第7話 : ポケット・モンスター<デーモン>




目次

1:おさらい、買い物、貰い物… 2:ファントゥームの行方
3:出会い街道中にて 4:“バルバロスの顎”
5:謎の女・パンテーラ 6:ボーナス・ステージ(笑)
7:指名手配と壺のサンプル 〜座談会・成長会・清算会〜



今作登場人物

@サー・マリウス・カーライル[ファイター/ライダー/エンハンサー/スカウト]
Aシルヴォド・ハンマー[グラップラー/レンジャー/エンハンサー]
Bサーシャ[ソーサラー/フェンサー/スカウト/セージ]
Cアレックス[プリースト/バード/セージ]



1:おさらい、買い物、貰い物…


シルヴォルド:第7話だな。

GM:第7話か…では、S.W.2.0、第7話…『ポケット・モンスター<デーモン>』…で。

マリウス:…は?ポケモン?

GM:うん、ネタ系の題名で。(笑)こう、<ホワイト>とか<ブラック>のノリで…<デーモン>。(笑)

シルヴォルド:シリーズもののシナリオになってしまった。(笑)

GM:いやまぁ、前回の続きなんで。(笑)さて皆、前回の終わりは覚えているかな?


※前回の第6話プレイ時から今回はリアルでは半年経っています。御了承下さい。

マリウス:何か街が燃えた。

シルヴォルド:首謀者取り逃がした。

GM:あ、あながち間違いではないけど…とりあえず街は燃えてない。(笑)迎賓館が燃えただけで。

シルヴォルド:街中にモンスターをバラ撒かれた記憶がある。

GM:そうそう。で、そのモンスターってのが…デーモンでしたよね?

シルヴォルド:そうそう。エークに途中から1体任せた記憶がある。(笑)

GM:そうそう、即席で生まれたくせに案外重要キャラになったエーク君。(笑)で、その報告も兼ねて一回街に戻り、これからどうしようか、という相談になったというところからです。で、ユリーズさんと議長のヘルミン・カルツさん達と今後のことを話すということになりました。

シルヴォルド:ヘルミンさん…いたなぁ、そういや。(笑)

GM:一応ルールブックにも載ってるNPCですよー。(笑)まぁでも、直接雇ってるのはユリーズさんだし、やっぱユリーズさんから話してもらおう。

シコン(GM):「とりあえず、逃げたファントゥームを追いかけねばならない!」

マリウス:…ふぁん…?誰やっけ?


※前回のプレイから半年経ってるから…ですよ!多分!

シルヴォルド:人の名前、確か街のお偉いさん。

GM:そうそう。

シコン(GM):「奴のいる街、セシュにはもう連絡として早馬を飛ばしているから、恐らく連絡はいっていると思う。だが、未だ奴がどこに逃げたかは分からないままだ。分からないが追わねばならない…が、一つ気がかりなことがある」

シルヴォルド:「気がかり?」

シコン(GM):「うむ。奴は大量のデーモンを召還したという…それもマジック・アイテムという話だったな?」

シルヴォルド:「はい、壷を割ると出てきましたね」

シコン(GM):「その壷を今後もまた、奴が使用してくるかもしれないので…どこから入手してきたのかを調べないといけない。なので、奴がどこに逃げたかはこちらで調べるので、奴が使っていた壷の入手先、それを少し調べてきてほしい」

シルヴォルド:「はいはい…まぁ、確かに、個人で手に入るもんじゃないな…」

シコン(GM):「そう…あんな危険なものを、一体どこから手に入れたというのか…」

GM:まぁ、それを調べてくれ、という依頼が今回のシナリオですね。

シルヴォルド:はいはい。(笑)「え、あの時の壷の破片とかありますか?一部でもサンプルが欲しいんですけど?」

シコン(GM):「あぁ、もちろん残してあるとも」

GM:欠片くれはるわ。で、今提示できる調べる方法が、『直接セシュの街に行ってどこで手に入れたかを調べる方法』、もう一つは『魔術師ギルド等で壷の欠片から鑑定してもらう方法』。ギルドの方がここの街にはないので、少し大きな国…ルスキラ帝国とかに行ってもらわなアカンけど。

シルヴォルド:ルスキラて…えらい遠回りになるな…。

GM:壷自体は魔人を封印されていて、割ると出てくる…ということは分かっています。

シルヴォルド:迂闊な魔人多いなぁ〜…どんだけ捕まってんねん。(笑)

GM:だって、古代文明やったら魔人とか使いっ走りみたいなもんや。(笑)

シルヴォルド:デカいモンスター・ボールがあったもんだ…。(笑)

GM:確かに。(笑)今回から危険な任務になるので、前渡しで「これで装備を整えてくれ」って意味で現物支給でくれはるわ。

シルヴォルド:現物支給かよ。(笑)

GM:うん。(笑)一人10000ガメル分のマジック・アイテム込みのアイテムを買って下さい。

マリウス:それで馬を買え、と…。

GM:あ、いや、違う。

マリウス:え…?

GM:マリウスに関しては…前回モーションをかけてたエイラス代表のミンシーさんが、デーモンに襲われてる時に駆けつけてくれたので…。

アレックス:あー!そうやったなぁ!

マリウス:頑張った。(笑)

シルヴォルド:まぁ結果的にやられたけどな。

GM:うん、やられたけど…頑張ってくれたので、マリウス君にはミンシーさんからプレゼントというか、

ミンシー(GM):「これは私が持ってきた馬なのですが…貴方は「ライダー」のようですから、宜しければ乗ってあげてくれませんか?」

GM:って言って『軍馬』くれるわ。

マリウス:「よ、宜しいのですか?!」

ミンシー(GM):「はい、あの時に助けて頂きましたので…」

GM:名前は好きに決めてください。その名前の馬をあげたってことにするから。(笑)

マリウス:これが噂の…黒王母…。

シルヴォルド:和名かよ。(笑)

GM:まぁいいけど。(笑)

マリウス:「有難く…頂戴したく、存じます」

ミンシー(GM):「どうぞ、お使い下さい。この馬の名前は…」

GM:ゲームでいうと、ここで名前入力の画面になるところ。(笑)

マリウス:コ・ク・オ・ウ・ボ…。

シルヴォルド:字数は4文字までだ!(笑)

マリウス:いぃ!?…セ・キ・ト・バ!

シルヴォルド:濁点は1文字だから、セ・キ・ト・になった。(笑)

マリウス:いつの時代のゲームやねん!(笑)

シルヴォルド:16bit時代くらい。(笑)

マリウス:〜〜〜ちょっと名前はまた考えとく!

GM:はいはい。(笑)ま、そういうわけで、マリウスは馬を貰いました。で、10000ガメルやけど、これはあくまで一人10000ガメル相当ってだけで…あ、馬の分を除くので…全員で30000ガメル分と考えてくれてもいい。一人10000ガメルでもいいし、全員で30000ガメル分として扱ってもいいし、ということ。

シコン(GM):「これで準備を整えて、是非とも魔人召還の壷をどこから入手したのか、調査してくれ!」

シルヴォルド:「出所を調査…ということですが…見つけた場合、潰してしまっても構わんのですかね?」

シコン(GM):「当然、潰していただかないと、あんな危険なもの…」

シルヴォルド:「了解した…」

GM:じゃ、一回買い物ターイム!


〜※アイテム決め中〜

シルヴォルド:…ん、決まったぞ。

マリウス:(相談に不参加だった)何買ったん?

GM:何か基本的にシルヴォルドさんとアレックスの二人がめっちゃ真面目に相談してたけど…。(笑)さぁ、報告をするんだ!

シルヴォルド:30000ガメルのうち、25000G分の価値のある『真実の首飾り』を頂こうか、ということになった。

シコン(GM):「……えーっと……在庫は…あぁ、あったあった」(笑)

シルヴォルド:店頭の現品限りとかか?(笑)

GM:そうそう。(笑)

シコン(GM):「いやぁ、犯罪者の収容所などで需要が高くてねぇ…残り1つだったよ」(笑)

シルヴォルド:「でしょうねぇ。(笑)それを頂きます」

GM:……これ、めっちゃ便利やな…普通の人は大概嘘つかれへん…。

シルヴォルド:おぅ、捜査系シナリオには丁度いいな、って話になった。(笑)これをアレックスに持たせておくよ。

アレックス:あ、俺が持つの?はいはい。

シルヴォルド:うん、その方がいいと思う。残り5000ガメル相当のところで、足出た分は自分で払う形でサーシャが魔晶石買った、くらいかな。

サーシャ:うん、あと『ブラック・ベルト』も買った♪魔晶石は5点を10個ね。

マリウス:馬の名前はビビにした、牝馬な。

ミンシー(GM):「この馬の名前はビビといいます」

マリウス:「この馬は…貴方のように美しい馬だ…」

シルヴォルド:…馬のように美しい?!

全員:(爆笑)

マリウス:逆!逆!(笑)

GM:逆にしても、ミンシーさんが馬似みたいや…。(笑)

マリウス:だって…ほら、馬って綺麗やん。

シルヴォルド:それは分かる、乗ってたし。でも女性相手に使ったことない。(笑)

アレックス:馬面って言ってるよな…。(笑)

GM:…馬の寿命ってどのくらい?

シルヴォルド:30〜40年生きるのもいるけど…基本的に8歳以降はもう身体的に衰えが始まる。

マリウス:じゃ、2、3歳ってとこでいいんちゃう?

シルヴォルド:あぁ、いい感じやな。成長過程や。

GM:じゃ、3歳で。

ミンシー(GM):「この馬は私が15歳の誕生日の時に父から貰った馬なのです」

マリウス:そ、そんな大事な馬を…ていうか、15歳の娘に軍馬送るな、親父ぃぃー!!(笑)

シルヴォルド:それは言えてる。(笑)

マリウス:姫騎士でも目指させるつもりやったんか…?

GM:姫騎士て…姫ちゃうしな。(笑)あれやろ、貴族の嗜みとか、そういうの。

シルヴォルド:普通の馬じゃなくて軍馬ってのが凄いな。(笑)

GM:どうせならいい馬じゃないと、っていう感じで。(笑)

ミンシー(GM):「ルール的に言うと私はライダー技能がないので、乗れないのです」(笑)

シルヴォルド:メタすぎるだろ!(笑)

サーシャ:ますます、何であげた、父親!(笑)

シルヴォルド:ペットかよ…ン千万クラスの。(笑)

マリウス:贅沢な…。(笑)

GM:まぁお貴族様やから。(笑)

マリウス:まぁ、有難く頂戴しときますわ。

サーシャ:その馬を…使い魔に…。

GM:いや、使い魔ってそもそも魔法生物やから。

サーシャ:…何か馬にかけれる魔法、ないかな…。

GM:かけるだけなら何でもいける、【ファイアボール】とか。(笑)

サーシャ:あぁ、非常食!!

マリウス:(とても静かな声で)………コロスで?

全員:(爆笑)

マリウス:全力で殺しにいくから…。

シルヴォルド:すっげぇマジだな。(笑)

シコン(GM):「では、よろしく頼んだぞ!」

シルヴォルド:「はい、任されました。では、行くか!」……どこに行こう?

GM:まぁさっき提示した通りに。



2:ファントゥームの行方


シルヴォルド:ふむ…ま、とりあえずはセシュに行って、家捜しをしたいな…家捜しをする権限とかは与えられないの?

GM:与えられるよ。

マリウス:捜査令状やな。

GM:そう、捜査令状。セシュの街でも効力を発揮します。

シルヴォルド:よし、じゃあとりあえずはセシュに行こうか。

GM:はい。ちなみに令状を出してくれたのは、前回殺されたカストールさんの親父さんです。「是非とも息子を殺した犯人を…!」ってことで。

シルヴォルド:あぁ、そういや一人死んでたな。

マリウス:蘇らせたったらいいやん、金ならあるやろ?

シルヴォルド:穢れ1点を我慢さえすれば…。

GM:ん〜、基本的にこの世界の人達って蘇りたがらないから。

シルヴォルド:あぁ、そっか。魔法かけても、本人の魂が拒否したらダメだっけ?

GM:そうそう。で、カストールさん自身が拒否したっぽい。

マリウス:あの…俺が死んだ時は…かけてくださいね?(笑)

シルヴォルド:俺が死んだら…パソコンのハードディスク内は見ないで破壊してください。(笑)

GM:何が入ってんねん、一体。(笑)まぁとにかく、カストール本人は甦ることを拒否してるってことで。「だってぇ〜、穢れとか溜まったら女の子にモテないしぃ〜…」とか、そんな感じ。

サーシャ:…生まれた時から穢れ持ってる…。

GM:そりゃ、ナイトメアにしたんだから仕方ない。(笑)

サーシャ:うん。(笑)あ、アイテムやけど、『ピンクのベルトwithキラキラポーチ』買った。『ブラックベルト』に+100ガメルしてみた。

GM:あぁ、それは別にいいけど…。

シルヴォルド:あ、言ってなかった。俺もさっき一緒に『迷彩のローブ』買った。「隠密」「尾行」+2になった。

マリウス:…街中でそんな格好でコソコソしてたら、逆に目立ちそうやけどな。(笑)

GM:確かに怪しすぎる…。(笑)

シルヴォルド:そういうアイテムだからいいじゃん。(笑)

マリウス:じゃ、そろそろ行こか。

シルヴォルド:だな、セシュの街に向かおう。

GM:はいはい、じゃあ…距離ちゃんと考えてなかったな…とりあえず保存食を3日分くらい減らしといて下さい。

シルヴォルド:ほい、減らしたよ。

サーシャ:シル〜、減らしといてね?

シルヴォルド:や、だから俺が持ってるのはいいけど、アイテム欄は自分とこに書きなさい。俺の所持品書くスペース、知らんまに無いねんから。(笑)

GM:じゃ、3日かかって無事にセシュの街に到着しました。街は騒然としています。

マリウス:え、何で?

GM:街中のあちこちに兵士…というか、装備に身を固めた人達が歩き回ってて、特にファントゥームの店は完全に門が閉ざされて、周りを見張りの兵士達が何人もいる。

シルヴォルド:じゃ、そこに行こう。

マリウス:捜査令状見せたらいけるやろ。

門番(GM):「む…ここから先は立ち入り禁止で…というか、お前達は何者だ?!」

マリウス:「ふっ…この令状が目に入らぬか!」

門番(GM):「そ、それは…?!」

シルヴォルド:…これは<ユリーズ商会>からの令状?

GM:いや、商人組合全体からのもの。トップのヘルミンさんが作ってくれたやつ。

シルヴォルド:あぁ、もっと大規模なもんだったか。「ま、これを預る者だよ」

門番(GM):「おぉ、それはそれは…!」

サーシャ:(唐突に)「この羽が目に入らぬかぁー!」(『リトルウィング』を見せて)

門番(GM):「見えてますけど…だから何やねん」

シルヴォルド:間違いない。(笑)「あー…ま、そういうわけで、少し家宅捜索させてもらうな?」

門番(GM):「は!どうぞお通り下さい!」

シルヴォルド:「あぁ、邪魔するぜ」

GM:あ、中に入って行くと分かるけど、商店に勤めてた人達が店内に押し込められてるから。謹慎状態みたいな感じ。

シルヴォルド:なるほど…。入っていくと、中はどんな感じ?

GM:店内自体はすでに捜索が入ってるから、物が少し散乱気味かな。で、そこに勤めていたであろう人達は大人しく…不安と恐怖でいっぱいになりながら、隅っこの方で固まってる。

マリウス:一族郎党縛り首ちゃうん?

GM:まぁそうなる可能性も十分ある。

シルヴォルド:ん〜…じゃ、この中でファントゥームの右腕みたいな感じの人はいる?

GM:あぁ、いるやろうな、番頭さんが。

シルヴォルド:うん、まずはその人から話を聞こうかな。

マリウス:(番頭になって)「ふははは!よくぞここまで来た!」

シルヴォルド:こいつ黒幕やったか。(笑)

番頭(GM):「は…私が番頭でございますが…」

GM:おっさんが出てきた。

シルヴォルド:「よし、じゃあ…何はともあれ、まずはこの首飾りをかけてもらおうか」(笑)

アレックス:あぁ、さっそく使うんや。(笑)

GM:ま、こっちに拒否権はないし。(笑)

マリウス:え…それって使い切りアイテムじゃないん?

