第三話 : 『退魔騒乱』




目次

0:再び新キャラ登場 1:三者三様の日常
2:路地裏の邂逅 3:“盛蔵組”
4:鬼女 5:全て終わって…




0:再び新キャラ登場


GM:はい、ではデモン・パラサイト異聞<鬼御霊>の第三話『退魔騒乱』を始めます!

大泉:はいよ。

新プレイヤー:こぉれは学校での由々しき問題ですよ……最近騒がれてる大麻事件が…。

GM:そっちかよ!確かに問題やけど!(笑)じゃ、とりあえずはプレイヤーの自己紹介から、簡単に。新キャラも増えてることやし。ほら、PC1から!

大泉:俺PC1なんや!(笑)


<▲プレイヤー1:大泉 純一>

大泉:では…夢のPC1!(笑)大泉純一です、年齢28歳の男。

GM:…何気に今までのキャラの中で最年長じゃない?

大泉:そういわれてみれば…確かに。おっさんです。(笑)

GM:28はおっさんなのか?!(笑)

大泉:微妙なとこ。(笑)<鬼御霊>は“魂顕”<モノザネ>、英霊は甲斐姫。普段は喫茶“アーネンエルベ”でやる気ないマスターしてる。…が、最近住人が一人増えてちょっと家計のやりくりが大変になった。(笑)

GM:客は増えてないもん。(笑)

大泉:そうそう。(笑)まぁ資金繰りに困ったら即座に政治家の親父に送金させるから♪

GM:な、なるほど。(汗)

大泉:ま、相変わらずのそんなグダグダキャラです。(笑)

GM:はい。(笑)じゃ、お次はPC2!


<▲プレイヤー2:織田 黒美>

黒美:PC2…大泉黒美です。

GM:苗字変わったぁー!完全に籍に入ってるやん!(笑)

大泉:適応早!(笑)

黒美:本名は織田黒美です。(笑)お兄ちゃんの家で居候してます♪

大泉:2階の角部屋を与えました。

GM:一番日当たりの良い部屋なんやろ?(笑)

大泉:そうそう。(笑)

黒美:一番良い部屋、占領中〜♪

大泉:俺がちょっと暗めの部屋のが好きだから、丁度空いてたんだよ。

黒美:いっしっし♪

GM:どういう経緯があったかは、第二話を御参照下さい。(笑)

大泉:まぁ、前回のシナリオで俺が衝動表で穏やか系ばっかり出したのが全ての原因。(笑)

GM:確かに!(笑)

黒美:<鬼御霊>は“羅刹”<クロミカズラ>です。変身すると…ちょっと、イッちゃった感じの子になる。攻撃は睨んだりするし…。

GM:そして愛車は…。(笑)

新PC:ユンボ。(笑)

黒美:せめて…バイク型ユンボ。(笑)

GM:バイク型ユンボ?!どんなんや?!(笑)

大泉:ヘッドの部分にショベル付いてんだろうなぁ。ある意味ハイテクや。(笑)

黒美:ほんまや。(笑)ま、こんな子です。

GM:はいはい。(笑)じゃ新キャラのPC3、どうぞ。


<▲プレイヤー3:あやにゃ>

新PC3:苗字はない…あやにゃだニャ。商店街に住み着く猫だニャ。かみにゃという猫と一緒に暮らせれば、それでいいんだニャ。

GM:なるほど。(笑)

あやにゃ:覚醒理由は『生まれた時から』、変身すると『全身の体毛が金色』になって、赤い古代の文様みたいなのが浮き出てくる。

GM:ブチちゃうん。(笑)

大泉:変わった模様の三毛猫だなぁ。(笑)

黒美:金色…オーラがパリパリいってる?(笑)

あやにゃ:スーパーあやにゃ。(笑)静かな怒りによって目覚めた…かもしれない。かみにゃのことに関しては。(笑)

大泉:あくまで基準はそこ。(笑)

GM:<鬼御霊>は?

あやにゃ:<鬼御霊>は“剣神”<フツノミタマ>です。

大泉:ようやく前線キャラか…有難い。

GM:後ろにいたらいたで面白いけど…。

大泉:結局殴られんの、俺かーい。(笑)

あやにゃ:…あ、案外後列かも。射撃攻撃が主やから。

GM:あ、そうなんや。…ってことは結局。(笑)

大泉:俺一人殴られ続けるのか…。(涙)

あやにゃ:まぁどっちもいける、中衛型かな。

黒美:黒美は完全後衛、遠距離型〜。

GM:天渡も遠距離型やなぁ。

大泉:何だこの偏り…。(汗)

あやにゃ:ま、紹介はこんなもんで。

GM:はいはい、じゃあシナリオ始めましょか〜!

大泉:うぃうぃ…。(溜息)




1:三者三様の日常


GM:では、前の河童事件…というか熊事件か。河童は悪いことしてないし。

大泉:そうだな、子供を追い返してた。

あやにゃ:むしろ良いことしてた。

大泉:だな。

GM:そうやね。まぁあれから1ヶ月くらい経ったことにしよか。皆は普段、何してんの?

大泉:喫茶店のマスター。(笑)

黒美:そこのウェイトレス!

GM:…で、いいんですか、お兄さん?

大泉:俺は別に構わんが…ただ平日の昼間は学校には行ってもらおうか。

黒美:……いや、行かない。

大泉:行かせるさ。というか、朝目覚めたらすでに校門前で車の中にいる。

GM:すげぇ、送迎付き?!VIP待遇や。(笑)

大泉:(助手席に)「ほら、起きろ。そして行ってこい」

黒美:(外に出て)「あ〜、みんなぁ、おはよぉ〜!」

GM:意外と普通に溶け込んでる。(笑)

黒美:「あ、ダーリン、行ってきます☆Chu♪」ってする。(笑)

大泉:「…いいから早く行ってこい…」(照)

GM:周りの生徒がドヨめくで。(笑)

生徒A(あやにゃ):「あ…あれ、アーネンエルベの店長だぜ…?」

生徒B(あやにゃ):「ほんとだ…まさか、あんな奴だったとは思わなかったな…」

大泉:や、やべぇ…バレバレか。(汗)

生徒C(GM):「あの人が女子高生と付き合うとは…」(笑)

大泉:ど、独身なんだから問題はないだろう…。(汗)

生徒D(あやにゃ):「あいつ…確か28歳だった、よなぁ?」

大泉:歳までバレてる?!何者や、今の生徒?!(汗)

GM:実際一回り近く違うもんなぁ。(笑)

大泉:ま、何の問題もない。

GM:いいなら、別にOKっすよ。(笑)

大泉:じゃあ煙草に火つけて、「ふぅー…ったく、マセガキめ…」って呟きながら車を出そう。

GM:はいはい。(笑)その時、あやにゃは?

あやにゃ:あやにゃは…商店街、このMAPの下崎町商店街にいる。そこで、もう一匹の猫と静かに暮らしてるのが日常。「ふにゃ〜…」

大泉:(運転中)キキーっ…!ドーン!

GM:いきなり大惨事ー?!(笑)

大泉:「い、いきなり猫が飛び出してきたが…轢いちまったか?」

あやにゃ:「にゃ…このくらい、大丈夫ニャ…」

大泉:「そか、じゃ、いいや」ブ〜ン…。

GM:いいのか?!(汗)

あやにゃ:「にゃ…タイヤをパンクさせに行くニャ…」

GM:さ、最悪の出会いや。(汗)


<シーン1:織田黒美>

GM:じゃ、まず最初のシーンプレイヤーは黒美。

大泉:シーンプレイヤーて…侵食率上げな。(笑)

GM:ゲームが違います。(笑)じゃ、黒美は…もう学校の放課後にしよか。

黒美:(校門前で立ち尽くし)「…お兄ちゃん、迎えに来るの、遅いなぁ…」

GM:え、帰りも迎えに行くの?

大泉:いや、帰りは自分で帰ってこいよ。(笑)

黒美:ピッピッピッ……ジリリリーン!ジリリリーン!

大泉:『はい、こちら喫茶“アーネンエルベ”』

黒美:「お兄ちゃん、まだぁ?」

大泉:『あぁ、もう学校終わったのか。じゃ、悪いが帰りにお使い頼めるかぁ?』

黒美:「え〜?まだぁ〜?」

大泉:『ちょっと今、お客さんが来ててなぁ…珍しく』(笑)

GM:自分で言うか!(笑)神崎夫妻が来ててんな。

黒美:「そんなこと言うと、勝手に婚姻届出しちゃうぞ〜?」

大泉:『な、何ぃ?!』(汗)

GM:すげぇ、予想外の脅迫やった!(笑)

大泉:『わ、分かった分かった!じゃあせめて途中までは歩いて来い。見つけ次第拾ってやるから!』

黒美:「じゃあ、商店街で待ってるからねぇ〜」

大泉:『あぁ、じゃあいつも行ってるスーパー・マル市にでも行っててくれ』

GM:マル市…。(笑)

黒美:「分かったぁ〜…」

大泉:ガチャッと切ろう。

GM:じゃあテコテコ歩いててください。

黒美:テコテコ。

あやにゃ:(唐突に)ニャ〜。

GM:も、もうちょっとだけ待ってて!(汗)

あやにゃ:たまたま横ですれ違ってただけ。(笑)

大泉:こんなところで運命のニアミス。(笑)

GM:実はこんな所で邂逅していたとは。(笑)じゃあ商店街やけど…ちょっとだけ寂れてるかな?って感じ。ちなみにスーパーでは何を買わせるつもりやったん?

あやにゃ:(即)ブリ。

大泉:そら、あんたは魚がいいだろうがな。(笑)まぁ魚でいいや。

GM:じゃあスーパー・マル市で魚買って、店を出て商店街を歩いてると…同じ学校の生徒が、柄の悪そうな人達に路地裏に連れ込まれてますね。

不良A(GM):「おぃ、ちょっと来いよぉ〜」って感じで。

不良B(あやにゃ):「ちょ、待てよ〜」(ノリノリ)

不良C(大泉):「おぃおぃ、逃げるこたぁねぇだろぉ〜?」(やはりノリノリ)

GM:うん、そんな感じで。(笑)3人が1人を連れ込んでる。

あやにゃ:男?

GM:連れ込まれてるの?どっちでもいいけど…じゃあ男で。

不良B(あやにゃ):「ジャンプしろよ、おらぁ」

学生(黒美):ピョンピョン…!…チャリーンチャリーン!(笑)

不良B(あやにゃ):「おぉ、持ってるじゃねぇかぁ」(笑)

学生(黒美):「こ、これを取られると…今日のジャンプが買えなくなっちゃう!!」(笑)

大泉:それは大問題や。(愛読家)

不良B(あやにゃ):「ジャンプ〜?…ジャンプしてみろよ」

学生(黒美):チャリンチャリンチャリ〜ン!(笑)

不良A(GM):「あるやんけ」(笑)

学生(黒美):「こ、これを取られたら…!」

GM:まぁ、そんな感じのことが起こってるってだけやから。ただのカツアゲだけのロールプレイになってまう。(笑)で、どうする?

