ?俺、今、カラスの話してたよな?」(笑)

財前:「カラス?おぉ、そうやなぁ」(笑)

龍二:「で、だ…今から担ぎ込まれる少年の傷の原因は?」

財前:「頭部裂傷?」

龍二:「どっから出てきた?!」(笑)話進まんので、担ぎ込まれるところに立会います。

GM:はいはい…。あ、ていうか、財前はどうなん?そういうオカルトチックなもの。

財前:全然無いやろうな。だって、普通のドクターやもん。

GM:え…じゃあ、何で接点が?

龍二:あぁ、過去に探偵の仕事で、殺人事件に触れた時に、公が隠す本当の死因とかを調べてもらったりしててん。

財前:こっちは、他の教授の弱み握ってもらってた。(笑)

GM:なるほど。(笑)じゃ、オカルト系は無しやねんな?

財前:うん、無し。

GM:龍二は?

龍二:俺は有る。サマナーだし。

GM:あ、そっか。オカルトの権化みたいなもんやったな。(笑)

龍二:そうそう、GAMP(銃型COMP)ですよー。(笑)

GM:みちるは?

みちる:肉弾戦のみです。

GM:なんのこっちゃ!?(笑)

みちる:ん〜…ある時を境に…急に自分が強くなった…でも、何故自分が強くなったのかは、今でも分からない…。

財前:勝手にしたからな。(笑)

GM:つまり信じてないんやな?!ていうか、財前側だけがそれを知ってるんや!(笑)てことは…今の面子でオカルト信じてんのは、龍二だけか。

龍二:そういうことだなぁ。

GM:じゃ、財前とみちるの二人は物理的に探してな?

財前:物理的に…カラスを…(窓の外を指差し)「おった」

柳:そら、いるやろうけど。(笑)

龍二:と、とりあえず…カラスに襲われたっていう子供の容態を見たいな。

財前:「おぉ〜?身体いっぱい突かれとるやんけ!…これ、どないなっとんねん…ま、切っといたら治る…」

龍二:「待て、待て、待て!」(笑)

GM:何で切んねん。縫えよ、むしろ。(笑)

龍二:確かに…治療法、間違ってるじゃねぇか…。(笑)

柳:でも治るんやろ、何故か。(笑)

GM:こんな適当やのに…。(笑)

龍二:「神の手、ってのは…こういうのを言うんだ…」【メディア】。(笑)

財前:「な、何ぃ?!」(笑)

GM:ていうか、一人やねんから【ディア】でいいやん。

龍二:【メディア】しか持ってない!

GM:あ〜…無駄に皆回復した。(笑)

財前:おぉ、俺の疲れまで回復した。(笑)ていうか、今はどこの状況?

龍二:手術室に担ぎ込まれるまでの通路かな?

財前:あぁ。「じゃ、マスク着けや?マスク」

龍二:「おぅ、ちょっと借りるぜ」

GM:ていうか、入れるんかい!部外者入れるんかい?!

財前:構へん!構へん!気にしとったらアカン!

琉華:手術室って上の窓から見れる部屋あったよね?

龍二:あぁ、あるなぁ。じゃあそこから見ておくよ。

財前:ん〜、見といていいよ。

GM:ん…じゃあとにかく、普通のカラスにつつ……ついつ…ついぶ……ん?(噛んだ)

龍二:……啄ばまれた、って言いたい?(笑)

GM:そう、それ。(笑)啄ばまれたくらいでは、こんな傷跡にはならなさそうやな。

財前:「えらいこっちゃで、これ…」

龍二:スピーカーに繋がるマイクで。「ヨウ、悪いがその傷口の拡大写真を残しておいてくれ」

財前:「はーいはい。拡大〜!…アイちゃん!アイちゃん、拡大で撮っといたって!」

アイちゃん(琉華):「はぁ〜い♪」

GM:軽いなぁ〜。(笑)その傷口は…鋭利な刃物で切り裂かれたかのような…まるで、爪で引っかかれたかのような…。

助手A(柳):「教授〜…これ、ほんとにカラスなんですかぁ〜?」

財前:「……これ…カラスちゃうで、これ…」

GM:おぉ?!たまには…。(驚愕)

財前:「カラス天狗ちゃうか?」

全員:(爆笑)

GM:カラス天狗かよ!!(笑)

財前:「俺、こう見えて、妖怪とか詳しいねん」

龍二:信じてないけど、好きっていうタイプか。(笑)

財前:「カラス天狗やで、これ」

助手B(龍二):「あれ?先生…カラス天狗って、武器は錫杖じゃないんですか?」

財前:「たまに引っかきおんねん。こう、引っかかれたら…雑菌いっぱい入りおるからなぁ、これ…」

助手B(龍二):「では、消毒をしっかりしておきますね」

財前:「そうやな!イ●ジン!イ●ジン持ってきて!かけるから!」

助手B(龍二):「はい!…あ、あれ?先生、日本酒しかありません!」(笑)

財前:「あぁ、それでもいいよ。ビールでもいい」(笑)

GM:話が進まん!(笑)ま、こんなもんで。

龍二&財前:はいはい。(笑)


《〜Middle Scene2:琉華・柳〜》

GM:では、グルっと一周して…名前忘れた…。

琉華:琉華や!

GM:琉華か。(笑)では、先ほど言ってた牧田さんの家に着きました。

琉華:ピンポ〜ン♪(インターフォン)

声(GM):『はい、どちら様でしょうか?』

琉華:「あ、あの〜…平塚大学の…」誰やっけ?

GM:牧田、牧田優ちゃん。ちなみにここはマンションで、優ちゃんは一人暮らしな。

琉華:「あ、優ちゃん!琉華だよ〜!」

優(GM):『…えっと…どちらのルカさんでしょうか〜?』

柳:平塚の、って言ったやん。(笑)

GM:冗談、冗談。(笑)開けてくれんで。

琉華:入ってって……「最近、何かうなされてるらしいじゃん?」

優(GM):「ん〜…何か、悪夢が続いて…しんどいの」

財前:しんどいの、って。(笑)

優(GM):「朝起きたら頭がボンヤリして…身体にダルさが残ってて…」

琉華:これは…ナイトメアの仕業…?

GM:とにかく、しんどいらしい。

琉華:「一回、病院で診てもらった方がいいんじゃない?」

優(GM):「それが……財前教授が……」(笑)

財前:「あ、切っといたらいいねん、切っといたら!頭切ったら治るで!」

全員:(爆笑)

優(GM):「…って言われちゃったから、ちょっとお医者さんも…」(笑)

琉華:(笑いながら)ご、合流するためのフラグを…そ、阻害するなよ!(笑)

GM:とにかく、牧田さんは「医者はちょっと〜…」ていう感じ。「行ったけど、あんまり解決せんかったわ」って。

財前:そういう時は違う医者の所に行かな。

GM:アンタの所行ったのが間違いやってんな。(笑)

琉華:「じゃあ…うなされないように、今日私、ここに泊まろうかな?」

GM:なんでやねん!!唐突から、唐突やな!

財前:え、アリっちゃあ、アリじゃない?

柳:心配して、ってことやからな。

GM:そ、そぉ?まぁいいけど…。

龍二:そこに泊まるより、自分の家連れてった方がいいかもしれんけどな…。

柳:あ、そうかも。

龍二:「気分転換に普段と違う所で寝てみたら?」って感じで。

GM:何の解決にもなってへんからな…。

琉華:「ウチに一回来てみたらいいんじゃない?ウチの屋敷なら、結界も張ってあるし…」

GM:ん〜…まぁ行こか。……じゃあ、そうこうしてる所に、合流して?(柳に合図)

柳:家に帰ったら、すでにいる。(笑)

琉華:「誰?!!」

柳:「あ、お邪魔しております。掃除してたんですけど…待ってる間、暇だったんで…。お久しぶりです、琉華さん」

琉華:「……私の大事なモンコレのカードはどこへ行ったの?!!」

GM:モンコレしてんのかい。(笑)

龍二:そら姑と仲も悪いさ。(笑)

柳:「あ、そこにちゃんと箱に仕舞って、固めておきました」

琉華:「え…き、綺麗に並んでる…!」

柳:「属性からアイウエオ順に並べてあります」

GM&琉華&みちる:それは有難い。(笑)

琉華:…でも、またおかしなキャラの方向に…。(笑)

柳:ほんまや…修正しやんと。(笑)

GM:誰が主人公なんだか…。(笑)

琉華:えっと…今、どこにいるん?

GM:自分の家帰ってきたんやろ?

柳:「おや、お客様もいるんですか?では、私の方はまた後で…」

GM:あ、柳はお姉さんから写メ送られてきて、ちゃんと牧田さんの顔は知ってるから。

柳:そうなん?なら…一緒にいてもいいか…。

GM:どうやらこのカバちゃんは、口寄せ的なものができんねん。未来予知的なもの。

龍二:未来予報士…重要や。(笑)

柳:カバちゃうー言うてんのに…。でも、凄いな姉上。

GM:とにかく、不吉な影の予感がするからしばらく見たって、って言われてる。

柳:何か判定できたりする?

GM:いや、特に。

柳:そうか。「ふむ…この娘が…」って目で見とく。

GM:で、どこに連れていくん?

琉華:え、だから琉華の家に来たんやろ?

龍二:琉華の家は、どういう家なん?

琉華:屋敷。

龍二:剣道場がある感じの和風?

琉華:そうそう。

GM:テントが3つやろ?

柳:どこが屋敷やねん。(笑)

琉華:あ、月宮家には結界が張ってあるから。

GM:…はぁ、そう…勝手に張っとけば?

龍二:流した。(笑)

GM:パリ〜ン!と割れた、って言ったら仕舞いや。(苦笑)

琉華:それだけでも、悪魔の仕業って分かるから…。

龍二:それなら、エミヤ家みたいに、カランカラ〜ンて音が鳴るだけの結界とか。(笑)

琉華:そうそう、そんなん。(笑)

柳:あ、一応琉華に事情だけ説明しとくわ。「姉上からこういう依頼を受けまして…」

琉華:どんな依頼?

柳:牧田さんが怪しい気配に関係してる、って話は聞いてるんやね?

GM:うん、そうやな。

柳:「どうやら彼女が、そういうことになってることに、間違いはないようです…」

琉華:「……あ、ちなみにこの子、あのモミジちゃんの弟君だから」

優(GM):「ふぅん…顔似てるね」

柳:「姉弟ですから」

龍二:…それはどうかな…。(PLが姉持ち)

GM:確かに。(笑:やはり姉持ち)

柳:忍者やったら、普段から顔をコロコロ変えてるかもなぁ…。(笑)

GM:ま、それはそれとして…話進めてや。

琉華:ウチ連れてきたやん!

GM:で?…え、終わり?

柳:一晩様子を見るのかな?

GM:まだ昼間なんですが、それでもいいんですね?

琉華:…何のヒントもなく、それを言うか?!

GM:好きにしてくれたらいいねんけど…。

柳:判定はできるか?って聞いても、無いって言われたし…。

GM:すること無いねんな?じゃあ終わりな。別に何しても良かったけど…。


《〜Middle Scene3:みちる・汐華〜》

GM:じゃ、大人グループに戻そか。

龍二:おっさんグループ。(笑)

GM:そう、おっさんグループ。(笑)とりあえず、みちるがあんまり喋ってないんで、喋ってください。

みちる:え…じゃあ…男の子のカラスの傷口の跡、どうなった?

財前:あ、写真は渡したから、それ持って喫茶店に戻ったことにしたら?

GM:付いてこやんのかい!

財前:仕事あるから。(笑)

GM:変なところで律儀や。(笑)

龍二:じゃ、一回“アーネンエルベ”に戻ろうか。

みちる:(写真を見て)「この傷口は…一体何にやられたんだろうか…」

龍二:「さぁなぁ…ただ、到底カラスの嘴、とは思えねぇなぁ…」

GM:刃渡り20cmくらいの刃物で切られた感じ。

龍二:その傷口に似た例から、推定できんかな?

柳:プロファイリングとか…。

GM:ん〜…。

財前:あ、さっきの男の子は治療の後、治ったってことでいいの?

GM:うん、いいよ。縫っただけ。

財前:切っただけやけどな。(笑)

琉華:切ったら治る。(笑)

財前:そう、切ったら治る。(笑)

GM:何か傷口を調べる技能とか、ある?

龍二:ん〜…【コンピュータ操作】じゃ厳しいか?

GM:ちょっと厳しいなぁ。(苦笑)まぁ、鋭利な刃物で切られた跡、普通の動物の跡ではない。

龍二:「…こらぁ…ただのカラス騒ぎじゃなさそうだな…」

みちる:「ん………」

龍二:というか、その子供がカラスに襲われたって話だし…目撃者がいるってことか。一回現場に行ってみよう。

みちる:そうやな。

GM:カラスに襲われた現場?

龍二:そうそう。

GM:ところが、さっきも言ったように、この街に今はカラスが溢れてますんで…日に3件はこういうのが担ぎ込まれる感じ。

財前:「おぉ、また来とるがなぁ〜!よし、とりあえず切っとこかぁ!よっしゃ、よっしゃ!」

龍二:とりあえず…縫え。(笑)

GM:で、市役所の方でも「これはマズイ」ということで、駆逐しようとしてるんですが…鉄砲で落とそうが何しようが帰ってくるという…むしろ、保健所の職員が怪我する始末や。

みちる:ふぅむ…。

龍二:返り討ち、か…。

財前:「返り討ちにあったんか!そうか、とりあえず切っとこか!」

全員:(爆笑)

GM:よくよく考えたら、病院にはいい話やな。(笑)

財前:「いやぁ〜、よぉ儲かるわぁ…カラス様様でんなぁ!」

全員:(大爆笑)

みちる:返り討ちっていうのは…カラスにやられたん?

GM:そうそう。

みちる:カラスにやられて…皆、保健所の人らも…同じような傷跡がついてるの?

GM:うん、そうやな。

みちる:…え、生きてるんやろ?

龍二:まだ死人は出てない?

GM:そうやな。

みちる:じゃあ襲われた人に、どんな感じで攻撃されたんか、何でそんな傷がついたんか、知ってるはずなんで…保健所に行って聞いてみましょう。

GM:とりあえず…攻撃というか、突かれた感じやねんけど。

柳:ドリルくちばし!(ポ●モン)

財前:ドリルやん!(笑)

龍二:錐揉みして、エグられてるやん。(笑)

GM:ほんまや、エグるというよりは切られた感じな。(笑)え、で、誰に聞くて?

みちる:保健所さん。

GM:ん、じゃあ…突かれた、と思ってけど傷口見てみたらスパッと切れてる…みたいなこと。

龍二:ふんふん……ま、とりあえず、カラスでも見てみるか。

みちる:そやね。

GM:見に行くも何も、そこら辺にいっぱいおんで。

みちる:襲われるように…こっちから撃ち落しにいってみる。

龍二:あぁ、やるかぁ。

GM:撃ち落す…どうやって?(笑)

龍二:…ハンドガン?(笑)

みちる:【フルオート】。(笑)

GM:街中でいきなり?!!捕まるわ!!(笑)

琉華:日常GP上がるんで!(汗)

龍二:じゃあ、その辺の空き缶でも投げてみるかぁ。

GM:で、警察に怒られんねんな。(笑)

龍二:その時はコネの警部の名前出す。(笑)射撃判定かな…(コロコロ)ん、21で成功。

みちる:同じく(コロコロ)48で成功。

柳:ふ、二人がかりで空き缶を…。(笑)

GM:はいはい、じゃあ上手いこと1羽のカラスがヒュ〜…と落ちてきたわ。

龍二:嘴を調べてみよう。

みちる:うん、捕まえてよく調べる。

GM:見た感じは普通のカラス。ただ、辺りのカラスがザワめきだすで。カァ〜カァ〜カァ〜!!

財前:ザワッ…ザワッ…!(笑)

GM:で、自分らの上の電信柱とか電線の上に、40羽くらいがとまったで。

龍二:!!ちょっと位置をズラすぞ!爆撃受ける!!(汗)

GM:そ〜思った瞬間には遅かった!はい、回避判定や!(笑)

龍二:回避かよ!(コロコロ)あかん、失敗や!

みちる:(コロコロ)惜しい〜…無理だった。

GM:じゃあ二人共、糞まみれになったわ。(笑)

柳:臭い…。(笑)

みちる:まぁ、それは後ほど風呂に入るとして…糞くらいなら大丈夫。

龍二:ま、な。

GM:ヤケに冷静やな、二人共。(笑)

みちる:とりあえず払うけどな。

龍二:俺もハンカチで拭き取る。…ん〜、統率取れた行動をする、か…。

財前:…いや、そんなレベルちゃうで、糞……もう、全身真っ白なレベルやで。白衣着てるみたいに。(笑)

GM:呼吸すらできへんくらい。鼻とかにも詰まんねん。(笑)

みちる:…とりあえず、公園で落とそう。

GM:公園かよ!(笑)

みちる:じゃあ、喫茶店に戻る。

GM:そんな格好で店入るん?!(笑)

大泉:「お前ら…入るな、裏口へ回れ…!」ホースで水かけるわ!(笑)

GM:ま、とりあえず、普通のカラスではないな、ってことは分かってくれていいよ。

龍二&みちる:はい。

GM:…あ、でも、みちるはそういうの信じてないんか。

みちる:あ〜、そうか…。

龍二:ま、とりあえず1羽捕まえたから、コイツを持って帰ろう。

みちる:そうやな。持って帰って…嘴て、医者とかに調べさせたら分かるんかなぁ。

GM:また財前の所に行くん?(笑)

財前:「おぉ、何や?これ…カラスかぁ?」(笑)

みちる:まぁまずは…身体を綺麗にして…珈琲屋に戻って……カラスの死体持って?

全員:(笑)

みちる:それもちょっとな…公園でカラスを調べてみる。

GM:ん、普通のカラスやで。

みちる:「…何故、この嘴から、あの切り口になるんだ…理解ができない…」

龍二:「…そういう嘴のカラスと、そうでないカラスがいる、とかは?」

みちる:「……あぁ〜…」

龍二:「ただ、このカラスを落としたことで、他のカラスが敵意を向けてきたってことは…コイツも無関係ではないと思う…」

みちる:「他のカラス全ての嘴を調べるわけにもいかないしなぁ…」

GM:まぁ、とにかくカラスの数は異常に多いな。普通ではない。

龍二:さっき糞爆撃してくれたカラス共は、まだこっち見てたりする?

GM:いや、もうどっか行った。脱兎のごとく。

龍二:…ただの嫌がらせかよ。(苦笑)

柳:脱糞だけして逃げて行ったんや。(笑)

GM:ま、じゃあちょっと二人は悩んどいてな〜。


《〜Middle Scene4:財前〜》

GM:じゃ、そっちの2人に戻そか。

柳:あれ?教授は?

琉華:教授やろうや。(笑)

GM:え…。

財前:あぁ、じゃあやろか?「いやぁ〜…今日は何かカラスの傷多いなぁ…この子らは、ほんま…どないなっとんの〜…。アイちゃーん!アイちゃーん!」

アイちゃん(琉華):「はぁい、センセ〜!どうしたんですかぁ〜?」

財前:「アイちゃん。カラス、どっから来てんの?」

アイちゃん(琉華):「いやぁ、分からないですねぇ〜…」

財前:「あぁ、分からんの?」GM、アイちゃんは分からんの?

GM:あ、アイちゃんなぁ…。(苦笑)

アイちゃん(琉華):「…あ、月宮家のお婆さんとかなら知ってるんじゃないですかねぇ?」

GM:な、何で……。

財前:(無視)「おぉ、あのババァか!おぉ、おぉ……おい、ババァ!ババァ!」

柳:呼んだら来るの?!(笑)

GM:入院しとんかい。(笑)

アイちゃん(琉華):「月宮のお婆さん…一昨日、退院しましたよぉ〜」

財前:「あ、もう出たん?…早いなぁ。電話番号は?」

アイちゃん(琉華):「電話番号はぁ…カルテ見たら載ってると思いますよぉ?」

財前:「あ、ほんま?じゃあ、ちょっとかけてみよか」トゥルルル…トゥルルル…

琉華:ガチャ…『はい、月宮です』

財前:ていうか、ここ(財前&琉華)だけでやってる間は絶対情報出やんから!!

全員:(爆笑)

柳:それは確かに。(笑)

GM:いやぁ、面白いなぁ〜…って見てた。(笑)

琉華:まだこっちと離れてるから、繋げたいってのもあるけど。

柳:あぁ、それはあるかも。

財前:ま、電話やな。「ババァ!ババァ!俺や、財前や、財前!」

琉華:『え…あ、あぁ…お婆ちゃんですか?お婆ちゃん、今ちょっと外出てるんですけど…』

財前:「あぁ、外出てんの?どこ行ったん?」

琉華:『多分…御爺ちゃんのお墓参りかと〜…』

財前:「墓か、はいはい…ん、分かった分かった」ガチャ!(切った)ん〜、墓かぁ〜…ん〜…ん〜…忙しいなぁ…ま、行っとこか!「アイちゃーん!行ってくるわ、ちょっと!」

GM:いいんかい!教授、いいんかい!(笑)

柳:フットワーク軽い教授やなぁ〜。(笑)

財前:「森本君に任せといたらいいから、後は」

アイちゃん(琉華):「えぇ〜…森本先生、頼りないんですよぉ〜…」

財前:「森本………アレ、しゃーないけど…まぁええわ」

GM:ええわ、て…患者のこと、考えたれよ。(笑)

龍二:一番ワリ食うの、患者。(笑)助教授とか、助手は?!

琉華:そんなポジション、作るハズないやん。(笑)

龍二:個人が決めれんのか、それ?!(笑)

財前:「ま、任せといたらええ。じゃ、ちょっと行ってくるわ!」

GM:……え、どこ行くん?(笑)

財前:分からん、お婆ちゃんの所ちゃう?まぁいいや…はい。

GM:はい。(笑)


《〜Middle Scene5:琉華&柳(&財前)〜》

GM:じゃ、若者組に戻そか。(笑)もう何やかんやで、夜なんですが…。

柳:じゃ、晩御飯の支度でもしようかな…。

牧田(GM):「あの…!やっぱり悪いですし…私、帰ります!」

琉華:「いいよ、いいよ!いて、いいよ!」

牧田(GM):「だって…初対面の人もいるし…」(柳を見ながら)

柳:「私は晩御飯の支度をしたら、帰りますので…」って言う。

財前:メイドか!(笑)

牧田(GM):「そ、そこまでして頂くのも悪いし…!」

琉華:「…だって、お婆ちゃんが〜…」

GM:お婆ちゃんが?

琉華:お婆ちゃんが……お婆ちゃんが………どうやったら引き止めれるやろ………「おはぎ作ってるんだよぉ〜!」

GM:知るかぁ!!(笑)

財前:おはぎ…食べたら中から針出てくるから。(笑)

全員:(爆笑)

牧田(GM):「ということで私、帰りますね?」

財前:帰ったらいいんちゃう?

GM:うん、帰るで。

柳:…まぁいいけど…。

財前:…コイツ、多分死んだで。死亡フラグや…。

GM:(苦笑)

琉華:「じゃ、家まで送っていくよ〜」

牧田(GM):「いや、それも悪いし…」

龍二:……って玄関先でやってたら、財前と鉢合わせ、とか?

財前:え?(笑)

GM:ここで出てくんねんな。(笑)

財前:まぁ、それでいこか?

龍二:じゃ、玄関を出ようとした牧田さんと財前が、鉢合わせってことで。

牧田(GM):「あっ…す、すみません…」

財前:「おぉっ…と、どないしたん?」

GM:ど、どないした、って聞かれても!!(笑)

柳:あんたが今来たとこや!(笑)

GM:で、玄関の扉をガラッと開けたらアンタがいたから、「ごめん、ちょっとどいてー」て感じ。

財前:あぁ、OKOK。

琉華:「あれぇ?財前教授じゃないですかぁ。何しに来られたんですかぁ?」

財前:「おぅ、ババァは?!」

全員:(爆笑)

琉華:「ばばあ、って…ほんっと、いつも口が悪いんですから〜」(笑)

財前:「はははっ!はははっ!あと1年したら死んでまうからな!自由にさせてくれぃ!」

全員:(大爆笑)

琉華:「お婆ちゃんなら、奥の大部屋にいると思いますよ?」

財前:「はいはい、じゃあ入らせてもらうで。よっしゃ、よっしゃ…」(ズカズカ)

柳:どうしよ…途中ですれ違うやろうけど…他人のフリとかした方がいい?

琉華:いや、絶対この人、そんなん気にしやん!(笑)

財前:むしろこっちから。(笑)「おぅ、ヤーちゃん!どないしたん!」

柳:「あ、どうも。お久しぶりです」(笑)

財前:「何や、また掃除してんの?!」

柳:「え、えぇ…また…」

財前:「そぉかぁ…掃除好きやなぁ、今度ウチも掃除しといてや、ちょっと」

柳:「は、はぁ……仰せのままに」(苦笑)

GM:絶対自分ではやってなさそうやもんなぁ。(笑)

財前:「鍋のところ、いっぱい汚れててなぁ…昨日、焦がしてん」

龍二:こびり付く、一番面倒な汚れやん。(笑)

財前:「中火でやらなアカンとこを、強火でやってもこたからなぁ。シチューの下側焦げた」

GM:焦げたて…知ったこっちゃないわ!(笑)

柳:「あ〜…でも私、今は仕事で忙しいんですよ〜」

財前:「ん〜、そぉかぁ〜…じゃあ、今度頼むわ!」

琉華:何やこの、御近所物語。(笑)

龍二:普通の日常会話や。(笑)

GM:ほんまに…。(笑)

牧田(GM):「じゃ、そういうことで私、帰りますね」

琉華:「家まで送っていくよぉー!」

牧田(GM):「いいよ、いいよ、ここで!じゃね!」たったったっ…。

柳:「……では、少し失礼…」(シュッと消える)

琉華:「行きなさい!」

柳:言われる前に行ったけどな。(苦笑)尾行じゃないけど…屋根の上とか走って追いかけてる。

GM:はいはい、じゃあとりあえずここでシーン切ろか。


《〜Middle Scene6:みちる&龍二〜》

GM:さて、大人組はどうする?

みちる:大人組はまだカラスのことを考えているが…カラスは昼間いるの?

GM:昼間どころか、闇夜のカラスや。

柳:夜烏?!めっちゃ不吉やん…。(汗)

龍二:夜も活動してる、ってことか…。

GM:うん、関係なしやな。カーカー言ってるわ。

財前:え、じゃあ夜にも病院に担ぎ込まれてくんの?

GM:まぁ、そう、かな?(笑)

柳:夜は外を出歩く人も少ないから、まだ昼間よりかは被害少ないんちゃう?