アレックス:いや、何回でも使える。

シルヴォルド:だから高い金出して買ってんやん。(笑)

GM:正直、このシナリオにうってつけのアイテム選ばれました。(笑)

番頭(GM):「は、はい、かけました…。それで、な、何を?」

シルヴォルド:「えーっと…お宅のトップがやらかしたことは、もう知ってるよな?」

番頭(GM):「は、はい…あのー、捜査員さんから聞きました…」

マリウス:「とりあえず、趣味は何や?」

GM:…え、この人の趣味?

番頭(GM):「それは…仕事上がりに、近所の焼鳥屋で一杯ひっかけること、でしょうか…」(笑)

シルヴォルド:ただの疲れたサラリーマンか!(笑)

番頭(GM):「それが唯一の趣味でしょうか…」

GM:ちなみに、首飾りあるから嘘ではない。(笑)

シルヴォルド:嘘をつく時は抵抗値18で判定しなアカンからな。(笑)

GM:一応振ろか?一般人やから平目やで?(コロコロ)8や、8!(笑)

シルヴォルド:真実ですね。(笑)えーっと…急に趣味とか言うから、何聞こうとしたか忘れたやん!(笑)

マリウス:(気にせず)「お嬢さんのお名前は?」

番頭(GM):「すみません、私一人身なので…」

マリウス:なんや…。

GM:これも嘘ではなさそうや、もう振らんけど。(笑)

シルヴォルド:「じゃ、改めて…ファントゥームの私室はあるか?」

番頭(GM):「は、それは御座いますが…?」

シルヴォルド:「では、まずはそこへ案内してもらおうか」

番頭(GM):「畏まりました、こちらで御座います…」

GM:案内して、ガチャッと扉を開けてくれる。鍵は元々開けられてた。

シルヴォルド:ってことは、もう捜査の手は入ってる?

GM:うん、もう入ってるな。簡単に調べ回った跡がある。

シルヴォルド:で、隠し扉とかはないん?

GM:それは「スカウト」技能で調べてくれ。(笑)

サーシャ:あるー(コロコロ)…11。

マリウス:俺もある…けど「知力」高くないで?(コロコロ)7!

GM:…7ぁ?

マリウス:諸々足して7やった!(笑)

GM:ちなみに11でもやけど、何も無いんちゃうかなぁ?と思った。(笑)

シルヴォルド:…一応平目でやっとくか。(コロコロ)4。(笑)

マリウス:「この部屋には何も無いようですね」(笑)

シルヴォルド:「あぁ、どうやらそのようだ」(笑)

GM:まぁ、その達成値じゃなぁ。(笑)

シルヴォルド:ちなみに机周りとかに、手記とか雑記はない?

GM:ん〜、あっても仕事上の日報くらいかなぁ?

シルヴォルド:ふむ…。「で、番頭さん?アンタ、これまでどれだけ業務上横領、やってきたんだい?」

GM:(コロコロ)ここで1ゾロ?!(笑)

番頭(GM):「いえ、私はそういったことは一度も行ったことは御座いません、はい」

GM:…敢えてさせても面白そうやったけどな。(笑)

シルヴォルド:うん、あるかなぁ、と。(笑)さて、どうしたもんかな…あの壺とかに見覚えはないん?

GM:壺は…そうやなぁ…見覚えがあってもいいなぁ。

番頭(GM):「そういえば、あの壺は…ここ最近、奥様の御実家の方で見つかった壺ということで…確か店の倉庫の奥の方に仕舞ってあったものですね」

マリウス:それやん!じゃ、倉庫の奥行こか!

GM:いや、今はもうないで?空っぽ。

シルヴォルド:じゃ、その奥様の実家とやらに行ってみるか。「というか、奥さんてどこにいるの?」

番頭(GM):「奥様は…それは、その…今、行方不明なのです!」

マリウス:蛮族…。

シルヴォルド:「あらー…奥さんのお名前は?」

番頭(GM):パンテーラ様です」

マリウス:パンチラ…。(笑)

シルヴォルド:奥さんは元々この街の人?

GM:いや、元々は別の街の人。

マリウス:怪しいな…非常に怪しい…。

シルヴォルド:うん、怪しいよなぁ、これは…。

番頭(GM):「主が仕入れ先で見かけられた時に一目惚れをされたそうで、そのまま奥様へと迎えられたそうです」

マリウス:【チャーム】やな!

シルヴォルド:やり口がラミアっぽいなぁ…。

マリウス:あぁ、蛮族やな…間違いない…!

GM:…ま、こんな感じかな?

マリウス:じゃ、そのパンチーラさんを探しに行こか!

GM:…パンテーラさんな?

シルヴォルド:「奥さんの行きそうな所に心当たりは?」

マリウス:実家ちゃうん?

番頭(GM):「それがですね…急にいなくなってしまったので…」

GM:急に、というか、旦那のファントゥームが会合に行ってる間に、いなくなってしまった、ってこと。出かけて行って、しばらくしたらいなくなってた。

シルヴォルド:…とりあえず、その実家とやらに行ってみるか…。

番頭(GM):「ふらりと…まるで買い物に行かれるような感じで出て行かれて、それっきり…」

マリウス:ってことは、もう大分時間経ってるじゃないですか!警察は何してんねん!

番頭(GM):「捜索はしているのですが、見つからないのです!で、そうこうしている内に、あの騒動が起こり…我々も軟禁状態になってしまったのです…。なので、まったくと言っていいほど、行き先が分からないのです…」

マリウス:GPSは?

GM:そんなもん、ない。(笑)

マリウス:不便な世界や…。しゃーない、探しに行こか。

シルヴォルド:ま、それしかないか…。

番頭(GM):「……ただ奥様と主が出会われた場所ですが…」

GM:これなら教えられる。

シルヴォルド:思い出の場所、って?

番頭(GM):「はい。確か…ルスキラ帝国へ向かう途中の道で出会われた、とか…」

シルヴォルド:ど、道中か…!取引先の娘とか想像してたのに…!ただのいきずりか!(笑)

マリウス:帝国に行くって段階で怪しいしな!

サーシャ:……称号取った!(唐突)

GM:は?

シルヴォルド:ずっと黙ってると思えば、何を…。(汗)

サーシャ:<なんちゃってお姫様>!『なんちゃって』で−5点、『姫』5点で計0点!(笑)

GM:…いや、別に、いいけど…。(汗)

マリウス:ていうか、称号って取る意味あるん?

GM:好きな呼ばれ方ができるじゃないか!

サーシャ:うん、だから<なんちゃってお姫様>!

GM:それは、バカにされてるんじゃないか?!まぁ、いいけど。(笑)

マリウス:…しかし、俺も何か名乗りたくなってきたという…。

シルヴォルド:まぁ…俺も余裕があったら考えようかな…。

GM:結局のところ、自称みたいなもんやけどな。(笑)えー…で、どこまでいったっけ…。…あぁ、そうや、ルスキラ方面に仕入れか何かで行った時の途中に出会ったってことらしい。

シルヴォルド:なるほどねぇ…。

番頭(GM):「そういえば、その時に同行していた丁稚が数人、まだここにいますね」

マリウス:コボルトやな?!

GM:別にそれでもいいけど。(笑)

シルヴォルド:それは何人?とりあえず、話を聞かせてほしいんだが…。

GM:はいはい、2人かな?ここにもいるのは。じゃ、名前は…適当に決めて。

マリウス:デレチチ

GM:じゃ、それで。

シルヴォルド:何でそれが出てきたか気になるが…。(笑)ま、その出会った場所について聞くけど?

GM:えっと、ヴァーリントの街から3日目くらいの所らしい。丁度ルスキラとの中間地くらい。

マリウス:やっぱチチはメスやろなぁ…。

サーシャ:武器に<魔剣>て付けるのに、名誉点何点かな…。

アレックス:………。(黙々とルールブックを見ている)

GM:さ、他に疑問点は?

シルヴォルド:何で俺一人で捜査してるのかが一番疑問や!!

全員:(爆笑)

シルヴォルド:はぁ…とりあえず、番頭さんから首飾り返してもらお。(笑)

番頭(GM):「あ、はい、お返しします。…何だったんですかねぇ?この首飾り…結構良い物のようですが…おや、これはひょっとして…」(笑)

シルヴォルド:「えぇい!とっとと返せ!」(取り上げる)

GM:考えてみたらこの人、目利きくらいできそうやった。(笑)

シルヴォルド:まぁバレたところで、コイツらに拒否権はない。(笑)じゃ、次はデレ、はい。(首にかける)

デレ(GM):「え、あ、は、はい!えと…か、かけました!」

シルヴォルド:「よし、じゃあ…お前の元御主人と、その逃げた奥さんの出会った所を見てたらしいな?」

デレ(GM):「はい、そうですね…奥様と旦那様が初めて出会われた場所ですね。私も丁度旦那様のお付きとして同行していた時に、奥様と出合われましたねぇ」

シルヴォルド:「…どんな出会いやった?」

デレ(GM):「……道端で?」

シルヴォルド:え、マジですれ違っただけ?

GM:それもそうやなぁ…。

デレ(GM):「奥様が道の真ん中で怪我をして倒れられていたところを、旦那様が見つけれらて…治療して、そのままお屋敷に…」

シルヴォルド:「…ん?奥さんはルスキラに行く途中だったのか?」

デレ(GM):「そう仰っていられました」

シルヴォルド:「ほう…ちなみに、奥さんの実家って分かる?」

デレ(GM):「いえ、それがよく分からないんですよねぇ〜…。特にその辺りのことは口を濁していらっしゃいましたし…」

シルヴォルド:「はぁ、なるほどねぇ…?」

デレ(GM):「ただ、ルスキラではないようですね」

シルヴォルド:「…では、ない?」

デレ(GM):「はい。ルスキラに向かわれてはいましたが、そちらが御実家だった様子もなく…」

シルヴォルド:「でも確か、ファントゥームはその奥さんの実家からあの壺を持ってきたんだよな?」

デレ(GM):「旦那様はそう仰っていましたね」

シルヴォルド:「そうか…。あの壺、運ぶのは一人じゃないよな。誰か手伝うよなぁ」

デレ(GM):「そうですね、確かそれは…私よりもチチの方が詳しいかと」

シルヴォルド:「お、そうなのか。じゃ、ちょっと首飾り外して交代してもらおうかな」(笑)

デレ(GM):「は、はい…これ、いちいち付け外ししなきゃいけないものなんですかね?!」(笑)

シルヴォルド:「いけないんだよ」(笑)

チチ(GM):「そ、そうなんですか〜…分かるような、分からないような…。えと、それで壺なのですが…それがですね、奥様と旦那様が初めて出会われた場所の付近でですね、いつも持ってきて下さっていた方がいらっしゃいまして、その方がいつも道の真ん中で…何故真ん中なのかは分かりませんが…いつもそこで落ち合われて、確か壺を受け取っておられました」

シルヴォルド:「ふんふん…なるほど…その相手の素生とかは分かる?」

チチ(GM):「いえ、いつも奥様の御実家の方、としか…特に紹介もなく…ただ、珍しいアイテムを探し回っている方だ、というだけで聞いておりましたが…」

シルヴォルド:「ん〜〜〜…なるほど、ねぇ…」

チチ(GM):「ただ、あの辺りといえば…本当に道の真ん中以外、目につくものが何もないんですよ。あるといえば、そこから更に少し行った所にある“バルバロスの顎”という蛮族の出入りするような洞窟があるといえばあるんですけども…」

シルヴォルド:いや、モロやん。(笑)

マリウス:よし、そこ行こ。(笑)

チチ(GM):「あの壺はそこで見つけてきた、というお話は聞いたことがありますが…」

シルヴォルド:「“バルバロスの顎”か…覚えておこう」

チチ(GM):「はい。そこで見つけて、近場の…いつも出会われていた場所で受け渡しをしていた、のかもしれませんねぇ」

シルヴォルド:「…その“バルバロスの顎”って所だが、詳しい位置とかは分かるか?」

GM:ここ。(地図を見せて)

シルヴォルド:そこは地図あるんかい。(笑)「よし、ありがとう!では…首飾りは返してもらうとして…」

チチ(GM):「あ、はい、どうぞ」(笑)

サーシャ:…はい。(挙手)

GM:…今度は何?

サーシャ:称号変わった。<魔剣に守られしなんちゃってお姫様>に…。

GM:いや、何でもいいけど…。

サーシャ:そのうち頑張って<なんちゃって>を取る!その時の召使候補がコレ。(マリウスを指差し)

GM:も、元貴族を…。

マリウス:…刺すで?

サーシャ:お姫様の方が貴族より上やし♪

マリウス:ていうか、何をもってしての姫やねん、それ…。



3:出会い街道中にて


シルヴォルド:あー…とりあえず“バルバロスの顎”に行くぞ?(汗)

マリウス:そこに何かヒントがあるかもしれない!

シルヴォルド:うん、とりあえず行ってみよう。

GM:聞いた話だと、この街から片道で3日くらいかな。道中所々に宿場がると思ってくれていいよ。

シルヴォルド:お、それは助かる。とりあえず保存食の買い足しでもしとくか。

マリウス:え、宿場あるならいらんのちゃうん?

GM:いや、そういうのじゃなくて…。

シルヴォルド:寝泊まり自由の小屋が一軒ある、とかじゃないの?

GM:そうそう、そんな感じ。

マリウス:あぁ、山小屋か。

GM:そうそう。こんな<守りの剣>もない所に誰も住みたがらんて。(笑)

シルヴォルド:そりゃ、そうだ。えっと…このシナリオだけで、これで保存食6個減ったんか。

マリウス:あ、無くなった。

シルヴォルド:いや、だからここで買い足すんやって!(笑)

GM:まぁここじゃなくても、ここから“バルバロスの顎”に行く途中またヴァーリント通るから、いつもの<ユリーズ商会>で買ってもいいしな。通らんというルートもあるけど。

マリウス:ここは通らず、一気に行きましょう!

GM:あぁ、通らんねんや…。では街道です。色んな人が歩いてますね、ルスキラ帝国に向かう道やから。

サーシャ:(通りすがりに)「ねぇねぇ!私のこと知ってるぅ?!」

マリウス:…ワタシ、キレイ…?

シルヴォルド:口裂け女か。(笑)

通りすがりの商人(GM):「んん?誰だい、お前さんは?」

サーシャ:「私ぃ、<魔剣に守られしなんちゃってお姫様>のサーシャだよ!」

シルヴォルド:いざ名乗ると長いな、それ!(笑)

マリウス:うん、思った。(笑)

通りすがりの商人(GM):「あ〜…あ〜…どっかで聞いたことがあるような、ないような…」

サーシャ:所詮15点じゃ、こんなもんやな。(笑)

GM:そうそう、名誉点15点分やからな。(笑)

通りすがりの商人(GM):「確か〜…自由都市連盟の方で、最近活躍している冒険者にそういった名前の者がいたような…いなかったような…」

GM:まぁ、ヴァーリント内ではそこそこ知れてきたかもね、程度やな、まだ。

通りすがりの商人(GM):「で、お前さんがそうなのかい?」

サーシャ:「キラッ☆」(ポーズ)

GM:いや、それじゃ分からん。(汗)

マリウス:(無視)さ、次いこか。どこの街に行くって?全然話聞いてなかった。

シルヴォルド:うん、街に行くって時点で間違ってる。行くのは街道の途中や。(笑)

GM:街道を歩いて行くと、色んな商人…というか、隊商とか冒険者とかが歩いてるよ。

マリウス:よっ、大将!

シルヴォルド:「すまない、そこの隊商の方…保存食を少し分けてもらえないか?」

隊商(GM):「ん?あぁ、別に構わんよ?」

GM:これだと、いつもの8掛けじゃないけどね?

