第1話 : 『銀髪の悪魔』




目次

0:空野一家紹介 1:不穏の始まり
2:立ち上がる一家 3:絡み合う行動と情報
4:銀髪の悪魔 5:帰ってきた日常
座談会



0:空野一家紹介


GM:…では、始めましょう。

PC4人:はーい。

GM:パラサイト・ブラッド第1話『銀髪の悪魔』…。

プレイヤー黒白:ち、ちゃんと題名がある…!

GM:だって、サンプルシナリオやもん。(笑)

プレイヤー黒白:ま、最初やしな。(笑)

GM:そうそう。じゃ、まずは…自己紹介の前に、軽くイントロダクションから始めましょうか。

プレイヤー黒白:?世界観の説明、とか?

GM:いや…ほら、前置きみたいなやつ。

プレイヤー黒白:あぁ、今回予告。(笑)

GM:そうそう、それそれ。(笑)


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急激な経済成長を続ける咲坂市。
活気溢れるこの街に、不穏な暴力事件が立て続けに起こっていた。
襲われたのは、ストリートに集う、力を余らせた若者達。
彼らは一様に、「怪物を見た」と口にする。

そしてある日、君達の元に連絡が届く。
咲坂に、凶悪な犯罪者が潜入したという。

それも――――“悪魔憑き”

君達は戦いの予感に、血が騒ぐのを覚えた…。

********************************

PCヒノキ:ザワッ…!(笑)

PCしゅう:ザワッ…!(笑)

GM:ま、こういう訳で始まってしまいました。さて、では今回始めるに当たってですね、新しいコーナーということで…。

PC黒白:新コーナー。(笑)

GM:今回は『デモン・パラサイト』から『パラサイト・ブラッド』に変わって、始まりました。さぁ皆さん……どう、お過ごしでしょうか。

PCヒノキ:何の司会や。(笑)

PCるしふぇる:はい、先生ぇ!(挙手)

GM:はい、どうぞ。

PCるしふぇる:『デモン・パラサイト』と『パラサイト・ブラッド』って、どう違うんですか?!

PC黒白:…DXでこんなノリ、見たことある気がする…。

PCヒノキ:あぁ…あったな…。

GM:ん〜〜……根本的な変わりは、ない。何故変えたのかは…分からない…。

PCヒノキ:そこはSNEに聞かんと分からん。(笑)

PC黒白:ほんまや。(笑)

GM:まぁ、多少変わってる所もあるけどな。ま、それはおいおい説明していきます。

PC黒白:バランス調整、とかかねぇ?

GM:それもあるやろうし…まぁ、舞台とかも変わってるし。世界観は『デモン・パラサイト』の10年後くらいになってる。

PC黒白:アレやな…多分、大友製薬がア●ブレラみたいなことしてん…。

PCヒノキ:ば、バイオ・ハザード?!(笑)


********************************

GM:じゃ、そろそろ自己紹介といきましょうか!

PC黒白:だってさ?PC@からやね。

PCヒノキ:…。(苦笑)



◆PC@:空野 流星 〜ヒノキ

PCヒノキ:では…いきますか。空野 流星(ソラノ リュウセイ)だ。二つ名が…。

PC黒白:二つ名あるんや!(笑)

PCヒノキ(以下 流星):一応考えた。(笑)若かりし日には暴れまわっていたので、付いたのが“クレイジー・メテオ”…だったけど、今はもう落ち着いたので“クレバー・メテオ”になった。

GM:クレバーなんや…。(笑)

流星:うむ。だからヒーロースタンスはもちろん、『クレバーヒーロー』。(笑)種族は人間、年齢58歳。性別は男。…妻はいなくなってしまったが、娘2人がいる。…あ、あとペットのペンギンも。(笑)

PC黒白:それだけで雰囲気がおかしくなる。(笑)

流星:ほんとに。(笑)悪魔寄生体は<セルティス>が入っている。普段は…咲坂市の駅前商店街の中で、Jazz喫茶店を営んでいる。

GM:Jazz喫茶のマスター、と…。

流星:うん、自営業だな。人生経験は『大怪我をしたことがある』…過去に暴れまわっていた時に、だな。で、その時に手当てをしてくれたのが、妻だ。

GM:おぉ、そう持ってったか…。

流星:そう…それが妻、陽子との出会いだった…。寄生された理由は、『師匠からの株分け』…これは師匠でもありこの店の前マスターだった、俺の親父だ。

PC黒白:つまり、遺伝。(笑)

流星:言ってしまうと。(笑)“悪魔憑き”としての特徴は、服を脱ぐと『左肩に3枚の桜の花弁型の紋様がある』…5枚じゃなくて、3枚です。(笑)

GM:3枚なんや。(笑)

流星:そう…この花弁が3枚共黒く染まった時…私は恐らく人を止め、ただの怪物になり果てるだろう…。

PC黒白:…って、それが『自我』を表してるんや!(笑)

流星:そういうことにした。<暴走>する度に1枚ずつ黒く染まるから。“悪魔寄生体”への感情は、昔は“悪魔憑き”として組織に入ってたけど、一度人間に戻って組織抜けて…その後改めてフリーの“悪魔憑き”になったから、『真なる自由』を感じている。今も影でこっそり戦う目的、理由はもちろん『家族を守る為』。悪魔化した時の特異な外見は『外骨格が全身を覆い、各所に刃のような突起物が出ている』形と。覚醒器(イグザクター)はCD型にしました。

GM:CD型…どんな?

流星:ベルトのバックル部分にスロットがあって、そこにCD入れるとインストールされて“悪魔化”する、ってイメージかな。

GM:おぉ、なるほど。分かりました。

流星:後は…そうやなぁ、もう娘2人も就職して…家はどうなんやろ?

GM:一緒に住んでることにしといてー。

流星:あぁ、じゃあそうしようか。ま、2人共就職してるので、今は気ままに毎日…ペットのペンギンと時代劇見たり、Jazz喫茶でノンビリしてるだけの毎日……軽く枯れ始めて、煤けた背中の男です。(笑)以上!

GM:はい、ありがとうございまーす!(笑)



◆PCA:空野 昴 〜るしふぇる

GM:はい、ではお次は…長女、でいいんかな?

流星:ま、そうだな。

PCるしふぇる:長女でございますわ。(笑)わたくしの名は“クレア”…。

GM&流星&PC黒白:……は???(事前の打ち合わせと違う)

PCるしふぇる:…本名、空野 昴(ソラノ スバル)ですわ。32歳です。シスターをしておりますの。

PCしゅう:(ぼそりと)…ただの行き遅れやん…。

PC黒白:いやまぁ、最近ではそうでもないけど…。(苦笑)

PCるしふぇる(以下 昴):わたくしは主と結婚しておりますので。生涯の操を立てております。(きっぱり)

PC黒白:そうか…そういうキャラか…。

昴:“悪魔寄生体”は<ブリガンダイン>でございます。私のガードを破れる男など、いないのです!

PC黒白:そっちの意味か!(笑)

昴:生まれは『自営業』…らしいです。Jazz喫茶とかいう、何やらオシャレなお店をやっているようでございます…。

流星:…そこで生まれ育ったくせに、何故そんな他人事。(笑)

昴:人生経験は…私、イギリスの神父様から異能の力の扱い方を教えて頂いたのでございます。寄生された理由は、謎の現象に巻き込まれたのでございます。その現象は…そう、私が中学生の時でした……。

PC黒白&しゅう:(揃って)何か、ナレーション入ってないか?!(笑)

流星:すっげぇ淡々と喋ってるからなぁ。(笑)

昴:気が付いたら、何やら光に包まれ…主の元に導かれたのでございます…。

流星:…それ…死んだんじゃ…。(笑)

PC黒白:ほんまや。(笑)

昴:そして気がついた時には、私はイギリスの教会の前に立っていました…。

流星:海越えちゃった?!(笑)

PC黒白:地球のほぼ反対側だよ!(笑)

PCしゅう:…っていうか、こっちの考えてた設定とカブった!何でイギリス行った!(汗)…今の、ナーシ!この人の言ってるの、秋葉原ですからね?!

流星:光って、電気街のネオンかよ!(笑)

昴:(気にせず)私はそのまま…何も分からずに、修道院で生活をしておりました…。そして、そこで神父様に力の扱い方を教わっていたところ…妹がイギリスにやってきて…。

PCしゅう:いや!だから!違いますよ!?あんた…人生経験で『海外留学』出してないでしょ?!(汗)

昴:(やはりスルー)そしてそのまま、日本へ連れ戻されたのでございます…。

PCしゅう:しかもこっちが連れ戻したことになってるー?!!

PC黒白:すげぇ…他人の設定を変えてまで…。(笑)

PCしゅう:そ、そういうキャラじゃないですからね、私!ち、違いますよー?!(汗)

昴:そういうわけで私は、今は日本を拠点に布教活動をしているのでございます。…というか、別にイギリス行くくらい、いいやん。(笑)

流星:まぁ別に設定上は、問題ない。(笑)

PC黒白:イギリスって一口に言っても広いしね。(笑)

PCしゅう:じゃ、会ってませんから!(汗)

流星:じゃ、そういうことで。時期が来たから帰ったってことで。(笑)

昴:はい。(笑)そして“悪魔憑き”としての私の特徴は、両目が深緑色なのでございます。

PCしゅう:…っていうか、一人称わたくし、ってのもカブってるし…。(汗)

昴:私とわたくし、を使い分けることにしてるから。(笑)

PCしゅう:う、鬱陶しい…何かこう、カブらんような呼び方を…。

GM:そら、たわししかないやろ。

PC4人:たわし?!!(爆笑)

PC黒白:それは確かにカブらんけども…!(笑)

PCしゅう:亀の子か!(汗)

昴:わたくし…“悪魔寄生体”…悪魔と申しますが、これは実は天使の使いであり、自分は神に『選ばれた存在』だと思っております。

PC黒白:……あ、今のって、『悪魔寄生体への感情』?

昴:(素になって)そうやで?戦う目的は…わたくしが神父様に教えて頂いた通り、この力を全ての皆さまのために使い、秩序を守るために活用していきたいと思っております…。以上でございます…。

GM:はい、頑張って下さい。

昴:あ、覚醒器はもちろん、ロザリオでございます。神父様から、これを外してはいけない、と言われておりますが…。

GM:あぁ、外すと変身するんや。…耳に入れる、とかじゃないんや…。

流星:耳に入れて…捻じる。(笑)

PCしゅう:ただの耳かきやん…。(笑)

昴:違いますぅぅぅー!!!

GM:はい、分かりました。(笑)



◆PCB:空野 瑠菜 〜しゅう

GM:では次女の方、どうぞ。

PCしゅう:…一人称思いつかなかったので、名前でいきます…。空野 瑠菜(ソラノ ルナ)23歳です。寄生体は<ザグナル>です。で、この<ザグナル>なんですが、生まれた時から憑いていまして…ま、私の優秀なる血の成せる技か、と…。

流星:…その血の元は、俺だ。(笑)

PCしゅう(以下 ルナ):そ、そんなん認めてません!(笑)空野、という名字も捨てたくて仕方ありません!

昴:それは…神の御心によるものですから…。

ルナ:えぇい!こっちのキャラを喰われそうやねん!(汗)

流星:ん〜…まぁ、名字を捨てたかったら…嫁ぐしかないんじゃないかな?(苦笑)

PC黒白:それが一番合理的やな。(笑)

ルナ:えーっと…。

昴:ですから、わたくし達は…。

GM:〜〜っ!一回黙れ!(笑)

PC黒白:昴は落ち着け、今はルナのターンや!(笑)

ルナ:…はい。では、ルナは昔から神童、神童と呼ばれてきましたので、自分の才能を活かそうかと…しばらくイギリスに留学していました。家族とも離れたかったし。

流星:(苦笑)

ルナ:それが、な〜んでかは知らないんですけど…また帰ってくるハメになっちゃって、もぉ〜…。正直、出ていきたいんです。特に、あの…年増の…!

全員:(爆笑)

流星&PC黒白:姉妹仲、悪ぅ!!(笑)

ルナ:そういう感じでいこうかと。(笑)ちなみに職業は、そのイギリス留学時代にコネを作りまして、外資系の会社で働いています。

PC黒白:おぉ、エリートやなぁ。

ルナ:はい、エリートです。で、“悪魔憑き”としての特徴が、昔から…『悪魔を思わせる痣』って、どんなんやろ…?

GM:『悪魔上等!』って書いてある。(笑)

PC黒白:それは…むしろ悪魔を退治する側…ていうか、それは痣じゃなくて多分イレズミ系。(笑)

流星:サタン系のシンボルかぁ…ゼブルスペルくらいしか思いつかんなぁ…。

ルナ:…あ、じゃあ蜘蛛!蜘蛛の形した痣が左腕にあることにする!

流星:左腕に痣……やっぱ遺伝やな。

ルナ:………………!!!!!(汗)

全員:(爆笑)

ルナ:…ま、まぁそういう痣があります…。でもルナ自身は、『“悪魔寄生体”は滅ぼすべき敵』だと思っています。優秀なのは、ルナだけでいい…。

GM:そら自分だけ“悪魔憑き”なら、そうなるわな。(笑)

ルナ:そうそう。戦う目的は当然『自分の力を試すため』です。ルナの力を広く、知らしめるために、やっています。悪魔化した時は『全身が外骨格に覆われ、後光が射します』。

PC黒白:おぉ、格好い…。

ルナ:あと『触手が生え』ます。

PC黒白:あれ、何か付いたぞ。(笑)

流星:余分なものが、最後に…。(笑)

ルナ:あと…覚醒器は、リボルバータイプの銃です。多分イギリスで手に入れました。

流星:…それって…密輸…。(汗)

ルナ:握るとこが木製やねん。あと、銃身がちょっと長いやつ。

GM:…あれちゃうん、縁日の射的のやつ。(笑)

ルナ:違います!ハンドガンです!(笑)

流星:あー…ワルサーにそのタイプがあったような、なかったような…。

ルナ:そうそう!それ!

昴:…それを、普段から持ち歩いてるん?

ルナ:え?うん。

昴:…それって、どうなんやろ…。

流星:ん〜…弾がなければ、観賞用といって誤魔化せなくもない、かな?

ルナ:そういう感じで。ということで、一刻も早くこのウチから出て行くのを目標として頑張っていきたいと思います。

流星:……。(目を手で覆って俯いている)

PC黒白:……。(黙って肩を叩いている)

ルナ:ちなみに見た目は黒髪ロングの頭にカチューシャしてます。目は普段から蔑む目やから。「はぁ、やれやれ…」

GM:…いきなり家庭崩壊してますよ?どないしますのん、お父さん?

流星:…少し…考える猶予を私に…。(笑)

PC黒白:敢えて白々しく、暖かい家庭だなーって目で見てます。(笑)

ルナ:ま、こんなもんかな。

GM:はい、ありがとうございまーす。



◆PCC:空野 星影 〜黒白

PC黒白:ようやく僕かな?

GM:そうやな。

PC黒白:よし、じゃあ…んんっ!(咳払い)…拙者は星影(ホシカゲ)!最強を目指すイワトビペンギンである!!

全員:(爆笑)

ルナ:また、変なんきたで、これ…。(笑)

昴:ペンギンにしたんや…。(笑)

PC黒白(以下 星影):え、うん。(笑)寄生体は<バルディッシュ>、生まれは…ここではない。水族館で飼われてたんやけど、眠っていた“悪魔寄生体”の力が目覚めた結果、ちょっと脱走して行方不明になり…そして『最強の存在』になることを目指して武者修行中である。でも今は何故か喫茶店で飼われてます。(笑)

流星:河原で行き倒れてたから拾ってん。

星影:行き倒れー?!(笑)…いや、その時に三日三晩の死闘を繰り広げてん!

GM:あぁ、それで実力を認めあってんな。

星影:そうそう。悪魔憑きとしての特徴は『眼光が鋭い』…がペンギンなのでよく分からない。(笑)

流星:そもそもペンギンって目、小さいしな。(笑)

星影:その代り、オールバックみたいなトサカがある!悪魔化時の特徴は、『時折電気が走って放電する』。スーパーサイヤペンギン。

流星:静かな怒りで目覚めるんや。(笑)

星影:そうかもしれない。(笑)覚醒器は…一応首から下げられてる…首輪?

流星:あぁ、チェーンにプレートがかかってるやつを想定してた。

星影:じゃ、それで。

ルナ:…ペン×2やん。(エ●ァ)

星影:それそれ。(笑)で、変身する時は懐から取り出した生魚を…呑みこむ!

昴:(爆笑)

星影:あとは…まぁ、時代劇が好きな侍を目指す変なペンギンである、ってことくらい!以上!

GM:はいは…あ、年齢は?

星影:あぁ、5歳のオス!

流星:オス…。(笑)

GM:はい、ありがとうございますー。(笑)58歳、32歳、23歳…5歳。

星影:見事にバラッバラやなぁ!(笑)

流星:58歳…おっさんプレイはさすがに初めてや…。(笑)

GM:頑張って頂きましょう。(笑)



1:不穏の始まり



◆日常のひとコマ〜流星&星影

GM:では、導入に行かねばならないのですが…。まず、デモパラからパラサイト・ブラッドに変わった変更点ですが…今までは、カルトロップとか、いたよね?

星影:<ヴィシャス>やね。

GM:そうそう。5年前、地球上のあらゆる場所で、ほぼ同時期に地震が発生したらしい。

星影:同時多発地震…。

ルナ:群発、っていうんじゃない?

流星:津波とかの影響は大丈夫だったんか?

GM:それは大丈夫やねんけど…群発というより、同時やってん。で、それで“悪魔憑き”の数が世界的に一気に増えたらしい。

昴:神の最後の審判が始まるのです…!

星影:第一話から最後扱い…。(笑)

GM:で、それから“悪魔事件”専門の警察組織<DUST>が設立しました。

星影:あぁ、そうやったね。

GM:んで、ここでの設定としては…お父さん、流星さん。

流星:はいよ?

GM:貴方は昔、<DUST>の一員だったんですよね?

流星:そうですね。元、ですね。というか、元々警察の対悪魔課に所属していて、そこから<DUST>の設立にも少し関わってた感じかな。

GM:はいはい、ではそういう設定で。じゃ、日常的なシーンから始めましょうかね。…まぁ、そう言いながら何したらいいんか分からんけど…。

星影:そりゃー、暖かいホームドラマのような光景やろう。(笑)

流星:じゃ…あまり日の光が入らない、薄暗い店内で…お客さんもいない状況。そこで…何にしようかな…『イパネマの娘』を流しながら、昔家族で行った海水浴にいった写真を眺めながら、一人で珈琲を飲んでいる。「あの頃はまだ、こいつらも可愛かったなぁ…ふふっ…」

ルナ:(ふらりと現れ)「じゃ、ルナ仕事行ってくるから。晩御飯いらないから」(素っ気無く)

流星:「あぁ、気をつけて行ってらっしゃい…なるべく早く帰ってくるんだよ…」

ルナ:(流すように)「はいはーい、じゃねー」

昴:(急に現れ)「ルナさん…ちゃんと朝の、神へのお祈りをしませんと…」

ルナ:「はーいはいはい、行ってきまーす!」

星影:…多分、毎朝こんな感じなんやろなぁ…。(笑)

流星:(壁際の写真に)「ふふっ…母さん…あいつらも、もう立派な大人になったよ…」

GM:32歳の困った娘さんがいらっしゃいますが…。(笑)

流星:あー……。(笑)

昴:「お父様…それではわたくし、教会へ参ります」

流星:「あぁ、しっかりお勤めしてきなさい…」

昴:「お夕食までには戻りますので…」

流星:「…なんだったら、たまにはゆっくりしてきてもいいんだよ?」

星影:お姉さんはゆっくりさせるんや!(笑)

昴:あれぇー?(笑)

流星:ま、毎日早く帰る娘と遅い娘やったら、たまには逆を勧めるやろ?

星影:あぁ、そういうことね。

昴:「では、行って参ります…」

流星:「あぁ、気をつけて行っておいで」

昴:カラン、カラン…。

星影:喫茶店の扉が閉まる音や。

出勤中・昴:(道中)「お爺さん…お荷物、お持ち致しますわ?」

星影:…ここだけ見てれば良い娘なんやけどなぁ…。

GM:じゃ、娘達は仕事に向かった、と…。

流星:「ふぅ…星影、今日も俺とお前の二人だなぁ…」

星影:…………ぽん。(黙って肩に手…ではなく、ヒレを置く)

GM:あれ?ペンギンって喋れた?<バルディッシュ>やったよな?

