第五話 : 真・三国無双



目次

0:新人加入
1:課せられた御題
2:無双者二人
3:折れた翼
4:大会開始と王の謁見
5:脱落者達
6:救出作戦と大会終盤
7:邪仙の企み、虜の剣
8:西王母様は見てる



0:新人加入


GM:え〜っと題名は……『真・三国無双』で!

玉華:適当か。(笑)

洪明:ええ題名やな。(笑)

新プレイヤーB:…そうか?(笑)

GM:じゃあ新キャラの自己紹介からしてってや。

新プレイヤーA:えっと、元々隼だった仙人の飛隼(フェイジュン)っていいます。洞堂は『変化・幻術』をやっています。師匠は物凄〜く怖い、西王母様です。

GM:えっ!西王母にしたん?!(汗)

新プレイヤーB:一応設定では、気のいいおばちゃんキャラってことになってるけどな。

飛隼:でも普段は物凄く怖いんですよ〜。

GM:仙人界のトップがきたかぁ〜…はい、お次。

新プレイヤーB:ん、名前は緋彩(ヒイロ)です。(笑)

GM:ヒイロきたー!(笑)

緋彩:洞堂は『風水・卜占』で、性格はいつも血に飢えた戦闘狂。(笑)師匠は伯工命師母。

GM:あれ、じゃあ朱羽と一緒?

緋彩:いや、朱羽の師匠は確か…沙悠凛やからまた違うよ。てか、朱羽は『禁術』っしょ。

GM:あぁ、似て非なるものやったか。

緋彩:そうそ、飛翔は師兄になるけど。ま、こんな感じかな。

GM:はいはい〜…さて、どうしようかな。(笑)

玉華:まぁたシナリオ考えてなかった?(笑)

GM:もちろん!

緋彩:ま、いつものこっちゃ。(笑)



1:課せられた御題


GM:じゃあ西王母が、アンタら呼び出して言うわ。

西王母(GM):「ウチのとこの飛隼が、仙人になるための修行をするから貴方達、手伝ってちょうだい」

玉華:「…はい」

緋彩:「…任務、了解」

洪明:「…了解」

GM:何か皆、テンション低いなぁ〜!(笑)

飛隼:「お、お願いいたしまする〜!」(笑)

緋彩:「で、具体的にどのようなことをすれば?」

西王母(GM):「ここに、一振りの剣があります…」

GM:って言って、一本の剣を取り出すわ。全員、「知覚」判定してみて。

緋彩:(コロコロ)9。

洪明:(コロコロ)14。

玉華:(コロコロ)8。

飛隼:(コロコロ)8〜。

GM:あ、じゃあ洪明には分かった。その剣から、そこはかとなく霊力が漂ってるわ。具体的に言うと、攻撃/受けが+2ずつくらい。

PC4人:強!!

西王母(GM):「…で、この剣を、下界から拾ってきてください」

緋彩:「え?今持って…」

飛隼:「持ってますやん」

西王母(GM):「………!!」(笑顔で投擲)

PC4人:うぉい!!?

緋彩:バッ!て走って、途中で取れへんの?(笑)

GM:光の速さで飛んでったからなぁ。(笑)

洪明:えぇ?!(笑)

緋彩:あかん、触ったら逆に腕が吹き飛ぶ。(笑)

飛隼:さ、さすがお師匠様…!(笑)

GM:で、次に、アンタらを一人ずつ抱えて…。

緋彩:そ、それはまさか……!!(汗)

西王母(GM):「空を自由に飛びたいかぁぁー?!!」(ジャイアントスウィング)

PC4人:(爆笑)

GM:はい、飛んでったー。(笑)

緋彩:いや、死ぬやろ!!(笑)

GM:大丈夫、さすがにそこら辺はな、ちゃんと加減してるから。(笑)

洪明:“アイアン・メイデン”じゃなくてよかった。(笑)

飛隼:“四次元ダストシュート”じゃなくて良かった。(笑)

GM:はい、アンタらは“ヒトコプター”で飛ばされました、と。(笑)下界に降りてきたで、降りてきたっていうか落とされてんけど。(笑)

緋彩:全身バッキバキになってそうや。(笑)

飛隼:それは全員、同じ場所にちゃんと落とされたん?

洪明:〔師匠の一筆〕使ったほうがいいかもな…。(笑)

緋彩:いきなり奥の手。(笑)で、俺らは今、どういう所に降り立ったん?

GM:普通の荒野。モンゴルみたいな…。

緋彩:周りに人気は?

GM:ないな。

飛隼:どうやって探せと…。

緋彩:ま、それは近くの村人探して、「最近流れ星が落ちてきませんでしたか?」って聞けば大丈夫やろう。

GM:それでいいけど…人、おらんで?

玉華:どんだけ荒れ果ててんのよ…。

GM:どれだけかっていうと…コイデちゃんの頭くらい、かな?(笑)

飛隼:あの人最近、キレてんで?(笑)

緋彩:マジかよ。(笑)

飛隼:じゃ、とにかく隼の姿に戻って辺りに人がいないか飛んで探す。

GM:じゃあ「知覚」ふって。

飛隼:(コロコロ)お、6ゾロ!+2で14。

GM:あぁ、じゃあ分かったわ。遠くの方にでっかい国が見えるわ。

緋彩:「行くか…」

洪明:「行くしかないな」

GM:はい、じゃあ着いたー。

洪明&飛隼:早!

GM:あ、じゃあエンカウントやろか。10以上出たら敵な。

玉華:(コロコロ)8。

GM:じゃ、何もなかったわ。

緋彩:……今更やけど…。

GM:何?

緋彩:飛隼が飛び回らんでも、俺が〔羅盤〕で探せば済んだ話やったわ。(笑)

飛隼:無駄に疲れたー?!(笑)

GM:ほんまや、何のための『風水・卜占』やねん。(笑)ま、いいや。じゃあ着いたで〜。えっとなー、四方4kmくらいある、でっかい国やで。

洪明:でか…。(汗)

GM:人口1万人くらい。

飛隼:多いなー…。(汗)…この時代、そんなに人いるん?

GM:ま、いるやろ。

緋彩:とにかく、国に入って情報を聞き出そう。観測所とかがあればいいけど…。

GM:えっとな、見てみたら国に入るのに、凄い長蛇の列ができあがってる。あ、ちなみにここまで来るのに2日かかったから。

玉華:「これは…限定品の発売ね?!」

全員:(爆笑)

GM:じゃ、どうするー?

緋彩:並んでみる。

洪明:抜かしてみる。

GM:じゃあ衛兵が来て、

衛兵(GM):「はい、ちゃんと並んで並んでー」

GM:って言ってくるわ。

洪明:「ちっ、仕方ないなー…」

飛隼:じゃあ〔隠身布〕かぶって…。

GM:何それ?

飛隼:これかぶると、透明になんねん。

GM:でも、人がギュウギュウ詰めで門を潜れへんねんで?

飛隼:……。

緋彩:列の先って何があんの?

GM:国への入り口やな。城壁に囲まれてんねん。

洪明:並んでたら、どれくらいで入れそう?

GM:丸1日っかるかどうかって感じやな。

飛隼:はいはーい!とりあえず俺が隼になって、パタパターって入って偵察に行く。

GM:ん〜、城の周りは何もなくて、隠れて変化する場所ないからバレるで?

飛隼:げ…。(汗)

洪明:雨降らせて皆帰らせる。

緋彩:ちゃんと俺らの周りだけ避けてや。(笑)

GM:明らかにおかしいやん。(笑)ほら、どうする?

緋彩:ま、並ぶしかないんちゃう?

洪明:そうやな〜。

GM:はい、じゃあ並んだ。じゃあ気づいてんけど、パッと見、並んでるのはゴロツキ風の兄ちゃんばっかやで。

飛隼:………もしや……アーサー王みたいに、剣抜きにきてる…?(汗)

GM:ちなみに、平民っぽい人達は勝手口から入ってる。

玉華:…じゃ、そこから入ればいいんちゃう?

GM:でも平民の証が必要やで?

玉華:あ、証がいるんや。

洪明:じゃあゴロツキの兄ちゃん風の格好に変えるわ。(笑)

緋彩:まずは形から。(笑)あ、俺の剣に曇りは?

GM:全然曇ってない……あ、いや……ほんま、ほんま多少やけど曇ってる。水滴が1滴、2滴分くらいな。

緋彩:陰気がここに?

飛隼:ゴロツキ達がいるからちゃう?