シルヴォルド:それは仕方ない。とりあえず1週間で50Gのやつ買う。

マリウス:あ、俺も買っとこ。

隊商(GM):「我々もこれからルスキラ帝国へ向かう途中だったから、多少多めに持っていたから別にいいよ。これも何かの縁だ」

シルヴォルド:「すまないな、恩にきるよ…」

隊商(GM):「見たところ、結構強そうな冒険者みたいじゃないか」

シルヴォルド:「それでも、明日食べることに精一杯な俺達です」(笑)

隊商(GM):「ま、まぁそういうこともあるだろうよ!」(笑)

GM:そう言いながらも、この人も冒険者何人か護衛に雇ってはるけどな。

マリウス:お、それは…どれくらいの強さか計ってみよう。

GM:えぇよ、魔物判定でどうぞ。

マリウス:お、それなら「ライダー」技能でできる。(コロコロ)達成値11!

GM:ん、じゃあ3レベルくらいかなぁ、と思った。

マリウス:あぁ、俺達のが強いやん。

シルヴォルド:そだなー。

マリウス:じゃ…ヤっちゃう?

シルヴォルド:え、何で。(笑)

GM:あなた、一応元とはいえ貴族でしょ。(笑)

マリウス:い、生きるためならば…!

サーシャ:そんなんしたら、称号取れんくなるで?

マリウス:ふっ、 その時はしゃーない。

シルヴォルド:(コロコロ)何となく、達成値13で天気予報をしてみた。「おぃ、そろそろ夕立が降るかもしれん。少し急いで宿場に行った方が良さそうだぞ」

通りすがりの商人(GM):「そ、そうなのか?!ならば、少しでも早く次の宿場へ向かおう!」(笑)

シルヴォルト:「あぁ、多少急いだ方がいいかもな」(笑)

サーシャ:(コロコロ)達成値12で、そいつの盾にある紋章を覚えておく。

GM:紋章、っていうか…商人組合のマークくらやなぁ。(笑)

マリウス:「さぁ…ここが“バルバロスの顎”か!」

シルヴォルド:いきなり着いた?!

GM:着きません。(笑)今はまだ近くの街道を歩いてるところやから。

通りすがりの商人(GM):「ところで、こんな所に何か用なのかい?何もないのに…」

シルヴォルド:「あぁ、まぁ…ちょっと、ね」

通りすがりの商人(GM):「ふぅん…変わった冒険者達だなぁ…あ、それともひょっとして、蛮族退治にでも来たのかい?」

シルヴォルド:「ま、概ねそんなところだ。この辺に、そこそこの奴が出るって聞いたんでね」

通りすがりの商人(GM):「あー、確か以前この辺りによく立っている男がいたなぁ…彼もそうだったのかもしれないな」

シルヴォルド:「え?!…その話、少し詳しく聞かせてくれないか?」

通りすがりの商人(GM):「ん?そうか?じゃあ…もうすぐ雨もくることだし、せっかくだから一緒に山小屋に行って、そこで話をしようか」

シルヴォルド:あ、本当に雨降るんや。(笑)「あぁ、じゃあそうしよう」

通りすがりの商人(GM):「うむ、道の真ん中で、というのも何だしね」(笑)

シルヴォルド:じゃ、そのまま一緒に山小屋に行きました、と。(笑)

GM:はい、着きました。(笑)

商人(GM):「それで、何を聞きたいんだい?」

シルヴォルド:「その道端によく立っていたという、怪しい男について知りたい」

商人(GM):「あー…怪しいというか…私はルスキラと自由都市連盟の間で商売をしていてね…」

GM:ちなみにこの人はルスキラの人ね。名前は特に決めてない、運搬業みたいなことしてる人と思って。

シルヴォルド:宅配便みたいなもんか。

GM:そうそう。

商人(GM):「その関係で、よくこの道を通るんだよ。それで時々、あの“バルバロスの顎”の付近で男が立っていることがあってね。別に何か悪さをするわけではないので気にしていなかったんだが…それも、いる時もいない時もあるし…時々見かけていたね」

シルヴォルド:「なるほど、ね…」

商人(GM):「…そういえば、一週間ほど前かな」

シルヴォルド:「ん?」

商人(GM):「いつもは男一人で立っているんだが、こないだは綺麗な女の人が一緒にいたんで、その時は印象に残っていたなぁ」

シルヴォルド:「…その女性というのは…」あの、消えた奥さんの風貌とかを聞いてたってことで、それを聞いてみる。

商人(GM):「あぁ、そんな感じだったねぇ」

シルヴォルド:「なるほど、なるほど…」

商人(GM):「あの男の恋人か何かかねぇ?でも、何であんな所にいるんだろうねぇ?」

シルヴォルド:「それはですね…逢引だからだよ」

商人(GM):「…何か訳ありのようだね」

シルヴォルド:「あぁ、詳しくは言えないが…」

サーシャ:あいびき…お肉…。

シルヴォルド:そりゃ合挽だ。(笑)

商人(GM):「ま、私には可愛い妻と娘がいるから縁のない話だがね」

シルヴォルド:「実は我々、興信所の者でして。ちょっと素行調査を」(笑)

商人(GM):「おぉ、そうだったのか。いやぁ、浮気はいかんねぇ、浮気は」(笑)

シルヴォルド:「いや、まったくですよ〜」(笑)

アレックス:…ん?その立ってる男ってのは、どこにいんのかな?

シルヴォルド:今日はおらんだけど、さっき通った街道にたまに立ってるらしい。

アレックス:ふふ…私も勃ってるんだがね…。

シルヴォルド:いぃ?!どこに反応して?!(笑)

GM:出た。(笑)ちなみにこの商人さんは、40代くらいのおっさん。

アレックス:ウホホー♪

シルヴォルド:ウホホーって。(笑)奥さんと子供大切みたいやから。

GM:うん、家庭一筋です。(笑)

シルヴォルド:…護衛についてる冒険者は知らんけどな。(ぼそっ)

GM:3レベルくらいやしな。

アレックス:「お、おおぉぉぉ…」(すり寄っていく)

護衛A(シル):「な、何ですか、貴方は!ちょ…近い…!」

アレックス:「お、おほぉぉぉ…」

護衛A(シル):「え、な、何を…や、止めてください…!」

アレックス:「さぁ…自分の気持ちに、素直になるんだ…」…あ、あの首飾りかけたろ。(笑)

GM:護衛、ホモ疑惑。(笑)

護衛A(シル):一応精神判定を3レベルで考えて、目標値18だったな…(コロコロ)あ、達成値9だ。本音が出てる。「…ウホ、いい神官♪」(笑)

GM:疑惑じゃなかった?!(笑)

アレックス:「…ヤらないか?」(笑)

護衛A(シル):「…はい」(笑)

アレックス:「では、ちょっと向こうへ行こうか…」

護衛A(シル):「あ、ちょっと、そんな…」

アレックス:外連れ出した。(笑)

GM:仕事放っぽって行きやがった…。(笑)まぁ、そうこうしてるうちに雨も上がるよ。

商人(GM):「では、雨も上がったようだし、私達はそろそろ行くよ」

シルヴォルド:「あぁ、貴重なお話をありがとうございました」

商人(GM):「いえいえ。またどこかでお会いすることがありましたら…」

GM:って言って、去って行きはるわ。

シルヴォルド:あ、その前に名刺…はないから、身分証だけ見せとこ。「申し遅れました。私は<ユリーズ商会>付冒険者のシルヴォルドと申します」

商人(GM):「あぁ、あの<ユリーズ商会>の!それはそれは、どうもご丁寧に…」

シルヴォルド:「また今後とも、どうぞご贔屓に」(笑)

商人(GM):「いやいや、こちらこそ」(笑)

アレックス:…え、もう別れんの?

シルヴォルド:ん?うん。

アレックス:…せっかく熱い時間を過ごしてたのに…。

GM:い、いつのまに…そこまで長時間滞在してたつもりはなかったのに…1時間くらい。(汗)

護衛A(シル):「アレックスさん…俺、もう貴方から離れられそうにありません…!」(笑)

アレックス:「そうかい、そうかい…」1時間あれば十分。(笑)

GM:しかも外は雨やったのに…。(笑)

アレックス:雨の中やから、や。(笑)

商人(GM):「一体何をしていたんだ、コイツら…」

GM:って目で見てきはる。(笑)

シルヴォルド:そしてそれをまったく気にせず、ちょっと内股気味に歩いていく冒険者。(笑)

アレックス:あぁ、それはなりそうやな。(笑)

シルヴォルド:まぁ、何だ…このキャンペーン始まって、アレックスが初成功を納めたお話。(笑)

アレックス:…ほんまや!!!(喜)

GM:まぁ、いいけど…成功で。(苦笑)でも、これで向こうの冒険者間で泥沼の第2幕があったらどうすんの。

護衛B(シル):「お前…俺というものがありながら…!」

護衛A(シル):「すまん…だが、俺はアレックスさんのことが忘れられない…!」(笑)

GM:そんな感じの泥沼。(笑)ま、それは別の話。

サーシャ:向こうのパーティ、解散。(笑)

GM:解散までいかんでも、微妙な空気は流れるやろなぁ。(笑)

護衛A(シル):「俺、ヴァーリントに行くよ…もう一度、あの人に会いたいんだ!」(笑)

アレックス:それいいなぁ!(笑)

GM:では、向こうのパーティの中に微妙な空気が流れたってことで。(笑)

シルヴォルド:ん。(笑)



4:“バルバロスの顎”


シルヴォルド:では、改めて“バルバロスの顎”に向かいます!

GM:はいはい。ここからなら…2日くらいかかるかな。

シルヴォルド:え、結構距離あるなぁ!

GM:うん、まだ結構あった。保存食減らしといてねー。では、“バルバロスの顎”に着きました!ここがどういう場所かは…まぁ、皆知ってていいか。ここまでにも色んな人が言うてたし。はい、読んで。

シルヴォルド:…あー、やっぱり俺なのね。(苦笑)「ここが…フェンディルとルスキラの間にある山岳部の地面にも山肌にも多く洞窟の穴が空いているいるという“バルバロスの顎”かぁ!」(ルールブックT(p297)丸読み)

全員:(爆笑)

シルヴォルド:「ここは<大破局>の時に蛮族達が通ってきた地下道の出口なんだ」

マリウス:「そ、そうなのか!」(笑)

GM:物知りシルヴォルド。(笑)

シルヴォルド:「あぁ。今でもこの近辺には生き残った蛮族の残党が存在し、ここから人里を襲いに来た蛮族を退治する依頼が冒険者にも多く寄せられているらしい」

マリウス:「あ、あったあった。俺もそれ行ったことある」(笑)

シルヴォルド:「この洞窟内には蛮族達の財宝やマジックアイテムが多数転がっていることもあるらしく、それ目当てで探索に行く者も少ないない」

マリウス:(即)「では行きましょう!」

シルヴォルド:「だが、しかぁし!」

マリウス:「だ、だが…?!」

シルヴォルド:「洞窟内にはドラゴン級の巨大な幻獣や、蛮族のなれの果てであるアンデッドが棲みついていることもあり、そういった奴らと遭遇することもあるらしい!」

GM:この辺にしては結構危険な場所ってことやね。

マリウス:ふーん…余計に燃えるな。

シルヴォルド:「…これが最後だ。この洞窟の先がどこに繋がっているのか…それを解明した者は、未だ誰一人として、いない…」

GM:そりゃあ、ねぇ。こんだけ危険地帯だとねぇ。(笑)

マリウス:しかし、そういった危険な場所やからこそ行きたい、というのはある。

シルヴォルド:ま、それが俺ら冒険者だよなぁ。

GM:ま、そういうわけであちこちにポコポコと洞窟の穴が空いてると思って下さい。

マリウス:じゃ、今いる場所を仮にA地点と名付けておこう。

GM:今のとこ、見た感じ辺りに蛮族はいなさそうではあるねぇ。

シルヴォルド:そうか…。入口はいくつもあるんやな?

GM:うん、洞窟群っていうくらいだしね。

シルヴォルド:ふむ…足跡判定でもしてみるか。

GM:あぁ、それはOK。

マリウス:お、ようやくスカウトの出番やな!

シルヴォルド:どっちかというとレンジャーだけどな。(笑)

GM:ま、今回はどっちもいいよ。

マリウス:(コロコロ)達成値11!

シルヴォルド:(コロコロ)達成値10か。

サーシャ:スカウト〜(コロコロ)達成値8〜。

アレックス:平目や…(コロコロ)10。

GM:レンジャーもスカウトもレベル低すぎんねん、このパーティ!

マリウス:間違いないわ。(笑)

シルヴォルド:平目のアレックスと同値か…。(苦笑)

GM:ん〜、それやと…足跡っぽいのがある気もするけど…ただ時間も結構経ってそうやから…まぁ、絞り込めたことにしよか。足跡がある穴が3つあるわ。

シルヴォルド:お、それはいいね。じゃ、さっきの含めてABCにしようか。




┌─―――──――─――─―――――――─┐
│                    |
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│                    |
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|                    |
└─――★―――――★―――――★――─―┘
|   A     B     C    |
|                    |
|                    |
|                    |
└─―─―――――――――――――――─―┘


“バルバロスの顎”

★A〜C:洞窟入口



マリウス:ん、Cからいこか!

サーシャ:え〜、B〜…!

マリウス:(即)じゃ、別れよか。俺はCに行くな。

シルヴォルド:別れるな!(汗)俺はどこでもいいけど…。

サーシャ:じゃ、マリウス一人C行かせて、皆でA行こ。(笑)

シルヴォルド:〜〜〜ダイスで決めるぞ!A(1,2)B(3,4)C(5,6)な!(いっコロ)4、Bだな。

サーシャ:バルバロスのBや!(笑)

GM:はい、Bに入って行きました〜。洞窟内やから真っ暗やねぇ。

アレックス:ランタン。

シルヴォルド:ランタンと魔法の明かり。2つで行くのが冒険者の基本や。

サーシャ:じゃ、【ライト】をシルヴォルドの…。

シルヴォルド:頭は止めてな?明かりを隠す時に袋かぶらなアカンから。普通は剣にかけて、咄嗟に鞘に隠せるのがベスト。

マリウス:俺、剣じゃないからな?槍やからな?

サーシャ:じゃ、馬の頭に【ライト】〜!

マリウス:(即)迷惑やから。

GM:明かり隠すのに袋かぶせたら、競馬の馬になってしまう。(笑)

シルヴォルド:ちゃんと色分けして、番号付けたらんとな。(笑)ランタンだけど、こっちは手が塞がるといかんからアレックス、持ってもらっていいか?

アレックス:ん、任されました。あ、前行ってもらっていいですか?

シルヴォルド:はいはい、先頭を行こう。

サーシャ:その尻尾の上〜♪

マリウス:あ、じゃあ俺は後ろ行く。殿やな。

アレックス:…いざという時、馬が邪魔で逃げられへん。(笑)

マリウス:逃げへんように、後ろから槍で威嚇してんねん。(笑)

アレックス:…ん?僕を刺してくれるのかい?

マリウス:槍で、やで?

アレックス:…君の槍で、刺してくれるのかい?

マリウス:……尖ってるで?(汗)

アレックス:ん〜っふふ…尖っててもいいよぉ〜♪

マリウス:…ダメージ、出すで?

アレックス:だ〜いじょうぶだよ〜…その度に回復してアゲルから♪

GM:あ、ある意味ぴったりの二人なんだろうか…。(汗)

マリウス:え〜…。(汗)さ、進んでいこ!いこ!

GM:はい、では洞窟の中を進んで行きます。

シルヴォルド:直線?

GM:まぁ、そうかなぁ…多少曲がりくねったりはしてるけど、横道とかはない。しばらく行くと……何もない。

シルヴォルド:え、行き止まり?

GM:うん、行き止まりっぽいなぁ。本当に普通の狭い洞窟やなぁ、で終わった。(笑)

マリウス:ちっ、スカか…。




┌─―――──――─――─―――――――─┐
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│         |          |
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└─――★―――――★―――――★――─―┘
|   A     B     C    |
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|                    |
└─―─―――――――――――――――─―┘


“バルバロスの顎”

★A〜C:洞窟入口

×:行き止まり



マリウス:さ、次いこか!

シルヴォルド:Aが1〜3、Cが4〜6な。

GM:完全運任せかい。(苦笑)

シルヴォルド:足跡が分からなかったから。(笑)(いっコロ)ダイス様がCに行けと言ってる。

GM:いいけど…では、Cに入って行きました。広い洞窟になっています。

シルヴォルド:どんどん行く。

GM:あ〜…じゃあ、せっかくやから、少し進んだ所辺りでもう一回足跡判定してもらおうかな?