出勤中・昴:いや…確かアレは喋るのではなくて…。

星影:テレパシー、やね。

流星:じゃ、それで意思疎通してることにしよう。「ふぅ…お前も珈琲、飲むか?」

星影:飲め…そうやな、“悪魔憑き”やし。

出勤中・ルナ:そもそも…カップ持てるんですか?(笑)

星影:両方のヒレの先で挟み込むのさ。(笑)

出勤中・昴:火傷しそうやな。(笑)

星影:あちっ。(笑)

流星:まぁ、それを眺めつつ…レコードかけて、一人と一羽で静かに珈琲でも飲んでるか…。

GM:し、渋いなぁ…。(笑)

星影:で、その横でペンギンがTVの前で再放送の水戸●門を見てる。(笑)

GM:よぉやっとるもんなぁ。(笑)じゃ、そこで…。

客(昴):カラン、カラ〜ン!「おぅ、親父ぃ!」

GM:あれ、何か来た。(笑)

流星:「あぁ、いらっしゃい」(笑)

客(昴):「おー、珈琲頼むよ!」

流星:「畏まりました…」コポコポコポ…。

客(昴):「あと、いつものアレかけてくれよ、いつものアレ」

流星:「いつものですね、畏まりました…」…何にしよかな、『ムーンライト・セレナーデ』でもかけるか。

GM:…普通やな。

星影:そういう店ですから。(笑)

流星:Jazz喫茶なんで。(笑)

客(昴):「おぉ、そういえばさっき、ルナちゃん見たよ、ルナちゃん!」

流星:「あぁ、そうでしたか…ついさっき出勤して行きましてね…」

客(昴):「なーんか、プンプンしていたよ…まぁ、いつもしてるけどねぇ。もっとお淑やかにできないもんかねぇ?」

出勤中・ルナ:お、お淑やかなんはお淑やかなんですよ?!(汗)

流星:「あの子も、難しい年頃ですから…」

GM:23歳やのに…。(笑)

星影:反抗期、はもう過ぎてるよなぁ。

出勤中・ルナ:…反抗では、ないねん…反抗では…。

客(昴):「ところで、昴ちゃんはいつ結婚するんだい?」

流星:「私は、あの子達自身に全てを任せていますから…」

星影:いい具合に背中が煤けてるわー…。(笑)

GM:…とまぁ、やってる時にもう一人入ってくるわ。カラン、カラン、カラン。

流星:「はい、いらっしゃい…」

GM:入って来た人を見ると、流星は見たことのある顔ですね。えーっと、それは…<DUST>の時の元・上司…というか長官です。

流星:「これはこれは……」

星影:『な、何奴…!?』身構えるかも。

出勤中・ルナ:…チョウカン…まぁ、朝やからな。(笑)

GM:ん?…あ、あぁ、小脇に朝刊抱えてるかもしれん。(笑)

流星:「あぁ、すみませんねぇ。今朝は取り忘れていたみたいで。(笑)それにしても、お久しぶりでございます」

長官(GM):「うむ、久しぶりだな。…まぁそれはそうと、コレを読んでみたまえ」(新聞を差し出し)

星影:あぁ、そう繋がるんや。(笑)

流星:「では、少し失礼して…えー、何々…?」…え、3面でも読めばいいの?

GM:いや、そこは別に読まんでいい。(笑)

長官(GM):「いや何…少し、この街で厄介な事件が起きていてね…どうしても、君の力が借りたいんだよ…」

流星:「………ふっ、私はもう、第一線を退いた身ですから…」

長官(GM):「そ、そんな…!頼むよ!」

流星:「もう、“クレイジー・メテオ”と呼ばれた男は消えました…。今の私は、ただの“クレバー・メテオ”です…」

GM:自分でクレバーって言っちゃったよ!(笑)

流星:いや、周りがそう言ってくるから、それを受け入れただけ。(笑)

長官(GM):「そうか…残念だ…。ところで、珈琲を一杯貰ってもいいかな?」

流星:「それでしたら、喜んで」コポコポコポ…。

星影:『ペンギンが運ぼかー?』

流星:「あぁ…じゃあ、星影…これを頼むよ」

星影:『はいよー』…こう、左右に揺れながら…運ぶ。(笑)

長官(GM):「おぉ?!何だい、こいつは?」

流星:「私の家族の、星影です」

長官(GM):「おぉ、偉いなー。よしよしよし…」(撫でている)

星影:…テレパシーで話しかけてもいいものか、どうか…。

流星:ノン、ノン。(×の合図)

星影:じゃ、止めて普通のペンギンのフリしとこ。(笑)

長官(GM):「しかし…そうか、それなら仕方ない…」

流星:「申し訳、ございません…お力になれず…」

長官(GM):「…ただ、今<DUST>の本部は…咲坂町に新築ビルを設けたんだよ…気になったらいつでも見に来てくれ」

GM:名刺をカウンターに置いて行くわ。

流星:受け取るだけ、受け取ろう。

長官(GM):「また何かあったら、よろしく頼むよ」

流星:「はい、その時は…」

GM:じゃ、出て行きはるわ。カラン、カラ…。

流星:「あ、あの…!」

長官(GM):「ん?何だい?」

流星:「珈琲一杯、500円になります」

全員:(爆笑)

星影:そこは普通の客扱いやった…!(笑)

長官(GM):「そ、そこはこう…昔の仲間の、アレはないのかね?!」(笑)

流星:「それとこれとは話が別です。こちらも商売ですので」(笑)

星影:でもそれは確かに。(笑)横で「クケー!」て言うとこ。

GM:じゃあ、まぁ、500円払いはるわ。(笑)

客(昴):「おぅ、親父ぃ!ごっそーさん!」

流星:そういやいたな。「あぁ、ありがとうございました…」

客(昴):「じゃ、ツケといてくれぃ!」

星影:こ、この状況に紛れてタダ飲みする気や…!ていうか、それアリなんか?(笑)

流星:「…し、しかし…そろそろツケの額も溜まってきておりますが…」

客(昴):「そぉんな、小っちゃいこと言うんじゃないよぉー!たかが珈琲一杯じゃないかぁ!」

流星:………たかが?…《体内時間加速》を使って、瞬時にその客の後ろに回りこんで、肩に手を置く…。

客(昴):「!!い、いつの間に…?!」

流星:「お客さん…確かにたかが珈琲ですが…すでに、占めて5杯分の2500円になります…」

星影:一週間分くらいになってるやん、そらもうツケれんわ。(笑)

客(昴):「ちっ、しゃーねぇなぁ…ほらよ」

流星:「確かに…ありがとうございました。またのお越しを…」

客(昴):「おぅ、またそのうち邪魔するよぉー!」

星影:あ、また来てくれるんや、良い人やな。(笑)

流星:ほんまやな。(笑)「はい、お待ちしております」<衝動>1点払っとかんとな…。

客(昴):実は隣の古本屋の主人やってん。

流星:あ、そうやったんや。お隣さんかい。(笑)……しかし、ここまでやってみて…引退したお父さんて面白いな。アメリカ映画みたいや。(笑)

星影:あぁ、よくあるよなぁ。(笑)

流星:軍人上がりの父親の所に元長官が来て…ていう。(笑)

GM:言われてみたら、ほんまやな。(笑)じゃ、ここで一回シーン切り替えましょかー。

流星&星影:はいよー。


◆日常のひとコマ〜昴&星影

GM:じゃ、次は…娘2人の帰り道くらいからにしよか。えー…では娘達が会社や教会から帰ってる途中ですね。何やら不良同士の喧嘩のようなものが起きています。

流星:…ん?今のはどっちの帰り道?

GM:あ〜…じゃあ、たまたま家に帰る途中にバッタリ出くわした時、近くで何か揉めとる、揉めとる、揉めとる…。

昴&ルナ:……………。

不良A(GM):「殺すぞぉぉぉ!!!」

不良B(流星):「あぁ?!ヤんのか、こらぁぁ!!」

不良A(GM):「あぁん!?」

不良B(流星):「おぉっ?!」

GM:こんな感じ。(笑)

流星:基本、こういう奴らは言葉のボギャブラリー少ないので、あとはこの繰り返しです。(笑)

星影:それは確かに。(笑)

昴:(すっ…と割って入って)「貴方達…そんな、殺すだなんて言葉、軽々しく使ってはいけませんことよ?」

不良A(GM):「あぁん?!知らんし!知らんし!聞いてないしー!」

流星:頭悪い子やなー。(笑)

昴:「そんなことでは…箱舟に乗れなくなってしまいますわよ?」

不良A(GM):「はぁ?はぁ?はぁ?」

不良B(流星):「ていうかー、ウゼェんだけどー?」

昴:「…あ、あんな所にルナさんが…(大声で)ルナさん!ちょっと!!

星影:大声で呼んだぁー!(笑)

ルナ:…あ、それ、人違いなんで。ルナじゃないんで。(拒否)

星影:そして実はいなかったオチ!(笑)

GM:……しかし、しまったな…よく考えてなかった…無駄に不良共喧嘩させてしまったかもしれん…。

流星:じゃあ何のためのシーンだったんだ、ここ。(笑)

ルナ:え、ここシナリオに関係ないん?(笑)

GM:ん〜、あるかないか、微妙なライン。とりあえず、起こしてもぉた。(笑)

星影:だ、誰かが止めな…!(笑)じゃ、ここは一つ最強を目指すこのペンギンが…!

流星:あー…じゃあ買い物リストと籠持たせて、夕飯の買出しに行かせてたことにしようか。(笑)

星影:あと首からガマ口の財布ブラ提げてんねん。(笑)

昴:間違いなく、商店街の名物やん。(笑)

星影:そうそう。(笑)

GM:じゃ…通りかかる?

星影:うん、通りかかった!『何やら、小童共が戯れておるなぁ…』

不良A(GM):「はぁ?何かペンギン来たしー」(笑)

不良B(流星):「おぉ?何やこいつ、籠とか持ってんねんけどー?」(笑)

星影:首から色んなものぶら提げて前に立つよ。(笑)

昴:「あぁ、星影さん!この方達が、争いを止めて下さらないのです!」

星影:『ふむ、それはいけませんなぁ…』

GM:あ、家族とは話してるんや。(笑)

流星:あー…まぁ、もういいかぁ、そこは。(笑)

星影:じゃないと、今何で声かけられたのか、分からなくなる。(笑)

昴:いや、そこは主の導きで勝手に通じてると思ってるだけで、話してる意識はないから。(笑)

星影:あ、話せるとは思われてないんや。はいはい。(笑)

昴:じゃ、それで。(笑)

GM:では、そこが片付いた所で…ちょっと一回、戦闘でもしましょか。不良達が…ペンギンに向かって…。

不良A(GM):「おら、ペンギン!邪魔すんなやぁ!俺、容赦せぇへんしぃ!」

不良B(流星):「んなとこおったら、蹴飛ばすぞぉ!」

星影:『黙れ、小僧共!』

GM:じゃ、ペンギンv.s.不良共。(笑)


《戦闘:星影&昴v.s.不良ズ》

<1ターン目>

星影:別に変身しなくても能力は使えたよね?

流星:あぁ、使えるよ。

GM:あ、昴もしっかり巻き込まれてるからな?(笑)

昴:はーい…え、能力使っていいの?

GM:んー、変身さえしなければ、ってとこかな。

星影:ま、いけるでしょー。

昴:…変身しても、実はあんまり大した能力持ってないけど…。

GM:ま、相手は普通の人間やから大丈夫でしょう。あ、こっちは3人で1体分のデータでやるから。

星影:じゃ、行動値やな…変身前やから、8!

昴:えっと、5。

GM:こっちは…6!

星影:やった、先に動ける。

《行動順:星影⇒不良ズ⇒昴》

星影:え、これは殺害してしまって良い系?

GM:いや、殺害はマズイ!(汗)そもそも、まだ武器もないし…。

星影:武器がないなら、用意すればいいじゃない。電柱はアリマスカ?

GM:電柱…そりゃあるけど…。

昴:え、変身せずに引き抜ける?

星影:『剛力』が中級の10ある。(笑)電柱抜くのは達成値なんぼ?電柱マズかったら、街路樹でもいいけど…。

GM:そやなぁ…電柱はマズイかなぁ…。

流星:まぁ、その近隣一帯は停電騒ぎになるよな。(笑)

GM:そうやん。(笑)道路標識くらいにしときー。

星影:あぁ、そうしよ。目標値は?

GM:ん、目標値15かな。

星影:あぁ、それなら期待値以下か…。

GM:あ、待ってな。順を追っていこう。えっと、行動値順で…まずはターン開始時に何かするか、やな。

星影:ん、いきなり《威力蓄積》、エナジー3点消費してダメージ+1Dする!

流星:ほんとに、いきなりやな。(笑)

星影:うん、まぁエナジー18点あるし。(笑)

GM:昴はない?じゃ、次は星影の準備ターン。

星影:目標値15で標識を引っこ抜く!(コロコロ)ぶっ、いきなり効果的成功!すっぽ抜けた!(笑)

流星:色んな意味で飛ばしてるなー!(笑)

GM:ほんまやで…で、攻撃ターンに?

星影:それを…振り回す!(コロコロ)達成値19!あ、標識って何D武器?

GM:んー…3Dかな。ちなみに当たってるで。

星影:じゃ、それに《威力蓄積》で合わせて4Dダメージやな…肉弾で15点!

GM:ぐっはぁ!ペンギンの一撃で3人共吹っ飛んだぁ!

ルナ:どんな状況やねん…。(汗)


≪戦闘終了≫

星影:はっはっはっ☆標識片手に笑っておこう。(笑)

昴:「…星影さん…暴力は、いけませんよ?」

星影:『おぉ、昴殿…これはすみませぬ。少しやりすぎましたかな。はっはっはっ!』言いながら標識をドスン!と元の位置に戻す。(笑)

昴:「…ん?何か声が聞こえましたわ…?」

流星:まさか目の前のペンギンが思念発してるとは思わんわな。(笑)

星影:『では、拙者はこれより、買い物に戻ります故!』…ペッタペッタペッタ…。(足音)

昴:「…誰かがわたくし達を、助けてくれたのね…」

流星:今の、なかったことにしようとしてる。(笑)

星影:目の前で思い切りペンギンが標識振り回してたのに。(笑)

昴:「これは…これこそが、主の御力の成せる技!」

流星:しかも持ってかれた。(笑)

星影:それも主に…。(笑)まぁいいや、商店街にそのまま買い物に行こう。

GM:あー…じゃあノビてる不良共を尻目に、星影が商店街に買い物に行った、と。(苦笑)まぁ、色んな店のおっちゃんが声かけてくるやろなぁ。

流星:肉屋とか、八百屋とか、魚屋とか…。

星影:商店街のマスコットです。(笑)

魚屋(昴):「おぅ、ペン太じゃねぇか!これ、食ってきな!」(魚を放り投げる)

星影:やった、丸呑みだ!「クケー♪」


◆日常のひとコマ〜空野家

GM:さて、どうしようかな…。あ、ここらで一回所持金決めといて。

流星:あぁ、それがあったか。(コロコロ)2万円、今日の稼ぎやな。(笑)

ルナ:(コロコロ)ふっ、やはりルナが一番ね、6万。出目がMaxやった。

昴:(コロコロ)あ、3万でした…。

GM:地味にお父さんが一番少ないという…。(笑)

流星:まぁ平日の喫茶店なんて、こんなもんだ。(笑)

GM:そういうもんか。(笑)ところで、ルナは普通に帰宅するん?

ルナ:うん、夜の11時くらいに。

流星:「あぁ、おかえり…」まだカウンターの中でグラス磨いてるよ。Jazz喫茶て基本的に12時近くまでやってるからな。

星影:あ、そうなんや。

流星:うん、やってるよん。

昴:「あぁ、ルナさん…今日も一日お疲れ様で…」

ルナ:(遮って)「はいはい、ただいまただいま。お風呂入って寝るねー」

流星:「あぁ、もう沸かしてあるからね…」

ルナ:「はいはい、明日も早いからそのまま寝るから。おやすみー」

星影:何でしたら、ペンギンが背中を流しましょうか?

ルナ:いえ結構です。(きっぱり)専用のシャンプーとかリンス持ってお風呂に行く。

流星:それを暖かい目で見送りながら閉店準備を始めようかねぇ。

星影:す、煤けてる…背中が煤けてるよ、お父さん…!(笑)

GM:じゃ、そんな感じで次の日にいこか。(笑)



2:立ち上がる一家



◆虎と隕石〜流星&星影

流星:全員起きてくる頃には、ちゃんと朝食も用意してから開店準備してるから。

GM:お父さん、偉いなぁ!働く父。

昴:(お祈りポーズ)「主よ…本日もわたくし達に恵みを与えて下さり…」

ルナ:(唐突に)「パパぁ!今日のちょっと味濃かったんじゃない?!もうちょっと朝は味付けを考えてよね!」

流星:「あぁあぁ、それはすまなかったね…明日から気をつけるよ」

GM:(ルナに)…ヤバイ…こいつダルイ…!(笑)

昴:「ルナさん!毎日作って頂いているんですから、文句を言っては…!」

ルナ:(遮って)「はいはいはいはい、ご馳走様!じゃ、ルナはもう仕事行くからー。今日も晩御飯いらないしー」

流星:「はいはい、洗い物は父さんがやっておくから、遅れないようにもう行きなさい…」

ルナ:「はいはーい、じゃ、行ってきまーす!」

星影:お父さんが偉すぎる…でもやっぱ煤けてる…。(笑)

GM:あかん…娘が二人共ダルすぎる…!

全員:(爆笑)

昴:どうしてこうなった…。(笑)

流星:大丈夫、アメリカ映画のノリで、きっと最後には円満になってくから、多分。(笑)

星影:それまでの辛抱だ!(笑)

GM:じゃあまぁ、娘二人が出勤してった後…また長官が現れましたね…。

古本屋(昴):「おぅ、親父ぃ!」

流星:あれ、長官と思ったらお隣さん?!(笑)

星影:確かに「また来る」とは言ってたけど!(笑)

GM:今は来るな!頼むから!(笑)…でも美味しいキャラやから、何か名前付けたいな…よし、盛岡さんや!

昴:名前が付いた!(笑)

星影:お隣は、『盛岡古書店』に決定やね。(笑)

流星:こうやって商店街の形が出来上がっていくねん。(笑)

GM:それもええなぁ。(笑)えー…で、今来たのは長官です。そういえば名前言ってなかったな…年齢は56歳!

流星:年下やん。(笑=58歳)

GM:ほんまや、長官より年上になってもてる。(笑)

流星:…あぁ、だから長官自ら足運んできてたんか。(笑)

GM:そう!そういうことやってん!元後輩やったんやな、きっと。(笑)

昴:でも、元上司やったんじゃないの?

GM:元同僚ってことにしよ!で、流星が抜けた後に長官になりはってん!

流星:そう、俺が前衛でこいつが後衛やってん。(笑)

星影:あぁ、一緒に戦ってたのね。(笑)

GM:で、名前が…虎童源司(コドウゲンジ)っていう。ちなみに<ヴォージェ>です。(笑)

昴:前衛と前衛やん。(笑)

流星:あら、じゃあ肩を並べて戦ってた方か。(笑)

GM:そうなりますね。(笑)

流星:「虎童さん…おはようございます。今日も来て下さったんですね」

虎童(GM):「いやー流星ぇー…今、この街はちょっとトラブル続きだよ…」

流星:「そういえば…昨日ウチの娘も、この近所で若者同士の喧嘩があった、と言っておりましたね…」

虎童(GM):「何!?…やはりそうかぁ…いや、実は近頃な…ガキ共の喧嘩が絶えなくてなぁ…」

星影:『そういえば、小童共が昨日も暴れておりましたなぁ…』

虎童(GM):「やはりか…!」

昴:さりげなく会話にペンギンが混ざった。(笑)

星影:あ、ごめん。僕の発言は基本的にお父さんにだけ発してると思ってほしい。

流星:あぁ、俺宛だったのね、了解。

虎童(GM):「いや、実はなぁ…この事件の陰に、どうも“悪魔憑き”が潜んでいるらしい…」

流星:「…………」

虎童(GM):「そこで…流星、どうか俺のために、一つ力を貸してくれないだろうか?流星の力がどうしても必要なんだ…頼む!」

流星:「しかし…私ももはや老兵…。頭を上げて下さい、虎童さん…」

虎童(GM):(上げずにそのままでいる)「…………」

流星:「………はぁ、分かりました。貴方にそこまで頭を下げられては…。では、微力ながらこの流星、出きるかぎりの力をお貸し致しましょう…」

虎童(GM):「おぉ!ありがとう!…じゃ、珈琲を一杯!」

流星:「畏まりました」(笑)

星影:結局そっちだよ。(笑)

流星:じゃ、珈琲を淹れて渡しながら、「では…詳しい話をお聞かせ下さい…」

星影:長官の横の席に座って聞いてよー。

GM:それはいいねんけど…考えたら今、2人しかおらんねんなぁ。(苦笑)

星影:合流時間が合いません。(笑)

昴:仕事に出た後に来はるから。(笑)

GM:ま、仕方ないか。(笑)じゃ、概要を話します。えー…『最近、咲坂市内でストリートギャング同士の抗争が多発しています』。

流星:ほうほう。

GM:で、『その背景には“悪魔憑き”の存在が疑われている』。

星影:さっき長官さんが言ってたね。

GM:そうそう。で、続きは…ここで一回『社会』判定で目標値12でやってみてください。

流星&星影:一応、初級あるなぁ。

昴&ルナ:こっちは?

GM:あー…一応全員振ってみていいよ。

星影:(コロコロ)達成値11。

ルナ:(コロコロ)ふっ、14。

流星:(コロコロ)お、14だ。

昴:(コロコロ)あら、9。

星影:(PCとして)ウチらにしては『社会』高めのパーティやった。(笑)

流星:確かに。(笑)

GM:じゃ、これは知ってていい情報ですね。新聞とかのレベルやけど…『1年前にこの街で“黒龍”というグループと“ティグレ”というグループが抗争を繰り広げて』いてんて。

流星:…中国系と欧州系か?

星影:名前はそれっぽいねー。

GM:『抗争はやがて激化し、繁華街において大規模な正面衝突に発展しようとしましたが、その直前に情報を知った警察がこれを摘発しました。そこで多数の検挙者を出しつつ、事なきを得ています』。

流星:そういうことが1年前にあった、と…。

虎童(GM):「で、だ。抗争の摘発の際、“ティグレ”には逃げられたものの、“黒龍”はほとんどを逮捕でき、実質的に解散にまで追い込んだんだ」

流星:「そういえば、大掛かりな捕り物がありましたねぇ…」

虎童(GM):「あぁ…それからはこの街も平和だったが…最近、再び不穏な動きが見られるようになった」

流星:「…というと、どのような?」

GM:えっとですね、この抗争事件に関わった“ティグレ”のメンバーが、最近人気のない裏路地などで、正体不明の集団に襲われて次々に重症を負っている、というものです。

流星:…“ティグレ”が襲われてる?