龍二:いやぁ、酔っ払いとか、残業で遅くなった会社員とか…。

柳:あ〜、いるのはいるか…。

みちる:夜はカラスはどこにいるの?夜になったらどっかに帰ると思うけど…。

GM:本来ならそのはずやねんけど、街中に相変わらずいるわ。

みちる:…相変わらずいるんか…。

柳:異常、やな…。

龍二:足でシッシッ…て威嚇しながら、夜の街中を歩いてみる。

みちる:…元締めを探す…!

龍二:この群れの中から、か?

みちる:う〜ん…。

GM:ま、街をうろつく、でいいんかな?

龍二&みちる:うん、うろつく。

GM:はいはい、じゃあ街をフラつくと……何かもう一言欲しいな…。

みちる:あ、今の時間帯は?

GM:そうやなぁ…夜の8時くらい。場所は大阪のミナミ。

龍二:…あれ。(笑)

財前:これは…。(笑)

龍二:倉庫街に行けば元締めいそうな気がする。(笑)

GM:それは別の話です!(笑:百鬼夜翔参照)

龍二:そうか。(笑)で、もう一言?ん〜…夜の街をうろつきつつ…たまに路地とかにも入って…あ、裏路地のゴミ捨て場。カラスが溜まりそうな場所を見ていく。

GM:おっちゃんが寝てるかもしれん。(笑)

龍二:「おら、おっさん!んな所で寝てると…カラスに食われんぞ!」ドカッ!(蹴る)

みちる:蹴るんかい!(笑)

龍二:そりゃそうだ。何で俺がおっさんに優しくせんといかんのだ。(断言)

GM:そうやけど。(苦笑)で、路地に入って、どうするって?

龍二:まぁ、おっさんを追い払いつつ…カラスが溜まりそうな場所を見ていく。

GM:ふんふん……じゃ、「運」判定やな、ここは。

龍二:「運」は絶対失敗以外はいける(コロコロ)…97〜!(笑)

GM:ダメだ、こりゃ。(笑)

みちる:(コロコロ)お、32で成功した。

GM:あ、そっちが成功したか。じゃあ、何かカラスが不自然に「カーカー!」鳴いてる。で、ある方向に飛んでいくのが見えた!

龍二:俺、おっさんに気取られてる。(笑)

みちる:ん〜…見たけど…人間の足で追いつけるのか分からへん…。

GM:何でそこだけ冷静やねん!追いかけろよ!(笑)

龍二:特にアンタは、ただの人間ちゃうねんから!(笑)

みちる:じゃあ、頑張ろうか。(笑)

GM:まぁ、カラスも数多いから、気つけてたらそうそう見失わんわ。

みちる:ん。「おい!おい!」

龍二:「んぁ?どした?」

みちる:「あれは…全て同じ方向に飛んで行くぞ!」

龍二:「おぉ、ちょっと追いかけてみるか!」

GM:トントンと話が進んでいく。(笑)

みちる:「Go!Go!Go!」

龍二:「………はぁっ…はぁっ…はぁっ…!!」(超息切れ)

全員:(爆笑)

龍二:ち、ちょっと、タクシー、呼ぼか?(笑)ていうか、「体」4やぞ?舐めんなよ?(笑)

GM:確かに、サマナーやし。(笑)

龍二:「へい、タクシー!…あのカラスを追ってくれ!」

運転手(GM):「無茶言うな!」(笑)

柳:どんな客やねん。(笑)

龍二:まぁ、頑張って追いかけるわ。

みちる:うん、追いかける。

GM:はいはい。じゃあそこで一回シーン切りますわ。


《〜Middle Scene7:柳…そして龍二&みちる〜》

GM:では、さっき追いかけるといった柳や。

柳:はいはい。

GM:じゃ、牧田さんが一人で歩いて行くんですが…電車に乗りましたよ。

柳:(即)ん、電車の屋根にへばり付いてる。

GM:ほんまに?!(笑)

龍二:隣の車両とかじゃ、ダメなのか?!(笑)

みちる:へばり付いてると、カラス来た時対処できやんよ〜。

柳:ん〜…まぁ、大丈夫でしょ。

GM:まぁ、とにかく追いかけると…。じゃ、牧田さんはいくつか電車を乗り継いで、難波の方へ行きました。

柳:家へ帰らんのかい……とか思いながら、後を尾けてる…。

GM:ん、じゃあ追いつけるかどうか…「速」判定やな。

柳:「速」なら…(コロコロ)00や…ってファンブルか!<命運>使お!

龍二:さっきの俺の「運」もやけど…何で俺ら、120%で失敗するんやろな。(笑)

柳:ほんまや。(笑)(コロコロ)はい、今度は成功したよ。

GM:はいはい。(笑)じゃあ上手く追いつけたけど…どうやら牧田さんは、人気の無い路地裏の方へ入り込もうとしてんで。

柳:…懐のクナイを抜いておこう…念のために…いつでも抜き撃てるように…。

GM:はい。んで、後を追いかけてって…牧田さんが路地裏に入った。で、柳がそれを追いかけようとした瞬間に…凄い叫び声が聞こえてくるわ!

柳:どんな?

GM:「Guooooo!!!」

龍二:グォー?!(汗)

GM:そして「きゃーーー!!」

柳:これは……急いで飛び込もう!

財前(のプレイヤー):「ぐぇっへっへっ…よぉでるわぁ…」

GM:出たな、ヨーデルの森!!(笑)

全員:(爆笑)

GM:ていうか、ほんま…今日、どうしたん?(笑)

みちる:強いなぁ〜。(笑)

龍二:いつもはそんなプレイじゃないのに…!(笑:痙攣中)

財前:ん?男キャラをやる時はこんなんやで?(笑)

柳:変態度に磨きがかかってる…!(笑)

GM:初心者の頃はあんなに無口やったのに…。(笑)

龍二:ほんまに…。(笑)

柳:…えっと、飛び込んだけど?

GM:あぁ、そうやったな…。入るとそこには…身長が2mくらい、体重が130kgくらいありそうな巨漢が、牧田さんを襲おうとしてるで。

財前:…ヤバイ…よぉ出るわぁ…。(笑)

GM:まだ出てへん!その前や!(笑)

柳:曲者やな…即効攻撃を仕掛けるわ!威嚇で…当てるけど…襲おうとする手の甲目掛けてクナイを投げ…!

GM:…ようとした瞬間!貴方の手にカラスがガスッ!てきた。

柳:何?!カラス?!(汗)

GM:で、そうこうしてる内に二人はいなくなったで。

柳:……え?いなく…走って?こう、担いで…エッホエッホって?

GM:さぁ、それは分からない…カラスに聞いてくれ。(笑)

琉華:エクル?(笑)

柳:福井県やなぁ。(笑:デモンパラサイト参照)とりあえず、ガスッ!てしてきたカラスは殺す。で、見てみるけど?

GM:見た目は普通のカラスやな。

柳:…で、慌てて辺りを見渡しても二人はいない、と…。「ちっ、見失ったか…」

GM:さぁ、そうしてると…二人の男が現れた。

龍二:「はぁっ!はぁっ!…ちょ、みち、る……待っ…はぁっ…!」

GM:必死や…!(笑)

みちる:「…ん、確かカラスがこっちに…」

柳:あ、一人は知り合いや。

龍二:「はぁ…はぁ…ん?…あ、あぁ…久しぶ、り…はぁ…」

柳:「汐花さん!…お久しぶりですね…えらく、シンドそうですが」(笑)

龍二:「ん…ち、ちょっと、待って…はぁはぁ…」(笑)

柳:「あれ?どこかでお会いしたことがあるような…」

みちる:「あぁ、そういえば一度、仕事で一緒したことが…」

GM:何の仕事や。(笑)

柳:さぁ、分からんけど…まぁロクでもない仕事。(笑)

龍二:「ふぅ、落ち着いた…。何だ、二人は顔見知りか。じゃあ話は早い。ここで、何があった?」

柳:「えっと…かくかくしかじか…まるまるうまうま…カラスが、攻撃しようとしたら飛んできて…振り払っている間に、一瞬にして姿が消えてしまいました」

龍二:「……カラスの姿が消えたのか?」

GM:確かに、そこだけ聞くとな。(笑)

柳:「カラスは殺しました」(笑)

みちる:「…巨漢と、女の人が消えてんな?」

柳:「そういうことです」

龍二:「ふむ…なるほど…」

財前:…え、両方消えたん?

GM:うん、両方消えてん。

柳:とりあえず、二人がいた辺りを調べてみたいんだけど?

GM:はいはい。じゃあ牧田さんの鞄くらいは落ちてたことにしよか。

柳:「これは…牧田さんの鞄!」

財前:財布あるで、財布。

GM:あるから、何や。(汗)

龍二:持っていっていいのよ…。

財前:宵越し編か!(笑:ひ●らし)

龍二:あざぁーっす!

GM:最悪や。(笑)

柳:せん、せん。(汗)他に手がかりはないかな?

GM:そうやなぁ…カラスがまた飛んでいくのは見えるけどなぁ。

龍二:それは…どっかの方向に?

GM:そうやな。

龍二:…まだ走るんかいな…。(汗)

柳:諦めて走ってください。(笑)僕はシュッ…!と走り出すよ!

みちる:ダッシュ!ダッシュ!

龍二:ちょっと待って……その辺に停まってる自転車の鍵をパン!と打ち抜いて、それに乗っていく!

GM:とうとう泥棒かぁ!!(笑)

警官(琉華):「そこの自転車、止まりまさーい!」

龍二:(走りながら)「浦田警部に話を通してくれ!!」(笑)

財前:コネが使われた!(笑)

GM:まぁ、残念ながら今度のは追いつけそうにないな。

柳:大体の方向は見といていい?どの方向?

GM:えと…あっち。(指差す)

龍二:東西南北で言うてくれ。(笑)

GM:そこは…あっち。ここはボカしといて。(笑)

龍二:なんじゃ、そりゃ。(笑)ま、飛んで行った方向は確認しといた。

GM:はいはい。ま、一晩探し回ったけど、何も見つからなかったってことで。

みちる:ん〜……疲れたから、トボトボ帰る…。

柳:…仕方ない、一回報告に帰ろう。

GM:あぁ、じゃあ琉華の所に緊急の電話がかかってくるわ。

柳:琉華に、か。

財前:こっちは一緒やからな。

GM:何しとんねん、教授。(笑)

琉華:お婆ちゃんに話聞きに来てたから。

GM:OK、じゃあ一回シーン切ってそっちいこか。


《〜Middle Scene8:琉華&財前…そして…〜》

GM:で、あんたは一体何をしに来てん?

財前:「あ〜…鍋焦げてるけど…洗ってくれてるんかな、ほんま…」

GM:そこの心配かい!(笑)

お婆さん(琉華):「おや、教授……今日は何をしに来たのですか〜?」

財前:「おぅ、ババア!あっはっはっはっ!元気なったか!?」

柳:どんな医者やねん、ほんま。(笑)

お婆さん(琉華):「はい〜、お陰様で元気になったから退院したのですよぉ〜?」

財前:「はっはっはっ!そうか、そうか!相変わらずここ、垂れとんのぉ〜!」(乳を揉む)

GM:最悪かぁぁぁぁー!!(笑)

財前:「何やこの先っちょの、レーズンか?」(笑)

お婆さん(琉華):「…自分が死ぬかもしれないといったからって、そんなことをしてたらダメですよ〜?」

財前:「そぉかぁ?悪い悪い、ははっ!今日なぁ、ちょっと聞きたいことあんねん。あんなぁ…カラス、最近よぉ飛んどるやろ?」

お婆さん(琉華):「あぁ…そういえば、よく見ますねぇ…」

財前:「あぁ、カラス…昔からあんなおった?んな、おらんかったよなぁ?」

琉華:…おった?GM。

GM:おらん、おらん。異常やってば。

お婆さん(琉華):「えぇ、昔からそんなことはなかったですねぇ…」

財前:「そぉか…いつ増えたん?」

GM:つい最近、ここ2、3週間くらいの話。

財前:2〜3週間くらいか、そぉか…。

琉華:ということで、GMにお婆ちゃんを返すわ。

GM:返されても…お婆ちゃん、何も知らんと思うけど…。

財前:何も知らんのかい!(笑)

GM:そもそもお婆ちゃん…何者やねん。(笑)

財前:昔から住んでる……温故知新や!(笑)

琉華:そうそう、結構古くから住んでるから…色んなこと知ってんねん!(笑)

GM:じゃあ…お婆ちゃんは、「やっぱりこれは、町に不吉なことが起きてるんじゃないかなぁ」くらいは分かる。

財前:「タタリか!ババア、これ、タタリか!?」(笑)

お婆ちゃん(琉華):「オヤシロ様のタタリじゃぁぁ〜!!」

GM:…お婆ちゃん、ボケだしてるわ…。

龍二:再入院、だな…。

GM:ほんまに…しかも次は違う病院やな…。

財前:ていうか、老人ホームやろ。(笑)

GM:そっちやな。(笑)まぁ、そうこうしてたら次の日の朝になりました。

PC全員:はいはい。

琉華:…って、その前に報告か。

柳:うん、報告するって言ったしね。

GM:あぁ、そうか。じゃあ報告して。夜の12時くらいな。

柳:『……という状況で、牧田さんは行方不明になりました』

琉華:「な、なんですってー?!」

柳:『というか、どう考えてもあの辺りの気配を探ったのですが、いなかったので…恐らく、妖の仕業ではないかと…』

琉華:「…この役立たず忍者!」プチッ!

財前:……ここでよく分かってない財前教授のために、一つ話をまとめてください。どういう事件が起きて、どういう状況になってるか、を…。

柳:え、それはキャラクターとして分かってないってこと?プレイヤーが分かってないってこと?

財前:両方や。

全員:(爆笑)

みちる:理解してへんかったんか!(笑)

龍二:まだそんなに複雑なとこにいってないぞ?!(笑)

財前:まーまーまー、一回まとめよ。まとめることで、整理されていくからな。これも大事なことや!

GM:それはそうやけど…!(笑)

琉華:……あ、「じゃあ、一回こっちに戻ってきなさい」

柳:『はっ!直ちに戻ります!』ピッ。タッタッタッタッ…。

龍二:俺らはどうする?

みちる:夜の12時なら、丁度そろそろ解散しよかーってなるくらいやな。

財前:ここで一回合流したらいいんちゃう?

GM:そこは任せるわ〜。

柳:「そういえば…カラスを追ってきた、ということは……何かを掴んでいらっしゃるんですか?」

龍二:「いやぁ、ただ集団で飛んでたカラスを追いかけてただけさ。当たりか外れかは、分からんが…」

柳:「…宜しければ、一緒に行きますか?」

龍二:「そうだな……みちる、行くぞ」

みちる:「はい!」

龍二:「今は、少しでも情報と味方は多い方がいい…」

みちる:では…ダッシュ(みちる)ダッシュ(柳)チャリ(龍二)で。(笑)

龍二:キーコキーコ…。(笑)

警官(琉華):「は〜い、そこの自転車止まって〜」

GM:また止められた!(笑)

警官(琉華):「あれぇ…この自転車、防犯登録されてませんねぇ…おや?鍵が壊されてる…」

GM:何でそんなん、瞬時に分かんねん。(笑)

龍二:チェーンのつもりやった…。じゃ、これで。「これは俺のDA☆」(拳銃突きつけ)

GM:(爆笑)

警官(琉華):ガクガク…ブルブル…ガクガク…

龍二:「いいか…?これは、俺の、だ…分かったな?」(笑顔)

警官(琉華):「ほ、本官は…何も見ては、おりません!!」

龍二:「あぁ…それで、いいんだ…」

みちる:「知ってはならぬこともある…」(神妙に)

警官(琉華):ガクガク…ブルブル…ガクガク…

琉華:あ〜あ、日常GP上がった。(笑)

柳:誰のせいや、って気もするけどな。(笑)

GM:ボスのレベルがどんどん高くなっていくで。(笑)

財前:……え、ところで…これはこっちが、そっちを迎えに行くパターン?

龍二:いや、逆だ。今行くから、ちょっと待ってろ。(笑)

柳:うん、そのまま琉華の家に連れて行って全員合流。そこで状況を整理しよう。


《〜Middle Scene9:御近所さん達、集合〜》

GM:はいはい。じゃあ全員が集まりました。

龍二:「お邪魔します……って、ヨウ?お前、こんな所で何してるんだ?」(笑)

柳:ほんまや、そうなるな。(笑)

財前:「ん?おぉ…俺か?ババァに会いに来てん」

龍二:「ふぅん……」

財前:「いや、あの…アフターケアも大切やからな!」(笑)

龍二:「お前も…たまには医者らしいこと、するんだなぁ」(笑)

財前:「まぁ、たまにはな!」(笑)

柳:……考えてみたら、この教授に頼まれた仕事て…裏家業モノばっかりか…暗殺とか…。

財前:いや、暗殺はさすがにやらんやろ!(笑)

柳:あぁ、裏情報というか…スキャンダルなネタ集めか。(笑)

財前:そうそう…まぁ、それとこれとは別の話や。医者としての仕事は、ちゃんとしやんと!

龍二:「ほぉ…ちょっと見直したよ…」ってことで、〔絆〕あるから上げていい?

GM:あぁ、ええよ。

龍二:(いっコロ)お、9点上がった。

財前:じゃ、まとめよか。まずは…『カラスが多い』ってことやな。2、3週間くらい前から。

柳:『牧田さんが、少し前から変な夢をよく見る』ってこと。

財前:はいはい…牧田さんは誰の関係者?

柳:牧田さんは、琉華の同級生。私の姉とも同級生。

財前:ふんふん…で、その牧田さんがおらんようになったんやっけ?

龍二:そうだな。牧田は『謎の巨漢と消えた』んだったな。

財前:巨漢…その巨漢はどんなんやったん?人間ではあったん?

GM:うん、人型やな。

財前:顔とかは分からんかったん?

GM:モブがかかってた感じで。(笑)

財前:コ●ンでいうところの、黒い影の状態か。(笑)

龍二:あぁ、目だけわかるやつ。(笑)

GM:そうそう。(笑)

柳:2mで130kgやから…相当デカイ奴やけどな。

財前:巨漢ね…で、二人共消えた?

GM:そうそう…消え方は、大量のカラスがバーッ!と襲ってきて、視界がカラスで遮られて…それを追い払ったら、二人共いなくなってたって感じ。

柳:「で、辺りの気配を探ったけど何も分からなかったので…この正体は妖の仕業ではないか、と…」

財前:「妖……アヤカシとは何ぞや?!」

GM:ぞや、って…。(笑)

財前:「カラス天狗のことか?!」

柳:「えーっと…えーっと…それもその一種ですが…」

財前:「ほぉ…俺、妖怪詳しいからな!」

龍二:「それなんだが…ヨウ、お前の大好きな妖怪なんだが…」

財前:「はっはっはっ!何や、好きやけど?」

龍二:「実在するよ」

財前:「じ…じ…実在はせぇへんやろぉ〜、そんなぁ〜…妖怪はなぁ…心の中にあるもんや

GM:何のこっちゃ。(笑)

龍二:…指をパチンと鳴らしてナーガを召還しよう。「出て来い…長之介…」

琉華:<命運>勿体無いー!(笑)

龍二:そうか…GM、フレーバーでいい?(笑)

GM:いやぁ、そこは使ってもらわんと。(笑)

龍二:そうか…まぁいいや、まだそれでも9点あるし。使って出すよ。

GM:ん…あ、じゃあ二人程驚くんちゃうか?

財前:「ん〜…?グラフィックかぁ、これ?」(ベタベタ)

龍二:「実物だよ」

財前:「……うほ、いい男」

全員:(爆笑)

柳:下半身、蛇やのに。(笑)

財前:「何やこれ…どないしたん…?」

龍二:「コイツは俺の使い魔の一体、ナーガの長之介だ」

財前:「あ〜…あれか!見世物小屋とかで、よぉやってるやつやろ!あの…蛇男とか、蛸女とか…最近はあんま見やんようになったけどな、差別的な問題か知らんが…あんまよぉないらしいし…」

龍二:……と喋ってる洋介を…長之介が【水の壁】で包むわ。コストかからん技やから、お得。(笑)

財前:「オボボボボ…」

龍二:ま、すぐに解除するけど。「残念だが…実在、するんだ」

みちる:「…………世の中、広い」

財前:「なるほど…分かった、OKOK!」

GM:納得した!(笑)

柳:早!(笑)

財前:「ん、大体分かった!」

龍二:「すまんな…これを前提に話させてもらう…あ、長之介、もう還っていいぞ」(笑)

琉華:ここで財前教授は、“異能者”に目覚めた!

柳:あぁ、そうやな。(笑)

GM:あの曲流さな。(笑)

財前:タタタタ〜タ〜タ〜タッタタ〜♪

GM:それはFFのレベルアップや!(笑)

柳:「…ということなんです、教授」

財前:「ん、なるほど。ん〜……つまり、そのカラスもようは、妖怪の仕業ってこと?」

柳:「妖物の眷属か何かではないか、と…」

龍二:「ま、普通じゃねぇのは確かだな。おめぇもいっぱい傷口見て、分かるだろ?」

財前:「いやいやぁ〜、カラスでもあのくらいはやりまんがなぁ〜!」

GM:やらんって言うとるがな!(笑)

財前:「カラス、舐めたらイカンでぇ〜?カラスなぁ…子供の頃、刺されてここ…太腿の内側に…痛かったわぁ〜、まだ傷口残っとんねん。見せたろか?見せたろか?ズボン脱いで、見せたろか?」(笑)

龍二:「お前がその時足引きずってたのを見てたよ。ていうか、何でカラスに内腿突かれるんだか…」(笑)

柳:ほんまや。(笑)

財前:「ま、これで大体のことは分かったかな…」

柳:「あ、最後に…カラスが…あっちの方角に飛んで行くのを見ました」

龍二:「あぁ、どうやら飛んで行く方向は一定らしい」

財前:「ん〜…じゃあ明日、ウチ車出すで…皆で行こか」

龍二:「…車か…有難い…」(笑)

柳:「確かに有難い」

財前:【財力】あるから、車くらい持ってていいやろ?

GM:あぁ、別にいいで。でも…明日なんや?

財前:え、明日……あ、今から?(笑)

みちる:今すぐ行くんじゃないんや?(笑)

財前:今からでもいいけど…眠たいやろ、皆?もう、なぁ…。(笑)

龍二:まぁ、確かにお前は昨日も夜勤だったみたいだしなぁ。(笑)

柳:私は三日三晩くらい寝なくても…。(笑)

財前:じゃあ今から行こか?ただ、運転だけは途中で誰か変わってな?その時寝るから。

龍二:あぁ、じゃあ運転は俺が変わろう……操縦系の技能はないけど。

みちる:28歳と29歳の男がいたら、普通どっちかは持ってるよな。(笑)

GM:確かに。(笑)

龍二:一応俺、探偵だしね。(笑)

柳:あぁ、持ってるね、それは。(笑)

GM:…え、いつ出発するって?

みちる:夜、そのまま。合流して、事情を説明して、整理して、そのまま車で追いかける!

GM:追いかける…でも、どこに行ったらいいか、分からない。

みちる:それはカラスの飛んでいく方向に。

GM:もうカラスは、あっちこっちにバラけちゃってんで?

龍二:さっき、飛んで行く方向は覚えたぞ?

GM:なんぼ、アバウトやねん。あっち、やで?(笑)

柳:…もっと情報集めますか?

みちる:今となっては、か…もっと、ちゃんと方向覚えておけよ〜。(笑)

柳:いや、方向は覚えたんだってば。(笑)

GM:誰も追いかけやんかったしな。

柳:アンタが無理やって言ったんやん!

GM:うん、とにかく無理や。

財前:となると…今から無理に頑張って動く必要ないやん。

琉華:むしろ、ゆっくり寝て朝から動く方がいいかも。

龍二:じゃ、今日のところは一回解散〜。

GM:そうか…その選択肢を取るか…。


《〜Middle Scene10-1:それぞれの夜…財前〜》

柳:はぁ…気が進まないけど…一応姉上にも報告をしておきますか…。

みちる:…夜のこのタイミングでしか調べられないこと、ってあるか?

龍二:夜にしかできないこと…か…。

財前:キャバクラの姉ちゃんに会いに行かな!

全員:(爆笑)

柳:また皆バラバラで?

財前:「ナオミちゃーん!ちょっと…飯作ってくれんか、ちょ〜?」

ナオミ(龍二):「もぉ〜…ここは食堂じゃないって言ってるじゃな〜い」(笑)

みちる:夜勤明けの次の日の夜にキャバクラ行くんや…いつ寝るんや。(笑)

琉華:余命1年やから、寝る間も惜しんで動くねん。(笑)

GM:余計に寿命縮めてそうな気がするけど!(笑)

財前:もう死ぬから、構わへん…もう、何でも構わへんわ!やったもん勝ちやで、ほんま!今日も飲みに行こか〜。(笑)

みちる:キャバクラの姉ちゃんのコネを使って、何かを聞くんだ…パンピーが大したこと知ってるとは思えんけど。

財前:パンピー…じゃないかもしれんで〜?


《〜Middle Scene10-2:それぞれの夜…龍二〜》

龍二:俺は解散後、浦田警部に電話かけるわ。

GM:はいはい、どうぞ。

龍二:「こんな夜分に、申し訳ない…」

浦田(GM):『おぅ、何だ龍二じゃないか…』

GM:この人は何歳?

龍二:NPCやけど…まぁ45歳くらいで。

GM:年上でいいん?

龍二:それでいいよ。「突然ですまないが、最近カラスによる事件が頻繁に起こっていることは、知っていると思う」

浦田(GM):『あぁ、まぁな』

龍二:「俺も今、別口でそいつにあたっていてなぁ…どうも、カラス共がまとまって飛んで行く方向があるんだが…その方向に、何かないか、心当たりがないかな?」

GM:あっちの方向と言われてもなぁ…。

龍二:東西南北でさえ、聞いてないからな。

柳:うん、そうとしか言えない。

GM:そうか…。

浦田(GM):『おぉ…カラスなぁ…確かに最近そういう報告は上がってきている…。で、ウチら特捜部の調べによると…え〜、そのカラスの発生地はある所に集中しているな…』

龍二:「…その“ある所”とは?」

浦田(GM):『それがなぁ〜?!いっつも事件が起こる所なんだよ〜!』

財前:森之宮?(笑)

琉華:…平塚?