シルヴォルド:(コロコロ)あ、ダメだこりゃ、達成値6。(笑)

マリウス:(コロコロ)俺は8!

アレックス:相変わらず平目…(コロコロ)4。

GM:………もうダメかもしんない、このパーティ…。(涙)

サーシャ:(コロコロ)スカウトで達成値13いった!

GM:お、一人頑張ったな。じゃあ、壁に何かこすった跡があるね。

マリウス:…デカイのが通ったか?

GM:あぁ、丁度そんな感じ。

マリウス:竜か…。

シルヴォルド:え、俺?(笑)

マリウス:あんた、トカゲでしょ。

シルヴォルド:ち、違うわぁ!ドラゴンやぁ〜!

マリウス:…あ、背中痒かったん?(笑)

シルヴォルド:うん、それでちょっと壁で…孫の手いらずや。(笑)

GM:2本買うとちょっとお得です。(笑:この時の米の通販ネタ)まぁ、そこにこすったような跡があったってことで。

シルヴォルド:ま、ここで悩んでも仕方ない、進もう。

マリウス:…まぁ、そうか…ちょっと用心しよ…。

GM:ん、ではもうしばらく進んで行くと…ちょっと広い空間に出たぞ〜?そしてそこにナニかがいるようだ!




┌─―――──――─――─―――――――─┐
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└─―─―――――★C――――――――─―┘


“バルバロスの顎”C

★C:洞窟入口

*:こすった跡

▲:魔人



マリウス:魔物知識判定?

GM:はい、どうぞ。1体分ね。

マリウス:(コロコロ)ライダー技能使って、達成値11や。

シルヴォルド:(コロコロ)平目で8かな。

マリウス:あんまり差がない…。

シルヴォルド:よくある、よくある。(笑)

サーシャ:(コロコロ)達成値12!

アレックス:(コロコロ)セージで12!

GM:Maxで12か…名前も分からん。

マリウス:そこまで有名じゃないんちゃうん…。

GM:というか、魔人系はそこまで知名度がない。

シルヴォルド:あ、デーモンなんや。

GM:…言ってもた…まぁ見たら分かるからいいけど。見た目身長3mくらい。

マリウス:でか!(汗)

GM:羽と角を持った真っ赤な…ナニか。

シルヴォルド:…レッドホーン…?

GM:そんな名ではない。

マリウス:まぁ分からんから、レッドホーン(仮)と名付けよう!

GM:まぁ呼び方は好きにしてくれていいけど…。とにかく、ソイツは敵意満々の眼をして、襲いかかってきた!


≪戦闘:レッドホーン(仮)≫

GM:さぁ、先制値を振るんだ!

マリウス:はい、先生〜!(コロコロ)12!

シルヴォルド:(コロコロ)8かな。

サーシャ:(コロコロ)12〜。

アレックス:(コロコロ)お、11。

GM:…ちなみに、こちらの先制値は14。

マリウス:ウチらこれ、絶対勝てんよなぁ。(苦笑)

シルヴォルド:まぁ、もはや先制を諦めてさえいる感じやからな。(苦笑)


<1ターン目>

GM:皆一緒に入ってきたとこだから、固まってるね。彼我の距離は10m。

マリウス:…俺、最後尾やったし…20m離れてていい?というか、20mくれ!

GM:部屋入って10mやから…まぁ、後ろにいるってのなら別にいいけど…。

マリウス:…一回下がって距離取るか…。

GM:それは自分のターンで悩んで。まずこっちは…前に立ってるのは?

マリウス&サーシャ&アレックス:この人。

シルヴォルド:………まぁ…そう自分で言ったし、な…。

GM:あぁ、あとサーシャも似たようなもんか。尻尾乗ってたし。

シルヴォルド:あ、じゃあ…胴体扱いで。(笑)

GM:サーシャで受け止めるんや!(笑)

マリウス:盾扱い。(笑)

サーシャ:うわーん!(笑)

GM:ま、ここはシルヴォルドさんで。生命抵抗力で抵抗してください。

シルヴォルド:(コロコロ)達成値18いったよ。

GM:あら、成功か。じゃあ半減で…ここでGM6ゾロ振りました、魔法で20点を半減して10点素通し。

マリウス:サヨナラ。

シルヴォルド:いや、まだ大丈夫だけどよ…いきなり痛いぜ…。(汗)

GM:ま、こっちはこれで終わり。

マリウス:よし、まずは歌ってくれ!

アレックス:OK、【モラル】歌うわ。今回は達成値+2になるし。

マリウス&シルヴォルド:おぉ、それはありがたい!

アレックス:「モラルのない世界〜♪」…あ、『ミュージック・シェル』に録音してたってことにしていい?

GM:あぁ、まぁ別にいいよ。達成値だけ出してね?

アレックス:えっと、バードで…(コロコロ)達成値17。

GM:こっちの抵抗値も超えたから、こっちも命中値+2になった。(笑)

アレックス:あ、しまった。

シルヴォルド:ま、仕方ない。

マリウス:さぁサーシャ、何かするなら今のうちやで。

サーシャ:…敵しかおらん所に範囲魔法撃っても面白くない…。

マリウス:つまりは何もしやんってことやな?

サーシャ:うぅ〜…敵の部位も分からんから範囲魔法撃ちたくないし…じゃあ、【パラライズ】!(コロコロ)低!達成値15。

GM:はい、抵抗。

シルヴォルド:…15は抵抗、17は破られる…こいつ精神抵抗値16やん。(笑)

GM:ちょ、読まないでください。(笑)

マリウス:さ、じゃあいこか。先にこかしてくれる?

シルヴォルド:了解。じゃ、接敵して《投げ強化》!(コロコロ)達成値17!

GM:当たりました。というか…“投げれました”。

シルヴォルド:おぉ、つまりは2部位以下か。ダメージは15点。続けて《踏みつけ》(コロコロ)達成値16。

GM:避けれるわけがない。(苦笑)

シルヴォルド:でもダメージが奮わない…13点。

GM:はいはい、お次〜。

マリウス:おっしゃ!本邦初公開!軍馬やー!!

GM:あぁ、そうやな。

マリウス:「いくぞ、ビビ!」20m離れて《チャージ》!【ストロングブラッド】使ってから、一緒に《全力攻撃》も宣言する!

GM:当たるといいね♪

シルヴォルド:いや、こっち+2で相手こけてて‐2…実質+4やで?いけるやろ〜。

マリウス:うん、これなら…!(コロコロ)…………!!!!!??

シルヴォルド:…で、何でここで1ゾロやねん!?

全員:(爆笑)

サーシャ:あれかなぁ、突っ込もうとしたら相手が地面にこかされたから…。(笑)

シルヴォルド:いや、これは…正反対に向かって走り出した勢いじゃね?(笑)

GM:人間は裏返せるから良かったね?

マリウス:え?いや、裏返さんよ?

GM:…は?また?(汗)

アレックス:裏返せやぁ!ここは裏返すとこやぞ?!(汗)

マリウス:いやいや、50点、50点。

GM:では…マリウスの姿は遠ざかっていった…は可哀想やから、まぁ横でスカッたくらいでいいや。

シルヴォルド:ど、どこ行くね〜ん!!(笑)

マリウス:まさかこの見せ場で1ゾロとは…。(笑)あ、ビビの攻撃が残ってた。「いけ、ビビ!主人の仇を取るんだ!」(コロコロ)…1、2て…。

シルヴォルド:やはり飼い主に似るのか…。(笑)

マリウス:達成値11や…。

GM:いや、避けるから、それ、こけてても。(笑)

マリウス:ま、まだ貰ったばっかで呼吸が合ってないねん!こっからや!

シルヴォルド:まぁ、そういうことにしとこ。(笑)


<2ターン目>

GM:じゃ、その美味しそうな馬を食べるためにも、上の邪魔なのを落とそう。補助で立ち上がって、マリウスに達成値17といって殴りかかる。

マリウス:17っすか…。(汗)

GM:こっちにも【モラル】効いてるからねぇ。

マリウス:ん、2Dで12以上やな。

サーシャ:6ゾロ以外無理。(笑)

マリウス:(コロコロ)はい、出目4。

シルヴォルド:1ゾロ、2ゾロと…。(笑)

マリウス:徐々にダイス目回復してってるで!(笑)

GM:まぁ当たりや。ダメージは19点。

マリウス:たけぇな!11点効いた…!(汗)

サーシャ:毒とかはぁ〜?

GM:残念ながらない。こっちはこれで終了。

マリウス:…せっかく【ストロングブラッド】使ってんから、火吐いてこいよなぁ〜…。

GM:いや、目の前にいるんやから、とりあえず殴るでしょ。(笑)

シルヴォルド:さて…とりあえず、こかすか。《投げ強化》(コロコロ)達成値17。

GM:避けれへんわ。

シルヴォルド:…あ、ダイス目がマリウスに引きずられ始めた…ダメージは12点。続けて《踏みつけ》(コロコロ)達成値18、こっちのダイス目はいいんやけどなぁ…。

GM:はい、当たる当たる。

シルヴォルド:たまにはダメージでも良い目出ろ!(コロコロ)お、6ゾロでクリティカルした!

GM:おぉ!?

シルヴォルド:(コロコロ)いぃ!?6ゾロ2連続!むしろ大丈夫か、俺!クリティカル値12で2回転て…。(笑)

GM:色んなもの使い切ったかもな。(笑)

シルヴォルド:間違いないわ。(笑)ダメージは35点!

GM:はい、死んだ!グシャー!かなりHPマイナスいった…デーモン、結構頑丈やのに…。

シルヴォルド:全体重かけて、踏み潰したった。(笑)

マリウス:な、何もしてない…。(汗)

シルヴォルド:実は練技も翼も未使用だしな。(笑)

GM:く、くそぅ…。(汗)


≪戦闘終了≫

GM:はい、謎のデーモンは倒れた。

マリウス:…シルヴォルドだけでよかったんちゃうん、これ…。

GM:というか、全ダメージ、シルヴォルド一人や。(笑)

シルヴォルド:まぁ、6ゾロ2連続だったからな。(笑)

アレックス:ていうか、1ゾロ裏返したら当ててたんやって。

サーシャ:間違いない。(笑)

マリウス:それは…ええねん。

GM:相変わらず使いどころ間違ってます。(笑)はい、じゃあその部屋の奥に、向こうに続く通路が見えるな。

シルヴォルド:…どうする?剥ぎ取り、する?

マリウス:それはするやろ?

シルヴォルド:ん〜…まぁ、まだ敵の姿も見えてないし…いっか、10分くらい。

マリウス:大丈夫、大丈夫。じゃ、俺やんで(コロコロ)お、11!

GM:『悪魔の指輪(600G)』と自動で『悪魔の血(100G)』の2つかな。

マリウス:なんや、微妙にショボい指輪やったな…。あ、ところでシルヴォルド…『ポーション』を一つ、食べさせてください…。

シルヴォルド:やれやれ…さぁ、口を開けるんだ…。(コロコロ)お、高め、11点回復。

マリウス:やった、全快や!あんがとー!

シルヴォルド:いえいえ。俺も自分の飲むか(コロコロ)8点回復か、まぁこれでいいや。

GM:OK?じゃあ、次いこか。

マリウス:おぅ、どんどん行こ。

GM:あ、いや、その前に…これはスカウトかな、判定してください。

マリウス:スカウトー…(コロコロ)達成値11。

シルヴォルド:平目で(コロコロ)7。

サーシャ:スカウト〜…(コロコロ)達成値9!

GM:8以上で分かる。部屋の床に、どこかで見たことのある壺の破片が…。

マリウス&シルヴォルド:そんなん、よく分かったな!!(笑)




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“バルバロスの顎”C

★C:洞窟入口

*:こすった跡

▲:魔人

×:壺の破片



マリウス:「何だ、ビビ?俺に何を伝えようとしているんだ…?こ、これは!!」

GM:って、気づいたん、馬かい。(笑)

マリウス:「…で、これ、何?」

シルヴォルド:「ん?貸してみ…ペロっ、これは!!」(笑)

GM:味で分かるんか?!(笑)ま、前に目の前で割られてた『魔人召喚の壺』の破片に似てる。

サーシャ:つまり、また出てくる…?

GM:いや、もう割れた後やから。

マリウス:誰かがこれをここに置いてった…?

シルヴォルド:そうやな…そして多分、運ぶ途中に落として割ったんじゃね、これ?

マリウス:間抜けすぎるぅー!(笑)…まぁ、そういう時もあるか…どこ行ってん、その野良デーモン…。

シルヴォルド:…って、それが今倒した奴じゃない?

マリウス:あ、そっか。(笑)

GM:まぁ、そこは御想像にお任せします。(笑)

マリウス:ん、じゃあ先に進もか。俺、また後ろな。

シルヴォルド:はいはい、じゃあまた前行くわ。

GM:はい、ではどんどん進みましたー。

マリウス:今度こそ《チャージ》を…あ、更に10mくらい離れといていい?

シルヴォルド:「…な、何故そんなに離れる…まさか、怖気づいたか!?」(笑)

マリウス:「ち、違うんだ!これには訳が…!具体的には打点+2点の訳が!」(笑)

シルヴォルド:「効果を目にしたことがないから、なんとも、なぁ…」(笑)

GM:さっきは横を駆け抜けていっただけやからな。(笑)

シルヴォルド:というか、普通攻撃のファンブルはただの失敗じゃなくて落馬とかもあるんやから、忘れたらアカンで?適用したことないけど。(苦笑)

マリウス:そういや、そんなんあったな。(笑)ま、今の更に10mってのは嘘で。5mで。

GM:5mは離れるんや。(笑)じゃ、奥に進んで行くと…半ば朽ちかけた扉みたいなものがある。

マリウス:よし!今度こそ俺の《チャージ》やな!

シルヴォルド:ここで!?扉ブチ破るだけのために?!使いどころ間違えすぎやろ!(笑)

サーシャ:そして、またファンブルして馬が壊れて使い物にならなくなる…。(笑)

マリウス:あー…それ怖いな。じゃ、とりあえず罠がないかだけ見るか。スカウトで(コロコロ)達成値8!

サーシャ:(コロコロ)無駄に高い、達成値14!

シルヴォルド:(コロコロ)平目で6か。

アレックス:(コロコロ)あ、1ゾロや。(笑)

GM:アレックスが経験点50点稼いだ。(笑)14なら、罠はないと思った。

シルヴォルド:じゃあ次は…聞き耳判定か?

GM:まぁすでに金属鎧がガチャガチャ言ってるけどね。(苦笑)

サーシャ:(コロコロ)達成値3か、惜しい…。

マリウス:よし、この時点で5m下がるわ。

シルヴォルド:OK、じゃあ開けるぜ〜。ギィ〜…!

GM:…皆、ドアの前?

マリウス:俺だけ5m下がった。

シルヴォルド:あと3人は普通に開けた。

サーシャ:…あ、じゃあ下が…。

シルヴォルド:腰に尻尾巻きつけて逃がさん。(笑)

サーシャ:うわーん!後ろからの弾避けかぁー!(笑)

シルヴォルド:後ろも怖いからなぁ。(笑)

GM:ん〜…散々扉の前でゴソゴソガチャガチャやってたからなぁ…はい、じゃあ扉を開けようとしました。その時!扉から稲妻が!!

シルヴォルド:え、咄嗟に伏せる。(笑)

GM:無理です。(笑)

シルヴォルド:ですよねー。(笑)

GM:まぁぶっちゃけると、【ライトニング】ですね。皆抵抗してねー。

マリウス:あの…俺、下がってたんですけど…。

サーシャ:【ライトニング】は直線30mや。

アレックス:しっかり入ったな。

GM:扉から10m離れた所から撃ったので、20m以内は効果範囲ですね。精神抵抗19でどうぞ〜。

シルヴォルド:19て…(コロコロ)14、無理。

アレックス:(コロコロ)18、惜しいな…。

サーシャ:(コロコロ)17て…。

マリウス:あ、俺最初20m下がるって言ったよな?やっぱそうしてたってことで。

アレックス:こ、こいつ…!一人だけ…!

