第4話 : 魔剣の眠る迷宮




目次

0:改めてキャラ紹介 1:ニート卒業の時
2:試しのダンジョン 3:知恵の門
4:魔剣を巡る(珍しく)死闘 5:誰の手に?
〜座談会…というか清算会〜



今作登場人物

@サー・マリウス・カーライル[ファイター/ライダー/エンハンサー]
Aシルヴォド・ハンマー[グラップラー/レンジャー/エンハンサー]
Bサーシャ[ソーサラー/フェンサー/スカウト]
Cアレックス[プリースト/バード/セージ]



0:改めてキャラ紹介


GM:…えっと、これ何話になる?

シルヴォルド:第4話だな。

GM:あれ?…あ、そっか、記録に残るのは4話目か…。

シルヴォルド:だな。え〜では…昨日と同じ今日、今日と同じ明日…

GM:ゲームも会社も違います!(笑)

マリウス:俺は借金王になるんだー!

GM:それは…別に止めない。(笑)では改めて…S.W.2.0TRPG、第4話!『魔剣の眠る迷宮』を始めます!

アレックス:はい!

GM:ではまず、恒例の…プレイヤー紹介から。

アレックス:…ま、俺はPCC扱いやから。

マリウス:…ほら、早く誰か自己紹介始めてや。

GM:あんたからや。(笑)

マリウス:あ、俺から?!(笑)


《PC@:マリウス》

マリウス:どうも!サー・マリウス・カーライルです!今日も今日とて騎士を目指して…あと100ポイント頑張ります!

GM:…100ポイント?

マリウス:うん、とりあえず100ポイント。

GM:…あ、<剣のかけら>のことか。(笑)

サーシャ:しかもこの人、最初言ってた「貴族」になること、諦めはったから。(笑)

GM:そうなんや。(笑)お家再興を諦めたか…。

マリウス:まずは騎士からや!そっからまた上がっていくねん!

GM:はいはい。(笑)


《PCA:シルヴォルド》

シルヴォルド:じゃ、2番。シルヴォルド・ハンマーです。今日も今日とて…筋トレの日々を送っています。

GM:い、意味が分からん…。(汗)

マリウス:俺の鱗は筋肉だ!

シルヴォルド:脳みそまで筋肉だぜ!(笑)ぶっちゃけ、今まで通りだからあんまり改めて紹介することがないよ。

GM:それもそっか…。


《PCB:サーシャ》

サーシャ:サーシャ。ついに羽が生えました。(『リトル・ウィング』購入)落下がゆっくりになるだけやけど。

GM:ていうか、アンタ…【フォーリング・コントロール】持ってるやろうに…。(汗)

サーシャ:うん…でも、羽が欲しかったから、羽生やしたの!!

GM:はぁ…はいはい。

サーシャ:あと、『幸運のお守り』も買った。そんだけ。


《PCC:アレックス》

アレックス:じゃ、次いっていいか?えっと、アレックスだ…俺のケツの中で小便しな!

全員:(爆笑)

マリウス:いいこと思いついてしまった!(笑)


*********

GM:…え、自己紹介終わっていいん?

シルヴォルド:あぁ、特に皆状況の変化も成長もないからな。

GM:それもそっか…じゃ、いきま〜す。



1:ニート卒業の時


GM:では、今日も今日とて全員ウダウダしてたら…ウダウダしてるん?

マリウス:薪割りとかする。

シルヴォルド:荷物運びとかかな。

GM:あ、じゃあまず皆の生活費を決めようか。(コロコロ)18日経ってます。(笑)

シルヴォルド:俺ら、18日も遊びほうけてたん?(汗)

GM:前の仕事の依頼で食いつないでたんやろ。(笑)1日30Gとして…480G減らしてください。

マリウス:たけぇな、おい!480G?!働けよ、俺ぇー!(汗)

GM:シナリオ始まっていきなり金を奪うのがGMの少ない楽しみの一つや。(笑)

シルヴォルド:大丈夫、全話通して報酬0のキャンペーン2回やったから。金のない生活に慣れてる。(笑:『真・女神転生第U部』及び『夜逃伝説クリスタニア』参照)

GM:それもいかがなものかと…。(笑)

マリウス:一体どこの極悪GMが、そんなことを…。(←この人)

GM:では、あまりにも君達がウダウダしているので、冒険者を斡旋してる宿屋の親父が声をかけてきます。

親父(GM):「何だお前ら…仕事ねぇのか、仕事は?」

シルヴォルド:「仕事がないんじゃない…する気がないんだ」

サーシャ:「働いたら負けかな、って思ってる」(笑)

親父(GM):「そうかぁ…じゃあ、ユリーズ商会さんからちょっと話がある、って言われてたが…お前らじゃぁダメだな…」

シルヴォルド:「ちょちょちょ、ちょ〜っと待てよ…まぁ待つんだ、マスター…」

サーシャ:「ユリーズさん絡みのはぁ…仕事じゃなくって、付き合いだから!」(笑)

シルヴォルド:御近所付き合いの一貫。(笑)

GM:なんじゃ、そりゃ。(笑)

親父(GM):「そうか…まぁ呼んでるみたいだし、ちょっと行ってみたらどうだ?」

シルヴォルド:「そういうことなら…行ってみよう」

サーシャ:…あ、ユリーズさんの所で買ったら2割引きやっけ?

GM:そうやで。

サーシャ:差額分、キャッシュバックしとくわ…。

マリウス:あ、『ポーション』10個買っとく。

GM:レンジャーが使用したら回復量にボーナス付くよ?

マリウス:レンジャーは誰?

シルヴォルド:あぁ、俺だ。

マリウス:じゃあ5個ほど預けとくわ。

GM:また「飲ませて〜」ってくる。(笑)

シルヴォルド:まぁ、いいけどさ…荷物が凄いことに…。

サーシャ:あ、また色々買い物したから持っといてね♪

シルヴォルド:…あんま増やしすぎたら、さすがに勝手に減らすぞ?自分の荷物もあるんだから。

GM:それは確かに。ていうか、自分で持て。(笑)

マリウス:あ、馬代払わな…もう、ええかなぁ、馬…。

シルヴォルド:馬に乗らないライダー。(笑)

アレックス:じゃあ…公園のトイレに行こかな…。

全員:(爆笑)

シルヴォルド:ユリーズ商会に行くんだってば…ほら、行くぞ!

GM:では、ユリーズ商会の前に来ました。相変わらず店の前は人でごった返しています!

シルヴォルド:かき分けて入って行く、かな。

マリウス:ていうか、正門から入らなあかんの?

シルヴォルド:あぁ、確かに。店側じゃなくて…裏口みたいなん、ないん?

GM:あぁ、あることにしよう。では、そちらに回ってきました。

マリウス:では…裏口入学した、その先には?!

シルヴォルド:入学て…。

GM:さて…誰に出てきてほしい?

マリウス:美人な人。

GM:じゃあメイドのリーゼさんが出てきて対応してくれる。

シルヴォルド:「やぁ、メイドさん」

リーゼ(GM):「あら、貴方がたは…」

シルヴォルド:「何か話があるって聞いたんだが?」

リーゼ(GM):「そうなんですか?では、こちらでしばらくお待ち下さい」

GM:応接室に通されるわ。で、しばらくしたら番頭のセドさんとシコンさんが来るわ。

シコン(GM):「やぁ君達じゃないか。どうだね、最近の調子は?」

シルヴォルド:「最近……働いてないんで、仕事をください」(笑)

シコン(GM):「え、えらく切実だねぇ。(笑)だが、残念ながら今は仕事の手は足りていてねぇ…」

マリウス:「え、俺らを呼んだんやろ?」

シコン(GM):「うむ。君達に話があるっていうのは他でもないんだ。実はだね、最近この辺りで“魔剣の迷宮”が見つかったという話を聞いてだねぇ…」

シルヴォルド:「ほぅ…魔剣の…」

シコン(GM):「あぁ、魔剣といえば…認められれば、それなりの力を与えてくれるというものじゃないか…」

マリウス:「それは…欲しい…!」

シコン(GM):「私としては魔剣に興味はないんだが…君達のような有能な者たちが強くなってくれるのは有難いというのが、正直なところでね。これまでも、優先的に仕事も請けてくれているし…。そこで、君達にも興味があればどうかな?と思ったのだよ」

マリウス:「はい!是非行きます!」

シルヴォルド:「その話、詳しく聞かせてください」

シコン(GM):「そうかね、そうかね…。では、情報料としてなんだが…手に入れてきた宝の3割でどうかな?」

マリウス:「はい、それで結構です!」

シルヴォルド:「え…ちょっと高い気もします」

アレックス:え、3割は安くない?

シルヴォルド:それでも交渉はする。「2割では、どうですか?」

マリウス:「金のために働いてるんじゃないでしょう!僕達は名誉が必要なんです!」

GM:結局名誉点狙いやん!(笑)

アレックス:「報酬は…私の魔剣でどうだね?」

全員:(爆笑)

シコン(GM):「君は…魔剣なんて、持っていたのかね?」(笑)

アレックス:「ふふっ…また夜になったら見せてあげますよ♪」

マリウス:夜にだけ発現する魔剣…。(笑)

シコン(GM):「しかし、残念ながら私は商人なんで…魔剣の扱いはちょっと…」(笑)

シルヴォルド:あかん、ユリーズさん助けよ。(笑)「分かりました、3割で手を打ちましょう」

シコン(GM):「分かった。では、こちらの取り分は3割で」

GM:じゃ、いきなりってのも何なんで、前金というか旅費程度のものは出してくれるよ。一人300Gずつ。

サーシャ:え〜、300〜?

GM:行っても魔剣とか宝がなかったら、こっちもハズレやからな。あとは成功報酬として、やな。

シルヴォルド:了解、300G貰うよ。

アレックス:じゃ、それで『魔晶石』か『魔香草』か買うかな。

マリウス:今度から成功報酬の数割、パーティ財産作ってもいいかもな。

シルヴォルド:あぁ、アリかもな。

GM:ま、そうやってる間に先に内容伝えるな。ここから大体5日ほど行った所にある森の中、どうやらそこに魔剣の迷宮が発現したらしい。“神へのきざはし”の近く。

サーシャ:知ってるかどうか、判定してみる。

GM:知力判定で、目標値10でいいや。

マリウス:やるだけやる!(コロコロ)惜しい…4や…。

シルヴォルド:相変わらず1ゾロ狙いかい。(笑)でも俺も…(コロコロ)達成値8か、中途半端な…。

アレックス:(コロコロ)む、無駄に6ゾロしてもた…<運命転換>で1ゾロにしたろか。(笑)

サーシャ:(コロコロ)達成値18。

GM:じゃあサーシャとアレックスは知ってる。あんな所に出現したんや〜って印象を受けた。魔剣の迷宮は唐突に出てくるからな。

マリウス:…他の冒険者も来てるんちゃう?

GM:そう、「それがあるから早めに行った方がいいかもね」って言われる。

マリウス:さっ、行こか!ザッザッザッ…。(歩き出した)

GM:あ、馬じゃないん?

マリウス:ん〜、洞窟やったら馬入れんし…入る?

