第3話 : 仙人様の午後の一時



目次

1:仙人一行、おつかいに行く
2:虎を求めて
3:人食い虎との攻防
4:捕鯨同行
5:虎肉食った太った王の髪を求めて(長



1:仙人一行、おつかいに行く


GM:え〜それでは、第三話『仙人様の午後の一時』を始めます。

朱羽:(笑)

玉華:休息っぽいね。(笑)

恵潤:あ〜、僕は買出しで終わりそうやなぁ。(泣)

GM:うん。第二話の終わりに葎花さんが、

GM/葎花:「この巻物に書かれているすべての物を手に入れてきてくださいな。おほほほほ…」って。

恵潤:うぅ〜…。

朱羽:頑張れ♪

GM/葎花:「でもさすがに十丈(約30m)あるものを一人では辛いでしょうから、あのお二人を連れて行きなさい。お師匠様方には私から言っておくから」

恵潤:はぁい♪

玉華:えぇ〜…。

GM/葎花:「それでは、行ってらっしゃぁい」

朱羽:行ってらっしゃ−い。

恵潤:行ってきま……お前もだろ!

朱羽:ちっ。

恵潤:で、とりあえず巻物を見てみる。

朱羽:どんな物が?

GM:それはもう、簡単に手に入る物からちょっと難しい物まで。

朱羽:じゃ、とりあえず簡単そうなのからいきますか。

恵潤:そうやね。じゃあ手に入れて、持って帰って、を繰り返すかー。

GM:ん、じゃあそれで大半は手に入ったで。でもあと3つ、手に入れにくそうな物がある。

朱羽:『雷公鞭』とか?(仙界最強仙宝)

GM:それはない。(笑)まず一つ目、「虎の毛」。

朱羽:虎の毛、ねぇ。

GM:5本。

朱羽:数指定があるのかよ!?

恵潤:その辺で使役獣にしてそうな人、いない?

GM:いや、野性の虎ちゃうとあかんねん。

恵潤:ふ〜ん。

GM:二つ目、「人間の髪の毛」。

恵潤:簡単やん。

GM:いや、これもただの人間のじゃなくて、王様の髪の毛を5本。

恵潤:…………………。

朱羽:また微妙な難易度だな…。

GM:で、三つ目。「鯨の髭」。

恵潤:何に使うんや、一体?!

朱羽:風の一吹きで全部無くなりそう…。

GM/葎花:「ただ貴方達だけじゃ少し不安が残るから、この子『苓ちゃん』を連れてお行きなさいな」(苓:葎花の使役獣の1匹。幸運をもたらす緑蛇)

恵潤:やった♪

朱羽:心強い。

恵潤:預かるわ。

GM:で、何からいくん?

(3人全く同時に)

恵潤:虎の毛ちゃう?

朱羽:王様の髪ちゃう?

玉華:鯨の髭ちゃう?

GM:意見綺麗に分かれたな。(笑)

恵潤:じゃあ2Dで一番でかい人順ってことで。

朱羽:よっしゃ。

玉華:そうやね。

朱羽:(コロコロ)1ゾロ!

玉華:(コロコロ)5ゾロ!

恵潤:(コロコロ)6ゾロ!

GM:どんな確率や!(爆笑)




2:虎を求めて


GM:恵潤、ってことは「虎の毛」からか。どこ探すん?

朱羽:この時代、竹林を探せば高確率で出てくるんじゃね?

GM:一体、何日かかるんや、それ…?

恵潤:肉か何かで釣る。

朱羽:肉は?

恵潤:そこらの村の屋台ででも。

GM:で、人肉渡されんねんな。(笑)

朱羽:生肉なら許容範囲や。(笑)

GM:んで、肉買うん?

朱羽:うん。

GM:何と交換してくれるん?

玉華:…じゃあ私の紙と。

GM:何枚?

玉華:ん〜、3枚。

GM:はいはい、普通のくれたわ。

朱羽:なるべく血のついたの頼むで。

GM/屋台の親父:「ん〜、まあお譲ちゃん可愛いから、少しおまけしようかの」

玉華:

朱羽:ほんまは歳、そんなに変わらんと思うけど…。

玉華:言うな!

