第1話 : 花咲く国の冒険者




目次

プロローグ 0:キャラ作成、自己紹介
1:領主の娘の依頼 2:“迷いの森”
3:森の奥の戦い 4:領主の娘と森の魔女
〜清算会〜



今作登場人物

@アジン・ヴォーク[グラップラー/エンハンサー/スカウト/フェアリーテイマー]
Aチェルシー[マギテック/シューター/レンジャー/セージ]
Bラクレット・アルチザン[プリースト(グレンダール)/ファイター]
Cヴァシュラン・モン・ドール[ソーサラー/コンジャラー/セージ]



プロローグ


2012年8月11日〜13日、ヒノキ宅にしゅうが盆休みを利用して来ることとなった。
11日当日は唐突ともいえる悪天候により近鉄電車が止まり、予定より5時間も遅れ到着が夜11時を回るといったアクシデントに見舞われたが、めげることなくしゅうは無事に到着した。
この日はさすがに二人して温泉に入り、キャラを作成するだけに留まって、プレイは次の12日に持ち越すこととなったが…。


ヒノキ:経験点は何点から始めるよ?

しゅう:ん〜…今更1レベルから始めるのもなぁ…。

ヒノキ:じゃ、4〜5レベル前後から開始にする?経験点5000点くらいで。

しゅう:あぁ、そのくらいでいいなぁ。(経験値と技能を見比べ)…あかん、ちょっと足りん…。

ヒノキ:…あ、俺もや。ちょっと増やすか…。


などの微妙な調整を繰り返してのキャラ作成。
何せ今回はプレイヤー2人で、GMは交互で行うというもの。
技能不足を補うため、それぞれ2キャラずつ作成して、計4キャラのパーティを組んでのプレイとなる。
バランスを重視するため、初期の調整にやや気を使ってみた。

ヒノキ:…じゃ、経験点は7000点、所持金は4200G、名誉点60点から始めよっか。

しゅう:OK、そのくらいでいいな。


かくしてプレイヤー2人、4人のキャラが生まれ、この度の作品が生まれることとなった。



0:キャラ作成、自己紹介


GM(しゅう):では!真・女神転生……。

ヒノキ:違う違う違う。(笑)

GM:まぁ、お約束ってやっちゃ。(笑)えーっと…S.W.2.0リプレイ……あ、シリーズ名、何にしよう?

ヒノキ:え?……あー…歌劇団風の…。(笑)

GM:ん〜…“花咲く乙女”(一人男)とか…?

ヒノキ:一人男はいるやろ〜。(笑)

GM:……あ、じゃあ<花咲く国の乙女達>でいこか。

ヒノキ:あぁ、ゴロもいいしな、それでいこか。

GM:じゃ、始めまーす!

ヒノキ:いぇぇー。(ぱちぱち)

GM:しかしやってるのは男2人ー。(笑)

ヒノキ:それは言わないお約束。(笑)

GM:んじゃ、まずは自己紹介からいこか!


◆PC@:アジン・ヴォーク

ヒノキ:…しかし、何か照れるな、久々だと。では…PC@−1ってことで。(笑)

GM:あぁ、そうなるな。(笑)

アジン:自分の名前はアジン・ヴォーク。種族は人間の、性別は男。年齢は19歳。生まれはザルツ地方だ。技能は技能は「グラップラー:4」「エンハンサー:2」「スカウト:2」「フェアリーテイマー:1」。

GM:えらい、いっぱい取ったなぁ…。

アジン:4つくらいが丁度いいかと。基本的には、自分の腕試しとして諸国を回ってる感じですかね。

GM:…いつも通りやん。(笑)

アジン:…あ、ほんまや。(笑)あ、両親が傭兵稼業でしたが、もういい歳なので引退して武道場をやっていることにしよう。で、自分も年頃なので放り出された、と。ま、こんな感じかね。

GM:はいはーい。俺のも考えとかな…。


◆PCA:チェルシー

ヒノキ:それじゃ続いて、PCA…というか、@−2というか…。

GM:あぁ、2人目やな。

チェルシー:……一人称は「コレ」。コレの名前はチェルシーといいます。種族はルーンフォーク、女性型。起動されて5年目ですが、見た目年齢は18歳くらいです。

GM:…あ、俺自分のキャラ、年齢考えてなかった…。

チェルシー:考えてください。(笑)コレは…アジン様の御両親が昔旅の途中で拾われた機械のカプセルの中で眠っていました。そして5年前起動され、今はアジン様と共に旅を御一緒させて頂いています。

GM:アジンとチェルシーね…はいはい。

チェルシー:技能は「マギテック:3」「シューター:3」「レンジャー:2」「セージ:1」です。基本、後ろから撃つキャラですね。

GM:はいはーい。


◆PCB:ラクレット・アルチザン

GM:では!PCB兼GM!(笑)

アジン:兼GMて…。(笑)

ラクレット:名前はラクレット・アルチザン。種族はドワーフ、性別は女の子。年齢は20歳。一人称…は、ワシ。

アジン:…え、ワシ?

ラクレット:うん、ドワーフだから。(笑)ワシは…グレンダールの「ファイター」「プリースト」をやっておる。メインはファイターじゃが、グレンダールの敬謙な信者やから。だから髪の毛も燃えるような真っ赤。

アジン:本当に赤色が好きだな。(笑)

ラクレット:一応攻撃もできる神官戦士を目指して頑張っておる、と。


◆PCC:ヴァシュラン・モン・ドール

GM:GM2体目、ヴァシュラン・モン・ドール。種族はタビットの女の子。年齢は8歳。

アジン:モフモフや。(笑)

ヴァシュラン:ラクレットとは昔からの知り合い、巣が近かった。

アジン:巣て…。(笑)

ヴァシュラン:タビットとしてはそろそろ独り立ちする歳だから、ラクレットを誘って冒険に出ました。技能は「ソーサラー」「コンジャラー」「セージ」のウィザードです!

アジン:完全な後衛型やな。

GM:ま、こんな感じですかね。

ヒノキ:はいはい。



1:領主の娘の依頼


GM:えーっと…もう4人は知り合ってることでいいかな?

アジン:うん、旅の途中で知り合って、何やかんやでそのまま一緒に旅をしてるってことで。

GM:そやな、出会いからやっててもしんどいしな。じゃ、君達は今、花の国フェンデル王国の田舎…でもないけど、いきなりかっ飛ばして地方領主の家にいることにしよう。

アジン:ほ、本当にかっ飛んだな…。

GM:まぁもう細かいことはいいやろ。どうせ来る所は一緒なんだ!

アジン:過程も大切やと思うけど…まぁいいや。(笑)


◆領主の館

GM:ん。君達はこれまでにすでにいくつかの冒険をこなし、このフェンデル王国の田舎ではなかなか名の通った冒険者となっています。

アジン:ま、名誉点60点スタートだしな。

GM:そこでその噂を聞きつけた地方領主が、ちょっと来てくれへんか?ってお願いされた君達は、特にやることもなくノコノコとやってきたわけや。

アジン:ま、まぁそろそろ先立つものも苦しくなってきてるしな…。

GM:そうそう。はい、さっそくですが地方領主…名前は…(手元にあった雑誌を見て)ナンプレーさんで。

アジン:…これはまた…1〜9の数字埋めが好きそうなお名前で…。(笑)

GM:『人生はリドルだ!』がモットーの人。(笑)ま、その人に呼ばれたわけや。

アジン:ん、謁見しに行くよ。

GM:はいはい。まぁ、とはいっても田舎の地方領主の家やから、そんな仰々しいものでもないけど。ちょっと感じのいい部屋に通されました。

アジン:直立不動で立ってる。

GM:え、えらい真面目やな…。(汗)ラクレットとヴァシュランはもう、ソファに寝そべるようにしてるで。

チェルシー:コレは…アジン様の横に控えております。

GM:…大丈夫なんか、このパーティ!?(笑)

アジン:きっともう、慣れてる。(笑)

GM:それもそっか。(笑)

ナンプレー(GM):「えー、今日君達に来てもらったのは他でもない。私の娘から少しお願い事があるらしくてね…」

アジン:「はっ、それは一体どのような…?」

ナンプレー(GM):「まぁ、私から言うのも何だから、娘を呼ぼう」

GM:ってことで、娘が呼ばれました。

領主の娘(GM):「初めまして。私、メルヴィルと申します」

GM:見た目は、いかにもお嬢様〜って感じの女の子。

アジン:では君に、この紫色の制服をあげよう。

GM:何のことですか?!(笑)

アジン:お嬢様=紫色!高貴な色なんだぞ?

