第3話 : 彷徨える大罪




目次

1:帰途の嵐 2:森の中の館
3:呪いの館 4:館散策1
5:館散策2 6:(いつも通り)迷走
7:見つけた糸口 8:不死者の祭壇
座談会〜清算と成長と裏設定〜



今作登場人物

@サー・マリウス・カーライル[ファイター/ライダー/エンハンサー]
Aシルヴォド・ハンマー[グラップラー/レンジャー/エンハンサー]
Bサーシャ[ソーサラー/フェンサー/スカウト]
Cアレックス[プリースト/バード/セージ]



1:帰途の嵐


GM:では、S.W.RPG2.0の第3話?

シルヴォルド:うん、3話。

GM:…を始めます。まずは…セッションタイトル?仮やけど…またUP時に相応しいのに変えてもらえれば…。

シルヴォルド:変えません。(笑)

GM:え〜…『彷徨える大罪』です。

マリウス:たいざい?どの?

アレックス:滞在期間の滞在?彷徨った挙句、滞在してもた〜とか。

GM:違います。(笑)大きい罪ね。じゃ、まずは皆さんの今の状況説明からします。皆さんは今、一仕事終えたところです。今回の依頼では、少し遠出をしました。自由都市同盟から、ルスキラ帝国っていう所まで行ってた。

サーシャ:随分と遠くまで…。

GM:うん。ちなみに仕事の内容は、隊商の護衛。

マリウス:たいしょう…。

アレックス:「よぉ、大将!」(笑)

マリウス:…あ、俺、普通に対象を思い浮かべてた…。(笑)

シルヴォルド:いや、普通に考えてキャラバンだろ。(笑)

GM:分かってるとは思うけど、マリウスとアレックスは違うからな?(苦笑)そう、キャラバンです。で、まぁ一仕事を終えました。で、君達は今から街に帰ろうか。

マリウス:ただ帰るだけじゃ勿体無いから、何か運ぶ仕事もするな。

シルヴォルド:というか、仕事やったなら依頼料を頂こうか。

GM:あぁ、そうやな。一人1000Gあげるわ。

サーシャ:え、いきなり貰えんの?

GM:うん、買い物するなら今のうちにやっといてな?

シルヴォルド:「ふむ…確かに。毎度アリ」

サーシャ:ぬいぐるみ、一個増えたから♪100Gする大きいやつ♪シルヴォルド、持っといてね。(笑)

シルヴォルド:でかいねん!邪魔やねん!…ズタ袋に頭から逆さまに入れて、ぞんざいに運ぶ。

GM:それでも運ぶのが偉いわ。(笑)

シルヴォルド:ぬいぐるみの扱いなど、知らん。

サーシャ:…大丈夫、ちゃんと直すから。

シルヴォルド:その度に、邪魔にならんように詰め込み直す。どぉせ袋の1個はアンタの荷物ばっかや。適当に扱うで。

GM:確かに。(笑)今までいたのは帝都ルキスラな。治安のいい街で、蛮族への対策も色々ある…まぁ、凄い勢いで成長してる、大きい街ってイメージだけ持ってて。

マリウス:帝国、って付いた時点でアウトやろ。

アレックス:帝国=悪、って決めつけんなよー!

マリウス:帝国ってことは、領土拡張に関心があるっていうことで…。

アレックス:そうとはかぎらんやろ!?

GM:ザルツ地方で結ばれてる、同盟国の中心やな。…で、買い物はもういい?

アレックス:あ、はい。『キュアストーン・ポーション』を3つ買いました。石化回復の技だけ持ってないからな。

マリウス:なんて…仲間想いな奴なんだ…。(笑)

シルヴォルド:意外と偉いぞ、こいつ。(笑)

サーシャ:ぬいぐるみ!

GM:はいはい、好きにしてくれ。

マリウス:ん〜…じゃあ俺も、たまには騎士らしく孤児院でも行こかな。

GM:え、行ってくれてもいいよ。

シルヴォルド:俺は特にないかなぁ…。

マリウス:じゃあ、一緒に孤児院行こうや。

シルヴォルド:あぁ、そうしようか。そこで簡単に薪割りとかだけ手伝って…50Gを置いていく。

マリウス:俺も20Gを。

サーシャ:…あ、古い方のぬいぐるみを置いていく。

GM:あぁ、それは喜ばれそうやな。

シルヴォルド:いいね…じゃあ、この羽ペンとか、インクとかも…。(笑)

サーシャ:あっかーん!(汗)

シルヴォルド:「ほぉら、これでしっかり勉強するんだぞ〜?…ほら、こっちがスカウト用ツールだ」(笑:サーシャの荷物を置いていこうとしている)

GM:孤児院で何配るんや!?(笑)

アレックス:(覗き込んで)「ほら、こいつがメイド服だ!」(笑:やはりサーシャのもの)

サーシャ:メイド服は今着てる!荷物に入ってるのはドレスと水着くらいで…!

アレックス:「ドレスだ!水着だ!」(笑:あくまで配る)

マリウス:うん、全部置いてったらいいねん…。

シルヴォルド:ぶっちゃけ、旅において邪魔なだけだからな。(笑)ま、とりあえず、古いぬいぐるみと20G、50Gを寄付して帰ろう。

GM:はいはい。では、街を出てバーリントへと帰ることにしました。さて、距離もあるので2、3日と歩いていると…日も暮れてきました。街道沿いに歩いていたら、途中で森の中に入っていました。

マリウス:…あ、俺、保存食買うの忘れてた。

GM:あ〜…まぁ、余分に貰ってたのを食べてたってことで、いいや。

サーシャ:売ったろか?1個100Gで。

シルヴォルド:定価より高いぞ。(笑)

アレックス:仲間からボッタくろうとしてる!(笑)

マリウス:いるか!…諦める。

シルヴォルド:ま、いざとなればまた、何か捕って食べればいいなじゃないか。

マリウス:そうやな…尻尾とか…。(じー)

シルヴォルド:…え?俺の?…ま、また生えてくるか。

マリウス:生えるんや。(笑)

サーシャ:あかん!乗る所がなくなる!

GM:…えと…街道沿いに歩いてたら森の中に入ってたと思ってください。鬱蒼と茂ってます。で、日も暮れてきました。

サーシャ:今は尻尾に乗ってる。

シルヴォルド:はいはい。

GM:しかも、何やら雰囲気が怪しくなってきました。雨もしとしとと降ってきてます。

マリウス:…何で街で一泊しなかったんですか?

GM:いや、だからそれもして、帰りの道中でやってば。

サーシャ:何で帰りの便の仕事を持ってこなかったんですか?

GM:それは…無かったんちゃう?

シルヴォルド:まぁ仕方ない。雨宿りできる場所を探そう。

マリウス:そやな、洞穴とか…。

GM:さぁ、そう言ってる内に雨が強くなってきた。ドシャ降りの雨や!

アレックス:うわぁ〜お!(汗)

シルヴォルド:…ここまで濡れたら、一緒だなぁ。

マリウス:諦めよかー…。

アレックス:下着の替えなら、ありますよ?

マリウス:何で下着限定やねん!(笑)

アレックス:マリウス君には…このビキニパンツなんてどうだい?(笑)

マリウス:う、馬とくっついて温まるからいいわ…。(汗)

GM:その持ち物も濡れてそうな勢いの雨やねんけどな。(笑)そうこうしている内に、日も暮れて真っ暗になってしまいました。

マリウス:これ…遭難フラグやん。

シルヴォルド:そろそろどこかに止まって休もう…。

GM:そう思って辺りを見回すと、遠くの方に何やら光が見えます。

マリウス&シルヴォルド:あ、怪しい…。(笑)

マリウス:雨が降ってるのに明かりがあるとは、これいかに…。

GM:さ、どうする?

シルヴォルド:「…人がいるかもしれない。行ってみよう」

マリウス:人工の明かりっぽい?魔法の明かりっぽい?

GM:それはまだ距離があるから分からんなぁ。

シルヴォルド:…とりあえず、近づいて調べようか。

マリウス:そうやな、こっそりいこう。

GM:雷とかもガガ〜ン!とかいいはじめてます。

サーシャ:「ローレンス、行っておいで」

GM:あぁ、使役獣か…猫やった?

マリウス:ううん、蛙。

サーシャ:猫や!(笑)

GM:雨に濡れるの嫌がるんちゃう?

シルヴォルド:ただの猫やん。(笑)

サーシャ:そんな使い魔いらねぇよ!(笑)

GM:それもそうか。(笑)

シルヴォルド:まぁでも何があるか分からんし、俺がコッソリ近づいて見に行くよ。

サーシャ:あ、待って!

シルヴォルド:ん?

サーシャ:シルヴォルドに【マーキング】かけとく。

シルヴォルド:あぁ、どこにいるか分かるって魔法だったっけ。

サーシャ:うん、3日間有効。MPは猫から使う。

マリウス:あ〜あ…ぶっかけられた。(笑)

シルヴォルド:うぁ〜…雨で洗い流しながら行くかもしれん。(笑)

GM:まぁ、それでも魔法の効果はあるから。(笑)

サーシャ:これで3日間、シルヴォルドの居場所をこっちは確認できるから。

シルヴォルド:OK、じゃあ行ってみる。

GM:はいはい。明かりの方に行くと…何やら大きな屋敷のようなものが見えます。

シルヴォルド:こ、こんな森の中に屋敷が一つ…!!(笑)

サーシャ:嫌や…嫌や…シザー●ンいるんちゃうん。(笑)

シルヴォルド:まぁ戻って報告だな。



2:森の中の館


マリウス:「これは助かった。中で休ませてもらおう」

GM:あぁ、行く?

マリウス:うん。「頼もー!」って声かけて行く。

シルヴォルド:扉の取っ手をガーン!ガーン!てしながらな。

GM:返事はありません。

アレックス:返事がない!…じゃ、開けて。

マリウス:そんな技無いわ、俺。

アレックス:引っ張ったら開くかもしれんやん。こう…。(引くジェスチャー)

GM:ん、開いた。

アレックス:あ、開いた。(笑)

GM:ギィ〜…って音立てて開いたよ。

シルヴォルド:じゃ、首だけ突っ込んで、「ごめんくださーい!ちょっと今夜一晩…」

マリウス:ガン。(扉を閉めた)

シルヴォルド:(指が挟まって)「痛い痛い痛い!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!!」

全員:(爆笑)

マリウス:ごめん、ちょっと怖くなってん。(笑)

GM:挟まれた本人が一番怖かったと思います。(笑)で、何やった?

シルヴォルド:何やっけ。(笑)えっと…「ごめんください。今夜一晩、雨宿りの場所をお借りしたいのですが…!」て声かける。

GM:う〜ん…どうやら、外から見た感じでは分からなかったけど、建物はボロボロみたいです。

シルヴォルド:明かりのあった部屋は?

GM:それは2階やな。ちなみに「ごめんください」って声かけても、特に何の反応も無く、人の気配もしませんね。

マリウス:これは明らかに『プリースト』の出番ではないかと…。

アレックス:…ターンアンデッドかな…。

マリウス:かけながら歩いてや。

アレックス:いや、それは無茶やろう?!(笑)

GM:どんだけMPの無駄遣いする気ですか。(笑)

マリウス:そもそもターンアンデッドってあった?

アレックス:そのものではないけど、【バニッシュ】とかが近いかな?いや、やらんけど。

GM:ま、とにかく建物の説明な。今入った所はホールになってます。正面に2階に上がる階段が…。

アレックス:ほら、マッピング!マッピング!

シルヴォルド:…結局雑用は俺かい。(笑:でも描く)

マリウス:グラップラー兼マッパーて新しいな。(笑)

サーシャ:ほら、羽ペンと羊皮紙貸してあげるから。(笑)

シルヴォルド:はいはい、描くよ。(苦笑)

GM:あ、ちなみに建物内は明かりがなくて暗いから。

サーシャ:【ライト】をシルヴォルドの頭にかける。

GM:シルヴォルドの頭が光りました。

シルヴォルド:…何かあった時、俺だけ隠れられへんやん。布袋とかかぶらな…。

GM:ほんまやな。(笑)




┌─―─―――────――――――――――─―─―┐
│                        |
│                        |
│                        |
│                        |
│                        |
│                        |
│     ┌―─―────―――――┐     │
|     |  | |  | |  |     |
|     |  | |  | |  |     |
|     |  | └――┘ |  |     |
│     |  └―┐↑↓┌―┘  |     |
│     |    |  |    |     |
│     |            |     │
|     扉            扉     |
|     A     EH     B     |
│     |            |     |
│     |            |     |
|     |            |     |
└──―─―┘―――――正扉―――――└─――――┘
                 

 森の中の屋敷:1F  

正扉:正面玄関扉

EH:エントランスホール

↑↓:2階へ続く階段

扉A&B:扉



マリウス:あ、そういえば馬やけど…。

GM:あぁ、馬も入れる大きな屋敷やで。

マリウス:いやいや、馬乗ったまま入るてどんなんやねん。さすがに降りるわ。(苦笑)

シルヴォルド:(MAPを描きながら)まぁ普通は外の雨風凌げる場所に繋いでおくか。

マリウス:うん、そうする。

GM:そうか…てっきり連れていくかと思って入れるサイズにしててんけど…。

マリウス:まぁ中、階段とかもあるし…いいわ、置いていく。

アレックス:馬はビチャビチャやな。

マリウス:馬を降りてしまったライダー…。

GM:入れるのに…。

サーシャ:普通屋敷に馬は入れない。(笑)

GM:屋敷といっても、廃屋やで?

マリウス:どの程度の廃屋なん?マジでボロボロなん?

GM:うん、ボロボロ。外見はともかく、中はボロボロ。家具もボッロボロ。

サーシャ:それで馬入ったら、床踏み抜くんちゃう?

マリウス:そうやな。ま、明かりがあるってことは人もいるみたいやし、俺は置いていくわ、常識的判断として。

シルヴォルド:……ん、お待たせ。描けた。(上記参照)

GM:さ、どうする?

マリウス:そら明かりの点いてる部屋に行くやろ。

アレックス:ってことは、正面の階段を上っていかなアカンな。

GM:では、2階へ登っていきました。

マリウス:「さては…腰の悪いお婆さんが一人で暮らしているに違いない。何とかしてあげましょう」

アレックス:「ど、どうしたんですか、急に?頭でも打ったんですか?」(笑)

マリウス:元からそういうキャラや!(笑)マリウスは純朴少年やねん。

GM:じゃ、2階に上がると…またホールがあった。

マリウス:階段2つに別れてる意味ないなぁ…いや、逆にきっとこれ、左右どっちから上がるかでストーリー変わるんやで。

シルヴォルド:そ、そんな仕掛けが…。

GM:ありません。(笑)

アレックス:じゃ、2:2で別れて登りましょうか。

マリウス:そうやな。

GM:え、ちょ…。(汗)

アレックス:「ではマリウス君、一緒に行きましょうか」

マリウス:別の意味でストーリー変わってまうわぁ!(笑)

シルヴォルド:「サーシャ、しっかり捕まっておけよ?」(さっさと別行動)

サーシャ:「うん!」(笑)

シルヴォルド:じゃ、2手に別れて登って……上のホールで合流。(笑)

サーシャ:「あれぇ?マリウス君、服、乱れてるよ?」

マリウス:「…雨が降ってたから仕方ない…」

シルヴォルド:「アレックス…顔が赤いぞ?」

アレックス:「ふふふふ…♪」

シルヴォルド:…ってことで2階に来たな。明かりがあったのはどの辺り?

GM:えっとな…まぁこれくらい判定なくでも分かるか。

シルヴォルド:それでなくても、扉の隙間から明かりが漏れてる、とかあるやろ?

GM:そうやな。まぁ位置的に…あ、MAPまた描いてな。

シルヴォルド:へいへい。




┌─―─┐─―────――――――――――┌──―┐
│   |                扉   |
│   |                H   |
│   |       H        |   |
│   |                |   |
│   |                扉   |
│   | ┌―─┐ ┌──┐ ┌――┐ R   │
|   | |//| |吹/| |//| |   |
|   | |吹/| |抜/| |抜/| |   |
|   | |//| └――┘ |//| |   |
│   | |//└―┐↑↓┌―┘//| |   |
│   | |////|  |////| |   |
│   扉 └─―――――――――――┘ 扉   │
│   C                G   |
|   |                |   |
|   |―――――扉D―扉E――――扉F|   |
│   |                |   |
|   |                |   |
|   |                |   |
└─―─┘――――――――――――――――└―――┘
                 

 森の中の屋敷:2F  

H:ホール

↑↓:1、2階を繋ぐ階段

扉C〜H:扉



GM:(MAPを見ながら)…そんな感じで廊下と扉もある、と。

シルヴォルド:ん、なるほどね。…で、明かりがあったのは?

GM:外から見た感じでは、ここ(扉C)の向こう側。ただ今は明かりが消えたのか、扉から明かりも漏れていません。

シルヴォルド:コンコン、ってしてからガチャッと開けて隙間から覗…。

GM:(即)開かないねぇ。

サーシャ:私の心…【アンロック】♪…いや、その前に普通に『スカウトツール』使って開ける。MP勿体無い。(笑)

シルヴォルド:それは確かに。(笑)

サーシャ:スカウトで判定…技能に器用ボーナスで…(コロコロ)低、達成値6。(笑)

GM:開かへん。(笑)

サーシャ:今度こそ…私の心【アンロック】♪MPは猫ちゃんから。

シルヴォルド:おい…この猫、どんどん衰弱してきてるぞ?(笑)

サーシャ:(コロコロ)達成値18!

GM:残念ながら、開かなかった。

サーシャ:どんだけ凄い鍵やねん…!魔法の鍵以外は開くのに…。

マリウス:とりあえず呼びかけてみようや。コンコン…。

シルヴォルド:「ごめんください!」

GM:特に反応はない。

マリウス:「さてはお婆さんが危篤状態に陥っているに違いない!こうなったら仕方ない、強行突破だ!シルヴォルドさん!」

シルヴォルド:「よし、いくぞ!」

マリウス&シルヴォルド:「「せ〜の〜…」」

GM:な、何をする気ですか?!(汗)

マリウス:そら体当たりやろ。(笑)

シルヴォルド:肩でドーン!と。判定は?

GM:……じゃ、冒険者Lv+筋力ボーナスで。

マリウス:(コロコロ)うぉ〜…達成値10…。

シルヴォルド:(コロコロ)達成値18。

マリウス:な、何やこの差は…。(汗)

シルヴォルド:そら俺は筋肉が武器やから。(笑)

GM:しかし、開かない。ビクともしない。

シルヴォルド:…扉とか鍵に魔法がかかってても、周りの壁は普通の壁だよな?

GM:ぶ、ぶち破る気ですか…?(汗)

マリウス:誰かウォーハンマー系の武器持ってへんの?

シルヴォルド:俺の拳はウォーハンマーだ!

マリウス:何という勘違い…。(笑)

サーシャ:…魔法の鍵?ちょっと【センスマジック】する。

アレックス:じゃ、その間に隣の扉開けていい?

マリウス:一人冷静なんがおった。(笑)

GM:どこにする?

アレックス:まぁ近い所で…扉Dかな。

GM:そこも開かない。

アレックス:ここもアカンのか…。

シルヴォルド:……!!急いで1Fに戻って玄関扉を開けてみる!

GM:開いた。

シルヴォルド:あぁ…別に閉じ込められたわけじゃないのか…。(安堵)

マリウス:別に閉じ込めらてはいない、と…。

シルヴォルド:あぁっ…マリウスの馬が…血まみれで…!(笑)

マリウス:何という惨劇…借金という名の、やけど…。

GM:生きてる、生きてる。(笑)雨に打たれて、悲しげな目でマリウスの方を見ている。

マリウス:さすがに可哀相やな…中に入れたろ。

シルヴォルド:だな。1Fのエントランスホールに繋いでおけば大丈夫じゃない?

マリウス:そうやな。

サーシャ:そういや今回の馬の名前は?

マリウス:ん〜…エスティマ。

シルヴォルド:あぁ、あんまり違和感ないな。

マリウス:ちょっと太めの馬やってん。

GM:レンタルやけどな。(笑)さて、どうする?

アレックス:もうこうなったら、片っ端から扉開けていくしか無いんちゃう?

シルヴォルド:だな。1階の両端のも気になるけど…じゃ、2階に戻って…。

アレックス:さっきの隣の扉(E)も開けてみる?

マリウス:しかしそろそろお腹もへってきたしな…食堂探さん?食堂ってどこやろ…。

シルヴォルド:食堂は大体1階かな?

マリウス:やな。じゃ、まずは食堂を探そう。食べ物の痕跡で人がいるかどうか分かるし!

シルヴォルド:あっても腐ってそうやけどな。じゃ、1階から攻めよう。この扉(A)を開けてみる。

GM:あ、そこは開く。そこを開けると廊下が左右に伸びてる。

マリウス:ま、まだあるんか…見た目、結構デカイ屋敷やったん?

GM:うん、結構大きな屋敷やったで。で、その廊下に出ると扉が3つある。

シルヴォルド:えっと…こんな感じかな?

GM:あ、ついでに1階の廊下繋がりのMAPだけ、先に伝えとくな。




┌―─―┐―┌───―――――――――┐―┌──―┐
│   | |            | 扉L  |
│   扉 |            | |   |
│   I |            | 扉M  |
│   | |            | |   |
│   | └──――――――――――┘ |   |
│   |                扉N  |
│   | ┌―─―────―――――┐ |   │
|   | |  | |  | |  | |   |
|   扉 |  | |  | |  | |   |
|   J |  | └――┘ |  | 扉O  |
│   | |  └―┐↑↓┌―┘  | |   |
│   | |    |  |    | |   |
│   | |            | |   │
|   | 扉            扉 扉P  |
|   | A     EH     B |   |
|   扉 |            | |   |
│   K |            | |   |
│   | |            | 扉Q  |
|   | |            | |   |
|   | |            | |   |
└──―┘―└―――――正扉―――――┘─└―――┘
                 

 森の中の屋敷:1F  

正扉:正面玄関扉

EH:エントランスホール

↑↓:2階へ続く階段

扉A&B:扉

扉I〜Q:小部屋への扉



アレックス:(MAPを見て)…小部屋の多い屋敷やなぁ…。

シルヴォルド:そうだな…。とりあえず今は扉Aを開けたから…真ん中の扉Jを開けてみる。

GM:鍵がかかっています。

シルヴォルド:扉I。

GM:開かない。

シルヴォルド:扉K。

GM:開く。

シルヴォルド:あ、開いた。ガチャッ。

マリウス:すると中には…!

GM:というかこの扉は、扉のノブの所が壊れてて上手く閉まらないみたい。

シルヴォルド:なるほどね。じゃ、中を見てみる。

マリウス:着替え中のメイドさんと出くわした!

シルヴォルド:おっと、これは失礼。

GM:いやいや。(笑)

アレックス:どんな部屋?