マリウス:ほらほら、早くダメージ受けといて。

GM:ん〜…まぁいいけど…魔法ダメージの11点。

サーシャ:痛い…。

シルヴォルド:装甲点無視だからなぁ…。

GM:さぁ、それで扉も壊れてしまった。

マリウス:あぁ、何や。壊すまでもなかったな。

GM:扉を調べてたら、向こうから魔法攻撃くらいました。さぁ、これで視界が通ったぞ。扉の向こうは広い空間になってて、中にはナニかが2体いる!




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“バルバロスの顎”C

★C:洞窟入口

*:こすった跡

▲:魔人

●:オーガ

×:壺の破片



GM:1体は身長2mくらいの白い仮面をかぶったような奴。もう1体は人間の恰好をしてる。

サーシャ:2回判定やな?(コロコロ)仮面12、何かは17。

シルヴォルド:(コロコロ)仮面は7、もう1体は10。

アレックス:(コロコロ)仮面が9や…もう1回は11。

マリウス:よく分からんけど(コロコロ)仮面が7でもう一体は14や。

GM:サーシャがレッサー・オーガを弱点まで抜いたな。弱点は『命中+1』。

サーシャ:サーシャには意味がない…。

シルヴォルド:さっきの【ライトニング】は…仮面の方か…。

GM:まぁ、そうじゃないかな?とは思っといて。

シルヴォルド:ん、というかオーガにくらったと思うと、何か嫌。(笑)

GM:お、オーガ馬鹿にすんなよ〜?(笑)じゃ…あ、ちょっと喋るわ。

マリウス:あぁ、喋れるんや。はろー?

GM:汎用蛮族語やけどな。

サーシャ&アレックス:大丈夫、分かる分かる。

仮面(GM):『おやおや、こんな所に人族がいる…』

アレックス:「おやおや、こんな所に人族がいる」

GM:そのまま言ってくれるんや。(笑)

サーシャ:喋ってる間にドレイク語で、「痛いだろ、このやろー!」って【ファイアボール】。(笑)

GM:先制値取ってないから…ていうか、イベントシーン中なので無理。(笑)

仮面(GM):『ちょっと暇つぶしに遊んで頂きましょうか…』

アレックス:「ちょっと暇つぶしに遊んで頂きましょうか」

シルヴォルド:「ちっ、しょーがねぇなぁ…」

仮面(GM):『こんな所で壺の面倒を見ているのにも飽きましたしね…』

シルヴォルド:「あ、何なら代わりましょうか?」(笑)

マリウス:何でそこで日和った?!(笑)

GM:ちなみにレッサーオーガは壺を持って逃げようとしている。見ると、奥にまだ通路があるなぁ。

シルヴォルド&アレックス:「「ちょ、待てよ!」」

GM:待てと言われても…待てるか!(笑)

シルヴォルド:ん〜…マリウス、先にレッサーを後ろから《チャージ》ぶちかません?

マリウス:乱戦エリアが形成されなければ…。

GM:そゆことですね。


≪戦闘:白い仮面&オーガ≫

GM:じゃ、先制値を振るんだ!

マリウス:(コロコロ)11!

シルヴォルド:(コロコロ)8。

アレックス:(コロコロ)平目で11や。(笑)

サーシャ:(コロコロ)9!

GM:うん、先制値取れないね。(笑)

アレックス:ちょ、ええんか、これ!?(笑)

シルヴォルド:基本的に先制値取れんよな、俺ら。(笑)

マリウス:まだスカウト1レベルやしなぁ。(苦笑)

サーシャ:…ちなみに(指輪)パリーンしたら?

GM:あぁ、こっちの先制値は14やから。

サーシャ:あ、意味ないな。止めとく。

マリウス:+2しても無理やな…。


<1ターン目>

GM:ではこちらから。オーガが目の前の壺を一つ、叩き割る。

シルヴォルド:あ……ていうか、何個もあんの?

GM:うん、何個かあって…いくつかを袋に包んで背負って逃げようとしてる。

マリウス:ちょっと…可愛いかもしれん。(笑)オーガって見た目どんなんなん?

シルヴォルド:ボブ・●ップ。(笑)

マリウス:いぃ?!(笑)

GM:まぁ本体は2mくらいの筋骨隆々な姿やから、間違いではないけど。(笑)さっきまでは人の姿…弱点まで抜いたからもう解けてていいけど…人としての姿は、話に聞いた街道に立ってたっていう男の姿。

シルヴォルド:あぁ、あれがオーガやったのか…。

GM:そういうこと。じゃ、そのオーガが壺を1個割ったので、誰か1D振ってください。

マリウス:(いっコロ)2!

GM:じゃあ2レベルのデーモンが現れる!

マリウス:あぁ、まだ弱いな。

シルヴォルド:でも、これを毎ターンやられたら相当鬱陶しいぞ…。

サーシャ:…これ、オーガ倒したら…倒れた拍子に背負ってるやつ、全部…。(笑)

シルヴォルド:割れるなぁ…。(笑)

マリウス:ちょ、投げたらアカンで?!(笑)

シルヴォルド:背負い投げでもしようもんなら…。

サーシャ:一気に敵が増える。(笑)

GM:それはそれで面白そうやけど。(笑)…あかん、2レベルのデーモンておらん。

マリウス:コボルトでいいんちゃう?コボルト召喚の壺。

GM:一定の需要はありそうやけどな。(笑)アザービーストが1体出てきたってことでいいや。

マリウス:…あれ?そいつ、どっかで聞いたぞ?

シルヴォルド:あぁ、街中で戦ったな、確か。

GM:そうそう。でも、一応また知識判定してくれていいよ。

シルヴォルド:(コロコロ)お、平目で11いった。

マリウス:(コロコロ)13!

サーシャ:(コロコロ)14!

GM:弱点は抜けないけど、知名度だけ知ってた。

マリウス:「あれはアザーッすビーストだ!」

シルヴォルド:あざーっす!(笑)

GM:誰にお礼言ってんの。(笑)はい、弱点以外は見てくれていいよ。

マリウス:(本を渡され)えー…牙で攻撃してきます……こんだけでいいやろ?

シルヴォルド:いいわけがない。(笑)

マリウス:やっぱり?(笑)HP32、防護点3点やから一回で35点以上与えたら倒せるわ。

シルヴォルド:一回で35点、そうそう無理やろ!(笑)

マリウス:…ま、牙にさえ気を付けてたら、大丈夫や。他には大した攻撃はしてこぉへん。

GM:そやな。特殊攻撃持ってる奴もいるけど、今回のは持ってなくていいや。

マリウス:よし、じゃあこっちの行動やな!

GM:なんでや、まだオーガが壺割っただけや。(笑)アザービーストは出てきたばかりなので、今回は行動はナシ。仮称、白い仮面が…何しようかな…皆、どんな感じに立ってる。

マリウス:俺は20m下がってる!

シルヴォルド:一人逃げようとしてる…。(笑)

GM:そんだけ通路の奥いると、こっちも見えてないかもなぁ…。

サーシャ:ちょっと下がって、部屋入る直前の通路にいる…。あれ?これ、サーシャが通路いたら、どうなる?

マリウス:俺は容赦なく《チャージ》すんで?

シルヴォルド:馬に蹴られて死んでまう。(笑)

GM:別に人の恋路も邪魔してないのに。(笑)じゃ、3人は精神抵抗力14で判定してみて。【アシッドクラウド】が飛んできた。

サーシャ:(コロコロ)抵抗した。

アレックス:(コロコロ)ん、大丈夫。

シルヴォルド:(コロコロ)成功したよ。

GM:全員抵抗した?じゃあ14点の半減、7点の魔法ダメージですね。

シルヴォルド:なんだかんだでダメージくらってんなぁ…。

GM:まぁ、こっちはこれで終わりかな。

アレックス:じゃ、先に回復しよか。傷ついてる方?

シルヴォルド&サーシャ:はい!

アレックス:じゃ、自分も入れて3人分やな。

マリウス:あの、俺のハートも傷ついてんねんけど…。

アレックス:黙れ。(笑)

GM:黙れきた。(笑)

マリウス:せ、精神ダメージが…。(笑)

サーシャ:壁にならない戦士なんか、いらん。(笑)

マリウス:さ、最初だけやから!勘弁してや!(汗)

アレックス:【キュア・ハート】3倍がけで…(コロコロ)問題なく発動して…15点ずつ回復!

マリウス:なんや、お釣りくるやん。

シルヴォルド:こねぇよ!

サーシャ:【ライトニング】分もあるんやから!

マリウス:え、あ、そっか。どっちも他人事やった。(笑)オーガで逃げたん?

GM:主動作で壺割って、補助動作で少し下がった。まだ部屋にはいるよ、その前にアザービストおるけど。

マリウス:あー…これは突っ込んでも無理かな…。

シルヴォルド:…今、俺らと白い仮面の奴の距離は?

GM:大体10mくらい。

シルヴォルド:ん…サーシャ、先に魔法撃つ?ていうか、今こそ【ファイアボール】の使いどころじゃない?(笑)

サーシャ:それもそうか…白い仮面の奴の半径3m以内に、何がいる?

GM:え…まぁ、このターンならオーガもアザービーストもいてもいいかな。

サーシャ:じゃ、まとめて【ファイアボール】撃つ時!(コロコロ)達成値17!

GM:仮面は抵抗、アザーさんは失敗、オーガも失敗。

サーシャ:魔法の16点!これでサーシャの仕事は終わった。

GM:はいはい、まだまだ生きてるよ。

サーシャ:…あ、まだやることあった。補助で通路から一歩横に避けます。(笑)

GM:そのままやったら轢かれるからな。(笑)

マリウス:…ちっ。(笑)

シルヴォルド:…乱戦発生したら、どのみち奥には進めんか…。じゃ、とりあえず白仮面に接敵、《投げ強化》(コロコロ)達成値低い…15。

GM:15?それなら避けるね。

シルヴォルド:あら、避けられたか…。

マリウス:15で避けられたら、俺当てれる気がせんねんけど…。(汗)

GM:まぁ、仮にもボスや。

シルヴォルド:あ、コイツ、ボスやったん?!練技使えばよかった…出し惜しみしてしまった…まぁ、いいや。

マリウス:そうやな、じゃあ俺は使お。魔晶石1個使って、【マッスルベアー】【ビートルスキン】両方使うな。では、改めて《チャージ》で突っ込みます、白い仮面の方な。(コロコロ)…達成値15。

サーシャ:あれ、それって今シルヴォルドが避けられたんじゃ…。

GM:いやまぁ、ボスはダイス振るから分からんけど…(コロコロ)あ、避けたわ。

マリウス:…………。

シルヴォルド:…当たらねーなー、その攻撃…。

白仮面(GM):『おやおや、何を狙っているのです…?』

マリウス:…命中率悪いんや、俺は!

シルヴォルド:じゃあ練技で【キャッツアイ】取ればいいじゃん!(笑)

マリウス:…スピア系は命中に‐1あるからなぁ…。

GM:まぁ、これで終わりやね。

シルヴォルド:うん、1ターン目は終わり。


<2ターン目>

GM:では2ターン目の頭、レッサーオーガは全力でスタコラサッサと奥の通路に逃げ込んで行った。

シルヴォルド:まぁ、これは仕方ない…。

GM:アザービストは手近な人…《チャージ》で突っ込んできた人に乱戦を宣言、攻撃するわ。目標値13を避けて。

マリウス:俺か。回避値7あるから、6以上(コロコロ)はい、16で避けた。

GM:避けられた。じゃあ仮面が……何しようかな…神聖魔法使える奴ほど面倒臭いという…とりあえず前の2人に魔法飛んできた。精神抵抗を(コロコロ)目標値15でしてください。

シルヴォルド:(コロコロ)無駄に高い目出た、19で耐えた!

マリウス:(コロコロ)15やわ。

GM:耐えられたか…ダメージが魔法で11点の半分で5点やな。

マリウス:あぁ、それならまだ…ていうか、何してきたん?

GM:ん?【ゴッド・フィスト】。

シルヴォルド:神の拳でしたか…。(汗)

GM:こっちはこれで終了〜。

マリウス&シルヴォルド:歌ってくれ!!

アレックス:はいはい、【モラル】歌うわ(コロコロ)達成値17。

GM:はい、アザービーストは抵抗失敗で効果出た。仮面は抵抗したから関係なし。

アレックス:命中+2です。

マリウス:それはデカイな。じゃ、こかしてください。

シルヴォルド:あいよ。じゃ…ボスと分かったらフィーバータイムや!補助で<風の翼>、【キャッツアイ】【ビートルスキン】【マッスルベアー】【ガゼルフット】、使えるもの全部使う!これで命中/回避/ダメージ/防護点が+2される!

マリウス:すげ〜…。

シルヴォルド:これで仮面に《投げ強化》!(コロコロ)ダイス目が低い…達成値16…。

GM:(コロコロ)あ〜、ダイス目良かった…19といって避けた。

シルヴォルド:当てれる気しねぇぞ、コイツ?!(汗)

GM:GMのダイス目がいいです。(笑)

マリウス:仕方ない…殴るか。《全力攻撃》を宣言(コロコロ)達成値17!

GM:(コロコロ)6ゾロ出て避けた。

サーシャ:コイツが強いんか、GMのダイスのせいかが分からん…。

GM:多分、どっちも。

マリウス:…あ、馬の攻撃や!馬はアザーッスに(コロコロ)達成値14!

GM:アザーさんは…当たったわ。

マリウス:ダメージは14点!

GM:うぉ、結構入るねぇ。最後は…サーシャ?

サーシャ:…ふぁ…い…あ…。

マリウス:スピア投げるで?結構本気で…。

GM:今撃ったら、白仮面、アザービースト、シルヴォルドさんにマリウス、馬まで入るなぁ。(笑)

サーシャ:…ちょうど対象:5体の技なんやけど…。(笑)

シルヴォルド:撃った直後にマリウスの槍を俺が《投げ強化》で投擲する。(笑)

マリウス:合体技や。(笑)

サーシャ:…【パラライズ】〜♪

マリウス:…それにしても順番逆やな。(笑)

シルヴォルド:未だに連携が取れてないという…(笑)

サーシャ:白い方に…(コロコロ)うわ、達成値14しかない…。

GM:(コロコロ)はい、抵抗。

シルヴォルド:うわー…2ターン経っても、ほとんど何もできてないぞ、これ…。(汗)


<3ターン目>

GM:まずはアザービースト。こいつはアホやから、対象はランダムで。(いっコロ)マリウスやな、【モラル】効いてるから命中値15。

マリウス:こっちは《全力攻撃》で‐2されてるから、2Dで10以上(コロコロ)惜しい…当たったわ。

GM:じゃ、13点。

マリウス:…5点通った。

GM:次は白仮面…今度は後衛の2人に【ゴッドフィスト】やな。(コロコロ)達成値15て…。

サーシャ:(コロコロ)高いの出た、22で抵抗した。(笑)

アレックス:(コロコロ)17で抵抗。

GM:じゃ、ダメージが半減で7点ずつやな。レッサーさんは必死で逃げて、これで終わり。

アレックス:…回復、いる?

マリウス:いや、まだいい。

シルヴォルド:【モラル】継続でいいと思う。

アレックス:ん、では継続で。

サーシャ:仮面の奴に【パラライズ】!(コロコロ)達成値17!

GM:(コロコロ)ごめん、19で抵抗したわ。

サーシャ:なんだよぉ〜!

マリウス:今度こそ投げてください!

シルヴォルド:ダイス次第やなぁ…白仮面に《投げ強化》(コロコロ)…出目3しか出やんのか、このダイス!達成値15…。

マリウス:しっかりせぇ、しっかり!(笑)

GM:(コロコロ)ていうか、こっちが6ゾロで回避してるわ。

シルヴォルド:マジ当てれる気がせんぞ、これ!?まだノーダメやぞ!?(汗)

GM:まぁ、僕も6ゾロが連発してるからなぁ。

マリウス:それでもやるしかない…白仮面に《全力攻撃》!(コロコロ)お、高いぞ!達成値21!

GM:お、それは…(コロコロ)当たったなぁ。

マリウス:よし!じゃあダメージが19点!続けてビビがアザーッスに(コロコロ)達成値14!

