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1:仙人一行、飢え道中 GM:え〜では、央華封神TRPG第2弾、『仙人様、助けて下さい!』 プレイヤーA(以下 恵潤):いきなりかぃ!(笑) GM:っていうシナリオを始めます。 プレイヤーB(以下 朱羽):いやいやいや。(笑) プレイヤーC(以下 玉華):題名やったのね…。(笑) GM:大体、何助けんねん。(笑)え〜、前回の村を出て早一週間。 玉華:早い…。 恵潤:てふてふ歩く。 GM:お腹が減って、今にも倒れそうや。 PC3人:ぇええええぇええっ?! 恵潤:この前の村で、保存食とか貰わんかったんか?! GM:貰っててんけどぉ……。 朱羽:すでに食べきった? GM:(首を横に振る)………豚肉料理やってん。 朱羽:あぁっ、生臭物は食えないぃ! 恵潤:ていうか、貰う時に気づくやろ〜!これも仙人の宿命なのか……。(泣) 朱羽:仕方ない……その辺の牧場の豚の餌にするか…。 GM:あかん、あかん。(笑) 玉華:共食いやん。(笑) 恵潤:(ぽつりと)……使役獣、食べれるかなぁ? GM&朱羽:っぇえええ?! 恵潤:?……あ、ああ、別に使役獣を食べるわけじゃないで。使役獣なら豚肉食べれるかなぁ?ってこと。 GM&朱羽:ああぁ〜…。(笑+安堵) 恵潤:いや、誰がいきなり自分の使役獣食べるかいな!(笑) GM:いや、てっきり。(笑)で、どうすんの? 朱羽:ん〜、俺達仙人は一応、ベジタリアン(菜食主義者)ってことになってるしなぁ。 恵潤:うんうん、仙人だしねぇ。 GM:肉はダメだよ。…あ、でも葎花の場合はどうなんのかな…? 朱羽:……仕方ない、生きることの辛さを読者に教えるのもPCの勤めや。 恵潤:うん。 朱羽:だから……そこらの畑から泥棒を……。 他3人:(爆笑) 恵潤:それ違う!(笑) GM:止めて〜!(笑) 朱羽:生きるためには、手段を選んでられん!(笑) 恵潤:僕の場合、豚さんに感謝さえしてれば(戒律上)食べてもOKやし。 GM:あ、そうなんや。 玉華:……私も食べる…。 GM:あんたはダメでしょ、そういう戒律ないから。 玉華:……(しょんぼり)…。 朱羽:(恵潤の頭上を見ながら)…ウサギの肉を食う…。 恵潤:!!!!止めて〜!僕のウサギ(使役獣)を食べないでぇ〜! 朱羽:この際、生肉でもいいか……。 GM:……とか、君達が悶えていると…。 恵潤:悶えていたのか。(笑) GM:旅の商人団、キャラバンが向こうから来る。 恵潤:ふ〜ん。 PC3人:…………………………。(沈黙) GM:いや、来てんねん! 朱羽:問答無用で、荷車に飛び乗る。 恵潤:邪仙か!(笑) GM:あかん、あかん。(笑) 朱羽:腹が減って、理性が……。 恵潤:僕は食べれる〜♪ 朱羽:…(恵潤を睨みつつ、キャラバンに)「すみません、いくらか野菜を譲ってはもらえないでしょうか?」 GM/キャラバン:「いいけど、そっちは何を出す?」 恵潤:「えっと…金丹くらいしか…」 朱羽:……(黙って玉華を指差す)…。 恵潤:人身御供?!(笑) 朱羽:……じゃあ、【師匠の一筆】をあげる。 他3人:ぇええええ〜?!!! GM:っていうか、普通の人には何書いてあるか分からんで? 朱羽:大丈夫、これ開いて「お師匠様、助けて〜!」って叫ぶだけやから。だからその荷、全部頂戴♪って言って、偽物渡す。(笑) GM:普通に最悪か、あんた…。(汗) 恵潤:「仕方ない、金丹を一つあげよう。どんな怪我でもすぐに治るよ」 GM/キャラバン:「おお、そりゃ凄い!……でも、本物なんですかぁ?」 玉華:(即)「嘘です」 恵潤:おぅい!(笑) GM/キャラバン:「ああ、やっぱり……」 恵潤:む〜……怪我人とか、おらんのか?! GM:いない。 朱羽:仕方ない、じゃあ「どんな傷でもたちまち治す……」って言いながら、自分の腕を軽く切る。 GM:ガマの油かい!嘘くせぇ〜。(笑) 玉華:……じゃあ、紙を一束でも…。 