GM:ん〜、あんまり豪華じゃない…使用人とかが使ってそうな部屋。

アレックス:ある物といえば、テーブルとベッドくらい、とか?

GM:そうやな、ボロボロやけど。

アレックス:何人用の部屋?一人用?

GM:そうやな、一人用やと思われる。

アレックス:…ここはスカウトかレンジャーが『探索』とかするとこちゃう?

シルヴォルド:…する必要あるか?ここで一晩休んで明日の朝帰れば…。

アレックス:い、言われてみれば…!!(笑)

マリウス:いや…上では苦しんでるお婆さんがいるに違いない!何とか助けてあげないと…!

シルヴォルド:しかし逆に考えてみよう。明かりが自発的に消えたということは…もう寝たんじゃないか?じゃあ起こすのは迷惑な気がする。

マリウス:…あ、明かり消えてたんや…。

GM:うん、消えてんで。

アレックス:それやのに勝手に馬まで入れて…何てことをするんだ、君は。(笑)

シルヴォルド:しかもさっき俺ら、扉壊そうとしてたしな。(笑)

GM:やってること、強盗と一緒ですよ。(笑)

アレックス:ほら見たまえ。馬が糞をしてるじゃないか。掃除したまえ、掃除。

マリウス:お、怒られてもぉた…。(汗)

シルヴォルド:とりあえず、この部屋は特に何もない?

GM:う〜ん、まぁぱっと見た感じは特にない。

アレックス:じゃ、逆側に行ってみるしかない……あ、ベッドの下とか見てみたら?

シルヴォルド:古ぼけた本が出てきた、とか。(笑)

GM:無い、無い。(笑)

シルヴォルド:なんや。(笑)じゃ、逆側…こっちは扉が6個か。

アレックス:多いですねぇ…。

シルヴォルド:ま、とりあえず上から順に開けちゃうぞー!まずは扉L!ガチャッ!

GM:開いた。ここはトイレだった。

アレックス:…どんなトイレ?水洗?

GM:いやぁ、この世界のトイレってボットンな気がする。

マリウス:それは確かに。(笑)

アレックス:もしくは汲み取り式か。(笑)

シルヴォルド:ここはいいな?じゃ、次の扉(M)…ガチャッ。

GM:今度は風呂場のようだ…ボロボロやけど。水も溜まってないし。壁のタイルも所どころ剥げ落ちてる。

シルヴォルド:ここも特にない、かな…。

アレックス:(唐突に)「あ、ちょっと私はトイレに行ってきます」

シルヴォルド:「え?…あ、あぁ…どうぞ」

アレックス:「では……(トイレに行った)……………ふぅ…」

シルヴォルド:下の穴からガッ!と捕まれる、とか。(笑)

アレックス:うわぁ〜!!(笑)

GM:凄いホラーや。(笑)

アレックス:まぁ、これだけ。

シルヴォルド:じゃ、次。扉N。

GM:開かない。

シルヴォルド:扉O。

GM:開かない。

シルヴォルド:扉P。

GM:開かない。

シルヴォルド:扉Q。

GM:開かない。

シルヴォルド:……これで全部か?

アレックス:まぁ、トイレと浴室があれば一晩は過ごせますね。

シルヴォルド:ベッドもある…1つだけど。ちなみに俺は毛布があるからいい。

サーシャ:毛布ある〜♪枕(シルヴォルドの尻尾)もあるし。(笑)

アレックス:ふふふ…そういうわけで…マリウス君…。

マリウス:ど、どうぞお一人で使ってください。(汗)

シルヴォルド:(MAPを見て)…あ、まだ2階の右側は開けてなかったか。

アレックス:あれ、そっか。じゃあ一応全部確かめてみますか。

GM:見落とすなよ…。

シルヴォルド:部屋が多いもんで、つい、な。(笑)じゃ2階の右側の3部屋を攻めるか。まずは扉H。

GM:ガチャッ、開いた。

シルヴォルド:お、開いたな。

GM:トイレ。

シルヴォルド:またトイレか!

アレックス:「あ、私ちょっとトイレに行ってきます」

シルヴォルド:「また行くのか!」(笑)

サーシャ:「さっき行ったばっかりじゃないの〜」(笑)

アレックス:「いやぁ、最近トイレが近くてね…」(笑)

サーシャ:「歳ですかぁ〜?」

アレックス:「もう、24歳だからね…」

マリウス:24で歳て…。

シルヴォルド:ていうか、2階と1階のトイレ、ボットンやのに同じ場所なん?

アレックス:あ、それは思った!(笑)

シルヴォルド:下の奴が用足してたら、上の奴のが急にボトッ…って…。

他全員:こ、こえぇ〜!!(爆笑)

GM:ごめん、僕の設計ミスかもしれん!…ちょ、ちょっとズレてることにしよう!(笑)

シルヴォルド:下の奴、避けながらかも…。

サーシャ:嫌や…周りめっちゃ汚い…。(笑)

シルヴォルド:ちなみに他の扉(R、G、F、E)は?

GM:閉まってるなぁ。

アレックス:廃屋のくせに閉まりすぎやろ…。

シルヴォルド:しかし、これで全部見たよなぁ…。

GM:………ん?……あ、ごめん。1階にあと1個扉ある。




┌―─―┐―┌───―――――――――┐―┌──―┐
│   | |            | 扉L  |
│   扉 |     食堂     | └―――┘
│   I |            | 扉M  |
│   | |            | |   |
│   | └──―――大扉―――――┘ └―――┘
│   |                扉N  |
│   | ┌―─―────―――――┐ |   │
|   | |  | |  | |  | |   |
|   扉 |  | |  | |  | |   |
|   J |  | └――┘ |  | 扉O  |
│   | |  └―┐↑↓┌―┘  | |   |
│   | |    |  |    | |   |
│   | |            | |   │
|   | 扉            扉 扉P  |
└―――┘ A     EH     B |   |
|   扉 |            | |   |
│   K |            | |   |
│   | |            | 扉Q  |
|   | |            | |   |
|   | |            | |   |
└──―┘―└―――――正扉―――――┘─└―――┘
                 

 森の中の屋敷:1F  

正扉:正面玄関扉

EH:エントランスホール

↑↓:2階へ続く階段

扉A&B:廊下へ続く扉

扉K:使用人の部屋

扉L:トイレ

扉M:浴室

扉他:開かずの扉

大扉:大食堂の扉



シルヴォルド:あぁ…ここに大きい部屋があるのか…。じゃ、この1階の中央扉を開けてみよう。

GM:ガチャッ…どうやらここは食堂のようだ。

アレックス:あ、こんな所にあった。

マリウス:よし、食料を見てみよう。

GM:食堂の中もボロボロ。テーブルとか椅子も積んであったり、倒れてたりして…。

マリウス:おかしいな…ここにはお婆さんと可愛い一人娘が暮らしてるはずなのに…。

シルヴォルド:妄想だけが膨れ上がっていく…。(笑)とりあえずキッチンに行って、最近火を使った形跡があるかどうかだけ見ておくか。

GM:キッチンはMAPで見て右側に区切りがあって、扉が閉まっている。

マリウス:また扉か!

シルヴォルド:…もう、壊していいよな、これ?体当たりする(コロコロ)達成値18。

GM:開かない。

シルヴォルド:くっそぉ〜…まだ俺の力は足りないのか…。

マリウス:ドアノブ壊したらアカンの?

GM:余計開かなくなる気がする…。

シルヴォルド:……というか、何か急に、こんな無理して開かない扉を開ける必要があるのか、という気がしてきた。(笑)

サーシャ:確かに。雨宿りしにきただけやのに。(笑)

マリウス:いや、だから上ではお婆さんが苦しんでるはずや!

アレックス:私もそう思います。(笑)

GM:妄想やろ〜。(笑)

シルヴォルド:しかしなぁ…じゃ、一回外に出て、明かりは消えたままか見てみる。

マリウス:っていうか、何で明かりが消えてるって分かったん?

シルヴォルド:扉の隙間から光が漏れてなかったから。

マリウス:あぁ、そういうことか。

シルヴォルド:そういうこと。じゃ、一回サーシャをホールに置いて一人で外出て見てみるわ。

GM:…それが、サーシャを見た最後だった…。

サーシャ:逆じゃない?!!(笑)

GM:あ、そっか。(笑)見たら明かりは消えてるなぁ。

シルヴォルド:消えたままか…。

マリウス:寝てもぉたんかなぁ…。

シルヴォルド:じゃないかな?だからホールでコッソリ休んで、朝早くに出ていこう。

マリウス:そうしよう。軒下借りる感じで。

シルヴォルド:だな。ってことでホールで寝ます。

GM:ホールで……まぁいいけど。

アレックス:ホールにテント張ろうや。(笑)

シルヴォルド:床に杭を打ち込む気?(笑)

サーシャ:もう空いてそうな気もするけど。(笑)

GM:破壊しないでください。(笑)



3:呪いの館


GM:じゃ、ホールで休む、と…全員寝る?

シルヴォルド:さすがに怪しいから、壁にもたれてウツラウツラするくらい、かな?

サーシャ:その尻尾を枕に、毛布かぶってぬいぐるみ抱きしめて寝る。

アレックス:…1個だけベッドがあったけど…まぁホールでいいか。

マリウス:ん、寝る。

GM:はい、ホールで休みました。…では、夜中くらいになると、何か足音が聞こえる。

マリウス:…誰かトイレに行ったんやろ、寝よ寝よ…。

GM:ペタ…ペタ…ペタ…ズル…ズル…

マリウス:ズルズルってことはシルヴォルドやな。

サーシャ:トイレ行く時はゆっくりって言ったでしょー!

シルヴォルド:…壁にもたれたままなんだが…。

GM:で、起きてた人?自己申告でいいわ。

シルヴォルド&アレックス:はい。

GM:じゃ、起きてた2人が見てる前で…この扉(A)が急にガシャッと開いて…何か出てきた。

マリウス:車椅子に乗ったお婆さんと見た。

シルヴォルド:「これはこれは、すみません…お邪魔しております…」

GM:明かりってある?

シルヴォルド&アレックス:ランタン持ってる。

GM:あぁ、じゃあ見えていいや。その人影が近づいてきて見えた。な、何とこれは…!起きてる二人は知識判定してください。

シルヴォルド:頭はアカンて…(コロコロ)達成値6。

GM:それは分からん。

アレックス:『セージ』があるから(コロコロ)達成値11。

GM:じゃ、名前だけ分かるな。あ、あれは…『ゾンビ』だ!

マリウス&アレックス:見たら分かるわぁ!!(笑)

シルヴォルド:何で俺はそれを知らないんだ…。

アレックス:俺が第1話でコボルト知らんかったんと一緒や。(笑)

シルヴォルド:あぁ、あったな、そんなこと。(笑)

GM:ちなみに3体いますね。

シルヴォルド:「こ、これは……大怪我をしたお年寄り?!!

アレックス:(爆笑)

シルヴォルド:「急いで手当てをしなくては!」ガバッと起き上がったら…。

サーシャ:自動的に起きるー。

マリウス:…誰か、起こして…。

GM:さぁ、ゾンビ達は少しずつ君達の方に近づいてくるぞ。

アレックス:ゾンビって、達成値11やと名前しか分からんの?

GM:弱点以外なら、別に分かっていいよ。

マリウス:…ほら、調べてる間に…。

シルヴォルド:「マリウス、起きろ!大怪我をしたお年寄りが3人も!!」

マリウス:「な、なんだってぇー?!」(笑)

サーシャ:そこで起きるんや。(笑)

マリウス:「…しかし…あれ程傷ついていてはもう助からない…ならばいっそ…」

シルヴォルド:切り替え早いな、おい。(笑)

アレックス:(調べてた)「あ、あれはゾ、ゾンビです!眼球を乾燥させて磨り潰せば質の良い薬に…」

マリウス&シルヴォルド:誰が取んねん、眼球を!!(爆笑)

アレックス:「…しかし、あまり服用したがる人はいないようです」(笑)

シルヴォルド:そりゃそうだろ。(笑)

マリウス:黙って渡すしかない。(笑)

GM:というか、読むべき所はそこじゃない。(笑)

アレックス:割とどうでもいいこと言ってしまった。(笑)攻撃方法は爪、先制値7、移動速度10、HP25…くらいでいいか。あと、たまに《全力攻撃》してくるらしい。

マリウス:回避−1やっけ?

アレックス:打撃点が+4点、回避−2。あ、あと精神効果は無効です。

サーシャ:【スリープ】効かんやん…。

GM:まぁ、そんなとこやな。

アレックス:「さぁ、倒して眼球を手に入れるのです!」

シルヴォルド:「あのブランブランしてるやつか!」(笑)

サーシャ:ほっといても、その辺に転がってそうや。(笑)

マリウス:スミス…ロバート…3体目何やろなぁ…。

シルヴォルド:ゲレゲレやな。(笑)

マリウス:それっぽい。(笑)

GM:まぁ、何でもいいわ。(笑)では、ゾンビ3体が君達に襲い掛かってきた!


《戦闘:ゾンビ×3》

《1ターン目》

GM:さぁ、先制値を取るんだ!

シルヴォルド:(コロコロ)10か。

アレックス:「おぉ、哀れな亡者共よ…」フレア頂戴。(笑)

GM:ゲームが違います。(笑)

サーシャ:(コロコロ)13〜。

マリウス&アレックス:(コロコロ)4!

GM:ま、そっちからやな。こっちは3体共前衛。

マリウス:じゃ、馬に乗ってる暇はないからそのまま殴るで。《全力攻撃》でスミスに……って、これがアカンねんって!!いつも考え無しに突っ込みやがって!

シルヴォルド:どうした急に。(笑)

マリウス:前、色々あって反省してん。

GM:シルヴォルド(のプレイヤー)がおらん時にやってんけど、それでこの人死にかけてん。(笑)

マリウス:あれはヤバかった…。でもとにかく殴りたいねん…。

シルヴォルド:まぁその気持ちは分からんでもない。(笑)

アレックス:あ、じゃあ…せっかくアンデッドやし、まず先に【バニッシュ】唱えさせてな。

シルヴォルド:どうぞ、3体共固まってるから全部入っていいよ。

アレックス:では…【バニッシュ】!(コロコロ)達成値11。

GM:こっちの抵抗値を上回ってるから成功してる。

アレックス:バニッシュ表は…(コロコロ)4?

GM:対象はバーサーク化する。

アレックス:ごめん、バーサーク化した。

マリウス:いぃ?!(汗)

アレックス:まぁこれで更に回避値下がってます。理性的な行動も取れなくなります。

シルヴォルド:元から無いだろ。(笑)

GM:凶暴化したので《全力攻撃》しかしません。

アレックス:ごめん、一気に倒しちゃってください。

マリウス:食らったらちゃんと回復してやぁ〜?補助動作で歩くとかいらん?

GM:いらんよ、近いし。

マリウス:じゃ、補助動作で《マッスルベアー》唱えるわ。後に《全力攻撃》でスミスを殴ります。(コロコロ)達成値は11。

GM:はい、当たってます。

マリウス:…お、クリティカルした。合計で33点!

GM:特殊効果がおかしすぎる…スミスさん、一刀両断されましたよ。

マリウス:これが私の実力だ!

サーシャ:じゃ、次にサーシャ、いっきまーす!レイピアでロバートに《魔力撃》!(コロコロ)達成値13!

GM:はい、当たる。

サーシャ:ダメージが…低!15点…。

GM:じゃあ、まだ生きてる。半分は削げ落ちたけど。

シルヴォルド:ま、とりあえずロバート落とすか。《追加攻撃》の2回攻撃で…(コロコロ)一回目が達成値16の11点、二回目が達成値12の14点。

GM:はい、ロバートも潰された。次はゲレゲレの番かな…前に出てるのは3人、ランダムで(いっコロ)マリウスに…バーサーク化してるから《全力攻撃》、回避は8以上で。

マリウス:2Dで4なら出るさ、うらぁ!(コロコロ)ほら出た。

GM:あら、避けられた。マリウスはゾンビの攻撃をかわした!


《2ターン目》

サーシャ:じゃ、トドメさしちゃって。

マリウス:あれ?いいん?

アレックス:何もしない。(笑)

シルヴォルド:手が汚れそうなんで。(笑)

マリウス:なんじゃそりゃ。(笑)ま、《全力攻撃》で…(コロコロ)達成値14で当たり。ダメージは22点。

GM:…ちょっと残ったやん。(苦笑)

マリウス:あら…まぁさっきのはクリティカルやったからなぁ。

シルヴォルド:じゃ、いくか…《投げ》(コロコロ)達成値16でダメージが12点。

GM:グチャッ!ゲレゲレは床に叩きつけられて潰された。

シルヴォルド:床、グチャグチャやな…。

GM:これでゾンビ3体は動かなくなった。


《戦闘終了》

アレックス:さぁ、目玉を取り出しましょう。

マリウス:あんた…プリーストやろ?!(笑)

アレックス:その辺は割と容赦ないねん。(笑)

サーシャ:(コロコロ)5…(コロコロ)8…。

GM:『ゾンビの眼球(30G)』×2が2個。

シルヴォルド:(コロコロ)10。

GM:やはり目玉2個。(笑)

シルヴォルド:うわぁ…目玉が6個手に入った!(笑)

アレックス:では、さっそく磨り潰しましょか!(笑)

マリウス:騎士たる者…そんなことには手は貸さない…。(汗)

サーシャ:っていうか、全部の目玉を回収できたってことか。

シルヴォルド:だな。これで180Gか…。

マリウス:うわぁ…エグイ…。(汗)

シルヴォルド:「マリウス…君も冒険者なんだから…慣れないと」

マリウス:「獣から剥ぐのと死体から剥ぐのは、また別なんじゃないかと…」

シルヴォルド:「こいつらは獣よりもタチが悪い」

アレックス:…あ、これって一回乾燥させなアカンのかなぁ?

シルヴォルド:乾燥?じゃあ腰にブラ下げて歩いてたら、そのうちに…。

マリウス:うわぁぁぁ〜…何て野蛮な…。(汗)

サーシャ:トロールとかオーガやで、それ。(笑)

GM:…そろそろ、いいか?

シルヴォルド:あぁ、どうぞ。

GM:では…ゾンビを倒すと、どこからともなく声が聞こえます。

マリウス:「こっち来ぉ〜い…」

GM:違う。今にも消えてしまいそうな声で、

謎の声(GM):『貴方達に頼みがあります…今すぐ私の部屋まで来てください…』

マリウス&シルヴォルド:「「どこや?!!」」

アレックス:あれちゃう?2階の明かりが点いてた所。

シルヴォルド:じゃ、行ってみる。

GM:……閉まったまま。

アレックス:あれ?違った?…どこやろ…。

シルヴォルド:…あ、一階の『使用人の部屋』に行く!

アレックス:あぁ、そこがあったか。

GM:じゃあまた声が聞こえてくる。

謎の声(GM):『…私の部屋は…その隣です…』

全員:(爆笑)

サーシャ:最初から言ってよぉー!!(笑)

アレックス:2階行ったり、1階行ったり…。(笑)

シルヴォルド:まぁ仕方ない。(笑)隣の扉の前に行って、コンコンってやってから、「失礼します」って開けてみる。

GM:すると、さっきは閉まっていた扉が開いている。

マリウス:何とそこには着替え中の…!

サーシャ:お婆さん。

アレックス:ゾンビ。

マリウス:そんなんばっかか!(笑)

GM:どっちもおらんよ。(苦笑)中に入ると…人影のようなものが浮かんで見える。

マリウス:ヒトカゲ…。(笑)

GM:ここで全員、知力+冒険者Lvで判定してください。

マリウス:1ゾロで50点欲しいなぁ…(コロコロ)あかん、6や…。

シルヴォルド:低なぁ。(笑)(コロコロ)10。

サーシャ:(コロコロ)11〜。

アレックス:(コロコロ)11や。『ヒトカゲ:トカゲ・ポ●モン…』(笑)

マリウス:トカゲ…そんな部類あったっけ?

アレックス:分からん、適当言った。(笑)

GM:10以上が3人…じゃあ名前は分かる。『ゴースト』です。

アレックス:「あれはゴーストです!」(笑)

マリウス:俺一人分かってへん…!(笑)

GM:それが浮かんでいる。

シルヴォルド:「…先ほどの声は、貴方ですか?」

ゴースト(GM):『そうです…。私はこの屋敷で執事をしております…』

マリウス:羊ぃ?!

アレックス:『ヒツジ・ポ●モン…』(笑)

シルヴォルド:あくまでポ●モンか…。(笑)

ゴースト(GM):『…執事を…しておりました、アストリアと申します…』

マリウス:また無駄に格好いい名前やな!(笑)

アストリア(GM):『実は今、この屋敷には…とんでもないことが起こっているのです…』

アレックス:「と、とんでもない、こと?」

マリウス:あんたがいる時点でとんでもないけどな…。

GM:こっからはぶっちゃけて話すと…あ、いや、ぶっちゃけやん方がいいんかな…。

シルヴォルド:「一体、何が起こっているんですか?」

GM:ん〜、簡単に話すと…昔はこの屋敷の主人と奥さん、あと数人の使用人達と凄い平和に暮らしてたんやけど…ある時、奥さんが病気になってしまって、旦那さんはそれを治すためにありとあらゆる手段を使ってんけど…結局奥さんは亡くなってしまった。で、それから旦那さんの気が少しおかしくなって、死んでしまった奥さんを蘇らせるために色んなことをしていたら…その内に、こういうアンデッド屋敷になっていったらしい。主人の気がおかしくなっていって、生贄を捧げたりとかも始めたらしく、使用人達もどんどん殺されたり…そういうことになった…。

アストリア(GM):『その結果、こういった有様となってしまいました…』

マリウス:そもそも…ここの主人は貴族なん?

GM:ん〜、そこまで考えてなかったけど…まぁ貴族かな。

マリウス:…これでこの領土は俺のもんや…。

シルヴォルド:こんな森の中の一軒家の主になっても…。(笑)

マリウス:そ、それでも無いよりは…!(笑)

GM:ちなみに主人の名前はルーインらしい。奥さんはマリア

シルヴォルド:ふむふむ…それで?

アストリア(GM):『で、屋敷全体が呪いのような感じになってしまって、死んでしまった者は彷徨い続けるし、これまでも貴方達のように屋敷に迷い込んだ人達も脱出できずに殺されたしています…』

アレックス:あら、これはヤバイ…すぐに帰った方がいいかもしれん。

シルヴォルド:というか、こんな悲しい館…いっそ、無い方が…。

アレックス:出た、火計作戦。(笑)

アストリア(GM):『…このままでは、私達も無念で成仏できません…。何とかしてください』

シルヴォルド&アレックス:よし、屋敷中に油を撒く!

マリウス:汚物は消毒だぁー!(笑)

アストリア(GM):『……でも、恐らく貴方方も出れないと思うのですが…』

アレックス:えっ…まさか!?(汗)

シルヴォルド:ちっ、玄関に走る!扉は?!

GM:…ば、馬鹿な!扉が開かない?!!

