第1話 : 銀の髪の少女



〜目次〜

0:まずは自己紹介
1:少女との出会い
2:大空への旅立ち
3:発着場を目指して
4:謎の悪魔と帰還
座談会



0:まずは自己紹介


GM:え〜では!不肖私、ヒノキがGMを勤めさせて頂きまして…モンスターコレクションTRPG、第1話『銀の髪の少女』を始めたいと思います!

プレイヤーB:お、マリスやな!

GM:それはクリスタニアやん。(笑)はい、始めます。

プレイヤーA:はい!

GM:まず君達の状況から。今君達は“空中都市”タージケントにいます。

プレイヤーB:お、故郷や。

GM:あぁ、地元設定やったな。で、君等は前に…まぁとある依頼を一緒に受けて、仕事仲間になったということにします。

プレイヤーA:グラディーエーターになるって話は一体どこに…。(笑)

プレイヤーB:きっとそうしようとして、サザンで出会ってんな。

GM:そういうことにしてください。……え、(A)は本当に既婚者て設定でいいの?

プレイヤーA:うん、それはいいよ。

プレイヤーB:一体何しに来たんや…さては、一攫千金を狙ってきたんだな!よし、仲間になろう!

GM:そんな感じの出会いだった、ということで。

プレイヤーA:…ということは、もう一人のキャラはまさか娘…?…設定21歳…アカン、5歳の時の子供になってまう。(笑)

GM:若いにも程があるわ。(笑)じゃあ、自己紹介をしてもらおうかな。

プレイヤーA:ん、じゃあ私から。まずは…プレイヤー、A−1。(笑)名前はクローディア、年齢は26歳の女です。属性は『土/魔』、性格は『仁義』を重んじる『楽天家』。種族『人間』は当たり前として…職業が、元々は『芸人』から始まって歌姫(『辻音楽家』)になり、そして最後には『豪商』になったというわらしべ長者的な人生を…。

プレイヤーB:『豪商』……一体、ここに何しに来てはるんですか?

GM:働く必要あらへん。(笑)クラスは?

クローディア:クラスは『モンク』『バトルダンサー』です。

GM:はい。では、お次〜。

プレイヤーB:B、名前はカシュー、23歳の男です。属性は『火/風』、性格は『赤好きんちゃん』の『ハーピィ好き』。

GM:…『赤好き』の『ハーピィマニア』ね。(笑)

クローディア:『赤好き』って何やねん、意味分からん。(笑)

カシュー:これ性格ちゃうやん、って話やけどな。(笑)あとは…職業が『隠者』『狩人』のクラスが『サモナー』『アーチャー』です。将来の夢はハーピィを仲間にすることです。ムーライト・ダンサーに会いたい…。

GM:えっらい先の話になりそうやけどな。(笑)んで、最後に…?

プレイヤーA:プレイヤー、A−2。(笑)名前はセレナ、年齢21歳の女の子です。属性は『水/聖』…。

GM:……見事に3人で6属性分かれたな。

クローディア:あ、ほんまやな。

カシュー:言われてみれば…。

セレナ:性格は『素直』『クール』です。クラスは『エレメンタラー』『ホーリーオーダー』、後列回復役ですね。職業はクラウディアの『使用人』2Lvってことにした。

GM:あぁ、付き人なんや。

セレナ:そうそ。

カシュー:エロいなぁ…。

セレナ(GM):「奥様、そんな一人で出歩かれては…」

クローディア:そんな感じで付いてきたってことで。(笑)あ、でも『素直』『クール』やしな…そんな心配性でもないかも。

セレナ(GM):「奥様、そこ、危ないわよ」

クローディア:むっちゃタメ口になった。(笑)

GM:案外ムズいぞ、これ。(笑)まぁ『使用人』2Lvやから、身の回りの世話は一人で大体のことはやってくれるわ。

カシュー:「それは有難い」

セレナ(GM):「奥様限定です」(メガネをクイッと)

クローディア:「何を勘違いしているのかしら?」(笑)

カシュー:「あれぇぇ〜?(笑)お金払うからやってやぁ〜」

クローディア:「ま、それならいいわよ」(笑)

GM:ま、こんなとこかな。

カシュー:やな。

GM:じゃ、始めるかー。



1:少女との出会い


GM:はい、では今君達は、先ほども言いましたがタージケントにいます。最近、このタージケントでは…所謂、空中庭園ですね、空浮く古代遺跡の発掘が盛ん…というか、良く取り組まれてるみたい。

カシュー:今って時代はいつなん?空中庭園はもう落ちてるん?

GM:いや、まだ浮いてる。それどころか、これから初めて発掘を進めていこうって感じ。

カシュー:ってことは…。

GM:イエルの前だな。

カシュー:やな、はいはい。

GM:ん、で、君達はこのタージケントで生計を立てていくためにも、その『空中庭園探索者管理事務所』っていうところに所属してます。ここは色んな冒険者が来て、空中庭園を散策するための権利とか、クエストを得るための場所。

カシュー:要はギルドやな。

GM:ま、そういうこっちゃな。はい、んで今日も今日とて君達はその事務所に来てます。

カシュー:「奥さん、今日はどこ登る?」

クローディア:「あんた、いつから使用人になったん?」(笑)

カシュー:「別にそういう意味の“奥さん”ちゃうよ」(笑)

GM:…え〜…事務所に来てんねんけど…。

クローディア:あぁ、事務所に来て〜…ここには初めて来たん?

GM:いや、何回か来てるけど、クエストらしいクエストをまだ受けさせてもらえてないことにしようか。

カシュー:「じゃあ、そろそろ」

事務員(GM):「……そろそろ?」

クローディア:「あ〜そろそろ〜クエストを受けさせてもらえないでしょうかねぇ〜」

カシュー:奥様、腰、低ぅ!(笑)

GM:OK。(笑)まぁ、そんな感じで事務所内ウロツいてたら…事務所内には色んな人がおんねんけど…君等の方に、1人の少女が近寄ってくるわ。

カシュー:(即)何歳くらい?

GM:見た感じ、13、4歳かな。

カシュー:…際どい所やな…。

クローディア:……ろりこん…。(苦笑)

少女(GM):「あ、あの〜…すみません、ちょっといいですかぁ?」

GM:ってか細い声で話しかけてきたわ。見ると長い銀髪、美しいスミレ色の瞳の少女やな。

カシュー:(即)惚れた!!

クローディア:え、えぇぇぇ〜??(汗)

カシュー:クラッときた!

クローディア:……気持ちわる…。

カシュー:ロリコンの何が悪い!!

クローディア:バックベアードに食われてしまえ…。

カシュー:サ●ジ系キャラでいくから。

GM:じゃあカシューはこれまでに、4千444回求婚を断られてるキャラということで。(笑)

カシュー:えぇ〜?!(笑)「お嬢さん、結婚してくれぇ!」

少女(GM):「だが断る」(笑)

GM:まぁ少女が話しかけてきた、と。見た感じ、旅装束は着てるけど、荷物は肩掛け鞄一つ!衣服も擦り切れてない、新品同様!

クローディア:…新品同様?

GM:うん、新品同様。

カシュー:「御嬢ちゃん、ここに(全財産)280Gがある」

少女(GM):「……はい…?」

カシュー:「これで、どう?」

少女(GM):「………はぃ?な、何をですか?」(汗)

カシュー:「結婚式」

クローディア:……良かった…まだ良かった…一瞬、まさかと思ったわ…。

少女(GM):「わ、私、まだそういうこと、考える歳じゃないので…」(引)

カシュー:「そうか……」

少女(GM):「ところで……貴方方は、空中庭園に向かわれる冒険者の方達、ですよね?」

カシュー:「違うで!御嬢ちゃんの愛の虜さ☆」

少女(GM):「はぁ……で、結局のところ、どうなんですか?」

カシュー:スルーされたぁぁー!(笑)

クローディア:…正直、しんどいわぁコイツ…。(笑)

カシュー:たまにはこういうキャラもいいやん。(笑)

GM:…いつもじゃね?(笑)で、どうやねん。ていうか、何しに来てん。(笑)

クローディア:「アナタは、ここに何しに来たの?」

少女(GM):「私は、もしも貴方達が空中庭園に向かわれる冒険者なのでしたら、是非とも私を貴方方の仲間に加えて欲し……」

カシュー:(即)「喜んで!!」

GM:(やりやす!(笑))

カシュー:「是非、喜んで!!」

少女(GM):「あ、ありがとうございます!!」

カシュー:「むしろ、俺の愛を受け取って!」

少女(GM):「その話はまた、おいおい…」(笑)

クローディア:ロクなパーティじゃないなぁ…。(苦笑)

GM:ちなみに、君らの装備は中古品?

セレナ:セレナは少し中古品があるかな。

カシュー:「セレナちゃん!言うてくれたら、新品買ったったのに!あと、いくら必要なん?」

セレナ:「……270G、ですね」

GM:あれ?さっき、280Gが全財産て…10Gしか残らん。(笑)

カシュー:貧乏って辛い…。「もうちょっとだけ、待ってくれへん?」(笑)

セレナ:「仕方ないですね…」

GM:そういうためのお金稼ぎのためにも、今アンタらはここに来てんねんやん。頑張って稼ぎー。(笑)

カシュー:甲斐性無しの自分が恨めしい…。

少女(GM):「あ、申し送れました。私の名前はクラリーネといいます」

カシュー:クラリーネ…じゃあ、クラリネットちゃんと呼ぼう。

GM:クラリーネやってば。(笑)年は14歳。

カシュー:…14かぁ〜……。(やや辛そう)

GM:ちなみにこの世界、15歳は結婚適齢期な。

クラリーネ(GM):「私は元々、西の…ウォーレス地方に住んでいました」

カシュー:「え、わざわざそんな所から来たん?!」

クラリーネ(GM):「はい。というのにも、理由があります…」

カシュー:あ、ちなみにウォーレスは別名“水の都”な、水のエレメントが強いねん。

クローディア:ふぅん…。

GM:簡単に世界観の説明を。中心に聖と魔を司る“王都”サザンがあって、今いるタージケントが東側、反対側の西側がウォーレスやねん。

カシュー:タージケントは風属性な。

GM:まぁ、あとはオマケで…北が岩山の多い土属性、南が砂漠の多い火属性の土地って覚えておいてくれたらいいわ。

クローディア:…なるほど…。

GM:ま、今はそんだけで十分。んで話戻すけど、クラリーネは今は一人やねん。元々母親と二人暮らしやってんけど、母親がこの東方を目指して旅立ってんやん。

カシュー:マルコ・ポーロかよ…。

GM:で、その後をクラリーネちゃんは…聞くも涙、語るも涙の生き方をしてきて…。預けられてた親戚の家を母親追いかけて飛び出したら、狼に襲われ、見ず知らずの親切な人についてったらいつのまに檻の中に閉じ込められて売られかけたり…。

カシュー:「うわぁ…だが、もう俺がいれば大丈夫!!さぁ!」

クローディア:何が「さぁ」やねん…。

GM:クラリーネがここまで来た理由ってのが、そのお母さんが東に向かったってのもあるけど……それより何より、お母さんが普段から…。

クラリーネ母(GM):「空中庭園には…何か、ある!!」

GM:って言い続けてたからやねん。(笑)

クローディア:どんな母親やねん。(笑)

GM:で、母親探して何とかかんとか、ここまで辿りついたってこと。

カシュー:「クラリーネちゃん、違うで」

クラリーネ(GM):「…え?」

カシュー:「君は…俺に会いにきてん!!これも運命なんだよ!!」

クラリーネ(GM):「………ま、まぁ…そういうことも…あるんですかねぇ?」

クローディア:「いや、ないでしょ」(笑)

GM:もう、死んだ魚のような目でカシュー見てるわ。(笑)

カシュー:それでもアタックするのが漢…!

