第3回オンラインセッション
 平塚学園奮闘記「大伴と涼風の場合」



3:理事長、彩姫のことを語る

GM:では、理事長室からやな。

GM:永倉>「なるほど。彩姫君がキミ達をここに寄らした理由がよく分かったよ。確かに、キミ達なら彩姫君の役に立てるやもしれん」

タカ:「彼女の役に、立つ?あの、彼女は一体?」

命:魔女です!!

GM:永倉>「彼女は人間ではない」

タカ:「・・・は?人間、じゃない?どういうことです?」

命:「妖怪人間??」

GM:麻美>「きゃはきゃは」

GM:永倉>「これ、静かにしないか。今は大事な話をしているんだ」

GM:麻美>「だって、その言い方じゃ彩姫ちゃんが可哀想ですよぉ。あのコは人間だもん」

GM:って、だれか話題に入ってやw

命:いや、はいりづらかった

タカ:「人間、なのに人間じゃない…結局どういうことなんです?分かりやすく、説明お願いします…」

GM:永倉>「う〜む、知識のない君たちに説明するのははっきり言って難しい。しかし、誤解しないでほしいのは彼女は君たちにとって遠い存在ではないということだ」

命:「まぁ、同じ学園の生徒ですし」

タカ:「俺は彼女のことが知りたいんです!」

GM:麻美>「あららぁ、大伴くんったらすっごく彩姫ちゃんにご執着ですねぇ」

GM:永倉>「そうだ。たとえ彼女が人でなくても、この学園に属している以上は君たちと同じ存在といえるだろう」

命: 「はい、なにか力になれることがあるなら手伝いますよ」

タカ:「では…改めてご説明を…。俺は彼女が何者でも受け止める覚悟ができています」

GM:永倉>「君たちの気持ちはよく分かった。確かに君たちは他の生徒とは違う資質を感じる。しかし、だ。君たちに何ができるというのだね?」

タカ:「分かりません…でも、俺にでもできることがあるのなら、その力になってやりたいんです!」

命:「えっと・・・・料理とつまみ食いくらいしか・・・」

GM:麻美>「命ちゃん、可愛いわねぇ。麻美もつまみ食い大好きですぅ!でもねでもね。もし、彩姫ちゃんとぉこれ以上深く関わったらぁ、その大好きなつまみ食いも一生できなくなっちゃうかもしれないんですよぉ」

命:「はぁ・・・。それは困ります・・・。けど、なにかできることがあるなら、やってみたいです!!」

タカ:「……俺には…これしかありません(木刀を握り締める)これは、誰かを守り、力になってやるために鍛えてきたものです。それは今、この時のためだと思います」

GM:永倉>「大伴君。君だって将来ある身だ。それにその力は剣術同好会の娘に向けられるものではなかったのかね」

タカ:「先輩は、俺なんかが守らなくても強い人です。俺は今まで、その背中を守るようなことしか考えてきませんでした。でも、今始めて誰かの為に、自分の意思で刀を振れるなら…そう、思うようになりました…だから、引き返すつもりはありません」

GM:永倉>「ほぅ」

命:「おーーーパチパチ」

GM:麻美>「おじさま、やっぱりこのコたちなら大丈夫ですよぅ」

GM:永倉>「うむ。大伴君。君の思いは確かに受け取った。プライバシーの問題を持ち出してすまなかったね」

命:「ケセラセラ。なんとかなります!なんかほっとくこともできそうになくなってきましたしネ。」

タカ:「いえ…大丈夫です」

GM:永倉>「では、話そうか。まず、彼女は人間ではない。君たちは気づかないかもしれないが、この世の中には人でないモノもたくさんいるんだ。決して彩姫君っだけが例外なのではない」