浦田(GM):『平塚学園なんだよなぁ、これが、また…!』(笑)

柳:治外法権な場所やからな。(笑)

龍二:「それはまた…キナ臭い場所が上がったなぁ〜」(笑)

浦田(GM):『これは十中八九、そういう経緯だとは思うんだが…ちょっと俺達は手が出せねぇんで〜…』

龍二:「っつーと、俺みてぇなハグレ者の出番ってわけだ…」

浦田(GM):『ふっ…まぁ、そう腐るなよ』

龍二:「ま、いいさ。もう慣れている」

浦田(GM):『……頼んだぞ』

龍二:「任せろ。また何か分かったことがあったら、教えてほしい」

浦田(GM):『おぉ』

龍二:「では、夜遅くに悪かったな…」

浦田(GM):『あぁ、いいさ…じゃあな』

龍二&浦田(GM):(同時に)ガチャッ

龍二:…これが本当のハードボイルド。(笑)


《〜Middle Scene10-3:それぞれの夜…琉華〜》

琉華:じゃ、私もコネ使おうかな。

みちる:俺も使おうか。

GM:何や急に、皆して。(笑)

柳:まぁ情報収集やから。

財前:じゃあ、俺も使おか。

龍二:結局キャバクラの姉ちゃんじゃねぇか。(笑)

琉華:コネにある〔柊〕を読み替えるわ。〔平塚学園〕の…。

GM:まさか…犬神?!(笑)あ、でもこれはどっちかというと第T部やからな…。

龍二:第T部では、まだ平塚に触れてないから…ちょっと難しい。

GM:じゃ、第U部で……犬神でもいいや。(笑)

琉華:おし、じゃあ犬神に聞こ!(笑)プルルルルっ…!

犬神:ピッ…『…ふぁい、こひら犬神です……今、何時…2時ぃ〜?』(笑)

みちる:ほんまや!俺やったら、絶対キレる!(笑)

琉華:「時間なんて、関係ないでしょ!」

犬神:『その声……え〜…っと…どちらさんで…あ、琉華さん?』

琉華:「琉華さん、じゃないでしょ!」

犬神:『琉華…先輩?』

琉華:「琉華様っていつも言ってるでしょ!」

犬神:(スルー)『で、何の用スか、こんな時間に?』

琉華:「もぅ…この分からず屋め〜…」

柳:あしらい方が慣れてるな〜。(笑)

琉華:「まぁいいわ。何か聞くところによると、そっちでカラスに関わる事件が起きてるらしいじゃない?」

犬神:犬神はこれ、知ってていいん?

GM:うん、ええよ。

犬神:『そぉ〜なんすよ〜。俺達も最近、『霊界探偵部』としてその苦情にあたってるんスけど…キリがなくて…。駆除したカラスを調べても、ただのカラスだし…でも、人が襲われてることには変わりがない…』

琉華:「それで…私の友達もちょっと巻き込まれちゃって〜…」

犬神:『…一応、ガイシャ(被害者)の名前を聞いといてもいいですか?』

琉華:「ユウちゃん」

財前:テキトー!(笑)

犬神:『……名簿、名簿…(ガサガサ)…あぁ、牧田さんのことですか?分かりました』(笑)

琉華:「そう!牧田の優ちゃん!」(笑)

GM:犬神って、そんな有能やっけ?!!(笑)

犬神:頼りない部下が多すぎて。(笑)

GM:ここまで成長しててんな。(笑)

琉華:「さすがは犬神君ね!」(笑)

犬神:『お褒めに預かり光栄です』(笑)

琉華:…で、GM、何か情報渡してよ。

犬神→龍二:うん、俺が出せるのはこれくらいや。

柳:ほんまや。(笑)

琉華:こっから先はアンタの仕事や。(笑)

GM:え、何も考えてなかった。(笑)でも、特にさっきと一緒くらいかなぁ。カラスが多い…不思議な事件が起きている…。

犬神:『まぁ、俺達『霊界探偵部』も気はつけておきますが…』

みちる:不思議な事件、なんかな?

GM:まぁ、真っ当な事件じゃないことは、俺が保障しよう!

龍二:それくらいは分かっとる。(笑)

琉華:ボスの正体とかをそれっぽく出すのは、ここや!

GM:ボス〜?そんなん、まだまだ先や!

琉華:どんだけ長いねん!(汗)

GM:だって、ここなんてまだまだ序盤やもん!俺の書いたシナリオのまだ1行目やで?!

全員:(爆笑)

GM:あと6行くらいあんのに…。(笑)

龍二:単純にまだ6倍時間かかる、と。(笑)

みちる:警察で学園て分かったなら、車でそこに乗り込んだらいいんじゃない?

龍二:今は夜やけどなぁ…。

みちる:今から寝て、次の日にでも。


《〜Middle Scene10-4:それぞれの夜…柳〜》

GM:ていうか誰か、牧田さんをどうにかしたってや。(笑)

みちる:牧田さん…は攫われたんか…。

琉華:あ、モミジちゃんに攫われたって報告しやな。

GM:…やっと、報告がきたか…。(苦笑)

柳:さっきするって言ったやん!

GM:でもまだ実際にはやってへんかったやん!

柳:他の人が先に動き出したから、報告するのを待っててん!

GM:言うたもん勝ちやで、こんなん。(笑)じゃ、こっちから電話かかってきたことにしよか。

柳:「姉上、実は…牧田さんが攫われてしまいました」

椛(GM):『ちょっと…それ、どういうことよ!?』

柳:「いや、どういうことも、こういうことも…」

椛(GM):『あんた、何のために行ったの?!』

柳:「いや、ちゃんとやってたけど…!こういう状況で、力及ばず攫われてしまいました、と…」

椛(GM):『…まぁ、そう言われてしまえば、仕方ないけど…。じゃ、私の連絡網も使ってちょっと探してみるから、貴方達も日が明け次第、何とかしてね?』

柳:「はい、お願いします」

琉華:「はぁ〜い」

柳:「情報集めは姉上の方が得意なはず…」

GM:うん、ちょっとこっちでも情報収集するわ。

椛(GM):『じゃ、今日のところはもう、休みなさい』ピッ!

みちる:解・散!

柳:…あ、姫にも連絡しとかないと。(笑)

龍二:あちこち、大変だな。(笑)

柳:うん…でも、夜中は止めて朝にしよう。

GM:イタ電と思って、切られんで。(笑)




〜Middle2:動き出す御近所さん達〜



《〜Middle Scene1:いざ平塚学園…?〜》

GM:じゃ、そんなこんなで次の日です。

龍二:皆、朝から“アーネンエルベ”に集合〜。

GM:学生は校欠扱いで。社会人は自分で何とかしてください。

龍二:自由気ままやから。(笑)

琉華:学生…ていうか、平塚大学です。(笑)

GM:大学生はOKです。

財前:「あ!森本君、今日もちょっと頼んだで〜!」(笑)

GM:また森本に頼むんかい。(笑)

財前:「あ〜…不安やったら、佐藤つけといて」

アイちゃん(琉華):「教授〜!佐藤先生より、山田先生にしてくださいよぉ〜!」

財前:「ヤマダ?山田、アレあかんで。アイツ、手腐っとるからな」

龍二:どういう意味でだ。(笑)

アイちゃん(琉華):「山田先生の方が、腕がいいんですから!」

財前:「ヤマダ…なぁ…俺、嫌いやねんアイツ」

GM:は、ハッキリ言うたぁー!(笑)

全員:(爆笑)

財前:「山田…臭いの、アレ…ワキガやろ、あいつ」

GM:最悪すぎる…!(笑)

アイちゃん(琉華):「た、確かに一週間に6日は病院に泊り込んでますけどぉ〜…」

財前:「やろ?まぁ、臭い。臭いから、佐藤の方がいい。以上!」

アイちゃん(琉華):「分かりましたぁ〜…」

GM:…ってことで、“アーネンエルベ”に集合でいいん?

龍二:いいよ。「ヨウ、すまないが車を頼む」

財前:「あいあい!車ね!」ベンツ出そか!

柳:集合時間は何時?

龍二:朝…6時。

みちる&柳:早!!

琉華:2時くらいに解散したのに…。(笑)

龍二:4時間寝たら十分じゃね?(笑)じゃあ、7時にしよか…“アーネンエルベ”はまだ開いてません。(笑)

GM:ダメじゃん。(笑)

龍二:まぁ、大泉が鍵を開けとくくらいはするさ。中に入ると…野良猫が2匹。(笑)

あやにゃ&かみにゃ:「にゃーにゃーにゃーにゃー!」「にゃにゃにゃ!」(笑)

柳:出た、あやにゃとかみにゃ。(笑)

みちる:7時に集合で…集まり次第、即出発でいいんちゃう?

龍二:だな。「じゃあ全員乗ったし…すまんがヨウ、俺がナビする通りに走ってくれ」

財前:「あいよ!」

GM:その前に、お姉さんから連絡が来ます。

財前:お姉さん?…あ、キャバ嬢のお姉さん?!お姉さんから連絡きた?!(笑)

GM:え、いや、違……!

財前:(電話持って)「おぅ、ユーちゃん!どないしたん?!店、ええのん?!」

ユーちゃん(琉華):『ざぁ〜いぜんせんせぇ〜♪』

財前:「おぅ、どないした、どないした?!」

ユーちゃん(琉華):『次はいつ来てくれるのぉ〜?』

財前:「ほんなん、明日行きまんがな〜、明日〜」

ユーちゃん(琉華):『明日ってぇ…私の誕生日って知ってましたぁ〜?』

財前:「知っってるよ〜…!もぉ、(プレゼント)買ぉとる、買ぉとる!バッグやろ、バッグ!」

ユーちゃん(琉華):『えぇ〜…どんなバッグかなぁ…凄い楽しみぃ〜♪』

財前:「おぉ、待っとけ、待っとけ、ほんま!ええの、買ぉとんで!あっはっはっはっ!えぇ酒、用意しとけよ!」

ユーちゃん(琉華):『分かりましたぁ〜!シャンパンタワーとか、いっちゃいますぅ〜?』

財前:「おぉ、よっしゃ、よっしゃ、よっしゃ!ドンペリも入れたんでぇ〜…ピンドンや、ピンドン!」

ユーちゃん(琉華):『イシャールとか、どうですかぁ?』

財前:「あぁ、何でも頼んでえぇよ!何でも…」

ユーちゃん(琉華):『ほんとですかぁ?じゃあ、いっぱい用意して待ってますねぇ〜!』

財前:「よっしゃ、よっしゃ、よっしゃ!」

ユーちゃん(琉華):『じゃ、また明日ぁ〜!』

財前:「はいはいはい、あいよー!」

柳:………どうしたもんかな、この人…。(汗)

ユーちゃん(琉華):「ふふっ…いい金ヅル見つけたわ♪」

龍二:まぁ、それが現実や。(笑)

柳:えー…姫に連絡しとこかな?「もう少しかかります、すみませぇ〜ん」

水穂(財前):『早くしなさい!』(ビシッ!)

財前:…キャラ付けが分からん。(笑)

GM&柳:純粋な子で。(笑)

柳:「姫をお守りできないことが、無念で〜…」云々かんぬん言うとく。(笑)

水穂(財前):『私は大丈夫よ…貴方は貴方の仕事をちゃんとしなさい?』

柳:「は…ははっ!」ま、こんな感じで。

GM:…じゃ、そろそろ続きいきましょかー。(苦笑)

龍二:ん…何だったんだ、このやり取りは。(笑)じゃ、車に乗り込んで、ヨウに平塚までの道を案内するわ。

財前:「はいはい…平塚?どこや、それ?」

龍二:「あ〜、この道だと…とりあえず生駒も通り越して…」

財前:「阪奈か?阪奈でいいんか?」

龍二:「あぁ、阪奈だな」

財前:「はいはい、阪奈ね。で?」

龍二:「生駒を通り越して…富雄も越えて…その次だ」(笑)

財前:「おー、分かった分かった!…東生駒か?!」

龍二:「そっちの次じゃない。西大寺寄りだ」(笑)

財前:「あぁ、了解了解」(笑)ブゥ〜ン!

GM:ドーーン!

財前:あ〜あ…。

龍二:あ〜あ、って。(笑)

財前:こすった…。

柳:相手に怪我人いたら、出番ですね。(笑)

GM:…ていうか、あんたらとブツけるとか、相手悪すぎやな…ヤクザよりタチ悪い…。(笑)

龍二:(ドスきかせて)「おぉ、兄ちゃん…どこ目ぇつけとんねん」(笑)

柳:全員獲物持ってるしね。(笑)

龍二:まぁ、そんなこともやりながら…車の中で平塚の説明を皆にしとこう。

GM:あぁ、そうやな。

財前:「平塚いうたら、どんな学校なん?」

龍二:「一種の…治外法権の、小国家と言ってもいい」

財前:「す、凄いな…」(汗)

龍二:「あぁ、何せあの一帯、学園都市として成り立っているからな」

琉華:…財前も平塚学園の卒業者ってことにしたら?

財前:いや、俺は須狭山学園の卒業者やねん。

龍二:あぁ、そうやったんや。(笑)

琉華:……あれ?“アーネンエルベ”って大阪にあるん?

龍二:え?…ていうか、《鬼御霊》はどこなんだ?(苦笑)

財前:須狭山と同じ、福井県のつもりやった。別に京都くらいでもいいけど。(笑)

龍二:あ、そうなんや…大阪をイメージしてた。

財前:じゃあ…“アーネンエルベ”2号店。(笑)

龍二:移転してん。(笑)

GM:ワープ的な何かで。(笑)

龍二:そうそう。(笑)親父が確か、国の権力者やったから…「あ〜、親父?ちょっと引っ越すから、金出して。政権交代?関係ねぇだろ?」(笑)

GM:自民党やったんや。(笑)

親父(琉華):「仕方ないなぁ…政権交代?そんなもの、私には関係ない。元からいつでも野党だ」(笑)

龍二:ダメじゃん!(笑)

GM:●福実現党とかやったんや!(笑)

龍二:ま、平塚に向かいました、っと。(苦笑)

GM:ん〜…じゃあその車中でいいわ。柳のお姉さんから電話がきました。

椛(GM):『分かったわよ!』

柳:「おや、姉上?」

椛(GM):『分かったんだって!』

柳:「はい」

GM:……誰か、「何が?」って聞いてや。(苦笑)

財前:そもそも、誰が話してんの?

柳:一応反応してるつもりやった。

GM:あぁ、そうか…じゃあ、いいや。

椛(GM):『優ちゃんの居場所が分かったわよ!』

柳:「おぉ、それは…?」

椛(GM):『自分の家に戻っているわ』

柳:「………はい?ジタク?」

琉華:なんだってぇー?!

GM:更に、牧田さんを攫った犯人も分かりました。それは牧田さんと…あと琉華も同級生の寺野っていう男です。

琉華:「て、寺野君って、身長153cm、体重30kgの…」

GM:違うから、それ別人やから。

龍二:ていうか、その体重はちょっとヤバイな。ガリガリや。(汗)

GM:正しい寺野君の情報は…大学アメフト部に所属している、ガチムチ系の体育会系です。……以上。

柳:ふむふ……えぇぇー?!(汗)

財前:少な、情報…。(汗)

GM:2行しか手元に書いてないし。(笑)

みちる:つまり…あの巨漢はカラスの塊かと思ってたけど、そうではなく…寺野君本人と…判断すべきか?

龍二:いやまぁ、そうだろな。

柳:ただ、カラスがどう関係してくるか…。

GM:まぁとにかく、牧田さんは家におるから会いに行ったって?

龍二:(財前に)「……すまん」(笑)

財前:「なぁにぃぃー?!ふざくんなぁー!学校やぁー!!」

全員:(爆笑)

龍二:二手に分かれてもいいけどな、別に。

財前:じゃあ…車がパカッ…て、二つに割れて…。

GM:どこのボンドカーですか。(笑)

龍二:「ヨウ、すまんが生駒駅で一回止まってくれ」

財前:キキーッ。

龍二:じゃ、すまんがここで…えっと…柳と月宮君は、行ってくれるか?

琉華:…また別行動?

柳:僕は、寺野の家をガサ入れしようかと思ってたけど…。

龍二:…そうだなぁ…。(悩)

GM:ちなみに、寺野の居場所はまだ分かっていませんよ。

龍二:うん。

みちる:住所は?

GM:住所は分かってる。ただ連絡は取れない。で、牧田さんの目撃情報により、あれは寺野君でした、と。そっから詳しいことは、会ってからってことで。

柳:…僕は【隠密】あるし、寺野君が部屋で腐ってるかもしれないから…入ってみたい。

龍二:行き先が3手……はマズイか…一回戻るか。

財前:戻っちゃう?全員で。

GM:じゃあ、一番最初に戻ります。

琉華:時よ、戻れー。(笑)

財前:じゃ、プレイヤー紹介からいこか。(笑)

柳:…まず、取るべき行動を考えよう。『牧田さんに会いに行く』『寺野について調べる』…。

財前:学校に行く。(笑)

龍二:ってのは、カラスについて平塚に調べに行くって感じだな。

柳:うん、『平塚に調査に行く』の3つやね。

琉華:「ま、学園に関しては…優秀な犬神君が調べてくれるよ♪」

龍二(のプレイヤー):(苦笑)ていうか、犬神君は今、どういう状態なんですか?卒業間近くらいですか?

GM:何でもいいで。(笑)

琉華:“曙”(第U部最終話)が終わったくらい。(笑)

GM:あぁ、だからしっかりしててんな。(笑)

龍二:じゃあ“曙”の後…“アップルV”の前くらい。(笑)

柳:じゃあ、もう引退してるね。(笑)

龍二:ほんまや。(笑)え〜話戻すと…どう動くか…とりあえず月宮君は牧田さんの家。悪いけど、生駒から電車で行ってくれ。柳も電車で、寺野の家をガサ入れ。

琉華:うん、ユウちゃんの所行くよ!

柳:お任せください!

龍二:で、俺ら大人3人は…時間のロスを無くそう。このまま平塚へ向かう。

GM:はいはい…誰から解決したい?

柳:誰でもいいんじゃない?

GM:じゃ、寺野から。

柳:あぁ、はいはい。


《〜Middle Scene2:柳、寺野の部屋を探る〜》

GM:では、忍者の素早さで何故か寺野の家に到着した…カバオ。

柳:誰や、それ?!(汗)

龍二:アンパン大好き、カバオ君。(笑)

GM:とりあえず、普通のアパートやな。特に何も無い。

柳:「…寺野という男の部屋の前に到着しました…これより、侵入を開始します…」

GM:はい、ガチャ。普通に扉は開いた。

柳:え…鍵はかかってないの?

GM:いや、かかってるけど…どうせ外すやろ?

柳:あぁ、そういうことか。うん、聞き耳して…中に気配はない?

GM:うん、無い。

柳:じゃ、スッ…と入り込む。

GM:はい。普通の部屋、ワンルームやな。

財前:汚い?

GM:…汚いことにしよか。何か汗臭い感じ。

琉華:プロテインとか、いっぱい置いてあんねんな。

GM:うん、袋で入ってる。10kgくらい。

龍二:缶に移すのも手間と言わんばかりだな…。

柳:怪しいものがないか、片っ端から調べてみる。

GM:じゃあ「魔」判定かな。

柳:「魔」は…なぁ…(コロコロ)ほぉれ、失敗や。

GM:あらぁ…じゃあ特にない。特に、何もないな、って思った。

柳:特筆すべき怪しいものはなかった、と…。

GM:うん、まぁ普通の部屋っぽいですわ。

柳:【隠密】を使うべきか…これを使えば情報を一つか、トラップ1個を解除できるけど…。とりあえず、死体が転がってたりはせぇへん?

GM:ないない、至って普通の部屋。

柳:押入れ開けたら死体が…とか…。

龍二:壁に埋め込まれてるとか…。

GM:腐敗臭的なものは無いから大丈夫。(苦笑)

琉華:カラスの羽が落ちてる、とか。

GM:それもない。

柳:それがあれば、さすがに気づくやろしなぁ…。じゃ、姉上にもう一回連絡取ってみよう。

GM:はいはい。

柳:「姉上、どうやら中は普通の部屋のようです。特に異常は見受けられません」

椛(GM):『ふぅ〜ん…あ、そぉ?』

GM:…としか言えんなぁ、これは。(苦笑)

柳:「では、引き続きカラスの調査をお願い致します」

椛(GM):『はいはい、じゃあね〜』ガチャッ。

柳:ん、今言ったことを皆にも連絡しとくわ。

GM:まぁ言うなれば…成果ナシ、やけど。

柳:「特に異常は見受けられませんでした」

財前:『はいはい、分かりましたぁ〜』

柳:てことで、お次へどうぞ。


《〜Middle Scene3:大人組、平塚へ行く〜》

GM:じゃあ次は学校組いこか。

龍二:つーと、俺ら3人だな。

GM:うん…ていうか、学校に何しに行ったん?

龍二:カラスの調査やろ?

GM:あぁ…えっとなぁ、今着いて周り見てみたけど、カラスおらへんわ。

財前:何でやねん!?

GM:まったくではない…何羽かはカーカー言うてるわ。

みちる:普通のカラス?

GM:普通…ではないかな?普通よりは多い。

龍二:…夜じゃなきゃ、ダメなのか…?

GM:とりあえず、カーカー言うてるわ。

龍二:カラスを見に行ってみる。

GM:ん〜…どこ、っていうか、学校全体にくまなくいる感じやからなぁ。

財前:結構いるやん。またとりあえず一羽捕まえてみる?(笑)

龍二:カラスよりも…平塚の学生を一人捕まええてみよう。「そこの君、ちょっといいかな?」

学生(GM):「な、何ですか?!」

龍二:「つかぬことを伺うんだが…」

学生(琉華):「僕は勉強が忙しいんですよ!」

GM:H組の奴やったぁー!(笑)

龍二:いらんの捕まえてもた。(笑)「あ〜…最近、カラスに襲われたって奴の話、聞いてないか?」

雪兎:「カラス?カラスって何ですか?」

財前:実は「体力」しかないからな、こいつ。(笑)

龍二:「何ですかって…カラスといえば、あの黒い鳥だろう?」(笑)

雪兎:「黒い鳥なら、“黒い鳥”でいいじゃないですか!そんなの受験にはいらないんですよ?!」

GM:だ、ダルイ…。(笑)

龍二:「…一応聞いておこう。カラスは英語で何だ?」

雪兎:「カラス?カラス……えいご、って何ですか?」

全員:(爆笑)

龍二:「そうか…分かった、ありがとう。あ、ちなみに君は内部進学かね?」

雪兎:「もちろん、違いますよ!僕は外から来ましたよ!」

GM:…よぉ入れたなぁ…。

雪兎:「僕、運だけはいい、って言われてきたんで!」

財前:…合格者と番号間違われたんちゃうん…。(笑)

龍二:「君のこの先の人生に幸アレ……大分苦労しそうだが」(笑)

柳:ていうか、受験無理でしょ。(笑)

龍二:ほんまに…。(笑)しかし、どうしたもんかな…実は俺らは犬神のこととか知らんしな。

GM:ほんまやん。

龍二:うん…だから、ちょっと学生達に聞き込みをしてるってことにしよう。

GM:はいはい、じゃあそっちはそうしといてください。


《〜Middle Scene4:琉華、牧田の状態を見に行く〜》

GM:で、あと一人は?

琉華:ユウちゃん家に行ってる。

GM:あ、そっか…え、一人だけ?

琉華:うん、一人。

GM:はいはい、じゃあ着いた。

琉華:ピンポォ〜ン♪

声(GM):『…はぁい?』

琉華:「ユウちゃん、昨日は無事に帰れたの?」

声(GM):『…うぅん…』

琉華:「何か、モミジちゃんに『襲われた』って聞いたんだけど…」…ていうか、中に入るわ。

GM:あ、部屋に入るとな?すでに牧田さん以外にも何人か女の子が2、3人いてる。どっかで見たことあるような子ばっかりやわ。

琉華:え、ナニモンなん?

GM:女子大生、自分のクラスメイトとかや。今のは、そのうちの1人が相手してたことにしよ。

琉華:…名前何にしよかな…。

財前:森本。

龍二:…ん?それって、さっき病院で代わりの…。(笑)

財前:うん、森本教授の娘。森本玲子にしよ。(笑)あとは…水野真紀子。

GM:ま、その二人にしよか。今、部屋に入ると…牧田さんはベッドの上に寝てる。その横に2人がいる。

琉華:「あれ?2人共、どうしたの?」

森本(GM):「どうしたも、こうしたも…貴方、ちょっと…しぃ!しぃ!」(ジェスチャー)

琉華:「……え?」

GM:外に出ろ、ってこと。

財前:寝てる、ってのは本当に寝てるん?睡眠?

GM:うん、睡眠中。

森本(GM):「貴方ももう、聞いてるんでしょう?」

琉華:「何か…襲われた、って…」

森本(GM):「ほんっとにぃ〜…寺野の奴〜…」

琉華:「とっちめてやらないといけないわね!」

GM:とっちめ…。(苦笑)

森本(GM):「そんなレベルの話じゃないでしょう?!レイプよ、レイプ!」

琉華:「許せないわ…女の敵ね!」

森本(GM):「ほんとにもぉ〜…!」

琉華:……で?

GM:と、いうわけなんですが…。

琉華:え、何か判定したらいいの?

GM:いや、特に。とりあえず、牧田さんが汚された、というだけ。

琉華:あぁ、汚されたんや。

財前:どの程度汚されたん?

GM:それは…アレヤ、コレやじゃない?

財前:…ていうか、本人から具体的な話聞かな分からんってことか!

琉華:ほんまや!情報が中途半端すぎんねん!

GM:えー、そう言われてもなぁ…。

財前:何があったんですか?

GM:とにかく、今は…。

財前:どこを触られたんですか?

GM:…何このセカンドレイプ?!

財前:まず最初の手はどこを触ったんですか?

全員:(爆笑)

みちる:虐待や、それ。(笑)

GM:最悪すぎる。(笑)ま、でも…幸いなことに、ギリギリの一線は越えてへんらしいで?

財前:え、それでレイプ?ただのセクハラじゃない?

GM:レイプには違いないやろ〜。

みちる:準強姦、てとこやな。

柳:そうやな。

GM:暴発してもぉたらしい。

みちる:早!(笑)

龍二:緊張しすぎの奴の典型だな。(笑)

財前:指は入れられたんですか?

GM:それは…入れられたんじゃないですかねぇ?…デカそうやけど。(笑)まぁ、とにかく!その女の子達が言うには…寺野は前から牧田さんに気があったみたいや。で…「やらかしちゃったか〜…」て感じで皆見てる。周りからはバレバレやったみたいやな。

琉華:「じゃあ、寺野は今、どこにいるの?」

森本(GM):「それが分かったら苦労しないわよ…」

GM:まぁ何とか探して。

みちる:え、アメフト部やろ?

財前:うん、アメフト部に聞いたらいいねん。

琉華:じゃあ、アメフト部のマネージャーの子に聞いてみる。

GM:何でマネージャーやねん!?ていうか、一回このシーン切るわ。ここで一回時間軸を合わせます。

財前:シーン切れた。


《〜Middle Scene5:各々、手がかりを探す〜》

GM:じゃあ次は誰からいく?

みちる:…あれ?今俺は誰とどこにいる?

龍二:大人組で学園で聞き込みしてた。

みちる:あぁ、そっか…で、ロクな成果は上がらんかった?