GM:それは行ってみな分からん。でもそこに行くまでなら乗れる。

マリウス:……ライダーなんか止めや、止め!経験点返せ!

シルヴォルド:とんでもないこと言い出したな、おい。(笑)

GM:知らんわ!(笑)

マリウス:…最終的にドラゴンに乗れるまでの我慢や…。

アレックス:遠いなぁ〜。(笑)



2:試しのダンジョン


GM:では向かいまして…5日経ちました。保存食減らしといてね。

マリウス:そんなん持ってへんわ!餓死や、餓死!(笑)

GM:持っとけよ、それくらい!(笑)

サーシャ:シル〜、渡してあったよね?

シルヴォルド:つーか、知らんまに俺のキャラシーに書き込んであるなぁ。

マリウス:…2週間分の80G、買ってたことでいい?

GM:むしろ、そうしてください。(笑)

シルヴォルド:俺も減ってるし、買い足しておくか。

アレックス:俺も買っとくわ。

サーシャ:怖いから3週間分買う〜。持っといて〜。

シルヴォルド:はいはい…アイテム欄、書ききれねぇよ、そろそろ…。

サーシャ:リュックの中身、案外凄いねんで?全部合わせたら1000Gくらいの価値がある。

シルヴォルド:…で、後ろから襲われて荷物ヤラれんねんな。(笑)

GM:それ、アリやな。(笑)

シルヴォルド:で、道中は何もなかったんかな?

GM:どうせ獣程度やったら瞬殺やろうし、やるだけ時間の無駄やろうから、もういいわ。

マリウス:いや、経験値の問題が!

GM:…何もなしや!

シルヴォルド:じゃ、洞窟の入り口まで来ました、と。

GM:はい、洞窟の前です。何かもう…崖の中腹にポッカリと穴が…これは穴というより、扉…いや、門?ってのがありますね。

アレックス:…門?

マリウス:これは呼び鈴を鳴らせってことやな。ピンポ〜ン♪

GM:いや、呼び鈴はないなぁ。

マリウス&シルヴォルド:(完璧にハモって)ガンガンガン!(殴ってる)

GM:何同じことしてんの。(笑)反応はない。

マリウス:返事はない、ただの扉のようだ。

アレックス:開けてみる。

GM:開くよ。

マリウス:開くんかい。

シルヴォルド:じゃ、中に入るか。ランタンに明かりを点けて…後ろをナニかに取られるのも嫌やし、閉めていくか。

GM:ガチャーン。では中に入ると…少し広めの通路があるな。それをしばらく行くと、真正面に扉がある。

シルヴォルド:いきなりやな…。




  ┌A┐ 
  │ | 
  │ | 
  | | 
  └門┘ 
                 

 魔剣の迷宮  

門:崖の中腹にあった

A:扉A



アレックス:道に迷わんように、パンくず撒いて行かんと。(笑)

マリウス:で、俺がそれを食べていく、と。

サーシャ:ひ、ひもじい…。(汗)

GM:その扉には『注意深く行動せよ』って書いてある。

アレックス:親切やな!

GM:まぁ魔剣が人を試すためのもんやからな。

マリウス:クリス●ーナ・マッケンジーのことやな。

シルヴォルド:中尉深いって何やねん。(笑)

マリウス:じゃあこのパーティで一番注意深い、俺が先に行ったろ!盾構えて、ガチャッと開ける!

シルヴォルド:その行動がすでに注意深くない気が…!(笑)

GM:開けたら…まぁラッキーやな、ここには罠はない。(笑)

マリウス:ほら、さすが俺。

サーシャ:ただのラッキーやん。(笑)

GM:扉を開けると、また正面に扉がある。左右に通路が延びてる。

マリウス:あの…まず誰かMAPを…まぁ最終的には全部埋めるけど。

シルヴォルド:えっと、紙、紙…。(ごそごそ)




――――B―――― 
―――┌A┐――― 
   │ |    
   │ |    
   | |    
   └門┘    
                 

 魔剣の迷宮  

門:崖の中腹にあった

A:扉A

B:扉B



アレックス:ま、こういうのは大体まず左から…。

サーシャ:右!

アレックス:…じゃ、バラバラやな…。

マリウス:別れよか…。

サーシャ:うぅ〜…右行くひと!

他全員:……。

アレックス:じゃ、左行く人?

他全員:………。

シルヴォルド:俺は敢えて正面の扉に一票なんだが。(笑)

マリウス:じゃあ俺、ここで待っとくわ。(笑)

GM:で、どうするん?(汗)

アレックス:このパーティ…まとまりが無さ過ぎる…。(汗)

シルヴォルド:そういう時は…ダイスの神様に聞けばいい。12で左、34で正面扉、56で右な。(いっコロ)1、左やな。

GM:はい、左に行きました。少し歩くと、真っ直ぐ進む通路と、右に曲がる通路があります。

アレックス:はい、ダイス。(笑)

シルヴォルド:これが一番揉めやんという…。(笑)偶数が真っ直ぐ、奇数で右…(いっコロ)5、右に曲がる。

GM:右に曲がる…と、しばらく行くと扉がある。

マリウス:ドアがあれば開ければいいのさ!

シルヴォルド:の前に罠チェックだっての。(笑)

マリウス:誰がそんなんできるん?

サーシャ:………。

GM:スカウトにやる気がない。(笑)

マリウス:じゃ、俺がやる!とぁ!(コロコロ)達成値7!

GM:7て…分からんかったから、まぁ無いんちゃう?と思った。(笑)

アレックス:じゃ、私も(いっコロ)5…。

GM:罠ないんちゃう?

サーシャ:しゃーないなぁ…(コロコロ)達成値10。

GM:罠ないんちゃう?

シルヴォルド:もういい、開けよう。ガチャ。

GM:ん、開いたな。

サーシャ:…閉まらないように、扉の間に何か挟んどく。

GM:はいはい。

シルヴォルド:で、扉をくぐって入ってみると…?

GM:小部屋になってて、奥の壁にレバーが4つあるな。

マリウス:レバーやって!誰が食べてみる?生焼け?半焼け?

アレックス:4つやろ?こんなん…一人1個ずつやん。(笑)

GM:レバーの隣の壁には、4種類の模様が書いてある。

サーシャ:串やろ?レバ刺し。

GM:………。

シルヴォルド:話がまったく噛み合ってない…。(笑)




┌―‡―┐         
|   |         
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└―┌C┐         
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――┘ └―――B―――― 
―――――――┌A┐――― 
       │ |    
       │ |    
       | |    
       └門┘    
                 

 魔剣の迷宮  

門:崖の中腹にあった

A:扉A

B:扉B

C:扉C

‡:レバー×4(文様付)



GM:レバー横の模様やけど、説明すると…右から順に『地面、石』『水っぽい』『火、かなぁ?』『風っぽいといえばそれっぽい…』こんな感じ。

マリウス:なるほど…木火土金水とみた!(陰陽五行)

シルヴォルド:いや…どう考えても地水火風だろ!(四大元素)

アレックス:そもそも数が違う。(笑)

シルヴォルド:パラケルススなめんなよ。(笑)

GM:あ、あと壁に1枚のプレートがかかってる。

マリウス:焼き加減はどのくらいか…食べ頃はどこか…とか。

シルヴォルド:となると…『火』のレバーか。(笑)

GM:そこにはこう書かれています。『生物が生きていくのに必要でないものは?』

アレックス:『風』ちゃう?

シルヴォルド:いや、それは空気の循環が…ていうか、全部必要。敢えて言うなら…『火』かな?

サーシャ:え、『風』いらんやん。

マリウス:いやいや、『風』なかったら窒息するって。『火』はまだ無くても何とかなるけど。

アレックス:じゃあ…ここは『地』で。

シルヴォルド:地に足のつかない人間になってまう。(笑)

アレックス&サーシャ:『風』やと思う〜。

マリウス&シルヴォルド:いや、『火』やろ。

アレックス:『火』、必要ちゃうかぁ?

マリウス:“生物”が生きてくうえで、やろ?動物、火使わねぇじゃん。

アレックス:……あ、そっか。…『水』もなくていいんちゃう?

他全員:いやいやいやいや!!!(爆笑)

シルヴォルド:一番必要やから、それ!(笑)

アレックス:〜〜〜もう『地』もいらんって!(笑)

マリウス:片っ端からレバー引いちまえ!俺『火』取った!(笑)

シルヴォルド:じゃあ…『地』かなぁ。(笑)

アレックス:『水』にしよ。(笑)

サーシャ:……扉から顔だけ出して見てる。(笑)

GM:え、ほんまにやるん?

シルヴォルド:いやいや、『火』のレバーを下げるよ。

GM:あぁ、下ろす?……誰が?

PC4人:…………。

アレックス:…危ないこと、したい人。

マリウス:これ、間違ったら火噴出すんちゃうん?

シルヴォルド:〜〜〜俺がやればいいんだろ、俺が!(笑)

サーシャ:あ、待った!

シルヴォルド:んぁ?

サーシャ:…羽リュック、返しといて…。

全員:(爆笑)

GM:ヒドイ話やで、これ…。(笑)

シルヴォルド:はいはい、ガチャッ!

GM:ガチャッ…ゴゴゴゴ…プシュ〜ン…

シルヴォルド:…やばい、か?(汗)

GM:…ガガガガ…って、そこまで大きくはないけど、どっかで音がした。そんだけ。

シルヴォルド:あぁ、正解、かな?ここはこれだけ?

GM:そうやな、レバーがあるだけ。

アレックス:どっかの扉が開いたかな…?

マリウス:それは…君の心の扉さ♪

シルヴォルド:元から全開やん、アレックス。(笑)

アレックス:じゃあ…僕の魔剣を味わってみるかい!?(笑)

マリウス:こっちは閉じてるから!(笑)

サーシャ:もう大丈夫そうやし…シルヴォルドの尻尾に羽リュック縛りつけとこ…。

シルヴォルド:よぉっし、今回のシナリオの戦闘、俺は尻尾攻撃しかしません。(笑)

サーシャ:あっかーん!(汗)

GM:え〜…で、どうする?ここは行き止まりみたいやけど…?

シルヴォルド:ん、戻って…右折。さっきで言う、正面の通路だな。

GM:はいはい。そっちにしばらく行くと、道が右に曲がります。曲がって行くと…通路の奥に宝箱が置いてありますね。

マリウス:ミミックや!こういう時は蹴飛ばしたらいいねん!誰か、インパスを唱えるんだ!

GM:ゲームが違います。(笑)

シルヴォルド:スカウト、頼んだ…。

サーシャ:罠ないか調べてみる(コロコロ)達成値9。

マリウス:俺も!これは…パーティのためを思ってやなぁ!(コロコロ)平目で達成値9やわ。

アレックス:じゃ、俺も…(コロコロ)達成値8か、中途半端な…。

GM:え、皆で罠調べてる?

シルヴォルド:いや、俺は見てる。

GM:じゃ、「危険感知」して、これはレンジャーとスカウトやな。目標値は12。

シルヴォルド:はいはい、レンジャー技能ね…(コロコロ)おっと、ここで6ゾロ出るか。達成値15かな。

サーシャ:(コロコロ)達成値11。

マリウス:俺も、何かに気づくかもしれんし!(コロコロ)おっしぃー!達成値4!