黒美:ピッピッピッ…ジリリリン♪ジリリリン♪

大泉:ピッ、あぁ、こちら大泉…ただ今運転中だ』(笑)

黒美:「お兄ちゃん、まだぁ?」

大泉:『あとちょっとだ。もう少しで着くから』

黒美:「じゃ、商店街の入り口の方で待ってるねぇ〜」

大泉:『あぁ、分かった……というか、見えた』キキー!と横付けしよう。

GM:ほ、放置された。(笑)

大泉:まぁ側のパーキングに停めて降りてくるよ。バタン(ドアを閉めた)

GM:あぁ、商店街歩く?じゃあ路地裏から柄が悪そうなのが3人出てきて、去っていった。そして路地裏から呻き声が…。

あやにゃ:「ニャー…ニャー…!」

大泉:「んん?随分野良猫がいるなぁ…」

GM:しまった、猫が…!!(汗)

大泉:ま、チラッと路地裏覗いてみよか。

GM:フルボッコにされた男子生徒が倒れています。

大泉:………面倒事には関わらない方がいいな。

GM:黒美と同じ学校の生徒の制服着てます。

大泉:……………………。

あやにゃ:ニャー。(笑)

大泉:「……あ〜、黒美。お前と同じ学校の生徒が倒れてるが?」

黒美:「あんな子知らないから、放っといたら?」

大泉:「そか?じゃあそうしよう。マル市に行くぞ」

GM:はいはい…じゃあ適当に買い物行って帰ってください。(汗)

あやにゃ:にゃ〜…。

黒美:「あ、お兄ちゃん。私、ペット飼いたいな♪」

大泉:「ペット、ねぇ……ウチは飲食店だから、動物は禁止だ」

GM:確かに、よくよく考えたらその通りやわ。(笑)


<シーン2:あやにゃ>

GM:じゃ、お次はあやにゃのシーン。

あやにゃ:ニャ?

GM:あやにゃは今、商店街の路地裏にいます。

あやにゃ:ゴミ箱漁って魚食べてる。

GM:ご、ゴミ箱漁ってるん?(汗)じゃあ漁ってたら…どこからか、化け物の声がする。

あやにゃ:ば、化け物…?(汗)

化け物(大泉):シャアァァァァッ!!

GM:そんなん。この気配は…<荒御魂>!?

あやにゃ:………ニャ〜…。

GM:そんだけ?!まぁいいけど。(笑)

あやにゃ:じゃあ、その声の方に向かうわ。

GM:向かった?じゃあ向かうと、<荒御魂>がいた。

あやにゃ:(壁から顔を半分だけ出して覗き見)ニャ政婦は見た…。

全員:(爆笑)

GM:じゃあ見ると、<荒御魂>が1体と、お坊さんが一人対峙してる。あ、あの服は…!…あ、猫が分かるんかなぁ…やっぱいいや、とりあえずお坊さんが対峙してる。

大泉:まぁ猫だしな。(笑)

あやにゃ:ニャ。(笑)

GM:そのお坊さんが叫んでる。

坊主(GM):「この悪しき<荒御魂>め!この光蓮宗の……」

GM:…名前、何にしよう…一話の時は如蓮さんやったよなぁ…。

あやにゃ:じゃ、珍念。(笑)

GM:それで。(笑)

珍念(GM):「この珍念が退治してくれるわ!」

あやにゃ:よ、弱そう…!(笑)

大泉:まぁ、チンネンだし。(笑)

GM:そう言って珍念さんも変身するわ。<モノザネ>にしよか。

大泉:おぉ…かぶった…。

あやにゃ:まだ5種類しかないしなぁ。(笑)

GM:ま、気にしやんといて。(笑)そうやって珍念と<荒御魂>がバトルしてると…すると!

あやにゃ:すると?

GM:すると…路地の奥の方から3人の人間が現れます!

あやにゃ:3人…さっきのチンピラ?

GM:いや、まったく別口やな。一人は長い黒髪をした女、結構美人。歳は20代後半くらい。

あやにゃ:じゃあ28歳。

大泉:タメや。(笑)まぁ女なんて、見た目で歳分からんしな。

GM:それはそうやけど…。(汗)あとは、やっぱガラの悪い感じの男2人を引き連れてる感じ。

あやにゃ:(メモ中)……長い女と…ガラ男×2…。

GM:何かどっちもちょっと違う!(笑)で、<荒御魂>と珍念さんが戦ってる所に現れて、

謎の女性(GM):「その獲物は私たちが貰っていくよ!」

GM:って言って…。

あやにゃ:…どっちを倒した?

GM:両方。

あやにゃ:…え、両方?!

GM:<荒御魂>を吹っ飛ばした後、珍念さんも吹っ飛ばした!

あやにゃ:な、何てことニャ〜…。(汗)

GM:珍念さんも<荒御魂>も戦ってて傷負ってたから、あっさりやられてしまいました!あぁ、何ということでしょう…!

あやにゃ:(覗き見中)「…ニャーは見てしまったニャ〜…」

GM:で、<荒御魂>から<魔種吸引>して…更に珍念さんからも<魔種吸引>した!

謎の女性(GM):「この妖気は頂いていく!」

GM:って言って、去って行った。

あやにゃ:…………。

大泉:さぁって…珍念さんは一体、どんな効果が出てしまうのかなぁ?(笑)

GM:日光で火傷とかやったら、今倒れてるから大変なことになる。(笑)<荒御魂>も元に戻ってただの犬になったから。

大泉:あぁ、野良犬やったんや。

GM:うん、野良犬。

大泉:ってことは…実はあやにゃと普段から縄張り争いがあったんちゃう?

GM:かもしれん。

あやにゃ:「…ニヤリ…やったニャ…」(笑)

GM:計画通り…。(笑)

あやにゃ:「あの3人…うまく働いてくれたニャ〜…」

GM:あんたが黒幕やった!?(笑)何かする?犬も珍念さんも倒れてるだけやけど。

あやにゃ:そうやなぁ……どうしよかなぁ…珍念の方に近寄っていって…。

黒美:噛み付く!

大泉:引っ掻く!

GM:とどめ?!(汗)

黒美:傷口に砂を埋め込む。

GM:何でそんな酷いことを?!(汗)

大泉:止血だニャ〜って。(笑)

GM:血は止まっても別の問題が出るわ!(笑)

あやにゃ:……ま、別にすることはない、かな?

GM:そ?じゃあいいわ。


<シーン3:大泉 純一>

GM:では、最後のシーンプレイヤー、大泉さん。

大泉:ん、はいはい。買い物帰り?

GM:いや、次の日にしよか。黒美が学校行ってる間のことな。

大泉:はいよ。相変わらず一人の店で煙草ふかしてる。

GM:すると、電話がかかってきます。

黒美:チリリリン!チリリリン!

大泉:「はい、こちら喫茶“アーネンエルベ”」

黒美:『何かしんどいから早退する〜、迎えに来てぇ〜』

大泉:「保健室で休んでおけ?」

黒美:『じゃあ放課後、迎えに来てね〜?』

大泉:「…仕事さえ、入らなければ、な。じゃあな」ガチャッ。

GM:ん、また電話かかってきた。(笑)

大泉:忙しいな…。「はい、こちら喫茶“アーネンエルベ”」

声(GM):『あ、大泉さんですか?私です、運命です…』

大泉:「あぁ、運命か。どうした?」

GM:じゃあ運命さんが少し声を低くして、

運命(GM):『…申し訳ないんですけども…大泉さんにお頼みしたいことがあります…』

大泉:「…そうか」

運命(GM):『そこで、これからそちらにお伺いしようと思います』

大泉:「おぉ?珍しいな…分かった、じゃあ珈琲豆挽いて待ってるよ」

GM:ん、そこで電話が切れる。

大泉:じゃ、豆挽いておく。ゴ〜リゴ〜リ…。

GM:じゃあ小一時間ほどして…運命が一人で歩いて来た。

大泉:一人かよ、危ねぇな!(汗)

GM:こう、尾行とかに気をつけるように後ろを気にしながら入ってきた、そ〜っと…。

大泉:「いらっしゃいませ、お一人様でしょうか?では、カウンターの方へどうぞ」

運命(GM):「大泉さん…すみません、少し静かにお話できる場所はないでしょうか?」

大泉:「んん…じゃあちょっと待て」って言って、入り口の鍵かけて、『Closed』の看板かけて、2階の俺の部屋に通すよ。

GM:OK、それでいい。じゃあ運命が椅子に座って…まだ周りを気にしながら、

運命(GM):「…ここならさすがに、盗聴器とかは無いとは思いますが…」

大泉:「あぁ、その辺は普段からカイが気をつけてくれてるから大丈夫だ」

GM:凄いな、さすが英霊や。(笑)

運命(GM):「では……実は、極秘でお願いしたい任務があるのです…」

大泉:「極秘、ときたか…」

運命(GM):「はい…実は最近……え〜っと…どこから話せばいいのか…」

大泉:……ま、とりあえずさっき挽いておいた豆で珈琲入れて出してやるよ。「これでも飲んで、落ち着きな」

GM:あぁ、言ってたな。(笑)

運命(GM):「あ、ありがとうございます……あら、美味しい…」

GM:とか言って飲んでる。(笑)

大泉:「ふっ、何せ…俺専用の豆だからな」(笑)

GM:専用…。(笑)

運命(GM):「実は…最近、<八武衆>の一家が代替わりをしたんです…」

大泉:「ほぉ?」

運命(GM):「それが…その方に代が移ってから、どうもその家の行動がおかしくなった、というか……どうも、何やら…自分勝手な行動ばかり取るようになった感じになってまして…」

大泉:「じ、自分勝手、ときたか…」

GM:自分勝手というか…<八武衆>って元々八家の合同で意思統一して行動するって感じやから…。

あやにゃ:あぁ、そこでその…組織に従わん奴が出てきたってことか。

GM:そういうこと。「そんなの、知ったこっちゃねぇよ!」っていうのが出てきたってこと。で、それに伴って…勝手に依頼を受けては、法外な値段を吹っかけたり…。

大泉:どこぞのモグリ医者かよ。(苦笑)

GM:そうそう。または、下手したら自分と同じ<八武衆>とか光蓮宗の退魔師協会でも、出会ったらブチのめしたり、とかもしてるらしい。

運命(GM):「そういった情報が流されてきているんです…」

大泉:「ははぁ、なるほどね…」

運命(GM):「ただ、相手は仮にも<八武衆>の一家であるために、こちらからは手を出しにくい、というのがありまして…」

大泉:「そこで、俺に個人的に動いてくれ、ってことか」

運命(GM):「はい。潰そうと思っても、相手が巨大だから下手に動くとこちらが潰されかねない…。そこで、大泉さんに動いてもらって、何かしらの悪事の証拠なりを掴むことができれば…もしかすると、止めさせることができるかもしれないんです。ただ依頼の性質上、こちらからの助力はまずできないだろうということ…と、密命なので、こちらからの依頼だとバレてもいけないということもあるのです」

大泉:「ん、了解、りょーかい…」

運命(GM):「…また、何よりも、危険な任務ですので……こんなことをお願いできるのは、大泉さんしか…!」

大泉:「…ふっ…買いかぶられたもんだな…」

GM:まぁ、何よりもフリーやん?(笑)

大泉:そだな、どっちかってぇとフリーランス風ではある。(笑)

運命(GM):「そこで…勝手なお願いだとは分かっていますが、こちらまでお邪魔させて頂きました…」

大泉:「なるほど?」

運命(GM):「本来であれば、私との接触も知られたくないので、ワザとこうやって人目を忍んで来たのです…」

GM:あ、言い忘れてたけど、ちょっと変装してる。

大泉:(渋く)「…分かった、その任務引き受けよ…」

黒美:(遮る)ジリリリン♪ジリリリリン♪

大泉:……………………。(汗)

黒美:ジリリリン♪ジリリリリン♪

大泉:…留守電に切り替えるか、ピッ。『ただいま、留守にしております…』(笑)

黒美:じゃ、携帯の方に…ピピピピッ♪(笑)

大泉:〜〜〜!!(出る)「えぇい、誰だ!?」(笑)

黒美:『お兄ちゃん、まだぁ〜?』(笑)

GM:もう授業が終わった時間らしい。(笑)

大泉:「今、仕事中だから後でな」プチッ。(切った)

GM:あ、切った。(笑)

運命(GM):「…危険の大きな任務でもありますので、黒美さんにも力を貸して頂けないか、聞いてもらっていいですか?」

大泉:「あぁ、それはこっちで何とかする。…ちなみに被害者とか、よく出没する場所とかってのはあるのか?」

運命(GM):「それが…特に無いんです。事件があれば、そこに首を突っ込んでいっては暴れたり、ガラの悪い手下をいっぱい雇ったり……噂によると、ヤクザとの繋がりも持ち始めた、という噂もあります。そのため他の<八武衆>も危惧しているようです。自分達の評判も落ちますからね…。ただ、下手に同じ<八武衆>同士で動くとそのまま戦争へと発展してしまうので、表立っては動けないのです」

GM:そういう理由で、今回天渡は動けません、と。

大泉:あぁ、そう繋がるわけね。(笑)「じゃ、何とか動いてみるかぁ」

運命(GM):「は、はい!よろしくお願いします!」

大泉:「じゃ、今から黒美を迎えに行くから、ついでに途中まで送ろう。危ないしな」

運命(GM):「ありがとうございます!」

大泉:あ、ちなみに何か被害者達から情報って集まってない?

