第1話 : はじまりの依頼




目次

1:それぞれの導入、自己紹介 2:初めてのミッション
3:山岳の探索 4:帝国への扉
5:永遠の帝国 6:冒険の始まり



1:それぞれの導入、自己紹介


GM:えー……真・女神転生TRPG…。

ヒノキ:お約束。(笑)

ひょうすべ:違う。(笑)

GM:言っておかんとアカンかな、と。(笑)S.W.2.0、第V部『エターナル・エンパイア〜不滅の探究者たち〜』を始めたいと思います。

ヒノキ:うぃ〜。

GM:じゃ、いつものごとくPC@から自己紹介をして下さい。

ヒノキ:そっちからいってー。

黒白:…順番…私、PCAではないです。(笑)

ひょうすべ:あれ、世界観の説明してくださいよ。

GM:え………えっとな?…剣が、あってん。

ひょうすべ:はい。

GM:以上や。

ヒノキ:どういうことや。(笑)

ひょうすべ:剣があるだけですか?

GM:うん、大体何か変なことあったら、剣で説明つくから。

ひょうすべ:あ〜…なるほどね。大体分かった。

ヒノキ:分かったんや。(笑)

黒白:マジか。(笑)


<PC@:セシル・レイヴァース>

ひょうすべ:ではPC@、セシル・レイヴァースです。

GM:え、セシルなん?!レイヴァースまで…。

ひょうすべ(以下 セシル):ん?そうやで?

GM:転生者や…ここに転生者がいる…!


※セシル・レイヴァース……同HPに掲載されている、『夜逃伝説クリスタニア』の主人公。ストーリーの最後に死に、大白鳥フィージィーによってその魂が導かれた。

黒白:うっかり、違う世界に転生しちゃった。(笑)

セシル&ヒノキ:あれ?一緒じゃなかった?

黒白:いや、今は違う。

GM:昔あった、ただのソード・ワールドでは一緒の世界やったけど…2.0は違う世界や。

セシル:そうやったか…。まぁ、パラレル・ワールドで同じキャラがいるのはよくある話や。

黒白:まぁ、間違いではない。(笑)

セシル:そういうことで、全く同じキャラのセシルでいこうかと。性格とかも同じ。

GM:酒飲みのアホってことやな。(笑)

セシル:アホではない。豪勇なだけ。(笑)

GM:豪勇…蛮勇の間違いのような…。(笑)

セシル:種族は人間、性別は女。年齢は…23歳やな。

GM:超行き遅れやん。

セシル:はぁ?!これでいいねん!生まれは冒険者なので、ずっと冒険をして生きてきました。

GM:どんな冒険?株とか?(笑)

ヒノキ:下降するかしないかのタイミングで、敢えて買うとか。(笑)

セシル:種族特徴は[剣の加護/運命変転]ですね。1ゾロは裏返します。

ヒノキ:6ゾロは裏返すものではありません。

GM:……誰のことやぁ!?

黒白:まごうことなく、貴方です。(笑)

セシル:技能はファイター2、スカウト1、アルケミスト1にしてます。一般技能は狩人(ハンター)5、酒造家(ディティラー)3、武器職人2です。狩りはプロ並み、酒は飲みまくって語れるくらいの知識が身に着きました。あとは武器集めが趣味だったから、武器職人の技能も持った。

GM:…でもレンジャーはないんや。(笑)

セシル:うん、レンジャーではなくスカウトです。(笑)

黒白:あ、導入は?セシルだけ違うんだっけ?

GM:…やるん?

セシル:そら、やらなアカンやろ。

GM:しゃーないなぁ…。


<導入1:セシル>

君は、この辺りで最も大きな街にある冒険者の店に世話になり始めたばかりの冒険者だ。
ある日君は、店の主人から「セズウィック村の村長が、活きの良い冒険者を探している」という話を聞く。
村長の名前は、ローレンス・ヴェルチ。
一か月ほど前まで、この街のマギテック協会の導師だった人物で、村長をしていた父親が亡くなったため、その跡を継ぐことを決意し、故郷に戻ったのだという。

「仕事は遺跡探索らしい。詳細はローレンスさんが直接話すそうだ。興味があるなら、セズウィック村に行ってくれないか?」
報酬は500ガメル、村までの食料は店の主人が用意してくれる。


GM:どうする?受ける?

セシル:(飲み物を煽って)…ん?酒飲んでて聞いてなかった。

GM:こぉの、酔っ払いがぁ!とっとと行ってこい!(笑)


セズウィック村に行くことにした君は、2日後、50ばかりの家々がまばらに立ち並ぶ小さな村に辿り着いた。
村長の屋敷を訪ねた君を出迎えたローレンス・ヴェルチは、淡々とした口調で次のようなことを語る。

「父の跡を継ぐため、この屋敷に戻った私は父の遺品を整理していて、興味深い古文書を発見した。
それによると、魔法文明時代の初期に繁栄したと伝えられる謎の王国“エターナル”が、この村の近くに実在していたらしい。
君への依頼は、その遺跡を見つけ出すことだ。
もし遺跡が見つかれば、村の近くに“エターナル”が実在していたという古文書の記述の信憑性が高まる。
上手くすれば、遺跡を探索して一攫千金を手に入れようという冒険者達を呼び集めることができるだろう。
分かるかね?
これは村を大きく発展させるための、好機なのだ。」


ローレンス(GM):「やってくれるかね?」

セシル:「はい、やりましょう!」

GM:はい、じゃあそういう訳で依頼を受けました。以上です。

黒白:しかし…ここは辺境の村なんや?

GM:うん、凄い小さい。

ヒノキ:50戸の村だもんな…。

GM:皆が頑張れば、発展していく。

ヒノキ:冒険者呼び集めるより、独占したいとこだがなぁ…。

黒白:それ、村が発展しやんから。(笑)

ローレンス(GM):「さて…では、一攫千金を狙った冒険者達…君の仲間を紹介しよう…」

GM:ということで、PCAから自己紹介してって。

セシル:あぁ、ここにいるんや。

GM:うん、面倒くさいから、まとめて出てきて。

ヒノキ:どんな理由だ…。(汗)

黒白:……僕は、最後で、いいよ…。

セシル:ギルマンやからって、遠慮すんなよ!

黒白:ギルマンちゃうし!(汗)


<PCA:奈々那>

るしふぇる:(唐突に)じゃ、PCA!名前は奈々那(ナナナ)!見た目は13歳くらいの女の子!

ヒノキ:……は?漢字?!何考えて漢字名にした!?

るしふぇる(以下 奈々那):遠い異国…カルシファード公国から来ました。

黒白:いや、もっと異世界やからー!(笑)あと、この世界15歳から成人やから!せめてそれ以上に。

奈々那:ん?外見年齢は、やで?種族はナイトメア(エルフ)やから、実際は一桁違う。

GM:あぁ、またそういうやつか…好きやなぁ。

ヒノキ:ロリババアとでもいうか…。

奈々那:この間初めての依頼で失敗しました。

黒白:追加経験点500点だったからね。(笑)

奈々那:改めて…種族はナイトメア(エルフ)、隠す気は毛頭ないので角は見せびらかしてます。

GM:迫害の対象やで、それ。

奈々那:生まれは軽戦士。エルフのナイトメアなので、種族特徴は[水ダメージ+2点]の弱点です。

GM:…(黒白を見て)目の前に弱点おるやん。(笑)

黒白:口からピューって水を射ち出す。(笑)

GM:そ、そんな技が…?!(笑)

ヒノキ:結局のとこ…ウィークリングって何だ。(笑)

奈々那:技能はフェンサー2、ライダー2、スカウト1、エンハンサー1。ちなみにテーブルAを取る気は一切ありません。

黒白:技能の乱れ食い状態…。

奈々那:一般技能は宝飾師3、武器職人4、鍛冶屋3。

ヒノキ:…何で1パーティに武器職人が2人も…。(笑)

GM:ほんまや。(笑)

奈々那:正直、冒険者やってるより鍛冶と武器屋で食っていけるんじゃないかなーと思ったりしてる。ま、こんなとこです。


<PCB:ドルヴィオ>

ヒノキ:……じゃ、いこうかね。ワシの名前はドルヴィオじゃ。

GM:言いにくい…ドルヴィでいいな。

ヒノキ(以下 ドルヴィオ):あと、オ、だけじゃん。(笑)種族はドワーフの男、年齢25歳。“酒幸神”サカロスに仕える、酒飲みの神官じゃ。

GM:ま、またマイナーな神を…。

ドルヴィオ&黒白:いや、大神だし!(笑)

GM:リプレイ界で取った人、見たことない。(笑)

ドルヴィオ:どいつもこいつ、ザイア、ザイアと…。(笑)種族特徴で[暗視]と[剣の加護/炎身]。【ファイアボール】なんて怖くない。

GM:何でグレンダールじゃないの?

ドルヴィオ:酒が好きだからじゃ!

GM:そんなんばっかか、このパーティ!(笑)

セシル:気が合いそうだ…。(笑)

ドルヴィオ:うむ。何でも最近来た新入りが、やたらと酒を飲むと聞いての…とても興味がある。

セシル:リアルには酒が飲めない、この二人が…。(笑)

GM:ほんまやん。(笑)

ドルヴィオ:いいじゃん!異世界くらい飲ませてくれよ!(笑)技能はプリースト2、ファイター1、バード1の神官戦士じゃ。一般技能は演奏家3、作曲家2、醸造家3、酒造家2。酒と音楽にしか興味がない。(笑)

GM:なんつー享楽的な…。(笑)

黒白:それでも一応神官です。(笑)

ドルヴィオ:曲を作って演奏し、酒を造って飲んでる…っていうだけのキャラ。(笑)なので前回の冒険は二日酔いで失敗したと思われる。

黒白:あぁ、それで経験点500点だったのかー。(笑)

GM:本気でこんなんばっかか。(笑)

ドルヴィオ:新しい酒を醸造したら、強すぎての…さすがに90度はマズかったか…。

黒白:それはヤバイ!(笑)

ドルヴィオ:いつでも火が点く度数。でも自分は熱くない。(笑)ま、以上じゃ。


<PCC:アッシュ>

黒白:ではPCC、名前はアッシュです。種族はウィークリングのマーマンです。

セシル:アッシュ…灰色か…。

黒白(以下 アッシュ):うん。えー、何故こんな海から離れた所にマーマンがいるかというと、理由があります。

GM:流されてきてんな、マーマンだけに。

セシル:河童の川流れ。

アッシュ:河童ではない。以前はですね…セフィリア神聖王国付近の、海の底の遺跡に父と母は住んでいたらしいのですが…。

ドルヴィオ:あぁ…そういうことか。(笑)

アッシュ:そこから出ていくこととなったらしいのです。昔の話ですが。

GM:昔の話なんや。(笑)

アッシュ:昔の話です。(笑)具体的には本家リプレイの『with BRAVEA』。これが20年くらい前の話。今17歳だから生まれる前の話だけど。

ドルヴィオ:住処無くなったもんな、とある王子が放棄したから。(笑)

アッシュ:そうそう。(笑)ウィークリングの父と、普通のマーマンだった母との間に生まれた私は、ウィークリングでした。陸上にも出れるということで、ちょっと外の世界を見てこようということで旅に出ました。

GM:なるほどね。

アッシュ:年齢は17歳。技能はソーサラー2、コンジャラー1、セージ1。ソーサラーは父と母から聞いた、物凄い怖いお姫様がソーサラーだったというので、それにあやかって習得しました。(笑)

ドルヴィオ:キル・バルバロス!(笑)

GM:いやそれ、自分のことやからー!(笑)

セシル:ほんまや!(笑)

アッシュ:確かに。(笑)一般技能は、元々海に暮らしていたので天候予報士5、嵐とかにすぐに気づける。あとは海の動物を言うこと聞かせれるように調教師5で取った。

GM:まったく役に立たねぇ!(笑)

アッシュ:だが、それがいい!(笑)種族特徴は[水中適正]と[水・氷属性耐性]。弱点もあるけど、それは弱点隠蔽したら関係ない…でも、とりあえず炎だけは勘弁な。(弱点:炎属性)

ドルヴィオ:何を言う、炎など涼風のようなものだというのに。(笑)

アッシュ:炎に強い人、弱い人。水に強い人、弱い人。(笑)

ドルヴィオ:誰かが強くて、誰かが弱点なんや、このパーティ。(笑)

アッシュ:一網打尽にならないように。(笑)ま、こんな感じですね。

GM:はいはーい。じゃ、3人はまとめて導入するな。

ドルヴィオ:はいよ。


<導入2:奈々那&ドルヴィオ&アッシュ>

君達は旅人だ。
冒険者になるため、大きな街に向かう途中だったのかもしれないし、何らかの理由で放浪の旅をしていたのかもしれない。
いずれにせよ、君達がセズウィック村に辿り着いた時には、すでに夜になっていた。
そのため君達は、村長の屋敷に一夜の宿を求めた。

事情を聞いた村長のローレンス・ヴェルチは、「分かった、入り給え」と言って、君達を屋敷に招き入れてくれた。
ローレンスは君達に食事を振る舞い、「良ければ、この村で冒険者として働かないかね?」と持ちかける。
実はローレンスは、この村の近くにある街のマギテック協会の導師だったが、一か月前に村長だった父親が亡くなったため、その跡を継ぐために村に戻ってきた。
そしてローレンスは、父親の遺品を整理していて、興味深い古文書を発見したのだ。

「その古文書によると、神紀文明の末期に繁栄したと伝えられる謎の王国“エターナル”が、この村の近くに実在していたらしい。実は、君達にその遺跡を探してほしいのだよ。
もし遺跡が見つかれば、村の近くに“エターナル”が実在していたという古文書の記述の信憑性も高まる。
上手くすれば、遺跡を探索して一攫千金を手に入れようという冒険者達を呼び集めることができるだろう。
分かるかね?これは、村を大きく発展させるための好機なのだ。

―――やってくれるね?」


GM:……ふぅ…ま、こういう訳で集められたわけや。

アッシュ:ぷるぷる……僕、悪い蛮族だよ…?