GM:あ〜…じゃあ、髪の毛の色は紫色にしといたるわ。

アジン:おぉ、いいね。(笑)

GM:とはいえ、地方領主の娘やから、貴族の娘とまではいかんけどな。

アジン:その方がいい。歳はいくつ?

GM:じゃあ…16歳!今決めた!(笑)

アジン:いつものこっちゃ。(笑)

GM:そか。(笑)で、依頼の内容か…。

メルヴィル(GM):「実は、お願いがあるんです!」

アジン:「はっ、どのような?」

メルヴィル(GM):「私を“迷いの森”へ連れて行って下さい!」

アジン:「………それは、どこに?」

GM:ここ、フェンデル王国から2日くらいの距離に“ジャーベル・ウォーキーの森”ってとこがある。そこの一角に通称“迷いの森”と呼ばれる所があって、あまり現地の人は近寄らへんねんけど、その中にはあまり良くないものが住んでるっていう言い伝えがあるらしい。

アジン:「?その良くないもの、というのを退治すれば宜しいのですか?」

GM:ううん、そこにメルヴィルを連れて行ってほしいねん。

アジン:「…はっ、御依頼とあらば…しかし、そのような危険な場所へ?」

ナンプレー(GM):「いやぁ、コイツもこれでなかなか頑固でのぉ。言い出したら聞かないんだ。そこで腕の立つと噂の冒険者である君達に、この娘の我儘に付き合ってもらいたいのだよ」

アジン:「了解致しました…粉骨砕身の覚悟で臨ませて頂きます!!!」(敬礼)

GM:それ…米●辺りやったら、堅苦しいって言われるパターンやで。(笑)

アジン:あら、好感度は上がらん選択肢やったか。(笑)

ナンプレー(GM):「そういう訳で、この娘の気の済むように森まで案内してやってくれ。…ただ、くれぐれも身の危険だけは…」

アジン:「この命に代えましてもお守り致します!」

ラクレット:「お主…暑苦しいのぉ…」

アジン:ドワーフに言われた…。(笑)

GM:ドワーフすらも一歩引く暑苦しさ…。(笑)

アジン:俺は炎耐性はないが、魂はいつでも燃えている!(笑)

GM:熱いなぁー。(笑)ま、じゃあ行きましょか?

アジン:いや、あの……報酬のお話を…。(笑)

GM:あ、そっか。それがあったな。(笑)俺、基本的に報酬あげへんタイプやから…。

アジン:すみません、勘弁してください…結構金で命を買うゲームなんで、これ。

GM:た、確かに…他のゲームならともかく…。

アジン:いや、他でも結構ギリギリやったけどな?!(汗)

ナンプレー(GM):「そうだなぁ…一人頭1500G」

アジン:「あ、ありがとうございます!」…なんせ、所持金が200Gやからな…ポーション2個買ったら終わりや…。

GM:でもこれは準備費なんかも含まれてますんで、それで準備も整えてください。

アジン:了解。

ナンプレー(GM):「では、よろしく頼むよ」

アジン:出発はすぐ?

GM:いや、任せるよ?準備に初日使ってくれてもいいし。

アジン:……情報収集は必要やな。初日は準備と情報収集に費やすか。

GM:ん、じゃあヴァシュランがあちこち走り回ってるわ。

アジン:タフタフタフタフ…。(足音)

GM:うん、モフモフ調べてるわ。

チェルシー:ではコレも…さっとデータ収集しておきます。

GM:ん、どこで調べるん?

アジン:ん〜、やっぱ冒険者の宿とかかな。

GM:はいはい、では君達が定宿にしている…何にしよかな…花っぽい名前がいい。

アジン:確かに今シリーズは花で縛りたいよな…<花散る里>…。

GM:それ違うから、散ってもアカンから。…<花咲かジジイ>…。

アジン:そんな宿、嫌やわ!(笑)

GM:<デンドロビウム>とか…。

アジン:何故3号機?…まだ<ガーベラテトラ>とかの方が…。

GM:やけに毒々しいイメージあるけど。(笑)シーマとかいそうや。

アジン:いいんちゃう?おばちゃんの店主。

GM:じゃ、そうしよか。<ガーベラテトラ亭>の勝気なおばちゃん、シーマさん。

アジン:どうせなら…<紅のガーベラテトラ亭>にしよう。そこのシーマさんに話を聞く。

GM:はいはい。


◆<紅のガーベラテトラ亭>

シーマ(GM):「おぉ、アンタ達かい。領主様にお目通り願ったんだって?」

アジン:「えぇ。それで、この度自分達、依頼を頂きまして…」

シーマ(GM):「ふぅん…どんな依頼だぃ?」

アジン:「ジャーベルウォーキーの森、という所に行きたいとのことなんですが…」

シーマ(GM):「ジャーベルウォーキーの森といえば、ここから歩いて2日程行った所にある森じゃないか」

アジン:「片道2日ですか…」

シーマ(GM):「ただ、あそこは色々と良くない噂も聞くんだけどね…気を付けて行きなよ?」

アジン:「…良くない噂、というのは?」

シーマ(GM):「そりゃ勿論、蛮族も出るし…蛮族以外にも動植物もなかなか危険な奴らだって話だよ?」

アジン:…触手系、ですか…。

GM:触手どころか…針飛ばす奴とか、鞭みたいな奴とか…。

アジン:自分…そういった趣味はちょっと…。(汗)ま、聞くことはこんなもんかな?

GM:ん〜、こっちも言うことはこんなもんかなぁ…。あ、ちなみにメルヴィルも付いて来てるからな?

アジン:あ、一緒にいたんや。

GM:うん、そら連れてってほしいからな。

シーマ(GM):「で、そちらが御領主様の娘さんかい?」

アジン:「えぇ、御紹介致します。こちら、御領主ナンプレー様の御息女であらせられる、メルヴィル様です」

シーマ(GM):「あんたは…堅いねぇ!」(笑)

GM:メルヴィルはちょこんと頭下げるわ。

シーマ(GM):「おぉおぉ、まぁゆっくりしてっておくれ」

アジン:あぁ、これまでもカウンターに座って適当に飲み物とか飲んでたことにしよか。

GM:はいはい。

シーマ(GM):「あ、それと…“迷いの森”に行くんだって?」

アジン:「はい」

シーマ(GM):「ん〜…あそこはねぇ…気をつけなよ?」

アジン:「それは、どのように気を付ければ…?」

シーマ(GM):「あー…まぁ、まんま、名前の通りだね。迷うらしいよ」

アジン:「迷う…」

シーマ(GM):「あぁ。ジャーベル・ウォーキーの森自体はそうでもないんだけど、この“迷いの森”と呼ばれる場所の近辺だけは…迷ってしまうらしい。迂闊に足を踏み入れて戻ってくれなくなった人も多数いるらしいよ」

アジン:「なんと、そうでしたか…準備をしっかりしていかなくては…」

シーマ(GM):「…しかし、何だってそんな所に行くんだい?」

アジン:…メルヴィルを見る。

GM:黙ってるわ。

アジン:黙ってますか…。

GM:うん。「えー、ちょっと…」みたいな感じになってる。

アジン:「…構いません。目的地まで、メルヴィル様を無事にお送りすることは自分達の仕事ですので」

シーマ(GM):「ん〜、そうかい…。ま、でもあそこはあまりいい噂も聞かないし、あまり他言しない方がいいかもねぇ」

アジン:「そうでしたか…御忠告痛み入ります」

GM:…あ、メルヴィル、一応変装してるから。

アジン:あれ、一応隠すんや。てっきり魚の店主に「おぅ、メルヴィルちゃん。いい魚入ってるよー!」とか声かけられるくらいやと思ってた。(笑)

GM:そこはまぁ一応、領主の娘やから。(笑)「え、私、メルヴィルじゃないですよー?」くらいにしてる。見た目的にはバレバレやねんけど。(笑)

アジン:じゃ、ここは変装としてシルヴィアと名乗るといいかと…。(笑)

GM:その一族には含まれてませんよー?(笑)…あぁ、でも偽名としてはいいか、シルヴィア名乗るわ。

アジン:じゃ、ついでに銀髪のカツラでもかぶろうか。(笑)まぁ、元々シルヴィアって女性名やしな。

GM:そうやな。…まぁ、情報って言ってもこんなもんかなぁ。とにかく迷うらしい。

アジン:なるほど。

GM:あと、危険な魔物もよく出るから気を付けて、ってさ。

アジン:了解しました。

GM:ん。

アジン:んー…まぁ、あとは小物買い足して、準備は他にできることないかなぁ。領主様の家に行ったのは午前中?

GM:そうやな、朝一で行ったんちゃう?