恵潤:何か作ったら? 朱羽:(即)いや、やるな! GM:折り曲げたら価値下がるで。 朱羽:この時代、紙は貴重品やから。 恵潤:そうなんや。 玉華:「はい、あげる」 GM/キャラバン:「おぉ!こりゃ素晴らしい!ハラショー!」 朱羽:は、ハラショー…。(笑) GM:実はロシア系やねん。(笑) 恵潤:なんじゃ、そりゃ。(笑) GM:まぁ、野菜をいくらかくれんで。 朱羽:あ、あと塩もいくらか頂戴。 GM:はいはい。 朱羽:さすがに、そのままはな。 恵潤:人参は塩をかけて齧ると美味い。 GM/キャラバン:「ところで貴方達は仙人様とお見受けしますが…?」 朱羽:(即)「違うぞ」 恵潤:こらこら! GM/キャラバン:「あ、違うの。じゃあいいや……」 恵潤:「いやいやいや、仙人ですぅ〜!」 GM/キャラバン:「……本当の所、どうやねんコラ…」 恵潤:いきなりタメ口かぃ……。 朱羽:「もし『そうだ』と言えば、どうだというのだ?」 GM/キャラバン:「お命貰ったぁ〜!」 恵潤&玉華:何ぃ?!!! 朱羽:「ぐはぁっ!」(腹に手をあてる) 恵潤:刺された?!!! GM/キャラバン:「……っていうのは冗談で」(笑) 恵潤:そらそうやろ。(笑) GM/キャラバン:「実はな、この前立ち寄った村が、土地神が暴れてえらいことになっとるんですよ〜」 恵潤:それは確かに大変やな。 朱羽:ていうか、何故急に関西弁…? GM/キャラバン:「ちょっと見てきてあげてください。(少し声のトーンを下げ)じゃないと、ほら、ウチらの売り上げが、な?」 恵潤:うん、行こか。 朱羽:「で、まさかタダで、とは言いませんよねぇ?」 恵潤:こらこら!野菜の恩はどこにいった!? GM:ていうか、仙人が見返り求めんなよ。(苦笑) 朱羽:ちっ、仕方ねぇなぁ。じゃあ、行くか! 恵潤:どうやって〜? 朱羽:てくてく歩いて。 GM:じゃ、エンカウントや(コロコロ)11とはまた無駄に高いな。狼が4匹襲ってきたで。さぁ、戦闘だ! 恵潤:えと、余ってた豚肉ぶちまけて、それ食べてる間に通り過ぎるとかは? GM:あ、それならいい。 恵潤:じゃあぶちまける。 朱羽:それに飛びつく。 GM&恵潤:ぇええ〜!! 恵潤:ダメでしょ、もう!(ズリズリ) 朱羽:ううぅ…分かったよ、それ食ってる間に走りぬけよう。 恵潤:だね。狼さん、さようなら〜。 GM:ん、じゃあしばらくして村に着いたで。皆、やつれてる。 恵潤:「どうしたんですか?!」 GM/村人:「土地神様が狂って、作物が……」 恵潤:「取れないの?」 GM:取れないどころか…とにかく死にかけ。 玉華:(唐突に)土地神って何ですか? 他3人:ぇええ?! 朱羽:土地神っていうのは、その土地その土地の長の先祖が死んで神になったもの。で、その子孫である現在の村長が祀って、土地を守ってもらってるってわけ。 玉華:なるほど…。 GM:まぁ守ってるっていうのは本当は嘘やけどな。守らんけど、祀らんと祟るっていう、役立たずやねん。まさに百害あって一利なし。 恵潤:まぁ、こういう時代ですから。 玉華:ふ〜ん…………。 GM:……あんま理解してないやろ…。 玉華:え、そんなことないよ〜…。 朱羽:まぁそういうわけで、村長の所に行ってみよ〜。 GM/村人:「今、村長は行方不明なんですよ」 朱羽:「何ぃ?!」 GM:だから土地神が狂ってんねんやん。 朱羽:なるほどね……じゃあ土地神の祠に行ってみよう。 恵潤:そやね。 GM/村人:「ところで、あなた達は一体……?」 朱羽&恵潤:(同時に)「ただの通りすがりの……」 朱羽:「…旅の者です」 恵潤:「…導師です」 GM/村人:「……どっちやねん」 恵潤:「仙導です〜!!」 玉華:証拠に鳶に芸させたら? 恵潤:うん、させる! GM:じゃあ信じよう。 GM/村人:「じゃ、さっさと行ってこいや、コラぁ」 恵潤:どんな口の利き方やねん…。 