GM:あぁ…うん、んで…ここに辿りついて、いざ空中庭園探索の冒険者登録をしようとしたら…『15歳未満は保護者同伴じゃないと無理!』って言われてん。

クローディア:何じゃそりゃ。(笑)

GM:だから、まぁ早い話…一時的に保護者になってくれ、って話や。(疲)

クローディア:「ん〜…まぁ、要するに、結局は母親を探したいってことでいいんかな?」

クラリーネ(GM):「そうなんです!でも…お金が無いんです…」

GM:母親が旅立ったのが3年前で、それからクラリーネは母親が残してったお金で生計を立てててんけど、一週間前に底ついちゃってん。

カシュー:あらら。(苦笑)ちなみに、この世界で1ケ月の生活費ってどんなもんなん?

GM:え〜、一食1〜2Gの世界やから、そこに宿屋とか足していくと…まぁ100〜200Gあれば普通の生活はできる、かな?

カシュー:そうか…また微妙に多いのか少ないのか…。

GM:まぁカシューはここが地元やし、家かアパート持ってることでいいよ、毎回ローンか家賃は支払ってもらうけど。

カシュー:『隠者』でもあるから、森の中の掘っ立て小屋やわ。(笑)

GM:あぁ、じゃあそれで。(笑)奥様は?同居?別居?

クローディア:いやいや、別、別!

カシュー:人妻には興味ねぇ!(笑)

クローディア:私もアンタに興味なんかないわ!(笑)

GM:じゃあ奥様とセレナは宿屋ってことで。(笑)んで、話戻すで。

クラリーネ(GM):「私、お金はないんですけど…皆さんのお食事は御用意できると思います」

GM:って言って、ローブの胸元に手突っ込んで、ゴソゴソと拳大の青い巻貝を取り出したわ。

カシュー:(苦笑)

GM:?……あ、別に「この巻貝を食え!」って言ってるわけちゃうからな?(笑)

カシュー:ウネウネしてるんやろ。(笑)

クローディア:ウネウネはしてないやろ〜…。(汗)

GM:……!分かった、違うの想像してる。巻貝とは言っても、貝殻な!(笑)

カシュー:あぁ、あぁ!(納得)アクアマリン・タワーかと。(笑)

GM:あんなん食ったら腹壊すで。(笑)で、その巻貝…何か不思議な、キラキラと輝いてるんやけど…クラリーネがその巻貝に何かボソボソっと話しかけると、貝の口から『皿に乗った魚の塩漬け』と『焼けたソーセージ』が出てきました。

カシュー:すげぇ…!

クローディア:何という…!

クラリーネ(GM):「今は日持ちする食べ物しか出せないのが難点ですが…他にもこの貝には色々と便利な使い方があるんです!」

カシュー:「へぇ〜…」

クラリーネ(GM):「というわけで…よろしくお願いします!」

カシュー:「ふっ、そんな貝がなくても、君は十分素敵さ☆」

クローディア:「まぁ…その貝があるから連れていこか」(笑)

GM:何て打算的な仲間入り…。(笑)ま、クラリーネが仲間になりました、と。

カシュー:さて、じゃあ…行こうや。

GM:そうやな、じゃあ改めて事務所の窓口に来ました。

カシュー:「ちぃーっす!ちぃーっす!」

事務員(GM):「ちぃーっす!」

カシュー:軽!(笑)

GM:とは、言わんよ。(笑)それこそ、カ●ファみたいな女性事務員やわ。こう、メガネをクイッと上げて、

女性事務員(GM):「あら、今日も来られたんですか?」

カシュー:「今日こそ行きます!」

クローディア:「…む、ライバルキャラやな…」

GM:何のライバルやねん。(笑)

カシュー:「で、ディナーはどうですか?」

女性事務員(GM):「でぃ、ディナー、ですか…?」

GM:あ、もう何度か会ってるから名前知ってることにしよう、この人の名前はキーラさんな。

カシュー:何歳?

GM:ん〜…24歳くらいかな?

カシュー:1歳上か…ギリギリいけるな。

GM:ゾーン広いなぁ〜。(笑)

クローディア:え、キキーモラ?

GM:キーラだってば。

カシュー:キラ?(笑)

GM:そして君が新世界の女神となる〜!(笑)

カシュー:「今日こそ一緒にディナーに行くって約束したじゃないですか〜」

キーラ(GM):「そのようなお約束、記憶にございません」(クイッ)

カシュー:「あれぇ?おかしいなぁ…」

キーラ(GM):「では、次の方〜」

カシュー:あれぇ…じゃあすごすごと帰るわ…。

GM:帰るんかい!(笑)

キーラ(GM):「と言いたいところですが…現在、やや空中庭園の捜索隊の人手が不足してきているのが現状です…」

カシュー:「1ディナーで、どぉ?」

キーラ(GM):(スルー)「現在空中庭園調査委員会では、“樹海”と呼ばれるエリアの捜査を進行させています」

カシュー:空中なのに樹海とは、これいかに。

GM:空中庭園のエリア内に樹海があんねん。

カシュー:なんと…。

キーラ(GM):「“樹海”とは、空中庭園における最も外周にあたるエリアでございます」

カシュー:全然アカンやん!(笑)

GM:空中庭園まで飛んで行くと、不思議な力…結界で阻まれて外周までしか取り付けへんらしい。

カシュー:あぁ、なるほど…。

キーラ(GM):「その“樹海”に降り立つことで、そこからは歩いて空中庭園内の調査をして頂く形となります」

カシュー:「OK!任せろ!余裕や!」

キーラ(GM):「ふふ、心強いですね…」

カシュー:「だから1ディナー」

キーラ(GM):「……では、無事に任務が終わりましたら、考えさせて頂きます」

カシュー:「任務?それは、どこまで?」

キーラ(GM):「それをこれからご説明させていただきます」

カシュー:「あ、はい。先走りました」(笑)

キーラ(GM):「この“樹海”エリアには、強力な迷いの儀式が施されておりまして、“樹海”エリアから先へと調査を進めることも難航している状況です。ちなみにこの“樹海”エリアでは、どのような生物が生息しているのか、どのような鉱物、植物が採取できるのか、そういったことも…まぁ、余裕があれば調査してください」

カシュー:じゃあピッケル持っていかんとなぁ。

クローディア:あと虫かごとかもな。

キーラ(GM):「そういった、依頼以上の素材品や魔法の品が発見された場合、皆さんの財産として接収してくださって結構です」

カシュー:「あ、そうなんや」

キーラ(GM):「はい。ただ、中にはそういった品を求める方もいらっしゃいますので、そういう方にお渡しすると、本来の依頼報酬以外の報酬を得ることもあるかと思います」

カシュー:「ふむ、つまり…君だね?」

キーラ(GM):「私は報酬外でございます」(クイッ)

カシュー:あらぁ。(笑)

キーラ(GM):(クイッ)「それでは、間もなく飛空挺の出発時間となります」

カシュー:「飛空挺とかあるんや?!」

キーラ(GM):「はい、ございます。あちらが乗り口となっております。では、皆様の御武運をお祈りしております。行ってらっしゃいませ〜…依頼受諾書類の類はこちらで処理しておきますので」

カシュー:「はい、お願い。俺、名前書けへんから。基本アホやから」(笑)

GM:IQ11やん。(笑)あ、ちなみに今回の探索依頼でうまくいけば成功報酬は3000Gな。他にはさっきも言ったけど、生物とか、鉱石とかが…。

カシュー:功績に応じて貰えんねんな、鉱石だけに。(笑)

GM:そういうこっちゃ。(笑)あと支給品として一人に一つずつ布袋が渡されて、中には『保存食×10』『松明×10』『治癒の薬×3』が入ってるわ。

クローディア:結構貰えるなぁ…スロットいっぱいやけど…。

GM:戦闘以外のところでの準備がものいうな。

クローディア:そういうこっちゃな。



2:大空への旅立ち


GM:はい、じゃあ飛空挺乗り場に着きました。他にも何人かの冒険者達が乗ろうとしています。

クローディア:ほぅ、他の冒険者も、ねぇ…。

GM:君等と同じようなペーペーの感じの冒険者もいれば、屈強な感じの人もいます。

クローディア:ん〜…どうしよ…。

GM:何がや。(笑)で、それを見てクラリーネが、ワキワキしてるわ。

カシュー:ワキワキ?!(笑)

クローディア:ソワソワ?(笑)

カシュー:ピキピキピキピキッ…!(笑)

クラリーネ(GM):「っそ!邪魔しやがって、アイツら…!」(笑)

GM:っていうわけではないから。(笑)普通にワクワクしてるよ。

カシュー:じゃあ手でも繋ぐわ。「さぁ、お嬢さん!私の手を…!」

GM:てってってっ…ってさっさと一人で乗り込んでったわ。

カシュー:あれぇぇ〜?(笑)

クローディア:悲しいな〜…。

カシュー:悲しいな…慌てて追いかけよ。

クラリーネ(GM):「わぁい、初めての飛空挺ですぅ〜!」

GM:って大喜びしてるわ。てことで、はい、全員飛空挺に乗り込みました。離陸時にかかる重力に、大地の偉大さを感じます。

カシュー:「Gが、こんなに凄いなんて…!」

GM:そらシミュレーション通りにはいかないさー!(笑)

カシュー:シミュレーションも何もない、ぶっつけやん。(笑)

GM:まぁな。(笑)では…タージケントがそもそも地上から2kmくらい高さがあんねん。

クローディア:あ、そうなんや。

カシュー:うん、浮いてるからな。

GM:で、空中庭園はその更に3km上、つまり地上から計5km上空にあんねん。

カシュー:空気薄!ちょっと、高山病にかからんといてや?!(汗)

クローディア:地上から5000km…。

GM:違う、5kmや!5000kmとか、大気圏突入してまうわ!(笑)

カシュー:付きぬけてるなぁ。(笑)

GM:まぁ現在の人類において、最も見晴らしのいい高さでもあるかな。

カシュー:そんなレベルじゃねー!(笑)

GM:見晴らし良すぎて、全てが点にしか見えへんか、あとは雲くらいか。(笑)そこに向かうのは、飛空挺『ビスケス号』です。

カシュー:凄い名前やな…。

GM:船内の空調はほぼ完璧で、自分達が空気が薄く、寒い状況に向かっていることを実感させない暖かさです。

カシュー:何という、レベル…!

GM:うん、俺も今(サプリメント)読んでて思った、凄い最新鋭やなぁ〜。

カシュー:うん、凄いなぁ〜…。

GM:剣と魔法の世界と思ってたけど……ひょっとしたら、飛空挺の見えない所でドラゴンがすっごい頑張ってるかもしれん。(笑)

カシュー:ストーム・ドラゴンくらいかなぁ、凄いなぁ…。

GM:電気も火も使えるからな。で、今は船内やけど、何かする?

カシュー:「あ、ほら、見てごらんクラリネット。あれがバハムートだよ」

クラリーネ(GM):「うわぁ、でっかーい」(笑)

カシュー:「象も一掴みね」(笑)

GM:それはロックや。(笑)

GM&クローディア:「すごく…大きいです…」

全員:(爆笑)

カシュー:うわぁ〜…隣に阿部さんおったぁ〜…。(笑)

阿部リーネ(GM):「うほ、いいドラゴン…」

全員:(爆笑)

GM:…え、で、何もせんの?

クローディア:じゃあ、何かしよか?

GM:うん、じゃないと、このシナリオ多分、あと10分くらいで終わるぞ?(笑)

カシュー:あぁ、じゃあ辺り見回そうか。(笑)

クローディア:情報収集とかしたらいいんちゃう?