アジン:じゃ、そっから情報収集と色々と買い物して…。

GM:出発は次の日の朝とかでいいんちゃう?

アジン:だな。じゃ、この日はこれで終わろうか。



2:“迷いの森”


シーマ(GM):「じゃ、気を付けて行ってくるんだよー!」

アジン:「はっ、行って参ります!」

GM:じゃ、2日間、道中特に危険もなく…危険は森の中にあるからな。

アジン:そだな、保存食が2つ減っただけで…。

GM:あぁ、そうやった、こっちの2人も減らさな…。

アジン:メルヴィルの保存食はどうしたらいい?自分の分は持ってる?

GM:あ……うん、そうやな、自分の分は持ってることにしよか。さすがに、な。

アジン:あぁ、そこは頼むわ。

メルヴィル(GM):「これが冒険者の御飯なんですねー…」

GM:とか言いながら食べてるわ。

アジン:「多少、火を通すと美味しくなりますよ?」

メルヴィル(GM):「ん…かたーい!」

アジン:「それで顎が強くなります」(笑)

GM:鍛えてどうするんですか。(笑)

アジン:しかし…これはやっぱあれか。道中、川とかで水浴びしてる所を「体が勝手に…」ってした方がいいんかなぁ?(笑)

GM:それしたら、ラクレットとヴァシュランに叩かれる。(笑)

アジン:ていうか、そこにチェルシーも蹴ってくる。(笑)

GM:3:1やん。……なんというハーレム!?(笑)

アジン:え、そういうお話なんですよね?(笑)

GM:なんてこった…そんなハーレムな話やったとは…。

アジン:堅い人間に見えて、実は軟派な性格やねん。(笑)

GM:それはな?ムッツリっていうねん。(笑)

アジン:言うてもまだキャラが固まってないからなぁ。(笑)

GM:それはおいおい、やな。(笑)


◆“迷いの森”@(4人PT+1人)

GM:ま、そんなこんなで森の入口に到着しました。

アジン:「やぁ、これが“迷いの森”かぁ…」

GM:はい、“迷いの森”です。

アジン:「では、ここからは慎重に進むとしましょう」…森の入口付近の木に、目印としてロープを一本巻いておこう。

GM:はいはい。では、ザッザッザッと入っていきました。木は生い茂ってるけど、一応道らしい道はあんねん。

アジン:あ、道はあるのか。

GM:うん。で、その道はとりあえず真っ直ぐ進んでいます。

アジン:っと、マッピングしやんとな…。




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 “迷いの森”  

S:入口



GM:さ、どうする?

アジン:…へ?一本道なんやろ?

GM:うん、だから…進むか、帰るか。

アジン:ここで帰ったら何しに来てん、俺ら!進むよ!(笑)

GM:はいはい、じゃあそのまま10分くらい進んでいきますと…ランダム・エンカウントにしよか。(トランプを準備する)クローバーが出たら敵、ハートは人、それ以外は特になし。

アジン:スペードとダイヤは何もなしね、はいはい。

GM:じゃ、1枚どうぞ。

アジン:(ぺらり)ハート、こんな所に人が!(笑)

GM:いきなりかい!(笑)

アジン:1/4やねんけどなぁ。(笑)

GM:……やっぱ面倒くさいからナシ!はい、特に何もありませんでした!

アジン:何のためのトランプやねん。(笑)

GM:これはまた後で使う。(笑)えーっと…十字路の形で道がありますね。

アジン:十字路か…。




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|      |S      |
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 “迷いの森”  

S:入口



GM:東西南北、今来た方向が南な。どっち進む?

アジン:…こういう時はな?先人達の生み出した『左手の法則』を使うねん。ってことで、左。

GM:では左に行きました。ザッザッザッ…。そしたらまた10分くらい進みますと、謎の石柱がありました。

アジン:謎の石柱?

GM:うん、石の柱。近づく?

アジン:一応慎重に近づく。

GM:はい、ではその石柱に近づくと…これは「知識」判定やな。「セージ」か、無ければ平目。目標値は11でいいや。

チェルシー:では、コレがお調べ致します。「セージ」で(コロコロ)達成値11でございます。

ラクレット:ワシもやってみよう。(コロコロ)平目で10か。

アジン:自分もやっておこう…(コロコロ)お、平目で11いったぞ。

ヴァシュラン:私も「セージ」でねぇ…(コロコロ)あぁ!出目1、2て!知識の要役、失敗。(笑)「私、アレ分かんない!見たことない!」

アジン:「自分はなんとなく分かるぞ」

チェルシー:「コレも理解しました」

GM:…ややこしいな、一人称“コレ”!(笑)えーっと見てみたら…シルフの絵が描いてありますね。「これって、噂に聞くシルフちゃうん」と思った。

アジン:噂も何も、自分は「フェアリーテイマー」だ。(笑)

GM:あぁ、じゃあ一発で分かってたわ。(笑)

アジン:「なんだ、これはシルフじゃないか」

GM:うん…あ、絵が描いてあるんじゃなくて、レリーフが彫ってあんねん。で、一か所だけピカピカと光ってる。

アジン:「これは…?」触れる。

GM:早いな、決断!(笑)あ、ちなみに光ってるのは『シルフの足元』やと思って。

アジン:足元?はいはい。




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 “迷いの森”  

S:入口

☆:石柱『シルフの足元』



GM:…で、触るん?誰が?

アジン:え、自分が。

GM:はい…では、アジンの姿が一瞬にして、他の4人の前から消えました。(笑)

アジン:…………不用意にも程があるだろ、俺!!

GM:まったくやで。(笑)シュン!

チェルシー:「あ、アジン様?アジン様?!」

ラクレット:「えぇい、あのバカもんが!!」

GM:ちょっとメルヴィルもビビってるわ。

メルヴィル(GM):「あ、あれ?消えちゃいましたよ、あの人?!」

GM:どうする?3人+1人だけ残ったけど。

アジン:…じゃ、今からメインをチェルシーに切り替える。

GM:さようなら、アジン!(笑)

チェルシー:「こ、こうしてはいられません!いち早くアジン様をお捜ししなくては!…まさか今、この瞬間に素粒子に分解されたわけではないハズですし!」

GM:それ凄いデス・トラップやな!抵抗失敗で即死や。(笑)

チェルシー:瞬間で粉に…。(笑)ここは、他に道は続いていますか?

GM:えっとな…北側に一本だけ伸びてる。

チェルシー:…来た道に戻りましょう。

GM:まぁ冷静な判断やな。(笑)


◆“迷いの森”A(アジン)

GM:さて、一方…アジン君よ。

アジン:はい?

GM:何か全然分からん所にいるなぁ。

アジン:「んっ……ここは…どこだ?」

GM:とりあえず、またレリーフの彫られた石柱が背中側にあるのは分かる。

アジン:石柱…見てみる。あと、道はどう広がってる?

GM:道は北と西に続いてる。

アジン:北と西……ふむ、その石柱にあるレリーフは、シルフ?

GM:うん、シルフ。たださっきと違うのは、今度は『シルフの羽』が光ってる。

アジン:…っと、こっちはこっちでマップ書かなアカンのか…。

GM:うん、何せ“迷いの森”やからな。




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 “迷いの森”アジンVer.  

★:石柱『シルフの羽』



アジン:なるほどね…まぁ、道があるなら進むしかない。とりあえず西に進んでみる。

GM:はいはい。…管理してるこっちがややこしいなぁ…何で別れてんねん…。

アジン:こんな仕掛け作るからだ。(笑)

GM:まぁそうやけども…。(笑)


◆“迷いの森”B(3人PT+1人)

GM:じゃあ話を戻して3人組+1人。

チェルシー:はい。

GM:元来た道を戻る…とこで、一回エンカウントしよか。

チェルシー:トランプやね…(ぺらり)…あ。

GM:クローバーは、敵が現れた!

チェルシー:「くっ…早くアジン様をお捜ししなくてはいけないのに…!」

GM:えっと…「危険感知」判定しよか。「レンジャー」か「スカウトで」。

チェルシー:コレは「レンジャー」技能を持っています。

ヴァシュラン:私は種族特徴の[第六感]でできるんです!

GM:目標値は10です。

チェルシー:(コロコロ)あ、達成値8…早く捜そうと気が散ってました!

GM:あらら。(笑)

ラクレット:一応平目で(コロコロ)失敗か…。

ヴァシュラン:2dで6以上(コロコロ)出た!「皆、危ないです!」

チェルシー:「……え?!」

ヴァシュラン:「アレを見て!!」

チェルシー:「あ、アレは…!!」……何でした?