タカ:「…はい」

命:「はいさ」

命:「幽霊とかUFOとか妖怪とか妖怪とか妖怪とか…いたら私のとこにきなさい!」

GM:ハルヒかいw

GM:麻美>「えへへ。実は私もそうなんんですけどねぇ」って言って麻美は空中に浮かび上がります。

タカ:「!!?」

命:「うおおーーーーーーーっ!飛んだーーーー!スカイハイ!!」

GM:永倉>「こらこら、麻美君。いきなりではさすがにビックリさせるだろう。(二人に向き直って)すまないね。まぁ、つまりこういうことだ」

タカ:「超能力…っていうわけではなさそうですね。ひょっとして麻美さんは…幽霊、だったんですか?」

命:「な〜る!!」

GM:永倉>「大伴君、なかなか鋭い観察眼だね。しかし、惜しい。正確には麻美君は「地霊」と呼ばれる存在だ」

タカ:「地霊、ですか?初めて聞きます」

命:「いやー、改めて見てみると凄いのに遭遇してますねぇ」

GM:永倉>「うむ、地霊というのはだね。元は人間であったものがある事情によって…」

GM:麻美>「おじさま!!…今は関係ないのでは?」

GM:と麻美は今までとうって変わって凄い形相。

GM:永倉>「あ…あぁ。そうだったね」

タカ:「(察して)つまり、麻美さんのように…人ならざる者がいるという証明をしてくださったのですね。麻美さん、ありがとうございます」

命:「で、人じゃない存在がいることはわかりました。じゃあ、彼女はなんなんですか??」

GM:麻美>「んっふっふっふ☆なにかぁ困ったことがあったら私になんでも言うといいですよぉ」

GM:永倉>「そ、そうだ。彩姫君だが、一番しっくりとくる表現をするなら『自動人形』がいいかな」

タカ: 知力判定…しやんでいいか。知ってるはずないし。
「え、人形、ですか?それはまた…ちょっと予想外でした。一緒にいても、普通の人間の女の子みたいでしたよ?感情もちゃんとあるみたいでしたし」

命:「人形ですか。ローゼンメイ○ンですか??」

GM:永倉>「それもそうだろう。彼女はその筋では有名なある人物が創造したものだ。見掛けどころか体の機能なども普通の人間と寸分違わないからね。ただ、感情の表現だけが少し苦手そうではあるが…」

GM:ちなみに永倉はローゼンメイ○ンには?顔w

タカ:「正直驚きです…けど、関係ありません。彩姫君は彩姫君です。それで、彼女のために俺達が力になってやれることとは?」

命:ローゼンそのものね。「まぁ、かわいけりゃなんでもいいわよ」

GM:麻美>「ホント、命ちゃんはいい性格してますぅ。きゃははは」

GM:永倉>「うむ。実は彩姫君はとある事情によってこの学園に転校してきたんだ。私の姉の命令によってね」

タカ:「理事長のお姉さん、ってこの(手に持ってる)饅頭を送ってくださったっていう方ですよね?その事情っていうのは?」

命:ぱす

GM:永倉>「そうだ。あの人は東京でとある会社の役員をやっているんだが、その会社は非合法…というか、非現実的な事柄を専門として扱っているところでね。まぁ、彩姫君はそのエージェントであるというわけだ」

タカ:「そのエージェント…彩姫君がここに来た…ってことは、ここに非現実的な問題が起こっている、ということですか?」

命:「そりゃ、問題だ。あ、言われちゃった。」

GM:麻美>「あなたたちはぁ気づかなかったでしょうけどぉ、この学園では問題なんてしょっちゅう起こってるんですよぉ」

命:「ハレンチ学園??」

タカ:「そうなんですか?気づかなかった…」

GM:永倉>「破廉恥かどうかは分からないが、恥ずべき行為を行っている輩は残念ながら多い。そうした連中の中の一人がまた新たな問題を引き起こしたとしても何の不思議もないんだよ」

タカ:「問題、起きてるんですね…それで彩姫君はその問題を起こした首謀者の特定とか、解決をしに来たってことですか」

命:「それって、校長派とか理事長派とかの問題とからんでくるんですかぁ??」

GM:永倉>「彩姫君がなにを探っているのかは正直、私にも分からない。姉は秘密主義者でね。しかし命君。よく私と校長との確執を知っているね」

タカ:ぱす

命:「はぁ。前にどの先生かがそんなこといってましたよ」

GM:永倉>「これは本来なら君たち生徒が関わるべき問題ではないのだが…。しかたない。一度、校長について説明する必要があるようだね」

タカ:「お願いします。正直、今日の数学教師からはあまり良い印象は受けていないのですが」

命:「なんか、とんでもないこといってたような・・・」

GM:永倉>「いや、校長先生…名前を福島君というのだが、彼個人は悪い人間ではない。むしろ外部から招聘されているのにも関わらず、この学園をよく理解し守っていてくれている」

GM:麻美>「まぁ一部のぉお馬鹿さんたちが暴走しちゃう時はありますけどぉ」

タカ:「つまり問題は校長本人ではなく、校長派を名乗る別の者が起こしている、ということですか?」

命:「まぁ、そんなことよくありますよね」

GM:永倉>「うむ。福島君がこの学園に赴任する時に旧来の勢力に対抗するためにつれてきた連中の中にどうも良くない奴たちが混じっていたらしい」

タカ:「友人は選ぶべきですねぇ…」(溜息)

命:「しかし、それらの人は人間でしょう??どうやって超常的問題をおこすんですか??」

GM:永倉>「校長の周りにはその権力の巨大さから、どうしても負の面が生じてしまう時がある。例え昨日まで善人だったのが明日、悪人にならないという保証はないわけだよ。そして、先ほども言ったとおり特別な力を持つ者は数多く存在しているのだ」