GM:え…?

奈々那:…ここにも、穢れが一人……。

GM:……どうしよ、これ…。(汗)

ドルヴィオ:うぅむ…まとめて浄化せねば……とりあえず、アルコール消毒でも…。(酒を振りかける)

奈々那:それでは穢れは消えないー!(笑)

アッシュ:うぅ…だって…昔、とあるお姫様が…「殺しちゃいけない蛮族は、悪い蛮族だ」って…。

ドルヴィオ:言ってたなぁ…「殺していい蛮族は、良い蛮族」とも。(ふとリアルに返って)あ、セシル。そこの飲み物取ってくれぃ。

セシル:ん…まぁ、一杯やりなよ…。(ドルヴィオのグラスに飲み物を注ぐ)

ドルヴィオ:おぉ?これはすまんのぉ〜。(笑)

GM:あぁ、じゃあ今は晩飯の時間帯。今日のメニューはシチューや、男の料理やし。

セシル:シチュ〜?…酒の肴にならないな…。

GM:人数が急に増えたからな。

セシル:シチューに合う酒は…ワインかしらね?

ドルヴィオ:うむ、白でさっぱりいくのがいいかのぉ。

アッシュ:確かに赤ではキツくて味を打ち消すかもね。

GM:…とまぁ、君達が和気藹々をやっていると、ローレンスさんが真っ白のリボンを4本、取り出してきます。

ローレンス(GM):「これは『命のリボン』だ」

ドルヴィオ:「ふむ、それは?」

GM:これを持っていると、対になっているもう一本のリボンがあって…持ち主が死亡すると、対になってるリボンが真っ赤に染まんねん。それで離れてても死亡を確認できる、っていうやつ。

ドルヴィオ:…微妙に、エグいなそれ。(汗)

GM:これ持ってたら、死んだら助けてあげる。ただし、相場より多く費用をかけて蘇生してくれます。蘇生しなくても、死体を回収して葬って欲しい人も。

ローレンス(GM):「いるかね?」

奈々那:「ちょーだい」

アッシュ:「私は結構です…これ以上穢れが溜まったら、アンデッド化しちゃう…」

ドルヴィオ:「ん〜む…ワシも、神官として穢れを持つのも憚られるので、結構かの」

セシル:「ごっ、ごっ…(飲み干した)…ふぅ…ま、いらんやろ」

GM:はい、じゃあ約1名様だけ、ちゃっかりリボン貰いましたー。

奈々那:穢れなんて…溜まれば溜まるほどいいのよ…。

GM:いや、普通にやってたら中途半端に溜まって、レブナント化して終わりやから。(笑)

アッシュ:確かに。(笑)

GM:はい、では君達には宿もないということなんで、ここ…村長の家を宿代わりに使ってくれて、結構です。

セシル:あ、いいんや。

ローレンス(GM):「ただし、いつまでもタダ飯が食えると思って仕事をしない輩もいる」

ドルヴィオ:「あ、酒なら造りますので…」

奈々那:「武器、作ります…」

GM:それ、仕事ちゃうから。(笑)

ローレンス(GM):「一応宿代として、一日20ガメル支払ってもらいます」

ドルヴィオ:ヤバイ…2日経ったら追い出される…。所持金40ガメル…。(汗)

ローレンス(GM):「所持金が足りない場合は、報酬から差し引かせて頂きます」

ドルヴィオ:「せ、世知辛いのぉ…」

GM:今日のところはタダでいいけど、明日からは払ってくれ、やってさ。

奈々那:「さっそく仕事をください!」

GM:はい、ではそういうことで、シナリオに入っていきましょう。

ドルヴィオ:あぁ、ここまでが導入だったわけね…。


セシル・レイヴァース
(プレイヤー:ひょうすべ)

冒険者レベル
種 族
人間
性 別
年 齢
23歳
生まれ
冒険者
種族特徴
[剣の加護/運命変転]
冒険者技能
ファイター:2
スカウト:1
アルケミスト:1
一般技能
狩人(ハンター):5
酒造家(ディスティラー):3
武器職人(ウェポンスミス):2
戦闘特技
《全力攻撃》
賦 術
賦術【クリティカルレイ】
経 歴
酒が大好き
酔うと脱ぐ
コロシアムで優勝経験がある(元奴隷だった)



奈々那(ななな)
(プレイヤー:るしふぇる)

冒険者レベル
種 族
ナイトメア(エルフ)
性 別
年 齢
(外見)13歳
生まれ
軽戦士
種族特徴
[異貌]
[弱点(水・氷属性)]
冒険者技能
フェンサー:2
ライダー:2
スカウト:1
エンハンサー:1
一般技能
宝飾師(ジュエラー):3
鍛冶屋(ブラックスミス):3
武器職人(ウェポンスミス):4
戦闘特技
《必殺攻撃》
騎芸&練技
騎芸【攻撃指令】
騎芸【振り下ろし】
練技【キャッツアイ】
経 歴
大切な人と生き別れている
一定期間の記憶がない
自慢できる二つ名を持っていた



ドルヴィオ
(プレイヤー:ヒノキ)

冒険者レベル
種 族
ドワーフ
性 別
年 齢
25歳
生まれ
神官(酒幸神サカロス)
種族特徴
[暗視]
[剣の加護/炎身]
冒険者技能
プリースト:2
ファイター:1
バード:1
一般技能
演奏家(ミュージシャン):3
作曲家(コンポーザー):2
醸造家(ブルワー):3
酒造家(ディスティラー):2
戦闘特技
《魔法拡大/数》
呪歌
呪歌【モラル】
経 歴
絶対に知られたくない秘密がある
裕福な家に生まれた
役に立たない得意技がある(折り紙が得意)



アッシュ
(プレイヤー:黒白)

冒険者レベル
種 族
ウィークリング(マーマン)
性 別
年 齢
17歳
生まれ
魔術師
種族特徴
[水中適正]
[耐性(水・氷属性)]
[弱点(炎属性)]
冒険者技能
ソーサラー:2
コンジャラー:1
セージ:1
一般技能
天候予報士(ウェザーマン):5
調教師(テイマー):5
戦闘特技
《魔法誘導》
経 歴
のめり込む趣味がある
有名人の友達がいる
物心がついた時には独りだった




2:初めてのミッション


GM:では…ミッション・リスト!ミッション『はじまりの依頼』、依頼人はローレンス・ヴェルチ(人間/男/38歳)。

セシル:え、38歳やったん?

GM:うん、意外と若い…。

セシル:78歳くらいかと…。

GM:いやいやいや、お父さん死んだとこやってば。2回読んだぞ、さっきの文章。(笑)

セシル:酒飲んでるから、仕方ない。

GM:やっぱり頭の足りん子やったか…。じゃ、いくで?


********************

<『はじまりの依頼』:依頼概要>
「父の遺品にあった古文書によると、村の近くに謎の帝国“エターナル”の遺跡があるはずだ。探し出してもらいたい」
という依頼。

遺跡には“エターナル”の手掛かりが記された石版か古文書があるらしい。
それを持ち帰ってほしいと、ローレンスは言う。
古文書によれば、遺跡は[山岳]のどこかにあるらしい。
[山岳]へ赴き、遺跡を発見して“エターナル”への手掛かりを入手して村に持ち帰れば、ミッション達成だ。

報酬は一人500ガメル。このミッションは放棄できない。


********************

GM:ということで…MAPあるよな?

ドルヴィオ:ん?この紙だな…。(出す)



〜フィールドMAP〜
ブロックE
ブロックF
ブロックG
ブロックB
ブロックC
ブロックD
[街]
ブロック@
[セズウィック村]
ブロックA


GM:そこで、[山岳]がどの位置になるかを決めなくてはいけません。代表者1D振って〜。

アッシュ:だってさ、代表者。

セシル:あ、代表者なんや。(いっコロ)2!

GM:2…ということは、ブロック@なので…街への通路ですね。



〜フィールドMAP〜
ブロックE
ブロックF
ブロックG
ブロックB
ブロックC
ブロックD
[街]
[山岳]
[セズウィック村]
ブロックA


アッシュ:き、急に街と村の間に山岳が…!

GM:生えてきました。街に行くのには、毎回山越えして下さい。(笑)

奈々那:(唐突に)…何て呼べばいい?サカナ(アッシュ)と…。

アッシュ:さ、魚じゃないやい!

奈々那:酒樽と…。

ドルヴィオ:はっはっはっ、まだ25歳だけどな!

奈々那:(セシルに)……何やろ、この人。

GM:アバズレ、とか?

セシル:アバズレ要素、どこにもないわ。

GM:ビッチ?

セシル:ビッチ要素もどこにもないわ!

奈々那:まぁ、普通にセシルでいいや。

GM:何やったんや、一体…。まぁ、いいや!じゃ、[山岳]に赴いて、遺跡への手掛かりを探してきてください。

ドルヴィオ:はいよ。

GM:ちなみに、このフィールドを1つ移動するのに絶対1日かかります。なので、食糧を一つ減らしてください。往復2日分の食料はいるってことや。当然、このフィールド内で数日過ごすなら、もっといる。無ければ…最悪、餓死。

ドルヴィオ:が、餓死…。(汗)確か…保存食1週間分50ガメルだったよな?

セシル:うん、持ってる。

ドルヴィオ:…金が、足りん…。

GM:誰か!誰かお金を…!(笑)

ドルヴィオ:誰か、10ガメル貸してくれ!(笑)

アッシュ:いいよ、お金あんまり使わんかったし。(笑)

ドルヴィオ:おぉ、すまん。これで保存食買って…借金10ガメルの、所持金0。(笑)

GM:きっちり管理しといてやー。

奈々那:二週間分買っておこー。

アッシュ:怖いし、三週間分でも。

GM:…まぁ、最初のシナリオやから、そこまでかからんと思うけどな。

ドルヴィオ:…ワシは、酒さえあれば生きていけるんじゃ!……は!酒を買う金がない!??

GM:終わった…すでに一人、死にかけてます。(笑)

セシル:酒瓶いくらか買ったから、分けてあげる。(笑)

ドルヴィオ:すまんのぉ…ありがたや…。

アッシュ:10ガメル貸した、と…。(メモ)

ドルヴィオ:うむ、助かったぞ、サカナの坊主。

アッシュ:魚じゃないやい!(笑)

GM:準備はもういい?

セシル:ん、いいよ。

GM:はい、じゃあ…宿屋の音楽でも鳴らしといて。

ドルヴィオ:チャンチャンチャラチャ〜ン♪

GM:そっちか!ドラ●エの音楽かと思ってた…。

アッシュ:まさかのポケ●ン。(笑)

ドルヴィオ:何か、頭に流れた。(笑)

アッシュ:お預かりしたポケ●ンは元気になりましたよ。(笑)



3:山岳の探索



《フィールド:[山岳]》

GM:では、次の日になりまして…1日かけてフィールド[山岳]に到着しました。保存食一つ減らして下さい。

アッシュ:いきなり減った…。

セシル:あと酒も減らしとこ…あ、分けたから2つ減らすわ。

ドルヴィオ:おぉ、これはすまんのぉ…では、サカロス神に感謝を込めて……一気、いきまーす!

GM:新歓コンパみたいになってる?!(笑)

奈々那:いっき♪いっき♪(笑)

アッシュ:普通、新人がやるもんやと思うけど。(笑)

セシル:え…あ、私か。

GM:いやまぁ、ちょっとタイミング違うだけで、ほとんど一緒やけどな。(笑)

セシル:あら、そうなんや。

GM:うん。えー…まぁ、そういうことしながら次の日に[山岳]に着いて…今、君達はDにいます。


<[山岳]D:自由行動1>

ドルヴィオ:(MAPを広げて)一番入口のとこだな。




〜Stage:山岳〜




D:セズウィック村側

F:街側



GM:そうそう。では、ここでまずはフィールドイベントが起こるかどうか、です。代表者は1D振って下さい。

セシル:(いっコロ)1!