GM:それは「魔物知識」判定や。(笑)

ラクレット:平目で…(コロコロ)あかん、失敗。

チェルシー:「セージ」で…(コロコロ)た、達成値9…。(汗)

GM:知名度7やから、名前だけ知ってた。

ヴァシュラン:(コロコロ)ん、名前は分かった!「あれはニードル・アーチャーです!」

チェルシー:「そういえば、聞いたことがあります…!」

GM:えっと…『<ニードル・アーチャー>:矢のような棘の生えたツルを、地面すれすれに這い巡らせた植物。枯葉や土などで姿は隠されている。標的がつるの範囲に入ると、足元から棘を飛ばして攻撃する』…というのが2体います。

チェルシー:2体ですか……あ、「スカウト」がいない…。

GM:先制値どないすんねーん!(笑)

チェルシー:平目しかないです。(笑)

GM:分断に弱いな、このパーティ…。(笑)


≪戦闘:ニードル・アーチャー×2≫

GM:まぁまずは先制値を…全員平目か。(苦笑)

ラクレット:平目で…(コロコロ)9。

ヴァシュラン:(コロコロ)4て…。

チェルシー:(コロコロ)6ですねー…。

GM:ニードル・アーチャーは…7!ラクレットが先制取ったな。

チェルシー:助かりました!


<1ターン目>

GM:さて、プレイヤー側からやけど…なにする?

チェルシー:初戦闘…。後ろから撃つことしかできません。

GM:あぁ、じゃあまずラクレットが突っ込むわ。

ラクレット:「皆、援護を!」

チェルシー:「了解致しました!」

ラクレット:じゃ、まずは……Aに《全力攻撃》!(コロコロ)達成値15で当たってる!ダメージが15点じゃな、回避−2になるけど。

GM:……自分一人で管理するこの空しさ…。(汗)

チェルシー:ま、GMの宿命ということで。(笑)

GM:宿命か…。じゃ、次に何かする?援護魔法はいる?

チェルシー:こちらも後衛だから、援護はいいかな?

GM:そっか。じゃあこっちも攻撃にしようかな………うわ、【エネルギーボルト】ってMP5点も使うんか…コストパフォーマンス悪いな、ソーサラー…。

チェルシー:乱発防止策、とか?

GM:かなぁ?ん〜……このシナリオもまだまだこの先長いのに、こんな所でMP使ってもなぁ…。

チェルシー:本音漏れてますよー。(笑)

GM:ん〜〜〜……しゃーない、【エネルギーボルト】撃つわ。あんまランダムエンカウントで敵引かんといてや?MP無くなっちゃうから。

チェルシー:1/4で出てきます。(笑)

ヴァシュラン:それもそっか。(笑)じゃあ…ニードルAに【エネルギーボルト】!(コロコロ)達成値17。アーチャーの抵抗値は超えれたから…ダメージが10点の防護点無視!

チェルシー:まだ生きてる?

GM:うん、3点残った。

チェルシー:ち、中途半端…。(汗)では、そのままロングバレルでAを狙います。照準合わせ…(コロコロ)達成値16です。

GM:こっちは回避値9やから、当たり。

チェルシー:ではダメージが…10点の防護点無視です。

GM:あ、そうか。銃は防護点無視やったな。はい、A死んだ。

チェルシー:あと1体…。

GM:じゃ、後攻…《軽い針》で攻撃、命中値は11。対象はツルの範囲やから…全員やな。

チェルシー:回避は平目なんですよねー…(コロコロ)10でした、当たった。

ラクレット:ワシは(コロコロ)16で避けれた。

ヴァシュラン:しかしヴァシュランは…(コロコロ)6で当たったです。

GM:ダメージが…6ゾロ!?12点ずつやな。

チェルシー:結構痛いんですけど…?!

ヴァシュラン:ヴァシュランもHP半減です…!

チェルシー:このシリーズ始まって最初の戦闘でいきなりピンチです。あと主人公がいません。(笑)

GM:ほんまやわ。(笑)


<2ターン目>

GM:じゃ、2ラウンド目の表。

ラクレット:このターンで落とす!《全力攻撃》で(コロコロ)達成値12は…当たってる。ダメージが19点!

チェルシー:続いていきます。《クリティカル・バレット》装填、シュート…(コロコロ)達成値11。

GM:あぁ、当たってるよ。

チェルシー:ヒット。ダメージは11点の防護点無視です。

GM:…HP7点残ってるんか…。

ヴァシュラン:こんな雑魚敵に【エネルギーボルト】撃ち続けてたら持たない…けど、撃つわ。(コロコロ)あ、無駄に達成値で6ゾロ!ダメージが…11点…ぴったり倒した!

チェルシー:戦闘モード、解除…。

≪戦闘終了≫


GM:はい、2体倒しました。えーっと…それで、元来た道を戻ったけど、どうする?

チェルシー:十字路にまで戻ってきましたね?

GM:そうそう、今は十字路のど真ん中。

チェルシー:では、東に進みます。

GM:はい、では…丁度良かったわ。

チェルシー:??

??(GM):「あれ?お前達!」

GM:みたいな感じで………。

アジン:……あ、今の俺?

GM:うん、合流した。(笑)

アジン:もう合流できたか!(笑)

GM:早かったな。(笑)


◆“迷いの森”C(4人PT+1人)

チェルシー:「アジン様、よくぞご無事で!」飛びつきます。

ラクレット:「おや、意外と早かったのぉ」

アジン:「あぁ、どうやら少し飛ばされたようだが…まぁ、すぐに合流できて良かった…ん?皆、少し傷ついてるじゃないか!!」

ラクレット:「まったく、肝心な時におらんのじゃから…。まぁ、良く分からんものには迂闊に手を触れんことじゃな」

アジン:「そうだな…いや、だがこれで少し分かったぞ。この石柱にあるレリーフ…恐らく、同じ精霊同士の間でワープする仕掛けのようだ」

ラクレット:「ふむ…それが分かっただけでも上々…。では、今度からヌシのことを『特攻隊長』と名付けよう」

アジン:「…隊長ならば、問題はない!」

GM:そこ?!(笑)

アジン:そこさえ押さえててもらえれば…。(笑)しかし、早い合流やったな?

GM:ま、ここはまだ出だしのとこやしな。

アジン:そっか。じゃ、十字路に戻って北に進もう。

ヴァシュラン:そ、その前に…この『魔香草』を使ってMPの回復を…嗅がせてください…。

アジン:あぁ、じゃあ合流して10分間の休憩にしよう。

チェルシー:では、コレが調合致します…MP5点回復です。

ヴァシュラン:あ、『ポーション』もお願いします。HP半減してた。

チェルシー:はい、お任せを…7点回復です。

ヴァシュラン:ありがとー♪

GM:……じゃ、話戻すけど…合流した地点にも石柱があります。

アジン:おぉ?どこが光ってる?

GM:あ、えっとな、今度はちょっと違って……『フェアリーテイマー』おるから分かっていいや、ノームの絵が描かれてる。

アジン:「これは…ノーム?」

GM:うん、『ノームの靴』が光ってる。

アジン:靴、か……では。(速攻で触れようとする)

GM:え、ちょ、マジで?(汗)

アジン:全員で手繋いでいったらいいんじゃない?(笑)

GM:飛んだ先が地獄の大釜やったらどないすんねーん。(笑)

アジン:その時は……ラクレットだけ助かる。(笑)

GM:え、あ、そうか、[火炎耐性]か。(笑)

アジン:じゃ、ちょっと飛ぶのは待って…ここは一回MAPを埋めよう。

GM:そやな。えっと…今、西と東から来て合流したとして…あとは北にも進める。

アジン:あとは北か…どう進もうか…。

GM:あんまり無駄に動くと、また敵出てくるで。何せ1/4やからな。




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 “迷いの森”  

S:入口

☆:石柱『シルフの足元』

★:石柱『シルフの羽』

□:石柱『ノームの靴』



アジン:…一旦西に戻ろう。

GM:え、元の十字路に?エンカウント発生するで?こっちのキャラ、どっちかでも死んだら責任取ってや?(汗)

アジン:大丈夫、お金溜まったら復活させたるから。

GM:穢れいらなーい!(汗)

アジン:ま、でも戻って、元の位置から順に埋めていこう。

GM:まぁ、それならそれでいいけど…じゃ、めくって。

アジン:(ぺらり)ダイヤ。

GM:ん、何もなし。

アジン:はいよ。じゃ、改めて北へ行こう。

GM:北へしばらく進むと…また十字路に出るな。東西南北。

アジン:東西南北……よし、西に行く。

GM:西?はいはい、そっちに行くと…ここはエンカウントいいや…そこにはまた石柱があります。見る?