GM:あぁ、それはあるよ。

大泉:ん、じゃあ運転しながら助手席から資料を手渡してもらう。

GM:被害者名の一番下に“珍念”の名前があるわ。(笑)

大泉:珍念…と野良犬。(笑)

GM:野良犬はさすがに載ってない!(笑)

あやにゃ:“モリゾー”“キッコロ”“珍念”…。

GM:モリゾーとキッコロまで被害者に?!(笑)

大泉:何てこった。(笑)じゃ、運命を送って…。

GM:いや、送ったら繋がりバレるってば。

大泉:あ〜、そか…じゃあ屋敷じゃなくて、近くの商店街で下ろすよ。んで、そのまま校門行って黒美拾う。

黒美:「あ…遅いよぉ〜!!」

大泉:「言ったろ?仕事入ったら分からないって…」

GM:ま、黒美と合流しました、と。




2:路地裏の邂逅


GM:こっからはフリーダムに動いてもらっていいで。

あやにゃ:ニャ〜。


<シーン1:大泉&黒美>

大泉:じゃ、黒美連れてまた商店街にでも行くかね。

黒美:「ごっはん〜♪ごっはん〜♪」

大泉:「はいはい、今夜は何にするかねぇ…」

あやにゃ:(即)ブリ。

他3人:またブリか!!(笑)

大泉:「昨日魚だったから、今日は肉にするかぁ」

黒美:「じゃあじゃあ…牛フィレ肉のステーキ…」

GM:どんだけ豪華なん…。(汗)

大泉:(無視)「あ〜、そこのバラ肉600g」

店員(GM):「あいよ〜。食べ盛りの妹さんがいるんだねぇ」(笑)

大泉:「食い扶持が増えて大変だぜ」(笑)

店員(GM):「そう思って、ちょっとサービスしといたよ!」(笑)

大泉:「お、助かるよ」…っていう買い物風景に持ってったとこで、今回の所持金決めようか。

GM:あ、そうやな。決めてって〜。

黒美:(コロコロ)40万。

GM:有り得んから、それ!ただの誤植やから!(汗)

黒美:だって、霊能力者の家系やし…。

大泉:(コロコロ)政治家の息子の俺が4万5000円なんだが。(笑)

GM:黒美は4万ね。

黒美:でも2D×50000って書いてあるし…。

GM:何で霊能力者だけ桁おかしいねん!(汗)

大泉:単位付いてない時点でおかしいしな…。

あやにゃ:…それ、2D×50000(中国通貨)やから。

全員:(爆笑)

GM:そこでまさかの貨幣価値の違い。(笑)じゃ、所持金決まったところでどうする?

大泉:ま、少し商店街をブラつくかね。

GM:はいはい…じゃあ、路地裏の近くを通った時に、少し騒がしい気配がする!

大泉:(即)嬉々として駆け込む!

GM:はいはい。(笑)ってとこで、一回シーン切るな。


<シーン2:あやにゃ>

GM:じゃ、あやにゃの方に行くわ。

あやにゃ:ニャ?!

GM:じゃあ、あやにゃやけどぉ〜…。

あやにゃ:ニャ。(こくり)

GM:あやにゃが路地裏でノビノビしてたら…また八雲塚学園…とは別にしよか。つまり黒美の学校とは別の学校の生徒がカツアゲされてるわ。

あやにゃ:……またカツアゲされてるん?!

GM:うん、されてる。ガラの悪いチンピラに学生が囲まれてる。

あやにゃ:(壁から顔半分出して)再び…ニャ政婦は見た…。

GM:見た、と。(笑)じゃあチンピラが、

チンピラ(GM):「ちっ、しけてやがんな!」ドカッ!

GM:とか、やってる。

学生(大泉):「あぁっ…!やややや止めてくださいもう殴らないで…!ぜ、全部出しますから…ほら、靴の底に隠したのまで…!」

GM:全部出した、と。(笑)で、そこで学生は気絶したわ。

あやにゃ:「ニャ〜…」

チンピラ(GM):「ちっ、ほんとにシケて……ん?何だこの猫?」

GM:って、かみにゃも一緒にいんの?

あやにゃ:うん、いる。

GM:じゃあ腹立ち紛れにかみにゃに八つ当たりしようとするわ。

チンピラ(GM):「この…クソ猫が!邪魔なんだよ!」

GM:蹴ろうとするわ。

あやにゃ:それはいかん!…(渋い声で)「待つんだ……」

全員:(爆笑)

GM:メスじゃなかったっけ?(笑)

あやにゃ:変身したら変わんねん。(笑)

GM:あ、変身したんや。(笑)

あやにゃ:金色の猫になった。(笑)「待つんだ、少年……」

GM:少年じゃなくて、おっさんやけどな。

チンピラ(大泉):「な、何だぁ、この猫?!」

チンピラ(GM):「猫が喋ってんじゃねぇよ!」

GM:じゃ、ここで一回戦闘に入ろうか。

大泉:…そこでさっきの俺らに繋がる?

GM:そうやな、駆けつけてくれていいよ。

あやにゃ:猫とおっさんが戦ってる。(笑)

大泉:銜え煙草のままカツカツ近寄ろうか。「フゥー…猫相手に…何やってるんだ、お前ら…?」(汗)

GM:シュールな光景や。(笑)猫、光ってるけどな。

あやにゃ:シュワンシュワンシュワン…。

大泉:「ん?学生が倒れてる……お前らがやったのか?」

チンピラ(GM):「うっせぇ!だったら何だっていうんだよ!」

GM:殴りかかってきたわ。

大泉:刀を半身抜いて、刃で受け止める。

あやにゃ:痛ー!手切れたー!(汗)

GM:ほんまや…じゃあ切れた手を見て、

チンピラ(GM):「チクショー!やりやがったな!?」

GM:って変身するわ!

あやにゃ:あ、悪魔憑きやったんや…。

大泉:じゃ、こっちも。「やれやれ…カイ、どうやらお仕置きの時間のようだぜ?」って言うと、隣に甲斐姫の英霊が浮かび上がる。

GM:あ、こっちチンピラは2人な。

大泉:2人?OK。

甲斐姫(大泉):『畜生にも劣る行い…粛清してくれよう!』

大泉:と、甲斐姫が思念で喋る……そしてこれが地味に初台詞。(笑)

GM:ほんまや!(笑)

チンピラ(GM):「うっせぇ!こっちには…凄い力があるんだぜ?!」

GM:って言って2人共変身してるで。

あやにゃ:「かみにゃに手を出すことは許さないニャ!」

大泉:かみにゃは、ただの猫?

あやにゃ:うん、かみにゃは戦えない。

大泉:そうか……覚えたての範囲攻撃を使う時がきたようだ。(笑)

あやにゃ:《射器》で攻撃!(汗)

GM:誰と戦ってんねん!(汗)はい、戦闘に入るで!


≪戦闘:チンピラ×2≫

GM:こちらの行動値はどっちも12。

大泉:大泉も12。

黒美:行動値…10〜。

あやにゃ:15!


<あやにゃ⇒大泉⇒チンピラ×2⇒黒美>


<1ターン目>

GM:じゃ、あやにゃからやな。猫が一番早い!

大泉:身軽やからな。

あやにゃ:ニャーからの攻撃でいい?じゃあ…何mくらい離れてる?

GM:路地裏やから、至近距離にいるよ。5mくらい。

あやにゃ:じゃあ、ニャーは通常行動で《精製》で地面の石をナイフの形状に変えるわけですよ。それで攻撃行動でAに射撃攻撃と(コロコロ)達成値が19やな。

GM:こっちは固定値でいくな、当たりやで。

あやにゃ:じゃあダメージいくで…低いな、射撃で14点。

GM:はい、痛いな〜。ではお次やけど…大泉さんが先でいいよ。

大泉:そ?んじゃ遠慮なく…今殴ったのがAだな、追い討ちで切りかかる!(コロコロ)達成値は22!

GM:22とか、避けれないですよ!

大泉:んじゃ、ダメージが……ひ、低い…1、1、3て…肉弾で12点…。(汗)

GM:そ、そこそこは痛いで?まだ立ってるけど。(苦笑)じゃ、敵やな。まずはチンピラA…サブが攻撃!前衛は2人?(いっコロ)大泉さんに普通に殴りかかる!(コロコロ)達成値は16!

大泉:16か…目がないわけではない…(コロコロ)お、避けれた!

サブ(GM):「ば、馬鹿な!俺の攻撃がかわされただと?!」

大泉:「はっ、見え見えなんだよ!」

GM:くっそ〜…じゃあ次はチンピラBのタカの攻撃、やっぱり殴りかかる!(いっコロ)猫やな。

タカ(GM):「邪魔なんだよ、このクソ猫!」

大泉:猫だったら、蹴飛ばす感じだな。

あやにゃ:「ニャー!!」

GM:…チンピラのロールプレイが楽しくなってきた。(笑)攻撃の達成値は16やで。

あやにゃ:16?(コロコロ)14!は無理か…。

GM:ダメージはなぁ…肉弾で11点な。ゲシッ!

あやにゃ:「ニャー!!」…まぁ、まだまだ余裕やけど。

黒美:じゃあ…《妖眼》、どっちが死にかけ?

GM:サブ。タカは無傷。

黒美:じゃあ無傷の方。

GM:敢えてそっちいったか!(笑)

黒美:(コロコロ)……1、1、2…。

大泉:それは俗に言う、効果的失敗というやつだな。(笑)

黒美:黒美は<衝動>を使った…(コロコロ)特殊で達成値24。

GM:そんなもん、避けれるわけがないね。

黒美:これで第一段階やから、衝動表やな(コロコロ)7。

あやにゃ:『沈静:エナジーが3点回復する』

GM:エナジー減ってねぇ。(笑)

黒美:関係ナシか…じゃあダメージが…特殊で19点〜。

GM:痛いぞぉ〜…。(汗)


<2ターン目>

GM:じゃ、トップに戻ってあやにゃ。

あやにゃ:ニャー。ナイフを通常で《精製》、攻撃行動でもナイフを《精製》、これでターン終了。

GM:あ、2個作れるん?

あやにゃ:うん、2個のナイフが周りをフヨフヨ浮いてる。

GM:そういう感じか…。

大泉:じゃ、そろそろサブにトドメといこうか。(コロコロ)達成値25。

GM:避けれるわけがない。(汗)

大泉:「そろそろオネンネしな!」ダメージが肉弾で25点。

サブ(GM):「ぐっはぁぁぁぁー!!」

大泉:ズシャッ!と切り捨てたった。

GM:しかも吹っ飛んで壁に叩きつけられたな。サブ御臨終…生きてるけど。

大泉:これで後1人…。

GM:んで、タカさんの行動やな。

タカ(GM):「野郎!よくもサブをやりやがったなぁ!!」

大泉:「ふっ、所詮この世は弱肉強食なのさ…」

GM:じゃ、何か特殊行動やってみよ(いっコロ)対象はあやにゃ。電撃がバリバリ走るわ。

大泉:<カラドボルグ>…?!