龍二:ていうか、捕まえた生徒が悪かった。(笑)

GM:それは間違いない。(笑)でも、もうちょっと聞く内容を考えてほしい。相変わらず俺、そういうところは拘るから。

財前:ど、どうでもいいやろ、そんなとこ!

GM:いやぁ、大事やろ。

財前:大事ちゃうわ!

GM:だって、何でもかんでも話振ったらヒント出る、じゃ面白くないやん。考えてくれ。

琉華:その為のヒントをもっと出せって言ってんねんやん!

GM:ヒント、あるある!

財前:いや、あんたの考えてることをそのまま理解しろとか…無理やからな?!

琉華:ていうか、あんたの「ある」は、後から出てくる重大なヒントを先に解決しやんと前のが解決できやん、っていうのが多いねん!

GM:いける、いける。考えてみぃ。考えてみたら分かるって。

みちる:……寺野の行方を考えてみよう。

龍二:…時間がいるな、まだ俺らのシーンじゃなくていい。

柳:あ、じゃあその間に僕が寺野について調べる。

GM:ん、どうぞ。

柳:部屋に財布とか携帯とか、普段皆が持ち歩くような物はある?

GM:え〜…そうやなぁ…無いかなぁ?

柳:てことは、持って行ってる、と考えていいかな?

GM:うん、いいよ。

柳:じゃ、カレンダーとかスケジュール帳とか、ない?

GM:コイツ…スケジュール帳とかつけるかなぁ?

柳:大事な試合の日とか、カレンダーに○するとか…。

GM:そういうのはあるやろなぁ。

柳:その流れで、ここ2、3日のスケジュールとかは?

GM:特に取り立てて目を引くようなことは書かれてない。

柳:予定はないけど、誰も連絡がつかない状態ってこと?

GM:まぁ、そういうことやな。

柳:ん、了解。

GM:今頃罪の意識で自殺してるかもしれへん…。

柳:じゃ、解決ですね♪

龍二:まぁ、んなこたぁ無いやろうけどな…。

財前:逆に…何を解決したらいいの?カラス?

柳:カラスと…寺野のこと。あとは牧田さんの……あ、悪夢のこと調べてないな。

財前:あぁ、そうやん。…でも、悪夢ってどうやって調べたらいいの?

GM:でも、牧田さんは今は寝てて、女の子達が通せんぼしてるで?

財前:通せんぼ〜?んなん、関係あるかぁ!じゃあ…心療内科の金沢君!金沢君!ちょっと来て!

GM:金沢君。(笑)ただな?今回の件は牧田さんの意向で…何せ同級生のやったことやから、あんま大げさにしたくないねん。だから警察とかにも言いたくないし、そういう第三者に関わって欲しくないっていうのもある。

龍二:(電話で)「浦田の旦那ぁ…レイプ事件、起こったぜ…?」

GM:即効報告しやがった?!(笑)

柳:即効いった!(笑)でも、オカルト系の部署の人やろ?

龍二:まぁ、な。管轄違いやけどな。「寺野って野郎の写真送るからよぉ、ちょっと探してくれぇ」て、データ送るわ。

GM:まぁ、そういうなら探すけど…。

柳:別に悪い使い方ではないけどね。

龍二:ていうか、真っ当な方だろ?

GM:じゃあ、警察も捜すわ。…ただ、俺は「警察が見つけた」なんて絶対言わへんからな?

龍二:いいよ、言いたかっただけ。ていうか、この警部が絡みやすいんだよ。(笑)

財前:とりあえず、その寺…ナントカ君の写真か何かをゲットすればいいんちゃう?

GM:それくらいなら、すぐにモミジが写メで送られてくるわ。「いかにもアメフト部!」ていうか感じの、ゴッツイ奴。

財前:じゃあ写メで送ってもらって…「こういう人、知らんか?」て聞ける状況にだけ、持っていっとこか。

琉華:(唐突に)「もしもしぃ〜?犬神ぃ〜?」

龍二:いきなりだな!(笑)

犬神:『あ、はい!こちら犬神です!』

琉華:「あのさぁ…寺野、って奴知ってる?』

犬神:『てらの…てらの…(ペラペラ)…あぁ、約2年3ヶ月前に卒業された先輩ですね』

琉華:「大学のアメフト部にいるらしいんだけどぉ…」

犬神:『え〜…っと…あぁ、確かに高校の時もアメフト部に在籍してたみたいですね』

琉華:「ちょっとどこにいるのか探してくんない?」

犬神:『っいぃぃぃー?!!』

GM:ただの嫌がらせの電話やった。(笑)

琉華:「よく溜まる、溜まり場所とかを調べてくれるだけでもいいし」

犬神:…俺は分かるんですか、GM?(笑)

GM:知らんやろなぁ、自分で探せよそれくらい。(笑)

犬神:『一応、努力はしてみますが…』

琉華:それを探すためのコネやろー?!

GM:そこは自分で探してくださ〜い。


《〜Middle Scene6:大人組、大学にて聞き込みする〜》

みちる:そういや、寺野さんの友人は?

GM:それはいっぱいいるやろなぁ。

みちる:アメフト部の友人…の所に行って、話を聞いて…寺野さんの趣味を聞こう。

GM:趣味…。

友人(GM):「趣味といえば、アメフト!あいつぁ、アメフト一本だったなぁ!」

GM:あ、今は昼の休憩時間で、皆お昼御飯とか食べてる時な。

みちる:「ラグビー一本だったのか…?」

友人(GM):「えぇ、そうでしたね〜!あいつぁ、アメフト以外にはまったくウブな駄目な奴だったなぁ」

財前:これは……。(悩)

友人(GM):「あいつに、もうちょっとでも度胸があれば、いいフォワードになれたのに…」

財前:フォワード…?

GM:ゴメン、アメフトよく知らんねん。(笑)

龍二:そんだけガタイいいなら、ラインじゃね?

GM:まぁ、いいや。(笑)

財前:…ってことは、寺野って人は元々そういうことができる人じゃなかった、ってこと?

GM:そうやな。力は強いが気は優しい…タイプやな。

友人(GM):「あいつがなぁ…まさか、実らない思いだからって…」

GM:…とかまぁ、話してると…急に一人の神経質そうな男が通りかかるで。

龍二:ちょっと待った…今はどういう状況で、そこには誰がいる?(汗)

GM:食堂やろ?

みちる:食堂に大人3人組がいて、そこで寺野の友達から色々話を聞いてた。

龍二:あ、今って俺らのシーンやったん?(笑)

財前:まぁ、そうやったってことで。(笑)

GM:で、アメフト部員と話してたら、神経質そうな男が走ってきた。メガネかけてて、ガリガリの子。

神経質男(GM):「寺野はどこだぁー!!?」

GM:て、大きい声で探してる。

みちる:「…君、佐々野に用事があるのか?」

GM:佐々野て誰や。(笑)

みちる:え…あ、素で間違えた。(笑)「寺野に用事があるのか?」

神経質男(GM):「…あんた、何だよ…?」

みちる:「私たちも寺野を探しているんだ…」

神経質男(GM):「寺野は僕が見つけるんだ!!」

みちる:「…何があったんだ、話してくれないか?」

神経質男(GM):「お前に言う義理はねぇ!」

みちる:「それはそうかもしれないが…」

龍二:(割り込む)「まぁまぁ兄ちゃん…」(笑)

財前:(割り込む)「ちょっと落ち着いて話そかー」(笑)

神経質男(GM):「え、ちょ、え、何……!?」

龍二&財前:(左右から肩を掴んで)「「まぁまぁまぁまぁ…」」(笑)

柳:や、ヤクザかぁぁー!!

全員:(爆笑)

財前:「まぁ、ちょっと…メガネ外そかー」(笑)

神経質男(GM):「め、メガネを触るなぁー!」

財前:「メガネ、大事か?」(笑)

神経質男(GM):「メガネは触っちゃダメなんだ!!」

GM:まぁ、そんなアンタらを払いのけて、さっきまで話してたアメフト部員の胸倉を掴みにいきつつ…名前を新田といいます。

アメフト部員(GM):「新田!お前…ちょ、止めろよー!」

GM:て、周りのアメフト部員達に止められてる。

みちる:あ、どっちも大学生?高校生じゃなくて?

GM:うん、どっちも大学生やで。で、周りにドーン!てされたら、フゥ〜…てなった。

柳:ヒョロ!(笑)

龍二:まぁ、フーっとなったところを抱きかかえる…形で羽交い絞めにする。

みちる:つまりアメフト部よりも…こっちやな。どういう子?

GM:んっとなぁ…簡単に言ったらガリ勉、貧弱。まぁ、これくらいかな。

龍二:じゃ、羽交い絞めにしたところで、耳元でコソッと……「牧田のことか?」

GM:ピクッ!と止まる。

龍二:「実は…俺達もそのことで聞きたいことがある…向こうで話さないか?」

新田(GM):「むしろ、放してくれ!」

龍二:「もちろん、話してくれるなら放すとも…」

GM:じゃあ、拉致られていくわ。(笑)

龍二:じゃ、財前の車の中へ。後部座席の真ん中に座らせて、左右を俺とみちる、前の運転席にヨウが座る。(笑)

柳:怖!!(笑)

GM:……あ、ちょっと待ってな。さっき掴みかかられたアメフト部がもう少し喋るわ。

龍二:あぁ、どうぞ。

GM:ていうても、「あ〜もぉ、鬱陶しいなぁ…練習行くぞ、練習!」って言って、向こう行っちゃったわ。

龍二:じゃ、その背中に一応。「おぃ…本当に寺野の居場所は知らねぇんだな?」

アメフト部(GM):「俺が教えてほしいくれぇだよ、バーカ!」

財前:…バーカ、とか言い出したで…。

GM:今、ちょっと新田のせいで気立ってんねん。

龍二:……。(黙って銃を懐から取り出す)

GM:ここに大人気ない大人がいたぁー!(笑)

みちる:「新田…お前、嫌われてんなぁー」(笑)

龍二:「ま、人生色々あるさ」(笑)

GM:何で慰められてんねん、新田。(笑)まぁでも、新田の怒り方もちょっと普通じゃないな。狂気じみたものを感じるで。

龍二:ま、そこでさっきの車の中に拉致、ってとこに戻んで。

GM:はいはい。(苦笑)

みちる:とにかく話さな分からんからなぁ。狂気じみた…?

GM:うん、目がイッっちゃってる感じ。

みちる:落ち着け、落ち着け…何かないん?

財前:鎮静剤ならあるで?(笑)

GM:そんなん持ち歩くんなよ〜!(笑)

龍二:じゃ、しっかり身体を押さえておくから、今のうちに…!

新田(GM):「や、やめろよぉー!!」(汗)

龍二:「はぁい、あんまり動くと違うとこに刺さるよー」(笑)

みちる:「これがお前にとって、いいことなんだ…」(笑)

GM:何やこの悪の組織は?!(笑)

財前:自白剤もアリマスガ?(笑)

みちる:やべぇ…医者、便利…。

全員:(爆笑)

龍二:「まぁ、なんだ…えーっと、牧田さんのこと、でいいんだよな?お前が怒ってる理由ってのは」

新田(GM):「…分かってんだろ?アンタ達も…」

龍二:「ま、な」

新田(GM):「僕はアイツが許せないんだ!」

財前:「君は牧田さんにとって、何だったんだぃ?」

新田(GM):「…!ぼ、僕は…僕は…僕はぁ……!!」

財前:「ん〜…?あぁ、これまた、ただ好きやった、ってだけかい?意地なくて、妄想ばっかしててんなぁ〜?」

GM:ウザイ大人が出てきたで、これぇ〜!(笑)

新田(GM):「ぼっ、僕はそんなんじゃありません!」

龍二:「すると、何なんだ?」

新田(GM):「……ピュア」

龍二:「ピュアぁ〜??」

琉華:プラトニックな愛を貫くんだ!(笑)

財前:いやぁ…それはイカンでぇ〜…。

龍二:「あんなぁ…愛に綺麗も汚いもねぇんだよ…」

財前:「よぉはその寺野君が、牧野さんに対してレイプ的な行為をしてるから怒ってるってことだね?」

GM:ま、そういうこっちゃな。

龍二:…新田はアメフト部じゃないんだな?

GM:うん、全然違うよ。

龍二:じゃあ、どこで寺野と知り合った?前から知り合い?

GM:うん、同じ国文学科やねん。

みちる:あぁ、面識はあるんや。

財前:…え、じゃあ新田はどっから情報を仕入れたん?

GM:そんなん、仲間内から噂話とかで…。

財前:あぁ、何や…じゃあ結局、結構広まってるんやん。(苦笑)

みちる:まぁ広まるやろなぁ、そういうのは。(苦笑)

GM:特にコイツは…ちょっとストーカー染みてるから。(笑)

財前:あぁ…つまり、そのシーンも見てたってこと?(笑)

GM:さぁ〜?(笑)

みちる:…ごめん、ちょっと話を巻き戻すけど…牧田さんは自分がどこで襲われたかくらいは、覚えてるだろ?

GM:うん、それは覚えてる。ミナミのどっか。

龍二:路地裏で消えて…その後か。

GM:意識はアヤフヤやけど…まぁ、ミナミの真ん中くらいかな。

財前:真ん中て…屋内とか、屋外とかあるやろ?!

GM:あぁ、屋外、屋外。で、危うい所で〜…って感じ。

財前:うん、寺野が暴発したんはいいわ。暴発して…勝手に逃げたん?

GM:そうそう。その一瞬の隙を突いて…。

財前:牧田さんが自分で逃げた、と…。暴発したモノを付けながら…走ってったってこと?!

GM:そこ、強調しやんでいいことない?!まぁ、そうやけろうけど…。(笑)

財前:で、ソレをどっかで擦って、消して…?!

みちる:そこ拘らんでいいから!!(笑)

柳:問題は…何で寺野君がそんなことをしたか、やけど…。

みちる:それは、欲望の赴くままに、やろ。

柳:でも、そういうことをしなさそうな奴やったんやろ?

みちる:あ、そうか…度胸無い奴がレイプなんてするハズがない…。

財前:そこはカラス的なものじゃないの?

龍二:飲み込みが早いな、ヨウ。(笑)

柳:そういう根拠となるものを、どうやって調べたらいいのか…。

琉華:そこで使うのがコネやねん!でも、さっき教えてくれやんかってん!

GM:別に使うならいいけど…誰に聞くん?

柳:姫。

琉華:さすがに知らんやろ〜!(笑)こっちは犬神に調べてもらうって言ったんやん。これ、コネやから。

GM:…じゃ、何を教えてほしいん?

柳:何かそういう…人の欲望を増幅させるような…。

GM:ん〜〜〜…いっぱいおるなぁ、それじゃ…。

柳:で、カラスが関係してる?

犬神:『あ〜…一つ心当たりが……人の欲望を増幅させる宝玉、ってのがありまして〜…』(笑)

GM:あぁ、そうやん。(笑)でも、今回はそれは関係ないことにしといて?

犬神:あら、そぉ?じゃあ否定を…『ただ、それを使ってた<七星会>って敵組織は、こないだ俺らが潰しまして…』

琉華:あぁ、大体時間軸が限定され始めたな。(笑)

犬神:『なんで…その可能性が無くなると、また別件ということに…』

柳:「うん、そこで…カラスで人を操る悪魔、とか?あ、あと夢に干渉するような…バクみたいなやつ?」…こんだけ条件つけたら絞れるやろ?!

GM:…………いや、それでもまだ多いな。というか、それはほぼ全ての悪魔がやるんじゃないかと。(笑)

財前:ま、今はまだボスを探しても、しゃーないんちゃう?

GM:うん、それが賢いと思う。その意見は俺も賛成、もっとせなアカンことがあるやろ?

琉華:だから寺前の〜…。

GM:寺前て誰やねん?!(笑)

琉華:寺…野か。(笑)どこにいそうなん?

GM:それは俺に聞くなよ、探せよ。

財前:え、ちょっと今探さなアカンものを整理しよう。

柳:まずは『寺野の居場所』。

財前:あと、『牧田さんの……』…ていうか、牧田さんはそもそも、何の夢を見てたん?

GM:…めっちゃ今更やな!(笑)

財前:そうやな。(笑)その、そもそもの原因を知りたいねんけど。何?

GM:いやぁ、そこは夢やから、なぁ…。

みちる:連日うなされてたら、どんな夢かは覚えてるやろ〜。

財前:え、それは聞いても覚えてないの?

GM:さぁ、直接聞いてくれたら、覚えてるかも、しれん。

財前:あれ?聞いてない?(琉華に)後で聞いといて。

柳:あとは…カラスの正体、とか…。

龍二:それはボスに繋がる…敵のことは、後回しにしよう。

柳:あ、そっか…。

龍二:…ぶっちゃけ、寺野だろうな…今の最大のキーは………もぉ〜…犯人は森本玲子ちゃうん?(笑)

財前:まさかの森本教授の娘!?(笑)

柳:しかし、あれやなぁ…牧野さんが狙われる理由が…。

龍二:牧田さんな!(笑)

財前:もぉ〜皆、滅茶苦茶やぁ!(笑)

柳:ほんまや。(笑)牧田さんが狙われる理由は…やっぱ寺野に悪魔が干渉してるせいなんかなぁ?

龍二:ま、無関係ではないだろな。寺野の欲望が牧田に向いてて、悪影響及ぼした…って感じかな。さっき、部屋に入って財布とか携帯は無かったんだよな?

柳:うん、無かった。つまり出かけてる可能性が…。

龍二:出かけてるっていうか、もう戻らん可能性もあるな。逃亡生活の始まり…。

財前:あぁ、そうか…それも考えられるか…。そういえば、カラスの飛んで行く先が平塚学園やったけど、行ったらカラスがあんまりおらんかったっていうのは、何々?

GM:別におらんかったことはないで?結構いたのはいたよ?

財前:あ、いたん?今までの街中でも、夜の方が多いとかはある?

GM:関係ない、関係ない。四六時中多い。

財前:つまり…発生源が平塚学園やっただけで、別にそっから街の方に広がっていった?

GM:そうやなぁ…カラスもたまには移動してはいるみたい。密集度は変わってきてる。

琉華:…カラスの一番密集してる所にいるんちゃう?

GM:今はバラけてるけどなぁ。

柳:…張り込んでみる?寺野の部屋とか……。


《〜Middle Scene7:琉華、悪夢の内容を聞く〜》

龍二:……1つずつ片付けていこう。まずは、牧田から夢の内容を聞いてくれ。

琉華:はぁい。じゃあ、ユウちゃん家に行くわ。

GM:女の子2人が守ってるけど、突破するん?

柳:いや、何で守ってんねん!?

琉華:ていうか、友達やろ?!何で突破できへんねん?!(汗)

財前:俺らが行ったのなら分かるけど!(笑)

琉華:うん、まずそこの前提がおかしい!(笑)

GM:ん〜…そこまで親しいつもりはなかったけど…まぁいいや、入り。

琉華:親しくなかった……そうなん?

財前:いや、俺に聞かれても…じゃあ、今から親しくなったらいいねん。(笑)

GM:……で?

琉華:牧田さんに話を聞く。

GM:何の?

琉華:夢の話を。

GM:う〜ん…そうやな……何かこう、『黒いモヤモヤが追いかけてきた』

財前:うわぉ!てきとー!(笑)

柳:適当やなぁ。(苦笑)

財前:マスターシーンやで、きっとこれ。(笑)

GM:これで最初のマスターシーンに繋がんねんやん。(笑)

財前:あぁ、牧田さんの夢の内容やった、ってこと?

GM:ま、バラしてあげよう。そうや。黒いモヤモヤやねん。ただ、このモヤモヤの形をはっきり言ってしまうとボスがバレるから、よぉ言わへんねん。(笑)

琉華:…で、どうするよ?

財前:ん?他に聞くことなかったかな…。

龍二:牧田自身は寺野のことをどう思ってて、どのくらい知ってるか、とか?

GM:…聞くん?(苦笑)

柳:傷口をエグるような質問やなぁ。(苦笑)

琉華:それは…聞きづらいゾ。(苦笑)

龍二:イイカラ聞クンダ。(笑)

みちる:NPC一匹の感情とか、気にしてたらアカンで。聞いたらいいし。(笑)

琉華:じ、じゃあ聞くわ。(笑)

GM:ていっても、そんな大したことは言わんかな。

牧田(GM):「まさか…彼があんなことをするなんて…もっといい人だと思ってたのに…」

財前:面識はあってんな?

GM:うん、同じクラスやからな。

琉華:寺野は「いい人」で通ってるん?

GM:というか…普通の奴やな。(苦笑)

龍二:…よくいそうな場所、行きそうな場所…。

琉華:…を、聞けと…?

牧田(GM):「あの人は…まぁ、アメフト部だから…」

財前:…え、ただのクラスメイトってだけで、そんな特別親しかったわけじゃないねんな?

GM:うん、普通のクラスメイトってだけ。「まさか、あんなことをするなんて…」って言ってる。

琉華:「…きっと、他の部員が唆したに違いないわ!」

GM:て、適当言いやがって…!(汗)

みちる:遠いなぁ〜…。(苦笑)

財前:………ほんまは、実は何もされてないんちゃうの?

GM:でも、精液が付いてたのは確かやで?

財前:その精液だって怪しいもんやで、ちょっと貸してみぃ!鑑定したるから!(笑)

GM:もうとっくに洗い流しとるわ!(笑)

財前:精液、どこで拭きました?!……そこに付いた精液を、どこで拭いたのかな、君は?!!(笑)

全員:(爆笑)

GM:さ、最悪すぎる…!(笑)

財前:(すげぇいい声で)「私が精液を鑑定する!」

龍二:……………!!!(笑いすぎて痙攣してる)

柳:無駄に格好いいな!!(笑)

みちる:DNA鑑定?!…でも元々のサンプル無いから、分からんやん!(笑)

GM:ほんまやん!(笑)

龍二:そこは部屋に行って、毛髪とかを採取する。(笑)

みちる:あ、その手があったか。(笑)いや、でも…そこまでするのも、どうなん?

財前:NPC一匹がどうなろうと、ええんやろ?(笑)

みちる:あぁ、間違いない。(笑)…えっと、話し戻すけど…。

GM:お、戻すんか。偉いな、いつもやったらもっと暴走してんのに。(笑)

龍二:まぁ基本、ストッパーがおらんからな。(笑)

GM:うん、「精子調べる」→「何も分からんかった」…。

龍二:で、「時間だけが無駄に進んだ」となる。(笑)

GM:そうそう。(笑)

みちる:そうなんや。(笑)えっと?今は…『聞き込みしたけど空振り』と『夢の内容は黒いモヤモヤ』ってことだけか。

柳:ま、そやね。黒いモヤモヤに心当たりはないか調べる、とか…。

龍二:俺としては、さっき寺野の部屋でガサ入れの時、「魔」判定失敗のままだろ?あれを皆でやろうかと思ってた。

柳:あ、それがあったね。

財前:…でも俺、「魔」1やで?(皆を見回して)ていうか、1か0しかおらんやん!

全員:(爆笑)

龍二:え、俺の2が一番高いん?(笑)

財前:馬鹿ばっかやった!(笑)

琉華:さっき【隠密】使っとくべきやったな。(笑)

柳:確かに。(笑)

龍二:ま、俺も一回見ておきたいし…合流も兼ねて一回全員で寺野の部屋へ行こう。

GM:はいはい…時間はもう、昼過ぎていいな?

龍二:いいよ、夕方手前ってとこやな。

GM:じゃ、二日目の夕方で。

柳:一回まとめとこ…夢を見だしたのが、数週間前?

GM:夢?夢は、そうやな……はっきり決めとこか。4、5日前ってとこやな。

財前:カラスが多く飛び出したのは2週間くらい前からやったな?

GM:そうやな。

柳:ん、じゃあ部屋行こうか。

GM:え、全員で?

龍二:あ〜…やっぱ全員は無駄か。

みちる:うん、【隠密】持ちとあと一人、でいいんちゃう?ていうか、俺らは今は大学?

財前:そうやな、大学で何か調べるのと二手に分かれていいんちゃう?

みちる:…アメフト部は練習行ったんやった?

GM:うん、行くぞー!って行った。

みちる:寺野君は真面目なアメフト部だったんやったら、最後に来た日を聞きに行こう。

GM:ちょっと待ってな?二手に分かれるってこと?

柳:そういうことやね。

GM:どう分かれるか、はっきりしといてほしい。

柳:【隠密】あるし、寺野の部屋へ行きたい。

みちる:えっと…28、29、16で寺野の部屋。

財前:年齢分け?!(笑)

龍二:一瞬、何の数字か分からんかった。(笑)

みちる:39と20でラグビー部に行って。

GM:…え、どうなった?(笑)

龍二:柳、みちる、俺で寺野の部屋。琉華と財前がアメフト部だ。(笑)

GM:あぁ、なるほど。(笑)

みちる:襲われる前日まで元気してたなら、急に病欠とかやとおかしいからな。カラスの発生時からならおかしくもないけど…。

柳:あぁ、それは確かに…。

財前:あれ?レイプされたのはいつやっけ?

GM:1日目の深夜。あと、正確には…されかけた、であって、されたわけではない。ここははっきりさせとこう。

琉華:どっちも一緒やん!それが嫌なら、レイプさせるな。(笑)

GM:えぇやん、別に。(笑)

財前:どこや!?どこにかかったんや?!

GM:またか!(笑)えっと…お尻、かなぁ…。

財前:尻か…そうか…スカートやな…。

龍二:何か納得したみたいやし、先に寺野の部屋からでいいかい?(笑)

GM:そうしよか!(笑)


《〜Middle Scene8:柳&みちる&龍二、寺野の部屋の再捜索〜》

みちる:じゃあ部屋に入った。調べるのは、「魔」判定でしたっけ?

GM:そうやな、柳も振り直してもいいで?

龍二:じゃ、一応俺も…(コロコロ)止めときゃ良かった。(笑)

GM:何いきなりファンブルしてんの。(笑)邪魔したってことで、全員−10%に…。

龍二:いや、さすがに<命運>で振り直そう。(苦笑)(コロコロ)ダメ。

みちる:(コロコロ)俺もダメ。先生、お願いします。

柳:一応僕も一回振ってみる(コロコロ)あ、ダメか。じゃ、【隠密】使いま〜す。情報一つくださ〜い。

GM:はいはい。…といっても、そんな大したことじゃないけど…。寺野の部屋をガサ入れしたら、牧田さん宛の届かなかったラブレターとか、愛を綴ったポエムとかが出てくる。(笑)

柳:一応ざっと目を通してみる。

みちる:物凄い愛を抱いてたって感じ?

GM:そう、そう感じてくれたらいい。

財前:(急に電話で)『ふむ…ポエムの内容を読んでくれへんかな、じゃあ?』

GM:な、何で?!!(笑)

柳:GMが一番嫌なことを…羞恥プレイ。(笑)

ポエム(GM):『僕は、お星様なんだ…』

GM:…やっぱ勘弁してください。(笑)

財前:そんだけかぁ〜?(笑)

ポエム(龍二):『しかし、星では月に手が届かないんだ。そう、君という輝く月に…』

財前:上手い、そのアドリブが上手い!(笑)

GM:そうそう、そんな感じ!