緋彩:いや、これはむしろ、ゴロツキ達が陰気に寄せられてると考えた方がいいかも。

飛隼:むー…。

GM:で、並んでる、と。

飛隼:あ、『変化・幻術』で平民っぽい格好して勝手口に…。

GM:証がいるって言うとろーが。

洪明:村長さんの所に行く。

GM:村長おらん、おらん!国王や!(笑)で、並んでたら兄ちゃん風の奴等が話しかけてきたで。

ゴロツキ(GM):「お前らも“あの剣”を狙ってるのか?」

緋彩:「肯定だ」

ゴロツキ(GM):「なら…協力しねぇか?」

洪明:「…条件によるがな」

ゴロツキ(GM):「…お前達はどこまで知っているんだ?」

緋彩:「話しかけてきたのはそっちなんだ、そっちが話せばこちらも話す」

ゴロツキ(GM):「ふ、なかなか言うねぇ…」

GM:じゃあ一番「魅力」高い人と、勝負だ!こっちは5な。

緋彩:確か、洪明高かったな。

洪明:11やな。

GM:え、いきなり6差?(汗)(コロコロ)えっと13。

洪明:(コロコロ)19。(笑)

緋彩:ていうか13て、1Dで2出たら勝ちやん。(笑)

GM:まぁ所詮ゴロツキや。(笑)じゃあペラペラ喋るわ。

ゴロツキ(GM):「何でも一週間ほど前にさぁ、空から剣が降ってきたらしい。で、それが王宮の王の座の目の前に刺さったらしくてさぁ…」

緋彩:西王母様…下手したら危うく人殺してましたよ。しかも国王。(笑)

ゴロツキ(GM):「で、それを見た国王が『これはさぞかし名のある剣に違いない…!』」

緋彩:よ、余裕あんなぁ…普通寝込むで、目の前に剣降ってきたら。(笑)

GM:まぁ…国王やから。(笑)んで、その国王が武術大会を開くことにしてん。その大会の優勝者にこの剣を授けて、この国の大臣にしようって話になってん。それでそれ目当てでこんだけゴロツキが集まってきたっていう話。

洪明:なるほど…。

ゴロツキ(GM):「で、俺達で手を組んで、邪魔な奴等をシバき倒して……ウヒヒ」

GM:っていう感じ。(笑)

玉華:ウヒヒ…。

飛隼:そのゴロツキの人相はどんな感じ?

GM:見るからに不良Aっていう感じ。(笑)

緋彩:「……よし、じゃあ俺達の持ってる情報を話す。ただ、他の奴らに聞かれたらマズイから、少しあっちへ…」

洪明:消す気や。(笑)

飛隼:濁業積む気や。(笑)

緋彩:背に腹は変えられん。(笑)

玉華:何かいつでもそうな気が…。(笑)

飛隼:じゃあ、「その程度の情報だけか。じゃあ組めないな」って言ってサヨナラしたらいいんちゃう?

緋彩:いやぁ、並んでる間、近くにはいんねんから…だから…アレしかないって。(笑)

洪明:あくまで始末したいんや。(笑)

ゴロツキ(GM):「ほらほら〜、どうすんだよ、お前ら〜?」

洪明:組めばいいんちゃう?組んだうえで、利用する。

飛隼:あ、それいいな。(笑)

緋彩:…どっちがヒドイかなぁ〜。(笑)

玉華:……どっちもどっち、かな。(笑)

GM:まぁお互い似たようなもんや。(笑)

ゴロツキ(GM):「で、そっちの情報は?」

緋彩:「残念ながら、似たようなもんさ」

ゴロツキ(GM):「あ〜…じゃあ仕方ねぇな。じゃ、後でな」

GM:って言って、門潜っていくわ。次にアンタらの番や。ここで武器のチェックとかされるから。

緋彩:武器は袖の中に隠してるよ。

GM:それならそれでいいよ。とりあえず、目に付く物のチェック。あと登録。

洪明:あ、これは個人登録なんや。

GM:そらなぁ、最終的に剣を手にするのは一人やねんから。で、誰が出るん?

洪明:じゃ、4人とも登録で。これで4人が争うことになっても、それはそれで…。

全員:(爆笑)

GM:じゃ、4人とも登録ってことで。

飛隼:え、これは登録された武器しか使えへんの?

GM:そうやで。だって、本番で卑怯な武器使われたらアカンし。

緋彩:げ、ダメなのか…。(汗)

GM:あくまで武術大会やからな。OK?

緋彩:じゃあ〔七星剣〕も登録しとくか…。

GM:はいはい。



2:無双者二人


GM:それで?国に入ってどうする?

緋彩:とりあえず、その剣でも拝みに行ってみるか…。

GM:え、大神(拝み)?

全員:(爆笑)

洪明:大神に行くってどういうことやねん。(笑)

緋彩:大神に興奮…いや、やっぱやめとく。(笑)

飛隼:ま、とりあえず剣見に行く。

GM:はいはい、じゃあ王宮の中に飾られてるらしいで。

緋彩:よく見てみる。

GM:ん、まぎれもなくアノ剣やで。石に突き刺さってる。

飛隼:これが誰にも抜けへんの?

GM:いや、抜けるとか抜けへんじゃないから。衛兵が守ってるから。

緋彩:…天井見上げたら、やっぱり穴空いてるん?(笑)

GM:あぁ。(笑)まぁそこは王やからな、コレですぐ解決や。(マネー)

緋彩:所詮世の中金か。(笑)ま、剣に間違いがないんやったら、あとは大会を待つだけやな。

洪明:うん。

飛隼:え、それまでに何かせぇへんの?

緋彩:ん〜…じゃあ大会までに、出場者何人か、消しとく?

洪明:結局そっちにいくねんな。(笑)

GM:じゃあ色々情報聞く?

洪明:うん。

GM:え〜っと、この大会で一番の有力株が……呂布と関羽足して2で割って……呂羽(りょう)っていう奴やって分かったわ。コイツがこの大陸最強らしいで。で、その次に強いのが…夏候惇と張飛足して…夏張飛(かちょうひ)らしい。

PC:凄い名前やな!!(笑)

GM:まぁ他にも有象無象がいっぱい。

国民(GM):「ま、アンタ達には無理だろうね」

GM:って鼻で笑われるわ。

国民(GM):「特にこの…色っぺぇ姉ちゃんにはなぁ〜!」(ペロン)

玉華:「………!!」

洪明:「こら、セクシャル・ハラスメントだぞ」(止める)

緋彩:ここで横文字出た。(笑)

玉華:ピンピロリロリロリン♪

GM:好感度アップしたぁー!(笑)

緋彩:中身おばさんやけどな。(笑)さて、どこに泊まろうかな。この時代、宿屋とかないし…。

洪明:あ、その前に謀略をちょっと…。

GM:ちなみにこの大会、殺人はナシやから。

緋彩&洪明:えぇ?!!(汗)

GM:純粋な武術大会ですから。(笑)

洪明:ちっ…。

GM:ちっ、って。(笑)

洪明:その有力候補同士を喧嘩させられへんかなぁ?

GM:それもまた手やな、でもどうやって?

緋彩:どっちかの所に行って、装備全部パクって、『お前の装備は頂いた―キャッ●・アイ―』の置手紙置いて、もう一人の所にその装備置いておく。(笑)

GM:仙人がそんなことしないでください。(笑)

洪明:え、その2人に会うことはできるん?

GM:うん、できるよ。二人共人気者やから、居場所はすぐ分かるし。

洪明:なら、会いに行こう。

緋彩:どっちから行く?

洪明:じゃ、夏張飛。

緋彩:そっちから行くか。

GM:夏張飛やな、コイツの武器は蛇矛な。

飛隼:うわぁー…刺されて抜かれたら、肉グチョグチョになるで…。(汗)

洪明:そ、そんなんいいから…。(汗)

緋彩:高確率で相手殺すぞ、それ…。(汗)

夏張飛(GM):「格好いい蛇矛使いの夏張飛とは、あ、俺様のことでぃ!で、何をしにきた?」

洪明:「なにやら巷では、呂羽のが有力って話じゃねぇか」

夏張飛(GM):「はっ、あんな奴、俺様に比べたら雑魚雑魚!ま、お前ら見とくがいいわ!」(笑)

緋彩:「ま、俺らも出るんだけどな」

夏張飛(GM):「あ、そうなのか?じゃ、いっちょ力試しすっか?」

緋彩:「かかってこいやぁ!」

他4人:えぇぇ〜?!!(笑)

夏張飛(GM):「よぉっし、いい度胸だ!ちょっと裏庭に出ろ!」

洪明:頑張ってくれよぉ〜。(笑)

GM:素手での戦いな、武器のボーナスがなくなるから。

緋彩:………え゛?(汗)

GM:どっちかのHPが半分になったら終わりな。天命数はナシな、1列分だけでいくから。

緋彩:結構微妙な戦いやな…。

GM:じゃあイニシアティブいくで〜(コロコロ)こっち5。

緋彩:(コロコロ)俺、7。

GM:はい、そっちから。

飛隼:…後ろからこっそり、ブスッといこか?

緋彩:いやいや、ここは正々堂々一騎打ちでやったるさ。殴る(コロコロ)16で当たりかけてる。ほとんどクリティカルやな。

GM:受け(コロコロ)16、受けた。

PC:はぁっ?!!(汗)

GM:…強すぎたかな…まぁいいや。はい、こっちの攻撃(コロコロ)15。

緋彩:おかしいやろ?!!(コロコロ)11、無理無理!!てか、明らかにおかしいやろ?!!

GM:ダメージは16点。

飛隼:コイツ、間違いなく邪仙や!(笑)

緋彩:ギリギリ生きてはいるもんの…おかしすぎる…。

夏張飛(GM):「ははっ、俺の勝ち〜♪」

PC:いや、有り得んやろ!!