アレックス:じゃあ俺も…(コロコロ)あ、出た。(1ゾロ)

全員:(爆笑)

GM:じゃ、気づいた人は即座に反応できていいよ。後ろから…壁が迫ってきてた!

マリウス:フロアイミテーターや…。

シルヴォルド:…あれ?ここって、一方通行じゃ…。

GM:うん、そこで後ろからズズズズズ…って迫ってきてる。

シルヴォルド:じゃ、俺が壁押し返しとくから、宝箱調べといてや。(笑)

マリウス:あ、俺もそうしよか。(笑)

GM:ていうか、戦闘や。

シルヴォルド:あ、コイツ、モンスターなん?…ぬり壁?(笑)

アレックス:ぬり壁て。(笑)

GM:じゃ、最初のターン、6ゾロ振ったシルヴォルドだけ反応できていいわ。後はダメ。特に1ゾロの人は無理。

シルヴォルド:ちなみにGM?俺はこの壁…投げれそう?

GM:ん〜…一応1枚の壁が迫ってきてるからな…これは無理としといて。

シルヴォルド:はいよ…殴るしかないか…。

GM:じゃ、モンスター知識の判定どうぞ。

マリウス:これは俺、技能あるで?(コロコロ)達成値13!

アレックス:え、普通にいい判定やん。(笑)(コロコロ)達成値12や。

シルヴォルド:ま、平目で(コロコロ)今日、えらいダイス目いいな…達成値11や。

サーシャ:(コロコロ)達成値8しかない…。

GM:13あれば弱点まで分かる。はい。(本をマリウスに渡す)

マリウス:……ん。(シルヴォルドにパス)

シルヴォルド:俺かい。(笑)「あれは…『デックチェストトラップ』だ!」

サーシャ:「あれは、でっくちぇすととらっぷだー」

マリウス:「あれは、デックちぇしす…」

GM:言えてねー!(笑)

シルヴォルド:「奴のHPは34、防護点6だ!」

マリウス:一回で40点出したらいけるってことやな!

シルヴォルド:「非常に面倒くさいことに、2回攻撃してくる!」

マリウス:それはマジで面倒くさいな…。

シルヴォルド:「え〜っと…ぶっちゃけ、宝箱を【センス・マジック】してたらこのトラップに気づけた」

マリウス:だからインパスを唱えろとー!

サーシャ:MP勿体無い…。

シルヴォルド:「2回攻撃で2回共命中されると、『捕獲』という形で捕まります。ちなみに弱点は…『命中+1』だ」

サーシャ:…え、それって弱点?

GM:ま、当てやすくなるって意味やな。


《戦闘:デックチェストトラップ》

《1ターン目》

GM:こっち、先制値12。気づいた人がいるから、判定していいよ。

マリウス:振ってええねんな?!(コロコロ)7!

シルヴォルド:(コロコロ)あら、8か。

アレックス:(コロコロ)8!

サーシャ:(コロコロ)…12。

GM:じゃ、そっちから。このターンは、アレックス以外は動いていいよ。アレックスは宝箱しか見てない。

アレックス:この鍵穴に…僕の魔剣は入るかな?

全員:(爆笑)

シルヴォルド:じゃ、2回攻撃するわ…(コロコロ)うわ、出目3て…達成値11。

GM:それは壁、避けたで?

マリウス:壁も殴れんのか!クリティカルで気づいたくせに!(笑)

シルヴォルド:それだけに、壁が迫ってくるのをハッキリ見てしまってビックリしてん!(笑)

マリウス:なんじゃ、そりゃ!(笑)じゃ、殴る!(コロコロ)無駄に高いぞ、達成値17!

GM:それは当たる。

マリウス:えー、ダメージはクリティカルして…24点。

GM:はいはい、お次は?

サーシャ:…こいつ、【ライトニング】効くかなぁ…。

GM:特に無効とは書かれてないから効くやろうけど…前に出た二人にも当たるで?

マリウス:やった場合…振り返って刺すからな?

シルヴォルド:振り返って殴る…。

GM:壁も一緒に殴りにいく。(笑)

サーシャ:うぅ〜…じゃあやることが…【リープスラッシュ】(コロコロ)達成値14。

GM:それは抵抗してる。

サーシャ:ダメージ低…魔法で14点。

GM:半減で7点やな。で、こっちやな。前に二人出てきてるから、ランダムで(いっコロ)シルヴォルドに2回攻撃!

アレックス:え、どういう攻撃方法なん?

GM:『両手に持った武器で殴ります』

シルヴォルド:両手?!手、あったん!?

マリウス:(爆笑)

GM:壁から触手でも出たんやろ!達成値14で避けて!

アレックス:触手ブワァー!(笑)

シルヴォルド:でぇい!(汗)(コロコロ)あ、達成値が14、15で2回共避けれた!

GM:壁終了のおしらせ…。


《2ターン目》

シルヴォルド:お返しや、殴り返す!(コロコロ)一回目の達成値16!

GM:それは当たる。

シルヴォルド:先に2回目(コロコロ)達成値16、これも当たり!ダメージは13点、二回目は11点!「破ぁ!」

GM:はい、それで壊れた!

マリウス:あ、振れんかった…1ゾロが…!

アレックス:こんな時でも狙うんかい!(笑)


《戦闘終了》

GM:じゃ、剥ぎ取り2回振ってー。

サーシャ:(コロコロ)7。

GM:『魔材(200G)』やな。

マリウス:真鯛…どこ産?

アレックス:八戸とかかな…。

サーシャ:…これ、ユリーズさん以外の所で換金してから帰ろうよ…そしたら3割に含まれない…。(笑)

シルヴォルド:考えたな。(笑)でも、ダメ。商売の仁義は通すぞ。…ってことで、奥にあった宝箱の中身は?ただのトラップ?

サーシャ:開けてみる、ガチャ。

GM:まぁ、何も入ってへんわ。空や。

アレックス:俺の魔剣、入れたのに…。(笑)

GM:…抜けやんようになっても、知らんで?(笑)

シルヴォルド:ずっと腰の前で抱えたままになる。手離したら、重みで折れる。(笑)

マリウス:痛い、痛い…。(笑)




    ┌―‡―┐         
    |   |         
    |   |         
┌―┐ |   |         
|■| └―┌C┐         
| |   | |         
| └―――┘ └―――B―――― 
└――――――――――┌A┐――― 
           │ |    
           │ |    
           | |    
           └門┘    
                 

 魔剣の迷宮  

門:崖の中腹にあった

A:扉A

B:扉B

C:扉C

‡:レバー×4(文様付)

■:宝箱(トラップ)



シルヴォルド:ここの通路は行き止まり?

GM:行き止まりやな。

シルヴォルド:じゃ、最初の通路まで戻って…。

マリウス&シルヴォルド:右手側通路やな。

マリウス:MAPは全部埋める!

GM:はいはい、そちらの通路をしばらく進むと…左に曲がる通路か、直進の通路か。

サーシャ:さっきと同じ形…。

シルヴォルド:あぁ、左右対称だな。じゃ、ここで左に曲がっておこう。

GM:はい、左に曲がって少し進むと……おや、何かが倒れているぞ?

マリウス:あれはアンデッドに違いない!

GM:更に、その倒れている人の奥に何かが置いてあるようだ。

シルヴォルド:…倒れているのは、人?

GM:遠めに見た感じ、人っぽい。近づく?

シルヴォルド:まぁ近づく。

GM:近づくと、人であった、というのは分かる。うつ伏せに倒れてる。

シルヴォルド:コロン。(仰向けにした)

GM:正面が黒焦げた死体以上でも以下でもない。

シルヴォルド:…さっきはレアやったが、今度はミディアムが転がってるぞ?

GM:よく見たら、周りの壁も煤けてるかなぁ。

マリウス:あんた、背中が煤けてるぜ…?

シルヴォルド:苦労が多いから…。(笑)

GM:で、その奥にはどうやら宝箱が置いてあったようだ。

アレックス:またや!

シルヴォルド:あった…過去形やな。(笑)

マリウス:明らかにコイツが開けようとして失敗した形跡やんけ。

シルヴォルド:そりゃ、そうだろうなぁ。

マリウス:だからあれ程注意深くな、って言ったのに!てことで開けるな。

シルヴォルド:注意深くないって!ていうか、これはヤバイって!罠感知を…!(コロコロ)あ、1ゾロ…。(汗)

マリウス:いらん、いらん!でも俺も!(コロコロ)11、はい、開けた!

シルヴォルド:まだ開けるな!スカウ(ト…と言いかけ))……。

GM:爆発した。

シルヴォルド:…先人が、命を賭してまで教えてくれてたのに…。

アレックス:何で開けた!!?

マリウス:皆…吹き飛んでしまえばいいねん!!(笑)

GM:じゃ、皆爆発に巻き込まれてください。「精神抵抗」、目標値12。

アレックス:離れてる人にボーナスはないんですかね?(汗)

GM:あぁ、離れてた2人は目標値10でいいよ。

アレックス:良かった…(コロコロ)あ、ダイス目いい、達成値15。

サーシャ:(コロコロ)うわぁー!ファンブルー!!(汗)

マリウス:ははは!皆死んでしまえー!(コロコロ)あ、成功した。

シルヴォルド:ひっでぇー!(笑)(コロコロ)あ、俺も成功したわ。

GM:近くにいたのがマリウスとシルヴォルド、失敗はサーシャか…。前にいた2人は威力20で自分で2D+5点振っといて。サーシャとアレックスは威力10+5点で、アレックスは半減。魔法扱いやから、防護点無視な。

シルヴォルド:…げ、7点通った…!(汗)

サーシャ:…9点も…。(涙)

マリウス:……6点か、何や。

アレックス:2点で済んだわ。

GM:サーシャが凄い痛い目見てる。(笑)

サーシャ:いいねん…50点貰えたから…。

シルヴォルド:俺も50点貰えたけど……。

マリウス:もぉ〜、だからアレほど注意深くと…。

サーシャ:………この人に【エネボ】撃っていい?

GM:GMは止めない。(笑)

マリウス:その代わり、俺も刺し殺すけどな。

シルヴォルド:…いいのか、アレックス?マリウスがサーシャを刺す、ってさ。

アレックス:なんだと?!…マリウス君、私を刺しなさい!

マリウス:鋭い切っ先で刺すで!?

アレックス:……たまらないじゃないか…。さぁ、早く刺しなさい!

全員:(爆笑)

シルヴォルド:ていうか、今の爆発で、転がってた死体、吹っ飛んだんちゃうか?

GM:うん、後ろの方に飛んでったな。

マリウス:この程度のダメージに耐えれんなんて…情けない奴やな…。

シルヴォルド:先にさっきの壁とかにボコられた後だったんじゃね?

GM:それは有り得る。魔剣の迷宮は、罠とかモンスターは一定時間で復活するからな。

マリウス:ワナワナ…。




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 魔剣の迷宮  

門:崖の中腹にあった

A:扉A

B:扉B

C:扉C

‡:レバー×4(文様付)

■:宝箱(壁トラップ)

◆:宝箱+死体(爆発トラップ)



シルヴォルド:じゃ、戻って、直進側の通路を進もう。

GM:そちらにしばらく進むと、道が左に折れてる。…で?