GM:じゃあ肉ゲットしたで。

朱羽:ほんじゃ、その肉を落とし穴の上に置くか。

GM:また原始的な。(笑)

朱羽:でも確実だ。穴は…3mくらいの深さにするか。

GM:まぁ頑張って掘って、仕掛けて……かかったかどうか、『仙骨』で勝負や!

朱羽:(コロコロ)よし、13!

GM:(コロコロ)ふ、甘いわ!

朱羽:何ぃ?!

恵潤:どんな虎や…。

GM:でも代わりに猪がかかった。

朱羽:生きてる?

GM:まさか。3mて人間でも危ないで。2階から落ちるようなもんやし。

恵潤:死んだか…。

朱羽:可愛そうに……で、一体誰が濁業値を?

恵潤&玉華:あんただ!!

GM:まぁこのくらいやったら別にいいけどな。(苦笑)

朱羽:よかった。じゃあ猪の死を無駄にしないためにも、次からは猪の肉を使おう。

恵潤:僕が捌こうか?

朱羽:頼んだ。血で汚れたくない。

恵潤:じゃあ剣貸して〜。

朱羽:……何?

恵潤:だって僕、包丁なんて持ってないもん。

朱羽:…まぁただの青銅剣やし、いっか。はい。

恵潤:じゃあスパスパと。

GM:で、同じことするん?

恵潤:今度は上から網が降ってくるようにせぇへん?

朱羽:網はどうするんだよ?

恵潤:あ、そっか…。

朱羽:…じゃ、「釣り」でいくかー?

恵潤&玉華:何?

朱羽:ようは囮作戦や。誰かが無防備なふりして虎を誘き寄せて、出てきたらあとの二人が出てきて…。

恵潤:あかん、あかん。(笑)

朱羽:むぅ、じゃあ仕方ない。地道に歩いて探すか。「虎やぁ〜い」

GM:実際その内出てくるかもな。最近この近辺で、人食い虎が出るらしいし。あ、猪ってどうしたっけ?

朱羽:捌いて持ってる。いかに不可抗力といえども殺してしまったからな。死は無駄にしちゃいかん。

GM:なるほど。じゃ、虎と遭遇できるか1Dやってみて。

朱羽:(いっコロ)5。

恵潤:虎5匹?

GM:いやいやいや。(笑)底なし沼だ!全員「回避」(コロコロ)6以上で。

PC3人:(コロコロ)余裕〜。

GM:あれ?簡単すぎた?

恵潤:まぁ、「敏捷」系はねぇ。

朱羽:じゃ、次いってみよ〜(いっコロ)5。(笑)

GM:また沼。(笑)とばして次いこ。

朱羽:(コロコロ)…この辺、沼ばっかりやな。(笑)

GM:好きやなぁ〜。(笑)次、次。

朱羽:(いっコロ)お、3。

GM:何もない。

朱羽:(いっコロ)2。

GM:もう一回。

朱羽:(いっコロ)4。

GM:何か獣臭い。

朱羽:ちゃんと猪洗ったかぁ?

恵潤:洗ったよ〜。

GM:わんわん!野犬が4匹襲ってくんで。

恵潤:肉を少しあげる。

GM:あ、じゃあどっか行く。

恵潤:まだ残ってるよね?

朱羽:大丈夫、犬はそんなに食べないから。

GM:次は?

朱羽:(いっコロ)6。

GM:もう一回。

朱羽:(いっコロ)2。

GM:今度は狼の群れだ!

恵潤:僕の狼に説得させる。「肉あげるからどっか行って」

GM/狼:「あ、肉くれるの?じゃあどっか行く、ワゥー!」

朱羽:次な。(いっコロ)3。

GM:もっかい。

朱羽:(いっコロ)1。

GM:お、じゃあ何か、『徳』を感じる。

朱羽:?世捨て人でもいるんか?