みちる:よぉ出るな、そんなん。(笑)

龍二:カオスで鍛えられた。(笑:カオスフレア参照)

柳:前も調べたけど…ここ2週間くらいの寺野のスケジュールとかが分かるものはない?手帳とかカレンダーに。

GM:まったく無いなぁ、そういったものは。

柳:無いか…ふぅむ、じゃあ何で寺野がそんな風になってしまったのか…繋がりが分からんなぁ。

みちる:ま、こっちはこんなもんか。こっちが大学に戻るまでに、そっちの二人が何かを調べてくれるはず。

財前:こっち?はいはい、了解了解。


《〜Middle Scene9:琉華&財前、大学での聞き込み調査〜》

GM:じゃ、大学側。

琉華:アメフト部のマネージャー、サキちゃんに話しかける。

GM:だから、何でマネージャーやねん。(笑)

財前:何で女の子ばっか出すねん。(笑)

みちる:あ〜…男は練習中やから、とか?

琉華:そう!練習中に呼び止めるんじゃなくて、そらマネージャーにいくやろ!

GM:はいはい、じゃあマネージャーでいいわ。何て話しかけるん?

琉華:「寺前君なんだけどぉ…」

サキ(GM):「誰、それ?」(苦笑)

琉華:え……あ、そか。「寺野君なんだけどぉ、部活来てる?」

サキ(GM):「来てないわよ」

GM:ていうか、それは見たら分かるやろ!

財前:「最後に来たのはいつや?」

サキ(GM):「ん?昨日の練習は来てたよ?」

財前:「昨日は来てた?…じゃあ、練習は何時に終わりました?」

サキ(GM):「ん〜…夕方、かな?」

財前:「夕方…終わったあとは、別に飲み会とかもなく?」

サキ(GM):「ううん、飲み会はありました。難波で飲み会だったんです、コンパが…。ただその後は三々五々、解散してそれっきりです。…まさか、酔った勢いであんな事件を起こすなんて…」

財前:「あぁ、なるほどねぇ…」

柳:その部活の後…飲み会の後か?何かに取り憑かれたか…?

GM:さ、ここでお二人さんは「魔」判定してみてください。

財前:25%やぞ?無理に決まってるやろ!(コロコロ)はい、68!イエェーイ!(失敗)

琉華:(コロコロ)イエェーイ!(失敗)

財前:ん〜…GMが言ってきたってことは重要臭いから、ここは一回<命運>で振り直すか。

GM:(苦笑)

財前:(コロコロ)きた!11で成功!

GM:お、はいはい。じゃ、ほんとはパッと見で分かるレベルやねんけど…アメフト部が明らかにおかしい。

財前:…どういう風に?

琉華:ガンホー!ガンホー!ガンホー!

柳:それはおかしいな。(笑)

GM:普通アメフト部といえば、当然ユニフォームに着替えて防具を付けてやるやろ?

龍二:ま、そうだな。

みちる:普通はする…が?

GM:するけど、今、皆はしてへんねん。

財前:私服?

GM:うん、下手したら私服の奴もおるし、人によってはちゃんと着替えてたりもしてる。

財前:どういうことやねん…。(汗)

みちる:練習は?

GM:練習?してるよ?

みちる:…私服で?(汗)

GM:私服で。

龍二:危ないなぁ…。

財前:意味分からん…!

琉華:「何で皆…あんな、変な格好なの?」

サキ(GM):「え?へ、変、かな…?…あ、あれ…?」

琉華:「だって、防具付けてないじゃん!」

サキ(GM):「あ…ん…ん〜?」

琉華:「何人かは、私服だよ?!」

サキ(GM):「そう…言われれば……あれ??」

琉華:「スカート履いてる人もいるじゃん!」(笑)

GM:そんな奴はおらんわ!!(笑)

みちる:ずっと前からこうなのか?…って俺が聞くわけにもいかんのか…。

龍二:ここにおらんからなぁ。

柳:電波飛ばすくらいしかできんね。

琉華:それを聞く。「じゃあ、いつからこんな練習してるの?」

サキ(GM):「あれ?おっかしいなぁ〜…何で皆、今日はあんな変な格好で…」

琉華:「昨日は普通だったの?」

サキ(GM):「もっちろん!」

財前:一回練習止めさせた方がいいんちゃう?

琉華:「皆に防具を付けるように言った方がいいよ!」

財前:(頭上で手を叩いて)「はーい!!集合!集〜合〜!!」

GM:何か急におっさんが来たで。(笑)

財前:「はい!新しく顧問として来ました、財前洋介です!」

GM:堂々と嘘つきやがった!(笑)

財前:「え〜…まず!君達、何も防具とかつけてへんみたいやけど、それ危ないんちゃうか?!どや、言うてみぃ!」

GM:だ、ダルイ教師きた…!(笑)

財前:「ほれ、そこの君。言うてみぃ……はよ、言うてみんかぁぁい!!!!

龍二:顧問なって30秒で怒鳴る奴も珍しい。(笑)

部員(龍二):「あの…いや、そんなこと言われても…何かおかしいッスかね、これ?」

GM:そうそう、そんな感じ。

財前:今言っても分かってない?

GM:ん〜、何人かはちらほらと気づきだした感じ。

財前:じゃあ、出してある防具を持って見せる。「おぃ、これ何や?これ、何か分かるか?」

GM:ダルイ顧問や…!

琉華:「防具をつけてる人と、付けてない人がいるって、おかしくない?」

財前:「そこのお前と、そっちのお前、違いが分かるか?」

部員(龍二):「はい!ポジションの違いです!」(笑)

柳:そこに気づくの?!(笑)

財前:え、気づいてくれへん?

GM:いや、今ので皆「あれ?おかしいな?」って気づいた。

財前:「そぉや…お前、そのままやったら怪我するやろ?まず、そこからや。勝たれへんのは、そっから直さんからや」

琉華:ほ、本当の顧問になってる…。(笑)

GM:しかも絶対突っ込むところは、そこちゃうし。(笑)

財前:「どこを目指してるんや、お前らは?!」

部員(龍二):「もちろん、ライスボウルです!」

財前:…何、それ?

龍二:大学と社会人リーグの総決勝戦と思ってくれ。

財前:「そうか…目指しとんねんやろ?」

部員(龍二):「はい!」

財前:「ほな…つけな、アカンやろ?」

部員(龍二):「そうですね…!つけます!」

財前:「よっしゃ!分かればいいんや!(パン!と手を叩いて)よし、ほな皆防具つけて練習再開しよか!」

全員:(爆笑)

柳:ね、念波を飛ばさんと…!(笑)

GM:よぉ考えてみぃ?!今、しなアカンことは?!この状況でおかしいことは何や?!(笑)

柳:部員全員がおかしくなったってことは…全員共通の何かの体験をしてるってことか…。てことは、その飲み会前後が非常に怪しいわけや。

財前:「最近…何かおかしいこと、あったか?」(笑)

みちる:範囲広!昨日今日のことやから、時間絞って話せばええがな!(笑)

財前:そうか。(笑)「昨日やけどなぁ…」

琉華:「昨日の練習が終わってから、何をしてたの?」

GM:皆、飲み会した後に普通に帰って普通に寝た。で、朝来た。登校した。

みちる:私服メンバーに重点的に調べたら?

財前:そやな。「おぃ、守口。お前、どないした?」

GM:ようやく私服の奴に聴いてくれたか…。

財前:「守口、お前………お、お母さん、元気か?」

GM:何で?!!(爆笑)

守口(龍二):「お、お袋っすか?!いや、元気っちゃあ、元気っすけど…」(笑)

GM:何や、過去に執刀てもしたんか?(笑)

財前:そうそう。(笑)「ほぉ、元気しとるか。ほな、ええんやけどな」(笑)

守口(龍二):「あぁ、その節は母がお世話になりまして…」(笑)

財前:……って、よく考えたら正体バレとるやん!(笑)

守口(龍二):「あっれぇ?よく見たら…財前先生?!」(笑)

財前:「あ、あぁ、まぁな…先生っていうだけあってな?色々、監督とかもせなアカンねん」

守口(龍二):「は〜…それは大変っすね〜」

財前:……ちょっと、本来の方で話して止めてほしいんやけど。(笑)

龍二:じゃ、電話しよう。『おぅ、ヨウ。今、何してる?』

財前:「ん?今か?ちょっと、監督や」

龍二:『か、か、監督…?』

GM:そら、意味分からんわな。(笑)

財前:「ちょっとな、アメフト部を再生するんや」

龍二:『するんや…じゃねぇよ。何してんだよ』(笑)

財前:「あぁ…あ、いや、そんなことはどうでもええねん」

GM:ほんまにどうでもええわ!(笑)

財前:「まず、アメフト部がやなぁ…服、着とらん奴がおってやなぁ」

龍二:『……は?全裸でアメフトしてんのか?!』

GM:い、意味が分からん…!(笑)

財前:「いや違う。(笑)ようは防具をつけてないってことなんやけど…その付けてないってのが、標準やと思ってる…そういう方がいる、ってことや」

龍二:『………それを、第三者の視点からこれまでの練習風景と比較して、いつからおかしかったのか、確認してくれ』

柳:うん、おかしくなったタイミングは大事やね。

GM:そう、大事なんは、そこや!(笑)

財前:「おぉおぉ、なるほど!頭えぇな、お前!」

GM:むしろ、こんなんが一緒で大丈夫か?!(笑)

財前:「あとでジュースあげるわ」(笑)

龍二:『ん、楽しみにしとこう』(笑)

財前:「マネージャーさん!マネージャーさん!」

GM:え、電話切った?

財前:いや、切らん。聞いといて。(笑)

龍二:おぉ、分かった。

財前:「昨日はな?皆防具はつけてたん?」

サキ(GM):「もちろん、皆つけてました!」

財前:「おぉ、ほんまかいな。ほぉほぉ、ええこっちゃ」

サキ(GM):「むしろ…何で皆、つけてないの?」

財前:(指差し)「お前、何でや?!守口、何でや!?」

守口(龍二):また俺か!(笑)「え、えぇっと…今日は何か…普通にそのままの流れで練習始めちゃって…」

柳:ていうか、そこはGMが言うべき台詞じゃないか?

GM:まぁ、でも今のが正解や。

部員(GM):「何でかは知らないんスけど、部室に……あれ?何で俺達、部室に寄ってねぇんだ…?」

財前:「あ、部室に寄ってへんの?」

守口(龍二):「はぁ…ボールはあったし、そのままそれで練習始めちゃって…」

GM:そうそう。で、そこでマネージャーも気づくわ。

サキ(GM):「そういえば貴方達…今、ここで着替えてたわよね?何で部室で着替えなかったの?」

財前:「部室に何かあるんか…?」

柳:これは…一回、全員集合?

財前:あぁ、何か部室が臭いな。

守口(龍二):「あ、確かに…部室は臭いですけど」(笑)

財前:「そやろ?汗臭いやろ〜?」

龍二:元に戻って…ややこしい。(笑)『しばらく一般生徒を部室に近づけるな。俺達も今からすぐにそっちに行く』

財前:「はいはい、了解〜。部室には誰も入れません」

龍二:プチッ。じゃ、こっちも一回大学に行こう。

みちる:了解。

柳:そですね。事前に準備するものは?

財前:あ、汗臭いからリ●ッシュだけ買ってきてくれ。(笑)

龍二:分かった。(笑)


《〜Middle Scene10:“異界化”されたアメフト部部室〜》

GM:じゃ、2日目の夜に大学に集合しました。

龍二:部室の前に全員で行く。

GM:はいはい。じゃあ…明らかにそこだけ空気が違う。主に臭い。

財前:それは聞いてた。(笑)

GM:いや、それは違…わんけど、それよりももっと…腐敗臭的な臭さ。

柳:あぁ、汗の方じゃないんや…。

GM:あと、その周りでカラスもカーカー言ってる。

財前:おっ、これは…きた!

柳:「この禍々しい気は一体……」

財前:まぁ待て待て!ここは医者に任せろ!

GM:何でや?!(笑)

龍二:ていうか、扉は開くのか?

GM:あぁ、開けたら開くんちゃう?

財前:それはもう、死体の匂いって分かってていいの?

GM:あぁ、いいよ。特にあんたは嗅ぎ慣れた匂いやろな。…慣れたらアカンか?その前に治さな!(笑)

龍二:まぁ病院には霊安室とかもあるし。(苦笑)

財前:実験もするし。(笑)

柳:忍者だから分かるかなぁ。

龍二:俺も…職業柄、慣れてんだろうなぁ…。

財前:よっしゃ、じゃあ開けよか!いいか?開けていいか?……いや、待て。俺が開けるのは危ない!

全員:(爆笑)

GM:あんだけ開けようとしてたくせに。(笑)

龍二:ほんまに。(笑)てことで…みちる。

財前:開けてくれ。

柳:あ、罠…とかはないかなぁ?

GM:このゲーム、そんな罠とかないから。(苦笑)

みちる:……あれ?扉も開けてないのに、腐臭がしてんの?

GM:うん、してる。

財前:何で隣の部室の奴は気づかんねん。

GM:そう、いいとこ気づいてくれた。隣の部室も誰もおらへん。

財前:…あ、結界的な何かか。

龍二:人払いの結界の類だなぁ、こりゃ…。

琉華:……“異界化”か!!

GM:そういうこっちゃな。

みちる:じゃ、開けるよ。

柳:いつでも攻撃できるように、武器だけ構えておこう。

龍二:それは俺もやな。銃を抜こう。

GM:はいはい。では、扉を開けた瞬間!…何かが飛び出してくるで!

財前:何?

GM:それは…【アナライズ】は?

龍二:あぁ、あるよ。

柳:何体?

GM:同じタイプが4体。

柳:全部前列?

GM:うん、全部前列。

龍二:これは戦闘に入ったと考えていいか?

GM:もちろん、戦闘や。

龍二:じゃ、戦闘中なら【アナライズ】は判定いらない。自動成功、そいつのレベルが30以下なら分かる。

GM:うぉ、それは分かるなぁ…教えたるわ。妖鬼・グールです。レベル17、HP150、『火炎』『破魔』に弱い。『呪殺』『石化』無効。ちなみに特技は【デス・タッチ】や。(笑)

龍二:やられすぎたらNPC化してまう!(笑)

GM:それは第T部だけや。(笑)

龍二:そか。(笑)あ、俺は当然後列なんで。

財前:俺も当然、後列で。

柳:他は全員前列やね。

GM:はいはい、じゃあ戦闘いきましょか!


《戦闘:グール×4》

《1ターン》

GM:イニシアティブいこか。こっちはメンドイから全部一緒にする。

琉華:(いっコロ)17。

みちる:(いっコロ)21。

柳:(いっコロ)29。

龍二:(いっコロ)20。

財前:(いっコロ)22。

GM:ん〜…(いっコロ)グールは15やな。

琉華:遅…。

《柳⇒財前⇒みちる⇒龍二⇒琉華⇒グール's》

柳:手番がいく前に、何体か落としたいな…。

GM:そんなに強くないから、多分いけるで。

琉華:全体まんべんなくいってくれたら、何とかするわ。

GM:あ、あと皆顔写真持ってるから分かると思うけど、その中にも一際身体の大きい奴がおる。あれは…寺野や!

柳:寺野…腐って微妙に顔が崩れてるけど…。

GM:そうそうそう。腐敗が始まってる。

柳:「哀れな…」じゃ、攻撃開始します!敵前列全員にチャクラム投げる!(コロコロ)《会心》あるから1/5で…クリティカル!

GM:うぇ〜…!回避は(コロコロ)全員失敗したわ。

柳:ダメージは高くないけどね。48の倍で96点の防護点無視。

龍二:これで4体共HPが54になった。

琉華:…全員前列なん?

GM:うん、こいつら後列にいてもすることない。(苦笑)

みちる:次…二番手は?

龍二:ヨウ。(笑)

財前:〔応援〕。(笑)誰か〔応援〕してほしい人?

みちる:俺は〔応援〕なくても一匹は確殺できると思う。

琉華:ま、〔応援〕もらえたらクリティカル率上がるけど…。

龍二:あ、みちるに〔応援〕してくれ。琉華には俺がしよう。

柳:あぁ、行動順的にその方がいいね。

GM:あと、どの行動に〔応援〕するかも決めてな。

財前:はいはい、みちるの【薙ぎ払い】に〔応援〕。120%で(コロコロ)成功、次+20%。

みちる:+20%ね、はいはい。

財前:「改造しちゃうゾ!」(笑)

GM:また?!(笑)

龍二:むしろリモコン操作じゃね

琉華:あぁ…このボタンを押せば…。(笑)

龍二:活性化される!(笑)

柳:ついでに自爆装置でも付けられてそうやけどな。(笑)

みちる:うわ〜…。(笑)ま、137%で成功なら…【薙ぎ払い】を…(コロコロ)22は…。

琉華:あんたも《会心》あるからクリティカルや。

GM:また《会心》持ちかい!(汗)

みちる:…全体に倍して86点ずつとか…。

柳:しかも素通り。(笑)

GM:一応回避を…(コロコロ)あ、全然ダメだ、こりゃ。はい、全部死んだ。

柳:1ターンKill。(笑)

財前:て、寺尾〜!!

龍二:寺野だってば…最後の最後まで…。

全員:(爆笑)


《戦闘終了》

みちる:ていうか、手加減とかしなくて良かったのか?

龍二:いいよ、もう死んでるし。グールだろ?

みちる:あ、そっか。

GM:てことで、皆軒並み土に還って…。

財前:【カードハント】!【カードハント】!

龍二:おぉ、【カードハント】だな。

GM:あ、あと財宝判定もやな。誰か【宝探し】持ってる?

琉華:誰もない。だから、クリティカルのみやな。

龍二:…いや、『宇宙意思のリング』で財宝判定を「運」でできるぜ!

GM:おぉ!

琉華:買ったんや!偉い!(笑)

龍二:あぁ、買ったさ。(笑)まず財宝判定を(コロコロ)ま、「運」なら任せろ。成功や。

GM:普通成功?じゃ、『アンチドート』ってのが貰える。(笑)

財前:何じゃ、そりゃ。いらねー。(笑)

琉華:ま、あって困るもんじゃない。(笑)

龍二:続いて【カードハント】、これは<命運>1点払ったらいけるな。

GM:はいはい、【グール】のカードあげるわ。…でも幽鬼やで?Darkやけど使えるんか?(笑)

龍二:今は無理。まぁ、一応持っておこう。

財前:【カードスキル】があれば、意味はあるけどな…。

龍二:今回が読み切りでなければ、そのうち取ろう。

GM:ま、とりあえず…寺野だったものは崩れ去りました。アーメン。

龍二:アーメン。

みちる:重要キャラと思ってたら、意外とただのヤラレ役だったな…。

柳:とりあえず部室を調べよう。明らかに怪しいし。

GM:ん、何かグールの巣窟と化してた感じやな。

柳:…どういうことや?

GM:寺野グールが他のグールを呼び込んだ感じ。

財前:とりあえず、リ●ッシュからやな…。

GM:ま、確かに。(笑)

龍二:窓開けて換気もしよ。(笑)

みちる:その部室は、棟の端側?中央?

GM:どこでもいいけど…じゃあ中央にしよか。

みちる:左右の部屋も調べる?

龍二:いや、人が近寄れなかっただけだろうから、いいんじゃない?

GM:うん。“異界化”が解けたから、特に何もない。

みちる:そっか。じゃ、その部室だけを引き続き調べようぜ。

龍二:そうだな。

GM:えっとな…あ、先に経験点あげよう。68×4で272点を5で割って…端数切捨てで一人54点ずつ。

財前:まー、途中でレベルが上がるようなことはないやろなぁ…。

GM:さ、今のでとりあえず追い払ったけど…どうする?

龍二:部室を調べる、くらいかね。

柳:何か手がかりはないの?

GM:そうやなぁ…何か、グール臭いとしか、言えんかなぁ…。

龍二:…さっき、カラスがカーカー言ってるって言ってたな?

柳:あ、そや。カラスはどうなった?

GM:もう今はいなくなったなぁ。

財前:え、カラスはどこにいたん?

GM:ん、部室の周り。

柳:…マネージャーさんとかに、カラスがどこ飛んでったか、とか聞いてみる?

GM:いや、さすがにただのマネージャーはそんなとこ、見てなかったなぁ。(苦笑)

龍二:ま、そらそうだ。(苦笑)

GM:所詮パンピーや。…ところで、もう夜も遅いんですが?

財前:何時くらい?

みちる:さっき夕方っていってて…。

GM:で、合流して…夜なって、今は深夜。

みちる:え…グールに案外手こずった?

GM:そやな、あとは回復とかもしてたら、そんなもんやろ。

琉華:回復て…誰も怪我してへんやん。

GM:フレーバーの意味合いや。

龍二:あぁ、疲れたからちょっと休憩とかも挟んで、ってことか。

GM:そうそうそう。

柳:で、手がかりはナシ、と…。

みちる:まだ皆は一緒にいるよな?

GM:そうやな。

龍二:とりあえず…部室は清潔に使うように言って…。(笑)

財前:これじゃ、寺前君は…また言ってもた…寺野君は完全に失踪したことになってもてんな。

GM:そうやなぁ、このままなかったことにされちゃうやろなぁ。(苦笑)

柳:しょうがない。

琉華:いいことした。

財前:ん〜…。(釈然としない)…ん?てことは…もう、あとは牧野さんから調べるしかない?

GM:牧田さん、やけどな?(笑)

柳:…まだ、牧田さんが悪夢見てる可能性はあるんかなぁ?

龍二:それは、次の日の朝に確認に行くしかないな。

財前:え、牧田さんは今も夢見てんの?レイプされた後も?

GM:さぁ、どうやろ。それは聞いてみな分からん。

龍二:うん、だからこの夜は一回終わって、次の日の朝に聞きに行けばいい。

財前:あぁ、そうやな。

龍二:で、それを確認して、動きがなければ平塚にまた向かおうか…。あっちも片付けんと…。

柳:そやね、あっちにカラスが飛んでったのも確かやし…。

琉華:あれ?今も平塚にいるんじゃないの?

龍二:大学も同じ敷地内なん?

財前:近いのか?

GM:まぁ、街全体が学園やからな。

琉華:…とりあえず、今日は解散?

柳:解散、かな?

財前:あ、ちょっと…俺、キャバクラの姉ちゃんと約束してるから行かんと…。

柳:あぁ、言ってたな。(笑)

龍二:俺は…帰り道がてら、イゴールの所に行く。

GM:ん〜、じゃあそれぞれ1回ずつ好きなことしていいで。ただし一回、《絆》を上げた人はやめてな。それ以外の人で、ってことで。同じ人の所行っても、もう上がらんってことで。

柳:この《絆》コミュニティって増やせるの?

GM:あぁ、いくらでも増やしてくれていいで。ただ、「会話」判定に成功しなあかんけど。

財前:なるほどね〜。

GM:ってことで、誰からいくよ?

財前:ま、そこは順番で。


《〜Middle Scene11-1:それぞれの夜…琉華〜》

琉華:じゃ、お家に帰って…「星司さん…今はどこにいるの…?」って祈るわ。

財前:チ〜ン!

琉華:チーン!じゃない!!まだ仏壇はない!!

全員:(爆笑)

財前:あぁ、まだ作ってなかったんや。(笑)

琉華:まだ死んでない…はず!

柳:生死不明やからなぁ。(笑)

琉華:消えた恋人…しかも、コミュとして《離別した恋人》で50ポイントあるし…。

GM:しかし、その一言か…まぁいいか、じゃあ「会話」判定してみぃや。

琉華:30%て…(コロコロ)96…。

財前:想いは届かなかった。(笑)

琉華:<命運>使って振り直す!

GM:こんなとこで?!(笑)

琉華:やる!(コロコロ)あ、無理や。

柳:声は空しく響いた…。

財前:チ〜ン!

全員:(爆笑)

琉華:ま、まぁ、こんな感じで。

GM:ん〜。


《〜Middle Scene11-2:それぞれの夜…みちる〜》

柳:お次は?

龍二:みちるかね。

財前:ミッチーは、モンコレにコミュ取るん?(笑)

みちる:えー…まだ誰も取ってないんで……琉華がチーンしてる所に行く。

琉華:いや、だからチーンはしてないから!(汗)

みちる:あぁ、そっか。で、そこに行って……テレレテッテテ〜♪貢献度10ポイントUP!…何か行動起こさなきゃダメですか?

全員:(爆笑)

GM:お、俺もその気持ちはよく分かるけど!一応何か一言くらい言ってくれ!(笑)

財前:自分がいつもやることやもんな。(笑)

柳:もぉええやろ、って。(笑)

龍二:言うたことにしといてくれ、とか。(笑)

財前:そういうことやねん、GMの気持ちってのは!(笑)

GM:そ、そうやなぁ…。(苦笑)

みちる:じゃあ…何にしよかな…。「信じていれば、旦那もいつかは帰ってくる…」

GM:何か急に慰めてるし!(笑)

みちる:一応関係は「友情」やからな。

琉華:そうそう、互いに「友情」を抱く関係やからな。

GM:ふぅん…それがいつしか、恋に変わる時が…。

琉華&みちる:ないな。

柳:無いらしい。旦那一筋らしい。(笑)

GM:じゃ、「会話」判定どうぞ。+20%でいいで。

みちる:やっぱいるんや!40%か!(コロコロ)おっしゃ、いけた!

GM:はいはい、じゃあ琉華への《絆》レベルに+1dしといて。

みちる:えぃ(いっコロ)7ポイント上がった。

財前:これって100ポイント溜まったらMAX?