朱羽:「ちょっと兄ちゃん、裏口まで来てもらおか〜」 恵潤:事務所でもいいよ〜? GM/村人:「勘弁してください」(笑) 朱羽:「…じゃあ、土地神の祠まで案内してもらおうか」 GM/村人:「はい!」 恵潤:ていうか、いなくなった村長さんを捜した方がいいのかな?どういう状況でいなくなったの? GM:何でも、土地神の祠に御参りに行って帰ってこぉへんねんて。 朱羽:(即)はい、祠行こかー。 恵潤:そやね。(笑) 玉華:そうですわね。(笑) 朱羽:元を潰せばどうにかなるやろ。 恵潤:潰してど〜すんねん。(笑) GM:確かに。(笑) 恵潤:やっぱあんた、邪仙だよ。(笑) 朱羽:何を言うか。(笑) GM/村人:「ところで仙人様方、何か食い物を……」 朱羽:俺らも欲しい。 恵潤:(狼に)豚肉、ぶちまけちゃったしね。 GM/村人:「ブーブー!」 朱羽:…仕方ない、この鳥を皆で…。(恵潤の肩に手を伸ばす) 恵潤:止めて〜! 朱羽:大きくすれば、一体何人分になるやら…。 恵潤:ダメだってば。 朱羽:むぅ…まぁいいや、じゃあ祠に行こう。 GM:祠の入り口に着きました。ここで誰か「知覚」判定。 恵潤:全員でやろう。 朱羽:(コロコロ)8! 玉華:(コロコロ)10。 恵潤:(コロコロ)11! GM:(コロコロ)あ〜、じゃあ誰も分からんかった。 恵潤:何ぃ〜? GM:隊列、先頭誰? 恵潤&玉華:(残り一人を見る) 朱羽:…え、俺? 恵潤:うん。 朱羽:う〜…で、何? GM:入り口の所に落とし穴です。 朱羽:また、いきなりだな〜…。 恵潤:これはやっぱり、墓荒らし対策? GM:うん、そうやろな。 朱羽:「敏捷」で咄嗟に前に転がり飛ぶとか、無理? GM:やってみ。 朱羽:(コロコロ)12! GM:(コロコロ)ああ、成功やわ。 朱羽:ふぃ〜、淵にぶら下がってる感じやな。 恵潤:引き上げよう。 朱羽:いやぁ、すまん、すまん。 GM:はい、入りました〜。まず第一の部屋、扉が開かない。 朱羽:…<禁扉則不能閉>って、ある? GM:<禁壁則不能遮>ならある。 恵潤:これを開けたら、向こうは魑魅魍魎でいっぱい、とか。 朱羽:なら全部殺すだけだ。 恵潤:邪仙化しちゃうよ〜。 朱羽:どうかな?『清徳値』と『濁業値』が平行して上がっていきそうな…。 恵潤:そうかも。(笑) 朱羽:じゃあ術を使うか。<禁壁則不能遮>!(コロコロ)11。 GM:(コロコロ)10。 朱羽:よし、成功。 恵潤:ギリギリやな。 朱羽:どやかましい。 GM:じゃあ、扉をすり抜けられる。効果は短時間だけ。 恵潤:術者だけ? GM:いや、関係ない。 朱羽:じゃあ、ぱーっと通っちゃおう。 GM:はい、通りました。 恵潤:壁の材質は石?土? GM:石、というか岩というか。 恵潤:「土行使い」がいたら、どうにかなったかもね。 朱羽:無いものねだりだな。 GM:通ると、扉があって、その隣の壁に何か文字が書いてある。 朱羽:読む。 GM:……まぁ読めるか。(笑)『武術鍛錬の間』って書いてある。 朱羽:(即)さぁ行くんだ、ユイ。(=玉華) 玉華:………え? 恵潤:こらこら。(笑) 朱羽:とりあえず、中に入る。 GM:部屋の中は床が板張りになっていて、壁に色んな武器が飾ってある。で、誰がいくん? 恵潤&玉華:(再び一人を見る) 朱羽:……俺か〜い…。(汗) GM:…よし、こっちからは地狼を出すわ。そっちは? 恵潤:え、ほんとに一人じゃないとあかんの? GM:別に、お好きなように。徳を見せたいなら一人でもいいし…。 朱羽:そんなもん、どうでもいい。全員でだ! GM:えぇっ?!何て奴らだ…。(笑)じゃ、イニシアチブふろか(コロコロ)8。 朱羽:(コロコロ)11、こっちから。どんなやつ? GM:洞窟に住む狼。 朱羽:つうことは、武器は爪か狼か……よし、<禁顎則不能噛>!(コロコロ)10。 GM:微妙に低いな…(コロコロ)抵抗したで。 恵潤:こっちの狼を大きくする。 玉華:『眉目飛刀』を浮かべて終わり。 恵潤:自分で矢を射る(コロコロ)10。 GM:(コロコロ)13、カキーン。