GM:正確に言うと、世捨て仙人やな。その名も…「知覚」やってみ。

玉華:(コロコロ)10。

朱羽&恵潤:(コロコロ)11。

GM:あ、じゃあ「北師導人」て分かった。


北師導人:長繍の達人だが、洞府を構えていない。央華中原の竹林の奥に住んでいる。
『招雷鞭』(1体に1D×1Dダメージ)という仙界最強の仙宝を持っている。


朱羽:んな凄い人が、こんな所で何を?

GM:その仙宝があまりに凄くて、いっつも戦闘に駆り出されて、嫌になったから。

恵潤:虎、殺してもらおか。

朱羽:いや、それより「虎を1頭、ここへ呼んでは頂けないでしょうか?」(長繍術者は動物と意思疎通ができる)

GM/北師導人:「帰れ帰れ!仙人なんか嫌いじゃ!」

朱羽:何ぃ?!

GM/北師導人:「向こう行け、しっしっ!」

朱羽:「私はただの人間です」(笑)

恵潤:「犬です」(笑)

玉華:「女です」(笑)

GM:そういう問題ちゃうから。(笑)

GM/北師導人:「そもそもお前ら、何しに来たんじゃ!?」

恵潤:「ちょっと頼まれて、虎の毛を5本ほど…」

GM/北師導人:「何?!虎?!虎くらい、ワシがいくらでも呼んでやる!だから用事をとっとと済まして早く帰れ!!」

朱羽:だぁら呼んでくれ言うたがなぁ!(怒)

GM:ちょっと偏屈なおじいちゃんやねん。(笑)

恵潤:「何でも最近、この辺りで人食い虎が出るとか…」

GM/北師導人:「人食い虎?!呼んでやるから、勝手に倒せ!」

朱羽:だぁら倒したいから呼べ言うとんねん!

GM:そんな口の効き方していいのかなぁ?

朱羽:……倒すと申しておりまする!!

他3人:(爆笑)

GM:じゃあ術を使って虎を呼んでくれる。

恵潤:早っ!

GM:で、そのおじいさん、どっか行っちゃったから。

朱羽:ま、いいさ。

恵潤:虎さん、カモ〜ン……って、何体?

GM:もちろん1体。何?5体くらいが良かった?

PC3人:いやいやいやいやいやいやいやいや。




3:人食い虎との攻防


GM:じゃあイニシアティブいこか(コロコロ)9。

朱羽:(コロコロ)5。

恵潤:先攻とられたか…。

玉華:困った子ねぇ…。

朱羽:す、すみません…。

GM:隊列は?

朱羽&玉華:前で。

恵潤:後ろ。狼も一緒。

GM:じゃあユイに(コロコロ)14。(笑)

PC3人:高!!

玉華:(コロコロ)11、無理…。(汗)

朱羽:なんちゅー虎だ…。(汗)

GM:じゃあその時、北師導人が帰ってきて、

GM/北師導人:「やはりお主たちだけではちと荷が重いじゃろう」

GM:って言って、招雷鞭を振ってくれる。

朱羽:虎を弱らせた?!

GM:うん。

恵潤:さっすが♪

GM:ていうことで改めてイニシアティブ(コロコロ)5。

朱羽:(コロコロ)9!

GM:招雷鞭が効いてるなぁ。(笑)

朱羽:どうする?殺しちゃっていいもんかなぁ?

恵潤:いいと思うよ。

GM:人を軽く30人は殺してる虎やから。

朱羽:(即)殺ろう。(コロコロ)15で斬る!

GM:高!(コロコロ)それでも避ける!!

朱羽:マジかよっ!?

恵潤:雷効いてないじゃん!……じゃあ創常を大きくして、僕は矢を撃つ(コロコロ)9。

GM:(コロコロ)それも避けた。

玉華:ファを浮かべて終わり。

GM:じゃあ、こっち。

GM/虎:「よくもやったなぁ!!」

朱羽:しゃ、喋った?!!!

GM:あ、実はこいつ『青点虎』やねん。

恵潤:何ぃ?!!