アレックス:出た。(笑)

マリウス:さっきは出れたのに…明らかにコイツのせいちゃう?

シルヴォルド:床に落ちてそうな、石とか枝を窓に投げつける。

GM:窓、割れません。

アレックス:ガイ〜ン!…この、学校の怪談とかによくあるパターン。(笑)

シルヴォルド:(扉をガチャガチャ)開かない…開かないよ!

アレックス:テケテケテケテケ…。(笑)

マリウス:な、何かきたぁ!?(笑)

GM:見てみると、窓の外には、蠢くアンデッド達の影が見える…。

アレックス:え、外におんの?

GM:うん、外。

シルヴォルド:(急に得意気に)「ははは!ここには入れんぞ!残念だったな!」

全員:(爆笑)

GM:中にもおるけどな。(笑)見た感じ、結構強そうなんもいるで。判定してもらってもいいで。

マリウス:あ、あれはデュラハン?!!髑髏の騎士?!!

シルヴォルド:(コロコロ)8。

アレックス:(コロコロ)11。

GM:まぁ11で分かるけど…馬に乗った騎士風で、頭が髑髏やな。

マリウス&シルヴォルド:ほんまに髑髏の騎士?!!

シルヴォルド:あのコンボされたら、無理やで?(汗:TCGモンスターコレクション参照)

マリウス:闇の波動が…。(汗)

GM:まぁ、そういうのが外をウロついてる。アンデッドの見本市みたい。恐らく、この館にかけられている呪い、怨念を解放しないと、脱出はできないでしょう。

アレックス:何ということだ…これは、体中に念仏を書くしかありません!マリウス君、早く脱いでください!

他全員:結局それか!(爆笑)

マリウス:よ、鎧の上からとかでいいんじゃないですか?!(笑)

アレックス:いいえ、素肌に書かないと意味がないんです!乳首を持っていかれますよ?!(笑)

マリウス:そんなとこ、見えてませんから!隠れてるから!(笑)

GM:どんなやり取りや、一体…。(笑)

アレックス:とりあえず…どうしたらいいんや?

シルヴォルド:「アストリアさん、どうしたらいい?」

マリウス:「というか、アンタは何でアンデッド化…はしてるけど、理性残ってるん?」

アストリア(GM):『私は生前…狂った主人を止めようとして、逆に殺されました…その無念を晴らすためだけにアンデッド化したので…』

マリウス:「そういう時はな?最初の段階で警察に届けなアカンねん!」

GM:そうしたら主人がしょっ引かれるやろ?だからそうなる前に、主人に何とか「お止め下さい!」って止めようとしててん。そしたら「えぇい、邪魔だぁ!」って感じで殺されたらしい。

アストリア(GM):『お願いします…どうか、私達の魂を…解放してください』

アレックス:「なるほど…分かりました」

シルヴォルド:今回の報酬、生きてこの屋敷を出ること、か。(苦笑)

マリウス:報酬は、命…。

GM:だから前貸ししたやん。

PC4人:Σそういうことか!!

アレックス:あれは、そういうことやったんか…。

マリウス:どぉりで…美味しい話やと思った…。

シルヴォルド:やっぱ上手い話には裏があるな…。

アレックス:「では…彷徨える魂達を…成仏させましょう」

マリウス:珍しい…。

シルヴォルド:まぁでも確かに、このままじゃ俺らの身も危ないからな。「それに、ここを放置すれば、また後から来る者が被害に合うかもしれない…」

アレックス:「私達が被害者になるかもしれない…」

シルヴォルド:まぁ、まずはそれがある。(笑)

アストリア(GM):『よろしく…お願い致します…』

GM:って言って、アストリアさんは消えてった。

アレックス:具体的にはどうしたらいい、っていうヒントだけ残してってほしいけどな。

アストリア(GM):『恐らく主は…今も生きているのか死んでいるのか、分かりませんが…恐らく今も、貴方達のようにここに迷い込んだ人を殺して、生贄としていることでしょう。その儀式を止め、どうか主を…正気に戻して欲しいのです…』

マリウス:殺したらアカンのかな…。

アストリア(GM):『それで正気に戻って儀式を止めることができたら…恐らくこの屋敷にかかっている呪いが解けて、我々の魂も解放されるでしょう…』

アレックス:「その主人の居場所は知ってる?」

アストリア(GM):『恐らく、御自分の部屋にいると思うのですが…』

シルヴォルド:その部屋ってどこや…?まぁ大体、2階の奥側やろうとは思うけど…。今、この執事の部屋が開いたってことは、他の扉ももう開くのかな?

GM:………その前に、これは引き受けてもらえるのかな?

シルヴォルド:いや、引き受けやんだら、むしろどうなんの?(苦笑)

アレックス:お前らも…道連れじゃぁ〜!

GM:まぁそんな感じ。ここから出ることができない。

シルヴォルド:…ん〜、これ、夜になってから異変が起きたよな?…朝になったら玄関開くとか、ない?(笑)

GM:…開いたらいいね♪

シルヴォルド:え゛…まさか夜が明けないとか……いや、明けない夜はないさ!!

アレックス:格好いい〜。(笑)

GM:まぁそれまで生きてれば、ね。(笑)

シルヴォルド:〜〜〜やりゃあいいんだろ、やりゃあ!……いいだろう、引き受けてやる。

アストリア(GM):『引き受けてくれるのですね…ならば、それを…』

GM:って机を指差す。そこには、鍵束があります。

マリウス:開けといてくれよ…。

アストリア(GM):『一緒に、この屋敷の見取り図も置いてあります…どうぞ、お使いください…』

GM:そう言って、今度こそ消えていく。

アレックス:…で、誰が持つ?

サーシャ:…………。

アレックス:…まぁ、鍵は少なくとも前衛が持つべきか?

マリウス:じゃ、鍵を手に入れた!

シルヴォルド:ん、見取り図は俺が持とう。



4:館散策1


GM:じゃ、はい、これ。(図を渡す)

アレックス:おぉ、ちゃんと作ってんな。




┌―─―┐―┌───――――――┌―扉┐―┌──―┐
│   | |         | T| 扉L ト|
│ 倉 扉 |   食 堂   |厨房| └―――┘
│   I |         |  | 扉M  |
│ 庫 | |         扉S | |  浴|
│   | └──―――大扉――└――┘ └―――┘
┌―─―┐                扉N  |
│   | ┌―─―────―――――┐ |  使│
| 執 | |  | |  | |  | |  1|
|   扉 |  | |  | |  | └―――┘
|   J |  | └――┘ |  | 扉O  |
│   | |  └―┐↑↓┌―┘  | |  使|
│ 事 | |    |  |    | |  2|
│   | |            | └―――┘
|   | 扉            扉 扉P  |
└―――┘ A     EH     B |  使|
|   扉 |            | |  3|
│ 使 K |            | └―――┘
│   | |            | 扉Q  |
| 頭 | |            | |  使|
|   | |            | |  4|
└──―┘―└―――――正扉―――――┘─└―――┘
                 

 森の中の屋敷:1F  

正扉:正面玄関扉

EH:エントランスホール

↑↓:2階へ続く階段

扉A&B:廊下へ続く扉

扉I:倉庫(1F)

扉J:執事(アストリア)の部屋

扉K:使用人(頭)の部屋

扉L:トイレ(1F)

扉M:浴室

扉N:使用人の部屋1

扉O:使用人の部屋2

扉P:使用人の部屋3

扉Q:使用人の部屋4

大扉:大食堂の扉

扉S:厨房への扉

扉T:勝手口の扉






┌─―─┐─―────――――――――――┌──―┐
│   |                扉H ト|
│ 書 |                └―――┘
│   |       H        |   |
│ 庫 |                |   |
│   |                |   |
│   |                扉 遊 |
└─扉V┘ ┌―─┐ ┌──┐ ┌――┐ R   │
|   | |//| |吹/| |//| |   |
| 主 | |吹/| |抜/| |抜/| | 戯 |
|   | |//| └――┘ |//| |   |
│ 夫 | |//└―┐↑↓┌―┘//| |   |
│   | |////|  |////| | 室 |
│ 婦 扉 └─―――――――――――┘ 扉   │
│   C                G   |
│   |                |   |
|   |                |   |
└─扉U┘――――扉D┌扉E――――┌扉F└―――┘
│   |      |      |      |
|執務 |  客1  |  客2  |  客3  |
|   |      |      |      |
└─―─┘――――――└――――――└――――――┘
                 

 森の中の屋敷:2F  

H:ホール

↑↓:1、2階を繋ぐ階段

扉C:主夫婦の部屋

扉D:客室1

扉E:客室2

扉F:客室3

扉G&R:遊戯室

扉H:トイレ(2F)

扉U:執務室

扉V:書庫




《倉庫(1F)》

シルヴォルド:…で、今は一階の扉Jの執事室か…お、隣が倉庫やな。

マリウス:あぁ、じゃあ金目のものがないか、見に行こう。

アレックス:私はむしろ、二階の遊戯室が気になります…。

GM:ちなみに鍵束には…鍵が7個ついてる。

シルヴォルド:今開けれるのは7箇所か…。ちなみに、その鍵は【センスマジック】したら魔力ありそう?

GM:ん〜…微妙にあるといえばる、程度。

シルヴォルド:なるほどね…。

マリウス:じゃ、さっそく隣の部屋から開けてみよか。ガチャッ。

シルヴォルド:隣の倉庫。

GM:倉庫は…あぁ、鍵の1個が上手くはまったわ。開きました。中に入る?

シルヴォルド:入るさ。

GM:中に入ると、そこはガラクタや使用していない家具類などが、乱雑に置かれています。金目のものや、使えそうなものはありません。

マリウス:……ほんまに倉庫やん!!!

GM:だから『倉庫』って書いてあるやろ!(笑)

アレックス:ここで捜索とかしてみるんだ!

GM:というか、『セージ』と『スカウト』は目標値13で判定をしてください。無い人は不可。

マリウス:振らせろよぉ…。

アレックス:(コロコロ)あら、『セージ』は達成値12。

サーシャ:(コロコロ)『スカウト』は達成値14。

GM:じゃ、サーシャは…「どうもこの部屋、見取り図よりも狭いんじゃね?」と思った。

マリウス:すげぇ、そんなん分かるんや!こんな奴が…。

サーシャ:「シル〜、シル〜!なんかここ、狭いと思うんだけどぉ…」

シルヴォルド:「む?…ということは…」

サーシャ:「壁の向こうに、何かあるんじゃな〜い?」

シルヴォルド:「そういうことだな…。よく見ればこの壁だけ、後から作ったように新しい…」

サーシャ:「シルのパンチで砕いちゃえー!」(笑)

シルヴォルド:「よぉっし、任せろ!」壁殴ってみる。

マリウス:ここで浴びせ蹴りや!

シルヴォルド:鎖骨折れるやろ!(笑)

アレックス:壁に向かって「ありがとうございました…」(笑:参照

シルヴォルド:とりあえずダメージを……14点。

GM:ただ手が痛いだけ…いや、半分の7点をくらってもらおうか。(笑)

シルヴォルド:「ありがとうございました…おかげで私の拳は潰されてしまいました」

全員:(爆笑)

サーシャ:いえいえ、こちらこそ…は壁の台詞か。(笑)

シルヴォルド:「いえいえ、こちらこそ。貴方の一撃で私の一部に亀裂が入ってしまいました。どうもありがとうございました」

全員:(大爆笑)

シルヴォルド:壁にお辞儀して下がるよ。(笑)

GM:本当に意味の分からない世界だ…。(笑)

アレックス:ま、ここはこんなもん?

シルヴォルド:ん、倉庫に何か隠し部屋的な秘密があることは分かった。

GM:ていうか、狭く感じただけやけどな。

マリウス:反対側に行ったらいいんじゃね?

シルヴォルド:反対側…外やで。

マリウス:あ、そっか…出れたら完結やんけ。(笑)

GM:外側とは限らんけどな。狭く感じただけで。

マリウス:あ〜…多分、見取り図が間違えててんて。これは、しゃーないわ。

GM:違和感ってだけで、絶対違う、とはいえんからな。

シルヴォルド:(虚空に向かって)「アストリアさん!これ、ちゃんと設計士に頼んで描いてもらいました?!」

GM:もう消えてます。(笑)

アレックス:責任逃れやで、これ。(笑)


《食堂》

マリウス:じゃ、食堂行こか。

アレックス:何でそんな食堂行きたいねん。(笑)

マリウス:だって、食堂通って厨房行ったら外出れるやん。

アレックス:出たらアンデッドだらけやん。

マリウス:いけるんちゃう?

シルヴォルド:何の自信や、それ…?まぁとりあえず、厨房に入る所で一個鍵使ってみよか。

マリウス:しかし、鍵を持っているのは私だぁー!

GM:ガチャガチャ…ガチャガチャ…。

シルヴォルド:どうやら合う鍵は無いようだ。

GM:そのようです。

マリウス:な、何ぃー?!

アレックス:君の心の鍵を開けたいよ…♪

マリウス:閉じさせてください…。

GM:ていうか、食堂に入った時点でイベントあるけどな。

マリウス:あるんかい。

GM:うん、入った瞬間…さっきはいなかった、人影のようなものが!

サーシャ:またぁ?!

アレックス:『ヒトカゲ:トカゲ・ポ●モン…』

GM:今度は2体、もっかい知名度判定どうぞ。

マリウス:今度こそ!(コロコロ)3て、また中途半端な…。

シルヴォルド:(コロコロ)あら、俺は7か。

アレックス:(コロコロ)お、14や。

サーシャ:(コロコロ)11〜。

GM:とりあえず8で名前は分かる、13以上で弱点まで分かる。

アレックス:「あれは…グールです!お腹がグルグルいってます!」

シルヴォルド:そら腐ってるからな。(笑)

アレックス:「奴らは腐敗した死体を食らうアンデッドです。アンデッドを更に食べる、ということですね」

シルヴォルド:何か違う……確か、墓荒らしのモンスターのはず。

アレックス:あ、そっか。まぁ共食いしてもいいと思うで?「獲物は、仕留めた後に長時間放置し、腐敗してから餌にします。ゾンビなどに比べてグールの腐敗の進行が遅いのは、体から分泌するエキスに防腐効果があるからだとされ、実際にも木材などの防腐剤として…使用することもあります!!!」

サーシャ:絶対そんなん使いたくない!!(笑)

アレックス:「また!眼球の裏側にエキスが沈殿しており…!」

マリウス:裏側て…!!(汗)

アレックス:「琥珀状になったものが発見される場合があり、これは<グールコイン>としてコレクターの間で取引されます!」

マリウス:変態やな…。

アレックス:まぁ説明はこんなもん。ちなみに弱点は『回復効果ダメージ+3点』らしい。…これは俺のことか。あ、コイツら2回攻撃してくるから気をつけて。両手の爪で2回攻撃やって。

シルヴォルド:HPは?

アレックス:HPは30。防護点は0。精神系無効。

マリウス:あぁ、じゃあ普通に30点以上与えたらいいわけか。

アレックス:…あ、『麻痺毒』あるから、ダメージくらったら「生命力抵抗」を行う。失敗したら3ラウンドの間回避に−2。

マリウス:先攻取ったら1ターンで沈めれるやろ。

アレックス:まぁ、できんこともないかな?

GM:さぁ、グール達は君達を美味しく頂こうと寄ってくるぞ!

マリウス:まずは先制値やな。


《戦闘:グール×2》

《1ターン目》

マリウス:(コロコロ)先制値5!

アレックス:(コロコロ)10。

シルヴォルド:(コロコロ)あ、俺も5。(笑)

サーシャ:(コロコロ)13。

GM:じゃ、先攻は取れたで。

マリウス:とりあえず減らすわ。Aに《全力攻撃》(コロコロ)達成値16。

GM:当たりやで。

マリウス:ダメージが…16点。

GM:半分削れたなぁ。

マリウス:誰かトドメさしてや。

アレックス:ここは…サーシャいったって。

サーシャ:うん、刺すわ。(コロコロ)低!達成値8…。

GM:それは避けてるで?

サーシャ:あらぁ…。(汗)

シルヴォルド:ここは安全にAから確実にいこう。《追加攻撃》で一回目(コロコロ)達成値16。2回目も16。

GM:どっちも当たる。

シルヴォルド:ダメージが…一回目12点、二回目が14点。

GM:はい、Aは潰れた。

アレックス:ではアレックス、【キュア・ウーンズ】をBに…。

マリウス:あ、でも…ここで敵にかけるくらいなら、このターンに攻撃くらったのを治すのに使ってほしいような…。

アレックス:それはその次のターンでいい気もするけど…じゃ、どうしろと?

マリウス:普通に攻撃するとか…。

アレックス:普通に…石投げろって?(《投石》)

GM:ここにきて《投石》。(笑)

アレックス:まぁここは食堂やし、落ちてそうな皿でも投げるか。

シルヴォルド:フリスビーのように…。

GM:ここでクリティカルとかしてや。(笑)

シルヴォルド:首がスッパーン!て飛ぶねん。(笑)

アレックス:かっけぇ!!(笑)でも平目やから当たらんと思うで?(コロコロ)達成値9。

GM:それは皿が割れただけやな。

シルヴォルド:アレックスは皿を壁に叩き付けた。

マリウス:あ〜、一発くらい撃ってもよかったかなぁ…。

サーシャ:まぁ勿体無いやろ、こんでいいよ。

GM:じゃ、グールの攻撃。対象は(いっコロ)またサーにいった。

マリウス:より、カモン。ちょっと回避下がってるけど…まぁいけるやろ。

GM:達成値11を2回。

マリウス:2Dで6以上やな…(コロコロ)一回目避けた、二回目も避けた。

GM:グールは切なそうにしている…。


《2ターン目》

マリウス:ってことで、このターンでおしまいやな。

シルヴォルド:そういうことや。

マリウス:ってことで《全力攻撃》…(コロコロ)うわ、無駄に6ゾロ……《運命転換》していい?!

アレックス:ここで50点を狙うな!(笑)

マリウス:じゃあ普通にクリティカルやな…当たりやからダメージが…26点やな。

GM:はいはい、削れましたよ。

サーシャ:シル、よろしく♪

シルヴォルド:じゃ、いくか。《投げ強化》(コロコロ)達成値14。

GM:当たるよ。

シルヴォルド:じゃ、12点。

GM:グチャッ。

シルヴォルド:また床に染みを作ってしまった…。


《戦闘終了》

GM:じゃ、剥ぎ取ってください。

マリウス:…誰がやるん?

アレックス:はい!目玉は容赦なく取っていく。

シルヴォルド:ちゃんとコイン取ってくれよ。(笑)

アレックス:無論…眼球の奥側を!(コロコロ)ダメだ、4。

GM:4は何も無し。

アレックス:「…コイツにはコインがない!」

シルヴォルド:そういうことか。

アレックス:もう一体は…(コロコロ)8!

GM:8も何もない。ただ自動的に『グールエキス(20G)』が2つ手に入る。

シルヴォルド:あぁ、防腐剤だな。これで合計220G…。

アレックス:防腐剤…タンスとかに使ってみますか?

シルヴォルド:え、ここの?…もう腐ってるから手遅れちゃう?(笑)

マリウス:それは確かに!(笑)

GM:で、本当の順番では、この後に厨房の扉に行って…。

シルヴォルド:合う鍵がなかった、と。

アレックス:…とりあえず、割った皿は片付けとくわ。誰か踏んだら危ないし。

サーシャ:サーシャ、自分で歩いてないから大丈夫。

シルヴォルド:俺も具足履いてるから大丈夫だけどな。


《廊下》

マリウス:さて、どうしよう…。

シルヴォルド:ここはダメってことだから…一回廊下に出て…。

アレックス:「あ、ちょっとトイレに行ってきますね」

シルヴォルド:「まだ行くか?!」(笑)

サーシャ:「ひ、一人でトイレに…」(笑)

マリウス:それ…死亡フラグやで…。

GM:…え、ほんまにトイレ行くん?

アレックス:うん。ちょっと行ってくるから、前の廊下で待っといてー。

シルヴォルド:はいはい…さっさと済ましてこい。

GM:とか言ってたら、廊下の向こうに人影が見える…。

アレックス:もぉ〜…トイレ行きたいのに…!

シルヴォルド:えっと…どちらさん?

GM:どちらさん、というか…こっちに背中向けて、廊下を(N→Q)方向に歩いてってる感じ。

マリウス:不意打ちするなら今だ…!

アレックス:見た目は?

GM:メイド。

アレックス:メイド?!

シルヴォルド:「おぃ!ちょ、ちょ待てよ!」

サーシャ:「メイド長〜!」

GM:あ、わざわざ声かけるんや。(笑)じゃあ振り返ると…まぁ、ゾンビなんですけどね。ダメだこいつら、腐ってやがる!

シルヴォルド:…防腐剤かけたろか。(笑)

GM:意味ない、意味ない。(笑)ということで、メイドゾンビが襲い掛かってきた!

シルヴォルド:数は?1体?

GM:うん、1体。

マリウス:ちなみに…見た目は?

サーシャ:腐ってるやろ〜。(笑)

マリウス:いや…若いかどうかや!

サーシャ:メイド長やから…40代くらい?ていうか、だから腐ってるって。(笑)

アレックス:…顔は腐ってて、体は大丈夫。

マリウス:反対ならまだしも、それは無理!(汗)

アレックス:顔は気にするな!(笑)

マリウス:体が全てなの?!(笑)


《戦闘:メイドゾンビ》

《1ターン目》

サーシャ:先制値(コロコロ)はい、7。

マリウス:(コロコロ)6。

アレックス:(コロコロ)9。

シルヴォルド:(コロコロ)3て…。(苦笑)

GM:じゃ、そっちから。データはさっきと一緒。

マリウス:ん、さっさと終わらすで。《全力攻撃》で殴る(コロコロ)達成値15。

GM:はい、当たった。

マリウス:ダメージが…20点。

GM:まだ生きてるよ。

シルヴォルド:じゃ、《投げ強化》で投げる。

GM:巴投げ?

シルヴォルド:いや、体落としで。(笑)(コロコロ)達成値16は当たりやな。ダメージは…14点で叩きつけた。

GM:グシャッ。

シルヴォルド:…今日、こればっかりや。(笑)

サーシャ:全部地面に叩きつけてる…。(笑)


《戦闘終了》

アレックス:じゃ、剥ぎ取りを…(コロコロ)10。

GM:『目玉×2』ですね。

シルヴォルド:め、目玉だけが増えていく…。(汗)これで280G、と…。

GM:ま、これで終わり。で?

シルヴォルド:…ほら、トイレだろ。早く行ってこいよ。(笑)

アレックス:…もう、ここ(廊下)でしちゃおうかな。(笑)

シルヴォルド:はいはい、扉の前で待っててやるから。(笑)

アレックス:じゃ、トイレ行って…はい、次どこ行く?

シルヴォルド:あ、もう終わりか。(笑)

GM:別にトイレにイベントは無いよ。(笑)


《使用人部屋1》

アレックス:1階はあとは…全部使用人室か。やっぱり閉まってるんかな?