よっし、お返しいくで〜。朱羽に(コロコロ)10といって噛むぞ。 朱羽:(コロコロ)8、当たった〜。 GM:4点ダメージ。連続攻撃な(コロコロ)11。 朱羽:(コロコロ)12、避けた! GM:イニシアチブ(コロコロ)8。 朱羽:(コロコロ)6。 恵潤:ダイス運ないな〜。 GM:再び朱羽を殴る(コロコロ)14!(笑) 朱羽:何ぃ!?(コロコロ)よっしゃあ!6ゾロで16!(笑) 恵潤:おぉっ!?(笑) GM:そっちのターンやで。 朱羽:…いきなり「お師匠様、助けて〜」はダメ? 恵潤:ダメダメ。(笑) 朱羽:ちっ、じゃあ普通に斬る(コロコロ)9。(苦笑) GM:(コロコロ)あ、1負けた。 朱羽:よっしゃ!(コロコロ)10点! GM:あ、生命点ぴったりや。ズバァッ! 朱羽:討ち取ったり〜。 恵潤:回復いる? 朱羽:ん〜、4点だけやからいいや。 GM:ぇえ?! 朱羽:この調子ならいける、いける。(笑) GM:……………………。(汗) GM:今いる部屋は、入ってきた扉を含めて正面、右、左にそれぞれ扉がある。で、今その全部が開いた。 朱羽:あれまぁ、どうするー? 玉華:右にいこー。 GM:右に行く?行くとまた扉がある。 朱羽:入る。 GM:また怪物がいる。しかも、何かこの部屋に入ったら声が出ない。 朱羽:…術が使えないってことか!? GM:うん、そういうこと。 恵潤:僕はあんまり関係ない。 GM:いや、玉華の『眉目飛刀』と恵潤の使役獣は動かす時に口訣が必要だから、ここではその命令ができなくて動かせない。 恵潤:あ、そうなんや…。 朱羽:眉目飛刀が使えない、か……。 玉華:別に構わないよ。 恵潤:ぇえ?! 朱羽:それは自信か?諦めか? 玉華:絶対的な自信、だよ。(ふふん) 朱羽:よっしゃ。(笑)じゃ、相変わらず全員で。イニシアティブな(コロコロ)7。 GM:(コロコロ)3、こっち外見はでっかいモグラな。 朱羽:斬る(コロコロ)6ゾロの17! GM:それはまた、いきなりやな…(コロコロ)ダメ。 朱羽:ダメージは(コロコロ)…。 恵潤:そこで1出すな〜! 朱羽:ろ、6点…。 GM:まだまだ。(笑) 朱羽:うぅ…まだまだ、連続攻撃(コロコロ)……。 恵潤:今度は1ゾロかぃ! 朱羽:で、7といって斬ってるけど…。 GM:(コロコロ)あ、そら余裕やわ。 朱羽:…………。 恵潤:次僕か。まず創常やけど、朱羽が攻撃したから敵を認識して攻撃してもいいよなぁ? GM:ん〜、まぁいいわ。でも巨大化はできへんから、普通サイズでの攻撃な。 恵潤:はいはい(コロコロ)14。 GM:(コロコロ)お、6ゾロで避けた。 恵潤:ちっ、次に僕が矢を撃つ(コロコロ)12。 GM:(コロコロ)あ、当たった。 恵潤:やった♪(コロコロ)7点。 玉華:次私やね?では(コロコロ)11。 GM:(コロコロ)13、カキーン。次こっちや、狼に(コロコロ)12。 恵潤:(コロコロ)あかん。 GM:ダメージは(コロコロ)8点な。イニシアティブ(コロコロ)8。 朱羽:(コロコロ)げ、7。 GM:こっちやな。朱羽に(コロコロ)12といって殴る。 朱羽:(コロコロ)受けた!殴り返す(コロコロ)8。 GM:(コロコロ)倍の16で避けたったわ。(笑) 朱羽:……………。 恵潤:創常君、いっきま〜す!(コロコロ)12で咬む。 GM:(コロコロ)6、当たった。 恵潤:ダメージは(コロコロ)でか、10点。 GM:一撃死?! 朱羽:あれまぁ。(笑) 恵潤:創常、回復しとこ。 朱羽:あ、俺にも頼む。 恵潤:はいはい。 玉華:それで、その先は? GM:ない、行き止まり。 朱羽:じゃあさっきの所に引き返す。で、今度は正面の扉をくぐる。 GM:通路がある。 朱羽:通路?結構奥まで? GM:うん、ぱっと見では突き当たりが分からんくらいに。 朱羽:ふむ…じゃあ先に左の扉に入る。 GM:ん、入るとそこには机とかベッドとかがある。それも全部ボロボロ。 恵潤:ここは一体…? 朱羽:昔、誰かが住んでたみたいだな。