アジン:そりゃね。

GM:そか。見ると…ウンディーネっぽいのが描かれてる。『ウンディーネの脚』が光ってますね。

アジン:なるほど……道は?

GM:北、東、南に続いてる。

アジン:ふんふん…ま、大体MAPの全貌は見えたな。

GM:まぁ、あんま複雑にしたら面倒臭いしな。




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 “迷いの森”  

S:入口

☆:石柱『シルフの足元』

★:石柱『シルフの羽』

□:石柱『ノームの靴』

◇:石柱『ウンディーネの脚』



アジン:……ロスかなぁ…でも一応確認したいな……。

GM:どこ行く?

アジン:…南下する。

GM:え、南?

アジン:うん、南に下る。

GM:はいはい、では南に行きました。ザッザッザッ…。

アジン:石柱出てくる?

GM:出てくる。

アジン:『シルフの足元』光ってる?

GM:光ってるな。

アジン:OK、念のためここが繋がってるか、確認したかった。

GM:ま、大事やわな。

アジン:そうそう。

GM:じゃ、お次は?

アジン:東に進む。

GM:じゃ、トランプめくってー。

アジン:(ぺらり)ハート。

GM:何もなし。

アジン:じゃ、続けてもう一回東へ。

GM:どうぞ。

アジン:(ぺらり)ダイヤで何もなし。これで『ノームの靴』が光った石柱まで来た?

GM:来ましたね。

アジン:ここで北に上ります。

GM:はい、めくってー。

アジン:(ぺらり)うぃ、ダイヤで何もなし。

GM:十字路やね、東西南北。石柱はなし。

アジン:無いか。じゃ、東に行く。

GM:はい、東に行きました。ここは引かんでいいよ。そこに行くと…また石柱があるなぁ。『サラマンダーの尻尾』が光ってる。




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 “迷いの森”  

S:入口

☆:石柱『シルフの足元』

★:石柱『シルフの羽』

□:石柱『ノームの靴』

◇:石柱『ウンディーネの脚』

○:石柱『サラマンダーの尻尾』



アジン:じゃ、北に進むか。

GM:1枚めくって〜。

アジン:(ぺらり)スペード。

GM:何もない。そこに進むと、十字路になった。

アジン:………え?十字路?

GM:うん、東西南北。

アジン:……ここは…西に行く。

GM:じゃ、1枚めくってー。

アジン:(ぺらり)ハート。

GM:はい、何もなし。そこも十字路やな。




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 “迷いの森”  

S:入口

☆:石柱『シルフの足元』

★:石柱『シルフの羽』

□:石柱『ノームの靴』

◇:石柱『ウンディーネの脚』

○:石柱『サラマンダーの尻尾』




◆“迷いの森”D(4人PT+1人)

アジン:次は……西。

GM:1マスずつ埋めてくなぁ〜!(笑)はい、めくってー。

アジン:(ぺらり)あ、クローバー出た。

GM:敵やな、まぁ1/4やしなぁ。

アジン:今回は自分もいるから大丈夫だ!

GM:どうかなー……じゃあ、でっかいナメクジが現れた!

アジン:でっかいナメクジ…キモイ…。(汗)

GM:全長2m!

アジン:デカすぎるわ!(汗)

GM:ま、まずは「セージ」判定どうぞー。

ラクレット:こっちは平目で(コロコロ)あら、8か。

アジン:自分も平目で(コロコロ)9かぁ。

GM:知名度は8やから名前は分かるよ。

チェルシー:コレも「セージ」で(コロコロ)あぅ、9でした…。

ヴァシュラン:(コロコロ)「セージ」で12いった、弱点抜いた!「あれは<ジャイアント・スラッグ>です!弱点は魔法+2点のHP45点ですねー」

アジン:…溶解液で都合良く服だけ溶かす技とかは?(笑)

GM:残念ながら無いですねー。(笑)ま、特殊能力もないから、単純な体力馬鹿やな。

アジン:ん、了解。


≪戦闘:ジャイアント・スラッグ≫

GM:まずは先制値やな。

アジン:自分に任せろ!これでも一応「スカウト」だ!(コロコロ)先制値10だ!

GM:ちなみにこっち、3です。(笑)

アジン:平目でも余裕の数字だった?!(笑)

GM:「スカウト」の見せ場なかったな。(笑)ま、プレイヤー側からですね。


<1ターン目>

アジン:では…確実に当てるためにも《牽制攻撃》を使って殴ろう。

GM:…上泉信綱?

アジン:剣聖ではない!そんな技あったらむしろ使いたい!(笑)

GM:恰好良すぎやな、《剣聖攻撃》。(笑)

アジン:ほんまや。(笑)ま、これで殴りますわ。(コロコロ)達成値16。

GM:…回避力8ですね。

アジン:あら、1ゾロ以外で当たりか。技いらんだな…先に《追加攻撃》の2発目いくぞ。「ヴォーク流拳術!破ぁ!」(コロコロ)達成値15。

GM:はい、当たりですね。

アジン:一回目9点、二回目は8点…あら、こんなもんか。

GM:意外に低いな。じゃ、ラクレットいくわ。

ラクレット:《全力攻撃》を宣言しまして(コロコロ)達成値18、ダメージが18点!

アジン:ダメージ高いなぁ〜。

GM:次どうする?こっち、できれば魔法撃ちたくないんですけど…。

チェルシー:コレが撃ちます。《ソリッド・バレット》装填…シュート!(コロコロ)達成値12でヒット。ダメージが11点の防護点無視です。

GM:はいはい、残りHP5点やな。で、悪いけどヴァシュランは待機させてもらうで?

アジン:構わんよ。温存してくれ。

GM:では、後攻。前衛は2人か…(いっコロ)アジンやな。

アジン:よし、こい!

GM:のぺ〜…と攻撃。命中値は11。

アジン:(コロコロ)ここで出るか6ゾロ!避けた。

GM:はい、こっち終わり。


<2ターン目>

アジン:じゃ、殴る!破ぁ!(コロコロ)達成値が一回目11、二回目が17。ダメージが11点、13点。

GM:はい、グチャッ!

アジン:……うわぁ…手がネバ〜っと…。(汗)

GM:うん、ヌチャ〜ってした。(笑)

≪戦闘終了≫


GM:ヴァシュランが手見て引いてるわ。

ヴァシュラン:「その手で…触らないでね〜?」

アジン:「何言ってるんだ、今からが本番じゃないか……剥ぎ取るぞ!」

GM:そうやった!(笑)

ヴァシュラン:「じゃ、やってね〜。隊長かっこいいー」(棒読み)

アジン:「はっはっはっ、任せろ!」…グッチュグッチュグッチュ…。

GM:うわぁ…。(笑)はい、2Dどうぞ。

アジン:(コロコロ)あら、5か。

GM:じゃ、何もなかったわ。まぁ、コイツから剥いでも最高20Gやったけど。

アジン:何だ。「何もなかったぞ!」ネバァ〜…!

GM:うわぁ、マジでエンガチョや。(笑)

アジン:塩かけて手のやつ落とそ…。


◆“迷いの森”E(4人PT+1人)

GM:えっと…今は十字路の所ですね。

アジン:道は東西南北…西行く!

GM:はい、1枚めくって。

アジン:(ぺらり)スペード。

GM:じゃ、何もなし。

アジン:石柱も?

GM:ない。道は…もう分かってると思うけど、北南東な。

アジン:じゃ、北。ジグザグにMAP埋める。

GM:はいはい、ザッザッザッ…。しばらく行くと石柱がある。

アジン:突き当り?

GM:御明察、道は南と東だけやな。石柱は『サラマンダーの頭』が光ってるわ。




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 “迷いの森”  

S:入口

☆:石柱『シルフの足元』

★:石柱『シルフの羽』

□:石柱『ノームの靴』

◇:石柱『ウンディーネの脚』

○:石柱『サラマンダーの尻尾』

●:石柱『サラマンダーの頭』



アジン:なるほど………。「皆、ちょっとこの光ってる所を触ってみないか?」

ラクレット:「何かあった場合…責任は、取ってくれるんじゃろうの?」

アジン:「…………任せろ!俺を信じろ!!」

ラクレット:「ならば、ヌシから行け」どーん!

アジン:「ぬあぁ!」…ぴっ。(笑)

GM:シュン!と消えた。(笑)さ、お次は?

チェルシー:「こ、コレが行きます!!」

ラクレット:「まったく、しゃーないのぉ…」

チェルシー:「メルヴィル様も、御一緒に…」

GM:あ、お嬢様の存在、ずっと忘れてた。(笑)じゃ、皆で一斉に飛びました。

アジン:良かった、来てくれた。(笑)

GM:じゃ、皆で飛びました。もう分かってると思うけど『サラマンダーの尾』が光る石柱に飛びました。

アジン:「やはり、そういうことか……。つまり、まだどこかに『ウンディーネ』と『ノーム』の片割れがあるはずだ……北を責めるぞ!」

GM:あ、北上する?