GM:まぁまぁ、そんだけ「体力」バカってこっちゃ。(笑)

緋彩:一気に萎えた〜…大会降りようかな…。

飛隼:ま、あの2人を戦わせてどっちか落とす作戦でいくしかないってこっちゃ。

GM:そやな、まともにやっても勝ち目薄いで、ってことを知ってほしかった。

緋彩:「ま、仕方ない。今日のところは俺が引いといてやろう!」

洪明:天命数一本ほとんど消してたのに。(笑)「さすがだなぁ〜」

夏張飛(GM):「はっはっはっ、お前もなかなかやるじゃねぇか!まだまだ若いのに!」

緋彩:え、何歳くらいなん?

GM:見た目30代前半くらい。

緋彩:ほぼ同じ歳やん、俺まだ31歳やから。

GM:あ、そうなんや!

夏張飛(GM):「何だ、同じ歳くらいか!…若く見えるなぁー!(笑)ま、また一緒に酒でも飲もうぜ!」

緋彩:「あぁ、そうだな。お前となら、きっと美味い酒が飲めそうだ」

GM:友情の芽生えや。(笑)

洪明:「あ、ところでコレ、呂羽から預かってる手紙なんだが…」言うて決闘状渡す。(笑)

GM:いやいや!それは明らかにいきなりすぎておかしいやろ〜!(笑)

飛隼:この大会ってどういう形でやっていくん?

GM:トーナメント制やで。一日に何試合かして〜て感じで、2次、3次と進んでいくわけや。

飛隼:はいはい。

緋彩:じゃ、次に呂羽の所に行こか。

GM:はいはい、じゃあ着いたわ。落ち着いた感じの男やで、立派な身なりしてはるわ。

緋彩:…俺のさっきのダメージって、蓄積?

GM:いや、もうないで。後に残らん殴り方やってん。

緋彩:いい奴やなぁ〜…後付っぽいけど。(笑)

呂羽(GM):「で、何をしにきたのだ?」

緋彩:「理髪師です。試合前に御髪を整えさせていただこうかと…」言うて全部剃る!!

GM&玉華:またか!(笑:第3話参照)

GM:あかん、あかん。今度は首飛ぶで!(笑)

玉華:「素敵なお髭ね〜」(髭を撫でる)

GM:……どうしよ、ちょっと呂布入ってるから、好色でもあんねんな…嬉しそうにしてるわ。

玉華:このまま魅了して、試合に出れんようにしたろかな…。

GM:そこまでは無理やなぁ、それこそチョウセン並みじゃないと。

緋彩:…こっそり〔七星剣〕見てみる。

GM:まったく曇ってへんで、綺麗なもんや。

緋彩:そっか、なら良かった。

GM:真っ直ぐな心意気の持ち主やから。

洪明:「試合はいつなん?」

呂羽(GM):「確か…明後日だったと思うなぁ」

緋彩:「自信のほどは?」

呂羽(GM):「(即)余裕」

玉華:2人共、えらい余裕あんなぁ。(笑)

緋彩:うん、この人らの強さは俺が保障するわ。(笑)

洪明:身を持って証明したからな。(笑)

GM:で、どうする?会っただけ?

緋彩:「サインください」(笑)

呂羽(GM):「私はそんなものは書かん」(笑)

洪明:「戦いの極意を」(笑)

呂羽(GM):「極意?それは、敵から目を逸らさぬことだな」

緋彩:あとは、恥ずかしがらずに技の名前を叫ぶこと。照れたら負けだ!(笑)

GM:他には?

緋彩:と、言われても…あとは試合を待つだけのような…。

GM:でも、このままやと間違いなくこの2人のどっちかに負けるで?

玉華:…入浴する。(笑)

洪明:お色気作戦や!(笑)

飛隼:あ!じゃあ夏張飛に変化して、何も言わずに呂羽に決闘状渡して、ズズズッと去っていく!

GM:…するん?じゃあ呂羽は、「ふんっ」って感じで鼻で笑ってそれをビリッて破るわ。

飛隼:……そのまま去っていく。

GM:何しに来たんや。(笑)

飛隼:だって、声までは真似できへんから、バレてまうやん。

GM:ん〜、まぁちょっと『ピキッ(怒)』とはきてるけどな。

飛隼:あ、じゃあ去り際に、破ったのを見て「ふっ…」て鼻で笑って去っていく。

呂羽(GM):「ちょっと待て、そこの若造!」

緋彩:あれ、若造なんや。

GM:うん、呂羽は40代前半くらいやから。

呂羽(GM):「お前、ちょっと表出ろや、こらぁ!」

飛隼:………え?(汗)

緋彩&洪明:あ〜あ。(笑)

飛隼:〔隠身布〕かぶって、夏張飛のいる方向に逃げる!(汗)

GM:こんな目の前で堂々と仙宝使わないでくださ〜い。大体、このレベルの人には気で分かんねん、気で!

呂羽(GM):「そこだぁー!!」

飛隼:ちょっ…鳥に戻って飛んで逃げる!

GM:そんな瞬間にポンポンできるか妖しいもんやけど…。じゃあ、

呂羽(GM):「おのれ…妖魔の類か!」

GM:って行って、青竜円月刀構えるわ。

緋彩:本気モードや!(笑)

洪明:殺られたな。(笑)

飛隼:そのまま飛んで去って、普通の姿に戻って帰ってくる。(笑)

呂羽(GM):「…何だったのだ、さっきのは」

緋彩:「ただの賑やかしですよ、きっと」(笑)

呂羽(GM):「あぁ、なるほど」(笑)



3:折れた翼


GM:で、他にすることは?

緋彩:一回、王様に会いに行ってみるかな。

GM:何しに?

緋彩:色々とお話を聞きに。

GM:そんな、一般市民が会えるかいな。

衛兵(GM):「帰れ、帰れ!」

洪明:…何もない所から、顔に水かける?

GM:それこそ妖魔の類やから。(笑)

緋彩:ん〜、夜中にこっそり忍び込んで、王様に会いに……いや、そこまでできたら、そのまま剣抜いて帰ったらいいだけか。(笑)

洪明:そうやな。(笑)

GM:そもそも、剣の周りには四六時中交代制で衛兵が守ってますからね。

飛隼:あ、じゃあ夜中にこっそり〔隠身布〕で忍び込んで、剣抜いて布の中に入れて帰ってくる。

GM:…それしようとして、剣を握ったら、柄から手が離れなくなったで。飛隼は「知覚」ふってみ。

飛隼:(コロコロ)9!

洪明:こぉれは一人、捕まったかな?(笑)

GM:ま、とにかく何かは分からんかったけど、何かしらの術で縛られたことは分かったわ。

緋彩:……あれ?放すこともできへんの?

GM:うん、つまり…もう、そのままやな。(笑)

緋彩:剣の台座の上のまま?!(笑)

GM:うん。(笑)まぁ姿見えへんからいいけど……。

飛隼:自分縛って布取って、「う〜!う〜!」って叫ぶ!(笑)

緋彩:な、何のために?!(汗)

飛隼:縛られて、ここに放り込まれた感じにするために。(笑)

GM:いくら何でも無理あるやろ〜。(笑)

衛兵(GM):「おのれ、どこから?!えぇい、妖魔だ!妖魔が出たぞー!」

GM:衛兵がワラワラ集まってきたわ。

飛隼:……。(汗)こ、これって手が放れへんねんやろ?鳥になったら、どうなんの?

GM:普通に羽がくっついてるな。で、そうやってたら、ノシノシと仙人風の男が出てきたで。

洪明:邪仙に違いない!(笑)

玉華:とりあえず邪仙扱いやねんな。(笑)

飛隼:「うぅ〜、抜けないよぉ〜!」

仙人風の男(GM):「この…バカ者めが!こんなこともあろうかと禁術をかけておいて、正解だったわ!このバカ者を地下牢に連れていけ!」

GM:連れていかれたわ。

玉華:囚われた…。(笑)

飛隼:囚われた…出れそうなところある?

GM:ないよ、だって地下牢だもん。

洪明:……一方、その頃。(強制場面転換)

GM:その頃?(笑)

飛隼:ちょっ、待ってよ!(笑)牢屋ってことは、格子の隙間とかあるやろ?!

GM:ない。あんた明らかに妖魔やから、妖魔系のちゃんとした牢屋(?)に入れられたから。

飛隼:そんな…。(汗)

洪明:一方その頃……「あれ?飛隼は?」

GM:勝手に単独行動取ったことになってるー!(笑)

緋彩:「さぁ?さっきフラッと出てったけど?」(笑)

GM:これやから駆け出し仙人は。(笑)

洪明:「知覚」してみる(コロコロ)10、は分からんかな。

GM:なんとな〜く嫌な予感したわ。(笑)

洪明:「あ、何か嫌な予感した」(笑)

緋彩:ていうか、今俺らはどこにいるん?宿屋ないし…村人に泊めてもらう?