何か残ってないか、見てみよう。 GM:何もない。 朱羽:じゃ、改めて正面の扉に行くか。 GM:はいはい、じゃあ正面の扉を入ってしばらく通路を真っ直ぐ行くと、途中で右に部屋がある。ただ真っ直ぐにも道は続いてる。 朱羽:右の部屋に入ってみる。 GM:木簡、竹簡がいっぱいある。 恵潤:ちょっと興味あるかも…。 朱羽:読んでったら?時間はまだあるだろうし。 恵潤:うん。どんなもの? GM:所々虫に喰われてたり、腐ってたりしてる。 朱羽:まぁこういう所のだから、大方ここの先祖の行いとかが書いてあるだけやと思うぞ。 恵潤:そっか、じゃあいいや。 朱羽:てわけで、通路に戻って真っ直ぐ行く。 GM:ん、しばらく行くと今度は左に部屋がある。前にもまだ通路は続いてる。 朱羽:ま、左かな。 恵潤:うん。 GM:そこに行くと、すぐに行き止まりやった。で、ここで全員「知覚」やって。 朱羽:(コロコロ)9。 GM:論外。 恵潤:(コロコロ)10。 玉華:(コロコロ)8。 GM:全員「知覚」弱点やな。(笑)先頭は誰? 朱羽:俺だな。 GM:…は何も無かった。2番目は? 玉華:はい。 GM:じゃ、玉華は「敏捷」やってみて。上から土が降ってきた。 玉華:!!(コロコロ)12! GM:(コロコロ)お、じゃあギリギリで当たらんかった。もし当たってたら土に埋まっててんけどなぁ。 朱羽:ん〜、でも2:1で分かれた形になったなぁ。 恵潤:創常に穴掘らせようか? 朱羽:何時間かかることやら…。 GM:いや、玉華が紙の扉を作って土に貼って、朱羽が扉を禁じたらいいねん。 朱羽:おぉ、裏技やな。(笑) 玉華:じゃ、それを…。 朱羽:するとしますか。 GM:はいはい、じゃあ合流できた。 朱羽:ん、じゃあ通路に戻って真っ直ぐ行こう。 GM:しばらく行くと、突き当たりに鍵のかかった扉があった。 朱羽:………禁じろ、と? GM:勝負だ! 朱羽:(コロコロ)11! GM:(コロコロ)開いたわ。 朱羽:よっし、中に入るか。 GM:入るとそこは凄い広い部屋。で、部屋の真ん中には何かの像が立ってる。 恵潤:どんな? GM:どんな、って…やっぱ人間、かな?全員「知覚」やってみ。 朱羽:(コロコロ)8。 玉華:(コロコロ)6。 恵潤:(コロコロ)お、14。 GM:あ、じゃあ分かった。それは、『天界の兵士』に似てる。 恵潤:何で天界の兵士がこんな所で石になっとんねん? 朱羽:…メドューサ、かな?石化でやられたっぽいし。 恵潤:いない、いない、この世界に。(笑) 朱羽:いや、七頭蛇の一人がそうだったような…。 GM:で、どうする? 朱羽:他には? GM:何もない。 朱羽:…じゃあ、その像を調べるしかない。 GM:「知覚」な。 朱羽&玉華:(コロコロ)9。 恵潤:(コロコロ)8。 GM:話にならんわ!ほんま「知覚」弱点やな。(笑) 朱羽:確かに。(笑)ぺたぺた触ってみる。 GM:石やな。 恵潤:まんまやな…。 朱羽:<禁石則不能……> GM&恵潤:ぇえ?! 恵潤:禁じたら、一体何になるっちゅうねん?! 朱羽:天界の兵士ちゃう? GM:ならんと思うなぁ…。 朱羽:じゃあ、他にどうしろと?! GM:部屋の奥に扉があんで。 PC3人:あんのかい!!(笑) 朱羽:行く行く! GM:はいはい。 GM:入るとそこには「美女」と「簀巻き」と「墓」がある。 恵潤:「簀巻き」て…。 玉華:生きてる…? GM:弱ってはいるけど、生きてる。 朱羽:「美女」は? GM:何か悪そうな美女、悪女っぽい。 朱羽:(コロコロ)3、「知覚」できてません。(笑) GM:えぇっ!?(笑) 恵潤:頭で分かってない?!(笑) 玉華:…簀巻きの人、助けてあげないと…。 恵潤:うん、ごもっとも。でもその女の人が許してくれるかどうか…。 朱羽:俺が気を引いて、その隙にやればいい。「Heyお姉さん!こんな墓臭い所出て、俺とお茶しない!?」 恵潤:どんな気の引き方や…。(汗) GM/邪仙:「何じゃ、お前らは……この弱仙どもが…!」 