シルヴォルド:え、いや、進むよ?!他に道無いやん。(笑)

GM:それでも「進む」って言ってもらわんと。(笑)では曲がって進むと、しばらくして通路は行き止まり。その奥の左側の壁にドアがあるな。

シルヴォルド:はい、罠と聞き耳判定やな。

マリウス:よし!(笑)

アレックス:振るだけ振るか!(笑)

GM:全員で扉に耳押し当てるの?!…それで一網打尽の罠とか、今度考えてみよ…。(笑)

シルヴォルド:全員の耳の穴に毒針が突き立った!(笑)

アレックス:怖ぁー!!(笑)まず聞き耳やな…(コロコロ)7やて。

マリウス:(コロコロ)あかん、8や…。

GM:はいはい、何も聞こえませんよ。

サーシャ:じゃー、罠…。

マリウス:俺が調べたろ!

GM:素人がやっても見つからんからな?!むしろ発動させる危険性が……ていうか、さっきそれで爆発したやろー!?

シルヴォルド:何も学んでない。(笑)

マリウス:いや!…発動させても大丈夫やと学んだ!(笑)

シルヴォルド:HPがあるうちは大丈夫ーって?(笑)

マリウス:そうそう。(笑)

GM:……絶っ対、そのうちデス・トラップ仕掛けたろ…。(汗)

マリウス:ていうか、さっきの爆発でちょっとダメージあるんやった…シルヴォルド、頼むわ。

シルヴォルド:仕方ねぇなぁ…ほらマリウス、口をあけて上を向け。

マリウス:あ、あぁ〜…ポーションがぁ〜…。

シルヴォルド:(コロコロ)お、6点回復。

マリウス:あ、やった。全快した。

シルヴォルド:俺も自分で1本飲んどくか…(コロコロ)5点回復。

サーシャ:…ウチも欲しい…あの人(マリウス)の持分から…。

マリウス:あーあー聞こえなーい……仲間ってもんはなぁ!一蓮托生なんや!誰かがシンドイ時はなぁ!皆もシンドイねん!

サーシャ:一連托生…だからポーションも、一連托生…。

マリウス:そこは別バラやねん、残念ながら。

サーシャ:…………。

シルヴォルド:ま、でも確かにサーシャの9点は可哀相やし…俺の分けてやるよ。(コロコロ)5点回復だ。

サーシャ:ん、ありがとー。

シルヴォルド:で…扉の前やったな。

サーシャ:罠判定(コロコロ)達成値14。

GM:ん、無いって分かったよ。

シルヴォルド:じゃ、開けよう。ガチャ。

GM:入りました。部屋の中には…何か箱が1個置いてあるだけやな。箱というか、ツヅラというか…。

マリウス:よっしゃ!これは開けざるをえない…!

サーシャ:【センス・マジック】!(コロコロ)まぁファンブルはしてない。

GM:いいとこに目つけたな。魔法の効果がかかってる。

マリウス:魔法のかかった…ツヅラ…これ、玉手箱ちゃうん。

GM:あ〜、でもイメージ的にはそれに近いかも。

マリウス:これ…開けたらお爺さんになるで…。さすがにこれを開ける勇気が沸かんわ…。

サーシャ:じゃ、罠チェック(コロコロ)達成値11。

マリウス:10mくらい離れてますんで。

GM:ん、罠は無いように思えた。

サーシャ:「シル〜、これ、罠ないよぉ〜」

シルヴォルド:「そうか」

サーシャ:………。

アレックス:そうか…で、終わり。(笑)

シルヴォルド:仕方ない…じゃ、カポッと蓋を開けてみる。

GM:相変わらず男らしいな、シルヴォルドさん。(笑)開けると、ボタンが一つある。

シルヴォルド:ボタン?どんな?

GM:普通に押すタイプ。

マリウス:ドクロマーク付きやろ。

GM:特にない。(笑)

シルヴォルド:ふむ…じゃ、こいつも罠かどうか…。

サーシャ:(遮って)あー!ポチッ♪

シルヴォルド:…なんなんだ、このパーティ…ほんとに…。(汗)

GM:サーシャが押した?じゃ、押した人に雷が落ちる。

シルヴォルド:っぶねぇ!!サーシャ…わざわざ俺の身代わりに…。(笑)

サーシャ:うわぁーん!!(笑)

GM:抵抗目標値は13です。

サーシャ:(コロコロ)大丈夫、抵抗はした。

GM:じゃ、威力10+魔力5ダメージ。

サーシャ:…半減して4点くらった…。

GM:あぁ、なんということでしょう…ボタンを押したらサーシャに雷が…!

アレックス:(即)さっ、次行きましょうか。

全員:(爆笑)

マリウス:あーあー、何も見てない聞いてない…。(笑)

シルヴォルド:警戒心無さ過ぎやねん、このパーティ!罠全部引っかかってるやん!(笑)

GM:これ…一応一般人やったら死ぬ威力やからな?(笑)




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 魔剣の迷宮  

門:崖の中腹にあった

A:扉A

B:扉B

C:扉C

D:扉D

‡:レバー×4(文様付)

■:宝箱(壁トラップ)

◆:宝箱+死体(爆発トラップ)

▲:ボタン(雷トラップ)



シルヴォルド:じゃ、ここはもういい…元の通路に戻って、正面扉(B)を開けます!

GM:…扉が…開かない!

シルヴォルド:…レバーを間違えたか?ちょっと俺、ひとっ走りレバーの所行ってくる。

アレックス:え、一人ですか?!(笑)

シルヴォルド:うん、で、『火』のレバーを上げて…というか、全部一通りやってみる。その度に廊下に顔出して「開いたー?!」て聞くから。(笑)

GM:やりたいならいいけど…。(笑)

シルヴォルド:じゃ、ちょっと行って、と…『火』のレバーを元に戻す。

GM:じゃ、またゴゴゴ…って音がどっからかした。

シルヴォルド:「扉、どぉ〜?!」

マリウス:やってみる。

GM:開かない。

シルヴォルド:じゃ、次は『風』を下ろす。

マリウス:…これ、それこそ罠ちゃうん…。

アレックス:しばらくして見に行ったら…一人で死んでる、とかありそう。(笑)

GM:『風』を下ろすと…急にどっからともなく突風が吹いてきた!精神抵抗13でどうぞ。

アレックス:(爆笑)

シルヴォルド:(コロコロ)お、高め、達成値17で抵抗。

GM:威力10+5点の半減やな。

シルヴォルド:5点通ったな…。

GM:鋭い風が巻き起こり、シルヴォルドの鱗を切り裂いた!

マリウス:そこは『火』で合ってるんちゃうかなぁ…?

シルヴォルド:ま、一通りやってみよう。『風』を元に戻して『水』を下ろす。

アレックス:すっげぇー!(爆笑)

GM:なんやねん、この人…。(笑)じゃ、氷の矢が降ってきた!

シルヴォルド:なんとなく分かってたわ!転がって避けれんのか、これ?!(笑)

マリウス:ま、確かに身構えてたらなぁ…。(笑)

GM:魔法的なものやから、無理です。(笑)はい、精神抵抗13の威力10+5点。

シルヴォルド:(コロコロ)抵抗は16で成功。半減して4点通った。(笑)じゃ、『水』を元に戻して…最後や、『地』のレバーを下げる!

GM:ガチャッ…今度は石つぶてが!精神抵抗12でどうぞ!

シルヴォルド:(コロコロ)16で成功!大半を叩き落したことにしよ。

GM:威力20+5点な。

マリウス:ちょっと上がった。(笑)

シルヴォルド:…でも出目3やから大丈夫。3点やったわ。ふぅ………よし、『火』やな。

全員:(爆笑)

シルヴォルド:じゃ、『地』を元に戻して『火』を下ろす。

GM:ゴゴゴゴ…

シルヴォルド:で、正面扉に戻ろう。全身傷まみれで。(笑)

全員:(爆笑)

アレックス:別のところに、何か開ける仕掛けがあるってことやなぁ…。

マリウス:でも、さっきの所も行き止まりやったしなぁ…。

アレックス:探せばいいねん、探せば。

シルヴォルド:ま、そうだな…さっきのボタンのあった部屋に戻ろう。

GM:サーシャが電撃くらった所?

シルヴォルド:そうそう、そこそこ。(笑)そこに行って、隠し扉及び何かしらの仕掛けがないか、調べる。

GM:はいはい、スカウトかセージですね。

マリウス:平目でいくで!(コロコロ)8!

シルヴォルド:ま、俺も一応(コロコロ)9か。

アレックス:セージやな(コロコロ)12。

サーシャ:スカウト〜(コロコロ)12〜。

GM:12以上で分かる。さっきのボタンのあった箱、もう1段下にあるんじゃね?って分かった。

シルヴォルド:二重底ってこと?

GM:そういうことです。

マリウス:なんじゃ、そりゃ!その発想はなかったわ。(笑)

シルヴォルド:まさか2段仕込みとは…。(笑)ま、上の段をどけてみるよ。

GM:おや、またスイッチが出てきたぞ?

サーシャ:(即)ポチッ♪

GM:(即)あぁなんということでしょうまた電撃が。(棒読み)

サーシャ:ああぁぁぁぁぁぁぁー!!!

全員:(爆笑)

GM:さっきと一緒でいいよ、抵抗値13の威力10+5点な。

サーシャ:(コロコロ)抵抗は成功、9やから半減で4点減った…。

GM:…別に俺、悪くないからな…?

シルヴォルド:ま、それはな…。ちなみに、もう1段ないか見てみるけど…。

GM:おや?どうやらもう1段あるようだぞ?ボタンもあるぞ?(笑)

全員:(爆笑)

シルヴォルド:じゃ、今度は俺が押そう…。

サーシャ:アカーン!ポチッ♪

GM:押した?では…ゴゴゴゴ…と音が聞こえます。

アレックス:あ、開いた。(笑)

サーシャ:……ふぅ〜…。(安堵)

GM:更によく見たら、奥に何か空間がありそうやったんやけどなぁ…。(笑)

サーシャ:ボタンがあったら…押したくなるやん!(笑)

シルヴォルド:それは分かる。(笑)じゃ、正面に戻ろう。



3:知恵の門


GM:はいはい。正面に戻ると…扉が開いている。

シルヴォルド:中に入る。

GM:入ってすぐの所にレバーがある。

シルヴォルド:レバー?

マリウス:また?

アレックス:今度は何個?

GM:1個。今は『開』になってる。

サーシャ:ガッチャン♪(レバーを下げた)

GM:ちょ、落ち着け。(汗)見ててんけど、1分くらいしたら、自動的にレバーが『閉』に降りて、扉が勝手に閉まる。

アレックス:つまり…ここを出入りする時は誰かが一人抑えておけ、と…。

シルヴォルド:え?紐と岩でいいんじゃない?(笑)

GM:いや、どういうことかというと…中からは開けて出ることはできる。

マリウス:でも一回出て扉が閉まると…またさっきと同じことしなアカンってことか。

GM:そういうことですね。

シルヴォルド:何や、皆入ってるから大丈夫やな。ここは他には?