カシュー:そやな、ウチらは初心者やから、ベテランっぽい人に何か話しを聞こう!媚売ろう、媚!

クローディア:(超揉み手)「あ、すみませぇ〜ん…」

カシュー:奥さんが一番腰低いとか、どういうことやねん!(笑)

クローディア:…あ、でも〔情報収集〕持ってるのも奥さんやった。

カシュー:じゃあ何か情報収集してきてや。

クローディア:そうしよか…でも、何を情報収集したらいいんやろ。

カシュー:とりあえずは、どんな危険な場所があるのかとか、どんな生物がいるのかとか、中の様子とか…。

クローディア:OK、じゃあその辺の屈強そうな人から…。

カシュー:何で屈強?!さてはムキムキ好きか?!(笑)

クローディア:「このマッスル…たまらないわ…」(笑)

屈強戦士(GM):「何だい姉さん、この筋肉の良さが分かるのかい?」(ピクピク)

カシュー:うわぁ〜…。(汗)

クローディア:「さすがね、この筋肉…」(笑)

屈強戦士(GM):「では、この筋肉でお話しよう。どぉ〜なんだぃ?!」(笑)

カシュー:また鬱陶しいのに話しかけたなぁ〜。(苦笑)

クローディア:「え〜…じゃあ、“樹海”周辺のモンスターとか、その辺りで取れそうな鉱物とか…どんなのがあるの?」

カシュー:っていうか、今回のメインクエストって何やった?何しに行ったらいいん?

GM:“樹海”の探索やけど、まぁ要は状況を見て情報が欲しいって感じかな。他にはそれこそ鉱石とかを採取してきてくれたら嬉しいって感じで。

カシュー:何でもいいねんな?

GM:うん、一言で言えば『樹海内の生態系の調査』やな。

カシュー:はいはい。

クローディア:OK。

カシュー:…つまり、コイツらに聞いたらウチら行かんで済むんちゃう?(笑)

クローディア:あれ?(笑)あかんあかん、ちゃんと行かなあかんねん。

カシュー:それもそうやな。

GM:じゃあそのムキムキのお兄さんが、

屈強戦士(GM):「いや、実は俺も初めてなんだよ」(笑)

クローディア:「あんたも初めてかーい!」(笑)

屈強戦士(GM):「いや、今まで色々な所を旅してきたが、空中庭園は初めてという意味だからな?」(笑)

カシュー:「ちっ、役に立たん奴め…」

屈強戦士(GM):「!!何か言ったか、そこの坊主!?」

カシュー:「プップップー♪」

屈強戦士(GM):「………抜けぇ!!」(剣を構える)

クローディア:あ〜あ…知らない。

カシュー:あ、あれぇ〜?(笑)じゃあ一応弓構えよか…。

GM:とまぁ、その人が剣を抜いた時!

カシュー:あら?(笑)

GM:空を切り裂くような衝撃が飛空挺全体を響かせます!

カシュー:やっぱりバハムートやん!

GM:ま、近いかな?窓の外には優に30mを超える翼を持つ飛竜の姿が見えます。

カシュー:で、でっかいなぁ〜!!(汗)

GM:せっかくやから、そのムキムキの戦士が叫ぶわ。

屈強戦士(GM):「あれは……リンドブルムだ!!」

カシュー:リンドブルム?!あれって、そんなデカイんや…。(汗)

GM:まぁ、言うても5レベルやからな。

カシュー:30mかぁ…さすが大きすぎる翼…。

GM:うん、リンドブルムが咆哮を上げただけで飛空挺が震えたってことやな。

カシュー:(静かに)「奥さん、終わったなぁ」

クローディア:「な、何でそんな落ち着いてんの?!」

カシュー:「ありゃ、無理だ」

クローディア:「まぁ、確かに無理かも…」

GM:船員達が慌てふためいてますね。一応飛空挺には標準装備としてバリスタが付いてんねんやん。

カシュー:っしゃぁ!撃ちたい!撃つでぇ〜!

GM:じゃあまずは槍を掻き集めて〜…。(笑)

カシュー:(いっコロ)あ〜6本しか取れんかった〜。(笑)

GM:じゃあ船員と一緒に撃っていいで。

カシュー:パシュッ!

リンドブルム(GM):「Giaaaaaaaaー!!!」

カシュー:もいっちょ、パシュッ!

リンドブルム(GM):「Guoooooooooーー!!!!!」

カシュー:まだ4発あるでぇ〜♪

GM:回避、回避、回避…超強気。(笑)

カシュー:何でGジェネ?!しかもいきなり超強気?!(笑)ほら、奥さんも何かせんかい!

クローディア:あぁ、じゃあしよか?

カシュー:俺は撃つで〜、『アーチャー』やし。距離はどんなもん?

GM:結構近づいてきてるし、デカイから20mくらいの修正かな。

カシュー:大きさの修正は?

GM:LLサイズやから、+2かな。

カシュー:目標値14以下(コロコロ)え〜っとB評価。

GM:ダメージどうぞ〜?

カシュー:〔レンジ攻撃〕の修正も付くから…24点!

GM:OK!じゃあそのバリスタの矢…というか、槍は見事にリンドムルムの翼を貫きました!

カシュー:やったぁ!

GM:見ていた他の客からも歓声が上がります。

屈強戦士(GM):「おぅ兄ちゃん!すげぇじゃねぇかぁ!」

カシュー:「おぅムキムキ、さっき誰に喧嘩売った?」

屈強戦士(GM):「あぁ、俺が悪かったよ、はっはっは〜!」

GM:……とかやってたら、他の客の歓声がすぐに悲鳴に変わりました。

カシュー:あらぁ〜?(笑)

客(クローディア):「きゃぁぁぁ〜!!!!」

GM:そんな感じ。翼を貫かれてバランスを失ったリンドブルムが、飛空挺に突っ込んできました!

クローディア:「おぃおぃおぃ…!!!」(汗)

カシュー:「な、何やて〜?!!ちょっと〜、誰やいらんことしたんわ〜?!」

屈強戦士(GM):「お、お前のせいでぇー!!」

クローディア:掌返した!(笑)

カシュー:冷静になって、もう片方の翼も貫けば…。

GM:いや、すでに近すぎてリンドブルムの体しか見えなくなってきて…船体に突き刺さりました。

カシュー:「うわー…おっきいなぁー…あ、おなかって銀色なんだー…」

GM:ズッガァァーン!

クローディア:終わりましたね…。

GM:ほとんど空を飛んだことのない君達でも、今船が失速して落ち始めているのが分かりますね。

カシュー:大丈夫!今こそハーピィの力を借りる時!「ハーピィ来い、ハーピィ来い、ハーピィ来い…!」

GM:『…………………』

クローディア:願うだけかよ!(笑)

カシュー:やっぱりダメかぁぁー!!(笑)

GM:その時だった!!

カシュー:今度は何や?!(笑)

GM:まぁ今の今までクラリーネが横にくっついとってんけど…。

カシュー:誰に?!Σ(゜▽゜)

GM:…………セレナにしようか。

カシュー:/(  /)

クローディア:(笑)

GM:クラリーネがまたあの巻貝を出します。

クローディア:「そ、その巻貝は…?!」

クラリーネ(GM):「見ていてください!今、皆さんを…!」

GM:って言って、また『☆@#%&〜…』って呪文を唱えます。すると巻貝が…5mくらいのサイズになります!

カシュー:でかー!(笑)

GM:おっきくなっちゃった!(笑)で、巻貝って穴あるやん。そこに扉があるわ。

クローディア:そこに入れってことか。

GM:そういうこと。

クラリーネ(GM):「皆さん、早くここに入ってください!落下の衝撃に耐えられるはずです!」

カシュー:でも5mって…全員入るんか?

GM:中に入ってみると、中は結構広い。巻貝の外から見た大きさではとても想像できない広さやな。台所もあればソファもあり、テーブルもあるわ。

クローディア:何という…ホイポイカプセル…。(笑)

クラリーネ(GM):「大丈夫です!この貝はドラゴンの一撃を受けても多分耐えられる……って、聞いてますから!」

カシュー:多分…聞いてますから、って。(汗)しかもドラゴンの一撃よりも5kmの落下の衝撃の方が強い気が…。

GM:………ま、いいや。

カシュー&クローディア:何が?!!(汗)

GM:で、君等…クラリーネ含めた4人が入った時点で扉閉めるわ。

カシュー:あれぇ?!他の客は?!せめてあのムキムキを…!

GM:ムキムキ含め、他の客は全員、船尾にある脱出挺に向かって走ってった。

カシュー:あぁ、むしろウチらが取り残された方なんや…。(汗)ていうか、むしろ俺等もそっち行こうや!(笑)

クローディア:何でわざわざこんな危険を冒してまで…。(笑)

GM:(……あ゛(汗))……え〜……皆が逃げてった通路を塞ぐように貝殻が大きくなったからです。(笑)

カシュー&クローディア:えぇぇぇ〜?!!(笑)

クラリーネ(GM):「ふふふ…逃がさない…♪」(笑)

カシュー:実はラスボスやった?!(笑)

クローディア:怖!(笑)

GM:というわけで、選択肢もなくなったところで、貝殻の中に入りました!扉閉めました!しばらくして……落下、落下、落下…G、G、G…。

カシュー&クローディア:うわぁぁぁ〜……。(汗)

GM:そうやって一瞬とも永久とも思える時間が経過し……やがて大きな爆音と共に今までで最大の衝撃が君達の全身を襲います。

クローディア:死んでまうって!!(汗)

カシュー:皆!しっかし舌出しときや!

GM:………噛まへん?

クローディア:余計死んでまうわ!!!出したらアカンわ!!

カシュー:だめ?(笑)

クローディア:むしろ、歯食いしばっとかなアカンわ…。

GM:ま、そういう心構えしてもらって…落下の衝撃に軽く意識を失った君達も、しばらくして目が覚めます。

カシュー:「う、うぅ〜ん……?こ、ここは?!!」

クラリーネ(GM):「巻貝の中です」(笑)

クローディア:「まさか…だ、台所はどうなっているの?!」

カシュー:「え、何で台所?」(笑)

GM:全体見回すと、少し家具が散らばったけど、他は特に問題ない。

クローディア:おぉ、凄いなぁ。

カシュー:「落ち着いて見渡したけど……コレ、何なん?」

クラリーネ(GM):「私の巻貝君の部屋の中です!」

カシュー:「あいたたたた……」

クローディア:「……マキちゃん…」(勝手に命名)

カシュー:「説明になってねぇよ…」(汗)

クラリーネ(GM):「私の家の家宝なんです…」

カシュー:「……つまり、僕達の新居だね、マイハニー?」

クラリーネ(GM):「……いつか…もっと大きな家に住むのが夢なんです…」(笑)

カシュー:「え〜こっちのがいいやん、持ち運びできんねんから」(笑)

GM:市役所に登録できんけどな。(笑)ちなみにこれは、『シェルハウス』っていう、持ち運び便利な家やねん。

カシュー:便利すぎやろ〜…。

GM:あと、これは使うかどうかは任せるけど、戦闘中に巨大化させたら防御力20点の壁にもなる。攻撃はできんけどな。

カシュー:攻撃できたら、ビックリするわ。(笑)

クローディア:空に投げてから巨大化させたら、巨大になってドッシ〜ン!て落ちるんちゃう?(笑)

GM:そういう攻撃?!(笑)直接的には攻撃できへんけど、この先色々と素材集めて強化改装したら、パーティの補助できる技も使えるで。

カシュー&クローディア:へぇぇぇぇ〜…。(感嘆)

カシュー:凄い便利アイテムやな…。

クローディア:頂戴や。

GM:いやいや、これがあるからクラリーネの存在価値があるんやん。(笑)

クローディア:そうか。(笑)

カシュー:「何を言っているんだ、クラリーネ!君さえいれば、十分さ☆」

クラリーネ(GM):「いや、この家は手放しませんよ?」(笑)

GM:そもそもこの貝殻はクラリーネの血筋の特殊呪文しか受け付けへん、専用アイテムや。

クローディア:そっか〜…。

カシュー:怪しいなぁ〜……クラリーネには、何か秘密があると見た…。

クラリーネ(GM):「私も、詳しいことは何も…」

カシュー:…ラスボス、かな?