GM:さぁ?

シルヴォルド:じゃ、順にガチャガチャやっていこう。まずは『使用人部屋1』。

GM:ガチャッ、開いた。

アレックス:あ、開いた。

サーシャ:ウォアァァ〜…。

マリウス:生ギダママ、食ッデヤドゥー…。

GM:まぁ近いけどな。

シルヴォルド:あぁ、何かおんねんや。

GM:うん。まず部屋を説明すると…床に死体があって、それを食ってるグールがいる。

アレックス:閉めようや、扉。(笑)

シルヴォルド:何も見なかった。(笑)

マリウス:しかし経験点は欲しい…さぁ、行くぞ。

シルヴォルド:……まぁ、そうなるか。(溜息)じゃ、食ってるから不意打ちしようか。

GM:うん、最初は不意打ちでいいよ。数は1体。


《戦闘:グール》

《1ターン目》

マリウス:じゃ、Aに不意打ちで《全力攻撃》で…(コロコロ)あれ、低ぅ!達成値9…。

GM:…不意打ちで良かったなぁ、当たったで、ギリで。(笑)

マリウス:よ、良かったぁ〜!恥かかずに済んだ…。(笑)ダメージが…17点。

シルヴォルド:それくらって気づいただろうから…そこを大外刈りで《投げ強化》(コロコロ)達成値14。

GM:はい、当たる。

シルヴォルド:ダメージが…13点。

GM:はい、グチャッ。

マリウス:床に華が咲いていく…。

シルヴォルド:本日4回目の華だな…。


《戦闘終了》

アレックス:さっ、目玉。(コロコロ)くそ、6は無しか。『グールエキス』だけやな。

シルヴォルド:はいはい、これで300G…。

GM:この部屋は他には特にない。

アレックス:え、何の死体食ってたか調べたいねんけど。

GM:ん〜…これは何で判定かなぁ…。

シルヴォルド:こ、これは…マリウスの乗ってきた馬じゃないのか?!(笑)

マリウス:えぇー!?それはマジ困る。(笑)

GM:…ま、見たら分かるから判定はいいや。人間ぽいけど違う…蛮族かな。

アレックス:あぁ、蛮族か。じゃあ、いいや。

マリウス:馬で思い出したけど、騎乗していい?

GM:え、別にいいよ?天井は高いし。

マリウス:やった♪

シルヴォルド:…扉くぐれん気もするけど。(笑)

アレックス:ガーン!って頭打つ。(笑)

GM:あ、死体調べたんなら、『ヒーリングポーション』1個見つかったわ。

マリウス:ば、蛮族が、そんなものを…。

アレックス:何だかドロドロですね…マリウス君にあげましょう。

マリウス:ま、まぁ貰っておこう…。(汗)

サーシャ:普通のは緑色やのに、これは紫色、とか。(笑)

マリウス:腐りかけのが美味しいかもしれん。(笑)

アレックス:この部屋はこれくらい、か…ちなみに食われてた蛮族って?

GM:さすがに食われてるからなぁ…。

シルヴォルド:まぁどうせゴブリンとかやろ。

アレックス:そっか。


《使用人部屋2》

シルヴォルド:じゃ、次行こう。ガチャガチャ。

GM:ギィ〜…開いた。特に何もいない。

アレックス:部屋の作りは同じようなもん?ベッドと机だけ、とか。

GM:使用人頭よりは狭いけどな。ま、特に何もない。


《使用人部屋3》

シルヴォルド:お次は3の部屋。

GM:ギィ〜…何には何もいない。

アレックス:引き出しとか開けても何もない?

GM:えっと……あ、この部屋だけある。どこかの鍵1個と『ヒーリングポーション』が3個出てきた。

マリウス:ポーションの大盤振る舞いやな。

アレックス:皆1個ずつ持つ?

シルヴォルド:俺が持とうか。『レンジャー』だから修正付くし。

マリウス:そ、そうだったのか…。

シルヴォルド:うん、俺もさっき知った。(笑)「知力」ボーナスが付く。


《使用人部屋4》

シルヴォルド:これが最後、4の部屋。

GM:ギィ〜…どうやらここにも何もいないようだ。

シルヴォルド:これで一階は厨房以外は全部見たな。

マリウス:何もいませんでしたね。

アレックス:引き出しとか開けても何もなかったってこと?

GM:うん、それも含めて何もなかった。

シルヴォルド:さて…最初の鍵束で未使用が…あと2つ、追加が1つか。

GM:そうやね。

アレックス:あぁ、使用人は下っ端やから皆一緒やー…とかじゃなかったんや。(笑)

GM:使用人同士のプライベートは無しですか。(笑)全部別です。

シルヴォルド:ふむ…次は二階でも行くか?

GM:あぁ、二階に上がる?

アレックス:上がりま〜す。



5:館散策2



《2階ホール》

GM:では2階に階段を登っていくと…踊り場に何かがいる!

マリウス:またか!

シルヴォルド:階段の下に叩き落したったらいいんじゃね?

GM:ちなみに今回は2種類いるようです。

マリウス:あ、馬には乗ったままでいい?

GM:まぁ広い階段やから大丈夫としましょう。

マリウス:ちなみにシルヴォルドさんは、身長どんなもん?

シルヴォルド:ん〜…じゃあ、2m50cm。

マリウス:でっか!そら馬も大丈夫ですよ。(笑)

シルヴォルド:そうか…俺って馬並だったんだな。(笑)

アレックス:う、馬並なんですか?!(笑)

シルヴォルド:そうなんだよ。(笑)

GM:さ、さぁ!見たこともない敵が2体いるぞー。

アレックス:あ、見たことないんか!これは、私の出番ですね!(コロコロ)一体目は10!二体目は14!

マリウス:(コロコロ)5!4!

サーシャ:(コロコロ)5、5!

シルヴォルド:(コロコロ)8と10。

GM:一体目は6で名前は分かる。名前はスケルトン・アーチャー。これが2体。

シルヴォルド:あぁ、アーチャーは2体なんや。

GM:そうそう、2種類やけど、合計3体な。で、もう一種類は…名前は7で分かる。14なら弱点まで分かる。こっちはスケルトン・ソルジャー。

マリウス&シルヴォルド:まぁ想像はついた。(笑)

アレックス:まずスケルトン・アーチャー。あれはですね…!

GM:迷い込んだ冒険者の成れの果てのようだ!

アレックス:HP28の防護点は5。攻撃方法はもちろん弓で、射程30m。《精密射撃》持ってて、誤射はしません。《骨の体》ってのがあるから、刃の付いた武器ではクリティカルは受けません。精神効果は無効。

マリウス:あらぁ〜…。(汗)

アレックス:次にソルジャー。HP32、防護点7。

シルヴォルド:結構高いな…。

マリウス:これは迂闊には突っ込めへんな…。

アレックス:《全力攻撃》と《骨の体》、精神無効は一緒。このくらいかな。

シルヴォルド:…とりあえずソルジャーからいくか。

マリウス:そうやな。


《戦闘:スケルトン・ソルジャー&アーチャー×2》

《1ターン目》

シルヴォルド:さっ、まずは先制値かな。(コロコロ)3!

マリウス:(コロコロ)5!

サーシャ:(コロコロ)11。

アレックス:(コロコロ)8やな。

GM:じゃ、そっちからやな。

マリウス:ん〜…今回はさすがに《全力攻撃》は止めときます。

サーシャ:あ、並びは?先にまとめて撃とうかな。30m貫通なら、どういける?

GM:前衛のソルジャーと、後衛のアーチャーの1体、この2体ならいける。

サーシャ:じゃ、撃つ。【ライトニング】ー!(コロコロ)達成値17。

GM:両方抵抗できない!

サーシャ:ダメージが…低!12点ずつ…。

GM:まぁ素通しやからな。

マリウス:どんなもんかなぁ…《全力攻撃》はマズイか…?

シルヴォルド:今のでソルジャーが残りHP20、アーチャーAがHP16、BはHP28のまま。

アレックス:ソルジャーは俺が魔法で何とかする、弱点分かってるし。

マリウス:あ、じゃあアーチャーAにトドメいこかな。…もう《全力攻撃》でいいや。(コロコロ)達成値17。

GM:当たる〜。

マリウス:ダメージは…19点。続いて馬も攻撃します。(コロコロ)達成値10。

GM:10?そぉれは当たらんよ〜。

マリウス:いぃ?!お、終わった…。(汗)

アレックス:あ〜あ…中途半端に残して…。ていうか、ソルジャー…やっぱ俺じゃ厳しいか…?

シルヴォルド:じゃあ俺がやろう。補助動作で《キャッツアイ》使用、達成値に+1して《投げ強化》!(コロコロ)達成値は16。

GM:当たるなぁ〜。

シルヴォルド:ダメージは16点。これで9点通って残りHP11か…。倒れた所で追撃で《踏みつけ》!「足を舐めろ…!」(コロコロ)達成値14!

GM:当たるなぁ。

シルヴォルド:…しかしダメージが低い!12点は…HP6残りやがった…!(汗)まぁこかしたから、コイツ殴ったら、命中に+2や。

GM:それは大きい…。(汗)

シルヴォルド:これでアレックスが魔法使えば、トドメいけるだろ?

アレックス:そうやな…じゃ、《魔法拡大》して3体共にいったろ!3体分に【キュア・ウーンズ】!(コロコロ)ちょっと低い…達成値11。

GM:あ、それは抵抗するなぁ。ダメージ半減な。

アレックス:それでも、いける…かな?魔法で10ダメージ。

GM:…ソリジャーはHP1残りました!(笑)アーチャーAは崩れた。

アレックス:1点残してもぉた…!

GM:で、こっちやな。まずアーチャーBが攻撃、対象は(いっコロ)あ、アレックスや。

アレックス:うわ、こっちきた…!(汗)

シルヴォルド:まぁアンデッドからしたら、天敵だからな。(笑)

GM:達成値13で命中しかけてます。

アレックス:基本的に回避とかできるわけないやろ…。(汗)(コロコロ)はい、無理無理、7しかない。

GM:じゃ、ダメージは11点。

アレックス:6点通ったか…。

GM:で、ソルジャーやけど…倒れたままでも攻撃はできるのだよ!−2やけど…これは無条件にシルヴォルドさんやな。達成値13といって殴ってる。

シルヴォルド:−2で13かよ…!2Dで6以上!(コロコロ)あ、達成値14で避けたわ。

GM:避けられてしまった…。


《2ターン目》

サーシャ:【ライトニング】ぶっ放す〜。

マリウス:え、勿体無くね?

GM:ていうか、位置的にマリウスとシルヴォルドさんを巻き込みます。(笑)

シルヴォルド:ソルジャーとかHP1やし、殴って殺してもいいんじゃない?

マリウス:っていうか、先にアーチャーBを《全力攻撃》で殴るわ。(コロコロ)達成値14は当たりやな?ダメージは16点。

GM:まだ生きてます。

マリウス:で、馬ー!(コロコロ)達成値…さっきより下がった…達成値8。(苦笑)

GM:そぉれは当たらん。

マリウス:う、馬が役に立たないです!(涙)

GM:馬への愛が足りないんです。(笑)

シルヴォルド:はぁ…じゃ、アーチャーBにいくわ。《投げ強化》(コロコロ)…達成値13かな。

GM:はい、当たるよ。

シルヴォルド:ダメージは…低!ダイス目3て…11点。

GM:…まだだ、まだ終わらんよ!

シルヴォルド:しかしまだ《踏みつけ》が残ってる!(コロコロ)また3か!…どんどんダイス目下がってきてる…!達成値11は?

GM:ぎ、ギリギリで当ててきたな?!(笑)

シルヴォルド:お、当たったか。(笑)ダメージは…また3かよ!2Dで3を3連続とか…!(涙)11点です。

GM:…あ、丁度死んだ。(笑)

シルヴォルド:よ、良かった…。(笑)

サーシャ:じゃ、ソルジャーに【エネルギー・ボルト】撃とかな♪

シルヴォルド:あとHP1やのに?

マリウス:殴ったらいいやん。

シルヴォルド:まだ倒れてるから、相手の回避−2やし。

サーシャ:…じゃ、普通に《魔力撃》で殴りにいく。(コロコロ)達成値11。

GM:…こけてなかったら避けれてんけどなぁ…当たったわ。

シルヴォルド:8点以上与えたら倒せるよ。

サーシャ:1ゾロ以外で倒せる(コロコロ)大丈夫。

GM:じゃ、ソルジャーも崩れ去りました〜。案外あっさりやられるもんやな…。


《戦闘終了》

シルヴォルド:アレックスがちょっと傷ついたくらいか。

アレックス:そうやな。

GM:じゃ、戦利品どうぞ〜。

シルヴォルド:ソルジャー剥ぐぜ!(コロコロ)9。

GM:『魔力を帯びた骨(250G)』が一つ。

シルヴォルド:何か凄い骨が手に入った。(笑)

サーシャ:アーチャーA(コロコロ)3…。

GM:それは『頑丈な骨(30G)』やな。

サーシャ:もう一体(コロコロ)…8。

GM:それも『頑丈な骨』や。

サーシャ:…ごめん、大したもの取れんかった…。

シルヴォルド:ま、いいだろ。

マリウス:っていうか、コレ…元は人間の骨やろ…?何に使うん?(汗)

シルヴォルド:ん〜…カルシウム剤とかか?

アレックス:粉々にして…。(笑)

サーシャ:打楽器とかじゃない?(笑)

GM:魔術師にボーンゴーレムの材料としても売れるけどね。

アレックス:ま、いっか。とりあえず、ちょっと回復をしなくてはいけないので…「あの〜シルヴォルドさん。『魔香草』を渡すので、私に食べさせてください」

シルヴォルド:どんなプレイだよ!(笑)まぁ「器用度」ボーナス付くからなぁ…「いいぜ」(コロコロ)5点回復かな。「ほら、口を開けて上を向け」

アレックス:「…もう1個、お願いしてもいいですか?」

シルヴォルド:「はいはい…」(コロコロ)同じ、5点回復。

アレックス:「あ、ありがとうございます…!」これで大体MPは回復した。

サーシャ:「…シル〜」

シルヴォルド:「はい?」

サーシャ:『魔香草』渡して…「あ〜ん」(笑)

シルヴォルド:「はいはいはい」(笑)(コロコロ)4点回復。

サーシャ:はーい♪

マリウス:あ、じゃあ俺も…。

GM:あれ?『魔香草』持ってる?

マリウス:いや、持ってない。

シルヴォルド:それは無理だ。俺もない。(笑)

マリウス:《マッスルベアー》が、結構減るからなぁ…。

シルヴォルド:俺も《キャッツアイ》使ったからな…ここからは温存せんとな…。

アレックス:ま、こちらはこれで回復もしましたし…次はどこに行く?

シルヴォルド:今は…2階に上がった所のホールか。

アレックス:「あ、トイレがあるじゃないですか」(笑)

シルヴォルド:「見たら行きたくなるって?」(笑)…あ、じゃあ『遊戯室』行こうぜ。

アレックス:デュエル!(笑)


《遊戯室》

シルヴォルド:さて、扉は開くかな…?

GM:ガチャ…ガチャガチャ…。どうやら合う鍵は無いようだ。

シルヴォルド:ドーン!

GM:…え、何した?(汗)

シルヴォルド:ん?タックルで殴り壊そうとした。(笑)

GM:…達成値は?

シルヴォルド:(コロコロ)16いった。

GM:じゃあ1/2のダメージくらってもらおうかな。(笑)

シルヴォルド:…あ、1点だけやった。着々とダメージ受けてるぜ!

サーシャ:壁とか扉からしかダメージくらってない。(笑)

シルヴォルド:実はその通り。(笑)

GM:それを人は自業自得という。(笑)

シルヴォルド:「ありがとうございました…お陰で私の肩は脱臼したようです」(笑)

扉/サーシャ:「いえ、こちらこそ。私もお陰で少し欠けてしまいました。ありがとうございました」(笑)

マリウス:これで扉と人との友好関係が築かれていくんやな…。(笑)


《客室3》

GM:さて、どうする?

シルヴォルド:今いる近場から順に…『客室3』。

GM:ガチャガチャガチャ…どうやら合う鍵はないようだ。

シルヴォルド:じゃ、次は『客室2』に…。

GM:…ってことをしてると、後ろから何やら近づいてくる怪しい影が…。

アレックス:またきた…。(汗)

サーシャ:シャキン。(剣を構えた)

シルヴォルド:ま、振り向いて構えるか。

GM:今度もまた2種類、どっちも見たことのない奴やわ。

マリウス:一体目!1ゾロ!(コロコロ)あっか〜ん…5。

シルヴォルド:(コロコロ)6。

サーシャ:(コロコロ)7や…。

アレックス:(コロコロ)あれ、9やった。

GM:…えらい皆低いな。まぁ6あれば名前は分かる。

シル&サーシャ&アレ:あ、分かった。

マリウス:ま、また俺だけ…。

GM:あれは…『スケルトン』だ!

サーシャ:「あ〜、あれ、スケルトンだよぉ〜」

アレックス:ていうか、さっきのソルジャーとかアーチャー見た後で…何で分からんねん!(笑)

マリウス:ほんま…ただのスケルトンやん…。

シルヴォルド:ソルジャーとの違いが分かりません!(笑)

マリウス:あ、それは確かに。(笑)

サーシャ:多分やけど…ソルジャーは剣と盾持ってる?

シルヴォルド:あぁ、そういうことか。(笑)

GM:もう一種類は?

マリウス:(コロコロ)3!

GM:3て…。(笑)

シルヴォルド:(コロコロ)お、こんなとこで5、6で11!

アレックス:(コロコロ)12!

サーシャ:(コロコロ)あら…7。

GM:え〜っと…11で名前は分かる。

シルヴォルド:11で名前だけかよ…。(汗)

GM:弱点は14から。名前は…『ワイト』だ!

マリウス:え、じゃあ通常武器はアカンのちゃう?

シルヴォルド:エンチャントが必要か…?

GM:それは『セージ』にデータを見てもらってください。

シルヴォルド:あ、何体ずつ?

GM:ワイトが一体、スケルトンが2体。

アレックス:じゃ、スケルトンから…あんま言うまでもない気がするけど。HP15、防護点3。《骨の体》でクリティカル受けません、精神無効。まぁ、はっきり言ってこいつは弱いわ。

シルヴォルド:問題はワイトや…。

アレックス:ワイト、HP31、防護点4。こいつ爪に毒持ってます。ダメージをくらったら「生命力抵抗」してください。失敗したらHP、MP両方に3点ダメージくらいます。

シルヴォルド:うわぁ…。(汗)普通に攻撃していけそう?

アレックス:えっと…うん、特に書いてないからいけると思う。

マリウス:あぁ、じゃあ何とかなりそうやな。

アレックス:ワイトは四肢の先端部だけが腐敗したアンデッド、らしいで。人間の姿はしてる。

マリウス:何や、ゴースト系じゃないんか。

アレックス:うん、半透明とかではない。…ただ《呪い/抵抗不可》があって、ワイトの攻撃でHPが0になったら【リムーブ・カース】かけてからじゃないと気絶から回復できんらしい。…まぁこいつにやられたら、やけどな。

シルヴォルド:やられなければいい。

アレックス:そういうことですね。

GM:やられてしまえ〜…。

マリウス:ワイトの回避値は?

GM:回避値は11。

マリウス:11…馬が厳しいなぁ…。(汗)


《戦闘:ワイト&スケルトン×2》

《1ターン目》

アレックス:じゃ、先制値からいこか。

マリウス:そうやった…(コロコロ)7!

アレックス:(コロコロ)無駄に6ゾロ!

サーシャ:(コロコロ)惜しい出目3や…。

シルヴォルド:(コロコロ)普通、6。

GM:6ゾロいる時点でそっちからや。

アレックス:まず最初に【セイクリッド・ウェポン】かけたるわ。

マリウス:頼むわ…馬の蹄に。

シルヴォルド:敢えてそこかよ。(笑)

アレックス:マリウスに、やな。

マリウス:どうなんの?

アレックス:アンデッドに攻撃する場合、物理ダメージ+2点、命中+1される。

マリウス:何や、そんな感じか…。

シルヴォルド:いや、十分強いやろ…。

マリウス:もっと、こう…命中に+10くらいのを…。

GM:まっったくLvが足りません。(笑)

アレックス:それが18ラウンド。(笑)それをかけた。

マリウス:はいはい…しかしダメージもあがるなら、シルヴォルドも上げた方がいいんじゃない?

アレックス:あ、そうしよか!じゃあ2倍がけするわ。

シルヴォルド:おぉ、助かる。じゃ、足にかけてくれ。手と足、別物やねん。(笑)

マリウス:そういや、そうやったな。(笑)

サーシャ:じゃ…パリパリ(【ライトニング】)いったら、どれ巻き込む?

GM:3体共前列やからなぁ…正面からなら、どれか1体やな。横に移動して…なら、まだいける。

サーシャ:…ちょっと考える。

マリウス:じゃ、先に動くで。いくぞ、シルヴォルドさん!

シルヴォルド:おぅよ!まずはワイトだ!

マリウス:そうやな!じゃあ…。

シルヴォルド:あ、待った。俺が先にこかすよ、その方が当てやすいだろ?

マリウス:あぁ、そういやそうやな!…いい加減学べよな、俺!いっつも真っ先に動きやがって!(笑)

シルヴォルド:だから今回は止めた。(笑)じゃ、ワイトに《投げ強化》で(コロコロ)達成値16は当たるな。ダメージが…15点。

GM:床に叩きつけられました。でもまだ生きてる。

シルヴォルド:続けて《踏みつけ》る!足はエンチャントあるから…(コロコロ)達成値17!当たりやからダメージが…14点。

GM:うぉ…一気に残りHP10まで削られた。

シルヴォルド:じゃ、任せた。

マリウス:よし、トドメは俺がさそう。頭狙いで。

GM:…え、マイナス修正欲しい?(笑)

マリウス:すみません、嘘です。(笑)(コロコロ)達成値12。

GM:当たってる、当たってる。

マリウス:ダメージが………あ、皆、悪いね♪

GM:はい、50点〜。(ファンブルした)

サーシャ:この人…何でこんな1ゾロ出すかな…。(汗)

マリウス:う、馬が10点以上与えたらいいねん!

GM:防護点あるから14点以上必要です。

マリウス:あ、そら無理だわ。(笑)(コロコロ)まず達成値9。

GM:お、珍しく当たった。

マリウス:おぉ、ようやく当たった。ダメージが…8点。

GM:それでは落ちんなぁ〜。

マリウス:おかしいな…こんなはずでは…。(笑)

サーシャ:…斬りにいく!(コロコロ)達成値8!