GM:じゃ、何も起こりません。次に自由行動フェイズに移ります。以下の行動ができます。『アイテムによる回復』『戦利品の獲得』『エリアの探索』『その他、1時間以内できる行動』…どれする?

PC4人:探索!

GM:はい、じゃあ全員探索判定ですね。「スカウトorレンジャー技能+知力B」で目標値は11です。

アッシュ:平目だ…(コロコロ)10だった。

GM:まぁ、まだレベル低いで、そうそう出やんか。

ドルヴィオ:(コロコロ)いきなり6ゾロ。(笑)

GM:いぃ!?いきなり?!(笑)

セシル:(コロコロ)スカウトあるけど、8やった。出目3て…。

奈々那:(コロコロ)達成値12!

GM:じゃ、二人成功やな。更に2Dずつして。

奈々那:(コロコロ)4〜。

ドルヴィオ:(コロコロ)10!今日はダイス目がいい。

GM:えっと…4は『<レミングの歯>30ガメル・赤B』、10は『<炎の尾羽>100ガメル・金赤A』をゲットです。

セシル:金赤、貰っていい?

ドルヴィオ:うむ、酒の代わりに持っていってくれ。(笑)

セシル:じゃ、後で錬金させてもらいます。(笑)


<[山岳]D:自由行動2>

GM:えーっと、更にフィールドイベントが発生しなかったので、もう一回自由行動をしてもらって結構です。

セシル:もう一回探索?

GM:目標値はさっきと一緒、11。

PC4人:(コロコロ)…。

ドルヴィオ:さすがにそうそう無理か。(苦笑)

セシル:あら…10は1足りない…。

アッシュ:3!(笑)

奈々那:13!

GM:成功は一人か。もう一回2Dどうぞ。

奈々那:(コロコロ)6。

GM:はい、『レミングの歯』ですね。

奈々那:歯、ゲット!…独り占め?

ドルヴィオ:そこはパーティ財産にしようや。

GM:ま、その辺はお任せしますよ。さて、今はDにいるので…ACGに移動できます。どうしますか?

奈々那:F!

GM:話聞いてた?

セシル:…え、F行ったん?

ドルヴィオ:行けないってば、ここにワープゾーンでもない限り。(笑)

GM:ありませんよー。(笑)


<[山岳]G:ミッション・イベント>

セシル:ん〜……G!

ドルヴィオ:で、いいんじゃない?

GM:はい、ではGへ移動しました。ここではミッション・イベントが発生します。

ドルヴィオ:お?

GM:しばらく歩いていきますと、見慣れない生き物が見えてきます。

ドルヴィオ:…どういう感じ?

セシル:スライム?

GM:より、もっと気持ち悪いと思う。

セシル:スライムより気持ち悪いの?!何や…?

アッシュ:「キル・バルバロス!」と叫ぶ生き物よりも?(笑)

GM:あれはむしろ恰好いいから。(笑)

セシル:…ホヤ、とか?結構見た目気持ち悪いけど。

アッシュ:でも、美味しい食べ物ですから。(笑)

GM:ま、とにかく説明しますよ。人間の子供そっくりの姿をした生き物です。服を着る習慣はありませんが、動物に自由に変身できるため、あまり裸のコイツを見かけることはありません。普段は動物の姿…やけど、今は人間形態でいいわ。ということで、魔物知識判定して。

アッシュ:セージで…(コロコロ)10!

奈々那:ライダーで…(コロコロ)9!

セシル:(コロコロ)アカンわ、6や。

ドルヴィオ:俺も平目だ…(コロコロ)10。

GM:だ、誰も届いてない…11で名前分かるんやけど…。

アッシュ:出目で6出たら、どうしようもないわ。

GM:あ〜……じゃあ、名前は分かりませんが、何か人の姿した気持ち悪いのがいますよ。

セシル:…交渉、交渉や!

ドルヴィオ:「ほっほっほっ、そこの気持ち悪い子供、何をしてるのかね?」

全員:(爆笑)

奈々那:気持ち悪い、言っちゃった!(笑)「気持ち悪い…成敗してくれるぅー!」

アッシュ:ま、待って!そんなすぐに成敗しなくても…!

ドルヴィオ:とりあえず、汎用蛮族語話せるから、そっちで話しかけてみるけど?

GM:えーっとな……コイツ、何語話すんやろ…。

セシル:ロシア語ちゃう?

ドルヴィオ:何でここで敢えてロシア語?(笑)

GM:あー…地方語と妖精語やわ。ここの地方の人…いねぇー!

奈々那:地方語?交易共通語じゃなくて?

GM:うん、地方ごとの言語ってのがあんねんけど…まぁ、この場合は交易共通語やったってことでいいや。で、話しかける?

ドルヴィオ:うむ。

GM:じゃあコイツ…しきりに首捻ってんねん。「う〜〜ん…う〜〜ん…おかしいなぁ…」って。

奈々那:「おかしいのは、お前の顔だ!」…と、エルフ語で。

アッシュ:そこは分からんように言うんや。(笑)

GM:話しかけられると、コイツは……まぁ、一人称はやっぱり「オラ」やろなぁ。

??/GM:「オラは、プーカのリモっていうんだ」

ドルヴィオ:「リモ?」

奈々那:あ、ところでGM。馬って借りれたん?

GM:え?いきなりやな…うん、今回…というか、ローレンスさんの依頼では普通の馬はタダで貸してくれる。その代わり、レンタルした回数には入らんからな。

奈々那:ぶー、ぶー!

GM:当たり前や。えーっと…で、リモって言うらしいねんけど?

リモ(GM):「オラ、ドゥナエーの所に遊びに行くところだったんだけど…大切な角笛を落としてしまっただ…。多分…[山岳]のAかBに…」

ドルヴィオ:「えらく、メタな情報だのぉ…」(笑)

アッシュ:「いや、まったく」(笑)

リモ(GM):「落としてしまったと思うんだよねー。どっちかに行って、探してきてくれない?」

ドルヴィオ:「…だ、そうだが?」

アッシュ:「貴方は、悪い蛮族?」

リモ(GM):「お、オラは蛮族じゃないだべ!幻獣だべ!」

アッシュ:「…じゃ、いっか」

セシル:「まぁ…見たところ悪い奴じゃなさそうやし…。じゃ、見かけたら拾っておいてあげるわ」

リモ(GM):「では、お願いするだ!」

ドルヴィオ:ちなみに、ドゥナエーって?

GM:ん?後々、敵として出てくるから心配しやんで。

セシル&ドルヴィオ:言っちゃったよ、おい!(笑)

GM:いや、さすがにそれは冗談やけど。(笑)知りたかったら、また魔物知識判定して。

セシル&ドルヴィオ:平目やから!(コロコロ)5&8!

GM:どっちも無理!

アッシュ:(コロコロ)セージあるのに、10しかいかない…!

GM:それも無理!

奈々那:ライダーで…(コロコロ)14いった!弱点は分からんけど。

GM:まぁ、知名度は抜けたな。身長1m程の、人型の古代妖精種です。ぼんやりと発光しており、性別を表す特徴は存在しません。ドゥナエーの発行は、月光の元では共振して強く輝きます。人族や動物には友好的ですが非常に憶病で、直接の危険に晒されて自衛せざるをえない場合を除き、他者を傷つけることは滅多にありません。…人畜無害な妖精ってことやね。

アッシュ:人や動物には……蛮族には…?

GM:逃げるんちゃう?ま、これがドゥナエーやな。

ドルヴィオ:はいよ。

GM:で、AかBに角笛落としたから、探してきて下さいってこと。

セシル:……ふと思ったけど……。

ドルヴィオ:どうした?

セシル:我々は一緒にいるけど……大丈夫なん?それぞれに対してこう…「こいつ、ヤバイ奴ちゃうん?」的な、そういうの、ない?大丈夫?信仰的に、とか。

ドルヴィオ:あぁあぁ、これも試練だ、試練。ウチの神さんは酒さえ飲んでりゃ大丈夫だから。神さん自身も基本的に酔っ払ってるから。

セシル:ん、OK!

GM:そんなんやっけ…。(笑)

セシル:私もそういう偏見とかは、ないから。

奈々那:キル・バルバロスー!

アッシュ:(即)サヨナラ…。

ドルヴィオ:まぁ待て、まぁ待て。(笑)ウチの神さんの教えなんだが…『剣を持つより、言葉を交わすより、まずは杯を持て』というものが…あったような気がする。

セシル:う〜ん、いい言葉よね〜。(笑)

ドルヴィオ:ということで…急だが杯を交わそう。これで大丈夫、我々は仲間だ。(笑)

セシル:じゃ、ワイン減らしまーす。(笑)

アッシュ:お酒、飲んだことないなー…。

ドルヴィオ:よし、飲め飲め!(笑)

アッシュ:(コロコロ)6ゾロで抵抗したから、普通に美味しく頂けたぁー!(笑)「これが…お酒の味…」

GM:あの…リモは、ほったらかしですか?(笑)

セシル:あ、飲む?アンタも、飲む?!(笑)

GM:幻獣って飲むんか?…でもドラゴンも飲みそうやもんな…、じゃあ角笛探してきてくれたら一緒に飲む。

ドルヴィオ:角笛の底の穴を手で塞いで、それで飲むんやな。(笑)

セシル:あぁ、それで杯に…。(笑)

GM:いや、あの…大切な角笛なんで…。

セシル:角笛なんて…そんな、いるかいなー。

GM:彼にとっては、アイデンティティそのものみたいなもんなんで!(笑)持ってないと落ち着かんっていう…。

セシル:アイデンティティかぁ…そうかぁ、しゃーないなぁ…。

GM:角笛の名前は、ギャラルホルンていう…。

ドルヴィオ:あかん、あかん。ヘイムダルの開戦の合図やから、それ。(笑)


※ギャラルホルン……北欧神話に出てくるアース神族の一人、ヘイムダルの所有する角笛。この角笛の音が“神々の黄昏(ラグナロク)”開戦の合図とされている。

奈々那:お酒かぁ…刃物を焼く時にかけたら、良い波紋が浮かぶんだよね〜。

ドルヴィオ:…酒に対して、なんたることを…!

GM:ていうか、早よ角笛探しに行かんかい。

ドルヴィオ:それもそうか…プーカの前で急に酒盛り始まってるからな、今。(笑)

アッシュ:プーカもびっくりです。(笑)

ドルヴィオ:あー…ここで一つ提案が。MAPを全部埋めようとせずに、最短距離で効率良く行こうと思う。

アッシュ:あ、それ賛成!(笑)

セシル:うん、短縮でいこう!(笑)

ドルヴィオ:つまり…D→Aか、F→Bかってとこになる。Eへの寄り道は無し。

奈々那:奈々那はFへ行きたいんだ!

セシル:ってことは、F→B?

ドルヴィオ:ん〜…まぁ、最終的に渡るマスの数はどっちも変わらん。

セシル:じゃ、それでいっか。


<[山岳]F:戦闘イベント>

ドルヴィオ:では、まずはFへ移動しようか。

GM:はいはい、じゃあFに来ました。やることは一緒、フィールドイベントでまずは代表者が1D。

セシル:(いっコロ)6!

GM:あらぁ…戦闘や。

ドルヴィオ:きたか…。

GM:もう一回1Dしてみて?

セシル:(いっコロ)4。

GM:はいはい…皆の平均レベルは?

ドルヴィオ:2だな。

GM:…え?そんなん?

ドルヴィオ:初期設定だからな?変なん、出すなよ?(笑)

GM:そっか…じゃ、レミングが2体現れた!


≪戦闘:レミング×2≫

アッシュ:レミングが…2体か。

セシル:ネズミみたいな奴やな。

ドルヴィオ:群れから逸れたんじゃね?(笑)

GM:とりあえずは、魔物知識判定して。

アッシュ:(コロコロ)11!

GM:知名度だけやな。体長50cm程の、愛らしいネズミのような外見をしています。1体で行動することはほとんどなく、時には数百体もの群れで行動を共にすることもあります。

アッシュ:それは…絶望やな。(笑)

GM:特殊能力で《群れの連携》ってのがあって、自分以外のレミングが1体いるごとに命中+1/打撃点+1されます。今は2体いるから、それぞれ+1ずつやな。

ドルヴィオ:数が多い時が怖いな…。(汗)

GM:じゃあ、次は先制判定や。

セシル:(コロコロ)11!

ドルヴィオ:(コロコロ)8!

GM:あ、その時点でそちらからです。こっち所詮7なんで。(笑)


<1ターン目>

GM:はい、誰からいく?

ドルヴィオ:(即)【フィールド・プロテクション】!

GM:早!ていうか、俺が言うのも何やけど…勿体なくね?

ドルヴィオ:え、どうかな…何せ2レベルで初戦闘だから、どんなもんかな、と。

セシル:見た目的にも、そんな強そうじゃない?