GM:さぁ?俺も知らん。(笑)

クラリーネ(GM):「ところで…少し、外を見に行きませんか?」

クローディア:「えぇ、見に行きましょう」

GM:じゃあ扉をガチャッ!と開けました!すると目の前に、リンドブルムの死体が横たわっています。

クローディア:えぇー?!

カシュー:俺が仕留めてんで?俺が仕留めてんで?

クローディア:そんなんどうでもいいねん、この赤好きが。(笑)

カシュー:これ俺のやからな?俺のやからな?(笑)

クローディア:う、ウザイ…。(笑)

GM:リンドブルムの横には…飛空挺の残骸がバラバラになって辺りに散らばってますね。

カシュー:あらら…。

GM:乗客は〜…どうしようかな…。

カシュー:即死、即死。

GM:そうやな、死体が何体か横たわってるわ。

カシュー:南無、南無…。

GM:クラリーネがそれ見てビビってるわ…。

カシュ−:(即)「見るな!」

クローディア:これは俺の死体だぁー!って?(笑)

カシュー:意味が分からん!(笑)

GM:じゃあカシューの背中に隠れるわ。

クローディア:生存者がおらんか探すわ…おらんと思うけど。

カシュー:おったら凄いわ!(笑)

クローディア:凄い身軽な猫とかいるかもしれん。(笑)蟻はどんな高い所から落ちても死なんしな。

カシュー:そうやな…で、おる?

GM:生存者?ゼロ。とりあえず死体は(いっコロ)3体あるわ。

カシュー:あ〜南無南無…。死体見てみるわ、ムキムキ?

GM:いや、ムキムキのものではないな。

カシュー:アイツではないんか…生き延びたんかな、ちっ…。

GM:分からんで〜?あ、ちなみに…周り見たら分かるけど、今自分らは空中庭園の“樹海”に不時着してるから。

カシュー:あっれ〜…。

GM:だからムキムキとか他の客は、無事に脱出挺に乗れたのか…それとも5000m下の地面に叩きつけられたのか、それは分からない…。

カシュー:まぁそれより何より、この最先端の科学が無くなったのが痛いわ。

GM:あ、でもこの『ビスケス号』は12号機やから他にもあるで。

カシュー:12号機ぃ〜?!(笑)私が死んでも…。

GM:代わりはいるもの。(笑)

カシュー:じゃあまぁ、仕方ないから……探索しよか。奥行きましょうか。

クローディア:それより、戻って文句言いに行かなアカンのんちゃう?賠償金払わさなアカン。(笑)「これ、アンタのとこの設計ミスじゃないの?!」

GM:どこの飛空挺設計士がリンドブルムが体当たりしてくること想定して作るねん。(笑)

クローディア:それくらい想定して造りなさいよ!

GM:無茶言うなよ〜。(笑)じゃあクラリーネが、探索行く前にもっかい家の中に引きずりこむわ。

カシュー:え?

クローディア:何?

カシュー:「いや〜まだ日は高いで?」(笑)

クラリーネ(GM):「いいですから、ちょっと中へ…」

カシュー:「仕方ないなぁ〜」(脱ぎだす)

クローディア:うわぁ〜…。(汗)

GM:じゃあ脱ぎだしたカシューに、足元から声が。

謎の声(GM):「………何脱いでんだ、兄ちゃん?」

カシュー:「いぃぃぃぃぃ〜?!何かおる〜!?」

GM:うん、足元見たら、ネズミが5匹おるわ。

カシュー:うわぁ…ドブラットやぁ〜…。(汗)

GM:何でやねん。(笑)

クラリーネ(GM):「彼等はポケット族ですぅ!」

GM:ってことで、足元にポケット族が5匹いますね。え〜っと、1匹ずつ話しかけてくるわ。

ポケットA(GM):「おぉおぉ、どえらい散らかりようだぜぇ!緊急事態とはいえ、この状況はあまりにヒドイねぇ!」

クローディア:うわ、ネズミが喋ってる!

カシュー:あ、ポケット族って知ってる?

クローディア:いや、知らん。

カシュー:そっから説明やな。

GM:そか。ポケット族ってのは知性のある二足歩行のネズミやねん。結構頭脳使う頭脳労働者とか、技術者が多い種族やねん。で、クラリーネが紹介してくれるわ。

クラリーネ(GM):「まず、大工親方のマシュマロで〜す」

カシュー:マシュマロかよぉ〜!(笑)

クラリーネ(GM):「この一味のボスです」(笑)

カシュー:何かフワフワしてそうな名前やけどな。(笑)

マシュマロ(GM):「多少の家の傷は気にすんな!オイラに任せときな!」

カシュー&クローディア:(笑)

GM:このマシュマロに任せると、このシェルハウスの修理とか改造をしてくれんねん。材料とかはそっちが集めなアカンけどな。

カシュー:すげぇ〜…。

クラリーネ(GM):「お次は鍛冶師のグレイです〜」

グレイ(GM):「お、おお、オデの作った武器を使えば、て、てて天下無双なんだな!!」

カシュー&クローディア:(爆笑)

カシュー:タタラやな!(笑)

GM:そやな、コイツに素材渡せば武器の強化とかしてくれる。

クラリーネ(GM):「次が〜…薬湯風呂…薬調合師のブラウンさんです」

ブラウン(GM):「ふ、僕の薬湯調合、温度調節は完璧さぁ!」(メガネをクイッ!)

カシュー:こんなんばっかか!(笑)

クラリーネ(GM):「4番目〜、創作料理のマダラス〜」

マダラス(GM):「ミーのメニュー、傑作だYo!そうさ、食えYo!!」

カシュー&クローディア:(爆笑)

カシュー:変なんばっかやあぁ〜!(笑)

クローディア:Yo、Yo!(笑)

GM:ヒップホップ系コックって書いてある。(笑)

クラリーネ(GM):「最後にぃ…素材探索担当のナチグロさんで〜す」

カシュー:な、ナチグロ…。

ナチグロ(GM):「ふっ…まぁ何かあったら、俺に任せな。何でも獲ってきてやる…」

カシュー:何のこっちゃ!?(笑)

GM:ワイルド風来坊らしい。(笑)

クローディア:ブラックやな。(笑)

GM:そうそう。(笑)コイツにお金払ったら、素材系のアイテムを収集してきてくれんねん。内容はランダムやけど。ま、この5匹がこのシェルハウスの中の住人やねん。まぁ、要はアンタらのサポートキャラやな。

クローディア:なるほど…。

カシュー:「あ、ども」

マシュマロ(GM):「あ、どもども。ま、これから何かあったら俺等を頼んな!はっはぁー!」

カシュー:「俺と結婚しないか?」

クローディア:ネズミと?!(笑)

マシュマロ(GM):「え?…あ、いや…俺…オスだし…」

クローディア:俺オスだし、って。(笑)

マシュマロ(GM):「まさか…人間の世界では、どっちもアリなのか?!マーブル・エスカルゴ(雌雄同体)かお前ら?!」

クローディア:(笑)

カシュー:「実は、な。見せてやろうか!」(笑)

マシュマロ(GM):「い、いや、遠慮しておこう…」(汗)

カシュー:「何や…」

グレイ(GM):「お、おおオデ、ちょっと興味あるんだな!」

クローディア:(爆笑)

カシュー:「俺の武器を…」(笑)

グレイ(GM):「き、強化したいんだな!ドリルとか付けるんだな!」(笑)

カシュー:「いやいや…俺のここを強化できるのは…クラリネットちゃんだけさ☆」

クラリーネ(GM):「わ、私ですかぁ?!そ、そんな…」

カシュー:あ、分かるんや。(笑)

GM:じゃあ…頑張ろうか。

カシュー:おぉ?!

GM:力いっぱい叩いてくれるわ……金槌で。

クラリーネ(GM):「強くなってください!強くなってください!」(ガン!ガン!)

カシュー:「アカンアカンアカンアカン!!もげる、もげる!!」(汗)

クローディア:(笑)

GM:はい、まぁ自己紹介はこんなところで。じゃあここで一晩経とか。

カシュー:ほら、宿屋の音楽鳴らしてや。

クローディア:トゥールールールートゥトゥトゥー♪



3:発着場を目指して


宿屋主人(クローディア):「昨晩はお楽しみでしたね」

全員:(爆笑)

GM:何があったんや。(笑)じゃあ朝からマダラスの御飯食べて…探索にでも行ってください。

カシュー:え、今はどこやっけ?

GM:空中庭園の“樹海”やな。

クローディア:あ、じゃあ目的は果たしてるんや。

GM:うん。まぁ来たはいいけど、どうやって帰るかって話やけどな。

クローディア:あ、そっか。

カシュー:まぁパラシュートかなぁ、5kmくらいいけるいける。

GM:いや、死ぬやろ。(笑)じゃあ外に出てクラリーネがまた呪文唱えたらシェルハウスが小さくなって、懐に仕舞うわ。

クローディア:便利や…。

カシュー:とりあえずターミナル探そうや。そっから帰れるやろ。

クラリーネ(GM):「そうですね。ここまでは色んな冒険者が来てるはずなので、どこかに飛空挺の乗り継ぎ場があるはずです」

カシュー:やな、じゃあターミナル探そう!

GM:OK!じゃあこっからはトランプでランダムでいこうか。

カシュー:あ、まずはここに何か目印残しておこう。

GM:何を目印にする?

カシュー:……血?

クローディア:何で血……あぁ、昨日叩かれたやつか。(笑)

カシュー:違う違う、痛い痛い。(笑)何か石積んでタワーでも作って…。

GM:……あ、考えてみたらリンドブルムの死体があるやん。(笑)

カシュー:そうやん!(笑)あかん、こんな所におったら肉食獣に襲われるわ、ティガレックス来るで!

クローディア:ほんまや!

カシュー:F7/7やから…。(汗)

GM:レックスな。(笑)


〜“獣道”〜

GM:はい、トランプ1枚引いて〜。

カシュー:(めくる)…きた!クラブの7!きっと極レアや!

GM:クラブやからか。(笑)え〜っと……“獣道”…何でいきなり“獣道”に突っ込むかな。(笑)

カシュー:狩人の勘が告げてるんや!こっちや、こっちに獣がおるでぇ〜!

クローディア:おったらアカンやん。(笑)

カシュー:倒して素材剥がな。生かさず、殺さず。

GM:(コロコロ)よし、じゃあ急にラプトルが3体襲い掛かってきた!

カシュー:おっしゃ、きたー!

クローディア:ラプトルって何?

カシュー:恐竜みたいなやつ。

GM:2mくらいのな。

カシュー:【モンスター知識】ふっていい?

GM:いいよ。

カシュー:(コロコロ)成功度はA評価!

GM:おぉ、じゃあそこそこ分かった。つってもどこまで言えばいいのか…。『ラプトル』(知名度B)サイズ=M 知能=愚か

カシュー:愚か…そら見たら分かるわぁ!(笑)

クローディア:グゲェー!(笑)

GM:イニシアティブ+1 【集団戦術】

カシュー:群れで行動するってことか。

GM:そやな。あとは……あぁ、素材か。上手くコイツを倒せば素材:『ラプトルの皮』が剥げることにしようか。

クローディア:やった!ついに剥ぎ取りができる!