GM:それは当たらん。ワイトは転がって避けた。(笑)

シルヴォルド:何てアクティブなアンデッド…ていうか…あれ?1ターン目の行動終わった?(汗)

マリウス:なんてこった…落とせんとは…。(汗)

GM:ほんまや。(笑)じゃ、まずはスケルトンAは(いっコロ)サーシャ、Bは(いっコロ)これもサーシャ、ワイト(いっコロ)シルヴォルドさん。

シルヴォルド:あ、やっぱ怒ってた。(笑)

GM:まずサーシャは、達成値9を2回。

サーシャ:2Dで6を2回か…(コロコロ)お、両方避けれた♪

GM:次、シルヴォルドさんは達成値11で、倒れたまま攻撃してくる。

シルヴォルド:2Dで4以上(コロコロ)達成値16で避けた。

GM:かすりもしない…。

マリウス:あぁ、被害0か…それで50点稼いだのはおいしかったな…。

アレックス:さ、最悪か、こいつ…。(汗)


《2ターン目》

シルヴォルド:一体も死んでないか…。

サーシャ:先にワイト倒しちゃうわ。(コロコロ)達成値10なら当たる?

GM:倒れてるから当たる。

サーシャ:じゃ、17点!

GM:グチャッ、ワイトは潰れてしまった。

シルヴォルド:今度は一体ずついこうぜ?

マリウス:そうやな…じゃ、俺から。スケルトンAさんに《全力攻撃》(コロコロ)達成値16。

GM:回避値9しかないから、当たってる。

マリウス:今回は普通やな…ダメージが23点。

GM:はい、潰れた、潰れた。

シルヴォルド:じゃ、普通に《追加攻撃》で二回殴る(コロコロ)達成値は13と15で両方当たり。ダメージが…また出目3かよ!12点、二回目は14点。

GM:はい崩れた。2ターンしかもたんか…。


《戦闘終了》

サーシャ:じゃ、ワイト剥ぎ取る♪(コロコロ)6…。

アレックス:6は無しやんけ…自動で『ワイトの爪(50G)』が1個。

サーシャ:スケルトンA(コロコロ)4…。

シルヴォルド:俺もスケルトンBやろう(コロコロ)7。

GM:4は何も無い、7は『頑丈な骨(30G)』やな。

サーシャ:今日は剥ぎ取りのダイスが振るわない…。

シルヴォルド:…何か、目玉と骨を交互に繋ぎ合わせたネックレスが作れそうや。首にかけとこ。(笑)

サーシャ:うぅ〜…なんか、目の前にキモチワルイのがぶら下がってる…。(笑)

アレックス:お、いい感じに乾燥してきましたね。(笑)

サーシャ:…尻尾の端の方に座り直す。(笑)

アレックス:えっと…、今は客室3から2に行こうとしたとこやったな。

シルヴォルド:じゃ、今度こそ『客室2』へ行こう。


《客室2》

GM:ガチャ…ガチャガチャ…ガチャ…カチン。

シルヴォルド:あ、開いた?

GM:うん、開いた。

シルヴォルド:じゃ、入る。

GM:入るとそこには…何かを抱え込んだ、ナニかがいる…。

アレックス:何かを抱え込んだ、ナニか?!(笑)

シルヴォルド:さっぱり分からねぇ。(笑)

GM:モンスターの知識判定どうぞ。

マリウス:またモンスターかい。(コロコロ)5!

サーシャ:(コロコロ)4、あ、負けた。

マリウス:俺よりアホがおった。(笑)

シルヴォルド:(コロコロ)9か。

アレックス:(コロコロ)14!

GM:10で名前が分かる。こいつは『シン』だ!

マリウス:私…シンを倒します!

シルヴォルド:俺らじゃ無理だ。(笑)

アレックス:強すぎる…。(笑)えっと…生前に強い独占欲を抱いていた人物がアンデッド化したのがシンです。外見は生前の姿そのままですが、肌の色は青白く、眼球が白濁しています。シンは自分が執着していたものから離れようとはせず、番人のようにじっとしています…やって。明確な知能はなく、ただ妄執と狂気に囚われたままの救われることのない亡者なのです。

マリウス:つまり…自宅警備員さんですか。

アレックス:そういうことです。(笑)その体内には特殊な水が溜まるといわれ、魔法の実験に用いられ……何かコイツら、可哀相やな!!凄いいいように利用されてない?!

全員:(爆笑)

シルヴォルド:何か体内に良い物を分泌しやすいねんな。(笑)

マリウス:ちなみにコイツは何を独占しとったん?

GM:何か金庫っぽいものを抱えている。

シルヴォルド:おおっと〜?♪

アレックス:こぉれは、いいもん抱えてるぞ、コイツ…。

マリウス:いや、しかし…金庫の中に金目のものが入ってるとは限らんねんで?

アレックス:別に金目のものじゃなくてもいい。

GM:…じゃあ一体、何を抱えてるんやろ、コイツ…。

マリウス:それはフィギュアやろう。(断言)

シルヴォルド:金庫入れんな、飾れ。(笑)

GM:あ、あとソイツの後ろに…何か落ちてる。

マリウス:生首?

GM:いやいや…。(汗)鍵っぽい。

シルヴォルド:おっとっと〜?♪

アレックス:そーっと取りに行ったらいいねん。(笑)

サーシャ:むしろ、不意打ちで一気に倒してから、ゆっくり取ればいいじゃん?

GM:あぁ、確かにアンタらに気づいた感じではない。

アレックス:か、可哀相やなぁ〜…何もしてへんのに…。この人、ナニかを大事にしてるだけやで?

シルヴォルド:そこまで言うなら…仕方ない。

GM:え、どうすんの?

シルヴォルド:仕掛けずに、鍵を取りに行こうとしてみる。

GM:そしたら襲い掛かってくんで。

シルヴォルド:だよな?これで大義名分ができた。(笑)

シン(GM):『俺の金庫に近づくんじゃねぇー!!』

アレックス:そのシンは男の人?

GM:そうやな、オッサン。

アレックス:はいはい。


《戦闘:シン》

《1ターン目》

マリウス:先制値やな…(コロコロ)9、たまには高い。

サーシャ:(コロコロ)12〜。

シルヴォルド:(コロコロ)8か、普通。

アレックス:(コロコロ)低…4て…。

GM:こっち一体やから、そっちから。

シルヴォルド:投げる。

アレックス:あ、待って。ちょっと考えよ。コイツLv5あって、ちょっと強いねん。HPも43あるから…。

シルヴォルド:そ、それを先に言わんかい!(笑)

アレックス:説明ばっかり読んでた。(笑)防護点は5点、《全力攻撃》してきます。あと、こいつ《再生》っていってリジェネレイトするから、出番終了時にHP5回復します。ちょっと心配やな…【セイクリッド・ウェポン】かけとく?

マリウス:いや、いけそうな気するで?大丈夫やで。

アレックス:そうかな…ならいいけど。

マリウス:俺とシルヴォルドで30点はいけるやろ。トドメに回復魔法かけたったらいいねん。

サーシャ:じゃ、まず【ブラスト】で削れるだけ削っておくよ。ペタッ…♪(コロコロ)達成値17っていってる。

GM:抵抗できないよ。

サーシャ:…11点の衝撃〜。

マリウス:お、役目果たしたな。じゃ…いくか。

シルヴォルド:OK、まずは俺がこかそう。壁に叩きつけるように巴投げの《投げ強化》!(コロコロ)達成値14!

GM:当たるなぁ、金庫ごと吹っ飛ばされた。(笑)

シルヴォルド:そこは金庫の強度を信じる。(笑)ダメージが…珍しくクリティカルしたな、24点。そこで更に《踏みつけ》!(コロコロ)達成値12。

GM:…当たりやわ。

シルヴォルド:OK、じゃあダメージが15点。ちょっと残ったかな。

GM:…うん、かろうじて生きてる。

シルヴォルド:ってことで任せた。

マリウス:こけてるな?《全力攻撃》です!(コロコロ)…とりあえず達成値10。

GM:こ、こけてなければ…!

マリウス:お、当たったか。(笑)ダメージが…16点!

GM:うわぁー!ガッシャーン!崩れた。


《戦闘終了》

シルヴォルド:金庫奪わな。(笑)

GM:あ、今回の戦利品はナシな。金庫と込みでいくから。

サーシャ:なんや…。(残念そう)

アレックス:ってことで…開けてください。

シルヴォルド:はいよ。バキッ。

GM:え、無理やり?…いいけど。(笑)まず金庫の中身…2000G。

アレックス:お金か……強盗ですよ、これ。

全員:(爆笑)

アレックス:アンデッドから強盗て…。

GM:まだあるで。『魔唱石』4点が2個。

サーシャ:1個ずつにしよ。

アレックス:そうやな。

GM:『魔唱石』3点が3個。

アレックス:3個て…分けにくいな…。

マリウス:あ、じゃあ一個頂戴。《マッスルベアー》使うから…。

サーシャ:じゃ、3点1個な。

GM:最後にアイテムがランダム。皆それぞれ1D振ってください。

シルヴォルド:(いっコロ)4。

マリウス:(いっコロ)俺も4。

サーシャ:(いっコロ)1〜。

アレックス:(いっコロ)3!

GM:じゃ、まずは1の人。『覇者のバックル』、MP7消費で【ライトニング】が撃てるようになる。

サーシャ:…いらぁ〜ん!元から撃てる!しかももっとMP少なく!

GM:後で誰かとトレードしてください。次は…3か。

アレックス:あ、俺やな。

GM:じゃ1D振ってください。

アレックス:(いっコロ)2です。

GM:『疾風の腕輪』、「敏捷度+2」ですね。

マリウス:あ、地味にいいやつやん。

アレックス:…しかも+2やと、ブレイクした!

GM:おぉ、おめでとう。

マリウス:で、次4は?伝説の剣とかやろ?

シルヴォルド:俺も4…伝説の剣2本?(笑)

GM:いやいや…4は『ブラックベルト』。

マリウス:おぉー!きたぁー!ラッキー!(笑)

サーシャ:一番いいやん…。

GM:防御力+1ですからね。

マリウス:うん、欲しい〜、でも買えない〜…って言ってたから。(笑)

シルヴォルド:防御力+1は嬉しいな、確かに。

サーシャ:…頂戴よ、このバックルあげるから。こっちのが価値高いで?

シルヴォルド:MP的に【ライトニング】一発撃ったら終わりやからなぁ。それよりも防御力+1やなぁ。

GM:金庫の中身はこのくらい。あとは落ちてた鍵かな。

シルヴォルド:あ、それがあったな。拾うよ。

サーシャ:…このバックル、売るとしたらいくら?

GM:半額。

サーシャ:1000Gか…『天使の靴』まで遠いなぁ…。

シルヴォルド:あぁ、ホバー移動するやつか。

サーシャ:うん、そしたら軽くなるやろ?乗ってることには変わりないけど。(笑)

シルヴォルド:まぁそれは確かに。(笑)さて、ここはこんなもんかな?

GM:そうですね。


《客室1》

GM:さて、どうする?

シルヴォルド:続けて『客室1』へ……あ、皆、休憩とかいい?

マリウス:俺は全然問題ないで。

サーシャ:大丈夫。

アレックス:問題ないです。

シルヴォルド:OK、じゃあ行こう。

GM:ガチャッ…ガチャッ…ギィ〜…開いた。特に何もいない。

シルヴォルド:室内を調べる。

GM:スカウトが『探索』ですね。

サーシャ:(コロコロ)達成値13。

GM:何も見つからない。

シルヴォルド:13でそれなら、何もないな、この部屋。

マリウス:俺もやる!1ゾロこい!(コロコロ)9!

アレックス:(コロコロ)4!

GM:何もない。そうやってガサガサするなら、また扉がガタガタ…ドーン!て開く。

サーシャ:もぉ〜…沸いてくるや〜ん…。(疲)

マリウス:え、ええやん!経験値や!

GM:まぁゾンビ2体ですけどね。…もう、倒した、でいいで?

全員:(爆笑)

シルヴォルド:ここで割愛。(笑)

アレックス:GMも面倒臭くなってる。(笑)

マリウス:ファンブルのためにも…やるで!

サーシャ:え〜…もぉええって〜…。

GM:うん、経験値と剥ぎ取りは許可するから、ここは割愛でいこう。

マリウス:なんだよ〜…。

シルヴォルド:短縮、短縮。剥ぎ取り1回目(コロコロ)8。

サーシャ:(コロコロ)9。

GM:『目玉×2』が2個。(笑)

シルヴォルド:ご、合計で『目玉』12個て…!(笑)

サーシャ:シル〜!もう目玉、ヤダー!(笑)

シルヴォルド:俺だって欲しいわけじゃない。…でもしっかり目玉首輪に追加する。(笑)

サーシャ:キモチワル〜イ!(涙)

GM:何故一人で持つ…。(笑)



6:(いつも通り)迷走



《遊戯室》

GM:さて、次はどこに行く?

アレックス:…いける所、大体行ったんちゃう?

シルヴォルド:ん〜…あ、今手に入れた鍵を持って、もう一回『遊戯室』に行ってみよう。

マリウス:MAPは全部埋めよう!

GM:『遊戯室』やな?ガチャガチャ…ギィ〜…。

シルヴォルド:お、ビンゴだな。

GM:どうやら、さっき拾った鍵が当てはまったようだ。

マリウス:『遊戯室の鍵』を名づけよう。

シルヴォルド:そのままやな。(笑)

GM:では『遊戯室』に入りました。中には簡易のカジノやカードゲーム、ビリヤードやダーツなどで遊べる部屋です。ただし、ボロボロです。賭け事に使う専用のコインが置いてあります。あと…何か蠢く影が…まぁ、ワイトなんやけど、1体。

アレックス:さっきは皿…ここではダーツを投げるしかない。(笑)

GM:ダメージあるんかなぁ…。(笑)ワイトが一体ユラユラしてます。


《戦闘:ワイト》

《1ターン》

GM:さぁ、先制値を振ってください。

アレックス:(コロコロ)出たぁー!1ゾロ!(笑)

GM:50点どうぞ。(笑)

シルヴォルド:(コロコロ)9。

マリウス:(コロコロ)お、11。

サーシャ:(コロコロ)あ、10や。

GM:ん、そちらからです。

マリウス:ま、1体ならシルヴォルドとのコンビネーションでいけるな。コンビネーションAや!

シルヴォルド:Aなんや。(笑)

マリウス:サーシャが入ったら、コンビネーションCな。

サーシャ:2人が討ち漏らした時の追撃要員。(笑)

GM:賭ける相手おらんくって寂しかったであろう、ワイトです。(笑)

シルヴォルド:早いとこ成仏させたろ、切ないわ。(笑)《投げ強化》!(コロコロ)達成値17。

GM:もちろん当たるよ…そっちの出目はいいのにな。(笑)

シルヴォルド:…ほんとに…ダメージは低いのなぁ〜…15点。続いて《踏みつけ》(コロコロ)達成値14。

GM:うん、当たるね。

シルヴォルド:ダメージが…16点。

マリウス:終わった?

GM:いや、生きてるよ。

シルヴォルド:防護点があるからなぁ。まぁ、でもあと少しや。

マリウス:じゃ、殴るな(コロコロ)達成値13。

GM:こけてるからなぁ…当たるねんなぁ…。

マリウス:…あ、《全力攻撃》って言い忘れた…まぁ通常攻撃でいいや…17点。

GM:まぁ死んだよ。1ターンもたねぇ〜…4レベルやのに…。


《戦闘終了》

サーシャ:今度こそいいのを剥ぐ!(コロコロ)6…。

GM:何もなし!自動で『ワイトの爪』が1個ってだけ。

サーシャ:うぅ〜ん…今回は出目が奮わん〜…。

アレックス:で、今は遊戯室か…他には何がある?…何かで遊んでいきますか?(笑)

シルヴォルド:絶対また何かを呼ぶから止めよう。(笑)

GM:そんな感じで見てると…どうも、過去にここで争った痕跡があるなぁ。

シルヴォルド:それは…よくある、賭け事で熱くなっちゃった人達のものじゃ…。(汗)

GM:あとはまぁ、コインとかダーツが置いてあるくらい。

シルヴォルド:アレックス、ダーツ持ってったら?ここは石落ちてなさそうやし。

GM:いやぁ、どうやろ。ボロボロやし、おもちゃのダーツみたいな感じやけどな。

アレックス:吸盤のやつかもしれん。(笑)

サーシャ:…なんでこんな屋敷に、ちゃんとしたダーツがないねん!ビリヤードとかあんのに!(笑)

GM:あるけど、ボロボロやの!(笑)

マリウス:…バニーさんとかいると思ったのに………な、なんて思ってませんよ?!清純なタイプなんで!

シルヴォルド:え、全て起こすよ?(笑:起こしました)

アレックス:えっと…そうなると…あとって『主夫婦の部屋』くらい?

シルヴォルド:そうなるなぁ。

サーシャ:あ、待って!この遊戯室を一応『探索』してみる!(コロコロ)1ゾロ!(笑)

GM:はい、50点〜。まぁ何か、キラキラ光るコインと、鍵が落ちてるねぇ。

シルヴォルド:あぁ、鍵あるんかい。

GM:さっき言った、争った痕跡の近くに落ちてた。

シルヴォルド:まぁ拾うけどさ…相変わらず俺だけ1ゾロ出ないなぁ…。

GM:ほんとは出ない方がいいんだけどね…。ちなみにヒント出すと…まだ1階の厨房も調べてません。

シルヴォルド&アレックス:あ、そうか!!

アレックス:これって、その鍵じゃない?

シルヴォルド:試してみる価値はあるな。よし、行ってみよう!


《厨房》

GM:では、タッタッタッ…と一階に降り、食堂に入って…厨房の扉前に着きました。

シルヴォルド:1階と2階を行ったり来たり…。さぁって、鍵は開くかな?

GM:ガチャッ…ガチャガチャ…ガチャ……カチン。

シルヴォルド:お、開いたな。

アレックス:これで勝手口から外出れそうやな…。

GM:ちなみに…言うてしまうと、ここの鍵は『使用人部屋』で手に入れた鍵でした。(笑)

シルヴォルド:あ、結構前に開けれてんな!(笑)

アレックス:遊戯室の鍵じゃなくてよかった!(笑)

GM:で、中に入ると…奥に勝手口の扉があります。

サーシャ:出よ…帰ろ…。(疲)

マリウス:目的は果たした…。

シルヴォルド:何一つ果たしてない気がするけど…。(汗)

アレックス:ていうか、開くん?

GM:うん、開くよ。

シルヴォルド:あれ、開くんか……『主夫婦の部屋』がまだ調べてないけど…。

アレックス:もう帰るしかない!こんな危険な所とは、おさらばだ!(笑)

マリウス:…まぁそれ、間違いなくバッドエンドフラグやで。(笑)

アレックス:っていうか、よくよく考えたら…出た途端にアンデッドに囲まれるやん。(苦笑)

マリウス:出た瞬間、グッチャグチャにされてまう。(笑)

GM:うん、開けたらアンデッドが入り込むつもりやった。

アレックス:…まだ、やらなければならないことが残っているはずだ!

サーシャ:鬼●郎のゲームの校門の時のやん。(笑)

マリウス:…とりあえず、勝手口から入られんように、内側から鍵かけようや。

シルヴォルド:そうやな。あと、棚とかもズラしてつっかえにしとくか。

アレックス:…厨房の鍵がかかってた理由は何々やろ…。

GM:……とかやってると、食堂の方からバーン!て何か大きな音がした。

アレックス:うわ、こっちからきた!(汗)

マリウス:…ちょっと今の、怖かった…。(汗)

サーシャ:はぁ…また経験値が歩いてきた…。

シルヴォルド:敵は何?

GM:グール2体ですね、厨房で戦ってください。

アレックス:狭いなぁ…。あ、でも、皿とかいっぱい投げれるなぁ。(笑)

サーシャ:厨房狭いのに…馬いるん?置いてきた?

マリウス:当然、連れてくるさ!食われてまうわ!ていうか、デカさならそこのドラゴンも一緒のようなもんや!(笑)

シルヴォルド:ちょっと肩身狭そうに立ってるかもしれん。(笑)


《戦闘:グール×2》

《1ターン目》

サーシャ:とりあえず先制値を…(コロコロ)10。

マリウス:(コロコロ)8。

アレックス:(コロコロ)9。

シルヴォルド:(コロコロ)7かな。

GM:あれ、じゃあグールが先攻取った。頑張ったな、グール。(笑)

マリウス:バックアタックされたん?

GM:いや、近づいてくるまでに音がしたから、振り向いててもいい。ただ、厨房が狭いので皆同一エンゲージです。

マリウス:つまり、後列も殴られる危険性があるってことか…。

GM:ま、アンデッドなんで対象はランダムで…(コロコロ)あ、Aがアレックス、Bがマリウスにいったわ。(笑)

マリウス:言った側からきやがった…。

GM:乱戦を宣言するわ。達成値11を避けてください。ちなみに2回攻撃です。

アレックス:俺は無理やなぁ…。(汗)(コロコロ)あぁ、やっぱり無理やった…。

マリウス:俺は(コロコロ)両方避けた。

GM:アレックスは両方当たり?じゃあダメージが11点が2回。

アレックス:…生きてはいる。

GM:続いて毒の「生命力抵抗」を2回。

アレックス:これは自信あるで〜…「生命力抵抗」は無駄に高いねん。(笑)(コロコロ)達成値15と16で耐えた。

GM:じゃ、《麻痺毒》にはかからなかった。

アレックス:「私は健康が取り得ですから…」(笑)

GM:良かった…ようやく一矢報いた…もうあとはボコってくれていいわ。(笑)

マリウス:じゃ、フォーメーションAで。

アレックス:とりあえず2体それぞれいって。落としそこねたら、俺が魔法飛ばすわ。

マリウス:じゃ、一人一殺でいこか!

シルヴォルド:OK、じゃあまずAを《投げ強化》(コロコロ)達成値13。

GM:11以上で当たる。

シルヴォルド:ダメージダイスは悪いです…13点。続いて《踏みつけ》(コロコロ)達成値15で当たりやな。ダメージが13点…4点残ったか。サーシャ、頼んだ。

マリウス:あ、先に俺もBやるわ。《全力攻撃》です!(コロコロ)達成値10!

GM:…え、それは当たらんで?

マリウス:いぃ?!…しゃーない、<運命転換>するわ…あ、でも勿体無いかなぁ…いいわ、使って達成値16!

GM:はいはい、それなら当たるよ。

マリウス:ダメージが…21点!で、馬…(コロコロ)達成値12!

GM:お、馬も当たり。

マリウス:じゃ、ダメージが…OK、8点!

GM:はい、グールは防護点ないので、Bが倒れました。

サーシャ:こけてるから、いけるかな?斬るわ(コロコロ)ん、達成値12いけた!

GM:うん、当たりやで。

サーシャ:ダメージが……いっぱい!クリティカルした。(笑)

GM:まぁ残り4点やから、死んだわな。(笑)


《戦闘終了》

GM:さ、剥ぎ取れ。

シルヴォルド:(コロコロ)あら、3。

サーシャ:(コロコロ)8!