GM:うん。まぁ、ネズミや。(笑)

セシル:じゃあ、ここは軽く流す感じでいいんじゃない?(笑)

ドルヴィオ:そか。(笑)

セシル:流す…というか、これは戦う必要あるの?ただネズミがいるだけ?

GM:いやいや、こっちには戦う気満々ですから!(笑)

セシル:そう?じゃあ、可哀想やけど…ハンティングしちゃいましょうか!

GM:ちなみにHP10の防護点0やから、ダメージ10点越えた時点で倒せる。

ドルヴィオ:では…確実性を持たせるために【モラル】でも歌うかの…オカリナ取り出して吹く。

セシル:また地味な楽器にしたな!(笑)

ドルヴィオ:ピ〜ヒョロロロ♪

GM:しかも歌ちゃうんかい!(笑)

ドルヴィオ:伴奏吹いて、合間に歌う。(笑)(コロコロ)達成値は14。

GM:こっちは抵抗値9やから、こっちにもかかった。命中+2になった。

ドルヴィオ:あら…まぁ、このターンで倒せばいい。

奈々那:奈々那、いっきまーす!

アッシュ:ていうか、距離は?

GM:あぁ、10m。基本的に最初は10mスタートってことで。

奈々那:じゃ、お馬さんでパカラッ!パカラッ!と近づいて…馬さん蹴るんだー!(コロコロ)達成値10。

GM:当たった、こっちの回避値9やから。

奈々那:ダメージが…10点。

GM:(即)死んだ。

ドルヴィオ:馬がネズミ踏みつぶした。(笑)

奈々那:じゃ、上からもう一体に《必殺攻撃》って言って殴る。(コロコロ)達成値11。

GM:当たった、当たった。

奈々那:ダメージが6点!

ドルヴィオ:4点残ったな。

GM:な、何故知っている?!

ドルヴィオ:ふっ…すべてお見通しだ。(笑)

アッシュ:いや、全部公開されてたしね?(笑)さて、どうしようかな…魔法撃つ?

ドルヴィオ:勿体なさすぎると思う。(笑)セシル、頼んだ。

セシル:ん!ツーハンドソードで一刀両断する!《全力攻撃》で(コロコロ)あぁー!1ゾロ!こけた。

GM:あらぁ…ネズミ生き残ったで…。

ドルヴィオ:いかんな…もうセシルの酒が切れてきたようじゃ。(笑)

セシル:あぁ〜…酒が足りん…1リットル飲んでおこ。

奈々那:ちゃんとアイテム欄減らしてってる…!(爆笑)

アッシュ:じゃ、僕も殴ろっと。(コロコロ)達成値8?

GM:それは避けた。…このネズミにターン回ってきた?!

ドルヴィオ:まさかの展開。(笑)

GM:しかも今、全員前にいるんか…対象をランダムで(いっコロ)アッシュに噛みついた!

アッシュ:うわ、一番モロいとこきた?!(汗)

GM:こっちの攻撃達成値は10。

アッシュ:(コロコロ)無理。

GM:な、何しに前出てきた?!(笑)

アッシュ:杖ポコしに。(笑)

GM:…ダメージで6ゾロ出た、10点。

アッシュ:7点通った。

セシル:ヤバイ、いきなりヤバイ!窮鼠猫を噛む!

ドルヴィオ:噛んだのは、魚だけどな!

アッシュ:つまり…ただのお食事。(笑)


<2ターン目>

ドルヴィオ:どれ、では…殴ってみるかの。

セシル:どうぞ、酒飲みながら見てる。

ドルヴィオ:一回、このキャラの攻撃がどんなんか試したいし。【モラル】切って殴る。(コロコロ)達成値16。

GM:余裕で当たりでチュー。

ドルヴィオ:ダメージが…6点か。

GM:はい、死んだー。

ドルヴィオ:ふむ…殴りは平均的ってとこか…。

≪戦闘終了≫

<[山岳]F:自由行動2>

GM:はい、では続いて自由行動です。ここでは回復、剥ぎ取り、探索、それ以外の1時間以内にできる行動のどれかです。

セシル:それは、それぞれ?

GM:うん、それぞれが好きに動いていいで。

セシル:あ、じゃあ…さっきの剥ぎ取ったやつ、錬金しといていいですか?

ドルヴィオ:おぉ、構わんぞ。アッシュは回復いるか?

アッシュ:ん〜…もう前に出ることないから、まだいいです。

GM:ややこしいから、剥ぎ取りからいこ。誰がやる?

ドルヴィオ:じゃ、1体いこう。(コロコロ)9。

奈々那:(コロコロ)4。

GM:どっちもナシ、はい終わり。次は探索の人?

アッシュ:(コロコロ)4。

GM:何も見つかりませんでしたー。

セシル:錬金してまーす。

GM:はい、じゃあここでやることは終わり。次行こー。


<[山岳]B(am.9:00):イベント行動>

GM:あ、めっちゃ言い忘れてたけど、ここフィールド1個移動するごとに1時間ずつ時間経過してるからな?1日経ったら、また食料減らしてもらわなアカン。

ドルヴィオ:ってことは…今で3時間経ったわけか。

GM:あと夜になったら、暗闇によるペナルティもありますんで。

アッシュ:まぁ、この世界普通は夜は動かんからねぇ。

ドルヴィオ:(表を見て)…毎回、朝の6時スタートなん?

GM:早!…まぁでも、そうやろなぁ。

ドルヴィオ:じゃあ、今は…朝の8時か。

GM:ようやっと、朝の8時か。(笑)じゃ、次はどうします?

セシル:Bにいきましょうか?

ドルヴィオ:だな、Bへ行こう。

GM:はい、ではBへ移動しましたー。

ドルヴィオ:朝の9時〜。

GM:フィールドイベントの1D振って下さい。

セシル:(いっコロ)2。

GM:じゃ、何も起こりません。次に自由行動です。ここではさっきまでの行動の他に、『角笛を探す』という選択肢が追加されます。

ドルヴィオ:ふむ…では、角笛を探そうかの。

セシル:ですね、探しましょうか。

GM:あ、これは一人成功したらそれでいいから。

アッシュ:目標値は?

GM:探索判定で8。

ドルヴィオ:探すかの…(コロコロ)あら、7。

GM:見つかりません〜。

セシル:同じく探す(コロコロ)9!

GM:はい、見つかりました。あとの2人は?

アッシュ:普通の探索。(コロコロ)いや、無理。

奈々那:(コロコロ)9!

GM:ん、探索はどっちも失敗やな。

ドルヴィオ:まぁ、角笛は見つかったし。

セシル:うわぁ〜…涎でベタベタやぁー!(笑)

ドルヴィオ:ちゃんと拭いてないんかい!(笑)

セシル:分からんで〜?(笑)で、これで角笛は見つかった、でいいの?

GM:うん、見つかった。これは『リモの角笛』だ!

セシル:ベタベタや…『りも』って名前彫っといたろ。

GM:音変わってまうやん!(笑)

アッシュ:リモ、涙目。(笑)

GM:ま、後はそれを本人に届けてあげて。

セシル:……それって、戻れってこと?

GM:そういうことやな。ようはお使いイベントや、諦めて。

ドルヴィオ:F→Gで戻るのが一番早いかの。

セシル:やね。じゃ、Fに戻りましょうか。

GM:はいはい、戻りました。


<[山岳]F(am.10:00):トラバサミ>

GM:ま、いつも通りです。まずはフィールドイベント。

セシル:(いっコロ)3!

GM:猟師イベントが発生しました!1D振って下さい。

セシル:猟師?(いっコロ)3。

GM:「危ない!罠だ!」罠探知判定せよ。目標値は…(コロコロ)8+平均冒険者レベル2で10。

セシル:微妙な数字やな…。

GM:全員やからな?

アッシュ:(コロコロ)あかん、7。

ドルヴィオ:(コロコロ)8、無理だな。

セシル:スカウトで…(コロコロ)あーっと…9は失敗か…。

奈々那:(コロコロ)12!

GM:一人だけ成功か。じゃあ3人は、猟師の仕掛けた罠に引っかかってしまいました。トラバサミみたいです、ガッチリいかれました。

アッシュ:な、なんと…!(汗)

ドルヴィオ:おぉう…!(汗)

セシル:ていうか、そんなにいっぱいあんの?!3人挟むくらい?!(笑)

GM:もしくは、めっちゃデカイのにまとめてかかったか。(笑)

アッシュ:う、鱗に食い込むぅ〜!(笑)

GM:もう一回、2Dしてみて。

セシル:(コロコロ)5。

GM:9点ダメージ、装甲点はあり。

アッシュ:めっちゃ痛い…残りHP8…。(汗)

ドルヴィオ:4点か…「ぼ、坊主…大丈夫か?」

アッシュ:「鱗が何か所か剥がれました…」(涙)

セシル:「ぎゃー!!足がぁー!!」(汗)

GM:ってことで、自由行動タイミングに入ります。何する?

奈々那:探索ー。(コロコロ)11は成功やな?

GM:うん、2D振って。

奈々那:(コロコロ)3…。

GM:『レミングの歯』、30ガメルの赤B。

奈々那:ここ、歯ばっかり落ちてるなぁ…。(笑)

ドルヴィオ:魚の坊主を回復する!【キュア・ウーンズ】を坊主に。(コロコロ)発動して、7点だけ回復。

アッシュ:おぉ、これで大丈夫。

ドルヴィオ:うむ、酒をかけてしっかり消毒しておけ。(笑)

アッシュ:酒ってすげー。(笑)

ドルヴィオ:ワシが回復すると、何故か全身酒臭くなるのだ。(笑)

奈々那:凄い回復魔法や…。(笑)

アッシュ:じゃ、回復してもらいながら探索しよっと。(コロコロ)あら、3は失敗や。

セシル:自分に救命草使っておこ。

GM:これで全員動いたな?

ドルヴィオ:だな。


<[山岳]G(am.11:00):リモと角笛>

セシル:じゃ、G行きましょうか。

GM:はい、Gに戻ってきましたー。リモがいます。

セシル:「はい、これ。持ってきてあげたよ〜?」

リモ(GM):「お!ありがとう、おばちゃん!」

セシル:「お…おばちゃん、じゃあないやろ〜?……コロスぞ?」

全員:(爆笑)

セシル:「ほらこれ、ちゃんと名前彫っといたったから!これでもう無くさへんやろ!?」

リモ(GM):「へ?…う、うわぁぁぁぁ〜?!!」

セシル:「アンタ、こうしとかんとまた無くすやろ〜?これでもう無くさんから!無くしても誰か届けてくれはるから!」

アッシュ:やっとることが、完全におばちゃんやん!(笑)

リモ(GM):「あ、ありが、とう…。じゃあお礼に、コレあげる」

GM:って言って、『赤い果実』をくれた。300ガメルの緑A相当。

リモ(GM):「ところで、おば……お姉さん達、何しに来たの?」

セシル:「ふっ……危なかったな」

ドルヴィオ:下手したら斬られてたな、コイツ。(笑)

セシル:「私達は………何しに来たんでしたっけ?アッシュ君?説明して頂戴?」

アッシュ:「遺跡を探しに来たんです」(笑)

ドルヴィオ:世界変わっても、二人の関係に変わりがない…。(笑:『夜逃伝説クリスタニア』参照)

リモ(GM):「遺跡?遺跡ってもしかして…あのこと、かなぁ?」

ドルヴィオ:「何か知っておるのか?」

リモ(GM):「多分、オラの友達のドゥエナーが守ってる遺跡だったと思うんだ」

アッシュ:思ったよりドゥエナー、凄かった…。

ドルヴィオ:「ではそこまで、案内してくれ」

リモ(GM):「いや、オイラはここから離れられないから…その遺跡、[山岳]Eにあるんだ」

セシル:Eかぁ〜…。

リモ(GM):「ただ…ドゥエナーは、夜しかいないんだよねぇ」

GM:具体的に言うと、20時〜4時の間です。

セシル:結構待ち時間あるなぁ…。

リモ(GM):「その時間帯に[山岳]Eに行ってみな?」

アッシュ:「その…ドゥエナー?に、貴方からの紹介となる何かが欲しいんですけど…」

リモ(GM):「それなら、さっきの『赤い果実』を見せればいいよ」

ドルヴィオ:「それより…その角笛の方がちゃんとした証拠になるんじゃないか?」

リモ(GM):「こ、これはオイラの…オイラの大切な物なんだぁー!」(笑)

アッシュ:アイデンティティを奪おうとしてる。(笑)

GM:この子、将来は“終末を呼ぶ者”って呼ばれるから。

ドルヴィオ&アッシュ:あくまでギャラルホルンなんや。(笑)

GM:だから取らんといたって。(笑)

ドルヴィオ:仕方ない…じゃあ、さっきと逆側に『ぎゃらるほるん』て彫っといてやろう。

GM:何で平仮名?!(笑)今って何時やっけ?