恵潤:名の通ってる人?「知覚」で分かる? GM:ん〜、そんなに有名じゃないから分からん。っていっても、あんたらとは天と地の違いがあるけど。 恵潤:ふ〜ん。 GM/邪仙:「ここに何の用じゃ?!」 恵潤:ん〜、正直に言うべきかなぁ〜? GM/邪仙:「…まぁ何にせよ、仙人なんぞ喰ってやるぞえ!」 恵潤:ひゃぁ〜…。 朱羽:……ぞえ。(笑) 玉華:じゃ、戦闘に入りましょう♪(生き生き) GM:何でそんな嬉しそうやねん!(笑) 玉華:戦闘、好き♪ 恵潤:斬れるからなぁ…。 朱羽:イニシアティブ、やな? GM/邪仙:「待て、お前たち!動くとこの男を殺すぞよ?」 朱羽:(即)イニシアティブだぁ! GM:ぇええっ?!!!(笑) 恵潤&玉華:ちょっと待てぇ〜!!(笑) 恵潤:さて、どうする? 朱羽:邪仙の気を引いて、縄の先端を狼に咥えさせてズルズル引き寄せる。 GM:無理やろ〜。 朱羽:無理かぁ〜。 恵潤:ところで簀巻きは誰?村長? 朱羽:だろうな。 恵潤:お墓は?誰の? 朱羽:村長の先祖のやろう。 恵潤:あの石像は何か意味あったん? GM:ここの守り神やってん。 GM/邪仙:「ふ、邪魔だから石にしてやったわ!」 朱羽:情けねぇな、おい…。 GM:で、どーすんの? 朱羽:スゴスゴ帰る? 恵潤:あかんって…『師匠の一筆』とかは? 朱羽:いきなりってのもなぁ……まぁいい!やれるとこまでやぁってやるさぁ! GM:だから、何を? 恵潤:人質取られてんねんで? 朱羽:って、そうやん。 恵潤:……そういや、その邪仙の目的は何やったん? GM:村の破壊。 恵潤:ぇえ!? GM:ってのは冗談…でもないけど、実はここの洞窟には仙宝が埋まってて、それが目的やねん。 朱羽:何や、村人苦しめて陰気吸い取ってる、ってわけじゃないの? GM:それもやってる。それもしつつ、仙宝を探していた、と。 朱羽:その仙宝は? GM:もう手に入れてる。 朱羽:普通に奪われとんのかい…。 恵潤:土地神、守らんかぃ…。 GM:そうしよう。次の瞬間、狂った土地神が現れて邪仙を攻撃したで。 朱羽:!今や! 恵潤:イニシアティブ…。 朱羽:違う!簀巻きを助けんだよ!! 恵潤:あ、そっか。 朱羽:てわけで、助けた! GM:はいよ。 GM/邪仙:「おのれぇぇ〜…」 GM:イニシアティブな。 玉華:戦闘やな♪ 恵潤:え、土地神さんは?1ターンでやられたん? GM:うん。 恵潤:へちょい!へちょすぎる…!! GM:まぁ理由があんねんけどな(コロコロ)6。 朱羽:(コロコロ)10。 恵潤:余裕でこっちからか、全員でボコボコにするしかない。 朱羽:「この場より立ち去れ邪仙!」斬る(コロコロ)8て、おい……。 恵潤:…今日で何回目や、2Dして3…。 朱羽:(この話以外含めて)11回、かな。新記録やな、嬉しかないけど…。 GM:(コロコロ)余裕で受けた。 朱羽:奇跡は起こらんか…。 恵潤:矢を撃つ(コロコロ)10。 GM:受けは使っちゃったからなぁ…(コロコロ)あ、避けれたわ。 玉華:『眉目飛刀』浮かべる。 GM:じゃあ逃げられんように、扉を禁じるか。<禁扉則不能…>…。 朱羽:(遮る)<禁術則不能現>! GM:勝負や!(コロコロ)12! 朱羽:(コロコロ)ふ、17! GM:くそ、打ち消されたか!イニシアティブやな(コロコロ)8。 朱羽:(コロコロ)あ、7。 GM/邪仙:「おのれ、もう一度!」 朱羽:割り込んじゃったからねぇ。 GM:(コロコロ)よっし、禁じれた。 恵潤:ま、いざとなったら壊すだけやね。で、こっちのターンか。 朱羽:動けねぇ…。 恵潤:あ、そっか。じゃあこの新しく作った<痒痒丹>でも使う(コロコロ)9。 GM:(コロコロ)ふ、文字通り痒くもないわ! 玉華:ファで攻撃(コロコロ)13。 GM:(コロコロ)カキーン、受けた。 玉華:えぇ?!じゃあ自分で攻撃(コロコロ)10。 GM:(コロコロ)避けた。イニシアティブやな(コロコロ)9。 朱羽:(コロコロ)5、どんどんダイス目が下がってきてるなぁ…。 