GM:いや、ちゃんと大会出場者用の宿舎があるわ。

緋彩:あ、なるほど。

洪明:「で、嫌な予感したけど……どこで何してるか分からんしなー」

緋彩:「人間界が珍しいんだろ。朝になったら帰ってくるさー」(笑)

洪明:「ほんと、夜遊びの激しい奴だなー」(笑)

GM:はい、次の日の朝になりましたー。(笑)号外が配られたで。

緋彩:貰って読んでみる。

号外(GM):『剣を盗もうとした馬鹿者、捕まる!』

PC4人:(爆笑)

緋彩:「ったく、どこの馬鹿だよー」(笑)

洪明:「何考えてんだか」(笑)

号外(GM):『大会終了時と共に、斬首の刑に処す』

緋彩:「あーあ、可愛そうに」(笑)

洪明:「ま、仕方ないな」(笑)

飛隼:え、それまですることないん?!!(汗)

GM:だって、捕まってるもん。

緋彩:「あ、じゃあ大会まで暇だし、その馬鹿見に行ってみようぜー」

飛隼:おぉ、探してくれた…。

緋彩:じゃあその号外配ってた衛兵捕まえて、「この馬鹿、今はどうしてるんです?」

衛兵(GM):「あぁ、その馬鹿なら今は、地下牢に閉じ込められてるよ。馬鹿だなぁ、こっちには大仙人様がついてるっていうのに…」

緋彩:「…大仙人…?それは、どんな人ですか?」

衛兵(GM):「こう、黒いローブを着ててー、黒い髭生やしててー、目垂れ下がってってー…見た目は悪人なんだけどなー」(笑)

PC4人:邪仙やぁぁー!!(爆笑)

玉華:また黒衣の宰相、か。(第4話参照)

緋彩:「悪人と分かってて、何故城に…」

衛兵(GM):「いや、あくまで見かけだけで、中身は大仙人様だからな!」(笑)

洪明:「これは…事件の匂いがするな…いくぞ、アダルト刑事!」

緋彩:「って、俺のことか?!」(笑)地下牢には行けへん?

GM:うん、地下牢やからなー。

緋彩:…俺らも罪を犯して、ワザと捕まって地下牢で合流する?

玉華:えー、嫌すぎる…。(汗)

洪明:「それは遠慮しとくよ」

緋彩:「うん、俺も。……よし、アイツのことは諦めよう

GM:爽やかに切り捨てたな。(笑)

飛隼:あ、地下牢で火起こしたらどうなる?

GM:起こせるん?

飛隼:幻影やけど。

GM:誰も見てへんかったら意味ないやん。

飛隼:見張りくらいはいるやろ?

GM:完全な密室に入れられてんねんで?

飛隼:覗き窓くらいはあるやろ?

GM:ない。あくまで妖魔用の牢屋やから、完全な密室やねん。そのうち呼吸も苦しくなってくるかもな。

玉華:うわー…。(汗)

緋彩:いっそ、仮死状態になって寝とくといいかもな。

GM:それも手やな。で、アンタらは…一人棄権やな。(苦笑)

飛隼:…〔枝分剣〕使って、剣いっぱい生み出しとく。

洪明:完全に暴走してる。(笑)

GM:誰も見てへんってば。(笑)

玉華:地下牢には行けへんねんやったら…どうするん?

緋彩:ま、処刑の時に飛び込んで助け出すのが一番手っ取り早いな。

玉華:あ、なるほど。

飛隼:〔隠身布〕かぶって隠れてて、御飯入れるのに開けられた時に出れるように…。

GM:御飯出るはずないやん。誰も開けんよ。

飛隼:…もう寝とく。

洪明:完全にピンチに陥ってるやん。(笑)

飛隼:「我は仙人じゃぞー!」て喚いとく。

衛兵A(GM):「奇人がいるぞー!」(笑)

衛兵B(緋彩):「放っとけって。犯罪者の戯言なんだから」(笑)

衛兵A(GM):「あ、そうだな」(笑)

飛隼:「ここには邪仙がいるんだぞー!」

衛兵A(GM):「それはお前だろ」

洪明:…難しいところやな〜…。

緋彩:忍び込む…にしても、見つかったら最悪、GameOverやからなぁ…。

GM:じゃあアンタらがそうやってると、夜になってんやん。そしたらどっかで見たデッカイ体の人がノシノシ歩いてんで。

洪明:「おや、あれは?」

緋彩:「夏張飛さん?」

GM:正解、夏張飛が自前の槍と酒を片手にノシノシ歩いてるわ。

緋彩:「おや、夏張飛殿ではないですか。どちらへ?」

夏張飛(GM):「見て分からぬか?酒だよ、酒。お前も来い!」

緋彩:「あ、ではお言葉に甘えまして…」

洪明:また一人消えた…。

GM:いやいや、全員やで。

洪明:あ、全員か。

夏張飛(GM):「明日は俺の初陣だ。まぁ祝ってくれや」

緋彩:酒注ぐわ。

GM:ん、普通に飲むわ。

洪明:「こんな前日に飲んでて大丈夫なんですか?」

夏張飛(GM):「何ぃ?ワシの酒が飲めねぇっていうのかぁ?!おらぁ〜!」(飲ませる)

洪明:うわぁぁ〜…!……プチプチプチ…。

GM:き、キレてる…!(笑)

緋彩:ある程度美味しく飲んだところで、あとは酒を飲む直前に水に変えて飲もう。

洪明:そうしよか。

GM:する?じゃあそれ見て夏張飛が、

夏張飛(GM):「お、お前らいける口だな?」

GM:って言ってどんどん飲ませてくるわ。(笑)自分自身もどんどん飲んでいくけど。

洪明:じゃあ程よく酔ってきたところで、「ところで、弱点とかあるのかい、アンタ?」

GM:そんな直接的な…!(笑)

洪明:「あんた、苦手なもんとかあるのかい?」

夏張飛(GM):「苦手なもの?そうだなぁ……でっかい牛とか、苦手だなぁ。昔、ガキの頃に牛に挑んで……かろうじて勝ったんだが、大怪我を負ってからちょっと苦手かな」

玉華:またどうでもいいこと聞いた気がする…。

緋彩:ガキの時点で牛殺し達成済みかい。(笑)

飛隼:変化できたのにぃ〜!

洪明:一番の有効手がおらん。(笑)



4:大会開始と王の謁見


GM:じゃあそんなこんなで、次の日になっていい?

緋彩:あぁ、いいよ。

洪明:どんどん進めてこ。

GM:じゃあ夏張飛は二日酔いとも思えへん、恐ろしい強さで相手を3枚におろしてしもたわ。

洪明:えぇ〜?(笑)

緋彩:殺しは御法度じゃなかったか?(笑)

飛隼:酔っててんやろ。(笑)反則負けじゃないの?

GM:本来ならそうやねんけど…怖くて誰も口出しできへんねん。(笑)

PC:(笑)

GM:呂羽の試合も見ていく?

洪明:うん。

GM:じゃあ呂羽は、スマートに一本勝ちしてたで。

玉華:…ウチらはいつ試合があんの?

GM:あぁ、じゃあ今からやろか。

洪明:一人、全部で何試合くらいあんの?

GM:何十試合も。だから何日にも分けてやるんやん。

玉華:多いなぁ〜…。

GM:全員1D振ってみ、同じ数字出たら仲間内で勝負な。

玉華:(いっコロ)3。

洪明:(いっコロ)5。

緋彩:(いっコロ)2、良かった、全員バラバラやな。

GM:はいはい、じゃあ一回戦は全員相手は人間やから、まぁ勝つわな。皆、一回戦突破な。

洪明:これは…当たったら痛いな…。

緋彩:でもいつかは当たりそうや…。

GM:うん、じゃあ一回戦目の夜。何かする?

緋彩:と、言われてもなぁ…。

GM:何もせぇへんの?着々と彼が死にかけてんで?(笑)

飛隼:……。(汗)

玉華:そう言われても…どうしようもないしなぁ…。

緋彩:そういや、闘技場はどこでやってたん?

GM:王様の椅子の目の前。でさぁ、村人が酔っ払って喋ってるのが耳に入ったわ。

村人(GM):「最近、王様はこんなことばっかりして、全然政治してくださらんから、街が荒れ放題だよ…」

緋彩:「なるほど…それはいつ頃から?」

村人(GM):「そうだなぁ…この大会が始まる少し前くらいからかなぁ」

緋彩:「ひょっとして…その頃くらいから、王様の横にあの黒服着たおっさんがうろつきだしてないか?」

村人(GM):「勿論、その通りさ」

GM:そう言って、その酔っ払いはどっか行ったわ。さぁ、どうする?

洪明:…城の外で騒ぎ起こして、兵士が出払った所で忍び込めば…。

飛隼:城に火つけたらいいやん。

GM:放火ダメですよ!大体、城には兵士が1000人くらいいんねんから、そんな簡単におらんようにはならんよ。それとも3人で1000人相手する?

緋彩:…何とかなるんちゃう?

GM:えぇ?!凄い自信やな!(笑)義勇軍としてアノ2人も加わるっちゅーねん。

緋彩:あ、無理だ。(笑)

洪明:……よし、城に仙人として行く。

GM:行ってどうするん?