カシュー:剥ぎ取ろか!

クローディア:チャチャチャチャ〜ンチャ〜ンチャ〜ン♪

カシュー:お、落ち着け!何する気や?!(笑)

クローディア:え、剥ぎ取り。

GM&カシュー:まだ生きてる生きてる!(笑)

クローディア:「ぐへへ…いぎだまま剥いでやるぅ〜…」

カシュー:うわぁ〜…。(笑)

GM:……あ、A評価やし、これもオマケで。

カシュー:何?

GM:ラプトルが生息する土地周辺には、結構薬草が生い茂ってる、ってこと。

カシュー:何だってー!俺って、何て博識なんだ…クラリネットちゃんに言うたろ。「あれはですね…」ってポケット風に。(笑)

GM:名探偵や。(笑)でもクラリーネは即効で後ろ…戦闘域の外に逃げてるで、戦闘能力ないし。

カシュー:あれぇ?(笑)

GM:じゃ、戦闘いこか!

カシュー:おぅ!


≪戦闘:v.s.ラプトル×3≫


<1ターン目>

GM:まずはイニシアティブいこか、そっちのリーダーは誰?

カシュー:奥さん、やって。

クローディア:じゃあ何か分からんけど、クローディアが。

GM:はいよ、じゃあイニシアティブふって〜。

クローディア:(いっコロ)1…。

GM:(いっコロ)6+1で7!(笑)

カシュー:あぁぁ〜もぉぉぉ〜…。(脱力)

クローディア:+1の時点で絶対勝てへん。(苦笑)

カシュー:……あ!!普通召還するん、忘れてた!

GM:あ〜あ。

カシュー:マズったな…まぁいいや、ここはナシでいこう。

GM:そうそう上手くいくかな?

カシュー:それもそうやな……じゃあターン来たら頭で即時召還するわ。ま、とりあえずはそっちからや。

GM:そやな、まず隊列教えて。

クローディア:前かな。

カシュー:後ろ。

セレナ:後ろですね。

GM:ここのリミットは4、どうする?シェルハウス巨大化させて壁にする?リミット2潰すけど。

カシュー:…一人外れへん?

GM:え、と…セレナとか?

クローディア:あかん、あかん!(笑)

カシュー:むしろ貝いらん!(笑)

GM:あ、そぉ?(笑)じゃ、貝ナシで。

GM:はい、じゃあラプトルの攻撃で〜す。ダメージが(コロコロ)60点やな〜。(笑)

カシュー:前列一人しかおらんのに…。(笑)

クローディア:死んでまう…!(汗)

カシュー:何か対抗はないん?

クローディア:まだLv1やから大したものがないけど…。

セレナ:【プロテクション】か、【マジックシールド】か……とりあえず【プロテクション】使ってみます。効果ってどんなんやっけ?

カシュー:(2D+評価ダイス+呪文ボーナス)分だけダメージ減少。

セレナ:なるほど…まずは成功判定を(コロコロ)A評価!ってことは…8D分減少?!

カシュー:そういうこっちゃな。

GM:8Dで殴って8Dで防がれるって…何かムナしー…。(涙)

セレナ:(コロコロ)……ってどんだけ1出るの?!(汗)1,1,1,2,2,2,3,4…。

カシュー:あ、終わったかな。(笑)

クローディア:マイナス16点?!全然減ってないー!(汗)

GM:え〜残り44点です。(笑)

カシュー:次は防御判定かな。

クローディア:あ、これがあるか。何とかなるかな〜(コロコロ)ハードナックルがB評価になるかな、ってことで……4Dで、16点防げた。

GM:44点から16点ひいて、25点。そっから鎧の防護点引いて?

クローディア:鎧が6やから…19点?!めっちゃ効いてんけど!(汗)

カシュー:まぁ前列一人やからなぁ…。

GM:もう一人前列いれば、そもそもがそれぞれに30点ずつやってんけど…。

カシュー:しかも俺、あんまり即時召還する気はないから…耐えてな?

クローディア:死んでくれ…!(汗)残り14点か…。

GM:あ、まだあるなぁ…。

クローディア:いや、半減以下ですよ?!(苦笑)

GM:ま、なんとかなるさー。はい、こっち終わり。

カシュー:じゃ、お返し〜!撃つべし、撃つべし!

GM:ちょい待ち、まずは『補助タイミング』や。薬とか補助系行動をまずしてな。

カシュー:あ、そっか。ほら、薬とか飲みぃや。どうせ、有り余ってるやろ?

クローディア:そうやな、〔治癒の薬〕1個使うわ。2D回復やったな(コロコロ)6点回復した。

カシュー:じゃ、撃つな(コロコロ)B成功やな。ダメージが…低!16点。

GM:16…?……ほとんど鱗で逸れてったなぁ…。

カシュー:えぇぇー!!か、勝てるんか、これ…?(汗)

GM:お、おかしいなぁ…一応ルール通りにやってんねんけどなぁ…。(汗)

カシュー:まぁこっち、3人しかおらんからなぁ…。

GM:うん、しかも前衛一人やしな…。

クローディア:…ま、仕方ない。で、まだこっちのターンやな。

GM:うん、補助タイミング。アイテムとかで回復するとかはここやで。さぁ、こい!

セレナ:矢で撃つわ、Aにな。(コロコロ)あ、1ばっか…S評価や!+7Dやから…23点ダメージ。

GM:通った!

クローディア:ようやくか…。

GM:多分、皮膚の柔らかい所に刺さったんやな……ていうか、やっぱ3体はマズイな、2体にするわ。一体逃げた。(笑)

カシュー:逃げたで!さては俺に臆したか!(笑)

クローディア:じゃ、一人メレーしよか〜。(コロコロ)あ〜っと、D評価やな。ダメージが…16点やな…あかん、効かん!(汗)

カシュー:やなぁ、2体やからそれぞれ8点ずつとかやもんなぁ…。

GM:あれぇ?いきなり全滅フラグ?(笑)

カシュー:勝てる気がしないとです…。

クローディア:せめてダメージが分断されたらなぁ…。


<2ターン目>

GM:とりあえずイニシアティブいこか〜…(いっコロ)5+1で6!

クローディア:(いっコロ)あかん、1…。

カシュー:やる気あんのかー!(汗)

GM:じゃこっち、いきなりメレー攻撃(コロコロ)35点。

カシュー:を、割らずに一人で受けるわけやからなぁ。(笑)

クローディア:2匹で一斉にこっちに『ギャオーッス!』てきてるんやろ?(笑)

GM:そういうこっちゃ。(笑)

クローディア:きっついなぁ〜。(汗)【プロテクション】は…あと一回か…。

カシュー:最初の戦闘ですべてを出す…後で何もできへんやん!(笑)

クローディア:だって…死んでまうやん。

セレナ:【プロテクション】!(コロコロ)1,2,3でS評価!45点まで防いだ!

カシュー:カキンやん!すげ〜…。

GM:「ギャオ!?お、おのれ…次はもっと本気で…」

カシュー:いやいや、魔法ももう打ち止めや。(笑)

GM:ラプトル、そんなの分からない。(笑)

カシュー:何て奴だ…。(笑)じゃ、こっちやな。弓をAに(コロコロ)あら、6,6,5…。

GM:ファンブル〜!(笑)弓がパキーン!て少し裂けたわ。

クローディア:じゃあセレナやけど…。

セレナ(GM):「奥様…私もそろそろ魔力が尽きてまいりました…」

クローディア:……サラマンダーかウンディーネの召還を…あ、手元にデータないか…。他にできるのは…【キュア・ウーンズ】か【マジック・シールド】だけ?何て防御的な奴なんだ…。

GM:そういうキャラにしたのは、アンタや。(笑)

セレナ:Aに矢を撃ちます(コロコロ)B評価っすね、ダメージが22点。

GM:はいよ、んでメレーやな。

クローディア:とりあえずこれでAは沈めんと…。

カシュー:最初の戦闘で、ボロボロや…。

クローディア:BP1点使って〔ラッシュ〕するね、これでメレーもできるし、単体にメレー+DXボーナス+クラスLvd分になるわ。まず命中が(コロコロ)B評価やな。普通のメレーが…(コロコロ)…えぇぇぇぇぇ〜?!!(汗)

カシュー:ど、どしたん?(汗)

GM:6Dふって、5個が1。(笑)

カシュー:うわぁ〜…。(汗)

クローディア:普通のメレーが11点…。で、Aに対してはそれプラス11点やから22点…全然アカンやん!(汗)

GM:一応弱ってきてるけどな。(笑)まさか合計10D振って6個が1とは…ある意味凄いわ…。

クローディア:あ〜ん、ショック!


<3ターン目>

GM:じゃあイニシアティブやな。(いっコロ)1+1で2。

クローディア:せめてイニシアティブは…(いっコロ)4!こっちやな。

カシュー:Aに弓(コロコロ)成功!C評価で…18点。

GM:「ギュアァァァー!!」ってA死んだ、脳天貫いたな。

カシュー:「ふっ、お嬢さん。これが俺の実力さ…」

クローディア:あぁ、セレナに言うたんか。

GM:まぁここまでセレナが弱らせてたんやけどな。(笑)

クローディア:しかもアンタは『アーチャー』ですからね。(笑)

セレナ:じゃあ残った方に弓撃つ(コロコロ)D評価で(コロコロ)19点。

GM:…………あ!!

カシュー&クローディア:どしたん?

GM:……すみません!防御点、違う所見てました!!

カシュー&クローディア:やっぱりかぁぁぁー!!(爆笑)

クローディア:どんだけ硬いねんとか思っててん。(笑)

GM:すんません、後でこれは考慮します。(汗)はい、今の19点痛いですよ〜。

クローディア:じゃあメレーやな(コロコロ)何でここでファンブルやねん!武器傷んだ〜!(汗)

GM:そこは俺のせいじゃない。(笑)じゃ、こっちやな。攻撃が(コロコロ)28点やな。

クローディア:28点…もう【プロテクション】ないしな…ガード!(コロコロ)D評価で8点減らしたら…20点きたら死んでしまうなぁ!あ、でも鎧があるか…5点残って生き残った…。


<4ターン目>

カシュー:このイニシアティブ、めっちゃ大事やで…ていうか、負けたらアンタ死ぬで?(笑)

クローディア:(いっコロ)ほんまや…(いっコロ)5!

GM:(いっコロ)5+1で6!って、殺してまう?!(汗)

カシュー:奥さん、死亡決定〜。(笑)

クローディア:前一人は無理やって…。(汗)

GM:(コロコロ)一応22点ダメージといってるけど…死んだ?

クローディア:ガード(コロコロ)B評価で…鎧合わせて6点。おっと−1点、気絶しましたー!前いなくなったんで、あとは後ろで頑張ってー!

カシュー:じゃあしゃしゃり出るわ、こいつってダメージくらってる?

GM:うん、くらってるで。

カシュー:じゃあ弓撃つわ(コロコロ)C評価で…あら?

GM:分かった、原因は俺だけじゃない。アンタら、ダメージダイス低すぎやねん。(笑)

カシュー:い、一応13点やな。(汗)

GM:はいはい、セレナ〜。

カシュー:ヤバイなぁ…。

セレナ:クローディアに【キュア・ウーンズ】!(コロコロ)A評価で38点回復…MAXじゃないですかー!

GM:じゃあクローディアは意識を取り戻したと同時に、鼻血が噴出した。(笑)

クローディア:「は、鼻血が止まらない…!」(笑)

カシュー:で、気絶からの復活は転等状態からやってさ。

クローディア:じゃあ地に膝つきながら鼻血流してるわ。


<5ターン目>

GM:じゃあイニシアティブやけど…。

クローディア:あ、今って隊列どうなってる?