タカ:「で、その校長のご友人の中にそういう力を持つ者がいてもおかしくはない、と」

命:「じゃあ、この大きい学園のなかに異能者は数多くいるってことですね。」

GM:永倉>「むしろ、『力』を持つからこそこの学園に呼ばれた者も多い。君たちと同じ生徒のなかにも、なんらかの『力』を持った者はたくさんいている」

タカ:「そうだったのですか!何だか今まで普通に接してきた友人皆が怪しく思えてきますね…」

命:ぱす

GM:永倉>「やはりそう思うかね。それならこの話はここまでにしておこうか。いたずらに友人を失ってしまう可能性だってあるんだ」

タカ:「いえ、大丈夫です。例えその友人がその『力』を持っていても、それを止めれるのはまずその『力』を知っていてこそですし。先程も言いましたが、覚悟はできていますよ」

命:「ここまできて、話やめなんてないですよ。友達が超能力でも変態でも問題ないですよー」

GM:永倉>「そうかね。しかし、真実を知るということには痛みを伴う場合もある。そのことを忘れないでくれたまえ。さて、話が脇に逸れてきたが現時点では福島君一派が今回のことに関わっているかどうかは分からない。彩姫君も教えてくれんしな」

タカ:「そうなんですか?あ、じゃあ俺達にできることって何なんでしょう。その犯人の追及?」

命:「そうねー。私達になにができるかしら??」

GM:麻美>「そうですねぇ。あなたたちには特に『力』をもってないようですしぃ」

GM:永倉>「そういえば君たち、しゃべるネコがどうとか言っていたね」

タカ:「(残念そうに)『力』がない、のか…。あ、はい。彩姫君が猫と話している姿を見た、という話を聞きまして」

命:「彩姫さんは猫と喋れるのかしら??」

GM:永倉>「それはどうだろう?彩姫君は昔から、そう…それこそ彼女が赤ん坊のような時から知っているがそんな能力はなかったと思う。むしろ、人語を解すネコなら先ほども言ったようにたくさん例があるからな。大伴君、『力』がないからといって気を落とすことはない。君にはその分、物事を冷静に受け止め、人の役に立とうとする強さがあるじゃないか」

命:「なるほど、猫の方が話すことも考えられるようになるのねー」

タカ:「ありがとうございます…そうですね、俺には俺のできることをやろうと思います。えっと、では「話せる猫」がいると考えた方がいいんでしょうか?」

GM:永倉>「私の知る限りではね」

タカ:「そうですか…分かりました。一回、彩姫君と話してみます。そのうえで、改めて彼女と協力できるように言ってみます」

命:「ま、私達でできることみつけていかないとね!!」

GM:永倉>「あぁ、ありがとう。そう言ってもらえると私も助かる。なにせあの娘は私の姪みたいなものだからな。少し気が強く感じるかもしれんが、それは照れ隠しの面もあると思う。どうか彼女がこの学園にいる間だけでも仲良くしてやってくれ」

タカ:「もちろんです。俺もそのつもりでいましたから。…って、やっぱりこの件が終わったら彩姫君は東京へ戻るんですか?」

命:「おまかせくださいーー。」

GM:永倉>「多分、そうなるだろうね。彼女の本来いるべき所は残念ながらここではない。メンテナンスの問題などもあるし」

タカ:「…はい、ではそう心がけておきます。あ、彼女と連絡を取る方法はありませんか?これから一度会いたいのですが」

命:ぱす

GM:麻美>「きゃははは。なに言ってるんですかぁ大伴くぅん。ここは学校で彩姫ちゃんはここの生徒なんですよぉ。探したらすぐみつかりますよぅ。心当たりはないんですかぁ?」

タカ:「………そうですね、あるといえばあります。ではそこを当たってみます。それじゃ、今日はこれで失礼しますね」

命:「私もいきますか。麻美さんまたです!!」

GM:麻美>「はぁい☆またね!おふたりさぁん」

GM:永倉>「健闘を祈っているよ。またなにかあったらこの部屋に寄ってくれ」

タカ:「はい、そうさせていただきます。では失礼します」ガチャ(扉開けて出てった)




GM:そしてゴメン、睡魔が………

タカ:じゃ、今日はここまでかな

命:らりほー

GM:キリいいし。むしろスリプル

タカ:今回、理事長と話して終わったなw

GM:あ、この世界ではドルミナだ!

GM:あ、そうやなw

命:力をくれーーーーーーーーーーー

タカ:今手がけてるリプレイがあと3,4日で終わるから、それと一緒にUPするかな

GM:おぉブリリアント!

タカ:ふふふ、俺は仕事の速い男なんだぜぇ?(ただの卒論からの現実逃避)

GM:そ…卒論……

タカ:ほんと、どうしようってくらい進んでない、卒論w

命:興味ないね

タカ:あんたも来年、この苦しみ分かるってw

GM:クラウド

GM:ってか、寝るわw

タカ:俺もー。じゃ、おやすみ〜

GM:おやすみ!アップよろしくね!!

命:ばいばい

タカ:おう!じゃな

GM:んじゃまらみ〜

次回へ続く