GM:正確には違うけど。(笑)特殊で達成値は21。

あやにゃ:21〜?高いなぁ…。

GM:データ良く見たら、コイツ特殊型やった。(笑)

大泉:何でさっき殴ってたんだ?(笑)

GM:馬鹿やから、所詮チンピラ。(笑)

あやにゃ:ニャ…(コロコロ)あ、効果的成功。

タカ(GM):「ば、馬鹿な!!?」

あやにゃ:「ニャ〜」(笑)

黒美:……あ、<位>3に上がって能力値書き換えんの忘れてた……まぁ後でいいや。《妖眼》(コロコロ)達成値19。

GM:それは避けれない。

黒美:当たった?特殊で22ダメージ。

GM:うわぁ…もう、フラッフラやな…。

大泉:でも、立ってはいるのか…。


<3ターン目>

GM:じゃ、あやにゃ。う〜ん…一矢しか報いてない…。

あやにゃ:ちょっと蹴られた。(笑)ニャー…じゃ、《射器》で攻撃(コロコロ)射撃で達成値が21。

GM:はいはい、当たってるで。

あやにゃ:ダメージが…射撃で14点。

タカ(GM):「ぐっふぅぅぅー!ば、馬鹿な!?あ、あの方に…あの方に貰った力が通用しないだと…?!」ガクッ

GM:タカも気絶しました。


≪戦闘終了≫

大泉:さて、キャプる(=<魔種吸引>)か。(笑)

GM:どうぞ、キャプってください。(笑)

黒美:キャプる〜♪

大泉:じゃあ1個ずついこうか。

GM:経験点は5×2で10点分な。魔結晶は2Dふってください。

黒美:(コロコロ)5。

GM:《リジェネレイト》やな。

黒美:(コロコロ)8。

あやにゃ:さり気に2個共振ったな。(笑)

GM:ほんまや。(笑)8は《潜伏》な。

大泉:《リジェネレイト》いいなぁ…どのキャラにも付けたい。(笑)

GM:あれ?<鬼御霊>ってメルドできたっけ?

あやにゃ:いや、無い。一回使い切り。

大泉:あ、そっか!その分<奇魂>なわけだから…何だ、じゃあいらね。

GM:ま、サブとタカは気絶しました、と。

大泉:ん、じゃあ縛ってウチまで運ぶか。

GM:あぁ、車で来てたからOKやな。

大泉:そうそう。

GM:…で、あやにゃはどうすんの?

あやにゃ:「ニャー、あんたは何者だニャー?」

大泉:「んん?ただの喫茶店のマスターだ」

あやにゃ:「それは……汝は私のマスターということか?」

GM:そうなんの?!(笑)

大泉:「では…ここに契約をしよう」(笑)

あやにゃ:「契約しちゃった。(笑)…私と契約すると、もう一匹ついてくるニャ。今ならキャンペーン中だニャ」

大泉:「むしろ抱き合わせ商法?!2匹面倒見ろってか?!」(笑)

GM:ほんまや、セット販売や。(笑)

黒美:ほれほれ♪ほれほれ♪(猫じゃらし)

あやにゃ:にゃっ…にゃっ…にゃにゃにゃにゃにゃっ!(高速の動き)

GM:…で、どうすんねん?

黒美:チャチャチャチャチャチャチャ〜チャ〜ン♪

大泉:仲間になった音楽が。(笑)んじゃ、猫も含めてまとめて車の中に放り込む!

GM:放り込んだ!(笑)それで帰る?

大泉:帰る、警察来られたらコトだしな。

GM:はいはい、じゃあ喫茶“アーネンエルベ”に帰ってきました。

大泉:ん、縛ったサブとタカを床に転がすわ。

GM:サブとタカは転がされた。

大泉:で、片方の腹を蹴って起こす。

GM:「ぐふっ!」…どっちがいい?

大泉:じゃ、サブで。

GM:サブが目を覚ました。

サブ(GM):「て、てめぇら!…お、俺達にこんなことをして、ただで済むと思うなよ?!俺達には強い後ろ盾がいるんだぜ?!」

大泉:「そう、俺が聞きたいのは、その後ろ盾…」

黒美:(遮って)「ここにあるのって、お湯だよね?」ザザザザザ〜♪

GM:サブにお湯かけた?!どんな拷問?!(汗)喋るどころじゃない、転がりまわってますよ?!

黒美:動けないように足にかける〜♪

大泉:「…釣り針と眼鏡、どっちがいい?」

サブ(GM):「…??」

大泉:「…両方でいくか…」釣り針を瞼に引っ掛けて、眼鏡をかけさせて日光を当てる。すると凄い勢いで目が乾くのに瞬きできない…。

サブ(GM):「ひぃぃぃぃぃ〜!!!痛い痛い痛い痛い…!!!!」(涙)

あやにゃ:「…ニャ〜…人間は恐ろしいんだニャ〜…」

GM:ほんまやわ!(汗)

黒美:「…お兄ちゃん、コイツらから情報、聞きださないとダメだんだよね?」

大泉:「あぁ、そうだ。コイツらの言う、後ろ盾ってのを、な」

黒美:「しょーがないなぁ…」<衝動>使う、《魅了の妖眼》。

GM:おぉ、素晴らしい特殊能力やな。

黒美:ふふっ♪ピシッ!ピシッ!(平手)「ほら、早く吐きなさい!」

大泉:結局女王様キャラかーい!(笑)

サブ(GM):「あ、ああぁぁごめんなさいごめんなさい!吐きます!全部吐きますぅ〜!許してくださ〜い!」

GM:…になるんかなぁ、この場合?

大泉:え、むしろ、「もっと叩いてください!」?(笑)

黒美:ちなみに効果は『可能な限り、使用者の言うことを聞く。自分の生命が危機に晒されるような行動は取れない』

GM:あ、自分の危機があると喋れない?じゃあ話せないぞ?

サブ(GM):「だ、ダメだ!これを話すと俺達、消されちまう!」

黒美:いや、「死ね」とかの命令は聞けないってだけじゃない?

GM:あ、そういうことか。じゃあ、

サブ(GM):「消されちまう!だ、だから…この街には戻ってこないと誓うから、俺達を逃がしてくれ!!」

大泉:「それこそ、そちらの情報次第だ」

GM:…あ、ここで大事なNPCの名前考えてなかった…。

あやにゃ:モリゾー。

GM:あ、それで。(笑)

サブ(GM):「…お、俺達は…“盛蔵組”の組員だ!」

大泉:「“盛蔵組”……そういや、ヤクザと繋がってるって情報があったな…しかし…また、自然に優しそうな名前の組だな」(笑)

サブ(GM):「ウチの親分が最近、どっかの女と手を組んだらしくて、そのツテで俺達は凄い力を分けてくれたんだ!」

大泉:「それは、どういう形で分けてもらえたんだ?」

サブ(GM):「何か、変な儀式っぽいものだ…変な薬みたいなのを飲まされたり…注射打たれたり…」

GM:ようはそれで<荒御魂>憑けられてんな。

黒美:「その女って、どんな女?」

サブ(GM):「長い黒髪の…20代後半くらいの色っぺぇ姉ちゃんだ」

あやにゃ:「…ニャ〜…ニャーはその女を見たんだニャ」

大泉:「ほぉ?どこで見たんだぃ?」

あやにゃ:「…ニャ……忘れたニャ…」

大泉:「……所詮猫だったか…」

あやにゃ:「かみにゃに聞くニャ。……ニャ〜ニャニャニャニャ(会話中)…ニャ〜……路地裏だニャ!」

大泉:「あぁ、そうかい。(笑)………じゃあ…組を潰すかぁ…?(汗)まぁいいや、では…どこへなりとも消えるがいい」(縄を切る)

サブ(GM):「うぅ…俺達、この力で好き放題して良い目見ようと思ってたのによぉ〜…」(涙)

大泉:「この力は、そんな甘い力じゃないんだよ……」

GM:まぁ、実際ボコボコにされたしな。じゃあスタコラサッサと逃げてったわ、有り金も置いて。

大泉:有り金置いてった?!これから逃走資金もいるだろうに…まぁ置いてったなら貰うけど。

黒美:40万あるから、お金いらな〜い。

あやにゃ:だから40万やって。(笑)

大泉:実質4000円くらいか?(笑)じゃ、盛蔵組について調べてみるかぁ…。

あやにゃ:ニャニャニャニャニャ〜!(走り回ってる)

大泉:こら猫、店内で暴れんな!毛が飛び散るだろ!(汗)ったく、不衛生極まりない…飲食店だってのに…。

GM:あ、去る前にあと一個情報置いていくわ。

サブ(GM):(扉の前で)「…そういやよぉ…力を得たことで調子に乗って反抗しようとした奴は……ボロクソにされて、殺されたよ…」

大泉:「?それは誰が誰に?組の下っ端が、組長に?女に?」

サブ(GM):「女にだ。良い女だからって手出そうとして…殺されたんだ」

大泉:「そうか……まぁ、そういう危険な力だってことだ」

サブ(GM):「そうだったな…」

GM:って言って、サブとタカはどっかに行ったわ。




3:“盛蔵組”


あやにゃ:(横で)ニャ!ニャ!(店内を走り回っている)

黒美:〜〜♪(追いかけて遊んでいる)

大泉:………ちょっと落ち着きなさい。(両方摘み上げる)

あやにゃ:にゃにゃ?!ニボシを寄越すニャー!ニボシを要求するニャ!

黒美:はい♪

あやにゃ:ニャ〜♪

大泉:……あ、ばか、それは賞味期限が…!

あやにゃ:(かみにゃに)食べちゃ駄目ニャ〜!(汗)

大泉:ま、まぁ悪魔憑きなら簡単には死なんだろうが…普通の猫なら食中毒にはなるだろうな…。

GM:それにさっきまでゴミ箱漁ってたから大丈夫やろ。

大泉:それもそうか…かみにゃは普通の猫か…戦力にはならんな…。

あやにゃ:かみにゃは普通の猫やけど、立場はあっちがもちろん上。(笑)

大泉:(あやにゃの猫型駒を見て)…っていうか、丸!(笑)

黒美:黄色の猫フィギュア、それしかないから。(笑)

あやにゃ:悪魔憑きやから、いっぱい食べるから仕方ない!

大泉:消化仕切れてないやん。(笑)

あやにゃ:それ以上に食べてるから。(笑)

大泉:うぅ…ただの野良猫一匹と、メタボ猫一匹か…。(汗)

GM:メタボ。(笑)で、どうします?

大泉:ん、盛蔵組に乗り込むか。玄関の門とかを車で突破する。(笑)

GM:討ち入り?!それ、戦争になりますよ?!(汗)

黒美:その前に…御飯食べる。

大泉:あぁ、さっきちょっと<衝動>が溜まってたな。じゃあ何か作るか。

あやにゃ:お金が無いからニボシを要求するニャー!

黒美:あ〜、よしよしよしよし♪

あやにゃ:ニャニャニャニャ♪

大泉:エプロンつけながら冷蔵庫覗き込む。「さて、何ができたかなぁ…」ゴソゴソ。

GM:さすが喫茶店のマスターや。(笑)あやにゃ、お金ないねんなぁ…どうしようかな…。

あやにゃ:お金いらんのが動物のメリットじゃない?(笑)

黒美:どっかからか、調達してきたらいいねん。

あやにゃ:じゃあ、魚屋から魚を…。

大泉:それただの泥棒だから。サ●エさんかよ。(笑)

黒美:「幸運」とか「知力」で判定したらいいねん。

GM:あぁ、じゃあ盗るなら「敏捷度」で判定してもらおか。

大泉:ちょっ…それ、失敗したら追いかけてきた店主に俺が金払うことになるんじゃ?!(汗)

GM:それは…ガンバレ。(笑)食べるモノの価値によって目標値変えるわ。どれくらいのにする?