GM:そう。被害者である“ティグレ”のメンバーによると、正体不明の集団は異様なまでに統率されており、『まるで何かに操られているようだった』という話です。

流星:統率…ほぉ…。

GM:で、“ティグレ”メンバーの中の怪我を負った奴に話を聞くと…「あ、あぁ…化け物が…化け物が、くるぅぅぅ!!」ていう感じで錯乱している被害者が出ているような状況です。

流星:なるほど、ね…。

虎童(GM):「この事件…死者こそまだ出ていないが、被害者は7名にも達している…。無論、警察も犯人逮捕に向けて目下捜索中だが…もう一つ、大きな問題が起こっている」

流星&星影:「それは?」『それは?』

虎童(GM):「実は…この咲坂町に“クローディア”という名の犯罪者が潜伏している、という情報が入ってきている」

星影:…?どっかで聞いた名前やなぁ…。

流星:…モンコレに出てきたぞ、この名前。(笑:『六門世界』参照)

GM:…あ…俺か!!(←六門世界TRPGでのキャラ名)

全員:(爆笑)

GM:か、かぶってもてる…。(汗)ま、まぁいいや…その“クローディア”って奴はヨーロッパの各所で何件もの殺人事件を起こした…。

流星:連続殺人犯?!

虎童(GM):「あぁ…それも極めて残忍な…殺人鬼だ!」

流星:「なんとまぁ…そんな危ない人が、この街に…」

GM:あ、ここで『知識:共生生物(パワー)』があれば目標値15で判定してください。クローディアについて、どこまで知ってるか、やな。ヨーロッパ組も向こうで聞いたことあるかもしれんし、やってくれていいよ。

ルナ:いやだから、イギリス行ったのはルナだけですからね?!(汗)

昴:わたくしも行っておりましたよ?(笑)

星影:技能ないから普通に「知力」判定やなぁ…(コロコロ)あかん、達成値7や、海外のことは分かりません…。

ルナ:(コロコロ)12…じゃ、無理。

昴:(コロコロ)9しかない…。

流星:『知識:共生生物』が中級ある…(コロコロ)達成値15、いけた!

GM:おぉ、じゃあお父さんだけ知ってた。クローディアっていうのはな…『長い銀髪と碧眼』、『高い身長と美しい容貌』が特徴的な東欧系の美女。

流星:つーと…ドイツ系とかかな…。

GM:になるんかな?数年前まではヨーロッパを騒がせていた、殺人鬼らしいです。当初は雑で衝動的な殺人を繰り返していましたが、犯罪を重ねるごとに力を付けていき、最終的には犯罪組織を組織するまでになったらしい。

星影:すげぇ、洗練されてる…。

流星:頑張って経験値稼いだんだろうなぁ…。

GM:ここまでは新聞とかで知ったんかな?で、次からは<DUST>内の情報で知ったことやけど、クローディアの犯行の手口から“悪魔憑き”であることが判明していて、ヨーロッパの<DUST>が動き、彼女が指揮する犯罪組織の本拠地に乗り込み、構成員達を捕らえました。

流星:おぉ、頑張っとんなぁ…。

GM:しかし、肝心のクローディアはそこにおらず、所在が分からないまま現在に至っています。

星影:あらら、ツメが甘かったな…。

GM:その後の調査で、クローディアが秘密結社<ドミニオン>の一員であることが判明。

流星:出たな、<ドミニオン>…。

GM:この<DUST>ってのは、世界制服を目論む<ドミニオン>の野望を打ち砕くことが使命であり、<DUST>にとって<ドミニオン>は、見過ごすことのできない危険な存在である、と。

流星:宿敵、ってやつだな…。

GM:そうそう。ここでちょっと<ドミニオン>の説明も入れときます。説明多くてすまんね。

星影:まぁ、仕方ないさ。(笑)

GM:秘密結社<ドミニオン>ってのは、“悪魔憑き”の集団やねんけど…過去にあった<デビルズ・ネスト>とは違いまして、世界制服そのものを目的としており、大幹部のうち誰が一番最初に世界制服を成し遂げるか、ゲーム感覚で楽しんでいる極めて危険な愉快犯達なのです。

流星:愉快犯、か…なんとまぁ…。

GM:組織である<ドミニオン>は、幹部にドミニオンと呼ばれる組織の名を冠する高位の“悪魔憑き”を置き、その尖兵であるレギオン、更にその手先となるのがスレイブです。こうやって階級分けしてるみたいですね。

星影:ドミニオン⇒レギオン⇒スレイブ、ね…。

流星:まぁある意味、分かりやすいかな…。

GM:ドミニオンは生物をレギオンに、レギオンはスレイブに変える力を持っています。変えられた者は、命令を聞くようになります。この力を利用して、相手を操って様々な悪事に手を染めています、と。そういう組織が敵対関係にある、ということですね。

流星:ま、分かりやすい悪の組織だな。

星影:悪の組織…越後屋的なものですな。

GM:そういうことですね。(笑)

虎童(GM):「クローディアが何の目的でこの咲坂町にやってきたのかは不明だが…奴は<ドミニオン>から何らかの使命を受けて、この街に潜伏していることは間違いない」

流星:「なるほど…」

虎童(GM):「だが!警察はクローディアが咲坂市に入ったところで、その所在を見失っている…。そこで、どうしても流星の力が借りたいんだ…!」

流星:「…警察の包囲網を抜ける敵…私にできること、ありますかね、それ?」(苦笑)

虎童(GM):「昔…一緒に肩を並べていた時のことを思い出すんだ…」

流星:「肩を並べて…そう、私は前衛型で、そういうのはちょっと…」(笑)

虎童(GM):「正直、俺も苦手だ」(笑)

星影:前衛同士だもんねぇ。(笑)

虎童(GM):「だが、そこをどうにか…頼む!」

流星:「……まぁ、そんな危険な奴がこの街にいるとなると…大切な家族に危害が及ぶことも有り得る…分かりました、少しこちらでも調べてみましょう…」どうやって調べるかは追々考える。(笑)

GM:お願いします。(笑)

流星:ま、とりあえず引き受けるってことで。

GM:はいはい。で、このクローディアと続いている暴力事件は、何らかの関係があるかもしれない、ってことやな。

流星:そうだな…何のために“ティグレ”が狙われてるかも分からんしな…。

GM:そうやな、その辺の問題もあるな。一回依頼内容を纏めてみると、『暴力事件の捜査』と『クローディアの追跡』、これが目的です。

流星:調査と追跡、ね…。じゃ、なんとなーく、テンション上がってきて…“悪魔寄生体”が活性化されてきて、少し体付きとか見た目が10歳くらい若返ってきてる。(笑)

GM:見た目に当時の面影が…!(笑)

星影:テンション上がると若返るんや!(笑)

流星:そもそも“悪魔憑き”って見た目、そんなに歳取らんところを、普段は意識的に抑えてる状態やから。(笑)

星影:あぁ、なるほど!(笑)

虎童(GM):「流星…昔、輝いてた時のお前みたいだ…!」

流星:「ふっ…そうなると少し…鈍っていた勘と身体を取り戻さんとな…。くくっ、俺もまだまだ若い…」(ニヒルな笑み)

虎童(GM):「頼もしいぜ…また一緒に、この街の平和を取り戻そうぜ!」

流星:「あぁ、こちらは任せておけ…」

星影:『り、流星殿の活力が漲っていく…!どんどん若々しく…!』(笑)

流星:「ふっ…どうだ、もう一杯飲んでいくか?」

虎童(GM):「あぁ、頼む!」

流星:「構わん、今日はサービスとしておいてやろう…」

GM:お父さんが、ワイルドになっていく…。(笑)ま、警察には話しを通してあるので、まず事件現場等へは警察の担当者から聞いてほしい、とのことです。

星影:…あ、質問。僕らは結局…<DUST>なの?

GM:え…?えーっと…流星は元、やけど…。あ、そっか、そこ忘れてた。

虎童(GM):「では改めて…これを君達に渡しておこう」

GM:隊員証とか一式を渡してくれるわ。

流星:「ほう、懐かしいな…これは俺が昔使っていたものか…」

虎童(GM):「あぁ…こんなこともあろうかと、残していたのさ」

流星:「ふふっ、まさかまた身に着ける日がくるとはな…」

星影:…え、僕も貰えるの?(笑)

GM:あー…そうか、どうしような…。

昴:ていうか、“悪魔憑き”同士って、近くにいたら感じて分かるんじゃなかった?

GM:あ、そっか。じゃあ実は虎童さん気づいてて、ちゃんと準備してました。(笑)

虎童(GM):「んん?お前も欲しいか〜?じゃあ…これをやろう!」

GM:隊員証と、魚型のプレートくれはるわ。(笑)

星影:『有難く頂戴しますぞ!』バレてるなら、テレパシーで話しかけてもいいや。

GM:ま、<DUST>にも動物の“悪魔憑き”おるし。(笑)あとの問題は…どうやって娘達を巻き込むか、やな。(苦笑)

流星:そう、それな。(笑)

星影:もういっそのこと、事件に巻き込ませてしまえばいいんじゃないかな?(笑)

GM:そうやなぁ。(笑)ま、これでひとまず、お父さんとペンギンは<DUST>になって、依頼を受けました、と。

流星:あぁ、こっちは引き受けた。じゃ、視点を一回娘達に移してみよう。ていうか、軽く巻き込んだって。(笑)

ルナ:…さっき、大切な家族に危害がどうのって言ってたん、誰や!(笑)

流星:キャラとプレイヤーの真意は真逆です。(笑)


◆一家、警察へ…〜空野一家

GM:じゃ…また帰り道の途中かな……なんで朝、おらんようになった!何で会社に行った!最初からおれよ!!(魂の叫び)

昴&ルナ:仕事やねんから、ええやん!!!(笑)

GM:面倒くさいなぁ、もぉ〜…。えーっと…同時はメンドいな…。じゃ、夕方の6〜7時くらいかなぁ。

ルナ:え、退社9時やで?

GM:えらい遅いな!

上司(昴):「空野君、今日はもう帰りなさい。君、ちょっと残業しすぎでねぇ…人事部の方から、早く帰らせるように言われているんだよ〜」(笑)

ルナ:「私…お金がいりますので」

GM:最低か!(笑)

流星:あんまりそれ目的で残業すると、先にタイムカード押してから好きなだけサービス残業しろ、ってなるで。(笑)

上司(昴):「君…この先もこの会社にいたいかね?」

ルナ:「部長、それ、パワハラですか?セクハラですか?」

流星:パワハラの方だな。

星影:セクハラではない。(笑)

上司(昴):「お金欲しいからといって、理由もなく残業していいわけではないんだよ」

星影:それは確かに。

GM:まぁ間違いではない。

上司(昴):「仕事もないのに残っているのは、無駄といってるのだよ」

ルナ:「い、いや、仕事はしてるんですよ?!」

上司(昴):「君ねぇ…無駄が多すぎるんだよ。定時内に仕事を終わらせるのも能力だといっている。…とりあえず、今日はもう帰りなさい!」

ルナ:「…………………チッ!」(舌打ち)

GM:態度悪いな、こいつー!(笑)

ルナ:…復讐の対象が増えた…。

流星:それただの逆恨みだから。(笑)

GM:ま、そういうわけでルナも今日は早く退社しました、と。(笑)で、帰り道の途中にですね……。

流星:あ、GM。二人が心配になったので、二人の帰り道が合わさりそうな地点で帰りを待つよ。

GM:え、あ、はい。えらい優しいですね。

流星:ま、犯罪者がこの街にいるって聞いて、少し心配になったパパなので。

ルナ:でも、アクセル全開ですので。

流星:車通勤?!(笑)

GM:そういや職業パックにあったな。(笑)

ルナ:「あ、パパだ」…むしろ踏み込む。

流星:「おや、あの車は…って、スピードが上がったぁぁ?!」(汗)

GM:何素通りしようとしてんねん。お父さん、止めやんと。(笑)

流星:身体で割り込めと?!(汗)

GM:(道路に飛び出て)「パパは…死にましぇーん!!」(笑)

ルナ:轢く。(笑)

流星:そら死なんだろうが、大ダメージだろうが!(笑)

昴:むしろ『剛力』で止めれるんじゃない?(笑)

流星:それもできそうだけど…《体内時間加速》使って、瞬時に助手席に移り乗る!(笑)

ルナ:「ぱ、パパ?!いつの間に?!」(笑)

星影:すっげぇ!お父さん、すげぇ!(笑)

ルナ:(運転を続けながら)「…何しに来たの?」

流星:「少し、話がある…このまま、ちょっと昴を迎えにいってやってくれ」

ルナ:(即)「それは嫌」(笑)

流星:「なら、パパが運転を変わろう」

ルナ:「自分の車で行きなさいよ!」

流星:「2台出すと返って不便なんだよ」…と言いながらも、白髪がいつもより半分以上黒くなってる。

星影:わ、若返ってる…。(笑)

ルナ:…いつものパパじゃない…?

昴:その少し前を…テクテクテク…。(笑)

ルナ:(即)アクセル踏み込んで通り過ぎる。

星影:あ、あくまで合流しないつもり?!(笑)

流星:だぁぁー!横を通り過ぎようとした瞬間に、車の扉開けて昴を中に引きずり込む!(汗)

GM:お父さん、頑張るなぁ。(笑)

ルナ:「…(深い溜息)…はぁ、で、一体なんなのよ?」

昴:(キョトンと)「あら?わたくし、いつの間に車の中に…?」

流星:「いやぁ、最近この街が危ないという話を聞いてね」

ルナ:「一番危ないのは…この人よ!」(笑:昴を指差し)

昴:「あらら?お父様とルナがいつの間に…」(笑)

流星:「あー…確かにちょっと危ないが、お姉さんをそんな悪く言うもんじゃないぞ?」(笑)

GM:そこ否定しやんねんや!(笑)

星影:『うむうむ…美しき家族愛、というやつですな』

ルナ:「ぺ、ペンギンまでいつの間に…?!」(笑)

星影:実はずっとお父さんの背中に張り付いてて、車に乗った時には後部座席に移ってました。(笑)

昴:「あら、星影さんまでいらっしゃったのですね」(笑)

星影:「クケー」(笑)

ルナ:「とりあえず…そこのロイホに停めるわよ?」

流星:「ロイヤルなホストか…いや、むしろこのまま警察に向かってくれ」

ルナ:「え、えぇ?!一体何やったのパパぁぁー?!

全員:(爆笑)

GM:いきなり警察行けって言われたらなぁ。(笑)

昴:「だ、大丈夫ですわよ、お父様…ちゃんと罪を償えば、神はお許し下さいますわ」(笑)

ルナ:「むしろルナが神の元に送ってあげましょうか?!」

流星:「待て待て待てお前達!即効で父を疑うんじゃない!」(笑)…あ、車飛び乗った時の衝動払ってなかったな…。「ちなみに…父さんはあと1点で第一段階だ」

全員:(爆笑)

星影:まだ事件らしい事件も起こってないのに?!(笑)

ルナ:いきなりそんなこと言われても…!(笑)

流星:なんか《体内時間加速》が使い勝手いいんだよ!(笑)

昴:そういや盛岡さん相手にも使ってたもんな。(笑)

流星:うむ。(笑)あ、GM。その警察に向かうまでの車中で娘二人に、虎童さんから聞いた話を伝えるってことで。

GM:あ、すみません。そうしてくれると助かります!(笑)というわけで、この街で不良集団暴れていることと、殺人鬼が入り込んでいるという情報をお父さんから聞きました。

流星:「…というわけなんだよ」

ルナ:「……下等な下種達が殺しあっていて…私達は何が困るの?」

昴:「ルナさん!そのような言葉遣いはお止めなさい!とても恐ろしいではないですか…」

ルナ:「だって、ルナには関係ないよ?」

流星:「いや、関係ないわけではなくてだな…」

昴:「それで、関係のない人々が傷ついてもいいと仰るのですか?!」

ルナ:「だからルナには関係ないじゃない!」

流星:「…お前達ももういい歳だからな。そろそろ、この力の正しい使い方というものを教えておこうと思ってな」

星影:あれ?まだ目覚めてなかったの?

ルナ:いや、生まれつき目覚めてるよ。

昴:神父様に洗礼を受けて目覚めてる。

流星:うん、目覚めてるのはこっちも気づいてる。だから、その力の使い道として…正式に<DUST>に二人を入れる。…あ、警察より先に<DUST>行った方が良かったか?

ルナ:「それって…これでしょ?」<DUST>の身分証を見せる。

流星:「!!な、る、ルナ、それは…?!」

ルナ:「もぉー…言い出すのが遅いわよ。ルナが何のためにイギリスに行ってたと思ってるのよ?」

流星:「いや、留学のためだろ!?」(笑)

昴:「そういえば、イギリスの洗礼を下さった神父様が、ロザリオと一緒にこのようなものを…」(やはり身分証を取り出し)

ルナ:だぁー!カブせてくんなぁ!(汗)

流星:「お前ら、イギリスで一体何やってたんだ?!」

全員:(爆笑)

GM:お父さんの目の届かない所で…娘二人が…。(笑)

流星:ほんとに…もぉ。(笑)「そうか…だが、そういうことなら話が早い。では、やはりこのまま警察へ行こう」

星影:そうだ、警察へ行こう。(笑:京都のノリ)

GM:では、一家揃って出頭するということで。(笑)

流星:別に自首に行くわけではない!事情を聞きに行くだけだ!(笑)

星影:そーそ、ちょっと標識引き抜いただけだよ♪

流星:「…そういえば星影ー…お前、昨日肉屋さんの近くの標識引っこ抜いてブン回したんだってな〜?」

星影:『ち、ちゃんと元の所に刺しておきましたから!ちょっと傾いてるけど!』(笑)

流星:「はぁ…そのことも謝らんとな…」

GM:お父さんは大変です。(笑)でも、警察に向かってくれてありがとうございます。では警察署に到着しました。担当の刑事さんが出迎えてくれますね。

刑事(GM):「あ〜!お疲れ様ですー!」

流星:「はい、お疲れ様です」

刑事(GM):「あ〜、上層部からお話は聞いておりますよ〜!」

ルナ:上層部…。

昴:「お巡りさんも、今日も一日御苦労様でございます…」

刑事(GM):「あ〜、いやいや!御苦労様です!」

昴:「貴方にどうぞ神のご加護が…」

ルナ:(遮って)「パパぁ、ルナお腹減ったんだけどぉ?」

流星:「それはいかん。すみません、食堂はありますか?」

刑事(GM):「あ〜っとですねぇ…!か、カツ丼なら、なんとか…」

星影:それ、取調べ受けてるからー!(笑)

流星:「も、もうちょっと何か別のものはないかね?」(笑)

刑事(GM):「い、いやぁ〜…ちょっとここでは…カツ丼くらいしか…」

ルナ:パラブラになっても、まだいっぱい食べなアカンの?

星影:うん、そこは変わってない。

ルナ:「じゃ、5人前ね」

刑事(GM):「ご、5人…?!(人数を数えて)…3人と1匹だけど…ま、まぁ分かりま…」

流星:「ふむ、そういうことなら3人前追加してもらっていいかな?」

刑事(GM):「な、何ぃ?!」(汗)

昴:「あ…あと2つ…」

星影:「クケー!」『僕は刺身定食を5人前要求する!』(笑)

刑事(GM):「…だ、誰かぁ!ちょ、注文取ってぇー!」(汗)

流星:「いやぁ、すまないねぇ、君」(笑)

刑事(GM):(電話で)「あーすんません!ちょっとカツ丼の注文を…!えーっと…じ、10人前と刺身定食5人前!…多いって?!分かってるけど、すぐ!すぐな!30分以内でお願いします!」

PC4人:(爆笑)

星影:改めて考えると、相当無茶言うてるよなぁ。(笑)

流星:ていうか、あの事情聴取のカツ丼とかって、担当刑事のポケットマネーやねんで。可哀想に。(笑)

GM:じゃあ…話を聞いてる最中にもカツ丼とかが、ドンドンドンとやってきますね。

流星:端から平らげながら…。(笑)

昴:「神よ…本日もわたくし達にお恵みを…」

流星:…あれ?シスターって肉とか生臭は大丈夫やっけ?(笑)

昴:シスターは大丈夫…やったはず。

流星:あ、そうやったか。

昴:「ルナさん、御飯を食べた後すぐに横になっては豚さんになってしまいますわよ?」

星影:横になったんかい。(笑)

ルナ:なりませんよ!まったく…また妄想見て…。

星影:妄想扱い…。(笑)

流星:というか、“悪魔憑き”だから太らないけどね。(笑)

刑事(GM):「あ〜…そろそろ被害者達の状況をお話したいのですが、宜しいですかな?」

流星:「あぁ、すまない。頼む」

刑事(GM):「お食事中に申し訳ない。(笑)えー…被害者達はどれも咲坂病院で治療を受けています」

流星:「ふむ、治療中…被害者達はどんな感じですか?」

刑事(GM):「大半が重症です」

星影:あ、そうなんや…。

刑事(GM):「一番怪我の程度が軽いのが…“ティグレ”のリーダーで山口、という男です」

流星:山口、と…。(メモメモ)

GM:うん、まだ口がきけるらしい。他のは話すのもシンドいらしい。

流星:「山口君は…いくつくらいなのかな?」

刑事(GM):「大体…17、8歳くらいでしょうか」

流星:十代…実はこのパーティ、十代いないんだよね。(苦笑)

GM:十代なんか、いらん!絡ませる理由もないしな。…えーっと、今回事件があったのは、咲坂市の駅周辺、湾岸工業地帯とかの繁華街で起こってるわけですね。

星影:またなんというか…麻薬の取引とかにも打って付けな感じの場所ばっかりやな。

GM:そうかも。

刑事(GM):「私も山口から少し話しを聞いたのですが…やっぱり、『バイクを素手で破壊された』とか『悪魔に襲われた』とか、訳の分からないことばかり繰り返しておりまして…」

昴:「!悪魔、ですって?!」

刑事(GM):「は、はい…悪魔、ですね…」

昴:「悪魔は滅ぼすべき対象でございます!」

ルナ:「…じゃ、はい」(自前の拳銃を渡す)

昴:「…………………………え?」

ルナ:「まず率先してどうぞ」

昴:「……………………………………」(汗)

ルナ:「ほら、滅ぼすんでしょ?」

昴:「……………!!!!」(銃口を自分の口に突っ込む)

流星:「…って、止めなさい!こんな所ではしたない…!」

星影:え?そっち?(笑)

流星:「いやぁ、すみませんねぇ。普段はいい娘達なのですが…」(笑)

刑事(GM):「お父様も…大変な娘さん達をお持ちなようで…」

流星:「いえいえ、慣れてしまえば可愛いものですよ」(笑)

刑事(GM):「そうですか〜…奥様は?」

流星:「…………………」不意に固まる。

刑事(GM):「…あ、これはとんだ失礼を…」

流星:「いえ…どうぞ、お気になさらずに…」

星影:え、死んだわけじゃないんやろ?