朱羽:…手懐けたら乗騎にできるな。

恵潤:そうやん!「ねぇ、僕のところに来ない?餌はちゃんとあげるよぉ〜?」

GM/青点虎:「誰がお前なんぞに!くらえ、五遁木行の術!」

朱羽:木を克するは金!……誰も持ってねぇし…。

GM:<以木行為枝矢 刺>!(いっコロ)恵潤に。

恵潤:(コロコロ)9!

GM:(コロコロ)ふ、13!

恵潤:高い〜!(朱羽を見る)

朱羽:………禁じろてか?

恵潤:何でそんなに嫌そうやねん…?!

朱羽:見とく。

恵潤:ひどい〜!!

GM:ダメージは(コロコロ)2点。

恵潤:…へ?

玉華:へっちょ。

朱羽:だろうと思った。割り込まなくて正解。(笑)

GM:イニシアティブ(コロコロ)12!

朱羽:(コロコロ)8〜。

GM:<以木行為束縛 縛>!(いっコロ)ユイにやな。

玉華:(コロコロ)ダメ、ね。

朱羽:まぁファは普通に動けるし。

GM:本人は攻/受、回避すべてに−1な。

朱羽:で、こっち。斬るピョン斬るピョン、ラビっと斬るピョン!(コロコロ)14!

GM:(コロコロ)斬られたぁ〜!

朱羽:(コロコロ)8点ピョン。で、連続攻撃(コロコロ)9。(苦笑)

恵潤:9多いなぁ。

GM:(コロコロ)それは避けたわ。

恵潤:じゃあ創常を前に行かしつつ攻撃(コロコロ)5。(苦笑)

GM:ダイスふるまでもないわ!

恵潤:で、僕……は、どうしよう?

朱羽:ユイの蔓を引きちぎったら?

恵潤:そんなことできるん?

GM:「体格」でどうぞ、目標値10な。

恵潤:出るかな〜…(コロコロ)出た!ちぎった。

玉華:まずファが攻撃(コロコロ)12。

GM:それは(コロコロ)無理だ。

玉華:(コロコロ)ダメージは9点。

朱羽:で、連続攻撃。

玉華:(コロコロ)また12。

GM:(コロコロ)それは避けた。

玉華:今度は自分で(コロコロ)13。

GM:(コロコロ)無理。

玉華:(コロコロ)ダメージ7点。もう一回(コロコロ)11。

GM:それなら(コロコロ)無理だぁ!

玉華:(コロコロ)6点。

GM:バッサリ。

朱羽:え、殺っちゃった?!

GM:うん、真っ二つ。何かまずかった?

朱羽:いや、葎光大仙か紫目娘々なら乗騎にできたろうに、と。

恵潤:ま、いいんじゃない?とりあえず毛を抜いて弔う。

朱羽:大は小を兼ねる、5本といわずいっぱい持って帰ろう。

恵潤:ついでに肉も持って帰ろうかな〜。

GM:えぇ?!

朱羽:何のために?!

恵潤:葎光さんに「お土産です〜」って。

玉華:それってただの嫌がらせじゃ……。(汗)

恵潤:でも肉……。

朱羽:埋めときなさい。(汗)代わりに毛は数本といわず、毛皮を剥いでいく。

GM:うん、いいよ。はい、持って帰った。

恵潤:……やっぱり少し、お肉を持っていく。

朱羽:ふぅ、これでミッション1、くりあー、と。

GM:残りは2つ。

朱羽:とりあえず、持って帰ろう。

恵潤:そやね。

GM:北師導人に何か言うことは?

朱羽:「世話になったな、爺さん。あばよ」

玉華:ぜんっぜん感謝を感じないね。(苦笑)

GM:……ほぅ…。

恵潤:ちゃんと言う。「ありがとーございましたー」

GM/北師導人:「用が済んだのならとっとと失せろ!」

朱羽:……『封霊鏡』使ってみよか。

GM:へ?

玉華:やめとき。消えたらどうするの。

GM&恵潤:(爆笑)

恵潤:何者やねん、この人。(笑)

朱羽:確かに。(笑)じゃ、一旦毛皮を置きに帰ろう。




4:捕鯨同行


朱羽:さて、次はユイのリクエストの『鯨の髭』やな。

恵潤:ってことは、海やね。

GM:はい着いた。で、どうする?