GM:うん、リバースしなくなる。浮気したい放題やから。

龍二:なんじゃ、そりゃ。(笑)

みちる:ま、俺はこれで。お次の方〜。


《〜Middle Scene11-3:それぞれの夜…柳〜》

柳:じゃ、姉上に連絡するわ。とりあえず現状報告。

椛(GM):『今、何時だと思ってるの?!』

財前:2時くらい。(笑)

柳:忍やねんから、大丈夫やろ。(笑)

椛(GM):『夜更かしは美容の大敵!』

柳:「それは御尤も、肌を美しく保つのも仕事の内でしょうが…」

椛(GM):『そうよ!』

財前:何か持ってったらいいねん、肌のローションとか。

龍二:あぁ、コラーゲンウォーターとか。(笑:プレイヤーが前日飲んでた)

柳:飲んでたなぁ!(笑)とりあえず報告やな。「寺野の死亡を確認しました。お友達の牧田さんは、寺野から直接襲われることはこれでなくなりました。今後、引き続き調査を行いたいと思います」

椛(GM):『なるほど…』

財前:めっちゃ事務的やな…。もっとこう、姉弟の親愛とかないの。(笑)

柳:忍ですから。(笑)

椛(GM):『そう…いつも済まないわね、いつも迷惑かけるわ』

財前:き、急にしおらしくなった…。(笑)

柳:「何を言ってるんですか、姉上。当たり前のことではないですか、弟が姉を手伝うのは」

GM:…はい、では《絆》レベル上げてくれていいです。

柳:やった。実はこれが初コミュなんだよね。

琉華:じゃあ、アレ言わな。(笑)

GM:我は汝、汝は我…。(笑)

財前:チャンチャンチャララン♪

柳:ポケ●ンの宿屋?!(笑)

GM:もっとこう…太鼓みたいな音やん。

財前:ドンドンドン♪タラタッタ♪ドドンドドン♪

GM:違う、違う!(笑)とりあえず、これで柳は新しい《絆》が生まれた。最初の1dどうぞ。

柳:(いっコロ)お、10や。

GM:おぉ、いきなり1ランクUPやな。1d振り足してくれていいで。

柳:やった(いっコロ)更に8点や、財前さんに一気に追いついた。

GM:じゃ、お次いこか。


《〜Middle Scene11-4:それぞれの夜…龍二〜》

GM:次は…あんたか。

龍二:おぅ。皆と別れた後…「浦田警部、たまには一杯飲まないか」(笑)

GM:浦田さんにいったか!(笑)

浦田(琉華):「おぉ、この近くにいいキャバクラがあるんだ」(笑)

龍二:「キャバ…いや、今日は静かに飲みたい」

浦田(琉華):「いやぁ、仲のいいキャバ嬢が今日、誕生日らしいんだけどさ」(笑)

龍二:財前と鉢合わせるやろ!(笑)静かに飲みに行こう。

浦田(琉華):「じゃあ…近くに、ちょっと小洒落たバーがあるんだ」

龍二:「そこにしましょうか」

GM:バーに行きましたー。

龍二:「日頃、世話になってますね…。ただ、今回のヤマに関しては…ちょっと、悲しい結末が待っているかもしれません」

他全員:何で?!!(爆笑)

浦田(GM):「な、何があるっていうんだ?!」

龍二:いやまぁ、さっきの話じゃないけど、寺前とか失踪扱いになったし…。「それは俺にもまだ分かりませんが…無傷とはいかないでしょう。その時にはまた、お力を借りるかもしれませんが…お願いします」

浦田(琉華):「…そう、弱気になるもんじゃない」

龍二:「ありがとうございます…」

GM:ってことで、「会話」判定を。

龍二:うん、ここらで浦田警部を《絆》結びたかったからなぁ。(コロコロ)88て…はい、<命運>…(コロコロ)げ、99…また失敗した…52%あるのに…。

GM:まぁ失敗しても1点で結べるから大丈夫やで。

龍二:そうか、じゃあとりあえずそれで終わりでいいよ。

GM:はいはい。


《〜Middle Scene11-5:それぞれの夜…財前〜》

財前:じゃ、やっていい?

GM:ど、どうぞ……。

財前:「はっはっはっ!トモちゃぁ〜ん、来たでぇ〜!」

全員:(爆笑)

トモちゃん(琉華):「ざぁいぜんせんせぇ〜!待ってましたよぉ〜?」

財前:「あっはっは!そうか、そうか!よっしゃよっしゃ…今日はな…まずは、フルーツくれ、フルーツ!はい、それからピンドン持ってきて、ピンドン!」

トモちゃん(琉華):「はぁい、ドンペリ入りまぁ〜す!」

財前:チャンチャンチャン♪ドッドドドッドドッ♪(妙なリズムを口ずさむ)

柳:だ、大丈夫なんか、この人?!(笑)

GM:いや、アカンやろ。(笑)

トモちゃん(琉華):「あ、そぉだぁ!見てくださいよ、せんせぇ〜!ここに、シャンパンタワーがあるんですよぉ〜?やってもいいですかぁ〜?」

財前:「あぁ、注いでまえ!注いでまえ!いってまえぇ〜!」

トモちゃん(琉華):「ピンドン、何本くらい分かなぁ、これぇ?」

財前:「10本や、10本〜」

トモちゃん(琉華):「ピンドン、10本入りまぁ〜す!」

財前:「おぉおぉ、周りの客も…そこのお前も、いってまえ、いってまえ!」

客(龍二):「い、いいんですか?!頂きます!」

財前:「おぉ、飲んでまえ、飲んでまえ!よっしゃ、よっしゃ……。あ、そぉや。今日、誕生日やろ?ほらこれ、プレゼントや。買ぉてきたで」

トモちゃん(琉華):「わぁ、ありがとうございますぅ〜!開けてもいいですかぁ〜?」

財前:「あぁあぁ、開けてまえ開けてまえ!質屋入れたらアカンで、質屋!」

トモちゃん(琉華):「そんなこと、しないですよぉ〜!…あぁ、これエルメスじゃないですかぁ〜!」

財前:「おぉ、これいくらしたと思っとる?はっはは…100万や、100万」

トモちゃん(琉華):「すっごぉ〜い!」

GM:もぉ…何が何だか…。(笑)

龍二:こないだTVで見たけど、有名キャバ嬢の本音トークで、今までで一番高価な貢物って…マグロ一匹(数百万)とからしいな。(笑)

琉華:確かにそれは高い!!(笑)

財前:それは考えてなかった!(笑)とりあえず、これで《絆》結んでいい?

GM:「会話」判定どうぞ。(笑)

財前:え、修正は?

GM:ん〜…金払ったら増えるんちゃう?1000マッカで+10%とか。(笑)

財前:100万?!…【財力】使っていい?防具買うのに使ったから、フレーバーやけど…。(笑)

みちる:って、何やそのイカサマ。(笑)

財前:いや、イカサマじゃなくて…こう、これがあるから金持ちっていう…そういうイメージ?

GM:あ〜、じゃあ100マッカで+10%でいいよ。(笑)

財前:それなら…まぁ何もせんでも60%あるけどな?とりあえず普通に(コロコロ)うわ、87出てもた!これは<命運>使わな!(コロコロ)…うわぁー!61やぁー!1%が…!もう一回いっとくか…?!

琉華:き、キヤバ嬢のために…!(笑)

財前:キャバ嬢に<命運>を貢ぐ男。(笑)(コロコロ)よっしゃ、07で成功!これでポイントが(いっコロ)1ぃー?!

全員:(爆笑)

GM:<命運>2個使って、1ポイントの《絆》かよ。(笑)

財前:いや!そこにもう一回<命運>使う!(いっコロ)7ポイント!これで許しといたろ!キャバ嬢に<命運>3つ貢いだったわ!(笑)

GM:男がここにおった…!(笑)

柳:意味が分からん。(笑)

財前:まぁ、これでいいわ!




〜Middle3:突き止める御近所さん達〜



《〜Middle Scene1:平塚学園へ〜》

GM:はい、じゃあ次の日になりました。え〜、で…何するん?

柳:何するんやっけ…。寺野が死んだ…部室は何も出てこなかった…カラスの正体はまだ掴めない…発生源であろう平塚をもう一度調べようってなってた。

GM:はいはい。

龍二:あ、その前に牧田の夢をもう一度確認しとこう。

財前:…あ、そういや中BOSS倒したら<命運>1点回復やっけ?

琉華:中BOSS倒してへん。

財前:あれ?さっきのは?

GM:ただの雑魚や。(笑)

柳:1ターンKillされる中BOSSて。(笑)

財前:おかしいな…あんな強い奴とは初めて戦ってんけどなぁ。(笑)

GM:ていうか、よくよく考えたら悪魔と戦ったん初めてやったのに、普通やったな。(笑)

財前:ちょっと、身体の悪い人かなぁ〜くらいにしか考えてなかった。ドクター的に診て…あのくらいなら、まだ切ったらイケル、とか考えてた。(笑)

柳:どう考えても無理やった。(笑)

龍二:ま、とりあえず朝一ででも電話で夢の確認だけ頼むわ。

琉華:リンリンリン♪

声(GM):『はいはぁ〜い』

龍二:元気やな。(笑)

GM:確かにおかしいな。(笑)

牧田(GM):『……はい…』

琉華:「ユウちゃん、元気だね」(笑)

牧田(GM):『まぁ、前に比べたら…』

琉華:「もう、あの夢は見ないの?」

牧田(GM):『あの夢、って?』

琉華:「うなされてる、って言ってたじゃん?」

牧田(GM):『う、うぅん…見てる…』

琉華:「…まだ見てるの?」

牧田(GM):『うん、まだ見てる…』

琉華:「夢の内容も、ずっと一緒なの?」

牧田(GM):『うん…黒いモヤモヤの夢…』

琉華:「…そのモヤモヤが、モヤモヤじゃなくなったりはしないの?」

牧田(GM):『…まだ、モヤモヤのまま…あ、でも、動物っぽくは見えた…動物が私を追いかけるの…』

琉華:「…どんな?」

財前:どんな動物?

柳:象と犬では全然違うんやけど。

琉華:「そっかぁ…じゃあ私が、その動物を追っ払ってあげる!」

牧田(GM):『まぁ頼んますわ』

PC全員:そこだけ素かよ!(爆笑)

みちる:各自今のは脳内変換で。(笑)

琉華:まぁ、こんなとこで。

龍二:まだ夢は見てるってことか…。つまり、寺野が夢の原因じゃなかったわけだ…。

柳:そういうことですね。

龍二:……考えてても仕方ない。よし、平塚に行こう。

財前:そやな。

GM:では午前の行動、平塚。全員?

柳:そらそうや、他に行く所がない。

GM:しかし、もう3日目の午前やで?

柳:問題ないでしょ?

GM:学校休んで…どんどん学力が置いていかれる…。

柳:別に学業が本業じゃないんで。

GM:て言って、期末で泣くねん…。

柳:忍者ですから、いざとなったらチートしたらいいだけやし。

みちる:ほんまや。(笑)

GM:中間も期末もやったる…平塚は不正発覚の時点で退学じゃ。

柳:いいよ、別に。

龍二:ていうか、そこまで続くの?このシリーズ。(笑)

GM:その気があれば。(笑)

財前:じゃ、車まわすわ。ブー…。

琉華:「教授、今日はロールスロイスなんですね…」

財前:「はっはっは、任せとけぃ!」

龍二:「また目立つうえに、燃費の悪そうな…」

財前:「はは!まだな…ここ(胃)シャンパン残っとんねん」

柳:いー?!そ、それって…。

龍二:「待て、ヨウ!俺が運転する、お前は酒を抜け」(笑)

財前:「あれ?そぉ?じゃあ…後ろで飲んどくで?」

龍二:「はぁ…。(溜息)ま、俺が運転していくよ」ブー…「…あっと、ウィンカーのつもりがワイパーが!これだから左ハンドルは…」

財前:それ、リアルにやっとったなぁ。(笑)

龍二:あぁ、慣れるまで大変やった。(笑)

GM:懐かしい。(笑)じゃ、平塚に着いた。今日は、カラスがおらんなぁ。…おらんわけじゃないけど、明らかに前より少ない。

財前:……ん〜??

龍二:ま、とりあえずは学園内を散策してみよう。…おぉ、ここは学園内に古墳があるんだなぁ。(笑)

琉華:あれは…そ●うマーク?!(笑)

柳:前方後方墳。(笑)

琉華:じゃ、犬神君に電話かけよ。

GM:犬神君…今、授業中なんですが…。

琉華:そんなん、お構いなし。

GM:…ていうか、あんたも大学休み続けてんなぁ。

琉華:大学は本業じゃない…もう単位取りきってるから。

GM:何勝手な設定を…。

財前:どうやったら3回生で取りきれんねん…。

犬神:……い、一応出てみるか、話進まなさそうだし。『…はぁはぁ…な、何スか、琉華先輩…俺今、授業中だったんスけど…とりあえず抜けて便所でかけてますけど…』

柳:さすが。(笑)

琉華:「カラスの件なんだけど、どうなったの?」

犬神:どうなったん、GM?

GM:知らん間におらんようになってた、って伝えて。

犬神:あぁ、あくまで俺が言うのか。(笑)『俺達もこっちで調べてたんスけど、昨日の夜辺りからいつのまにかあまり姿を見なくなったんです…』

GM:そうそう。

琉華:「昨日の夜にね、何かグールを倒したんだ〜」

犬神:『グール…グール、ですか……ふっ』(鼻で笑った)

全員:(爆笑)

財前:間違いない!確かにグールじゃな。(笑)

柳:そっちは、偽者とはいえ将門倒した後やからなぁ。(笑)

琉華:「げ、元凶っぽい、グールを倒したんだぁ」(笑)

犬神:「俺達、こないだ偽門倒しました」(笑)

琉華:「偽でしょ、偽。【メギドラオン】と言われてないんじゃ、自慢できないよ〜?」(笑)

柳:【八双発破】とは言われたけどね。(笑)

犬神:『まぁ、それはともかく……元凶、ですか…?俺の霊的エネルギーが、まだこの事件は終わっていない、と告げているんですが…』

柳:出た、霊的エネルギー。(笑)

GM:あぁ、でもそういってくれるなら…ビンビンに感じてるわ。

犬神:言ってみるもんだ。

琉華:「そっか…じゃ、また何か調べてといて〜」

犬神:『分かりました、こちらもまた、何か調べておきます』

彩音:『…『何か』…?何か、って何?』(笑)

GM:急に出てきたー!(笑)

犬神:『あ、彩音!?おま、ここ…男子便所だぞ?!』(笑)

彩音:『あらあら、間違えちゃった☆』(笑)

犬神:『いや、普通間違えは……プツッ…ツーツー』で切る。(笑)

GM:ていうか、何で出てきた。(笑)

彩音:何か急に…トイレ行きたくなった。(笑)

柳:……しかし、カラスが急にいなくなってしまったのか…。

財前:今残ってる問題って何やっけ?

龍二:『カラス』と『牧田の夢』かな。

みちる:カラスはグールを倒した分だけ減った、とかとは関係ないかなぁ…。

財前:グールとカラスに関係ある?

琉華:そらあるやろ。

みちる:ほら、カラスにとったらグール、腐った肉で美味しいじゃん…。

龍二:グール、食われてたってか?(汗)いや、でもそもそもカラスに襲われて切り傷ができたって謎があるしな…。

財前:……カラスに襲われたらグールになる、とかではないの?

柳:それならもっと、大量にグールが発生してるんじゃない?

龍二:毎日何十人て感じなんだろ?

財前:それは……ほら、俺の手腕で。(笑)

GM:そこから治してたんや。(笑)

財前:神の手腕やったから…でも、他の病院に運び込まれた人達は、皆…グールに…。

柳:いや〜、それやったらもっと大事になってないか?

龍二:ていうか、普通にバイオ・ハザードだ。(笑)

財前:嫌な事件だったね…。(笑)

柳:嫌過ぎるわ。(笑)ちょっと待ってね…牧田さんの部屋に夜、張り込んだ方がいいかもなぁ…。

龍二:ん〜、正直もう、それくらいしかすることないよなぁ………あ、待てよ?新田君のこと忘れてた…けど、どうかなぁ…?

柳:新田君はあんまり、関係あるんかなぁ?

財前:このGMがわざわざ名前付けて出してきたってことは、何かあるんやろ?

龍二:そうなんだろうなぁ…。(悩)

柳:こいつが黒幕か…?

財前:いきなり黒幕か、メガネやし。(笑)

GM:(苦笑)

みちる:あー、でも確かに…アメフト部とメガネやしな…。

龍二:よし、平塚いても仕方ない。新田に会いに行こう!

GM:大学行くって事?

龍二:うん。

GM:はいはい。


《〜Middle Scene2:新田と牧田〜》

GM:では、昼になりました。大学に着きました。

みちる:新田君の目を見てみる。

GM:というか、そもそも新田君、おらへん。

財前:おらんのかい!

学生(GM):「え?新田?今日は来てないなぁ、そういえば…」

財前:昨日は?

柳:来てたやん。

みちる:で、会ったやん。あのラリってた後、どうやって解放したっけ?

龍二:えっとな…シーン変わったから…適当に。(苦笑)

GM:もぉお前ええわ、って言ってポーイ!て捨ててんやろ。(笑)

龍二:否定は出来ない。(笑)

みちる:何せ目がラリってたからなぁ。(笑)

龍二:「…最近、新田君の点で、何か気づいたことはないかなぁ?」

学生(GM):「いや?普通じゃなかったかな?」

龍二:「…そうか、彼はアレがナチュラルなのか…」

GM:そういうことじゃない!(笑)

学生(GM):「あ〜…でも確かに、言われてみれば最近目おかしかったなぁ…よく分かんねぇけど」

龍二:「まぁ…ハッキリ言ってしまうと…ドラッグ系に手を出したり、は?」

学生(GM):「そんな奴じゃねぇっすよぉ!あんなクソ真面目が…」

龍二:「では、薬以外の…もっと何か熱中するようなものは?」

学生(GM):「知らないっすね〜…」

琉華:「昨日の夜、新田君はどこに行ってたの?」

学生(GM):「し、知るかよ!」(笑)

GM:OK、じゃあそうこうしてる内に、また電話がかかってくるで。

みちる:どこの携帯に?

GM:ん〜、この場合は…やっぱ一応、琉華か。相手は…森本さんにしよか。

森本(GM):『ちょっと大変!』

琉華:「はい?」

森本(GM):『またなの!』

琉華:「何が?」

森本(GM):『またなのよ!』

琉華:「またって……まさか?!レイちゃん、どうしたの?!もしかして、新田が?!」

森本(GM):『とにかく、ユウちゃんの部屋に来て!』

琉華:「急いで行くわ!」

GM:あと4人は?

他4人:そら、ついていくさ。

龍二:ただまぁ、直接面識ないし…建物の周りで張り込むって形になりそうだけどな。

柳:…この間に新田の行方を捜す、とか…。

龍二:いや、張ろう。どこにいるかも分からんものに、ここで手を裂かん方がいい。

GM:はい、では部屋に着きました。部屋に入ると森本さんと…水野さんか、が「こっちこっち!」て琉華を連れ込むわ。

琉華:ん、行くよ。

GM:入ると、布団の中でガクブル状態の牧田さんがいる。

琉華:「ゆ、ユウちゃん、どうしたの?!」

牧田(GM):「ま、またなの…!」

柳:…また襲われたん?

牧田(GM):「今度は…新田君が…!」

琉華:「な、なんですってぇー?!」

財前:(一人爆笑)

GM:ただな、新田君は見た通りヒョロヒョロやろ?寺野には勝てんかったけど、新田君には勝ててん。

全員:(爆笑)

GM:新田君が襲いかかってきてんけど、平手打ちを2、3発くらわせたら怯んだから、その隙に逃げてきたってこと。

龍二:…ん?牧田さんはどこかに外出したのか?

GM:あぁ、そうか!ごめん、順を追って話そう。今日の昼くらいになって、大分体調も回復してきましたんで、気分転換に散歩行って来るー、と。で、一人で散歩…近所のコンビニにプラプラ歩いて行って…。

財前:何故…一人になった!!

琉華:「レイちゃん…どうして一人で行かせたの?!!」

森本(GM):「だ、だって…もう、解決したものだと…」

みちる:ていうか、話の都合や。

GM:つまり、そういうことです!(笑)それで、一人で散歩に行ったら…新田に襲われた、けど切り抜けれたってことやな。

琉華:「新田君はどこにいたの?」

牧田(GM):「それが…物陰から飛び出してきて…」

財前:襲われた、っていうのは…これは、性的な意味で襲われたん?

GM:まぁ、結果的にはそうなってたかもしれん。今回は分からんけど。

琉華:「私がとっちめてやる!」

牧田(GM):「もぅ…とにかく私、男の子なんて信じられない…!」

琉華:「そうよ、男なんて獣よ!ケダモノよ!」

柳:……と、旦那持ちが言うわけか。(笑)

GM:散々ヤラれた後やん。(笑)まぁそういうことです。

琉華:え、襲われた場所はどこ?

GM:う〜ん…じゃあ、そこら辺?

みちる:まぁコンビニの付近か。

GM:そうそう。

柳:そこに行ったら、まだ転がってる?

GM:転が…って、新田が?転がってへん、転がってへん!(笑)

みちる:どんだけ弱いねん、ビンタで…。(笑)

GM:あ、あといつも通りではなかったらしい。獣じみた感じがしたってさ。

財前:はぁはぁ、言うてたん?

GM:言うてたな。

みちる:…何故、一人で行かせた…!!

龍二:……空を見てみる。カラスは?

GM:いっぱい。カーカー言うてるなぁ。

龍二:なるほど、ね…。咥え煙草のまま、見てる。

みちる:一番密集してる場所は?

GM:ん〜、どこっていうわけじゃないけど…あぁ、その一帯かな、言うなれば。

みちる:この一帯、って…?

龍二:牧田のアパートの近辺ってことだろ?

GM:そうそう。

財前:あ、ごめん。確認したいねんけど…襲われたのは、ついさっき?

GM:うん、ついさっき。1時間ほど前。

龍二:ん、俺、ちょっとコンビニ行って来る。

財前:え?

龍二:聞き込み、行ってくる。たまには探偵っぽい事、しとかんとな。(笑)

財前:そっか。(笑)

琉華:とりあえず部屋出て……じゃ、新田の家に向かおっか?

柳:そやね。

みちる:じゃ、28、29でコンビニ。残りが新田の家ってことで。

GM:みちると汐花がコンビニ、他が新田か…はいはい。じゃあ…距離的にいってコンビニ組からいこか。


《〜Middle Scene3:コンビニの聞き込み…龍二&みちる〜》

GM:はい、コンビニに到着しました。

みちる:さて…どうしよう…。

龍二:店員に話を聞きに行く。

店員(GM):「はい、何ですか?」

龍二:「すみません、先ほどそこで騒ぎがあったと聞きまして…。あ、失礼。私は…」胸のポケットからただの手帳の端だけ見せる。(笑)

店員(GM):「は、はぁ」(笑)

龍二:「少しお聞きしたいのですが…女性と男性が騒いでたという話なんですが…」

店員(GM):「そういえば、そんなこともしてたような…」

龍二:「ついさっきの事なのですが…その男性、その後どうなったか御存知ありませんか?」

店員(GM):「あ、私、その事件見てたんですけど…あれって、何なんですかね?」

龍二:「…ま、どこにでもある、若いもんの痴話喧嘩みたいなもんでして…」

店員(GM):「え?そうは、見えなかったけどなぁ…」

龍二:「……貴方にはどう見えましたか?」

店員(GM):「いや、どうもその…女の子の方が男の子の方を…こう、チラチラしてるっていうか…」

龍二:「…女性が男性を誘惑していた?」

店員(GM):「のかは、分からないんですけど…痴話喧嘩っぽくはなかったですよ?でも男の子が急に怒ったみたいで……何を怒ったのか…私ならコロッといっちゃいそ…いやいや…」

龍二:「?コロッと?それは、どちらに?」

店員(GM):「あんな美人な娘に、あんな誘惑?されたら、ねぇ?」

龍二:「なるほど……」

店員(GM):「とにかく…なんでしょう、男の人が悪いようには見えなかったんですがねぇ」

龍二:「貴重な意見をありがとう…。あ、煙草1ダースください」…ダース?!(笑)

店員(GM):「1カートンを1ダースですね?」(笑)

龍二:待って、間違えた。(笑)

琉華:ダンボールごとやで。(笑)

龍二:300円×10箱×12…36000円…36マッカも持ってねぇ。(笑)

琉華:さっきの戦闘のマッカは?

財前:あぁ、グールのやつか。

GM:さっきのは…経験値と一緒やから、54マッカやな。

財前:買えたやん。(笑)

龍二:さっきの戦闘の報酬、大半煙草に消えたぞ。(笑)

店員(琉華):「あ、あの、すみません…ダースもなかったんですけど…」(笑)

龍二:「では1カートンで結構です。失礼しました」(笑)3マッカ減らしとこ。

GM:ま、こんな感じかな?

龍二:だな、答えは見えた。


《〜Middle Scene4:新田の家へ行く…琉華&柳&財前〜》

GM:じゃ、次は新田の家組?

財前:はいよ。

GM:まぁ…住所も分からんのに、着くんかな。(笑)

琉華:それはほら、犬神が調べて分かんねん。

GM:何でもかんでも犬神かい。(笑)情報系スキルとかはない?

柳:あったけど、使った。

GM:ちゃんと取らんから〜。

琉華:いや、だから《絆》の犬神やん。

龍二:さっき大学で話聞いた学生とかでも…。

みちる:ていうか、新田君は普通の学生やったんやろ?友達がおらんわけちゃうやろ?

GM:あー、ちょっと怪しいかもな。(笑)

みちる:怪しいか。(笑)まぁ、知り合いからツテ辿ればいいんじゃね?俺はコンビニいるから無理やけど。

柳:じゃ、同級生に聞いた。ていうか、前に会った時に聞いてたとかでもいい気もするけど…。

みちる:あぁ、そうやな。で、今皆それを思い出した。(笑)

GM:ん〜…まぁええわ。じゃあ着いたことにしよか。

柳:行った。鍵を開ける。あ、辺りにカラスはいる?

GM:そ、その前に家の説明させてくれ。(苦笑)まず、普通の一軒家や。マンションじゃない。

財前:あぁ、実家ってこと?

龍二:……家族いるのか…。

柳:カラスは?

GM:いっぱいおるな。

柳:あ〜、これは戦闘の準備して行った方が良さそうや…。

琉華:ピンポ〜ン!ってしてみる。

GM:返事はない、ただの家のようだ。

柳:あ、臭いは?

GM:ん〜、特に。

みちる:え、臭いもせんの?

柳:まぁ、あれはグールやったからで…。

財前:今回のは無臭グールかもしれん。(笑)

みちる:無臭グール…どんな器用なグールやねん。(笑)

琉華:ほら、忍者!屋根から忍び込んで、中の様子を見てきなさい!

柳:…行けというのであれば…。

財前:別に庭側の窓とかから中見ればいいやん。(笑)

GM:外から見た感じは、別に普通かな?

柳&財前:……入っちゃえ!

みちる:乗り込んだー。(笑)

琉華:「お邪魔しまーす」

GM:じゃあ、結構大きい家やな。医者クラスの家かもしれん。

財前:何ぃ?!

他全員:反応したー?!(笑)

財前:「ま、まさかここは…あの蹴落とした…新田元教授の息子だったのか!?」

全員:(爆笑)

琉華:家の前に来た時点で気づけよ。(笑)

柳:蹴落とした相手には、興味ないって?(笑)

財前:そういうこっちゃ。(笑)

GM:はい、ってことで、中に入ってんな?

柳:うん。当然武装はしてます。

財前:武装などない。

GM:では中に入って行くと、リビングがあるんですが…。

財前:リビングデッドがいた?