カシュー:一回全員で前に出ようや。

クローディア:ダメージ分散させる?OK。

GM:じゃ、イニシアティブ(いっコロ)ごめん、6。

クローディア:(いっコロ)だめだ!3!

GM:まさか最初でこんな長引くとは…攻撃な(コロコロ)…あ、ちなみに俺、ダメージダイスふったら3Dでこれやから。(ダイス目見せる)

クローディア:…何で6,6,5なんさ…おかしいよ…。

カシュー:終わったかな…。

GM:アンタらが1出しすぎやねん。(笑)え〜っと37点を3で割って…。

カシュー:一人13点ずつやな。

GM:やっぱ全然違うなぁ〜。(笑)

クローディア:これならいける…(コロコロ)ガード成功で21点やから弾いた。

カシュー:(コロコロ)A評価!カキンや!

セレナ:(コロコロ)11点防いだから2点通った。

カシュー:やっぱ3人は強いな…。

クローディア:じゃあ最初からおったら良かってんやん!

カシュー:(笑)

クローディア:前衛多くないと難しいって、このゲーム!

GM:うん、こっちもバランス難しい。

カシュー:申し訳ない、そもそも召還し忘れてたのが痛いわ。

GM:そやな。じゃ、そっちのターンやで、いい加減この戦闘終わらせてくれ…。

カシュー:弓やな(コロコロ)C評価やわ、18点。

GM:「ギャフゥー!」倒れたわ。

カシュー:っしゃぁ!撃墜王!!

GM:貫かれて、後ろの木に縫い付けられたわ。

カシュー:やった♪見た、見た?

クローディア:見てない。

GM:剥ぎ取る?

カシュー:できる?

GM:Aは無理やけど、Bならまだ気絶状態やで。

クローディア:気絶してるところを剥ぎ取る…恐ろしいな…。(汗)

カシュー:何でやるん?

GM:{手業}技能をB評価、かな。

カシュー:…誰も{手業}ないなぁ…じゃあ一番DX高い人がやろう、俺は13。

クローディア:あ、14。

カシュー:負けたー!!

GM:弓矢使い〜!(笑)

クローディア:(コロコロ)B評価は無理やなぁ…C評価以上にはならん。

カシュー:じゃあ失敗やな…。

GM:じゃ、剥ぎ取り失敗。ただ殺しただけやな…気絶してるだけやのに、全身の皮膚ボロボロにされたわ。

カシュー:うっわー…エグイことしてもで、これ〜…。(汗)

GM:あ、あと、{鋭敏感覚}と{野外活動}の複合判定してくれへん?2つの判定値の低い方を使うらしい。

セレナ:セレナは条件満たしてるかな…低い方か、ヒドイな…(コロコロ)C評価が2回。

カシュー:俺も(コロコロ)あ、一回目で失敗したわ、終わったな…。

GM:じゃあセレナは『ガラント草』っていう薬草を一つ手に入れたわ。

カシュー:何か手に入ったで。

クローディア:何やろ、これ…。

GM:さぁ〜…でも見る人が見たら価値あるものかもしれん。


≪戦闘終了≫


〜“休息1”〜

GM:じゃあ隠れてたクラリーネが、

クラリーネ(GM):「あ、お疲れさまでーす!」

GM:って出てきたわ。

カシュー:軽いなぁ〜!(笑)だが、それもまたいい…。

GM:で、まだまだ行く?それとも休みます?

クローディア:あ、スペルってどんだけで回復するん?

カシュー:え〜っと…6時間の休憩が必要ですね。

クローディア:じゃあ6時間くらい休みましょうか。(笑)

カシュー:そうしましょうか。(笑)

GM:じゃあ、最初の地点から10m進んだ所で6時間休憩しましょうか。(笑)

カシュー:あ、スペル枠は6時間休憩で1個回復やって。

クローディア:はぁぁ〜?…どんだけ使ったと思ってんのよ…。(汗)

カシュー:HPは1/10やな、まぁノーダメやけど。

セレナ:あ、それでHP全快やわ。スペル枠は水属性を一つ回復します。

クローディア:あ、さっきの『ガラント草』をネズミのブラウンさんに見てもらう。

GM:お、ナイス。

ブラウン(GM):「む、『ガラント草』ですか。いい物見つけましたね〜」

クローディア:「あ、いい物なんや」

ブラウン(GM):「えぇ、これを私が調合してお風呂に入れますと、そのお風呂に入って頂いた方がHPとBPが全回復します」

クローディア:「それ、すっげぇ〜!使わせてや!」

カシュー:「さっき回復したから勿体無い、また今度な」

クローディア:「…そんなこと言って、自分の時は使うやろ」

カシュー:「そんなんせぇへんわ」(笑)

GM:はいはい。(笑)じゃ、次の日で〜す。

クラリーネ(GM):「では、今日も元気に行きましょ〜」

カシュー:か、軽いなぁ…。あ、今日こそ最初に普通召還していくな。これで前列増えるで〜、同族性の召還で+1評価で…(コロコロ)B評価、1日おるわ!セレナちゃんも何かしたら?

クローディア:…いや、戦闘時に即時だけでいいや!面倒臭い!

カシュー:クンフーが足りぬわ!

GM:でもウルヴァリン1日はデカイでぇ〜。


〜“バッド・マンティス”〜

GM:はい、じゃあ本日1枚目のトランプ1枚ひいて〜。

クローディア:(めくる)…ダイヤの2。

GM:ダイヤの2…またいきなり戦闘やなぁ…。

クローディア:(苦笑)


≪戦闘:v.s.バッド・マンティス≫

GM:手の形が花びらのような蟷螂ですね、{モンスター知識}どうぞ。

カシュー:(コロコロ)あ、失敗した。でもこれ、フラワーマンティスやろ。知ったかしよ、「あれはフラワーマンティスだ!気をつけろ、クラリネット!」

クラリーネ(GM):「え〜、でも何か少し違うような…」

カシュー:あれぇ〜?でも他に思いつかんしなぁ…。まぁいいや、イニシアティブいこうや。

GM:そうやな(いっコロ)5!

クローディア:(いっコロ)よっしゃ、5!って…。

カシュー:同時キターーー!!(笑)

GM:ど、同時ですねぇ…。(汗)

カシュー:前衛同士の殴り合いやな、要はメレーを同時にやるだけやな。

GM:OK〜(コロコロ)…。

カシュー:ウリボー(ウルヴァリン)のをやるな(コロコロ)チャージもディフェンダーも使えへんから23点やな。

クローディア:(コロコロ)こっちは26点。

カシュー:足して49点かな。

GM:A、Bそれぞれに25点ずつやな。こっちの攻撃は35点やからそれぞれに18点ずつやから。

カシュー:はいは……あ、違う。同時の場合ダメージは前衛後衛関係ナシに割るから…。

クローディア:35を4で割るんやな。

GM:か、勘弁してくれ…。(汗)じゃあそれぞれに9点ずつか…。

カシュー:まぁガードは無理やけどな…4点通ったわ。

クローディア:防護点アリなら5点通ったな…。

セレナ:6点通りました…。

GM:まぁこっちもボコボコやけどなー。

カシュー:ウリボーも少し通ってるなぁ…まぁ何やかんやで、結構痛い、と。(苦笑)

クローディア:そういこっちゃな。(苦笑)


<2ターン目>

GM:じゃ、イニシアティブ(いっコロ)4。

クローディア:(いっコロ)負けた、1。

GM:自分、イニシアティブ1ばっかやな。(笑)

カシュー:ダメだ、こりゃ〜。(笑)

GM:じゃ、メレーな(コロコロ)45点。

カシュー:2で割って23点ずつ。ウリボーはガード宣言、ディフェンダーで4D上がるしなぁ(コロコロ)A評価で17+4で22点防いだ。

クローディア:(コロコロ)あ、ガード失敗した…死にはせんけどマズイなぁ。

セレナ:【プロテクション】!(コロコロ)相変わらず1多いけど…29点やから完全に防いだ!

GM:あら〜…じゃあこっちは終わり。

カシュー:よっしゃ、ディフェンダーでウルヴァリンがヤバイことになってんで〜。

GM:まずは補助行動、次に後列攻撃や。

カシュー:補助いらん、弓撃つわ。ドピュッ!(コロコロ)C評価、高めで33点!

GM:はい、Aがグチャッ!て逝ったわ。

カシュー:ちょっと俺、撃墜王ちゃうん♪

クローディア:メレーで減らしたとこを単体で潰してるだけの、ただの美味しいとこ取りやん。(笑)

カシュー:人生勝てばいいねん、勝てば。(笑)

セレナ:弓撃つわ(コロコロ)C評価やな、ダメージが19点!

GM:グチャッ!蟷螂2匹とも潰れたわ。

カシュー:あ、今回は早かったな。

GM:正しい防護点見ましたから。(笑)


≪戦闘終了≫

GM:あ、ちなみにバッド・マンティスっていう蟷螂やってん。あとHTマイナスがヤバイことになってるから剥ぎ取りはどっちも無理やな。

カシュー:グッチャグッチャにしてもた。(笑)

GM:カシューの弓はマイナス分を3周近くいってたからな。(笑)

カシュー:やりすぎちゃった。(笑)

クローディア:…剥ぎ取り、できんこともないけどなぁ…。

GM:え、グチャグチャをまだ漁るん?

クローディア:いや、【リザレクション】かけてある程度回復させてから剥ぎ取る…。

GM&カシュー:な、何という…。(汗)

クローディア:…最悪やな。(笑)

GM:うん。(笑)じゃあこの戦闘は終わりやな。あ、また{鋭敏感覚}と{野外活動}の複合判定してみて。

カシュー:OK〜(コロコロ)え〜…D評価やな。

セレナ:(コロコロ)あ、失敗しました…。

GM:カシューのD評価のみか…じゃあ何かの鉱石を見つけたわ。

カシュー:『石っころ:1個』。まぁ、まだHPもあるし、ドンドン行こか〜。まだ日は昇ってる?

GM:午前出発やからな、まだ昼前や。トランプ1枚を1時間としようか。

カシュー:OK。


〜“雪路の果て”〜

カシュー:じゃあ(めくる)クローバーのQ。

GM:Qは……はい、何やら切り立った崖のある開けた所に出ました。目の前には雲海が広がっています。

カシュー:「これが雲海かぁ〜」

GM:辺りは強い風が吹いており、ボンヤリしていると吹き飛ばされそうになります。

カシュー:スっカート♪スっカート♪

クローディア:別にはいてない。(笑)

セレナ:ちゃんと押さえてます。(笑)

GM:この崖では色々と変わった地層が見れる。何か鉱物が発見できるかもしれない。(笑)

カシュー:これは誰か行ってこいフラグやな。(笑)よし、俺が行こう!紐で体くくって、端っこを木に結んで…。

GM:じゃ、{力任せ}と{博学}の複合判定やな。

カシュー:あれぇ〜…両方ないなぁ…。

GM:ていうか、1Lvで複合は厳しいよなぁ…どっちかあればOKってことにするわ、しばらく。

カシュー:それにしても、どっちもない…。

クローディア:{力任せ}ならあるわ。

セレナ:そして{博学}ならある。(笑)

クローディア:2人合わせて…。(笑)

GM:合体技、いく?(笑)

セレナ(GM):「奥様、そこです!あと30cm右で…そこぉ!」(笑)

クローディア:で、{力任せ}で引っこ抜くと。(笑)じゃあそんな感じで。

セレナ:(コロコロ){博学}C評価で成功。

クローディア:(コロコロ){力任せ}失敗〜!E評価…。

カシュー:あ〜取れなかった〜。(笑)

セレナ(GM):「どこを狙ってるんですか!!」(笑)

GM:Eは何もナシやなぁ、さすがに。(苦笑)


〜“神秘の滝”〜

カシュー:じゃあ次行こか〜。

GM:はいよ、トランプひいて〜。

カシュー:(めくる)またクローバーや、クローバーの6。

GM:6だと…水音に誘われて行くと、少し開けた所に神秘的な滝壺を発見しました。岩場に爆ぜる激流のおかげで、滝の側にはうっすらと虹がかかっています。

カシュー:「綺麗だねぇ」

クラリーネ(GM):「ほんとですね〜、こんなに虹が近くに…」

クローディア:「…そうかなぁ…?」

カシュー:じゃあ、“虹を掴む男”と呼ばれよう、おりゃ!(飛び掛った)

クローディア:雲を掴むような、ってのはこういうことか。(笑)

GM:ちょっと違う気がする。(笑)滝の近くの岩肌には、明らかに金属の輝きが見受けられます。滝壺には魚影と思しきものが見え隠れし、水飲み場となっているのか辺りには野生動物の糞も散らばっています。ま、発掘したかったらどうぞ。

カシュー:しようや。

GM:その輝きを発掘する?……たまに滝の上から大きな流木が落ちてくるけど。(笑)

カシュー:うわぁぁぁ〜…。(笑)

GM:それをかわして近づけるか、{運動神経}でC評価以上で判定してくれ。

カシュー:{運動神経}はある!(コロコロ)C評価!