あやにゃ:行ってくるニャ!…って言っても、<衝動>は1点だけやから一番安いのでいいんやけどな…。

GM:500円相当?何や、それなら別に判定ナシでいいわ。

あやにゃ:そやな、その辺のゴミ箱漁ってくるわ。(笑)

大泉:(裏口に出て)「…って、ウチのゴミ箱漁ってんじゃねぇ!」(汗)

あやにゃ:「ニャー!!」バリバリに破って漁る。(笑)

大泉:「あぁ、もぉ〜!散らかしやがって!」(汗)

GM:喫茶店の生ゴミって、珈琲の粉ばっかりじゃない?

大泉:いやぁ、軽食程度は出すからな。サンドウィッチのハムの切れ端とか、キュウリとかはあるだろう。パンの耳とか…。

GM:あ、そっかそっか。

あやにゃ:「ハムを要求するニャー!!」

GM:めっちゃタカっとる。(笑)

大泉:じゃあ残り数枚のやつをパパッと放っとこ。(苦笑)

あやにゃ:「ニャ〜♪」

GM:で、人間2人は?

大泉:俺ぁ、<衝動>1点だけでエナジーも減ってないし。

GM:じゃあ500円相当のでいいな。

大泉:あぁ、珈琲と煙草で回復しとく。(笑)

黒美:<衝動>4点溜まってる〜…回復したい。

GM:となると…2000円くらいかな。

大泉:じゃ、2000円相当のチャーハンでも作るよ。

黒美:それ食べる〜♪

GM:あぁ、それで回復してくれたことでいいよ。

大泉:……あ、じゃあそれ食べてる間に運命にメールだけ打っとく。『盛蔵組に不穏な動きアリ。繋がりの可能性大』とでも。

GM:はいはい、OK。

黒美:…っていう、ウィルスメールやろ?

GM:何て迷惑な!(笑)

大泉:んな嫌がらせする理由がない!(笑)

GM:ほんまや。(笑)じゃ、御飯も食べて…盛蔵組行くの?ちなみに今は…チンピラと会ったのが夕方くらいやから、もう外は暗くなってきてるけど。

大泉:おぉ、夜にこそ行くべきやからな…。

あやにゃ:ニャー!!店内走り回ってる。

大泉:こ、コラァー!ケージの中に放り込む!「こっから出てくんな!」

あやにゃ:「ニャ〜……」

黒美:「じゃ、猫ちゃん…いくよ☆」ガチャ。(開)

あやにゃ:「ニャ〜〜〜〜!!!!」(勢い良く飛び出して走り回る)

大泉:…………黙って摘み上げて、裏口から放り出す。ポイッ…ガチャッ。(閉)

黒美:裏口、ガチャッ♪(開)

あやにゃ:裏口から入ってきた。

大泉:………。(深〜い溜息)

あやにゃ:「で、これからどうするニャ?急に話進めるニャ」(笑)

大泉:あんだけ好き勝手しやがって。(笑)「ま、まずは盛蔵組の下調べ、だな。ということで猫、隠密行ってこい」

あやにゃ:「ニャ、行ってくるニャ!ニャーに任せるニャ!」

GM:…え、どういう作戦?

大泉:まず状況から言うと…俺と黒美は盛蔵組の近くに車を停めて待機。その間に、あやにゃには隠密で敷地内の調査をしてもらう。

GM:え、情報を集めるの?

大泉:いや、潜入してきてもらう。猫やからな、常時《潜伏》みたいなもんだろ。(笑)

あやにゃ:まぁ『隠密』は初級しかないんですけどね。(笑)

GM:なるほどね…まぁ、夜やからプラス修正あっていいか。目標値は12で。ほんまはもっと高いけど、夜なのと猫なので目標値低くした。

大泉:ま、妥当なとこだな。

あやにゃ:じゃ、行ってくるニャ!(コロコロ)達成値16!

GM:あぁ、じゃあ余裕で敷地内に侵入できた。

あやにゃ:ニャー!ニャホニャホタマクローニャー!

GM:ニャホニャホタマクロー。(笑)そこそこ広い和風のお屋敷ですね。事務所やと雰囲気出んしな。(笑)

大泉:というか、普通に屋敷を想定してた。(笑)

あやにゃ:「盛蔵はどこかニャ…?」

GM:それは構造を知らんからなぁ…。

大泉:ぐるっと回って構造を調べてくれ。ついでに見張りの配置とかも見てくれると助かる。

あやにゃ:見てくるニャ。シャ〜〜〜〜。(移動中)

GM:はいはい、見てると、ガヤガヤしてるわ。酒飲んでたり、寝てたり、博打やってたり、雑談してたり、ドス研いでたり…。(笑)

あやにゃ:ドスを銜えるニャ!

GM:さすがに刺されるわ!

あやにゃ:逃げる!(汗)さぁ、ボスはどこかニャ〜?

GM:まぁ、ボスといえば奥の方やわな。ちなみに見たら分かるけど、要所要所に監視カメラもあるから。あんまり映りすぎると不審に思われるで。

大泉:ま、猫だから、摘み出されて終わるだろ。

GM:そらそうかもしれんけど…。

あやにゃ:猫、突入!

GM:突入する?じゃあそこそこ立派そうな部屋の近くで…さすがにその辺になると見張りもいるから、

見張り(GM):「何だこの猫?!摘みだせ!」

GM:って摘み出されるで。

あやにゃ:…やっぱり?

GM:うん、摘み出された。でも大体の偉そうな奴の場所は分かった。

あやにゃ:分かった、じゃあ大人しく摘み出される。

見張り(GM):「もう来るなよ!」ポイッ!

あやにゃ:「ニャー!」

GM:まぁ三味線の材料にはされなかった、と。

大泉:で、こっちに戻ってきた、と。「場所は分かったか?」

あやにゃ:言うわ。「ニャニャニャニャ、ニャー!」

大泉:(即)「分かんねぇ」(クールに)

あやにゃ:「じゃ、猫語を止めるニャ」

大泉:「あぁ、そうした方がいい…こいつの命が惜しければ、な」(かみにゃを摘み上げる)

あやにゃ:「手を出すニャー!」(飛び掛る)

大泉:「どぁー!」(汗)

あやにゃ:「情報が欲しければ、かみにゃを放すニャー!」

大泉:「情報を話せば、放してやろう」

あやにゃ:「仕方ないニャ、話すニャ〜…」

GM:折れるの、早!(笑)

あやにゃ:「ボスの部屋は、奥にあるニャ〜…他にも色々、ヤクザがいるニャ」

大泉:「監視カメラの配置の位置は?」

GM:それは分かったことでいいよ。

あやにゃ:「あそこと…あそこと…あそこニャ…見取り図を渡すニャ」

大泉:「やれば出来るじゃねぇか。(笑)ほらよ」ってかみにゃを解放する。「さて、んじゃお次は俺一人で行ってみるかね」

GM:……え、一人で行くの?!!(汗)

大泉:あぁ、場所も分かったし、下手に迂回せずに最短距離で行けるだろ。

GM:いいけど…どっから潜入すんの?

大泉:(さらり)もちろん、監視カメラの死角になってる塀を乗り越えて。

GM:塀登るんや…じゃあ暗いから、難易度上げて『登攀』で目標値17、12に暗くて+5で17な。

大泉:17か、高いな!《技能継承》する!(コロコロ)んで、一回振りなおす!これで第一段階(コロコロ)衝動表は9。

GM:『破裂:衝動を抑え込もうとして、体内の血管が喀血する』経験点は10点。

大泉:ぐはぁ!(コロコロ)しかし、血吐きながらも(コロコロ)効果的失敗?!もう一回!(コロコロ)…達成値25!

GM:はい、血吐きながらも芸術的に登れました。(笑)

黒美:その間に…ピンポ〜ン♪(チャイム)

GM:…え、やるん?(汗)

大泉:ちょ、俺の喀血を無駄にしないで…。(汗)入れたな?じゃあ監視カメラと見張りの隙を縫うようにして、部屋に近づくわ。

GM:了解、じゃあ『隠密』で目標値12でいいや。

大泉:初級あるから(コロコロ)うし、成功。

GM:じゃあ無事に近づけた。

大泉:OK。じゃあ屋根に登って、屋根裏に侵入する。

GM:ま、まぁ入れたことでいいや、成功したし。(笑)

大泉:んで、天井からスルスル…ストッ…と、静かに降り立つ。

GM:じゃあ、ボスっぽいのが一人と、幹部っぽいのが何人か。何かを話してた。

大泉:ん、じゃあその場で正座して、日本刀を右手側に置く。これは、相手に敬意を表して、敵意がないっていう表現な。

GM:あぁ、そうなんや。

盛蔵(GM):「ん?何だ、貴様?!」

大泉:(両手をついて)「突然の御無礼、失礼致しやす」

GM:そういくか…まぁ、雑魚はいきり立つよな。

幹部A(GM):「何だぁ、てめぇは!?」

GM:ドス抜いたり、チャカ抜いたり…。

大泉:それに動じず。「手前、大泉純一と申す者に御座います」

盛蔵(GM):「ほぉ…なかなか礼儀は弁えているようだな…」

黒美:いやいや!天井から降ってきて礼儀もないやろ!!(笑)

あやにゃ:明らかに礼儀知らずやん!(笑)

GM:ほんまや!(笑)じゃあ、今のナシ!

盛蔵(GM):「なかなか、根性の座っている若造じゃな…」

大泉:「は、有難う御座います。こうしてお忍びで参りましたのも、お耳に入れたき情報があるため」

盛蔵(GM):「ほぅ?申してみよ」

大泉:「はっ、盛蔵親分の組の方に最近不穏な動きがあると聞き、ここに一つ御忠告に参った所存に御座います」

盛蔵(GM):「んん?詳しく言うてみぃ」

大泉:「近頃、髪の長い女がここを出入りをしているという話で…その者が何やら怪しげな薬を撒いているとか…」

盛蔵(GM):「それがどうかしたのか?」

大泉:「それにより、増長した盛蔵組の下の者達が…やや、暴れ過ぎたこと…それにより、シマを荒らされたと他の組からの干渉が…」

盛蔵(GM):「ま、マジで?!」(汗)

GM:っていうか、そんな大事になってたん?

大泉:まさか、交渉の話なんて常に虚実混ぜながら1.5倍さ。

GM:あぁ、そういうことか。(汗)じゃ、『交渉』で目標値…親分やから15で。

大泉:カイ、助けてー!(笑=《技能継承》)これで第二段階、衝動表は(コロコロ)6。

GM:『獰猛:突如として怒りの感情が巻き起こり…目の前の対象を罵倒する』〜!!(爆笑)

黒美&あやにゃ:終わった…。(爆笑)

大泉:……手近にいたチンピラ共に指差す!「そこのお前らだってどうせ薬に手ぇ出していい気分になってんだろうが!そういう輩が一番手に負えねぇんだよ!!」

GM:あぁ、ボスを罵倒するんじゃないんや。

大泉:そこはさすがに全力で避ける。指じゃ済まん、コンクリ抱かされる。(汗)

GM:分かった。(笑)

盛蔵(GM):「威勢のいい若造じゃのぉ」(笑)

大泉:で、改めて『交渉』の15だったな(コロコロ)ぴったり15、成功だな。

GM:成功?OK。

盛蔵(GM):「ふむ…どうやら、下の者への目が行き届いておらんかったようじゃのぉ…」

大泉:「は…僭越ながら…」

盛蔵(GM):「まぁ、それはこちらでどうにかするとして…アンタは、どうしたいんだ?」

大泉:「その黒髪の女に合わせて欲しい。少し、こちらの管轄に触れるところがあるもので」

盛蔵(GM):「…お前、一体何者だ?」

大泉:「とある喫茶店のマスターです」(さらり)

盛蔵(GM):「き、喫茶店のマスターが何故そんなことを気にする?!」(笑)

大泉:「この街の平和を守るためです」(笑)

GM:そぉれは自分から、「ヤクザの敵です」って言ってるようなもんじゃない?