流星:うん、行方不明になっただけ。

刑事(GM):「そうですか…いや、実は私も妻に逃げられましてね…」

流星:「別に私、逃げられたわけじゃないんですが」

全員:(爆笑)

刑事(GM):「り、理由は聞かないで下さい…!」

流星:「は、はい…心中お察し致しますが…」

刑事(GM):「………………やっぱり、アレがいけなかったのかなぁ…?」

流星:「………………何したんですか、アンタ…」

刑事(GM):「プリン…食べちゃったんですよね…妻の」

流星:「あぁ、それは…!」

刑事(GM):「そういう小さなことが積み重なって…そして、そういう結果に…」

流星:「あぁ…分かります…」(しみじみ)

星影:何この家庭の愚痴をこぼしあった空間。(笑)

流星:や、なんとなく。(笑)

GM:ん〜…あとここで出せる情報は何かなぁ…。

星影:クローディアのことはいいの?

流星:あぁ、そのまま伝えよう。

刑事(GM):「む、クローディアのことですね。あの殺人犯の…」

流星:「えぇ。何でも、この街に入った辺りで足跡を見失った、とのことですが?」

刑事(GM):「ん〜…実はこの事に関しましては我々警察においてもですね、行方は現段階においてもはっきりとは分かっておらんのですよ…」

流星:「ふぅむ、そうですか…。何か手がかりとかは無いですかね?」

星影:どういう状況で見失った、とか。

刑事(GM):「えっとですね…密入国してきたところまでは分かっているのですが…この咲坂の街に入った所で、行方が完全に分からなくなってしまいまして…足取りについては、何も分からない状態ですね…」

流星:「そう、ですか…」

GM:………あ、あと1個情報出すの忘れてた。さっき言った山口って奴の関係やけど、対抗勢力の“黒龍”のリーダーに真田信也(サナダシンヤ)って男がいるらしいんやけど、そいつは1年前の抗争で捕まってました。当時17歳でした。この真田ってのが最近、出所しました。

流星:あぁ、もう出てきたのか。

GM:うん。それで現在は住宅街にある実家に住んでいるはず…なのですが、警察が今回のこの騒動に関係があるかもしれない、と思い訪ねて行っても家族からは「信也はまだ帰ってきていない」と伝えられたそうです。

星影:ん?出所してないってこと?

GM:いや、出所はしてるんやけど、家に帰ってないってこと。

刑事(GM):「そこで我々としては張り込みなども行ったのですが、どうやら本当に帰っていないらしくて…彼の行方も目下、捜索中なのです。もしかしたら何かこの事件との関わりもあるかもしれませんし…」

流星:「ふむ…なるほどね…」

GM:逆恨みとかも考えられるしねぇ。

星影:“黒龍”のメンバーで、捕まらなかった奴とか、もう出所した奴とかはいる?

GM:それはおるなぁ。

星影:そういう奴らと、ちょっと話せないかなぁ?

GM:あぁ、なるほどね…聞ける、かな?

星影:居場所とかが分かると聞き込みに行けるかな、と。

GM:ん〜…そうやな、住宅街に住んでるのがチラホラいるみたやな。

星影:あ、じゃあその人たちに会いに行こうよ。

流星:…明日、明るくなってからにしような。(笑)

星影:それは確かに。(笑)

GM:ま、ここで渡せる情報はこんなもんかな?

流星:はい、分かりましたー。

星影:ん〜…あれ?“ティグレ”のリーダーもやられてたっけ?

GM:うん、山口も被害にあってるよ。

流星:ふむ…『“黒龍”の真田を探す』か『“ティグレ”の山口』から話を聞きだすか…。

星影:二手に別れる?

流星:二手…はない。正直このメンバーだと、分けようがない。

GM:確かに難しいな!(笑)

星影:どっちかにはペンギンが混ざるという…。(笑)

流星:山口のいる病院に行くにしても、もう病院も面会時間も過ぎてるしな…活動は明日からにせざるをえんな。

GM:じゃ、今日はもう帰る?

流星:あぁ、今日はもう帰って休もう。

GM:では、帰ってください。(笑)

刑事(GM):「どうも、ありがとうございましたー!」

流星:「はい、お疲れ様ー」(笑)

星影:この刑事さんも大変やなぁ。(笑)

流星:(娘二人に)「…ま、こういうわけだ」

ルナ:(さらっと)「ルナ、明日も会社あるから」

星影:え、あくまで<DUST>優先やで?

流星:だな。正直会社の方がバイト感覚みたいなとこがあるからな。

ルナ:……な、なんだってぇー?!(汗)

GM:実はこの世界では、そうやねん。(笑)

ルナ:あの…これ(<DUST>の証明書)…お返しします…。(笑)

流星:認めない。というか俺に返されても困る。(笑)

星影:大丈夫、きっと<DUST>の方が収入いいから!

ルナ:……そういう問題じゃないねん…。

流星:諦めなさい、それを受け取った時点でお前はもう、<DUST>の隊員なんだ。(笑)

ルナ:…………………。(汗)

昴:(唐突に)プルルル♪プルルル♪(着信音)

他全員:………???

昴:プルルル♪プルルル♪

流星:え、誰の電話?

昴:え、ルナ。(笑)

流星:「ルナ?何か、携帯鳴ってるぞ?」

ルナ:「えー、ルナのー?」…っていうか、誰から?

昴:え、上司。

ルナ:……………ピッ。(切った)

昴&星影:上司の電話切りやがった…!(笑)

ルナ:こんな時間にかけてくる方が非常識や…。

星影:緊急事態やったら、どうすんの。(笑)

上司(GM):「社長が…亡くなったんだ…」

流星:ほんまに緊急事態やった。(笑)

ルナ:知ったこっちゃない!

星影:いや、社員としては知ったことやろ〜。

上司(昴):「会社が…倒産したんだ…」

ルナ:また急ですね?!

流星:ん〜、外資系だとなぁ…取引先の外国企業が他の大会社に吸収合併された…とか。

星影:うわ、ありそう。(笑)

ルナ:ま、そういうわけで調査頑張ってきてね。

流星:…どうしようなぁ…。

GM:ま、とりあえず一回帰ってください。

流星:そうしますか…明日から忙しくなるな…店を休みにせんとな…。

昴:シスターはお手伝いしますよ?

流星:あぁ、すまないねぇ、昴…。

昴:もちろん、悪魔は滅ぼすべき敵ですから!

流星:そうだな、悪い奴は倒さんとな…。

昴:神父様も仰っておりました…悪い者を倒す為の、この力だと…。

星影:僕的には強い奴との力試しな意味合いもあるから、OKだよ。『さぁルナ殿!共に武者修行に…!』

ルナ:「じゃ、おやすみー」

星影:ね、寝た…。(笑)

GM:では、次の日になった、ということで。(笑)

流星:はいはい。(苦笑)



3:絡み合う行動と情報



◆病室の山口…〜流星&昴&星影

GM:じゃ、次の日。まずはどこに行くか、やな。

流星:ん、まずは山口の病院に行きたいな。あ、店は朝から『店主の都合に臨時休業』の札かけとくな。

GM:あぁ、見せはお休みね。

盛岡(昴):「おわっと…何だよ、今日は休みかよ〜」

流星:来たな、盛岡さん。(笑)「すまないねぇ、ちょっとやることができちゃってねぇ〜」

盛岡(昴):「え〜…じゃあ、この間の珈琲代のツケ、無しにしといてくれよ〜」

流星:「いや何でや」(笑)

星影:ソレとこれとは、絶対別問題ですね。(笑)

GM:じゃ、病院に行きましょか。

星影:あ、結局全員で行くんやっけ?

流星:希望は全員だけど…ルナがどうするか、や…。

GM:一応本人は会社行くって言うてるけど…。

ルナ:うん、行くよ。

星影:…どうしよ、この子…。

流星:…そうか、先にやるべきことは…ルナの会社を潰すところからやな…。

ルナ:いぃ?!(汗)

流星:とりあえず、この<DUST>支給の無制限カードで、その会社の株を6割買い占めるとこからスタートやな。(笑)

GM:…できてしまうよな、このゲーム?!(笑)

流星:「いやぁ、次の株主総会が楽しみだねぇ…」(笑)

星影:これが<DUST>のやり方かー…。どうやら、お父さんを本気にさせてしまったようだ…。(笑)

GM:え、やるん?

流星:やらんよ、後々がメンドいから。(笑)

星影:ん〜、でも<DUST>の任務が優先事項なのは確かだし…そのために色々と便宜図ってもらえるんやし。

流星:ま、そういうわけで…行くぞ、ルナ?

ルナ:え、もう出かけてますよ?

流星&星影:はぃ?!(汗)

ルナ:ほらほら、さっさとそっちで進めといて。

GM:あ〜…じゃあ病院行きましょか?

流星:まぁ…そうするしかないか。

星影:…あ、病院て、ペットOK?(笑)

GM:え………もう、ぬいぐるみのフリしとき。(笑)

流星:じゃ、左手にお見舞い用の果物籠、右の小脇にペンギン抱えていこう。(笑)

星影:そのまま、じーっとしてる。(笑)

GM:じゃ…山口との絡み…だけでいい?ナースと絡まんでいい?

流星:あ……いや、もう58歳ですので…。(笑)

GM:素晴らしいな。(笑)

星影:お父さんと、娘とペンギンじゃあ、ナースと絡ませようがない。(笑)

流星:………なんで俺、こんなキャラやってるんだ?!!!(魂の叫び)

星影:どんだけナースと絡みたいんですか。(笑)

昴:(急に)「あらあらお爺さん、どうなさったのですか?」

星影:き、急に患者さんと絡みだした…!(笑)

患者さん(GM):「おぉおぉ…ちょっと、漏らしてしもてのぉ…」

星影:それこそナースの出番や!

流星:というか…病院でシスターとか…もう、お見送りに来たとしか思えん。(笑)

昴:ほんまや!(笑)

お爺さん(GM):「おぉ〜…ワシのお迎えかのぉ?」

昴:「大丈夫…神にお祈りすれば、ちゃんと天国へいけますよ?」

お爺さん(GM):「あぁ〜、ありがたや、ありがたや…」

星影:…ふと思ったけど、病院で布教活動したらマズイの?

流星:うん、マズイよ?人事を尽くす所で天命望まれたら、病院の立つ瀬ないし。相容れないものがある。

昴:でも天●病院はやってんで?

流星:あそこは敷地全体が特殊やから!(汗)

GM:では、病室に案内されると、山口が寝てますね。

星影:話せる状態?

GM:うん、話せるよ。大部屋にいるわ。

星影:…え、大部屋ってことは、他にも人がいる?

GM:うん、2、3人。まぁ昼間やからどっか行ってる人もいるやろうけど。

流星:なるほど…ま、入って行くか。

山口(GM):「………何の用だ?」

流星:「君が山口君、だね?」

山口(GM):「…あぁ、そうだが?」

流星:「君にいくつか聞きたいことが…あ、これ、果物だ。また食べてくれ」(笑)

山口(GM):「あぁ、これはすまない。(笑)…っていうか、アンタら誰だい?知らない人からいきなりモノを貰うわけにはいかないな」

流星:「…んっふっふっ。ま、警察の機関の者、と認識してもらって構わんよ」

山口(GM):「ちっ、まぁた警察かよ…」

流星:「ちょっと詳しいことを聞かせてほしくね…」

山口(GM):「もぉ、やだよ…あのことを思い出すのは、もぅウンザリだ…」

流星:「何、とても簡単なことだ。君のバイクを素手で破壊したというその相手…化け物の面影は、どこか真田君を思わせるところはなかったかな?」

山口(GM):「……真田?」

流星:「君達“ティグレ”と抗争を起こした相手、“黒龍”のリーダーだった青年だよ」

山口(GM):「ん〜…あの時は辺りも暗くてよく分からなかったが…正直、ただの化け物にしか見えなかった…」

流星:「そうか…」

山口(GM):「…もしかして、俺の話を信じてくれるのか?」

流星:「ふふっ、そういう仕事なんでね。頭ごなしに否定するつもりは、毛頭ない」

山口(GM):「そ、そうか!なら…知っていることを、全て話そう」

GM:…ということで、一応『交渉』だけ振ってもらっていい?

星影:ここで『交渉』?!(汗)

流星:それは……あ、何故か中級持ってた。(笑)

GM:目標値は12やけど…今の会話の流れが良かったから2減らして10でいいよ。

流星:振らんでも成功やな。(笑)一応振るけど…(コロコロ)達成値15。

昴:振る!(コロコロ)あ、効果的失敗…。(笑)

星影:ちょ、自重しろ、長女。(笑)

流星:お、お父さんパワーで成功ということにしてくれ。(笑)

GM:うん、いいよ。(笑)

星影:さすが、お父さんパワー。(笑)

山口(GM):「俺達を襲ってきた連中だが…真田ではないと思う。だが、多分“黒龍”の連中なのは確かだ」

流星:「ほぅ?」

星影:それは何で分かったん?

山口(GM):「それは…自分達だけが検挙されたことを逆恨みして、俺を襲ってきたと思うからだ…」

星影:ちなみに、何で“ティグレ”は捕まらんかったん?

山口(GM):「それは…相手が鈍臭かったというか…」

流星:“ティグレ”の方が逃げ際を分かってたんやな。(笑)

GM:そういうことですね。(笑)

流星:「“黒龍”の人たちが普段、どういう所にいるか、分からないかな?」

山口(GM):「“黒龍”の奴らが…それは、やはり繁華街の駅近くの高架下、とかかな…」

流星:「なるほど…分かった、ありがとう。お大事にね」

山口(GM):「あぁ…ありがとよ…」

流星:ここらで病室を出るとしよう。


◆繁華街の捜査…〜ルナ

ルナ:(唐突に)じゃ、場面が切り替わって。

流星:いきなりだな?!(汗)

ルナ:何色にしよかな…じゃ、赤色のラパンが繁華街にあるライブハウス、『ドゥーム』に停まりました。

GM:何か急に始まったぞ…。(笑)

ルナ:で、車の扉が開くと降りてくる女性が一人。

星影:………あ、ここまでイベントシーンやったんや!(笑)

ルナ:そうそう。(笑)「ここ、か…汚い所ね…」カッカッカッ…。(足音)

星影:…え、これ、登場難易度はなんぼですか?(笑)

GM:ゲームが違います。(笑)

ルナ:というわけで、手近な不良っぽい奴に声かけるよ。

不良A(GM):「んぁ?なんじゃい、ワレぇ?」

ルナ:「貴方、“黒龍”?」

不良A(GM):「…あぁ、そうだが?」

ルナ:「人を捜してるの」

不良A(GM):「ふん…なんだい、姉ちゃん。よく見れば、結構可愛いじゃんか…」

ルナ:「…真田君は、どこ?」

不良A(GM):「…あぁ?真田ぁ?」

不良B(昴):「へへっ…教えてほしかったら、ちょっとこっち来いよ…」

星影:うわ、なりそう。(笑)

ルナ:「……もう一回聞くわよ。真田君はどこ?」

不良C(流星):「あぁ〜、知ってる知ってる。こっち、こっち!」(笑)

GM:また増えた!(笑)

星影:知らんまに退路塞がれてるパターンや!(笑)

不良B(昴):「こっちだよ、こっちにいるんだよ〜」

不良C(流星):「ほらぁ、さっさとこっち来いよ〜」

ルナ:…そう言って不良達がルナの手を掴んだ時!パリ〜ン!

流星:…パリン?

ルナ:何かが割れる音がした。

不良C(流星):「お、俺の眼鏡が…!」

GM&星影:眼鏡かい!!(笑)

ルナ:ま、まぁそれでいいや。(笑)「次は、貴方達よ?」

不良B(昴):「あぁん?何言ってんだよ〜」

GM:まったく分かってない!(笑)

星影:理解ができてない!(笑)

不良C(流星):「あ〜?何か急に眼鏡割れたけど…まぁ、また買いなおせばいいしぃ。それより姉ちゃん、早くこっち来いよ〜」(笑)

星影:シリアスなシーンのはずが…!(笑)

ルナ:「やれやれ…これだから、まったく…」じゃ、一番ムカつく奴、叩く。

GM:いいよ、ダメージ出してもらって。あ、ちゃんと命中判定からな?

ルナ:…『肉弾攻撃』ないねんけど。(笑)

GM:じゃあ、その修正値だけやから…2D+2ですね。

ルナ:(コロコロ)達成値8。

昴:え、GMは回避判定?(笑)

ルナ:こ、ここはイベントシーンとして当たっとこうや。(笑)

GM:ん〜、まぁ当たったってことでいでしょう。

流星:振り払った手が当たったくらいか?

GM:まぁ、そんな感じかな。

不良C(流星):「…っ!このアマぁ!何しやがる…!」

ルナ:その手が当たった瞬間、その不良は急に倒れ伏した。

不良C(流星):「うっ…!」ばたっ!

昴:…って、そんなにダメージ出るん?

ルナ:いや、《攻殻斧》って技で、“悪魔憑き”じゃない奴を24時間戦闘不能にする技があんねん。

GM:あぁ、そんなんがあるんや。凄いな。

流星:ちゃんとコスト払っときやー。

ルナ:うん、エナジー3点払っとくわ。

星影:そうか…そんな技があるのか…。

ルナ:だから一人で来てんやん。(笑)「次は…誰?」

不良B(昴):(即)「こんのアマぁ!よくもやりやがったなぁ?!」

ルナ:って、くるんかい!!(笑)

星影:あかん、こいつ…まったく自分が見えてない…!(笑)

GM:何の脅しにもなってなかった…!(笑)

不良D(流星):「おぃ、囲んじまえよ〜!おら、ヤス!寝てんじゃねぇよぉ!」(笑)

星影:ま、また増えた…!(笑)

GM:仲間意識があるのかないのか、微妙な奴らや…!ていうかこれ、皆で囲んでさっきの技使わせたら、エナジーなくなんで。(笑)

ルナ:ほんまやん!(笑)

昴:覚醒器の許可出やんから、変身して追加エナジーもないし。(笑)

星影:これは、助けに出るべき?

ルナ:い、いい…!

不良D(流星):「おぃ、とりあえずこの女、下の店に連れ込もぉぜぇ〜」

ルナ:下?

流星:なんかライブハウス的な所の前なんやろ?だったら半地下が多いから。

ルナ:あぁ、そういうことか…え、下に行ったら真田おる?なら、行くけど…。

GM:いや、おらんよ。(笑)

昴:っていうか、一体どうするつもりやったん?一人倒れたら、囲まれるに決まってるやん。(笑)

流星:まぁ、そうなるわな。(笑)

星影:もう、いっそのこと一人くらい血祭りにあげる、とか…。

GM:あぁ、それくらいされたら、さすがに逃げるかなぁ…。

ルナ:いや、さすがにそこまでする気はないなぁ…。「に、鈍い男達…!」いいからとっとと、真田のこと吐かんかい!

GM:あ〜、まぁ言うてまうと…こいつら、残された“黒龍”のメンバー達は、今真田がどこにいるかは知らん。1年前に捕まってから、一切関わってないらしい。

ルナ:“黒龍”から行っても無駄、ってことか…なるほど。じゃ、適当に何人か殴り倒して出て行くわ。

GM:はい、何人かやられました。

不良A(流星):「ぐふぅ…!な、何モンだ、あの女…」

不良B(GM):「だが…ちょっと良かった、ぜ…」

ルナ:…ところで、戦闘不能ってどういう状態?

星影:まぁ、気絶状態、かなぁ?

流星:…強制的に24時間気絶て…考えたら、えらいことやで、それ。(笑)

GM:ほんまやな。(笑)ま、とりあえず“黒龍”の今のメンバーは、真田のことは良く知らないってことやな。

星影:今の、か…昔からの仲間なら知ってるってこと?

GM:いや、1年前に捕まってからは、もう全然関わってないみたいやな。仲間意識は今のを見てもらって分かるように、そんなに高くないと思ってくれていい。

ルナ:しかもバカ。

星影:それも重要といえば重要。(笑)

流星:ふぅむ、どうしようかな…。


◆真田の実家…〜流星&昴&星影

流星:…あ、ここらで場面変わって、こっち?

GM:そうやな。

流星:よし…住宅街にあるという、真田の実家に行ってみるか。

星影:あぁ、それがあったね。

GM:はいはい、住宅街の実家ですねー。

流星:うん…あ、GM。さっき日が変わったよな?<衝動>1点回復しといていい?(笑)

GM:あぁ、それはどうぞどうぞ。ていうか、カツ丼ドカ食い分で2点回復してくれていいですよ。(笑)

流星:それは有難い。(笑)

GM:じゃ、住宅街にある真田信也の実家に着きました。

星影:ピンポ〜ン!

流星:いきなりいったな。(笑)

星影:え、いくでしょ?

流星:ま、いいけど…。(苦笑)

GM:じゃ、お母さん…と思われる女性が出てきたな。

流星:「あ、これはこれは…」

昴:(唐突に)「貴方は神を信じますか…?」

星影:あかん!締め出されるパターンや…!(汗)

真田・母(GM):「あ、あの…うちはそういうの、間に合ってますので…」

流星:「あ、あの!すみません!我々、決してそういう者ではございません!」(汗)

真田・母(GM):「…何か?」

流星:「あの…警察の機関の者です。信也君について、少しお伺いしたいことが御座いまして…」

真田・母(GM):「信也、ですか…?信也が見つかったのですか!?」

流星:「いえ、目下捜索中で…」ていうか、今は外に出てきてはる?

GM:うん、玄関先に出てきてるよ。

流星:了解。「捜索中でございまして、何か手がかりは…と思いまして…」

真田・母(GM):「そうですか…。手がかり…」

流星:出所してから、一回も帰ってないの?