GM:今いる所は細い通路で、少し先にまた大きな扉がある。




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 魔剣の迷宮  

門:崖の中腹にあった

A〜E:扉A〜E

‡:レバー×4(文様付)

■:宝箱(壁トラップ)

◆:宝箱+死体(爆発トラップ)

▲:ボタン(雷トラップ)

●:レバー(開閉レバー)



マリウス:(ダイスを握って)モンスター知識を…。

シルヴォルド:いやいや、ドアだから!(笑)

マリウス:これ、絶対モンスターやって…(コロコロ)…。

GM:え、何の判定?!(汗)

マリウス:罠、罠。(笑)ちなみに達成値6やった。

サーシャ:(コロコロ)12〜。

GM:罠はない。

シルヴォルド:ガチャ。

GM:はい、開きました。そこまで広くもないけど、小部屋になってる。正面に石でできた台座がある。

マリウス:これは…座らなアカンよなぁ…。

サーシャ:あっ♪(ドン!とマリウスを台座に押し出す)

マリウス:…俺、鎧着てるから重いで?

サーシャ:だから、すぐに重心崩れるやん。

シルヴォルド:いや、重い方が安定してんだけどな…。

マリウス:ていうか、突き指すんで?

シルヴォルド:…台座を調べよう…。

GM:窪みが等間隔でいっぱい空いてる。

マリウス:剣刺す!

GM:(無視)で、小石が20個置いてあんなぁ。

マリウス:黒●ゲ危機一髪やろ。(笑)

サーシャ:石を窪みに入れてったらいいんちゃうん。

シルヴォルド:窪みの数は?

GM:縦4列、横5列やな。合計20個。この部屋の奥に扉があるなぁ。

サーシャ:開ける。

GM:開かないなぁ。ドアの前には文字が書かれてる。『知恵で道を切り開け』

マリウス:剣で切り開いたったらいいねん!

GM:あくまで知恵でです。あ、あと石の側にあった台座にも文字が書いてある。

シルヴォルド:見る。

GM:『窪みを6個で1行とせよ』って書かれてる。

シルヴォルド&サーシャ:ふむふむ…。(メモしながら思案中)

マリウス:…え、話まったく聞いてなかった。

アレックス:聞いてたけど、よく分からんかった。

GM:図形でもいいけど…。

シルヴォルド:あぁ、もう大体分かったからいいよ。

サーシャ:ちょっと絵がズレたけど…。(訂正、清書中)

アレックス:セージで解いたことにしとこ。(笑)

GM:実際に解かんかい。(笑)

マリウス:そういうのは…コ●ンに任せといたらいいねん。

アレックス:コ●ンがコーナ●(某ホームセンター)に行ったらどうなんねんやろ?

マリウス:コンナんになりました。

シルヴォルド:何じゃ、そりゃ…。


〜Thinking Time(シル&サーシャ)&漫才中(マリ&アレ)〜

マリウス:(横から覗き込んで)え、これ無理じゃね?ちょっと、どういうことですかGM〜?

GM:無理ちゃうわ!ていうか、アンタはちょっとは考えろ!(笑)

サーシャ:魔剣さ〜ん、マリウス君は諦めたようです〜。雷落としてやってくださぁ〜い。(笑)

マリウス:魔剣ていってもフューネラルやろ、どうせ。大したことないわ。(カオスフレア参照)

アレックス:大したことあるわ!ていうか、この世界にきたらどうしようもないわ!(笑)

GM:一撃で数百点ダメージやからな。(笑)

サーシャ:桁が違うわ!(笑)

アレックス:所詮この世界も、三千世界の一つでしかないねん…。

マリウス:じゃあ、いつかはこの世界にもアムルタートが…(シルヴォルドを見て)…あ、おったぁー!(笑)

全員:(爆笑)

マリウス:すでに侵略されてた…。

シルヴォルド:大体どの世界でもドラゴンかヴァンパイアしかやってないから仕方ない!(笑)

マリウス:今日からラハブって呼んだろ。(笑)

シルヴォルド:“シル”が付いてないから却下。(笑)


〜Thinking Time(シル&サーシャ)&漫才中(マリ&アレ)〜

シルヴォルド:……ん、できた。ちょっとイビツな絵になったけど、こんな感じだろ?

サーシャ:答えは…五紡星や!

マリウス:これで違ったら暴動起こしていいで。(笑)

アレックス:努力賞が貰えるかもしれん。(笑)

シルヴォルド:ポケットティッシュとかやろ。(笑)

GM:ん〜〜〜……ま、正解やわ。ちょっと思ってたのと違ったけど…概ね合ってたんで正解としま〜す。

シルヴォルド:あ〜、良かった…清書したら色々おかしい点出たから悩んでててん。(笑)

GM:うん、大丈夫。(笑)はい、では奥の扉が開きましたー。ゴゴゴゴゴ…

シルヴォルド:あ〜疲れた…。(汗)じゃ、奥の扉を潜ると、また細い通路になってて、レバーが一つある。




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 魔剣の迷宮  

門:崖の中腹にあった

A〜G:扉A〜G

‡:レバー×4(文様付)

■:宝箱(壁トラップ)

◆:宝箱+死体(爆発トラップ)

▲:ボタン(雷トラップ)

●○:レバー(開閉レバー)

★:リドル(五紡星)



シルヴォルド:レバー?

GM:どうやらここも、しばらくすると自動で閉まるようだ。

シルヴォルド:で、今はまだ開いてる状態?

GM:うん、そうやな。

シルヴォルド:他にその通路には?

GM:奥に扉(G)があるくらい。その扉にまた『力を示せ』って書いてある。

シルヴォルド:体当たりやな!(笑)

GM:またやるん?!肩痛めるで?!(笑)

シルヴォルド:目標値は?!

GM:何のや?!ただ扉があるだけや!(笑)

シルヴォルド:体当たりしやんでいいのか…なんや…マリウス、君が開けるんだ。

アレックス:どうした、急に。(笑)

シルヴォルド:いや、魔剣が間近みたいだから、一応立てておこうかと。

マリウス:しゃーないなぁ…じゃ、たまには役に立つか。ガチャッ。

GM:では、普通に広い部屋です。

マリウス:はいはい、中に入っていく。

GM:おや?部屋の奥の方に何かが倒れているぞ?

シルヴォルド:人っぽい?

GM:人っぽいなぁ。

シルヴォルド:駆け寄るわ。

アレックス:怖いから離れて見とこ…。

GM:どうやら、先にここに来た人間の死体のようだ。辺りに石の欠片がいっぱい散らばってるな。

マリウス:さてはこいつ…失敗しやがったな?情けない奴め…。

シルヴォルド:……石の欠片…?

マリウス:爆弾岩か何かと戦ったんちゃう?(DQの自爆モンスター)

アレックス:メガ●テ!(笑)

シルヴォルド:多分、モンスター知識の判定に失敗して殴ったんやろ。(笑)

マリウス:情けない奴や…。(笑)

サーシャ:シャッコ、シャッコ♪(剥ぎ取り)

GM:…え、やるん?(汗)大したもん、持ってなさそうやけど…。

シルヴォルド:止めよう、死者の冒涜は…。(汗)他には何がある?

GM:部屋の奥には瓦礫があるなぁ。正面には扉があるけど。

シルヴォルド:あぁ、奥に扉あるんや…開きそう?

GM:開ける?はいはい…入ると…おや?奥に何やら、蛮族らしきモノがいるぞ?




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 魔剣の迷宮  

門:崖の中腹にあった

A〜H:扉A〜H

‡:レバー×4(文様付)

■:宝箱(壁トラップ)

◆:宝箱+死体(爆発トラップ)

▲:ボタン(雷トラップ)

●○:レバー(開閉レバー)

★:リドル(五紡星)

÷:死体と瓦礫

×:蛮族×3



マリウス:何て野蛮な奴らだ…。

GM:魔物は3体、3種類いる。内、一体の人間みたいな格好をしてる奴の手には、剣のようなものが握られている。

アレックス:モンスター知識やな。(コロコロ)達成値12、13、14。

シルヴォルド:(コロコロ)達成値7、9、9だった。

サーシャ:(コロコロ)達成値9、11、10。

マリウス:(コロコロ)うわ、中途半端や…8、10、13。

GM:2mくらいのでっかいの。人間っぽいの。3mを越える巨体。

アレックス:ちょっと待ってな、一体ずついこう…一体目で一番高かったのは、俺の12やな。

GM:2mくらいのは…『レッサー・オーガ』、弱点までは分からない。

アレックス:次は…13や。

GM:これも名前は分かる、人間っぽいのは…『ドレイク』。

マリウス:うわ、出てきたよ…。

アレックス:最後が…14。

GM:3mのは…これも名前だけ、『トロール』。

アレックス:あれはトロールだ!

マリウス:………層々たるメンバーやな…。(汗)

シルヴォルド:有名人、勢揃いって感じなんだが…。(汗)

マリウス:これ…負けるんちゃうか…?

GM:まぁ死んでも、穢れ溜めたら生き返れるし。

マリウス:…逃げよか…。

シルヴォルド:ここは俺に任せて、先に行け!

サーシャ:任せたー!(笑)

マリウス:容赦なく逃げるで!?(笑)

シルヴォルド:…リュックは預かったままだがな!(笑)

サーシャ:うわぁぁーん!(泣)

GM:あ、ちなみに人間の死体が一体、倒れてるな。

マリウス:あれ…生き返らせたら仲間になってくれるんちゃう?

GM:死んでるってば。

マリウス:【アウェイクン】や!

アレックス:あれは気絶から回復するだけやから。でもここに死体があるってことは…何かあるかもしれん。敵が蘇らせて使ってくるとか…。

マリウス:いや、そんなネクロマンサー的な奴はおらんかったはずや!(笑)まぁ、何はともあれ先制値や!

GM:まぁ落ち着け!ボスやねんから、一言喋らせて!(笑)

シルヴォルド:はい、どうぞ。(笑)

マリウス:こいつ、ボスやったんや。(笑)

GM:この部屋が一番奥ですから。

ドレイク(GM):「またこんな所まで人間が来やがったか…お前達!とっととコイツらを始末しちまうよ!」

マリウス:え、女?!

GM:あ、うん。ドレイクは女の姿を取ってる。

マリウス:それを早く言わんかい!ドレイクやな…俺のドレイにしてやる…!

GM:じゃ、弱点以外は見てくれていいよ。

アレックス:え〜っと……あ、トロールは無理やけど、レッサー・オーガとドレイクは交易共通語話せるんや!

GM:あぁ、そいつらは頭いいよ。

アレックス:大丈夫、俺は汎用蛮族語話せるから、トロールとも話せる!「オデ…オマエ…ダオズ…(笑)

トロール(GM):「生ギダママ、食ッデヤドゥー…」(笑)

アレックス:「ウゥ…グヤジィ…負ゲダァ…」

シルヴォルド:負けるな!(笑)さ、戦うか!



4:魔剣を巡る(珍しく)死闘



《戦闘:蛮族ズ》

《1ターン目》

マリウス:先制値は(コロコロ)5!

シルヴォルド:(コロコロ)7!

サーシャ:(コロコロ)10!