ドルヴィオ:今?朝の11時やで。昼にもなってない。

GM:これ、どんな無茶ゲー?!あと9時間あるん?!(笑)

ドルヴィオ:どっかで休憩して、時間潰してもいいけどな。

セシル:それならEで休憩とか、できるん?

GM:あぁ、それはしてくれていいで。

ドルヴィオ:じゃ、とりあえずE行こうか。

GM:はい、じゃあ移動して下さい。


<[山岳]F(pm.12:00):3度目のF>

ドルヴィオ:じゃ、またFに移動か。

GM:はい、フィールドイベント表どうぞ〜。

セシル:(いっコロ)3!

GM:猟師イベント〜!(笑)

セシル:もう知ってる!ここにトラバサミあんのは知ってるぞ〜?!(いっコロ)3!

GM:トラバサミです。(笑)

セシル:またかよ〜!(汗)

GM:(コロコロ)今度の目標値は8です。

アッシュ:(コロコロ)はい無理、6!

セシル:(コロコロ)やった!6ゾロ出た!「もう知ってるし〜!」

ドルヴィオ:(コロコロ)あかん、4だ。

奈々那:(コロコロ)10!

GM:失敗したお二人さんは…どっちか2Dして?

ドルヴィオ:(コロコロ)ここで出るか、1ゾロ。(笑)

GM:あら、じゃあ6点ダメージ。

ドルヴィオ:1点通った。

アッシュ:ちょっときた…。

奈々那:まだノーダメー♪

GM:じゃ、自由行動どうぞ。

PC4人:探索―…(コロコロ)…。

奈々那:成功の…7!

GM:はいはい、『レミングの歯』や!

奈々那:ここ、歯しか落ちてなーい!

セシル:何でこんな歯ばっか落ちてんねん!

ドルヴィオ:ネズミって…歯、生え変わる生き物だったか?鮫じゃあるまいし…。(笑)

GM:ほんまやな。(笑)


<[山岳]E(pm.13:00)>

セシル:じゃ、E行きましょっか。

GM:はい、Eに到着しました。フィールドイベント表は?

奈々那:(いっコロ)4!

アッシュ:急に奈々那が振った…。

セシル:いやまぁ、いいけど。

GM:じゃ、山岳イベントや。1d振って。

奈々那:(いっコロ)5。

GM:突風が吹いてきた!スカートの人要注意です!生命力抵抗で、目標値は(コロコロ)9+2で11!

セシル:(コロコロ)無理!

ドルヴィオ:(コロコロ)ぐぁ、10!

アッシュ:(コロコロ)8だってさ。

奈々那:(コロコロ)9〜。

GM:全員失敗か。じゃ、それぞれ…。

アッシュ:スカートがめくれます。

ドルヴィオ:おっとっとっとっ…。

全員:(爆笑)

GM:見たくねぇ〜!(笑)2×2メートルの斜面を転がり落ちます。4mやな。で、4m×3点の落下ダメージなので、12点ずつくらってください。

セシル:ぎゃぁー!!(汗)

アッシュ:痛いぃぃぃぃー!!(汗)

奈々那:は、8点も通った…。ほぼ、半減…。(汗)

ドルヴィオ:今までで一番の大ダメージが突風?!(汗)

GM:はーい、ってことで自由行動です。

セシル:あ、あの、ドルヴィオさん…結構今のでやられたんですけど…。(汗)

ドルヴィオ:…皆、HPどんなもん?

奈々那:まだ大丈夫。

ドルヴィオ:じゃ、自分を入れた3人に拡大で【キュア・ウーンズ】(コロコロ)発動の、9点ずつ回復な。

セシル&アッシュ:ありがとうございます!

GM:はいはい、他の人は何するん?

アッシュ:探索を…(コロコロ)おぉ、6ゾロした!(コロコロ)でも、見つかったのは4。

GM:はい、『レミングの歯』。(笑)

アッシュ:本気で歯ばっかりやな、ここ。(笑)

セシル:探索やな。(コロコロ)あかん、失敗や…。

奈々那:(コロコロ)あ、珍しく失敗した…。

ドルヴィオ:まぁ成功しても、見つかるのはどうせ歯だ。(笑)

奈々那:それは確かに!(笑)

GM:さ、どうしますか?こっから。

ドルヴィオ:ワシはちょっと休みたいの。回復ってできる?

GM:ん〜、できるんかなぁ?

アッシュ:一応6時間休んだら数割回復するけど。

ドルヴィオ:まだ7時間あるな?よし、ワシは今から6時間寝る。

GM:あー…3時間で1割やから、6時間寝たら2割回復していいよ。

アッシュ:僕も寝る。

セシル&奈々那:探索するー!

GM:じゃ、ちゃっちゃといこか。


<[山岳E](14:00):一回目>

ドルヴィオ:寝てる。探索二人、どうぞ。

奈々那:(コロコロ)成功の、4。

GM:はい、レミング。

セシル:(コロコロ)あ、失敗。


<[山岳E](14:00):二回目>

GM:あ、結構ここまで忘れてたけど、2回目もあるからな?

奈々那:そうやっけ…。じゃ、二回目(コロコロ)あ、失敗した。

セシル:(コロコロ)13や。7は?

GM:はい、歯や。


<[山岳E](15:00〜20:00):一気に探索!>

GM:どんどん、いこー!

奈々那:残り6時間×2回で12回?まとめていかん?

セシル:うん、それは思った。

GM:あぁ、じゃあやって。回数忘れんでな。

セシル&奈々那:(コロコロコロコロ)………。

睡眠中ドルヴィオ:このエリアだけ、えっらい探索すんな。(笑)

睡眠中アッシュ:まさに、隅から隅まで…。(笑)

セシル:7回成功!

奈々那:あら、4回やった。

GM:内容は?ちなみに7以下は全部、レミングやから。

奈々那:(コロコロ)レミング、レミング…9!

GM:9は『綺麗な羽』30ガメル、金赤B。

セシル:それ欲しいな…。

奈々那:最後は10!

GM:『炎の尾羽』100ガメル、金赤A。

セシル:じゃ、いくで。4、はレミングか…。11!

GM:お、『赤い花』を発見。…無駄にイベントが発生します。(笑)

セシル:あらぁ?(笑)

GM:いくで?1Dせよ!

セシル:(いっコロ)1!

GM:『赤い花はまだ蕾だ。精神抵抗判定をせよ。目標値15』

セシル:いや無理やろ。(笑)(コロコロ)はい、無理。

GM:1Dして。

セシル:(いっコロ)2。

GM:MP2点吸い取られました。何か力を吸い取られた!

セシル:う、うわぁ〜!(汗)

GM:『続いて、見識判定をせよ』セージやな。

セシル:平目やな…(コロコロ)お、それでも11や。

奈々那:(コロコロ)1ゾロや、50点ゲット。

セシル:何横で勝手にやって、稼いでんの?!(汗)

GM:ちなみに13やから、分かりません。

睡眠中ドルヴィオ:よく分からんが、MPだけ吸い取られたわけだ。(笑)

セシル:ほんまやで…使わんからいいけど。(笑)じゃ、続けて…10は?

GM:『炎の尾羽』。

セシル:9、6、4。

GM:『綺麗な羽』、レミング、レミングや。

睡眠中ドルヴィオ:おぉ…歯いっぱいや…。(笑)

GM:これで20時になりましたねー。

ドルヴィオ:ん〜…起きるか。2割回復っと。HP全快で、MP5点回復か。

GM:あ、言い忘れてたけど、一日のどっかで6時間寝やんだら判定にマイナスくらうからな?

セシル:また今更やな!(笑)

アッシュ:ま、まぁ見張りしてくれてたってことで。(笑)

ドルヴィオ:いや、俺らよりも周りの岸壁しか見てなかったと思うけど。(笑)



4:帝国への扉



<[山岳E](pm.21:00):本当は21時でした>

GM:はい、じゃあ夜になりました。どっかからか、笛の音が聞こえてきた。

アッシュ:ピーヒョロロ♪

奈々那:オカリナ、吹いたぁ?

ドルヴィオ:吹いてはいないが、せっかくなんでハーモニーして吹こうかの。

GM:はいはい。では、その笛とオカリナのハーモニーの音に合わさるように、ドゥナエー達が現れます。

アッシュ:……達?

GM:うん、5体現れたみたい。

アッシュ:思ったより多かった…。

奈々那:5体も倒すの…?

セシル:え、戦うん?

ドルヴィオ:そりゃ…向こうの出方次第?

GM:ドゥナエー達は楽しそうに君達の周りをクルクルと回りながら舞い踊ります。

ドルヴィオ:む…じゃあ一緒になって踊る。(笑)

GM:キタキタ踊りやろ。(笑)そうしていると、Eの北側の岸壁に、高さが20mはあろうかという巨大な光り輝く扉が現れました。するとドゥナエー達は、交易共通語で次のようなことを言います。

ドゥナエー(GM):「ようこそ、永遠の帝国に向かわれる方。帝国への扉を開くには、門番の魔物を倒さなきゃならないの。それでも帝国へ行きたいのなら、扉を叩くといいわ。どうなっても知らないけどね。ふっふーん」

奈々那:(即)コンコン。

アッシュ:早!(笑)

GM:はい、では叩いたので門番が現れた。

ドルヴィオ:いきなりだな。(笑)

GM:叩いたん、そっちやから。(笑)では…ガーゴイル1体と、ガストルークが3体現れました。

セシル:ガストルーク…?名前からあんまり想像つかんな…。

アッシュ:多分、ガスの塊みたいな奴。靄みたいな感じ?

セシル:ガス…シュロロロロロ…。

ドルヴィオ:それ、ガスガスの実の方やないですか。あの、ちょっと笑い方に無理のある奴。(笑)

セシル:確かに、無理がある。(笑:某海賊漫画)

GM:はい、とりあえず魔物知識判定どうぞ。2回やな。まずガストルークからいこう。

奈々那:ライダーで(コロコロ)11!

ドルヴィオ:平目で(コロコロ)1ゾロ!まったく分からない。

セシル:(コロコロ)7て…。

アッシュ:(コロコロ)セージで11。

GM:はいはい、弱点まで抜いたな。


『ガストルーク』 …… やや大きく成長したガストです。人間の大人のような黒い影で、頭部や胴体に対して手足が極端に細い奇妙な体を持ちます。

GM:弱点は『物理ダメージ+2点』です。

セシル:おしおし、美味しいな。

GM:じゃ、次はガーゴイルも振って。

アッシュ:(コロコロ)めっちゃ低い…8…。

奈々那:(コロコロ)あかん、9や。

セシル&ドルヴィオ:(コロコロ)6や!

GM:じゃ、知名度だけやな。


『ガーゴイル』 …… 翼と鉤爪を持ったゴーレムの一種。

セシル:まぁ、大体は分かる。

GM:HP26で浮いてる。ガストはHP18。

アッシュ:全部、固まってる?

GM:うん、最初は固まってる。

奈々那:【ファイアボール】だ!

アッシュ:レベルが足りない!


≪戦闘:ガーゴイル&ガストルーク×3≫

GM:じゃ、先制どうぞ〜。

ドルヴィオ:(コロコロ)3。(笑)

セシル:(コロコロ)7。(笑)

奈々那:(コロコロ)うわ、9…。

アッシュ:(コロコロ)8ではなぁ…。

GM:低いなぁ…こっちからや。


<1ターン目>

GM:ガーゴイル、何しよかな…《擬態》しても意味ないしな…。

ドルヴィオ:今更彫像のフリされても。(笑)

GM:あ、そっちの隊列は?

アッシュ:後ろ!

ドルヴィオ:今回は後ろから始めようかの。

セシル:怖いな…そっちに並ぶ。

奈々那:後ろ行く!

GM:どういうことやねん!?(笑)

セシル:結局これ、全員前に立ってることになるから!(笑)セシル、前!

奈々那:……後ろ……。

セシル:なんでやねん!?

奈々那:だって…奈々那、多分前に立っても支えきれんし…。

ドルヴィオ:じゃ、ワシが出た方がいいか…。

奈々那:…じゃあ、前出る。

他全員:どないやねん!?

奈々那:ナーも前に出る。馬もいるから。

GM:じゃ、前は対象4体やな。ではまずガーゴイルが…(いっコロ)馬かよぉ〜!

奈々那:うわ、馬にきた…。

GM:ガーゴイルだけ固定値じゃなくて、ダイス振るな。(コロコロ)あ、めっちゃ高い。達成値16で爪で引っ掻いた。

ドルヴィオ:借り物の馬が食われてしまう…。

GM:死んだら、弁償の対象になるんかなぁ…。

奈々那:(コロコロ)回避11、ダメ。

GM:じゃ、ダメージは9点。

奈々那:8点通った…。

GM:お次、ガストルークAが(いっコロ)奈々那本体に、達成値11で。

奈々那:(コロコロ)当たった。

GM:ダメージは8点。

奈々那:4点通るし…。

GM:ガストルークBが(いっコロ)ドルヴィオやな。同じく達成値11。

ドルヴィオ:ワシか。(コロコロ)回避11で同値回避!