GM:さぁて、今度は何を禁じようかな……あんたの『眉目飛刀』や! 玉華:(目配せ) 朱羽:…禁じろ、と? 玉華:頑張れ♪ GM:<禁刃則不能斬>! 朱羽:もういっちょ、<禁術則不能現>!(コロコロ)19! GM:そら無理やわ。さすが符術、強いな。 朱羽:1枚作るのに9ヶ月、か。(苦笑) GM:ま、術は打ち消されたよ。 玉華:よしよし。 朱羽:さって、反撃を…。 GM:朱羽は行動完了でしょ。 朱羽:!!しまったぁ〜! 恵潤:では僕が。ちょっと勿体無いけど、<護蜂帯>を使う。一人に対して使うとダメージアップ(コロコロ)無駄に6ゾロ、19! GM:ダイス振るまでもないわ!自分が。 恵潤:ダメージは(コロコロ)14点!ああ、僕の4年6ヶ月…。 GM:……え〜、実はこの人、<術>ダメージ軽減の服を着てたから、まだ死んでません。 恵潤:苦しいのぉ…。 玉華:ファで…(コロコロ)………。 恵潤:何故そこで3を振る!もうそれ、裏成功しろ! 玉華:そっか!裏成功があったな!やるわ、そしたら15で斬る! GM:(コロコロ)そらあかんわ。反動は? 玉華:(コロコロ)2。 GM:『清徳値が1ポイント低下』。 朱羽:よかったな、そんだけで。 恵潤:よかぁないだろ…。 朱羽:で、今のダメージは? 玉華:(コロコロ)11点。 GM:…うぉっ、危ねぇ〜! 朱羽:?……!ちっ、天命数に救われたか! 恵潤:でもまだ、玉華の連続攻撃がある。 GM:この攻撃の間、眉目飛刀のダイス目はすべて裏返さなあかんけどな。 玉華:じゃ、2回目(コロコロ)11。 GM:(コロコロ)当たってるし…。 玉華:ダメージは(コロコロ)5点。で、もう一回(コロコロ)また11。 GM:(コロコロ)避けれねぇ〜! 玉華:ダメージは(コロコロ)1点。(苦笑) GM:あれぇ?(笑) 玉華:もう一回(コロコロ)9。 GM:(コロコロ)それは避けれた! 玉華:次、自分で攻撃(コロコロ)14。 GM:でか!(コロコロ)避けれない…。 玉華:ダメージ(コロコロ)あ、最大や、10点。 GM/邪仙:「無念なりぃ〜!!」 朱羽:俺、何したやろ、今の戦闘…。 恵潤:一生懸命禁じてた。(笑) 玉華:「ふふふ、雑魚ねぇ♪」 恵潤:何か格好いいこと言ってるし。(笑) GM:邪仙化に向かってるくせにぃ〜。(笑) 恵潤:ところで、邪仙は? GM/邪仙:「ごめんなさい、もうしませんから…」 GM:って、泣きついてくる。 朱羽:「貴様の首は頂いていくぞ」 GM:戒律、戒律。 朱羽:『無益な殺生』を控えるんやろ?これは無益じゃない。 玉華:私も『人を苦しめる者に罰を与えよ』と。 恵潤:サクっとやっちゃう? GM:…命乞いしてんのに、そんなことすんねんや。ふぅ〜ん、仙人てそんな人達やったんや。 朱羽:ふ、何を今更……。 玉華:止めましょう。 恵潤:縛り上げて師匠の所に連れてこ。 朱羽:『封妖壷』があれば、壷に入れて運べるんだがな…このまま連れてくか。 GM:簀巻きの男はどうする? 朱羽:墓の下に埋める。 GM:ぇえ?! 朱羽:ど〜せ、いつかは入るんだろ?じゃあ今から入っても大丈夫…。 恵潤:じゃないでしょ!助ける、助ける! 朱羽:ちっ…。 GM:ってなことをやってると……狂った!狂った土地神が!邪仙に傷つけられて怒って出てきたで。 恵潤:村長に祈ってもらう! GM:村長、それ見て気絶した。 恵潤:…………………………。 朱羽:ぱぱぱぱぱぱん!!(往復ビンタ) 玉華:戦お、戦お♪ GM:………………。 朱羽:くそ!召鬼使いさえいれば! 恵潤:いないもんは、仕方ないでしょ。 朱羽:……仕方ねぇ、やるか。 恵潤:勝てるか! 朱羽:不可能ではない、はず………かなり難しいと思うが。 GM:そしたら邪仙が、「この鏡を!!」って、鏡渡してくる。 朱羽:え、あの、邪仙宝使うと濁業値が上がっちゃうんですけど…。 GM:大丈夫、この洞窟にあったやつやから。 朱羽:あ、なるほど。じゃあそれを使おう。 