GM:うん、一回も、まったく帰ってない。お母さんも会ってない状態です。

星影:『…流星殿、流星殿』

流星:「ん?何だ?」

星影:『親しい者がいなかったか、聞いてくだされ』

流星:「なるほど…。彼に親しい者は、誰か心当たりはありませんか?親友か、恋人か…」

真田・母(GM):「あ!か、カナ!カナです!」

流星:「カナさん?それはどちらの?」

真田・母(GM):「私の娘です!信也のことをいつも心配して、今日も繁華街に探しに行っているんです!」

流星:「なるほど…それは、お姉さん?妹さん?」

真田・母(GM):「信也の妹になります」

流星:「なるほど、なるほど…香奈さん、か…。顔写真か何かお借りしても?」

真田・母(GM):「あ、はい。では、こちらを…」

GM:玄関先に置いてあった、信也と香奈が写ってる写真を貸してくれるわ。

流星:「すみません、しばらくお借り致します…」

真田・母(GM):「いえいえ。…あの子は昔からヤンチャな子ですけど…根は決して悪い子ではないんです!必ず助けて下さい…!」

流星:「承知しています。お母さんはどうぞ、安心して御自宅でお待ち下さい」

真田・母(GM):「よよよよよ…」(涙)

流星:肩をぽんぽん叩いて落ち着かせてから、「では、そろそろ失礼致しますね」…ってことで、繁華街に向かうか。

星影:そうしますか。


◆高架下と少女…〜ルナ、そして…

ルナ:(再び唐突に)そしてまた場面は変わり…。

流星:ま、また強制的に場面切り替わった…!

GM:まぁいいけど。(苦笑)

ルナ:繁華街の隅っこの方から絹を裂くような悲鳴が!

流星:こいつ妹、先に確保するつもりや…。(汗)

少女(ルナ):「きゃーーー!や、止めてください!」

星影:ちょ、こっちの情報使って自分の出番を…!(笑)

昴:自分の有能さをそんな形で出すか?!(笑)

少女(ルナ):「私、そんな…そんな…」

不良(ルナ):「へっへっへっ…いいじゃねぇかよ〜、姉ちゃん〜。こっち来いよ〜、信也のことだろ?俺知ってるって〜」

星影:またそのパターンか!(笑)

ルナ:そして、その隣に停まる赤いラパン。

流星:(急に)「君達、止めないか…」

ルナ:アンタ、今家に聞き込み行ってたでしょー!!

全員:(爆笑)

ルナ:だぁー、もぉ!しっしっ!(払う仕草)取らんといて、こっちのシーン!(笑)

流星:えー。(笑)

昴:情報取ったん、そっちやのに…。(笑)

ルナ:はいはい、カットカット!車から降りますよ!

不良A(GM):「お前、信也の妹だろ?兄貴の居場所はどこだよ」

GM:妹さんが不良達に取り囲まれてますね。

ルナ:「はぁ、やれやれ…今日はこんなのばっかり…」

流星:(ルナになって)もうエナジーも半分しかないわ。

全員:(爆笑)

ルナ:ち、ちゃんとここまでに御飯食べて回復してますから!(笑)

GM:ん。(笑)では、不良達が囲んでいますけど?

ルナ:「とりあえず、その汚い手を放しなさい!」

不良A(GM):「あぁん?何だ、てめぇ?ヒーロー気取りかぁ?」

不良B(昴):「ん〜?よく見たら、なかなかべっぴんさんじゃねぇかぁ…。おぅ、姉ちゃん、ちょっとこっち来いよ〜」

GM&流星:この街こんなんばっかりか!!(笑)

ルナ:まったく、学習能力のない…。

不良(流星):「おい、待てお前ら…ここじゃ騒ぎが大きくなる…。裏に連れて行け…」

星影:あ、ちょっと有能なんがおる。(笑)

ルナ:まぁ、ビル裏にでも連れて行かれるわ。

不良A(GM):「じゃ、脱いでもらおうか〜」

不良B&C(流星&昴):「脱〜げ!脱〜げ!」(笑)

ルナ:「…で、貴方達は信也君がどこにいるか知ってるの?」

不良A(GM):「あぁ?信也ぁ?」

不良C(流星):「アイツならまだ捕まってんじゃねぇのぉ?」

星影:…実際どんな感じなん?

GM:ん〜っとね…妹が先に言うわ。

香奈(GM):「お兄ちゃんのこと、知ってるんですか?!」

ルナ:「ちょーっと、ね…ほんとは知りたくはなかったんだけどね?(苦笑)今はもう、知っちゃったから…」

GM:ふむ、そう答えるか…。えー…どうしような…。

香奈(GM):「と、とりあえず、今は助けてください!」(笑)

流星&星影:間違いない。(笑)

ルナ:「もぉ〜…身を守る術がないなら、一人で来ないでよ!」

香奈(GM):「た、助けて下さい!」

流星:…もっと大声で。(笑)

GM:え。(笑)

香奈(GM):「た、助けて…助けて下さい!!

流星:「君の願い、聞き届けた!!」

ルナ:出てきたー!!(汗)

星影:ここはやっぱり、上からやろう!(笑)

流星:じゃ、上からシタッと降り立ってきたよ。あ、もう髪は完全に黒くなってるから。

星影:どんどん若返っていく…。(笑)あ、続いてペンギンも降ってくるから。

不良A(GM):「なんだぁ、てめぇは?!」

流星:「なぁに、ちょっとクレバーなヒーローさ」

ルナ:どんなヒーローですか…ていうか…あぁ、もぉ…。(汗)

不良A(GM):「てめぇら、やっちまえ!!」

昴:「争いは止めてください!」

流星:あ、降ってきた。(笑)

ルナ:やっぱり来たか…。(汗)

昴:うん、上から落ちてくる。(笑)

ルナ:出てきたくて、仕方なかってんな…。

流星:というか、単独でやられると、情報が分散して面倒くさいんだよ。(汗)

星影:それは確かに。(笑)

GM:ま、合流したとこで一回戦闘いきましょか。こっちは不良が9人います。3人で1グループと考えてください。

星影:それが3グループやね?OK、いけるいける。

流星:もう見た目が30代くらいに若返ってる。(笑)

星影:どんどん覚醒していく…!(笑)

昴:あら?どちら様…?お父様の若かった時にそっくりな方…。(笑)

流星:何をいう、父は父だ。(笑)…あれ?見た目だけだと、すでに昴より若い…?

全員:(爆笑)

昴:いや、わたくし見た目は二十歳ですから!!(笑)


≪戦闘:空野一家v.s.不良グループ≫

GM:じゃ、場所は駅近くの高架下ってことにしよか。

流星:あぁ、たまに電車が走っていく音が響くんだな。

GM:そうそう。片面は道路に面してるけど、もう片面はフェンスがあります。…状況説明終わり。(笑)

流星:まぁ大体感じは分かった。(笑)


<1ターン目>

GM:じゃ、戦闘始めましょか。

流星:「昴、ルナ、星影…覚醒器の使用を許可する!」

星影:あ、そっか。許可いるんだったね。

GM:ていうか、いつのまにか小隊長になってた。(笑)

流星:え、違ったのか。(笑)

GM:や、別にいいです。(笑)

昴:「お父様?何を仰ってるんですの?覚醒器って、何でございますか?」

流星:「えぇい…お前が神父様から教わったという力と、そのロザリオだよ」

昴:「でも…神父様から、この封印を解いてはいけないと言われているのですが…」

ルナ:「あれ、偽神父ですからね?」

昴:「何を言って…」

流星:「というかお前…気づいてなかったのか…?」

昴:「え…?」

流星:「あの神父……父さんだぞ

全員:(大爆笑)

ルナ:そ、そうやったんやー!!(笑)

星影:そうきたかぁぁ!!(笑)

GM:しまった、そう持ってったか!(笑)

昴:「い、言われてみれば、どこか面影が…!」(笑)

流星:しまったな…勢いで言う手もたけど…後で神父と口裏合わせるか…?

GM&星影:いや、むしろその事実の方が面白い。(笑)

昴:うん、ていうかそれでいって。(笑)

流星:あ、OK?じゃ、それでいこう。(笑)

星影:実は娘が心配で…。(笑)

流星:じゃ、それこそ、活性化させて40代前半くらいの姿で神父職もやってることになった。(笑)

GM:OKです。(笑)

流星:というわけで。(笑)改めて全員“悪魔化”するか。

ルナ:(ふと)あ、ちなみにルナは変身してませんので。

他全員:……え?

GM:ん〜…まぁ、変身しやんでもいいかもなぁ…。

流星:あ、あら?そぉ?

GM:まぁ、言うても普通の人間やしな、こいつら。

星影:それに香奈ちゃんもいるしね。

流星:…うぉ、そう言えばそうだった!(汗)じゃ、なーし!変身は許可しません!(笑)

GM:では変身はしない、という方向で。(笑)

流星:それでお願いします。(笑)

GM:では、こいつらの行動値は6です。

星影:8!

流星:6だな。

ルナ:8。

昴:5〜。

《行動順:ルナ&星影⇒流星⇒不良ズ⇒昴》

GM:じゃ、まずは星影かルナ、PC同士は好きに決めてきれていいよ。

星影:どうします?何かしたいことある?

ルナ:じゃ、動く。

GM:あ、その前にターン開始時に何かする?

星影:エナジー3点消費して《威力蓄積》!

GM:…だけ?じゃ、ルナから。距離は10m。

ルナ:準備はいらない、射程距離50mやし。じゃ、<衝動>1点使って《魔槍掃射》使います。特殊攻撃にするので、10m範囲内の敵全てに攻撃します。…10m内に全員入る?

GM:準備でそういう移動するならいける、ってことにしよか。

ルナ:じゃ、移動してから使うな。(コロコロ)達成値17。

昴:瞬殺コースかな…。

星影:ま、そうだろうねぇ。

ルナ:避けたらビックリする。(笑)

流星:ま、大丈夫だろ。(笑)

GM:(コロコロ)ん、全員当たりましたね。

ルナ:そこでさっきの《攻殻斧》を掛け合わせる。

GM:あぁ、さっきの24時間気絶させるやつね、はいはい。じゃ、全員気絶しました。

ルナ:というわけで、ゴメン。皆が何かする前に終わらせちゃった。

星影:ま、いいんじゃない?エナジー3点だけ無駄に使ったけど。(笑)


≪戦闘:終了≫

ルナ:だから一人でやりたかってん…何しにきてん!

星影:いやぁ、活躍できるかなーって。(笑)

流星:俺は単純に、香奈取られるのが嫌だった。(笑)

昴:ぶっちゃけた…!(笑)ていうか、今のを見た香奈ちゃんは、

香奈(昴):「きゃー!化け物ー!」

昴:ってならんの?

GM:ん〜…微妙なとこやけど…まぁ、何が起こったか分かってないことにしよう。(苦笑)

星影:え、ルナさんは触手出したんじゃないの?(笑)

ルナ:いや、触手は出してない!細い糸みたいなんを出したと思って?

流星:…こう?(アメリカ製蜘蛛男の動き)

ルナ:そういうんじゃないです!(笑)

星影:何故そこだけアメリカン。(笑)

ルナ:「で?パパ達、何しに来たの?」

流星:「ん、俺の用事はこちらだ。…君が真田香奈さん、だね?」

香奈(GM):「は、はい…!助けてくれてありがとうございます!」

流星:「いや何…君のお母さんから話を聞いてね。君を保護しにきた」

香奈(GM):「そう、ですか…。でも私、お兄ちゃんが心配で…」

流星:「そう、我々も君のお兄さんを探している。何か知らないかい?」…まぁ知ってたらこんな所にいねぇだろうなぁ、と思いながら一応聞く。

GM:あー、まぁそうなんですけどね…。でも一応出せる情報はある。

香奈(GM):「お兄ちゃん、帰ってきてるはずなんだけど…ずっと連絡がなくて…」

流星:やっぱ知らん、か…。

星影:どこおんねん…。

GM:ただ、知ってるとしたら…そこに転がってる奴らなんやけど…。

流星:あ、こいつら知ってんの?

GM:一応知ってる…っぽい。

昴:…でも24時間気絶してる…。(笑)

流星:ここにきて丸1日待てってか?(笑)

ルナ:ひ、1人くらいいいんじゃない?!パーン!叩いたったらいいねん!(汗)

星影:そこは力技ですね。(笑)

昴:まぁ、一般人に技2つ重ねがけした時点で、って気もするけど。(笑)

ルナ:「ほら!とっとと起きなさい!」パーン!

GM:ん〜…まぁ、じゃあ1人だけちょっと技の食らい方が軽かった奴がいてもいいか。(苦笑)

流星:うん、じゃなきゃ話が進まん。(苦笑)

GM:じゃ、一人だけ目を覚ましました。

流星:(上から覗き込むように)「君に少し、聞きたいことがある…」

不良(GM):「すっ…すすすすすみま…すみませんっした!いやマジで、ちょ…!た、助けて…!」

流星:「あぁ、そうやって素直に負けを認め謝罪する…それも一つの勇気、それは君にできる大切な行為なんだよ?大切にしなさい」

ルナ:これ…謝罪なんですか?!(笑)

星影:ただ助かりたい一心の行為にしか見えませんよ?!(笑)

流星:ちょっと神父様モード入ってんねん。(笑)

昴:こ、これは…神父様!?(笑)

GM:お父さんは色々凄いです。(笑)えっと、じゃあ何を聞く?

流星:「真田信也君の居場所は知らないかい?何なら、情報だけでもいい」

不良(GM):「さ、真田っすか?えっと、俺のツレの話なんスけど…“黒龍”の元メンバーを見かけたらしいんスけど…連中、何か様子がおかしいらしいんスよ…」

流星:「…おかしい、というのは?」

不良(GM):「それが…薬キメてるみてぇな…呆けた顔して、ボーっとしてたり、空に向かってうわ言呟いてたり…」

星影:それ、ほんまにキメちゃってるだけじゃない?(苦笑)

GM:あ、言い忘れてたけど、今喋ってるのは“ティグレ”のメンバーな?

流星:あ、そうやったん?!(笑)

星影:あっれぇ〜?(笑)

昴:予想外…。(笑)

GM:分かりにくかったかもしれんけど…名札に『てぃぐれ』って書いてあってん。(笑)

ルナ:むしろ分かりやすいと思う。(笑)

不良(GM):「で、最近“ティグレ”のリーダー…真田ってんだけど、そいつが戻ってきて…あの事件を起こしたんスよ…」

流星:…真田が事件を?

不良(GM):「絶対、アイツが、犯人ッス!間違いない!で、アイツ一回シメようと思って、家まで行ったんスけど…誰もいねぇしぃ、みたいな〜…」

流星:あれ?おらんかったん?

GM:うん、誰もおらん時間帯に行ったらしい。

不良(GM):「もぉ、マジどこ行ったか分かんねぇッス」

流星:「そうか…」

星影:あれ?じゃあ真田を見かけたってのは、どこで?

不良(GM):「あ、それはあそこッス!な、『ナックル』ッス!“黒龍”の元メンバーがよく集まってる、あの店ッス!」

流星:「その場所、ちょっと詳しく教えてもらっていいかな?」

GM:はいはい。まぁ繁華街の中にある店と思ってください。タウンページ見たら分かるわ。(笑)

星影:あぁ、載ってるんや。(笑)

不良(GM):「その『ナックル』ってとこに、出入りしてるって噂ッス」

流星:「ふむ、なるほど…」

不良(GM):「スンマセン…も、もういいッスか?もうマジで…」

流星:「…もう、真田君の家に行っちゃ、ダメだよ?」

不良(GM):「は、はい。もう行かねぇッス…マジやべぇっす、ここ…マジこえぇッスわ…」

流星:「そうか…じゃ、もういいよ。気をつけて帰りなさい」

不良(GM):「あ、あざーっした!マジ、すんませんっした!」

ルナ:(唐突に)あ、ルナ、『ダークヒーロー』だった。

GM:…は?使うん?

昴:しかも一般人相手に…。(笑)

星影:マジで死にますよ?(笑)

ルナ:だってほら、見逃す理由もないし。(笑)

流星:…とうとう身内から、殺人者を…分かった、今からパパと一緒に警察に行こう。(笑)

ルナ:ん〜…まぁ、勿体無いか。(笑)じゃ、やーめた。

星影:使ったらむしろビックリするけど。(笑)


◆ルナと香奈…〜ルナ

GM:さて、これからどうしますか?

流星:ん、『ナックル』行くか。

星影:あ、でも香奈はどうする?送り届けないと。

流星:…さすがに連れて行くわけにはいかんか…。

GM:さぁ、どうする?どうするかは…自由だぁー!

ルナ:…じゃ、ルナが責任持って送ってあげる。

流星:ん、そうか。じゃあ、頼むよ。

香奈(GM):「…お姉さん、お名前は?」

ルナ:「え?おばさん?おばさんはこっちよ?」(昴を指差し)

香奈(GM):「ちゃんとお姉さんって言いましたー!!」(汗)

昴:っていうか、おばさんじゃありませーん!!(汗)

流星:どこに過剰反応してますねん。(笑)

ルナ:「ルナはルナよ」

香奈(GM):「ルナさん、っていうんですか…」

ルナ:「そうよ。さ、乗りなさい?」

香奈(GM):「あ、ありがとうございます!これ、ラパンっていうんですか?」

ルナ:「そうよ、可愛いでしょ?」

香奈(GM):「はい。私、キューブとかも好きです」

星影:まだ乗れる歳じゃないでしょ。(笑)

流星:車の会社もバラバラだなー。ていうか、高校生にしてファミリーカーに目を向けて…。(笑)

GM:ほんまや、偉いな。(笑)あ、香奈的には、「またお兄ちゃんのことが何か分かったら教えてくださいね?」って事言って去っていった感じ。

流星:「あぁ、任せておきなさい。もう、あまり一人でこういう所を歩いてはいけないよ?」

香奈(GM):「はい。ありがとうございました…」


◆クラブ『ナックル』…〜流星&昴&星影

流星:じゃ、香奈ちゃんはルナに任せて、俺達は『ナックル』に行くか。

GM:そうしますか。じゃ、今は午後、昼過ぎくらい。御飯は大丈夫ですか?

流星:あぁ、『ナックル』行く前に吉牛でも行くか。(笑)

GM:恒例の。(笑)

星影:ペンギンやけど、吉牛かっ込むの?(笑)

流星:大丈夫、大丈夫。(笑)

店員(GM)GM:「大盛りですか?」

流星:「いや、メガ盛で3つ下さい」

店員(GM):「はい、メガ盛を3人前ですね?」

流星:「いや、メガ盛3つを3人前お願いします」(笑)

店員(GM):「…メガ盛9人前入りまーす!」(笑)

星影:…どんだけ食べても、全部同じ味…。(笑)

流星:いやいや。アレ食ったことあるけど…後半、ただの御飯やで?(笑)

星影:ちゃんと具残しとかんと!(笑)

流星:御飯の量に対して具少ないから、無理やねん。(笑)

GM:基本、御飯の量増えるだけやからな。(笑)じゃ、御飯も食べて…『ナックル』に着きました。タウンページを見て着いた、ということで…。

流星:すみません、せめてスマホ(スマートフォン)で検索したことにしてください。(笑)

GM:あぁ、すんません。じゃ、それで。確かに電話ボックス探す方が大変や。(笑)

星影:今となってはなぁ。(笑)

GM:では、クラブ『ナックル』が見つかりました。半地下に降りていくタイプ。

流星:ん、降りていくよ。

GM:行くと、扉には『準備中』の札が…。

流星:(即)無視して入る。

GM:あ、無視しますか。

星影:基本ですな。

GM:入りますと…中には人の気配があります。

流星:「やぁ、少し失礼するよ、君達…」

GM:あ、ほんまに普通に入ってきた。(笑)9人くらいの少年達が屯ってますね。

不良(GM):「あぁん?なんや、おっさん…?」

流星:「んっふっふっ…いやぁ、君達に少〜し聞きたいことがありましてねぇ…」

不良(GM):「はっ…何の用や?」

流星:「真田信也君、って知ってるかな?」

不良(GM):「…信也?はぁん…お前ら、警察か何かか?」

流星:「まぁ、似たようなものだな」

星影:でも御供はペンギンとシスター。(笑)

不良(昴):「ペンギンとシスター連れた警察なんて、いるわけねぇだろ〜!」(笑)

流星:あー…うん、反論できん。(笑)

不良(GM):「…はん、まぁ今の俺らにとっちゃ、警察なんざ何も怖くねぇから、な!」

流星:「…ほぉ?それはまた、どういった理由で?」

GM:じゃ、相手はいきなり“悪魔化”します!

流星:うん、まぁそうだろうな。

星影:『これは…最強になるための、武者修行の場!』

GM:というわけで、襲い掛かってきます!戦闘になります!

星影:『流星殿!許可を!』

GM:あぁ、今回はあってもいいと思う。

流星:「そうだな…昴!星影!…許可する、解放しろ!」

星影:じゃ、懐から…今の時期ならアジかな?取り出して…「んぐっ!」と丸呑みする!(笑)

GM:それで変身するんや!(笑)

星影:うん。(笑)全身が硬質化して、大きさが人間くらいになる!

GM:はい、OKでーす。あとのお2人は?

昴:「…神父様は、この力を無闇に解放してはいけない、と…!」

流星:「や、だから…その神父が俺だって」

昴:「いや、そんなはずは…だって、神父様はもっと若くて…!」

流星:「うん、だから……こんな顔だろ?」戦闘前でテンション上がってるので、活性化されて若返った顔を見せる。(笑)

昴:「!!!し、神父様…?!どうしてここに?!」

流星:(神父モード)「昴…いや、クレアよ…。お前の力で、迷える彼らを正しい道へと導いてあげなさい…」

昴:「分かりました…これも社会の秩序を守る為…選ばれしわたくしのこの力で…!」

流星:(神父モード)「そう、これは神に与えられた使命…。その為にもその力を…解放せよ…解放せよ…解放セヨ…

星影:リフレインしたぁぁー!!(笑)

GM:もう何ていうか…洗脳やん。(笑)

流星:刷り込みともいう。(笑)

昴:「分かりました!主の力をぉぉぉー!!」チャキッ…とロザリオを外す!