クローディア:あるなぁ…(コロコロ)B評価。

GM:はいはい、じゃあ2人共流木避けながらポイントに到達したわ。ちなみに当たったらガード不能で3Dダメージでした。(笑)

カシュー:死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!(笑)

GM:じゃあ改めて、さっきと同じで{博学}と{力任せ}してください!

カシュー:どっちもねぇ〜!何のために危険を冒したんや、俺!(笑)

クローディア:「じゃあセレナ、{博学}!早く場所を教えなさい!」

セレナ(GM):「と、遠くてよく見えません…多分、その辺じゃないですか?」(笑)

カシュー:適当か!(笑)

GM:じゃあちょいペナルティ付けて、B評価以上なら分かっていいよ。

セレナ:B評価なら…(コロコロ)うわぁ〜、ファンブル〜!

GM:じゃあ全然関係ない所を指示された。(笑)一応{力任せ}もしていいで、こっちもペナルティでB評価以上。

クローディア:(コロコロ)あかん、ただのC評価や…。

GM:じゃあタダの石ころを採ったわ。(笑)

カシュー:あらぁ〜…じゃあ仕方ないから次行こか〜…。

クローディア:…仕方ないから、その石ころをカシューに投げつけるわ。

カシュー:何でやねん?!(汗)

クローディア:あ、じゃあセレナに投げつける。「アンタ、嘘教えたでしょう!!」(笑)

カシュー:ひでぇ〜…。(笑)

GM:じゃあヒョイッと避けながら、

セレナ(GM):「奥様がちゃんと手元を見てないからですよ」(笑)


〜“行き止まり”〜

GM:ほんじゃ、次いこうか。めくって〜。

クローディア:(めくる)ハートの3。

GM:…あ〜あ。(笑)そこは行き止まり、ラプトル2体が現れた!

カシュー&クローディア:またきたぁぁぁ〜〜!!(汗)


≪戦闘:v.s.ラプトル×2≫


<1ターン目>

GM:まぁ防護点は今度正しくいくから、さっきほどじゃないよ。何せさっきは、防護点が正規のものから+16点くらいされてたから。(笑)

カシュー:イカサマしすぎやろ〜!(爆笑)

クローディア:最低やぁぁ〜!(爆笑)

GM:じゃ、イニシアティブいこか。(いっコロ)2+1で3!

クローディア:(いっコロ)3!

カシュー:しかも同時かよ〜!!(汗)

GM:メレーな(コロコロ)…。

カシュー:「いけぇ、ウリボー!」(コロコロ)おっしゃ、A評価!ダメージが28点!

クローディア:(コロコロ)23点!

カシュー:合わせて51点!

GM:…見てみて〜、このダイス。(笑)

カシュー:…うわぁ〜。(汗)

クローディア:何でそんなに6出るん…?(汗)

GM:昔からダメージダイスだけ得意やねん。(笑)こっちはジャスト60点。

カシュー:4人で割るから一人15点ずつか…。

GM:こっちは2体で26点点ずつやな…。

カシュー:ちょっとこの戦闘終わったら休もう!これ以上は無理や!残りHP7や…。(汗)

クローディア:そうやな…。(汗)

セレナ:…残りHP2です…。(汗)


<2ターン目>

GM:じゃあイニシアティブ(いっコロ)5+1で6!

クローディア:(いっコロ)5…。

GM:こっち、メレーからな(コロコロ)26点、それを前列2人で分けて?

クローディア:13点ずつか…まだ何とかなるか…(コロコロ)ガード失敗して残りHP10や。

カシュー:(コロコロ)ウルヴァリンもガード失敗、残りHP2やわ。

GM:はい、そっちのターンやで。

カシュー:最初に【キュア・ウーンズ】唱えてや。

クローディア:………ウルヴァリン、に?

カシュー:嫌なんかい!前列一人減ったら痛い目見んの、アンタやで?(苦笑)

セレナ:じゃあ【キュア・ウーンズ】(コロコロ)お、1,3,3でS評価!11D!絶対全快でしょ。(笑)

GM:いや、アンタなら全部1とか有り得るから。(笑)

セレナ:(コロコロ)38点回復!

カシュー:よっしゃ、満タン!『サンキュー、助かった!』っていう思念がウルヴァリンから伝わったわ。

クローディア:ウゴウゴ…。(笑)

GM:はい、次は後列の攻撃やな。

カシュー:ん、Aに弓(コロコロ)B評価やな。ダメージが…低いな、18点。

GM:…ジャスト、倒れた。気絶状態やな。

カシュー:先攻取ってたら、傷負わんかったんじゃ…。

GM:やな。(笑)で、メレーやな。

カシュー:よっしゃ、ディフェンダー舐めんなよ〜!(コロコロ)あ、普通に失敗した!(汗)

クローディア:(コロコロ)C評価、ダメージが21点。

GM:はい、Bも倒れた〜。気絶やな。

カシュー:よっしゃー!

GM:…防御点16点違うと、こうも違うねんなぁ…。

カシュー:16はデカイって!(笑)

GM:じゃあ剥ぎ取り2回どうぞ〜。

カシュー:あ、でも{手業}ないからな〜…DXでS評価出さなアカンな…。

クローディア:そういうこっちゃな…。

カシュー:じゃあ誰がやっても一緒やし、1回ずつにしよか(コロコロ)あ、普通に失敗したわ。(苦笑)

クローディア:(コロコロ)Sは無理〜。

GM:グチャッ!

カシュー&クローディア:(笑)

クローディア:ただの死体損壊やな、これ。(笑)


≪戦闘終了≫

GM:はい、じゃあラプトル2体は哀れ、グチャグチャにされて終わりました。


〜“休息2”〜

カシュー:じゃあ…お風呂入ろうか…。

クローディア:やな、シェル・ハウスよろしく。

GM:ボン!(出した)

カシュー:…あ、でもウリボーはさっき全快したしな…そっちは?

クローディア:残りHP10。(笑)

セレナ:残り2。(笑)

カシュー:(即)入ります。(笑)

GM:はい。(笑)

カシュー:さっきの葉っぱ使おうや。

クローディア:そうやな。

GM:では『ガラント草』1つ消費ということで。ではそのお風呂に入ると、BPとスペル枠が全回復。

セレナ:やったぁ!!

カシュー:そういやBP使ってねぇ〜!…あ、いや、ウリボー召還で使ってるか…。

GM:HPは10%な。

クローディア:…つまり、2点しか回復しない、と…。

GM:『治癒の薬』使えば?最初支給したやろ?(笑)

カシュー:そういえば。(笑)じゃあ1個使うわ(コロコロ)4点回復…もう1個使おう…。

クローディア:私もそうするわ。

セレナ:同じく2個使う。

GM:(さすがにキツイか…)じゃあマダラス…コックのポケットが話しかけてくるわ。

カシュー:はいはい?

マダラス(GM):「Hey,ユー達!実はこないだ落ちてたリンドブルムの肉を少し貯蔵しててネ!」

カシュー:「え〜すげぇ〜!」(笑)

マダラス(GM):「それでちょっと料理作ってみたから…食ってみなYo!Hey,食ってみなYo!Yo!」(笑)

クローディア:「Yo!」(笑)

カシュー:じゃあ食ってみるわ。フォークでプスっ!パクッ!

GM:ん、じゃあ食ったらHP1d分回復、1日防御力+1点していいわ。

カシュー:全快してるし…+1点か…。

GM:その1点が重要やねん。(笑)今は時間にして…出発8時くらいとして昼の12時くらい。

カシュー:ウリボーいれるのもあと19時間くらいか…。

GM:どうする?まだ6時間くらい休憩する?

カシュー:…いや、もう行こう。あ、お風呂シーンだけやっとこ。使ってる所を堂々と入っていく。(笑)

クローディア:は?ウリボーが?

カシュー:ううん、俺。

クローディア:「どこ見てんのよ!!!!」(怒)

カシュー:「ええやん、別に」(笑)

クローディア:「アンタは残り湯でも使ってなさい!!」

カシュー:「ヒドイなぁ…」じゃあ後から……「何?この金色のチヂレ毛…」

GM:クローディアのやん。(笑)

カシュー:ふん…いらねーよ、こんなの。(ぽいっ)

クローディア:………何でやねん、いるやろ普通…。

GM:どんな普通やねん。(笑)



4:謎の悪魔と帰還



〜“発着場”〜

GM:はい、じゃあ6時間休憩して夕方の6時です。

カシュー:ウルヴァリン勿体ないから、もう一つだけ進もうや。

クローディア:あぁ、そうしましょうか?

GM:進む?じゃあもうトランプめくらんでいいわ、イベントに入ります。え〜…この少しの期間だけでここがいかに危険な場所か分かってもらえたと思うけど…。

カシュー:まぁ、『ラプトルは危険』ってのは良く分かった。

GM:そうか。(笑)じゃあな、夕方6時を過ぎ、また少し移動した時……急に視界が開けました!

カシュー:「お!視界が開けたぞ!」

GM:見てみると、そこは飛空挺が発着するための場所。

クローディア:ターミナルに着いてもたんか…。(何故か残念そう)

GM:あぁ、着いた〜…と思っていたら、急に君達の頭上を黒い影が横切り、旋回しました!

カシュー:ガッ●マンだ!

GM:身長3mを越えるその人影は、赤くたなびく長髪に巨乳、美顔。

カシュー:巨乳?!ブリガンディーネ?!

GM:飛ばれへん。(笑)ただ、頭の横からは魚のヒレのような耳と、野牛のような曲がりくねった角が生えている。背中からは蝙蝠のような巨大な青い翼が生えている。

カシュー:何か全然分からへん…。

GM:まぁ何かしらのデーモンと思ってくれたらいいよ。

カシュー:{モンスター知識}ふっていい?

GM:A評価以上なら分かっていいよ。

カシュー:2Lvだぞ〜(コロコロ)ほら、B評価。(笑)

GM:じゃあ分からんわ。(笑)そいつは上空でパタパタしながらクラリーネの方を見て、

謎のデーモン(GM):「……なるほど、あの女の娘か…」

GM:って言うわ。

カシュー:それは人間の言葉なん?

GM:うん、共通語やから分かるで。で、クラリーネが、

クラリーネ(GM):「貴方はお母様を知っているのですか?!!」

GM:と、怒りと怯えの入り混じった声で叫ぶと、悪魔はその声に答えることなくニヤリと白い牙を剥き出して笑い、襲い掛かってきた!