GM:避けれないよ。

マリウス:…ここでダイス目が良くなったぞ〜、15点!

GM:…死んだな。馬の蹄だけでアザーさん殺されてもた…。

マリウス:きたきた!息が合ってきたで、これ!

サーシャ:これで、追いかけれるんちゃう?

マリウス:ん〜…ここで追いかけてもなぁ…。


<4ターン目>

GM:あらら、一人になっちゃったよ…。それでもやることは変わらん!…自分を中心に【アシッドクラウド】を撃ちこむ!

シルヴォルド:え、自爆?

GM:いや、魔法制御持ってるから、自分は巻き込まない。(コロコロ)マリウスとシルヴォルド…と馬は達成値17を抵抗して。

シルヴォルド:17て…(コロコロ)あかん、15で失敗した。

マリウス:俺も馬も精神抵抗値6で一緒て、どういうことや…(コロコロ)しかも、俺は失敗で、ビビは成功かい!(笑)

サーシャ:もう主役は馬でいいんちゃう?撃墜もしてるし。(笑)

GM:…あ、またダメージダイスで6ゾロ振った。4回目やわ…魔法で28点!馬だけ10点。

マリウス&シルヴォルド:魔法で28点?!!(汗)

マリウス:残りHP9やぞ…。(汗)

シルヴォルド:俺ぁ10だな…。(汗)

GM:大丈夫、ちゃんとMPは減らしておくから。いやぁ、クリティカルは楽しいねぇ♪

シルヴォルド:ていうか、何でそんなに6ゾロ出るかね…こっちは期待値もロクに出ないのに…。

マリウス:自分は2Dで3出し過ぎや。(笑)

GM:せめて期待値は出そうよ。(笑)こっちはこれで終わり。

サーシャ:【パラライカ】!(コロコロ)達成値17!

GM:(コロコロ)18で抵抗。

マリウス:ええ加減にせぇ、と…。

シルヴォルド:頼む、たまには2Dで4以上出てくれ…!(コロコロ)よし、5出た!

マリウス:いや、5かい!(笑)

シルヴォルド:俺にはデカイ目や!(笑)達成値17!

GM:(コロコロ)15、当たってしまった!

シルヴォルド:よ〜やく当たった!ダメージは16点。続けて《踏みつけ》(コロコロ)…あかんなぁ…達成値15。

GM:(コロコロ)あ、それは避けた。

シルヴォルド:こけた奴にまで当てれねぇのか、俺は…。

マリウス:まぁ、こかしたのはこかしたんやし…魔晶石使って【マッスルベアー】かけ直して、《全力攻撃》で殴る(コロコロ)達成値18。

GM:(コロコロ)はい、避けれな〜い。

マリウス:おし、15点!

GM:いい感じに削られてきたなぁ…。

アレックス:じゃ、ここで2人+自分…と馬も?に【キュア・ハート】かける(コロコロ)14点ずつ回復。

シルヴォルド:OK、助かる。

マリウス:まぁ、さっきと同じのきたら死ぬけどな…。

GM:さっきのはクリティカルで回ったから。(笑)

シルヴォルド:自分はまた出しそうで怖いよ…。(汗)

マリウス:出る時は出るからなぁ。(汗)あ、ビビの攻撃や!

シルヴォルド:おぉ、忘れたらアカン。今回の主砲かもしれんから。(笑)

マリウス:ほんまや。(笑)(コロコロ)あ、でも今回はアカン、達成値13。

GM:(コロコロ)う、それは避けた。


<5ターン目>

GM:とりあえず補助動作で立ち上がる。で、主動作が…コイツの性格的には…これやな、全員に【スティール・マインド】(コロコロ)達成値21とかいってる。

サーシャ:…は?MP吸いにきた?(汗)

GM:うん、MP吸いにいった。ちなみに0になったら気絶ね♪

アレックス:ちょ、残りMP2やねんけど。(汗)

マリウス:俺、MP3…。(汗)(コロコロ)はい、抵抗無理。

シルヴォルド:(コロコロ)まぁ、21とか無理だわな。

サーシャ:(コロコロ)19かぁ〜…。

アレックス:(コロコロ)あ、全然無理やった。

GM:全員失敗?じゃ、精神に11点ダメージ。

PC4人:えぇ?!!(汗)

シルヴォルド:パタッ。(気絶)

マリウス:はい、気絶。(気絶)

アレックス:無理やわ…。(気絶)

サーシャ:一応残ったけど…。

GM:………え、3人気絶?このパーティ、精神系弱点やなぁ…。何点吸えた?

マリウス:3点。(笑)

アレックス:2点。(笑)

シルヴォルド:一応9点あった。

サーシャ:11点丸々吸われた…残り35点あるけど。

GM:…4人にかけて25点だけかよ〜…。

マリウス:ていうか、これ…無理ゲーじゃね?(汗)

GM:全滅したら、ミスト・キャッスル編に突入やから♪ま、これでこっちは終わり。

サーシャ:…え、皆気絶?どうやったら回復できるん?

GM:ん〜…MP回復の何か…。

マリウス:(ルールブックを読んで)…あ、待って。別にMPが0になっても気絶はせんらしい。

GM:え、あ、そうなん?

マリウス:うん、あくまでHPが0以下で気絶ってだけみたい。

シルヴォルド:良かったぁ〜!(汗)

マリウス:まぁ、そうじゃなきゃ、いきなりMP11点吸って気絶させるとか、最強魔法やし!【ファイア・ボール】より質悪いわ!(笑)

シルヴォルド:間違いないわ!(笑)

GM:なんや、じゃあまだ皆起きてるね。

マリウス:よし、じゃあ…悪いんやけど、もう一回回復してくれへん?

シルヴォルド:え、MP吸われたのに?

アレックス:いや、魔晶石あるけどな…。

マリウス:あとで魔香草あげるからさ。

アレックス:魔晶石と魔香草では、全然割に合わんから!(笑)ちょっと待って、先に誰か行動しといて。アイテム書いた紙、どっかいった…。

シルヴォルド:え…【モラル】は《ハーモニー》で継続されてたっけ?

アレックス:うん、ペットに歌わせてる。ただし効果は+1になってるけど。

シルヴォルド:了解、じゃあ魔晶石割って【キャッツアイ】かけ直す。これで《投げ強化》!(コロコロ)よし、ようやく高め出た、達成値22!

GM:(コロコロ)それは無理や!こっち16!

シルヴォルド:まぁ、ダメージダイスは悪いけどな、15点。続けて《踏みつけ》(コロコロ)達成値16。

GM:(コロコロ)はい、当たり〜。

シルヴォルド:…ダメージは低い、12点。

GM:はいはい、チクチクきたね〜…。

マリウス:よし、じゃあ《全力攻撃》(コロコロ)…ひっくり返す!《運命変転》!

GM:おぉ…珍しく正しい使い方や…。

シルヴォルド:いつも6ゾロを1ゾロにすんのに…。

マリウス:たまにはな。(笑)達成値19で。

GM:(コロコロ)あ、6ゾロ出た。でもモンスターやから絶対成功じゃないから、当たった。

マリウス:あ、いいの?ていうか、ほんま良く出すな。(笑)ダメージは17点。続けてビビ(コロコロ)達成値14!

GM:(コロコロ)あかん、当たる!今回のMVPやな、この馬。(笑)

シルヴォルド:よぉ働くわ。(笑)

マリウス:ダメージは11点。

サーシャ:【エネルギーボルト】〜!(コロコロ)達成値20!

GM:(コロコロ)19、抵抗失敗!

サーシャ:…魔法の10点。

GM:…あかん、落ちた!

サーシャ:やったぁ!サーシャの勝ちぃ!!

GM:残りHP5やったからな…。


≪戦闘終了≫

シルヴォルド:いやぁ…MP0が気絶じゃなくて、本当に良かった…。

GM:まさか、あんな大参事になるとは…。

サーシャ:サーシャだけ残ったけど…性格的に100%自分だけ逃げる。(笑)

GM:まぁ、そうやろな。(笑)

サーシャ:扉の横にいたしな。(笑)

GM:さぁ、敵は倒れてしまった。

マリウス:回復したいとこやけど…アイツ追いかけなな…。

シルヴォルド:そうやな…剥ぎ取りも今回はお預けやな…。

GM:まぁ、別に死体が消えるわけじゃないから、後から戻ってきてやってもいいし。

シルヴォルド:…あんまり時間かけると臭ってきそうやな…急いで済ませてこよか。(笑)

GM:そ〜んなすぐには腐らんと思うけど…。(笑)

シルヴォルド:…あ、行く前にそいつの仮面だけ取る…っていうか、取れる?

GM:いや、「白い仮面のような顔」であって、仮面付けてるわけじゃないから。(笑)

シルヴォルド:…ベリッ!(笑)

GM:え、それは剥ぎ取り?じゃあ10分経過を…。(笑)

シルヴォルド:違います!(笑)

マリウス:…あ、GM?この後、戦闘ありそうかな?それ次第で回復をどうするか…。

GM:え……そんなん言えるか!(笑)

サーシャ:シル〜、ポーション、あ〜ん♪

GM:あー…全力移動できないという条件なら、別にいいよ。

マリウス:…あ、じゃあ俺も1個…。

シルヴォルド:…仕方ない、このまま行っても危険だしな。(コロコロ)2人共、4点ずつ回復だ。



5:謎の女・パンテーラ


マリウス:ん、じゃあ…一足先に馬で追いかけるわ!

アレックス:あぁ、そうやな。移動力高いし…。

マリウス:しかし一人やで…またか、また死ぬんか、俺!?

GM:もはやトラウマです。先行=倒れる。(笑)

マリウス:それでも追いかけるしかない…!全力移動で75mまで移動できる。

GM:さっきの戦闘、結構時間かかってたからなぁ…毎ターンこっちも全力移動してたと考えて…。

シルヴォルド:俺らも少し遅れて全力で追いかけるけど…。

GM:う〜ん、そうやねぇ……いいや、じゃあマリウスな。しばらく行くと、やがて洞窟を抜けるね。

マリウス:眩し!




┌─―――──――─――─―――――――─┐
|                    |
|                    |
|        ☆           |
|                    |
|〜〜〜〜崖〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜崖〜〜〜〜|
|        ●           |
|                    |
|                    |
|―――――――─┐┌─―――──――――|
│        ||          |
|        〜〜          |
|        〜〜          |
│        ||          │
│        ||          |
│        ||          │
│   ┌─―――┘└―――─┐     |
│   |          |     |
│   |   ▲      |     |
│   |          |     |
│   |          |     |
|   └―――─┐┌─―――┘     |
│        ||          |
│        ||          |
│        ||          │
│     ┌─―┘└――┐       |
│     |  ▲  ×|       |
│     |      |       │
|     └―─┐┌─―┘       |
|        ||          |
|        |*          |
|        ||          |
└─―─―――――★C――――――――─―┘


“バルバロスの顎”C

★C:洞窟入口

*:こすった跡

▲:魔人

●:オーガ

×:壺の破片

☆:グリフィンと謎の男女



GM:見回すと、山の上やね。切り立った崖みたいになってる。で、抜けると…そこには!

マリウス:「むっ…お前は!」

GM:まぁ、オーガはいるな。

マリウス:崖やんな?そのまま、ドーン!押したったらいいんちゃう、これ?(笑)

GM:「あ〜れぇ〜…!」(笑)

サーシャ:で、下で壺がパリンパリンパリ〜ン!(笑)

シルヴォルド:ウジャウジャウジャウジャ…。(笑)

GM:野良デーモン、大量発生。(笑)まぁ、いてもおかしくない場所ではあるけどね。まぁ、待て。で、もう一人…マリウスは知名度判定してください。

マリウス:俺だけか…(コロコロ)ここでファンブったぁー!(笑)

シルヴォルド:あぁ、もぉ、大事なとこで外さんなぁ。(笑)

マリウス:ってことで…「あんた、誰?見たことも聞いたこともございません」

シルヴォルド:掠りもしてなさそうやなー。(笑)

GM:多分、グリフォンっぽいのに乗ってはんねんけど…分かってないねんなぁ…。ま、そこに2人乗ってる。

マリウス:あぁ、崖の上を飛んでるんや?

GM:そうそう、ギリギリの所を浮いてるね。

サーシャ:そのままの勢いで飛び掛かるんや!

マリウス:その後どないすんねん!何や、ビビに実は羽でも付いてた?!

GM:ただの軍馬です。(笑)えっと、グリフォンの上の2人…男と女やな…はレッサーオーガから壺の詰まった袋を受け取ってる。

マリウス:…ん?グリフォンを操ってるんは、どっち?

GM:あぁ、それは男の方。だから受け取ったのは女になるね。

マリウス:…ようは、3人いんねんな?

シルヴォルド:グリフォン入れたら、4体じゃね?

マリウス:…4人がかりで来られたら、死ぬで?

サーシャ:ほんまに死亡フラグやった…。(笑)

GM:まぁ、今はまだホバリングしてるグリフォンの上で壺の受け渡しをされてるところ。

マリウス:「…オーガ!そのままやったらお前、見捨てられるぞ!その壺、こっちに渡し!そしたら命だけは助けたる!」

GM:…それ、何語?

マリウス:共通語です…。

GM:…あ、オーガ分かるか……って、渡しぃやって言われても、目の前にボスっぽいのおんのに、裏切れるか!(笑)

マリウス:「いやでも考えてみぃや!あこ、もう2人乗ってるから、お前乗れへんねんで?!」

GM:いやいや…オーガ的には、「ボス、やっちゃってくだせぇ!」って感じやけど…。

マリウス:あら?…じゃ、そういうことで〜…。(帰ろうとする)

サーシャ:ここで日和った!(笑)

GM:ちなみに、グリフォンに乗ってる女性の姿に見覚え…はないけど、聞き覚えはある。

マリウス:「まさか…ミンシー?!」

GM&シルヴォルド:Σなんでやねん!?

GM:っていうか、ミンシーなら見覚えもあるでしょ!(笑)

シルヴォルド:パンチラや。

マリウス:あぁ、パンチラさんか。

GM:うん、それっぽいねー。

マリウス:(上を見上げて)…そうか、パンチラとは、こういうことだったのか…。

GM:見えへん、見えへん。(笑)

シルヴォルド:…GM、俺達はまだ着かん?

GM:ん〜……まだ、かな…一人馬で先行してたし…こっちまだ壺の受け渡ししただけやし…。

マリウス:正直、俺は一人では手出ししませんよ?

シルヴォルド:…………え?

マリウス:いや、だって、無理じゃん!!(笑)命が惜しいです…。

GM:うん、賢い判断やと思うで。

マリウス:でも一応聞いておこ。「お前達は何々だ!?」

GM:ん〜、そう言われてもなぁ…。

マリウス:「…分かったぞ、お前達…さてはファルロスの手の者だな!?」

シルヴォルド:誰や、ファルロスて。…あ、ひょっとして、ファントゥームって言いたかった?(笑)

マリウス:そうそう、それそれ。(笑)

GM:まぁ、その2人は黙って笑ってるけど。

シルヴォルド:っていうか、明らかにコイツらが裏で操ってた臭いなぁ…。

マリウス:それは確かに。「…ちなみに、ファントゥームならもう見つけたぞ!」

パンテーラ(GM):「あら、そう?」

シルヴォルド:何のブラフにもなってねぇ〜…。

マリウス:「お前達の悪事は全て露見しているんだ!」

パンテーラ(GM):「へぇ、そう?それでこんな所まで人間の坊やが…ま、ここまで来れたことに免じて今回は見逃してアゲルわ♪」

マリウス:「あ、そう?」(笑)

GM:まぁ、こっちはこっちで壺持ってさっさとどっか行きたいし。(笑)

マリウス:「…ここで俺を見逃したこと、後々後悔することになるぞ?」

パンテーラ(GM):「フフッ、後悔させてみなさいな♪」

サーシャ:…槍投げて壺割るんや!