星影:…あれ?ロザリオ外して、耳に入れて捻るんじゃないの?(笑)

昴:いや、違うから!!(笑)

星影:何や…耳かきかと思ったのに…。(笑)

昴:そんなん、しません!(笑)じゃ、これで体を氷が覆って変身した!

流星:…それを見届けてから俺もCD取り出して、バックルのスロットに叩き込むよ。これで周囲の空間の粒子が集まって…変身した!

GM:はい、これで全員変身しましたね。じゃ、戦闘いきまーす!


≪戦闘:流星&昴&星影v.s.不良(スレイブ)≫

GM:まず状況説明をすると、丸テーブルと椅子がいくつかあって、奥にはカウンターがある。カウンターの中の棚には酒瓶が並んでる。空間は10m×10m、敵は3人1グループなのが3グループになる。



┌─―┐─――──酒─―――棚―――─―─―┐
│  |                  |
│T | ┌─―――――――――――――――┐
│W | |  カ ウ ン タ ー     |
└──┘ └―――――――――――─――――┘
│                     |
│                     |
│                     |
│ ○    C        ○   ○ |
│            B        |
│        A            |
│ ○             ○   ○ |
│                     |
│       流  星          |
│ ○       昴     ○   ○ |
|                     |
└──―─―――――扉―――――─―――――┘
                 

 クラブ『ナックル』  

正扉:正面扉

○:丸型テーブル

流&星&昴:PC

A〜C:不良ズ



星影:じゃ、行動値やね。変身したから12!

流星:俺ぁ11だな。

昴:10〜。

GM:こっちは…全員17ですね。

流星&星影:早!!(汗)

《行動順:不良ズ⇒星影⇒流星⇒昴》

星影:思った以上に早かったー…。


<1ターン目>

GM:じゃ、一応『知識:共生生物orパワー』で判定してみてください。

流星:あぁ、やろう。3体共同じ?

GM:うん、同じ。

流星:じゃ…変身して3Dだな…(コロコロ)うわ、無駄にダイス目高いな。達成値23いったぞ、中級あるし。(笑)

GM:目標値12だったんで、余裕で分かりますね。(笑)『スレイブ・エオース』って奴です。はい、解説してあげてください。

流星:(ルールブックを)読め、と。(笑)えーっと…「あれはスレイブ・エオース…主に人間に寄生するが、スレイブの中でも最弱の存在で、それをカバーするために三位一体になっているような奴らだ。悪魔化時は全身がのっぺりとした外骨格に覆われている…だけで、特にこれといった特徴のない奴らだ」

星影:マネキンみたいな奴らやな。(笑)

GM:ほんまやな。(笑)

流星:奴らの攻撃手段は《チャージングニードル(射撃)》だけ…《インフェクト》は普通の人間をスレイブ化するだけの技だな。あ、弱点は[電撃]属性だ。

星影:おぉ、それは重要!

流星:ま、こんなもんかね。

GM:ん、じゃあ始めますか。まずは…。

星影:ターン開始時に《威力蓄積》しとく!

GM:はいはい、じゃあこっちからですね。まずAが《チャージングニードル》、移動しながら射撃します。あ、固定値でいきますね。対象は1・2がお父さん、3・4がペンギン、5・6が昴。(いっコロ)ペンギンや、射撃で目標値19ですね。

星影:19〜?(コロコロ)足りないな…8足りないな…もう1Dでどうこうなりそうもないから当たる。

GM:じゃ、射撃で15点ダメージ!

星影:まぁ、まだ大丈夫…。

昴:ていうか、地味に強いな。(汗)

GM:うん、そこそこやるよ。(笑)じゃ、Bは(いっコロ)昴!同じ攻撃なので目標値は射撃の19です。

星影:…考えたら、<ブラッド・リンク>してなかったね…。

流星:あ、そういやそんなルールあったな。

GM:まぁ、今からどうせ血出るし。(笑)

流星:それでしろ、と。(笑)

昴:(コロコロ)達成値13〜。もうくらう〜。

GM:じゃ、射撃で12点。

昴:…8点も通るの、ヤダ…エナジー2点使って《氷壁》!(いっコロ)出目1…3点だけダメージ減らした…あれ?あんまり変わってない…。(笑)

星影:エナジーコストって、結果的にそういうことあるよな。(笑)

昴:うん。8点が7点になっただけやった。(笑)

GM:か、悲しい…。(笑)じゃCが同じことを…(いっコロ)親父!

流星:親父て。(笑)目標値19だったな?(コロコロ)達成値16、微妙に届かんか…いいや、くらう。

GM:じゃ………あ、ダメージダイスが5、6、6、6の23点。(笑)

流星:いぃ?!さっきまでと全然違うじゃねぇか?!20点通るぞ!(汗)

昴:「お父様、危なーい!」《氷壁》!…7点減らしていいよ。

流星:マジか、助かる!しかし、デカいぞ、これ…。

GM:ま、これでこっちは終わりですね。そちらどうぞー。

ルナ:…入っていい?その時…!

GM:このタイミングで?!

昴:敵のターンが終わってから入るか?(笑)

流星:ん〜…時間的には…香奈を送って戻ってくる…あ、でも俺らも吉牛で飯食ってたから不可能じゃないか…。ま、このターンが終わって、2ターン目の頭から、とかが普通か?

GM:あ、そうやな。それでいきましょう。

ルナ:はいは〜い。

星影:じゃ、僕やね?引っこ抜けそうなモノ、ある?

GM:引き抜くというか、丸テーブルなら振り回せる。あとは酒瓶。(笑)

星影:ん〜、テーブルかなぁ?持ち上げるのに目標値は?

GM:さっきの標識のこと考えると…ま、多少重くても目標値12ってとこかな。

星影:あぁ、じゃあ1ゾロ以外は大丈夫やわ。(コロコロ)ん、成功。テーブル持ち上げた!

GM:じゃあ威力やけど…2dやったら通常攻撃の威力か…3dでいいや。

星影:じゃ、テーブルで殴ろっと♪

不良(GM):「ぺ、ペンギンが武器を持っただとぉ?!」(汗)

星影:ペンギンだって持ちますよー。(笑)じゃあ改めて、準備でテーブル持ち上げて…[電撃]弱点ってことだったので、<衝動>1点払って《回転撃》!10m移動しながら攻撃できるから。

GM:ぺ、ペンギンがテーブル持って回転しながら突っ込んできたぁー!(笑)弱点を突いた場合はダメージに+1dしてもらって結構です。

星影:あ、+1dなの?それはラッキー♪じゃ、武器で3d、《威力蓄積》で+1d、[電撃]で+1dの5d攻撃だ!まずは命中判定が(コロコロ)達成値22!

GM:こっちは固定値で…無理ですね!

星影:じゃ、ダメージが…うぉ、ダイス目低い!肉弾で21点かな。

GM:それは…Aがやられたな!A死亡。

星影:で、無駄に10m移動ってことは…錐もみしながら突撃して、カウンターの上に華麗に着地。(笑)

GM:はい、カウンターに乗りました。(笑)じゃ、次が…流星。

流星:あいよ。まず準備で《属性変更》使用、己の拳に[電撃]纏わせる。でもって、Cに《加速攻撃》といこう…と、その前にこれで第一段階か。先に衝動表をいこう。

GM:あ、それは後でいいよ。

流星:そうなの?じゃ先に攻撃(コロコロ)肉弾で達成値23。

GM:まぁ当たりやわ。

流星:ん、つっても4dダメージだ。肉弾で16点しかいかねぇか…。

星影:親父のカミナリが落ちた。(笑)

GM:あ、Cもそれで吹っ飛んだ!

流星:「これが親父の拳骨だ、ガキ共…」

不良(GM):「く、くっそ〜…!」

GM:あ、ここで衝動表の結果出して下さい。

流星:ん?あぁ、行動後になったのか。えっと…(コロコロ)8は…『我慢』で何もなし、か。つまらん…。

GM:これで残りはBだけです。次は、昴やな。

昴:準備で《生体鎧》、射撃防御を+5点。「主よ、わたくしをお守り下さい…!」

流星:あぁ、守りを固めたか。確かに重要。

昴:それで…攻撃タイミングは待機する。投げる物ないし。(苦笑)

GM:あれ、そうなん?じゃあこれでこのターンは終わりですかね。


<2ターン目>

GM:では2ターン目の頭。ターン開始時に何かしますか?

昴:《誘引香》〜!これでわたくし以外を狙う時は、達成値‐5になります。

星影:ん〜、あと1体だし、《威力蓄積》はいいや。

流星:…で、ルナはどうする?入る?

ルナ:いや…いけそうだから、止めとく。危ないかなー、とか思ったけど…。

流星:ま、大丈夫そうだな。(笑)

GM:こっちのダメージも案外デカイけど…そっちはもっと強いからな。(笑)

星影:つまり、ヤるかヤられるか…。(笑)

GM:ほんまや。(笑)じゃ、こっちからやな。えっと《誘引香》あるから…1(流星)2(星影)3〜6(昴)で…(いっコロ)1。(笑)

流星:それでも俺を狙うか。(笑)

不良(GM):「こんの親父ぃー!」

GM:達成値に‐5するから…射撃で14になるな。

流星:それでもダイス目で11出さんといかんのか…(コロコロ)げ、さすがに1回振り直すかぁ。(コロコロ)よし、達成値17で避けた!

不良(GM):「な、何ぃ?俺の攻撃を、避けた?!」

流星:「そんな魂の籠らん攻撃、俺には当たらん!」

GM:くっそー。じゃ、次は星影。

星影:あんま強くなかったし、普通に殴ろうかな。…って10m離れちゃったのか…。準備で1回《肉体修復》しとこっと…9点回復した。で、もう一回《回転撃》で10m移動しながら突っ込む!(コロコロ)あ、効果的成功〜。

GM:じゃ、当たりましたね。

星影:ダイス目全部6扱いだから…34点の[電撃]ダメージ!バリバリバリ〜!

GM:34点?!そりゃ、無理無理無理…!

星影:ペンギンキーック!短い脚で、回転しながら。(笑)

GM:じゃ、ここで終わりですね。

星影:…あ、第一段階入ってた。衝動表〜(コロコロ)8。

昴:…よく見ればこっちも入ってた…振るよ〜(コロコロ)7!

流星:星影が『我慢』、昴が『抑制』でどっちも何もナシ、だな。


≪戦闘終了≫

流星:ん、キャプるか。

星影:え?…あ、そっか。《魔種吸引》があったね。

流星:「お前たち、よく見ていなさい…これが《魔種吸引》だ…」

GM:お父さんの指導が入った。(笑)

星影:ここでまさかの…親父とチンピラのディープキス…。(笑)

流星:「さぁお前たち、顔を上に上げろ…」(笑)

不良(GM):「お、おぉ…?」

星影:やるんかい!(笑)

流星:ん?口の中に手突っ込んで、寄生虫を摘み上げる。(笑)

GM:そういうやり方か?!(笑)じゃあ一人につき1dなので、3dやってください。

流星:ま、一人一回ずついくか。(いっコロ)5。

星影:(いっコロ)6!

昴:(いっコロ)6〜!

流星:無駄に皆ダイス目高いなー。

GM:まぁ結局全部《刺突撃》や。(笑)

星影:全部射撃攻撃か。(笑)

昴:!!チョーダイ!チョーダイ!

流星:あぁ、そっか。攻撃方法なかったな。「昴、3つ共持ってなさい。これは、この先君の力となるだろう」と神父顔で。(笑)

昴:「ありがとうございます、神父様…!」…洗脳されてますんで。(笑)

星影:あ、じゃあテレパシーで神の声、降ろす?(笑)

流星:じゃ、小声で…「これは普段のお前の行いへの褒美である…」って言って。(笑)

星影:神様っぽく…『コレは普段のお前の行いへの褒美デアル…』(笑)

昴:「あぁっ、主よ…!こんなわたくしめに、このようなものを…!」(笑)

星影:今度からこれでいくか。(笑)

流星:OK。(笑)じゃ…ちょっと落ち着いて、いつもの親父モードに戻るか。「ふぅ…年甲斐もなく暴れてしまったねぇ…あぁ、疲れた…」

GM:おっさんになった。(笑)

昴:バッ…と変身を解いたら…覚えてない。(手に持った魔結晶を見て)「これは…何?」(笑)

星影:とりあえず持っとけばええねん!(笑)

GM:あ、経験点の魔結晶は5×3で15点ですね。

昴:これでようやく…あと3回だけ攻撃できる…。

流星:あ〜…実は《物質創造》使ったら、『投擲武器』1個作れるんだけどな。効果時間24時間だけど。

昴:あ、ちょっと欲しいかも。

流星:ん…2個作ると第二段階に入るな。(笑)1個だけ作るよ、どんな型がいい?ナイフ?ダーツ?

昴:皮袋に金貨詰まったやつ。(笑)

流星:ブラック・ジャックってやつか。(笑)じゃ、それを1個作って渡しておくよ。

GM:…いい?じゃあ、メンバー達は倒れてしまいましたが。状態としては、気絶しかけ…意識朦朧とした状態かな。

星影:キャプっても怪我は治るんだっけ?

流星:うん、多少残った“悪魔憑き”の力の余韻が傷を治す、らしい。

GM:ま、普通にやられてる状態ってことですね。

流星:んじゃま、変身解除後…にこやかーに近寄ろうか。(笑)

不良(GM):「ひ、ひぃぃ…!」

流星:「やぁ、これで改めて君達とお話ができるね。ちょっと君達に聞きたいことがあるんだ」

星影:後ろでテーブル振り回してる。(笑)

不良(GM):「な、何でも話すから許してくれ…!」

星影:飴と鞭。(笑)

流星:「真田信也君の居場所、知らないかい?」

不良(GM):「…さ、真田…信也のこと、か?それなら、知っている…」

流星:「……どこにいる?」

不良(GM):「さ、真田が俺達に、この石を、くれたんだ…」

GM:小さな石を取り出すわ。

不良(GM):「さ、真田が言うには…『外人の女から、コレを貰った。これを飲めば、俺達は一人で10人は倒せるくらいの力が手に入るらしい』って言われたらしい…」

流星:真田が持ってきたのか…。

星影:『その外人というのは、銀髪じゃなかろうか…?』

不良(GM):「俺らはその外人ってのを見たことはない…」

流星:「ふむ…この石、他にもあるかね?今、ここにあるだけ持ってきてくれないか?」

GM:あ、あるだけ?ん〜…まぁ、何個か残りはあるか。持ってくるわ。

流星:「…これは、とても危険なモノなんだ…回収させてもらうよ?」

不良(GM):「…くっ…しかし…仕方ない、か…渡すよ…」

流星:「これをまた使うことがあっては、いけないよ?その時は、もっとキツイお仕置きをするからね?」

不良(GM):「わ、分かった…もう、手は出さない…」

流星:「宜しい。では…改めて、真田君の居場所を教えてもらおうかな?」

不良(GM):「あぁ…真田なら………」

流星:(遮って)ってとこで、一回場面切り替えるかー。次案内してもらうとこから始めたらいいし。

GM:え、あぁ、そうしよか。

流星:うん。ルナのシーンで動いてもらわんと、合流できんしな。ってことで、ちょっと一服。(笑:離席)


◆『ナックル』…〜ルナ

ルナ:しかし…どこ行けばいいか分からない…。

GM:え、さっき『ナックル』に割り込もうとしてたやん。(笑)

ルナ:いや、あれは…苦戦してたから、ってだけ。(笑)こう、ちょっと虫の知らせ的なもので。

GM:そっか…。じゃあちょっと戻るけど、香奈を家に送り届けました。

ルナ:お茶を出してもらいました。飲んだ。世間話をした。

GM:はい、しました。

ルナ:「じゃ、そろそろ帰ります」

GM:あ、じゃあ香奈さんがちょっと言うわ。

香奈(GM):「実はさっき、お兄ちゃんが歩いているのを見たっていう人がいました…」

ルナ:え、どういうこと?どっか歩いてんのを見たん?

GM:さっき絡まれるちょっと前に。

ルナ:それ早く言わんかい!(笑)

GM:場面変わってもたから。(笑)

香奈(GM):「お兄ちゃんらしい人が、住宅街にあるアパートの近くで見かけたっていう人が…」

ルナ:「あらぁ…そうなの?」

星影:それ…めっちゃ重要情報やん…。

ルナ:「じゃあ、ちょっと今から行ってみるわ」

香奈(GM):「あ、あの!もし今から行くなら、私も連れてってもらえませんか?!」

ルナ:「……はぁ、さっきみたいな目にあっても、貴方は耐えれるの?」

香奈(GM):「だ、大丈夫です!お兄ちゃんのためなら…!」

ルナ:「そう…なら、車に乗りなさい」

GM:あ、許してくれた。(笑)

ルナ:そこらへんは甘いから。(笑)

香奈(GM):「はい、お願いします!」

ルナ:「ちょっとでも危ないと思ったら、すぐ逃げるのよ?」

香奈(GM):「はい、分かりました!」

ルナ:ガチャッ。(車に乗り込んだ)

香奈(GM):「じゃあお母さん、行ってきます!」

真田・母(GM):「あぁ〜…行ってらっしゃい〜…」

ルナ:お母さんもそれでいいんですか?!(笑)

GM:いいみたい。(笑)あ、じゃあお弁当くれるわ。

ルナ:ん?じゃあ貰うわ。では…いざ。車を走らせた。

GM:はい、じゃあ住宅街に向かいました。

ルナ:あ、一応『運転』判定しとこ…(コロコロ)うわ、1ゾロ!?

GM:何しとんねん!!

全員:(爆笑)

星影:し、<衝動>を使うんだ!(笑)

流星:こんなところで…。(笑)

ルナ:(コロコロ)それでも達成値12か…。

GM:ま、まぁそれなら普通に走って着くけど…別に普通に走らせる分には判定いらんねんから。(苦笑)

ルナ:いやぁ、お約束かなぁ、って。(笑)

流星:そうそう、運転してファンブルするとこまでがお約束やから。(笑)

ルナ:ほんま…斉のこと笑えんわ。(笑:『真・女神転生/第T部参照』)

GM:じゃ、アパートの近くで流星達と合流って形でいきましょか。


◆真田信也…空野一家

GM:流星達がどうするって?

流星:さっきの不良達に道案内させてアパートに向かうよ。…あ、移動しながら食事していい?さっき、ちょっとダメージくらったし。

星影:あぁ、確かに。

GM:ん、まぁ店にあったモノ食べたってことで、別にいいよ。まぁタダでなら500円相当のもの貰える。それ以上なら、お金払って下さい。

流星:500円相当でエナジー5点、<衝動>1点回復やっけ?それでも十分有難いけど。

星影:お金のないペットはどうしたらいいですか?(笑)

GM:そこはお父さんに払ってもらってください。(笑)

流星:はいはい。(苦笑)じゃ、俺は自分は500円相当だけでいいや。あんま<衝動>減らすと最終能力がなかなか使えんからな。

星影:あ、僕もそれでまだいいよ。そこまで<衝動>も溜まってないし。

昴:ん〜…500円相当を2個ってアリ?

GM:それはナシでいこう。一回の食事ではどれか一個だけの効果ってことにしとこ。

昴:えー…じゃあ500円分でいいや。

流星:じゃ、これでOKかな?改めて真田の所に向かうよ。

GM:あ、さっきの“黒竜”のメンバーやけど、「真田さんなら、住宅街にあるアパートに住んでいるはずだ…」って場所を教えてくれた。一緒には来てません。

流星:あら、そうか。ちなみに真田は一人でおんの?

GM:それは分からんらしい。

星影:まぁ、とりあえず行ってみよう。

流星:そうだな。「さぁ2人とも、車に早く乗りなさい」

昴:「は〜い」

星影:車になった…。(笑)

流星:白色のアルファードです。いっぱい乗れる。(笑)じゃ、去り際に窓から…黒髪の睨み顔で、「ま…もう、あまりこの街でヤンチャしないことだね…?」とだけ言っておこう。

不良(GM):「あざぁーっす!マジ、すんませんっしたぁー!」

流星:じゃ、それを見届けて出発しよう。

GM:では、教えてもらったアパートに着きますね。

流星:近くに車、路駐でもするか。キキッ、と停めて…。

星影:…これ、投げていいんでしたっけ?

流星:だ、ダメだ!まだローンが…!(笑)ところで…<DUST>支給で、路駐除外される何かプラカードか何かないん?帰ってきたら切符切られてるとか、嫌やで?(笑)

GM:それはマヌケすぎんなぁ!(笑)

星影:あっても良さそうなもんやけどな。(笑)

GM:ん〜、まぁあってもいいことにしましょう!(笑)では、アパートがありますね。

流星:…ルナ、どうする?ここで「おや、あのラパンは…」って合流する?

ルナ:ん〜…もうちょっと後で行くわ。

流星:そ?じゃあ先に行こうか。

GM:ではアパートの前に来ましたが…信也がどこの部屋にいるかまでは分かりませんね。別の部屋の住人のおばちゃんが買い物に出かけてくのとかはいるけど…。

星影:信也の顔写真とか見てて、分かってるよね?

流星:あぁ、俺がお母さんから借りてきてたな。

星影:じゃ、それを元に全体を見てみていい?

GM:へ?

流星:…あぁ、《遠視》か。

星影:うん、半径1km以内の対象の姿を確認した者と、その周囲の景色を目視できる、って技。

GM:あぁ、それは素晴らしい!是非使って下さい。

星影:じゃ、<衝動>1点払って使った。

GM:OKです。では…ある部屋の1室で、信也らしき少年が血まみれになって倒れているのが見えます!

PC4人:いぃぃぃぃー?!!!(汗)

流星:い、急いで駆け付けるぞ!(汗)

星影:視えたから、部屋分かっていいよね?!

GM:うん、いいよ。あそこは恐らく…308号室だ!