GM:どっちも特になし。自動の『グールエキス』が2つやな。

サーシャ:うぇ〜…。

GM:アンデッドの剥ぎ取りは、良いやつは結構達成値高いで?

アレックス:基本、10以上ばっかり。

サーシャ:こいつらやったら、何貰えたん?

シルヴォルド:『グールコイン』だろ?眼底にたまってるっていう…。(笑)

アレックス:そうそう、それそれ。(笑)「あ、シルヴォルドさん、ちょっと…私にこの『魔香草』を飲ませてもらえないかな…?」(笑)

シルヴォルド:「ふふ…お前は甘えっ子だなぁ…」(笑)ここはせっかく厨房やし…すり鉢使って、しっかりやるか。

アレックス:さすがです。(笑)

シルヴォルド:(コロコロ)あ、2点しか回復せんかった、ゴメン。

アレックス:ん〜、もう一個お願いします。

シルヴォルド:はいよ…(コロコロ)今度は4点。

アレックス:お、これでほぼ回復か…ありがとうございます。

シルヴォルド:いえいえ…。

アレックス:これで…あ、今のでHPも減ってたか…まぁそれは自分で…。

シルヴォルド:MP勿体無いよ。『ポーション』が10本あるから、飲ませたるわ。(コロコロ)6点回復。

アレックス:おぉ、ありがと〜!でももう2本くらいいいですか?

シルヴォルド:あいよっと…(コロコロ)お、でかめ。9点回復。

アレックス:一気にきたぁ〜…じゃ、これでいいっすわ。ありがとうございましたぁ〜。

シルヴォルド:はいよ〜。

マリウス:後衛が一番ダメージ受けるって、どういうこっちゃ…。

GM:狙われたら、避けれんからねぇ。さて、どうする?今は厨房か。

シルヴォルド:さて、と…外に出ようもんなら地獄が待ってるもんで、あとは『主夫婦の部屋』しかないな。

GM:外はまさしく地獄ですからね。(笑)


《主夫婦の部屋》

シルヴォルド:じゃ、『主夫婦の部屋』へ行こう。

GM:はい、部屋の前に行く?行くと…また何か人影がいっぱい…。

アレックス:もぉ〜…またぁ〜?(疲)

シルヴォルド:ぶっちゃけ、何々?

GM:まぁグールなんですけどね。…割愛しちゃう?

シルヴォルド:しちゃおう。(笑)はい、投げた、投げた。

サーシャ:《魔力撃》〜!(笑)

GM:じゃあそれが決まったことにして、倒しました。

アレックス:剥ぎ取りやな…(コロコロ)ここで1ゾロでも意味ねぇー!

GM:『グールエキス』だけですね。(笑)

シルヴォルド:実はこのグール…生前、歯を全部金でできた総入れ歯にしてた、とかない?(笑)

サーシャ:目にダイヤ埋め込んでた、とか。(笑)

GM:してません。(笑)

シルヴォルド:何や。(笑)じゃ、『主夫婦の部屋』に改めて行こか。

GM:ガチャガチャ…開かないよ?

アレックス:え?!

シルヴォルド:開かない?!

GM:うん、開かないよ?

シルヴォルド:全部まわったと思ったけど…。

アレックス:あとは…倉庫?

マリウス:でも倉庫て、何か狭いなぁ…って感じただけやろ?

アレックス:もっかい倉庫で調べてみよう!さっき遊戯室で拾った鍵がまだあるんやし。

シルヴォルド:そうやな…倉庫に隠し扉とかがないか、確かめにいこう。


《倉庫(1F)》

GM:じゃ、一階の倉庫に来ました。

シルヴォルド:倉庫に入って、邪魔な荷物を全部寄せた。

GM:寄せました。

アレックス:『探索』や!

シルヴォルド:壁を調べるんや。

サーシャ:スカウトで…(コロコロ)達成値11。

GM:特に隠し扉、隠し通路の類はないように思えた。

アレックス:ないんか…。

シルヴォルド:…床をガンガン蹴ってみる。

GM:普通の床やなぁ。

シルヴォルド:空洞じゃない音?

GM:違うなぁ。木なんか、石なんかも考えてなかった。

シルヴォルド:……廊下側から見て、壁の厚みの違いをみた場合、入って左右の壁、どっちが狭い?

GM:あぁ、そういう見方するなら…外側がちょっと手前に感じるなぁ。

シルヴォルド:(コロコロ)。(急に振り出す)

GM:…え、何の判定?(汗)

シルヴォルド:ん?壁に体当たり。(笑)達成値は15です。

マリウス:困った時の体当たり。(笑)

GM:半分ダメージくらってください。(笑)

シルヴォルド:7点、装甲点抜けてきたよ…いてて…。(笑)

サーシャ:ここを重点的にスカウトで調べる。(コロコロ)達成値16。

GM:特に何も見当たらない。

アレックス:…つまり、ここには何もないねん。こんだけ探してもないねんから。

シルヴォルド:…え、これまさか、外から回れっていうフラグじゃないよな?(汗)

アレックス:危険すぎる!(笑)

マリウス:ダッシュで行くしかない!

GM:間違いなく死亡フラグです。(笑)

アレックス:ちょっと…じゃあ、トイレに行ってきます!

全員:(爆笑)

シルヴォルド:こ、ここにきて…。(笑)

GM:トイレ行くなら廊下で襲われる!敵はランダムで(コロコロ)…うわぁ、ゾンビ2体か。割愛で倒したってことでいいわ。

アレックス:(コロコロ)8!

サーシャ:(コロコロ)9!

GM:『目玉×2』を2個どうぞ。(笑)

シルヴォルド:このうえ目玉が追加?!合計16個やぞ?!(笑)

アレックス:もうちょっとで二十四の瞳やで。

全員:(爆笑)

GM:そんなんいらんわ!(笑)さ、どうする?

アレックス:ん〜、他行ってない所って…。

サーシャ:全部回った?

アレックス:回って、開けれる所は全部開けて…。

GM:一個、未使用の鍵がある状態です。

アレックス:…この『執事の部屋』行って確認したらいいんちゃう?(笑)

シルヴォルド:ここにきてアストリアさん頼み?(笑)「どういうことっすか!」

アレックス:「この地図、間違ってるんじゃないですか?!」(笑)

GM:返事はない、ただの屍のようだ。(笑)

アレックス:ん〜…怪しいのは、この2階の書庫と倉庫やけど…。

マリウス:あれ?そこってまだ行ってないよな?

シルヴォルド:あぁ、そこに行くためには、まず主夫婦の部屋に入らんといかんからなぁ。

マリウス:あぁ、そこに入れんわけか…。

アレックス:…この、書庫と倉庫の…というか、ありとあらゆる壁に体当たりしていけばいいんじゃないかな?(笑)

シルヴォルド:さすがに途中で力尽きると思う。(笑)右肩に湿布貼っとかな…。

サーシャ:じゃ、右肩に乗ろっと♪

シルヴォルド:……じゃ、そのまま体当たりを…。

GM:あぁ…そうやって死体が増えてくんやな…。(笑)

シルヴォルド:いや、これは超特殊な例やと思うけど。(笑)

アレックス:どうしたもんかなぁ…もっかい全部まわってみる?

マリウス:全部入ったっけ?この…使用人の部屋の1〜3も?

シルヴォルド:あ〜…どやっけ。忘れた。

アレックス:じゃ、もっかい使用人の部屋を1から順に入ってみよか。

シルヴォルド:そだな。洗い直すぞー!


《使用人の部屋1》

GM:では『使用人の部屋1』です。開けると蛮族の死体が転がってます。

シルヴォルド:あぁ、ここがそうやったな。

マリウス:一応調べ直す(コロコロ)8。

シルヴォルド:同じく(コロコロ)8。

アレックス:(コロコロ)9。

サーシャ:(コロコロ)10〜。

GM:特に何もみつかりません。


《使用人の部屋2》

シルヴォルド:次、2!

GM:入りました。特に気になるものはありません。

マリウス:調べる(コロコロ)7!

シルヴォルド:(コロコロ)惜しい、3!…1ゾロって、どうやったら出るねん…。

サーシャ:振ってたらそのうち…(コロコロ)7!

アレックス:(コロコロ)10て…。

GM:特にありませ〜ん。


《使用人の部屋3》

シルヴォルド:次、3!(コロコロ)そして7!(笑)

マリウス:(コロコロ)6!(笑)

サーシャ:(コロコロ)11〜。

アレックス:(コロコロ)11!

GM:はい、特にありません!


《使用人の部屋4》

マリウス&シルヴォルド:(ハモって)次、4!(コロコロ)5!(笑)

サーシャ:(コロコロ)無駄にクリティカルー!!(笑)

アレックス:(コロコロ)あかん、7や。

GM:はい、特にないわ!っていうか、そんだけガサガサしたから、アンデッド寄ってきたわ!

アレックス:何が来た?

GM:ワイトとスケルトンが2体や!

アレックス:あぁっ!ちょっと面倒くさい!(笑)

サーシャ:キャンセル!キャンセル!(笑)

GM:ワイトいるから、ダメ。貴重なダメージ源や。(笑)


《戦闘:ワイト&スケルトン×2》

《1ターン》

マリウス:先制値(コロコロ)8!

サーシャ:(コロコロ)あ、低い、9。

アレックス:(コロコロ)8やな…。

シルヴォルド:(コロコロ)7か〜。

GM:やった、こっち先攻や。スケルトン2体が乱戦に持ち込んだんねん…。

アレックス:ヤバイ…またやられる…。(汗)

GM:ま、対象は相変わらずランダムで…(コロコロ)スケルトンAがアレックスに、Bがマリウスに、ワイトがアレックスに!(笑)

アレックス:うわぁぁぁー!!(汗)

サーシャ:ご愁傷様です。(笑)

GM:スケルトンの達成値は9、ワイトは達成値13。

マリウス:(コロコロ)ま、俺は避けたわ。

アレックス:回避は無理やって…(コロコロ)お、スケルトンの攻撃はピッタリ9で避けれた!…でもワイトの13はクリティカルじゃないと無理…(コロコロ)あ〜、無理や。

GM:ダメージが…13点。

アレックス:8点通ったか…。

GM:プラス、「生命力抵抗」をするんだ。

アレックス:それは大丈夫だ!(コロコロ)達成値12!

GM:あぁ、じゃあ抵抗された。残念。

マリウス:さぁ、フォーメーションAだ!

サーシャ:何やった?

シルヴォルド:俺がワイトこかして、マリウスがトドメ。(笑)

サーシャ:…Bは?

マリウス:ない。

サーシャ:Cは?

マリウス:あんたも含めて3人で殴る。

サーシャ:…何でBないの?

マリウス:なんとなく。

GM:きっとBはアレックスも殴りに行く。(笑)

マリウス:最終手段やん!(笑)

シルヴォルド:とりあえずワイトに《投げ強化》!(コロコロ)達成値16は当たりやったな。

GM:はい、当たってます。

シルヴォルド:ダメージが…12点。続けて《踏みつけ》(コロコロ)達成値17で11点。

GM:半分以上削られた…。

マリウス:殴る(コロコロ)達成値13。

GM:当たるなぁ…。

マリウス:ダメージが…あ、《全力攻撃》言い忘れた…もぉ普通でいいわ…14点。

GM:まだ生きてる。ちなみに《全力攻撃》してたら死んでた。

サーシャ:ちょっと〜…。

マリウス:まだ馬がある、馬が!(コロコロ)達成値13!当たりやからダメージが8点!

GM:あぁ〜、馬に蹴られて死んでもた!ワイト死んだ時点で、スケルトン2体は死んだことでいいです…。

PC4人:(爆笑)


《戦闘終了》

サーシャ:じゃ、スケルトン、サックサク♪(コロコロ)8。

GM:『頑丈な骨』。

サーシャ:もう一体スケルトン(コロコロ)3…。

GM:何もなし。

シルヴォルド:ワイト…(コロコロ)8。

GM:8はないねんなぁ…『ワイトの爪』のみやな。

シルヴォルド:戦利品だけ、どんどん増えていく…。

アレックス:ていうか、使用人の部屋には何もなかったってことか。

シルヴォルド:そういうことやなぁ…。他にまだ鍵かかってる所…。

サーシャ:1階の反対側は?

アレックス:それは全部開いてた。1階は全部開いてるなぁ……2階か?

シルヴォルド:2階…か。客室かな。

サーシャ:じゃ、客室を3、2、1って調べていこうよ。

アレックス:いや、2は確かシンがいた所やからもういいわ。

シルヴォルド:…3だけまだだったか?客室3行ってみよう。



7:見つけた糸口



《客室3》

GM:ではカンカンカンカンカン…と2階へ行き…ガチャガチャ…カチン。

シルヴォルド&アレックス:あ、ここか!!

アレックス:そうか!ここ来た時に後ろからアンデッド来て、倒し終わってそのまま2に行ってもたんか!

シルヴォルド:ここをスルーしてもたか…。

サーシャ:つまり…隣の遊戯室で拾った鍵は、ここの鍵やってん。(笑)

シルヴォルド:答え、隣にあったのに…えらい遠回りしたなぁ。(笑)

GM:ま、開きましたよ。

シルヴォルド:じゃ、入ってみようか。

GM:中に入ると…どうやら中に人影のようなものが…。

アレックス:また人影や!

GM:あれは…ゴーストだ!男のゴーストのようだ。

アレックス:また男のゴーストか…。

GM:ゴーストは君達に話しかけてくる。

マリウス:『生ギダママ…食ッデヤドゥー…』

アレックス:…ゴーストって、食うん?(笑)

サーシャ:『オ前ノ体…スリ抜ヌケデヤドゥー…』

シルヴォルド:あんまり怖くない。(笑)

GM:嫌は嫌やけど…だから何やねん、っていうな。(笑)じゃ、彼は語りだすわ。

幽霊男(GM):『私は…この屋敷の主人の、知人でした…。その主人に招かれて来たのですが…』

GM:要約すると、彼が最初の犠牲者らしい。

マリウス:なんだってぇー!

GM:犠牲…ようは、生贄に捧げられたってわけです。それも遊戯室で…。

シルヴォルド:あぁ、そういや争った痕跡があったな。

GM:そう、争って…で、殺された、と。そこで殺されたから、今もここにいる、って感じです。で、彼は君達に依頼をしてきます。

幽霊男(GM):『どうか…俺の無念を晴らしてくれ…』

マリウス:は、はぁ…。

幽霊男(GM):『……ぶっちゃけ、ここの主人を……殺れ』

アレックス:え、いいの?!止める、とかじゃなくて?!(笑)

マリウス:一応執事は止めてくれ、やったで?!(笑)

シルヴォルド:これが執事と知人の違いか?!(笑)

GM:この人も友達と思ってたら殺されたから、ブチ切れてんねん。(笑)

シルヴォルド:で、殺ってまえ、と。(笑)

幽霊男(GM):『俺は、あいつを許さねぇ…!』

シルヴォルド:まさに「てめぇは俺を怒らせた…」状態。(笑)

GM:まぁ、そういうことです。(笑)で、どうする?

シルヴォルド:「別にそれはいいんだが…」

アレックス:「とにかく、その主人の場所を教えてくれたら、どうにかはしますわ」

幽霊男(GM):『奴は…自分の部屋にいるはずだ!』

シルヴォルド:「し、しかし鍵がかかってましてね…」

幽霊男(GM):『鍵なら俺が持っている!』

シルヴォルド&アレックス:「「お前かぁぁぁー!!」」(笑)

マリウス:っていう、何で?(笑)

GM:殺されて息を引き取る瞬間に、引き千切った。

アレックス:散々探し回って…お前かっ!

マリウス:最初から渡せよ…。

GM:ゆっくりした結果がこれでした。(笑)

サーシャ:お前が最初から部屋の前で鍵持って待ってたら良かってん!(笑)

GM:地縛霊やから、ここから動けなかったんです。

サーシャ:この部屋の鍵くらい開けとけよ〜!

GM:幽霊やから開けれんかってん!(笑)

シルヴォルド:ま、とりあえず鍵は貰うとして……ゴーストって経験値、いくら?

アレックス:さ、最悪やぁー!!情報貰ったら殺す、って?!(笑)

シルヴォルド:貰うもん貰ったら、経験値に変わるだけや。(笑)

マリウス:何か昔、メガテンでもやった気がする…しかも子供の霊を。(笑:第T部・第3話参照)

GM:さ、最低やな…君ら…。経験値はやらんが、『魔晶石』の6点と7点が1個ずつくれはるわ。

シルヴォルド:別に今回は殺らんよ。(笑)

サーシャ:アレックスに7点あげるわ、6点頂戴。

アレックス:じゃ、貰います。

シルヴォルド:…あ、3点くれん?俺も一応《キャッツアイ》で使うんだわ。

アレックス:あぁ、じゃあ3点を1個あげます。

サーシャ:あ、この2点もあげるわ。確実に削ってもらった方が、こっちの生存率も上がるし。(笑)

シルヴォルド:お、ありがとー。

GM:で、「頼んだぞ…!」って言って消えていきました…。

アレックス:じゃ…これで開けれるな…!

シルヴォルド:よし、行くか!

マリウス:長かった…。


《主夫婦の部屋》

シルヴォルド:では…主夫婦の部屋、ちゃんとノックして入るわ。

GM:何故ここで…。(笑)

シルヴォルド:それもそうか…じゃあ、鍵開けてから…(コロコロ)達成値18で蹴り開ける。(笑)

GM:扉が吹き飛びました。(笑)

マリウス:最後の最後で乗り越えたな。(笑)

シルヴォルド:俺は…扉に勝った…!!(笑)

アレックス:「ありがとうございます…あなたの蹴りで、私の蝶番は壊れてしまったようです」

全員:(爆笑)

マリウス:い、意味が分からん…!(笑)

サーシャ:もう、大分扉との交流が深まったんちゃう?(笑)

シルヴォルド:凄いことになってるよ。(笑)

GM:じゃ、説明すんで?部屋の中は凄く乱雑に散らかっています。物があちこちに散乱してる感じ。

アレックス:本とかいっぱいあるんちゃう?

GM:それも込みやな、あとは家具とか。

マリウス:エロ本?

シルヴォルド:いや、黄泉還りの本やな…。

アレックス:セージで判定させてや。

GM:どうぞ。

アレックス:(コロコロ)あんま高くない、達成値11。

サーシャ:何かないか、『探索』する(コロコロ)達成値13〜。

マリウス:俺もとりあえず何か探す!(コロコロ)はい、出たー!1ゾロ!邪魔したんねん!(笑)

サーシャ:最悪かぁー!(笑)

シルヴォルド:(コロコロ)平目で達成値10。主夫婦の生前の、仲良さげに映ってる写真とかを眺めとくわ。

マリウス:じゃあ俺、その写真を破り捨てるわ。

シルヴォルド:…何でその行為に経験値50点貰えるんですか?(汗)

サーシャ:探索の13は〜?

GM:えっと、ここは夫婦の部屋やから男物、女物がそれぞれあるんやけど…女物の家具とかがいくらか失われてる気がした。

マリウス:女装趣味やったってことやな。

GM:何か…持ってかれた感じ。タンスの一部がごっそり無くなってたり…。

シルヴォルド:黄泉還らせた不出来なアンデッドに着せて喜んでんだろ、どうせ…。

サーシャ:違うで!「私はもう、貴方にはついていけません!実家に帰らせて頂きます!」(笑)

マリウス:ゾンビに逃げられた旦那。(笑)

GM:ショボいなぁ〜!(笑)

サーシャ:「私は墓に還らせて頂きます!ゆっくり寝させてください!」(笑)

シルヴォルド:それを認めたくなくて、旦那は狂ったんや。(笑)

GM:その気持ちは分からなくもない。(笑)で、どうするって?

アレックス:文献とかからは何か分からん?

GM:そうやなぁ…ここにあるものは、まだ普通やなぁ。当たり障りのないこととか、逆に良く聞くような話のものばっかりがある。

シルヴォルド:『執務室』に行ってみよう。何かあるかもしれん。


《執務室》

GM:執務室に来ました。鍵はかかっていません。大量の本や資料に溢れかえってますね。

アレックス:あ、むしろこっちやったか。

サーシャ:『探索』で調べる!(コロコロ)達成値11!

マリウス:調べる…という名の邪魔をする!(コロコロ)達成値9〜…。(残念そう)

アレックス:セージで判定(コロコロ)達成値14。

シルヴォルド:一応俺も…(コロコロ)平目で探索達成値11だな。

GM:はいはい。まず見つかるもの、その1・「主人の日記」。

アレックス:出た、日記。(笑)日記、勝手に読んじゃお。(笑)

GM:先に次な。その2・「聖印」が見つかる。

アレックス:聖印…もう持ってるけどなぁ…。

GM:印は君のとは、違うよ?それは司祭やで分かっていい。

アレックス:あ、そっか!信仰する神様ごとに違うんやったな。

マリウス:あなたとは違うんです!

GM:ちなみにその聖印は…!

アレックス:それは…どこの…?!

GM:メティシエ。

アレックス:…めてぃしえ?それは…どんな神様?

GM:不死神。

アレックス:風刺神?!

GM:不老不死の不死や!

アレックス:あ…あぁ、あぁ…世情を風刺する神様かと思った…。(笑)

シルヴォルド:新聞記者とかが信仰しそうだな。(笑)

マリウス:皮肉言いまくるんやろな。(笑)

サーシャ:ダメージは全部MPにくるんやろ。(笑)

GM:それはそれで怖いな。(笑)で、どうする?

シルヴォルド:日記読むしかない。

アレックス:そうやな、読むわ。

GM:読むと内容は…妻が病気になって苦労していることから、何とかして病気を治そうとしたけど…結局妻が死んでしまった。…で、その辺から段々壊れていく過程が克明に描かれているなぁ。『何とかして黄泉還らせねば…』ってことで、家財を全て投げ打ってでも、色んな呪い師に頼んだり…。

マリウス:これ、あんた精神判定いるんちゃう?

アレックス:え、何で?(汗)

マリウス:多分、これ読んだら精神、汚染されてくんタイプやで…。10点溜まったらNPC化や。

シルヴォルド:<宿命>かよ、ゲーム違うわ。(笑)

GM:まぁ、それで不死の神の信仰を始めたりしてる。で、最後の方に『生贄を捧げれば、きっと神が妻を黄泉還らせてくれる…』とか書いてある。

サーシャ:…その日記には、白紙のページはあるん?

GM:白紙のページっていうか、途中から後半は全部白紙や。で、『執事は煩いから…』

シルヴォルド:捧げとくか、ってか?

GM:そうそう。『屋敷の中に祭壇を作らせよう』…とも書いてある。

マリウス:栽壇…花壇のことやろ。

シルヴォルド:うっかり家庭菜園始めたんやな。(笑)

GM:間違えすぎやろー!!(笑)『生贄を捧げているが、どうも効果が思わしくない…まだまだ生贄を捧げないとダメなのだろうか…』

PC4人:…………。

GM:『ある時、一人の男がやってきた…』

シルヴォルド:…何かきな臭いのが出てきたな…。

アレックス:それは、いつまで書かれてる?