大泉:いや?ヤクザだって、いるだけで害とは思ってないよ。必要悪なところは認めてるし。

盛蔵(GM):「…全てのヤクザが、仁義を守るとは限らぬぞ?」

大泉:「それはそうでしょう。でも俺は、盛蔵親分は守られるお方だと信じております」

GM:……そう来るかぁ……どうしようかなぁ…まさか盛蔵を信じるコースでくるとは…予想外やなぁ…スマートではあるけど。

大泉:正面から潰すには、こっちの手駒が少なすぎる。(笑)

GM:………まぁ、面白そうやからいいや。

盛蔵(GM):「ふむ…あの女か…」

GM:…あ、でも盛蔵親分に話すメリットはあるのか?

大泉:ん、そう言われるとなぁ…。

GM:その下の暴走さえ抑えれたら、こっちとしては力が上がるのはメリットやねんけどなぁ…。

大泉:「…では、逆に聞きますが、力を強めることのメリットって何ですか?」

盛蔵(GM):「シマを広げれるじゃないか」

大泉:「シマを広げたいんですか?貴方方の手に入れた力が…逆に拘束になるかもしれないのに?」って、カマかけとこ。警察の警戒が強くなるのも必然やし。

GM:あぁ、そうくるか。

盛蔵(GM):「ふむ…そこまで見通されておったか…」

GM:…しかし、GM的には少し暴れて欲しい。(笑)力を見せてくれたら認めやすいってのはある。

大泉:あぁ、暴れる?(笑)じゃ、刀を左手に持ち替えて、「では、貴方方の望む力がどれだけ危険なものか、お見せしましょう!」

盛蔵(GM):「よかろう、見せてみぃ!」

GM:って言って、そこにいた幹部3人がこっちに向かってくるわ。

幹部A(あやにゃ):「盛蔵組四天王、参上!」

大泉:「三人しかいねぇじゃねぇか!」(笑)

GM:一人は欠番です。(笑)

幹部B(あやにゃ):「新しい人を探してたんだ…君、ならないかい?」(肩をぽん、と)

大泉:か、勧誘されてしまった…。(笑)

GM:勧誘きたよ。(笑)まぁ本来なら戦闘やけど…3人共一般人やから、すぐ無力化できたでいいよ。

四天王(あやにゃ):「うわぁあぁ〜!!」

大泉:「安心せぃ、全て峰打ちだ…」って言いながら、刀をチャキンと鞘に仕舞う。

盛蔵(GM):「ま、まさか…こうもあっさりやられるとは…」

大泉:「銃口の向きと指の動き、視線の3つさえ抑えていれば、銃というのは案外避けれるものなのさ…」

盛蔵(GM):「ぬぅ〜……どうじゃ、お主、ワシの側近にならんか?」(笑)

幹部C(あやにゃ):「さぁ、四天王にならないか?」(肩をガシッ!)

大泉:さっきより強い勧誘が…!(笑)

GM:札束もポーンて投げ出すで。

盛蔵(GM):「どうじゃ、これで部下にならんか?」

大泉:「……有難き御申し出ですが…手前、独り身が好きでして…」

幹部A(あやにゃ):「ウチは完全週休2日だぞ!」

大泉:「…な、何ぃ?!」(食いつく)

盛蔵(GM):「月100万出そう!」

幹部B(あやにゃ):「療養所もあるんだ!」

大泉:やばい、めっちゃ心揺れる…!(笑)「…しかし…私にはとても勤まりません…勿体なき御言葉にございます…」

幹部C(あやにゃ):「え〜…ショック〜…慰安旅行もあんのにぃ〜…」

盛蔵(GM):「そうだぞ、毎年皆でハワイに行くんだぞ?」(笑)

大泉:この人ら…ほんまにヤクザか?(笑)まぁ、丁寧に辞退するよ。

盛蔵(GM):「そうか…残念だが、お前の力と言い分は分かった。確かにこのままあの女の力を借り続けていれば、お前のような者を敵に回すことになるやもしれぬ…」

大泉:「そう、なりますね…」

あやにゃ:(唐突に)「その通りニャー!」

GM:あ、猫が出てきた。(笑)

盛蔵(GM):「ね、猫が喋った?!面妖な…」

大泉:「あぁ、こちらは私のなか…いや、とも………同類、ですかね」

黒美:ピンポ〜ン♪(チャイム)

大泉:「あ、すみません。多分俺の連れなので、入れてもらっていいですか?」

盛蔵(GM):「分かった…誰か、連れて参れ!」

黒美:ピンポ〜ン♪ピンポ〜ン♪…ピンポンピンポンピンポン♪

チンピラ(あやにゃ):「くぉらぁ!ウチにイタズラすんなぁ!」

GM:まぁ黒美も奥まで通してもらえたわ。

黒美:「あ、どうも〜」

盛蔵(GM):「うむ…。まぁ、いい。確かにあの女の力は凄いものだが……色々、上がりを寄越せとかいうのも鬱陶しくなってきていたところだ」

大泉:「あ、そんなん言ってきてたんですか…」(汗)

GM:何か、盛蔵親分が話の分かる仁義キャラになってしまった。(笑)

大泉:えぇキャラになったやん。(笑)

黒美:盛蔵親分は、普通の人なん?

GM:うん、そうやで。

黒美:「あれぇ?お兄ちゃん…あのおじちゃんの首獲りに来たんじゃなかったのぉ〜?」

GM:話まとまりかかってたとこで、戦争勃発させようとするなぁー!(汗)

大泉:「ははは、俺はな?あの小さな喫茶店のマスターで一生を終えたいんだよ」

盛蔵(GM):「本当に、勿体ないことよのぉ…」(笑)

GM:で、色々と教えてくれるわ。

大泉:「どこにいますか?」

盛蔵(GM):「まず、あの女の名前は鬼薙 妖(オニナギヨウ)という。何でも最近、急に力をつけたらしく、裏の世界に手を出してきた。そして…便宜を図ってやるから金を出せ、とか上がりを寄越せ、といった奴じゃ」

大泉:「気持ちの良い話、ではないですね…」

盛蔵(GM):「じゃが、奴の力は実際なかなか凄いものでな…人一人が簡単に肉塊に変わるくらいだったのでな…下手に敵に回すのも得策ではなかった…そこでとりあえず同盟、協力体制を取っておったのじゃ」

大泉:「…その力も使い方次第、なんですがね」

盛蔵(GM):「どうやらそのようじゃな、お前のような者もいることだし。どうだね、本当に側近にならんかね?月150万ならどうだね?」(笑)

大泉:「どうぞ、その資金を組に活かしてください。(笑)ま、今後は協力者、というお形でなら」

GM:あぁ、それでいいか。今度から何かあったら、手伝ってくれる。

大泉:<コネ:盛蔵組>を手に入れた!(笑)

GM:まぁ、色々教えてくれるわ。

盛蔵(GM):「鬼薙妖という女じゃが、<八武衆>の一派の分家の当主なのじゃ。他にも分家はいくつかあるらしいが…ワシと接点があったのはその鬼薙だけじゃ」

GM:って言って、屋敷の場所まで教えてくれるわ。

あやにゃ:「鬼薙を倒すニャー!」

大泉:「まぁ、落ち着け……倒すけどな」

GM:もう行く?じゃあ、気に入ったからって10万くれるわ。

大泉:10万…嬉しいけど、このゲームやと何に使うねん、って感じやな。(笑)

GM:うん、すげぇ無意味やからフレーバーで10万。(笑)

盛蔵(GM):「気が向いたら、また遊びにこい!」

大泉:……半分の5万だけ抜いて、5万返す。「お気持ちだけ、頂きます。残り5万は、是非ウチに来て珈琲代に」

盛蔵(GM):「おぉ、そうさせてもらおう!」

GM:また常連が。(笑)

大泉:あ、ついでに今のこの金で飯食うか。何やかんやで<衝動>が7点まで溜まったよ。

GM:あぁ、それならここで最高の食事出してくれるわ。7点やったら…多分2万円相当くらいの食事。とにかく一番高いやつ、戦闘回避したボーナスや。

大泉:何でもやってみるもんだ。(笑)「では、御言葉に甘えまして御馳走になります」

あやにゃ:「ニャー!味がしないニャ〜!」

大泉:「ばかっ!この薄味が上品なんじゃねぇか!」

盛蔵(GM):「ははは、面白い猫じゃの〜。ほれ、魚もあるぞ。食え食え」

GM:刺身もくれるわ。

あやにゃ:「ニャー!マグロニャー!醤油をいっぱいつけるニャー!」

GM&大泉:猫のくせに…!(笑)

GM:ま、場所は判明しました。

大泉:「ふぅ、食った食った……。さて、行くか。朝までに全部片付けるぞ」(立ち上がる)

GM:了解、じゃあ盛蔵組を出ました。




4:鬼女


大泉:ギャギャギャギャギャー!!(車の音)

GM:行った?じゃあ鬼薙家の前に着きました。所詮分家やから、そこまでは大きくない屋敷。

大泉:「火を放て!」

あやにゃ:「はっ!」

GM:火計?!(笑)やるん?

大泉&あやにゃ:やらん、やらん。(笑)

GM:放ってもいいけど…証拠はないねんけどなぁ。

大泉:証拠はなくても証言はあった。それだけでクロさ。(笑)

あやにゃ:ニャーは実際に見てるニャ。

大泉:あぁ、そうじゃん。ちょっと確認してきて?

あやにゃ:見てくるニャー!(ピュー!)

黒美:ヒュインヒュインヒュンヒュイン!(警報)

あやにゃ:逃げるニャー!……ふぅ、危ないところだったニャ〜…。

大泉:よし、ここまできた小細工は無用!車で正面から突破だ!

GM:OK、じゃあドーン!と門を破壊して突破しました!

黒美:…突破するなら、もっといいのがあんで?

他3人:え、何?

黒美:ユンボ付バイク。

全員:(爆笑)

GM:そらユンボ付いてたら門くらい破壊されるわ!(笑)

あやにゃ:ガガガガガ…!(笑)

GM:はい、じゃあ門を突破しました!そしたら、

女の声(GM):「騒がしいわねぇ…」

GM:って言って、女と側近っぽいのが二人出てきた。

あやにゃ:「観念するニャー!」

鬼薙(GM):「ほぉ?まさかこちらが手薄な時を狙ってくるとはなぁ…」

大泉:「いや、まぁ…流れで動いただけなんだがなぁ」(笑)

GM:手下共は今、丁度夜中の活動に出払ってる時やってん。(笑)

あやにゃ:「思い立ったが吉日ニャ!」

大泉:「さ、観念するんだな」

鬼薙(GM):「ふん!観念しろと言われて大人しく観念する奴がいると思って?!貴方達を殺してしまえば、同じことよ!」

大泉:「…ちぃ〜っと、キツ目のお仕置きが必要みてぇだな…」

鬼薙(GM):「<八武衆>分家の当主、鬼薙妖様に刃向かうなんて…!」

大泉:「必要あらば、誰にだって刃向かうさ…俺はいつでも自由だ」

鬼薙(GM):「いいわ、今ここで叩き潰してあげる…!…ところで、誰の差し金かしら?」

大泉:「差し金ぇ?昼間取り押さえたチンピラを辿ったらお前がいただけだが」

鬼薙(GM):「ちっ、使えないわねぇ…所詮ヤクザは…」

大泉:「いやぁ、お前が足の付く行動が多過ぎただけだ」(笑)

GM:実際最前線で暴れてたからな、珍念さんの時といい。(笑)

大泉:そうそう。(笑)「あ、猫」

あやにゃ:「ニャ?」

大泉:「一応確認しとくが…アレのことか?」

あやにゃ:「…Yesニャー」

大泉:「OK、クロ確定したとこで、遠慮なくブッた斬ってやろう」

あやにゃ:「ニャ政婦は見たんだニャ!」

鬼薙(GM):「いいわ、かかってらっしゃい!潰してあげるわ!」

あやにゃ:「ふっ…潰されてあげるニャ!」

大泉:「潰されるな!ちょっと人間の言葉を勉強し直せ!」(笑)

GM:じゃあ向こうは全員変身するわ。

大泉:甲斐姫を自分に憑依させる!「ペル●ナ!」(笑)

あやにゃ:金色になるニャ!