アレックス:(コロコロ)あかん、5や。

GM:じゃ、こっちが先攻。何しよかな…。

マリウス:投降!

GM:そっちがやろ?(笑)まずドレイクが【ファイア・ウェポン】をトロールにかける。トロールが【ウォークライ】を唱える。神聖魔法やな、範囲内にいる蛮族は全て近接、射撃攻撃の物理ダメージに+2点する。その状態でレッサー・オーガが殴りかかる!前にいる人は?

シルヴォルド:はいよ。

GM:…え、一人?(笑)

マリウス:しゃーない…死ぬ時は一緒や。

シルヴォルド:だな。

GM:じゃ、殴るで〜…サーシャを。

サーシャ:後ろ、後ろ!(汗)

マリウス:ただ殴りたいだけやん。(笑)

GM:あれ?(笑)じゃ、偶数奇数で(いっコロ)マリウスやな。達成値は12。

マリウス:12か(コロコロ)はい、16で避けた。

GM:じゃ、こっちは終了。

サーシャ:近寄る前に魔法撃つ!トロールを寝させる、【スリープ】!(コロコロ)達成値16。

GM:(コロコロ)抵抗しちゃった。

シルヴォルド:あらら…。さて…前に来た奴から潰すか?

マリウス:そうやな…レッサー・オーガか。

シルヴォルド:OK、じゃあ先に俺がいこう。補助動作で<風の翼>《キャッツアイ》《マッスルベアー》まとめて使うわ。それで《投げ強化》!(コロコロ)ダイス目低い…達成値14。

GM:14なら…(コロコロ)あ、当たったか〜。

シルヴォルド:よっしゃ、ダメージが17点。続けて《踏みつけ》(コロコロ)達成値15。

GM:こけてるから−2なのなぁ…(コロコロ)無理。

シルヴォルド:ダメージダイスは低い…10点。

アレックス:まぁ、いいんちゃう?

マリウス:こかすのが大事やねん。じゃ、続けていきまっせ〜。俺も《マッスルベアー》を唱えてレッサー・オーガを普通に殴る!

サーシャ:あれ?《全力攻撃》じゃないの?

マリウス:さすがの俺でも、この状態で回避−1は怖いわ!(笑)(コロコロ)達成値17。

GM:(コロコロ)13、当たった。

マリウス:じゃ、15点やな。

GM:…ん、まだ生きてるぜ。

マリウス:何か敵を妨害するような魔法ない?

アレックス:ん〜…じゃ、【フェイス・インジケイト】で特殊神聖魔法を使えなくする…トロールを中心に5mやから…ドレイクも入るか。これを…(コロコロ)うわぁー!(汗)

マリウス:ここの大事なとこで50点?!(笑)

アレックス:いや、さすがに<運命転換>使う!達成値18!

マリウス:偉いな。(笑)

GM:抵抗するぜ!(コロコロ)…ドレイクもトロールも無理。

アレックス:18ラウンド、特殊神聖魔法は使えません。

マリウス:終わったな…。(笑)

GM:そもそも【ウォークライ】は1ターンしかもたんのに…神聖魔法終わった…。せつねー。(汗)


《2ターン目》

GM:じゃ、次のターン…。

マリウス:【ウォークライ】の効果も切れたところで。(笑)

GM:そうやねんなぁ…ドチクショー。(汗)……まずはトロール、普通の魔法を使う。レッサー・オーガに【キュア・ハート】やな。

アレックス:うわ、めっちゃ回復しやがった…。(汗)

GM:レッサー・オーガは立ち上がって終了。ドレイクが…【カウンター・マジック】をトロールにかける。これで終了。

シルヴォルド:じゃ、レッサー・オーガに再び《投げ強化》!(コロコロ)達成値17!

GM:はいはい…(コロコロ)まぁ避けれんか。

シルヴォルド:ダメージが17点。続けて《踏みつけ》(コロコロ)達成値18。

GM:(コロコロ)6ゾロちゃうと無理や…。

シルヴォルド:こっちは15点!

GM:グチュ!レッサー・オーガは踏みつけられて沈んだ!

シルヴォルド:OK、まず一体!

マリウス:よっしゃ、じゃあ続けて…。

サーシャ:待った!どのくらい離れてる?

GM:10mくらい、結構広い部屋やから。

サーシャ:女の人に【パラライズ】(コロコロ)達成値19!

GM:ドイレクやな?(コロコロ)ん、抵抗した。

サーシャ:えぇ?!19で?!

GM:うん、コイツは抵抗高いから。

マリウス:今からアイツを…これからアイツを…殴りにいく!ドレイクな。補助で移動して(コロコロ)あ、達成値13やわ。

GM:それは…(コロコロ)避けたわ。

マリウス:残念。

ドレイク(GM):「何を遊んでいるのかしら、坊や?」

マリウス:「ふん、今のは小手調べさ」

アレックス:じゃ…【セイクリッド・シールド】を拡大して…半径10mやから前二人に(コロコロ)ん、かかった。物理ダメージ−3する!

マリウス:よっしゃ、センキューです!

シルヴォルド:OK、助かる!

GM:…魔法には関係ないもん…。(汗)


《3ターン目》

GM:どうしよかな…。

マリウス:諦めろ!

GM:それはないな…。

マリウス:でもアンタ、死にかけてんで?

GM:いや、どっちも無傷やから。(笑)

マリウス:バレたか。(笑)

GM:じゃ、前に来た人がいるし…。

マリウス:そうや、それを待ってたんや。

GM:ドレイクがマリウスに《魔力撃》!(コロコロ)達成値17。

マリウス:(コロコロ)無理無理。

GM:ダメージが23点。

マリウス:……はぁ?!(汗)12点通った…ドレイク落とさんと、次のターン無理やで、これ。

シルヴォルド:じゃ、次はドレイク狙いで。

マリウス:いや…先にトロールでいこう。手数減らした状態でドレイク狙わんとキツイと思う。

シルヴォルド:そうか…それもそうだな。

GM:まだトロールが残っているのだよ。マリウスに近づいて攻撃(コロコロ)達成値18。

マリウス:2Dで11以上!(コロコロ)あ、ここで出た!?(1ゾロ)

シルヴォルド:いや、ここは…ヤバイで?(苦笑)

マリウス:うん、さすがにマズイから裏返すわ。これで避けた。

GM:避けられた。これでこっちは終わり。

シルヴォルド:じゃ、補助でトロールに接敵、《投げ強化》(コロコロ)高め!達成値23!このダイス運をダメージで使いたい!(笑)

GM:ほんまやな!23て何や!(笑)(コロコロ)無理無理。

シルヴォルド:ダメージは…14点。続けて《踏みつけ》(コロコロ)達成値17。

GM:(コロコロ)無理〜!

シルヴォルド:こっちは13点。マリウス任せた。

マリウス:OK、こかしたな。トドメいこ、トロールに《全力攻撃》!(コロコロ)うぇ〜?!達成値12…。

GM:(コロコロ)転がって避けた!

マリウス:12じゃな〜…。

サーシャ:ドレイクに【スリープ】(コロコロ)達成値18。

GM:(コロコロ)はい、抵抗。

サーシャ:悲しい…。

マリウス:ごめん、回復頼むわ!

アレックス:ん、【キュア・ウーンズ】をマリウスに…いや、確かシルヴォルドさんもダメージありますよねぇ?(笑)

シルヴォルド:うん、レバーで遊んで実は13点くらい減ってる。(笑)

アレックス:拡大して二人にいくわ。(笑)(コロコロ)ま、成功して…10点ずつ回復してください!

シルヴォルド:有難い。

マリウス:それでも全快には届いてないけどな…。(苦笑)


《3ターン目》

GM:じゃ、こっち。ドレイクが…こかされるのメンドいからな…シルヴォルドに《魔力撃》や!(コロコロ)達成値21!

シルヴォルド:21ぃ?!2Dで13で避けれる!(笑)

GM:つまりクリティカルしか無理です。(笑)

シルヴォルド:(コロコロ)まぁ無理だわな。

GM:ダメージもでかいでぇ〜?27点!

シルヴォルド:27ぁ?……うわぁー!残りHPが28だぁー!

全員:(爆笑)

GM:まだそんなあるんかい!(笑)

マリウス:堅ぁ!(笑)

サーシャ:何でアンタのキャラは全部堅いねん!(笑)

シルヴォルド:とにかく堅めな安心できんねん!(笑)

GM:厚いし堅いし、ほんまにもぉ〜…。(笑)トロールさんはこけたまま自分に【キュア・ハート】撃って終わり。

シルヴォルド:このターンで落としたいなぁ…。

アレックス:こっちやな?まず二人に【セイクリッド・ウェポン】かけるわ。(コロコロ)命中+1、物理ダメージ+2です!

マリウス:それ、ありがたい!

シルヴォルド:《キャッツ・アイ》をかけなおして…倒れたままのトロールを持ち上げて、もっかい叩きつけるように《投げ強化》!(コロコロ)うわぁ…達成値15。

GM:ダイス目次第…(コロコロ)よっしゃ、避けた!今日のGMはダイス目が爆発してます!…まぁこけたままやけど…。

シルヴォルド:くっそぉ〜…そろそろ15前後じゃ当たらんかぁ…。(汗)

マリウス:ここで落としたい!《全力攻撃》でトロールに(コロコロ)達成値18や!

GM:(コロコロ)あかん、当たった。

マリウス:よっしゃ、ダメージ6ゾロや!…32点や!

GM:…まだ生きてる!

マリウス:うまいこと連携いかんなぁ…。

シルヴォルド:すまんな…ていうか、どっちかしか当たらない。(苦笑)

サーシャ:まだ生きてるんか…トロールに【リープスラッシュ】や(コロコロ)達成値20。

GM:20はさすがに…(コロコロ)無理や!

サーシャ:…お、まわった!20点ダメージ!

GM:トロール落ちた!

サーシャ:やった♪さすがに防護点無視で20点はデカイやろ〜♪

GM:デカイわ…抵抗失敗した時にかぎって回るし…。

シルヴォルド:そうやな…防護点無視で20点は俺でも…3回やられたら死ぬ。

他全員:いや、おかしいから!!(爆笑)

サーシャ:2回では死なんねんや…。(笑)

マリウス:こいつ、人間じゃねぇ…。(笑)

シルヴォルド:リルドラケンですから。(笑)

アレックス:ま、あとはドレイクだけやな。


《4ターン目》

GM:しょーがないな…このままでは数の暴力でやられてしまうので……《竜化》!

シルヴォルド:うわ、なりやがった…!(汗)

GM:主動作使うから、このターンはこれで終了。3部位やな。

シルヴォルド:投げれねぇ…!

サーシャ:部位はどこ?

GM:胴体、翼(A)、翼(B)。翼を先に落とさんと胴体は攻撃できません。あ、ここで知名度判定どうぞ。

マリウス:(コロコロ)惜しい!4!

シルヴォルド:(コロコロ)8やな。

アレックス:(コロコロ)14!

サーシャ:(コロコロ)8やわ。

GM:まぁ弱点は無理やわ。

シルヴォルド:何だ…じゃ、《マッスルベアー》使って翼Aを2回攻撃!(コロコロ)一回目達成値18!