GM:…そぉれは、さすがに止めるやろなぁ…。

マリウス:ていうか、しませんよ。

シルヴォルド:残念だったな!その壺はすべてフェイクだ!(笑)

GM:騙せません。(笑)

パンテーラ(GM):「じゃねー♪」

GM:と言ってグリフォンが飛び立とうとして浮上……する時に、女が攻撃しますね。

マリウス:ちょっ、見逃してくれるって…!(汗)

GM:レッサーオーガを。

マリウス:いぃー?!ひっでー!ちょ!経験点になるから、置いてってぇや!(笑)

シルヴォルド:そこでオーガを抱き抱えて、横っ飛びに飛ぶんや!「危ない!」って。(笑)

GM:間違った方向に恰好いいな、それ!(笑)

マリウス:…オーガ…だから言ったのに…。

GM:まぁ、ねぇ。下手に捕まって口割らされても困るし…。じゃ、女が尖った爪で切り裂いて、それでレッサーオーガは死にました。

マリウス:「…仲間を簡単に見捨てるお前達…許さんぞ!」

GM:…仲間…少なくとも、こっち2人は人間に見えるんやけどなぁ…。あ、この2人の真偽判定してみて?

マリウス:(コロコロ)達成値11。

GM:あぁ、じゃあ分からんわ。

マリウス:そこは期待しやんで?!知力B+1しかないねんで?!(笑)

GM:ん。(笑)まぁ、綺麗な人間のお姉さんとしか分からんかった。

シルヴォルド:まぁ、まだ俺らは着いてないから、判断は任せるわ。

マリウス:「お姉さん…貴方は一体…?」

パンテーラ(GM):「フフッ…じゃーねー♪」

GM:そう言って飛んで行きました。

マリウス:…どうしようもない…。

GM:そして、そこに残されたのはレッサーオーガの死体のみ。

シルヴォルド:…っていう辺りで、俺らも到着していい?

GM:あぁ、いいよ。

シルヴォルド:「これは…レッサーオーガの…」

マリウス:「俺がやったんだ」

シルヴォルド:「…この傷口を…お前が?」(笑)

GM:手でザックリやられた感じですね。あと、壺がない。(笑)

マリウス:「あ、落としてもぉた」

シルヴォルド:「なん…えぇ?!」(笑)

GM:大参事やで。(笑)

マリウス:「…ってことで、お姉さんが殺してん。よく分からん…」

GM:最後、飛び去る姿くらいは目撃してもいいで、皆。

シルヴォルド:…何mくらい離れてる?

GM:大分離れてる、2,30mくらい…。

シルヴォルド:え、そんなもん?

サーシャ:飛ぶんだ!(笑)

マリウス:いやいや、下手に攻撃して帰ってこられた方が嫌や。放っとこ。

サーシャ:…魔法届く!

マリウス:だから、何もすんなっての!(汗)

シルヴォルド:え、<風の翼>まだ2ターン分残ってんねんけど。しかも6レベルになって移動距離伸びてる。(笑)

GM:いや、向こうも移動してますからね?ていうか、ここ、高い崖の上ですよ?

シルヴォルド:う〜ん…一発くらい殴りたかったな…。

サーシャ:…グリフォンの鼻先に【ライト】ー!(笑)

GM:ピカー!グリフォンの嘴が光ました。(笑)

パンテーラ(シル):「これで夜道も安心ね」(笑)

GM:ほんまや。(笑)ま、そのまま去って行きました。

サーシャ:…え、鼻先光ったら眩しくてグリフォン飛べんくない?

シルヴォルド:そこはライダーの手綱の技術次第じゃない?

GM:そういうことですね。グリフォン乗れるレベルのライダーやから、多分問題なく乗りこなすよ。

マリウス:「一体…奴らは何だったんだ…?」

シルヴォルド:「……分からん…」

マリウス:「ま、そら分からんわな…。分かったんは、パンチラが全ての犯人やったってことか…」

シルヴォルド:「だな。それだけでも、手土産ができたさ」



6:ボーナス・ステージ(笑)


GM:あ、そうそう。言い忘れてたけど…ちなみに壺は全部持って行かれたわけではない。

シルヴォルド:残ってた?

GM:うん、さっきの部屋に。持てる範囲で持ってっただけやし。

マリウス:(即)よし、戦うか!

シルヴォルド:…え?わざわざ割って?

マリウス:うん、経験点のためにも!

シルヴォルド:ん〜…さっきみたいなのが出てこられてもなぁ…。

GM:ちなみにデーモンは最低でも4レベルです。

マリウス:ちょっと回復して、割って…。

シルヴォルド:あぁ、じゃあいっそここで一晩休んで、回復して、割って戦って…を繰り返す?

マリウス:よし、そうしよ!

GM:一応、壺が何個残ってたか1Dしてみて。

マリウス:(いっコロ)4!

GM:あぁ、じゃあ壺は4つあった。

マリウス:…別にこれ、俺らが使っても使役できるわけちゃうやろ?

GM:うん、ただデーモンが出てくるだけ。

シルヴォルド:あー…これ全部持って帰っても逆に危ないか…。

マリウス:うん、いくつか割って倒しておこ。

GM:調べるために持って帰るというのも手です。

シルヴォルド:ん…確かに…じゃ、1個持って帰って、残り3つはここで潰すか。

マリウス:そうやな!

シルヴォルド:じゃ…とりあえず、一晩休もう。(笑)

マリウス:よし、回復や!

シルヴォルド:OK、テント出すよ。実は今回の頭で買ったから。(笑)

GM:偉いな!(笑)ていうか、まるでボーナスステージ扱いやな…。

マリウス:戦闘がしたいねん!

シルヴォルド:さっき全然当たらんかったから、不完全燃焼やねん!

GM:あ〜、まぁやってもいいけど…。ただ、ここで休むの?蛮族の領地みたいなもんやのに?

マリウス&シルヴォルド:それはそれで!!

GM:え…じゃ、2Dで7以下で何か蛮族が出てくる。

マリウス:よし…(コロコロ)あら、8か…。

シルヴォルド:ゆっくり休めてしまったか…。まぁ、これで<風の翼>も全快か。

GM:休めました。(笑)ま、回復してくれていいよ。それで1日経ちました。

サーシャ:…あ、その前に…さっきの白仮面、シャクシャク(剥ぎ取り)していい?

GM:あぁ、そうやったな。やってくれていいよ。

サーシャ:(コロコロ)低い、7。

GM:『ボロボロの魔導書(300G)』と自動で『謎の仮面(200G)』かな。レッサーとアザーもやって。

サーシャ:(コロコロ)レッサーが11、アザーッスが8。

GM:アザーは自動の『悪魔の血(100G)』だけ。レッサーは『宝石(1d×150G)』やね。

サーシャ:(いっコロ)4、600Gやね。

GM:ま、こんなもんかね。


<壺:1個目>

マリウス:じゃ、まず1個目割ろか!

シルヴォルド:パリ〜ン!

GM:さて、何を出そうかな…。

マリウス:何くるよ、何くるよ?(わくわく)

GM:ん〜、4レベルとかだと、アザービーストくらいしかおらんのなぁ…。

マリウス:もうちょっと強くていいで?アザーッス、さっきビビだけで倒せたもん。

シルヴォルド:馬に負けるデーモン…。(笑)

GM:じゃ…そやな、3+1Dの1/2の目…このレベルのデーモンを出そう。

マリウス:いくで?(いっコロ)4。

GM:じゃ、半分の2+3で5レベルの奴か…5かぁ…でも+1Dのままやと、逆にマズイよなぁ…?

シルヴォルド:MAXで9レベルとか出た時点で俺、逃げるで?(笑)

GM:やんなぁ?(笑)やっぱ訂正、2+1Dにしよう。

マリウス:じゃ、改めて(いっコロ)また4やった。

GM:あぁ、それなら6レベルのデーモンやな。

マリウス:6レベル…ま、1体ずつやし。

シルヴォルド:そうや…な……あ、戦闘中に間違って割れんように、壺ちょっと離れた所に置いておく!(笑)

GM:割れても面白いと思うで?(笑)

シルヴォルド:仮に6レベル級のデーモン4体に囲まれた時点で詰みだから!(笑)

サーシャ:間違いないわ。(笑)

GM:それもそうか。(笑)しかし、本当に消化試合みたいや…いいけど。では、ちょっと1D振ってください。

マリウス:(いっコロ)6!

GM:…やと、見たことないね。何か、トカゲみたいな奴が出てきた。知名度判定どうぞ。

シルヴォルド:(コロコロ)6じゃなぁ…。

マリウス:(コロコロ)お、13。

GM:あ、じゃあ名前は分かる。ギルドレックって奴。

サーシャ:(コロコロ)17!

GM:あぁ、じゃあ弱点も抜けたわ。『命中+1』。

マリウス:HP42で防護点8点か、一回で50点与えたら倒せるわ。

シルヴォルド:一撃で50点とか、このゲームでほぼ無理だろ。(笑)

GM:クリティカル回し続けるしかない。(笑)

マリウス:あと、攻撃当たったらもう一回殴ってくるやって。

シルヴォルド:連続攻撃持ちね、はいはい…。

マリウス:あと、長い尻尾持ってるってさ。

サーシャ:…10m離れておく。

マリウス:あ、俺も25m離れた時点からスタートする。

シルヴォルド:…てことは、壺割る役目、俺か!(笑)

GM:必然的にそうなるね。(笑)


≪戦闘:ギルドレック≫

GM:はい、先制値出して〜。

マリウス:(コロコロ)低い、8。

シルヴォルド:(コロコロ)まぁ平目や、5。

サーシャ:(コロコロ)9。

GM:ほんまに先制取れんなぁ…こっち15やから、こっちな。


<1ターン目>

GM:目の前にいるのは一人か…とりあえず殴るわ、15で避けて。

シルヴォルド:…あ、俺か。(笑)ちょっと待ってな、どうもこのダイスと相性良くないから、取り替える……。

マリウス:ダイスのせいにし出したで。(笑)

シルヴォルド:期待値出てないからな。(笑)えっと、7以上で回避か(コロコロ)あぁ、18で避けたわ。

マリウス:ていうか、出目11て。(笑)

GM:避けられた…ダイスの影響なんだろうか…。(笑)こっち終わった。

マリウス:【モラル】歌ってー。

アレックス:(コロコロ)ん、達成値11。

GM:こっち抵抗しちゃった。

アレックス:じゃ、こっちは命中+2。

シルヴォルド:弱点も含めて+3か…。

マリウス:次、【パラライズ】は?

サーシャ:…いらんやろ?

GM:どんだけ消化試合扱いされてんねん…。(汗)

シルヴォルド:ま、とりあえずは《投げ強化》で(コロコロ)達成値16だな。

GM:はい、当たったよー。

シルヴォルド:ダメージは16点。続けて《踏みつけ》(コロコロ)達成値13て…。

GM:こけてるから当たった。

シルヴォルド:お、良かった。ダメージが…12点か…。

マリウス:よし、じゃあ【マッスルベアー】と【ビートルスキン】使って《チャージ》します。(コロコロ)あら、低い、達成値16。

GM:ん、当たるよ。

マリウス:〜〜〜〜ようやっと当たったぁー!!(笑)

シルヴォルド:初チャージや。(笑)

マリウス:ほんまに…25m移動したから…18点か、あんまり高くないな、これ…。

サーシャ:…いらんのちゃう、それ?

シルヴォルド:あ、あんだけ距離取ってたのに…。(笑)

マリウス:《全力攻撃》とそんなに変わらんという…。(汗)

GM:ま、まぁ移動攻撃になるしね。(苦笑)

マリウス:そ、そうやな…。あ、ビビやな。(コロコロ)い、1ゾロ…。(汗)

サーシャ:馬が成長した。(笑)

GM:まぁ、一応ルール上は飼い主に入るけどねー。

シルヴォルド:ファンブル分だけで、マリウスと経験値が1000点くらい差あるぞ…。

サーシャ:まぁこの人、6ゾロ裏返すからな…。

マリウス:はい!次!次!

GM:あれ?あと行動してないのは…?

サーシャ:【エネボ】(コロコロ)達成値17。

GM:抵抗は失敗。

サーシャ:魔法で10点。

GM:素通しは痛いねぇ…。


<2ターン目>

GM:補助で立ち上がって…(いっコロ)シルヴォルドさんに殴りにいってますね。達成値15。

シルヴォルド:(コロコロ)あら、当たったか。

GM:じゃ、《連続攻撃》でもう一回命中値15。

シルヴォルド:(コロコロ)うお、1足りね〜…。

GM:当たった?じゃあ13点、13点。

シルヴォルド:いてて、14点通ったか…。

GM:パンチ!パンチ!ベシッ、ベシッ!

シルヴォルド:……ブチィッ!シルヴォルドはブチ切れた。(笑)補助で<風の翼>と練技使えるもの全部使っちゃうぞ。命中値+5になった。(笑)

GM:や、やばい人怒らせた…。(汗)

シルヴォルド:で、《投げ強化》(コロコロ)…達成値17。

GM:はい、当たったよ。

シルヴォルド:ダメージは21点!

GM:グシャッ!地面に叩き付けられて死にました。

マリウス:あら、終わったか…。

シルヴォルド:Guoooooo!

GM:やばい、暴走してる。(笑)


≪戦闘終了≫

サーシャ:…もう一戦、いけるんじゃない?

マリウス:そうやな、いちいち回復すんのも面倒くさいしなぁ…。

シルヴォルド:ふむ…こう1個、いっとく?

GM:あぁ、じゃあ剥ぎ取りはその日の最後にまとめてやるってことにしよか。


<壺:2個目>

シルヴォルド:OK、じゃあ2個目いくか!

マリウス:もっと強いの出して!雑魚はつまらん。

GM:よ、よく言うなぁ…。(苦笑)

シルヴォルド:(いっコロ)5だと。

GM:じゃ、7レベルのデーモンですね。

サーシャ:……結構しんどいんちゃう、これ?(汗)

シルヴォルド:しまった、せめて『魔香草』使ってMP回復するんだった…。(汗)

GM:もう遅いよ?割ったからね?はい、どっかで見た奴出てきました〜。

マリウス:!!手が多い奴!?

GM:違う、前回(6話)のボス。

シルヴォルド:あぁ、あのやたらと回復してた奴か…。

マリウス:なんや…あの手の奴やったらタイマンしたかったのに…。(第6話参照)

サーシャ:またやられるって。(笑)

マリウス:そ、そんなことないわぁ!(汗)あれは腕から攻撃してもたからで、最初から胴体やっとけば…!

サーシャ:(さらっと)あ、知名度判定やっけ?

GM:え?あ、はい。(笑)

シルヴォルド:流した…。(笑)(コロコロ)ん、7や。

マリウス:くそー…(コロコロ)お、6ゾロ出た!ひっくり返していい?!

他全員:返すな!!(汗)

GM:まぁ、ライダー技能だから弱点は抜けないけどね。

マリウス:うん、まぁその他だけでも見てみるわ。(ルールブックを見て)…あ、攻撃と魔法、どっちも使うんや…。

シルヴォルド:うん、前回もバンバン回復してたもんなぁ…。

マリウス:ていうか、魔法の方が得意っぽい。あと、尻尾が巻き付いてくる。HP53、部位は尻尾と胴体の2つ。

GM:ってことで、グルネルですね。


≪戦闘:グルネル≫

GM:じゃ、先制値どうぞ。

シルヴォルド:(コロコロ)お、平目で11いった。

マリウス:(コロコロ)12!

サーシャ:(コロコロ)6…。

アレックス:(コロコロ)4て…。

GM:あ、こっち15ですんで。(笑)

マリウス:ダメだ、こりゃ。(笑)


<1ターン目>

マリウス:さぁ、くるで!皆、魔法に気つけるんや!【カンタマ】や【カンタマ】!

シルヴォルド:まぁ、何はともあれ、行動は向こうからや。(笑)

GM:そういうことですね。(笑)はい、壺割ったの誰?

マリウス&サーシャ&アレックス:……………。

シルヴォルド:…俺、らしい。(苦笑)

GM:じゃ、目の前にいました。

マリウス:っていうか、俺、最初から25m離れてました!このくらい許してぇや!

GM:あー…まぁ、いいけど。(苦笑)じゃ、シルヴォルドにさっそく《魔力撃》、命中値は16〜。

シルヴォルド:8以上!(コロコロ)まぁ、出るわけもなく。

GM:じゃ、28点。

シルヴォルド:あ、ヤバイ。残りHP12やぞ、これ。

マリウス:ピンチで〜す!(笑)

GM:続けて尻尾がシルヴォルドに攻撃、命中値17。

シルヴォルド:尻尾のが高いんかい!(コロコロ)はい、無理無理。

サーシャ:死んだ?