アジン:うん、北に進む。

GM:じゃ、1枚めくって。

アジン:(ぺらり)ハートで何もなし。ここは十字路やったな?

GM:うん、十字路。

アジン:そこは、もういっちょ北へ。これで突き当りやな。

GM:はい、御明察。そこに行くと『ウンディーネの髪』が光った石柱があった。

アジン:なるほどね。あとは『ノーム』か…西か南やな?

GM:その通り。

アジン:西に行くぞ。

GM:はいはい…西に行くと、綺麗な泉が湧いています。飲めそうではある。

アジン:飲めそう………一応、調べるか。こういうとこだけ慎重に動く。(笑)

GM:ほんまやな。水質検査はするて。(笑)

アジン:こう試験管に少し入れて、リトマス紙とか入れて…。(笑)

GM:問題はなさそうです。(笑)

アジン:…じゃ、飲むか。「皆も飲んでみよう。これは非常に美味いぞ」

GM:飲む?じゃあHPもMPも1D6回復していいよ。

アジン:アジンはどっちも無傷ですけどね。(笑)

GM:どういうこっちゃ。(笑)

チェルシー:コレは傷ついていますので…HP4点回復、MPも4点回復。「とても癒されました…」

GM:ラクレットとヴァシュランも回復しておくわ。MAP埋まった?

アジン:あとちょっとやな。

GM:まぁ、大体は想像つくと思うけど。(笑)

アジン:まぁな。(笑)西に行く。

GM:はい、西に行くと石柱がある。

アジン:ん、ノームやな。

GM:何故バレた!(笑)

アジン:ここにきて違うの来たら焦るわ。(笑)

GM:まさかの新種。(笑)ここは『ノームの髭』が光ったのがあるわ。

アジン:なるほど…これで埋まったな。




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 “迷いの森”  

S:入口

☆:石柱『シルフの足元』

★:石柱『シルフの羽』

□:石柱『ノームの靴』

■:石柱『ノームの髭』

◇:石柱『ウンディーネの脚』

◆:石柱『ウンディーネの髪』

○:石柱『サラマンダーの尻尾』

●:石柱『サラマンダーの頭』

※:回復の泉



アジン:よし、じゃあ西に行くかな。

GM:はいは……え、西?

アジン:うん、これで『サラマンダーの頭』に来たな?

GM:うん、そうやけど…。

アジン:「よし、皆でこれに触るんだ。ショートカットだ!」

GM:有効活用された!!(爆笑)

アジン:シュピーン!(笑)『サラマンダーの尾』に飛んだから、一つ北上して東に曲がるんだ!(笑)

GM:はい、御明察〜。(笑)ただ、ここで1枚引いてください。

アジン:はいよ。(ぺらり)スペード。

GM:何もなかったか。じゃ、東方向に進んでいきましょか。



3:森の奥の戦い


GM:はい、では東方向に進んでいくと…しばらくしたら開けた場所に出た。そこには可愛らしい小屋がある。誰かが住んでるっぽいな。




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 “迷いの森”  

S:入口

☆:石柱『シルフの足元』

★:石柱『シルフの羽』

□:石柱『ノームの靴』

■:石柱『ノームの髭』

◇:石柱『ウンディーネの脚』

◆:石柱『ウンディーネの髪』

○:石柱『サラマンダーの尻尾』

●:石柱『サラマンダーの頭』

※:回復の泉

▲■:小屋



アジン:小屋?

GM:うん、小屋。ただ、その周りを蛮族数体が取り囲んでんねん。

アジン:「なっ…アレは?!」

GM:知りたければ「魔物知識」判定どうぞ。全部で4体いる、AとBとCは一緒で、後はD…計2種やな。A〜Cは見た目鬼っぽい…そのままやけど。Dは髪がウネウネしてる。

チェルシー:「セージ」を(コロコロ)どちらも達成値10です。

GM:ん、どっちも知名度だけ抜けた。A〜Cは『ボガード』、Dは『メデューサ』ですね。

チェルシー:「あれはボガードとメデューサです!」

GM:一応こっちも…。

ヴァシュラン:(コロコロ)14と17で、どっちも弱点まで抜けた!どっちも『物理ダメージ+2』らしい。分かりやすいな。

アジン:確かに。

GM:一応簡単に説明しとこか。『<ボガード>:やや細身で引き締まった体つきの、人間大の魔物です。好戦的で残忍な性格です』。

アジン:まぁポピュラーな奴やな。

GM:そうやな。次は、『<メデューサ>:人間の女性に似た外見をしていますが、その髪は無数の細い蛇でできています。この蛇は毒を持っていますし、メデューサ自身の目を見た者も体が少しずつ石化していきます。』……具体的に言うと、このメデューサを見た者は毎手番終了時に「精神抵抗」をします。失敗したら「敏捷度」か「器用度」のいずれかをランダムに−6します…。

GM&アジン:−6ぅ?!でかっ!!(汗)

GM:2、3回くらったら終わりやん…。

アジン:え、それって重複するん?(汗)

GM:あ、そうか…それはなしかなぁ…まぁ、そういう強い奴が出てきました。

アジン:「皆!何はともあれまずは奴を落とすんだ!危なすぎる!」(笑)

GM:じゃ、いきますかー!


≪戦闘:メデューサ+ボガード×3≫

GM:今回はボスやから、判定はダイス振るわ。

チェルシー:「あ…存在を忘れかけていましたがメルヴィル様!下がってください!あと、絶対にこちらを向いてはいけません!」

メルヴィル(GM):「え?何?何やってるの〜?」

チェルシー:「…まだ貴方様には早うございます…」

GM:こう…手で顔隠しながら…指の隙間から見る…。(笑)

アジン:あかん、石になるから。(笑)

GM:ん〜…メデューサは後ろに下がって、ボガード3体が前に立つわ。

アジン:はいよ。速攻で数を減らさんとなぁ。

GM:ま、まぁまずはちょっと話そうや。(笑)

アジン:あぁ、それもそうか。(笑)

GM:誰か『汎用蛮族語』分かる?

チェルシー:コレは分かります。

ヴァシュラン:私も分かるよ〜。

GM:2人分かるか…。

メデューサ(GM):「むむっ、お前達…何をしに来た?」

チェルシー:「『貴方方は此処まで何をされにいらっしゃったのですか?』と仰っております」

GM:えらい丁寧な言葉で訳されてる!?(笑)

アジン:直訳しかできんから。(笑)

メデューサ(GM):「まさか…お前達も“アレ”を狙っているのか?!」

チェルシー:「『貴方方も“アレ”を狙っていらっしゃるのですか?』」

メデューサ(GM):「“アレ”は我々のものだ!」

チェルシー:「『“アレ”は私達のものです』」

メデューサ(GM):「邪魔をするというのなら…死んでもらう!!」

チェルシー:「『邪魔をしないで下さい。死んで下さい』」

アジン:……こうやって聞いたら、急から急な話やな。(笑)

GM:まぁ、そういうもんや。(笑)で?

アジン:「残念ながら、そういうわけにはいかないなぁ!」

メルヴィル(GM):「私も…そこに用があるのです!」

GM:OK、戦闘いこか。まずはイニシアティブや。

アジン:「推し通る!邪魔するなぁ!」イニシアティブ…「スカウト」だな。(コロコロ)達成値13!

GM:こっちは…メデューサが先制値13やから、同値でプレイヤー優先やな。

アジン:おっし!

GM:ちなみに…(コロコロ)ラクレットは3、ヴァシュラン5や。

チェルシー:(コロコロ)コレは6でした。


<1ターン目>

GM:あ、メデューサは<剣のかけら>入ってますよー。

アジン:まぁボスやしな。

ラクレット:まず1ターン目は状況を整えようか…。補助魔法はいるかの?

アジン:そうだなぁ…ダメージを上げる方法は?

ヴァシュラン:じゃ、【エンチャント・ウェポン】2倍で(コロコロ)成功。アジンとラクレットに18ターンの間、ダメージ+1な。

アジン:ありがと。では自分からいこう、まずは数を減らす。ボガードAに接敵して殴る!

GM:はいはい、こっちの回避値は11。

アジン:(コロコロ)一回目は12で成功、二回目は16で当たり!ダメージは弱点とエンチャント含めて…一回目が12点、二回目が14点!

GM:うぉ、一気に減った!?

チェルシー:Aはコレが銃で仕留めます。次へ行ってください。

ラクレット:了解じゃ!Bへ《全力攻撃》!