マリウス:もちろん、5分前まで。

アレックス:ついさっき?!(汗)

GM:いやいや…1ヶ月前くらい。

アレックス:あぁ、でも最近なんやな…。

GM:『どうやら、その男が妻を黄泉還らせてくれるらしい…』その後、『妻が黄泉還った!』

アレックス:あ、黄泉還ったんや!

GM:『これこそきっと、不死神メティシエ様の御加護だ!もう二度と、離さない…!』あとは、そういう感じのことばっかり。

シルヴォルド:恋のポエム風になっていくんだな。(笑)

GM:そうそう。(笑)

マリウス:…どんなんやねん!(笑)

GM:ちなみに、読んでたのは?

アレックス:ま、俺かな。

GM:じゃ、冒険者+知力判定してください。

アレックス:ほんまに精神判定?!(汗)(コロコロ)達成値15!

GM:あ、じゃあ分かるわ。ページの隙間から、一枚のメモが出てくる。早い話が、祭壇に行くための隠し通路の開け方。

アレックス:「こ、これは…!!」

シルヴォルド:「何か分かったのか?!」

アレックス:「…シルヴォルドさん…!」…どこに繋がってる?

GM:『書庫』やな。

マリウス:そらそうだろ。

アレックス:…『倉庫』かもしれんやん…。

シルヴォルド:いやぁ、書庫に隠し通路があって、そっから下に降りていけば…。

アレックス:あ、そうか!それで倉庫が狭くなってたんか!なるほどねー。

シルヴォルド:まぁ、だろうから『書庫』じゃなくて、『執務室』に先にきたんだけどねー。(笑)

マリウス:MAPは全部埋める派です。(笑)

シルヴォルド:そういこと。(笑)

アレックス:「そこの書庫に…下に通じる道がありますよ!」

シルヴォルド:MAPに書き込むと…こういうことだろ?




┌―─―┐―┌───――――――┌―扉┐―┌──―┐
| ★ | |         | T| 扉L ト|
┌─―─┐ |   食 堂   |厨房| └―――┘
│ 倉 扉 |         |  | 扉M  |
│ 庫 I |         扉S | |  浴|
│   | └──―――大扉――└――┘ └―――┘
┌―─―┐                扉N  |
│   | ┌―─―────―――――┐ |  使│
| 執 | |  | |  | |  | |  1|
|   扉 |  | |  | |  | └―――┘
|   J |  | └――┘ |  | 扉O  |
│   | |  └―┐↑↓┌―┘  | |  使|
│ 事 | |    |  |    | |  2|
│   | |            | └―――┘
|   | 扉            扉 扉P  |
└―――┘ A     EH     B |  使|
|   扉 |            | |  3|
│ 使 K |            | └―――┘
│   | |            | 扉Q  |
| 頭 | |            | |  使|
|   | |            | |  4|
└──―┘―└―――――正扉―――――┘─└―――┘
                 

 森の中の屋敷:1F  

正扉:正面玄関扉

EH:エントランスホール

↑↓:2階へ続く階段

扉A&B:廊下へ続く扉

扉I:倉庫(1F)

扉J:執事(アストリア)の部屋

扉K:使用人(頭)の部屋

扉L:トイレ(1F)

扉M:浴室

扉N:使用人の部屋1

扉O:使用人の部屋2

扉P:使用人の部屋3

扉Q:使用人の部屋4

大扉:大食堂の扉

扉S:厨房への扉

扉T:勝手口の扉

★:地下祭壇への階段






┌─―─┐─―────――――――――――┌──―┐
│ ★ |                扉H ト|
┌─扉─┐                └―――┘
│   |       H        |   |
│ 書 |                |   |
│ 庫 |                |   |
│   |                扉 遊 |
└─扉V┘ ┌―─┐ ┌──┐ ┌――┐ R   │
|   | |//| |吹/| |//| |   |
| 主 | |吹/| |抜/| |抜/| | 戯 |
|   | |//| └――┘ |//| |   |
│ 夫 | |//└―┐↑↓┌―┘//| |   |
│   | |////|  |////| | 室 |
│ 婦 扉 └─―――――――――――┘ 扉   │
│   C                G   |
│   |                |   |
|   |                |   |
└─扉U┘――――扉D┌扉E――――┌扉F└―――┘
│   |      |      |      |
|執務 |  客1  |  客2  |  客3  |
|   |      |      |      |
└─―─┘――――――└――――――└――――――┘
                 

 森の中の屋敷:2F  

H:ホール

↑↓:1、2階を繋ぐ階段

扉C:主夫婦の部屋

扉D:客室1

扉E:客室2

扉F:客室3

扉G&R:遊戯室

扉H:トイレ(2F)

扉U:執務室

扉V:書庫

★:地下祭壇への階段



GM:(それを見て)ま、そういうことですね。見たところ、扉がありそうやけど…。

マリウス:シルヴォルドなら…力づく、やろ?(笑)

シルヴォルド:無論!(笑)さぁ、書庫の扉に…突貫だ!


《書庫》

GM:では、書庫に入りました。壁の奥側に扉があります。

シルヴォルド:はぁ!(コロコロ)達成値17!

アレックス:何故あくまでも壊そうとする?!(笑)

GM:いや、まぁ開くんやけど……罠が作動するなぁ。

シルヴォルド:…な、なにぃ?!!!

全員:(爆笑)

シルヴォルド:さ、最後の最後で扉との友好関係が…崩された…。

マリウス:まさかの裏切りや…!(笑)

GM:精神抵抗をどうぞ。

シルヴォルド:(コロコロ)達成値13!

GM:じゃ、失敗。電撃が迸るで。(笑)

シルヴォルド:ぎゃー!(笑)

GM:威力10で振ってみて?

シルヴォルド:あ、俺がやっていいの?ダメージダイス低いのは自信あるで♪(コロコロ)ほぉら、4点や。(笑)

マリウス:静電気やん。(笑)

GM:まぁ+1で5点の装甲無視や。

シルヴォルド:…俺の今日の被ダメージ、全部扉からやん。今で合計12点だぞ。(笑)

GM:まぁ、おかげで罠ももう無くなって、扉も開いたよ。(笑)

アレックス:「だ、大丈夫ですか!?」(笑)

シルヴォルド:「扉に…裏切られたんだ…」

アレックス:「そんなところで申し訳ないんですが…僕に『ポーション』を飲ませてもらえませんか?」

全員:(爆笑)

シルヴォルド:「自分で飲んでろー!!…って言いたいが、いいよ!ほら、口開けろ!」

アレックス:い、いい人や…!(笑)

シルヴォルド:(コロコロ)ほい、5点回復。

アレックス:もう1本、お願いします!

シルヴォルド:あいよ(コロコロ)もっかい5点回復。

アレックス:もう大丈夫です、ありがとうございます!

シルヴォルド:自分も1本飲んどこ(コロコロ)4点回復っと。もう一本いっとくか…。

サーシャ:シル〜、『魔香草』スリスリやって〜。

シルヴォルド:ちょ、ちょっと待ってな!俺も今、手一杯や…!(笑)

GM:大変だねぇ、レンジャーも。(笑)

シルヴォルド:レンジャーLvも上げてかんとなぁ。(笑)『魔香草』…(コロコロ)あ、ゴメン、3点しか回復せんかった。

GM:しかし…ものの見事に罠にかかったなぁ。(笑)

シルヴォルド:あの流れなら…いくしかないやろう。(笑)

GM:うん、まぁやるやろな、とは思った。(笑)

サーシャ:危ない危ない…体当たりやったから降りたけど、普通に乗ってる時に開けられたら一緒にくらってた。(笑)

GM:そこだけいい判断やったな。(笑)回復はもういい?

シルヴォルド:いい、かな?

サーシャ:うん、大丈夫〜。

GM:ん…でもちょっと回復で時間使ったから、何かが寄ってきました。

シルヴォルド:這いずるもの、やな。

マリウス:いぃ?!食われてまうわ!(笑:モンスターコレクション参照)

アレックス:え、どっちから?

GM:書庫の入り口、主夫婦の部屋の方から。ワイトが2体来たぞ〜。

アレックス:またワイトか…。

シルヴォルド:2体か…面倒くさいな…。


《戦闘:ワイト×2》

《1ターン目》

マリウス:先制値(コロコロ)6。

シルヴォルド:(コロコロ)達成値5。

アレックス:先制値〜(コロコロ)11。

サーシャ:(コロコロ)9!

GM:あ、じゃあこっちからやな。ランダムで殴るで〜(コロコロ)Aがマリウス、Bがサーシャ。達成値は13です。

マリウス:(コロコロ)はい、16で避けた。

サーシャ:(コロコロ)あかん、当たった…。

GM:ダメージが14点。あと、「生命力抵抗」もしてな。

サーシャ:10点も通った…(コロコロ)抵抗は達成値12。

GM:じゃあ毒は抵抗できたな。

サーシャ:10点も通ったぁ〜…。残ったの23点や…。(涙)

マリウス:で、こっちやな。ここはフォーメーションDだ!

アレックス:何やった?(笑)

シルヴォルド:とにかく4人がかりで攻撃だ。(笑)とりあえず、Aを俺とサーシャでいくか。《投げ強化》(コロコロ)達成値12。

GM:当たったで。

シルヴォルド:ダメージが…相変わらず低い…13点。こけたところを《踏みつけ》る!(コロコロ)達成値17で、ダメージが15点。

サーシャ:魔法でいくか…剣でいくか…こけてるから、《魔力撃》!突き刺してやるぅ!(コロコロ)やぁー!ゴロゴロ…50点。(笑:1ゾロ)

GM:床を突き刺した、ガイ〜ン。(笑)

マリウス:こ、ここはAを確実にいこう!Aに(コロコロ)…達成値10て…。

GM:良かったなぁ、こけてて…ギリギリ当たったで。(笑)

マリウス:あぶな…14点。

GM:ま、それでAは死んだよ。

マリウス:じゃ、馬はBに突貫(コロコロ)あ…達成値3しかない。終わり。

アレックス:さて、どうしようかな…。

シルヴォルド:サーシャ回復したってくれ。次のターンで倒せそうだし。

アレックス:そうやな。じゃ、【キュア・ウーンズ】、別に抵抗はせんよな?

サーシャ:しやんよ!(笑)

アレックス:じゃ、10点回復。

サーシャ:さっきの消えた〜。


《2ターン目》

GM:じゃ、こっちやな。まだBは元気やで〜…誰狙おうかな…(いっコロ)またマリウス、達成値13。

マリウス:ま、余裕…(コロコロ)いぃぃ〜?!!(笑)

シルヴォルド:また1ゾロ?!何でそんな出るんだ?!(汗)

GM:じゃ、ダメージ8点で〜す。

マリウス:カキ〜ン♪

GM:…8点カキン?!

マリウス:うん、カキン。(笑)

GM:ってことは、毒も通らんやんか…。(汗)ワイトはションボリしている…。

サーシャ:今度こそ突き刺してやるぅ〜!《魔力撃》(コロコロ)達成値12、うりゃー!

GM:はい、当たってますよ〜。

サーシャ:じゃ、ダメージが…13点!

GM:ま、通ってますよ〜。

シルヴォルド:そこを《投げ強化》で一本背負い!(コロコロ)達成値16は当たるな。ダメージが…14点。続いて首を狙って《踏みつけ》!(コロコロ)達成値12は?

GM:当たるよ〜。

シルヴォルド:OK、ダメージが…お、クリティカルしたな…あ、2周した…29点かな。

GM:グッチャー!っていったわ!13点くらいオーバーキルですよ!(笑)


《戦闘終了》

GM:さぁ、剥ぎ取りを振るのだ!

サーシャ:一個(コロコロ)3!

シルヴォルド:(コロコロ)5!

GM:『ワイトの爪』が2枚のみ、です。

サーシャ:これで片手分やな!(笑)

GM:ケジメつけさせられたんやろ。(笑)

シルヴォルド&アレックス:ケジメをつけなさい!!(笑)



8:不死者の祭壇



《隠し階段》

GM:じゃ、さっきの隠し扉を通ると…地下への階段があります。

シルヴォルド:じゃ、降りていくか。

GM:カンカンカン…。途中で一回踊り場で折り返し…言ってまうと、ここが1階の倉庫の部分。そこで折り返して降りていくと…やがて、短い真っ直ぐな通路が出てくる。奥には扉があり、その隙間からボンヤリと明かりが…。

シルヴォルド:…突貫?(笑)

アレックス:いや、さすがに今回は罠とか調べてもらった方がいいんちゃう?(笑)

サーシャ:じゃ、スカウトで…(コロコロ)達成値14。

GM:まぁ、何もないよ。(笑)

マリウス:開ける前に、【セイクリッド・ウェポン】かけてや。

アレックス:あぁ、先かけとく?

サーシャ:…で、ボスの前口上が3分あんねん。(笑)

GM:戦闘が始まった途端に、効果が切れてしまった!(笑)

マリウス:どんだけ喋んねん!(笑)

アレックス:え、いいの?

GM:この向こうにいるかどうかも分からんのに…。

アレックス:あぁ、『聞き耳』判定とかしたらいいんか。

マリウス:やる!(コロコロ)達成値8!

アレックス:平目か!(笑)

サーシャ:(コロコロ)達成値11。

GM:っていうか、さっきまで鎧とかガチャガチャいったり声がボソボソ聞こえてたから、こっちも気づくわい!(笑)いますよ!

アレックス:ま、先に【セイクリッド・ウェポン】かけとくね。2人に…。

サーシャ:2人に【バイタリティ】かけとく。「生命抵抗」+2ね。

GM:…3分喋ったんねん…。(笑)

マリウス:聞く耳持たんわ!先に斬りかかるっちゅーねん!(笑)

アレックス:あ、じゃあ演出として…ギター弾いて歌いながら入ったろか。(笑)

マリウス:か、格好いいー!(笑)

アレックス:【モラル】歌いながら入る!全員、命中に+1や!(笑)

GM:…ちょっと待てよ?こっちも気づいたから、そっからターン制で考えるぞ?…2ターン分の動きしたから…こっちも動いて…はい、どうぞ。

シルヴォルド:じゃ、入るぞ。「頼もう!」

マリウス:ガチャッ。

アレックス:〜〜♪〜〜〜♪(歌ってる)

GM:こっちも一応抵抗を(コロコロ)…はいはい。

マリウス:さ、斬りかかるで!話は痛めつけた後に聞こう!(笑)

シルヴォルド:…喋れるかなぁ、その時…。(笑)

GM:多分、終わる時には消えてると思う…。(笑)

アレックス:戦いながら話したらいいねん。(笑)

マリウス:それや!(笑)え、じゃあ斬りかかっていいんかな?

GM:不許可。君達を見て男が言うよ。

主(GM):「何だ、貴様ら…?」

マリウス:貴様ら…って言った瞬間に斬りかかったんねん!(笑)

GM:演出上、不許可。入ったそこはちょっと広い空間になってて、奥に祭壇があって、そこに奥さんらしき女性が眠ってる。その前に立ちはだかるように、一人の男が立って君達に向かい合ってるってこと。

シルヴォルド:寝てる奥さんの…脇腹を狙って殴る!!

GM:待てぃ!(笑)ちょっとこっからムービーシーンや、これは強制なので…まぁ8ターン分と思ってください。

マリウス:効果残り10ラウンド…ま、いっか。

シルヴォルド:10ターンあればいけるだろ、どうぞ。

GM:な、舐めてんなぁ〜…。(汗)

主(GM):「ここは我が妻の寝所…貴様ら…」

シルヴォルド:(コロコロ)…。

マリウス:めっちゃ判定してるし!(笑)

GM:ちょっと止まれ、そこの格闘家!(笑)

アレックス:BGMのモラルが効きすぎてる…。(笑)

GM:もぉ〜…何言おうとしたか、忘れたやん…。(笑)

シルヴォルド:ようはアレだろ?ここで奥さんを充電しやんと、活動できんのだろ?

GM:…まぁ、それに近いな。ていうか、当たりや。

主(GM):「丁度いい…貴様らも生贄として捧げてやる!」

マリウス:「そんなの、間違えてる!」

シルヴォルド:「そこまで言うなら、お前がなれ!」

マリウス:それもどうかと…。(笑)

シルヴォルド:え、じゃあ…「お前のやっていることは間違っている!……と、思う」

アレックス:と、思う。(笑)

マリウス:「イチャつくなら、天国でやりなさい、天国で」

主(GM):「ふん……さぁ、マリアよ!食事の時間だ!」

マリウス:で、自分が食われるオチやろ?後ろから、バキバキって…。で、「俺じゃねー!」って。(笑)

全員:(爆笑)

GM:そんなん嫌すぎる…。(笑)あ、ちなみに旦那さんも青白くて生気のない…言ってまうと、アンデッド化してます。

アレックス:あぁ、そっちもなんや…。

GM:データ的にいうと、強化ゴーストの部類に入るかな。生前の技能とかも使えるから。奥さんの方は…一応、モンスター判定してもらおうか。

マリウス:(コロコロ)惜しい!3!(笑)

サーシャ:(コロコロ)低い、5。

シルヴォルド:(コロコロ)11!

アレックス:(コロコロ)俺も11や。

GM:名前は12以上で分かる…。

シルヴォルド:2Dの平目で11出しても分からねぇのかよ!(笑)

アレックス:…名前はともかく、どんな攻撃をしてくるか分からんし…いいや、<運命転換>使って達成値13に変える!

GM:OK、では分かります。弱点は適用されません。

アレックス:『ブラッドサッカー』、もちろんアンデッドやな。レッサーヴァンパイアによって血を吸われ、殺された者が蘇った存在です。

マリウス:ば、ヴァンパイア〜?!

アレックス:あ、データだけでよかった?

GM:いや?その設定も使ってるよ。

アレックス:そうなんや…。

マリウス:あんかた!(笑)

シルヴォルド:別世界の俺がごめんなさい。(笑)

アレックス:生前の記憶を歪んだ形で残しており、飢えと渇きを癒すため、人族や動物を襲います。その目は血走り、肌は死人のように青白くなっています。太陽の光を浴びるとダメージを受けるため、夜にしか動きません。…朝になってから来ればよかった…。

GM:いやまぁ、どっちにしてもここは地下や。

アレックス:あ、そっか。HP39…。

GM:いや、もちろん強化してるよ。

アレックス:あら、そっか…。

マリウス:推定39以上。

アレックス:防護点6+αで。こんなもんか。

シルヴォルド:旦那は?

アレックス:あ、こっちも判定?

GM:いや、ゴーストはゴーストやから、基本のHP20+αって感じで考えてくれていいよ。

アレックス:攻撃方法は?

GM:それは、生前の技能による。

アレックス:あぁ、じゃあ旦那は分からんから奥さんだけ。《連続攻撃》してくるから気をつけてね。あと《視線》で睨みつけられたら補助動作が行えなくなります。これは1ラウンドに1回、補助動作として使用できます。あと《吸血の牙》、これはダメージ分回復される技。あ、こいつも毎行動後、《リジェネレイト》で3点回復します。

マリウス:ふぅん…馬は?

GM:ここまでの階段が小さいものを想定してたから、入ってこれない。《騎乗縮小の札》があったら大丈夫やけど…。

マリウス:ない!じゃあ、いいや。

アレックス:まぁあとは《吸血鬼の体》ってので太陽の下やと弱くなるけど…今は関係ないわ。これで終わり。


《戦闘:強化ブラッドサカー&強化ゴースト》

《1ターン目》

マリウス:じゃ、先制値いこか。

GM:こっちは13です。

マリウス:その時点で無理やから!(コロコロ)4。

シルヴォルド:俺もだな(コロコロ)5。

アレックス:(コロコロ)10。

サーシャ:(コロコロ)…あ。

アレックス:やりやがった、こいつ…!

サーシャ:50点〜♪

GM:はい、こっち先攻。

シルヴォルド:皆とどんどん経験値に差をつけられていく…。(汗)

アレックス:あ、ゴーストってひょっとして、通常武器無効?

GM:いや、大丈夫。自分の生前の身体に取り憑いてる感じやから。

アレックス:あぁ、そうなんや。

GM:うん、だから肉体を破壊したら、コイツを倒したってことでいいよ。あと、ボスは固定値じゃなくてダイス振りますので。まず旦那が奥さんに【カウンターマジック】…。

サーシャ:えぇ〜…《精神無効》じゃないから2倍がけで【スリープ】しようと思ってたのに…止めよ…。

GM:(コロコロ)達成値13で、魔法抵抗+2になります。18ラウンド続きます。で、奥さんが補助動作で…誰か流し目送ってほしい?

マリウス:アンタちゃう?

シルヴォルド:俺、ドラゴンだから鱗のないのはちょっと…。(笑)

アレックス:女性に興味ありませんから。(笑)

サーシャ:ここは馬やろ。(笑)

GM:おらん。(笑)ランダムで(いっコロ)サーシャや。

サーシャ:女に流し目された…。

GM:精神抵抗してください。

サーシャ:(コロコロ)達成値15。

GM:じゃ、抵抗成功。続いて主動作で前に出てきて、乱戦を宣言する。

サーシャ:きた…。

GM:これで俺は終わり。

サーシャ:補助で乱戦エリアから出れる?

アレックス:あ、俺も出たいなぁ…。

シルヴォルド:あれ?旦那もエリアに入ってる?

GM:いや、入ってない。後方で控えてる。

マリウス:嫁からいくか!

シルヴォルド:だな!

アレックス:(本を見て)あ、乱戦エリアから出るには主動作がいるな。

サーシャ:…じゃ、残る。奥さんに【ディスペルマジック】(コロコロ)達成値15。

GM:【カウンターマジック】が解除された。

サーシャ:はい、終わり。

アレックス:…今出たら逆に危ないかもしれんな…【セイクリッドシールド】を全員にかける!アンデッドからのダメージを−3する。

サーシャ:それ大きい!

アレックス:16MPも使うけど…魔晶石10点をパリ〜ン!これで4人に使う!これでOK。

シルヴォルド:補助動作で<風の翼>で命中+1、回避+1する!それで奥さんを《投げ強化》!(コロコロ)……祝!初ファンブル!!(笑)

サーシャ:ちぱちぱちぱ〜♪

マリウス:何もなしか!(笑)補助動作で《マッスルベアー》、主動作で《全力攻撃》を嫁さんに宣言!(コロコロ)達成値16!

GM:(コロコロ)当たったわ。

マリウス:ではダメージが…21点!

GM:はいはい。


《2ターン目》

GM:旦那…何しよっかなぁ〜…また奥さんを強化しよかな。

シルヴォルド:あんた…自分の奥さんを何だと思ってるんだ!(笑)

アレックス:ほんまやな。(笑)

GM:大事な奥さんを守るためやんか!(笑)ってことで、乱戦エリアに【ポイズンクラウド】!

マリウス:それはダルイ!(汗)

シルヴォルド:…って、それこそ奥さんごと?!