洪明:「あの妖魔を引き取りにきた。こちらで処分する」

衛兵(GM):「…では、仙人様であるという、証拠をお見せください」

洪明:……どうすんのがいいんやろ。

緋彩:何か仙術使うか、仙宝使うかすればいいかな?

洪明:…ん〜、じゃあ雲(〔奔走雲〕)に乗る。

GM:あぁ、それだけで十分やわ。

衛兵(GM):「おぉ、これは仙人様。どうぞ、どうぞ」

GM:って通されるわ。…これは洪明一人?

洪明:どうする?

緋彩:……ユイはついてって。俺は別行動を取る。

玉華:え?あ、分かった。

洪明:なら2人で入っていくわ。

GM:ん、じゃあそのまま王様の所まで行けたわ。王様が玉座に座ってます…何か天井と床に穴空いてるけど。(笑)

PC:(爆笑)

緋彩:あ、俺入る所までは一緒にいて、入ってからこっそりと離れてる、って形にするわ。

GM:ん〜…ま、仙人ならできるか。

緋彩:うん、それでこっそり地下牢探しとくわ。先にそっちやっといて。

GM:はいはい。

玉華:……とはいえ、王様と何話すん?

洪明:そうやなぁ…。(笑)

王様(GM):「ヌシら、仙人じゃそうじゃな?」

GM:って、王様の方から話しかけてきたわ。

洪明:「左様にございます」

王様(GM):「ならば、何か仙術を見せてはくれんか?」

玉華:じゃあ剣(〔眉目飛刀〕)浮かべる。

王様(GM):「それは…糸で浮かべているだけではないのか?」

玉華:え……じゃあ、動かしてみる。

王様(GM):「おぉ、それは面白い!どれ、先生!パンパンッ!(手を叩く)」

GM:…何か、前もこのパターンやったような…。(笑:第4話参照)

玉華:また黒松?(笑)

GM:よぉ覚えてたあ。(笑)まぁ違う人やけど…出てきたわ。

黒服(GM):「それは…妖しい…左道ではないのか?!」

玉華:…茶道?

緋彩:違う、左の道や。(笑)ようは、邪仙になりかけてる人間や。

玉華:「いやいや、違います!」

洪明:「そんな…滅相もございません」

GM:キラーン☆って目が光るわ。

洪明:…こっちの?

GM:光らせてどないすんねん、こっちのや。(笑)何かを要求してる目や。

玉華:何かて…何を?

洪明:ようは、袖の下やろ?

GM:そうそう。

玉華:そんなこと言われたかて…何も持ってへんよ。

GM:出さへんの?じゃあ、

黒服(GM):「王様!やはりこやつら、左道使いです!ひっ捕らえて、地下牢に入れるのが宜しかろうと!」

洪明:「ちょっとお待ちください!」

黒服(GM):「何だ?」

洪明:「我々は…明日の…剣術大会でその腕を披露致しますので、どうか!」

GM:いやいや、披露するも何も、アンタ邪仙ちゃうんか、って言われてんねんから。(笑)まぁ、この王様は強い人が何よりも好きやから、

王様(GM):「ならば、呂羽、夏張飛の両名を倒したら、お主らを認めて進ぜよう。明日の試合が楽しみじゃ…」

GM:って言って、王様は自室に帰っていったで。

洪明&玉華:…………。(汗)

GM:あ、その後アンタら2人はここの部屋一つ貸してもらえるわ。

洪明:じゃあ…まぁ寝よか。(笑)

玉華:うん。(笑)

緋彩:……てなことをやってる間に、俺は地下牢探してる。見つかる?

GM:そういう時のための〔羅盤〕ちゃうんかい。(笑)

緋彩:あ、そっか…でもこれ、「知識」判定やねんなぁ…。

GM:難易度10な、城がちょっと複雑やから。

緋彩:(コロコロ)あ、8だ。

GM:全然アカンわ、迷ったな。(笑)

緋彩:「ここどこだよ〜?ここか?!ガチャッ」

GM:適当に開けた?(笑)じゃあ、1,2やったらこの二人の部屋で、3,4やったら大仙人の部屋で、5,6やったら王様の部屋な。

緋彩:1か2!(いっコロ)であぁ〜!4!

黒服(GM):「何じゃお前は!?」(笑)

緋彩:「おっと間違えた、こりゃ失礼!(閉める)」(笑)

黒服(GM):「待て!曲者じゃ、出会え、出会えー!」(笑)

緋彩:あ、その瞬間に剣見てみる!

GM:めっちゃ曇ってる。

緋彩:よっしゃ!それ見てすぐ逃げる!

GM:逃がすか!禁術で足止めさせてもらおか。

緋彩:大声で「ここに変なおっさんがいるぞー!」て叫ぶ。(笑)

GM:それはアンタや。(笑)禁術勝負な。

緋彩:その前に、扉の外に出た瞬間に扉に〔我知地理描牢〕で扉が開かんようにする!

GM:おぉ、じゃあ振ってみ。

緋彩:(コロコロ)ほぼ、MAX17!

GM:(コロコロ)17、相殺されたわ。

緋彩:んな馬鹿な…!(汗)

GM:続いてこっちや、〔禁足即歩…〕。

緋彩:〔停時旗〕振って逃げる。

GM:割り込み仙宝か!じゃあ逃げていいで。

緋彩:窓を体で突き破って逃げるわ!(笑)

GM:逃げ切られたか…。

洪明:逃げ切ったんや…で、結局コイツは助けられず仕舞い、と。(笑)

GM:そういうこっちゃな。(笑)

飛隼:……。

緋彩:任務…失敗…。(笑)

飛隼:誰か…牛の格好して夏張飛倒すんや!(汗)

玉華:間抜けやなぁ〜。(笑)

GM:夏張飛はそれでよくても、呂羽どうするん?

洪明:呂羽は…もぅ、力勝負しかないわ。

玉華:そうやなぁ。

GM:呂羽のが強いねんで?

洪明:あ〜、そっか…。

玉華:どうしようもないやん…。

緋彩:………逃げた足そのままで、呂羽の所に行く。

GM:行ってどうするん?

緋彩:自分らが仙人であることと、〔七星剣〕が曇ったこととか全部話したうえで、「力を貸してもらえないだろうか…」って相談する。

GM:遠まわしが主柱の『風水・卜占』がそれでいいん?

緋彩:背に腹はかえられんやろ、今動けんの俺だけやし。

GM:じゃあ「清徳値」−1しといてな。

緋彩:はいよ、別に構わん。

GM:普通に払うんかい。(笑)

呂羽(GM):「なるほど、そういうことか…ならば仕方がない。主達に協力しよう」

GM:って分かってくれんで。

緋彩:「忝い…!」

洪明:まぁ、そのことを俺と玉華は知らんから、普通に戦ってしまうわけやけども。(笑)

緋彩:それでいいんちゃう?演技臭くなくて。

GM:そうやな。



5:脱落者達


GM:はい、じゃあそんなこんなで次の日になった。2試合目、あの2人は相変わらず圧倒的な強さで勝ったで。

緋彩:で、俺らもか。

GM:そうやな、まだまだ人も多いから2Dでいいわ。

洪明:(コロコロ)12〜。

緋彩:(コロコロ)11〜。

洪明&緋彩:危な!!(笑)

玉華:(コロコロ)6、全然違う所にいたわ。(笑)

GM:元々出場者が1000人いて、1試合で500人になって、これで250人になったわけや。他何かする?せんかったら、次の日の試合に行くけど。

洪明:どんどんいこ。100人きったら、1Dってことで。

緋彩:ってことは4試合目からやな。

GM:…もう、誰も助けようとは考えてへんな。(笑)

洪明&玉華&緋彩:(笑)

飛隼:……………。(泣)

GM:じゃ、次の日〜、3試合目で〜す。

緋彩:(コロコロ)9。

洪明:(コロコロ)お、低いで、4。

玉華:(コロコロ)…あ、4。

全員:あぁぁぁぁー!!(笑)

GM:さっ、戦ってもらおか。(笑)

飛隼:どっちかが降参したらいいんちゃうん?

GM:おもんないやん。

洪明:…仕方ない、戦おか。

玉華:…うん。

飛隼:仙人を証明する人同士で戦うんや。

GM:王様が、

王様(GM):「それもまた一興」

GM:って笑ってはるわ。


<玉華v.s.洪明>

洪明:じゃあまずはイニシアティブやな(コロコロ)8。

玉華:(コロコロ)7。

洪明:俺からやな、攻撃(コロコロ)8、かな。

玉華:受け(コロコロ)1ゾロ?!当たったわ。

GM:ていうか、どっちも低いなぁ〜。(笑)

洪明:じゃあダメージが4点。

GM:で、連続攻撃やな。

洪明:もっかい俺やな(コロコロ)9。

玉華:避け(コロコロ)あ、10や。

洪明:避けられたか…。

GM:HPが半分いったら終わりな。

玉華:半分?分かった。ま、攻撃するわ(コロコロ)8で成功してる。

洪明:12?また高いなぁ〜(コロコロ)あ、9で受けたわ。

玉華:受けられたか…。

飛隼:………暇や。

GM:一人出しゃばるからや。(笑)

洪明:また俺やな(コロコロ)11。

玉華:じ、11ぃ?(汗)

GM:この様子やと、洪明の勝ちかな。

玉華:ヤバイなぁ…(コロコロ)お、12で受けた!