ルナ:ここやん。(笑)

星影:『流星殿!あそこですぞ!』

流星:「よし、急ぐぞ!」

GM:はい、行きました。行くと鍵は開いてました。

流星:バーン!と構わず入っていくぞ。

GM:入りました。中では信也と思われる少年が、血まみれになって倒れています。息はあるようですが、瀕死の重傷を負っていますね。

流星:(駆け寄って)「し、信也君!しっかりするんだ!」

信也(GM):「お…あ、あぁ…誰、だ?」

流星:「なぁに…通りすがりのヒーローさ」

星影:誰か、『応急手当』を!

昴:「しっかりなさって下さい!今わたくしが…!」『応急手当』で(コロコロ)21点回復。

GM:あ、めっちゃ回復したなぁ!(笑)じゃ、真田信也はある程度落ち着きを取戻します。話せるまでには回復しましたよ。

流星:「大丈夫かい?…一体、何があったんだ?」

信也(GM):「何がって…クローディア、って奴にやられたんだ…」

流星:「クローディアか…。確か君は、彼女からコイツを貰ってたらしいね?」…さっき取り上げた石を見せる。

信也(GM):「そ、それは…!くっそー…こんな薬、なければ良かったんだ!!」

GM:掴んで、壁に投げつける。バーン!

流星:「…そうだよ…これは、生半可な気持ちで手を出していいものじゃないんだ…」

信也(GM):「俺は…この薬の力で、自分が自分じゃなくなっていくことが怖くなって…アイツに、『ここらで抜けさせて欲しい』って言ったんだ…。そしたらあの女、急にキレやがって…!こうして、ズタズタにされちまったって訳さ…」

流星:「…いや、君の覚悟はとても素晴らしいものだ」

GM:ここでも褒めてくれるんや!(笑)

星影:褒め殺しや。(笑)

流星:親父の心境なんで。(笑)「よくぞ決意したな?」

信也(GM):「俺…悔しいっすよ…あの時、クローディアは笑いながら…『所詮、負け犬は負け犬』って…吐き捨てて行っちまったんだ…!」

流星:「君は負け犬なんかじゃない!」

星影:負け組なだけや。

全員:(爆笑)

流星:えーっと…何かいいこと言おうとしてたのに、忘れたやん。(笑)

信也(GM):「おやっさん…俺、悔しいっすよ!」

流星:「君のその気持ち、仇は俺達が取ろう。約束するよ」

信也(GM):「…クローディアの奴、湾岸沿いにある廃工場で取引する、とか言ってました…」

流星:「なるほど…廃工場…」

信也(GM):「今ならまだ、間に合うかも…しれません!奴を止めてください!」

流星:「君のメーデーはしかと受け取った!任せておけ」

星影:…あれ?コイツはキャプられたん?

GM:あ〜…いや、まだキャプられてはいない、かな。

星影:どうする?キャプっとく?

流星:…信也自身に決めさせる。その力を、どうしたいか?

星影:え、<マイト>なの?<ヴィシャス>じゃなくて?

GM:あ、そっか。えっと…<スレイブ>ですね。(笑)

流星:あ、ダメだ。吸い取っとかんと。(笑)

GM:うん。信也自身ももう手放したいみたい。

信也(GM):「俺…もう、この力、怖いっす…」

流星:「…いいんだね?」

信也(GM):「はい…助けて下さい…!」

流星:「…聞き届けたよ」

星影:じゃ、キャプっちゃえ〜。

流星:シュイ〜ン!…え、これは経験点5点貰えるんですかね?(笑)

星影:ちなみに魔結晶は(いっコロ)3のやつ。(笑)

GM:あぁ、5点あげるわ。3、では何も出ませんでしたねー。まぁ4〜6でも《刺突撃》しか生み出せん存在やけど。(笑)

星影:あー…昴の武器が1個手に入らんだだけか。(笑)

流星:ん、じゃあ信也からキャプって…。

ルナ:(唐突に)「過ぎたる力は身を滅ぼす…」

GM:何か急に出てきたぁー!!(笑)

ルナ:「これで信也君も、よく学んだんじゃない?」

流星:「ルナ…来てたのか…」

信也(GM):「き、急に出てきた女に諭された…!」(笑)

ルナ:(後ろに)「香奈ちゃん、入ってきていいわよ」

信也(GM):「か、香奈!?」

香奈(流星):「お兄ちゃん!!」

信也&香奈:抱きっ!

ルナ:「…妹をこれだけ心配させて…」

香奈(GM):「お兄ちゃん…生きてて良かった…」

信也(流星):「すまない…心配かけたなぁ、香奈ぁ…」

香奈(GM):「お兄ちゃんが生きてくれてただけでも良かったんだよぉ…」

星影:感動巨編になってきた…。

ルナ:「家族を大事にしなさいよ?」

GM&昴:そりゃアンタだよ!!!!!(笑)

流星&星影:ですよねー?(笑)

ルナ:私はもう、手遅れだ…。(笑)

流星:手遅れなんかじゃないさ、きっと!(笑)

星影:だといいねー。(笑)

流星:よし、じゃあ…空野一家、揃ったところで廃工場に行くか!

星影:ですね!

ルナ:………え?

GM:そこはまとまっとけよ!(笑)

星影:『敵は廃工場にあり!』

流星:「この騒動の全てに、終止符を打ちに行くとしよう…」

ルナ:そ、そんな大層な事件やっけ…?

GM:いや、普通に考えたら結構な大事やから、これ。

星影:国際指名手配犯が街にいるってだけでもねー。

流星:じゃ、車に乗り込んだら…テンション上げるために『アセンション』って曲かけちゃうぞー。

GM:どんな曲、それ?

流星:ん、当時の音楽評論家が揃って「コイツ、とうとう気が触れたか?」と言わしめたくらい、聞いただけやとただサックスかき鳴らしてるだけの曲。(笑)

GM:ちょっと聞いてみたいわ!(笑)

流星:一説によると、伴奏のピアノ奏者もおかしくなって、立ち上がって肘に弾き始めたらしいからな。(笑)ま、それでテンションをガンガン上げて行くよ!髪も真っ黒、見た目は20代半ばや!

GM:とうとう20代に…!

星影:じゃ、行きましょ!

GM:ルナも行くよな?

ルナ:…ま、車は違うけどな?

流星:それは仕方ない。

星影:つまり…1台は投げても大丈夫☆

流星&ルナ:止めて。(笑)



4:銀髪の悪魔


GM:では廃工場に向かいました。

流星:ブゥゥーン!!(車を走らせている)

GM:廃工場に到着すると、そこには外国人と思われる女クローディアと、9人の“黒竜”メンバー達が…見て分かるんかな…あ、また服に『こくりゅー』って書いてあるから分かるわ。

星影:やっぱり書いてるんや。(笑)

GM:メンバーは皆、立ってるんやけど…。

星影:あぁ、ゾンビ状態?

GM:アァァ…って、操られてますね。

流星:よし、じゃあ…アルファードでそのまま突っ込むぜ!!

全員:(爆笑)

GM:OKOK、やっちゃいますか?(笑)

流星:おぅ、そのままの勢いで跳ね飛ばす!(笑)

ルナ:ひっでぇー!ただの人間やったらただの殺人ですよ?!(笑)

星影:いやまぁ、操られてるから“悪魔寄生体”やとは思うけど。(笑)

流星:大丈夫だ、父さんを信じろ。根拠はないが。(笑)

昴:お父様…そんなことをしてはダメー!(笑)

GM:まぁ、車は凹みますけどね?

流星:大丈夫、バンパーとはぶつけるためにある!アメ車の基本だ!父さんが昔、NYで学んだことだ!…これ、ト●タだけどな!(笑)

GM:えーっと、車で轢くのは…射撃攻撃扱いで、5d+15点のダメージ…。

全員:(爆笑)

流星:あ、父さんこれ、殺っちゃったかもしれんぞ…。(笑)

GM:でも対象は1体だけです。

流星:あら、そうなのか。じゃあ、クローディア狙いかな。

GM:いや、クローディアの前に9人いるから、また3人で1グループとして、3グループのどれかです。

流星:あいよ。じゃあ、まぁ仮にAとして…今は人間だから2d…射撃判定は11だなぁ…。

GM:あ、不意打ちで+5してもらっていいよ。

流星:おぉ、そうか。じゃあ達成値16になった。

GM:はいはい…考えたら恐ろしすぎるよなぁ…。(笑)ん、当たってるわ。

流星:不意打ちやからダメージも+1dか。(笑)…あ、マジで殺っちゃったか?射撃で43点とかいってんねんけど。

星影:たっか!(笑)

GM:ドーン!!!て、1グループ吹き飛んでったわ!!(笑)そのまま横の海に落ちた!バシャバシャバシャ…ブクブクブク…

星影:ま、まぁ不意打ちは基本といえば基本やけど…。(笑)

GM:人轢いてるよ、このお父さん…。しかもまだ変身してない、人間を。(笑)

流星:いやぁ、父さんこの曲聞くとテンション上がっちゃってねぇ。(笑)じゃ、バッ!と車から飛び出るよ。「お前たち、バンパーを弁償してもらうぞ…」

GM:15万くらいするからな!(笑)えっと、一回状況説明するな。



┌─――─――──―─―――――――─―─―┐
│   〜〜   〜〜   〜〜  〜〜  |
│ 〜〜   〜〜   〜〜  〜〜  〜 |
│   〜〜   〜〜   〜〜  〜〜  |
|      A              |
┌─――─――──―─―――――――─―─―┐
│ ○   ○↑   ○   ○   ○  |
│     (A)  ▲▲         |
│  ク         星        |
│      B   流      月  △|
│            昴        |
│      C    □□□□□     |
┌─――─――┐   ┌─――─――┐   |
│      |   |      | ↑↑|
│ 工 場  |   | 工 場  | ↑↑|
│      |   |      | ↑↑|
|      |   |      |   |
└──―─―――――扉―――――─―――――┘
                 

 海岸沿い・廃工場  

〜〜:海

工場:廃工場

○:係留索

□:コンテナ×5

↑↑:進入経路

▲▲:流星の車

△:ルナの車

ク:クローディア

A〜C:スレイブ



GM:で、いきなり1グループは海に落とされた、と…。(A駒を倒しながら)

流星:よし、戦闘開始前から敵が減ったぞ。

GM:…やってること、完全に鬼ですよ?

全員:(爆笑)

流星:「お前たちを更生しにきた!」

星影:『抵抗すれば、撫で斬りにする!』

流星:「もしくは…轢く!」

ルナ:アナタが更生してください。(笑)…あ、少し離れた所に普通に車停めて出てきますんで…。

流星:なんや、第二射はナシか…。

ルナ:しませんよ!(笑)

GM:あ、あとコンテナが5個横に積んである。

星影:お、それを振り回したら良さそうやね♪

昴:…フォークリフトとかは、ない?

GM:外に置いてあるもんかなぁ…?

流星:いや、さすがにアレは普通は建物の中だなぁ。

星影:錆びちゃうしね。

GM:うん、そうやな、建物の中やな…中入って乗って出てくる頃には戦闘終わってそうやけどな。(笑)

流星:そこまでスピード出ないしな。(笑)

昴:じゃ、いいや。(笑)

GM:では、戦闘…に入る前に、クローディアが言ってくるわ。

クローディア(GM):「な、なんなの、アナタ達!急に轢いてきて!?」(笑)

流星:「ふっ…神妙にしろ、<DUST>だ!」

クローディア(GM):「…あぁ、アンタ達が<DUST>ね…。私はクローディア、<ドミニオン>の一員よ」

流星:「うむ、知っている」

クローディア(GM):「そう?アナタ達がコソコソと嗅ぎまわっているって話を聞いていたから、こうして配下を集めて待っていたわけよ」

昴:「争いでは、何も解決しないのです!」

クローディア(GM):「解決?…こうして人を集め、殺し合いさせることが私達の目的なのよ?」

星影:あ、そうなん?

流星:うん、本気で誰が先に世界掌握するかの、ゲーム感覚だからな、こいつら…。

クローディア(GM):「ヨーロッパでもこうやって、何人もスレイブに変えて…色々な殺しを楽しんだわ…。特に傑作だったのは、スレイブに変えた奴の恋人をその手で殺させたことね」

PC4人:………………。

クローディア(GM):「今でもあの時のことを思い出すと、笑いが止まらないわ…」

星影:ロクでもないなぁ、ほんとに…。

昴:「そのようなことをしてはダメなのです!」

ルナ:(そっぽを向いている)

流星:…ルナ、人の話は聞いてあげるんだ…。(笑)

星影:化粧直してる場合ちゃいまっせ。(笑)

ルナ:いや、いい駒ないかなーって…。(笑)

流星:探してたんかい。(笑)じゃ…瞬時に髪が真っ黒になる。

星影:お父さん、ブチギレ。(笑)

クローディア(GM):「じゃ、アンタ達にはここで死んでもらうわ」

GM:ってことで、戦闘ね。

星影:『こやつの性根…心底腐っておりますな…』

流星:「あぁ…こういう奴には…拳で分からせる!」

星影:『流星殿、許可を!』

流星:「あぁ、全員…許可する!」

昴:「お父様に言われても…神父様じゃないと…!」

流星:(神父モード)「解放セヨ…解放セヨ…解放セヨ…

昴:「あぁぁぁぁぁー…!!」変身!(笑)

ルナ:じゃ…銃を頭に突き付けて…変身。「ルナがこの姿をとるのは、5年振りよ…」

流星:むしろ、この5年間は一回もしやんだんや。(笑)

ルナ:「イギリスの留学中に、ちょっと、ね」

流星:「そうか…お前を向こうへやったのも、無駄じゃなかったな…」

ルナ:パン!(自分の頭を撃った)

流星:「しかしその方法は、もう少しなんとかならんかったのか?!」

星影:それは確かに。(笑)

昴:“悪魔寄生体”が憎いから撃つんやな。(笑)

流星:「父さん、とても心臓に悪いぞ…」(笑)

GM:確かに「早まるな!」てなるな、それ!(笑)

ルナ:自分だけはいいんやけどな、自分以外の“悪魔寄生体”がいらんだけで。ってことで、後光が射してきて、足が4本ニョキニョキって生えてくる。

昴:あ、そうなんの?!

流星:微妙に昆虫っぽいな!

ルナ:こう…カサカサカサ…って動く。

昴:ゴキブリやん。(笑)

ルナ:いや、手も含めて足の数数えて?

GM:8本?

流星:蜘蛛やん。(笑)じゃ、スロットにCD叩き込む!

星影:生魚を飲み込む!(笑)

GM:全員変身しましたね?じゃ、いきますか!


≪戦闘:空野一家v.s.クローディア&“黒竜”≫

GM:まずは行動値を教えてください。

昴:10。

流星:11。

ルナ:13。

星影:12!

ルナ:…あ、変身したから第一段階や…(コロコロ)7?

流星:『抑制』で何もないよ。雑魚敵はさっきと同じ?

GM:うん、同じ。3体で1グループのやつ。

流星:じゃ、弱点[電撃]のままだな。

星影:早めに落としたいね。

流星:クローディアは『知識:共生生物』できる?

GM:ボスは効果的成功以外は無理と思って下さい。えっと、こっちが…クローディアが18、スレイブ・エオースが17。

流星:一応判定を(コロコロ)ま、無理か。

《行動順:クローディア⇒スレイブ×2⇒ルナ⇒星影⇒流星⇒昴》

星影:敵の方が早いな〜…。

昴:ま、ボスやしな。


<1ターン目>

GM:では1ターン目。

昴:ターン開始時に《飛行》!行動値が+3になった。

星影:あぁ、じゃあルナと並んだね。僕は今回は何もしない。

昴:え、で、最初から20m離れてていい?

GM:いや、突っ込んだ車に乗ってた側やから、むしろ接敵状態ですね。自分の準備ターンで離れて下さい。

昴:はーい。

GM:では、クローディアからやな。準備で《マルチアタック》使って攻撃対象を半径5mにして、攻撃で《バレットレイ》特殊攻撃ですね。半径5mなら全員入るな。

流星:た、頼む…車だけは…!(笑)

GM:入れてぇ〜!(笑)まぁ無機物やから入らんけど。じゃ、全員特殊回避どうぞ、目標値は特殊で24!

流星:特殊で24て…(コロコロ)効果的失敗!振り直す!(コロコロ)無理、頑張っても16だ…。

ルナ:特殊なら…(コロコロ)いぃ?!14?!もう一回!(コロコロ)無〜理〜!…ケチっても仕方ない!もう一回…(コロコロ)に、20しかいかん…もう当たるわ…。

星影:(コロコロ)あ、全然アカンわ…振り直す…(コロコロ)ふ、効果的失敗?!もう一回…これで第三段階や…(コロコロ)それでも無理か…。

昴:(コロコロ)あ、一回振り直して効果的成功した!避けれた!

GM:じゃ、3人が当たりましたね。閃光が降り注ぐ!特殊で24点!

流星:いってぇー!追加エナジー一気に削られた…!

昴:「お父様、危ない!」《氷壁》!(コロコロ)6点防いだ!

ルナ:あの…妹も危ないんですけど…。(汗)

昴:え?でも特殊防御、高いやろ?

流星&ルナ:2点。

昴:あら、一緒やった…。

流星:「すまん、助かった!」…次、ルナ回復したって。(苦笑)

昴:そうするわ。(苦笑)あ、第二段階入った…。

星影:あぁ、僕もさっき第三段階やった…。

流星:っと、俺も第二段階入ってたな…。

ルナ:ルナも第二段階や…。

GM:あぁ、じゃあクローディアの手番終了時に、全員<衝動表>やってください。

昴:いっきまーす!(コロコロ)3?…『茫然:思考が停止し、茫然とする。そのターン終了時まで、[タイミング:攻撃]を行えない』…?攻撃できませーん。

ルナ:(コロコロ)12!…ここで6ゾロ出やんでも…。

流星:運の使いどころ間違ってる。(笑)えっと…『変貌:<悪魔化>する。その際、特異な外見が目立つ。<悪魔化>時は影響なし』。

ルナ:あ、ラッキー。

星影:えっと(コロコロ)7。

流星:『我慢:副作用を我慢した。影響なし』。

星影:…つ、つまらん…。

流星:俺もやな。(コロコロ)8は…『忍耐:衝動に耐えた。影響なし』か、これもまたつまらん…。

GM:はい、これでクローディアは終わり。次はスレイブA…《チャージングニードル》を射撃19で。対象は…(いっコロ)親父。

流星:19て…(コロコロ)13しかいかん!一回振り直すか…(コロコロ)…お、22で避けた!

GM:おぉ、やるな。Bが(いっコロ)星影。

星影:はいはい。(コロコロ)16…足りない…振り直すかー。当たらない事が大切。(コロコロ)ん、さすがに避けた!

GM:じゃ、終わり。次はルナ。

ルナ:ん。準備で《肉体修復》する(コロコロ)12点回復した。そっちは全員半径10m以内に入ってると考えていい?

GM:あーっと…スレイブAとBだけならいい。

ルナ:じゃあそこに《魔槍掃射》を特殊で…(コロコロ)達成値20!

GM:特殊で20なら…当たってる。

ルナ:それに《攻殻斧》合わせて…特殊の14点ずつ。ちなみに第三段階が…(コロコロ)『渇望:攻撃衝動を抑えられない。次のターン終了時まで、命中判定の達成値+5』か、ラッキーやね。

GM:はい、次は…昴になったんか。

昴:準備で《生体鎧:射撃》して終わり。

流星:あぁ、攻撃できんからか。射撃防御に+5点したんやな。

昴:そうそう。あ、第三段階や…(コロコロ)『我慢:影響なし』。

GM:あら、そうか。じゃあ星影。

星影:近くのコンテナを持ち上げる。移動いる?

GM:ん〜…まぁ、いいってことにしましょ。持ち上げるのは…デカイから、『剛力』目標値18!あと、大きいから毎回持ち上げてもらおうかな。

星影:はいはい。(コロコロ)ん、余裕。持ち上げた。そのまま目の前の奴をブン殴る!(コロコロ)肉弾で17!

GM:まぁBとしよか。当たるよ。

星影:じゃ、これで…コンテナってダメージ、どんだけ?

GM:えーっと…4dでいいや。

星影:よし…でかめ、肉弾で21点!

GM:あ、それでスレイブB落ちた!では最後に流星!

流星:よし…準備で《属性変更》で拳に[電撃]纏わせてから、Aに殴りかかる。(コロコロ)肉弾で達成値23!

GM:それは無理です!

流星:「昔…“徹甲弾”と呼ばれた俺の拳を食らうがいい!」…でも普通のダメージやった…肉弾で14点。

GM:うわー!それでAも吹っ飛んでった!その威力…まさに徹甲弾!(笑)

流星:しかしこれで第三段階…(コロコロ)『憤怒:全身が怒りに満ちて攻撃力上昇。次のターン終了時までダメージ+1d』?ヤバイ、お父さん急にブチギレました。(笑)

昴:…え、これで雑魚いなくなった?

GM:うん、1体は轢かれたし。(笑)

流星:「さぁ…これで残るはお前だけだな、クローディア!」

クローディア(GM):「くっ…!これは、マズイわね…!」


<2ターン目>

GM:では2ターン目のターン開始時。

星影:ターン開始時に《威力蓄積》!

昴:《誘引香》〜。「カモ〜ン♪」

GM:昴以外は命中‐5やな。で、クローディアからやな。準備で《マルチアタック》して、攻撃で《ダブルムーブ》+《バレットレイ》!

流星:…え゛、さっきの2回?(汗)

ルナ:…死ぬんちゃう?(汗)

GM:…生きろ!(笑)ここで実は『ドミニオン能力』というものがありまして…《憤怒せし一撃》というものを使って、無条件で効果的成功にしたものが一発目にきます。

ルナ:死ぬっちゅーねん…。(汗)

流星:…こっちが効果的成功して、達成値勝負に持ち込むしかないか…。

昴:…あ☆第三段階に入ってるー♪…とだけ言うとく。(笑)

GM:………そうやな。(汗)

流星:あぁ、それがあったか。(笑)

GM:ちなみに達成値は特殊で24が2回。

ルナ:やるだけやるか…(コロコロ)あ、むしろ効果的失敗やん…どうなんの?

流星:その2点の防護点さえ失われる。(笑)

ルナ:死ぬって…振り直しを…。

流星:え?いやいや…。

昴:だからぁ!いらんって!第三段階に入ってるから!