アジン:…ていうか、《牽制攻撃》取るんじゃなかった…ギリギリまで悩んだんやけどな…。

GM:まぁ、また調整しよか。

アジン:頼むわ…。

ラクレット:で、攻撃か…(コロコロ)達成値13で当たりの…ダメージが19点!

アジン:ダメージでかいねぇ…。

ラクレット:…あ、あと補助動作で唱えられる魔法も唱える!これもグレンダール様のおかげ……あ、レベル足りない!ナシ!

アジン:何や。(笑)

ラクレット:これ使ったらダメージ上げれるんやけどな…。

アジン:レベルアップ後に期待やな。(笑)

チェルシー:では…Aに《ソリッド・バレット》を(コロコロ)達成値14でヒット。ダメージは防護点無視で11点です。

GM:はい、A死んだー。あと3体くらいいてもよかったかな?

アジン:いやいやいや、エリア抜けられて後衛殴られたら終わるから。(汗)

GM:あ、そっか。(笑)じゃ、後攻やな。ランダムで(コロコロ)Bがラクレット…Cがラクレット!

アジン:どっちもそっちいったか、《全力攻撃》後やのに…。

GM:あ、そうやん…ダイスに任せてんけどな。(苦笑)

ラクレット:回避−2されてるから…(コロコロ)あかん、ガシュッ!ガシュッ!と2回とも斬られた!

アジン:ラクレット…!

GM:ダメージは結構あるという…あ、こいつら《連続攻撃》あるんか!今のはBの2回の攻撃ってことで。

ラクレット:(コロコロ)Cの攻撃は一回目で避けた!

アジン:お、じゃあ二回目はないな。

GM:うん、Bからの2発分だけやな。ダメージが…一回目が10点、二回目が11点。

ラクレット:…3点、4点の7点通っただけか…まだまだ大丈夫やな。

アジン:堅いねぇ…。メデューサはどうする?

GM:ん、近づいてきて乱戦エリアに加わりました。これで終了。

アジン:…あれ?メデューサの「精神抵抗」ってどのタイミングやった?

GM:え……あ、各手番の終了時やった。忘れてたー。このターンだけまとめてやろか。ちなみに(コロコロ)うわ、ダイス悪ぅ!達成値9です。

アジン:9か。(コロコロ)達成値13で抵抗!

チェルシー:(コロコロ)コレは11で抵抗です。

ラクレット:(コロコロ)18で成功!

ヴァシュラン:1ゾロ以外で成功やけど…(コロコロ)1、2?!こんなんばっかりや、ヴァシュラン…まぁ10で成功です。

アジン:はいよ、案外うっかり屋なウサギさんや。(笑)


<2ターン目>

アジン:さて、こちらの手番か…。Bが死にかけで、Cが無傷やったな?

GM:うん、そうやな。

アジン:じゃ、Cに攻撃する。(コロコロ)達成値13と16で2回共当たり。ダメージは14点と15点。

GM:あ、Cそれで死んだ。弱い弱い。

ラクレット:じゃ、Bを普通に攻撃。《全力攻撃》はしない(コロコロ)達成値19で成功。…今回一回もファンブルしてない…。

アジン:そういやそうやな、珍しい。(笑)

ラクレット:ほんまに。(笑)えーっと、11点。

GM:これでボガードBも死んだ。残るはメデューサだけやな。

アジン:「さぁ、これで残ったのはお前だけだ!」

GM:続いてヴァシュランやけど…もう今更【プロテクション】とかいらんよな?

アジン:そうやな、攻撃してくれていいよ。あ、先に「精神抵抗」か。

GM:あぁ、そうやったな(コロコロ)ダイスで11出した、達成値15を抵抗してください。(笑)

アジン:高いわ!(汗)(コロコロ)そしてここで1ゾロじゃー!

GM:あれ〜?50点げっとー。(笑)

アジン:…いや!ここで<運命変転>使ってひっくり返す!自動成功や!「効くか、んなもん!」

GM:おぉ、偉いな。

ラクレット:(コロコロ)こっちは普通失敗やわ。石化…どうやったら治るんやろ…。

アジン:金の針とか…。

GM:そんなアイテムあったっけ?!(笑)とりあえず失敗したから「敏捷度」か「器用度」を下げるんやな…奇数で「敏捷度」、偶数で「器用度」にしよ…(いっコロ)偶数、「器用度」が−6になったんか…あと2回耐えれる!

アジン:命中値下がったのか…。

ラクレット:え……あ、そっか。下がるなぁ…ボーナスも1個減った。(汗)

ヴァシュラン:ん〜、じゃあ後衛か…。

アジン:「さぁ、残りはお前だけだぜ、蛇女…」

ヴァシュラン:ここは【リープスラッシュ】!MP7点消費して…(コロコロ)達成値が14。

GM:「精神抵抗」が…(コロコロ)達成値13、抵抗失敗。

ヴァシュラン:ダメージが…13点の素通り!ズシュッ!水で斬った!

GM:髪の蛇が2、3匹もってかれた!

アジン:2、3匹か!(笑)抵抗は?

ヴァシュラン:あ、そっか。(コロコロ)抵抗成功。

チェルシー:では最後にコレが…《クリティカル・バレット》使用(コロコロ)達成値13!

GM:(コロコロ)13で同値か…プレイヤー優先でいいや。

チェルシー:有難いですね…防護点無視で12点です。

GM:高いなぁ…。(コロコロ)達成値15で抵抗してください。

チェルシー:15はちょっと…(コロコロ)はい、ここで1ゾロです。チェルシー50点を得ましたー。

GM:ちょっと成長したな。(笑)「敏捷」か「器用」は?

チェルシー:(いっコロ)「敏捷度」が−6です…回避が−1されましたね。

GM:あー……基本、回避しやんやん。

チェルシー:後衛ですからね、あまり影響なし。(笑)

GM:そうやな。(笑)じゃ、2回目の裏…《同時攻撃》、髪の蛇が同じ乱戦エリアの全ての敵に攻撃できます…やって。それぞれに命中判定か…まずはアジンに(コロコロ)達成値12。

アジン:(コロコロ)13で避けた!

GM:じゃ、次はラクレット(コロコロ)達成値11。

ラクレット:(コロコロ)よし、避けた!


<3ターン目>

アジン:じゃ、3回表。

GM:うん、多分もう総攻撃で倒せると思う。

アジン:そうか………あ………。

GM:?どしたん?

アジン:自分の持つ力を忘れていた!【キャッツアイ】【マッスルベアー】使用!

2人:(爆笑)

GM:今更やなぁ!自分のキャラくらい把握しといてくれないかなぁ!(笑)

アジン:すまん、ちょっと久々で練技の存在忘れてた!(笑)

GM:さっきボガード1撃で殺せてたし!(笑)

アジン:ほんまやん。(笑)奥の手は最後まで取っておくものなのさ!

GM:本当に最後すぎるわ!(笑)

アジン:ま、とりあえずこれで攻撃だ。(コロコロ)達成値は15。

GM:(コロコロ)はい、当たった。

アジン:じゃ、二回目(コロコロ)達成値18。

GM:6ゾロじゃないと無理…(コロコロ)はい、当たった。

アジン:一発目のダメージが…6ゾロも出たし…回って…あ、また回った…。

GM:弱い敵には強くなる男!(笑)

アジン:じゃ、一発目が29点!

GM:…立ってるのが不思議なくらいや…残りHP1!

アジン:そこに2発目のダメージが…普通かな、17点。

GM:はい、落ちた!お釣りくるわ!

メデューサ(GM):「無念なりぃ〜!!」

アジン:「俺達の勝ちだ!!」

GM:急に強気になりやがって。(笑)

アジン:いやぁ、実は「精神抵抗」もしたし、ノーダメだし。ずっとテンションが超強気状態だった。(笑)

GM:そうか…もうレベルが+1でもよかったかもなぁ…。

≪戦闘終了≫


アジン:さて、剥ぐか…。

GM:あ、剥ぐ?一体につき10分やけど…あー、まぁいいか。

アジン:お嬢様?「御話があるなら剥ぎながら聞きます」(笑)

GM:いや、大丈夫やから。(笑)じゃ、振ってー。

アジン:まずはメデューサ(コロコロ)7。

GM:7はなし。全部やってー。

アジン:ボガードAは(コロコロ)5。

GM:『武器(30G)』。

アジン:Bは8、Cは3。

GM:Bは『意匠を凝らした武器(150G)』、Cは『武器(30G)』。

アジン:以上かな。これはパーティ財産やな。

GM:そうやな、魔香草分くらいかな。



4:領主の娘と森の魔女



◆森の小屋

GM:はい、では敵も倒し、剥ぎ取った後……小屋の扉がガチャッと開きます。出てきたのは…俺が女のNPCしか出しません……可愛らしい女の子。

アジン:え、女の子?