GM:そこが血の海になってる。

財前:うぉ、リビングがデッドな状態になってる!

他全員:間違いではない。(笑)

琉華:死体とかは?

GM:ゴロゴロ転がってるなぁ。

財前:リビングデッドやぁー!!

柳:何体くらい?

GM:ん〜、3体やな。

柳:両親と新田、でいいのかな?

GM:うん。ただ新田はニタァ〜…と笑ってる。

財前:え、どこで?倒れて笑ってるん?

GM:あ、いや、新田だけ立ってる。で、こっち見て笑ってる。

財前:フレッシュ?

GM:結構フレッシュやけど、見た目は暗いな。…いや、フレッシュでもないか。結構顔とかドロドロ溶けてて、骨とか見えてるかもしれん。

柳:あ〜あ…。

財前:スケルトンや!

みちる:いやいや、そこはグールにしとこうや。(笑)

GM:いや、グールでもないかもしれん。

琉華:じゃあ…その辺にあるモノを投げつけてみる。

GM:ていうか、戦闘やわ!

柳:まぁ、そうやな。(苦笑)


《戦闘:元新田家族×3》

GM:ってことで、こっちは新田であったモノと、両親だったモノが2体。

柳:【アナライズ】できる奴がいないんだよなぁ。

財前:「新田元教授…安らかに眠れぇ!」

琉華:イニシア!(いっコロ)14。

柳:(いっコロ)あかん、26。

財前:(いっコロ)お、0出た。25

GM:じゃあ琉華が最後やな。

《柳⇒財前⇒元新田一家⇒琉華》

《1ターン》

GM:こっちは1体だけ後ろ、新田だけ。

柳:これは中BOSSではない?

GM:違うよ。

柳:はいはい。じゃ、前列に向けてチャクラム投げる。(コロコロ)クリティカルではない、普通命中や。

GM:(コロコロ)11と12で両方避けた!

柳:両方避けられた…。

財前:琉華って何の攻撃する?

琉華:【夜桜の舞】かな。

財前:じゃあその【夜桜の舞】を〔応援〕(コロコロ)はい、成功。

GM:で、こっちか。まず1体目(コロコロ)【シバブー】を財前に、自動成功でいくわ。『BIND』65%で。

財前:まず回避(コロコロ)失敗。(コロコロ)53でかかった。

GM:『BIND』は一切の行動ができない。『神経』属性。敵の格闘・射撃攻撃を受けるとクリティカルになる。毎ターン抵抗可能やから。

財前:はいはい。

GM:2体目が(コロコロ)【ブフーラ】、対象は…あ、財前や。(笑)回避できやんから、魔法で64点。『FREEZ』20%もやな。

財前:ダメージはくらって…(コロコロ)『氷結』は大丈夫。

GM:最後に新田(コロコロ)【シバブー】を柳に。

柳:(コロコロ)はい、避けた!

GM:じゃ、こっち終わり。最後に琉華。

琉華:【夜桜の舞】(コロコロ)通常命中、全体にな。HP40削るけど。

GM:あぁ、全体か…。

琉華:ダメージが…まわった、118点の『剣』属性。

GM:こいつは『剣』に強い…とかはないか…。

みちる:このパーティに『剣』に強かったら、詰む。(笑)

柳:うん、詰みやな。(笑)

みちる:このパーティ、魔法攻撃系誰も持ってないよね?

龍二:ないな。(笑)

GM:ほんまに出てきたら、どうするつもりや。(笑)


《2ターン》

柳:また僕やね…チャクラム投げる(コロコロ)よし、クリティカル!

GM:(コロコロ)こっち、1体目が01でクリティカルで避けた。2体目は2倍ダメージ。

柳:一体か…104点の防護無視!

GM:はいはい。

財前:【ショック療法】使ってBS回復+40%!(コロコロ)04で回復しました!

GM:自分自身に心臓マッサージしたんかな。(笑)

財前:(自分の胸に手を当て)ドーン!

GM:「こんなん、効くかーい!」って。(笑)

財前:「はははー、ええのぉ、これぇ」(笑)で、またアレやるん?

琉華:うん、【夜桜】。

財前:じゃあ、はい【夜桜】に〔応援〕(コロコロ)99なんで失敗〜!

龍二:120%あるのに…。(笑)

GM:じゃ、こっちやな。(笑)1体目が【シバブー】を柳に。

柳:(コロコロ)はい、42で避けた!

GM:2体目は【薙ぎ払い】、これは前列2人やな。

柳:(コロコロ)ん、避けれた。

琉華:盾防御(コロコロ)失敗や。

GM:当たったら94点。

琉華:一気に死にそうや…。

GM:最後に新田が【ブフーラ】を琉華に。

琉華:当たるとマズイ…(コロコロ)ギリギリ避けれた!

GM:じゃ、こっちは終わり。

琉華:HP無いんで、ただの【薙ぎ払い】で(コロコロ)81で成功。

GM:(コロコロ)1体目も2体目も失敗。

琉華:まわって、まわって…110点ずつ。

柳:まだ生きてんの?

GM:…ん、まだ生きてるよ。

琉華:堅いなー…。(汗)


《3ターン》

みちる:しかし暇やな…。

財前:敵の音声とかやったらいいねん、「グオォー!」とか。(笑)

柳:チャクラムを投げるしかない…(コロコロ)成功してる。

GM:(コロコロ)一体目は避けた、二体目は当たった。

柳:絶対一体は避けおるな…51点。

GM:まだ死なんなぁ。

グール(みちる):「ふっ…まだまだだな…」

財前:えらい格好いいな、このゾンビ!(笑)次俺か…琉華に【応急手当】、自動成功なんで…50点回復。

琉華:でか!(笑)

GM:こっち一体目は【シバブー】を財前に。

財前:(コロコロ)失敗。

GM:また『BIND』65%で。

財前:(コロコロ)あ、42でかかった。

GM:二体目は【ブフーラ】を琉華に。

琉華:…避けない。

GM:じゃ、62点と『FREEZ』20%。

琉華:『耐氷結』持ちやから31点の10%になる。(コロコロ)大丈夫。

GM:最後、新田が…【ムド】や!

柳:ぎゃー。(汗)

GM:対象は…財前。(笑)

財前:きたー!死ねる!(汗)

GM:『即死』40%の呪殺。

財前:40以上…(コロコロ)53で大丈夫!

GM:ん、こっち終わり。

琉華:【薙ぎ払い】(コロコロ)クリティカル!

GM:(コロコロ)一体目は2倍、二体目は普通で。

琉華:通常が93点、倍して186点。

GM:お、それで前列2体が死んだわ。新田が前に出てきた。

柳:うし!


《4ターン》

柳:2回に分けてみる!(コロコロ)あ、両方外した。やっぱ分けたらアカンなー…。

財前:はい、【ショック療法】(コロコロ)はい、解除。「おぉ、えぇの〜…」で、琉華は何する?

琉華:ん〜、一体やから【ヤマオロシ】する。

財前:じゃ、【ヤマオロシ】を〔応援〕(コロコロ)46で成功!

GM:新田やな…また【シバブー】か、こればっかやな…これを柳に。

柳:(コロコロ)あ、当たってしまった。

GM:『BIND』65%で。

柳:(コロコロ)50か、かかった…シビビ…。

琉華:【ヤマオロシ】!クリティカル狙いで…(コロコロ)通常命中。

GM:(コロコロ)回避は無理。

琉華:134点!

GM:ん、はいはい。まだ生きてるよ。


《5ターン》

柳:まず解除か…(コロコロ)失敗やんけ…。痺れたまま、以上。

財前:…次終わるかな。同じのを〔応援〕(コロコロ)07でクリティカル。

琉華:+40%やな。

GM:こっちか…【シバブー】を柳に。

柳:すでに痺れてます。

GM:あぁ、じゃあ無駄な行動やから変えるわ。【ブフーラ】を琉華に。

琉華:はい、避けない。

GM:66点の『FREEZ』20%。

琉華:半減して…(コロコロ)大丈夫。残りHP38なら…【ヤマオロシ】!(コロコロ)通常成功!

GM:(コロコロ)こっちは失敗。

琉華:ダメージが…126点!

GM:はい、死んだ!

柳:ようやく終わった〜…。


《戦闘終了》

琉華:HP25しかない…。

財前:あぁ、回復したるわ。(コロコロ)ん、52点回復。

GM:あ、財宝判定しときや。

財前:無理と思うけど…(コロコロ)はい、失敗。

GM:経験点は345点な、一人69点やな。

龍二:あぁ、こっちも貰えるんや。

琉華:統合しとかんと、ややこしいからな。

みちる:ありがたい〜。

柳:じゃ、部屋の中を調べる。

GM:もう、あとは普通の家やな。

龍二:あ、じゃあそこで一回連絡入れよう。『ヨウ、そっちどうだ?』

財前:「あぃあーい!こっちは今、新田君…同じようにグール化してましたねー」

GM:いつのまにか…すっかり溶け込んで…。(笑)

龍二:『やはりか…。こちらの調査の結果、実はそれも分かってた』

財前:「あら、そぉーですかぁ…」

龍二:『ってことで、悪いがそのまま全員牧田さんの家の前まで来てくれ』

財前:「あぃ、りょーかいです!分かりやしたぁー!」

龍二:『では、後で落ち合おう…』ピッと切る。

柳:…一応、ざっとだけ調べといていい?

財前:まぁ、ざっとだけなら。

GM:特にないな。

柳:そうか…ちなみに、両親の死因は?

GM:そうやなぁ…ハラワタ抉り取った感じ。

柳:なるほど…。

財前:ハラワタ出てたん?ちょっと診てっていい?「…ナイフ」

GM:死体に何する気や。(笑)

柳:じゃ、急いで戻りましょう!


《〜Middle Scene5:本当の牧田〜》

龍二:では、牧田さんの家の前で合流しよう。「はい、では…何といおうか…俺達は、多大なる勘違いをしていたかもしれない…」

財前:「つまり…?」

柳:「被害者が犯人だったんだよ!」

龍二:……先言われた。

GM:(笑)

財前:なるほどね。

琉華:「そ、そんなはずはないわ!」

龍二:「…本当の被害者は、彼女じゃない…寺野と新田こそが、本当の被害者だったんだ!」

琉華:「彼女がそんなこと、するはずないじゃない!」

財前:「…つまり、どういうことだい?」

龍二:「そこから先は…本人に聞いてみれば分かることだ」

GM:そして残念なことに、そのアパートの周りはカラスだらけやな。

柳:うぉ〜…。(汗)一応姉上に一報だけ入れとこ。『これこれこういう状況で、最悪の場合…牧田さんを討伐することになるやもしれません…』

財前:牧田さん自身を討伐する必要はあるん?

柳:まだ分からん、本人の意思でなければ可能な限り助ける。そうでなければ、討伐する。

財前:あぁ、そういうことね。こう、ナニかを取り出したり…。

GM:そこの判断は任せます。

財前:ドクターに任せろ。摘出は得意やで。(笑)

龍二:その点は頼りにしている。(笑)

GM:ってことで、入ろか?

龍二:だな、今回は全員で入ろう。

柳:そりゃね。部屋入る時、臭いは?

GM:臭いはないけど、牧田さんは普通じゃないな。

財前:女の子二人は?

GM:そんなん、敵になってるに決まってるやん。

柳:あ〜あ…どんどん琉華の同級生が減っていく。(笑)

財前:ちょっと、減りすぎちゃうん…倫理的にどうなん…いいんか、こんなTRPG?

GM:何でいきなり怒られなアカンねん!(笑)

琉華:というか、平塚学園は人が消えすぎちゃうか?

柳:まぁ、その分どんどん入ってくるんでしょ。(笑)

GM:さ、そういうわけで戦うで!

龍二:ちょ、前口上とかは無いのか?!いきなりか?!(笑)

柳:一応これがラストバトルになるであろうものを…。(笑)

GM:それもそうか。(笑)ん〜、でも…牧田さんは意識無いなぁ、虚ろな感じ。

財前:…あれ?これがラストバトルやったら…中BOSSは?

柳:いなかった、とか…。

龍二:むしろ…これが中BOSS、とか。(笑)

GM:あ、いい勘してんな。そう、実はこれが中BOSSです。

財前:な、なんだってぇー?!

龍二:しかしそうなると…平塚の方向にカラスが飛んでった理由は何だったんだ…?

財前:たまたまカラスが移動してた、とか。(笑)

GM:案外それが正しいかも…いやいや、そんなことないけど。(笑)はい、戦闘いきますよー!

柳:ほんまに前口上はなし?

GM:だから、操られてる感じやねんて。(笑)

龍二:森本さんと水野さんはどんな感じ?

GM:ん、グールっぽい。

龍二:あぁ、イっちゃってたか…。

財前:じゃあ横に効果音でオオォォォォォ…とか付けとかな。

全員:(爆笑)

柳:ま、戦闘いきましょか!

龍二:「つまり…これが真実だ」

財前:「なるほどね〜…」


《戦闘:牧田&グール's》

柳:イニシアティブだ!(いっコロ)28!

みちる:(いっコロ)あ、18や。

財前:(いっコロ)俺は17やな。

琉華:(いっコロ)琉華ちぃ、15。

龍二:(いっコロ)俺ぁ16だな。

GM:はいはい、こっちは…牧田が23やから2番目か。あと元森本と元水野が両方21。

琉華:早!

財前:森本教授の娘さんが…。(笑)

龍二:まとめると…こうか。

《柳⇒牧田⇒グール's⇒みちる⇒財前⇒龍二⇒琉華》

《1ターン》

柳:そっちの配置は?

GM:牧田が後ろで、あと二人が前。

みちる:こっちは…前3の後ろ2か?

GM:はいはい。ちなみに中とはいえ牧田はBOSS扱いやから、2回攻撃でHPも多めです。

龍二:【アナライズ】はできるか?

GM:BOSSは無理。前二人はグールや。

龍二:そっか…HP150の壁か…。

財前:「これはグールです!」

龍二:「そうだ、よく覚えたな!」(笑)

GM:完璧な解け込み具合や。(笑)

財前:「是非とも手術をしてみたい…」(笑)

柳:じゃ、前列2体に攻撃な(コロコロ)成功。

GM:(コロコロ)30で失敗、77で失敗。

柳:ダメージは…47点ずつ。

GM:案外低いな…。

柳:ま、クリティカルしないとねー…。

GM:じゃ、こっちの牧田か。一回目の行動は6で【麻痺引っ?き】…届かないのでやり直し…10【毒噛み付き】、だから届かねぇっちゅねん。…ていうか能力的に後列では【セクシーダンス】しかできん!【セクシーダンス】します。

琉華:このパーティにはそれが怖い…。

GM:全体、『CHARM』20%で。

財前:半減(コロコロ)大丈夫。

みちる:『精神無効』なので効きません。

他3人:(コロコロ)大丈夫!

GM:じゃ、2回目の行動。【セクシーダンス】しかありません、同じく20%で。

財前:(コロコロ)はい、大丈夫ー。

龍二:(コロコロ)ん、問題ない。

琉華:(コロコロ)あぶな!21で成功!

柳:(コロコロ)88!(笑)

GM:誰もかからんかったか…。続いて森本グールが【素手攻撃】を琉華に…BOSS戦やから、全部振るわ(コロコロ)ん、成功してる。

琉華:…回避か、盾防御か…盾防御(コロコロ)成功。

GM:ダメージは47点。

琉華:カキン♪やけど(盾防御使用で)12点通った…。(笑)

GM:2体目、水野グールの行動は【引っ?き】をみちるにか…。

みちる:(コロコロ)当たった。

GM:ダメージ51点。

みちる:カキンや。

GM:おぉう!

みちる:物理防御60点や。

柳:アホみたいに堅い。(笑)

GM:ん、こっちは以上です。

みちる:じゃ、こっちやな。これで屠れるかな…前列2体に【薙ぎ払い】(コロコロ)通常成功。当たったら109点ずつ。

GM:(コロコロ)両方当たったか…でもまだ生きてるで。

財前:で、俺か…教授は特にすることないので〔応援〕ね。

琉華:あ、回復してほしい。残りHP65しかない…。

財前:あぁ、回復?了解、【応急手当】で63点回復。

琉華:MAX!

龍二:琉華は次に何する?

琉華:【気合】。(笑)

龍二:そうか。(笑)じゃあ柳のチャクラムを〔応援〕(コロコロ)ん、成功。

柳:ありがと!

琉華:【気合】を溜める!

GM:これで一周やな。


《2ターン》

柳:じゃ、チャクラム投げる!(コロコロ)普通成功。

GM:(コロコロ)11で避けた、17で避けた!

柳:…まぁ、これはしゃーない…。GMの出目の問題やし…。

GM:じゃ、こっちやな。牧田が…【セクシーダンス】しかない、と。(笑)一回目(コロコロ)02でクリティカル!40%やな。

財前:(コロコロ)大丈夫。

琉華&龍二:(コロコロ)げ、かかった!(汗)

柳:(コロコロ)そもそも避けた。

琉華:くっ、振りなおしを…。

財前:いや、次の行動で【適切な処置】したるからいいよ。

琉華:あ、そか。ありがと。

龍二:あれ?俺は?(笑)

財前:ダメージ、こっちのがデカイから。(笑)

GM:ということで、汐花は一番強い攻撃をしてください。

龍二:銃撃つ以外にすることがない。(笑)

GM:なんじゃそりゃー!(笑)まぁいいや…2回目も(コロコロ)こっちは20%で。

琉華&柳:(コロコロ)大丈夫!

龍二:すでに踊ってる〜♪

財前:(コロコロ)ヤバイ!かかってもた!ここは<命運>で振りなおして…(コロコロ)大丈夫!

GM:ん、じゃあ牧田は終わり。次はグールか…1体目は【噛み付き】を柳に。

柳:(コロコロ)あら、避けれなくなってきた。

GM:当たった?43点な。

柳:15点通った…痛い…。

GM:2体目は…【噛み付き】を琉華に。

琉華:避けない!

GM:じゃあ66点。

琉華:…あれ?結構くらった…噛み付きが強いんか、間違えた…。

GM:じゃ、こっち終わり。

みちる:で、俺やな。まだ前2体生きてる?

柳:いるよ、両方避けられたし。

みちる:じゃあ【薙ぎ払い】(コロコロ)はい、OK。

GM:(コロコロ)98、82で両方失敗。

みちる:ダメージが…まわって…101点ずつ。

GM:はい、両方死んだ。これで押し出されて牧田さんが前に出てきたわ。

財前:あ、俺か。龍二に【ショック療法】しよ。(笑)

龍二:ぐはぁ!(笑)

財前:次のBS回復に+40%な。(笑)

龍二:あいよ(コロコロ)ん、成功。で、あと1体か…召還いらんな?【気合】してたから、琉華の【ヤマオロシ】を〔応援〕!(コロコロ)クリティカルして、+40%!

財前:それは大きい!

琉華:うん!琉華ちぃ、【ヤマオロシ】に【切り落とし】付ける!回避不能な。…あ、【切り落とし】の為に『グリフォンの盾』置くな、両手持ちじゃないとアカンから。(コロコロ)あれ、クリティカルしやんだ…通常で、127×2で254点。

GM:…蚊が刺したようなダメージやな…。

財前:あぁ、BOSSのHPやからか…。あれ、酷いよね…。(苦笑)

琉華:うん、酷いよね…。(苦笑)


《3ターン》

柳:チャクラムを投げるしかできへんのじゃ!(コロコロ)クリティカルしてない。普通成功。

GM:(コロコロ)こっちは失敗。

財前:…ところで、サマナーさんは悪魔出さないんですかね?(笑)

GM:さり気に温存策に出てはるから。(笑)

龍二:いやぁ、あと1体やし、いるかなぁって。(笑)

財前:出しといていいんちゃう?

龍二:そうか…。

柳:こっちは47点ね。

GM:ん、ほぼカキンやな…。

柳:まぁ、仕方ない…。

GM:じゃあこっち。一回目は…お、【悪魔のキッス】やな。前衛の男に【悪魔のキッス】します。ここはみちるかな?

みちる:え、俺は『精神無効』やで?

GM:これは『精神』じゃなくて『神経』や!

財前:…ちなみに効果は?

GM:『PARALYZE』100%、ブッチュ〜!

みちる:とりあえず回避を(コロコロ)63、むっり。

GM:じゃ、麻痺っといて。続けて次は【麻痺噛み付き】を琉華に(コロコロ)あかん、普通成功。

琉華:(コロコロ)あかん、足りん。

GM:76点の『PARALYZE』50%。

柳:キッツ!

琉華:(コロコロ)麻痺は76で大丈夫〜。

みちる:麻痺は『ヒランヤ』で回復する。(コロコロ)危ない、91で成功。

GM:(コロコロ)あかん、避けれん。

みちる:ダメージは…102点か。

GM:…ていうか、何で『ヒランヤ』なんか持っててん。(笑)

琉華:ん、持たせといてん。(笑)

GM:まさか、こんな有効な使い方されるとは…。(笑)

財前:とりあえず、琉華を55点回復させとく。

琉華:おぉ、あと1点で全快や。

龍二:さ、そろそろ出番みたいだぜ、長之介?ナーガ召還、前列に出すわ。イニシアティブは…(いっコロ)また1かよ…19。

《柳⇒牧田⇒長之介⇒みちる⇒財前⇒龍二⇒琉華》

琉華:で、ナーガの行動や。

龍二:…【素手攻撃】を2回に分ける。(コロコロ)ん、2回共成功した。

GM:(コロコロ)一回目は避けたな。二回目は55は失敗。

龍二:ダメージは…はい、1しか出ない、55点な。(笑)

柳:相変わらずダイス目悪いな〜…。(笑)

龍二:基本1しか出ない男。(笑)

琉華:じゃ、【気合】を溜める〜!


《4ターン》

みちる:トップに戻る。

柳:クリティカル狙い〜!(コロコロ)あかん、普通成功。

GM:(コロコロ)こっちの回避は失敗や。

柳:ダメージは48点。

GM:ふっ、蚊トンボが…。一回目の行動は7、【麻痺噛み付き】…を柳に。

柳:僕?(コロコロ)はい、41で避けた。

琉華:早いなぁ〜。(笑)

龍二:さっすが。(笑)

GM:二回目の行動…【吸い付き】。やった、誰か吸い付かれんで。ブチュッ…(いっコロ)1は…ナーガかよー!!(笑)

龍二:長之介か…(コロコロ)回避は無理。

GM:当たった?48点な、こっちは同じだけ回復。

龍二:防護点アリだな?…うわー、残りHP296だよ。

琉華:さすが悪魔!(笑)

龍二:じゃ、長之介だな。【正拳】いっとこ(コロコロ)あかん、普通成功やな。

GM:(コロコロ)回避は38で失敗。

龍二:ダメージが…67点やな。

みちる:じゃ、続いて斬馬刀な。(コロコロ)22、クリティカルです。

GM:うぉ…(コロコロ)倍でください。

みちる:122×2で244点。

GM:はいはい、きたなー。お次は?

財前:財前教授の総回診!回復はいいな?琉華の【ヤマオロシ】を〔応援〕(コロコロ)うわちゃ、97出したー。

琉華:自動失敗や。(苦笑)

龍二:いいよ、代わりに俺が〔応援〕しよう。(コロコロ)ん、54で普通成功。

琉華:はい、+20%。117%になった【ヤマオロシ】を【切り落とし】付きで…(コロコロ)あかん、通常成功。ダメージが…まわった、143+26で169の×2で338点か。

GM:はいはい、大分きたで〜。


《5ターン》

龍二:さ、柳の番だ。

柳:はい。基本、クリティカル狙いで…(コロコロ)あかん、普通成功や。

GM:(コロコロ)ん、当たってるで。

柳:ダメージ49点やな〜…。

琉華:ま、その分回避率高いからな。

GM:じゃ、こっちやな。一回目は【麻痺噛み付き】を…ナーガに。(笑)(コロコロ)普通命中やな。

龍二:またか。(笑)

みちる:ナーガがやたらと噛み付かれてる。(笑)

龍二:出てきたばっかりに…。(笑)(コロコロ)はい、回避無理ー。

GM:じゃ、68点の『PARALYZE』50%。

龍二:(コロコロ)82、大丈夫。

GM:二回目の行動…も【麻痺噛み付き】を…またナーガかぁぁ!(笑)(コロコロ)普通命中な。

財前:どんだけ好きやねん。(笑)

琉華:まぁ、PCにいかんのはいいことや。(笑)

龍二:回避は…(コロコロ)19%とか無理だぁー!

GM:じゃ、68点。『PARALYZE』50%で。

龍二:着実に削られてんなぁ…(コロコロ)あ、しかも麻痺った。

GM:攻撃が25%になる、回避はできる。こっちは終わりな。

龍二:で、長之介か…まずはBS解除やな。103%で(コロコロ)ギリギリ成功。(苦笑)【正拳】だな(コロコロ)あかん、普通成功。

GM:(コロコロ)回避失敗や。

龍二:じゃ、70点な。

みちる:馬斬刀ー!(コロコロ)通常成功か…。

GM:(コロコロ)あかん、こっちも回避は無理やなぁ。

みちる:じゃ、111点!

GM:…大きいけど、倒すには至らへん。

財前:さて…何だかんだで結構殴られてるから、ナーガ回復。

龍二:すまんね…。

GM:ほんまに、総回診やな。(苦笑)

財前:とりあえず58点回復で。

龍二:おぉ、ありがとう!で、俺か…銃一発くらい撃ってみるか。(コロコロ)あかん、失敗。(笑)

琉華:オマケか。(笑)じゃ、【ヤマオロシ】!(コロコロ)44、成功!

GM:(コロコロ)88、失敗。

琉華:…あ、まわらず…128点!

GM:足りねぇ〜、若干足りねぇ〜…。


《6ターン》

みちる:ここでまさかの、柳のトドメとなるのか!(笑)

GM:頑張って!(笑)

柳:(コロコロ)95…ギリッギリ成功!

GM:(コロコロ)当たった!

柳:ダメージは…49点!

琉華:死んだ?

GM:い、いやいや、そもそもほとんどカキンです。(苦笑)

柳:俺も〔応援〕でよかったな、それ…。

GM:じゃ、こっち。最後に一花!一回目が…【麻痺噛み付き】!(いっコロ)2の人…?

PC全員:どんだけナーガ好きやねん!!(爆笑)

GM:またナーガか!(笑)(コロコロ)04でクリティカルや!

龍二:(コロコロ)無理ー!倍や、倍!

みちる:19%とか、無理だよなー。(笑)

GM:73×2で146点の素通し、『PARALYZE』100%!(笑)

財前:おぃ、せっかく回復したったのに…!

龍二:ほんまに…さすがに大ダメージや…残りHP148や!

琉華:回復しといて正解やったなー…。(汗)

GM:2回目の行動は…【麻痺噛み付き】…アカン!HPが足りない!