GM:(コロコロ)18は無理。

シルヴォルド:《追加攻撃》で2回目発生(コロコロ)こっちは達成値16。

GM:(コロコロ)あかん、2回目も当たった!

シルヴォルド:よっしゃ、ダメージが…17点、17点!

GM:はいはい。

マリウス:《全力攻撃》(コロコロ)達成値14!

GM:(コロコロ)それは避けた!

マリウス:あかんなぁ〜…。

サーシャ:どこが攻撃強そう?

GM:ん〜…牙、かなぁ?

サーシャ:じゃあ牙に【ブラント・ウェポン】(コロコロ)達成値14。

GM:(コロコロ)抵抗した。

アレックス:【キュア・ウーンズ】いる?

サーシャ:前落ちるとマズイから、前にしたって。

アレックス:そうやな、じゃあ拡大で【キュア・ウーンズ】(コロコロ)成功、12点ずつ回復。

シルヴォルド:助かるわ。

マリウス:ほぼMAXや。

アレックス:これで終わり。


《5ターン目》

GM:じゃ、ドレイクの出番やな。さっきからポンポン回復されているので…アレックスに《エネルギーブレス》を吐く!生命抵抗してみて、目標値は16。

アレックス:生命力抵抗?舐めんなよ…(コロコロ)ほら、達成値19で余裕で成功や。

GM:うぉ…14ダメージやから、半減で7点やな。

アレックス:7点か、はいはい。

GM:続けて翼Aがマリウス、翼Bがシルヴォルドを殴る。(コロコロ)マリウスに達成値21、シルヴォルドに達成値17。

マリウス:振るだけ無駄やろうけど…1ゾロ出るかもしれんから…。

シルヴォルド:そこは一応クリティカル狙えよ!(笑)

GM:ほんまや!(笑)

マリウス:(コロコロ)あ、無理無理。

シルヴォルド:(コロコロ)俺も無理だ。

GM:ダメージはマリウスに15点、シルヴォルドに16点。こっちは終わり。

マリウス:4点通っただけか…。

シルヴォルド:こっちは7点…だがHPはまだ30以上だ。

マリウス:翼は大したことないな。

シルヴォルド:ま、そだけど…まぁアレがあると胴体殴れんからな。ってことで、翼Aに攻撃!(コロコロ)一回目達成値19!

GM:19…避けれる気がしない…。

シルヴォルド:先に《追加攻撃》を(コロコロ)こっちは達成値16かぁ…。

GM:(コロコロ)あ、無理。

シルヴォルド:おっしゃ、ダメージは…一回目が14点、二回目が17点!

GM:それで翼Aが折れた!落ちてきた!

マリウス:落下ダメージちゃうん?

GM:普通の着地や。そんな高い所飛んでないから。(笑)

マリウス:これで頭いける?

GM:ん〜、まぁ届くかな。

マリウス:じゃ、頭狙うわ。戦の常道は頭を狙うべし!(コロコロ)達成値15。

GM:(コロコロ)あ、当たった。

マリウス:…あ、《マッスルベアー》も《全力攻撃》もしてない時に当たったよ、チクショー…14点!

サーシャ:頭に【エネルギーボルト】!(コロコロ)達成値18!

GM:(コロコロ)ん、抵抗した。

サーシャ:魔法で15点…。

GM:半減で7点だけもらっとくわ。

アレックス:……回復、いる?

マリ&シル:いや、まだいらん。

アレックス:となると…何しよかな……ここでいきなり【バニッシュ】唱えるとか、どう?

マリウス:今更やな!ていうか、効かんやろ?!(笑)

GM:ファンブルしたら、逃げ出すかもしれん。(笑)

アレックス:ボスは逃げられない…代わりに1ラウンド動けなくなる。

シルヴォルド:あぁ、じゃあやる意味はあるな。

アレックス:うん、ってことで【バニッシュ】ね(コロコロ)達成値13は無理かなぁ。

GM:(コロコロ)うん、抵抗したわ。


《6ターン目》

GM:じゃ、こっちのターン。さっきから魔法仕掛けてくるプリーストに【フォビドゥン・マジック】(コロコロ)達成値15。

マリウス:くらったら、魔法忘れんねんで?

アレックス:大丈夫やって、もうあんまりMPないから。

GM:なにぃ?!!しまったぁ!

全員:(爆笑)

アレックス:(コロコロ)達成値13で無理。

GM:じゃ、3レベル以下の神聖魔法の使用が不可となりました。効果は3ラウンドな。で、翼が一回になっちゃたんか……この戦闘に入ってずっと痛いことしてくるドラゴンに攻撃。

シルヴォルド:そ、そんなに痛くないだろ?!(笑)

GM:こかすは、踏むわ、2回殴るわ…めっちゃ痛いわ!(笑)(コロコロ)達成値18!

シルヴォルド:(コロコロ)2足りん!当たった!

GM:ダメージが…ごめん、6ゾロ振った、21点。

シルヴォルド:21ぃ〜?…12点通ったか……頑張ったな、残りHP21や。

GM:それってどうなの〜?!(汗)こっちは終わり…。

マリウス:しかし…もう回復がアテにできんから、そろそろ決めにかからな、マズイで?

シルヴォルド:だな、全力でいこう。最後のMP使って《マッスルベアー》!首を2回殴る(コロコロ)一回目達成値17!

GM:(コロコロ)避けた!

シルヴォルド:うわ、17避けるんかよ!(汗)

GM:一応君らよりレベルが上のモンスターだからねぇ。

マリウス:俺も《マッスルベアー》と…《全力攻撃》使う!(コロコロ)あ、ヘボい…達成値15。

GM:頭やな…(コロコロ)避けたで。

サーシャ:【エネボ】…(コロコロ)達成値12…。

GM:(コロコロ)はい、抵抗。

サーシャ:…10点…。

GM:はいはい、半分貰うよ。

アレックス:…手数減らされてすることが……4レベル魔法の【ライフ・フュージョン】を使うとか…。

シルヴォルド:な、何それ?(汗)

アレックス:俺と誰か対象のHPを足して2で割る。どっちが特するか分からん。(笑)

シルヴォルド:それぐらいなら何か歌ってくれ!(笑)

マリウス:そうやん、命中値欲しいねん!(笑)

アレックス:あ、そっか。じゃあギター取り出して【モラル】歌うわ。(コロコロ)達成値13かな。

GM:(コロコロ)こっちは抵抗したから効果ないです。

シルヴォルド:俺らは命中+1だな。


《7ターン目》

GM:じゃ、こっち…回復は封じたからいいとして…さっきから魔法でチクチク削ってくる、アンタに【エネルギー・ブレス】や!(コロコロ)生命力抵抗、目標値14で。

サーシャ:(コロコロ)余裕で成功。

GM:じゃ、ダメージが19点の半減…9点やな。で、翼やけど…2回攻撃痛いから…。

シルヴォルド:いや、当たってねぇじゃん!(笑)

GM:あ、そうか……いや、でもコイツ頭いいから、ヤバイ奴を集中狙いや!

シルヴォルド:さ、さすがにそれはマズイな…。(汗)

GM:ってことで翼…(コロコロ)達成値18!

シルヴォルド:(コロコロ)ここで1、2て…。(汗)

GM:当たったな?13点や。

シルヴォルド:くっ…6点通ったか…残りHP15…着々と削られてんな…。

GM:あとちょっとや!(笑)

シルヴォルド:しかし俺は攻め続ける!一回目(コロコロ)高め、達成値19!

GM:それは…(コロコロ)無理!

シルヴォルド:2回目は(コロコロ)達成値17!

GM:(コロコロ)それも当たったか〜!

シルヴォルド:よっしゃ、一回目がクリティカルして21点、二回目が14点!

GM:いったいなぁ…。(汗)

マリウス:《全力攻撃》!(コロコロ)達成値14しかないぞ〜?(汗)

GM:(コロコロ)こっちはダイス目いいぞ〜…それは避けました。(笑)

マリウス:当たらねぇや…。

サーシャ:【エネボ】〜(コロコロ)達成値14。

GM:(コロコロ)ん、抵抗した。

サーシャ:ダメージは16点。

GM:16?!半減でも意外と痛いぞ?!

サーシャ:でもこれで打ち止め直前…。

シルヴォルド:打ち止めか…魔法は着実に削ってくれるから助かるんだが…仕方ないか。

アレックス:歌ってま〜す〜♪


《8ターン目》

GM:よし、魔法使うか…後衛に【スパーク】!(コロコロ)達成値17、精神抵抗な。

アレックス:17は…(コロコロ)無理や!

サーシャ:(コロコロ)あ、5、6でいけた。

GM:…あ、ダメージ低い…魔法で9点。次、翼は殴る!狙うはもちろん、そこのドラゴンや!

シルヴォルド:くぁ…勘弁してくれよ…。(汗)

GM:色々とお返しや!(コロコロ)達成値19!

シルヴォルド:19て…(コロコロ)こら無理だ。

GM:ダメージは16点!

シルヴォルド:……残りHP6点、まだ立ってる!

マリウス:すげぇ!3連続で狙われて!(笑)

GM:し、しぶといなぁ〜!(笑)

シルヴォルド:お返しや!一回目(コロコロ)5、6…こっちのダイス目はいいです。(笑)

マリウス:さっきから命中判定のダイス、基本9以上出してるやん。(笑)

シルヴォルド:うん、当てるのは得意やねん、ダメージ低いけど。(笑)達成値22いったわ。

GM:避けれるか!(コロコロ)無理や!

シルヴォルド:2回目!(コロコロ)達成値19!(笑)

GM:はぁ〜?!(汗)(コロコロ)当たったわ!

シルヴォルド:ま、安心しろGM…(コロコロ)ほぉら、ダメージダイスは1,3や!

全員:(爆笑)

シルヴォルド:一回目13点!二回目はクリティカルして…19点!

GM:ま、まだ生きてるぞー!欠片補正入ったボスなめんなよー?!

マリウス:ぼちぼち当ててかんとな…(コロコロ)あかん…達成値15や!

GM:15なら…(コロコロ)避けた!

マリウス:あ、当たらねぇ〜…。(汗)

サーシャ:……【ライトニング】…。

GM:え、それって味方も巻き込……あ、頭デカイから大丈夫やわ。

サーシャ:え……何や、巻き込まんのか…。

マリウス:ちょっと待て。(汗)

GM:巻き込む気やったんか?(汗)

シルヴォルド:今当てたれたら俺、落ちるぞ?(汗)

サーシャ:頭狙いで(コロコロ)達成値17。

GM:(コロコロ)あ、抵抗失敗した。

サーシャ:13点の素通し!

GM:あとちょっと残った…。

アレックス:あぁ、あとちょっとなんや……最後に《投石》とかしても無理やろなぁ。(笑)

マリウス:当たらんやろ〜。(笑)

アレックス:まだ回復魔法も封じられてるし…ま、ここは歌うかな。それで終わり。


《9ターン目》

GM:で、こっちか…。魔法痛かったから、サーシャに【エネルギー・ブレス】!(コロコロ)達成値17、生命力抵抗。

サーシャ:(コロコロ)あ、素通った。

GM:魔法で16点。

サーシャ:…−4……バタンキュー。

GM:よっしゃ、生死判定やな。

サーシャ:目標値4、余裕やな…(コロコロ)…4?!!