GM:あれ、耐えるなぁ玉華。(笑)

玉華:攻撃!(コロコロ)高め、14!

洪明:受けれる気がせぇへん…(コロコロ)…裏返しても無駄やな…そのままくらうわ。

玉華:じゃあダメージが…6点!

洪明:6点?……あ、丁度半分やわ。痛いなぁ〜…。

GM:はいっ、試合終了〜!(笑)

司会(緋彩):『第3試合、4ブロックでは玉華の勝利ぃ〜!!』

玉華:いぇい♪

GM:じゃあ残念ながら洪明は第3試合で敗退しましたー。

洪明:つ、辛いなぁ。(汗)

GM:あ、あと王様が、

王様(GM):「負けた方を牢屋に閉じ込めておけー!」

GM:ってさ。

洪明&玉華:えぇぇ〜?!!(汗)

緋彩:逃げたら?

洪明:そやな、逃げる。

GM:じゃあまた禁術勝負やな。

洪明:そこまで…〔奔走雲〕で逃げれへんかな?

GM:ん〜…勝負に負けた瞬間に、って形なら……まぁ仲間内の戦いやしな。

洪明:うん、使う。

GM:はいはい、じゃあ逃げれたわ。…どんどん人がいなくなっていくな。(笑)

洪明:ほんまや。(笑)

緋彩:で、次が4日目、4試合目?

GM:そうやな。まだ2Dでいいで。

緋彩:これで残り125人…(コロコロ)8。

玉華:(コロコロ)無駄に6ゾロ。

GM:あ、じゃあ玉華の相手を夏張飛がしてくれるってさ。

玉華:えぇぇ〜?!!嫌やって!!(汗)

洪明:えらい早かったな。(笑)

玉華:でも…ここで潰しておけば…。

GM:どうするん?…牛を。(笑)

洪明:俺が牛連れてこよか?

GM:捕まるで?(笑)

玉華:牛とか…どっから連れてこれば…。

緋彩:紙で牛作ったら?

GM&玉華:それがあった!!

玉華:あ、でもいいんかなぁ、それ?

緋彩:いいんちゃう?もう王様にも仙人てバラしてるんやし。

GM:そうやな、別にいいで。紙の牛に乗って登場するとか、格好いいやん。

緋彩:あの王様ならきっと、笑って「一興」て流してくれるわ。(笑)

王様(GM):「うむ、一興一興」(笑)

GM:とりあえず、上手く折れたか判定だけしてな。

玉華:(コロコロ)10。

GM:ん、じゃあめっちゃ上手く作れたことにしよか。で、それを見た夏張飛は…逃げ腰やで。(笑)

夏張飛(GM):「ひ、卑怯だぞ、お前!!」

玉華:「別に卑怯じゃないわよ…アンタを倒すためなら…」

緋彩:何でそんな、親の仇みたいな…。(笑)

夏張飛(GM):「お、おのれぇー!!」

GM:突っ込んできたで。

玉華:じゃあこっちは牛に突っ込ませよか。

GM:はいはい、じゃあ…もう勝ったことにしよか。(笑)

洪明:勝ったんや!(笑)これでついに64人に絞られた…。

GM:可愛そうな夏張飛…。(笑)

緋彩:次から1Dか…ユイとは戦いたくね〜…実質、ウチらで一番攻撃力あるからなぁ…。(汗)

玉華:ふふふ♪

GM:で、その間に洪明は何してるん?ヤケ酒?夏張飛と一緒に。

洪明:…いや、呂羽の方に行く。

GM:…え、行ってどうするん?行っても、

呂羽(GM):「話なら聞いている」

GM:って言うだけやで。

洪明:…………やることないって、虚しいなぁ〜…。

飛隼:そうやろ〜。(笑)



6:救出作戦と大会終盤


GM:ていうか、助けに行ったりぃや。少しここで暮らしたから、少し内部に詳しくなったことでいいわ。

洪明:そうやな……じゃあ大会の最中の騒ぎに乗じて…忍び込むか。

GM:ってことは次の日?忍び込むなら夜やろ〜。

洪明:それもそうか…。

GM:で、騒ぎはアンタらが起こすんやん。

玉華&緋彩:え……。(汗)

玉華:まぁそれしかないか……でも私は嫌よ

緋彩:……ってことは俺かぃ!!(汗)そう言われてもなぁ…出きることに限りあるし…俺に出きることといえば……外から王様の部屋の辺りに〔我知理空飛 斬〕を叩き込む。

GM:やってること邪仙ですよ!!(汗)ていうか、王様の部屋知らないんで無理です。…無理ってことにしてください。(笑)

緋彩:はい。(笑)

洪明:あ、じゃあ夏張飛に事情を説明して協力してもらう。

GM:ん〜…夏張飛は怒ってるから、難しいなぁ〜…。

緋彩:酒持っていけば?アンタなら樽一個分の水を酒に変えることできるやろ?

洪明:え〜っと……できる!それ持って説明に行くわ。

GM:じゃあ「清徳値」1点減らしてな。

洪明:まぁ、しゃーない。

夏張飛(GM):「むぅ……そういう事情なら、仕方ない。大酒1年分で許してやろう」

洪明:「ふぅ…まぁこっちも悪かったし、それで手を打とう」

緋彩:確か『水行使い』は……師匠レベルになったら、湖の水全部酒に変えれんで。(笑)

洪明:その術ばっか修行しやんとな。(笑)じゃ、事情を説明して協力してもらうってことで。

GM:ん、どんな騒ぎ起こすん?

緋彩:夏張飛が酔っ払ったフリして、突っ込んだら?

GM:それだけで十分やわ!!(爆笑)じゃあ夏張飛がさっきの大樽の酒を一気に飲んで…。

洪明:すげぇ。(笑)

緋彩:ウワバミや。(笑)

GM:で、城に行って暴れ始めたで。誰も怖くて手がつけられない!(笑)

全員:(爆笑)

緋彩:でもそれで結構な人数がそっちに行ったよな?

GM:うん、集まって遠巻きに囲んでるわ。

洪明:じゃあその間にこっそり地下牢の方に行くわ。

GM:「知覚」やな、3日いたから+3していいよ。

洪明:(コロコロ)えっと18。

GM:(コロコロ)こっち17、じゃあ行けた〜!

PC:おぉ〜…。(安堵)

洪明:で、見つかったん?

GM:うん、今コイツのいる牢屋の前やで。

洪明:「助けにきたぞ!」

飛隼:「これはこれは…」

GM:あ、でもまだ城の中にも兵士はいるからな?

飛隼:一緒に〔隠身布〕かぶって隠れてく?

GM:いや、アンタ死にかけの状態やから。とてもやけど仙宝使える状態ちゃうで。

飛隼:…鳥になって、運んでもらうわ…。

洪明:で、一回脱出やな。

GM:はいはい、でもアンタも出場権はないからな?

飛隼:あ、そっか…。

洪明:まだ残ってる奴ボコって、ソイツに変化したら?

GM:それいいな!それ採用!(爆笑)

飛隼:おぉ、それで出れるんや。(笑)

緋彩:つっても、目だった戦術は禁止な?バレるから。

GM:それもそうやな。

飛隼:はいは〜い。

GM:ん、じゃあ次の日の試合にいこか。

洪明:ついに1000人から始まって、ベスト32が決まる…。

GM:あ、ちなみに夏張飛はある程度の所で逃げてったからな。

夏張飛(GM):「また会おう!」

GM:って言って走り去ってったわ。(笑)

洪明:「またね〜」(笑)

GM:じゃあ本日の試合にいこか。あ、ちなみに呂羽と当たった場合…緋彩はいいけど、玉華と飛隼(顔別人)のことは知らんから、全力でいくから。

玉華&飛隼:うぇぇぇぇ〜?!(汗)

GM:はい、ほんじゃ本日の試合は?!

玉華:(いっコロ)1!

飛隼:(コロコロ)5!

緋彩:ヤベ…!(いっコロ)6!

3人:良かったぁ〜…。(汗)

GM:おぉ〜…はいじゃあ次の日、ベスト16!

洪明:全員ベスト16…クライマックスや。(笑)

GM:あと6出たら呂羽が相手な。

緋彩:呂羽の相手は俺がせなな(いっコロ)2。

玉華:(いっコロ)ごめん!2!

飛隼:これで2やったら三つ巴?(笑)(いっコロ)6ぅぅぅ〜?!!

全員:(爆笑)

洪明:何だこの潰しあい。(笑)

GM:おかしい偶然やで、ほんま。(笑)じゃあまずは、緋彩 対 玉華やな。


<玉華v.s.緋彩>

緋彩:イニシアティブ(いっコロ)10!

玉華:(コロコロ)8。

緋彩:俺から。普通に斬る(コロコロ)低、8。

玉華:受け(コロコロ)11、受けた。続いて攻撃(コロコロ)1ゾロ?!7。

緋彩:1ゾロ出たら受けれるから振らんで?イニシアティブ(コロコロ)7。

玉華:(コロコロ)よし、9はこっちやな。攻撃(コロコロ)14!