朱羽:とりあえず、捕鯨してる人達を探す。

GM:はいはい。

恵潤:っていうか、大丈夫なん?鯨獲って…。

朱羽:…グリーン○ースか?

恵潤:やっぱ黙ってへんのちゃう?

朱羽:いや、この時代にそんな法はないだろう。(笑)

恵潤:じゃあ大丈夫か。(笑)

GM:じゃ、それっぽい村に着いた。高知。

朱羽:ここ日本やったんや!?(笑)(村人に)「今度の捕鯨に俺達も連れて行ってくれ」

GM/村長:「ならば、お前たちの力を見せてもらおうか」

朱羽:え…?えと、ここでいきなり人死には不味くないか?

GM:いやいや!殺してどないすんねん!(笑)釣ってこいってこちゃ。

恵潤:それは何を?

GM:任せる。

朱羽:高知といえばマグロでしょ♪

GM:「仙骨」でかかるかどうか、やってみて。

朱羽:(コロコロ)6ゾロ!

GM:お、じゃあ飛び切りいいのがかかったで。ただし、引き上げられるか判定な。「体力」で10以上。玉華と恵潤が手伝うなら、それぞれで+1ずつな。

朱羽:(コロコロ)8!手伝ってくれ!

恵潤:(+1で)9。

玉華:(さらに+1で)10。

GM:おぉ、ギリギリいけた!(笑)じゃあ見事なマグロが釣れた。

朱羽:おっしゃぁ!マグロ一丁!

GM/村長:「おぅ、ええもん釣ってきたやないか。じゃあ………宴会」

朱羽&恵潤:宴会?!!!(笑)

GM/村長:「さぁ、呑め呑め〜!」

朱羽:「一気、いきま〜す!」

恵潤:どうなっても知らないよ〜?(笑)

朱羽:大丈夫でしょ。(根拠なし)

GM:はい、じゃあ次の日。漁に出かける……その前に二日酔いチェックやな。「体格」で7以上な。

朱羽&玉華:(コロコロ)ギリギリいけた〜。

恵潤:(コロコロ)余裕。

朱羽:ちょっと目の下に隈が…。(笑)

GM:で、目も真っ赤やねんな。(笑)はい、漁に出たで〜。

恵潤:トンビに上から鯨がいないか見させる。

GM:じゃあ再び「仙骨」チェーっク!鯨に会えるかどうかな、目標値は10で。

恵潤:(コロコロ)8。

朱羽:(コロコロ)あちゃ、9。

玉華:(コロコロ)ん、10。

GM:じゃあ会えた、大きさは普通。

朱羽:ま、俺達は髭さえ手に入ればいいしな。

恵潤:で、どうやって獲るん?

GM:もちろん、戦闘やで。

朱羽:…ていうか、その人達はいつもはどうやって捕ってるん?

GM:え、銛で…。

恵潤:刺すん?

GM:うん。

朱羽:で、それに対して鯨は暴れるだけ?

GM:うん。で、どうやって戦うん?

朱羽:まぁぶっちゃけた話、仙鳥に乗って近づいて、髭切り取って逃げたら終わりやねんけどな。(笑)

恵潤:「ありがとよー!」って。(笑)

GM:せめて銛くらい刺してったりぃや。(笑)

朱羽:それもそうか、じゃあブスっと。

GM:じゃあ仙鳥に乗る時に、周りの人達が「貴方達、仙人様だったんですか!?」って。

朱羽:ちょっといい気分。(笑)

GM:そんなこんなで鯨獲れたで。

恵潤:怪我人は出た?

GM:そりゃ、ねぇ。腕を折ったり、頭を強く打ったり……。

恵潤:治して回ろう。『金丹』を5個くらい減らしておけばいいかな?

GM:うん、そうやな。じゃあ髭も無事取れました〜。

朱羽:『鯨の髭』げっとだぜ!