黒美:へ〜んしん!

GM:こっち、取り巻き二人は火を纏った姿になる。妖は…筋肉が肥大化し、角が生えた!

あやにゃ:お、鬼ニャ…!

大泉:“鬼王”ってやつか…。(汗)

GM:これって、相手がどんな<鬼御魂>か分かる判定ってあったっけ?

大泉:実はキャラ作成時から『知識:<荒御魂>』があったりする。使ったことないけど。(笑)

GM:じゃあ一応目標値10でやってみて。

大泉:(コロコロ)達成値17。

GM:OK、じゃあボスの妖が<イツオノハバリ>5-1、<荒御魂>じゃなくて普通の<覚醒者>だからな?振りなおしもしちゃうぞ?

大泉:あ、そっか…。(汗)

GM:妖の武器は薙刀な。雑魚2匹はどっちも<焔>ってやつ。こっちは<荒御魂>やけど。

大泉:どんな組み合わせなんだか。(苦笑)


≪戦闘:鬼薙妖≫

大泉:じゃ、行動値は12だ。

GM:妖は行動値10、焔は16。妖は<奇魂>も使うから。

大泉:普通に強ぇじゃねぇか…。(汗)

あやにゃ:行動値15ニャ。

黒美:10〜。

GM:同じ場合はPCからでいいよ。


<焔×2⇒あやにゃ⇒大泉⇒黒美⇒妖>

大泉:の順番だな。

GM:おぅ。じゃあクライマックスフェイズだ!

大泉:どこがオープニングでミドルやったんやろ。(笑)

GM:初期距離は10m、敵は全員前列。

大泉:了解。


<1ターン目>

GM:じゃあまずは焔からの攻撃やな。まず焔Aの攻撃が、特殊攻撃(いっコロ)対象はあやにゃ、火を吹いた!フレイムブレス!

大泉:火を吹いた?!こいつ…人間じゃねぇぞ!(笑)

あやにゃ:見たら分かるニャ!(笑)

GM:達成値は固定値で…特殊の21!

あやにゃ:高いニャー!(汗)(コロコロ)失敗、ここは大人しくダメージくらうニャ。

GM:あ、やっぱ<焔>は1体にする。

あやにゃ:もう一体は死んだ?(笑)

GM:いや、逃げた…というか、どこかに報告に走っていったことにしよう。んで、あやにゃは当たったな?じゃあダメージが特殊で18点。

あやにゃ:熱いニャ〜!じゃあまずは《精製》で石のナイフを作り出す。そしてそれを口に銜えて焔に斬りつける!肉弾攻撃ってことな(コロコロ)達成値は19。

GM:それは当たった。

あやにゃ:《豪の一撃》使ってダメージ+1Dする!んでダメージが、肉弾で22点!ザシュッ!

GM:ん、なかなか痛いぞ。

大泉:…2体巻き込んで、《英霊一閃》+《霊念・戦技》で攻撃する。

GM:二人共近くにいるのでOKです。

大泉:(コロコロ)達成値は肉弾で20。

GM:焔は当たってる。妖は(コロコロ)低いなぁ、18やわ。

鬼薙(GM):「いいさ、敢えて一発目はくらってやるさ!」

大泉:「後悔すんなよ?」肉弾で26点ずつ。

GM:に、26点ずつ?!…焔はかろうじて生きてる…痛い、痛いぞ〜…。

大泉:よし、黒美の攻撃だな。

黒美:《妖眼》を焔に(コロコロ)特殊で達成値25。

GM:避けれるわけがない。(汗)

黒美:ダメージは特殊で22点!

GM:ボン!焔は吹っ飛んだ。

大泉:というか、多分体の内側から血管破裂したんやろ。穴という穴から血流して。(笑)

あやにゃ:うわぁ、気持ち悪…。(汗)

GM:ブシュ〜…。はい、焔は倒れましたよ。

大泉:「ふっ、これで残りはお前だけだぜ?」

鬼薙(GM):「ふん、雑魚を倒したくらいでいい気にならないで!」

GM:おら、かかってこいや!

大泉:いや、そっちの行動や!(笑)

GM:あ、そか。正直スマンかった。(笑)じゃあ通常で…黒美だけ離れてて、二人が前列か。あ、この人腕4本あるから。それで薙刀振り回してくる(いっコロ)対象はあやにゃ!

大泉:猫を薙刀で…また敢えて難しい方にいったな。(笑)

GM:芸術的な動きしてんねん。(笑)ここで《超常の力》を使う、空気が歪むほどの力を発しながら常識を越えた力を発揮する神通力らしい。達成値が(コロコロ)肉弾で24!

あやにゃ:24〜?(コロコロ)あ、あかん…20。振りなおし(コロコロ)21、ここで<奇魂>の《記憶引用》の力使って+3する、それで24!

GM:おぉ、ぴったし避けれるか!避けるだと…!

あやにゃ:でもこれで第一段階(コロコロ)9。

GM:『破裂:エナジー5点減少』

あやにゃ:ニャ〜!(汗)

大泉:実は攻撃当たってたんじゃね?(笑)


<2ターン目>

鬼薙(GM):「私の攻撃を避けるとは、やるじゃないか!」

GM:とか言ってる。あやにゃの番かな?

あやにゃ:「ふん、遅いニャ!」

鬼薙(GM):「生意気な猫め…引き裂いてあげるわ!三味線にしてあげる!」ターン開始時に《身体変異》使って、肉弾防御力をくらったダメージを半減する!

あやにゃ:「こ、怖いニャ…それだけは止めるニャ!」《精製》でナイフをもう一個作る。

大泉:半減は痛いな…。(汗)

あやにゃ:肉弾がダメなら射撃にするニャ!《射器》で攻撃!(コロコロ)達成値が19!

GM:射撃か(コロコロ)ひく!12しかない。こいつ、回避には向かんなぁ。

あやにゃ:射撃で10点。

GM:10点?はいはい。

大泉:…よし、車を投げよう!

GM:え、自分の車壊すの?!

大泉:いや、大体こういう所って、入ってすぐのところに黒いベンツない?(笑)

GM:あぁ、なるほど。(笑)1台だけあることにしていいよ。

大泉:おし、じゃあそこに行って《技能継承》で『剛力』を中級にする!目標値は?

GM:そうやなぁ…目標値は12で。

大泉:(コロコロ)ん、15で持ち上げた!さらに《技能継承》で『射撃攻撃』を中級に!(コロコロ)達成値19!

GM:(コロコロ)そ、そんなん、避けれるか!

大泉:車は5Dです。(笑)

鬼薙(GM):「ちょ、おま!それはまだローンが!」(汗)

大泉:「ま、残念だったな」(笑)…ダメージを<衝動>で振りなおす。これで第三段階。(コロコロ)衝動表は12。(笑)

GM:そこで6ゾロ?!(笑)『衝動表の結果を第三段階の中から任意のものを一つ選べる』

大泉:お、選べるのか!じゃあ『精密:次のターン終了時まで射撃ダメージに+5点』にしよう。

GM:お、OKです。(汗)

大泉:ってことでダメージが…射撃で21点かぁ。「どっせぇーい!」

GM:痛!(汗)

大泉:……そこで煙草投げたら、ガソリンに火が点くんじゃないだろうか…。

GM:いや、飛び散ったガソリンは薙刀を旋回させて振り払った!ブゥーン!って。(笑)

大泉:おぉ、格好いい。(笑)じゃ、次は黒美かな。

あやにゃ:回復できたっけ?

黒美:できるー、して欲しい?

あやにゃ:うん、欲しい。

黒美:じゃ、通常で《妖気増加》する(コロコロ)成功して、あやにゃを14点回復。

あやにゃ:やった♪

黒美:で、攻撃で《妖眼》を(コロコロ)達成値18。

GM:特殊はマズイ…(コロコロ)うお、ここで6、6、6!効果的成功じゃー!(笑)

大泉:全力で視線から逃れてる。(笑)

GM:ほんまや。(笑)じゃ、さっきと同じコンボで前衛に攻撃じゃ!(いっコロ)対象は大泉さん!

鬼薙(GM):「叩き切ってやるよぉ!」

大泉:「やれやれ…」(汗)

GM:(コロコロ)あ、効果的失敗…<衝動>使って振りなおす。(コロコロ)そんな高くない、達成値31くらい。

大泉:31て…。(汗)(コロコロ)無理、くらっておこう。

GM:ん、ダメージが…肉弾で24点!

大泉:ぐはぁ!結構きた!(汗)

GM:あ、これで妖が第一段階か(コロコロ)7、『沈静:エナジー3点回復』〜、ちまっと回復した。

大泉:ちっ、喀血とかしてくれればいいものを。(汗)まぁ俺のポリシーは『悪魔には剣を、女には愛を』や、回復を許そう。

GM:半分悪魔ですよ、鬼女状態やから。(笑)

大泉:その角、叩き切ってやんよぉー!鬼退治だ!


<3ターン目>

GM:ターン開始時に《身体変異》使うな。

あやにゃ:はいはい。《精製》でナイフ一本作る、それで《豪の一撃》使って肉弾で攻撃(コロコロ)達成値が19。

GM:(コロコロ)え〜っと、当たる。回避はヘタクソやねん。

あやにゃ:ダメージが…一回振りなおす…23ダメージ!

GM:はいはい、まずは防護点を引きます…そして半分になる。

あやにゃ:半分になるのか…あ、これで第二段階いっちゃった。(コロコロ)衝動表は9で。

GM:9は…『破砕:行動を消費することなく、近くに存在する障害物一つを瞬時に破壊』

あやにゃ:さっきの車を壊す!グッシャー!

大泉:改めてガソリンかかった。(笑)じゃ、肉弾で殴る!(コロコロ)こ、効果的失敗?(汗)振りなおすが、これで第四段階だ…先に衝動表が(コロコロ)6、『聴視:次のターン終了時まで射撃ダメージに+10点』…意味ねぇ〜。とりあえず達成値が肉弾で31。

GM:(コロコロ)まぁ、6ゾロ以外は無理やわ。

大泉:…だ、ダメージが低い…振りなおす!

GM:<衝動>が、ガンガン上がっていく。(笑)

大泉:低いからなぁ…肉弾で30点!