琉華&龍二:そこまで減ったか!(笑)

GM:てことで…他に…【セクシーダンス】!これは使える!

財前:しかし、今更やな。(笑)

琉華:ほんまや。(笑)

GM:(コロコロ)60、普通成功。全体な、20%の『CHARM』。

柳:(コロコロ)ん、避けで成功してる。

みちる:相変わらず効かない。

琉華:(コロコロ)当たったけど、耐えた!

龍二:(コロコロ)ナーガは避けれた!俺は耐えた。

財前:(コロコロ)かかったぁー!!!(笑)

GM:あ、それで俺を回復させたら…まだいけるんちゃう、これ?(笑)

龍二:その前に長之介の行動や!まず『PARALYZE』は(コロコロ)解けた。通常攻撃でいいか…(コロコロ)ん、成功。

GM:うらぁ!(コロコロ)おっしゃ!避けれた!!(笑)

琉華:耐えやがる!(笑)

柳:執念や…。

みちる:そこで俺の斬馬刀(コロコロ)ん、成功。

GM:うらぁ!(コロコロ)あ、98は絶対失敗か…。

柳:終わったな。(笑)

みちる:100云々点。(笑)

GM:はい、死んだー。

みちる:ブッシャー!


《戦闘終了》

GM:ってことで、経験点が3125点、それの5分割な。

龍二:一人625点ずつやな。ここまでで一人748点ずつ。

財前:うん、書いといて〜。

GM:でもって…他は?

龍二:まずはアイテムハント(コロコロ)お、クリティカルした。

GM:クリティカル?じゃ、『アトラスの篭手』っていうの。

龍二:ん、書いておこう。

琉華:あ、欲しい!

龍二:落ち着け、まだ効果も知らん。あと【カードハント】もする。

GM:『マンイータ』のカードやわ。

琉華:『アトラスの篭手』、確か打点が結構上がるはず!

GM:まぁ、後にしよう。あ、ここで<命運>2点回復してくださって結構です。

龍二:やった!大分助かる!

みちる:使ってねー…。




〜CLIMAX:黒い翼の黒幕〜


GM:じゃ、ここで大BOSSが出てきます。

柳:連戦?!

GM:うん、連戦。その牧田さんを倒した瞬間に、牧田さんから黒いモヤモヤが出てくる。

財前:どっから?どっから出てくる?

GM:な、何でそこにこだわる?(汗)背中から出てくる。

財前:背中か…残念やな…。

みちる:御開帳するん?

GM:してもいいけど…まぁ、止めにしとこか。

黒モヤ(GM):「よくも我が宿主を…」

みちる:そういや、死んだん?

GM:いや、生きてる。

黒モヤ(GM):「この女は私が利用するはずだったのに…」

みちる:…と言って?

GM:出てきたのは…堕天使『シトリー』。

財前:しっとりしてるん?(笑)

シトリー(GM):「我はソロモン王72柱の魔人の一人、60の軍団を率いるものだ!」

財前:72…多すぎんねん…。(汗)

GM:ちなみに見た目は、豹の頭部とグリフォンの翼やってさ。特殊能力は、人の官能をかき立てて男女を引き合わせんねんて。

財前:72柱…オセとかオロバスしか知らん。

GM:まぁ、あいつらよりは弱いわ。でも、さっきのマンイーターよりは倍ほど強い。てことで、こっちは1体な。

財前:超面倒くさいことになってそうやな、HP…。(汗)

琉華:1体?

GM:1体やで。

龍二:ナーガは出っぱなしでいいの?

GM:別にいいよ。

みちる:じゃ、さっきと同じ隊列で。

琉華:あ、何か喋ってた間に盾拾い直してたから。


《戦闘:堕天使シトリー》

琉華:イニシアティブ(いっコロ)17。

みちる:(いっコロ)20!

柳:(いっコロ)あ、僕も33。(笑)

GM:(いっコロ)コイツは27な。

財前:(いっコロ)25。

龍二:(いっコロ)俺は19、ナーガが24。

《柳⇒シトリー⇒財前⇒長之介⇒みちる⇒龍二⇒琉華》

《1ターン》

GM:じゃ、柳さん、どうぞ。

財前:通るんかなぁ?

柳:クリティカルじゃないと無理やなぁ…〔応援〕かなぁ…クリティカル狙いで殴るか(コロコロ)クリティカルしない。

GM:(コロコロ)当たりはした。

みちる:カキンな気がする…。

柳:一応、51点。

GM:限りなくカキンに近い、一応通ってる。(苦笑)ではこっち、一回目の行動が【マハラギオン】。

柳:ギャー!(汗)

みちる:うわぁ…。(汗)

GM:一列やから…(いっコロ)後列やな。

財前:わぉ!(汗)

みちる:アカンて…このパーティに魔法はアカンて…。(汗)

GM:(笑)そこを敢えて2回に分けるな。

琉華:…汐花、ナーガがいるでしょ?(笑)

龍二:あぁ…ただ、あれは対抗では撃てんから、次の行動でだな。(笑)

GM:(コロコロ)一回目クリティカル、二回目は失敗。

財前:ふざくんな!(汗)(コロコロ)あ、成功したから普通ダメージや。

龍二:(コロコロ)99、こりゃ無理だ。(汗)

GM:ダメージは魔法の79点、倍やと158点の素通り。

龍二:死んでんけど…。

琉華:【カバー】!【幸運】!

龍二:すまん!

GM:はいはい。じゃ、二回目の行動…【マハラギオン】(いっコロ)後列に。

財前:だから、ふざけんなぁー!(汗)

琉華:もう【カバー】はないで?

龍二:頑張ろう…。

GM:(コロコロ)一回目普通成功、二回目は失敗。

財前:避けれんだら死ぬっちゅーねん!(コロコロ)当たったー!

龍二:(コロコロ)避け無理、当たった。

GM:『火炎』の79点や。

みちる:《絆》使うか?

龍二:いや、大丈夫!耐えた!

財前:あ、俺は無理。

みちる:じゃ、財前を《絆》発動、カバー。『火炎半減』でナイスカキン、1点だけ通った!

財前:センキューです!

GM:じゃ、こっち終わり。

龍二:で、長之介か…。

琉華:ナーガ!アレしかないで!言うことは一つ!(笑)

龍二:分かってるさ…【水の壁】、全員次のターン終了時まで『火炎無効』。(笑)

GM:はいはい。こいつBOSSで頭いいから、一回無駄と判断したら二回目はしやんから。

財前:それはOKやな。

龍二:…ていうかゴメン、先に財前の行動やったな。(苦笑)

財前:え、あ、そっか。まぁいいや、自分を手当て…50点回復して終わり。

みちる:次、俺か。はい、斬馬刀〜!(コロコロ)通常成功。

GM:(コロコロ)通常失敗や。

みちる:じゃ、109点!…109点でもイマイチっぽいなぁ…。

龍二:俺だな。【メディア】、全員32点回復で。

柳:やった、全快した!

みちる:全快でーす。

琉華:丁度全快です!

龍二:役立った。(笑)

琉華:琉華ちぃはやること一つ…【気合】。


《2ターン》

GM:じゃ、トップに戻って…。

柳:ウチもやることは一つ、クリティカル狙いで攻撃!(コロコロ)そしてクリティカルしない…。

みちる:まぁ、その1、2点の積み重ねが大事やねん。

GM:そうかもな…(コロコロ)ん、避けれない。

柳:…お、まわった。64点になった!

GM:うぉ、さっきよりはきたな。

柳:毛皮を少し散らすくらいには。(苦笑)

GM:で、俺やね。一回目が…6は【マハラギオン】、一回目やから撃つわ(コロコロ)成功。

柳:効かない。(笑)

琉華:ブロック!(笑)

シトリー(GM):「な、なぬぅ?!」

龍二:「ふはは!残念だったな!」(笑)

GM:でもこれで学んだので、次から【マハラギオン】は撃ちません。二回目…7【マハラギオン】やから変更…6【マハラギオン】で変更…。

みちる:【マハラギオン】しかないんか?!(笑)

GM:そうじゃないけど、めっちゃ多いねん!(笑)3、【素手攻撃】!

全員:落ちたなー!(爆笑)

GM:2回に分けるな、一回目はナーガ、二回目は柳やな。(コロコロ)一回目失敗、二回目も失敗。分けたらアカンなぁ。

財前:次は教授か…ナーガ回復しよか。

龍二:あぁ、スマンな。

GM:あ、ところで、このターンで【水の壁】は終わるよな?

龍二:ん?終わるけど…。

柳:その度に張り直せばいい。

龍二:そういうこったな。

みちる:コストはなんぼなん?

龍二:無いよ。

GM:えぇ?!!終わったやん!!(汗)

みちる:強!(笑)

龍二:だって、コストの欄が『−』で横線入ってるし。(笑)

GM:…つまり俺は、まずそのナーガを落とさなアカンわけか…!

財前:しかし…そこでナーガに【応急手当】で74点回復!(笑)

みちる:それは落ちない。(笑)

GM:これは…マズイ…。(汗)

龍二:あ、次は長之介の行動?【水の壁】。

全員:(爆笑)

琉華:バシャーン。(笑)

柳:ナ・ー・ガ♪ナ・ー・ガ♪(笑)

みちる:さ、削っていこか。(笑)次は俺やな、斬馬刀で…いい加減クリティカル出ろ!(コロコロ)出ない、通常ヒット。

GM:(コロコロ)06で避けた!

龍二:さて、琉華の【ヤマオロシ】を〔応援〕するか(コロコロ)ん、成功だ。

琉華:はい、琉華ちぃ。【気合】こもった【ヤマオロシ】に【大地鳴動】【切り落とし】付ける!クリティカルなら6倍になる!(コロコロ)62…振り直す!(コロコロ)3でかい…もういいか、これで。ダメージが…390点しかいかん。

GM:はいはい、防護点アリやろ?

琉華:そうやなぁ…これじゃなぁ…。


《3ターン》

GM:さ、柳やで。

柳:殴る!(コロコロ)クリティカル出た!

龍二:お、ようやく。(笑)

GM:これで俺がクリティカル避けを…(コロコロ)しねぇわ、ていうか失敗した。

柳:48の倍で96点の防護点無視!

GM:ようやっとまともなダメージが。(笑)はい、次の方〜…て俺か。1は…【素手攻撃】か、ナーガを殴れ!…3はみちるか。一回で(コロコロ)お、クリティカル!

みちる:それは避けたい!(コロコロ)00って…。

琉華:ファンブルは振り直さなアカン!(笑)

GM:当たったら114点の防護点無視ですよ。(笑)

みちる:振り直す…(コロコロ)回避無理〜…まぁくらっとこか。

GM:よしよし…。2回目の行動は…お、きた!【スクンダ】!全員全ての判定に−4%してください。

柳:これは回避できやんからなぁ…回避率50%になったやん、どうしてくれんねん…。

龍二:それで50%て。(笑)

財前:次俺か、回復欲しい人は?

みちる:あ、してほしい。

財前:はいはい、【応急手当】で…59点回復で。

龍二:長之介か…【水の壁】で。(笑)

GM:それに全てが封じられてる…。(涙)

みちる:斬馬刀…(コロコロ)88で普通成功。

GM:(コロコロ)00、ファンブル!?(汗)

みちる:きた!…122点の倍で244点の素通り。

GM:結構きてるなぁ…。

龍二:よし、ここで<命運>1点払ってハファザのお父さん出すわ。後列な…(いっコロ)お、10出た。イニシアティブが21なので、みちるの次か。

《柳⇒シトリー⇒財前⇒長之介⇒みちる⇒お父さん⇒龍二⇒琉華》

龍二:で、お父さんの行動。【スクカジャ】(いっコロ)全員、全ての達成値に+9%なので…さっきのと相殺しても、まだ+5%になったぜ!

GM:エロイなぁ〜!

琉華:それは大きい!(笑)言うことは一言、【気合】溜める。


《4ターン》

柳:ま、殴っとこか。

GM:裏切るとかでもいいんちゃう?

龍二:ここにきて、まさかの。(笑)

柳:しねぇよ。(笑)(コロコロ)94、通常当たりか。

GM:(コロコロ)96、絶対失敗や…。

柳:…ダイス目悪い、47点や…。

GM:ほぼカキンな勢いです。(笑)

財前:防護点45点くらいか…。

GM:それは分からない…。次、俺か。言うても【マハラギオン】無理やから…【素手攻撃】、結局これか。4は琉華か。分けない…(コロコロ)47!

財前:【水の壁】張ってるかぎり、後列には攻撃こんな。(笑)

龍二:そのための、壁だ。(笑)

琉華:(コロコロ)回避、ミス。

GM:58点な。

琉華:あぁ、21点しか通らんわ。【切り落とし】使ったから、盾落としてるしな…。

GM:2回目は…【素手攻撃】を柳に。(コロコロ)37は普通成功。

柳:…【カウンターストライク】で殴り返す!(コロコロ)クリティカルはしないか…<命運>で振り直す!(コロコロ)無理か、通常成功で53点殴り返す。

みちる:大丈夫、8点くらいは通ってる。(笑)

GM:何故バレる…はい、次の方〜。

財前:誰か回復欲しい人?

GM:はい!(笑)

財前:それは無い。(笑)じゃ、琉華の【ヤマオロシ】を〔応援〕(コロコロ)はい、成功。

龍二:長之介、【水の壁】張って終了。

GM:早く【マハラギオン】を解禁してください…。

龍二:後列きたら嫌やから、無理。(笑)

GM:一発しか撃ってねぇ…。

琉華:ナーガを取られた時点で、アウトやったな。(笑)

みちる:じゃ、殴るな(コロコロ)通常ヒット。

GM:(コロコロ)当たってるよ。

みちる:ダメージが107点。

柳:次は…お父さ〜ん。

龍二:お父さん、もう一回【スクカジャ】(いっコロ)更に全てに+4%、合計+9%の状態な。

柳:上がっていくな〜。

龍二:で、俺か…財前との《絆》を使ってMP回復しよう。

GM:何を思ったや。(笑)

龍二:「これが終わったら…彼と一杯飲むんだ…」

みちる:死亡フラグ立った〜。(笑)

財前:「おぉ、えぇなぁ。姉ちゃんいる所行こかぁ〜」(笑)

龍二:「お前のお気に入りの店、連れてってくれよ」(笑)これでMP回復して終了。

琉華:で、琉華ちぃ。【気合】付き、【ヤマオロシ】と【切り落とし】(コロコロ)通常成功、ダメージが308点。

GM:はいはい、普通のダメージやな。

琉華:【煌天の会心】が出ないのが痛い…。


《5ターン》

柳:殴る以外できない…(コロコロ)クリティカルでないな〜…普通成功。

GM:(コロコロ)はいはい、ダメージは?

柳:51点〜、チクチクいくで〜。

GM:はいはい、これで俺か…【マハラギオン】撃ちたい…勝ち目ねぇよ、これ…。【素手攻撃】を琉華に(コロコロ)普通成功…。

財前:ていうか、素手攻撃でナーガを殴ればいいんちゃう?あまりにもアホすぎるやろ、それ?

龍二:それは確かに。(笑)

GM:一応、戦略的行動はアカンとされてるからなぁ。(苦笑)

財前:あぁ、それは仕方ないか…。

龍二:まぁ、そうじゃないと逆に本気で殺しにいけてしまうからな。

GM:そうやねんなぁ…。

琉華:(コロコロ)とりあえず、当たってんで。

GM:54点な。2回目の行動…【素手攻撃】をまた琉華に(コロコロ)普通成功。

琉華:また?!(コロコロ)当たった!

GM:53点な。…何で【水の壁】、自動やねん…おかしいやん…。

財前:でも、その技持ってる奴多いけどな。(笑)

龍二:あぁ、ウンディーネでさえ持ってたな。(笑)

みちる:『火炎』以外は通るんやし…。(笑)

琉華:【マハラギオン】使うBOSS選んだ、GMのミスや。(笑)

GM:そうやねんなぁ…。(脱力)

琉華:あ、財前教授、回復が欲しいです。

財前:はいはい、52点回復で。終了で〜す。

龍二:長之介は【水の壁】で。

みちる:今+9%か…《絆》使って更に+10%します。136%で…(コロコロ)10、やったクリティカル!ダメージが…結構まわった、117×234点の素通り!

GM:……でも、まだまだ生きている。(苦笑)

みちる:HP高!(笑)

GM:いや、でも早いもの勝ちですよ〜。残りHP2ですよ〜。(笑)

PC全員:2?!(爆笑)

龍二:よぉし、ここでお父さん、俺を〔応援〕(コロコロ)47、成功!そして続けて俺が撃つ(コロコロ)31、成功!『ガン』属性な。

GM:はいはい(コロコロ)避け、無理。47点越えたら俺の負け。

龍二:……残念やったな、32点や。

全員:(爆笑)

龍二:本気で銃はオマケだからな〜。(笑)

柳:オマケにも程がある。(笑)

琉華:琉華ちぃ、落としに行くわ。(笑)【ヤマオロシ】【切り落とし】(コロコロ)はい、成功。とりあえずダメージは100点越える。

GM:はい、死んだ。はぁ、終わった…。


《戦闘終了》

龍二:間違いなく、この戦闘におけるMVPはナーガだから。(笑)

みちる:それは間違いない!100%ナーガのおかげやし。(笑)

GM:最初【マハラギオン】をクリティカルで、やってもたかなぁ…とか思ったら、一瞬やったわ!(笑)




〜ENDING:降りかかる禍根〜


シトリー(GM):「ば〜か〜な〜!」

財前:逆に、【水の壁】なかったら、めっちゃシンドかったやろうけどな…。

龍二:それは確かに。とりあえずアイテムハントを…(コロコロ)06、クリティカル。

GM:『魔反鏡』、マカラカーンの効果のアイテムやな。

柳:おぉ、いいのが出てきた。

龍二:アイテムでは何故かよくクリティカルする。…しかし、本当に【水の壁】なかったらマズかったな。

みちる:ほんまに…どんだけ「魔」が弱点やねん、このパーティ。(笑)一応『火炎耐性』あるけど…。

龍二:あ、<命運>使って【カードハント】もしとくわ。

GM:はいはい、『シトリー』のカードです。Lv31やで。

柳:経験値は?

GM:えっと、5775点。

龍二:一人1155点だな。

シトリー(GM):「じ、地獄の軍団長ともあろう、この俺が…こんな奴らに…!ていうか、ナーガにぃ!」(笑)

長之介(龍二):「いやぁ、いっても俺、龍王だしぃ」(笑)

GM:堕天使と龍王…どっちが上かよく分からん。(笑)

柳:何となく、龍王のが上っぽい。(笑)

シトリー(GM):「今回は引いておくが…これから、第二、第三の堕天使達が、この街のことを襲うであろう!」

龍二:ソロモン72柱、全部相手しないかんのかねぇ…。

柳:多分、次の奴とかが言うんやろ。「アイツなぞ、所詮我らの中では一番の小物!」とか。(笑)

GM:一番ではない、4、5番目くらいや。(笑)

シトリー(GM):「まぁいい…今日のところは、この娘はお前達に返しておこう…。しかし、その娘の心はもう、穢れきっておる…ふっふっふっ、美味であった…さらば…」

龍二:「待て…どんな味だった…?くくく…」

シトリー(GM):「えぇ?!」(笑)

琉華:ニルヴァーナが出た。(笑)

龍二:おっと…。(笑)

GM:ってことで、帰ってった。

龍二:「長之介、お疲れ〜!!」(抱きつく)

琉華:「お疲れ様〜!」(笑:抱きつく)

GM:ヌメヌメしてそうやけどな。(笑)

龍二:気にしない。(笑)ま、2体共送還するかね。

柳:あれ?今って、時間は夜?

龍二:いや、午前中にコンビニの聞き込みと、新田一家の退治やったから…今で昼過ぎくらいか。

柳:あ、じゃあ姉上に連絡だけして、姫の所に帰ろっと。

龍二:え、ちょ…この子(牧田)のアフターケア、どうするよ?

財前:アフターケア、任せときぃ。

柳:…あんまり信用ならん。(笑)

財前:いやいや、ウチの病院はちゃんと精神科医もいるから。まぁ何せ、この子には色々助けられることがあったからね〜。森本教授はね、娘さんが大変なことになって家も大変になるやろうから…。あと、新田教授も死んでしまったので…これで、私の位もちょっと、ね。

全員:(爆笑)

GM:さ、最悪やぁー!この事態で甘い汁吸ってる奴おったぁ!(笑)

財前:いやぁ、この娘には感謝しても、したりやんくらいやわ。(笑)私が責任持って、医者として面倒見させて頂きます。

龍二:あぁ、頼むわ。(笑)

柳:…これ、最後に属性評価だけ、めっちゃやりたい。(笑)

GM:あぁ、そうやな。(笑)

龍二:え、話のシメは?

GM:ん?今のじゃないの?

龍二:最後くらい、ピッチリいこうぜ…せめて各自のエンディングとか…。

財前:あぁ、それは確かに大事やな。色々な人との関わりとかあったし…。

GM:いやぁ、今回のことで、人間関係ボロボロになったやろ。(笑)

琉華:友達何人も倒した。(苦笑)

財前:ほら、関係とかで『不在』とかもあったやん。

琉華:ていうか、友達死んでってんけど…。

財前:じゃあ友達も皆『不在』になった。(笑)

琉華:「また私の友達がいなくなってしまった…」

龍二:それも、結構ゴッソリいったよな。(笑)

柳:うん、ゴッソリいったね。(笑)

琉華:「友達、3人もいなくなったわ…」

龍二:まぁ、牧田は生きてるけどね…ヤンデレになったけど。(笑)

琉華:ヤンデレ…。(笑)

柳:病んでるんや。(笑)

財前:え、この先も?

GM:さぁ?それは次に出てきたら分かるんちゃう?

財前:そこはウチの治療で…改造されてるかもしれんけど。

全員:(爆笑)

GM:強化人間第2号や。(笑)

龍二:しかも新しいタイプ。(笑)

財前:最新型や。(笑)

みちる:…俺、プロトタイプかよ。(笑)ていうか、最後まで【フルオート】撃たんかったな…いらんな、これ。

柳:俺は火力なさすぎやったなぁ…。

琉華:それは仕方ない。射撃型やし。

みちる:まぁ、その分回避が強いからなぁ。HPは?即死級なん?

柳:HP100…。

琉華:即死級やな。(苦笑)

龍二:ていうか実は、俺も【幸運】持ってたんだわ。

琉華:あ、持ってたんや。

龍二:うん。使ってもらったから、黙ってたけど。(苦笑)

琉華:【カバー】【幸運】て言うためだけに取ったから、いいよ。

龍二:ん。次攻撃きたら使おうと思ってたら…【水の壁】張って、攻撃こなくなった。(笑)

琉華:それな。(笑)

GM:全て止めやがって…。

龍二:相性悪かったなぁ。(笑)ま、後日談としても俺は、また普通の探偵業に戻るだけやけどな。

GM:また第二、第三の刺客がやってくるわ…。とりあえず、お疲れさん。

PC全員:お疲れ様で〜す!



〜Fin.〜





〜座談会〜


琉華:あ、属性評価しようや。あと、コミュ1つに1dや。

GM:あぁ、そうなんや。

財前:一人ずついった方がいいな。

柳:(いっコロ)…あ、やってしまったから言うね。『姫』との《絆》が9点上がった。《絆》レベルが5になった。

みちる:『柳』との《絆》を深める(いっコロ)…ぐあぁー…2点かよ。

琉華:『星司さん』の《絆》を上げる(いっコロ)4点。

龍二:…『浦田警部』やろ、ここは。(笑)(いっコロ)10きた!振り足しで一気に13点、ランク1個上がった。

みちる:すげぇ。(笑)

財前:『キャバ嬢のトモちゃん』(いっコロ)3点。あ、10になった。(笑)

みちる:次から戦闘中にキャバ嬢が回復とかしに来てくれる。(笑)

財前:おほぉ、たまらんのぉ。(笑)

龍二:じゃ、属性評価?これはどうやって決めるん?

GM:皆でそれぞれ言うてくねん。まずは琉華から。

琉華:あ、ウチなんや。

GM:ん〜………『ロウ』かな。

龍二:だな、特におかしなこともしなかったし。

琉華:うん、NPC以外ではおかしなこと、しやんかった。

柳:『ロウ』かな。

GM:じゃ、『ロウ』で。

琉華:はいはい、上げとくわ(いっコロ)

みちる:次俺?…俺って、『ニュートラル』じゃね?

GM:確かに。(笑)

柳:『ニュートラル』やったね。(笑)

みちる:(いっコロ)3点分『ニュートラル』になった…え、これでも40点になったらNPC化なん?

GM:そうやで、それが嫌なら…逆の属性の行動取ればいいねん。

龍二:『ニュートラル』の逆……『ヒーホー』?(笑)

みちる:難しいな!(笑)

GM:で、柳は…ま、『ロウ』やな。

財前:やな。

柳:割と普通の行動しか取ってなかったからね。忍者はどうしてもルールに縛られるものやしね…(いっコロ)1点やった。

GM:次は汐花…あんたは『ライト』かな。『ロウ』ではない。

龍二:俺が…『ライト』?『カオス』かと思った。

GM:あぁ、『カオス』…かなぁ?

柳:『ダーク』ではない。

龍二:……チャリとかパクったから、『カオス』がいいな。

GM:あ、そっか。じゃ、『カオス』で。

龍二:はいよ(いっコロ)うわ、7点上がったよ…。

柳:で、次が教授やけど…。

GM&柳&龍二:『ヒーホー』やな。(笑)

財前:えぇ?!

琉華:『ダーク』でもいいと思うけど…。『ダーク』取って闇医者になってほしい。(笑)

財前:じゃあ、『ダーク』『ヒーホー』?(笑)

GM:とりあえず、『ヒーホー』でいいわ。(笑)

柳:『ヒーホー』やね。(笑)

財前:『ヒーホー』か…(いっコロ)6点の『ヒーホー』になった。(笑)

みちる:あ、今の経験点を教えてください。

龍二:一人1903点+シナリオ点だな。

GM:あぁ、シナリオ点が…ちょっと計算するわ。

みちる:ま、これなら多少欠番出ても、バランス崩れんかぎりできるな。

財前:このまま続けると……どんどん歳取って…って、俺1年後に死ぬんやった。

全員:(爆笑)

琉華:そこはほら、自分を改造すんねん。(笑)

龍二:ダメになった臓器から順に改造していく。(笑)

柳:サイボーグ系やな。(笑)

財前:アウトサイダーなら相性いいけどな。(笑)それなら1年後も生きてると思う。

GM:……ん〜、特にシナリオ点に関しては書いてないなぁ…倒した悪魔の分としか…。

龍二:あれ、そうなんか…じゃあ、この1903点を切り上げて2000点にする気はない?(笑)

GM:あぁ、別にええで。金は200マッカやな。

みちる:お、やった!

GM:ま、こんな感じでおしまいです。



〜おしまい〜