GM:やるな。最後にガスCが(いっコロ)馬に11で。(笑)

セシル:めっちゃ馬に集中してる…。

アッシュ:う、馬ぁー!(笑)

奈々那:(コロコロ)あ、11で避けれた!

GM:あら、じゃあこっち終わり。

セシル:よぉっし、こっちや!

ドルヴィオ:まずは全員固まってる内に【フィールド・プロテクション】!毒・病気・呪い以外の物理・魔法ダメージが−1点、これが18ラウンド。

奈々那:それはいる…!

ドルヴィオ:だろ?(コロコロ)ん、発動したよ。

アッシュ:とても助かります!しかし、僕はどうするべきか…。

奈々那:先に動くわ。まず馬がガスを蹴る。

GM:A〜Cのどれ?

奈々那:最後に馬にきたやつ…Cか。馬キック(コロコロ)達成値10。

GM:固定値で避けた。

奈々那:そこに上から攻撃!(コロコロ)避けた。

ドルヴィオ:自己申告!?(笑)

奈々那:馬より低かった。(笑)

セシル:では次にセシルが…ガストルークAに《全力攻撃》で。

GM:どんどんやってって。こっち固定値10以下で避けるから。

セシル:(コロコロ)達成値11で当たった。ダメージが9+4点の弱点+2点で15点かな。

GM:うわ、一気にきたな。お次は?

奈々那:範囲魔法だ!

アッシュ:《魔法制御》まだ取ってないから、皆も巻き込むんだよね…。ガーゴイルに【ブラント・ウェポン】しとこう。撃ちまーす!(コロコロ)達成値11。

GM:それは精神抵抗?じゃあ失敗。

アッシュ:では、18ラウンドの間ガーゴイルの物理ダメージ−4点してください。

GM:はいはい。これで終わりやな。


<2ターン目>

GM:こっちはまず、ガーたんが…(いっコロ)ドルヴィオに12といって殴る。

ドルヴィオ:9以上出れば、何とか…(コロコロ)うん、ここで1ゾロの50点。(笑)

GM:防御ファンブル表、やる?

ドルヴィオ:あぁ、せっかくだからやろうか。衣服が弾け飛ぶ、とか?

GM:誰得?!(笑)1D振ってみて。

ドルヴィオ:(いっコロ)5。

GM:『最終的なダメージを2倍する』。(笑)ダメージが…うわ、デカイの出たし…−4点含めて、【フィールド・プロテクション】の−1点で…10×2で20点…生きてる?

ドルヴィオ:ん?残りHP5点、さっき6時間寝てなかったら、普通に死んでた。

GM:あっぶねぇ〜!(笑)

奈々那:むしろ、今の食らって立ってんの?!すげぇ〜!(笑)

ドルヴィオ:ふはは!ワシをただのプリーストと思うなよ!?(笑)

GM:こぉのガチムチドワーフめぇ〜!(笑)

セシル:ていうか、こっちきててもヤバかった…。

ドルヴィオ:まぁ2レベルキャラに20点は、普通ないから。(笑)

アッシュ:ファンブル表、怖いです…。(汗)

GM:では、ガストルークAが(いっコロ)奈々那に11で。

奈々那:(コロコロ)無駄に高い…15で避けた。

GM:次B(いっコロ)奈々那に。

奈々那:(コロコロ)16!

GM:避けたな。Cが(いっコロ)馬……死ぬんちゃうか?

奈々那:(コロコロ)…9…。

GM:ダメージが12点!

奈々那:11点通って…残りHP5点。これって、弁償しやんでいい馬やね?勝手に付いてきたし。

GM:いやいやいやいや!そこはしっかり弁償してもらいますよ〜。報酬から差し引きます。

ドルヴィオ:何はともあれ…ワシと馬に【キュア・ウーンズ】2倍がけ!(コロコロ)発動して、8点ずつ回復かの。

奈々那:一安心…とは言い難いかな。

ドルヴィオ:ま、必要なら次もかけるさ。

アッシュ:Aに魔法でもブチ込むかな?《魔法誘導》あるから誤射しないし…【エネボ】…MP5も使うんや…とりあえずA落とす!(コロコロ)達成値13を抵抗してください。

GM:ガストA?無理無理。

アッシュ:7点の素通しです。

GM:はい、A死んだ。

奈々那:じゃ、馬でC蹴る!(コロコロ)達成値14で当たり、9+2点の11点。続いて上から【振り下ろし】(コロコロ)11で当たり、11点。

GM:はい、Cも死んだ。

セシル:よし、じゃあBにまずは【クリティカルレイ】使って《全力攻撃》!(コロコロ)達成値12で当たった?ダメージが…20点!

GM:はい、ガストB即死!

セシル:一刀両断!

GM:弱いのには強くなる!(笑)

ドルヴィオ:このターンで一気に形勢逆転したな。ガスト全滅だ。

GM:一人ピンチになっただけやったな。(笑)


<3ターン目>

GM:はい、ガーゴイル。(いっコロ)セシルにタイマンだ!

セシル:今更やな。(笑)

GM:(コロコロ)あ、6ゾロ出たわ。

セシル:(コロコロ)無理、当たった。

GM:じゃ、10点ダメージで終わり。

セシル:4点通ったな…。

GM:あとはフルボッコタイムやな、適当に殺して。

アッシュ:先に魔法撃つね。【エネボ】で(コロコロ)達成値15。

GM:クリティカル以外無理…(コロコロ)はい、無理。

アッシュ:ダメージが…魔法の7点。

ドルヴィオ:たまにはメイスで殴るかの。どっこいしょ…(コロコロ)あら、達成値10。

GM:(コロコロ)当たったわ。

ドルヴィオ:当たったんや。ダメージが7点しかない。

GM:はいはい、チクチクやな。

セシル:補助で【クリティカルレイ】のAランク使って《全力攻撃》。(コロコロ)達成値は13。

GM:(コロコロ)あ、15で避けた。

セシル:あらら、それは仕方ないな。

奈々那:馬、蹴る。(コロコロ)達成値11。

GM:(コロコロ)避けた。

奈々那:【振り下ろし】、上から斬ってやる!《必殺攻撃》で(コロコロ)達成値15!

GM:(コロコロ)それは当たった。

奈々那:「これが最後のトドメだ!」

GM:いや、まだまだHPあんで。(笑)

奈々那:…1ゾロ出た…。

GM:あーあ…まぁダメージやから、50点貰えやんけどな。

アッシュ:うん、ただダメージが出ないだけ。

奈々那:なんでー?!(涙)


<4ターン目>

GM:またこっちきたか。(いっコロ)奈々那やな。(コロコロ)10といって殴る。

奈々那:(コロコロ)12で避けた!

GM:はい、終わり。

ドルヴィオ:メイスで殴る。(コロコロ)達成値15。

GM:(コロコロ)無理無理。

ドルヴィオ:ダメージが8点。

GM:微妙にヘボイな。(笑)

ドルヴィオ:こっち本職じゃないんで。(笑)

セシル:【クリティカルレイ】Bランクからの《全力攻撃》!(コロコロ)達成値14!

GM:(コロコロ)お、15で避けれた!

セシル:なんでやねーん!

アッシュ:【エネボ】!(コロコロ)達成値15を抵抗して。

GM:(コロコロ)それは無理。

アッシュ:魔法で…あ、回った…二回り…18点素通し?

GM:吹っ飛んだわ!(笑)

奈々那:魔法の2回転…怖…。(笑)

≪戦闘終了≫

GM:さ、こいつらは倒したけども…剥ぎ取る?門に入らなアカンと思うけど…。

ドルヴィオ:剥ぎ取ってから入ればいいんじゃね?

GM:…40分かけて、剥ぎ取る?

ドルヴィオ:4人が同時にやれば、10分で済む。

GM:あぁ、まぁ…そうか。じゃあ、門開いた前でちょっと間抜けやけど、剥ぎ取る?(笑)

ドルヴィオ:ガスA(コロコロ)6ゾロ!(笑)

セシル:ガスB(コロコロ)あ、1ゾロ。(笑)

アッシュ:ガスC(コロコロ)10か。

GM:『魔力を帯びた石』250ガメル、金A相当が2つ。1ゾロはなし。

奈々那:ガーゴイル?(コロコロ)9。

GM:同じ、『魔力を帯びた石』やな。

セシル:金Aが3つか…後でちょっと考えさせて。

ドルヴィオ:はいよ、とりあえず集めておくよ。



5:永遠の帝国


GM:いい?じゃあイベント進めんで。門番の魔物を倒すと、ドゥナエー達は歓喜の声を上げます。

ドゥエナー(GM):「ヒャッハァー!」

ドルヴィオ:ヒャッハァー!?(笑)

アッシュ:汚物は消毒だぁー!(笑)

ドゥエナー(GM):「これで契約の魔法が解けたわ!やっと門番の役目から解放される!ありがとう、旅の人。またねー!」

GM:そう言ってドゥナエー達は空に舞い上がり、去って行く。ドゥナエー達が姿を消すと、扉が現れていた岸壁が音を立てて崩れ落ち、その向こうに巨大なピラミッド状の遺跡が現れる!

セシル:これがその遺跡…。

ドルヴィオ:入れるん?

GM:調べる?

ドルヴィオ:だな。

GM:はいはい。では、巨大なピラミッドの遺跡を調べた君達は、このピラミッドに入口らしきものが見当たらないことに気づきます。どうする?

ドルヴィオ:これ…ピラミッドの全体に見えるけど、本当は上の一部が見えてるだけで、本当はもっと下の部分が埋まってるとかないよな…?

アッシュ:そんな壮大な作りなの…?(汗)

セシル:上側か、カパッて開くようになってるとか。

アッシュ:ただの蓋になってるんや。(笑)

GM:じゃあ、上側に行ってみる?

セシル:あ、登れるん?

GM:うん、階段状やし。

ドルヴィオ:登れるなら、登ってみよう。

GM:はいはい。では、頂上まで登った君達は愕然とします。はい、愕然として。

ドルヴィオ:ふおぉぉ?!

奈々那:はぁっ…?!

アッシュ:な、なんだってぇー?!

GM:はい。(笑)突如として目の前に、どこまでも果てしなく続く大海原が広がっています。

奈々那:うーみだぁー!

アッシュ:やったぁ!田舎に帰れる!

ドルヴィオ:…ワシは泳げんからのぉ…。

GM:意外と冷静やな!(笑)

奈々那:海とか…絶対入らんから!(弱点:水)

GM:慌てて振り返ってみると、後ろはやはり遺跡の段差がある。しかし前を向くと、大海原が広がっています。

セシル:まぁ帰れるんは、帰れるんか。

GM:そういうことやな。そして気づくと、いつの間にか足元に海に向かって長い桟橋が続いています。その先には、ほっそりとした人影が見えています。

ドルヴィオ:気にせず、ドカドカ行く。「あ、もし、そこの方?」

GM:あ、行っちゃう?(笑)はいはい、ではその人影は穏やかに微笑む女性に見えます。…ドルヴィオにはロリロリしたドワーフの女の子に見える。マーマン野郎は、鱗の生えた女の子に見える。

ドルヴィオ:ほほぅ?

アッシュ:う、鱗の生えた女の子…マーメイド?

GM:人間には人間に見えるし、ナイトメアにはナイトメアに見える。

セシル:…男?

GM:そこは女性ってことにしといて。(笑)で、その女性は君達に歩み寄って、次のように問いかけてきます。

謎の女性(GM):「ようこそ、ここは“時の桟橋”でございます。この桟橋の先に、果てなき永遠の帝国“エターナル”があります。ですが、“エターナル”に至るためには、その資格を持つ者であることを証明しなくてはなりません。資格をお持ちでございますか?」

奈々那:あの花じゃないの?(差し出す)

謎の女性(GM):「ぺしっ」(叩き落とす)

ドルヴィオ:違うやろなぁ。(笑)

奈々那:「じゃあ…私の作った、このブローチを…!」

謎の女性(GM):「…何も御存知ないようですね…」

セシル:「ユー●ャンですか?!ユー●ャンで取ってこればいいんですね?!」

GM:じゃあユー●ャンで勉強して下さい。(笑)<アルテイの刻印><イラボスの刻印><ウルトゥケの刻印><エッダの刻印><オボロンの刻印>…。

セシル:アイウエオ作文や…。

GM:あ、ほんまや。(笑)これは昔、それぞれこういう名前の国があって、そこから取られたらしい。ここで見識判定です、目標値10。

アッシュ&奈々那:(コロコロ)成功。

GM:はいはい。成功した人は、この国の名前が、この地方で語り継がれている昔話に登場する王国の名前であることに気づきます。では、五王国の昔話をさせて頂きます…。

セシル:長いな…。

GM:しゃーないやん。(笑)


<五王国の昔話>
魔法文明時代の初め、セズウィック村の周辺には「アルテイ」「イラボス」「ウルトゥケ」「エッダ」「オボロン」という5つの王国があったと伝えられており、村では現在もこれらの王国を舞台としたいくつかの昔話が語られている。
昔話の中で最も有名なのが「オボロンの滅亡」で、その概要は次の通りである。


<オボロンの滅亡>
オボロンは5つの王国の中で最も大きな国で、その都は『青き大蛇が鎌首を上げた場所』にあった。
だが、オボロンの王は傲慢な人物で、何かにつけては無理難題を言い、他の国々を困らせていた。
またオボロンの人々も、自分達の国が他の国々よりも大きく豊かなことに思い上がり、他の国々を見下ろしていた。

やがてオボロンの人々は、他の国々から富を奪い、自分達は働くこともせずに、邪な遊興に耽るようになった。
困り果てた他の国の人々は、『人間であり、エルフであり、ドワーフであり、リルドラケンでもある偉大な魔法使い』に助けを請うことにした。

話を聞いた魔法使いは、風を漕ぐ船に乗ってオボロンの都を訪れ、王と人々に心を入れ替えるように説得した。
だが、傲慢な王と思い上がっていたオボロンの人々は、その言葉を聞き入れないばかりか、魔法使いに石を投げた。
このため魔法使いは、風を漕ぐ船から炎の矢を放ち、オボロンの都を討ち滅ぼしたのである。

GM:以上!