GM:いやぁ、アンデッドだから毒効かないしぃ〜。(笑)

マリウス:それがあるか!(笑)

GM:(コロコロ)達成値14、「精神抵抗」してください。

マリウス:出るか!(コロコロ)あ、やっぱダメだ。

アレックス:(コロコロ)お、いけた。

シルヴォルド:(コロコロ)おぉ、いけるもんだな。抵抗した。

サーシャ:(コロコロ)あ、14で失敗。

GM:抵抗したら効果消滅やから。

マリウス:ぐはぁ!

アレックス:1人くらったのがおる。(笑)

GM:じゃ、1人は毒で、6ラウンドの間手番が終わるごとに3点ずつダメージ。

アレックス:まぁ、次の行動で【キュア・ポイズン】使うわ。

マリウス:あぁ、助かる。これで相手の手番を一つ潰したと考えよう。

GM:そうなるとMPの消耗戦やな。で、奥さん…補助動作で(いっコロ)シルヴォルドさんを睨んだ。

シルヴォルド:また2Dで7以上か…(コロコロ)期待値なら出るもんだな、耐えた。「ごめん、人間の魅力ってよく分からなくて…」(笑)

アレックス:さすが。(笑)

GM:続いて《吸血の牙》で(いっコロ)サーシャに噛み付く。(コロコロ)達成値は14。

サーシャ:2Dで11以上…(コロコロ)無理〜…。

GM:ダメージは6ゾロ出してしまった…16点、装甲アリ。

サーシャ:9点も通った…。

GM:あ、じゃあこっちは9点回復した。

マリウス:だ、ダルぅ〜!(汗)あんたら、一回下がり!

アレックス:え、ポイズン解除より先に下がっていい?

マリウス:ん〜…俺は1ターンくらいなら問題はない!

アレックス:じゃ、主動作使って乱戦エリアから出る、下がるわ!

マリウス:うん、狙われたらシンドいからな…。

シルヴォルド:で、コイツを止めんとな…MP3点消費で《キャッツアイ》発動、これで命中+4で奥さんに《投げ強化》!(コロコロ)達成値16!

GM:はいはい(コロコロ)当たる、当たる。

シルヴォルド:ダメージも+2やから…相変わらずダメージダイスは3か…13点。続いて奥さんの腹を《踏みつけ》る!

マリウス:う、うわぁ〜…結構容赦ないな…。(笑)

シルヴォルド:やるときゃ、やる。(笑)(コロコロ)達成値21。

GM:21?!それは…(コロコロ)無理だ!

シルヴォルド:ダメージが…お、19点。

GM:はいはい。

マリウス:じゃ、俺も奥さんに…毒だけど頑張る!(コロコロ)達成値14!

GM:(コロコロ)達成値15で避けた!

サーシャ:…こけてんのに?

GM:うん、ダイスで10振ったから。

マリウス:まぁ、そういうこともあるわ…。3点だけ毒くらうわ。

サーシャ:補助でポーション、ゴックン。(コロコロ)5点回復。で、今こそ【スリープ】の出番だ!…どっちを?

シルヴォルド:親父はまだ【カウンターマジック】かかったままだろ?奥さん眠らせて、その間に親父をボコろう。

サーシャ:そやな。【スリープ】!(コロコロ)高いで〜、達成値20。

GM:奥さんやな?(コロコロ)無理じゃ、寝たわ。

サーシャ:これで寝てる間は乱戦エリア解除!


《3ターン目》

GM:でも、これって奥さんが起きた瞬間にまたエリア復活するよなぁ…。

アレックス:全員で前行って旦那殴ってる時…後ろで奥さん起きたら、挟まれるよなぁ。

マリウス:じゃ、誰かがおっさんを止めに行ったらいいんちゃう?もう片方が嫁さんを止める。

シルヴォルド:OK、俺が旦那を殴りに行こう。

マリウス:フォーメーション6や!

シルヴォルド:数字になった!(笑)

アレックス:…あ、俺、【モラル】切れてるんやなぁ。BGMのためだけに歌ってたからな。(笑)

マリウス:ただの嫌がらせやん。(笑)

GM:じゃ、旦那さんが補助動作で奥さんに近寄って、主動作で奥さん起こして終わり。奥さんは主動作で起き上がって終わり。旦那も乱戦エリアに入りました。

サーシャ:あ、ラッキーやな。

マリウス:旦那の補助鬱陶しいから、旦那からいこう。

シルヴォルド:だな、旦那に《投げ強化》(コロコロ)達成値19。

GM:(コロコロ)避けれんわ。

シルヴォルド:ダメージが…1ゾロは50点ですか?(笑)

GM:50点ですね。(笑)

シルヴォルド:ここにきて遅れを取り戻すかのごとく…。(苦笑)

GM:ちなみに、これでこけたからな?

シルヴォルド:あ、そっか…<風の翼>残り3ターンだよ…。(汗)

マリウス:しゃーない、とりあえず俺のポイズンを解除してくれ。

アレックス:了解、【キュア・ポイズン】(コロコロ)(コロコロ)達成値13。

GM:こっちは達成値14やったから、解除できません。

アレックス:あ、そうなんか!…14は難しいぞ…。(汗)

マリウス:あらぁ…まぁ奥さんに攻撃いくわ。(コロコロ)達成値14。

GM:(コロコロ)うわ、当たった。

マリウス:ダメージが…お、クリティカルして……あ、これ、《全力…》。

GM:不許可。

アレックス:まだやるか…。(溜息)

マリウス:ま、まぁええわ…《マッスルベアー》もまだ効いてるから…27点。

GM:はいはい、3点くらっといてねー。

マリウス:…あ、今って乱戦か…後ろ二人は出たからいいか…。

GM:いや、サーシャは出てない。

マリウス:…まだ出てへんのかい!?

サーシャ:だって…【スリープ】したら、起こされたし…。

GM:そら起こしに行くさ!

マリウス:あんた、このターンで出なさい!ダメージ吸われたら回復すんねん、早よ出!

サーシャ:…おっさんに【ブラス…】…。

マリウス:いやいや!!(汗)

サーシャ:……何で?

マリウス:あんた…回避も防護点もカスやん!!

シルヴォルド&アレックス:カスて。(笑)

サーシャ:避けれる時は避けれるもん!!!

マリウス:それで吸われて回復されたら…迷惑やねん!

サーシャ:狙われんだらいいねん!!…狙われんかったらいいね〜ん!!!!

GM:…まぁランダムやからな。つっても確率1/3やけど。

サーシャ:【ライトニング】〜!

GM:…え、乱戦エリアで?味方も巻き込むで?

サーシャ:もう、皆まとめて…!!

マリウス:早よ出ていきやがれ!!

サーシャ:……はぁい…。(しぶしぶ後退)ちなみに【ライトニング】は味方は1Dで3以下出したら当たんねん。(笑)

シルヴォルド:何で味方に後ろからギャンブルさせられなアカンねん。(汗)

マリウス:まったくや…。(汗)


《4ターン目》

GM:さて、次こっちやけど……【スリープ】、ウザかった…非常にウザかった…ヒドイことしていい?

アレックス:どうぞ。

シルヴォルド:人事ー!(笑)

GM:旦那が【フォビドゥン・マジック】、サーシャは抵抗するんだ。(コロコロ)達成値は15。

サーシャ:(コロコロ)達成値13。

GM:じゃあ軽い呪いを与えて3ラウンド、3レベル以下の魔法が使えなくなりました。

サーシャ:3ラウンドか…じゃ、いいや。

アレックス:4、5レベル魔法残ってるからいいやん。(笑)

GM:続いて奥さんが…マリウスを睨む。(コロコロ)達成値14、「精神抵抗」な。

マリウス:精神は…(コロコロ)無理無理。

GM:じゃあこのターン補助動作が行えなくなった。で、主動作で(いっコロ)《吸血の牙》を(いっコロ)マリウスに。(コロコロ)達成値は14。

マリウス:2Dで7以上(コロコロ)はい、避けた。

GM:あら、じゃあこっちは終わり。

シルヴォルド:さて、じゃあ…奥さんからいくか?

マリウス:うん、ここまできたらどっちも一緒やな…。

サーシャ:あ、二人共、1Dで3以下振ってな♪

シルヴォルド:……は??(汗)

サーシャ:【ライトニング】ぶっ放すから♪

マリウス:ダルイから…!(汗)

GM:味方もろとも…。(笑)

マリウス:無視や!(汗)シルヴォルド、奥さんこかして!

シルヴォルド:了解した!補助で立ち上がって、《投げ強化》!(コロコロ)達成値15!

GM:(コロコロ)14、当たったか…。

シルヴォルド:ダメージ1ゾロは勘弁!…大丈夫、ダメージが15点。続いて《踏みつけ》(コロコロ)達成値20。

GM:(コロコロ)まぁ、無理やな。

シルヴォルド:ダメージは17点!

マリウス:じゃあ続けて…。

サーシャ:【ライトニング】!!さぁ、1D振れ!!

マリウス:いやマジうざいからぁぁぁぁ!!(汗)

サーシャ:1Dで3以下は当たるから。(笑)

シルヴォルド:(いっコロ)6!察知した!「そろそろくると思ったぜ…」

マリウス:(いっコロ)…2…当たるやんけ…。(汗)

サーシャ:(コロコロ)達成値16で、ダメージが…魔法で15点。抵抗したら8点。

GM:(コロコロ)こっちは2体共抵抗して8点ずつ。

マリウス:(コロコロ)抵抗できねぇってのに…痛いっちゅーねん…。(汗)

サーシャ:装甲点無視で15点♪

マリウス:いきなりHPが残り13点じゃー!!ヒーリングお願いします…。

サーシャ:ポーション飲んどき♪

シルヴォルド:さっき奥さんに睨まれてるから、マリウスは今回補助動作がないぞ…。(汗)

サーシャ:あ、そっか。

アレックス:先に回復やな!(コロコロ)はい成功してます!10点回復。

マリウス:ありがと…全快してへんけど…何て無駄ダメージ…これっきりやで?

サーシャ:いや、毎ターンやるよ。出ていけって言われたし…出て行かんかったら【ブラスト】で単体攻撃できたもん。

マリウス:(無視)はいはい、奥さんこけてんな?攻撃(コロコロ)達成値18。

GM:(コロコロ)当たるなぁ…。

マリウス:ダメージが…………あ……。

シルヴォルド:…いつになったら、《全力攻撃》の一言が言えるんだ?(笑)

アレックス:すぐにダイス振るからアカンねん、何かとすぐに振りたがるからー。(笑)

マリウス:じ、18点です!

GM:あ、でもそれで奥さん落ちたな…。

マリウス:ほ、ほらいけた!結果オーライや!(笑)

サーシャ:あの8点が効いたな♪

マリウス:………。


《5ターン目》

アレックス:もう、あとは楽勝かな?

マリウス:そうやな、このおっさんは直接攻撃もなさそうやし。

GM:じゃ、旦那のば〜ん。

マリウス:【リザレクション】とか言うんやろ…。

サーシャ:【アウェイクン】とか…。

GM:ま、【アウェイクン】はする。(コロコロ)はい、奥さん起きた。

マリウス:でもHP0か1じゃなかった?

GM:うん、HP1やな。

マリウス:面倒くさいな、【アウェイクン】!!…やっぱ、おっさんからやな!で、おばはんは?

GM:…さっきからおっさん、おばはんて言うけど…二人ともまだ見た目は若いねんで?若夫婦やから。

マリウス:えぇねん、アンデッドやねんから!(笑)

GM:そんなこと言うたんなよ…。奥さんは補助動作で起き上がって…殴る(いっコロ)マリウスを(コロコロ)達成値16で。

マリウス:《全力攻撃》してないから回避率下がってないで!(笑)(コロコロ)あ〜、1足んねぇ〜!

GM:お、当たったか。ダメージが…10点。

マリウス:2点通っただけや。

GM:ちょっと頑張った。じゃ、こっちは終わり。

サーシャ:(即)【ライトニング】!!

マリウス:あぁぁぁぁうざいぃぃぃぃ〜!!(いっコロ)また当たるしぃぃ〜!!(汗)

シルヴォルド:(いっコロ)5、タイミングはばっちりや。(笑)

サーシャ:(コロコロ)達成値は…低い13。

マリウス:それなら…!(コロコロ)よぉっし、1ゾロで50点やぁぁ!(笑)

シルヴォルド:…何でそんな出る。(笑)

アレックス:ほんまや…考えてみたら、おかしな話やで。(笑)

GM:(コロコロ)あ、旦那抵抗に失敗した。奥さんは抵抗した。

サーシャ:ダメージが…18点!

マリウス:いてぇぇぇー!!!残りHP3です!!(汗)

シルヴォルド:ギリッギリかよ!!(汗)

GM:奥さんはまた倒れました。

サーシャ:パリパリパリ〜♪

マリウス:味方の攻撃が一番痛いって、どういうこっちゃ…。(汗)

サーシャ:無理やり外に追い出した報いや!

シルヴォルド:サーシャの為だった気もするけど…。

マリウス:そうやん。避けれん、当たらんで前にいる方が危ないやん。

サーシャ:2Dで8か9出れば大体成功すんねんって!

マリウス:9以上とか…。(汗)大体当たっても大したことないやん、後ろで魔法撃ってる方がいいし。

サーシャ:そんなことないわ!当たればでかいって!!

シルヴォルド:はいはいはい…とりあえず、いくぞ?じゃ、旦那さんに《投げ強化》(コロコロ)達成値15。

GM:(コロコロ)なぁんかシルヴォルドさんの攻撃は避けれんねんなぁ…。

シルヴォルド:俺には朗報や。(笑)ダメージは…お、クリティカルしたな、21点。

GM:…あ、あかん!旦那も倒れた!

シルヴォルド:正義の背負い投げ。(笑)

GM:ベシャッ!(笑)


《戦闘終了》

マリウス:…あ、2ターン分、毒ダメージ忘れてた…6点くらっとくわ。HP−3になりますが…。

アレックス:あぁ、回復しといたるわ。(笑)ていうか、最後行動してないから、回復しといたことにしていい?気絶してまうし。

GM:あぁ、MP減らしてくれるならいいよ。

サーシャ:さっ、帰ろ、帰ろ♪

アレックス:あかんで、今玄関開けたら…外のが一気に入ってくんで!(笑)

シルヴォルド:ここまできて、まさかのデッド・エンド。(笑)

サーシャ:【バニッシュ】連射したったらいいねん。(笑)

GM:いいかい?じゃ、旦那は肉体が破壊されたら存在を維持できなくなるので、そのまま消えていきました。

マリウス:「さらばだ、旦那…」

GM:で、奥さんの身体はヴァンパイアやから、まだ生きてる状態ではあるけど?

マリウス:…騎士として見逃すわけにはいかん……いいか?

シルヴォルド:あぁ、こんな悲しい存在、終わりにしてやれ…。

マリウス:ん…じゃ、心臓を槍で突き刺すわ。

GM:はい、では奥さんは、灰になって消えていきました。

シルヴォルド:また来世で、幸せになんな…。

GM:では、そこには誰もいなくなった祭壇だけが残りました。そして…ごめん、GM的には対象がいなくなっただけで、儀式できる状態は残ってるから…。

シルヴォルド:あぁ、祭壇をぶっ壊していくかぁ!

GM:うん、夫婦が消えた直後、どこからともなく執事のアストリアさんの声が響く。

執事(GM):『どうか…あの祭壇を破壊してください!』

マリウス:《全力攻撃》!!

アレックス:シルヴォルドさん、ここは…体当たりでしょう。(笑)

シルヴォルド:だな。(笑)

GM:達成値15を下回ったら、逆にダメージくらってもらいます。(笑)

シルヴォルド:最後のMPで《キャッツアイ》!(笑)(コロコロ)達成値17!

サーシャ:後ろから【ライトニング】〜!ほら、1D振って!(笑)

シルヴォルド:最後までやるか!(いっコロ)あ、6で避けた。今回、全部避けたぞ。

マリウス:(いっコロ)あ、俺も4やから関係ないわ。

GM:祭壇は生物じゃないので対象外です。そもそも石やし、電気通らん。

サーシャ:えぇ〜…(コロコロ)達成値17やったに〜。

シルヴォルド:そもそも対象外だ。マリウスがヒビ入れた祭壇を全力のタックルで粉々にした!

GM:で、その横をまったく無意味な電撃が走った。(笑)

マリウス:ほんまに無意味やで、これ…。

GM:では!祭壇が破壊されると途端に辺りの雰囲気が変わります!

マリウス:じゃ、出よか。

シルヴォルド:地下から上がってくると、朝日が差し込んでくるんやな。

マリウス:眩しい…。

アレックス:周りにいたアンデッド達はどうなった?

GM:祭壇が破壊されたと同時に、解放されたように消えていきました。

アレックス:OK〜。

GM:まぁ…アンデッド・ナイトとか高Lvな奴は逆に自立して、どっか行ったかもしれんけど。(笑)

シルヴォルド:の、野に放ってしまった…。(笑)

マリウス:どうしよ…。(笑)

シルヴォルド:まぁ…ここは死の森になるな。(笑)

サーシャ:(ナレーション口調)それ以後、ここは…『死霊の森』と呼ばれることとなった…。(笑)

マリウス:…とでもいうのだろうか。(笑)

GM:ま、でも最初感じたような、森とか屋敷の邪悪な気配は消え去った。

サーシャ:じゃ…寝ようか。

シルヴォルド:あぁ…何だかんだで徹夜だったしなぁ…。

マリウス:本来の目的って…何やっけ?

アレックス:雨宿り。(笑)

マリウス:あぁ…まぁ、目的は果たしたんか。結果オーライやな。(笑)

GM:あぁ、祭壇の破壊が関係あるのか分からないけど…雨もあがって、綺麗な朝日が昇ってるわ。

シルヴォルド:(ナレーション)雨は上がり…朝日はさんさんと輝き…白い雲がゆったりと澄み渡る青空の中を流れていく…

アレックス:明けない朝はない!

マリウス:じゃ…帰ろか。

シルヴォルド:だな…眠いけど…。

サーシャ:サーシャはシルの尻尾の上で寝て回復していくから♪

GM:それはルール的にナシやけどな…まぁ寝ていく分にはいいわ。

サーシャ:…え、回復せんの?

GM:うん、便利すぎるからな。

シルヴォルド:誰かに背負ってもらって寝て、回復しながら移動とかが可能になってまうからな。

サーシャ:…基本、シルの上に乗ってるだけやから。(笑)

GM:今回は流したけど…次からは罠とかの判定は乗ってないものをして扱うから忘れるなよー。じゃ、締めいくで。…そうして君達は再び街へと帰る帰路につくのだった。

マリウス:ちゃんちゃん。


〜第3話・Fin.〜




座談会〜清算と成長と裏設定〜


サーシャ:最後のボス、<剣のかけら>はなかったん?

GM:あるよ、5個。じゃ、ボスの剥ぎ取りやって。まず奥さん。

サーシャ:やぁ!(いっコロ)4…。

シルヴォルド:旦那もやっとくぞ(いっコロ)あら、5か。

GM:どっちも低いなぁ…自動もない。

アレックス:まぁ基本的に良いものは9とか10以上やからな。

サーシャ:+1のアイテムか技能、取った方がいいなぁ…。

シルヴォルド:じゃ、ここで一回、今回剥ぎ取った戦利品の清算をさせて頂きます。『目玉(30G)』×16個、『グールエキス(20G)』×6個、『魔力の骨(250G)』×1個、『頑丈な骨(30G)』×4本、『ワイトの爪(50G)』×5個…合計1220G、金庫抱えてたシンから奪った金が2000Gで…3220Gかな。

サーシャ:結構少ないな…。

シルヴォルド:まぁこっちはむしろオマケやからなぁ。最初に一人1000Gずつ貰ってるし。

GM:そうそう。むしろ大盤振る舞いの方やと思う。

シルヴォルド:ま、これを4人で割って…あ、その前にこれ、ユリーズさんやったら割り増しで買い取ってくれるんだったか?

GM:うん、5%増しですね。

シルヴォルド:5%か…端数、切り上げていいかね、ユリーズさん?

GM:どんだけ?

シルヴォルド:一人5.25Gずつ。

GM:全然いいよ。(笑)

シルヴォルド:サンキュー。じゃ、一人850Gずつだ!

マリウス:お、でも結構嬉しい金額ではある。馬レンタルで使うからなぁ…。

GM:…ユリーズさん、こんなアンデッドから剥ぎ取ったモノばっかり渡されても困るやろうけど…。(笑)

マリウス:今日の目玉商品は!(笑)

シルヴォルド:こちら、目玉が8対、16個となっております!(笑)

サーシャ:しかもすでに乾燥済みですよ〜!(笑)

アレックス:磨り潰せばクスリにもなります!(笑)

GM:何その通販、嫌過ぎる。(笑)

マリウス:しかし…『ブラック・ベルト』が普通に嬉しい…。

シルヴォルド:あぁ、俺もクラス上、重い鎧が着れないから防御が上がるのは嬉しいな。

マリウス:うん、俺はこれで満足や。

GM:(計算中……終了)出ました、一人1525点ずつの経験値です。あと、能力値も成長させてください。

シルヴォルド:あ、それがあったか。(コロコロ)4と5…よし、「生命力」+1でこれでブレイク、修正+5だ!HP50いった。(笑)

マリウス:高!(笑)

サーシャ:(コロコロ)1、4。……あ、「生命力」にしよ。何もブレイクしない…。

アレックス:(コロコロ)俺も1と4や…また「生命力」が上がった…。

マリウス:(コロコロ)…俺も「生命力」上げとこ…。

サーシャ:…(覗き込んで)どっかの騎士さんよりHP高い♪

シルヴォルド:騎士ってのは総じて器用貧乏なもんだから。(笑)

マリウス:まぁ騎士ってのは自称で、クラスはファイターなんやけどな。(苦笑)

GM:クラスは上がらんの?

シルヴォルド:いや、「エンハンサー」Lvを1→2にする。《マッスルベアー》を覚えた。

サーシャ:「フェンサー」にしようか…でも「ソーサラー」が6Lvになったら、《ファイアボール》でもっと乱戦エリアにどっかんどっかんできるし…溜めとこ。

シルヴォルド:…また俺らごとか…。(汗)

サーシャ:もうちょっとマシやけどね。

アレックス:…ちょっと俺は考える…。

マリウス:悩むなぁ…。

GM:ちなみにこれは裏設定やけど…「屋敷にきたある男」ってのがヴァンパイアやってん。実は死んだ人を蘇らせるのが簡単なこの世界やから、旦那は奥さんを蘇らせることは可能やってんけど…奥さんは病死やったから、復活させてもすぐに死んでまう状態やってん。だから、蘇った一瞬にヴァンパイアに血を吸ってもらって、生き永らえさせてん。

アレックス:なるほどねー…。

GM:じゃ、今回はこの辺で終了で〜す。




〜第3話・おしまい〜