緋彩:高!(コロコロ)12、ダメージちょうだい。

玉華:えっと…10点。

緋彩:は?!半分どころじゃね〜…。

GM:はい、玉華の勝ち〜。

玉華:やったね♪

洪明:…ってことは、呂羽とガチ勝負か。

玉華:……あ゛。(汗)

GM:まぁその前に…やろか!飛隼 対 呂羽。(笑)


<飛隼v.s.呂羽>

飛隼:5点くらったら半分超えるのにぃ〜?!(汗)

GM:6出したアンタが悪い。(笑)イニシアティブな(コロコロ)こっち11。

飛隼:(コロコロ)4、すぐさま白旗振るわ!

GM:え、そんなことしたら王様が怒るで?

飛隼:じゃあ白旗振らずに、そのまま飛んで逃げるわ。(笑)

GM:た、戦わずして逃げやがった…!(汗)

洪明:えぇ〜?!(汗)

飛隼:あ〜…じゃあ戦うわ。(しぶしぶ)

洪明:そうするべきやな。

GM:じゃ、こっちからいくで〜(コロコロ)低いわ、12。

PC:おかしい、おかしい…。(汗)

飛隼:2Dで9以上(コロコロ)当たった…。

GM:じゃあダメージやな……最低ダメージやわ、8点や。

飛隼:あと1点で天命数1列使うとこやった…。(汗)

玉華:8点て…私でもギリギリよ。

緋彩:なぁんか強さを際立たせすぎて、バランスおかしいような…。

洪明:いや、はっきりおかしいから。(苦笑)

GM:じゃあ飛隼はノックダウンやな。

飛隼:もうダウンする前からパタパタ逃げる。

GM:じゃあ呂羽の勝利〜。

緋彩:残ってんの玉華だけやん…。

洪明:これで負けたらゲームオーバーやな。

飛隼:あ!人型の背中に羽だけ生やして、浮かんで攻撃しよかな。

GM:……また捕まりたいん?

緋彩:ほんまや。(笑)

洪明:せっかく顔変えたのに、意味ないな。(笑)

GM:大人しく退場しろ。

飛隼:はぁい。(笑)

洪明:で、これでベスト8やな。

GM:うん、6面じゃなくて8面ダイスにしよか。8出たら呂羽が相手な。

玉華:こわ…(いっコロ)ん、1。

GM:はいはい、じゃあ普通の人間やけど…それでもベスト8に残る人間やからな?戦ってもらうで〜。

玉華:えぇ?!


<玉華v.s.戦士>

GM:いくで〜、イニシアティブ(コロコロ)7。

玉華:(コロコロ)8、こっちからやな。攻撃(コロコロ)10。

GM:受け(コロコロ)9、当たったわ。

玉華:ダメージが…6点や。

GM:コイツのHPが9やから…あ、半分超えてるわ。はい、終わり〜。

洪明:えらい弱いな。(笑)

GM:まぁ所詮人間や。(笑)これでベスト4、8面で4か8出たら呂羽な。

玉華:(いっコロ)良かった、3や。

洪明:まぁいずれは戦うねんけどな…。

GM:じゃあイニシアティブ(コロコロ)7。

玉華:(コロコロ)やられた、4や。

GM:攻撃(コロコロ)9。

玉華:受けが(コロコロ)13。こっちの攻撃が(コロコロ)よっしゃ、16。

GM:(コロコロ)全然無理だ!

玉華:ダメージは…11点!!

GM:突き抜けた!(笑)

緋彩:殺したー!(笑)

玉華:やっちゃったぁー!(汗)

GM:あ〜でも王様が、

王様(GM):「ここまできたら…もう、良い」

GM:って。(笑)

洪明:いいんや!(笑)

GM:で、次が…ベスト2?

緋彩:決勝戦や!(笑)

洪明:呂羽しかおらん!(笑)

玉華:ヤバイって…。(汗)

緋彩:じゃあ呂羽の正面にいって、『この人味方です!』サイン出すわ。(笑)

GM:はいはい。(笑)

洪明:〔奔走雲〕に乗って、上空から見守るわ。

飛隼:観客に紛れとく。

GM:分かった。じゃあ呂羽は、

呂羽(GM):「勝っても負けても剣はやるが…勝負は、本気でいく!」

GM:らしい。

玉華:「…分かったわ」

緋彩:じゃあ邪仙の方に注意しとく。

GM:面白そうに笑ってみてるわ。


<玉華v.s.呂羽>

玉華:イニシアティブやな(コロコロ)6。

GM:(コロコロ)こっち5。

玉華:こっちからやな、攻撃(コロコロ)13。

GM:(コロコロ)15で受けた。

洪明:強ぇぇ〜…。

呂羽(GM):「一撃で沈めてくれるわぁ!」

玉華:「え、ちょっ…!」(汗)

GM:何にしよかな…アイアン・メイデン…じゃあ、

呂羽(GM):「必殺!〔鋼鉄処女剣〕!!」

玉華:「最低やぁー!!何て…何て最低な名前付けんねん…!」

GM:(コロコロ)16で成功!

玉華:無理に決まってるやろー!!(コロコロ)13、裏返しても無理やな…。

GM:ダメージが1,5倍で…15点!

玉華:はっ?!!(汗)

GM:大丈夫、殺さんから。(笑)

呂羽(GM):「討ち取ったりぃ〜!!」(笑)

玉華:…何やろ、めっちゃ悔しいねんけど…。

緋彩:分かるで…その気持ち。(苦笑)



7:邪仙の企み、虜の剣


GM:はい、大会終了〜。じゃあそれを見てた王様が、

王様(GM):「やはり呂羽が勝ったか…」

GM:って言いながら降りてくるで。

緋彩:…王様の側に、あの邪仙いる?

GM:もちろん、いるで。ただ、アンタらは今はおらんで?城の中やから。

洪明:あれ?そうなん?

飛隼:あ、じゃあ兵士に変化して紛れ込むわ。

洪明:〔奔走雲〕で天井スレスレの高さで隠れとく。

緋彩:その雲に捕まっとく。

GM:はいはい、まぁ誰も気づかんよ。王様は敗者に興味ないから。ここには呂羽と玉華しかおらん。

玉華:ヒドイ話やで…。

GM:で、王様が、

王様(GM):「では、この剣をそなたに授けよう…」

GM:って剣渡しました。そしたら…!邪仙が笑います!

邪仙(GM):「ふはははははっ!遂にこの時がきたか、この馬鹿者共めぇー!」

GM:って言って、仙鳥出して飛んでいきます。マッハ5くらいスピード出てるから、誰にも止められへんで。

緋彩:何じゃそりゃ…。(笑)

GM:でな、剣を渡された呂羽の様子がおかしいねん。

緋彩:呂羽に駆け寄る!

GM:じゃあ牙が生えてきて、角も生えてきて、目が怪しく光りだして…。

緋彩:剣を叩き落す!

GM:恐ろしい力で無理やな。襲ってきた!

玉華:ちょっ、ここに今ってウチだけ?(汗)

緋彩:いや、今駆け寄ったよ。

飛隼:周りの兵士に紛れてたけど、前に出るわ。

洪明:天井から降りてくる。

GM:全員揃ったな。(笑)

飛隼:ていうかさぁ、成長させるの忘れてたから、こんなん勝てるはずないねんけど…。

GM:忘れたアンタが悪い。

飛隼:ちょっ、今からちょっとやらせて?

GM:今更かよ、もうクライマックスですよ?!じゃあ、代わりに朱羽出していいで。応援に駆けつけた!

朱羽(緋彩):「ま、俺に任せときー」(笑)

GM:さぁ、ラスボス戦や!王様はビックリして腰抜かしてるからな。

緋彩:「お命、もらったぁー!」

他全員:えぇぇ〜?!!(汗)

GM:や、やるん?(汗)

緋彩:いや、やらんよ。(笑)「邪魔だ!死にたくなければあっちへ行け!」

GM:ああ、じゃあ這ってどっか行くわ。ちなみに呂羽やけど、さっきまでは虎並の強さやってんけど、今は象並の強さになったから。

PC:……え?(汗)


<1ターン目>

GM:さ、やろか♪イニシアティブ(コロコロ)5。

緋彩:ユイ、振って。

玉華:私?(コロコロ)6。

GM:じゃ、そっちから。

玉華:ん〜…〔眉目飛刀〕浮かべて終わりでいいわ。

洪明:じゃあ攻撃するけど…(コロコロ)10。(苦笑)

GM:…え〜っと(コロコロ)11、避けた。

朱羽(飛隼):斬る(コロコロ)12。

GM:(コロコロ)15、はい受けた。

緋彩:俺も斬るか(コロコロ)1ゾロ?!裏成功!6ゾロの12+6で18にする!

GM:あ、そら何が出ても無理や。反動は?

緋彩:(コロコロ)また6ゾロ?!12は?