GM:うん。ただ、恰好は見たまんま、魔女っぽい恰好。黒い服に、黒い帽子に、箒持って……で、金髪にしよう。

アジン:金髪か。「あ、お騒がせしております」

魔女っ娘(GM):「…貴方達は…?」

アジン:「自分達はフェンデルに住んでおります、冒険者で…」

メルヴィル(GM):(遮って)「キャペル!キャペルじゃない!!」

アジン:「…は?きゃぺ…?」

GM:メルヴィルが飛び出してくるわ。

アジン:…あ、あぁ、その魔女の子の名前か。

GM:そうそう。

キャペル(GM):「あ、貴女は…メルヴィル…?」

メルヴィル(GM):「キャペル…!会いたかった!!」

GM:………恥ずかしい……。(汗)

アジン:頑張れ。(笑)「お二人はお知り合いだったのですか?」

メルヴィル(GM):「えぇ、実は……」

GM:こっからは回想シーンが、もわもわもわ〜っと…。

アジン:もわもわ〜…。

GM:簡単に言いますと…メルヴィルとこのキャペルは幼馴染といいますか…小さい頃からのお友達やってん。

アジン:うん、なるほど。

GM:でもキャペルは代々魔女…というか、森の中で暮らす一族の者でした。で、ここら一帯はあまり良くない場所だったので…まぁ、何で“迷いの森”と呼ばれてたかっていうと、このキャペルの一族が侵入者に入って欲しくないから作っててんけど…。とにかく!二人共、歳を取るにつれて疎遠になっていった…けど、メルヴィルはキャペルのことが忘れられず…また遊びたいなぁ、と思ってました。はい、回想終了。

アジン:「なるほど…そういうことでしたか…。しかし、あの森の仕掛けですが…正直、柱に触れさえしなければ4、5回の行動でここに着いてしまうんですが…」

GM:そうやねん!!いっそ見ただけで転送する仕掛けとかにすれば良かった…!

アジン:「そうですね、改良の余地が色々おありかと…」(笑)

GM:そうやな、間違いなくその通りやわ!(笑)まぁ、しゃーない。

アジン:むしろ、最後は近道に利用させて頂きました。(笑)

GM:うーん、「精神抵抗」に失敗したら…とかにすればよかったな…まぁ、いいや。続きな。

メルヴィル(GM):「キャペル、会いたかった!」

キャペル(アジン):「えぇ、私もよ…メルヴィル…」

GM:あー…ただキャペルは一歩引いた感じやけどな、メルヴィルは領主の娘やし。「私みたいな人間に会っていいのかなぁ?」って感じ。

アジン:そうか、キャペルはそういう感じか…。

GM:うん、だから「暗くなる前に、早く帰りなさい?」ってキャペルはメルヴィルに言ってる。でもメルヴィルがそこで、

メルヴィル(GM):「貴女にこれを返したかったの…」

GM:って言って、人形を渡すねん。こう…岩みたいに、がっしりした感じの…。

アジン:え、えらくゴツイ人形を貸し借りしてたんだな…。(汗)

キャペル(GM):「こ、これは!アイアン・ゴーレム!?」

アジン:ストーン・ゴーレムじゃなくて?!

キャペル(GM):「…の模型!!?」

アジン:「お、お嬢様!?そのような重い物をお荷物に入れてここまで?!」(笑)

GM:そうやねん。デッカイ荷物担いでるなーとは思っててんけどな。(笑)

メルヴィル(GM):「これが…私と貴女が、お友達の印…ずっと会いたかったんだよ?私達、友達だよねぇ?」

キャペル(アジン):「…でも、私なんかが、そんな…。貴方は領主様の娘…私はこの森の…」

メルヴィル(GM):「そんなの、関係ない!!」

キャペル(アジン):「そ、そんなの…?!」

GM:ま、こういう感じで打ち解けていくってことで。これ以上細かいのは恥ずかしくってやってられません。

アジン:ですね。(笑)

GM:で、メルヴィルが振り返って、

メルヴィル(GM):「ありがとうございました…これで、依頼は完了とさせて頂きます」

アジン:「…いいえ、まだ終わっておりません」

GM:何が?!(笑)

アジン:「貴方様を無事に御自宅に送り届けるまでが、我々の仕事です」

GM:あ、それは確かに。偉いな。

アジン:ここで置いて帰ったら、気まず過ぎるだろ…。

GM:そっか。(笑)じゃ、キャペルも連れて帰って、しばらく領主の家に泊まることにするわ。

アジン:…あ、連れて帰るんや。じゃ、荷造り手伝いますよ。(笑)

GM:そうやな、そういうのもしつつ……あれ、何も思わんかった?

アジン:へ?何が?

GM:あー…じゃあ、こっちから言おか。

ラクレット:「ところで、この蛮族達は何じゃ?」

アジン:……あ、そか。

GM:普通にスルーされそうになってた。(笑)

アジン:うん、完全に野良蛮族として、終わったものとして見てた。(笑)

GM:野良蛮族て。(笑)

ラクレット:「何か探し物をしているようじゃったが…?」

GM:それを聞いたキャペルの表情がちょっと曇って…。

キャペル(GM):「うーん…実は、この蛮族達は…私の一族に伝わる宝物を狙って来たんです」

アジン:「宝物?」

キャペル(GM):「はい…それについては、帰ってからお話します」

アジン:「今、ここを離れて大丈夫なのですか?」

キャペル(GM):「少し離れてどうこうなるものでもない…と思われますので」

アジン:「一族の宝…それは、貴女です」

GM:どこの銭●警部ですか?(笑)


◆再び領主の館

GM:はい、では領主の館に戻ってきました。

アジン:「ナンプレー様、只今戻りました!」

ナンプレー(GM):「おぉ、帰ったか」

アジン:「はっ、無事に任務、終了致しました」

GM:あ、保存食3日分減らしといてな。

アジン:3日?…あぁ、森で食べたのと、帰り道分か。

GM:そうそう。

ナンプレー(GM):「無事、依頼を果たしてくれたようじゃな」

アジン:「はっ、この通り。お嬢様と…そのお友達でいらっしゃる、キャペル様をお連れ致しました」

ナンプレー(GM):「おぉ、キャペルちゃんじゃないか、懐かしい!昔はよくイタズラされたもんじゃ…背中に蛇入れられたり…」

アジン:とんでもないことされとんなぁ!(笑)

ナンプレー(GM):「まぁ、無事に依頼を果たしてくれて良かった、良かった。しかもキャペルちゃんも連れて帰ってきてくれて…」

アジン:「はっ…」

ナンプレー(GM):「追加で500ガメルも渡しておこう」

アジン:「これは…有難うございます…」

GM:まぁ…すべては、俺のキャラのために…。

アジン:なんて自作自演…。(笑)「あ、すみません。こちらのボガードから剥ぎ取った武器とか、買い取ってもらえないですかね?」

ナンプレー(GM):「あぁ、もちろんだとも。引き取ろう」

アジン:えっと…210ガメル分。これはパーティ財産やな。

GM:そうやな、別の所に書いておこう。

ナンプレー(GM):「お主達、やはり噂通りの使える冒険者のようだね」

アジン:「有難きお言葉…」

ナンプレー(GM):「うむ、また何かあったらよろしく頼む」

アジン:何せ自分、今回無傷で終わりましたからね。(笑)

GM:ほんまやん。(笑)じゃ、帰り際、メルヴィルとキャペルが手振ってくれてるわ。「ありがとうございましたー!」って。

アジン:笑顔で会釈して、退館するよ。

GM:はい、じゃあこれにて…。

アジン:第1話終了〜。



〜清算会〜


アジン:2人4キャラってどうなるかと思ったら…案外面白かった。(笑)

GM:しかし、GMの負担が半端ない。(笑)

アジン:次は交代で俺がGMするから。(笑)

GM:そうやな。じゃ、清算やけど…まず<剣のかけら>5個…俺が2D振るわ。(コロコロ)こっち8。

アジン:俺が3Dやな…(コロコロ)9。

GM:3Dで9かい。(笑)じゃ、合計17点の名誉点ゲット。経験点は、上手くいったから1000点+魔物の経験点240点で1240点ですね。

アジン:はいよ。これに報酬が一人2000ガメル、パーティ財産が210ガメル、っと。

GM:そうやな。じゃ、これにて第1話終了したいと思いまーす!

アジン:お疲れ様でしたー!




〜第1話 Fin.〜