セシル:バリ強いな、その魔法使い…。ま、オボロンが悪い奴やったってことは分かった。

GM:まぁ、基本はそこやな。じゃ、さっきの女性に話戻します。

謎の女性(GM):「えー?貴方達、刻印持ってないのぉ〜?」

セシル:な、何で急にそんな喋り方に…。(汗)

謎の女性(GM):「それが許されるのって、大体小学生くらいまでのものよね〜」

ドルヴィオ:そんなこと言われても。(笑)

GM:そう言うと、女性は表面にビッシリと文字のような模様と、“五つの目を持つ瞳の紋章”が刻まれた<黄金の石版>を差し出します。

アッシュ:5つの刻印集めて、ここに嵌めろ、と。

GM:まぁ、そういうことやろうね。この石版には5つの都に辿り着くための手掛かりが記されているらしいです。しかし、都は強大な守りの魔法で隠されており、その魔法を解除しないかぎり、例え目の前に都があったとしても、それに気づくことさえできないそうです。この石版には、都にかけられた守りの魔法を解除する方法が記されています。ただし、石版に刻まれた文字は“エターナル”で使われていたもので、君達には解読できません。

謎の女性(GM):「ま、とりあえずこれ、渡しておくわね。はい」

ドルヴィオ:「あ、ど、ども…」

GM:で、どうする?

セシル:逆に聞きたいわ、どうしたらいいの?

謎の女性(GM):「申し訳ございません。これ以上のことに関しては、禁則事項でございます」

セシル:出たよ、禁則事項。

謎の女性(GM):「私は、これ以上のことをお答えするようには許されておりません」

アッシュ:どうします?

ドルヴィオ:まぁ、とりあえずコイツを一旦持って帰ろう。

謎の女性(GM):「では、お元気でー」

アッシュ:「はーい」

セシル:我々の仕事は、村を発展させることですからね。

ドルヴィオ:それが本題じゃないけど。(笑)まぁ、今回に関して言えば、この遺跡と石版見つけた時点でミッション達成だ。

セシル:後は人々に周知することや。

ドルヴィオ:まぁ、そうだな。

GM:では…あ、違うわ。村に戻るまでが遠足やで。

セシル:またトラバサミ発動するんちゃう?

ドルヴィオ:あれ、痛いんだよなぁ…。(笑)

アッシュ:あり得る。(笑)寝てない二人、どうする?

セシル:まだ時間あるやろ?

GM:順調にいけば、あと3時間あればこのフィールドは出れるなぁ。

奈々那:で、外で寝てから朝一で村長の所に行く?叩き起こすことになるけど。(笑)

ドルヴィオ:朝6時に村長の家を訪ねるん?「おぅい!今帰ったぞー!」(笑)

アッシュ:め、迷惑すぎる…。(笑)

セシル:「おらぁ!とっとと開けんかい!おんのは分かってんねんぞぉー!」(笑)

アッシュ:どこの借金取り?!(笑)


<[山岳B(pm.22:00)]>

GM:さ、次はどう行く?

セシル:F→G→Dが一番早いか?

ドルヴィオ:ん〜…B→C→Dでも通るマス数は一緒だけど。上ばっかだし、下にしない?

セシル:そうする?じゃあ、B。

GM:はい、B。いつもと一緒、1Dどうぞ。

セシル:(いっコロ)3。

GM:山岳イベント〜!1Dして?

セシル:(いっコロ)4。

GM:細い崖、頑張って進んで下さい。冒険者レベル+敏捷度ボーナスで判定、2Dして?

セシル:(コロコロ)6。

GM:じゃあ目標値は8。

アッシュ:(コロコロ)1ゾロ!(笑)

GM:あ、一人失敗?じゃあ、もう他の人はいいや。アッシュが足を滑らせて落ちて、その瞬間に皆の足を掴んでいって…連鎖反応的に全員落ちて、Eに戻ってきましたー。

ドルヴィオ:ずりぃ〜…っと。

アッシュ:ごめんよぉ〜…敏捷はアカンて…。

GM:ま、ここはこれだけ。

セシル:時間経っただけやん!(笑)


<[山岳B(pm.23:00)]>

ドルヴィオ:もう一回Bだ!

セシル:イベントは(いっコロ)4!

GM:山岳イベント〜!(笑)

セシル:うわ、またか!(いっコロ)4!(笑)

GM:はい、細い崖ー!(笑)

セシル:そら同じ所通るんやったら、同じ崖通るん決まってるわ!

全員:(爆笑)

GM:2Dやって?

セシル:(コロコロ)あ、9や。

GM:目標値11になりました。(笑)

セシル:(コロコロ)いけた!

ドルヴィオ:(コロコロ)…あ…がしっ!(セシルの足首を掴む)

セシル:えぇ?!(笑)

GM:死なばもろとも。(笑)

ドルヴィオ:ズルズルズル〜…。(笑)

GM:はい、またEに帰ってきましたー。(笑)


<[山岳F](am:00:00)>

ドルヴィオ:…Fから帰ろうか。(笑)

セシル:帰り方間違えましたね。(笑)

奈々那:無駄に時間だけ経っていく…。(笑)

セシル:フィールドイベントが…(いっコロ)2。

GM:それは何もなーい。

セシル:おしおし。じゃあ、探索やな。

GM:夜やから、暗闇のペナルティあるで?

ドルヴィオ:ワシは[暗視]があるが…。

アッシュ:他がないからね。

PC4人:探索!(コロコロ)失敗〜。

GM:全員失敗か。じゃあ、ここは終わり。


<[山岳G](am.1:00)>

ドルヴィオ:次はGだな。

セシル:(いっコロ)3?

GM:猟師イベント〜!

セシル:出たぁ!(笑)内容は(いっコロ)2!

GM:猟師が魔物に襲われている!暗闇のペナルティあるから、忘れんといてな?−4やで?

セシル:むしろ…襲われてるのが、見えてない。(笑)

ドルヴィオ:あかん、ワシだけバッチリ見えてしもとる。(笑)

GM:諦めて戦って下さい。(笑)1D振って?

セシル:(コロコロ)3。

GM:レミングが6体現れた!

アッシュ:多い!(汗)

ドルヴィオ:各+5ずつ?!(汗)

GM:そういうことやな。

セシル:猟師やねんから、ちょっとは頑張れよ〜!ていうか猟師、こんな時間に何してんねん!(笑)

ドルヴィオ:夜釣り的な何か…。(笑)

GM:でもこれ、先攻取られたらかなりヤバイで?

アッシュ:でも10点与えたら倒せるし…先攻取って数減らさんとな。

GM:そういうことですね。


≪戦闘:レミング×6≫

GM:はい、先制値。

セシル:(コロコロ)うわ、6!?

GM:あら、それは…。

ドルヴィオ:(コロコロ)平目で11いった。

GM:あぁ、じゃあそっちからや。


<1ターン目>

ドルヴィオ:何はともあれ【フィールド・プロテクション】!(コロコロ)発動!

アッシュ:固まってるな?【ライト】にする?【スパーク】にする?

奈々那:数減らしたって。

GM:え、でも明かりないと、−4やで?

セシル:魔法で光った所を覚えて、攻撃するんや!(笑)撃ったって。

アッシュ:じゃ、【スパーク】!対象はA〜Eな。(コロコロ)達成値12。

GM:抵抗値9やで、抵抗失敗。

アッシュ:ダメージが……げ、ダイス目悪い…全体に4点。

GM:あら、全部生き残ったな…。

セシル:どうしよっかな…命中−4で殴るか…Aに(コロコロ)達成値9やわ…。

GM:同値回避!

奈々那:あ、明かりの方が良かったね…。

セシル:うん、ミスったな…。

GM:まぁ、コイツらも[暗視]持ってへんから−4効いてるけど…それでも+1ずつやからな?

アッシュ:というか、何故我々は夜の探索してるのに、誰も松明の一本も点けてないんだろう…。

ドルヴィオ:全てがそこにあるな。(笑)

GM:誰も言わんかったし。(笑)

奈々那:とりあえず、Aに馬が匂いで嗅ぎ分けてキック!(コロコロ)あー、無理。続けて自分で(コロコロ)−4しても達成値11いった。

GM:あぁ、それは当たったわ。

奈々那:ダメージが8点。

GM:ん、A死んだ。じゃあこっち、ネズミ軍団がいきまーす!まずBが(いっコロ)セシルに、達成値9。

セシル:回避にも−4?(コロコロ)あ、同値回避や。

GM:お、やるな。続けてCが(いっコロ)これもセシルに、9で。

セシル:(コロコロ)今度は無理や。

GM:あ、ダメージで1ゾロ振った…4点。

セシル:カキーン!効かんわ!

GM:マジかよ…Dが(いっコロ)あ、またセシルや。(笑)

ドルヴィオ:ネズミにたかられてる。(笑)

セシル:(コロコロ)しかも噛まれた…。

GM:…あかん、ダメージがしょぼい…5点。

セシル:効かんわ!

GM:マジかぁ〜!Eが…(いっコロ)ネズミに好かれたな、セシルや。(笑)

セシル:何も嬉しくない…!(コロコロ)あかん、当たった!

GM:…お、ようやくまともなダメージが…10点!

セシル:それはさすがにちょっと通ったな…。

GM:ラストFが(いっコロ)2、奈々那やな。

奈々那:(コロコロ)…9、同値で避けた!

GM:あらぁ、終わり。せめてもう一匹いたら、悲惨なことになってたのに…。

ドルヴィオ:1匹でも減ったのが、デカかったな…。


<2ターン目>

アッシュ:奈々那の馬の頭に【ライト】!(コロコロ)発動したよ〜。

奈々那:剣にしてよ。光るサーベルにしたい。

ドルヴィオ:光動くから、頭でいいよ。(笑)

アッシュ:うん、そう思って馬の頭にした。(笑)

ドルヴィオ:さて…じゃあB〜Eは6点与えたら死ぬから…ワシも殴ろうかの。Bに殴る(コロコロ)達成値12で当たって、ダメージが6点。

GM:ぴったしB死んだ!

セシル:続いてCに攻撃!(コロコロ)達成値15で、ダメージが15点!

GM:明かりが点いた途端に、掃討戦や…ひどい…。

奈々那:Dに馬が蹴った(コロコロ)達成値10は当たり?ダメージが6点。

GM:はい、Dもぴったり死んだ。

奈々那:次にEに斬った(コロコロ)達成値13で……回った12点。

GM:はい、E死亡。

ドルヴィオ:残るはF、コイツは無傷。

GM:しかし、HP10やで。(苦笑)

セシル:もう逃げてくれ。

GM:逃げないでチュ〜!(いっコロ)馬に、達成値9で。

奈々那:(コロコロ)馬、避けれへん。

GM:当たるんかい。ダメージが…お、6ゾロや、10点。

奈々那:8点通った…。

ドルヴィオ:窮鼠馬を噛む…。(笑)


<3ターン目>

ドルヴィオ:じゃ、セシル…終わらせて。

セシル:はいはい。(コロコロ)達成値14で、ダメージが13点。

GM:はい、死んだー!

≪戦闘終了≫

GM:剥ぎ取りできるけど、時間的に4体までな?

アッシュ:猟師に一体剥ぎ取らせるのは?(笑)

GM:猟師さん、「はぁはぁ…」言ってて、それどころじゃない。(笑)さぁ、剥ぎ取るなり、探索するなり…まぁ、どっちにしても手に入るのは同じモノの気がするけど。(笑)

ドルヴィオ:歯ばっかりなんや…。(笑)剥ぎ取りで、(コロコロ)ここで6ゾロ。(笑)

GM:はい、レミングの歯ゲット〜。(笑)

ドルヴィオ:6ゾロで歯かよ…。

アッシュ:(コロコロ)7!