全員:あぶなぁぁー!!(爆笑)

GM:じゃあサーシャは気絶、と。続けて翼はアンタや、シルヴォルド!

シルヴォルド:…厄介なのに惚れられたなぁ…。

マリウス:いや、それは…勘違いっていうねんで?(笑)

GM:ドラゴン同士で対抗されてんねん。(笑)(コロコロ)高いぞ〜、達成値21で殴ってるぞ!

シルヴォルド:そんな対抗心、捨てちまえ!(汗)(コロコロ)結構高め出たのに…達成値17で失敗。

GM:一人くらい道連れにしてやる!17点じゃ!

シルヴォルド:……あかん、HPが−4になった…(コロコロ)生死判定は成功、気絶した。

GM:よっしゃー!!

シルヴォルド:ていうか、7レベルの敵の攻撃4回受けて生きてるんだから、御の字だろうが!(笑)

サーシャ:間違いない!(笑)

マリウス:しかし…どうすんの、これ…?当たる気、せんねんけど…。(汗)

アレックス:俺が【フォース】使うのも手やけど…。

マリウス:とりあえず殴るわ…(コロコロ)お、結構出目いいぞ…達成値17!

GM:厳しいな…(コロコロ)…あ、当たった!

マリウス:よっしゃ、ようやく当たった!ダメージが…19点!

GM:………落ちたぁー!

マリウス:よっしゃ、いいとこ持ってった!(笑)

シルヴォルド:………あんだけ頑張ったのに、最後だけもってかれた…。(笑)


《戦闘終了》

GM:7レベルなら、さすがにいい戦いになるな…。

シルヴォルド:あ…アレッ…クス…。

アレックス:ど、どうしました、シルヴォルドさん?!(笑)

シルヴォルド:そこで…俺とドレイクに…あ、【アウェイクン】を…!俺が…トドメを、さすん、だ…!

全員:(爆笑)

GM:とりあえず、ボスの最後の台詞な。

ドレイク(GM):「ば、バカな…!こんな人間ごときに…!」

シルヴォルド:ふっ…人間じゃねぇぜ。(笑)

サーシャ:サーシャもナイトメア。(笑)

GM:人間というか、人族やな。(笑)

マリウス:女の子やんなぁ…連れて帰ろうや。

アレックス:灰になった。

マリウス:え…。

シルヴォルド:ていうか、今は…見た目ただのデカイ、トカゲやで?

GM:そうそう、ていうか死んだからな?

マリウス:…死んだん?!勿体ない…。

シルヴォルド:あんたがトドメさしたんやろ!(笑)

マリウス:何て勿体無いことを…。

GM:さぁ剥ぎ取りをしてください。オーガ、トロール、ドイレクの3回ですね。

サーシャ:ドレイク(コロコロ)11+1で12。

GM:『朽ちた魔剣(4000G)』。

シルヴォルド:トロールいこう(コロコロ)6。

GM:『大きな武器(300G)』。

マリウス:オーガか(コロコロ)…お、10。

GM:お、『大きな銀貨袋』1D×100Gやからダイス振って。

マリウス:(いっコロ)1かよー!!

GM:100Gでした。(笑)

アレックス:最悪かぁ!(笑)

シルヴォルド:でも何か振る前に分かった、こうなるって。(笑)

サーシャ:うん、予想通りやった。(笑)

GM:あと自動で『トロールの血(100G)』も手に入る。

マリウス:だ、誰が持ってくねん、これを…。(汗)

サーシャ:そんなん、決まってるやん。(笑)

シルヴォルド:はいはい…袋に入れて持ってくよ。(苦笑)そういや、<剣のかけら>は?

GM:えっと…7個ですね。

マリウス:じゃ、帰って一人2Dずつ振るか!



5:誰の手に?


マリウス:さー、帰ろ、帰ろ…。

GM:待て……お前ら、目的を忘れてないか?

シルヴォルド:あぁ、魔剣持って帰らんと…っていうか、俺とサーシャてまだ気絶中?

GM:ん〜、一応10分で起きれるけど…。

マリウス:じゃあその前に!はい、剣を取ったぁ!

GM:剣は奥の台座に刺さってます。で、近づくと剣の方から話しかけてきます。

シルヴォルド:俺…頑張ったと思いますよ、剣さん?(笑)

マリウス:しかし…起きているのは俺だ!(笑)

アレックス:…僕もだよ♪(すすす…と近寄り)

マリウス:〜〜〜!はい、早く、剣!(汗)

魔剣(GM):『よくぞここまで辿りついた…。お前達は私を得るに相応しい力を持っていると認めよう。さぁ…最後に心の強さを見せるがいい!』

マリウス:あ…よくよく考えたら俺、槍使いやから剣使わねー…。魔槍じゃダメなん?

GM:形は最終的に持ち主に合わせて変える。とりあえず…寝てる人は起こさないの?

アレックス:MP的に一人だけ【アウェイクン】できる…1Dで(いっコロ)シルヴォルドさんですね。

サーシャ:…これ、使ってー。(シルヴォルドに教える)

シルヴォルド:ん?…あぁ、持ってたのか、じゃあ最後は皆でってことで…『アウェイクン・ポーション』使ってサーシャも起こすよ。

サーシャ:羽リュックに入れといて正解やった。(笑)

GM:じゃ、4人で冒険者Lv+精神力ボーナスの達成値の振りあいしようか。一番高い人のものに、魔剣はなる。

PC4人:…………。

アレックス:武器とか…ぶっちゃけいらんねんけどなぁ。(苦笑)(コロコロ)達成値12、中途半端な…。

マリウス:精神力とか、めっちゃ低いのに…ボーナス1でっせ…。

サーシャ:(コロコロ)13〜。

シルヴォルド:(コロコロ)12、かな。

マリウス:(コロコロ)…9じゃ、9!

GM:はい、じゃあサーシャのものに、魔剣はなった。

サーシャ:シャキーン!!

GM:どんな武器にしたい?効果とか…。

アレックス:パーティからいなくなる、とか…。

全員:(爆笑)

GM:イジメやん…。(笑)どういうのがいい?

サーシャ:「精神力」とかMPが上がるようなのが…。

GM:あぁ、じゃあ効果は「精神力+6」で。

サーシャ:え、いいの?!やった♪…あ、でもやっぱ…ちょっと効果、考えてもいい?

GM:あぁ、じゃあそれは後で考えよか。

マリウス:……ていうか、精神力勝負とか、勝てるわけないやろがぁー!出来レースか、これ!?(汗)

GM:形はどんなんがいい?ペンダント?

サーシャ:ん〜、杖にする。

GM:ん〜…実は今回の魔剣はそんなに強くないから、武器じゃなくてアクセサリーとして使って欲しい。

シルヴォルド:でも確かに…精神力って時点で俺とマリウスは無理だな…。

GM:それは今回の魔剣がたまたま「精神力」タイプってだけで、今後また出てくるのが同じとは限らない。

アレックス:大体マリウス君…君には僕の魔剣があるじゃないですか!

マリウス:い、いらねぇよ、そんなもん!(笑)

アレックス:さぁ…早く握ってください!(笑)

マリウス:さぁ、帰ろ、帰ろ!一杯飲みにいこ!(汗)

アレックス:じゃあ僕のを飲みなさい!(笑)

GM:…冒険者達の死体はどうする?放ったらかし?

マリウス:知ったこっちゃないわ!

シルヴォルド:いやぁ…近くに葬るか…。

アレックス:それは僕がやりましょう…プリーストやし…職者ですけど。(笑)

シルヴォルド:何か身元を判別できるものとかある?冒険者カードとか…。(笑)

GM:それは世界が違います。(笑:フォーチュンクエスト参照)

シルヴォルド:免許証とか。(笑)

GM:ていうか、身元とかは本人しか分からんと思う。

シルヴォルド:そうかー、死体は3つか…。担いで洞窟の外まで運ぶよ。外に埋めてやろう。

GM:はい、ちゃんと埋葬しました。

シルヴォルド:で、ここで一晩休んで…次の日の朝に、帰ろうか。保存食減らしとくよ。

GM:お願いします、5日分ですね。じゃあ街に帰ってきました。

マリウス:………疲労感しか残ってない…宿屋に帰ろ…。

アレックス:ふふふ…じゃあ、一緒に部屋で休もうか…♪

マリウス:ね、寝るっちゅーねん!(汗)

アレックス:寝る前に僕の魔剣を××××(自主規制)!!!!

シルヴォルド:……じゃ、ユリーズさんの所に行くよ…たとえ一人でも…。

GM:大変だねぇ。(笑)じゃ、ユリーズさんが出迎えてくれるよ。

ユリーズ(GM):「おぉ、良かった!無事だったのかね!で、どうだったのかね、魔剣は?!」

マリウス:無かったことにしといたらいいねん。(笑)

アレックス:僕の魔剣なら、ありますよ?!(笑)

ユリーズ(GM):「なんだ、無かったのかね…それは残念だ…いい物があれば高く買い取ろうと思っていたのだが…」

シルヴォルド:「…はぁ(溜息)…こいつのペンダントがそうですよ」(サーシャを顎で指し)

ユーリス(GM):「おぉ、これが魔剣か!いや、素晴らしい…!なかなかいい物じゃないか!」

GM:えぇもん見せてくれた、ってことで一人3000Gずつくれはるわ。

マリウス:…え、見せただけで?!

GM:うん、こういうのを見るのが趣味の人やもん。(笑)

シルヴォルド:さて、今度はこっちやな…今回の戦利品は合計4700G分、これをいつもの5%増しで買い取ってもらうとして…4935G…これの3割分の1480Gを支払うわ。残りの3455を4人で割ると…端数出るからちょっと水増ししてほしい。(笑)

GM:ま、端数くらいならいいよ。(笑)

シルヴォルド:はい。(笑)じゃ、端数切り上げて…一人865Gずつです。

サーシャ:合計3865G〜♪

GM:清算はそんなもんかな?

シルヴォルド:だな。「ま、また何か面白い情報があったらお願いしますわ!」

ユリーズ(GM):「あぁ、もちろんだとも!こちらこそ期待しているよ!」

シルヴォルド:「では、今回はこれで失礼します…」って言って扉を閉めたところでフェードアウトしようか。

GM:はいはい、お疲れさんです。

〜第4話・Fin.〜



〜座談会…というか清算会〜


マリウス:…結局馬使わんだしな…レンタル料返せよ…。

サーシャ:経験点は〜?

GM:経験点は…1220点です。あとは各自のファンブル分。

アレックス:…お、レベル上げれるかも…。

シルヴォルド:あっと、能力値の成長があったな。…(コロコロ)1と2て…器用度上げるか。

アレックス:(コロコロ)また生命力の一択か!(汗)

サーシャ:(コロコロ)器用か筋力……器用度にしよ…。

マリウス:(コロコロ)敏捷度上げよ、なかなか当たらんし。

GM:ま、各自成長は次回申告してくださいってことで。

シルヴォルド:あいよ。じゃ、ひとまず今回はこれにて終了〜。

GM:終了〜。




〜第4話・おしまい〜