ルナ:……え?何のこと?

昴:<ブリガンダイン>が第三段階に入ってるんやってば!(笑)

ルナ:??

昴:「主よ!皆を守りたまえ!」

流星:「こ、氷の壁が…?!」

昴:最終能力《氷城鉄壁》ー!!このターンの間特殊ダメージが完全無効。

GM:1ターン?!じゃあ2発目も?強!(汗)

昴:うん、最終能力やもん。(笑)

ルナ:「あ………ありが、とう…」(そっぽ向きながら)

GM:デレた!?(笑)

流星:「ふっ…助かったぞ、昴」

クローディア(GM):「な、なんですって…?!」

昴:「そんな…悪の力は、主の前では無に等しいのよ?!」

ルナ:(遮って)さ、次いきましょか。

流星:なんてツンデレ。しかもデレが一瞬。(笑)

GM:デレ率0.1%や。(笑)

ルナ:じゃ、こっちやな?とりあえず《肉体修復》使う(コロコロ)11点回復。で……あと、どれくらい?

GM:え?…教えれるか!(笑)

ルナ:なんや。(笑)弱点とかないの?

GM:それはボスなので分かりません。…一通り試してみたら?ちなみに距離は10m離れてると思って下さい。

ルナ:じゃ、そうしよ。距離は大丈夫。《属性撃》使って、[火炎]属性にする。これでさっきの《魔槍掃射》を…今度も特殊でする。(コロコロ)達成値20。

GM:20…では避けてしまいますねぇ。

ルナ:あら…仕方ない、振り直しますか。はい、第四段階に入りました。(コロコロ)達成値23。

GM:23は当たる!…じゃ、ダメージ+1dしていいよ。(笑)

流星&ルナ:弱点[火炎]か!(笑)

昴:あ、そっか。お父様もや…さすが親子。(笑)

ルナ:ケチっても仕方ない、《攻殻斧》も使う!…ダメージが、16点!

GM:はいはい、くらってますよ〜。

ルナ:「あとは、お願い…」

流星:「ん、任された!」

ルナ:…あ、第四段階やった…(コロコロ)なんでここでは12が出るん?!(笑)

流星:そこでダイス目良くてもなぁ。(笑)えっと…『自浄:少し我に返る。<衝動>2点回復』

ルナ:あ、ラッキー。

星影:では何しよっかなー…じゃ、もっかい準備でコンテナ持ち上げる(コロコロ)何故か持ち上げるのに効果的成功。(笑)で、攻撃行動で10m移動しながら《回転撃》!(コロコロ)肉弾で21!

GM:それは当たる!

星影:[電撃]で24点!

昴:弱点は[火炎]やけどな。(笑)

星影:持ってないから仕方ない。(笑)

GM:ん、まだまだ大丈夫。

流星:さて…じゃあパパも頑張るか。準備で《属性変更》で拳を纏ってた[電撃]を[火炎]に変える!

GM:ヤバイよ、こいつら…。揃いも揃って!(汗)

流星:そこで最終能力《栄光の回廊》!これは30m移動しながら攻撃できるから、一気に間合い詰めるな。「往生、せぇやぁぁ!!」(コロコロ)あ、低い。

ルナ:往生できない!(笑)

流星:一回振り直すか。(笑)(コロコロ)およ、効果的成功。達成値が肉弾で34。(笑)

GM:いぃ?!そぉれは無理ですね〜。

流星:じゃ、ダメージが…肉弾で32点!肉弾防御値を半減させてください。

昴:死んだ?

GM:…いや、生きてますよ〜…。

クローディア(GM):「くっ…いきなり私の弱点を…!」

流星:「ふっ、娘が切り開いてくれたのでね…」

昴:じゃ、最後に昴!準備で《生体鎧》で特殊防御+5。攻撃で普通にコインの詰まった皮袋を投げつけるわ。(笑)

流星:さっき俺が作ったやつか。(笑)

昴:うん。(コロコロ)射撃で達成値19。

GM:それは避けます。

昴:え、それは振り直す。(コロコロ)効果的失敗した…もっかい振り直すのは勿体ない…近くにポンっと小銭袋が落ちた。(笑)

流星&星影:急にお捻り飛んできた!(笑)

昴:しかもこれで第四段階(コロコロ)7。

流星:あらぁ…『狂気:心が狂気に満たされて、強いストレスを感じてしまう。<衝動>を2点蓄積』(笑)

昴:えー!それで第五段階に入った!もう一回?!(笑)

星影:連続やねぇ。(笑)

昴:(コロコロ)1ゾロ?!

流星:2か。『睡眠:猛烈な睡魔に襲われ意識を失う。そのターンのターン終了時まで[気絶]する』

昴:ね、寝た…。(汗)

流星:いや?昴でこのターン終了やから、即座に起きるよ。

昴:え?あ、そっか!ラッキー。(笑)

星影:狂気になって寝て起きて…。(笑)

GM:忙しいな。(笑)


<3ターン目>

GM:はい、では3ターン目ですよ〜。

昴:ターン開始時に《誘引香》〜!

星影:《威力蓄積》!

流星:えー…することないので挑発。(笑)「どうした?随分と息が上がってるじゃないか?」

クローディア(GM):「くっ…下らない親子愛ね…」

ルナ:え?ないですよ?見せたこともないですよ?(笑)

流星:…ふっ、きっとこれも愛の一つの形なのさ☆(笑)

ルナ:そんな訳がない!(笑)

クローディア(GM):「…まとめて死になさい!」

GM:というわけで、相変わらず《マルチアタック》で範囲攻撃にしてからの、《ダブルムーブ》からの《バレットレイ》!前2人に2回!

流星:げ、それはマズイ…。(汗)

星影:き、きたぁ…。(汗)

GM:‐5くらってるから、特殊で19!

ルナ:簡単に言いやがって…。(笑)

流星:くっ…出る時は出る!(コロコロ)あ、一回目19で避けた!

昴:おぉ!(笑)

流星:(コロコロ)2回目は無理か…一回振り直して(コロコロ)…あかん、2発目は当たる。しかも第四段階。

星影:(コロコロコロコロ)1回ずつ振り直して、2回共避けた!(笑)《誘引香》効いてるわ〜。

GM:じゃ、流星に1発だけか…特殊で[閃光]の20ダメージ!

昴:「お父様、危ない!」《氷壁》!(コロコロ)あ、デカイ!14点軽減!

GM:は?!(汗)

流星:「昴、マジで助かった!」…実質防護点も含めて4点しか通らんかった!(笑)

星影:すっげぇ!ブリガン、すっげぇ!(笑)

昴:ダイス目、凄い良かった。(笑)

流星:ぶっちゃけると、すでに生身エナジーに食い込んでるから、かなり助かった。(笑)さて…第四段階だ。

星影:あ、僕もや。(コロコロ)4は?

昴:『困惑:精神に変調が現れ空間認識能力が狂う。次のターン終了時まで、「タイミング:瞬間」の特殊能力が使用できなくなる』

星影:そ、それは嫌やな…こここそ、[トゥルーヒーロー]を使う時!

GM:お、選びますか!

星影:…この『敵意』の近くの対象って、この場合どうなる?無条件に効果的成功でおいしいねんけど…。

GM:クローディアか流星のランダムとなります。(笑)

流星:おいおい、父さんもう持たないぞ。(笑)

星影:うん、そうだろうね。(笑)

流星:俺もやっとこ…(コロコロ)2、『転倒:踏み込んだ瞬間、あまりの衝撃に地面をえぐり[転倒]してしまう』…父さん、さっきの最終能力で踏み込みすぎたみたいだよ…。(笑)

GM:どんだけ強く踏み込んだんですか?!(笑)

ルナ:地面えぐるって、よっぽどのことですよ?!(笑)

流星:多分、地面に足形残るくらい。(笑)

昴:ま、準備使ったら立てるから。(笑)

星影:…よし、『自虐:自分のエナジー10点消費し、次のターン終了時までダメージ+10点する』にする!

GM:自分が許せない!(笑)

ルナ:…(ルールブックを見て)…[気絶]やねんけど…相手を仮死状態にするって書いてあんねんけど…さっきの不良共、やりすぎたな。(笑)

GM:一般人を無条件に仮死状態て…殺人未遂ですよ。(笑)

ルナ:ほんまやん。(笑)ま、いいや。じゃ、ルナの番?準備でまた《属性撃》使います。本当は3ターンもつけど使います。

昴:何で使った?

ルナ:<衝動>貯めるためやん。

星影:あぁ、トドメさしにいったか。

ルナ:うん。で、《肉体修復》…ん、満タン。ここでルナも最終能力使う!《殺戮の千手》!糸を広範囲に射出して、範囲内の全てを粉砕します…って技らしい。

GM:ルナの位置的に…全員入るな。(笑)

ルナ:一緒くたに。(笑)

星影:な、なんてこったい…。(笑)

流星:まぁそうくると思って、地面に伏せてたんだがな…!(笑)

昴:そ、そういうことか!(笑)

GM:読まれてた!?(笑)

ルナ:あれぇ?(笑)ま、いくな。特殊で(コロコロ)あら、低い。特殊で18は当たらん?

GM:うん、当たらんわ!

ルナ:じゃ、振り直す。(コロコロ)今度は高め、特殊で28!

GM:それは当たった!

ルナ:《攻殻斧》合わせて…[火炎]もあるから…特殊で32点!

GM:…32点の特殊…。

星影:落ちたんちゃう?

GM:…………(深〜い溜息)。

流星:何?微妙に残った?

クローディア(GM):「そ、そんな!この私が、負けるなん、て…!」

GM:倒れた!

流星:あ〜、終わったか…。


≪戦闘終了≫

クローディア(GM):「そんな…組織は、誰も助けてくれない、の…?私も所詮、捨て駒ってことね…」

星影:ま、そうやろなぁ…。

クローディア(GM):「…バタッ」

昴:そこで[ガーディアン]を使用…。

星影:庇うの?!(笑)

ルナ:…別にいいよ?くらったら何点残る?

昴:えっと…特殊32点なら、エナジー7点残して立ってる。

ルナ:[ダークヒーロー]、はい死んだ。

星影:終わった。(笑)

GM:え、やるん?

昴:やらんよ!(笑)

流星:「じゃ、すまんが《魔種吸引》させてもらうぞ…」

クローディア(GM):「やめて…!この能力を、失いたくないの…!やめてー!!」

流星:「過ぎた力だ…それに、お前は今までやり過ぎた…。これまでの罪を償うがいい…」

クローディア(GM):「あ、あぁぁぁぁぁ…!!」

GM:副作用が出るなぁ。5年くらい前として…振ってみて。

流星:ん…(コロコロ)15。

GM:『四肢のどれかが全く動かない』

流星:(即)脚で。

ルナ:ひ、ひでぇ…。(汗)

GM:左右では?

流星:そいつって左利き?右利き?

GM:ん〜…まぁさっきまでの戦いを見てた感じ、左利きやったってことにしよか。

流星:じゃあ右足。

星影:え、何で?

流星:軸足失う方がでかいから。

ルナ:よ、容赦がない…。(汗)

星影:まぁ大量殺人鬼やし。普通に裁かれたら死刑だし。

GM:ま、これで完全に戦闘不能になりましたね。

星影:あ、雑魚2体もキャプらないとね。…あ、あと1体も海に浮かんでたっけ?(笑)

GM:アイツは…無理や。沈んでった。

星影:はい!ペンギンの[水中適用]が使える!

GM:あ〜……いや、ダメ。どっか流されてった。

星影:そ、それはそれでマズイ気もするけど。(苦笑)

GM:またどっかで出てくるかもしれん。(笑)

流星:じゃ、クローディアと雑魚2体からだな。

昴:まずは雑魚からいく?(コロコロ)5。

星影:(コロコロ)6。

GM:まぁ5点の魔結晶2個と《刺突撃》2個や。

流星:だってさ、昴。

昴:やった、5個になった♪

流星:で、クローディアか。これはいかせてもらおう(コロコロ)3。

GM:《錬体変身》。

流星:な、何?変身でもできんの?

GM:『肉体を骨格レベルで操作し、一度見たことのある生物に変装する』らしい。

流星:ペンギンになる。

GM:なれます。(笑)効果は丸1日。

星影:ペンギン分身の術。(笑)

流星:店の中にペンギンが2匹。(笑)…あ、バンパー変えないとな…。

GM:15万円になりまーす。

流星:こういう時の<DUST>カード〜。

GM:……こぉれは、ちょっと経費では落とせないんですが〜…。

流星:なんでやねん!!「おい、虎童!どういうことだ!?」(笑)

虎童(GM):「いやぁ、私も経理の方から言われてしまうと、どうしようもなくてねぇ〜…」(笑)

流星:「なんで支部長のお前が経理に弱いんだよ!」(笑)

虎童(GM):「いやぁ、俺もここまで色んなものを壊しすぎたからなぁ。経理には頭が上がらなくて…」(笑)

星影:二度と手伝ってやるもんか!(笑)

流星:「…じゃ、早い話、アレだ。お前のポケットから出して直してくれ」

虎童(GM):「そ、そうするしかないかぁ〜…」

GM:まぁ、その辺は後日話し合ったってことで…。クローディアは経験値の魔結晶が50点。能力の魔結晶は2回。

星影:じゃ、もう一回?(コロコロ)2。

GM:《光弾掃射》やな。

星影:ルナさん、どうぞ〜。

ルナ:あぁ、ありがと。

星影:…あ、最後に《肉体修復》して第五段階になっていい?

GM:いや、それはダメ。

流星:ん、じゃあ<DUST>呼んで、後処理任せるか。

GM:はいはい、連絡受けて<DUST>処理班が駆けつけました。クローディアはそのまま捕縛され、真田信也は…あれに関しては<DUST>が一回身柄を拘束します。

流星:ま、やっちまったからな。

星影:反省はしてたけどね。

GM:ただ、反省してたので…あ、一回ここに一緒に来たことにしよう。

流星:あぁ、連れてこられたんや。

GM:うん。

信也(GM):「おじさん…俺、罪を償ってくるよ…」

流星:「そうか…」

信也(GM):「俺…香奈って、待ってる人がいること、全然分かってなかったんだな…」

流星:「あぁ、それに気づけただけでも良かったのさ…」……って、香奈って妹だよな?

GM:うん、どうも怪しい兄妹です。(笑)

流星:「そうだな…お前のことを想ってくれている人が一人でもいる限り、その人のことをお前も想って…二度と、こんな道に入ってくるんじゃないぞ?」

信也(GM):「はい…すみませんでした…俺、改心するっす!」

昴:(急に)「そうですよ…神は貴方のことをずっと見守っていますよ…。信じていれば必ず…」

星影:この状況で勧誘しだした!(笑)

流星:(遮って)「あ、早く彼を連れて行ってやってください、彼のためにも」(笑)

昴:「何か困ったことがあれば、いつでも教会にいらっしゃい…!」

GM:チャララ〜チャララ〜チャララ〜♪

星影:●ナンの最後のシーンの曲や。(笑)

流星:「ま、次から何か困ったら、いつでもウチの店に来なさい。相談くらいには乗るから、さ」

信也(GM):「はい…ありがとうございます…!」

GM:ま、そういうわけで、信也も連行され、この事件も終焉を迎えました、と。

流星:つっても、今度は早く出てこれそうだけどな。

GM:うん、そうやな。



5:帰ってきた日常



◆事件解決と新たな縁〜流星(&昴&星影)

GM:では後日談として、喫茶店に虎童司令官が自らお礼を言いに来てくれました。

虎童(GM):「はっはぁ〜!よくやってくれたよ、流星ぇ〜!」

流星:「んっふっふっ…久々に若い時のことを思い出したよ…」

虎童(GM):「さすが流星だ…」

流星:「だが…こういった危険なもの…私はいいんだが、あまり娘達を巻き込みたくはないねぇ?」

虎童(GM):「う〜む…しかし、娘さん達にも随分と活躍して頂いたようだしなぁ…」

昴:(急に入ってきて)虎童さんに…「だ、大司教様?!」

星影:えぇ?!(笑)

流星:「…虎童?」

虎童(GM):「ん〜…ちょっとバイト感覚でやったりしててねぇ。副業だよ、副業」(笑)

流星:「あぁ、そういうことか」(笑)

虎童(GM):「<DUST>では副業は何でも認められているからねぇ」(笑)

星影:凄いのか、凄くないのか…。(笑)

虎童(GM):「さて、話を戻すが…今回のクローディアの事件も、所詮<ドミニオン>の一角に過ぎない…。世界を平和にするためには、これからもまだまだ努力が必要ということだな…」

流星:「…ま、そう簡単に“良い世界”というものができるとは考えていないが…そこは俺達次第、というわけか…」…ルイ・アームストロングの『What a Wonderful World』でもLP盤に乗せるか。

星影:ここでBGMが…。(笑)

虎童(GM):「そのためにも…これからも、よろしくな?」

流星:「…あまり、厄介事ばかり持ち込まんでくれよ?」(苦笑)

盛岡(昴):カランカラン♪「おぅ、親父ぃ!帰ってきたかよぉ!」

GM:盛岡さーん!(笑)

流星:「あぁ、すみませんでしたねぇ。ご迷惑をおかけしました…、どうぞお座り下さい」

盛岡(昴):「おぅ、いつもの頼むよ!」

流星:「…本日より、盛岡さんに限り先払いとなりましたが…」

ルナ:どんな喫茶店や!(笑)

盛岡(昴):「そ、そこまでしなくてもいいだろ〜?お隣さんだろ〜?」(汗)

流星:「ふぅ…仕方ないですね…ツケはもうなしですよ?」じゃ、普通にコーヒー淹れて…ここのシーンは終わっていいよ?

GM:あ〜、あとの人はどうする?

星影:僕は今のシーンで横にいた。給仕ペンギンやし、盛岡さんにコーヒー運んだりしてたんやろ。

流星:なるほど。

GM:じゃ、あとの2人やな。


◆家族の絆〜空野一家

ルナ:「じゃ、行ってきまーす」

流星:「はい、行ってらっしゃい。気を付けてな」

ルナ:「はーい。今日も晩御飯いらないから」

流星:「……ルナ、今日は早く帰ってこないか?」

GM:お、珍しく…。(笑)

ルナ:「え、何でよ…?」

流星:「たまには家族で一緒に御飯を食べよう」

ルナ:「…………あ……」

昴:「そうですわよ、ルナさん…」

ルナ:(即)あ、これで急に帰る気失せた。(笑)

星影:いい感じやったのにぃ〜!(笑)

ルナ:「…今日も、残業だから…」

流星:「そうか…じゃあ父さんが会社の人に言っておいてやるよ」

ルナ:何をする気ですか?!(笑)

GM:とうとう買収作戦が…。(笑)

上司(昴):「おや、空野君。今日も残る気かい?」

ルナ:「…はい、しますよ」

上司(昴):「そんなこと言わずに、今日はもう帰ったらどうだい?」

ルナ:「な、何故?!」

上司(昴):「今日はウチ、ノー残業デーだよ?」

星影:あぁ、あるからなぁ、それ。(笑)

ルナ:「はいはい…帰ればいいんでしょ、帰れば…」

GM:じゃ、今日は珍しく家族全員揃って食卓囲めました。(笑)

流星:「あぁ、おかえり。父さん、今日は腕によりをかけてハンバーグ作ったよ…」

星影:おぉ、親父のハンバーグ。

流星:「さぁ、お食べ…」って、一人3枚ずつ出てくる。ちなみに1枚1枚がプロレスラーの靴底くらいのサイズ。

全員:(爆笑)

GM:でっか!(笑)

星影:まぁ“悪魔憑き”やからなぁ。(笑)

昴:「主よ…本日もわたくし達にお恵みをくださいまして…」

ルナ:「あら?お姉ちゃん、いらないの?」ぱくっ。(横取り)

昴:「…………」(固まる)

ルナ:「パパ、もっとおかわりー!」

流星:「はいはい、ちょっと待ちなさい。すぐに次を焼くからね…」

昴:「る、ルナさーん!わ、わたくしの…!」

ルナ:「あ〜もぉ!うるさいわね!さっさと食べないのが悪いんでしょー!」

流星:「こらこら、すぐに焼くから喧嘩しないの…」

GM:そんな感じのドタバタなシーンで…。(笑)

星影:横でペンギンがイワシハンバーグ食べてるとこで終了〜。(笑)

全員:お疲れ様でしたー!(笑)



〜Fin.〜




座談会〜成長報告とデータの違い


GM:経験点は一人100点ずつかな。

流星:そこにキャプった魔結晶分80点あるから、一人20点ずつ追加かな。

ルナ:あぁ、なるほどね。衝動表も合わせて、合計170点です。

星影:140点しかない…。

昴:180点ある♪

流星:俺は…150点かな。

星影:衝動表であまり経験値が入ってこなかったからなぁ。

流星:俺もだなぁ。2レベルに上げるのに、経験点はいくらいる?

GM:100点。だから全員2レベルにはなれるはず。

流星:おぉ、そうだな。…じゃ、Lv2−1[ソリッド]に進むか。これで《武器創造》で武器を作れる…。

昴:…どっちに進んでも武器がない…シューターやから、下のLv2−2[スピード]にする。

星影:僕はLv2−1[アジリティ]にする〜。

ルナ:…Lv2−1[ハードワイア]に進むかな…。

GM:これで次からまた強くなるなぁ…。(汗)

流星:その分、敵も強くなるしな。(笑)あ、今回から弱点に意味ができたのが嬉しいな。

星影:弱点突けるのは強いからね。

流星:うん、前回までは属性に意味がなかったからなぁ。

GM:確かに意味なかったな、あれ。(笑)

流星:うん、攻撃に属性あるのに、敵に特に弱点なかったから「何のための属性やねん」ってなってたからな。(笑)

GM:まぁ、これからはそういったものも作戦に織り交ぜていく、ということで頑張ってもらいましょうか。じゃ、今回はこんなもんで。

流星:はい、終了〜…お父さんキャラは、難しいけど面白いな…。

星影:頑張れ。(笑)



〜おしまい〜