玉華:今回は楽だったね。(笑)

恵潤:確かに。(笑)

朱羽:楽が一番。(笑)




5:虎肉食った太った王の髪を求めて(長


GM:で、残るは……。

朱羽:王様の髪、か。

恵潤:思えばこれが一番難しいような…。

朱羽:そうかぁ?俺が『禁感帯』で姿を消して、夜中にこっそりと王様が寝てる間にゾリゾリと…。

恵潤:切る、と。

朱羽:で、朝になったら周りの人達が、「王様がハゲにぃぃ〜!!」って騒ぐ。

全員:(爆笑)

恵潤:5本でいいってば。(笑)

玉華:敢えて全部いくんだ?(笑)

朱羽:もしくは王様の髪型と同じカツラ作って、今と同じことした後に横に置いておく。で、朝に「王様、実はカツラだったんですか?!!!」って。(笑)

全員:(爆笑)

恵潤:ひ、ひどい…。(笑)

GM:嫌すぎる。(笑)

朱羽:ま、とりあえず近い国から行くか。

恵潤:あ、その前に鯨の髭を葎花さんの所に持っていく。

朱羽:そやな。「葎花師姉、獲って参りました」

GM:はいはい。で3つ目やけど簡単やとつまらんからどうするかは具体的に言って。

恵潤:えと…。

朱羽:とりあえず、その国の情勢を調べよう。戦争中とかやったら近づけんし。

GM:ん。で、どの程度の規模の国?

玉華:小国じゃダメなの?

恵潤:葎花師姉は何も言ってなかった?

GM/葎花師姉:「前日に虎のお肉を食べた、鯨のように太った人」(笑)

玉華:なに、それ。(笑)

朱羽:さぁ、埋めた青点虎の肉でも掘り返しにいくか。(笑)

恵潤:あ、少しだけなら持って来てる。

朱羽:結局持ってきたんか。じゃあ、それを食べさせよう。あとは……。

GM:鯨のように太った王様を探さなな。

朱羽:確か…白悠邑の王は若いくせにブクブクだったな…。

GM:えらくまた、具体的な地名出したな。

朱羽:しかもあの王様、虎の毛皮をいつも着てるから、その肉を食べることにも抵抗はないはずや。

恵潤:じゃ、とにかく食べさせようか。

GM:いやそんな普通には食べんよ。

朱羽:「おら、食え〜!」(無理やり突っ込んでいる)

恵潤:ダメダメ。(笑)

朱羽:ちっ…じゃあ、「王、貴方は今、とある邪仙に狙われております。しかし、この肉を食べて頂ければ邪仙は退散致します」って言う。

恵潤:よくもまぁ、そんな嘘を……。

朱羽:もちろん、肉の中に睡眠薬入れるで。

恵潤:え、うん、作れるけど…。

GM:そう言われたら食べるしかないわな、食べた。

玉華:あ、食べたんだ。

GM:でまぁ、普通の人間に抵抗はでんわな。寝たで。

朱羽:で、次の日の朝、まだ寝てる間に「少し御頭を拝借…」とか言って、頭の真ん中の部分の髪をごっそり持っていく。

全員:(爆笑)

恵潤:だから5本でいいってば。(笑)

朱羽:「これで邪仙も近づけませんよ」って納得させとく。(笑)

GM:い、嫌すぎる…!(笑)

恵潤:ついでやから、「祈祷します」て言って、火をくべてその中に髪をいくらか放り込む。

朱羽:まぁ大量に隠し持っとくけどな。(笑)

GM:はいはい、じゃあGETできました〜。

恵潤:目が覚めたら絶叫ものやな。(笑)

朱羽:バレる前に帰るとしよう。(笑)

GM:はい、帰ってきたで。

恵潤:「これで全部手に入れてきました〜」

GM/葎光師姉:「はい、ご苦労様でした」

GM:って言って、頭を撫でてもらえんで。

朱羽:……だけですかぁ?

GM:うん。(笑)

恵潤:あ、苓ちゃん返さんとな。

GM:忘れてた。結局使わんかったな。

朱羽:そういえば。

GM:…ま、いっか。何はともあれ、終了〜。


Fin.