GM:それは何もナシ。

セシル:(コロコロ)あ、6も?

GM:うん、失敗。

奈々那:探索する!(コロコロ)あ、失敗…。

GM:じゃあ取れたのは、歯1個ですね。(笑)では、そこらで猟師のおっちゃんが、

猟師(GM):「おぉ〜…助かったでよぉ〜」

ドルヴィオ:「お主…こんな所で何をしておった?」

猟師(GM):「え、狩り」

セシル&ドルヴィオ:「「こんな時間に?!!」」

猟師(GM):「よ、夜じゃないと狩れない獲物がいるんじゃ!」

ドルヴィオ:「むしろ狩られかけとったじゃないか」(笑)

猟師(GM):「まぁ確かに…ヌシは怖いしのぉ…」

ドルヴィオ:「…主?そんなモノがおるのか?」

GM:いる、ちなみにこのフィールドでは、『ラプテラス』って奴が主。


<ラプテラス>
巨大な翼で空を舞う、羽毛のない怪鳥。体長は小さくても5m以上あり、翼を広げると10mに達する個体もいます。
爬虫類のような体表をしており、翼竜の一種ではないか、とも言われています。
獰猛な性格で、地上の獲物を急降下して一気に攫い、丸呑みにしてしまいます。
その皮膚は、革製品の材料として珍重されます。

GM:まぁ今回は最初のシナリオやから出さんかったけど、次からランダムで出会う可能性もあるから。

セシル:いや…出てこられても無理やろ…。(汗)

アッシュ:8レベルだっけ…?(汗)

GM:いや、9レベル。

ドルヴィオ:無理無理。(汗)

GM:まぁ、気を付けて。

猟師(GM):「もし今後、何かあったら…[山岳H]にオラの家があるから、泊まっていけばいいべさ」

ドルヴィオ:え、家あんの?!このフィールド上に?!

猟師(GM):「あぁ!まぁ問題は…このシナリオの内だけだってことだな」

セシル&奈々那:「「………って、もういらんやん!!!」」

GM:(爆笑)

アッシュ:もうここまで来たら帰るわ!(笑)

ドルヴィオ:あと1マスだしな。(笑)

GM:ん、まぁここではこんなもんかね。

ドルヴィオ:じゃ、次に行こう。「では、達者での」

猟師(GM):「気を付けてな〜」


<[山岳D](am.2:00)>

アッシュ:さ、次行こう、次。

GM:え、H?

セシル:なんっで、ここまで来てH行かなアカンねん!(笑)

ドルヴィオ:Dだわな。(笑)もう夜中だしなぁ…。

セシル:あ、フィールドイベント、振ってみて?

ドルヴィオ:ん?じゃあ…(いっコロ)4。

GM:山岳イベント〜!1Dどうぞ。(笑)

ドルヴィオ:嫌な予感しかない!(いっコロ)4!(笑)

GM:は〜い、細い崖の道で〜す!2Dどうぞ〜。(笑)

セシル:や、止めて〜!また戻されるぅ〜!(笑)

ドルヴィオ:(コロコロ)目標値は6+2で8だな。(笑)(コロコロ)OK、無駄に6ゾロで渡った!

アッシュ:(コロコロ)最後にダイス目が爆発した!達成値14で成功!

奈々那:(コロコロ)10いった!

セシル:(コロコロ)12やわ。

ドルヴィオ:おぉ、全員成功やな。

セシル:慣れたな、崖に。(笑)

GM:はい、じゃあ自由行動〜。明かりは?【ライト】切れてるんちゃう?

アッシュ:効果時間は3時間。

ドルヴィオ:あぁ、じゃあまだ1時間しか経ってないから大丈夫。

GM:何や。じゃあ、どうぞ。

セシル&ドルヴィオ&アッシュ:(コロコロコロコロ)失敗!

奈々那:(コロコロ)6ゾロで(コロコロ)11。

GM:赤い花を発見!(笑)1Dして?

セシル:吸われろ。(笑)

奈々那:嫌や。(笑)(いっコロ)4。

GM:赤い花が咲いています。見識判定は…あ、さっきやって失敗しとったな。じゃあ、ただ赤い花を一つ手に入れただけや。

アッシュ:待って、僕はまだ初めてや。

GM:あぁ、じゃあ判定していいよ。

アッシュ:(コロコロ)あかん、達成値7。

ドルヴィオ:平目で(コロコロ)達成値11。(笑)

アッシュ:何故か勝てない…。(笑)

GM:でも目標値13やから、結局分からん。(笑)とりあえず、『謎の赤い花』を入手。

アッシュ:「これは…海では見たことがない…」

セシル:「いや、そりゃそうでしょ」(笑)

ドルヴィオ:いくらくらいで売れそうかな…。

GM:それさえも分からない…。

ドルヴィオ:そうか…まぁ、売れば分かるか。

GM:な、何という…。(笑)ん、これで終わりかな?

セシル:よっし、後は帰るだけや!

ドルヴィオ:[山岳]から抜け出した!



6:冒険の始まり


GM:では[山岳]を出て…1日経って、村に帰って来ました。ちゃんと保存食減らしといてなー。

ドルヴィオ:あぁ、そうか…移動に1日だったな…。

アッシュ:じゃ、明け方やけど村長の家行こっか。どんどんどん!「村長!開けてくれ!」(笑)

GM:えー、では…セズウィック村に戻り、ローレンスさんの家に戻ってきました。

セシル:「帰ったよー!」

ローレンス(GM):「…おぉ、帰ったかね…」

ドルヴィオ:ちゃんと起きてきてくれた。(笑)

アッシュ:日の出の時間やのにね。(笑)

GM:報告する?

ドルヴィオ:そりゃまぁ、あったことを話す。「〜〜なことがあって、これがその石版なんだが…」

ローレンス(GM):「おぉ、なるほど…。おおよそ、古文書の記述から予想していた通りだな…。それで、遺跡に“エターナル”への手掛かりは見つかったのかね?」

アッシュ:だから、それがその石版だってば。(笑)

GM:うん、そうやな。(サプリ)読んでるだけやったわ。(笑)で、ここでですね…『石版を渡す』か『渡さない』かの選択があるんやけど…?

アッシュ:いやぁ…これ、持ってても解読できやんのやろ?

奈々那:そうそう。

セシル:持っててもなぁ…。

ドルヴィオ:「ということで、コレの解読頼む」

GM:あ、渡すんや。はいはい。(笑)

ローレンス(ドル):「ふははは!これで貴様らには用はない!」(笑)

ローレンス(アシュ):「ここで君達には死んでもらおうか…!」(笑)

ローレンス(ドル):「そう…君達は少々、知り過ぎた…」(笑)

GM:あー…もう30話くらい、その展開待ったって。

セシル:あるんかい!(笑)

GM:いや、知らん。(笑:まだ読んでない)では、その石版をローレンスに渡すと、彼はこう言います。

ローレンス(GM):「なるほど…確かにこれは、“エターナル”で使われていた文字だ。“エターナル”の文字は、現在には伝えられていないとされている。…だが、問題ない。ノープロブレム!私は、父ニコロが遺した資料を研究し、すでにこの文字の解読を可能にしている!」

ドルヴィオ:何故一回英語で言い直した。(笑)

ローレンス(GM):「とはいえ、“エターナル”の文字は極めて難解なものだ。解読にはかなりの時間を要するだろう…。解読できればまた捜索を依頼することになると思うが、その前に君達には別の仕事を頼みたい」

ドルヴィオ:…本当は分かってないんじゃない?(笑)

アッシュ:知ったかやった。(笑)

GM:ほんま、どっちやねん!ていうな。(笑)はい!ではひとまず、ミッション『はじまりの依頼』は達成されました!君達は★2つ、プーカで+1、ドゥナエーで+1で…★4つ獲得できます。あと、一人当たり500ガメルの報酬が貰えまーす!

ドルヴィオ:魚の坊主、さっそく10ガメル返しておくぞ。(笑)

アッシュ:はーい。(笑)

GM:経験点ですが…ちょっと計算しとくから、適当に喋っといて。(笑)

奈々那:何その、投げ方。(笑)

ドルヴィオ:「さぁって、ひとまず落ち着いたし…金も手に入った…。酒でも飲みに行くか、セシル。今度はワシが奢ろう」

セシル:「そうね!行きましょうか!」(笑)

アッシュ:朝から…。(笑)

ドルヴィオ:「朝酒、昼酒、夜酒じゃ!」(笑)

セシル:「そのと〜り!いやぁ、お疲れ様でしたぁ…」(飲み物を注ぐ)

ドルヴィオ:「おっとっと…こりゃ、すまんの。まぁお主も飲め、飲め!」(注ぎ返す)

セシル:「ど〜も、ど〜も」(笑)

ドルヴィオ:「ほれ、坊主!お主も飲め、飲め!」

アッシュ:最初に抵抗で成功しちゃったからね…酒の味、覚えたよ。(笑)

ドルヴィオ:「お、イケル口か?では…こないだワシが作った、この90度を…」

アッシュ:「死んでしまう」(笑)

ドルヴィオ:「あまり放置したら気化していくぞ」(笑)、

奈々那:確かになりそうや!(笑)

アッシュ:(コロコロ)出目3、ブッ倒れた。(笑)

セシル:「あぁ〜…まだまだやねぇ、アンタ…」(笑)

GM:…★×50点+倒した魔物の合計レベル×10点やから…最後レミングで結構稼いだから…800+170で970点ですね!

ドルヴィオ:それプラス、ファンブル分か。

GM:そうやな、そこは各自で。

奈々那:それで何とか1000点越えた…。(笑)

GM:はい、じゃあもうちょっとだけ話続けるで。

ドルヴィオ:お?何かあった?

ローレンス(GM):「どうかね、君達?このままここで専属の冒険者となって、新しい依頼を引き受けてくれないだろうか?」

ドルヴィオ:「ふむぅ…この村の気候は、酒が良い感じに発酵するからの…。ワシはこの村が気に入っている。ワシとしては構わんよ」

セシル:「いい所ですからね〜。これから、もっと宣伝していけばいいんですよね?」

ローレンス(GM):「そうですね、そちらもお願いします。でも“エターナル”を見つけるのが一番重要ですからね?」(笑)

セシル:「人手集めるためにも、周知させやんと!この宣伝部長に任せとき!」(笑)

奈々那:「この村に武器屋作っていいですかぁ!?」

GM:ていうかこのゲーム、進めていったら普通にそういう施設作れるから。

奈々那:そうなんや!だって…冒険者するより、武器屋やった方が儲かりそうやし…。

GM:その時はすっぱり冒険者辞めて下さい。

アッシュ:「あの遺跡で見た海、住めそうな環境なら仲間達集めていいですか?」(笑)

ローレンス(GM):「あ〜…まぁ、できそうならご自由に…」(汗)

アッシュ:「大丈夫、マーマンは悪い蛮族だから!」(笑)

ドルヴィオ:殺しちゃいけない蛮族。(笑)

GM:ま、そういう感じで、全員ここの専属になりました、と。

ローレンス(GM):「これからも追々、新しい依頼をお願いすることもあると思いますので、宜しくお願い致しますね?」

セシル:「はい!」

ドルヴィオ:「うむ」

アッシュ:「はーい!」

奈々那:「はいは〜い」

GM:では、これで第1シナリオ、『はじまりの依頼』を終了しま〜す。


**************

ドルヴィオ:剥ぎ取り分はパーティ財産にする?

奈々那:あ、そうやね。そうしよ♪

セシル:あー…その中から“金”だけカード化していい?

ドルヴィオ:あぁ、それがあったか。じゃあ金だと…金B2枚、金A5枚かね。

セシル:はいはい、ありがと〜。

ドルヴィオ:…っていうか、これ…剥ぎ取ったものって村長が買い取ってくれるん?何気なく現金化してたけど。

GM:あぁ、買い取ってくれる、でいいよ。

ドルヴィオ:…あの謎の赤い花も?値段分からんのだけど。

GM:あれは…売ってもいいけど…何かは分からんままやで?街に持ってって調べるとかできるし。

アッシュ:もうちょっと持っときます?

ドルヴィオ:そだな…高いのを安く叩かれても嫌だしな。(笑)じゃ、他を計算すると…300+30×13で…690ガメルをパーティ財産にしとくわ。今度から宿代とかはここから出そう。

アッシュ:うん、それがいいね。

奈々那:馬代もヨロシク♪

ドルヴィオ:それは…どうやろ…ちょっと考える…。パーティ財産でローン買いした馬を個人の装備品にするのは、共益費ではない気が…。(汗)

GM:あー、その辺は追々考えてください。普通は自分で払うけど。(笑)

ドルヴィオ:だな。(苦笑)ま、とりあえず今回はここまで〜。




〜第1話 Fin.〜