GM:30?!痛いなぁ…。

大泉:んで、何点通ったか教えてな。

GM:あ、《ドレイン》か…。(汗)え〜…12点くらった。

大泉:12点回復、と。……24点通ったってことは、肉弾防護点が6点か。(笑)

GM:まぁバレるなわなぁ。(笑)

黒美:もう一回あやにゃに《妖気増加》(コロコロ)無駄にクリティカルした〜、22点回復〜。

あやにゃ:やったニャ♪

GM:どんだけ回復すんねん。(汗)

黒美:んで、《妖眼》で攻撃(コロコロ)特殊で達成値が23。

GM:(コロコロ)ファンブった…素通りか。(汗)

黒美:じゃ、ダメージが…特殊で30点!凄いダイス目良かった。(笑)

GM:30て…超いてぇ〜…。(汗)ならばこっちも頑張っていこう!《超常の力》で殴る!(いっコロ)対象は大泉さん。

鬼薙(GM):「死ね、若造!」

大泉:「いや、タメだから!」(笑)

あやにゃ:28歳。(笑)

GM:あ、そか。(笑)(コロコロ)達成値は28!

大泉:効果的成功すればいい!(コロコロ)18は無理だな…。

GM:じゃ、ダメージが…肉弾で25点!薙刀アターック!

大泉:はいはい…ボロボロになっちまった…。

GM:鬼やからな、パワーはあんで〜。


<4ターン目>

GM:ターン開始時に、《身体変異》で肉弾強化しとく!

あやにゃ:ニャ、まずは《精製》、んで銜えて肉弾で攻撃〜(コロコロ)達成値が22!

GM:22〜?(コロコロ)避けれん、ほんま回避苦手やな、妖…。

あやにゃ:ダメージが肉弾で25点。

GM:…何やかんやで削られてきたなぁ…。

大泉:通常で《心霊治癒》を自分に…11点回復。で…実は第五段階突入。(笑)(コロコロ)…『破壊:次のターン終了時まで肉弾ダメージの総計を2倍にできる』(爆笑)

GM:はぁぁぁ〜?!!(汗)

大泉:2倍ダメージ〜。(笑)でもって殴る!(コロコロ)低!達成値17しかない…。

GM:お、避けれるかも!(コロコロ)…避けれへんわ!12や!(涙)

大泉:おぉ、当たったか。(笑)じゃあ肉弾で26×2で52ダメージ!

GM:52?!…23点通った…ふらっふらや…。(汗)

大泉:うし、ほぼ全快。(笑)しかも次のターンもまだ2倍やからな?

GM:あ、そうか…うわぁ〜…。(汗)

黒美:じゃ、《血脈操作》で+1Dダメージ、《妖眼》で第四段階(コロコロ)4、『拡大:次のターン終了時まで任意の命中判定を+5』、当然特殊にする。んで(コロコロ)達成値が特殊で26。

GM:6ゾロ以外は無理!(コロコロ)はい、無理〜。

黒美:ダメージが5Dで…特殊で29点。

GM:それ喰らって倒れる…。

大泉:おぉ、倒れたか…。

GM:…が、その瞬間に最終能力ですよ!《鬼人の生命》!HP全快!

PC3人:いぃぃぃ〜?!!!(驚愕)

あやにゃ:ま、まさか…!(汗)

大泉:ここにきて…!(汗)

GM:ここにきてHP全快です。(笑)追加エナジーはないけどな。

大泉&あやにゃ:あ、そういうことか!(安堵)

GM:そりゃそうやろ、追加まで回復したら酷すぎる。(笑)で、妖のターン。

鬼薙(GM):「よくもやってくれたなぁ!」

GM:(いっコロ)対象はあやにゃ、肉弾攻撃で(コロコロ)達成値が29!

あやにゃ:29を回避しろと?!

大泉:ニヤニヤ。(笑)

あやにゃ:(コロコロ)…あ、効果的失敗…振りなおすわ(コロコロ)…また効果的失敗?!

大泉:うん、やってくれると思った。(笑)

あやにゃ:あれ〜?(汗)振りなおす〜、これで第四段階(コロコロ)8。

大泉:『衝撃:次のターン終了時まで、肉弾ダメージに+10点』(笑)

GM:ギャ〜!(汗)

あやにゃ:で、改めて回避を(コロコロ)うわぁ〜!また効果的失敗?!振りなおすー!これで第五段階!(コロコロ)衝動表は7!

大泉:『爆散:次のターン終了時まであらゆるダメージを+2D』(爆笑)

GM:え、エゲツねぇ〜!!(汗)

あやにゃ:次の攻撃は+2D+10点か。(笑)まぁ回避が…6Dなら!(コロコロ)…うわぁぁぁ〜!また効果的失敗!!!もう無理や…。

GM:まさか4連続で効果的失敗とは。(笑)じゃあ肉弾で24点の防護点無視。

あやにゃ:……全然問題ない!

GM:あれ〜?真っ二つと思ったのに…。


<5ターン目>

GM:次、ターン開始時に《風神の化身》を使って攻撃を範囲攻撃化するわ。

大泉:使わさなければいい!あやにゃ、トドメさしちまえ!

あやにゃ:ニャ!10m離れて《射器》で射撃攻撃!さらに最終能力も使うから(コロコロ)効果的成功!

大泉:クリティカルかファンブルの二択かよ。(笑)

GM:(コロコロ)避けれるわけがない!(汗)

あやにゃ:ヤっちゃうニャ!今まで溜めてたナイフが4つで4D、《神力咆哮》も使って<衝動>分で+13点、さっきの+2D+10点……で、ダイス目が全て6になるから…射撃で59点+修正で…64点!!!!「これがニャーの最後の技ニャ!!」

GM:64点て………ど、どんだけ一気にくるかな…一発でフラフラになった…。(汗)

あやにゃ:…まだ生きてる?!(汗)

GM:うん、立ってんで〜。元々HP高いからな。

大泉:でも…次に俺が控えてるぜ?俺も+10点の2倍持ちだ。まず(コロコロ)達成値が26。

GM:(コロコロ)無理でした…。

大泉:ダメージが……敢えて一回振りなおすわ……おし、上がった。31+10を2倍するから…肉弾で82点!!(笑)

GM:余裕で倒れてるわ!<暴走>しても足りない!!(汗)

大泉:真っ向から切り伏せる!!

GM:それをくらって吹っ飛んだ!ズシャッ!ドーン!……手から薙刀が零れ落ちて、鬼人化が解けていく…。


≪戦闘終了≫

大泉:(煙草に火を点けて)「…ふぅ…さぁ、観念するんだな…」

GM:観念するも何も気絶中ですよ。(笑)

大泉:あ、そか。じゃあキャプる。

GM:はい、キャプってください。妖は2個取れるわ。

大泉:(コロコロ)2と6。

GM:《パワーセーブ》と《バイアウェポン》やな。

大泉:どっちも肉弾強化系だな。<焔>の分はあやにゃ、振ってみ。

あやにゃ:ニャ(コロコロ)2。(笑)

大泉:まだ1ゾロ出すか。(笑)

GM:《フレイムブレス》、範囲の特殊攻撃やな。経験点は3レベルと5レベルが1体ずつやから…10点と50点が一つずつ。

あやにゃ:美味しいニャ〜…。

GM:…で、倒したけど、どうすんの?戦闘終わって終了じゃないですよ〜?お家に帰るまでがシナリオですよ〜?(笑)

大泉:…まず、屋敷に上がって布団を敷く。

GM:へ??

大泉:んで妖と部下を寝かせて、縁側で煙草ふかしながら、運命に電話する。「任務、終了…。とりあえず、引き取りに来てくれ。ケジメつけさせるかどうかは、後はそちらに任せる」

運命(GM):『…証拠、はあるんですか?』

大泉:「……え?証拠?」(汗)

運命(GM):『はい、証拠を見つけてください!証拠がないと、逃れられてしまいます!』(汗)

大泉:「……やれやれ、じゃあもう一仕事するかねぇ…」証言なら、さっき本人の口からも出たけどなぁ…。

GM:まぁ、妖が言ってただけやからな。

大泉:それもそうか…じゃ、家捜しだな。畳から何から引っくり返して。

GM:家捜しする?じゃあ簡単な不正の証拠とかは出てきた。貰ってる金額が明らかにボッタクリのものとか。

大泉:そういうのを全部回収。

GM:はいはい。じゃあ回収して、妖自身も捕まったし…じゃ、それでOKということで。

大泉:さて、じゃあそれらを引き渡して帰るかぁ〜…。

GM:はい、帰りました〜。




5:全て終わって…


GM:じゃあ次の日…運命がまた喫茶店に来ました!行った方が自然やし。また変装して、コッソリ来るわ。

大泉:別にもう変装しなくてもいいんじゃ…?

GM:いやぁ、そうもいかん理由があるのよ。

大泉:そ、そうか…。

GM:運命が、お礼の言葉と共に「これは今回の報酬です」って魔結晶くれるわ。100……いや、150点分やな。

大泉:多分、50点は盛蔵親分やろ。(笑)

GM:親分が50点くれた。(笑)で、後日談やけど…。

運命(GM):「皆さんのおかげで、証拠を掴むことができました。ただ、肝心の宗家の方なんですが……『いや、あれは部下が勝手にやったものだ。私は知らぬ存ぜぬ』で通されてしまい…ある程度の弱体化はできたので、しばらくは大人しくしているでしょうが、完全に無力化するには至りませんでした…」

大泉:「そうか……まぁ、そこからはそっちで頑張ってくれ」って言いながら珈琲出そう。

運命(GM):「申し訳ないです…貴方達が命を張ってくれたのに…」

大泉:「いやなに、俺達はあれが仕事だ。気にするな」

GM:ま、そんな感じで、完全な黒幕…というか、黒に近い灰色の奴には逃げられた、と。ただ今回のことで、しばらくは大人しくしているだろう、ってこと。

大泉:そうかぃ…まぁ俺の問題はもっと大きいけどな……常連客が増えたはいいが…。(笑)

GM:親分が来るから、礼儀正しいで。(笑)

大泉:親分自ら来きちゃった?!(汗)……インスタント出したら指じゃ済まんな…。「こちら、ブルーマウンテンでございます…」

盛蔵(GM):「…兄ちゃん、良い味を出してるじゃないか…」

大泉:「ありがとうございます」

GM:で、お会計の金額が凄いで。札束ポーン!ってくるから。(笑)

大泉:「お、お釣り、お釣りが…大変なことに!」(笑)

GM:レジからは出せないような金額。(笑)

大泉:「またのお越しを、お待ちしております」(笑)

GM:これで生活費の問題解決、と。(笑)あやにゃは、どうする?

あやにゃ:「ニャーは商店街に帰るニャー。かみにゃと帰るニャ」

大泉:「あぁ、今回は世話になったな。また、腹が減ったら飯でも食いに来い」

GM:あ、あやにゃには運命が、「ウチの協会に入りますか?」って言ってくるけど?

あやにゃ:「…ニャーはフリーの身ニャ…」

大泉:「あれ?そうか…せっかく臨時収入があったからマグロ一匹買ったのに…残念だ」(笑)

あやにゃ:「ニャニャ?!」

GM:何百万単位や?!(笑)

大泉:「よぉ〜し、今夜はマグロの解体ショーだ!」(笑)

あやにゃ:「食欲には逆らえないニャー!」(笑)

GM:まぁ、こうやって時々遊びに来る感じで。(笑)

あやにゃ:うん、それで。(笑)でも基本は商店街で。

GM:はい、OK。フリーの退魔猫。

あやにゃ:(クールに)「ニャーは、ずっとフリーなのニャ…」

大泉:マグロの切れ端を投げる。ポイッ、ポイッ。

あやにゃ:(即)シャッ、シャッ!

GM:飛びついてる。(笑)ま、今回はこんなもんですかね。

大泉:そうだな…またおかしな常連と、おかしな仲間ができたもんだ…。

GM:1シナリオ毎に増えていく。(笑)ってことで、シナリオ終了です!

大泉:はい、お疲れ様でしたー。

他全員:お疲れ様でしたー!!



〜Fin.〜