シルヴォルド:可能性、大。

GM:ダメージは13点。

シルヴォルド:あぁ、耐えた。残りHP5。

マリウス:あっぶね…!(汗)

GM:はい、こっち終了〜。

マリウス:か、回復を…!

アレックス:【キュア・ハート】やな?(コロコロ)成功の…お、高め、18点回復。

シルヴォルド:おぉ、助かる!…まぁ、さっきのコンボくらうと、危ないけどな。(苦笑)

マリウス:とにかく、こかして!

シルヴォルド:はいよ、【キャッツアイ】【マッスルベアー】【ビートルスキン】使ってMPが丁度0や!(笑)

マリウス:漢らしいな!(笑)

GM:MP0が気絶じゃないと分かった途端に…。(笑)

シルヴォルド:あっと、<風の翼>も使うか、まだ4ターン分残ってたし。

マリウス:今日はこれでおしまいにしよう…。

シルヴォルド:そだな。(笑)これで《投げ強化》(コロコロ)達成値18!

GM:《魔力撃》で回避値落ちてるんだよな〜…避けれない。

シルヴォルド:じゃ、ダメージが高めで22点!続けて《踏みつけ》(コロコロ)ここで6ゾロ!?

GM:避けれるわけがない!(笑)

マリウス:自分の命の危機に、何かが目覚めた…。(笑)

シルヴォルド:間違いないわ。(笑)ダメージは16点。あ、胴体な。

GM:はいはーい。

マリウス:じゃ、そこを《チャージ》!(コロコロ)…微妙な出目やな…<運命変転>でひっくり返す!これで達成値18!

GM:はい、当たります〜。

マリウス:じゃあダメージが…はい、ここで1ゾロ〜!経験点50点獲得…ごめんね、皆。(笑)

サーシャ:…その技、ほんま役に立たん…。

マリウス:いや、ちゃうねんで?(汗)…あ、ビビの攻撃。

シルヴォルド:馬の方が働いてる気が…。

マリウス:それは…言えてるかも…(コロコロ)達成値14。

GM:こけてるから当たってる。

マリウス:ダメージが…11点。

GM:はいはい、お次は?

サーシャ:【リープスラーッシュ】!(コロコロ)達成値17。

GM:抵抗は失敗。

サーシャ:ダメージは魔法で12点〜。

GM:はい、まだ生きてます。

マリウス:残ったか…。


<2ターン目>

GM:じゃ、こっちやね。補助で立ち上がって《魔力撃》、対象は…(いっコロ)マリウスやな。命中値16。

マリウス:9以上か…(コロコロ)6ゾロ!…裏返していい?

シルヴォルド:さっき使ったやろ…それも無駄に。

マリウス:ほんまに無駄やったわ…。

GM:グルネルは《魔力撃》を避けられてションボリしている。お次は尻尾…(いっコロ)これもマリウスに、命中値17。

マリウス:(コロコロ)あかんわ、当たった。

GM:…あら、ダメージ10点しかない。あと、当たったから巻き付いた。ぎゅっ。

マリウス:巻き付かれた…次、【マッスルベアー】で解かな…。

GM:こっちはこれで終わり。

サーシャ:【ファイアボール】ー!!

GM:いきなりきたな…しかも味方ごと。(笑)

シルヴォルド:…俺、生きてられるかなぁ…。

マリウス:え、あっ、そういや結構ギリギリな人が…!

サーシャ:(コロコロ)達成値15!

GM:もうダイス振ったので、変更は聞きませんよ?

シルヴォルド:(コロコロ)あかん、抵抗失敗。

マリウス:死んだんちゃう…?(汗)(コロコロ)俺とビビは成功した。ていうか、ビビ抵抗値17いったで。(笑)

GM:馬、強ぇ。(笑)こっちも抵抗成功してる。

サーシャ:魔法で16点の素通し!

シルヴォルド:残りHP7…。

マリウス:ギリギリやん!!(汗)

シルヴォルド:……(ナレーション風に)…その時、背中から受けた爆風により…シルヴォルドの荷物は全て、燃え尽きた…

マリウス:ほんまやん。(笑)

サーシャ:あ……。(←荷物持たせてた奴)え、戦闘中はどっか置くやろ?

シルヴォルド:普段からそんな余裕ないし、なくすとアカンから常に背負ってますが、ナニカ?(笑)とりあえず、このアイテム欄のものは全て消えたから、消しとくか…。

サーシャ:いややー!!いややー!!!(汗)

GM:まぁ、別にダメージくらったらアイテム壊れる、ってルールはないから、別に消さんでいいけど。(笑)

シルヴォルド:うん、俺が個人的に消したいだけやから

マリウス:怒ってる、怒ってるよこの人ー!(笑)

シルヴォルド:…まぁ、今回は残しとくけど…次は、ないで?

サーシャ:えー…。(笑)

マリウス:ていうか、まだ生きてるん?

GM:うん、生きてるよ?

シルヴォルド:色々ブツけるか…《投げ強化》(コロコロ)っちゃー、足元フラついて、ダイス目に影響が…達成値16。

GM:同値で当たりやなぁ。

シルヴォルド:当たったか…ダメージが16点!

GM:落ちた!

シルヴォルド:同時に俺も倒れこむわ!(笑)


≪戦闘終了≫

マリウス:剥ぎ取りやな…さっきのと合わせて2回やな?

GM:うん、そうやな。剥ぎ取って〜。

サーシャ:(コロコロ)一回目が12と6。

GM:一体目が『しなやかな尻尾(620G)』と自動で『悪魔の血(100G)』。二体目は6はナシやけど、こっちも自動で『悪魔の血(100G)』が手に入る。

シルヴォルド:はいはい、っと…。

マリウス:じゃあ…また一晩休もか。(苦笑)

シルヴォルド:あぁ、寝よう…。(苦笑)テントでも張り直すか…。

GM:まぁ、待て。ここで寝るというのなら…2Dを振れ。

マリウス:(コロコロ)無駄に高い、11とか出た。(笑)

GM:じゃあ何も出んかったか…。

マリウス:じゃ、次の日になって…残り1個割って帰ろか。

シルヴォルド:そだな。


<壺:3個目>

マリウス:今日の敵も1D+2やな?うりゃー!(いっコロ)また5+2で7か…同じ奴?

GM:7レベルのデーモンて…グルネルしか出ませんよ!(笑)

シルヴォルド:こいつ…よく捕まってんなぁ。(笑)

GM:バランス良くて使い勝手良かったから、狙われたんやろ。(笑)

アレックス:…ていうか、また割ったんですか?!

マリウス:これも世のため、人のためや!(笑)

シルヴォルド:これ最後、これ最後。(笑)

マリウス:残り1個は研究用に残しとこ。

GM:そうして下さい。じゃ、先制値振ってね。

マリウス&シルヴォルド&サーシャ:(コロコロ)9!(笑)

GM:はい、こっち先攻な!


≪戦闘:グルネル(2回目)≫

<1ターン目>

シルヴォルド:ちょ、割る時、投げて壁に投げて叩き付けていいですか?!(笑)

GM:それでも近づいて乱戦宣言するだけやって。(笑)

マリウス:あ、相変わらず25m離れてますんで。

GM:はい、じゃあシルヴォルドさんね。目標値16で避けてください。

シルヴォルド:くっそー、俺ばっかり…(コロコロ)おし、避けれた!

GM:じゃ、次は尻尾。目標値17で避けて。

シルヴォルド:(コロコロ)おらぁ!これも避けたぞ!

GM:あら、こっち終わってしまった。

シルヴォルド:こんだけやられたら、覚えるわ!(笑)

マリウス:じゃ、まずは…歌を…。

サーシャ:【ファイアーボー…】…。

GM:え、またシルヴォルドさんごと?

シルヴォルド:主動作使って乱戦解除、サーシャに接敵します。

サーシャ:やらん、やらん!(笑)

マリウス:一回やったったらいいねん。(笑)じゃ、ほら、歌って。

アレックス:…「歌って、歌って」て…俺、何か歌うだけの人やん…。

シルヴォルド:いや、効果デカイから!あと、回復も助かるから!(笑)

マリウス:そうそう!(笑)

アレックス:まぁいいけど…【モラル】やな(コロコロ)達成値15。

GM:あら、耐えてしまった…。

マリウス:よし、じゃあ後はいつも通りに。

シルヴォルド:はいよ、じゃあ補助で…使えるものは全部使う!

マリウス:まぁ、これが最後やしな。(笑)

シルヴォルド:そうそう。(笑)

GM:くっそ〜…帰り道に何か出したいけど、この辺りじゃ獣がせいぜいやしなぁ…。

マリウス:狼カモン。

シルヴォルド:じゃ、《投げ強化》(コロコロ)無駄にダイス目いい、達成値21。

GM:避けれるか。

シルヴォルド:じゃ、16点。で、《踏みつけ》(コロコロ)達成値19、当たりやな。ダメージは15点。

GM:はい、こかされて踏まれました。

シルヴォルド:よし、マリウス、カモン!

マリウス:はい…あ、先にサーシャやりぃや。

サーシャ:ん、【リープスラーッシュ】!(コロコロ)達成値18!

マリウス:よし、先に動かしとかんと、また【ファイアボール】撃ちかねんしな…。

シルヴォルド:その時は《チャージ》の対象が変更になってたな。

GM:もはや、誰が敵だか…。(笑)はい、抵抗できてない。

サーシャ:魔法で14点。

GM:い、痛いなぁ…。

マリウス:OK?じゃあ【マッスルベアー】を唱えて…呼吸を整えて…《チャージ》!(コロコロ)達成値16!

GM:こけてるから当たる。

マリウス:おし、ダメージが…お、2回転した!33点!

GM:はい、死んだ!

他全員:おぉぉぉ〜…。

サーシャ:ようやく役に立ったな、その技。(笑)

マリウス:見たか!これが《チャージ》だ!

GM:いや、2回転したのが強かっただけの気が…。


≪戦闘終了≫

シルヴォルド:…前回、俺ら何であんな苦戦したんやろ…。

サーシャ:前のラスボス、1ターンキル。(笑)

GM:まぁ、前のは<剣のかけら>も入ったうえで、2体やったからねー。はい、剥いで。

サーシャ:(コロコロ)12〜。

GM:『悪魔の指輪(1200G)』やな、それと『悪魔の血(100G)』。

マリウス:…血、どんだけ取ってんねん!(笑)

シルヴォルド:水袋にいっぱい貯めてんだろうなぁ…まとめて腰からブラ下げとくか…。

マリウス:「いやぁ、これも世のため、人のため…」

シルヴォルド:「ふぅ…いい仕事をしたな」

マリウス:「あぁ、野良デーモン達を退治したしな!」

シルヴォルド:「そうだな!でもこのサンプル1本は持って帰って調べてもらおう!」

アレックス:……何や、これ…。(汗)

マリウス:いやでも、倒せるだけ倒しとかなアカンのは確かやと思うで。

シルヴォルド:置いておくわけにもイカンしなぁ…。

GM:せめてランダム戦闘があったら、もうちょっと危険な感じにできたんやけど…。

マリウス:ことごとく回避したからな!(笑)

シルヴォルド:…ただまぁ、中身入ったまま売ったら高く売れたんじゃねぇか、って気がするけどな。

マリウス:…お金と経験値、どっちが大事や!?

シルヴォルド:どっちも大事や!

アレックス:間違いないわ。(笑)



7:指名手配と壺のサンプル


GM:さて、どうすんの?

シルヴォルド:街に帰ろう。それで、ユリーズさんに報告しないとな。

GM:はいはい、じゃあ町まで…6日で帰れました。保存食減らしてね〜。

マリウス:…2日分、足りん…。

シルヴォルド:はいはい、分けてあげるから…。途中、あの商人に分けてもらってて正解だったな…。

マリウス:センキューです。あれやな、今度から剥ぎ取り分はパーティ財産とかにした方がいいかもな。

シルヴォルド:あぁ、作ること検討しようか。

GM:ちなみに、売ってもいいし、アイテム合成の素材にしてもいいし…。

シルヴォルド:ん〜…『アルケミスト』も考えるかねぇ…。

GM:うん、色々できるからねぇ。

マリウス:(急に語り口)「というわけで、僕達は街に帰ってきた…」

シルヴォルド:どうした、急に。(笑)

アレックス:普段、僕とか言わんやろ、絶対。(笑)

GM:まぁ、街には帰ってきたよ〜。

シルヴォルド:「ユリーズさん!サンプルを1本手に入れました!」

シコン(GM):「おぉ!これは…あの魔人召喚の壺…!」

マリウス:「頑張ったんですが、これ一本しか手に入らなかったんです…!」

GM:まぁ、1個あれば十分やけどね。

シコン(GM):「ちなみに、これはどこで?」

マリウス:「あの…洞窟の中…」

シルヴォルド:「“バルバロスの顎”でした」

シコン(GM):「あんな所に…一体、どういう状況で…」

シルヴォルド:あったこと、全部話すよ。パンテーラのことも含めて。

シコン(GM):「う〜む…」

シルヴォルド:「ファントゥームの奥方…となっていた、パンテーラが…」

シコン(GM):「なるほど…至急、その女を指名手配しましょう!」

シルヴォルド:「あぁ、お願いします」

GM:じゃ、そっちはシコンさんがやってくれるってことで…。報酬やけど、壺を持って帰ってきてくれたので、一人5000Gずつで。

マリウス:あ、そんなに貰えるんや!

GM:結構重要な事件やから、これ。

シルヴォルド:それは確かに。

シコン(GM):「その女…蛮族と繋りがあるのでしょうか…」

シルヴォルド:「グリフォンを操っていた男も気になるところですがね…」

GM:ま、色々と謎が出てきたとこで。次は壺を調べるか、ファントゥームを追いかけるか…って感じやね。

シルヴォルド:そだな。ま、今回はひとまずこれでおしまい、ってことで…。

マリウス:はい、お疲れ様でしたー。

〜To Be Continued〜


〜座談会・成長会・清算会〜


GM:あ、経験点渡さんと。ちなみに<剣のかけら>は6個ね。

マリウス:(いっコロ)3。

シルヴォルド:(いっコロ)4。

アレックス:(いっコロ)1…。

サーシャ:(いっコロ)6。

マリウス:じゃ、サーシャとシルヴォルドがもう1回ずつやな。

サーシャ:(いっコロ)2〜。

シルヴォルド:(いっコロ)6か…こういう時は出るんやけどなぁ。(苦笑)

マリウス:ま、合計で21ゲット。これで合計141点か…『貴族』になれるんちゃう、これ…。(ルールブック見ながら)

GM:今回、いっぱい敵倒したから、経験点の計算が面倒やなぁ………1380点ずつ!あとはファンブル分。

マリウス:じゃ、+200点で1580点。(笑)

シルヴォルド:デカイわ!(笑)

サーシャ:どんどん差が開いていく…。(汗)

GM:あ、技能の成長もやっときや〜。

マリウス:あ、そっか。(コロコロ)ぬぉ〜!3ゾロ!筋力しか上がりませ〜ん。

GM:マッチョになった。(笑)

シルヴォルド:(コロコロ)1か6…器用度か精神力?…器用度かなぁ。

アレックス:(コロコロ)3、4か…筋力いらんから生命力…また生命力か!7回目やぞ!?

シルヴォルド:成長だけで+7?すげぇ!(笑)

GM:なんて落ちないプリースト。(笑)

サーシャ:(コロコロ)4ゾロ!生命力一択!?いら〜ん!(汗)

GM:う〜ん、皆どんどん死ににくくなっていくねぇ。(笑)

マリウス:まぁ、きっとこの1点が重要やねんて。(笑)

サーシャ:まだ、前のシナリオで手に入れた魔剣で精神力+6あるからいいけど…。

GM:あぁ、また別の魔剣も出してあげやんとなぁ…。

マリウス&シルヴォルド:お願いします!!

GM:まぁ、また今度ね。(笑)

シルヴォルド:じゃ、成長も終わったし…今回はこんなもんで〜。




〜第7話・おしまい〜