GM:えっとな…『「清徳値」1ポイント低下。「体力」または「機敏」が1ポイント上昇』

緋彩:あ、マジで?じゃー「機敏」上げよっと。特した。(笑)

洪明:ていうか、また「清徳値」下がってんな。(笑)

緋彩:あと5ポイント下がったら邪仙化やで。(笑)で、ダメージがMAXで12点!

GM:え、痛!

緋彩:さらに連続攻撃(コロコロ)あら、9やわ。

GM:(コロコロ)13、それは受けたな。で、こっちか。

呂羽(GM):「お返しいくぞ、こらぁー!」

GM:1,2(玉華)3,4(緋彩)5,6(洪明)(いっコロ)3、やっぱアンタか。(笑)

緋彩:げ、恨まれてた。(笑)

GM:え〜っとな…(コロコロ)裏返して、21!

緋彩:(即)ぱたぱた。(〔停時旗〕)

GM:う、裏返したのに…。


<2ターン目>

GM:じゃ、イニシアティブやな。(コロコロ)11。

玉華:(コロコロ)7。

GM:改めて(いっコロ)3。(笑)

緋彩:どうしても俺を殺したいらしいな。(笑)

GM:そらなぁ。(笑)殴るで(コロコロ)17。

緋彩:さっきから15以上をポンポンと…(コロコロ)あ〜11、無理無理。

GM:ダメージは14点!

緋彩:はい、どうしようもない。昇天した。

GM:一人逝ったぁ〜!(笑)

洪明:終わった…痛すぎる…。

GM:はい、そっちのターンやで。

洪明:どうないせぇ、言うねん…。

玉華:とりあえずファ(〔眉目飛刀〕)で殴るわ(コロコロ)16!

洪明:お!これは…。

GM:(コロコロ)裏返して19、受けた。

玉華:裏返すんかい…。

GM:反動は(コロコロ)7、『普通に防御成功』、やったね♪

玉華:…続いて、自分で攻撃(コロコロ)14。

GM:(コロコロ)え〜、裏返して防御成功。反動で(コロコロ)え〜…『1ポイント「仙骨」が上昇。「知覚」1ポイント低下』。

洪明:「知覚」とか、まったく関係ないやん…。

飛隼:よし!〔師匠の一筆〕使って緋彩生き返らせる!

GM:師匠って誰やった?

飛隼:西王母やん。(笑)

GM:あ、全然OKやわ。(笑)

飛隼:「お師匠さまぁぁぁ〜!!」

西王母(GM):「まったくもう、仕方ないわねぇ…」

GM:全員全快したで、緋彩も生き返った。

緋彩:よっしゃ、サンキュ♪

朱羽(飛隼):で、朱羽が斬りかかる(コロコロ)12。

GM:受けは使ったから避けか(コロコロ)あ〜、当たった…。

朱羽(飛隼):えっと…15点。

GM:高!

朱羽(飛隼):連続攻撃(コロコロ)14!

GM:ちょ、強!

朱羽(飛隼):ダメージが4点。もっかい?連続攻撃(コロコロ)12。

GM:(コロコロ)裏返…しても意味ないか。当たった、当たった。

朱羽(飛隼):ダメージは3点。…まだ、俺?(コロコロ)13。

GM:(コロコロ)……一応生きてるけど…。(汗)

朱羽(飛隼):MAX6点!(笑)

GM:……生きてるで〜、一応。

洪明:ていうか、まだ生きてるんか…。(汗)

玉華:どんだけやねん…。(汗)

朱羽(飛隼):さらに連続攻撃(コロコロ)あ〜低い、9。

GM:(コロコロ)9?裏返して避けた!反動は(コロコロ)3ゾロ?!『「知覚」が1日間1ポイント低下。ゾロ目の場合は永遠に』…どんどん馬鹿になっていくぞ〜!(笑)

全員:(爆笑)

玉華:考えたら、呂羽自身は何も悪くないのに…可哀想やな。(笑)

緋彩:気づいたら、凄い馬鹿になってんねん。(笑)

洪明:嫌やなぁ、それ。(笑)

GM:あ、緋彩このターンから動いていいで。

緋彩:お、マジで?じゃあ、まだだ…まだ終わらんよ!(コロコロ)裏返して16!

GM:もはや裏返しに何の抵抗もないな。(笑)(コロコロ)無理だぁ〜!

緋彩:先に反動(コロコロ)8。

GM:『1D日間、「体力」か「機敏」が1ポイント上昇』

緋彩:っしゃ、「体力」上げる!(いっコロ)5日間か。で、ダメージが10点!

GM:…はい。(汗)

緋彩:連続攻撃(コロコロ)あ〜、8だ。

GM:それは(コロコロ)OK,11で避けた!

緋彩:頼んだぞ、洪明!

GM:って、まだおったんかい!(汗)

洪明:殴る(コロコロ)11。

GM:厳しい…(コロコロ)あかん、当たった…。

洪明:6点、かな。続いて(コロコロ)10。

GM:(コロコロ)9?!あか〜ん…耐えてくれ…!

洪明:ダメージが4点。

GM:っしゃ、耐えた!

洪明:もっかいやな(コロコロ)あ、8。

GM:お、それは…(コロコロ)9、避けれた!このターン耐えたぁ〜!(汗)

玉華:ちょ、マズイって…。


<3ターン目>

緋彩:次のイニシアティブ、大事やで。

洪明:頼むでぇ〜。

GM:(コロコロ)7!

玉華:(コロコロ)よし、11!

GM:…このターンは厳しいかも…。

玉華:まずはファで(コロコロ)13。

GM:それは(コロコロ)避けた!

玉華:次に自分で(コロコロ)16!

GM:受け(コロコロ)22で受けた!

玉華:いや、22て…。(汗)

飛隼:じゃ、じゃ、〔三面六披符〕の術使う、バボン♪

GM:次、朱羽。

朱羽(飛隼):殴る(コロコロ)10〜。

GM:(コロコロ)OK11、避け…。

朱羽(飛隼):(即)裏返す〜、15。(笑)

GM:人のキャラと思って…反動は?

朱羽(GM):(コロコロ)7。

GM:『普通の成功』

朱羽(GM):6点!

GM:はい、終わり〜。

PC:だぁぁ〜…。(疲)


GM:剣がパッキーン!て折れましたね。

緋彩:呂羽は?

GM:ぶっ倒れたよ。

緋彩:角は?

GM:生えたまま。

緋彩:切るか。

GM:えー、適当かよ!(笑)誰か師匠呼ばな。

緋彩:あ、じゃあ俺が伯工命師母呼ぶわ…怖いけど。「まず、この者の姿を元に戻してください」

伯工命(GM):「ふぅ、仕方ないなぁ…」

緋彩:「あと、この剣の修復もお願いします…」

伯工命(GM):「まぁやってやろう」

緋彩:はぁ…9年肩揉まな…。



8:西王母様は見てる


GM:王様はどうする?逃げきらんと、横で気絶してるで。

緋彩:邪仙の格好させて、「邪仙を捕まえたぞ!地下牢にでも閉じ込めておけ!」って言って、皇太子に継いでもらう。(笑)

洪明:かなり邪仙やな。(笑)

玉華:ていうか、逃げてった邪仙本人が気になんねんけど…。

緋彩:そういやおったな、どっち飛んでったか分かる?

GM:いや、何せマッハ5やからな。

玉華:…ま、いっか。

緋彩:だな、そのうちまたどっかで会うやろ。

GM:じゃあ王様放って帰る?

緋彩:そうしよう。

GM:はい、じゃあ西王母の所に帰ってきたで。

緋彩:じゃあ直してもらった剣を出して、「この通り、持って帰ってきました」

西王母(GM):「はいはい、よくできましたねぇ〜(玉華を撫でる)ねぇ〜(緋彩を撫でる)ねぇ〜(洪明を撫でる)……ねぇぇっ!!(飛隼を殴り飛ばす)」

全員:(爆笑)

飛隼:「お、お師匠様、何を?!」(笑)

西王母(GM):「こぉの役立たずが!私はしっかり見ていましたよ…?何ですか、あの情けない行動は!」

飛隼:「ずびばぜぇぇ〜ん゛…!」(泣)

GM:罰として、仙宝全部取り上げて地上にもっかい落とされた。

飛隼:えぇ?!(汗)

西王母(GM):「仙宝に頼らず、自分の力で事件で解決してきなさい!下手に小細工を弄するから、余計にややこしいことに…!」

GM:とりあえず、飛隼は9年、緋彩は3年でいいわ、肩揉み。

緋彩:あ、ちょっと嬉しい。(笑)

GM:で、今回の頑張りに応じて「清徳値」与えるんやけど…玉華が3点、緋彩と洪明が2点、飛隼は1点な。

緋彩:えっと…合計でまだ−1点ですね。(笑)

洪明:下げまくってたもんな。(笑)

緋彩:うん。(笑)

GM:今回は玉華が大活躍やったな。

玉華:やったね♪…あんま喋ってないねんけどな。(笑)

GM:あぁ、そうやな。(笑)ま、今回はこれで終わり〜。

洪明&緋彩:あ〜疲れた〜…。(汗)

飛隼:…キャラ見直さんと…。



終劇