恵潤:土地神に向ける! GM:ん、じゃあ土地神が消えた。 朱羽:……え?(拍子抜け) GM:さっき、邪仙もこれで消してん? 朱羽:ふ〜ん……!ってことは、しばらくしたら、また出てくるってことかぃ!? GM:うん。 朱羽:…じゃあ、今のうちに部屋から出よう。邪仙も引きずって。 恵潤:まぁ置いてくわけにはいかんよな、絶対恨むやろうし。 朱羽:うん。一回出て、扉閉めて村長叩き起こす。 恵潤:起きろ!そして祈れ! GM:とりあえず起きたで。 朱羽:よし、じゃあ村長だけ部屋の中に入れて、扉閉める。「死にたく無かったら、死ぬ気で祈れ!」 恵潤:ひ、ひでぇ〜…。(汗) GM:…じゃ、祈らせてもらいますわ。 朱羽:よしよし。 GM:じゃあ無事、祈りました。 恵潤:危なかったぁ〜。 朱羽:…で、村長忘れて帰る、と。 恵潤:だからダメだってば。(笑)まぁ自力で帰れるやろうけど。 朱羽:うん、とにかく村に帰ろう。村長も連れて、さ。 恵潤:邪仙も引きずってな。 GM:はい、村に帰ってきました。助けてもらったお礼に、あの鏡を貰えたで。 恵潤:おぉ〜。 朱羽:土地神を一時的に消す鏡、か。名前は? GM:ん〜、『封霊鏡』でいいや。ちなみに、霊も消せるから。 朱羽:はいはい。じゃあお師匠の所に戻るか。 恵潤:うん、そうやな。邪仙渡さんと。 朱羽:あ、ユイ。悪いけど紙で鶴を折って、こいつを運んでくれ。俺やケイの仙鳥に乗せると濁業値が上がっちまう。 玉華:分かった〜。 朱羽:「ちなみに邪仙、悔い改める気はあるか?」 GM:「意思」で説得してみ。 朱羽:(コロコロ)11。 玉華:(コロコロ)12。 GM/邪仙:(コロコロ)「誰がお前らなんぞに!!」 朱羽:上空3000kmで折鶴を消す。 GM/邪仙:「あぁぁぁれぇぇぇ〜…!!!!」 恵潤:こらこらこら!師匠の所に持ってくの! 朱羽:ちっ、じゃあ俺の師匠の所が適任やな。「沙悠凛師匠、邪仙を捕らえました。封印、島流しでお願いします」 恵潤:ひでぇ〜。 GM/沙悠凛:「まぁ邪仙ですからね。分かりました」 朱羽:「何か、御褒美は?」 GM/沙悠凛:「……では、この『禁仙剣』を…」 朱羽:「?何それ?」 GM/沙悠凛:「これで斬られた者は、仙人としての力をなくします」(振りかぶる) 朱羽:「なるほど………え゛?」 GM/沙悠凛:「とっとと修行に行ってきなさ〜い!!」 朱羽:いぃ、行ってきまぁ〜す!(脱兎) 恵潤:僕も一回、師匠の所に帰る。 GM:帰るん? 恵潤:うん、帰って報告する。 GM:じゃあ葎花さんがいて、 GM/葎花:「あ〜ら、丁度いいところにおられましたわね。おほほほほ…」って。 恵潤:はっ!雑用の予感!! GM/葎花:「はい、これ」 GM:って、巻物を渡される。 恵潤:「こ、これは?!!」 GM:十丈(約30m)ある、中に色々書かれてる。 恵潤:…つまり? GM:ここに書かれている物を、すべて手に入れて来い、と。(笑) 恵潤:はぅぅ〜〜〜〜!!!!(泣) GM:で、玉華は帰るん? 玉華:帰る。 GM:じゃあ師匠の葛子凛が、 GM/葛子凛:「おや玉華さん、もう帰ってきたでちゅか?修行の方はどうでちゅか?」 玉華:「はい、頑張ってきました」 GM/葛子凛:「そうでちゅか……でも余り変わったようには見えまちぇんねぇ?」(笑) 玉華:……邪仙捕まえたことも報告する。 GM:ってなことを話してると、お尻をペロンと撫でられる。 GM/高林:「相変わらず可愛いお尻じゃのぉ、玉華ちゃん」(笑) 朱羽:出たか、おっさん…。(汗) 玉華:「や、やめてくださぃ!」(汗) GM/高林:「そこがまたいいのじゃよ、ぐへへへ…」 恵潤:笑い方、おかしいことになってるし。(笑) GM:まぁ、これで全員バラバラになったな。 朱羽:追い出されたしな。(笑)しばらくは一人でブラブラするかぁ〜。ま、また1年後にでも会おうぜぇ〜。 恵潤:うん、そうやね。 玉華:そうしましょう…。 GM:っていうことで、第2話終わり〜。 |