カシュー&クローディア:えぇぇぇ〜!!

カシュー:「ちょっと待ったお嬢さん!話せば分かる!」

謎のデーモン(GM):「問答無用!!」

カシュー:「さぁ、俺の胸へ!!」

謎のデーモン(GM):「(剣を構えて)グッサー!」

カシュー:あぁぁぁ刺された…死んだわ、ゴメン。(笑)

クローディア:ええよ、死んだら死んだで。(笑)

GM:悪魔に魂刈り取られたら、転生もできへんし天国にもいかれへんで。(笑)

カシュー:じゃあ今度からは堕天使として復活やな、髑髏の騎士と呼んでください。(笑)

GM:図々しいな、精々スケルトンやろ。(笑)

カシュー:そっち?!(笑)

GM:まずはグールから始まり…。(笑)

カシュー:ひでぇ〜…。(笑)


≪戦闘:謎のデーモン≫


<1ターン目>

カシュー:さぁ、戦闘だ!イニシアティブふって。

GM:(いっコロ)4!

クローディア:(いっコロ)こっちも4、キター同時攻撃!(笑)

カシュー:向こうは一体やー!(笑)ボコれ、ボコれ!

クローディア:やったぁ!(笑)

GM:ていうか、同時出すぎやろ。(笑)

カシュー:まずはウリボー!(コロコロ)C評価や!

クローディア:(コロコロ)S評価!

カシュー:こっちのダメージは19点!

クローディア:私は合計40点!計59点!

GM:じゃあこっちは(コロコロ)26点。

カシュー:を、4人で割るから一人頭7点やな。しかもこっち、防護点1点上がってるしな。(笑)

GM:誰や!リンドブルムなんか食ったんわ!

カシュー:ネズミやで。(笑)

GM:くっそ〜…いってぇ〜…普通に強いキャラのハズやのに…。(汗)


<2ターン目>

カシュー:さぁ、トドメだ!イニシアティブ!

GM:(いっコロ)3!

クローディア:(いっコロ)よっしゃ5、先攻取った!

カシュー:弓矢!(コロコロ)C評価やな、ダメージが19点。

GM:ん〜。

カシュー:あれぇ?防御使わへんの?…でもまぁ、10点くらいは減ってるやろ。

GM:……………。

カシュー:…え、まさか減ってへん?どんだけ硬いねん。(汗)

セレナ:じゃあこっちの攻撃って通らないんじゃ…困ったなぁ…。

カシュー:じゃあ風魔法の【ヘイスト】かけてや、それでウリボーが8Dの2回攻撃になるし。

セレナ:じゃあ、そうしましょうか?(コロコロ)……あら?(笑)

GM:普通に失敗かい。(笑)

カシュー:役に立たねぇ女だぜ!(笑)ウリボーも怒ってるわ。

ウリボー(GM):「ウキー!」

カシュー:ウキーなん?(笑)仕方ない、メレーいこか。(コロコロ)チャージでA評価、ダメージが26点!

クローディア:(コロコロ)6,5,4で失敗!

カシュー:何か暇そうにしてんなぁ〜と思ったら。(笑)【ヘイスト】成功してたら、もっかいダメージいけたのに…。

クローディア:モンスターに魔法かける気が起きへんかってん。

GM:………ま、こっちの攻撃いくな。(コロコロ)27点、それを2人で割って14点ずつか。

カシュー:ガード(コロコロ)C評価!13点まで防いだから1点だけ通ったわ。

クローディア:ガード!(コロコロ)またE評価ぁ〜?!8点通ったな…。

カシュー:さっきから良い所ナシやな。(笑)

GM:っていうか、やっぱ防護点+1って地味でデカイな?(笑)

カシュー:うん。(笑)


≪戦闘終了≫

GM:…はい、では2ターン過ぎたのでイベント発生です。

カシュー:いや、待って!あと3ターンあれば倒せる!

GM:(即)いや、無理やから。何ていうか無理やから。

カシュー:あらぁ?(汗)

GM:空を飛ぶ悪魔の頭上を巨大な槍がかすめる!というかぶっちゃけ、バリスタの矢ですね。

カシュー:すげぇ〜。(笑)

GM:飛空挺11号機…前回のが12号機やから、一つ旧式やな…が、丁度到着して援護射撃してくれたみたいです。

クローディア:おぉ〜…。

GM:それを見て悪魔は、

謎のデーモン(GM):「っ!邪魔が入ったか…」

GM:って言って、煙幕を残して飛び去りました。

カシュー:カルバレットか!

GM:正解。で、飛び去る悪魔の姿をクラリーネが目で追い続けています。

クローディア:「知ってるん?」

クラリーネ(GM):「いいえ、何も知りません。お母様…クラウディアっていうんですけど、お母様のこともあの悪魔は何か知っているんでしょうか…」

クローディア:…クラウディア…。

カシュー:めっちゃ名前似てるやん!(笑)

クローディア:うん、一瞬どかで聞いたなぁ、と思った。(笑)実はクラリーネは娘?!

GM:どんな母親やねん。(笑)

カシュー:そんな扇情的な格好しやがって。(笑)

GM:ま、とにかく無事に君等はリンドブルム襲撃事件の生存者として、早急に事情聴取を受けることになった。(笑)

カシュー:犯人扱いちゃう?

クローディア:「それでも僕はやってない!!」(笑)

取調官(GM):「でもお前は召還術師だろう?お前が召還してやったんじゃないのか?!」(笑)

カシュー:「そんな高レベルちゃうわ!馬鹿にすんなよ!!」(笑)

GM:悲しい力説や。(笑)ま、そうやって臨時飛空挺で無事にタージケントに帰ることができました。

カシュー:あ、帰るんや。

GM:うん、一回帰るよ。

カシュー:何や、せっかくノッてきたのに…。

GM:まぁ嫌でも今後何回も登ることになるさ。(笑)


〜“タージケント”〜

GM:はい、では1日ゆっくり休んでもらって次の日。

カシュー:…結局ウチら、石しか取ってこれんだで…無能扱いちゃう?(汗)

クローディア:「はい、何かも分からない石っころ」(笑)

GM:ん、じゃあまたキーラさんの所にいるわ。

キーラ(GM):「リンドブルム襲撃事件に関しては、大変だったわね…」

カシュー:「お嬢さん、その話はディナーでも食べながらゆっくりどうだい?」

クローディア:「というかアンタ、よくもあんなのに乗せてくれたわね!」

キーラ(GM):「まぁこういう仕事ですから、アクシデントはつき物ですよ♪…むしろ、そんな覚悟もナシに乗らないでください

クローディア:「何でこっちが怒られてんの?逆ギレ?!」(笑)

カシュー:「で、ディナーは?」

キーラ(GM):「ディナー、ですか?……では、今回の収穫の結果次第、とさせて頂きましょうか」

カシュー:……………。(汗)

クローディア:ダメだ、こりゃ。(笑)まぁ、凄いかもしれんし…。

カシュー:そうやな、凄いかもしれんし!「ほら、この石や!」ドン!

GM:じゃあ横から眼鏡かけたおっさんがしゃしゃり出てくるわ。

鑑定士(GM):「ん?…こ、これは!!」

カシュー:「筆舌に…?」(笑)

鑑定士(GM):「…尽くせる程度の、そこそこの鉱石だねぇ。(笑)どうだろう、これを500Gくらいで譲ってくれんかね?」

カシュー:…だってさ。3人で割ったら一人170G前後やな。(苦笑)端数は切り上げやんな?

クローディア:その端数分はどっから出てきたんや。(笑)

カシュー:まぁいらんからアゲルけどな。

GM:はいはい。で、キーラさん曰く、

キーラ(GM):「今回の事件では皆さんはまったくの被害者でございます。そこで委員会から皆様に、見舞金をお支払いすることとなりました」

クローディア:お、やった♪

GM:パーティで3000Gな。報酬で3000G、見舞金の3000G、鉱石の500Gの計6500Gが今回の報酬になる。

カシュー:…を、3人で割るん?

GM:そうやな。

カシュー:…う、ウリボーの分も…。(笑)

GM:それはいらねぇだろ。(笑)でもキリ悪いから6600Gにしようか、鉱石が600Gになったってことで。

カシュー:あぁ、これで一人1100Gずつになるわけか。

GM:そうそう。で、キーラさんが、

キーラ(GM):「それにしても皆さん、凄いですよねぇ〜。普通墜落事故にあった緊急状況で、あんな仕事しませんよ?」

カシュー:「キーラ、何か勘違いしているな……リンドブルムを倒したのは、俺や☆」

キーラ(GM):「はい、報告で聞いています。何でも適当に撃った矢が羽に当たって、リンドブルムの進行方向を変えて突っ込ませた、と…」(笑)

クローディア:事故起こした張本人はコイツ!!逮捕してください!(笑)

カシュー:聞こえな〜い、聞こえな〜い。(笑)正当防衛や!

クローディア:「本当は…やったんだろ?」

カシュー:「それでも僕は…やりました」(笑)

GM:ま、ただ今回のことでキーラさんはアンタらに好印象を得たもんで、次回からは優先的に依頼を回してくれるってさ。

キーラ(GM):「また仕事をしたくなったら、いつでも来てください」

カシュー:「ディナーは?」

キーラ(GM):「鉱石1個では、ナシです」(クイッ)

カシュー:「ぶーぶーぶー!」

キーラ(GM):「ま、そういうわけで、今回はお仕事お疲れ様でした」

カシュー:「はいはい」

クローディア:「は〜い」

GM:あと、クラリーネはしばらく一緒に行動するから、お母さんが見つかるまで。

カシュー:「あぁ、俺のベッド空いてるから…」

クラリーネ(GM):「セレナお姉様、ご一緒していいですか?」(笑)

クローディア:あれ?何でセレナに懐いてるん?(笑)

GM:一番安全と判断したんやろう。(笑)

カシュー:俺のベッドも空いてるのに…。(涙)

クローディア:危険以外の何者でもないやん。(笑)

セレナ:「まぁ、よく分かりませんが一緒に行きましょう」

クラリーネ(GM):「よろしくお願いしま〜す!あ、じゃあカシューさんは一人だと寂しいと思うので、私のポケットさん5匹をお貸しします」(笑)

カシュー:家狭なるやん!ええけど、仕方ないなぁ。(笑)

マダラス(GM):「Hey,ユー!今日の晩飯は俺に任せなYo!」

カシュー:「ああ、楽しみにしとこう」

マシュマロ(GM):「おぅ兄ちゃん…ここの壁、少し傷んでいるから直しといたぜ」

カシュー:掘っ立て小屋やねんけどなぁ。(笑)

マシュマロ(GM):「隙間風…寒いだろうがよぉ?」

カシュー:いい奴等やー!!(笑)

ブラウン(GM):「お風呂が入りましたよ」

クローディア:めっちゃいい奴等やん!!至れり尽くせり?!(笑)

GM:コイツらおったら、大概いい生活できんで。(笑)ま、そういう感じで終わりです。




〜Fin.〜



座談会


GM:思ったより、結構時間かかったなぁ…。あ、経験枠は2枠あげるわ。

クローディア:お、2つくれるんや。

カシュー:クラスレベル上げて…他は何上げようかな…。

GM:次回から採取が増えるから、{手業}と{博学}はかなり必要になってくるで。

クローディア:あぁ、じゃあセレナに{手業}も覚えさせて、一人でできるようにしよっと。

GM:ていうか、やっぱ人数少ないと少しキツイな…。

カシュー:それもあるかもなぁ。

クローディア:前列少ないからな。

GM:こっちも微調整していくわ…今回でバランス分かってきたし。ま、そんなこんなで第1シナリオ終了で〜す。




〜おしまい〜